JP2001315369A - プリンタ - Google Patents
プリンタInfo
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- JP2001315369A JP2001315369A JP2000136855A JP2000136855A JP2001315369A JP 2001315369 A JP2001315369 A JP 2001315369A JP 2000136855 A JP2000136855 A JP 2000136855A JP 2000136855 A JP2000136855 A JP 2000136855A JP 2001315369 A JP2001315369 A JP 2001315369A
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- JP
- Japan
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- ink
- ink ribbon
- printed
- printer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクリボンの無駄を無くすことのできるプ
リンタを提供する。 【解決手段】 インクリボンのインク61をサーマルヘ
ッド51によってシートに転写して印字を行うプリンタ
であって、インクリボン61のインクの有無を検出する
ラインセンサ20と、このラインセンサ20が検出した
インク有無データとインクリボンの位置とを対応させて
記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶されたデータ
からインクリボンの転写済みである使用済み領域を求め
る制御手段とを備え、この制御手段は、文字が前記使用
済み領域で印字が行われる場合に、その使用済み領域か
らはみ出る文字の一部分だけの印字を行なわせ、その文
字の他の部分を使用済み領域外のインクリボン61の部
分で印字を行なわせる。
リンタを提供する。 【解決手段】 インクリボンのインク61をサーマルヘ
ッド51によってシートに転写して印字を行うプリンタ
であって、インクリボン61のインクの有無を検出する
ラインセンサ20と、このラインセンサ20が検出した
インク有無データとインクリボンの位置とを対応させて
記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶されたデータ
からインクリボンの転写済みである使用済み領域を求め
る制御手段とを備え、この制御手段は、文字が前記使用
済み領域で印字が行われる場合に、その使用済み領域か
らはみ出る文字の一部分だけの印字を行なわせ、その文
字の他の部分を使用済み領域外のインクリボン61の部
分で印字を行なわせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば案内標識
や道順などに使用する文字等を印字するプリンタに関す
る。
や道順などに使用する文字等を印字するプリンタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、着脱自在に装着されたリボン
カセットと、シートロールからシートをプラテンローラ
へ送り出すシート送り機構と、リボンカセットの一方の
リボンコアからインクリボンをプラテンローラへ送り出
すリボン送り機構と、インクリボンのインクをシートへ
転写させるサーマルヘッド等とを備えているプリンタが
知られている。
カセットと、シートロールからシートをプラテンローラ
へ送り出すシート送り機構と、リボンカセットの一方の
リボンコアからインクリボンをプラテンローラへ送り出
すリボン送り機構と、インクリボンのインクをシートへ
転写させるサーマルヘッド等とを備えているプリンタが
知られている。
【0003】かかるプリンタは、サーマルヘッドがプラ
テンローラへ送り出されたシートとインクリボンとを重
ねてプラテンローラへ圧接させながらインクリボンのイ
ンクをシートへ熱転写させて印字を行っていくようにな
っている。
テンローラへ送り出されたシートとインクリボンとを重
ねてプラテンローラへ圧接させながらインクリボンのイ
ンクをシートへ熱転写させて印字を行っていくようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
プリンタにあっては、送り出されたインクリボンをリボ
ンカセットの他方のリボンコアで巻き取っていくように
なっているが、図9に示すように、印字が行われた部分
1Aではインクが抜けており、印字が行われていない部
分1Bではインクが残ったままインクリボン1は巻き取
られていき、そのまま捨てられることになる。このた
め、印字する文字2の高さHが小さい場合、無駄になる
領域3が大きくなってしまうという問題があった。
プリンタにあっては、送り出されたインクリボンをリボ
ンカセットの他方のリボンコアで巻き取っていくように
なっているが、図9に示すように、印字が行われた部分
1Aではインクが抜けており、印字が行われていない部
分1Bではインクが残ったままインクリボン1は巻き取
られていき、そのまま捨てられることになる。このた
め、印字する文字2の高さHが小さい場合、無駄になる
領域3が大きくなってしまうという問題があった。
【0005】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、インクリボンの無駄を無くすことの
できるプリンタを提供することにある。
ので、その目的は、インクリボンの無駄を無くすことの
できるプリンタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、インクリボンのインクを印字ヘ
ッドによってシートに転写して印字を行うプリンタであ
って、前記インクリボンの転写済みである使用済み領域
を検出し、その使用済み領域外の部分で印字を行うよう
にしたことを特徴とする。
め、請求項1の発明は、インクリボンのインクを印字ヘ
ッドによってシートに転写して印字を行うプリンタであ
って、前記インクリボンの転写済みである使用済み領域
を検出し、その使用済み領域外の部分で印字を行うよう
にしたことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、インクリボンのインク
を印字ヘッドによってシートに転写して印字を行うプリ
ンタであって、前記インクリボンの転写済みである使用
済み領域を検出し、印字の際に、前記使用済み領域に印
字する文字が重なるとき、この使用済み領域からはみ出
る文字の一部分だけの印字を行い、その文字の他の部分
を前記使用済み領域外のインクリボンの部分で印字を行
うようにしたことを特徴とする。
を印字ヘッドによってシートに転写して印字を行うプリ
ンタであって、前記インクリボンの転写済みである使用
済み領域を検出し、印字の際に、前記使用済み領域に印
字する文字が重なるとき、この使用済み領域からはみ出
る文字の一部分だけの印字を行い、その文字の他の部分
を前記使用済み領域外のインクリボンの部分で印字を行
うようにしたことを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、インクリボンのインク
を印字ヘッドによってシートに転写して印字を行うプリ
ンタであって、前記インクリボンのインクの有無を検出
するインク有無検出手段と、このインク有無検出手段が
検出したインク有無データとインクリボンの位置とを対
応させて記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶され
たデータからインクリボンの転写済みである使用済み領
域を求める制御手段とを備え、この制御手段は、文字が
前記使用済み領域で印字が行われる場合に、その使用済
み領域からはみ出る文字の一部分だけの印字を行なわ
せ、残りの文字の部分をその使用済み領域外のインクリ
ボンの部分で印字を行なわせることを特徴とする。
を印字ヘッドによってシートに転写して印字を行うプリ
ンタであって、前記インクリボンのインクの有無を検出
するインク有無検出手段と、このインク有無検出手段が
検出したインク有無データとインクリボンの位置とを対
応させて記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶され
たデータからインクリボンの転写済みである使用済み領
域を求める制御手段とを備え、この制御手段は、文字が
前記使用済み領域で印字が行われる場合に、その使用済
み領域からはみ出る文字の一部分だけの印字を行なわ
せ、残りの文字の部分をその使用済み領域外のインクリ
ボンの部分で印字を行なわせることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わるプリンタ
の実施の形態を図面に基づいて説明する。
の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0010】図1に示すプリンタ10は、プリンタ本体
11と、このプリンタ本体11に開閉可能に取り付けら
れた蓋体50とを備えている。
11と、このプリンタ本体11に開閉可能に取り付けら
れた蓋体50とを備えている。
【0011】プリンタ本体11内には、シートを送るス
プロケット12と、プラテンローラ13と、スプロケッ
ト12およびプラテンローラ13を回転させていく駆動
機構(図示せず)と、リボンカセット60のリボンコアギ
ア64,65を回転させていくギア機構(図示せず)と、
インクリボン61の幅方向に延びたラインセンサ(検出
手段)20(図5参照)と、インクリボン61に向けて
光を射出する発光ダイオード21と、インクリボン61
をラインセンサ20に対して所定位置に位置させておく
ローラ14等とが設けられている。ラインセンサ20は
インクリボン61の反射光を受光してインクリボン61
のインクが転写済みである否か、すなわちインリボン6
1のインクの有無を検出するものである。
プロケット12と、プラテンローラ13と、スプロケッ
ト12およびプラテンローラ13を回転させていく駆動
機構(図示せず)と、リボンカセット60のリボンコアギ
ア64,65を回転させていくギア機構(図示せず)と、
インクリボン61の幅方向に延びたラインセンサ(検出
手段)20(図5参照)と、インクリボン61に向けて
光を射出する発光ダイオード21と、インクリボン61
をラインセンサ20に対して所定位置に位置させておく
ローラ14等とが設けられている。ラインセンサ20は
インクリボン61の反射光を受光してインクリボン61
のインクが転写済みである否か、すなわちインリボン6
1のインクの有無を検出するものである。
【0012】プリンタ本体11の後部には印字用のシー
ト16Sのシートロール16を載置する載置台17が取
り付けられており、この載置台17はプリンタ本体11
内に収納できるようになっている。また、プリンタ本体
11内には印字されたシート16Sを前方へ案内するガ
イド部材18が設けられている。
ト16Sのシートロール16を載置する載置台17が取
り付けられており、この載置台17はプリンタ本体11
内に収納できるようになっている。また、プリンタ本体
11内には印字されたシート16Sを前方へ案内するガ
イド部材18が設けられている。
【0013】蓋体50の裏側には、上下動可能にサーマ
ルヘッド(印字ヘッド)51が設けられており、また、
その裏側にはインクリボンカセット60が着脱自在に装
着されている。蓋体50の上面には、文字などを入力す
る各種の操作キー(図示せず)を設けた操作部52と、こ
れら操作キーによって入力された文字などを表示する表
示部53とが設けられている。蓋体50は、軸11J回
りに回動して開閉するようになっている。
ルヘッド(印字ヘッド)51が設けられており、また、
その裏側にはインクリボンカセット60が着脱自在に装
着されている。蓋体50の上面には、文字などを入力す
る各種の操作キー(図示せず)を設けた操作部52と、こ
れら操作キーによって入力された文字などを表示する表
示部53とが設けられている。蓋体50は、軸11J回
りに回動して開閉するようになっている。
【0014】図2はプリンタ10の制御系の構成を示し
たブロック図である。図2において、70は駆動機構を
構成するパルスモータであり、このパルスモータの駆動
によってインクリボン61やシート16Sを送るもので
ある。71はサーマルヘッド51を上下動させるソレノ
イド、72はパルスモータ70に入力するパルス数をカ
ウントするカウンタ、73はラインセンサ20が検出す
るインクの有無データとカウンタ72のカウント数とを
関連づけて記憶しておくメモリである。74はCPU等
から構成された制御装置であり、この制御装置74はメ
モリ73に記憶されたデータからインクリボン61の使
用済み領域を求めたり、この求めた使用済み領域や操作
部52の操作に基づいてサーマルヘッド51,パルスモ
ータ70,ソレノイド71等を制御するようになってい
る。
たブロック図である。図2において、70は駆動機構を
構成するパルスモータであり、このパルスモータの駆動
によってインクリボン61やシート16Sを送るもので
ある。71はサーマルヘッド51を上下動させるソレノ
イド、72はパルスモータ70に入力するパルス数をカ
ウントするカウンタ、73はラインセンサ20が検出す
るインクの有無データとカウンタ72のカウント数とを
関連づけて記憶しておくメモリである。74はCPU等
から構成された制御装置であり、この制御装置74はメ
モリ73に記憶されたデータからインクリボン61の使
用済み領域を求めたり、この求めた使用済み領域や操作
部52の操作に基づいてサーマルヘッド51,パルスモ
ータ70,ソレノイド71等を制御するようになってい
る。
【0015】次に、上記のように構成されるプリンタ1
0の動作について説明する。なお、ここでは、一旦使用
したインクリボン61を巻き戻したインクリボンカセッ
ト60を装着したものについて説明する。
0の動作について説明する。なお、ここでは、一旦使用
したインクリボン61を巻き戻したインクリボンカセッ
ト60を装着したものについて説明する。
【0016】先ず、操作部52の操作キーを操作して所
望の文字等を入力する。入力された文字などは表示部5
3に表示されていく。そして、再使用モードを設定する
とともに操作キーの操作によって印字をスタートさせる
と、ソレノイド71が駆動されてサーマルヘッド51が
図3に示す位置へ上昇される。この後、発光ダイオード
21が発光されるとともにパルスモータ70が駆動制御
されて、インクリボン61が送り出されていく。このと
き、プラテンローラ12は停止している。これは、クラ
ッチなどを介在させてインクリボン61のみが送り出さ
れるようにしておく。
望の文字等を入力する。入力された文字などは表示部5
3に表示されていく。そして、再使用モードを設定する
とともに操作キーの操作によって印字をスタートさせる
と、ソレノイド71が駆動されてサーマルヘッド51が
図3に示す位置へ上昇される。この後、発光ダイオード
21が発光されるとともにパルスモータ70が駆動制御
されて、インクリボン61が送り出されていく。このと
き、プラテンローラ12は停止している。これは、クラ
ッチなどを介在させてインクリボン61のみが送り出さ
れるようにしておく。
【0017】インクリボン61の送り出しのとき、ライ
ンセンサ20が受光するインクリボン61の反射受光量
からインクリボン61のインク有無を検知し、この検知
したインクの有無データと、カウンタ72のカウント数
とが関連づけられてメモリ73に記憶されていく。イン
クリボン61の送り量は、印字する文字数に基づいて決
定される。
ンセンサ20が受光するインクリボン61の反射受光量
からインクリボン61のインク有無を検知し、この検知
したインクの有無データと、カウンタ72のカウント数
とが関連づけられてメモリ73に記憶されていく。イン
クリボン61の送り量は、印字する文字数に基づいて決
定される。
【0018】制御装置74は、メモリ73に記憶された
インク有無データとカウント数とから、インクリボン6
1の使用済み領域を求め、送り出したインクリボンの送
り量で印字する文字の全てが印字できるか否かを判断す
る。印字できない場合、再度、インクリボン61を送り
出していき、上記と同様にインク有無データとカウンタ
72のカウント数とが関連づけられてメモリ73に記憶
されていく。そして、上記と同様にして印字する文字の
全てが印字できるか否かが判断される。このようにし
て、印字する全ての文字が印字できる長さまでインクリ
ボン61が送り出されていく。
インク有無データとカウント数とから、インクリボン6
1の使用済み領域を求め、送り出したインクリボンの送
り量で印字する文字の全てが印字できるか否かを判断す
る。印字できない場合、再度、インクリボン61を送り
出していき、上記と同様にインク有無データとカウンタ
72のカウント数とが関連づけられてメモリ73に記憶
されていく。そして、上記と同様にして印字する文字の
全てが印字できるか否かが判断される。このようにし
て、印字する全ての文字が印字できる長さまでインクリ
ボン61が送り出されていく。
【0019】インクリボン61の送り出しが終了した
ら、発光ダイオード21の発光が停止されるとともにパ
ルスモータ70が逆転されてインクリボン61の巻き戻
しが行われる。このインクリボン61の巻き戻しが終了
したら、ソレノイド71の作動が停止される。このソレ
ノイド71の作動の停止によりサーマルヘッド51が下
降して、インクリボン61とシート16Sとが重ねられ
てプラテンローラ13に圧接される。
ら、発光ダイオード21の発光が停止されるとともにパ
ルスモータ70が逆転されてインクリボン61の巻き戻
しが行われる。このインクリボン61の巻き戻しが終了
したら、ソレノイド71の作動が停止される。このソレ
ノイド71の作動の停止によりサーマルヘッド51が下
降して、インクリボン61とシート16Sとが重ねられ
てプラテンローラ13に圧接される。
【0020】そして、再度パルスモータ70が駆動制御
されて、インクリボン61とシート16Sとがプラテン
ローラ13へ送り出されていく。制御装置74は、メモ
リ73に記憶されたインク有無データおよびカウント数
と、印字する文字データと、インクリボン61の送り量
とに基づいて、サーマルヘッド51が制御されていく。
されて、インクリボン61とシート16Sとがプラテン
ローラ13へ送り出されていく。制御装置74は、メモ
リ73に記憶されたインク有無データおよびカウント数
と、印字する文字データと、インクリボン61の送り量
とに基づいて、サーマルヘッド51が制御されていく。
【0021】例えば、図4に示す「A」の文字Mを印字
する場合、図5に示すように、破線で囲まれるインクリ
ボン61の領域61Rで文字「A」の印字が行われる場
合、その領域61R内に使用済み領域61S(実線で囲
まれる部分)があると、その領域61R内であって使用
済み領域61S外の領域61Tで文字「A」の下の部分
Ma(斜線部分)の印字が行われる。すなわち、使用済
み領域61Sからはみ出る文字「A」の下の部分Maの
みが、インクリボン61の領域61Tによって印字が行
われる。
する場合、図5に示すように、破線で囲まれるインクリ
ボン61の領域61Rで文字「A」の印字が行われる場
合、その領域61R内に使用済み領域61S(実線で囲
まれる部分)があると、その領域61R内であって使用
済み領域61S外の領域61Tで文字「A」の下の部分
Ma(斜線部分)の印字が行われる。すなわち、使用済
み領域61Sからはみ出る文字「A」の下の部分Maの
みが、インクリボン61の領域61Tによって印字が行
われる。
【0022】つまり、インクリボン61の領域61Tの
インクがシート16Sに転写されて、シート16Sに文
字「A」の下の部分Ma′が印字される。
インクがシート16Sに転写されて、シート16Sに文
字「A」の下の部分Ma′が印字される。
【0023】次に、図6に示すように、シート16Sお
よびインクリボン61を戻す。この後、サーマルヘッド
51を上昇させて図7に示すようにインクリボン61の
みを送り出して、インクリボン61の領域61P(イン
クのある領域)をシート16Sの部分Ma′の印字領域
に位置させる。そして、サーマルヘッド51を下降させ
て、図8に示すように、シート16Sとともにインクリ
ボン61を送り出して、文字「A」の上の部分Mbの印
字を領域61Pで行う。すなわち、インクリボン61の
領域61Pのインクがシート16Sに転写されて、シー
ト16Sに文字「A」の上の部分Mb′が印字される。
この部分Mb′の印字によりシート16Sに「A」の文
字M′が印字されることになる。
よびインクリボン61を戻す。この後、サーマルヘッド
51を上昇させて図7に示すようにインクリボン61の
みを送り出して、インクリボン61の領域61P(イン
クのある領域)をシート16Sの部分Ma′の印字領域
に位置させる。そして、サーマルヘッド51を下降させ
て、図8に示すように、シート16Sとともにインクリ
ボン61を送り出して、文字「A」の上の部分Mbの印
字を領域61Pで行う。すなわち、インクリボン61の
領域61Pのインクがシート16Sに転写されて、シー
ト16Sに文字「A」の上の部分Mb′が印字される。
この部分Mb′の印字によりシート16Sに「A」の文
字M′が印字されることになる。
【0024】このように、一文字の一部分がインクのな
い使用済み領域に入るとき、その一文字の他の部分をイ
ンクのある領域で印字を行った後、その一部分をインク
のある他の領域で印字を行って一文字を印字するもので
あるから、無駄なくインクリボン61を使用することが
できることになる。
い使用済み領域に入るとき、その一文字の他の部分をイ
ンクのある領域で印字を行った後、その一部分をインク
のある他の領域で印字を行って一文字を印字するもので
あるから、無駄なくインクリボン61を使用することが
できることになる。
【0025】この実施形態では、すでに使用済みのイン
クリボン61を巻き戻したリボンカセット60を装着し
た場合について説明したが、未使用のインクリボンの場
合には、通常モードを設定して印字を行ない、この後、
使用した長さだけインクリボンを巻き戻し、上記と同様
に再使用モードを設定して使用するようにしてもよい。
クリボン61を巻き戻したリボンカセット60を装着し
た場合について説明したが、未使用のインクリボンの場
合には、通常モードを設定して印字を行ない、この後、
使用した長さだけインクリボンを巻き戻し、上記と同様
に再使用モードを設定して使用するようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】この発明によれば、インクリボンの使用
済み領域を検出して、その使用済み領域外で印字を行う
ものであるから、インクリボンの無駄を無くすことがで
きる。
済み領域を検出して、その使用済み領域外で印字を行う
ものであるから、インクリボンの無駄を無くすことがで
きる。
【図1】この発明に係わるプリンタの概略構成を示した
説明図である。
説明図である。
【図2】プリンタの制御系の構成を示したブロック図で
ある。
ある。
【図3】サーマルヘッドが上昇した状態を示した説明図
である。
である。
【図4】印字する文字を示した説明図である。
【図5】インクリボンのインクがシートに転写された状
態を示した説明図である。
態を示した説明図である。
【図6】インクリボンとシートを送り戻した状態を示し
た説明図である。
た説明図である。
【図7】インクリボンのもを送り出した状態を示した説
明図である。
明図である。
【図8】シートに文字が印字された状態を示した説明図
である。
である。
【図9】従来の問題点を説明するための説明図である。
16S シート 20 ラインセンサ(検出手段) 51 サーマルヘッド(印字ヘッド) 61 インクリボン 70 パルスモータ 73 メモリ(記憶手段) 74 制御装置(制御手段)
Claims (3)
- 【請求項1】インクリボンのインクを印字ヘッドによっ
てシートに転写して印字を行うプリンタであって、 前記インクリボンの転写済みである使用済み領域を検出
し、 その使用済み領域外の部分で印字を行うようにしたこと
を特徴とするプリンタ。 - 【請求項2】インクリボンのインクを印字ヘッドによっ
てシートに転写して印字を行うプリンタであって、 前記インクリボンの転写済みである使用済み領域を検出
し、 印字の際に、前記使用済み領域に印字する文字が重なる
とき、この使用済み領域からはみ出る文字の一部分だけ
の印字を行い、その文字の他の部分を前記使用済み領域
外のインクリボンの部分で印字を行うようにしたことを
特徴とするプリンタ。 - 【請求項3】インクリボンのインクを印字ヘッドによっ
てシートに転写して印字を行うプリンタであって、 前記インクリボンのインクの有無を検出するインク有無
検出手段と、 このインク有無検出手段が検出したインク有無データと
インクリボンの位置とを対応させて記憶する記憶手段
と、 この記憶手段に記憶されたデータからインクリボンの転
写済みである使用済み領域を求める制御手段とを備え、 この制御手段は、文字が前記使用済み領域で印字が行わ
れる場合に、その使用済み領域からはみ出る文字の一部
分だけの印字を行なわせ、その文字の他の部分を使用済
み領域外のインクリボンの部分で印字を行なわせること
を特徴とするプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000136855A JP2001315369A (ja) | 2000-05-10 | 2000-05-10 | プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000136855A JP2001315369A (ja) | 2000-05-10 | 2000-05-10 | プリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001315369A true JP2001315369A (ja) | 2001-11-13 |
Family
ID=18644732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000136855A Abandoned JP2001315369A (ja) | 2000-05-10 | 2000-05-10 | プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001315369A (ja) |
-
2000
- 2000-05-10 JP JP2000136855A patent/JP2001315369A/ja not_active Abandoned
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060908 |
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