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JP2001321118A - システイン高含有食品素材の製造法 - Google Patents

システイン高含有食品素材の製造法

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JP2001321118A
JP2001321118A JP2000144438A JP2000144438A JP2001321118A JP 2001321118 A JP2001321118 A JP 2001321118A JP 2000144438 A JP2000144438 A JP 2000144438A JP 2000144438 A JP2000144438 A JP 2000144438A JP 2001321118 A JP2001321118 A JP 2001321118A
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JP
Japan
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cysteine
food material
glutathione
peptidase
producing
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JP2000144438A
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康史 西村
Masanori Komura
正徳 香村
Hidehiko Wakabayashi
秀彦 若林
Yoichi Ueda
要一 上田
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Ajinomoto Co Inc
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Ajinomoto Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】システインを高含有量で含有する天然食品素材
を提供すること。 【解決手段】グルタチオンを固形分に占める割合で1重
量%以上含有する食品素材からの、該グルタチオンのグ
ルタミン酸残基とシステイン残基との結合を含水状態で
加熱により加水分解しまたはγ−グルタミルペプチド加
水分解酵素で加水分解し、そしてシステイン残基とグリ
シン残基との結合をペプチダーゼにより加水分解するこ
とを特徴とするシステイン高含有食品素材の新規な製造
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固形分中グルタチ
オンを1%以上の高含有で含有する酵母エキスおよび酵
母菌体などの天然食品素材を原料として、これを加熱処
理およびペプチダーゼの酵素処理に付することにより、
またはγ−グルタミルペプチド加水分解酵素およびペプ
チダーゼの2種類の酵素処理に付することにより、シス
テインを高含有量で含有する食品素材を得る方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】システインは食品の風味改善などを目的
に用いられている。システインの製法については蛋白分
解法や半合成法などが知られているが、現在主に用いら
れている方法は蛋白分解法と半合成法である。
【0003】システインを上記目的で用いる場合、これ
を高含有量で含有する天然食品素材の強い要望がある
が、システインを高含有量で含有する天然食品素材は従
来ほとんど知られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前項記載の従来技術の
背景下に、本発明は、システインを高含有量で含有する
天然食品素材を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】グルタチオンは、周知の
ように、グルタミン酸、システインおよびグリシンがこ
の順にペプチド結合した形の化合物である。
【0006】さて、本発明者は、前項記載の目的を達成
すべく鋭意検討の結果、グルタチオンにおけるグルタミ
ン酸とシステインとのペプチド結合(γーグルタミルペ
プチド結合)は加熱により分解せしめ得またはγ−グル
タミルペプチド加水分解酵素により加水分解せしめ得、
そしてシステインとグリシンとのペプチド結合はペプチ
ダーゼにより加水分解せしめ得るという事実を巧みに利
用することでシステイン高含有天然食品素材が容易に得
られうることを見出し、このような知見に基づいて本発
明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、グルタチオンを固形
分に占める割合で1重量%以上含有する食品素材から
の、該グルタチオンのグルタミン酸残基とシステイン残
基との結合を含水状態で加熱により分解しまたはγ−グ
ルタミルペプチド加水分解酵素で加水分解し、そしてシ
ステイン残基とグリシン残基との結合をペプチダーゼに
より加水分解することを特徴とするシステイン高含有食
品素材の新規な製造法、およびこのような方法であって
原料の天然食品素材が酵母エキスまたは酵母菌体である
ことを特徴とするものに関する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0009】本発明の製造法における原料である天然食
品素材は、グルタチオンを固形分に占める割合で1重量
%以上の高含有量で含有する天然食品素材である。グル
タチオンの含有量が1%以下のものは、工業的には実用
的でないので好ましくない。
【0010】そのような天然食品素材としては、例え
ば、グルタチオンの固形分に占める割合が1重量%以上
の酵母菌体や酵母エキスを挙げることが出来る。因みに
このようなグルタチオンを高含有量で含有する酵母菌体
は、酵母の培養法を工夫することによって得ることがで
きる。また、酵母エキスは、このような酵母菌体から抽
出もしくは自己消化することにより、又はグルタチオン
の含有量が前記所定量に達していない酵母エキスにグル
タチオンを補添する事により調製することができる。
【0011】先に言及したように、グルタチオンは、周
知の如く、N−(N−γ−L−グルタミル−L−システ
イニル)グリシンのことであって、L−グルタミン酸、
L−システインおよびグリシンがこの順で脱水結合した
ものである。本発明(の一つの態様)に従い、前記のよ
うな天然食品素材にγ−グルタミル基を加水分解する酵
素(γ−グルタミルペプチド加水分解酵素)およびペプ
チダーゼを作用させるとその中に存在するグルタチオン
は、γ−グルタミルペプチド加水分解酵素によりL−グ
ルタミン酸とL−システインとの間で、そしてペプチタ
ーゼによりL−システインとグリシンとの間で、それぞ
れ加水分解されてL−システインが生ずる(後掲検査例
1)。
【0012】2種の酵素を作用せしめる条件(酵素反応
の条件)は、例えば、天然食品素材に酵素を添加し、こ
れを含水状態で、pH3〜9かつ15〜70℃に保持す
ることである。2種の酵素は、それらの酵素作用の発現
条件は重複するので、両者のいずれかを先にしてもよい
し、両者を同時に作用させることもできる。水の存在量
は、操作性の見地から定められ、例えば、天然食品素材
に対し、その1重量部(乾物換算)当たり1〜100重
量部とすることができる。pHおよび温度は前記の範囲
外ではγ−グルタミルペプチド加水分解酵素およびペプ
チダーゼの活性が弱まり、好ましくない。上記の条件で
天然食品素材を酵素処理すると、1〜300分間でシス
テインが多量に生成蓄積したシステイン高含有天然食品
素材が得られる。
【0013】γ−グルタミルペプチド加水分解酵素には
数多くの種類が存在するが、特に本発明の実施上有用な
ものとしてはγ−グルタミルトランスフェラーゼ、γ−
グルタミルシクロトランスフェラーゼ、グルタミナーゼ
などを挙げることができる。
【0014】ペプチダーゼについても数多くの種類が存
在し、アミノペプチダーゼ、カルボキシペプチダーゼな
どのエキソペプチダーゼはもちろん、末端アミノ酸残基
を含むペプチド結合を分解し得るエンドペプチダーゼな
ども利用し得る。
【0015】なお、pHの調整は、食品として許容され
る塩酸などの酸や水酸化ナトリウムなどの塩基によって
行うことができることはいうまでもない。
【0016】さて、γ−グルタミルペプチド結合を分解
する方法として加熱する方法がある。すなわち、含水状
態でpH1〜7かつ50〜120℃でグルタチオンを加
熱すると、3〜300分間でγ―グルタミルペプチド結
合が切断され、PCA(ピロリドンカルボン酸)とシス
テイニルグリシンとが生成する。一方、システイニルグ
リシンにペプチダーゼを作用させることによりシステイ
ンが生成する。
【0017】本発明(の他の実施態様)によれば、前記
のような天然食品素材に、先ず、ペプチダーゼを作用さ
せる。これにより、天然食品素材の中に存在するグルタ
チオンはL−システインとグリシンとの間で加水分解さ
れてγ−グルタミル−L−システインが生ずる。次に、
これを加熱すると、γ−グルタミル−L−システインは
分解されてL−システインが生ずる。
【0018】加熱分解の条件およびペプチダーゼを作用
せしめる条件は、上に説明した通りである。
【0019】本発明(のさらなる実施態様)によれば、
順序を逆にして、前記のような天然食品素材を、先ず、
加熱処理し、次いでペプチダーゼの酵素処理に付する。
【0020】この方法によれば、最初の加熱処理により
γ−グルタミル基を遊離せしめて生じたシステイニルグ
リシンは一部分が環化してシクロシステイニルグリシン
となり、これはペプチダーゼにより加水分解してシステ
インを生ずることがないので、システインの最終的な生
成率がそれだけ低下する。この観点からは、前記他の実
施態様がこのさらなる実施態様よりは好ましいというこ
とができる。
【0021】このように作成したシステイン高含有天然
食品素材は、そのまま液体の状態で、濃縮してペースト
の状態で、または乾燥して粉末の状態で、その他顆粒の
状態など、適宜の形態で流通におくことができる。
【0022】なお、本発明の方法により得られるシステ
イン高含有天然食品素材は、これに還元糖を加えること
で優れた食品の風味増強用素材とすることができ、さら
にこの食品の風味増強用素材を加熱することで優れた食
品の風味増強剤とすることができる(特願平11−19
4209号明細書)。
【0023】以下、これについて付言する。
【0024】そのような、食品の風味増強用素材は、上
に言及したように、本発明の方法により得られるシステ
イン高含有天然食品素材に還元糖を加えることで製造す
ることができる。
【0025】還元糖としては、グルコース、フラクトー
ス、キシロース、マルトースなどを挙げることができ、
これらの還元糖は、安価で入手容易であり、また食品と
しての利用可能の理由から好ましい。
【0026】還元糖の添加量(使用量)は、原料のグル
タチオン又はこれを含有する酵母菌体若しくは酵母エキ
スなどの天然素材に含まれるグルタチオンに対する割合
でこれの1モル当たり1〜10モルである。添加量がこ
の範囲より少ないと効果が弱く、一方、多いと甘味が強
くなって共に好ましくない。
【0027】このようにして製造することのできる風味
増強用素材は、システイン高含有天然食品素材に関連し
て先に説明したと同様に、これをそのまま液体の状態
で、濃縮してペーストの状態で、または乾燥して粉末の
状態で、その他顆粒の状態など、適宜の形態で流通に置
くことができる。この風味増強用素材は、後に食品加工
に使用された場合に加工処理における加熱工程におい
て、それに含まれるシステインと還元糖が反応して風味
増強効果を奏するのである。
【0028】次に、そのような食品の風味増強剤の製造
法について説明する。これは、例えば、上に説明した風
味増強用素材を適当な条件で加熱処理することによって
得ることができる。
【0029】加熱処理に際して、風味増強効果を得る目
的で、システイン濃度が0.1重量%以上、好ましくは
0.6重量%以上になるように必要に応じて濃縮してか
ら加熱する。加熱条件は、50〜180℃で10〜30
0分の範囲で焦げ臭や褐変反応の起こらない範囲とす
る。このような加熱条件には、例えば、50〜60℃で
180〜300分というような低温で長時間および90
〜100℃(沸点前後)で30〜120分というような
高温で短時間加熱する条件が含まれる。
【0030】このように作成することのできる食品の風
味増強剤は、先の風味増強用素材と同様に、そのまま液
体の状態で、濃縮してペーストの状態で、または乾燥し
て粉末の状態で、その他顆粒の状態など、適宜の形態で
流通に置くことができる。
【0031】
【実施例】以下、検査例及び実施例により本発明を更に
詳細に説明する。
【0032】検査例1 pH7.0の、還元型グルタチオンの50mmol濃度
の水溶液に大和化成社製「グルタミナーゼ ダイワ」
(比活性:3.0mM/min/mg)およびシグマ社
製「カルボキシペプチダーゼ Y」(比活性:100μ
M/min/mg)をそれぞれ1mg/mlの濃度にな
るように加え、37℃で3時間保持して作用させたとき
の生成システインの量(経時的消長)を調べた。結果を
後掲図1に示す。図中、γ−GCは還元型γ−グルタミ
ルシステインを、そしてCysはシステインを表す。
【0033】図1より理解されるように、グルタミナー
ゼおよびカルボキシペプチダーゼによりグルタチオンか
らシステインが高収率で得られる。
【0034】検査例2 pH5.0の、還元型グルタチオンの50mmol濃度
の水溶液を95℃で4時間加熱した。その結果、システ
イニルグリシンが38mmol得られた。その溶液を水
酸化ナトリウムでpH7.0にした後カルボキシペプチ
ダーゼを1mg/ml濃度加え、37℃で3時間作用さ
せたところ、12mmolのシステインが得られた。
【0035】実施例1 グルタチオンを8%含有する酵母エキス粉末に水を加
え、水酸化ナトリウムでpHを7に調整し、濃度10%
の水溶液を作成した。この溶液に検査例1で使用したと
同じグルタミナーゼおよびカルボキシペプチダーゼをそ
れぞれ1mg/mlの濃度になるように加え、37℃で
120分間インキュベートした後、凍結乾燥したとこ
ろ、約1%のシステイン含有量を有する酵母エキス粉末
が得られた。
【0036】なお、このインキュベートの間におけるシ
ステインの経時的消長を図2に示す。
【0037】因みに、この酵母エキス粉末を調味料の製
造に用いたところ、良好なローストミートフレーバーを
有する調味料が得られた。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、食品の風味改善などに
有用なシステイン高含有酵母エキスなどのシステイン高
含有天然食品素材を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】グルタミナーゼおよびカルボキシペプチダーゼ
による還元型グルタチオンの分解にともなう生成システ
イン量のpH7における経時変化を示す(検査例1)。
【図2】グルタミナーゼおよびカルボキシペプチダーゼ
によるグルタチオンを高含有する酵母エキス中に含まれ
る還元型グルタチオンの分解に伴う生成システインの量
(固形分中含有量(%))の、pH7における経時変化
を示す(実施例1)。
フロントページの続き (72)発明者 若林 秀彦 神奈川県川崎市川崎区鈴木町1−1 味の 素株式会社食品研究所内 (72)発明者 上田 要一 神奈川県川崎市川崎区鈴木町1−1 味の 素株式会社食品研究所内 Fターム(参考) 4B047 LB05 LB06 LE06 LG56 LP07 LP17 LP18 4B064 AE14 CA21 CB06 CC06 CC07 CE17 DA10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グルタチオンを固形分に占める割合で1重
    量%以上含有する食品素材からの、該グルタチオンのグ
    ルタミン酸残基とシステイン残基との結合を含水状態で
    加熱により分解しまたはγ−グルタミルペプチド加水分
    解酵素で加水分解し、そしてシステイン残基とグリシン
    残基との結合をペプチダーゼにより加水分解することを
    特徴とするシステイン高含有食品素材の新規な製造法。
  2. 【請求項2】グルタチオンを固形分に占める割合で1重
    量%以上含有する食品素材を、含水状態でpH1〜7か
    つ50〜120℃で加熱した後、これにpH3〜9かつ
    15〜70℃においてペプチダーゼを作用させることを
    特徴とする請求項1記載のシステイン高含有食品素材の
    新規な製造法。
  3. 【請求項3】グルタチオンを固形分に占める割合で1重
    量%以上含有する食品素材に、含水状態でpH3〜9か
    つ15〜70℃においてγ−グルタミルペプチド加水分
    解酵素およびペプチダーゼを作用させることを特徴とす
    る請求項1記載のシステイン高含有食品素材の新規な製
    造法。
  4. 【請求項4】グルタチオンを固形分に占める割合で1重
    量%以上含有する食品素材に、含水状態でpH3〜9か
    つ15〜70℃においてペプチダーゼを作用させた後、
    これを含水状態でpH1〜7かつ50〜120℃で加熱
    することを特徴とする請求項1記載のシステイン高含有
    食品素材の新規な製造法。
  5. 【請求項5】γ−グルタミルペプチド加水分解酵素がγ
    −グルタミルトランスフェラーゼ、γ−グルタミルシク
    ロトランスフェラーゼまたはグルタミナーゼであること
    を特徴とする請求項1または3記載のシステイン高含有
    食品素材の新規な製造法。
  6. 【請求項6】原料の食品素材が酵母エキスまたは酵母菌
    体であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
    載のシステイン高含有食品素材の新規な製造法。
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