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JP2001301740A - 簡易容器 - Google Patents

簡易容器

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JP2001301740A
JP2001301740A JP2000123104A JP2000123104A JP2001301740A JP 2001301740 A JP2001301740 A JP 2001301740A JP 2000123104 A JP2000123104 A JP 2000123104A JP 2000123104 A JP2000123104 A JP 2000123104A JP 2001301740 A JP2001301740 A JP 2001301740A
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JP
Japan
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container
folded
opening
simple container
folded portion
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Shigeru Babami
滋 馬場見
Kuniaki Tada
國昭 多田
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Tokan Kogyo Co Ltd
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Tokan Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡易容器のとくに上部開口の周縁部の部分にお
ける円周方向の強度を改善するとともに、保形性を高め
るようにした簡易容器を提供することを目的とする。 【解決手段】胴部10の上部開口17の周縁部を外側へ
折返して折返し部18を形成するとともに、このような
折返し部18の一部を開口縁部の外側の外表面上に接着
部21のところで接着するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は簡易容器に係り、と
くに上部が開口になっている簡易容器に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の食品や飲料を供給するための容器
として、紙を主材料とする簡易容器が広く利用されてい
る。また使捨て式の容器として、紙コップから成る簡易
容器が用いられている。
【0003】この種の簡易容器は、例えば扇形の原紙を
巻いてカップ状の胴部を形成するとともに、別部材から
成る底板を底部に組合わせるようにして構成されてい
る。あるいはまた円形の板紙を絞り加工してカップ状の
形状に成形している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような簡易容器
は、その上部、とくに開口縁部の強度が弱いと、容器と
しての形状を保つ性質、すなわち保形性が損われること
になる。また被せ蓋によって上部開口を閉塞するように
装着する場合に、被せ蓋の嵌合が難しい等の問題があ
る。そこでとくに容器の上部の強度を向上させるため
に、材料を工夫するか、あるいはまた開口縁部にリムや
カール部を設けるようにしている。
【0005】開口縁部にリムあるいはカール部を設ける
ことによって、容器の上部のとくに開口縁部の強度が向
上する。強度をさらに向上させるためにはリムまたはカ
ール部の少なくとも一部を接着させることが好ましい。
ところがリムまたはカール部の一部だけを効果的にかつ
簡易的に接着するための適正形状が提案されていない。
また熱可塑性樹脂がラミネートされた紙を用いた簡易容
器の場合には、この熱可塑性樹脂を接着剤の代りに使用
することが可能だが、熱可塑性樹脂が容器加工用ツール
類に溶着し易くなり、加工に支障を来たす場合がある。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、容器の上部のとくに開口縁部の強度が
十分な値を有し、これによって高い保形性を有する簡易
容器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の一発明は、上部が
開口になっている簡易容器において、上部開口の周縁部
を外側に折返すとともに、折返された部分の少なくとも
一部を開口縁部の外側の外表面上に接着したことを特徴
とする簡易容器に関するものである。
【0008】ここで主材料が紙から構成されるととも
に、紙の少なくとも一方の表面に高分子フィルムが接合
されており、開口の周縁部が折返されたときに前記高分
子フィルムが接合された表面が互いに接するようになさ
れ、前記高分子フィルムの熱溶着によって折返された部
分が接着されてよい。また高分子フィルムの熱溶着に代
えて、接着剤または糊剤によって接着するようにしてよ
い。また折返された部分の先端よりも開口縁部側におい
て接着されるとともに、折返された部分の先端側が開口
縁部の外側の外表面から離間していてよい。また折返さ
れた部分と開口縁部の外側の外表面との間に空間が形成
されてよい。またこのような簡易容器は、底板が別部材
から成る組立て容器、あるいは底部が一体になっている
絞り容器であってよい。
【0009】
【作用】本願の上記一発明によれば、上部開口の周縁部
が外側に折返されるとともに、折返された部分の少なく
とも一部が開口縁部の外側の外表面上に接着されてい
る。従って折返し部分が接着されて固定されることにな
り、これによって折返し部分の変形が阻止され、上部の
とくに開口縁部の強度が向上する。従ってこのような開
口縁部の強度によって、高い保形性を有する簡易容器が
提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明を図示の実施の形態に
よって説明する。まず第1の実施の形態を図1〜図3に
よって説明する。この簡易容器は、扇形原紙を巻いて形
成される逆円錐台状の胴部10を有している。なお異形
の扇形原紙を用いて逆多角錐台状の形状としてもよい。
そしてこのような胴部10の底部開口が底板11によっ
て閉塞されるようになっている。図2に示すように底板
11はその外周側の部分が下方に折曲げられて周壁部1
2を構成し、このような周壁部12が胴部10の下端と
折曲げ部13とによって挟着され、これによって底板1
1が胴部10の底部に結合されている。
【0011】このようなカップ状をなす簡易容器は、そ
の上部開口17の周縁部が外側へ折返されて折返し部1
8が形成されている。折返し部18の内側であって開口
縁部との間には図3に示すように空間19が上部開口1
7の周縁部に沿って形成されるようになっている。しか
も折返し部18の先端部20は開口縁部の外側の外表面
から離間されている。そして先端部20よりも開口縁部
側において、接着部21のところで折返し部18が胴部
10の外表面上に接着されている。
【0012】このような簡易容器は、紙を主材料とする
簡易容器であって、図3に示すように紙25の両面にそ
れぞれラミネートフィルム26、27を接合したもので
ある。ここでラミネートフィルム26、27はそれぞれ
適当な融点の熱可塑性樹脂から選択される。そしてとく
に図3に示すように、折返し部18を外側に折返された
ときに胴部10の外表面に接合されているラミネートフ
ィルム27が互いに接するようになり、このようなラミ
ネートアフィルム27の熱溶着によって接着部21が形
成されるようになっている。
【0013】このように本実施の形態の簡易容器は、図
3に示すように紙25の両面にラミネートフィルム2
6、27を積層した3層構造の原紙から構成されてお
り、外側のラミネートフィルム27の熱溶着によって接
着部21を形成するようにしている。ここでラミネート
フィルム27による熱溶着は、ホットエア、あるいはフ
レーム加熱の後圧着を行なうようにしている。なおこの
ような熱溶着に代えて、熱板圧着やホットエアとヒータ
との組合わせによる加熱後の圧着、あるいはまた超音波
溶着による接着を行なうようにしてもよい。
【0014】ラミネートフィルム27を用いた熱溶着の
場合において、このような熱溶着を行なう際の熱で折返
されたときの折返し部18の外側に露出するように位置
するラミネートフィルム26がダメージを受ける可能性
がある。そこでラミネートフィルム27よりもラミネー
トフィルム26の方が融点が高い熱可塑性樹脂を選択
し、適当な加熱温度を選択することによって、外表面の
ラミネートフィルム26を溶解することなくしかももう
一方の表面のラミネートフィルム27によって接着部2
1を良好に形成することが可能になる。
【0015】ここで図3に示すように、折返し部18の
先端部20が開口縁部の外側の表面から離間されてい
る。これは先端部20と対応する位置において、胴部1
0の外表面のラミネートフィルム27が加熱溶着時ある
いは圧着時にダメージを受けることを防止するためであ
る。すなわち圧着体の大きさを、接着部21の部分を効
果的に押圧する大きさにし、先端部20の部分を押圧し
ない大きさに限定するようにしている。従って先端部2
0の内側において胴部10の外表面がダメージを受ける
ことが防止される。なお超音波等の適切な方法で接着さ
せる場合は、先端部20まで圧着させるようにしてもよ
い。
【0016】このような簡易容器は、胴部10の上部開
口17の周縁部を外側に折返して接着部21の部分を熱
溶着するようにしているために、簡易な加工でしかも折
返し部18の成形を行なうことが可能になり、これによ
って簡易容器のコストの上昇を防止できるようになる。
しかも折返し部18が接着部21のところで開口縁部の
外側の外表面上に接着されているために、このような折
返し部18によってとくに開口縁部の部分の円周方向の
強度を高めることが可能になる。従って容器の保形性が
改善されることになり、容器を持ったときにおいて持っ
た部分が内側に変形することがなくなる。また被せ蓋を
装着する場合において、被せ蓋と容器の開口縁部との嵌
合の密着性が改善されることになる。また接着部21を
有する折返し部18によってとくに容器の上部の強度が
大きくなるとともに保形性が改善されることから、材料
原紙の厚さを薄くすることが可能になり、これによって
コストの低減が図られることになる。
【0017】次に第2の実施の形態を図4および図5に
よって説明する。この実施の形態は、胴部10の底部開
口を閉塞する底板11の構造が異なっている。すなわち
底板11の外周側には上方へ折曲げられた周壁部12が
形成されており、このような周壁部12が胴部10の内
周面に接合されて底部開口が閉塞されるようになってい
る。
【0018】またこのような簡易容器は、その上部開口
17の周縁部を外側に折返して成る折返し部18の上端
側の部分が図5に示すようにほぼ円弧状をなしており、
内側に空間19が形成されている。とくに折返し部18
の断面形状を円弧状とすることによって、図3に示す第
1の実施の形態よりも折返し部18の強度を高めること
が可能になり、保形性がさらに改善される。また先端部
20が胴部10の外周側から大きく離間しているため
に、上記実施の形態と同様に先端部20の内側の胴部1
0の外周面のダメージが防止されることになる。なお超
音波等のダメージの少ない方法で接着する場合は、先端
部20を胴部10の外周面に近接あるいは接触させてよ
い。
【0019】次にさらに別の実施の形態を図6および図
7によって説明する。この実施の形態は胴部10の底部
開口を閉塞する底板11の外周側に形成されている周壁
部12が胴部10の下端側の外表面に接合されるように
なっている。
【0020】またここでは上部開口17の周縁部を外側
へ折返して成る折返し部18の全体の形状が上記第2の
実施の形態とほぼ同様の形状をなすとともに、とくに図
7に示すように、先端部20の外周側への逃がし量を少
なくしている。すなわち接着部21を形成するための熱
溶着の際の圧着の治具を変更することによって、先端部
20の外周側への逃がし量を少なくするようにしたもの
である。
【0021】次にさらに別の実施の形態を図8および図
9によって説明する。この実施の形態は、容器それ自体
をほぼ円形の単一の板紙から成形した絞り容器に関する
ものであって、底板11が胴部10と連続する単一の板
紙によって絞り成形されたものである。
【0022】そしてここで上部開口17の周縁部を外側
に折返すことによって、図9に示すように2段に円弧状
断面を有する形状としている。そしてこのように2段に
形成されている折返し部18のとくに高さ方向の中間位
置において折返し部18を接着部21の接着によって胴
部10の外表面に接着するようにしている。
【0023】一般に単一の円形の板紙から成る絞り容器
の場合には、胴の部分を絞るようにしているために、胴
の部分の円周方向の強度が弱く、内容物を入れて持った
ときに容器が内容物の重さで開いて変形する可能性があ
る。すなわち内容物の重さによって胴の部分が開くと、
これによって内容物がこぼれ落ちたり流出したりする可
能性がある。ところが図8および図9に示す構成によれ
ば、とくに開口縁部を外側へ折返して成る折返し部18
が接着部21のところで接着されており、このような接
着部21が円周方向の強度をこの容器に対して与え、こ
のために内容物を入れて容器を持ったときにおいても、
この容器が開くように変形することがなく、このために
内容物がこぼれることも防止される。
【0024】次にさらに別の実施の形態を図10および
図11によって説明する。この実施の形態は、円形の板
紙によってとくに外周側の部分を絞って胴部10を形成
したものである。従って底板11と胴部10とは連続し
た単一の板紙から構成される。しかも上部開口17の周
縁部を外側に折返すことによって、折返し部18が形成
されている。ここで折返し部18はとくに図11に示す
ように、胴部10の上端側であって開口縁部の外側の部
分にその高さ方向の全長においてほぼ重なるようになっ
ている。しかも折返し部18の高さ方向の中間位置にお
いて接着部21によって折返し部18が胴部10の外表
面に接着されている。従ってこのような絞り容器によれ
ば、とくに開口縁部を外側へ折返して成る折返し部18
によって、この容器に保形性が与えられ、内容物を入れ
て持ったときにおいてこの容器が変形することがない。
【0025】次にさらに別の実施の形態を図12および
図13によって説明する。この実施の形態の簡易容器
は、円形の板紙を絞り成形して成る絞り容器であって、
底板11と胴部10とが連続する単一の板紙から構成さ
れており、図12に示すようにほぼ皿状をなす形状にな
っている。
【0026】しかもこのような簡易容器の上部開口17
の周縁部が外側へ折返されて折返し部18が形成されて
いる。ここで折返し部18はその高さ方向の中間位置に
おいて接着部21のところで開口縁部の外側の外表面上
に接着されている。またこのような折返し部18の下端
側の部分であって先端部20は外側へ屈曲されており、
胴部10の部分の外表面から離間している。
【0027】従ってこのような容器においても、胴部1
0側の折返し部18によってこの容器に対して円周方向
の強度が与えられ、容器が高い保形性を有するようにな
る。従って内容物を入れてこの容器を持っても、内容物
の重さによって容器が開いたり変形したりすることが防
止される。また折返し部18の外周側へ屈曲する先端部
20によってとくにその内側の部分におけるラミネート
フィルム27の損傷が防止されるようになり、外観を損
なうことがない。
【0028】次にさらに別の実施の形態を図14〜図1
6によって説明する。この実施の形態はほぼ矩形状をな
す板紙原紙を用いて偏平なトレー状容器を形成するよう
にしたものである。すなわち矩形の原紙の周縁部を絞る
ことによって、周縁部によって胴部10を形成するとと
もに、このような胴部10の上端側を外側へ折返して2
重のフランジ構造としたものである。折返し部18はそ
の上面が図16Aに示すように接着剤21によって折返
し部分の上側の平坦なフランジ状部分に接着されてい
る。なおここで図16Bに示すように、折返し部18の
先端部20をさらに下方に折曲げるようにしてもよい。
【0029】このような構造によれば、紙を絞ったトレ
ー状の容器の周縁部の2重のフランジ構造によってその
保形性、すなわち元の形態を維持する機能がより高めら
れた簡易容器が提供されることになる。
【0030】以上本発明を図示の実施の形態によって説
明したが、本発明は上記実施の形態によって限定される
ことなく、本発明の技術的思想に基いて各種の変更が可
能である。例えば容器の形状については、上記実施の形
態の形状に限定されることなく、その他各種の形態の簡
易容器に広く適用可能である。また上記実施の形態にお
いては、ラミネートフィルム27の熱溶着によって折返
し部18の熱溶着を行なうようにしているが、このよう
な熱溶着に代えて、ホットメルト型、その他の接着剤あ
るいは糊剤によって接着を行なうことが可能である。
【0031】また上記実施の形態においては、図3、図
5、図7、図9、図11、図13、および図16に示す
ように、紙25の両側にラミネートフィルム26、27
が接合された原紙を用いるようにしているが、ラミネー
トフィルム26、27を溶着の手段として用いない場合
には、紙のみから成る単層の原紙によって容器を形成す
るようにしてもよい。あるいはまた一方の面にのみラミ
ネートフィルムが接合された紙によって容器を形成する
ようにしてもよい。この他に上記3層以外の構成の原紙
を用いて容器を形成することも可能である。
【0032】また上記の主要な実施の形態は、カップ
状、あるいはまた皿状の円形の容器に関するものである
が、本願発明は必ずしもこのような円形の容器に限定さ
れるものではない。すなわち例えば矩形の原紙を用い、
このような矩形の原紙を絞り加工して矩形の絞り容器を
形成してもよい。あるいはまたトレー状の容器にも適用
可能である。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明は、上部が開口にな
っている簡易容器において、上部開口の周縁部を外側に
折返すとともに、折返された部分の少なくとも一部を開
口縁部の外側の外表面上に接着したものである。
【0034】従ってこのような容器によれば、上部開口
の周縁部を外側に折返すとともに、少なくとも一部を開
口縁部の外側の外表面上に接着した折返し部によって、
この容器の開口縁部に対して円周方向の強度を与えると
ともに、容器の上部側の部分の保形性を大幅に改善する
ことが可能になる。従って内容物の重さによって容器が
変形することが防止され、あるいはまた被せ蓋を装着す
る場合に、被せ蓋との密着性が改善されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の簡易容器の外観斜視図であ
る。
【図2】同簡易容器の縦断面図である。
【図3】折返し部の構造を示す拡大縦断面図である。
【図4】別の実施の形態の簡易容器の縦断面図である。
【図5】折返し部の構造を示す拡大縦断面図である。
【図6】さらに別の実施の形態の簡易容器の縦断面図で
ある。
【図7】折返し部の構造を示す要部拡大断面図である。
【図8】さらに別の実施の形態の簡易容器の縦断面図で
ある。
【図9】同簡易容器の折返し部の構造を示す拡大縦断面
図である。
【図10】さらに別の実施の形態の簡易容器の縦断面図
である。
【図11】同簡易容器の折返し部の構造を示す拡大縦断
面図である。
【図12】さらに別の実施の形態の簡易容器の構造を示
す縦断面図である。
【図13】折返し部の構造を示す拡大縦断面図である。
【図14】さらに別の実施の形態のトレー状簡易容器の
構造を示す斜視図である。
【図15】同簡易容器の縦断面図である。
【図16】折返し部の構造を示す拡大縦断面図である。
【符号の説明】
10 胴部 11 底板 12 周壁部 13 折曲げ部 17 上部開口 18 折返し部 19 空間 20 先端部 21 接着部 25 紙 26、27 ラミネートフィルム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部が開口になっている簡易容器におい
    て、 上部開口の周縁部を外側に折返すとともに、折返された
    部分の少なくとも一部を開口縁部の外側の外表面上に接
    着したことを特徴とする簡易容器。
  2. 【請求項2】主材料が紙から構成されるとともに、紙の
    少なくとも一方の表面に高分子フィルムが接合されてお
    り、開口の周縁部が折返されたときに前記高分子フィル
    ムが接合された表面が互いに接するようになされ、 前記高分子フィルムの熱溶着によって折返された部分が
    接着されることを特徴とする請求項1に記載の簡易容
    器。
  3. 【請求項3】開口縁部の外側に折返された部分が接着剤
    または糊剤によって接着されていることを特徴とする請
    求項1に記載の簡易容器。
  4. 【請求項4】折返された部分の先端よりも開口縁部側に
    おいて接着されるとともに、折返された部分の先端側が
    開口縁部の外側の外表面から離間していることを特徴と
    する請求項1〜請求項3の何れかに記載の簡易容器。
  5. 【請求項5】折返された部分と開口縁部の外側の外表面
    との間に空間が形成されることを特徴とする請求項1〜
    請求項4の何れかに記載の簡易容器。
  6. 【請求項6】底板が別部材から成る組立て容器であるこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項5の何れかに記載の簡
    易容器。
  7. 【請求項7】底部が一体になっている絞り容器であるこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項5の何れかに記載の簡
    易容器。
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