JP2001291318A - 記録再生装置およびディジタル放送受信機 - Google Patents
記録再生装置およびディジタル放送受信機Info
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- JP2001291318A JP2001291318A JP2000101834A JP2000101834A JP2001291318A JP 2001291318 A JP2001291318 A JP 2001291318A JP 2000101834 A JP2000101834 A JP 2000101834A JP 2000101834 A JP2000101834 A JP 2000101834A JP 2001291318 A JP2001291318 A JP 2001291318A
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Abstract
が可能な記録再生装置を提供する。 【解決手段】 複数系統のデータが入力されるデータ入
力手段103と、データ入力手段103からのデータを
バッファリングする入力データバッファ手段106と、
記録媒体101から読み出される複数系統のデータをバ
ッファリングする出力データバッファ手段107と、出
力データバッファ手段107からの出力データを外部に
出力するデータ出力手段104と、同時に複数系統のデ
ータの記録あるいは読み出しのためのアクセス要求があ
ると、一系統のみを選択して記録媒体へのアクセス権を
与えるアクセス要求調停手段105と、アクセス権が与
えられた系統のディジタルデータを記録媒体101に記
録、あるいは記録媒体101から読み出すデータ記録・
読み出し手段102とを備える。
Description
タルデータをハードディスク等の記録媒体に同時に記録
あるいは再生することが可能な記録再生装置およびこの
記録再生装置を内蔵したディジタル放送受信機に関する
ものである。
トリーム( Moving Picyure ExpertGroup Stream)を記
録・再生できる従来の装置として、例えば、特開平11
−39850号公報に示される記録再生装置がある。図
26は、この特開平11−39850号公報に示された
コンピュータを基にした従来の記録再生装置の構成図で
ある。図において、901はマイクロプロセッサ、90
2はメインメモリ、903はバスブリッジ、904はI
/O( Input/Output )インターフェイス、905は補
助記憶インターフェイス、906は補助記憶インターフ
ェース905に接続されたハードディスク、907はT
Vチューナを内蔵したMPEGリアルタイムエンコーダ
ボード、908はAV処理回路、909はAV処理回路
909が画像表示処理に使用するメモリ(VRAM)で
ある。
902、およびバスブリッジ903は、相互に内部バス
を介して接続されており、残りのブロックは拡張バスを
介して相互に接続されている。バスブリッジ903は、
内部バスと、例えば、PCI(Peripheral ComponentIn
terconnect)バスやISA( Industry Standard Archi
tecture )バスなどの拡張バスとの間でのデータのやり
とりを制御している。拡張バスには、補助記憶インター
フェイス905、MPEGリアルタイムエンコーダボー
ド907、AV処理回路908が接続され、補助記憶イ
ンターフェイス905にはハードディスク906が接続
されている。
スク906に記録されたオペレーティングシステムの制
御の下、同ハードディスク906に記録された各種のア
プリケーションプログラムを実行することで、例えば、
画像の記録、再生、編集、デコード処理や、その他の所
定の処理を行う。MPEGリアルタイムエンコーダボー
ド907は、画像および音声をリアルタイムで、例え
ば、MPEG1の規格に準拠してエンコードするもので
あり、テレビジョン放送番組を受信するTVチューナを
内蔵しており、このTVチューナが受信した番組をMP
EGエンコードすることができる。
( Video Graphics Array )や3次元アクセラレータ
(いずれも図示せず)などで構成され、ディスプレイへ
の表示やスピーカへの音声出力を行う。また、AV処理
回路908は、NTSCエンコーダを内蔵しており、例
えば、VTRなどにNTSC方式に準拠した画像を出力
することができる。
プリケーションプログラムにより、画像の記録、再生、
編集、デコードなどの処理がなされる。例えば、MPE
Gリアルタイムエンコーダボード907のTVチューナ
で受信したテレビジョン放送番組をMPEGストリーム
にエンコードし、そのデータを拡張バスを介してハード
ディスク906記録する。更には、その記録中に、既に
録画済みの映像(画像)の任意の場面の再生なども行う
ようになされている。
た従来の記録再生装置では、記録媒体に記録中に、既に
録画済みの映像(画像)の任意の場面の再生は行える
が、同時には録画1系統と再生1系統の組み合わせの2
系統しか対応できない。また、アナログ放送ではなく、
ディジタル放送などのMPEG2トランスポートストリ
ームを記録再生する場合、再生時にトランスポートパケ
ット間隔を正確に再現できなければクロック再生が正し
く行えないという問題がある。
るためになされたもので、記録媒体(例えば、ハードデ
ィスク等)の動作速度を十分に生かし、同時に複数系統
のディジタルデータの記録および再生が可能であり、ま
た、再生時においても正しくクロック再生が行える記録
再生装置を提供することを目的とする。また、このよう
な記録再生装置を内蔵したディジタル放送受信機を提供
することを目的としている。
置は、外部から複数系統のディジタルデータがそれぞれ
入力される複数の入力インターフェースで構成されたデ
ータ入力手段と、データ入力手段のそれぞれの入力イン
ターフェースに対応して設けられ、複数の入力インター
フェースから入力されたディジタルデータをバッファリ
ングする複数の入力バッファを有した入力データバッフ
ァ手段と、記録媒体から読み出される複数系統のディジ
タルデータをそれぞれバッファリングする複数のバッフ
ァを有した出力データバッファ手段と、出力データバッ
ファ手段の複数のバッファのそれぞれに対応して設けら
れた複数の出力インターフェースで構成されたデータ出
力手段と、記録媒体に対して同時に複数系統のディジタ
ルデータの記録あるいは読み出しのためのアクセス要求
があると、一系統のみを選択して記録媒体へのアクセス
権を与えるアクセス要求調停手段と、アクセス要求調停
手段によりアクセス権が与えられた系統のディジタルデ
ータを記録媒体に記録あるいは記録媒体から読み出すデ
ータ記録・読み出し手段とを備えたものである。
ス要求調停手段は、入力バッファ手段あるいは出力バッ
ファ手段の各系統のそれぞれのバッファに蓄積されるデ
ータ量を監視する監視手段を有し、各系統のバッファに
蓄積されるデータ量に基づいて一系統のみに記録媒体へ
のアクセス権を与えるものである。
ス要求調停手段は、入力バッファ手段あるいは出力バッ
ファ手段の各系統のそれぞれのバッファに蓄積されるデ
ータ量を監視する監視手段と、監視手段の監視結果に基
づいて各入力バッファに蓄積されたデータ量が記録媒体
へ少なくとも1回分のアクセスが可能なデータが存在す
るか、あるいは各出力バッファに記録媒体から少なくと
も1回分の所定データ量を転送することが可能な空きが
存在する場合に、該当する系統の第一のアクセス要求を
発生し、さらに、各入力バッファのオーバーフローある
いは各出力バッファのアンダーフローする直前に第二の
アクセス要求を発生するアクセス要求発生手段とを備
え、第二のアクセス要求の方を第一のアクセス要求より
も優先的に要求を受けつけ、各アクセス要求から一系統
だけ記録媒体へのアクセス権を与えるものである。
入力手段は、各入力系統のデータに対して各データの記
録を開始した時点から記録終了まで、外部から入力され
る各データのパケット単位毎に時刻情報を付加する時刻
情報付加手段を備え、また、データ出力手段は、各出力
系統に対して計時手段と、記録時に時刻情報付加手段に
より付加された時刻情報と計時手段の示す時刻とが一致
したときに該当する系統のパケットデータを外部からの
データ要求によらず自主的に出力する手段とを備え、再
生ディジタルデータのパケット間隔を記録前ディジタル
データのパケット間隔と等しくし、再生ディジタルデー
タの平均データレートが記録前ディジタルデータの平均
レートに等しくなるようにしたものである。
入力手段は、各入力系統のディジタルデータのパケット
に対して時刻情報再ロードフラグを付加する手段をさら
に備え、また、データ出力手段は、各出力系統のディジ
タルデータのパケットに対してディジタルデータ入力時
に付加された時間情報再ロードフラグを検出する手段を
さらに備え、時刻情報再ロードフラグが検出されると、
当該系統のパケットデータに付加された時刻情報により
計時手段の時刻情報を更新するものである。
は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の記録再生装
置と、受信した複数のディジタル放送信号を復調して複
数のディジタルデータとして記録再生装置に出力する放
送受信手段と、使用者からの指示を受けて放送受信手段
から入力される複数のディジタルデータの記録再生装置
への記録あるいは記録再生装置に記録された複数のディ
ジタルデータの読み出し動作を制御する制御手段と、記
録再生装置から読み出された複数のディジタルデータの
うちの何れか1つのディジタルデータを選択する選択手
段と、選択手段により選択されたディジタルデータをデ
コード処理するデコード処理手段とを備えたものであ
る。
一実施の形態である実施の形態1による記録再生装置の
全体構成を示す図である。図において、101はメイン
メモリである記録媒体、102は記録媒体101へのデ
ータ記録手段あるいは記録媒体101からのデータ読み
出し手段としてのデータ記録・読み出し回路、103は
複数(例えば、N個)系統の入力データに対応する複数
の入力インターフェース(1〜N)からなるデータ入力
手段としての入力インターフェース回路、104は複数
(例えば、M個)系統の出力データに対応する複数の出
力インターフェース(1〜M)からなるデータ出力手段
としての出力インターフェース回路である。
ス要求調停手段としての調停回路、106は入力インタ
ーフェース回路103の各入力系統に対するデータバッ
ファリング手段としてのN個の入力バッファからなる入
力バッファ回路、107は各出力系統に対するデータバ
ッファリング手段としてのM個の出力バッファからなる
出力バッファ回路である。なお、記録媒体101は、磁
気記録再生によるハードディスク、光記録再生、光磁気
記録再生によるディスク装置等であってもかまわない。
再生装置の動作を説明する。まず、記録媒体101にN
個の入力系統のデータを記録する場合の動作について説
明する。入力ポート(1〜N)から入力インターフェー
ス回路103の各入力インターフェヘス(1〜N)に入
力されたN個の系統のディジタルデータ(以下、単にデ
ータと略す)は、入力バッファ回路106の各入力系統
番号(1〜N)に対応した入力バッファ(1〜N)にバ
ッファリング(一旦貯えること)される。調停回路10
5は、各入力バッファ(1〜N)のどのデータ系統に対
して記録媒体101にアクセスさせるかの調停を行う。
系統のみがデータ記録・読み出し回路102により入力
バッファ回路106からデータが読み出され、記録媒体
101に記録される。記録媒体101にある一定量のデ
ータ書き込みが完了すると、調停回路105は再度書き
込みアクセス権を与え直す。以上の動作を繰り返す。入
力バッファ回路106内の各入力バッフア(1〜N)
は、高速な記録媒体101へのアクセス速度と低速な入
力インターフェース回路103での転送速度の差の吸収
を行う。
数のデータをM個の出力系統に出力する場合の動作につ
いて説明する。M個の各出力系統は、調停回路105の
指示により読み出しアクセス権が与えられると、記録媒
体101に記録されたデータを記録読み出し回路102
により読み出し、読み出されたデータは出力バッファ回
路107内の各出力系統番号(1〜M)に対応した出力
バッファにバッファリングされる。記録媒体101から
ある一定量のデータ読み出しが完了すると調停回路10
5は再度読み出しアクセス権を与え直す。以上の動作を
繰り返す。
(バッファリングされた)データは、外部から各系統に
対してのデータ要求があり、かつ、該当系統の出力バッ
ファにデータが存在すると、出力インターフェース回路
104の対応する系統の出力インターフェースにデータ
を出力する。出力バッファ回路107の各出力バッファ
は(1〜M)高速な記録媒体アクセス速度と低速な出力
インターフェースの転送速度の差の吸収を行う。
N個)の入力系統を記録し、この記録媒体101に記録
された複数のデータをM個の出力系統に出力する場合の
動作について説明する。入力インターフェース回路10
3に入力された入力データは入力バッファ回路106内
の各入力系統番号(1〜N)に対応した入力バッファ
(1〜N)にバッファリングされる。一方、調停回路1
05はどのデータ系統に対して記録媒体101にアクセ
スさせるかの調停を行う。
系統のみが記録読み出し回路102により記録媒体10
1にアクセスされる。入力系統にアクセス権が与えられ
ると、入力バッファ回路106からデータが読み出さ
れ、記録媒体101に記録される。記録媒体101にあ
る一定量のデータ書き込みが完了すると、調停回路10
5は再度書き込みアクセス権を与え直す。また、出力系
統にアクセス権が与えられると、記録読み出し回路10
2は記録媒体101に記録されたデータを出力バッファ
回路107内の各出力系統番号に対応した出力バッファ
(1〜M)にバッファリングする。
み出しが完了すると調停回路105は再度読み出しアク
セス権を与え直す。各出力バッファ(1〜M)に貯えら
れたデータは、外部から各系統に対してのデータ出力要
求があり、かつ、該当系統の出力バッファにデータが存
在すると、出力インターフェース回路104内の該当系
統の出力インターフェースにデータを出力する。以上の
動作を繰り返す。
再生装置における調停回路105の構成と具体的動作の
一例を説明するための図であり、調停回路105を各バ
ッファのデータ蓄積量の情報から記録媒体101へのア
クセス権を与えるようにしたものである。図2に示すよ
うに、調停回路105は、入力バッファ回路106内の
各入力バッファのデータ蓄積量および出力バッファ回路
107内の各出力バッファのデータ蓄積量を監視し、そ
の情報(即ち、バッファ内のデータ蓄積量の情報)から
各系統に対してアクセス要求を発生するアクセス要求発
生回路111と、複数のアクセス要求からアクセス権を
一つ決めるアクセス権発生回路112からなる。
ファのデータ蓄積量が記録媒体101へ転送できる所定
データ量以上存在する場合にアクセス要求を発生し、少
なくとも記録媒体101へ所定転送量のアクセスを完了
するまでアクセス要求を発生する。アクセスを完了した
時点で、まだ上記アクセス要求発生条件を満たしていれ
ば継続してアクセス要求を発生し続ける。図3は、アク
セス権の遷移を説明するための図であり、図3に示すよ
うにアクセス権発生回路112は、現在アクセス権を所
有しているものがアクセス要求を発生しているときは他
の系統へのアクセス権遷移は行わないようにする。
かつ、系統kへのアクセス要求がある場合は、図3に示
すように系統Jから系統kヘアクセス権が遷移する。更
に、図4は、複数のアクセス要求がある場合のアクセス
権の遷移を説明するための図であり、図4に示すように
複数のアクセス要求に対しては早くからアクセス要求を
発生していたものを優先してアクセス権を与えるよう動
作する。例えば、系統Jへのアクセス要求がなく、か
つ、系統k、l、mの順にアクセス要求がある場合は、
図に示すように系統k、系統l、系統mへとヘアクセス
権が順次遷移する。
02は、記録媒体101に対してある所定量の転送を一
単位としてまとめてデータの転送を行うが、各系統の最
大の入出力レートが同じであり、記録媒体101へのア
クセスは記録、再生時に同じレートであり、更に、記録
媒体101のアクセスレートは各系統の最大レートの各
系統数倍以上あるものとすると、図2に示した調停回路
105内のアクセス要求発生回路111は、同レベルの
アクセス要求に対しては早くからアクセス要求を出して
いるものにアクセス権を許可するように動作するので、
アクセス要求を出した系統は、アクセス権が許可される
までの間、最大で次の(1)式で示される時間だけ待た
されることになる。 (AS−1)×(FT) ・・・(1) ここで、ASは全アクセス系統数、FTは記録媒体への
1回の転送単位時間である。
きなければならないので、アクセス要求発生回路111
が入力系統のアクセス要求を発生させるときの入力バッ
ファのデータ蓄積量は以下の(2)式のようになる。 (IBD)≧(IBS)−(AS−1)×(AD) ・・・(2) ここで、IBDは該当入力系統バッファのデータ蓄積
量、IBSは該当入力系統バッファサイズ、ASは全ア
クセス系統数、ADは記録媒体への1回分のアクセスデ
ータ量である。なお、図5は入力バッファのデータ蓄積
量とアクセス要求発生の関係を示したものである。
要求発生回路111に監視されており、図に示すように
入力バッファのデータ蓄積量が(2)式に示す所定のレ
ベルを越えると、アクセス要求発生回路111はアクセ
ス要求のレベルを負から正へ変化させ、アクセス要求を
発生する。以降、アクセス要求は正論理として図示す
る。
間、出力バッファのデータがなくならないようにし、再
生データを出力し続けなければならないので、発生回路
111が出力系統のリクエストを発生させるときの出力
バッファのデータ蓄積量は以下の(3)式のようにな
る。 (OBD)≦(AS−1)×(AD) ・・・(3) ここで、OBDは該当出力系統バッファのデータ蓄積
量、ASは全アクセス系統数、ADは記録媒体への1回
分のアクセスデータ量である。なお、図6は、出力バッ
ファのデータ蓄積量とアクセス要求発生の関係を示した
ものである。
装置の動作を以下に説明する。使用者の記録指示を受け
ると、例えば、図1の入力ポート1から入力インターフ
ェース回路103内の入力インターフェース1にディジ
タルデータが入力される。図7は、1入力系統のみ記録
する場合の入力バッファのデータ蓄積量とアクセス要求
発生の関係を示す図であり、この入力されたデータは入
力バッファ回路106内の入力バッファ1に、図7の2
01に示すように蓄積されていく。入力バッファ1のデ
ータ蓄積量が(2)式に示す図7の202レベルだけ蓄
積されると、調停回路105内のアクセス要求発生回路
111はアクセス権発生回路112へ入力系統1のアク
セス要求を発生する。アクセス権発生回路112は入力
系統1のアクセス要求を受けて入力バッファ1にアクセ
ス権の許可を通知する。
み出し回路102を介して記録媒体101に1回分の一
定データ量を転送し記録する。なお、記録媒体101と
入力バッファ回路106および出力バッファ回路107
間のデータ転送レートは入力バッファ回路106への入
力および出力バッファ回路107からの出力レートと比
較して十分高速であるとしているので、入力バッファ1
のデータ蓄積量は図7の203のように減少する。記録
媒体101へ所定データ量の転送を完了すると、アクセ
ス要求発生回路111は入力系統1のアクセス要求の発
生を中止し、再び図7の202のレベルに達するまで蓄
積する。入力系統がひとつの場合は以上の動作を繰り返
し使用者からの記録停止の指示があるまで記録媒体10
1にデータを記録し続ける。
あった場合の記録再生装置の動作を以下に説明する。使
用者が一つ目の系統(例えば、入力系統1)の記録指示
を上記のように既に行っている状態で、さらに二つ目の
記録指示が入力系統2に対してあった場合、例えば、入
力ポート2から入力インターフェース2にディジタルデ
ータが入力されたとする。図8は、2つの入力系統(例
えば、入力系統1と2)を同時に記録する場合の入力バ
ッファのデータ蓄積量とアクセス要求発生の関係を示す
図であり、図8(a)は入力バッファ1のデータ蓄積量
増減の様子を、また、図8(b)は入力バッファ2のデ
ータ蓄積量増減の様子を示している。
タは、入力バッファ回路106内の入力バッファ2に図
8(b)の211に示すように蓄積されていく。入力バ
ッファ2のデータ蓄積量が上述の(2)式に示すレベル
まで蓄積されると、調停回路105内のアクセス要求発
生回路111はアクセス権発生回路112へ入力系統2
のアクセス要求を図8(b)の213に示すように発生
する。アクセス権発生回路112が現在のアクセス権か
ら別の系統にアクセス権を移すことができるのは、現在
アクセス権を所有している系統からアクセス要求がない
ときに別の系統からアクセス要求があった場合である。
クセス要求を発生して間、即ち、図8(a)でアクセス
要求のレベルが正の期間は入力系統2のアクセス権の取
得はできない。入力系統1が1回分の転送を終了する図
8(a)の214の時点で入力系統1のアクセス要求は
中止され、よって、入力系統2のアクセス要求が許可さ
れアクセス権が入力系統2に遷移する。これにより図8
(b)の215に示す時点で、入力系統2の記録媒体1
01への転送が開始され、図8(b)の216に示すよ
うに、入力系統2のバッファのデータ蓄積量が減少し始
める。
送が終了したので、入力バッファ1のデータ蓄積量が増
加し、(2)式のレベルにデータ蓄積量が達する時点、
即ち、図8(a)の217に示す時点までアクセス要求
を発生せず、アクセス権の遷移は無い。以降、アクセス
要求が互いに発生する毎にアクセス権が遷移し入力系統
1、2の転送がなされていく。
が、同時2系統出力、同時入力・出力、さらにまた、記
録媒体の動作速度が間に合う限り複数系統の同時入力、
同時出力、同時入力・出力の場合でも同様の調停がされ
記録媒体へのアクセスが行われる。 同時に記録再生で
きる系統数は、少なくとも次の(4)式を満たす限り増
やすことができる。 (RPS)≦(RAR)/(MDR) ・・・(4) ここで、RPSは記録再生系統数、RARは記録媒体の
アクセスレート、MDRは入力系統および出力系統の最
大データ転送レートである。
各入力系統、出力系統にそれぞれバッファを設け、調停
回路により記録媒体へのアクセスを選択的に処理する
(例えば、入出力系統の各バッファのデータ蓄積量をそ
れぞれ監視し、あるレベルを越えた入力系統またはある
レベルを下回った出力系統から記録媒体へアクセス権を
渡すように調停する)ようにしたので、記録媒体へ同時
に複数系統のデータの記録、再生ができる。
る記録再生装置の基本的な構成は前述の実施の形態1と
同様であり、その全体構成は図1に示したとおりであ
り、また、その調停回路の構成も図2に示したとおりで
あるが、本実施の形態では調停回路105の動作が実施
の形態1と異なる。即ち、本実施の形態2においては、
図2に示した調停回路105内のアクセス要求発生回路
111は、バッファのデータ蓄積量に応じて最優先レベ
ルアクセス要求と低レベルアクセス要求の2種類のアク
セス要求を発生し、アクセス権発生回路112は、現在
アクセス権を所有しているものが最優先レベル要求を発
生しているときは他の系統へのアクセス権遷移は行わな
いようにすることを特徴としている。
記録再生装置のアクセス権の遷移を説明するための図で
ある。図9に示すように、本実施の形態では最優先レベ
ル要求を低レベル要求よりも優先的にアクセス権を与え
るよう動作する例えば、系統Jへの最優先レベルアクセ
ス要求がなく、かつ、系統kへのアクセス要求レベルが
他のアクセス要求レベルよりも高い場合に、図9に示す
ように系統Jから系統kヘアクセス権が遷移する。更
に、図10および図11も本実施の形態における記録再
生装置のアクセス権の遷移を説明するための図であり、
図に示すように、同レベルのアクセス要求に対しては早
くからアクセス要求を発生していたものを優先してアク
セス権を与えるよう動作する。
最優先アクセス要求がある場合を示しており、系統Jへ
の最優先レベルアクセス要求がなく、かつ、系統k、
l、mへの最優先アクセス要求があると、系統Jから系
統kへアクセス権が遷移し、次に、系統kへの最優先レ
ベルアクセス要求がなく、かつ、系統l、mへの最優先
アクセス要求があると、系統kから系統lへアクセス権
が遷移し、次に、系統lへの最優先レベルアクセス要求
がなく、かつ、系統mへの最優先アクセス要求がある
と、系統lから系統mへアクセス権が遷移する様子を示
している。
レベルアクセス要求がある場合を示しており、系統Jへ
の最優先レベルアクセス要求がなく、かつ、系統k、
l、mへの低レベル要求アクセスがあると、系統Jから
系統kへアクセス権が遷移し、次に、系統kへの最優先
レベルアクセス要求がなく、かつ、系統l、mへの低レ
ベルアクセス要求があると、系統kから系統lへアクセ
ス権が遷移し、次に、系統lへの最優先レベルアクセス
要求がなく、かつ、系統mへのテイレベルアクセス要求
があると、系統lから系統mへアクセス権が遷移する様
子を示してる。
場合と同様に図1に示したデータ記録・読み出し回路1
02は記録媒体101に対してある所定量の転送を一単
位としてまとめて転送を行う。そして、図2に示したア
クセス要求発生回路111は、入力バッファに少なくと
もその1回分の転送ができるだけのデータ量が蓄積され
たときに低レベルアクセス要求を発生する。また、最優
先レベルアクセス要求は、入力バッファにデータがフル
(データがバッファに満杯なること)に近くなったとき
に発生され、入力バッファがオーバーフローしないよう
している。また、出力バッファのデータ蓄積量が少ない
場合、再生出力がとぎれないようにするために最優先レ
ベル要求を発生し、出力バッファがアンダーフローにな
らないようにする。
その後データが出力され、記録媒体からの1回のデータ
転送分以上に空きが存在したときには、低レベルのアク
セス要求を発生する。また、各アクセス要求は、少なく
とも記録媒体へ1回の所定転送量のアクセスを完了する
まで発生する。アクセスを完了した時点で、まだ上記ア
クセス要求発生条件を満たしていれば継続してアクセス
要求を発生し続ける。
り、記録媒体へのアクセスは記録、再生時に同じレート
であり、更に、記録媒体のアクセスレートは各系統の最
大レートの各系統数倍以上あるものとすると、図2のア
クセス要求発生回路111は同レベルのアクセス要求に
対しては早くからアクセス要求を出しているものにアク
セス権を許可するように動作するので、アクセス要求を
出した系統は、アクセス権が許可されるまでの間、最大
次の(5)式で示される時間だけ待たされることにな
る。 (AS−1)×(FT) ・・・(5) ここで、ASは全アクセス系統数、FTは記録媒体への
1回の転送単位時間である。
きなければならないので、発生回路111が入力系統の
最優先レベルリクエストを発生させるときの入力バッフ
ァの蓄積量は以下の式のようになる。 (IBD)≧(IBS)−(AS−1)×(AD) ・・・(6) ここで、IBDは該当入力系統バッファのデータ蓄積
量、IBSは該当入力系統バッファサイズ、ASは全ア
クセス系統数、ADは記録媒体への1回分のアクセスデ
ータ量である。
装置における入力バッファのデータ蓄積量と低レベルア
クセス要求発生の関係を示したものであり、また、図1
3は、本実施の形態の記録再生装置における入力バッフ
ァのデータ蓄積量と最優先レベルアクセス要求の関係を
示したものである。また、出力バッファでは、(5)式
に示した期間出力バッファが空にならないようにし、再
生データを出力し続けなければならないので、発生回路
111が出力系統の最優先レベルリクエストを発生させ
るときの出力バッファのデータ蓄積量は以下の(7)式
のようになる。 (OBD)≦(AS−1)×(AD) ・・・(7)
データ蓄積量、ASは全アクセス系統数、ADは記録媒
体への1回分のアクセスデータ量である。なお、図14
は本実施の形態における出力バッファのデータ蓄積量と
低レベルアクセス要求発生の関係を示す図であり、図1
5は本実施の形態における出力バッファのデータ蓄積量
と最優先レベルアクセス要求の関係を示す図である。ま
ず、1系統の記録を行う場合の記録再生装置の動作を以
下に説明する。使用者の記録指示を受けると、例えば、
図1に示した入力ポート1から入力インターフェース回
路103内の入力インターフェース1にディジタルデー
タが入力される。このデータは入力バッファ回路106
の入力バッファ1に図16の301に示すように蓄積さ
れていく。
ベル302は、記録媒体101への1回分の転送量に相
当するレベルに設定しており、入力バッファ1のデータ
蓄積量が記録媒体101への1回分の転送量レベル(即
ち、図16の302のレベル)だけ蓄積されると、図2
に示した調停回路105内のアクセス要求発生回路11
1は、アクセス権発生回路112へ入力系統1の低レベ
ルアクセス要求を発生する。アクセス権発生回路112
は、入力系統1の低レベルアクセス要求を受けて、図1
7に示すように入力系統1に記録媒体101へのアクセ
ス権を渡す状態に遷移し、入力バッファ1にアクセス権
の許可を通知する。これにより入力バッファ1は記録読
み出し回路102を介して記録媒体101に1回分の一
定データ量を転送し記録する。
ファ回路106および出力バッファ回路107間のデー
タ転送レートは入力バッファ回路106への入力および
出力バッファ回路107からの出力レートと比較して十
分高速であるとしているので、入力バッファ1のデータ
蓄積量は図16の303のように減少する。記録媒体1
01へ所定データ量の転送を完了すると、アクセス要求
発生回路111は入力系統1の低レベル要求の発生を中
止し、再び図16の302のレベルに達するまで蓄積す
る。入力系統が1つの場合は以上の動作を繰り返し、使
用者からの記録停止の指示があるまで記録媒体101に
データを記録し続ける。
置において2系統の各入力バッファ(入力バァファ1お
よび入力バァファ2)のデータ蓄積量とアクセス要求発
生の関係を説明するための図であり、図18を用いて使
用者の操作指示が2系統の記録であった場合の記録再生
装置の動作を以下に説明する。なお、図18(a)は入
力バァファ1のデータ蓄積量の増減の様子を、また、図
18(b)は入力バァファ2のデータ蓄積量の増減の様
子を示している。使用者が一つ目の記録指示を上記のよ
うにすでに行っている状態で、更に、二つ目の記録指示
が入力系統2に対してあった場合、図1の例えば入力イ
ンターフェース2にディジタルデータが入力されたとす
る。このデータは、入力バッファ回路106の入力バッ
ファ2に、図18(b)の311に示すように蓄積され
ていく。
2のデータ蓄積量が記録媒体101への1回分の転送量
レベル、即ち、図18(b)の312のレベルだけ蓄積
されると、調停回路105内のアクセス要求発生回路1
11はアクセス権発生回路112へ入力系統2の低レベ
ルアクセス要求を図18(b)の313に示すように発
生する。即ち、図18(b)の312が示すレベルは低
レベルアクセス要求発生レベルを示している。アクセス
権発生回路112が現在のアクセス権から別の系統にア
クセス権を移すことができるのは、最優先アクセス要求
があった場合だけなので、低レベルアクセス要求による
アクセス権は取得できず、入力系統2にはアクセス権が
遷移しない。
8(b)の314に示すように入力系統2の低レベルア
クセス要求の発生を中止し、さらに、図18の315に
示すように入力バッファ2にデータが蓄積されていく。
入力バッファ2のデータ蓄積量が図18(b)の316
に示すレベル(即ち、(2)式が示すバッファのデータ
蓄積量)以上になると、図18(b)の317の時点で
アクセス要求発生回路111はアクセス権発生回路11
2へ入力系統2の最優先レベルアクセス要求を発生す
る。即ち、図18(b)の316が示すレベルは最優先
レベルアクセス要求発生レベルを示している。このと
き、入力系統1は、図18(a)の318に示すように
低レベルアクセス要求を発生しているが、入力系統2の
最優先レベルアクセス要求が優先され入力系統2にアク
セス権が遷移する。
入力系統1の記録媒体101への所定量の転送が終わる
時点で、入力系統2の記録媒体への転送が開始され、図
18の320に示すように入力系統2のバッファのデー
タ蓄積量が減少し始める。一方、入力系統1は、図18
(a)の321に示す最優先レベルアクセス要求を発生
するまでアクセス権の遷移は無く入力系統1のバッファ
のデータ蓄積量は増加する。なお、図18(a)の32
2は入力系統1の低レベルアクセス要求発生レベル、3
23は入力系統1の最優先レベルアクセス要求発生レベ
ルである。
生する毎にアクセス権が遷移し入力系統1、2の転送が
なされていく。図19に上記のアクセス権の遷移の様子
を示す。図19に示すように、アクセス権なしの状態
で、まず入力系統1への低レベルアクセス要求のみ存在
する状況となるので、入力系統1にアクセス権が遷移す
る。更に、入力系統1への最優先アクセス要求がなく、
かつ、入力系統2への最優先アクセス要求が発生する
と、入力系統2にアクセス権が遷移する。更に、その後
入力系統2の最優先アクセス要求がなく、かつ、入力系
統1への最優先アクセス要求が発生するので、入力系統
1にアクセス権が遷移する。以降、最優先アクセス要求
が互いに発生する毎にアクセス権が遷移し、入力系統
1、2の転送がなされていく。
のデータ蓄積量と各アクセス要求発生の関係を示す図で
ある。なお、図20(a)は入力バッファ1のデータ蓄
積量の増減の様子をまた、図(b)は入力バッファ2の
データ蓄積量の増減の様子を示している。図20(b)
の341に示すように、入力系統2が最優先レベル要求
を発生したときに、すでに入力系統1が図20(a)の
342に示す最優先レベル要求を発生していたときに
は、アクセス権発生回路112はアクセス権の遷移を行
わない。
アクセス権を得て所定量のデータ転送を記録媒体に転送
し終わるまではそのまま発生されたままの状態となる。
入力系統1の最優先レベル要求の発生が中止される図2
0(a)の343の時点になると、アクセス権発生回路
112は入力系統2の最優先レベルアクセス要求を受け
入力系統2に対しアクセス権を遷移する。なお、図20
(a)の344は入力系統1の最優先レベルアクセス要
求発生レベル、図20(b)の345は入力系統2の最
優先レベルアクセス要求発生レベルである。
の転送が行われ、図20(b)の346に示すように入
力系統2のバッファのデータ蓄積量が減少し始める。一
方、入力系統1は図20(a)の347に示す時点で最
優先レベルアクセス要求を発生し、同様にアクセス権発
生回路112の調停によりアクセス権の遷移がなされ
る。以降最優先レベルアクセス要求が互いに発生する毎
に同様のアクセス権調停がされ入力系統1、2の転送が
なされていく。
したが、同時2系統出力、同時入力・出力、さらにまた
記録媒体101の動作速度が間に合う限り複数系統の同
時入力、同時出力、同時入力・出力の場合でも同様の調
停がなされ、記録媒体101へのアクセスが行われる。
同時に記録再生できる系統数は、少なくとも次の(8)
式を満たす限り増やすことができる。 (RPS)≦(RAR)/(MDR) ・・・(8) ここで、RPSは記録再生系統数、RARは記録媒体の
アクセスレート、MDRは入力系統および出力系統の最
大データ転送レートである。
れぞれ本発明の実施の形態3による記録再生装置の入力
インターフェースおよび出力インターフェースの構成を
示す図である。本実施の形態による記録再生装置の基本
的な構成は、前述の実施の形態1で示した図1と同様で
あるが、入力インターフェース回路103内の各入力イ
ンターフェースにタイムスタンプ(時刻情報)付加回路
403を、また、出力インターフェース回路104内の
各出力インターフェースにタイムスタンプ抽出/除去回
路412を設けている。そして、各入力インターフェー
スにおいて各系統(即ち、1〜Nの系統)に対して入力
データパケット( packet )の先頭にタイムスタンプ
( time stamp )を付加するようにし、更に、各出力イ
ンターフェースにおいて各系統(即ち、1〜Mの系統)
に対して再生データパケットの先頭のタイムスタンプの
値に応じて出力を制御するように構成したことを特徴と
するものである。
3内の、例えば、J系統の入力インターフェースである
入力インターフェースJの構成例を示しており、本実施
の形態による入力インターフェース回路103は、各系
統それぞれに対して計時カウンタ401、パケット先頭
検出部402およびタイムスタンプ付加部403から構
成されるN個の入力インターフェースを備えている。ま
た、図22は、出力インターフェース回路104内の、
例えば、J系統の出力インターフェースである出力イン
ターフェースJの構成例を示しており、本実施の形態に
よる出力インターフェース回路104は、各系統それぞ
れに対し計時カウンタ411と、タイムスタンプ抽出/
除去部412、比較部413および出力制御部414か
ら構成されるM個の出力インターフェースを備えてい
る。
ターフェース回路内103内のJ系統の入力インターフ
ェースJに入力されたデータパケットが記録開始指示後
初めて入力されると、計時カウンタ401はカウンタ値
をゼロにクリアし時間計測を開始する。パケット先頭検
出部402は入力されたデータパケットの先頭を検出す
る毎にタイムスタンプ付加要求をタイムスタンプ付加部
403に出力する。タイムスタンプ付加部403はタイ
ムスタンプ付加要求によりその時点の計時カウンタ値を
パケットの先頭に付加して入力インターフェース403
からパケットを出力し、記録媒体101に記録する。
パケットが記録媒体101から出力され、例えば、出力
インターフェース回路103内のJ系統の出力インター
フェースJに入力されると、タイムスタンプ抽出/除去
部412で再生データパケットの先頭に付加されたタイ
ムスタンプを抽出するとともに、再生データパケットか
らタイムスタンプを除去する。また、再生指示を受けて
最初の再生パケットのタイムスタンプを計時カウンタ4
11にロードし、その後時間計測を行う。比較部413
は計時カウンタ411の値とタイムスタンプ値が一致し
たときに出力許可を発生する。出力制御部414は再生
データパケットの出力許可がなされるまでバッファリン
グし、出力許可により再生データパケットを1パケット
分出力ポートに平均のデータレートより十分高い所定の
レートで出力する。
にデータに付加したタイムスタンプ(時刻情報)を再生
データの出力タイミング制御に用いるようにしたので、
記録媒体に同時に複数系統の記録、再生が可能な上に、
さらに、外部からのデータ要求によらず自主的に元のデ
ータのパケット間隔と転送レートを正確に再現しながら
出力することができる。
れぞれ本発明の実施の形態4による記録再生装置の入力
インターフェースおよび出力インターフェースの構成を
示す図である。本実施の形態による記録再生装置の基本
的な構成は、前述の実施の形態1で示した図1と同様で
あるが、入力インターフェース回路103の各系統(即
ち、1〜Nの系統)の入力インターフェースに対して、
前述の実施の形態3で示した入力インターフェースの構
成(図21)に、更にタイムスタンプロードフラグ付加
部404を追加し、また、出力インターフェース回路1
04の各系統(即ち、1〜Mの系統)の出力インターフ
ェースに対しては、前述の実施の形態3で示した出力イ
ンターフェースの構成(図22)に、更にタイムスタン
プロードフラグ検出/除去部415を追加したことを特
徴とするものである。
3内の、例えば、J系統の入力インターフェースである
入力インターフェースJの構成例を示しており、本実施
の形態による入力インターフェース回路103は、各系
統それぞれに対して計時カウンタ401、パケット先頭
検出部402、タイムスタンプ付加部403およびタイ
ムスタンプロードフラグ付加部404から構成されるN
個の入力インターフェースを備えている。また、図24
は、出力インターフェース回路104内の、例えば、J
系統の出力インターフェースである出力インターフェー
スJの構成例を示しており、本実施の形態による出力イ
ンターフェース回路104は、各系統それぞれに対し計
時カウンタ411と、タイムスタンプ抽出/除去部41
2、比較部413、出力制御部414およびタイムスタ
ンプロードフラグ検出/除去部415から構成されるM
個の出力インターフェースを備えている。
103内の入力インターフェースJにおいて記録一時停
止指示を受けたとすると、入力インターフェースJから
後段にはデータを出力せず、記録一時停止解除指示を受
けると入力インターフェースJは再び後段にデータを出
力する。このとき、図23に示した入力インターフェー
スJ内のタイムスタンプ付加部403は記録一時停止解
除指示を受けた後、始めに出力するデータパケットにタ
イムスタンプロードフラグ(時刻情報再ロードフラグ)
を立てて後段(即ち、入力バッファ回路106)に出力
し、記録媒体101へ記録する。
め、タイムスタンプロードフラグを立てたデータパケッ
トが出力バッファ回路107を経由して出力インターフ
ェース回路104に入力される。出力インタフェース回
路104内の、例えば、図24に示した出力インターフ
ェースJに入力されたデータパケットは、タイムスタン
プロードフラグ検出/除去部415でタイムスタンプロ
ードフラグが検出、除去され、タイムスタンプ抽出/除
去部412に転送される。タイムスタンプ抽出/除去部
412では、タイムスタンプを抽出、除去し、残りのデ
ータが出力制御部414に転送される。
てたデータパケットが出力インタフェースに入力された
場合、次のようにして計時カウンタ411の値が新たな
タイムスタンプで更新される。タイムスタンプロードフ
ラグ検出/除去部415でタイムスタンプロードフラグ
が検出されるとともに、タイムスタンプ抽出/除去部4
12に残りのデータが転送され、タイムスタンプの抽出
が行われる。タイムスタンプロードフラグ検出/除去部
415は、タイムスタンプロードフラグを検出したの
で、計時カウンタ411に対してタイムスタンプ抽出/
除去部412で抽出したタイムスタンプ値をロードする
ように指示を出す。その後、計時カウンタ411は、再
び更新された値から時間計測を行う。
去部412で抽出したタイムスタンプと計時カウンタ4
11の出力が渡される。計時カウンタ411の値とタイ
ムスタンプ値か一致したとき、出力許可が出力制御部4
14に発生される。出力制御部414では再生データパ
ケット出力許可がなされるまで、データをバッファリン
グし、比較部413からの出力許可により再生データを
1パケット分を平均のデータレートより十分高い所定の
レートで出力する。
ンターフェースにおいて入力されるデータパケットにタ
イムスタンプロードフラグを付加するようにし、出力イ
ンターフェースにおける計時カウンタを更新できるよう
にしたので、例えば、記録時に一時停止した後で、一時
停止解除により再び記録を再開したときにタイムスタン
プロードフラグをたてて記録することで、再生時に記録
一時停止した時間、画像が静止することなく引き続き再
生を連続的に行うことができる。
の形態5によるディジタル放送受信機の構成を示す図で
ある。図において、151はディジタル放送を受信する
ための放送受信手段としてのディジタル放送受信チュー
ナー群、152は前述の実施の形態1乃至4のいずれか
に示した記録再生装置、153はディジタル放送チュー
ナー群151が出力する受信映像データと記録再生装置
152から出力される再生映像データのうちいずれかを
選択するための選択回路、154は選択回路153によ
り選択された映像データをデコードするデコード手段と
してのデコード処理回路、155は図示しないリモコン
受信回路やスイッチ回路などの使用者からの指示に応じ
た信号を受け、記録再生装置152の動作を制御する指
示受信手段としての動作制御回路である。
作について説明する。ディジタル放送チューナー群15
1は設定された複数の放送波に同調し、ディジタル映像
データを復調し、複数の受信映像データとして出力する
ことが可能である。ディジタル放送チューナー群151
より出力された受信映像データは、記録再生装置152
および選択回路153に入力される。記録再生装置15
2は、前述の実施の形態1乃至4で説明したように、複
数の入力のデータあるいは複数の出力系統のデータの記
録媒体へのアクセス権を調停回路により調停し、入力さ
れた複数の受信映像データを同時に記録媒体上に記録す
ること、および既に記録済みの複数の映像データを同時
に再生することが可能である。
映像データおよびディジタル放送チューナー群151よ
り出力される受信映像データは、それぞれ選択回路15
3に入力される。選択回路153の出力は、デコード処
理回路154により映像信号にデコードされる。動作制
御回路155は、使用者が操作する制御スイッチあるい
はリモコン等の信号から記録再生装置152に対して、
どの系統のデータ(即ち、どの放送の受信映像データ)
を記録あるいは再生するかを指示する。また、動作制御
回路155は、選択回路153に対してディジタル放送
チューナー群151および記録再生装置152からの再
生系統のうち、どの再生系統をデコード処理回路154
に出力するのかを指示する。
ル放送受信機は、実施の形態1乃至4に示したいずれか
の記録再生装置と、受信した複数のディジタル放送信号
を復調して複数のディジタルデータとして記録再生装置
に出力する放送受信手段と、使用者からの指示を受けて
放送受信手段から入力される複数のディジタルデータの
記録再生装置への記録あるいは記録再生装置に記録され
た複数のディジタルデータの読み出し動作を制御する制
御手段と、記録再生装置から読み出された複数のディジ
タルデータのうちの何れか1つのディジタルデータを選
択する選択手段と、選択手段により選択されたディジタ
ルデータをデコード処理するデコード処理手段とを備て
いるので、使用者の操作意図に応じて、受信した複数の
ディジタル放送信号を同時に記録あるいは再生すること
ができ、また、受信した複数のディジタル放送信号ある
いは記録再生装置から再生される複数の再生データのい
ずれか1つを選択してデコード処理することが可能とな
る。
複数系統のディジタルデータがそれぞれ入力される複数
の入力インターフェースで構成されたデータ入力手段
と、データ入力手段のそれぞれの入力インターフェース
に対応して設けられ、複数の入力インターフェースから
入力されたディジタルデータをバッファリングする複数
の入力バッファを有した入力データバッファ手段と、記
録媒体から読み出される複数系統のディジタルデータを
それぞれバッファリングする複数のバッファを有した出
力データバッファ手段と、出力データバッファ手段の複
数のバッファのそれぞれに対応して設けられた複数の出
力インターフェースで構成されたデータ出力手段と、記
録媒体に対して同時に複数系統のディジタルデータの記
録あるいは読み出しのためのアクセス要求があると、一
系統のみを選択して記録媒体へのアクセス権を与えるア
クセス要求調停手段と、アクセス要求調停手段によりア
クセス権が与えられた系統のディジタルデータを記録媒
体に記録あるいは記録媒体から読み出すデータ記録・読
み出し手段とを備えたので、アクセス要求調停手段によ
り記録媒体へのアクセスを選択的に処理することが可能
となり、記録媒体へ同時に複数系統のデータの記録、再
生ができる。
ス要求調停手段は、入力バッファ手段あるいは出力バッ
ファ手段の各系統のそれぞれのバッファに蓄積されるデ
ータ量を監視する監視手段を有し、各系統のバッファに
蓄積されるデータ量に基づいて一系統のみに記録媒体へ
のアクセス権を与えるので、バッファに蓄積されるデー
タ量が所定レベルを越えた入力系統または所定レベルを
下回った出力系統から記録媒体へアクセス権を渡すよう
にアクセス要求調停手段が自動的に調停することが可能
となり、記録媒体に対して同時に複数系統のデータの記
録、再生が容易に行える。
ス要求調停手段は、入力バッファ手段あるいは出力バッ
ファ手段の各系統のそれぞれのバッファに蓄積されるデ
ータ量を監視する監視手段と、監視手段の監視結果に基
づいて各入力バッファに蓄積されたデータ量が記録媒体
へ少なくとも1回分のアクセスが可能なデータが存在す
るか、あるいは各出力バッファに記録媒体から少なくと
も1回分の所定データ量を転送することが可能な空きが
存在する場合に、該当する系統の第一のアクセス要求を
発生し、さらに、各入力バッファのオーバーフローある
いは各出力バッファのアンダーフローする直前に第二の
アクセス要求を発生するアクセス要求発生手段とを備
え、第二のアクセス要求の方を第一のアクセス要求より
も優先的に要求を受けつけ、各アクセス要求から一系統
だけ記録媒体へのアクセス権を与えるので、データ記録
の場合にバッファによる遅延時間を小さくすることが可
能となる。
入力手段は、各入力系統のデータに対して各データの記
録を開始した時点から記録終了まで、外部から入力され
る各データのパケット単位毎に時刻情報を付加する時刻
情報付加手段を備え、また、データ出力手段は、各出力
系統に対して計時手段と、記録時に時刻情報付加手段に
より付加された時刻情報と計時手段の示す時刻とが一致
したときに該当する系統のパケットデータを外部からの
データ要求によらず自主的に出力する手段とを備え、再
生ディジタルデータのパケット間隔を記録前ディジタル
データのパケット間隔と等しくし、再生ディジタルデー
タの平均データレートが記録前ディジタルデータの平均
レートに等しくなるようにしたので、記録時にデータに
付加した時刻情報を再生データの出力タイミング制御に
用いることが可能となり、記録媒体に同時に複数系統の
記録、再生が可能であるとともに、さらに、外部からの
データ要求によらず自主的に元のデータのパケット間隔
と転送レートを正確に再現しながら出力することができ
る。
入力手段は、各入力系統のディジタルデータのパケット
に対して時刻情報再ロードフラグを付加する手段をさら
に備え、また、データ出力手段は、各出力系統のディジ
タルデータのパケットに対してディジタルデータ入力時
に付加された時間情報再ロードフラグを検出する手段を
さらに備え、時刻情報再ロードフラグが検出されると、
当該系統のパケットデータに付加された時刻情報により
計時手段の時刻情報を更新するので、データ記録時に記
録動作を一時停止したあとで、一時停止解除指令により
再び記録動作を再開したときに、時刻情報再ロードフラ
グを立てて記録することにより再生時に記録一時停止し
た時間、画像が静止することなく引き続き再生を連続的
に行うことができる。
は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の記録再生装
置と、受信した複数のディジタル放送信号を復調して複
数のディジタルデータとして記録再生装置に出力する放
送受信手段と、使用者からの指示を受けて放送受信手段
から入力される複数のディジタルデータの記録再生装置
への記録あるいは記録再生装置に記録された複数のディ
ジタルデータの読み出し動作を制御する制御手段と、記
録再生装置から読み出された複数のディジタルデータの
うちの何れか1つのディジタルデータを選択する選択手
段と、選択手段により選択されたディジタルデータをデ
コード処理するデコード処理手段とを備えたので、使用
者の操作意図に応じて、受信した複数のディジタル放送
信号を同時に記録あるいは再生することができ、また、
受信した複数のディジタル放送信号あるいは記録再生装
置から再生される複数の再生データのいずれか1つを選
択してデコード処理することが可能なディジタル放送受
信機を実現できる。
を示す図である。
である。
権の遷移を説明するための図である。
権の遷移を説明するための図である。
ファのデータ蓄積量とアクセス要求発生の関係を示す図
である。
ファのデータ蓄積量とアクセス要求発生の関係を示す図
である。
1入力系統のみ記録する場合の入力バッファのデータ蓄
積量とアクセス要求発生の関係を示す図である。
2入力系統を同時い記録する場合の入力バッファのデー
タ蓄積量とアクセス要求発生の関係を示す図である。
権の遷移を説明するための図である。
ス権の遷移を説明するための図である。
ス権の遷移を説明するための図である。
ッファのデータ蓄積量と低レベルアクセス要求発生の関
係を示す図である。
ッファのデータ蓄積量と最優先レベルアクセス要求発生
の関係を示す図である。
バッファのデータ蓄積量と低レベルアクセス要求発生の
関係を示す図である。
ッファのデータ蓄積量と最優先レベルアクセス要求発生
の関係を示す図である。
1系統の記録を行う場合の入力バッファのデータ蓄積量
と低レベルアクセス要求発生の関係を示す図である。
ス権の遷移を説明するための図である。
て、2系統の入力バッファのデータ蓄積量とアクセス要
求発生の関係を示す図である。
ス権の遷移を説明するための図である。
て、2系統の入力バッファのデータ蓄積量と最優先レベ
ルアクセス要求発生の関係を示す図である。
ンターフェースの構成を示す図である。
ンターフェースの構成を示す図である。
ンターフェースの構成を示す図である。
ンターフェースの構成を示す図である。
の構成を示す図である。
る。
録・読み出し回路 103 入力インターフェース回路 104 出力イン
ターフェース回路 105 調停回路 106 入力バッ
ファ回路 107 出力バッファ回路 111 アクセス
要求発生回路 112 アクセス権発生回路 151 ディジタ
ル放送チューナ群 152 記録再生装置 153 選択回路 154 デコード処理回路 155 動作制御
回路 201 入力バッファのデータ蓄積量増加 202 アクセス要求発生レベル 203 入力バッファのデータ蓄積量減少 211 入力バッファ2のデータ蓄積量増加 212 入力系統のアクセス要求発生レベル 213 入力系統2のアクセス要求発生 214 入力系統1のアクセス要求発生中止 215 入力系統2のアクセス開始 216 入力バッファ2のデータ蓄積量減少 217 入力系統1のアクセス要求発生 301 入力バッファ1のデータ蓄積量増加 302 入力系統1の低レベルアクセス要求発生レベル 303 入力バッファ1のデータ蓄積量減少 311 入力バッファ2のデータ蓄積量増加 312 入力系統2の低レベルアクセス要求発生レベル 313 入力系統2の低レベルアクセス要求発生 314 入力系統2の低レベルアクセス要求発生中止 315 入力バッファ2のデータ蓄積量増加 316 入力系統2の最優先レベルアクセス要求発生レ
ベル 317 入力系統2の最優先レベルアクセス要求発生 318 入力系統1の低レベルアクセス要求 319 入力系統1から入力系統2へのアクセス権状態
遷移 320 入力バッファ2のデータ蓄積量減少 321 入力系統1の最優先レベルアクセス要求発生 322 入力系統1の低レベルアクセス要求発生レベル 323 入力系統1の最優先レベルアクセス要求発生レ
ベル 341 入力系統2の最優先レベルアクセス要求発生 342 入力系統1の最優先レベルアクセス要求発生 343 入力系統1から入力系統2へアクセス権遷移 344 入力系統1の最優先レベルアクセス要求発生レ
ベル 345 入力系統2の最優先レベルアクセス要求発生レ
ベル 346 入力バッファ2のデータ蓄積量減少 347 入力系統1の最優先レベル要求発生 401 計時カウンタ 402 パケット
先頭検出部 403 タイムスタンプ付加部 404 タイムスタンプロードフラグ付加部 411 計時カウンタ 412 タイムス
タンプ抽出/除去部 413 比較部 414 出力制御
部 415 タイムスタンプロードフラグ検出/除去部
Claims (6)
- 【請求項1】 外部から複数系統のディジタルデータが
それぞれ入力される複数の入力インターフェースで構成
されたデータ入力手段と、 上記データ入力手段のそれぞれの入力インターフェース
に対応して設けられ、上記複数の入力インターフェース
から入力されたディジタルデータをバッファリングする
複数の入力バッファを有した入力データバッファ手段
と、 記録媒体から読み出される複数系統のディジタルデータ
をそれぞれバッファリングする複数のバッファを有した
出力データバッファ手段と、 上記出力データバッファ手段の複数のバッファのそれぞ
れに対応して設けられた複数の出力インターフェースで
構成されたデータ出力手段と、 上記記録媒体に対して、同時に複数系統のディジタルデ
ータの記録あるいは読み出しのためのアクセス要求があ
ると、一系統のみを選択して上記記録媒体へのアクセス
権を与えるアクセス要求調停手段と、 上記アクセス要求調停手段によりアクセス権が与えられ
た系統のディジタルデータを上記記録媒体に記録あるい
は上記記録媒体から読み出すデータ記録・読み出し手段
とを備えたことを特徴とする記録再生装置。 - 【請求項2】 アクセス要求調停手段は、入力バッファ
手段あるいは出力バッファ手段の各系統のそれぞれのバ
ッファに蓄積されるデータ量を監視する監視手段を有
し、上記各系統のバッファに蓄積されるデータ量に基づ
いて一系統のみに記録媒体へのアクセス権を与えること
を特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。 - 【請求項3】 アクセス要求調停手段は、入力バッファ
手段あるいは出力バッファ手段の各系統のそれぞれのバ
ッファに蓄積されるデータ量を監視する監視手段と、 上記監視手段の監視結果に基づいて、各入力バッファに
蓄積されたデータ量が、記録媒体へ少なくとも1回分の
アクセスが可能なデータが存在するか、あるいは各出力
バッファに記録媒体から少なくとも1回分の所定データ
量を転送することが可能な空きが存在する場合に、該当
する系統の第一のアクセス要求を発生し、さらに、各入
力バッファのオーバーフローあるいは各出力バッファの
アンダーフローする直前に第二のアクセス要求を発生す
るアクセス要求発生手段とを備え、 第二のアクセス要
求の方を第一のアクセス要求よりも優先的に要求を受け
つけ、各アクセス要求から一系統だけ記録媒体へのアク
セス権を与えるようにしたことを特徴とする請求項1に
記載の記録再生装置。 - 【請求項4】 データ入力手段は、各入力系統のデータ
に対して各データの記録を開始した時点から記録終了ま
で、外部から入力される各データのパケット単位毎に時
刻情報を付加する時刻情報付加手段を備え、 また、データ出力手段は、各出力系統に対して計時手段
と、記録時に上記時刻情報付加手段により付加された時
刻情報と上記計時手段の示す時刻とが一致したときに該
当する系統のパケットデータを外部からのデータ要求に
よらず自主的に出力する手段とを備え、 再生ディジタルデータのパケット間隔を記録前ディジタ
ルデータのパケット間隔と等しくし、再生ディジタルデ
ータの平均データレートが記録前ディジタルデータの平
均レートに等しくなるようにしたことを特徴とする請求
項1乃至3のいずれか1項に記載の記録再生装置。 - 【請求項5】 データ入力手段は、各入力系統のディジ
タルデータのパケットに対して時刻情報再ロードフラグ
を付加する手段をさらに備え、 また、データ出力手段は、各出力系統のディジタルデー
タのパケットに対してディジタルデータ入力時に付加さ
れた上記時間情報再ロードフラグを検出する手段をさら
に備え、 上記時刻情報再ロードフラグが検出されると、当該系統
のパケットデータに付加された時刻情報により計時手段
の時刻情報を更新することを特徴とする請求項4に記載
の記録再生装置。 - 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
記録再生装置と、 受信した複数のディジタル放送信号を復調して、複数の
ディジタルデータとして上記記録再生装置に出力する放
送受信手段と、 使用者からの指示を受けて上記放送受信手段から入力さ
れる複数のディジタルデータの上記記録再生装置への記
録あるいは上記記録再生装置に記録された複数のディジ
タルデータの読み出し動作を制御する制御手段と、 上記記録再生装置から読み出された複数のディジタルデ
ータのうちの何れか1つのディジタルデータを選択する
選択手段と、 上記選択手段により選択されたディジタルデータをデコ
ード処理するデコード処理手段とを備えたことを特徴と
するディジタル放送受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000101834A JP2001291318A (ja) | 2000-04-04 | 2000-04-04 | 記録再生装置およびディジタル放送受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000101834A JP2001291318A (ja) | 2000-04-04 | 2000-04-04 | 記録再生装置およびディジタル放送受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001291318A true JP2001291318A (ja) | 2001-10-19 |
JP2001291318A5 JP2001291318A5 (ja) | 2007-06-14 |
Family
ID=18615810
Family Applications (1)
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001291318A (ja) |
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- 2000-04-04 JP JP2000101834A patent/JP2001291318A/ja active Pending
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