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JP2001298192A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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Publication number
JP2001298192A
JP2001298192A JP2000112221A JP2000112221A JP2001298192A JP 2001298192 A JP2001298192 A JP 2001298192A JP 2000112221 A JP2000112221 A JP 2000112221A JP 2000112221 A JP2000112221 A JP 2000112221A JP 2001298192 A JP2001298192 A JP 2001298192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
semiconductor device
gate electrode
tantalum nitride
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000112221A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadahiro Omi
忠弘 大見
Hiroyuki Shimada
浩行 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2000112221A priority Critical patent/JP2001298192A/ja
Priority to US09/834,992 priority patent/US6593634B2/en
Publication of JP2001298192A publication Critical patent/JP2001298192A/ja
Priority to US10/431,841 priority patent/US20030197231A1/en
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D86/00Integrated devices formed in or on insulating or conducting substrates, e.g. formed in silicon-on-insulator [SOI] substrates or on stainless steel or glass substrates
    • H10D86/01Manufacture or treatment
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D86/00Integrated devices formed in or on insulating or conducting substrates, e.g. formed in silicon-on-insulator [SOI] substrates or on stainless steel or glass substrates

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  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い電流駆動能力を備え、かつ歩留まりが高
い半導体装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 半導体装置1000は、NMOSFET
100Aと、PMOSFET100Bとを有する。各M
OSFETは、SOI基板1のシリコン層1aに形成さ
れた、ソース領域およびドレイン領域を構成する第1お
よび第2の不純物拡散層8a,8bと、第1および第2
の不純物拡散層8a,8bの間に形成されたチャネル領
域7と、少なくともチャネル領域7上に形成されたゲー
ト絶縁層2と、ゲート絶縁層2上に形成されたゲート電
極3と、を有する。ゲート電極3は、少なくともゲート
絶縁層2に接する領域に窒化タンタル層4を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に関し、特にゲート電極に特徴を有する絶
縁ゲート電界効果トランジスタおよびその製造方法に関
する。
【0002】
【背景技術】現在の半導体集積回路に用いられる絶縁ゲ
ート電界効果トランジスタ(MISFET)では、その
ゲート電極として、低抵抗化のために不純物を高濃度で
ドープした多結晶シリコン層が用いられることが多い。
具体的なCMOS回路(Complimentary MOSFET回路)に
用いられる半導体プロセスにおいて、特性バランスをと
るために、ゲート電極材料としては、NチャネルMOS
FET(NMOSFET)にはN型多結晶シリコンが、
PチャネルMOSFET(PMOSFET)にはP型多
結晶シリコンが採用されている。また、ゲート電極は、
さらなる低抵抗化を目的として、前記ゲート電極の上層
に高融点金属シリサイド層を有する構造を採るのが一般
的である。
【0003】しかしながら、ゲート電極を構成するポリ
シリコン層は不純物を高濃度でドープしているにもかか
わらず、空乏化を起こしてしまうことが知られている。
空乏化が発生してしまうと、ゲート電極と直列に容量が
挿入されていることと等価になり、チャネルにかかる実
効的な電界が低下してしまう。その結果、MOSFET
の電流駆動能力が低下する。また、ゲート電極全体の抵
抗値は、多結晶シリコン層上にシリサイド層を重ねた場
合でさえ5Ω/□以下にすることは難しい。そして、デ
バイスを0.1ミクロン世代まで微細化すると、ゲート
電極の膜厚を薄くする必要があるため、ゲート電極は比
抵抗率で30μΩ・cm程度以下にすることが求められ
ている。
【0004】一方、直接ゲート絶縁層に接するN型多結
晶シリコン層の仕事関数は4.15eV、P型多結晶シ
リコン層の仕事関数は5.25eVであり、これらの仕
事関数は、シリコンの真性ミッドギャップエネルギー
4.61eVから大きくずれた値となっている。この大
きな差は、金属−絶縁層−半導体で作られるMOSキャ
パシタにおける、フラットバンド電圧VFBの絶対値の増
大をもたらす(符号はNMOSFET、PMOSFET
で異なる)。そのため、このようなMOSFETでは、
しきい値VTHの制御を目的として、チャネル内の不純物
濃度の最適値を高濃度側にシフトさせる必要がある。そ
して、高濃度のチャネル内では、不純物によるキャリア
の散乱が無視できない影響を及ぼし、その結果、チャネ
ル内のキャリア移動度の低下を招くことになる。このこ
とは、MOSFETの電流駆動能力の低下を意味し、回
路の応答特性に重要な影響を及ぼす。
【0005】これらの問題点を解決するために、低抵抗
でゲート空乏化を起こさず、かつ様々な仕事関数を持つ
ゲート電極材料が提案されている。例えば、Jeong-Mo
Hwang(IEDM Technical Digest 1992年,345頁)等では
窒化チタン(TiN)層を用いた構造、牛木等(IEDM Tec
hnical Digest 1996年,117頁)では、ベータタンタル
(β−Ta)層を用いた構造が提案されている。
【0006】たとえば、N型またはP型MOSFETに
おいて、ゲート絶縁層上に形成されたTiN層を有する
ゲート電極については、以下のことがいえる。TiN層
は、比抵抗率が約200μΩ・cmと比較的高いため、
ゲート電極の低抵抗化のために、金属(例えばタングス
テン)層が積層される。TiN層の仕事関数は、Jeong-
Mo Hwang等の報告にもあるように、4.7〜4.8eV
とシリコンの真性ミッドギャップエネルギー4.61e
Vに近く、前述したしきい値制御の点で大きな効果が得
られると期待される。
【0007】しかし、この構成例では、TiN層は過酸
化水素水や硫酸のような薬液に溶解するので、ゲート電
極層のエッチング後に行われるクリーニングが非常に難
しいという問題がある。そのため、この構造のデバイス
は、歩留まりを高く維持することが非常に困難であっ
た。
【0008】また、N型またはP型MOSFETにおい
て、ゲート絶縁層上に形成されたタンタル層を有するゲ
ート電極においては、以下のことがいえる。この構成例
では、タンタル層が金属にしてはかなり高抵抗(比抵
抗:約160μΩ・cm)であるベータ相を持った層し
か成膜できず、結果として比較的に高抵抗なゲート電極
になってしまうという問題がある。また、この構成例の
場合、ベータタンタル層の仕事関数がシリコンの真性ミ
ッドギャップエネルギーとかなり異なり、しきい値が低
しきい値側にシフトしていて、NMOSFETとPMO
SFETのしきい値バランスが悪いという問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高い
電流駆動能力を備え、かつ歩留まりが高い半導体装置お
よびその製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体装置
は、半導体層に形成された、ソース領域およびドレイン
領域を構成する第1および第2の不純物拡散層と、前記
第1および第2の不純物拡散層の間に形成されたチャネ
ル領域と、少なくとも前記チャネル領域上に形成された
ゲート絶縁層と、前記ゲート絶縁層上に形成されたゲー
ト電極と、を含み、前記ゲート電極は、少なくとも前記
ゲート絶縁層に接する領域に窒化タンタル層を有する。
【0011】本発明に係る半導体装置によれば、主とし
て以下の作用効果を有する。
【0012】(1)前記ゲート電極は、前記ゲート絶縁
層に接するように、前記窒化タンタル層を有する。この
窒化タンタル層は、その仕事関数がシリコンの真性ミッ
ドギャプエネルギーと極めて近似している。その結果、
金属−絶縁層−シリコンからなるキャパシタにおける、
フラットバンド電圧の絶対値の増加が小さく、しきい値
の制御のためにチャネル領域にドープされる不純物の濃
度を高くする必要がない。したがって、キャリア移動度
の低下を防止でき、高い電流駆動能力を備えた絶縁ゲー
ト電界効果トランジスタを高い歩留まりで得ることがで
きる。
【0013】(2)上記(1)で述べたように、前記窒
化タンタル層は、その仕事関数がシリコンの真性ミッド
ギャプエネルギーと極めて近似していることから、金属
−絶縁層−シリコンからなるキャパシタにおける、フラ
ットバンド電圧の絶対値の増加が小さく、かつ、Nチャ
ネル絶縁ゲート電界効果トランジスタとPチャネル絶縁
ゲート電界効果トランジスタとで前記絶対値の差をかな
り小さくできる。その結果、Nチャネル絶縁ゲート電界
効果トランジスタとPチャネル絶縁ゲート電界効果トラ
ンジスタとを混載する相補型半導体装置において、両者
のしきい値バランスを正確かつ容易にコントロールでき
る。この効果は、特にSOI構造またはSON構造を用
いた相補型半導体装置において、顕著である。
【0014】(3)前記ゲート電極は、少なくとも前記
窒化タンタル層を含み、ポリシリコン層がゲート電極に
接していないので、ゲート電極において空乏化を生じな
い。その結果、前記ゲート電極は、ポリシリコン層を用
いた場合に比べて、チャネル領域にかかる実効的な電界
の減少を小さくでき、この点からも電流駆動能力の低下
を招くことがない。
【0015】(4)前記ゲート電極を構成する前記窒化
タンタル層は、窒化チタン層などに比べて化学的安定性
が高く、たとえばゲート電極のクリーニングに用いられ
る薬液に対して優れた耐性を有する。その結果、高い歩
留まりでデバイスを製造できる。
【0016】本発明は、さらに、以下の態様を取ること
ができる。これらの態様は、後述する相補型半導体装置
および半導体装置の製造方法においても、同様である。
【0017】(A) 前記窒化タンタル層は、導電性お
よび仕事関数を考慮すると、TaN xで表される、窒素
とタンタルの組成比(x)が0.25〜1.0であるこ
とができる。特に、前記窒化タンタル層は、TaNx
表される、窒素とタンタルの組成比(x)が約0.5で
あることができる。
【0018】(B) 前記ゲート電極は、窒化タンタル
層からなる単層で構成できる。この場合、ゲート電極の
導電性を考慮すると、前記窒化タンタル層は、1〜30
0nmの膜厚を有することができる。
【0019】(C) 前記ゲート電極は、前記窒化タン
タル層と金属層とを含む多層構造を有することができ
る。ここで用いられる金属としては、タンタル、タング
ステン、モリブデン、クロム、ニオブ、バナジウムなど
を例示できる。
【0020】(D) 前記ゲート電極は、最上層に耐酸
化性の材質からなるキャップ層を有することができる。
前記キャップ層は、TaNx、TaSixy、TiNx
TiAlxy、Si、および遷移金属のシリサイドから
選択される少なくとも1種からなる材料で構成できる。
【0021】(E) 前記不純物拡散層の露出部、さら
には前記ゲート電極の上部に、シリサイド層を有するこ
とができる。このようなシリサイド層が存在すること
で、不純物拡散層ならびにゲート電極の導電性が高ま
る。
【0022】(F) 前記半導体層は、SOI構造また
はSON構造であることができる。さらに、前記半導体
層は、高い濃度の不純物を含む半導体基板上に形成され
た、極めて低濃度の不純物を含みかつ膜厚の小さいシリ
コン層、あるいはバルク半導体層であってもよい。
【0023】本発明は、前述したように、相補型半導体
装置に好適に適用される。すなわち、本発明に係る相補
型半導体装置は、Nチャネル絶縁ゲート電界効果トラン
ジスタと、Pチャネル絶縁ゲート電界効果トランジスタ
とが混載され、前記Nチャネル絶縁ゲート電界効果トラ
ンジスタおよびPチャネル絶縁ゲート電界効果トランジ
スタのそれぞれは、半導体層に形成された、ソース領域
またはドレイン領域を構成する第1および第2の不純物
拡散層と、前記第1および第2の不純物拡散層の間に形
成されたチャネル領域と、前記チャネル領域上に形成さ
れたゲート絶縁層と、前記ゲート絶縁層上に形成された
ゲート電極と、を含み、前記ゲート電極は、少なくとも
前記ゲート絶縁層に接する領域に窒化タンタル層を有す
る。
【0024】この相補型半導体装置によれば、前述した
ように、窒化タンタル層は、その仕事関数がシリコンの
真性ミッドギャプエネルギーと極めて近似していること
から、Nチャネル絶縁ゲート電界効果トランジスタと、
Pチャネル絶縁ゲート電界効果トランジスタとのしきい
値バランスを正確かつ容易にコントロールできる。この
効果は、特にSOI構造またはSON構造を用いた相補
型半導体装置において、顕著である。
【0025】本発明に係る半導体装置の製造方法は、以
下の工程(a)〜(c)を含む。
【0026】(a)半導体層上にゲート絶縁層を形成す
る工程、(b)前記ゲート絶縁層上にゲート電極を形成
する工程であって、少なくとも前記ゲート絶縁層に接す
る領域に窒化タンタル層を形成する工程、および(c)
前記半導体層に不純物を導入して、ソース領域およびド
レイン領域を構成する第1および第2の不純物拡散層を
形成する工程。
【0027】本発明の製造方法は、さらに、以下の態様
を取ることができる。これらの態様は、後述する相補型
半導体装置の製造方法においても同様である。
【0028】(A) 前記工程(c)において、前記不
純物拡散層は、前記ゲート電極をマスクとしてセルフア
ラインで形成されることができる。
【0029】(B) 前記工程(c)の後に、前記ゲー
ト電極のサイドにサイドウォールスぺーサが形成される
工程(e)が含まれることができる。
【0030】(C) 前記工程(e)の後に、前記不純
物拡散層の露出部にシリサイド層が形成されることがで
きる。
【0031】さらに、本発明に係る、Nチャネル絶縁ゲ
ート電界効果トランジスタと、Pチャネル絶縁ゲート電
界効果トランジスタとが混載された、相補型半導体装置
の製造方法は、以下の工程(a)〜(c)を含む。
【0032】(a)半導体層上にゲート絶縁層を形成す
る工程、(b)前記ゲート絶縁層上にゲート電極を形成
する工程であって、少なくとも前記ゲート絶縁層に接す
る領域に窒化タンタル層を形成する工程、および(c)
前記半導体層に不純物を導入して、ソース領域およびド
レイン領域を形成する工程であって、前記Nチャネル絶
縁ゲート電界効果トランジスタのためのN型の第1およ
び第2の不純物拡散層を形成し、前記Pチャネル絶縁ゲ
ート電界効果トランジスタのためのP型の第1および第
2の不純物拡散層を形成する工程。
【0033】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0034】[第1の実施の形態] (デバイス)図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
半導体装置1000を模式的に示す断面図である。半導
体装置1000は、CMOS型の半導体装置であって、
Nチャネル絶縁ゲート電界効果トランジスタ(NMOS
FET)100Aと、Pチャネル絶縁ゲート電界効果ト
ランジスタ(PMOSFET)100Bとを含む。NM
OSFET100AおよびPMOSFET100Bは、
SOI(Silicon On Insul ator)基板1に形成されて
いる。SOI基板1は、支持基板1c上に、絶縁層(酸
化シリコン層)1bおよび低濃度のP型シリコン層1a
が積層されて構成されている。そして、NMOSFET
100AおよびPMOSFET100Bは、それぞれS
OI基板1のP型シリコン層1aに形成された溝20に
よって電気的に分離されている。
【0035】各MOSFET100Aおよび100B
は、P型シリコン層1a上に、ゲート絶縁層2を介し
て、積層型のゲート電極3が形成された構造を有する。
この積層型のゲート電極3は、窒化タンタル層4、体心
立方格子相のタンタル層5、およびキャップ層としての
窒化タンタル層6が順次積層されて構成されている。ま
たゲート絶縁層2の直下にはチャネル領域7、チャネル
領域7の両端にはソース・ドレイン領域(ソース領域ま
たはドレイン領域)を構成する不純物拡散領域8a,8
bが設けられている。
【0036】そして、NMOSFET100Aにおいて
は、不純物拡散層8a,8bはN型に、PMOSFET
100Bでは、不純物拡散層8a,8bはP型に形成さ
れている。不純物拡散層8a,8bの上部には、シリサ
イド層10a,10bがそれぞれ形成されている。
【0037】本実施の形態においては、窒化タンタル層
4は、少なくともゲート絶縁層2に接する領域に形成さ
れる。また、窒化タンタル層4は、導電性およびしきい
値特性などの点を考慮すると、TaNxで表される、窒
素とタンタルの組成比(x)が0.25〜1.0である
ことが望ましい。特に、ゲート電極3が積層構造の場合
には、タンタル層5の結晶成長を考慮すると、窒化タン
タル層4は、TaNxで表される、窒素とタンタルの組
成比(x)が約0.5であることが望ましい。
【0038】さらに、ゲート電極3は、最上層に耐酸化
性の材質からなるキャップ層としての窒化タンタル層6
を有することにより、後の酸化工程でタンタル層5が酸
化によってダメージを受けることを防止できる。このよ
うなキャップ層は、TaNx、TaSixy、TiNx
TiAlxy、Si、および遷移金属のシリサイドなど
から選択される少なくとも1種からなる材質によって構
成できる。
【0039】本実施の形態に係る半導体装置によれば、
主として以下の作用効果を有する。
【0040】(1)ゲート電極3は、ゲート絶縁層2に
接するように、窒化タンタル層4を有する。この窒化タ
ンタル層4は、その仕事関数が約4.5eVで、シリコ
ンの真性ミッドギャプエネルギー4.61eVと極めて
近似している。その結果、MOSキャパシタにおける、
フラットバンド電圧の絶対値の増加が小さく、しきい値
の制御のためにチャネル領域にドープされる不純物の濃
度を高くする必要がない。したがって、キャリア移動度
の低下を防止でき、高い電流駆動能力を備えたMOSF
ETを高い歩留まりで得ることができる。
【0041】(2)上記(1)で述べたように、窒化タ
ンタル層4は、その仕事関数がシリコンの真性ミッドギ
ャプエネルギーと極めて近似していることから、MOS
キャパシタにおける、フラットバンド電圧の絶対値の増
加が小さく、かつ、NMOSFETとPMOSFETと
で前記絶対値の差をかなり小さくできる。その結果、N
MOSFETとPMOSFETとを混載するCMOSに
おいて、両者のしきい値バランスを正確かつ容易にコン
トロールできる。この効果は、特にSOI基板を用いた
CMOSにおいて、顕著である。
【0042】(3)ゲート電極3は、窒化タンタル層
4、タンタル層5および窒化タンタル層6からなり、ポ
リシリコン層がゲート電極に接していないので、ゲート
電極において空乏化を生じない。その結果、ゲート電極
3は、ポリシリコン層を用いた場合に比べて、チャネル
領域にかかる実効的な電界の減少を小さくでき、この点
からも電流駆動能力の低下を招くことがない。
【0043】(4)ゲート電極3を構成する窒化タンタ
ル層4およびタンタル層5は、いずれも窒化チタン層な
どに比べて化学的安定性が高く、たとえばゲート電極の
クリーニングに用いられる薬液に対して優れた耐性を有
する。その結果、高い歩留まりでデバイスを製造でき
る。
【0044】(5)ゲート電極3を構成するタンタル層
5は、体心立方格子相のタンタルから構成されているの
で、ベータタンタルに比べて導電性が高い。具体的に
は、体心立方格子相のタンタルは、ベータタンタルに比
べて1/10程度まで抵抗を小さくできる。
【0045】本発明において、従来作成が困難であった
体心立方格子相のタンタルの形成、並びにデバイスの特
性試験については、後に詳述する。
【0046】(製造方法)半導体装置1000の製造方
法について、図2〜図5を参照して説明する。
【0047】(a)まず、図2に示すように、厚さ50
nm、比抵抗14〜26Ω・cm、面方位(100)の
P型シリコン層1aをパターニングして、素子分離のた
めの溝部20を形成する。
【0048】(b)ついで、図3に示すように、熱酸化
法により、膜厚3nm程度の酸化シリコン層からなるゲ
ート絶縁層2を形成する。
【0049】さらに、キセノンガスを用いたスパッタリ
ング法にて、窒化タンタル層4、体心立方格子相のタン
タル層5、およびキャップ層としての窒化タンタル層6
を順次、成膜する。
【0050】スパッタリングにおいては、通常用いられ
るアルゴンの代わりに、より質量の大きいキセノンを用
いることにより、下地のゲート絶縁層2ならびにシリコ
ン層1aに欠陥あるいはダメージを与えることなく、成
膜中の層の表面にのみエネルギーを与えることが可能と
なる。すなわち、アルゴンの原子半径は0.188nm
であるのに対し、キセノンの原子半径は0.217nm
と大きく、層の中に進入しにくく、層の表面にのみ効率
よくエネルギーを与えることができる。そして、アルゴ
ンの原子量は39.95であり、キセノンの原子量は1
31.3であり、キセノンはアルゴンに比べて原子量が
大きい。そのため、キセノンは、アルゴンに比べて、層
へのエネルギーおよび運動量の伝達効率が低く、欠陥や
ダメージを作りにくいといえる。したがって、キセノン
はアルゴンに比べ、ゲート絶縁層に欠陥やダメージを与
えないで、窒化タンタル層4およびタンタル層5を形成
することができる。この傾向は、クリプトンについても
いえる。
【0051】本実施の形態においては、上述した成膜方
法を採用することで、低抵抗な体心立方格子相のタンタ
ル層5が、窒化タンタル層4上に格子整合によってヘテ
ロエピタキシー成長で形成できることが確認された。ま
た上層の窒化タンタル層6は、ゲート電極のエッチング
後のプロセスで酸化を防ぐキャップ層としての機能を有
する。
【0052】さらに、これらの窒化タンタル層4、体心
立方格子相のタンタル層5および窒化タンタル層6は、
大気にさらされることなく、連続的に形成されることが
好ましい。成膜の途中で、膜を大気にさらすと、水分が
不着したり膜の表面に酸化物が形成されて、好ましくな
い。
【0053】次に、リソグラフィー技術およびドライエ
ッチング技術によりゲート電極のパターニングを行う。
【0054】(c)ついで、図4に示すように、ゲート
電極3をマスクとして、NMOSFETには砒素イオン
(As+)を、PMOSFETには二フッ化ホウ素イオン(BF
2 +)を、1020cm-3以上の濃度でイオン注入する。N
MOSFETおよびPMOSFETの不純物拡散層を形
成する際には、逆極性の不純物イオンがドープされない
ように、レジスト層などのマスク層(図示せず)が所定
領域に形成される。
【0055】この後、700℃以下、好ましくは450
〜550℃の低温アニールを施すことにより、セルフア
ラインで不純物拡散層8a,8bを形成することができ
る。
【0056】次に、CVD(Chemical Vapor Depositio
n)法にて、酸化シリコン層を、ゲート電極3が形成さ
れたSOI基板1上に全面的に堆積した後、ドライエッ
チング法によりエッチバックを行い、サイドウォールス
ペーサ9を形成する。
【0057】更に、遷移金属層、例えばNi層をスパッ
タ法にて成膜し、アニールを経て不純物拡散層8a,8
bの露出部にニッケルシリサイド層10a,10bを形
成する。このような遷移金属としては、チタン(Ti)やコ
バルト(Co)等、シリサイドを作れるものであればよい。
その後、硫酸等の酸によりサイドウォール9上の未反応
の遷移金属層を除去し、セルフアラインでシリサイド層
10a,10bを形成する。
【0058】(d)この後は、通常のCMOSプロセス
技術による配線工程を経ることにより、層間絶縁層12
および配線層13を形成し、半導体装置1000を完成
することができる。
【0059】以上の製造方法によれば、少なくともゲー
ト絶縁層2に接する領域に窒化タンタル層4を形成する
ことで、たとえばスパッタリングによって、前記窒化タ
ンタル層4上に、ヘテロエピタキシーによって体心立方
格子相のタンタル5層を形成することができる。
【0060】(結晶構造および特性試験)以下、本発明
に係る半導体装置の結晶構造、すなわちゲート電極の格
子整合によるヘテロエピタキシー技術、並びに本発明に
係る半導体装置および比較のための半導体装置について
求めた各種特性試験について述べる。結晶構造の解析お
よび特性試験に用いたサンプルは、以下のようである。
【0061】本発明のサンプル;P型シリコン層1aの
膜厚が57nmのSOI基板1にCMOS型半導体装置
が形成されている。そして、CMOS型半導体装置は、
ゲート絶縁層2が、膜厚3.8nmまたは5.5nmの
酸化シリコン層からなり、ゲート電極3が、ゲート絶縁
層2上に形成された膜厚5nmの窒化タンタル層4、お
よび膜厚158nmの体心立方格子相のタンタル層5を
有する。また、MOSのキャパシタンスを求めるための
サンプルとしては、上記ゲート絶縁層の代わりに、P型
シリコンからなるバルク層上に膜厚11.5nmの酸化
シリコン層を設け、この酸化シリコン層上に上記ゲート
電極と同じ膜厚を有する窒化タンタル層および体心立方
格子相のタンタル層を有するものを用いた。
【0062】比較用のサンプル;ゲート電極は、本発明
のサンプルにおける窒化タンタル層を有さず、かつベー
タタンタル層から構成される他は、本発明のサンプルと
同様な構成を有する。
【0063】(1)結晶構造 図6は、X線回折法による、本発明のサンプルおよび比
較用サンプルにおけるタンタル層の回折ピークを示す。
図6において、横軸は回折角度を、縦軸は強度を示す。
図6において、符号aで示すグラフは、本発明に係るサ
ンプルの結果であり、符号bで示すグラフは、比較用サ
ンプルの結果を示す。
【0064】図6から、比較用サンプルでは、SiO2
層(ゲート絶縁層)上に高抵抗のベータタンタルが成長
しているのに対し、本発明のサンプルでは、窒化タンタ
ル層上に低抵抗の体心立方格子相(bcc)のアルファ
タンタルが成長し、ベータタンタルが成長していないて
いることがわかる。
【0065】このことから、タンタル層の成長が下地の
層に影響されると考えられる。表1に、タンタルと窒化
タンタルの格子定数(d)、面方位(hkl)、および
回折角度(2θ)を示す。表1から、体心立方格子相の
アルファタンタル(bcc−Ta)の(110)面と窒
化二タンタル(TaN0.5)の(101)面が非常に近
い格子定数を有していることがわかる。両者の格子定数
のミスマッチはわずか0.68%程度である。
【0066】
【表1】 実際に、窒化タンタルとその上に成膜されたアルファタ
ンタルの界面を、透過電子顕微鏡による断面観察で確認
したところ、どちらの層も表1に示す値とほぼ同じ約
0.23nmの格子定数を持つことが判明した。透過電
子顕微鏡による断面写真を図7に示す。
【0067】以上のことから、本発明のサンプルでは、
窒化タンタル(TaN0.5)上に、体心立方格子相のア
ルファタンタル(bcc−Ta)が、格子整合によりヘ
テロエピタキシー成長することが確認された。これに対
し、比較用のサンプルでは、ゲート絶縁層(酸化シリコ
ン層)上にベータタンタル層が形成されていることが確
認された。
【0068】(2)準スタテック(Quasi−Sta
tic)C−V特性 本発明のサンプルと比較用サンプルについて、順スタテ
ックC−V特性を求めた。その結果を図8に示す。図8
において、横軸はゲート電圧を、縦軸はキャパシタンス
を示す。また、図8において、符号aで示すグラフは、
本発明に係るサンプルの結果であり、符号bで示すグラ
フは、比較用サンプルの結果を示す。
【0069】図8から、第1に、キャパシタタンスの値
がゲート電圧の正および負で対称的なことから、両サン
プルともゲート電極に空乏化が起こっていないことがわ
かる。第2に、本発明のサンプルは、比較用サンプルに
比べてキャパシタタンスが全体的に低い。このことは、
比較用サンプルにおいては、ベータタンタルとゲート絶
縁層とが反応してキャパシタタンスが大きくなる反応層
が形成されていることを示す。したがって、本発明のサ
ンプルでは、比較用サンプルよりゲート電極、特に窒化
タンタル層が高い化学的安定性を有し、キャパシタタン
スの上昇を抑制していることがわかる。
【0070】(3)ゲート電極(窒化タンタル層)とゲ
ート絶縁層との界面における電子のバリアハイト ゲート電極を構成する窒化タンタル層をスパッタリング
によって成膜するときの窒素のガス混合割合(窒素/
(キセノン+窒素))に対する、ゲート電極とゲート絶
縁層との界面における電子のバリアハイトを求めた。そ
の結果を図9において、符号aで示す。図9において、
横軸はガス混合割合を、縦軸は電子のバリアハイトを示
す。
【0071】図9のグラフaから、スパッタリング時の
窒素の割合が大きくなるにつれて電子のバリアハイトも
大きくなり、混合割合が約1体積%でその値はほぼ一定
となる。このグラフaから、窒素ガスの混合割合を少な
くとも1体積%程度まで増加させることにより、窒化タ
ンタル層の仕事関数が大きくなることがわかる。
【0072】(4)ゲート長−しきい値電圧特性 本発明のサンプルと比較用サンプルについて、ゲート長
に対するしきい値電圧の変化を調べた。その結果を図1
0に示す。図10において、横軸はゲート長を、縦軸は
しきい値電圧を示す。図10において、本発明のサンプ
ルの結果は、符号a1,a2で示し、比較用サンプルの
結果は、符号b1,b2で示す。また、符号a1,b1
は、NMOSFETの結果を、符号a2,b2は、PM
OSFETの結果を示す。
【0073】図10から、本発明のサンプルでは、比較
用サンプルに比べて、しきい値電圧がNMOSFETお
よびPMOSFETの両者で全体的に上昇し、しきい値
電圧ゼロに対する対称性が改善されていることがわか
る。このことは、窒化タンタル層の仕事関数が、ベータ
タンタル層のそれに比べて、シリコンのミッドギャップ
エネルギーにより近似していることを示している。
【0074】[第2の実施の形態]本発明の第2実施の
形態に係る半導体装置2000およびその製造方法を、
図11〜図14を参照して説明する。本実施の形態は、
第1の実施の形態と、ゲート電極の耐酸化用のキャップ
層が、窒化タンタル層の代わりに、非晶質または多結晶
シリコン層のシリサイド層15で構成されている点で異
なる。半導体装置2000については、第1の実施の形
態に係る半導体装置1000と実質的に同じ部分には同
一符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0075】すなわち、本実施の形態では、ゲート電極
3は、ゲート絶縁層2に接する窒化タンタル層4、体心
立方格子相のタンタル層5、および非晶質または多結晶
シリコン層のシリサイド層15から構成されている。
【0076】本実施の形態の半導体装置2000は、第
1の実施の形態の半導体装置1000が有する作用効果
に加え、以下の作用効果を有する。すなわち、半導体装
置2000によれば、キャップ層がシリサイド層15か
ら構成されることで、ゲート電極3の導電性がより高く
なる。
【0077】(製造方法)半導体装置2000の製造方
法について、図11〜図14を参照して説明する。
【0078】(a)まず、図11に示すように、厚さ5
0nm、比抵抗14〜26Ω・cm、面方位(100)
のP型シリコン層1aをパターニングして、素子分離の
ための溝部20を形成する。
【0079】(b)ついで、図12に示すように、熱酸
化法により、膜厚3nm程度の酸化シリコン層からなる
ゲート絶縁層2を形成する。
【0080】さらに、キセノンガスを用いたスパッタリ
ング法にて、窒化タンタル層4、体心立方格子相のタン
タル層5、および非晶質または多結晶のシリコン層14
を順次、成膜する。
【0081】スパッタリングにおいては、第1の実施の
形態と同様に、通常用いられるアルゴンの代わりに、よ
り質量の大きいキセノンを用いることにより、下地のゲ
ート絶縁層2ならびにシリコン層1aに欠陥あるいはダ
メージを与えることなく、成膜中の層の表面にのみエネ
ルギーを与えることが可能となる。
【0082】さらに、これらの窒化タンタル層4、体心
立方格子相のタンタル層5および非晶質または多結晶の
シリコン層14は、大気にさらされることなく、連続的
に形成されることが好ましい。成膜の途中で、膜を大気
にさらすと、水分が不着したり膜の表面に酸化物が形成
されて、好ましくない。
【0083】低抵抗な体心立方格子相のタンタル層5
は、第1の実施の形態と同様に、窒化タンタル層4上に
格子整合によってヘテロエピタキシー成長したものであ
る。また上層のシリコン層14は、後のプロセスでシリ
サイド化され、最終的にはタンタル層5の酸化を防ぐキ
ャップ層としての機能を有する。
【0084】次に、リソグラフィー技術およびドライエ
ッチング技術によりゲート電極のパターニングを行う。
【0085】(c)ついで、図13に示すように、ゲー
ト電極3をマスクとして、NMOSFETには砒素イオ
ン(As+)を、PMOSFETには二フッ化ホウ素イオン
(BF2 +)を、1020cm-3以上の濃度でイオン注入する。
NMOSFETおよびPMOSFETの不純物拡散層を
形成する際には、逆極性の不純物イオンがドープされな
いように、レジスト層などのマスク層(図示せず)が所
定領域に形成される。
【0086】この後、700℃以下、好ましくは450
〜550℃の低温アニールを施すことにより、セルフア
ラインで不純物拡散層8a,8bを形成することができ
る。次にCVD(Chemical Vapor Deposition)法に
て、酸化シリコン層を、ゲート電極3が形成されたSO
I基板1上に全面的に堆積した後、ドライエッチング法
によりエッチバックを行い、サイドウォールスペーサ9
を形成する。
【0087】更に、遷移金属層、例えばNi層をスパッ
タ法にて成膜し、アニールを経て不純物拡散層8a,8
bならびにシリコン層14の露出部に、ニッケルシリサ
イド層10a,10bならびに15を形成する。その
後、硫酸等の酸によりサイドウォール9上の未反応の遷
移金属層を除去し、セルフアラインでシリサイド層10
a,10b,15を形成する。
【0088】(d)この後は、通常のCMOSプロセス
技術による配線工程を経ることにより、層間絶縁層12
および配線層13を形成し、半導体装置2000を完成
することができる。
【0089】以上、本発明に好適な実施の形態について
述べたが、本発明は、その要旨の範囲内で各種の態様を
とりうる。たとえば、前述した実施の形態では、ゲート
電極は、窒化タンタル層とタンタル層との積層構造を有
する。ゲート電極は、積層構造の代わりに、窒化タンタ
ル層の単体から構成されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る半導体装置を模
式的に示す断面図である。
【図2】第1実施の形態に係る半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図3】第1実施の形態に係る半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図4】第1実施の形態に係る半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図5】第1実施の形態に係る半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図6】本発明のサンプルと比較用サンプルについて求
めた、ゲート構造のX線回折スペクトルを示す図であ
る。
【図7】本発明のサンプルの断面構造を示す電子顕微鏡
写真である。
【図8】本発明のサンプルと比較用サンプルについて求
めた、ゲート電圧とキャパシタタンスとの関係を示す図
である。
【図9】本発明のサンプルと比較用サンプルについて求
めた、窒化タンタル層の成膜時のガス混合比と、ゲート
電極−ゲート絶縁層間の電子のバリアハイトとの関係を
示す図である。
【図10】本発明のサンプルと比較用サンプルについて
求めた、ゲート長としきい値との関係を示す図である。
【図11】本発明の第2実施の形態に係る半導体装置の
製造方法を示す断面図である。
【図12】第2実施の形態に係る半導体装置の製造方法
を示す断面図である。
【図13】第2実施の形態に係る半導体装置の製造方法
を示す断面図である。
【図14】第2実施の形態に係る半導体装置の製造方法
および半導体装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 SOI基板 1a P型シリコン層 1b 絶縁層(酸化シリコン層) 1c 支持基板 2 ゲート絶縁層 3 積層型のゲート電極 4 窒化タンタル層 5 体心立方格子相のタンタル層 6 窒化タンタル層 7 チャネル領域 8a,8b 不純物拡散層 9 サイドウォールスペーサ 10a,10b,15 シリサイド層 14 非晶質または多結晶のシリコン層 12 層間絶縁層 13 アルミニウム配線層 100A NMOSFET 100B PMOSFET 1000,2000 CMOS型半導体装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/78 H01L 29/78 613A 617M (72)発明者 島田 浩行 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 4M104 AA01 AA09 BB13 BB20 BB21 BB25 BB32 BB36 BB37 BB38 CC05 DD04 DD26 DD37 DD41 DD64 DD65 DD78 DD84 EE09 FF13 GG09 GG10 HH16 5F040 DA21 DB03 DC01 EC02 EC04 EH02 EK05 FA05 FC11 5F048 AA08 AC04 BA16 BB05 BB08 BB09 BB13 BB14 DA25 5F110 AA03 AA07 AA08 AA26 AA30 BB04 CC02 DD05 DD13 DD21 EE01 EE04 EE05 EE08 EE11 EE15 EE32 EE44 EE50 FF02 GG02 GG06 GG12 GG17 GG25 GG28 HJ01 HJ04 HJ13 HJ23 HK05 HK40 HM14 NN62 QQ11 QQ30

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体層に形成された、ソース領域およ
    びドレイン領域を構成する第1および第2の不純物拡散
    層と、 前記第1および第2の不純物拡散層の間に形成されたチ
    ャネル領域と、 少なくとも前記チャネル領域上に形成されたゲート絶縁
    層と、 前記ゲート絶縁層上に形成されたゲート電極と、を含
    み、 前記ゲート電極は、少なくとも前記ゲート絶縁層に接す
    る領域に窒化タンタル層を有する、半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記窒化タンタル層は、TaNxで表される、窒素とタ
    ンタルの組成比(x)が0.25〜1.0である、半導
    体装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記窒化タンタル層は、TaNxで表される、窒素とタ
    ンタルの組成比(x)が約0.5である、半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記窒化タンタル層は、1〜300nmの膜厚を有す
    る、半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記ゲート電極は、窒化タンタル層からなる、半導体装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記ゲート電極は、前記窒化タンタル層と金属層とを含
    む多層構造を有する、半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記ゲート電極は、最上層に耐酸化性の材質からなるキ
    ャップ層を有する、半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記キャップ層は、TaNx、TaSixy、TiNx
    TiAlxy、Si、および遷移金属のシリサイドから
    選択される少なくとも1種からなる、半導体装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかにおいて、 前記不純物拡散層の一部に、シリサイド層が形成され
    た、半導体装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかにおいて、 前記半導体層は、SOI(Silicon On Insulator)構造
    またはSON(Silicon On Nothing)構造である、半導
    体装置。
  11. 【請求項11】 Nチャネル絶縁ゲート電界効果トラン
    ジスタと、Pチャネル絶縁ゲート電界効果トランジスタ
    とが混載され、 前記Nチャネル絶縁ゲート電界効果トランジスタおよび
    Pチャネル絶縁ゲート電界効果トランジスタのそれぞれ
    は、 半導体層に形成された、ソース領域およびドレイン領域
    を構成する第1および第2の不純物拡散層と、 前記第1および第2の不純物拡散層の間に形成されたチ
    ャネル領域と、 前記チャネル領域上に形成されたゲート絶縁層と、 前記ゲート絶縁層上に形成されたゲート電極と、を含
    み、 前記ゲート電極は、少なくとも前記ゲート絶縁層に接す
    る領域に窒化タンタル層を有する、相補型半導体装置。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記窒化タンタル層は、TaNxで表される、窒素とタ
    ンタルの組成比(x)が0.25〜1.0である、半導
    体装置。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 前記窒化タンタル層は、TaNxで表される、窒素とタ
    ンタルの組成比(x)が約0.5である、半導体装置。
  14. 【請求項14】 請求項11〜13のいずれかにおい
    て、 前記窒化タンタル層は、1〜300nmの膜厚を有す
    る、半導体装置。
  15. 【請求項15】 請求項11〜14のいずれかにおい
    て、 前記ゲート電極は、窒化タンタル層からなる、半導体装
    置。
  16. 【請求項16】 請求項11〜14のいずれかにおい
    て、 前記ゲート電極は、前記窒化タンタル層と金属層とを含
    む多層構造を有する、半導体装置。
  17. 【請求項17】 請求項16において、 前記ゲート電極は、最上層に耐酸化性の材質からなるキ
    ャップ層を有する、半導体装置。
  18. 【請求項18】 請求項17において、 前記キャップ層は、TaNx、TaSixy、TiNx
    TiAlxy、Si、および遷移金属のシリサイドから
    選択される少なくとも1種からなる、半導体装置。
  19. 【請求項19】 請求項11〜18のいずれかにおい
    て、 前記不純物拡散層の一部に、シリサイド層が形成され
    た、半導体装置。
  20. 【請求項20】 請求項11〜19のいずれかにおい
    て、 前記半導体層は、SOI構造またはSON構造である、
    半導体装置。
  21. 【請求項21】 以下の工程(a)〜(c)を含む半導
    体装置の製造方法。 (a)半導体層上にゲート絶縁層を形成する工程、 (b)前記ゲート絶縁層上にゲート電極を形成する工程
    であって、少なくとも前記ゲート絶縁層に接する領域に
    窒化タンタル層を形成する工程、および (c)前記半導体層に不純物を導入して、ソース領域お
    よびドレイン領域を構成する第1および第2の不純物拡
    散層を形成する工程。
  22. 【請求項22】 請求項21において、 前記窒化タンタル層は、TaNxで表される、窒素とタ
    ンタルの組成比(x)が0.25〜1.0となるように
    形成される、半導体装置の製造方法。
  23. 【請求項23】 請求項22において、 前記窒化タンタル層は、TaNxで表される、窒素とタ
    ンタルの組成比(x)が約0.5である、半導体装置の
    製造方法。
  24. 【請求項24】 請求項21〜23のいずれかにおい
    て、 前記窒化タンタル層は、1〜300nmの膜厚を有す
    る、半導体装置の製造方法。
  25. 【請求項25】 請求項21〜24のいずれかにおい
    て、 前記ゲート電極は、窒化タンタル層からなる、半導体装
    置の製造方法。
  26. 【請求項26】 請求項21〜24のいずれかにおい
    て、 前記ゲート電極は、前記窒化タンタル層と金属層とを含
    む多層構造を有する、半導体装置の製造方法。
  27. 【請求項27】 請求項26において、 前記ゲート電極は、最上層に耐酸化性の材質からなるキ
    ャップ層が形成される、半導体装置の製造方法。
  28. 【請求項28】 請求項27において、 前記キャップ層は、TaNx、TaSixy、TiNx
    TiAlxy、Si、および遷移金属のシリサイドから
    選択される少なくとも1種からなる、半導体装置の製造
    方法。
  29. 【請求項29】 請求項21〜28のいずれかにおい
    て、 前記不純物拡散層の一部に、シリサイド層が形成され
    る、半導体装置の製造方法。
  30. 【請求項30】 請求項21〜29のいずれかにおい
    て、 前記半導体層は、SOI構造またはSON構造である、
    半導体装置の製造方法。
  31. 【請求項31】 請求項21〜30のいずれかにおい
    て、 前記工程(c)において、前記不純物拡散層は、前記ゲ
    ート電極をマスクとしてセルフアラインで形成される、
    半導体装置の製造方法。
  32. 【請求項32】 請求項21〜31のいずれかにおい
    て、 前記工程(c)の後に、前記ゲート電極のサイドにサイ
    ドウォールスぺーサが形成される工程(e)が含まれ
    る、半導体装置の製造方法。
  33. 【請求項33】 請求項32において、前記工程(e)
    の後に、前記不純物拡散層の露出部にシリサイド層が形
    成される、半導体装置の製造方法。
  34. 【請求項34】 以下の工程(a)〜(c)を含む、N
    チャネル絶縁ゲート電界効果トランジスタと、Pチャネ
    ル絶縁ゲート電界効果トランジスタとが混載された、相
    補型半導体装置の製造方法。 (a)半導体層上にゲート絶縁層を形成する工程、 (b)前記ゲート絶縁層上にゲート電極を形成する工程
    であって、少なくとも前記ゲート絶縁層に接する領域に
    窒化タンタル層を形成する工程、および (c)前記半導体層に不純物を導入して、ソース領域お
    よびドレイン領域を形成する工程であって、前記Nチャ
    ネル絶縁ゲート電界効果トランジスタのためのN型の第
    1および第2の不純物拡散層を形成し、前記Pチャネル
    絶縁ゲート電界効果トランジスタのためのP型の第1お
    よび第2の不純物拡散層を形成する工程。
  35. 【請求項35】 請求項34において、 前記窒化タンタル層は、TaNxで表される、窒素とタ
    ンタルの組成比(x)が0.25〜1.0となるように
    形成される、半導体装置の製造方法。
  36. 【請求項36】 請求項35において、 前記窒化タンタル層は、TaNxで表される、窒素とタ
    ンタルの組成比(x)が約0.5である、半導体装置の
    製造方法。
  37. 【請求項37】 請求項34〜36のいずれかにおい
    て、 前記窒化タンタル層は、1〜300nmの膜厚を有す
    る、半導体装置の製造方法。
  38. 【請求項38】 請求項34〜37のいずれかにおい
    て、 前記ゲート電極は、窒化タンタル層からなる、半導体装
    置。
  39. 【請求項39】 請求項34〜37のいずれかにおい
    て、 前記ゲート電極は、前記窒化タンタル層と金属層とを含
    む多層構造を有する、半導体装置の製造方法。
  40. 【請求項40】 請求項39において、 前記ゲート電極は、最上層に耐酸化性の材質からなるキ
    ャップ層が形成される、半導体装置の製造方法。
  41. 【請求項41】 請求項40において、 前記キャップ層は、TaNx、TaSixy、TiNx
    TiAlxy、Si、および遷移金属のシリサイドから
    選択される少なくとも1種からなる、半導体装置の製造
    方法。
  42. 【請求項42】 請求項34〜41のいずれかにおい
    て、 前記半導体層は、SOI構造またはSON構造である、
    半導体装置の製造方法。
  43. 【請求項43】 請求項34〜42のいずれかにおい
    て、 前記工程(c)において、前記不純物拡散層は、前記ゲ
    ート電極をマスクとしてセルフアラインで形成される、
    半導体装置の製造方法。
  44. 【請求項44】 請求項34〜43のいずれかにおい
    て、 前記工程(c)の後に、前記ゲート電極のサイドにサイ
    ドウォールスペーサが形成される工程(e)を含む、半
    導体装置の製造方法。
  45. 【請求項45】 請求項44において、 前記工程(e)の後に、前記不純物拡散層の露出部にシ
    リサイド層が形成される、半導体装置の製造方法。
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