JP2001329038A - フッ素含有ジオール及びその利用 - Google Patents
フッ素含有ジオール及びその利用Info
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Abstract
ときに、従来のRf基を有する片末端ジオールに代わ
る、安価、且つ簡単な工程で、高純度で製造することが
できるRf基含有片末端ジオール、及びその製造方法、
並びにポリウレタン本来の性能を低下させず、撥水・撥
油性や防汚染性、更には耐摩耗性、非粘着性等に優れた
新規なRf基含有ポリウレタンの提供。 【解決手段】 下記の一般式(I)で表わされることを
特徴とするフッ素含有ジオール及びその利用。
Description
アルキル基又はパーフルオロアルケニル基(以下両者を
Rf基と略称する)含有ジオール、及び該ジオールを用
いたポリウレタンに関する。
撓性、耐薬品性等に優れ、更に各種加工法への適用性に
も優れたポリマーである。従って、ポリウレタンは各種
コーティング剤、塗料、インキ等のバインダー、及びフ
ィルム、シートその他の成形体の原料として広く使用さ
れており、各々の用途に適したポリウレタンが提案され
ている。尚、本明細書では「ポリウレタン」とは、「ポ
リウレタン」、「ポリウレア」及び「ポリウレタン−ポ
リウレア」を総称するものである。
オール及び/又はポリアミンとポリイソシアネートと
を、更に必要に応じて鎖延長剤とを反応させて得られる
ものであり、これら各成分の種類や組み合わせ等によっ
て種々の物性のポリウレタンが提供される。
分子中に有機フッ素化合物を導入し、ポリウレタンにそ
れが本来有する性能とともに、有機フッ素化合物の持つ
撥水性・撥油性、非粘着性、耐摩耗性、防汚染性等の性
能を付与させる方法が提案されている。例えば、Rf基
を有する片末端ジオール(「片末端ジオール」とは、
「分子の一方の端部に2個の水酸基を有する化合物」を
意味する)を、該片末端ジオール以外の従来のジオール
(以下片末端ジオール以外のジオールを単に「ジオー
ル」という)と併用するフッ素含有ポリウレタンの製造
方法(特公昭43−26518号公報、特開昭61−2
52220号公報)がある。
片末端ジオールの製造方法としては、例えば、次のよう
な反応式に従う方法が知られている。
ジオールの製造方法は、いずれも多工程を要するもので
あり、得られるRf基を有する高純度品の片末端ジオー
ルは、高価であり工業的規模での実用化には問題があ
る。
ルをジオールと併用して得られるポリウレタンにおいて
は、ポリウレタン中のフッ素含有量を増加させてフッ素
の機能を発揮させようとすると、ゴム弾性や機械的強度
といったポリウレタンが本来有する性能が低下する。こ
れは、フッ素原子の大きな嵩張りさとともに、フッ素原
子間の反発が強く、フッ素含有ポリウレタン分子におい
てはフッ素原子が密に詰まって分子鎖が曲がりにくいた
め、分子は剛直で、一定方向に配向しやすくなるという
Rf基のもつ性質によるものであり、その結果、ポリウ
レタンはRf基によって分子鎖中のソフトセグメントの
熱運動性が減少してゴム弾性が低下したり、ハードセグ
メントの凝集が阻害されて強度が低下するものと考えら
れる。即ち、従来のRf基を有する片末端ジオールが導
入されたポリウレタンにおける前記の問題点は、Rf基
とポリウレタンの主鎖とが近接しているために、Rf基
がポリウレタンの主鎖に強く影響を及ぼすことにより生
じたものである。
オール成分として使用したときに、上記のような問題を
生じる従来のRf基を有する片末端ジオールに代わる、
安価、且つ簡単な工程で、高純度で製造することができ
るRf基含有片末端ジオール、及びその製造方法、並び
にポリウレタン本来の性能を低下させず、撥水・撥油性
や防汚染性、更には耐摩耗性、非粘着性等に優れた新規
なRf基含有ポリウレタンを提供することである。
によって達成される。即ち、本発明の第一は、下記の一
般式(I)で表わされることを特徴とするフッ素含有ジ
オールを提供する。
基とを有するフッ素含有化合物と、ジイソシアネートと
をNCO/OH≒2で反応させ、該反応で得られた分子
中に1個の遊離イソシアネート基を有するフッ素含有化
合物と、ジアルカノールアミンとを50℃以下の温度で
反応させることを特徴とする上記の一般式(I)で表わ
されるフッ素含有ジオールの製造方法を提供する。
(I)で表されるフッ素含有ジオールと、脂肪族、芳香
族又は脂環式ジイソシアネートと、脂肪族、芳香族又は
脂環式ジオール及び/又はジアミンと、必要により鎖延
長剤とを反応させて得られるフッ素含有ポリウレタンで
あって、該ポリウレタン分子鎖中に下記の一般式(II)
で表わされるフッ素含有側鎖が、そのR1とR2を介して
ウレタン結合及び/又はウレア結合でポリウレタン分子
に結合し、上記側鎖の含有量が、ポリウレタン分子中の
フッ素含有量として3〜80重量%となる量であり、且
つ重量平均分子量が5,000〜500,000である
ことを特徴とするフッ素含有ポリウレタンを提供する。
活性水素基を有するポリシロキサンから誘導されたポリ
シロキサンセグメントを更に含有する上記のフッ素含有
ポリウレタンを提供する。
(I)で表されるフッ素含有ジオールと、ジイソシアネ
ートと、ジオール及び/又はジアミンと、必要により鎖
延長剤とを反応させることを特徴とするフッ素含有ポリ
ウレタンの製造方法を提供する。
性水素基を有するポリシロキサンを、ポリウレタン分子
中のポリシロキサンセグメント含有量として1〜75重
量%となる量で反応させるフッ素含有ポリウレタンの製
造方法を提供する。
本発明を更に詳細に説明する。本発明の前記の一般式
(I)で表されるRf基を有する片末端ジオールは、例
えば、次の工程によって製造することができる。 イ)先ず、活性水素基(例えば、水酸基)を有するフッ
素含有化合物(1)と、ジイソシアネート(2)とをN
CO/OH≒2で反応させ、分子中に1個の遊離イソシ
アネート基を有するフッ素含有化合物(3)を得る。 ロ)次に上記のフッ素含有化合物(3)と、ジアルカノ
ールアミン(4)とを50℃以下の温度で、イソシアネ
ート基に対するアミノ基と水酸基との反応性の差を利用
し、選択的にイソシアネート基とアミノ基とを反応させ
ることにより、一般式(A)で表されるRf基を有する
片末端ジオールを得ることができる。
は、例えば、次の如き化合物が挙げられる。
アミド、ポリカルボン酸等との活性水素含有化合物と反
応させて末端水酸基を有するようにして使用する。
有化合物は、本発明において使用する好ましい化合物の
例示であって、本発明においてはこれらの例示に限定さ
れるものではない。従って、上述の例示の化合物のみな
らず、その他公知の現在市販されており市場から入手し
得る化合物は、いずれも本発明において使用できる。本
発明において特に好ましいフッ素含有化合物は、前記例
示のアルコールタイプのフッ素含有化合物である。
は、従来公知のものがいずれも使用でき、特に限定され
ない。例えば、好ましいものとして、トルエン−2,4
−ジイソシアネート、4−メトキシ−1,3−フェニレ
ンジイソシアネート、4−イソプロピル−1,3−フェ
ニレンジイソシアネート、4−クロル−1,3−フェニ
レンジイソシアネート、4−ブトキシ−1,3−フェニ
レンジイソシアネート、2,4−ジイソシアネートジフ
ェニルエーテル、4,4’−メチレンビス(フェニルイ
ソシアネート)(MDI)、ジュリレンジイソシアネー
ト、トリジンジイソシアネート、キシリレンジイソシア
ネート(XDI)、1,5−ナフタレンジイソシアネー
ト、ベンジジンジイソシアネート、o−ニトロベンジジ
ンジイソシアネート、4,4−ジイソシアネートジベン
ジル等の芳香族ジイソシアネート;メチレンジイソシア
ネート、1,4−テトラメチレンジイソシアネート、
1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、1,10−
デカメチレンジイソシアネート等の脂肪族ジイソシアネ
ート;1,4−シクロヘキシレンジイソシアネート、
4,4−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネー
ト)、1,5−テトラヒドロナフタレンジイソシアネー
ト、イソホロンジイソシアネート、水添MDI、水添X
DI等の脂環式ジイソシアネート等、あるいはこれらの
ジイソシアネートと低分子量のポリオールやポリアミン
を末端がイソシアネートとなるように反応させて得られ
るポリウレタンプレポリマー等も当然使用することがで
きる。
ミンとしては、下記の一般式で表わされる化合物が挙げ
られる。
ールアミン、ジプロパノールアミン、ジヘキサノールア
ミン、1−アミノプロパングリコール、ジエタノールア
ミノメチルアミン、ジエタノールアミノエチルアミン、
ジエタノールアミノプロピルアミン等が挙げられる。
有ジオールの製造方法について更に具体的に説明する。
先ず、活性水素基を有するフッ素含有化合物とジイソシ
アネートとを、反応生成物が分子中に1個の遊離イソシ
アネート基を有する当量比(NCO/OH≒2)で、無
溶剤下又は有機溶剤下、通常のポリウレタン重合触媒
(例えば、有機金属、第三級アミン等)の存在下又は不
存在下で、0〜150℃、好ましくは20〜90℃で反
応させる。次に、50℃以下、好ましくは40℃以下、
更に好ましくは30℃以下の温度で、前記のジアルカノ
ールアミン中に上記の1個の遊離イソシアネート基を有
するフッ素含有化合物を滴下する。
酸基よりも先にアミノ基と選択的に反応し〔Ann.Chem.,
562,205(1949)参照〕、本発明の一般式(I)で表され
るRf基を有する片末端ジオールが得られるとともに、
低温下では反応の進行に伴い、生成物は有機溶剤中で一
部結晶として析出してくる。反応終了後、反応混合液を
水、トルエン、キシレン、n−ヘキサン等の貧溶媒中に
注入して反応生成物の結晶を析出させる。析出した結晶
を常温で貧溶媒(芳香族・脂肪族炭化水素等)で洗浄す
ることにより、未反応のジイソシアネートやジアルカノ
ールアミンを除去することができ、前記一般式(I)で
表されるRf基を有する高純度の片末端ジオールが得ら
れる。
の反応で得られた一般式(I)で表わされるRf基含有
ジオールと、前記のジイソシアネートとジオール及び/
又はジアミンとを反応させることにより得ることができ
る。ジオールとしては、ポリウレタンの製造に従来から
使用されているものがいずれも使用でき、特に限定され
ない。例えば、エチレングリコール、1,2−プロピレ
ングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,4
−ブチレングリコール、1,6−ヘキサメチレングリコ
ール等の低分子グリコール類;アジピン酸、マレイン
酸、テレフタル酸等の二塩基酸とグリコール類とから得
られるポリエステルジオール類;ラクトン類をグリコー
ル類で開環重合させて得られるポリラクトン類のポリエ
ステルジオール類;ポリカーボネートジオール類;ポリ
テトラメチレングリコール、ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール等のポリエーテルジオール類
等が挙げられる。
従来から使用されているものがいずれも使用でき、特に
限定されない。例えば、メチレンジアミン、エチレンジ
アミン、トリメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミ
ン、オクタメチレンジアミン等の脂肪族ジアミン;フェ
ニレンジアミン、3,3’−ジクロロ−4,4’−ジア
ミノジフェニルメタン、4,4’−メチレンビス(フェ
ニルアミン)、4,4’−ジアミノジフェニルエーテ
ル、4,4’−ジアミノジフェニルスルホン等の芳香族
ジアミン;シクロペンタジアミン、シクロヘキシルジア
ミン等の脂環式ジアミンが挙げられる。鎖延長剤は、上
記の低分子量ジオール又はジアミンであり、ポリウレタ
ンの製造に従来から使用されているものがいずれも使用
でき、特に限定されない。
タンの製造方法を用いることによって本発明のフッ素含
有ポリウレタンが得られる。本発明のポリウレタンの製
造方法は、前記の一般式(I)で表されるRf基含有ジ
オールと、ジイソシアネートと、ジオール及び/又はジ
アミンとを、必要により鎖延長剤とともに反応させるこ
とにあり、製造方法は特に限定されない。また、反応形
態も特に限定されず、塊状、溶液状、分散状等のいずれ
の反応形態でもよい。更に、ジオール、ジアミン、及び
ジイソシアネートは、得られるフッ素含有ポリウレタン
の使用目的や要求性能に適した組合せを選択すればよ
く、特に限定されない。
ッ素含有ポリウレタン中に、更に少なくとも1個の活性
水素基を有するポリシロキサンから誘導されたポリシロ
キサンセグメントを、ポリウレタン分子中のポリシロキ
サンセグメント含有量として1〜75重量%となる量で
含有するフッ素含有ポリウレタンを提供する。
中に少なくとも1個の活性水素基、例えば、アミノ基、
エポキシ基、水酸基、メルカプト基やカルボキシル基等
を有するポリシロキサンであり、その好ましい例として
は、例えば、下記の如き化合物が挙げられる。
キサンは、本発明において使用する好ましい化合物であ
って、本発明はこれらの例示の化合物に限定されるもの
ではない。従って、上述の例示の化合物のみならず、そ
の他現在市販されており、市場から容易に入手し得る化
合物は、いずれも本発明において使用することができ
る。本発明において特に好ましい化合物は、少なくとも
1個の水酸基又はアミノ基を有するポリシロキサンであ
る。また、以上の如き本発明のフッ素含有ポリウレタン
(以下、更にポリシロキサンセグメントを含む場合も意
味する)には、有機溶剤に溶解した溶液、水に分散させ
た状態のもの、固形分100重量%のペレット状等で使
用することができる。
れるフッ素含有ポリウレタンは、前記の一般式(II)で
表されるフッ素含有側鎖が、分子鎖中にR1とR2を介し
てウレタン結合(−NH−CO−O−)及び/又はウレ
ア結合(−NH−CO−NH−)で結合したものであ
り、ジオールを使用した場合にはポリウレタンが、ジア
ミンを用いた場合にはポリウレアが、ジオールとジアミ
ンとを併用する場合にはポリウレタン−ポリウレアが得
られる。
鎖の含有量は、ポリウレタン分子中のRf基に基づくフ
ッ素含有量として3〜80重量%を占めるものが好まし
い。3重量%未満ではRf基に基づく表面エネルギーに
伴う機能の発現が不十分となる。また、80重量%を超
えるとポリウレタンの本来の耐磨耗性、機械的強度等の
性能が不十分となるので好ましくない。好ましくは5〜
50重量%であり、より好ましくは5〜25重量%であ
る。
に少なくとも1個の活性水素基を有するポリシロキサン
と前記の他のポリウレタン構成成分とを用いて得られる
本発明のフッ素及びケイ素含有ポリウレタンは、主鎖中
に従来のポリウレタンと同様のジイソシアネートから導
入されたセグメントと、ジオール及び/又はジアミンと
から導入されたセグメントとともに、前記の一般式
(I)で表わされるフッ素含有ジオールから導入された
フッ素含有側鎖が、分子鎖中にR1とR2を介してウレタ
ン結合及び/又はウレア結合で結合し、上記ポリシロキ
サンから導入されたポリシロキサンセグメントが主鎖に
ウレタン結合及び/又はウレア結合で結合したポリウレ
タンである。
ンセグメントの含有量は、分子中のシロキサン含有量が
1〜75重量%となる量であることが好ましい。1重量
%未満ではポリシロキサンセグメントに基づく表面エネ
ルギーに伴う機能の発現が不十分となる。また、75重
量%を超えるとポリウレタンの本来の耐磨耗性、機械的
強度等の性能が不十分となるので好ましくない。好まし
くは3〜50重量%であり、より好ましくは5〜20重
量%である。
使用目的によって好ましいフッ素含有量及びポリシロキ
サン含有量は異なるので、使用目的に適したフッ素含有
量及びポリシロキサン含有量とすることが望ましい。ま
た、本発明のフッ素含有ポリウレタンの重量平均分子量
(GPCで測定し、標準ポリスチレン換算の)は、5,
000〜500,000が好ましく、より好ましくは3
0,000〜150,000である。
有ジオールから得られるフッ素含有ポリウレタン(ポリ
シロキサンセグメントを含む場合もある)は、ポリウレ
タンの有する耐磨耗性、機械的強度、柔軟性、回復弾性
率、耐薬品性等の特性に加え、Rf基に基づく撥水・撥
油性、防汚染性、非粘着性等の特性を併せもつ優れたポ
リウレタンである。
ような優れた特徴を有することから、各種基材への表面
被覆材、繊維コーティング材、人工擬革、塗料、磁気記
録媒体のバインダーとして、また、熱可塑性成形材料、
工業部品、シート、フィルム、チューブ、医療用具等の
製造に有用である。尚、前記のジイソシアネート、ジオ
ール及びジアミンとともに、従来公知の3官能性以上の
ものを併用することによって、分岐等を有するフッ素含
有ポリウレタンを製造することができる。
具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例等に限定
されるものではない。尚、以下の例における「部」及び
「%」は特に断りのない限り重量基準である。
の合成) 攪拌機、温度計、窒素ガス導入管、及び還流凝縮器を備
え、窒素置換した反応容器内でイソホロンジイソシアネ
ート22.2部を酢酸エチル50部に溶解し、60℃で
よく攪拌しながら、46.4部の粉末状の2−(パーフ
ロロオクチル)エタノールを徐々に添加し、添加終了後
80℃で3時間反応させ、パーフロロアルキル基含有片
末端イソシアネート(A)を得る。
酸エチル10部に10℃以下の温度で攪拌しながら混合
し、この溶液中に上記化合物(A)の溶液を滴下する。
化合物(A)の溶液の滴下とともに発熱反応が見られる
が、内温が20℃を越えないように徐々に滴下する。反
応の進行とともに不均一溶液は均一となる。滴下終了
後、室温(25℃)で2時間反応を続ける。
ルエンを添加して析出させ、濾過、洗浄した後乾燥さ
せ、白色粉末の生成物が得られた(収率95%)。粉末
状反応生成物のフッ素含有量は、イオンクロマトアナラ
イザー(横河北辰電気社製)で測定した。また、粉末状
反応生成物の融点は132℃であり、JIS K−00
70に従って測定した水酸基価は138(mgKOH/
g)(理論値は142)であった。
1に示す。図1より確認された各原子団の特性吸収(c
m-1)は下記の通りである。 ウレタン(−O−CO−N−):1,690、第三アミ
ド(−CO−N<):1,650、アミド(−CO−N
H−):1,300、1,530、1,500、N−
H:3,351、アミドのC=O:1,260、シクロ
ヘキサン環の1,3,5置換体:670、705、76
5(メチル置換体)、−CH2−:1,470、2,8
50、2,925、−CH3:1,460、2,98
0、枝分かれのCH3:1,380、−OH:3,41
0、C−F:1,120、1,210、−CF2−:
1,150、−CF3:1,346
水酸基価から反応生成物の化学構造は下記の構造である
ことが確認された。
の合成) イソホロンジイソシアネートに代えて2,4−トリレン
ジイソシアネートを同じ当量用いる他は実施例1と同様
にして白色粉末状の下記構造の生成物を得た。生成物の
融点は145℃、水酸基価は148(理論値は151)
であった。化学構造の確認は実施例1と同様にして赤外
吸収スペクトルの特性吸収(前記のシクロヘキサン環の
1,3,5置換体の特性吸収が、ベンゼン環の1,2,
4置換体の特性吸収(810〜865、675〜73
0、835cm-1(メチル置換体))となる以外は実施
例1と同じ)及び水酸基価から、反応生成物は下記の構
造であることが確認された。
の合成) ジエタノールアミンに代えてジエタノールアミノプロピ
ルアミンを、そして2−(パーフロロ−7−メチルオク
チル)エタノールに代えて2−(パーフロロデシル)エ
タノールをそれぞれ同じ当量用いる他は実施例1と同様
にして下記式のフッ素ジオール(I−C)の白色粉末を
得た。生成物の融点は153℃、水酸基価は115(理
論値は118)であった。反応生成物の化学構造は、実
施例1と同じ赤外吸収スペクトルにおける特性吸収と水
酸基価から下記の構造であることが確認された。
え、窒素置換した反応容器内に、表1に記載のフッ素含
有ジオール(I−A、I−B、I−C)、フッ素を含有
しないポリマージオール、及びフッ素を含有しないジオ
ールを加え、固形分が35%になるようにジメチルホル
ムアミドを加えて均一に溶解する。次に所定当量のジイ
ソシアネートを加え、80℃の温度で所定の溶液粘度に
なるまで反応させて本発明のポリウレタンを得た。ま
た、実施例5のフッ素含有ポリウレタンの赤外吸収スペ
クトルを図2に表す。
B’、I−C’)を使用し、表2に記載のポリマージオ
ール及びジオールを用い、上記の実施例と同様にしてフ
ッ素含有ポリウレタンを得た。同様にしてフッ素含有ジ
オールを使用しないポリウレタン(比較例4)を得た。
え、窒素置換した反応容器内に、実施例1〜3で得たフ
ッ素含有ジオール(I−A、I−B、I−C)、下記の
ポリシロキサン(II−A、II−B、II−C)、表3に記
載のフッ素を含有しないポリマージオール、及びフッ素
を含有しないジオールを表3に記載の割合で加え、固形
分が35%になるようにジメチルホルムアミドを加えて
均一に溶解する。次に所定当量のジイソシアネートを加
え、80℃の温度で所定の溶液粘度になるまで反応させ
て本発明のポリウレタンを得た。
B’)、表4に記載のポリシロキサン、及びジオールを
用い、上記の実施例7〜9と同様にしてフッ素及びケイ
素含有ポリウレタンを得た。また、同様にしてフッ素含
有ジオールを用いないポリウレタン(比較例7)及びフ
ッ素含有ジオールとポリシロキサンを用いないポリウレ
タン(比較例8)を作製した。
フッ素含有量及びシロキサン含有量は、イオンクロマト
アナライザー(横河北辰電気社製)を用いて測定した。
また、溶液粘度はB型粘度計を用い25℃で測定した。
重量平均分子量は、GPC(東ソー社製GPC)(カラ
ム:shodex社製A−80M)を用い、THFを溶
媒として、標準ポリスチレン換算の重量平均分子量を求
めた。物性はJISK−6301に従って測定した。ま
た、表面特性は下記の方法で測定した。以上の測定結果
を表1〜4に示す。
使用して測定した。 <磨耗試験>JIS K−7311に準じ、実施例4〜
9、比較例1〜8のそれぞれのポリウレタン溶液を乾燥
させて形成したフィルムを厚紙基材に貼り合わせ、テー
バー試験機でH−22の磨耗輪を使用して1kgの荷重
をかけて100回転させ、その磨耗減重量を測定した。 <剥離力>ポリエステルフィルム(PET)上に乾燥後
の厚みが1μmとなるようにそれぞれのポリウレタン溶
液をコーティングして被膜を形成し、この被膜に幅20
mmのアクリル系粘着テープ(積水化学製)を自重2k
gのゴムローラーにて圧着し、1時間後の剥離力を測定
した。 <静止摩擦係数>新東科学社製の表面性試験機を使用し
て測定した。
ール、分子量2000 (*2)PCDO:ポリカーボネートジオール、分子量
2000 (*3)PCLPO:ポリカプロラクトンポリオール、
分子量2000 (*4)1,4−BG:1,4−ブチレングリコール (*5)MDI:4,4’−メチレンビス(フェニルイ
ソシアネート) PU:ポリウレタン
オクチル)エタノールに代えて、下記のフッ素含有アル
コール1〜8をそれぞれ使用し、以下実施例1と同様に
してそれぞれに対応するフッ素含有ジオールを得た。ま
た、得られたフッ素含有ジオールを用いて実施例4及び
7と同様にしてそれぞれに対応するフッ素含有(ポリシ
ロキサン含有)ポリウレタンを得た。得られたフッ素含
有(ポリシロキサン含有)ポリウレタンは実施例4及び
7のフッ素含有(ポリシロキサン含有)ポリウレタンと
同様な優れた物性を示した。
得られる新規なポリウレタンは、撥水性・撥油性や防汚
染性、更には耐磨耗性、非粘着性等の表面特性に優れる
とともに、従来のRf基含有ジオールを用いたポリウレ
タンに比べ、ポリウレタンの強度特性、ゴム弾性や低温
特性が阻害されることが少ない優れた特性を有するポリ
ウレタンである。
ペクトル。
収スペクトル。
Claims (16)
- 【請求項1】 下記の一般式(I)で表わされることを
特徴とするフッ素含有ジオール。 - 【請求項2】 Rf基と活性水素基とを有するフッ素含
有化合物と、ジイソシアネートとをNCO/OH≒2で
反応させ、該反応によって得られた分子中に1個の遊離
イソシアネート基を有するフッ素含有化合物と、ジアル
カノールアミンとを50℃以下の温度で反応させること
を特徴とする請求項1に記載の一般式(I)で表わされ
るフッ素含有ジオールの製造方法。 - 【請求項3】 フッ素含有化合物が、下記の化合物群か
ら選ばれる少なくとも1種である請求項2に記載のフッ
素ジオールの製造方法。 - 【請求項4】 ジアルカノールアミンが、下記式で表わ
される請求項2に記載のフッ素ジオールの製造方法。 - 【請求項5】 前記の一般式(I)で表されるフッ素含
有ジオールと、脂肪族、芳香族又は脂環式ジイソシアネ
ートと、脂肪族、芳香族又は脂環式ジオール及び/又は
ジアミンと、必要により鎖延長剤とを反応させて得られ
るフッ素含有ポリウレタンであって、該ポリウレタン分
子鎖中に下記の一般式(II)で表わされるフッ素含有側
鎖が、そのR1とR2を介してウレタン結合及び/又はウ
レア結合でポリウレタン分子に結合し、上記側鎖の含有
量が、ポリウレタン分子中のフッ素含有量として3〜8
0重量%となる量であり、且つ重量平均分子量が5,0
00〜500,000であることを特徴とするフッ素含
有ポリウレタン。 - 【請求項6】 重量平均分子量が、50,000〜15
0,000である請求項5に記載のフッ素含有ポリウレ
タン。 - 【請求項7】 フッ素含有量が、5〜50重量%である
請求項5に記載のフッ素含有ポリウレタン。 - 【請求項8】 フッ素含有量が、5〜25重量%である
請求項5に記載のフッ素含有ポリウレタン。 - 【請求項9】 更に少なくとも1個の活性水素基を有す
るポリシロキサンから誘導されたポリシロキサンセグメ
ントを、1〜75重量%となる量で含有する請求項5に
記載のフッ素含有ポリウレタン。 - 【請求項10】 ポリシロキサンセグメント含有量が、
3〜50重量%である請求項9に記載のフッ素含有ポリ
ウレタン。 - 【請求項11】 ポリシロキサンセグメント含有量が、
3〜20重量%である請求項9に記載のフッ素含有ポリ
ウレタン。 - 【請求項12】 ポリシロキサンの活性水素基が、水酸
基又はアミノ基である請求項9に記載のフッ素含有ポリ
ウレタン。 - 【請求項13】 前記の一般式(I)で表されるフッ素
含有ジオールと、ジイソシアネートと、上記フッ素含有
ジオール以外のジオール及び/又はジアミンと、必要に
より鎖延長剤とを反応させることを特徴とする請求項5
に記載のフッ素含有ポリウレタンの製造方法。 - 【請求項14】 前記の一般式(I)で表されるフッ素
含有ジオールを、ポリウレタン分子中のフッ素含有量が
3〜80重量%となる量で使用する請求項13に記載の
フッ素含有ポリウレタンの製造方法。 - 【請求項15】 更に少なくとも1個の活性水素基を有
するポリシロキサンを、ポリウレタン分子中のポリシロ
キサンセグメント含有量として1〜75重量%となる量
で反応させる請求項13に記載のフッ素含有ポリウレタ
ンの製造方法。 - 【請求項16】 ポリシロキサンの活性水素基が、水酸
基又はアミノ基である請求項15に記載のフッ素含有ポ
リウレタンの製造方法。
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