JP2001318348A - コンタクトレンズ装着液 - Google Patents
コンタクトレンズ装着液Info
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- JP2001318348A JP2001318348A JP2000138160A JP2000138160A JP2001318348A JP 2001318348 A JP2001318348 A JP 2001318348A JP 2000138160 A JP2000138160 A JP 2000138160A JP 2000138160 A JP2000138160 A JP 2000138160A JP 2001318348 A JP2001318348 A JP 2001318348A
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 (A)ポリビニル系高分子化合物と、
(B)セルロース系高分子化合物とを含有してなり、3
0℃における粘度が5〜25mPa・sであることを特
徴とし、より好ましくは、更に、(C)シクロデキスト
リン類を含有するコンタクトレンズ装着液であって、ソ
フトコンタクトレンズ装着液としても使用可能なコンタ
クトレンズ装着液。 【効果】 本発明のコンタクトレンズ装着液は、コンタ
クトレンズ装着時に優れた濡れ性を有するのみならず、
使用性にも優れ、ハードコンタクトレンズ用のみならず
ソフトコンタクトレンズ用の装着液としても有用であ
る。
(B)セルロース系高分子化合物とを含有してなり、3
0℃における粘度が5〜25mPa・sであることを特
徴とし、より好ましくは、更に、(C)シクロデキスト
リン類を含有するコンタクトレンズ装着液であって、ソ
フトコンタクトレンズ装着液としても使用可能なコンタ
クトレンズ装着液。 【効果】 本発明のコンタクトレンズ装着液は、コンタ
クトレンズ装着時に優れた濡れ性を有するのみならず、
使用性にも優れ、ハードコンタクトレンズ用のみならず
ソフトコンタクトレンズ用の装着液としても有用であ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンタクトレンズ
装着液に関し、より詳しくは、コンタクトレンズの水濡
れ性を向上させ、その装用感を十分に改善し、しかも装
着性が良く、ソフトコンタクトレンズ装着液としても使
用可能なコンタクトレンズ装着液に関する。
装着液に関し、より詳しくは、コンタクトレンズの水濡
れ性を向上させ、その装用感を十分に改善し、しかも装
着性が良く、ソフトコンタクトレンズ装着液としても使
用可能なコンタクトレンズ装着液に関する。
【0002】
【従来の技術】コンタクトレンズは、ハード及びソフト
を問わずレンズ表面を涙液が覆うことによって本来の機
能が発揮される。レンズ表面を涙液が覆っていない場合
は、視界がくもったり、装用感が悪くなるなど好ましく
ない事態を招く。従って、レンズ表面に安定した涙液層
を形成するために、これまで、コンタクトレンズの水濡
れ性を向上させる様々な方法が検討されている。
を問わずレンズ表面を涙液が覆うことによって本来の機
能が発揮される。レンズ表面を涙液が覆っていない場合
は、視界がくもったり、装用感が悪くなるなど好ましく
ない事態を招く。従って、レンズ表面に安定した涙液層
を形成するために、これまで、コンタクトレンズの水濡
れ性を向上させる様々な方法が検討されている。
【0003】コンタクトレンズの水濡れ性を向上させる
方法として、例えば(1)特定の性状を有するポリビニ
ルアルコールを含有する水溶液に浸漬する方法(特開平
10−130448号公報)、(2)コンタクトレンズ
表面にセルロース系高分子化合物により親水性の膜を形
成させる方法等が知られている。
方法として、例えば(1)特定の性状を有するポリビニ
ルアルコールを含有する水溶液に浸漬する方法(特開平
10−130448号公報)、(2)コンタクトレンズ
表面にセルロース系高分子化合物により親水性の膜を形
成させる方法等が知られている。
【0004】しかしながら、(1)の方法においては、
装着液としての粘度が十分でなく、良好な装着感を得る
ことができず、また(2)の方法は、セルロース系高分
子化合物によるべたつき感などが生じ、特にソフトコン
タクトレンズの装着性の点で問題があった。
装着液としての粘度が十分でなく、良好な装着感を得る
ことができず、また(2)の方法は、セルロース系高分
子化合物によるべたつき感などが生じ、特にソフトコン
タクトレンズの装着性の点で問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みなされたもので、コンタクトレンズの水濡れ性を向
上させ、その装用感を十分に改善し、しかも装着性のよ
いコンタクトレンズの装着液を提供することを目的とし
たものであり、特に、従来のコンタクトレンズ装着液で
は検討されなかったソフトコンタクトレンズ装着液とし
ても使用可能な新規なコンタクトレンズ装着液を提供す
ることを目的とする。
鑑みなされたもので、コンタクトレンズの水濡れ性を向
上させ、その装用感を十分に改善し、しかも装着性のよ
いコンタクトレンズの装着液を提供することを目的とし
たものであり、特に、従来のコンタクトレンズ装着液で
は検討されなかったソフトコンタクトレンズ装着液とし
ても使用可能な新規なコンタクトレンズ装着液を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは前記の好ましい性質を有するコンタクトレン
ズ装着液を開発し、上記目的を達成すべく鋭意研究を重
ねた結果、後述する実施例及び比較例に示すように、温
度30℃での粘度が5〜25mPa・sとなるようにコ
ンタクトレンズ装着液の粘度を調整することによって、
コンタクトレンズの装着感を向上させることを見出し、
更に鋭意検討した結果、増粘剤としてポリビニル系高分
子化合物及びセルロース系高分子化合物を併用すること
によって、ポリビニル系高分子化合物又はセルロース系
高分子化合物をそれぞれ単独で使用したコンタクトレン
ズ装着液に比べて、コンタクトレンズの水濡れ性及び装
用感が格段に向上し、特にソフトコンタクトレンズ装着
液としても好適なコンタクトレンズ装着液が得られるこ
とを知見した。
発明者らは前記の好ましい性質を有するコンタクトレン
ズ装着液を開発し、上記目的を達成すべく鋭意研究を重
ねた結果、後述する実施例及び比較例に示すように、温
度30℃での粘度が5〜25mPa・sとなるようにコ
ンタクトレンズ装着液の粘度を調整することによって、
コンタクトレンズの装着感を向上させることを見出し、
更に鋭意検討した結果、増粘剤としてポリビニル系高分
子化合物及びセルロース系高分子化合物を併用すること
によって、ポリビニル系高分子化合物又はセルロース系
高分子化合物をそれぞれ単独で使用したコンタクトレン
ズ装着液に比べて、コンタクトレンズの水濡れ性及び装
用感が格段に向上し、特にソフトコンタクトレンズ装着
液としても好適なコンタクトレンズ装着液が得られるこ
とを知見した。
【0007】そして、本発明者らは、このような組成の
コンタクトレンズ装着液について、更に検討したとこ
ろ、ポリビニル系高分子化合物をコンタクトレンズ装着
液の配合成分として使用すると、ポリビニル系高分子化
合物に由来のビニル系モノマーが微量含有され、これに
起因するモノマー臭が発生する場合があることを知見
し、かかるモノマー臭の発生を抑制する手段について種
々検討した結果、上記成分に加えて、更に、シクロデキ
ストリン類を配合すると、組成中にポリビニル系高分子
化合物に由来のビニル系モノマーが微量含有されていて
も、これに起因するモノマー臭の発生を抑制できること
を見出し、本発明をなすに至った。
コンタクトレンズ装着液について、更に検討したとこ
ろ、ポリビニル系高分子化合物をコンタクトレンズ装着
液の配合成分として使用すると、ポリビニル系高分子化
合物に由来のビニル系モノマーが微量含有され、これに
起因するモノマー臭が発生する場合があることを知見
し、かかるモノマー臭の発生を抑制する手段について種
々検討した結果、上記成分に加えて、更に、シクロデキ
ストリン類を配合すると、組成中にポリビニル系高分子
化合物に由来のビニル系モノマーが微量含有されていて
も、これに起因するモノマー臭の発生を抑制できること
を見出し、本発明をなすに至った。
【0008】即ち、本発明は、(A)ポリビニル系高分
子化合物と、(B)セルロース系高分子化合物とを含有
してなり、30℃における粘度が5〜25mPa・sで
あることを特徴とし、より好ましくは、更に、(C)シ
クロデキストリン類を含有するコンタクトレンズ装着液
を提供する。ここで、本発明のコンタクトレンズ装着液
は、特にソフトコンタクトレンズ装着液として使用する
と、より好適である。
子化合物と、(B)セルロース系高分子化合物とを含有
してなり、30℃における粘度が5〜25mPa・sで
あることを特徴とし、より好ましくは、更に、(C)シ
クロデキストリン類を含有するコンタクトレンズ装着液
を提供する。ここで、本発明のコンタクトレンズ装着液
は、特にソフトコンタクトレンズ装着液として使用する
と、より好適である。
【0009】以下、本発明につき、更に詳述すると、本
発明のコンタクトレンズ装着液は、(A)ポリビニル系
高分子化合物と、(B)セルロース系高分子化合物とを
含有し、より好ましくは、更に、(C)シクロデキスト
リン類を含有するものである。ここで、本発明の第一の
必須成分であるポリビニル系高分子化合物としては、そ
の種類が特に制限されるものではなく、例えばポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニ
ルポリマー、ポリビニルメチルエーテル等が挙げられ、
これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使
用することができる。本発明の場合、これらの中でもポ
リビニルアルコール、ポリビニルピロリドンが好まし
く、特に好ましくはポリビニルアルコールである。
発明のコンタクトレンズ装着液は、(A)ポリビニル系
高分子化合物と、(B)セルロース系高分子化合物とを
含有し、より好ましくは、更に、(C)シクロデキスト
リン類を含有するものである。ここで、本発明の第一の
必須成分であるポリビニル系高分子化合物としては、そ
の種類が特に制限されるものではなく、例えばポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニ
ルポリマー、ポリビニルメチルエーテル等が挙げられ、
これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使
用することができる。本発明の場合、これらの中でもポ
リビニルアルコール、ポリビニルピロリドンが好まし
く、特に好ましくはポリビニルアルコールである。
【0010】本発明のポリビニル系高分子化合物の性状
としては、特に制限されるものではなく、通常、眼科用
として使用されるポリビニル系高分子化合物であれば特
に制限なく使用可能である。また、分子量も特に制限さ
れないが、通常、重量平均分子量が5千よりも低いとモ
ノマー臭が強くなる場合が多いため、重量平均分子量が
5千以上のものが好ましい。一方、平均分子量が高すぎ
ると、例えばソフトコンタクトレンズへの装着性が悪く
なる場合があるので、通常、重量平均分子量が5万程度
までのものが好ましい。従って、本発明のポリビニル系
高分子化合物としては、重量平均分子量が5千〜5万の
ものが好ましく、より好ましくは1万〜4万である。な
お、ポリビニルアルコールの場合は、けん化度85〜9
0モル%の部分けん化物が眼科用組成物に広く使用され
ている。
としては、特に制限されるものではなく、通常、眼科用
として使用されるポリビニル系高分子化合物であれば特
に制限なく使用可能である。また、分子量も特に制限さ
れないが、通常、重量平均分子量が5千よりも低いとモ
ノマー臭が強くなる場合が多いため、重量平均分子量が
5千以上のものが好ましい。一方、平均分子量が高すぎ
ると、例えばソフトコンタクトレンズへの装着性が悪く
なる場合があるので、通常、重量平均分子量が5万程度
までのものが好ましい。従って、本発明のポリビニル系
高分子化合物としては、重量平均分子量が5千〜5万の
ものが好ましく、より好ましくは1万〜4万である。な
お、ポリビニルアルコールの場合は、けん化度85〜9
0モル%の部分けん化物が眼科用組成物に広く使用され
ている。
【0011】本発明のコンタクトレンズ装着液における
ポリビニル系高分子化合物の配合量は、特に制限されな
いが、通常、装着液全体に対して0.1〜3w/v%
(質量/容量%)とすると、好適であり、より好ましく
は0.5〜2w/v%である。配合量が低すぎても高す
ぎても水濡れ性の向上が十分に図れない場合がある。
ポリビニル系高分子化合物の配合量は、特に制限されな
いが、通常、装着液全体に対して0.1〜3w/v%
(質量/容量%)とすると、好適であり、より好ましく
は0.5〜2w/v%である。配合量が低すぎても高す
ぎても水濡れ性の向上が十分に図れない場合がある。
【0012】本発明の第二の必須成分であるセルロース
系高分子化合物としては、その種類が特に制限されるも
のではなく、例えばメチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、
ヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース等が挙げられ、これらは1種単独で又は2種以
上を適宜組み合わせて使用することができる。本発明の
場合、これらの中でも、特にメチルセルロース、ヒドロ
キシプロピルエチルセルロースが好ましい。
系高分子化合物としては、その種類が特に制限されるも
のではなく、例えばメチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、
ヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース等が挙げられ、これらは1種単独で又は2種以
上を適宜組み合わせて使用することができる。本発明の
場合、これらの中でも、特にメチルセルロース、ヒドロ
キシプロピルエチルセルロースが好ましい。
【0013】本発明のセルロース系高分子化合物の性状
としては、特に制限されるものではなく、通常、眼科用
として使用されるセルロース系高分子化合物であれば特
に制限なく使用可能である。また、これらの分子量とし
ては、特に制限されるものではないが、本発明のコンタ
クトレンズ装着液を後述するように粘度調整することを
考慮すれば、通常、重量平均分子量が5万〜50万程
度、特に7万〜35万程度のものが好ましい。
としては、特に制限されるものではなく、通常、眼科用
として使用されるセルロース系高分子化合物であれば特
に制限なく使用可能である。また、これらの分子量とし
ては、特に制限されるものではないが、本発明のコンタ
クトレンズ装着液を後述するように粘度調整することを
考慮すれば、通常、重量平均分子量が5万〜50万程
度、特に7万〜35万程度のものが好ましい。
【0014】本発明のコンタクトレンズ装着液における
セルロース系高分子化合物の配合量は、特に制限されな
いが、重量平均分子量が5万〜50万程度で30℃での
粘度が5〜25mPa・sとするためには、通常、装着
液全体に対して0.1〜5w/v%とすると好適であ
る。
セルロース系高分子化合物の配合量は、特に制限されな
いが、重量平均分子量が5万〜50万程度で30℃での
粘度が5〜25mPa・sとするためには、通常、装着
液全体に対して0.1〜5w/v%とすると好適であ
る。
【0015】本発明のコンタクトレンズ装着液は、上述
したように、上記(A)成分及び(B)成分に加えて、
更に、(C)成分としてシクロデキストリン類を配合す
ると、装着液に(A)成分のポリビニル系高分子化合物
に由来のビニル系モノマーが微量含有されていても、こ
れに起因するモノマー臭の発生を抑制することができる
ので、より好適である。
したように、上記(A)成分及び(B)成分に加えて、
更に、(C)成分としてシクロデキストリン類を配合す
ると、装着液に(A)成分のポリビニル系高分子化合物
に由来のビニル系モノマーが微量含有されていても、こ
れに起因するモノマー臭の発生を抑制することができる
ので、より好適である。
【0016】ここで、シクロデキストリン類としては、
シクロデキストリン及び包接に必要なシクロデキストリ
ンの糖類環状構造を有するシクロデキストリン誘導体が
挙げられ、シクロデキストリンとして、例えばα−シク
ロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−シクロ
デキストリン及びδ−シクロデキストリン等を挙げるこ
とができ、また、シクロデキストリン誘導体として、例
えばメチル化シクロデキストリン、ヒドロキシエチル化
シクロデキストリン、マルトシル−α−シクロデキスト
リン、ヒドロキシエチル−β−シクロデキストリン、ト
リアセチル−β−シクロデキストリン等を挙げることが
でき、これらの中でもα−シクロデキストリン、β−シ
クロデキストリン、γ−シクロデキストリン、δ−シク
ロデキストリン、メチル化シクロデキストリン及びヒド
ロキシエチル化シクロデキストリン等がより好適に用い
られ、これらは1種単独でも2種以上を組み合わせて使
用しても良い。
シクロデキストリン及び包接に必要なシクロデキストリ
ンの糖類環状構造を有するシクロデキストリン誘導体が
挙げられ、シクロデキストリンとして、例えばα−シク
ロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−シクロ
デキストリン及びδ−シクロデキストリン等を挙げるこ
とができ、また、シクロデキストリン誘導体として、例
えばメチル化シクロデキストリン、ヒドロキシエチル化
シクロデキストリン、マルトシル−α−シクロデキスト
リン、ヒドロキシエチル−β−シクロデキストリン、ト
リアセチル−β−シクロデキストリン等を挙げることが
でき、これらの中でもα−シクロデキストリン、β−シ
クロデキストリン、γ−シクロデキストリン、δ−シク
ロデキストリン、メチル化シクロデキストリン及びヒド
ロキシエチル化シクロデキストリン等がより好適に用い
られ、これらは1種単独でも2種以上を組み合わせて使
用しても良い。
【0017】本発明のコンタクトレンズ装着液における
上記シクロデキストリン類の配合量は、特に制限される
ものではないが、通常、好ましくは装着液全体の0.0
3〜1w/v%、より好ましくは0.03〜0.5w/
v%が好適である。0.03w/v%未満であると、シ
クロデキストリン類配合による効果が不充分となる場合
があり、1w/v%を超えると、低温条件下での溶液の
保存安定性に問題が生じる場合がある。
上記シクロデキストリン類の配合量は、特に制限される
ものではないが、通常、好ましくは装着液全体の0.0
3〜1w/v%、より好ましくは0.03〜0.5w/
v%が好適である。0.03w/v%未満であると、シ
クロデキストリン類配合による効果が不充分となる場合
があり、1w/v%を超えると、低温条件下での溶液の
保存安定性に問題が生じる場合がある。
【0018】本発明のコンタクトレンズ装着液は、30
℃における粘度が5〜25mPa・s、特に5〜20m
Pa・sとなるように調整することが必要である。粘度
が、5mPa・s未満では粘性が低すぎて、クッション
にならないためにコンタクトレンズの装用感の向上に至
らず、25mPa・sを超えると、べたつきが生じて、
かえってコンタクトレンズの装用感を悪くし、特に、ソ
フトコンタクトレンズ装着液として使用した場合、装着
性が悪くなる。
℃における粘度が5〜25mPa・s、特に5〜20m
Pa・sとなるように調整することが必要である。粘度
が、5mPa・s未満では粘性が低すぎて、クッション
にならないためにコンタクトレンズの装用感の向上に至
らず、25mPa・sを超えると、べたつきが生じて、
かえってコンタクトレンズの装用感を悪くし、特に、ソ
フトコンタクトレンズ装着液として使用した場合、装着
性が悪くなる。
【0019】なお、本発明において、粘度測定は、日本
薬局方に記載された粘度測定法に準じて測定することが
できる。
薬局方に記載された粘度測定法に準じて測定することが
できる。
【0020】本発明のコンタクトレンズ装着液は、本発
明の効果を妨げない限り、上記成分に加えて、更に、通
常の眼科用剤などに慣用されている各種添加成分、例え
ば防腐剤、等張化剤、緩衝剤、安定化剤、香料、アミノ
酸などを含有させることができる。
明の効果を妨げない限り、上記成分に加えて、更に、通
常の眼科用剤などに慣用されている各種添加成分、例え
ば防腐剤、等張化剤、緩衝剤、安定化剤、香料、アミノ
酸などを含有させることができる。
【0021】防腐剤としては、例えば、塩化ベンザルコ
ニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、ソルビン酸、ク
ロロブタノール、パラオキシ安息香酸エステルなどが挙
げられる。等張化剤としては、例えば、塩化カリウム、
塩化ナトリウム、塩化カルシウム、硫酸マグネシウム、
プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、グリ
セリンなどが挙げられる。緩衝剤としては、例えば、ク
エン酸、ホウ酸、リン酸水素ナトリウム、炭酸水素ナト
リウム、氷酢酸などが挙げられる。
ニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、ソルビン酸、ク
ロロブタノール、パラオキシ安息香酸エステルなどが挙
げられる。等張化剤としては、例えば、塩化カリウム、
塩化ナトリウム、塩化カルシウム、硫酸マグネシウム、
プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、グリ
セリンなどが挙げられる。緩衝剤としては、例えば、ク
エン酸、ホウ酸、リン酸水素ナトリウム、炭酸水素ナト
リウム、氷酢酸などが挙げられる。
【0022】安定化剤としては、例えば、エデト酸ナト
リウム、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオ
レート、ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油など
が挙げられる。香料としては、例えば、カンフル、メン
トール、ボルネオール、ユーカリ油、ゲラニオール、ウ
イキョウ油、ベルガモット油などが挙げられる。アミノ
酸としては、例えば、アスパラギン酸塩、アミノエチル
スルホン酸、コンドロイチン硫酸ナトリウムなどが挙げ
られる。これらは本発明の効果が損なわれることがない
範囲で、適宜量配合することができる。
リウム、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオ
レート、ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油など
が挙げられる。香料としては、例えば、カンフル、メン
トール、ボルネオール、ユーカリ油、ゲラニオール、ウ
イキョウ油、ベルガモット油などが挙げられる。アミノ
酸としては、例えば、アスパラギン酸塩、アミノエチル
スルホン酸、コンドロイチン硫酸ナトリウムなどが挙げ
られる。これらは本発明の効果が損なわれることがない
範囲で、適宜量配合することができる。
【0023】本発明のコンタクトレンズ装着液は、その
pHが特に制限されるものではないが、通常、pH5〜
8の範囲に維持することが望ましい。
pHが特に制限されるものではないが、通常、pH5〜
8の範囲に維持することが望ましい。
【0024】本発明のコンタクトレンズ装着液は、その
調製方法が特に制限されるものではなく、例えば上記各
成分を滅菌精製水、イオン交換水などの水、或いはエタ
ノールなどのアルコールとの混合溶媒などに溶解させた
後、必要に応じてpH調整剤、等張化剤により溶液のp
H、浸透圧などを適宜調整し、その後、粘度の確認、調
整を行い、次いでろ過滅菌をすることによって、コンタ
クトレンズ装着液を得ることができる。
調製方法が特に制限されるものではなく、例えば上記各
成分を滅菌精製水、イオン交換水などの水、或いはエタ
ノールなどのアルコールとの混合溶媒などに溶解させた
後、必要に応じてpH調整剤、等張化剤により溶液のp
H、浸透圧などを適宜調整し、その後、粘度の確認、調
整を行い、次いでろ過滅菌をすることによって、コンタ
クトレンズ装着液を得ることができる。
【0025】本発明のコンタクトレンズ装着液は、適用
できるコンタクトレンズの種類について特に制限される
ものではなく、ハードコンタクトレンズ及びソフトコン
タクトレンズのいずれにも適用できる。また、その使用
方法も特に制限されるものではなく、例えば従来のコン
タクトレンズ装着液の常用量を常法に従って使用するこ
とによって、ハードコンタクトレンズ、酸素透過性ハー
ドコンタクトレンズ、ソフトコンタクトレンズ等の各種
コンタクトレンズを装着する際に、優れた濡れ性が発揮
されて、コンタクトレンズ表面の乾燥による結膜や角膜
の損傷を防止できるのみならず、装着時の使用性も良好
である。
できるコンタクトレンズの種類について特に制限される
ものではなく、ハードコンタクトレンズ及びソフトコン
タクトレンズのいずれにも適用できる。また、その使用
方法も特に制限されるものではなく、例えば従来のコン
タクトレンズ装着液の常用量を常法に従って使用するこ
とによって、ハードコンタクトレンズ、酸素透過性ハー
ドコンタクトレンズ、ソフトコンタクトレンズ等の各種
コンタクトレンズを装着する際に、優れた濡れ性が発揮
されて、コンタクトレンズ表面の乾燥による結膜や角膜
の損傷を防止できるのみならず、装着時の使用性も良好
である。
【0026】
【実施例】次に、実施例及び比較例を挙げて本発明をよ
り具体的に説明するが、本発明は下記実施例によって何
ら限定されるものではない。
り具体的に説明するが、本発明は下記実施例によって何
ら限定されるものではない。
【0027】[実施例1〜8及び比較例1〜5]表1及
び表2に示す組成となるように(配合単位w/v%)表
中の各配合成分を常法に準じて滅菌精製水に溶解した
後、各溶液を無菌ろ過して、実施例1〜8及び比較例1
〜5のコンタクトレンズ装着液を調製した。得られた各
製剤について、下記試験を実施した。結果を表1及び表
2に併記する。なお、水濡れ性の指標は接触角を用い
た。
び表2に示す組成となるように(配合単位w/v%)表
中の各配合成分を常法に準じて滅菌精製水に溶解した
後、各溶液を無菌ろ過して、実施例1〜8及び比較例1
〜5のコンタクトレンズ装着液を調製した。得られた各
製剤について、下記試験を実施した。結果を表1及び表
2に併記する。なお、水濡れ性の指標は接触角を用い
た。
【0028】<粘度測定方法>各溶液について、E型粘
度計(東京計器株式会社)を用いて30℃における粘度
を測定した。
度計(東京計器株式会社)を用いて30℃における粘度
を測定した。
【0029】<接触角測定方法>各溶液中にハードコン
タクトレンズ[「アイミーEX」、旭化成アイミー
(株)製]を1時間浸漬し、精製水ですすぎ洗いした
後、接触角計(協和界面科学社製)を用いて、液滴法に
よって接触角の測定を行った。
タクトレンズ[「アイミーEX」、旭化成アイミー
(株)製]を1時間浸漬し、精製水ですすぎ洗いした
後、接触角計(協和界面科学社製)を用いて、液滴法に
よって接触角の測定を行った。
【0030】<装用感試験>コンタクトレンズ使用者7
人(ハードコンタクトレンズ使用者1人、酸素透過性ハ
ードコンタクトレンズ使用者3人、ソフトコンタクトレ
ンズ使用者3人)が、それぞれ各コンタクトレンズ装着
液を使用して常法によりそれぞれのコンタクトレンズを
装着し、以降のコンタクトレンズの装用感を下記評価基
準に基づいて評価した。
人(ハードコンタクトレンズ使用者1人、酸素透過性ハ
ードコンタクトレンズ使用者3人、ソフトコンタクトレ
ンズ使用者3人)が、それぞれ各コンタクトレンズ装着
液を使用して常法によりそれぞれのコンタクトレンズを
装着し、以降のコンタクトレンズの装用感を下記評価基
準に基づいて評価した。
【0031】[装用感評価基準] 5:装着液を使用しない場合と比べて装用感が非常に改
善 4:装着液を使用しない場合と比べて装用感が改善 3:装着液を使用しない場合と比べて装用感がやや改善 2:装着液を使用しない場合と比べて装用感が変わらな
い 1:装着液を使用しない場合と比べて装用感が悪くなっ
た
善 4:装着液を使用しない場合と比べて装用感が改善 3:装着液を使用しない場合と比べて装用感がやや改善 2:装着液を使用しない場合と比べて装用感が変わらな
い 1:装着液を使用しない場合と比べて装用感が悪くなっ
た
【0032】上記5段階評価での平均値が4以上のもの
については◎とし、3以上4未満のものについては○と
し、2以上3未満のものについては△とし、2未満のも
のについては×として使用感を評価した。なお、コンタ
クトレンズ装着液としては○以上が好ましく、より好ま
しくは◎である。
については◎とし、3以上4未満のものについては○と
し、2以上3未満のものについては△とし、2未満のも
のについては×として使用感を評価した。なお、コンタ
クトレンズ装着液としては○以上が好ましく、より好ま
しくは◎である。
【0033】
【表1】 注) PVA コ゛ーセノールEG-05:ポリビニルアルコール(日本合成
化学工業(株))けん化度86.5〜89モル%、重量平均分子
量30,000 HPMC 60SH4000:ヒドロキシプロピルメチルセルロース
(「メトローズ60SH4000」、信越化学工業
(株))重量平均分子量350,000 HPMC 60SH50:ヒドロキシプロピルメチルセルロース
(「メトローズ60SH50」、信越化学工業(株))重
量平均分子量100,000 MC SM4000:メチルセルロース(「メトローズSM40
00」、信越化学工業(株))重量平均分子量350,000
化学工業(株))けん化度86.5〜89モル%、重量平均分子
量30,000 HPMC 60SH4000:ヒドロキシプロピルメチルセルロース
(「メトローズ60SH4000」、信越化学工業
(株))重量平均分子量350,000 HPMC 60SH50:ヒドロキシプロピルメチルセルロース
(「メトローズ60SH50」、信越化学工業(株))重
量平均分子量100,000 MC SM4000:メチルセルロース(「メトローズSM40
00」、信越化学工業(株))重量平均分子量350,000
【0034】
【表2】 注) PVA コ゛ーセノールEG-05:ポリビニルアルコール(日本合成
化学工業(株))けん化度86.5〜89モル%、重量平均分子
量30,000 HPMC 60SH4000:ヒドロキシプロピルメチルセルロース
(「メトローズ60SH4000」、信越化学工業
(株))重量平均分子量350,000 HPMC 60SH50:ヒドロキシプロピルメチルセルロース
(「メトローズ60SH50」、信越化学工業(株))重
量平均分子量100,000 MC SM4000:メチルセルロース(「メトローズSM40
00」、信越化学工業(株))重量平均分子量350,000
化学工業(株))けん化度86.5〜89モル%、重量平均分子
量30,000 HPMC 60SH4000:ヒドロキシプロピルメチルセルロース
(「メトローズ60SH4000」、信越化学工業
(株))重量平均分子量350,000 HPMC 60SH50:ヒドロキシプロピルメチルセルロース
(「メトローズ60SH50」、信越化学工業(株))重
量平均分子量100,000 MC SM4000:メチルセルロース(「メトローズSM40
00」、信越化学工業(株))重量平均分子量350,000
【0035】表1及び表2の結果によれば、本発明のポ
リビニル系高分子化合物及びセルロース系高分子化合物
を含むコンタクトレンズ装着液は、接触角が小さく、水
濡れ性に優れていることが認められる。また、30℃に
おける粘度が5〜20mPa・sである本発明のコンタ
クトレンズ装着液は、コンタクトレンズの装用感を向上
させることが認められる。なお、上記コンタクトレンズ
装着液は、いずれもポリビニル系高分子化合物に由来の
ビニル系モノマー臭が抑制されていた。
リビニル系高分子化合物及びセルロース系高分子化合物
を含むコンタクトレンズ装着液は、接触角が小さく、水
濡れ性に優れていることが認められる。また、30℃に
おける粘度が5〜20mPa・sである本発明のコンタ
クトレンズ装着液は、コンタクトレンズの装用感を向上
させることが認められる。なお、上記コンタクトレンズ
装着液は、いずれもポリビニル系高分子化合物に由来の
ビニル系モノマー臭が抑制されていた。
【0036】
【発明の効果】本発明のコンタクトレンズ装着液は、コ
ンタクトレンズ装着時に優れた濡れ性を有するのみなら
ず、使用性にも優れ、ハードコンタクトレンズ用のみな
らずソフトコンタクトレンズ用の装着液としても有用で
ある。
ンタクトレンズ装着時に優れた濡れ性を有するのみなら
ず、使用性にも優れ、ハードコンタクトレンズ用のみな
らずソフトコンタクトレンズ用の装着液としても有用で
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 (A)ポリビニル系高分子化合物と、
(B)セルロース系高分子化合物とを含有してなり、3
0℃における粘度が5〜25mPa・sであることを特
徴とするコンタクトレンズ装着液。 - 【請求項2】 更に、(C)シクロデキストリン類を含
有する請求項1記載のコンタクトレンズ装着液。 - 【請求項3】 ソフトコンタクトレンズ装着液である請
求項1又は2記載のコンタクトレンズ装着液。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000138160A JP2001318348A (ja) | 2000-05-11 | 2000-05-11 | コンタクトレンズ装着液 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000138160A JP2001318348A (ja) | 2000-05-11 | 2000-05-11 | コンタクトレンズ装着液 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001318348A true JP2001318348A (ja) | 2001-11-16 |
Family
ID=18645818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000138160A Pending JP2001318348A (ja) | 2000-05-11 | 2000-05-11 | コンタクトレンズ装着液 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001318348A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004002358A (ja) * | 2002-04-01 | 2004-01-08 | Rohto Pharmaceut Co Ltd | 眼科用組成物 |
WO2004100993A1 (ja) * | 2003-05-15 | 2004-11-25 | Menicon Co., Ltd. | 眼科用組成物 |
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US10092505B2 (en) | 2012-01-11 | 2018-10-09 | Nitto Denko Corporation | Oral film-form base and preparation |
JP2020134572A (ja) * | 2019-02-14 | 2020-08-31 | 第一工業製薬株式会社 | コンタクトレンズ装着液 |
-
2000
- 2000-05-11 JP JP2000138160A patent/JP2001318348A/ja active Pending
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JP7229037B2 (ja) | 2019-02-14 | 2023-02-27 | 第一工業製薬株式会社 | コンタクトレンズ装着液 |
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