JP2001293055A - エアーマッサージ機 - Google Patents
エアーマッサージ機Info
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Abstract
つ、施療凹部に収容された肢体にその体軸方向に沿う力
を与えつつ前記肢体を効果的にマッサージできるエアー
マッサージ機を得ることにある。 【解決手段】上面及び前後両端を開放した凹状の施療凹
部12d、12eを有する肢体受け13と、施療凹部の相対向す
る凹部内側面の夫々に配設された空気袋15a〜15d、16a
〜16dと、これら空気袋に連通して設けられ各空気袋に
エアーを給排気するエアー給排気装置34とを具備するエ
アーマッサージ機を前提とする。各空気袋の前後いずれ
か一方の端部Aを凹部内側面に固定して、これら空気袋
の他方の端部を自由端部Cとする。それにより、各空気
袋を膨脹させた際に、その自由端部Cが凹部内側面から
離れるように動いて、施療凹部に収容された脚を圧迫し
つつ、肢体受けの前方向への力を脚に及ぼすようにした
ことを特徴としている。
Description
縮によって使用者の肢体(手及び脚)等に対するマッサ
ージを行うエアーマッサージ機に関する。
ージ機には、単能機として使用されるものと、椅子式マ
ッサージ機のオットマン(脚載置部)として使用される
ものが知られている。これらに使用されるエアーマッサ
ージ機は、上面及び前後両端を開放してほぼU字状をな
した施療凹部の相対向する凹部内側面に夫々空気袋を配
設して、これら空気袋にエアー給排気装置によりエアー
を給排気して、各空気袋の膨脹・収縮を繰返すことによ
り、施療凹部に収容された使用者の脚を圧迫・弛緩させ
てマッサージするように構成されている。
施療凹部の凹部内側面に個別に配設される一対の空気袋
は、互いに一体に接続されており、これら空気袋間の接
続部が施療凹部の底面に固定されている。又、このよう
な空気袋の取付けに代えて、施療凹部の凹部内側面に個
別に配設される一対の空気袋を夫々独立させて、それら
の四隅若しくは互いに平行な二辺を凹部内側面に固定す
ることで空気袋を取付けることも行われている。
マッサージする場合等において、マッサージを受ける者
の心臓に向かうように揉み上げながらマッサージをする
ことは、心臓方向への血流を促すのでマッサージ上好ま
しいとされている。又、脚等をマッサージする場合に、
引張り力を与えることができれば、それに伴うストレッ
チができるので、このようにすることもマッサージ上好
ましい。
では、空気袋が膨脹して施療凹部内の脚等を圧迫する場
合に、単に圧迫することしかできず、前記のような好ま
しいマッサージ動作を得ることはできず、その改善が求
められている。
底面に固定する前者の空気袋取付け構造では、施療凹部
の底面近くに位置した空気袋の下部上に施療凹部に収容
された脚等がのるため、空気袋の膨脹に伴って施療凹部
内の脚を押出す(オットマンがほぼ水平の場合には上方
へ押出す)傾向が大きく、それに応じてマッサージ効果
の低下を来している。又、空気袋の周部を固定する後者
の空気袋取付け構造では、個々の空気袋を凹部内側面に
固定するのに必要とされる固定部品の数が多く、それに
伴い組立て等に手間が掛かるので、コスト高である。
する課題は、空気袋の取付け構造が簡単で、かつ、施療
凹部に収容された肢体にその体軸方向に沿う力を与えつ
つ前記肢体を効果的にマッサージできるエアーマッサー
ジ機を得ることにある。
に、請求項1に係る発明は、上面及び前後両端を開放し
て凹状をなし使用者の肢体が出し入れされる施療凹部を
有する肢体受けと;前記施療凹部の相対向する凹部内側
面の少なくとも一方に配設された空気袋と;この空気袋
に連通して設けられ前記空気袋にエアーを給排気するエ
アー給排気装置と;を具備し、前記空気袋の前後いずれ
か一方の端部を前記凹部内側面に固定するとともに、こ
の空気袋の他方の端部を自由端部としたことを特徴とす
る。
凹部は1つ又は2つであればよく、又、空気袋には施療
凹部内に収容された肢体を圧迫する指圧凸部が付加され
ていてもよいとともに、施療凹部の底面に施療突起又は
他の施療用空気袋が付加されていてもよい。又、この発
明及び以下の各発明においては、空気袋を施療凹部の相
対向する凹部内側面の双方に設けて実施することが好ま
しい。そして、この発明及び請求項6以外の各発明は、
単能機として使用することも、又は請求項6の発明に例
示されるように椅子と組合わせてその脚載置部として使
用することもできる。
排気装置の給気動作に従い施療凹部の凹部内側面に固定
されている空気袋が膨脹するときには、空気袋は、その
自由端部が凹部内側面から施療凹部の幅方向中央部に向
けて動く挙動を伴って、この自由端部を固定端部側に寄
せながら膨脹する。それにより、膨脹する空気袋は施療
凹部に収容されている肢体に対して肢体受けの前又は後
方向への力、つまり、肢体の体軸方向に沿う力を与えつ
つ、前記肢体を圧迫できる。しかも、既述のように空気
袋の膨脹に伴って施療凹部に収容されている肢体に対し
て肢体受けの前又は後方向への力を与えるので、その分
に応じて、膨脹する空気袋が施療凹部に収容されている
肢体を施療凹部から押出す作用を減らすことができる。
更に、空気袋はその前後いずれか一方の端部のみを凹部
内側面に固定して設けられているため、この空気袋の固
定に要する固定部品の数を少なくできる。
発明は、前記空気袋を前記肢体受けの前後方向に並べて
複数設けるとともに、これら空気袋の自由端部を同一方
向に向けたことを特徴とする。
体受けの前又は後方向に隣接する空気袋同士は、その一
部が重なっていてもいなくてもよいとともに、前後方向
に並んだ各空気袋の膨脹は、同時であっても、又、請求
項3のように並び方向一端側の空気袋から順に行わせて
もよい。
の前後方向に並んだ夫々の空気袋は、それらが膨脹する
際に、施療凹部に収容されている肢体の複数箇所に対し
て肢体受けの前又は後方向への力を与えつつ、前記肢体
を圧迫できる。
発明は、前記複数の空気袋をその並び方向一端の空気袋
から前記並び方向他端の空気袋に向けて順に膨脹させる
ことを特徴とする。
ている肢体の複数箇所に対して肢体受けの前又は後方向
への力を空気袋の並び方向に順番に与えつつ、前記肢体
を前記順番で圧迫できる。そのため、並べられた各空気
袋の膨脹・収縮の繰り返しにより、使用者の心臓に向か
う波状的名血流を促して恰も揉み上げるようなマッサー
ジすることができ、若しくは、この逆に肢体にストレッ
チ作用を波状的に与えながらマッサージをすることがで
きる。
発明は、前記肢体受けの前後方向に並んだ複数の空気袋
が一体につながっていて、そのつながり方向の一端部が
前記凹部内側面に固定されているとともに、前記つなが
り方向の他端部が自由端部となっており、この自由端部
側から前記固定の端部側に向けて前記空気袋が順次膨脹
されるものであって、先に膨脹を完了した空気袋が膨脹
完了状態を持続している間に、この空気袋よりも前記固
定端部側に隣接した次の空気袋が膨脹するようにしたこ
とを特徴とする。
が膨脹完了状態にある時に、この空気袋よりも固定端部
側に隣接した空気袋が膨脹するので、この次の空気袋の
膨脹に伴い既に膨脹完了状態にある先の空気袋を固定端
部側に引き寄せ、それに伴い施療凹部内の肢体に肢体受
けの前又は後方向への力を与えることができる。
従属する請求項5に係る発明は、前記空気袋の固定端部
を前記肢体受けの前部側に配置するとともに、前記自由
端部を前記固定端部よりも前記肢体受けの奥側に配置し
て使用可能としたことを特徴とする。
きに、空気袋は、その固定端部側、つまり、肢体受けの
前側に向けて自由端部を寄せながら膨脹して、施療凹部
の肢体に対し使用者の心臓に向かう血流を促して恰も揉
み上げるような力を与えつつ、前記肢体を圧迫すること
ができる。
に係る発明の椅子式のエアーマッサージ機は、座部及び
背凭れ部を有した椅子本体と;両側壁及び中間壁を有
し、これら側壁と中間壁との間に上面及び前後両端を開
放して前記椅子本体に座った使用者の下肢が出し入れさ
れる一対の施療凹部が形成された肢体受け、及び前記施
療凹部の内側面をなす前記中間壁の両側面及び前記両側
壁の内側面の夫々に配設された脚用空気袋を有してな
り、前記座部前側に配置して前記椅子本体に取付けられ
た脚載置部と;前記各脚用空気袋に連通して設けられこ
れら脚用空気袋にエアーを給排気するエアー給排気装置
と;を具備し、かつ、前記各空気袋の前後いずれか一方
の端部を前記凹部内側面に固定するとともに、この空気
袋の他方の端部を自由端部としたことを特徴とする。
用者は、その両脚を脚載置部の一対の施療凹部に個々に
収容することができる。この状態で、エアー給排気装置
の給気動作に従い施療凹部の凹部内側面に固定されてい
る空気袋が膨脹するときに、空気袋は、その自由端部が
凹部内側面から施療凹部の幅方向中央部に向けて動く挙
動を伴って、この自由端部を固定端部側に寄せながら膨
脹する。それにより、膨脹する空気袋は、施療凹部に収
容されている使用者の脚に対して肢体受けの前後方向に
沿う力を与えつつ、前記脚を圧迫できる。しかも、既述
のように空気袋の膨脹に伴って施療凹部に収容されてい
る脚に対して肢体受けの前又は後方向への力を与えるの
で、その分に応じて、膨脹する空気袋が施療凹部に収容
されている脚を施療凹部から押出す作用を減らすことが
できる。更に、空気袋はその前後いずれか一方の端部の
みを凹部内側面に固定して設けられているため、この空
気袋の固定に要する固定部品の数を少なくできる。
明の第1実施例を説明する。
サージ機の全体構成を示す図1中符号1で示すマッサー
ジ機本体としての椅子本体は、座部2と、背凭れ部3と
を有している。
を連結された左右一対(一方のみ図示)の板状をなす支
持脚1bの上端間に渡って略水平に設けられていて、そ
の幅方向両側には肘掛部2aが設けられている。背凭れ
部3は、座部2の後端部において、この座部2に対して
所定の角度傾斜して設けられている。なお、肘掛部2a
は省略してもよいし、又、背凭れ部3はリクライニング
動作ができるように座部2の後方において起倒可能に設
けてもよい。
者の腿部をマッサージするための腿用空気袋4が設けら
れ、座部2の後部には前記使用者の尻部をマッサージす
るための尻用空気袋5が設けられている。これら空気袋
4、5は、気密性を有する合成樹脂材料を用いて細長い
偏平な袋に形成されていて、夫々座部2の幅方向に延び
て配設されている。これら空気袋4、5に対する後述の
圧縮空気の給排気に伴い膨脹・収縮をする。
をマッサージするための腰用空気袋6a、6bが配設さ
れ、背凭れ部3の上端部には前記使用者の首部及び肩部
をマッサージする首肩用空気袋8a、8bが配設されて
いる。さらに、背凭れ部3には、首肩用空気袋8a、8
bの下方に位置して前記使用者の背中部をマッサージす
る背中用空気袋7a、7bが配設されているとともに、
この背中用空気袋7a、7bと腰用空気袋6a、6bと
の間に位置して前記使用者の背筋をマッサージする背筋
用空気袋9が配設されている。
用空気袋8a、8b、及び一対の背中用空気袋7a、7
bは、夫々背凭れ部3の幅方向に並設されている。背筋
用空気袋9は背凭れ部3の幅方向中央において、この背
凭れ部3の長手方向(縦方向)に延びていて、前記使用
者の背筋位置に対応するように設けられている。
8a、8b、及び9は、前記空気袋4、5と同様に気密
性を有する合成樹脂材料を用いて偏平な袋に形成されて
いて、圧縮空気の給排気に伴い膨脹・収縮をする。な
お、各空気袋6a、6b、7a、7b、8a、8b、及
び9には、夫々給排気口(図示しない)が設けられてい
る。これらの給排気口には夫々対応する給排気管27〜
32(図6参照)が後述のように接続されている。これ
らの管27〜32は軟質ビニル管等の可撓性を有するエ
アーチューブ等からなる。そして、以上のように各空気
袋6a、6b、7a、7b、8a、8b、及び9が配設
された椅子本体1は、柔軟性を有した表布10によりカ
バーされているとともに、この表布10で覆われた支持
脚1bの外側面にはポケット状をなす収容部11が設け
られている。この収容部11には入力手段としての後述
のリモートコントローラ35が挿脱可能に差し込み保持
される。
結されている。この載置部12は、椅子本体1の両肘掛
部2aの前端部直下に位置して一対の支持脚1bに渡っ
て横架された枢軸14に取付けられていて、座部2の前
端部に連なっている。枢軸14を中心として回動可能な
脚載置部12は、図示しないラチェット機構等からなる
位置決め手段により複数の傾斜角度に位置決めされるよ
うに設けられている。それにより、脚載置部12を座部
2の前端に連なるようにその前方に突出しかつ下側に多
少傾斜した姿勢(図示しない)となる第1位置に位置決
めでき、使用者が座部2に腰掛けたとき、脚を傾斜配置
の脚載置部12上に載置できるようになっている。な
お、図1は脚載置部12を椅子本体1の前端部下部に立
てた姿勢となる第2位置に収容配置した状態であり、こ
れら第1、第2位置に亘って脚載置部12は移動可能で
ある。
その幅方向両側に夫々側壁12a、12bを有している
とともに、幅方向中央位置に中間壁12cを有した肢体
受け13を備えている。側壁12a、12b及び中間壁
12cは平行であって、隣接する側壁12a、12c間
に略U字状の施療凹部12dと、隣接する側壁12b、
12c間に略U字状の施療凹部12eとを夫々形成して
いる。施療凹部12d、12eは、その上面及び長手方
向両端(前後両端)が夫々開放された構成であって、そ
の内部には使用者の脚(下肢)が出し入れされる。これ
ら施療凹部12d、12eは、脚の太さ方向の断面の大
きさの略全体を収容できる大きさに形成されている。
壁12aと中間壁12cの相対向する凹部内側面には、
夫々1又は複数の空気袋、例えば2個の空気袋が夫々配
設されている。つまり、側壁12aの凹部内側面には、
右脚用第1空気袋15aと右脚用第2空気袋15bと
が、施療凹部12dが伸びる方向、言い換えれば、肢体
受け13の前後方向に並べて取付けられている。又、側
壁12aと対向する中間壁12cの凹部内側面には、右
脚用第3空気袋15cと右脚用第4空気袋15dとが、
施療凹部12dが伸びる方向、言い換えれば、肢体受け
13の前後方向に並べて取付けられている。なお、本明
細書において、肢体受け13の「前」「後」は使用者を
基準として定められており、椅子本体1に座った使用者
の心臓に近い側、つまり、座部2への取付け側を「前」
と称し、かつ、前記心臓に対して遠い側を「奥」と称し
ている。
に作る側壁12bと中間壁12cの相対向する凹部内側
面にも、夫々1又は複数の空気袋、例えば2個の空気袋
が夫々配設されている。つまり、側壁12bの凹部内側
面には、左脚用第1空気袋16aと左脚用第2空気袋1
6bとが、施療凹部12dが伸びる方向、言い換えれ
ば、肢体受け13の前後方向に並べて取付けられてい
る。又、側壁12bと対向する中間壁12cの凹部内側
面には、左脚用第3空気袋16cと左脚用第4空気袋1
6dとが、施療凹部12dが伸びる方向、言い換えれ
ば、肢体受け13の前後方向に並べて取付けられてい
る。
は、気密性を有するとともに剛性樹脂材料を用いて偏平
な四角形状の袋に形成されていて、圧縮空気の給排気に
伴い膨脹・収縮をするものであり、膨脹したとき施療凹
部12d、12e内の使用者の脚を両側から包み込むよ
うに挟み得る大きさに形成されている。
は、夫々独立したものであって、図2及び図5に示すよ
うに一端部に被膨脹部からなる固定端部Aを有し、この
端部Aを挿通する複数の固定部品Bを介して肢体受け1
3に夫々固定されている。各固定部品Bには、たとえば
短い軸の一端部が矢尻状の挿入ヘッドをなし他端部に円
板状の押さえ板を有してなる、いわゆるアンカークリッ
プが使用されている。これらの固定部品Bは、その挿入
ヘッドを、固定端部Aに挿通させるとともに、前記凹部
内側面に予め開けられた小穴からなる固定孔に挿入し引
っ掛けるワンタッチ挿入操作により、その押さえ板と前
記凹部内側面との間に固定端部Aを挟んで各空気袋15
a〜15d、16a〜16dを固定するものである。
は、その固定端部Aのみを、肢体受け13の前後方向の
一端側、例えば前側に配して各凹部内側面に夫々固定さ
れている。従って、これら空気袋15a〜15d、16
a〜16dの他端部は自由端部Cをなしており、そし
て、既述の取付けにより肢体受け13の前後方向に並べ
られた各空気袋15a〜15d、16a〜16dは、い
ずれも自由端部Cを同一方向に向けて固定されている。
16dの凹部内側面に接する裏面には、その固定端部A
側に寄せて給排気口(図示しない)が設けられている。
これらの給排気口には夫々対応する給排気管33(図6
参照)が後述のように接続されている。これらの管33
は軟質ビニル管等の可撓性を有するエアーチューブ等か
らなる。そして、以上のように各空気袋15a〜15
d、16a〜16dが配置された脚載置部12の表面
は、柔軟性を有した表布17によりカバーされている。
側空間にはユニット化されたエアー給排気装置34が配
置されている。この装置34は、図6に示されるように
エアーコンプレッサー18、フィルタータンク19、分
配切換器20、電磁開閉弁21及び制御装置22を備え
て形成されている。
縮空気供給手段として用いられるものであって、その圧
縮空気吐出口には供給管25を介してフィルタータンク
19が接続されている。フィルタータンク19は、エア
ーコンプレッサー18から供給された圧縮空気の脈動を
吸収して圧縮空気流を平滑にするために使用されてい
る。このタンク19の出口には供給管26が接続されて
おり、この供給管26は2本の分岐供給管26a、26
bに分岐されている。一方の分岐供給管26aの先端は
空気分配手段としての分配切換器20に接続され、他方
の分岐供給管26bの先端は弁手段としての電磁開閉弁
21に接続されている。
ージ機に用いられている周知のモータ等により駆動され
る流路切換用のロータを有したロータリー弁であって、
分岐供給管26aが接続される一つの吸気ポートと、各
給排気管27〜32が個別に接続される複数の分配ポー
トと、一つの排気ポートとを有しており、その流路切換
用のロータの回転により、任意に選択された分配ポート
と吸気ポートとを連通するとともに、選択されなかった
分配ポートを排気ポートに連通させて、非脚用の各空気
袋についての選択的給気と選択的排気とができるように
形成されている。
れ、給排気管28は前記尻用空気袋5に接続され、給排
気管29はさらに分岐されて前記腰用空気袋6a、6b
に個別に接続され、給排気管30は前記背筋用空気袋9
に接続され、給排気管31はさらに分岐されて前記背中
用空気袋7a、7bに個別に接続され、給排気管32は
さらに分岐されて前記首肩用空気袋8a、8bに個別に
接続されている。
接続され、この管33は一対の分岐給排気管33a、3
3bに分岐されている。一方の分岐給排気管33aはさ
らに4本に分岐されて前記右脚用の第1〜第4の空気袋
15a〜15dに個別に接続され、他方の分岐給排気管
33bも更に4本に分岐されて前記左脚用の第1〜第4
の空気袋16a〜16dに個別に接続されている。電磁
開閉弁21は流路を閉じた時に脚用の各空気袋15a〜
15d、16a〜16dを夫々大気中に連通させる排気
ポ−トを有している。
示しない中央演算処理装置CPU、リードオンメモリR
OM、ランダムアクセスメモリROM等を備える周知の
マイクロコンピュータからなるものである。この制御装
置22には各種の動作モードを実行させるプログラムが
格納されており、その選択された動作モードにしたがっ
てエアーコンプレッサー18、分配切換器20、及び電
磁開閉弁21の動作を制御して、各空気袋に対する選択
的給排気を行わせるように構成されている。
サージコース、上半身マッサージコース、及び下半身マ
ッサージコースのコース別動作モードと、首肩、背中、
背筋、腰、尻、腿、及び脚の各身体部分を単独にマッサ
ージするポイントマッサージ動作モード、及び前記コー
ス別動作モードと脚用ポイントマッサージ動作モード以
外の各ポイントマッサージ動作モードに対して脚用ポイ
ントマッサージ動作モードを同時に実施させる脚同期マ
ッサージ動作モードとが設定されている。前記各動作モ
ードは、入力装置としてのリモートコントローラ35に
より入力される。
いて、脚用ポイントマッサージ動作モードがリモートコ
ントローラ35により指定されたときには、制御装置2
2により電磁開閉弁21が開かれる。この場合エアーコ
ンプレッサー18が断続運転されるため、その運転時に
は、脚載置部12の右脚用の各空気袋15a〜15d及
び左脚用の各空気袋16a〜16dの夫々が同期して膨
脹され、運転停止時には右脚用の各空気袋15a〜15
d及び左脚用の各空気袋16a〜16dの夫々が脚の重
さを受けて同期して収縮される。
6a〜16dが膨脹・収縮を繰返すに伴い、椅子本体1
に腰掛けて脚載置部12の一対の施療凹部12d、12
eに個別に収容された使用者の両脚(下肢)を、その幅
方向両側から前記空気袋15a〜15d又は16a〜1
6dで圧迫・弛緩させつつ、これら両脚に対してマッサ
ージを施すことができる。なお、脚同期マッサージ動作
モードが選択されたときには、脚載置部12において以
上のマッサージ動作が営まれる他に、座部2の空気袋4
又は5、及び背凭れ部3の空気袋6a、6b、7a、7
b、8a、8b、及び9のうちの少なくとも一つ(一種
類)の空気袋の膨脹・収縮動作が同時に営まれて、その
選択された空気袋の位置に対応する身体部分に対するマ
ッサージが施されるものである。
空気袋15a〜15d、16a〜16dが収縮した状態
を、説明の便宜上図4中実線で描いた左脚用空気袋16
a〜16dで代表して示し、各脚用空気袋15a〜15
d、16a〜16dが膨脹した状態を、説明の便宜上図
4中実線で描いた右脚用空気袋15a〜15dで代表し
て示す。同様に、図4中左脚用空気袋16a〜16dに
ついて二点鎖線で示した状態は膨脹状態であり、又、右
脚用空気袋15a〜15dについて二点鎖線で示した状
態は収縮状態である。なお、本実施形態では既述のよう
に各脚用空気袋15a〜15d、16a〜16dは同期
して膨脹・収縮を営むから、図4のように一方が膨脹、
他方が収縮するということはない。
5a〜15d、16a〜16dが夫々同期して膨脹する
ときには、各空気袋15a〜15d、16a〜16dの
前側の固定端部Aが脚体受け13の前側に向けて各凹部
内側面に固定されているから、各空気袋15a〜15
d、16a〜16dは、その自由端部Cが凹部内側面か
ら施療凹部12d又は12eの幅方向中央部に向けて動
く挙動を伴って、この自由端部Cを固定端部A側に寄せ
ながら膨脹する。図4中寸法Dは自由端部Cの前側への
変位量を示している。
a〜15d、16a〜16dは、施療凹部12d、12
eに収容されている使用者の脚に対して、この脚の体軸
方向前側、つまり、肢体受け12の前方向への力を与え
つつ脚を圧迫できる。この場合、前後方向に並んだ一対
の右脚用の空気袋15a,15bと、15c,15dと
により、右脚にその両側2箇所に対して前方向の力を与
えつつ右脚を圧迫できるとともに、同じく、前後方向に
並んだ一対の左脚用の空気袋16a,16bと、16
c,16dとにより、左脚にその両側2箇所に対して前
方向の力を与えつつ左脚を圧迫できる。それにより、使
用者の心臓に向かう血流を促して恰も揉み上げるような
マッサージが複数箇所同時に行われるので、血行促進上
有効なマッサージができる。
気袋15a〜15d、16a〜16dによって、施療凹
部12d、12e内の使用者の脚に対して肢体受け13
の前方向への力を与えるので、それに応じた分、各空気
袋15a〜15d、16a〜16dが施療凹部12d、
12e内の脚を押出す作用を減らすことができる。した
がって、各脚用空気袋15a〜15d、16a〜16d
の膨脹に伴って、脚を効果的に圧迫しつつマッサージす
ることができる。
15d、16a〜16dを肢体受け13に固定するの
に、これら空気袋15a〜15d、16a〜16dは、
その前側の固定端部Aのみを施療凹部12d、12eの
凹部内側面に固定して設けられているため、これら空気
袋15a〜15d、16a〜16dの固定に要する固定
部品Bの数を少なくできるとともに、それに伴い各空気
袋15a〜15d、16a〜16dの組付けに要する工
数を削減できる。したがって、各空気袋15a〜15
d、16a〜16dの取付け構造が簡単でかつ安価に各
空気袋15a〜15d、16a〜16dを肢体受け13
に設けることができ、この肢体受け13のコストひいて
は椅子式エアーマッサージ機のコストを低減するのに役
立つ。
している。この第2実施形態は、基本的には前記第1実
施形態と同じであるので、第1実施形態と同一の構成に
ついては第1実施形態と同一符号を付して、その説明を
省略し、以下第1実施形態ととは異なる構成及び作用の
みを説明する。
は、凹部内側面に固定された複数の空気袋を、例えば3
以上設けるとともに、そのうちの肢体受け13の前後方
向に隣接している空気袋相互を重なり合うように設けた
点である。図7及び図8において、15eは右脚用施療
凹部12dの一方の凹部内側面に前後方向に並んで固定
された空気袋15a、15bと同列に並べて追加された
他の空気袋、15fは右脚用施療凹部15の他方の凹部
内側面に前後方向に並んで固定された空気袋15c、1
5dと同列に並べて追加された他の空気袋、又、16e
は左脚用施療凹部12eの一方の凹部内側面に前後方向
に並んで固定された空気袋16a、16bと同列に並べ
て追加された他の空気袋、16fは左脚用施療凹部12
eの他方の凹部内側面に前後方向に並んで固定された空
気袋16c、16dと同列に並べて追加された他の空気
袋を示している。
いに隣接している空気袋15aの固定端部A側と空気袋
15bの自由端部C側とは互いに重なり合っており、
又、互いに隣接している空気袋15bの固定端部A側と
空気袋15eの自由端部C側とは重なり合っている。そ
して、同右脚用施療凹部12dにおいて互いに隣接して
いる空気袋15cの固定端部A側と空気袋15dの自由
端部C側とは互いに重なり合っており、又、互いに隣接
している空気袋15dの固定端部A側と空気袋15fの
自由端部C側とは重なり合っている。同様に、左脚用施
療凹部12eにおいて互いに隣接している空気袋16a
の固定端部A側と空気袋16bの自由端部C側とは互い
に重なり合っており、又、互いに隣接している空気袋1
6bの固定端部A側と空気袋16eの自由端部C側とは
重なり合っている。そして、同左脚用施療凹部12eに
おいて互いに隣接している空気袋16cの固定端部A側
と空気袋16dの自由端部C側とは互いに重なり合って
おり、又、互いに隣接している空気袋16dの固定端部
A側と空気袋16fの自由端部C側とは重なり合ってい
る。
8に図示されない構成を含めて前記第1実施形態と同じ
である。従って、この第2実施形態においても、前記課
題を解決することができる。しかも、前後方向に並設さ
れた空気袋のうち隣接している空気袋同士が重なり合っ
ているので、空気袋を高密度に設けることができる。し
たがって、施療凹部12d、12e内の脚に対する圧迫
箇所が増えることに伴い、使用者の心臓に向かう血流を
促して恰も揉み上げるように脚に対して肢体受け13の
前方向の力を与えながらマッサージをする箇所を増やす
ことができ、血行促進上において、より有効なマッサー
ジができる。
している。この第3実施形態は、基本的には前記第1実
施形態と同じであるので、第1実施形態と同一の構成に
ついては第1実施形態と同一符号を付して、その説明を
省略し、以下第1実施形態ととは異なる構成及び作用の
みを説明する。
は、凹部内側面に前後方向に並べて配設される複数の空
気袋を互いに独立させることなく、一体に連続させた空
気袋ユニット41とし、かつ、前後方向に隣接した空気
袋の膨脹タイミングをずらした点にある。
構成であるため、ここでは図10に示す左脚用の空気袋
16c、16dを有する空気袋ユニット41で代表して
説明する。このユニット41は、固定端部A側に空気袋
16dが設けられ、自由端部C側に空気袋16cが設け
られていて、これら空気袋16c、16dは細い連通路
42を介して互いに連通されている。連通路42は、そ
の両側部分を熱融着することによって、これら熱融着部
43間に形成されている。又、自由端部C側に位置する
空気袋16cの裏面にのみ給排気口44が設けられてい
る。
内側面に肢体受け13の前後方向に並んだ複数の空気袋
16c、16dの内で固定端部A側の空気袋16dは、
自由端部C側の空気袋16cを通して給排気されるよう
に構成されており、同様に、固定端部A側の空気袋16
bは、自由端部C側の空気袋16aを通して給排気さ
れ、又、右脚用施療凹部12dの凹部内側面に肢体受け
13の前後方向に並んだ複数の空気袋15c、15dの
内で固定端部A側の空気袋15dは、自由端部C側の空
気袋15cを通して給排気されるように構成されてお
り、同様に、固定端部A側の空気袋15bは、自由端部
C側の空気袋15aを通して給排気されるように構成さ
れている。
1に図示されない構成を含めて前記第1実施形態と同じ
である。従って、この第3実施形態においても、前記課
題を解決することができる。
を用いたことにより、脚用の各空気袋15a〜15d、
16a〜16dが夫々膨脹する場合には、初めに各空気
袋ユニット41の自由端部C側の空気袋15a、15
c、16a、16cが膨脹し、次に、固定端部A側の空
気袋15b、15d、16b、16dが膨脹するため、
先に膨脹を開始した自由端部C側の空気袋15a、15
c、16a、16cが膨脹完了状態にある時に、固定端
部A側の空気袋15b、15d、16b、16dの膨脹
が完了する。
15c、16a、16cは自らの膨脹により、肢体受け
13の前方向に寄せられるだけではなく、次に膨脹を完
了する固定端部A側の空気袋15b、15d、16b、
16dの膨脹に伴って、これら空気袋15b、15d、
16b、16dが肢体受け13の前方向に寄せられる分
だけ、更に肢体受け13の前方向に引き寄せられる。
凹部12d、12e内の脚に肢体受け13の前方向への
力を、個々の空気袋15a〜15d、16a〜16dの
膨脹に伴って与えるだけではなく、先に膨脹した空気袋
15a、15c、16a、16cが膨脹を完了して脚に
側方から圧接している状態のまま、これらの空気袋15
a、15c、16a、16cを他の空気袋15b、15
d、16b、16dの膨脹により固定端部A側に引き寄
せて、前記力を更に与えることができる。そのため、使
用者の心臓に向かうより強い血流を促しつつ、恰も揉み
上げるような効果的なマッサージをすることができる。
示している。この第4実施形態は、基本的には前記第1
実施形態と同じであるので、第1実施形態と同一の構成
については第1実施形態と同一符号を付して、その説明
を省略し、以下第1実施形態ととは異なる構成及び作用
のみを説明する。
は、凹部内側面に前後方向に並べて配設される複数の空
気袋を互いに独立させて一体に連続させた空気袋ユニッ
ト45とし、これらを同期して膨脹させるようにした点
にある。
構成であるため、ここでは図13に示す左脚用の空気袋
16c、16dを有する空気袋ユニット45で代表して
説明する。このユニット45は、固定端部A側に空気袋
16dが設けられ、自由端部C側に空気袋16cが設け
られていて、これら空気袋16c、16dは相互間に設
けた熱融着部46によって区切られて、独立して膨脹・
収縮ができるように形成されている。そして、夫々の空
気袋16c、16dの裏面には給排気口47が個別に設
けられている。
34は、前記電磁開閉弁21に加えて前記分岐供給管2
6bに接続された他の電磁開閉弁48を備えている。こ
の電磁開閉弁48は電磁開閉弁21と同様にも流路を閉
じた時に左脚用の各空気袋16a〜16dのみを大気中
に連通させる排気ポ−トを有している。電磁開閉弁21
に接続された脚用給排気管33は、右脚用空気袋15a
〜15dの給排気口47に個別に接続されている。そし
て、他方の電磁開閉弁48に接続された脚用給排気管4
9は、右脚用空気袋15a〜15dの給排気口47に個
別に接続されている。両電磁開閉弁21、48は制御装
置22によって同時或は個別に開閉されるようになって
いる。
14に図示されない構成を含めて前記第1実施形態と同
じである。従って、この第4実施形態においても、前記
課題を解決することができる。
を用いたことにより、脚用の各空気袋15a〜15d、
16a〜16dが夫々同期して膨脹する場合には、自由
端部C側の空気袋15a、15c、16a、16cが自
らの膨脹により、肢体受け13の前方向に寄せられるだ
けではなく、固定端部A側の空気袋15b、15d、1
6b、16dの膨脹に伴って、これら空気袋15b、1
5d、16b、16dが肢体受け13の前方向に寄せら
れる分だけ、更に肢体受け13を前方向に引き寄せるこ
とができる。こうした自由端部C側の空気袋15a、1
5c、16a、16cの固定端部A側への引き寄せによ
り、使用者の心臓に向かうより強い血流を促しつつ、恰
も揉み上げるような効果的なマッサージをすることがで
きる。
a〜15dへの空気の給排気を行わせる電磁開閉弁21
と、左脚用空気袋16a〜16dへの空気の給排気を行
わせる電磁開閉弁49を備えているから、いずれか一方
を使用することにより片足だけを選択的にマッサージす
ることができるとともに、使用者の好みに応じてリモー
トコントローラ35を介して入力される指令に基づいて
制御装置22により、両電磁開閉弁21、49の開閉タ
イミングをずらす場合には、そのタイミングに応じて右
脚と左脚のマッサージ動作をずらすことができる。
ッサージ機に係る本発明の第5実施形態を示している。
この第5実施形態のエアーマッサージ機は、肢体受けと
複数の空気袋と、エアー給排気装置とを具備して形成さ
れるが、これらの構成は、基本的には前記第1実施形態
の肢体受け13及び各空気袋15a〜15d、16a〜
16dを有した脚載置部、及びエアー給排気装置34と
同じであるので、第1実施形態と同一の構成については
第1実施形態と同一符号を付して、その説明を省略し、
以下第1実施形態とは異なる構成及び作用のみを説明す
る。
は、エアー給排気装置34の各給排気管27〜33は束
ねられて肢体受け13内に導かれている点であり、その
他の構成は、図12〜図14に図示されない構成を含め
て前記第1実施形態と同じである。従って、この第5実
施形態においても、前記課題を解決することができる。
ジ機は、脚だけではなく使用者の手を施療凹部12d、
12eに収容して使用することにより、手に対するマッ
サージをすることもできる。
空気袋15a〜15d、16a〜16dの固定端部A
が、脚又は手の付け根側となるように施療凹部12d、
12eに脚又は手を収容してマッサージができる他、こ
の逆に、各空気袋15a〜15d、16a〜16dの自
由端部Cが、脚又は手の付け根側となるように施療凹部
12d、12eに脚又は手を収容してマッサージができ
る。
第1実施形態で既述したように前記空気袋15a〜15
d、16a〜16dの膨脹・収縮の繰り返しにより、肢
体受け13の前方向への力を脚又は手に与えながら、使
用者の心臓に向かう血流を促して恰も揉み上げるような
マッサージをすることができる。又、後者の使用形態に
おいては、空気袋15a〜15d、16a〜16dの膨
脹・収縮の繰り返しにより、肢体受け13の後方向への
力を脚先又は手先に向けて与えながら、したがって、施
療凹部12d、12e内の脚又は手にストレッチ作用を
与えながらマッサージができる。
ジ機にも、前記第2〜第4の実施形態の構成を適用する
ことができる。
によれば、エアー給排気装置の給気動作に伴い膨脹する
空気袋が施療凹部内の肢体を圧迫する際に、前記肢体に
対して肢体受けの前又は後方向への力を与えるから、そ
れにより、前記空気袋の膨脹・収縮の繰り返しにより使
用者の心臓に向かう血流を促して恰も揉み上げるような
マッサージ、若しくは、この逆に肢体にストレッチ作用
を与えながらマッサージをすることができるとともに、
空気袋の膨脹に伴い施療凹部内の肢体が押出されること
が抑制されて、施療凹部内の肢体を効果的にマッサージ
することができ、しかも、空気袋の前後いずれか一方の
端部のみを凹部内側面に固定して、この空気袋の固定に
要する固定部品数を削減したから、空気袋の取付け構造
が簡単で安価なエアーマッサージ機を提供できる。
その並び方向に順番に膨脹・収縮を繰り返えすことによ
り、使用者の心臓に向かう波状的な血流を促して恰も揉
み上げるようなマッサージ、若しくは、この逆に肢体に
ストレッチ作用を波状的に与えながらマッサージをする
ことができる。
体に肢体受けの前又は後方向への力を、個々の空気袋の
膨脹に伴って与えるだけではなく、先に膨脹した空気袋
袋よりも固定端部側に隣接した空気袋の膨脹に伴い、既
に膨脹完了状態にある先の空気袋を固定端部側に引き寄
せて前記力を与えるので、より効果的に使用者の心臓に
向かう血流を促して恰も揉み上げるようなマッサージ、
若しくは、この逆に肢体にストレッチ作用を与えながら
マッサージをすることができる。
に向けて自由端部を寄せながら膨脹する空気袋によっ
て、施療凹部に収容されている肢体に対し使用者の心臓
に向かう血流を促して恰も揉み上げるようなマッサージ
をすることができる。
置の給気動作に伴い膨脹する空気袋が一対の施療凹部内
の両脚を圧迫する際に、前記脚に対して肢体受けの前又
は後方向への力を与えるから、それにより、前記空気袋
の膨脹・収縮の繰り返しにより使用者の心臓に向かう血
流を促して恰も揉み上げるようなマッサージ、若しく
は、この逆に肢体にストレッチ作用を与えながらマッサ
ージをすることができるとともに、空気袋の膨脹に伴い
施療凹部内の脚が押出されることが抑制されて、施療凹
部内の脚を効果的にマッサージすることができ、しか
も、空気袋の前後いずれか一方の端部のみを凹部内側面
に固定して、この空気袋の固定に要する固定部品数を削
減したから、空気袋の取付け構造が簡単で安価な椅子式
のエアーマッサージ機を提供できる。
ージ機の構成を示す斜視図。
構成を示す斜視図。
正面図。
平面図。
圧縮空気の給排気系統を示すブロック図。
サージ機が備える脚載置部の構成を示す平面図。
サージ機が備える脚載置部の構成を示す平面図。
成をその固定部品とともに示す斜視図。
る圧縮空気の給排気系統を示すブロック図。
ッサージ機が備える脚載置部の構成を示す平面図。
構成をその固定部品とともに示す斜視図。
する圧縮空気の給排気系統を示すブロック図。
態に係るエアーマッサージ機の構成を示す斜視図。
Claims (6)
- 【請求項1】 上面及び前後両端を開放して凹状をなし
使用者の肢体が出し入れされる施療凹部を有する肢体受
けと;前記施療凹部の相対向する凹部内側面の少なくと
も一方に配設された空気袋と;この空気袋に連通して設
けられ前記空気袋にエアーを給排気するエアー給排気装
置と;を具備し、前記空気袋の前後いずれか一方の端部
を前記凹部内側面に固定するとともに、この空気袋の他
方の端部を自由端部としたことを特徴とするエアーマッ
サージ機。 - 【請求項2】 前記空気袋を前記肢体受けの前後方向に
並べて複数設けるとともに、これら空気袋の自由端部を
同一方向に向けたことを特徴とする請求項1に記載のエ
アーマッサージ機。 - 【請求項3】 前記複数の空気袋をその並び方向一端の
空気袋から前記並び方向他端の空気袋に向けて順に膨脹
させることを特徴とする請求項2に記載のエアーマッサ
ージ機。 - 【請求項4】 前記肢体受けの前後方向に並んだ複数の
空気袋が一体につながっていて、そのつながり方向の一
端部が前記凹部内側面に固定されているとともに、前記
つながり方向の他端部が自由端部となっており、この自
由端部側から前記固定の端部側に向けて前記空気袋が順
次膨脹されるものであって、先に膨脹を完了した空気袋
が膨脹完了状態を持続している間に、この空気袋よりも
前記固定端部側に隣接した次の空気袋が膨脹するように
したことを特徴とする請求項3に記載のエアーマッサー
ジ機。 - 【請求項5】 前記空気袋の固定の端部を前記肢体受け
の前部側に配置するとともに、前記自由端部を前記固定
端部よりも前記肢体受けの奥側に配置して使用可能とし
たことを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか1項
に記載のエアーマッサージ機。 - 【請求項6】 座部及び背凭れ部を有した椅子本体と;
両側壁及び中間壁を有し、これら側壁と中間壁との間に
上面及び前後両端を開放して前記椅子本体に座った使用
者の下肢が出し入れされる一対の施療凹部が形成された
肢体受け、及び前記施療凹部の内側面をなす前記中間壁
の両側面及び前記両側壁の内側面の夫々に配設された脚
用空気袋を有してなり、前記座部前側に配置して前記椅
子本体に取付けられた脚載置部と;前記各脚用空気袋に
連通して設けられこれら脚用空気袋にエアーを給排気す
るエアー給排気装置と;を具備し、かつ、前記各空気袋
の前後いずれか一方の端部を前記凹部内側面に固定する
とともに、この空気袋の他方の端部を自由端部としたこ
とを特徴とする椅子式のエアーマッサージ機。
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