JP2001312200A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JP2001312200A JP2001312200A JP2000134297A JP2000134297A JP2001312200A JP 2001312200 A JP2001312200 A JP 2001312200A JP 2000134297 A JP2000134297 A JP 2000134297A JP 2000134297 A JP2000134297 A JP 2000134297A JP 2001312200 A JP2001312200 A JP 2001312200A
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- JP
- Japan
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- toner container
- fixing means
- image forming
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- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】定着手段と回収トナー容器が近い画像形成装置
では、回収トナー容器の回収トナーが定着手段からの熱
の影響で凝集、ブロッキングなどの不具合が発生してい
た。さらにこれを解決するためにファンで冷却すると熱
ローラに温度ムラが発生していた。 【解決手段】上記の課題を解決するために、定着手段
と、機内冷却用ファンと、回収トナー容器を有する画像
形成装置において、回収トナー容器と定着手段の間に複
数段のお互いに連通し複数の通気流路が設けられ、前記
機内冷却用ファンのつくる空気の流れは回収トナー容器
側から定着手段側にする。
では、回収トナー容器の回収トナーが定着手段からの熱
の影響で凝集、ブロッキングなどの不具合が発生してい
た。さらにこれを解決するためにファンで冷却すると熱
ローラに温度ムラが発生していた。 【解決手段】上記の課題を解決するために、定着手段
と、機内冷却用ファンと、回収トナー容器を有する画像
形成装置において、回収トナー容器と定着手段の間に複
数段のお互いに連通し複数の通気流路が設けられ、前記
機内冷却用ファンのつくる空気の流れは回収トナー容器
側から定着手段側にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザプ
リンタ、ファクシミリなどに係り、特に電子写真方式の
画像形成技術を用いた装置に関するもので、定着手段の
近傍に回収トナー容器がレイアウトされ、機内冷却用フ
ァンを有する画像形成装置に関するものである。
リンタ、ファクシミリなどに係り、特に電子写真方式の
画像形成技術を用いた装置に関するもので、定着手段の
近傍に回収トナー容器がレイアウトされ、機内冷却用フ
ァンを有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真方式の技術を用いたレー
ザプリンタを図1に基づいて説明する。同図面において
まず各構成要素の説明をする。
ザプリンタを図1に基づいて説明する。同図面において
まず各構成要素の説明をする。
【0003】従来技術のプリンタは、プリンタ本体1、
給紙搬送手段2、画像形成部3、レーザー光学系4、定
着手段5、排出トレイ61などから構成される。この図
を見ても分かるとおりプリンタの設置条件を節約するた
めの省スペースの要望から構成部材のレイアウトによっ
ては回収トナー容器37と定着手段5が非常に近く設計
することがある。
給紙搬送手段2、画像形成部3、レーザー光学系4、定
着手段5、排出トレイ61などから構成される。この図
を見ても分かるとおりプリンタの設置条件を節約するた
めの省スペースの要望から構成部材のレイアウトによっ
ては回収トナー容器37と定着手段5が非常に近く設計
することがある。
【0004】ところが定着手段5と回収トナー容器37
が近接していると、回収トナー容器37内のトナーが定
着手段5の熱によってガラス転移温度(55〜75℃)
を越えてしまい、凝集、ブロッキングなどの不具合が発
生していた。
が近接していると、回収トナー容器37内のトナーが定
着手段5の熱によってガラス転移温度(55〜75℃)
を越えてしまい、凝集、ブロッキングなどの不具合が発
生していた。
【0005】このような問題を解決するために機内冷却
ファンを強力にして充分機内を冷やすことが考えられる
が、小型のプリンタなどの定着手段はすぐに印字スター
トできるように熱容量の小さい小型の熱ローラを使用し
ており、機内冷却ファンによる冷たい外気によって熱ロ
ーラの機内冷却用ファン側の温度が所定の温度以下にな
るなど温度ムラが発生してしまう。
ファンを強力にして充分機内を冷やすことが考えられる
が、小型のプリンタなどの定着手段はすぐに印字スター
トできるように熱容量の小さい小型の熱ローラを使用し
ており、機内冷却ファンによる冷たい外気によって熱ロ
ーラの機内冷却用ファン側の温度が所定の温度以下にな
るなど温度ムラが発生してしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、回収
トナー容器が定着手段によって温められにくく、かつ定
着手段の熱ローラに温度ムラが発生することなく定着手
段周辺の雰囲気温度を下げる技術が望まれている。
トナー容器が定着手段によって温められにくく、かつ定
着手段の熱ローラに温度ムラが発生することなく定着手
段周辺の雰囲気温度を下げる技術が望まれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、第1の発明として定着手段と、機内冷却
用ファンと、回収トナー容器を有する画像形成装置にお
いて、回収トナー容器と定着手段の間に複数段のお互い
に連通し複数の通気流路が設けられ、前記機内冷却用フ
ァンのつくる空気の流れは回収トナー容器側から定着手
段側であることを特徴とする画像形成装置を用いる。
決するために、第1の発明として定着手段と、機内冷却
用ファンと、回収トナー容器を有する画像形成装置にお
いて、回収トナー容器と定着手段の間に複数段のお互い
に連通し複数の通気流路が設けられ、前記機内冷却用フ
ァンのつくる空気の流れは回収トナー容器側から定着手
段側であることを特徴とする画像形成装置を用いる。
【0008】また第2の発明として前記前記通気流路
は、回収トナー容器と定着手段の間に設けられたダクト
と、前記定着手段の上の空間は当該定着手段の上面に搬
送方向に横切る方向に設けられた遮蔽板により形成され
た第1の空間と第2の空間の2つの空間であり、第2の
空間に面した定着手段の上面には通気口が設けられてお
り、前記機内冷却用ファンのつくる空気の流れは、上流
側から吸気口、前記ダクト、前記第1の空間、前記第2
の空間、排気口であることを特徴第1の発明に記載の画
像形成装置を用いる。
は、回収トナー容器と定着手段の間に設けられたダクト
と、前記定着手段の上の空間は当該定着手段の上面に搬
送方向に横切る方向に設けられた遮蔽板により形成され
た第1の空間と第2の空間の2つの空間であり、第2の
空間に面した定着手段の上面には通気口が設けられてお
り、前記機内冷却用ファンのつくる空気の流れは、上流
側から吸気口、前記ダクト、前記第1の空間、前記第2
の空間、排気口であることを特徴第1の発明に記載の画
像形成装置を用いる。
【0009】
【作用】機内冷却用ファンの作る空気の流れの上流側に
回収トナー容器を、下流側に定着手段をレイアウトする
ことにより回収トナー容器に定着手段からの熱が伝わり
にくくなり、さらに定着手段に送られる空気は定着手段
の上部の第1の空間である程度温められてから熱ローラ
の熱を取り除くための第2の空間に送られるので、熱ロ
ーラの温度ムラが発生しにくくなる。
回収トナー容器を、下流側に定着手段をレイアウトする
ことにより回収トナー容器に定着手段からの熱が伝わり
にくくなり、さらに定着手段に送られる空気は定着手段
の上部の第1の空間である程度温められてから熱ローラ
の熱を取り除くための第2の空間に送られるので、熱ロ
ーラの温度ムラが発生しにくくなる。
【0010】
【実施例】本件発明を採用するプリンタの実施例を図2
に基づいて説明する。図中の太い矢印、矢の正面記号、
矢の背面記号は風の流れを表しているが、風の流れの詳
細は別の図を用いて説明する。同図面においてまず各構
成要素の説明をする。
に基づいて説明する。図中の太い矢印、矢の正面記号、
矢の背面記号は風の流れを表しているが、風の流れの詳
細は別の図を用いて説明する。同図面においてまず各構
成要素の説明をする。
【0011】本件プリンタは、プリンタ本体1、給紙搬
送手段2、画像形成部3、レーザー光学系4、定着手段
5、排出トレイ61などから構成される。
送手段2、画像形成部3、レーザー光学系4、定着手段
5、排出トレイ61などから構成される。
【0012】前記給紙搬送手段2は給紙カセット21、
給紙ローラ22、搬送路(23,25,27)、レジス
トローラ対(24a,24b)、搬送ローラ対(26
a,26b)、排出ローラ対(28a,28b)からな
っている。前記給紙カセット21は図中右側に引き出し
可能であり、当該カセットの筐体の一部とプリンタ本体
で前記搬送路23を形成している。当該給紙カセット2
1には用紙積載板211がありこの上に複数の用紙が積
載されておりこの用紙積載板211がバネ、又はリフト
モータなどで積載された用紙の一番上の用紙が前記給紙
ローラ22に接するように付勢する。前記レジストロー
ラ対(24a,24b)は搬送されてきた用紙と前記画
像形成手段3の前記感光体ドラム32のトナー像の転写
のタイミングを合わせるためと、用紙先端を整えるため
に一端用紙を止めてから前記画像形成手段3へ用紙を搬
送する役割をもつ。前記搬送ローラ対(26a,26
b)、前記排出ローラ対(28a,28b)は用紙を搬
送するために適宜必要数が本プリンタ内にレイアウトさ
れている。
給紙ローラ22、搬送路(23,25,27)、レジス
トローラ対(24a,24b)、搬送ローラ対(26
a,26b)、排出ローラ対(28a,28b)からな
っている。前記給紙カセット21は図中右側に引き出し
可能であり、当該カセットの筐体の一部とプリンタ本体
で前記搬送路23を形成している。当該給紙カセット2
1には用紙積載板211がありこの上に複数の用紙が積
載されておりこの用紙積載板211がバネ、又はリフト
モータなどで積載された用紙の一番上の用紙が前記給紙
ローラ22に接するように付勢する。前記レジストロー
ラ対(24a,24b)は搬送されてきた用紙と前記画
像形成手段3の前記感光体ドラム32のトナー像の転写
のタイミングを合わせるためと、用紙先端を整えるため
に一端用紙を止めてから前記画像形成手段3へ用紙を搬
送する役割をもつ。前記搬送ローラ対(26a,26
b)、前記排出ローラ対(28a,28b)は用紙を搬
送するために適宜必要数が本プリンタ内にレイアウトさ
れている。
【0013】前記画像形成手段3はユニット本体31、
感光体ドラム32、主帯電器33、現像手段35、転写
手段36と、クリーニング手段37、トナーカートリッ
ジ38とで構成されている。前記主帯電器33は感光体
ドラムに向かって開口したシールドケース内に50〜1
00μmの細いタングステン線を感光体ドラムの長手方
向に張り、これに+5KV程度の高圧を印可することに
より前記感光体ドラム32を正帯電させる。この帯電し
た前記感光体ドラム32の表面にLSU4が画像情報に
応じたレーザー光線を露光口34を通して照射すること
によりドラムの表面に静電潜像が形成される。前記感光
体ドラム32のレーザーが照射された部分に前記現像手
段35内で攪拌されてプラス帯電したトナーに現像ロー
ラのバイアス電圧と感光体ドラム表面の電位が作用する
ことによりトナー像が形成されこれを前記転写手段36
とのニップに搬送されてくる用紙に転写する。前記転写
手段36は本実施例では転写ローラを用い前記感光体ド
ラム32とは逆の極性の高圧の電圧が印加されている。
感光体ドラム上の転写されなかったトナーは次のプロセ
スのクリーニング手段37のゴムブレード372により
掻き落とされて、表面の残留電位をおとして均一にすべ
く除電ランプ(図示していない)により除電されてその
後は次の一連のプロセスに備える。
感光体ドラム32、主帯電器33、現像手段35、転写
手段36と、クリーニング手段37、トナーカートリッ
ジ38とで構成されている。前記主帯電器33は感光体
ドラムに向かって開口したシールドケース内に50〜1
00μmの細いタングステン線を感光体ドラムの長手方
向に張り、これに+5KV程度の高圧を印可することに
より前記感光体ドラム32を正帯電させる。この帯電し
た前記感光体ドラム32の表面にLSU4が画像情報に
応じたレーザー光線を露光口34を通して照射すること
によりドラムの表面に静電潜像が形成される。前記感光
体ドラム32のレーザーが照射された部分に前記現像手
段35内で攪拌されてプラス帯電したトナーに現像ロー
ラのバイアス電圧と感光体ドラム表面の電位が作用する
ことによりトナー像が形成されこれを前記転写手段36
とのニップに搬送されてくる用紙に転写する。前記転写
手段36は本実施例では転写ローラを用い前記感光体ド
ラム32とは逆の極性の高圧の電圧が印加されている。
感光体ドラム上の転写されなかったトナーは次のプロセ
スのクリーニング手段37のゴムブレード372により
掻き落とされて、表面の残留電位をおとして均一にすべ
く除電ランプ(図示していない)により除電されてその
後は次の一連のプロセスに備える。
【0014】前記クリーニング手段37内は回収トナー
容器371になっており、ゴムブレードで掻き落とされ
たトナーはここにためられていく。
容器371になっており、ゴムブレードで掻き落とされ
たトナーはここにためられていく。
【0015】特に前記画像形成部3のうち、イメージン
グユニット本体31、感光体ドラム32、主帯電器3
3、現像手段35、クリーニング手段37、トナーカー
トリッジ38はユニット化されており、図2に示すよう
に上蓋62と右蓋63を開くことによりプリンタ本体に
脱着可能である。前記トナーカートリッジ38もトナー
が無くなればそれ自体交換可能となっている。
グユニット本体31、感光体ドラム32、主帯電器3
3、現像手段35、クリーニング手段37、トナーカー
トリッジ38はユニット化されており、図2に示すよう
に上蓋62と右蓋63を開くことによりプリンタ本体に
脱着可能である。前記トナーカートリッジ38もトナー
が無くなればそれ自体交換可能となっている。
【0016】定着手段5は、熱ローラ52とその内部の
ヒータ53と、圧ローラ54、定着排出ローラ対(55
a,55b)などから構成される。詳しくは前記熱ロー
ラ52は熱伝導性のよいアルミ等にフッ素コートを施し
たものを用い前記ヒータ53を内蔵することにより定着
に必要な所定の温度に制御されている。当該熱ローラ5
3の駆動は前記圧ローラ54からの接触従動でもよいが
スリップの懸念を排除するためにもお互いハスバ歯車な
どでかみあい前記圧ローラ54と従動することが好まし
い。前記熱ローラ52は前記圧ローラ54に対向し適当
な圧力で接触し、駆動手段(図示していない)により駆
動されている。この圧ローラ54は基材が熱伝導性の良
いアルミのローラからなり定着のニップ幅を確保するた
めに周辺を弾性層で覆われている。また図示していない
が各ローラに対しては用紙を剥がすための爪部材やクリ
ーニングするローラやウェブを設けてある。
ヒータ53と、圧ローラ54、定着排出ローラ対(55
a,55b)などから構成される。詳しくは前記熱ロー
ラ52は熱伝導性のよいアルミ等にフッ素コートを施し
たものを用い前記ヒータ53を内蔵することにより定着
に必要な所定の温度に制御されている。当該熱ローラ5
3の駆動は前記圧ローラ54からの接触従動でもよいが
スリップの懸念を排除するためにもお互いハスバ歯車な
どでかみあい前記圧ローラ54と従動することが好まし
い。前記熱ローラ52は前記圧ローラ54に対向し適当
な圧力で接触し、駆動手段(図示していない)により駆
動されている。この圧ローラ54は基材が熱伝導性の良
いアルミのローラからなり定着のニップ幅を確保するた
めに周辺を弾性層で覆われている。また図示していない
が各ローラに対しては用紙を剥がすための爪部材やクリ
ーニングするローラやウェブを設けてある。
【0017】これらの構成部材はユニット化されて定着
筐体51内に納められており、この定着筐体51の上部
には、定着手段5の上の空間を仕切る遮蔽板561が設
けられており、図中右側が第1の空間562で、左側が
第2の空間になっている。定着筐体51および遮蔽板5
61は熱容量の大きい板金などの部材でできている。前
記第2の空間に面する当該定着筐体51の上面には当該
定着手段5内に熱がこもらないための複数の開口部51
1が設けられ、ここから外へ熱を逃がしている。
筐体51内に納められており、この定着筐体51の上部
には、定着手段5の上の空間を仕切る遮蔽板561が設
けられており、図中右側が第1の空間562で、左側が
第2の空間になっている。定着筐体51および遮蔽板5
61は熱容量の大きい板金などの部材でできている。前
記第2の空間に面する当該定着筐体51の上面には当該
定着手段5内に熱がこもらないための複数の開口部51
1が設けられ、ここから外へ熱を逃がしている。
【0018】前記排紙トレイ61はプリンタ本体1の上
部に設けられており、プリンタ本体1の外装と兼用され
ている。
部に設けられており、プリンタ本体1の外装と兼用され
ている。
【0019】プリンタの動きを引き続き図1に基づき説
明する。まず前記用紙積載板211に積載された用紙
は、前記給紙ローラ22に1枚ずつ給紙されて搬送路2
3へ送られ、一旦前記レジストローラ対(23a、23
b)で止められて所定のタイミングで前記画像形成手段
3の前記感光体ドラム32と転写手段36の形成するニ
ップに送られ用紙の図中上面に未定着トナーを転写され
る。この上面に未定着トナーを転写された用紙は前記搬
送路25を経て前記定着手段5へ送られる。ここで前記
熱ローラ52と前記圧ローラ54の形成するニップに挟
持、加熱されることによりトナー像は用紙に定着する。
その後用紙は前記搬送路27を経て前記排出トレイ61
にフェースダウンで排出される。
明する。まず前記用紙積載板211に積載された用紙
は、前記給紙ローラ22に1枚ずつ給紙されて搬送路2
3へ送られ、一旦前記レジストローラ対(23a、23
b)で止められて所定のタイミングで前記画像形成手段
3の前記感光体ドラム32と転写手段36の形成するニ
ップに送られ用紙の図中上面に未定着トナーを転写され
る。この上面に未定着トナーを転写された用紙は前記搬
送路25を経て前記定着手段5へ送られる。ここで前記
熱ローラ52と前記圧ローラ54の形成するニップに挟
持、加熱されることによりトナー像は用紙に定着する。
その後用紙は前記搬送路27を経て前記排出トレイ61
にフェースダウンで排出される。
【0020】本件の特徴部分である定着手段5、回収ト
ナー容器371とその周辺部分の構成および空気の流れ
を図3、図4に基づいて説明する。図4は図2に示すX
−Xの断面図である。
ナー容器371とその周辺部分の構成および空気の流れ
を図3、図4に基づいて説明する。図4は図2に示すX
−Xの断面図である。
【0021】図3においてダクト72は定着手段5と回
収トナー容器371の間に位置し、内部に通気スペース
722を有し、吸気口721は吸気ファン71に向かっ
て開口し、定着手段側壁部723の前記吸気口721と
反対側の位置には通気口725が設けられている。当該
ダクト72は熱伝導性の良くない樹脂でできているの
で、回収トナー容器371に定着手段5からの熱は伝わ
りにくくなっている。
収トナー容器371の間に位置し、内部に通気スペース
722を有し、吸気口721は吸気ファン71に向かっ
て開口し、定着手段側壁部723の前記吸気口721と
反対側の位置には通気口725が設けられている。当該
ダクト72は熱伝導性の良くない樹脂でできているの
で、回収トナー容器371に定着手段5からの熱は伝わ
りにくくなっている。
【0022】次に定着手段5、回収トナー容器371と
その周辺部分の空気の流れを図4に基づいて詳細に説明
する。吸気ファン71から吸い込まれた外部の空気は前
記吸気口721からダクト72内に送り込まれ、通気ス
ペース722を通って図中下方向へ向かう。この時は回
収トナー容器371側の回収トナー容器側壁部724に
は外部からの室温に近い空気により冷やされている。こ
の空気は通気口725を経て定着手段5の上部の第1の
空間562に流れ込み、折り返して図中上側に流れてい
く。この時外部の室温の空気は定着手段5の上面と遮蔽
板561の熱を奪うことにより温められつつ流れてい
く。続いて前記遮蔽板561の無い箇所で第1の空間5
62と第2の空間563は連通しており、ここから空気
は第2の空間563に流れていく。第2の空間563の
空気は図中上側から排気口564方向へ定着筐体51の
熱と開口部511から上がる熱を奪いつつ流れていき、
排気ファン73によって外部へ出される。
その周辺部分の空気の流れを図4に基づいて詳細に説明
する。吸気ファン71から吸い込まれた外部の空気は前
記吸気口721からダクト72内に送り込まれ、通気ス
ペース722を通って図中下方向へ向かう。この時は回
収トナー容器371側の回収トナー容器側壁部724に
は外部からの室温に近い空気により冷やされている。こ
の空気は通気口725を経て定着手段5の上部の第1の
空間562に流れ込み、折り返して図中上側に流れてい
く。この時外部の室温の空気は定着手段5の上面と遮蔽
板561の熱を奪うことにより温められつつ流れてい
く。続いて前記遮蔽板561の無い箇所で第1の空間5
62と第2の空間563は連通しており、ここから空気
は第2の空間563に流れていく。第2の空間563の
空気は図中上側から排気口564方向へ定着筐体51の
熱と開口部511から上がる熱を奪いつつ流れていき、
排気ファン73によって外部へ出される。
【0023】このように定着手段5へ送られる空気は外
気を直接吹きつけるのではないので熱ローラ52が過剰
に冷却されることなく定着手段5の空気を外へ排出する
ことができる。
気を直接吹きつけるのではないので熱ローラ52が過剰
に冷却されることなく定着手段5の空気を外へ排出する
ことができる。
【0024】本実施例において、吸気ファン71と排気
ファンの2つを設けているがいずれか1つのファンを設
けても同様の効果が得られる。またダクト72の定着手
段側壁部723と回収トナー容器側壁部724と同一部
材にしているが、種類の違う材質で定着手段側壁部72
3を熱容量の大きい材質にして回収トナー容器側壁部7
24をそのまま断熱効果のある部材にしても良い。その
ほか定着手段5の複数の開口部511は同じ大きさのも
のが均一に並んでいるが、比較的冷たい空気の入る方向
(図4では上方向)の開口部511は小さくするか又は
少ない数にして、排気方向(図4では下方向)の開口部
511は大きくするか又は数を多くするなどすれば熱ロ
ーラ53の温度のムラはより改善される。
ファンの2つを設けているがいずれか1つのファンを設
けても同様の効果が得られる。またダクト72の定着手
段側壁部723と回収トナー容器側壁部724と同一部
材にしているが、種類の違う材質で定着手段側壁部72
3を熱容量の大きい材質にして回収トナー容器側壁部7
24をそのまま断熱効果のある部材にしても良い。その
ほか定着手段5の複数の開口部511は同じ大きさのも
のが均一に並んでいるが、比較的冷たい空気の入る方向
(図4では上方向)の開口部511は小さくするか又は
少ない数にして、排気方向(図4では下方向)の開口部
511は大きくするか又は数を多くするなどすれば熱ロ
ーラ53の温度のムラはより改善される。
【0025】
【発明の効果】本発明を持ちいれば、定着手段からの熱
が回収トナー容器にいくことがないので、回収トナーが
固まる不具合が発生しない。さらに定着手段に冷えすぎ
た空気も行かないので熱ローラの温度ムラも発生しにく
い。
が回収トナー容器にいくことがないので、回収トナーが
固まる不具合が発生しない。さらに定着手段に冷えすぎ
た空気も行かないので熱ローラの温度ムラも発生しにく
い。
【図1】従来技術のプリンタの概略図である。
【図2】本件発明を採用するプリンタの概略図である。
【図3】本件発明の定着手段と回収トナー容器周辺の概
略図である。
略図である。
【図4】本件発明の定着手段と回収トナー容器周辺の空
気の流れの様子を表した断面図である。
気の流れの様子を表した断面図である。
1;プリンタ本体 31;イメージングユニット 371;回収トナー容器 5;定着手段 511;開口部 561;遮蔽板 562;第1の空間 563;第2の空間 564;排気口 71;吸気ファン 72;ダクト 721;吸気口 722;通気スペース 723;定着手段側壁部 724;回収トナー容器側壁部 725;通気口 73;排気ファン
Claims (2)
- 【請求項1】定着手段と、機内冷却用ファンと、回収ト
ナー容器を有する画像形成装置において、 回収トナー容器と定着手段の間に複数段のお互いに連通
し複数の通気流路が設けられ、前記機内冷却用ファンの
つくる空気の流れは回収トナー容器側から定着手段側で
あることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】前記前記通気流路は、回収トナー容器と定
着手段の間に設けられたダクトと定着手段の上の空間は
当該定着手段の上面に搬送方向に横切る方向に設けられ
た遮蔽板により形成された第1の空間と第2の空間の2
つの空間であり、第2の空間に面した定着手段の上面に
は通気口が設けられており、前記機内冷却用ファンのつ
くる空気の流れは、上流側から吸気口、前記ダクト、前
記第1の空間、前記第2の空間、排気口であることを特
徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000134297A JP2001312200A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000134297A JP2001312200A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001312200A true JP2001312200A (ja) | 2001-11-09 |
Family
ID=18642604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000134297A Pending JP2001312200A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001312200A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007155850A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Ricoh Co Ltd | 排熱構造および画像形成装置 |
JP2014106284A (ja) * | 2012-11-26 | 2014-06-09 | Ricoh Co Ltd | 冷却システム、及び画像形成装置 |
JP2015038555A (ja) * | 2013-08-19 | 2015-02-26 | 株式会社リコー | 駆動ユニット及びそれを備えた画像形成装置 |
US9031448B2 (en) | 2012-06-28 | 2015-05-12 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus with a partition that forms part of a cooling air path when a cover is closed but permits access to an image forming unit when the cover is open |
JP2016184125A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
JP2017161622A (ja) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | 株式会社リコー | 冷却装置及び画像形成装置 |
-
2000
- 2000-04-28 JP JP2000134297A patent/JP2001312200A/ja active Pending
Cited By (6)
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US9031448B2 (en) | 2012-06-28 | 2015-05-12 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus with a partition that forms part of a cooling air path when a cover is closed but permits access to an image forming unit when the cover is open |
JP2014106284A (ja) * | 2012-11-26 | 2014-06-09 | Ricoh Co Ltd | 冷却システム、及び画像形成装置 |
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JP2017161622A (ja) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | 株式会社リコー | 冷却装置及び画像形成装置 |
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