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JP3590843B2 - 配管着脱装置 - Google Patents

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JP3590843B2
JP3590843B2 JP25591697A JP25591697A JP3590843B2 JP 3590843 B2 JP3590843 B2 JP 3590843B2 JP 25591697 A JP25591697 A JP 25591697A JP 25591697 A JP25591697 A JP 25591697A JP 3590843 B2 JP3590843 B2 JP 3590843B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L21/00Joints with sleeve or socket

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、流体を配送するための各種配管の接続部に用いられ、配管と配管との接続をワンタッチで容易に行うことを可能にした配管着脱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図14は、従来の配管着脱装置の構成を示す斜視図である。図において、21はゴム製のシールリング、22は一方の配管の接続部であり、管の外径より大きいフランジ部が構成されている。23は他方の配管の接続部であり、前記フランジ部の外形と略同一の外径を有するネジ部が形成されている。24は透孔24aを有した袋ナットであり、その内面には前記他方の配管の接続部に形成されたネジ部と螺合する雌ネジ部が形成され、また透孔24aの内径は前記一方の配管の外径より多少大きい。
【0003】
図15は、前記一方の配管と前記他方の配管とが接続された状態を示す断面図であり、図15において図14と同一または相当の部分については同一の符号を付してある。図15に示すように袋ナット24は予め前記一方の配管に外嵌されており、前記一方の配管の接続部22に構成されたフランジ部が透孔24aの内面と当接するため袋ナット24は前記一方の配管から外れることはない。前記一方の配管と前記他方の配管とを接続する場合には、前記一方の配管が備えている袋ナット24に前記他方の配管の接続部23のネジ部を螺合させ、袋ナット24を回転させて前記他方の配管の接続部23を袋ナット23内部へ引き込み、前記一方の配管の接続部22と前記他方の配管の接続部23とをシールリング21を介して圧接させ水密に連結する。
【0004】
また、図14に示した配管着脱装置とは構造が異なる図16に示すような配管着脱装置がある。図において、25は一方の配管に接続されるジョイント部材、26はシールリング、27は他方の配管に接続されるジョイント部材、28はコ字状のクリップ部材である。
【0005】
図17は、図16の配管着脱装置の連結状態を中心軸線を含む断面で示した断面構造図、図18はクリップ部材28の装着状態を示す図17におけるa−a断面図である。これらの図に示すように、ジョイント部材25へジョイント部材27が嵌め込まれ、この際、ジョイント部材25とジョイント部材27はシールリング26により水密に連結される。またジョイント部材25とジョイント部材27の連結部には、クリップ部材28が前記連結部の中心軸線と直交する方向から挿し込まれ、ジョイント部材25とジョイント部材27の連結状態を保持して、不用意に前記連結状態が解除されないように構成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の配管着脱装置は、以上のように構成されているので、袋ナット24を用いる配管着脱装置では、袋ナット24を回転させて配管の連結作業を行うため作業効率が低く配管の連結に時間を要し、また、袋ナット24の回転による他方の配管の接続部23と一方の配管の接続部22との締め付け具合により配管の接続部におけるシール状態の良否が左右され、配管の連結を安定して良好に行うのが容易でない課題があった。
【0007】
また、クリップ部材28を用いる配管着脱装置では、クリップ部材28をジョイント部材25とジョイント部材27の連結部に挿し込む作業が必要であり、作業性が良くない課題があった。
【0008】
また、前記各配管着脱装置に共通することであるが、シールリング21やクリップ部材28がそれぞれ独立した部品として使用されるため紛失する場合があり、特に狭い作業空間や暗い作業空間で配管の連結作業を行う場合にはシールリング21やクリップ部材28の紛失は配管の連結作業の遅れの原因になる課題があった。
【0009】
本発明は上記のような課題を解消するためになされたもので、配管の連結作業、連結されている配管の分離作業を容易にして、配管の連結や分離を行う際の作業性、効率性を向上させた配管着脱装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る配管着脱装置は、一方の配管に接続するための接続手段を有した第1のジョイント部と、他方の配管に接続するための接続手段を有し、前記第1のジョイント部の一部が内嵌されて第1のジョイント部と連結する第2のジョイント部と、前記第1のジョイント部と第2のジョイント部との連結部の間に設けられ水密に連結する水密連結手段と、前記第2のジョイント部の連結部の外周面に構成された被係止溝と、第1のジョイント部と第2のジョイント部との連結状態を保持するジョイント本体とを備え、前記ジョイント本体は、前記第1のジョイント部第2のジョイント部との連結部の外側を覆うように第1のジョイント部に取り付けられたベースと、前記被係止溝と係脱する係止凸部が形成され、第2のジョイント部の軸方向と直交する方向に移動可能にベースに取り付けられたロック爪と、ロック爪と連結された状態でロック爪との間で第2のジョイント部を挟むようにベースに取り付けられ、係止凸部と被係止溝との係合を解除する解除ボタンと、係止凸部が被係止溝と係合する方向にロック爪が移動するように解除ボタンを付勢するロック爪付勢手段とを有していることを特徴とする。
【0012】
また、本発明に係る配管着脱装置は、ジョイント本体表面に対し同一レベル以下になるようにロック爪操作手段の解除ボタンの頭部が構成されていることを特徴とする。
【0013】
また、本発明に係る配管着脱装置の前記ジョイント本体は、前記係止凸部が被係止溝との係合から離脱する方向にロック爪を移動させるための操作片を備え、この操作片がロック爪に突出状に形成されていることを特徴とする。
【0014】
さらに、本発明に係る配管着脱装置の前記ジョイント本体は、前記ベースからロック爪にかけて挿脱されるロックピンを備え、ロックピンの挿入によって係止凸部と被係止溝との係合状態が固定されることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態例を図について説明する。本実施の形態の配管着脱装置は、第1のジョイント部と第2のジョイント部とジョイント本体の3つの部品から構成されている。図1は、第1のジョイント部と第2のジョイント部とジョイント本体を構成するベースの3つの部品からなる配管着脱装置の構成を示す構造図であり、同図(a)は配管着脱装置の正面図、同図(b)は同図(a)におけるA−A断面図、同図(c)は同図(b)の右側面図である。これらの図において、1は一方の配管が接続される第1のジョイント部、2は第1のジョイント部1と連結される第2のジョイント部、5は第1のジョイント部1第2のジョイント部との連結部の外側を覆うように第1のジョイント部1に取り付けられたベース、7は第1のジョイント部1と第2のジョイント部2との連結を解除する際に操作される解除ボタンである。
【0016】
図2はジョイント本体を構成するベース5の内部構造を示す断面構成図である。図において、4はジョイント本体であり、ベース5、ロック爪6、解除ボタン7、ロック爪付勢バネ8などから構成されている。ベース5には、第2のジョイント部2の先端が挿入される段付孔5aが形成され、さらにコ字状に形成されたロック爪6と、該ロック爪6と一体的に構成される解除ボタン7が組み込まれる。段付孔5aの一方の端部には第2のジョイント部2の先端を挿入しやすくするための面取部5cが形成されている。
【0017】
図3は第1のジョイント部1の内部構造を示す断面構成図である。図において、1aは第1のジョイント部1と第2のジョイント部2との連結部の間に設けられシールリング3が嵌着された溝、1bはベース5の段付孔5aの他方の端部と係合するフランジ部、1cは流体の通路である流通孔である。
図4は第2のジョイント部2の内部構造を示す断面構成図である。図において、2aは第2のジョイント部2の連結部の外周面に形成されロック爪6と係合する被係止溝部、2bは第1のジョイント部1の溝1aに嵌着されたシールリング3および前記溝1aが構成された第1のジョイント部1の周面に外嵌する嵌合孔、2cは第1のジョイント部1の挿入を容易にするための面取部である。なお、嵌合孔2bの内径は、第1のジョイント部1の溝1aに嵌着されたシールリング3の外径に対し所定の公差を有してわずかに小さい寸法に形成されている。
【0018】
図6は、前記ロック爪6の構造を示す構成図であり、同図(a)はロック爪6の正面図、同図(b)は同図(a)の平面図、同図(c)は同図(a)の底面図、同図(d)は同図(a)の左側面図、同図(e)は同図(a)のA−A断面図、同図(f)は同図(b)のB−B断面図である。図において、6aはコ字状に形成されたロック爪6の底部内面に形成され、第2のジョイント部2の被係止溝2aと係合する鋸歯形状の係止凸部、6bおよび6cはコ字状に形成されたロック爪6の両先端部に構成された解除ボタン7を一体的に組むための嵌合凹部、6dはコ字状に形成されたロック爪6の端部両側に形成された当接凸部である。
【0019】
図5は、図2に示したベース3の構造の詳細を示す構成図であり、同図(a)はベース5の正面図、同図(b)は同図(a)におけるA−A断面図、同図(c)は同図(b)におけるB−B断面図、同図(d)は同図(c)における右側面図、同図(d)は同図(c)の底面図である。図において、5bは段付孔5aと直交して形成されロック爪6を挿入するための挿入孔、5dは基端部が挿入孔5bの側壁に連接されてロック爪付勢バネ8の一端を支持するバネ支持部である。このバネ支持部5dと解除ボタン7のバネ受け部7cとの間にロック爪付勢バネ8が配置され、この結果、ロック爪6および当該ロック爪6と一体的に組まれた解除ボタン7は、図2に示す矢印(イ)の方向へ常時付勢された状態にある。5eは挿入孔5dの一端に形成され、図2に示す矢印(イ)の方向へのロック爪6の動きを規制するためロック爪6の端部両側に形成された当接凸部6dと当接する当接凹部である。
【0020】
図7は解除ボタンの構造を示す構成図であり、同図(a)は解除ボタンの正面図、同図(b)は同図(a)の底面図、同図(c)は同図(a)のA−A断面図である。図において、7aおよび7bは、コ字状に形成されたロック爪6の両先端部に構成された解除ボタン7を一体的に組むための嵌合凹部6b,6cと嵌合するくさび形状に形成された嵌合凸部、7cは解除ボタン7の前記バネ受け部である。この嵌合凸部7a,7bは解除ボタン7の嵌合凹部6b,6cと嵌め合わされて、解除ボタン7とコ字状に形成されたロック爪6とは一体的に組まれた状態になる。
【0021】
図8はべース5へ組み込まれる解除ボタン7とコ字状に形成されたロック爪6を示す斜視図である。図9は、ベース5に対し第1のジョイント部1および第2のジョイント部2を組み込むとともに、前記第1のジョイント部1へ樹脂ホース9を接続し、その接続部をバンド10により締め付けた状態を示す断面構造図である。
【0022】
次に、この実施の形態の配管着脱装置の作用動作について説明する。
この配管着脱装置は、図9に示すように、ジョイント本体4には第1のジョイント部1が挿入されてジョイント本体4は第1のジョイント部1と一体化されており、例えば樹脂ホース9などの配管が第1のジョイント部1にバンド10により締め付けられて接続されている。
この状態で、第1のジョイント部1のシールリング3が嵌着されている側の先端部を、第2のジョイント部2の嵌合孔2bへ挿入する。この結果、ベース5の段付孔5aの大径部に第2のジョイント部2が第1のジョイント1と水密に連結された状態になる。このときまた、ロック爪6の鋸歯形状の係止凸部6aは、連結された第1のジョイント部1および第2のジョイント部2の中心軸線に対し直交する方向(図9のロ方向)へ逃げた後、ロック爪付勢バネ8により付勢されている方向(図9のイ方向)へ移動して第2のジョイント部2の被係止溝部2aと係合する。そして、連結された第1のジョイント部1および第2のジョイント部2はベース5内に固定される。
【0023】
また、第1のジョイント部1と第2のジョイント部2との連結を解除する場合には、先ず解除ボタン7をロック爪付勢バネ8により付勢されている方向とは逆方向(図9のロ方向)へ押下する。この結果、ロック爪6は、連結されている第1のジョイント部1および第2のジョイント部2の中心軸線に対し直交する方向へ移動し、ロック爪6の鋸歯形状の係止凸部6aと被係止溝部2aとの係合が解除される。この結果、第2のジョイント2を第1のジョイント部1から引き抜くことで第1のジョイント部1と第2のジョイント部2との連結が解除される。なお、このとき第1のジョイント部1は、樹脂ホース9、バンド10によりベース5の段付孔5a内に保持されており、ベース5の段付孔5aから第2のジョイント部2とともに引き出されることはない。
【0024】
以上のようにこの実施の形態では、第1のジョイント部1と第2のジョイント部2との連結および解除をワンタッチで容易に行うことが出来、配管の連結作業や連結された配管の分離作業を行う際の作業性が向上する。
【0025】
次に、この発明の他の実施の形態の配管着脱装置について説明する。
前記実施の形態の配管着脱装置は、図2に示すようにベース5における解除ボタン7の取付面に対し解除ボタン7の上面が突出した構造であった。このため、配管の接続作業中や点検作業中にジョイント本体4を握ることで解除ボタン7が誤って押下されてしまう場合が想定される。本実施の形態の配管着脱装置では、このような誤操作を確実に防止できる配管着脱装置を提供する。
図10は、この実施の形態の配管着脱装置の構成を示す正面図、図11(a)は図10におけるA−A断面図、同図(b)は同図(a)の左側面図である。図12(a)は、図11の(a)に示すA−A断面図を拡大した拡大図、図12(b)は右側面図である。図13は、図11の(a)に示すB−B断面図を拡大した拡大図である。これらの図において図1から図9と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
これらの図において、解除ボタン7の上面はベース5における解除ボタン7の取付面5pに対し同一レベルか、または解除ボタン7の取付面5pより低く構成されている。また、6fはロック爪6の下端に形成された操作片、6gは操作片6fに形成された透孔である。5fはベース5に形成された貫通孔、6eはロック爪6に形成された貫通孔であり、貫通孔5f,6eはロック爪6の鋸歯形状の係止凸部6aと被係止溝部2aとが係合している状態では同軸心となる位置に形成されている。13はロック爪6の鋸歯形状の係止凸部6aと被係止溝部2aとが係合している状態で同軸心となっている貫通孔5f,6eに挿通されるロックピンである。
【0026】
次に、この配管着脱装置の作用動作について説明する。
第1のジョイント部1と第2のジョイント部2との連結を解除する場合には、解除ボタン7をロック爪付勢バネ8により付勢されている方向とは逆方向へ押下するか、またはロック爪付勢バネ8により付勢されている方向とは逆方向へ操作片6fを引くことで行う。このとき、操作片6fに形成された透孔6gへ例えばドライバの先端を挿入して操作片6fを引くようにしてもよい。この結果、ロック爪6は、連結されている第1のジョイント部1および第2のジョイント部2の中心軸線に対し直交する方向へ移動し、ロック爪6の鋸歯形状の係止凸部6aと被係止溝部2aとの係合が解除される。この結果、第2のジョイント2を第1のジョイント部1から引き抜くことで第1のジョイント部1と第2のジョイント部2との連結が解除される。なお、このとき第1のジョイント部1は、樹脂ホース9、バンド10によりベース5の段付孔5a内に保持されており、ベース5の段付孔5aから第2のジョイント部2とともに引き出されることはない。
【0027】
また、この配管着脱装置では、連結された第1のジョイント部1および第2のジョイント部2をベース5内に固定した状態でロックし、誤操作により第1のジョイント部1と第2のジョイント部2との連結が簡単に解除されないようにすることが可能である。すなわち、連結された第1のジョイント部1および第2のジョイント部2がベース5内に固定された状態で同軸心となる貫通孔5f,6eへロックピン13を挿通することにより、ロック爪6はベース5に対しロックピン13により固定され、解除ボタン7を押下したり操作片6fを引き出すように操作できず、連結された第1のジョイント部1および第2のジョイント部2はベース5内に確実に固定された状態で維持されることになる。
【0028】
以上のようにこの実施の形態では、第1のジョイント部1と第2のジョイント部2との連結および解除をワンタッチで容易に行うことが出来るだけでなく、さらに誤って解除ボタンを押下してしまうことが防止できるため、配管の連結作業や連結された配管の分離作業を行う際の作業性や作業効率が向上するだけでなく、連結されている配管が作業中の誤操作によって不用意に分離されて配管内の流体が外部へ流出することが防止され安全性が向上する。
【0029】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、第1のジョイント部と第2のジョイント部とをジョイント本体内で嵌め合わせるだけで配管の連結作業が行われ、かつ連結された第1のジョイント部と第2のジョイント部はジョイント本体内で自動的にロックされるため、配管の連結作業、連結されている配管の分離作業をワンタッチで容易に行うことが可能になり、配管の連結や分離を行う際の作業性、効率性が向上する効果がある。
【0030】
また、ジョイント本体表面に対し同一レベル以下になるようにロック爪操作手段の解除ボタンの頭部が構成されているので、作業中の誤操作によって解除ボタンが操作され、連結されている配管が不用意に分離されて配管内の流体が外部へ流出することが防止でき、安全性が向上する効果がある。
【0031】
また、第1のジョイント部と第2のジョイント部の連結された状態をロック爪固定手段により固定することが出来るので、連結されている配管が作業中の誤操作によって不用意に分離されて配管内の流体が外部へ流出することが防止され安全性が向上する効果がある。
【0032】
また、解除ボタンの構成されているジョイント本体の面とは逆のジョイント本体裏面から突出し、前記解除ボタンの押圧方向へ引くことでロック爪を被係止溝から離脱させる操作片を備えたので、作業中にジョイント本体を握るようなことがあっても解除ボタンは押圧されず、連結されている配管が作業中の誤操作によって不用意に分離されて配管内の流体が外部へ流出することが防止され安全性が向上する効果がある。
【0033】
さらに、従来はシールリングやクリップ部材がそれぞれ独立した部品として使用されるため、バラけて紛失する場合があるが、本発明は一体部品であるので、部品がバラけることなく、紛失することが少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態例による配管着脱装置の構成を示す構造図である。
【図2】この発明の一実施の形態例による配管着脱装置のジョイント本体を構成するベースの内部構造を示す断面構成図である。
【図3】この発明の一実施の形態例による配管着脱装置の第1のジョイント部の内部構造を示す断面構成図である。
【図4】この発明の一実施の形態例による配管着脱装置の第2のジョイント部の内部構造を示す断面構成図である。
【図5】この発明の一実施の形態例による配管着脱装置におけるベースの構造の詳細を示す構成図である。
【図6】この発明の一実施の形態例による配管着脱装置におけるロック爪の構造を示す構成図である。
【図7】この発明の一実施の形態例による配管着脱装置における解除ボタンの構造を示す構成図である。
【図8】この発明の一実施の形態例による配管着脱装置におけるべースへ組み込まれる解除ボタンとロック爪を示す斜視図である。
【図9】この発明の一実施の形態例による配管着脱装置におけるベースに対し第1のジョイント部および第2のジョイント部を組み込んだ状態を示す断面構造図である。
【図10】この発明の他の実施の形態の配管着脱装置の構成を示す正面図である。
【図11】図10におけるA−A断面図(a)およびその左側面図(b)である。
【図12】図11の(a)を拡大した拡大図である。
【図13】図11の(a)に示すB−B断面図を拡大した拡大図である。
【図14】従来の配管着脱装置の構成を示す斜視図である。
【図15】従来の配管着脱装置における一方の配管と他方の配管とが接続された状態を示す断面図である。
【図16】従来の配管着脱装置の構成を示す斜視図である。
【図17】従来の配管着脱装置における連結状態を中心軸線を含む断面で示した断面構造図である。
【図18】従来の配管着脱装置におけるクリップ部材の装着状態を示す図17におけるa−a断面図である。
【符号の説明】
1 第1のジョイント部
2 第2のジョイント部
3 シールリング(水密連結手段)
2a 被係止溝
4 ジョイント本体
5b 挿入孔(ロック爪可動手段)
5e 当接凹部(ロック爪可動手段)
5f 貫通孔(ロック爪固定手段)
6 ロック爪
6a 係止凸部
6e 貫通孔
6f 操作片(ロック爪固定手段)
7 解除ボタン(ロック爪操作手段)
8 ロック爪付勢バネ(ロック爪付勢手段)
13 ロックピン(ロック爪固定手段)

Claims (4)

  1. 一方の配管に接続するための接続手段を有した第1のジョイント部と、
    他方の配管に接続するための接続手段を有し、前記第1のジョイント部の一部が内嵌されて第1のジョイント部と連結する第2のジョイント部と、
    前記第1のジョイント部と第2のジョイント部との連結部の間に設けられ水密に連結する水密連結手段と、
    前記第2のジョイント部の連結部の外周面に構成された被係止溝と、
    第1のジョイント部と第2のジョイント部との連結状態を保持するジョイント本体とを備え、
    前記ジョイント本体は、
    前記第1のジョイント部第2のジョイント部との連結部の外側を覆うように第1のジョイント部に取り付けられたベースと、
    前記被係止溝と係脱する係止凸部が形成され、第2のジョイント部の軸方向と直交する方向に移動可能にベースに取り付けられたロック爪と、
    ロック爪と連結された状態でロック爪との間で第2のジョイント部を挟むようにベースに取り付けられ、係止凸部と被係止溝との係合を解除する解除ボタンと、
    係止凸部が被係止溝と係合する方向にロック爪が移動するように解除ボタンを付勢するロック爪付勢手段とを有していることを特徴とする配管着脱装置。
  2. 前記解除ボタンの頭部は、前記ベース表面に対し同一レベル以下に構成されていることを特徴とする請求項1記載の配管着脱装置。
  3. 前記ジョイント本体は、
    前記係止凸部が被係止溝との係合から離脱する方向にロック爪を移動させるための操作片を備え、
    この操作片がロック爪に突出状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の配管着脱装置。
  4. 前記ジョイント本体は、
    前記ベースからロック爪にかけて挿脱されるロックピンを備え、
    ロックピンの挿入によって係止凸部と被係止溝との係合状態が固定されることを特徴とする請求項1記載の配管着脱装置。
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