[go: up one dir, main page]

JP2001276816A - 浄水器 - Google Patents

浄水器

Info

Publication number
JP2001276816A
JP2001276816A JP2000095914A JP2000095914A JP2001276816A JP 2001276816 A JP2001276816 A JP 2001276816A JP 2000095914 A JP2000095914 A JP 2000095914A JP 2000095914 A JP2000095914 A JP 2000095914A JP 2001276816 A JP2001276816 A JP 2001276816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
water purifier
flow meter
purification cartridge
flow rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000095914A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Okano
正昭 岡野
Atsushi Hatakeyama
厚 畠山
Kunio Kido
国男 城戸
Kaneyuki Matsuoka
謙之 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Tokyo Pigeon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Tokyo Pigeon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd, Tokyo Pigeon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP2000095914A priority Critical patent/JP2001276816A/ja
Priority to US09/821,800 priority patent/US6641717B2/en
Publication of JP2001276816A publication Critical patent/JP2001276816A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/001Processes for the treatment of water whereby the filtration technique is of importance
    • C02F1/003Processes for the treatment of water whereby the filtration technique is of importance using household-type filters for producing potable water, e.g. pitchers, bottles, faucet mounted devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D29/00Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor
    • B01D29/60Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor integrally combined with devices for controlling the filtration
    • B01D29/603Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor integrally combined with devices for controlling the filtration by flow measuring
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/44Treatment of water, waste water, or sewage by dialysis, osmosis or reverse osmosis
    • C02F1/444Treatment of water, waste water, or sewage by dialysis, osmosis or reverse osmosis by ultrafiltration or microfiltration
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2201/00Apparatus for treatment of water, waste water or sewage
    • C02F2201/002Construction details of the apparatus
    • C02F2201/006Cartridges
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2209/00Controlling or monitoring parameters in water treatment
    • C02F2209/40Liquid flow rate
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2307/00Location of water treatment or water treatment device
    • C02F2307/06Mounted on or being part of a faucet, shower handle or showerhead

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトかつ低コストで構成し、簡易かつ
的確に流量計の表示のリセットが行え、清潔さが容易に
保て、複数種類の浄水カートリッジに対応できる流量計
を備えた、優れた浄水器。 【解決手段】 浄水カートリッジ6を通過した浄水の積
算流量を計測する流量計42を備えた浄水器40であっ
て、流量計の流量表示が、流量の増加につれ回転する指
示部44と、その軸心を同じにして回動可能な目盛部4
6とを有する。本体内に複雑な機構を組み合わせた流量
計を内蔵配置することなく、簡易かつ的確に流量表示の
リセットが行える。それゆえ本体が小型化され、材料、
部品点数も少なくなりコストが減少して、製品のコンパ
クト化と価格低下を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道水を浄水濾過
する浄水器に関するもので、特に一般家庭用の浄水器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、水資源の汚染、おいしい水へ
の要求等により水道水の浄化に浄水器が用いられてい
る。かかる浄水器として、活性炭等の吸着剤による水道
水のカルキ臭、カビ臭、トリハロメタン等の除去、多孔
質中空糸膜による細菌類、濁質成分等の除去を機能とし
て有するものが知られている。浄水器の種類として、図
11に示すような蛇口直結型浄水器10が市販され一般
家庭で使用されている。この浄水器10では、本体容器
1は蛇口2にアダプター3と固定リング4を用いて取り
付けられ、切換レバー5の操作により、本体容器1の内
部に組み込まれた切換機構部によって原水と浄水を切り
換えることが可能とされている。本体容器1には浄水カ
ートリッジ17が装着され、また、流量計20が設けら
れている。この浄水器10では、切換レバー5を浄水側
にセットして、原水を蛇口2から流入させると、原水は
切換機構部により浄水カートリッジ17に導かれ、その
内部の濾過材を通過して浄水となった後、流量計20を
通って浄水出口9から下方に流出する。この本体容器1
には、浄水カートリッジ17の交換寿命を知らしめる手
段として、流出する浄水の積算流量を計測するギヤ減速
式の流量計20が設けられており、その流量計20の表
示に従って定期的に浄水カートリッジ17を交換できる
仕組みとなっている。表示としては、流量の増加につれ
指示部21が下方に徐々に現れ、それに目盛部22の目
盛及び文字を組み合わせて流量を認識可能とされてい
る。
【0003】また、流量計としては、特開平8−285
642号公報に記載されているものがあり、この流量計
を利用した浄水器用フィルターカートリッジが特開平8
−318113号公報に示されている。この流量計で
は、流量の増加につれ最終段のギヤに設けられた目印
(指示部)が回転し、その回転移動量を目盛(目盛部)
に照らし合わせて流量を認識するというものがある。こ
の構造によれば、軸心を同じとする遊星ギヤを用いてい
るため、比較的、コンパクト・低コストとすることが可
能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】[1]ところで、浄
水カートリッジを交換して使用する浄水器では、流量計
が設けられていても、その交換時に、流量計をリセット
(原点復帰)することが可能でないと、交換後の浄水カ
ートリッジの交換時期が実際上わかりにくい。しかしな
がら、上述した特開平8−285642号公報及び特開
平8−318113号公報に示されている流量計では、
指示部が目盛部に対してリセット(原点復帰)可能な機
構は何も設けられていない。その為、指示部の移動量を
認識するためには、浄水カートリッジの使用開始時、予
め指示部の原点位置を記憶又は記録しておき、その位置
に対して終点の位置を把握する必要が有り、使用方法が
著しく不便で厄介であった。この問題は、浄水カートリ
ッジの交換頻度の多い家庭ではより顕著となっていた。
上述した図11に示す浄水器では、浄水カートリッジ1
7の交換時、浄水カートリッジ17を本体容器1に装着
すると、浄水カートリッジ17の外形状の嵌合を利用し
て、指示部21が固定された目盛部22に対して自動で
リセット(原点復帰)される機構が設けられている。し
かし、その自動でリセットを行わせるための機構は、複
雑で、かつ、流量計20に組み合わされて内蔵配置され
ており、それゆえ、その容積分ほど本体容器1が大型化
してしまい、特に蛇口直結型浄水器のようなコンパクト
さが要求されるものについては好ましくなかった。又、
材料、部品点数も多くなることから材料費、組立費が増
えてコストがかかり、製品の価格上昇につながってい
た。
【0005】また、これら特開平8−285642号
公報等及び図11に示す浄水器10においては、目盛部
22が流量計20から取り外せないため、目盛部22の
表や裏が雑菌やカビで汚れた場合でも、洗剤に漬け置き
洗いしたり裏側をブラッシングしたりすることができず
清掃が不便であり、また汚れがひどい場合に交換したく
てもできない状況であった。
【0006】また、これら特開平8−285642号
公報や特開平8−318113号公報に示される流量計
を備えた浄水器や、図11に示す浄水器10において
は、予め決められた浄水カートリッジに対してのみ、そ
の交換時期の目安が判明でき、異なる寿命を有する浄水
カートリッジを装填した場合に交換時期を知ることがで
きない。その為、使用者にとっては、例えば、より長寿
命の浄水カートリッジを使用したくともできず、一方、
メーカーにとっては、別の浄水器を製品化しなければな
らず、非合理的であった。
【0007】[2]さらに、特開平8−318113
号公報に示される浄水器においては、流量計が浄水カー
トリッジに組み込まれているため、流量計のコストが浄
水カートリッジのコストに上乗せされ、浄水カートリッ
ジの製品価格の上昇につながっていた。この場合、浄水
カートリッジは交換頻度が多いため、使用者に対して多
大な経費負担をかけてしまい、経済面で好ましくないと
いう問題点があった。また、流量計が浄水カートリッジ
と同様に使い捨てとなるため、浄水カートリッジを交換
する度に流量計もゴミとして廃棄することとなる。取分
け、浄水カートリッジの寿命が短い蛇口直結型浄水器で
は、その量は交換頻度が多いため大量となってしまい、
環境面で好ましくないという問題点があった。
【0008】また、従来の浄水器10や、特開平8−
318113号公報に示される流量計を備えた浄水器に
おいては、流量計自体が汚れた場合に、流量計を取り外
して洗剤に漬け置き洗いしたりブラッシングしたりする
ことができず清掃が不便であり、汚れがひどい場合に交
換したくてもできず、更に、流量計が故障した場合、取
り外して修理、交換ができないというメンテナンス面で
好ましくないという問題点があった。
【0009】また、流量計の構成部品である回転部材
の材質においては、従来一般に、耐摩耗性等に優れてい
るので、ポリアセタール樹脂が好適に用いられていた。
しかし、流量計本体の更なるコンパクト化や耐久性向上
が近年特に要求されることから、耐摩耗・強度が不十分
とされることがある。
【0010】また、流量計の回転部材に、長期に渡る
通水量の著しい増加により摩耗や破断が生じた場合や、
浄水カートリッジの交換時に異物が流入して一時的に異
物が噛み込んだ場合は、通水量が増加しても回転部材が
動かず、指示部21が故障停止する恐れがある。しか
し、一般的に、最終減速された指示部21の回転速度は
非常に遅いので、前記故障停止状態を見極めるには、浄
水器外から目視可能な指示部21を長期に渡って観測す
るしか方法がなく、この場合、多大な手間と時間が必要
とされる。万一、その観測を怠ると、使用者は故障した
ことに気づかず浄水器を使い続けることとなり、浄水カ
ートリッジが寿命に来ても交換せずに使い続けてしまう
状況にもなりかねない。
【0011】また、従来の浄水器10や、特開平8−
318113号公報に示される流量計を備えた浄水器に
おいては、長期間使用すると、浄水カートリッジの内部
の濾過材の目詰まりにより浄水の瞬間流量が低下し、水
をくむ時間が長くなり使い勝手が損なわれることにな
る。そのような場合の対策として、その瞬間流量の具合
を表示して浄水カートリッジの交換を促す機能を有する
インジケーターを設けておくことが望まれる。そこで、
例えば特開平5−7867号公報や特開平9−2297
31号公報にはそのようなインジケーターが示されてい
る。しかしながら、そのような従来のインジケーターに
おいては、基本的に、浄水器内通水路上にスプリングと
抵抗体及びそれを内蔵する透明ハウジングと、浄水器本
体容器上に窓及び目盛を設置しなければならない。その
ため、浄水器全体がサイズアップ及びコスト高が必至と
なる。特にコンパクトで低価格が要求される蛇口直結型
浄水器には、流量計とともに組み込むには実際上困難で
あった。
【0012】本発明は前記課題を解決するためになされ
たもので、コンパクトかつ低コストで構成し、簡易かつ
的確に流量計の表示のリセットが行え、清潔さが容易に
保て、複数種類の浄水カートリッジに対応できる流量計
を備えた、優れた浄水器を目的とする。または、耐久性
に優れた小型の流量計を組み込み、更にそれを経済面、
環境面で効率的に活用でき、また簡易かつ的確に流量計
の故障が確認できるとともに、浄水の瞬間流量が低下し
た時に浄水カートリッジの交換時期が認識できるインジ
ケーター機能も備えた、コンパクトかつ低コストの優れ
た浄水器を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る浄水器
は、浄水カートリッジを通過した浄水の積算流量を計測
する流量計を備えた浄水器であって、前記流量計の流量
表示が、流量の増加につれ回転する指示部と、その軸心
を同じにして回動可能な目盛部とを有して構成されてい
ることを特徴とするものである。ここで、目盛部の回動
操作をコイン類によって行うための差込溝が前記目盛部
に形成されていることが望ましい。また、その目盛部は
外方に突出するように湾曲し、その中央近傍に前記差込
溝が形成されていることが望ましい。また、目盛部は流
量計から取り外し可能であることが望ましい。さらに、
目盛部に、複数種類の異なる寿命を有する浄水カートリ
ッジに対応してその交換時期の目安となるマーキングが
設けられていることが望ましい。請求項6に係る浄水器
は、本体容器と該本体容器に装着される浄水カートリッ
ジとを具備した浄水器において、浄水カートリッジを通
過した浄水の積算流量を計測する流量計が前記本体容器
に着脱自在に組み込まれていることを特徴とするもので
ある。流量計は、水流により回転する羽根車と、その回
転を遊星運動で順次伝達して減速する複数の遊星ギヤ
と、最終的に回転するギヤに連動する指示部と、これら
部材を内蔵するハウジングとを有して構成されているも
のが望ましい。請求項8に係る浄水器は、浄水カートリ
ッジを通過した浄水の水流に応じて回転する羽根車の回
転を基に該浄水の積算流量を計測する流量計を備えた浄
水器であって、前記流量計の羽根車が外部から目視可能
とされていることを特徴とするものである。ここで、羽
根車は、浄水の流量が所定値以上にて回転し始めるよう
に設定されていることが望ましい。尚、流量計に用いら
れる回転部材はカーボン含有ポリアセタール樹脂製であ
ることが望ましい。浄水カートリッジの濾過材に、多孔
質中空糸膜を用いることが望ましい。流量計は浄水カー
トリッジの後段に設けることが望ましい。本発明は、そ
の浄水器形態が蛇口直結型であるものに特に好適であ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】[実施形態例1]実施形態例1の
浄水器を図1、2を参照して説明する。図示例の浄水器
40は蛇口直結型浄水器で、本体容器1は蛇口2にアダ
プター3と固定リング4を用いて取り付けられる。本体
容器1には、浄水カートリッジ6が着脱自在に装着し、
浄水カートリッジカバー16を螺着等により嵌めること
で固定される。本体容器1には切換レバー5によって操
作される切換機構部7が設けられ、蛇口2からの原水が
原水のまま又は浄水となった後に流出するように切り換
えることが可能となっている。即ち、切換レバー5を原
水側にしておくと、蛇口2からの水はそのまま原水出口
11から流出するが、切換レバー5を浄水側にセットし
て、原水を蛇口2から流入させると、図中の矢印に示す
ように、原水は切換機構部7内を通って浄水カートリッ
ジ6に流入し、内部の活性炭8aと中空糸膜8bの濾過
材を通過して浄水となった後、浄水出口9から下方に流
出する。この際、浄水カートリッジ6から流出した浄水
は流量計42を経由した後に浄水出口9に到達する。
【0015】本発明による浄水器40には、流出する浄
水の積算流量を計測する流量計42が備えられている。
本例の流量計42の構造は、水流により羽根車23を支
軸24を中心として回し、それを複数のギヤ25で順次
伝達して減速し、最終的に回転するギヤに指示部44を
連結固定して設けた機械構造を有するものである。これ
ら回転部材はハウジング26に内蔵されており、ハウジ
ング26の指示部44が配置される側は少なくとも一部
が透明材料で形成されており、外方から指示部44が目
視可能とされている。
【0016】流量計について詳説する。流量計42につ
いては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内であれば種々
の流量計を適用でき、例えば、特開平8−285642
号公報及び特開平8−318113号公報等に示されて
いる流量計を応用して適用できる。本例の流量計42
は、図7〜図10に示すように、羽根車23と、この羽
根車23の回転を減速させて伝達する減速機構65と、
これらをハウジング26内で支持する支軸24とから主
に構成されている。尚、図7においては、指示部44は
省略されている。支軸24に回転自在に取り付けられて
いる羽根車23の一側面、即ち同軸上に配置された減速
機構65側の面には、偏心ボス68が突出するように一
体成形されている。偏心ボス68の中心は、図8に示す
ように、支軸24の中心即ち羽根車23の中心に対して
距離eだけ偏心している。なお、羽根車23には、偏心
ボス68を設けることに伴う重心のずれを解消するため
に、肉抜部69が形成されている。また、偏心ボス68
は、支軸24によって羽根車23と同軸上に配置されて
いる減速機構65の最初の段の内歯遊星歯車列70のイ
ンターナルギヤ71の孔71aに回転自在に嵌合されて
連結されている。また、ハウジング26内には、浄水通
路67が形成されている。この浄水通路67は、流入ポ
ート67a、流出ポート67b及び環状部67cより構
成されている。浄水の流れに沿って、流入ポート67a
は、徐々に流路面積を減少させ、流出ポート67bは、
徐々に流路面積を増加させている。流入ポート67aと
流出ポート67bとは、互いにオフセットして形成され
ている。この浄水通路67の環状部67cは、図9に示
すように、支軸24を囲んでいる。この環状部67cの
底面は、流入ポート67a側から流出ポート67b側に
向かう部分67dでは支軸24に対して直交する方向に
沿って形成されているが、流出ポート67b側から流入
ポート67a側に戻る部分67eでは支軸24に対して
斜めに形成されている。即ち、この環状部67cは、戻
り部分67eにおいて下流に向かって浅くなっている。
したがって、流入ポート67aから環状部67cに流入
した浄水は、この環状部67cに導かれて支軸24のま
わりを螺旋状に流れ羽根車23を回転させる。このと
き、浄水は、羽根車23の各羽根64の間を通り抜けな
がら羽根車23を回転させる。この後、浄水は流出ポー
ト67bから流出する。つまり、流入ポート67aから
環状部67cに流れ込んだ浄水の大部分は、螺旋状に1
回転しながら羽根車23を回転させた後、流出ポート6
7bへと流出する。減速機構65は、複数段の内歯遊星
歯車列70を順次積層して構成されている。本例の場合
には、7段の内歯遊星歯車列70,70,・・・を備えて
いる。各内歯遊星歯車列70は、インターナルギヤ7
1、サンギヤ72及び偏心ボス73を備え、サンギヤ7
2に設けられた偏心ボス73を回転伝達上の下段側のイ
ンターナルギヤ71の孔71aに嵌合させることによっ
て順次連結されている。インターナルギヤ71は、ハウ
ジング26に対して支軸24を中心にした円運動可能且
つ自転不能と成っている。具体的に説明すると、インタ
ーナルギヤ71の外周面には、径方向に突出する複数の
突起74が形成されている。本例の場合、周方向に等間
隔で4箇所に突起74が設けられている。一方、ハウジ
ング26の内面には、各突起74に対応して複数の凹部
75が設けられている。各凹部75は、支軸24の方向
に沿って形成された溝である。各突起74は、それぞれ
対応する凹部75内に挿入されている。各突起74の先
端は、図10に示すように、半径rの半円形状に丸まっ
ている。また、凹部75の断面形状は、半径Rの半円形
状を成している。これらの半径は、式(R=r+e)の
関係を満足させている。したがって、各突起74の先端
は、各凹部75の内面に沿って円運動でき、インターナ
ルギヤ71は、支軸24を中心にして偏心量eを半径と
した円運動できる。しかしながら、各突起74はその全
てが同時に各凹部75から抜けることがなく、必ず一部
の突起74がハウジング26と係合しているので、イン
ターナルギヤ71が自転することはできない。このイン
ターナルギヤ71の中心には、孔71aが穿孔されてい
る。また、サンギヤ72は、インターナルギヤ71のギ
ヤ部71bの内方に配置され、このギヤ部71bに噛み
合っている。そして、インターナルギヤ71のギヤ部7
1bの歯数と、サンギヤ72の歯数を所定値に設定する
ことで、減速機能が発揮される。
【0017】また、サンギヤ72の偏心ボス73の近傍
には、偏心ボス73を設けることに伴う重心のずれを解
消するため、孔72aが穿孔されている。サンギヤ72
の偏心ボス73は、次の段の内歯遊星歯車列70側の面
に突出形成されている。この偏心ボス73の中心は、羽
根車23に形成された偏心ボス68と同様に、サンギヤ
72即ち支軸24の中心に対して距離eだけ偏心してい
る。偏心ボス73は、次の段の内歯遊星歯車列70を構
成するインターナルギヤ71の中心の孔71a内に嵌め
込まれてこれらを回転自在に連結している。したがっ
て、この偏心ボス73と次の段のインターナルギヤ71
とは、一体と成って円運動を行う。なお、最初の段の内
歯遊星歯車列70を構成するインターナルギヤ71の孔
71a内には、羽根車23の偏心ボス68が嵌め込まれ
て連結されている。したがって、最初の段のインターナ
ルギヤ71と羽根車23の偏心ボス68とは、一体と成
って円運動を行う。
【0018】このような構成の流量計の流入ポート67
aに浄水が導入されると、浄水は絞られてその流速を増
した後、環状部67cに流れ込み羽根車23を回転させ
る。この浄水は、環状部67c内を螺旋状に流れ、羽根
車23の全周にわたって有効に作用する。しかも、浄水
は、螺旋状に流れながら各羽根64の間を通過し、各羽
根64の全面にわたって有効に作用する。そして、環状
部67cから流出ポート67bに流れ出た浄水は、流出
ポート67bにおいて流速が落とされた後に浄水出口9
から流出する。他方、羽根車23の回転は、減速機構6
5に伝達される。つまり、羽根車23の回転により偏心
ボス68が円運動を行い、減速機構65の最初の段の内
歯遊星歯車列70のインターナルギヤ71を円運動さ
せ、これが減速されて、最終段のサンギヤ12に伝達さ
れる。通常、羽根車23の10000000回転に対し
て、最終段のサンギヤは1回転する。ここで、羽根車2
3の回転は、通路67内の流量に対応するので、最終段
のサンギヤ72の回転量は、通路67内の積算流量に比
例する。従って、これに連動する指示部44の回転は積
算流量に比例することになる。
【0019】流量計42の流量表示は、流量の増加につ
れ回転する指示部44と、透明なハウジング26を挟ん
でその外側に配置され軸心を同じとする回動可能な目盛
部46とで概略構成されている。目盛部46は、中央が
ネジ27でハウジング26に留められ、ハウジング26
に対して回動可能となっている。そのため、指示部44
の回転方向と同方向に目盛部46を指示部44が動いた
分だけ回動させて原点を元に戻すことでリセット(原点
復帰)操作が可能となる。指示部44及び目盛部46
は、デザイン的に様々な組み合わせのものを用いること
が可能である。図3の例では、ギヤに連動する指示部4
4を扇形とし、目盛部46にそれに対応する扇形の窓2
8を開けたものである。この場合、指示部44が目盛部
46によって丁度隠されて見えない状態から開始し、流
量の増加につれ扇形の指示部44が時計回り方向に回転
して目盛部46の扇形の窓28から徐々に露出するよう
になる。従って、浄水カートリッジ6を交換すべき流量
が流れた時点で、窓28が指示部44で完全に埋め尽く
されるように、ギヤ比の調整をしておくことで、浄水カ
ートリッジ6の交換時の目安がわかるようになる。そし
て、使用者は浄水カートリッジ6の交換とともに、目盛
部46を指示部44の回転方向に回動して目盛部46の
窓28が全て空く作動前の状態に戻してリセットしてお
いて使用を再び開始することで、新たな浄水カートリッ
ジ6に対しても、流量が積算され、交換時期を知ること
が可能となる。
【0020】流量表示はこのようなものに限られない。
例えば、指示部44を指針とすることも可能である。ま
た、目盛部46については、透明材料で形成してその表
や裏に印刷やシール等で、使用開始時と交換時の文字や
記号等を設けることも可能である。また、目盛部46の
裏側に、印刷シールを施したプレートをはめ込んでも良
い。前述した印刷する場合には、例えば、「使用開
始」、「交換」といった文字を印刷し、指針が「交換」
の文字まで回転したら浄水カートリッジ6の交換を示す
ようにすることができる。そして、その状態になった
ら、使用者は交換とともに目盛部46を指示部44の回
転方向に回動して目盛部46の「使用開始」の文字を指
針に合わせて使用を再び開始することで、新たな浄水カ
ートリッジ6に対して積算流量が計測され、再び交換時
期を知ることが可能となる。
【0021】このように、簡易な構造でありながら、浄
水カートリッジの交換時期を知ることができ、しかも、
浄水カートリッジを交換後にも、リセット機能があるこ
とから、次回の交換時期を知ることもできる。本例の構
造によれば、特開平8−285642号公報や特開平8
−318113号公報に示される流量計と比較して、ハ
ウジングよりわずかに大きな円盤状の目盛部46及び小
さなネジ27の追加で済むため、機能付加してもサイズ
アップとコストアップを微少に抑えることができる。ま
た、図11に示す浄水器10のものと比べると、複雑な
リセット機構が内蔵配置されていないため、サイズダウ
ン、コストダウンがなされており利点を有している。特
に、切換機構部7に隣接して配備することで、浄水器の
大型化が極力避けられる。また、流量計が浄水カートリ
ッジ6ではなく、本体容器1に設けられていることか
ら、浄水カートリッジ6を交換しても、流量計を引き続
き使用することができ、使用者のランニングコストが低
く抑えられる他、環境面からも望ましい。
【0022】目盛部46は、ネジ27を外せば流量計4
2及び浄水器40から取り外すことが可能である。その
ため、目盛部46が雑菌やカビで汚れた場合に洗剤に漬
け置き洗いができ、裏側までブラッシングもでき、清掃
が容易かつしっかり行え、また汚れがひどい場合には交
換も可能である。
【0023】尚、本例では、目盛部46をネジ27でハ
ウジング26に留めたが、特にこれに限定されない。例
えば、目盛部46の外周に複数の突起を設け、ハウジン
グ26の外周にそれを抱き込む複数のアームを設けて両
者を嵌合したバイヨネット構造としてもよいし、また、
目盛部46の外周に複数のアームを設け、ハウジング2
6の外周にそれが噛み込む凹溝を設けて、ハウジング2
6の凹溝に目盛部46のアームを圧入嵌合した挟み込み
構造としてもよい。また、目盛部46は、表面を球面形
状に外方に突出するように湾曲させ、そのほぼ中央に流
量計42のリセットを10円玉等のコイン類の差込回動
操作により行えるように、コイン類の縁を挿入可能な差
込溝29を設けておくことが望ましい。コイン用の差込
溝以外にも、例えば、ドライバーの差込回動操作により
行うためのマイナス又はプラス形状の差込溝、六角レン
チの差込回動操作により行うための六角形状の差込溝等
を設けてもよいが、中でもコイン用の差込溝を設けるの
が好ましい。ドライバー等の道具を用いるように設定す
ると、それら高価な道具の購入及び保管が必要となり、
また紛失の恐れも生じるが、身近にいつもあるコインが
使用できるように設定すると、それらの欠点が解決され
るからである。また、コインの差込回動操作を用いるこ
とによって簡易かつ的確に操作が可能であり、幼児が操
作しようとしても困難でいたずらによって狂わされるこ
とが防止でき、さらに、小さな溝が一つ配置されている
だけなので物が引っかかりにくいという利点を有する。
これらの利点は、色々な人が水を頻繁に取り扱うキッチ
ンの蛇口に直接取り付けられる蛇口直結型の浄水器にお
いて非常に効果的である。
【0024】さらに、目盛部46を球面凸形状に湾曲さ
せる効果として、使用者がコインを差し込みやすくする
のと同時に、差込溝29の溝を切ることによって本来薄
肉となる部分の肉厚を稼ぐことができ、強度を向上させ
ることが可能となる。球面形状については湾曲具合があ
まり少ないと前記効果が得られないので曲率半径50m
m以下に設定するのが好ましい。差込溝29の深さにつ
いては浅いと滑ってしまうため1mm以上に、幅は大き
いとがたつき、小さいときつく、また多種のものに対応
できるよう、1.8〜2.2mmに設定するのが好まし
い。目盛部46は回動させるため円形が好ましく、直径
はあまり大きいと本体容器1が大型化して邪魔になり、
小さいと前記指示部44が小型化して見づらくなり、ま
た充分な差込溝29が設けられないので、20〜30m
mに設定するのが好ましい。
【0025】目盛部には、複数種の寿命の異なる浄水カ
ートリッジ6に対応してその交換時期の目安となるマー
キングをすることができる。例えば、図4に示す例で
は、目盛部46には、二種類の異なる寿命を有する浄水
カートリッジをAとBとした場合の両方の交換時期を知
らせる手段として、記号A、Bからなるマーキングを窓
28近傍の裏面に印刷して設けたものである。この場
合、流量の増加につれ扇形の指示部44が時計回りに回
転して目盛部46の4つの円形の窓28を順番に埋めて
いき、浄水カートリッジAを使用している場合、3つめ
の窓を埋めて記号Aまで来たら浄水カートリッジAの交
換を示すものである。一方、より長寿命の浄水カートリ
ッジBを使用している場合、4つめの窓を埋めて記号B
まで来たら浄水カートリッジBの交換を示すものであ
る。従って、装着されている浄水カートリッジ6の種類
に応じて、交換時期がわかる。そして、交換を示す状態
になったら、使用者は浄水カートリッジ6の交換ととも
に、目盛部46を指示部44の回転方向に回動して目盛
部46の窓28が全て空く作動前の状態に戻してリセッ
トし、使用を再び開始する。
【0026】本例では、交換時期を知らせる手段として
記号からなるマーキングを用いたが、その他として印刷
やシール等で文字、目盛、標識、模様等をデザイン的に
工夫して適宜用いればよく、特に限定されない。
【0027】本発明の浄水器の本体主要材質は、成形性
と強度を考慮し、ABS、AS、PP等のプラスチック
が好ましい。本発明の浄水器に用いる流量計42におい
て、羽根車23やギヤ25等の回転部材については大き
さ、形状、減速率は特に限定されず、流量設定に合わせ
て適宜設計して用いれば良い。材質については、摩耗を
考慮して、POM、PBT、PC等のエンジニアリング
プラスチックを用いることが好ましい。中でも潤滑性に
優れ、耐摩耗及び機械的強度に優れるポリアセタ−ル樹
脂が好ましく、特に、カーボンを含有させたポリアセタ
ール樹脂が、耐摩耗性が大幅に向上し、耐久性に優れて
いるので望ましい。
【0028】浄水カートリッジ6の内部には、従来使用
される粒状活性炭、亜硫酸カルシウム、繊維状活性炭等
の吸着剤と、多孔質中空糸膜、多孔質平膜、セラミック
フィルター等の濾過膜が仕様性能や除去目的に応じて適
量充填される。本例では、残留塩素の除去を目的として
粒状活性炭8aを、濁質成分の除去を目的として多孔質
中空糸膜8bを組み合わせて用いた。濁質成分の除去で
は、細菌の除去まで可能で濾過性能に優れる多孔質中空
糸膜を用いるのが好ましい。
【0029】本例では、浄水カートリッジ6の後段に流
量計42を配置した。即ち、浄水カートリッジ6よりも
下流の位置に流量計42を設け、浄水カートリッジによ
って浄水化した水の流量を測定するように、流量計を配
置した。こうすることによって浄水カートリッジ6内の
多孔質中空糸膜8bで濁質成分が完全に除去されるた
め、回転部材への濁質成分の詰まりにより流量計42の
故障が起きるのを防止することが可能であり、この配置
を用いるのが好適である。
【0030】尚、この実施形態例1の浄水器に対して
も、後述する実施形態例2のように、流量計42の羽根
車23に対応する箇所の本体容器1等を透明な材料で形
成する等して、外方から羽根車23を目視可能とするこ
とも可能である。このように羽根車23を目視可能とす
ることで、流量計42の故障を早期発見できる。さら
に、その羽根車23を所定値以上で回転し始めるように
設定しておくことで、瞬間流量の低下等による交換時期
を察知することも可能となる。また、流量計42全体を
取り外し可能とすることで、流量計42自体の清掃等も
容易に可能となる。
【0031】[実施形態例2]実施形態例2の浄水器を
図5、6を参照して説明する。図示例の浄水器50は蛇
口直結型浄水器で、本体容器1は蛇口2にアダプター3
と固定リング4を用いて取り付けられる。本体容器1に
は、浄水カートリッジ6が着脱自在に装着し、浄水カー
トリッジカバー16を螺着等により嵌めることで固定さ
れる。本体容器1には切換レバー5によって操作される
切換機構部7が設けられ、蛇口2からの原水が原水のま
ま又は浄水となった後に流出するように切り換えること
が可能となっている。即ち、切換レバー5を原水側にし
ておくと、蛇口2からの水はそのまま原水出口11から
流出するが、切換レバー5を浄水側にセットして、原水
を蛇口2から流入させると、図中の矢印に示すように、
原水は切換機構部7内を通って浄水カートリッジ6に流
入し、内部の活性炭8aと中空糸膜8bの濾過材を通過
して浄水となった後、浄水出口9から下方に流出する。
この際、浄水カートリッジ6から流出した浄水は流量計
42を経由した後に浄水出口9に到達する。
【0032】本発明による浄水器50には、流出する浄
水の積算流量を計測する流量計42が備えられている。
図示例の流量計42の構造は、水流により羽根車23を
支軸24を中心として回し、それを複数の遊星ギヤ25
で順次伝達して減速し、最終的に回転するギヤに指示部
44を連結固定して設けた機械構造を有するものであ
る。これら回転部材はハウジング26に内蔵されてお
り、ハウジング26の指示部44が配置される側は少な
くとも一部が透明材料で形成されており、外方(浄水器
左側面側)から指示部44が目視可能とされている。
【0033】流量計42に通水された積算流量は、予め
流量に対する指示部44の回転移動量を把握しておき、
実際使用時、流量の増加につれ透明なハウジング26の
中で回転する指示部44の動きを外(浄水器左側面側)
から見て、その動いた量を確認することによって積算流
量が認識可能とされ、浄水カートリッジ6の交換時期を
知ることが可能となる。流量計としては、実施形態例1
と同様に、適当なものを応用して適用でき、実施形態例
1で説明した流量計を適用できる。
【0034】流量計42は、ハウジング26の入水口3
0と出水口31がパッキン32で浄水器の本体容器1内
の浄水カートリッジ6の後段の通水路中に水封固定され
ている。そのため、流量計42が浄水カートリッジ6に
組み込まれていないため、流量計42のコストが浄水カ
ートリッジ6のコストに上乗せされず、交換頻度が多い
浄水カートリッジ6の製品価格の上昇につながらず、経
済面で優れている。
【0035】また、流量計42自体が浄水カートリッジ
6と同様の使い捨てとならないため、浄水カートリッジ
6を交換する度に流量計42をゴミとして出さないの
で、環境面で優れており、特に浄水カートリッジ6の交
換頻度の多い蛇口直結型浄水器においては効果的であ
る。
【0036】流量計42は、ドライバー等の一般的な工
具を用いて本体容器1を分解し、通水路からハウジング
26のパッキン32がはめ込まれた入水口30と出水口
31を引き抜いて外すのみで、本体容器1から容易に取
り外すことができ、着脱自在に組み込まれている。その
ため、流量計42が汚れた場合に、取り外して洗剤に漬
け置き洗いしたりブラッシングしたりすることができ、
汚れがひどい場合には交換もでき、更に、故障した場
合、取り外して修理、交換ができるという優れたメンテ
ナンス性を有している。
【0037】本体容器1には、透明なハウジング26を
挟んで羽根車23の上方に、透明な窓27が設けられ、
この窓27を上(浄水器上面側)から覗くと羽根車23
の状態が目視確認可能とされている。よって流量計42
の回転部材に、長期に渡る通水量の著しい増加により摩
耗や破断が生じた場合や、浄水カートリッジ6の交換時
に異物が流入して一時的に異物が噛み込んだ場合に、羽
根車23が円滑に回らなかったり、全く回転しないとい
う状況を使用者は目視で間違いなく確認し、故障を認識
することが可能となる。
【0038】窓27の形状についてはデザイン的に様々
なものを用いることが可能であるが、できるだけ羽根車
23の外形状に合わせることが好ましく、面積としては
大きいと材料コストがかかり、小さいと中が見づらいの
で、実際上、0.5cm2から2cm2くらいに設定する
のが好ましい。厚みとしては、厚いと材料コストがかか
り、中が見づらくなるため、3mm以下に設定するのが
好ましい。
【0039】窓27の材質については、成形性とコスト
を考慮し、透明のABS樹脂、アクリル樹脂、ポリプロ
ピレン樹脂等のプラスチックが好ましい。窓27は、本
例では、ABS樹脂製の本体容器1の裏側から肉厚約2
mmの透明のアクリル樹脂板を接着剤を用いて固定して
いるが、窓27と本体容器1の材質を同種のプラスチッ
クとする場合は、両者を超音波溶着法を用いて接着した
り、二色成形法を用いて窓になる透明材料を本体容器1
と同時に成形して組み込んでもよい。また、材料コスト
を抑えるのを主眼とした場合は、透明材料をなくし本体
容器1を部分的にくり抜いて窓としてもよい。
【0040】流量計42においては、水流により羽根車
23を支軸24を中心として回すが、本例では水流が毎
分1Lより多い流量で羽根車23が回転し始めるように
設計して設けた。そのような設定は、例えば、羽根車2
3の羽形状及び面積とそこに流れる水の量を規定する入
水口30の大きさ等を調整することでできる。このよう
に、浄水の流量が所定値(この場合、1L/分)以下で
は回転しなくなるように設定することにより、長期間使
用して浄水カートリッジ6の内部の濾過材である多孔質
中空糸膜8bの目詰まりにより浄水の瞬間流量が低下
し、流量が減少して(この場合、1L/分以下)水をく
む時間が長くなり使い勝手が損なわれる時に、窓27を
使用者が覗けば、羽根車23が回転していないことを目
視で間違いなく確認して、浄水カートリッジ6の交換時
期が到来したことを認識することが可能である。羽根車
23が回転しなくなる流量の所定値としては、多いと浄
水カートリッジ6の交換時期が早くなりすぎ濾過材が無
駄になり、少ないと水をくむ時間が長くなり使い勝手が
損なわれるため、実際上、毎分0.5Lから毎分1Lに
設定することが好ましい。
【0041】羽根車23は本体容器1内にあり、外から
の見え方が必然的に暗くなってしまうため、目視で認識
しやすいようにするため、羽根車23全体を朱色や黄色
等の明るく鮮やかで目立つ色で構成することが好まし
い。また、羽根車23の状態が回転しているのか止まっ
ているのかをより認識しやすくするため、羽根の端に、
羽根本体の色とは異なる色を設けたり、羽根が回転する
と見かけの色が変化するように羽根に配色を施すのが好
ましい。
【0042】このように上記発明では、積算流量を表示
する流量計42が、瞬間流量の低下による浄水カートリ
ッジ6の交換時期も示すことが可能とされている。本
来、その二つの機能を本体に設けようとすると、個別の
二つの機構により本体容器が大型化するとともにコスト
高となるが、その問題を見事に解決しており、特にコン
パクトで低価格が要求される蛇口直結型浄水器には著し
い効果を発揮するものである。
【0043】本発明の浄水器の本体主要材質は、成形性
と強度を考慮し、ABS樹脂、AS樹脂等のプラスチッ
クが好ましい。本発明の浄水器に用いる流量計42にお
いて、羽根車23やギヤ25等の回転部材については、
形状、減速率は特に限定されず、流量等の設定に合わせ
て適宜設計して用いれば良い。材質については、摩耗を
考慮して、ポリアセタ−ル樹脂、ポリカ−ボネート樹
脂、ポリプロピレン樹脂、PBT等のエンジニアリング
プラスチックを用いることが好ましく、中でも潤滑性に
優れ、耐摩耗及び機械的強度に優れるポリアセタ−ル樹
脂が好ましい。
【0044】本例では、羽根車23及びギヤ25にカー
ボンを10重量%ほど含有させたポリアセタール樹脂を
用いた。流量計として、従来のポリアセタール樹脂のみ
のものに比べ、耐摩耗性が大幅に向上し、回転部材が正
常に回転しなくなるまでの通水量を比較したところ、2
倍以上の耐久性が得られた。前記カーボンの含有量とし
ては、少ないと前記効果がなく、あまり多くすると成形
性が悪くなって寸法精度が悪化し、円滑性が悪くなった
り、ノイズが発生したりするので、5〜20重量%に設
定するのが好ましい。浄水カートリッジ6の内部には、
従来使用される粒状活性炭、亜硫酸カルシウム、繊維状
活性炭等の吸着剤と、多孔質中空糸膜、多孔質平膜、セ
ラミックフィルター等の濾過膜が仕様性能や除去目的に
応じて適量充填される。本例では、残留塩素の除去を目
的として粒状活性炭8aを、濁質成分の除去を目的とし
て多孔質中空糸膜8bを組み合わせて用いた。濁質成分
の除去では、細菌の除去まで可能で濾過性能に優れる多
孔質中空糸膜を用いるのが好ましい。
【0045】本例では、浄水カートリッジ6の後段に流
量計42を配置した。こうすることによって浄水カート
リッジ6内の多孔質中空糸膜8bで濁質成分が完全に除
去されるため、回転部材への濁質成分の詰まりにより流
量計42の故障が起きるのを防止することが可能であ
り、この配置を用いるのが好適である。
【0046】尚、この実施形態例2の浄水器に対して
も、上述した実施形態例1のように、流量計42の流量
表示にリセット機能を付加させることもできる。そうす
ることで、大型化、複雑化を伴うことなく、浄水カート
リッジ6を交換しても、改めて積算流量を知ることが可
能となり、交換時期を容易に把握できる。さらにその際
に、複数種類の異なる寿命を有する浄水カートリッジに
対応してその交換時期の目安となるマーキングを設けて
おくことで、浄水カートリッジ6の種類を変更しても交
換時期を知ることが可能となる。
【0047】
【発明の効果】請求項1に係る浄水器によれば、本体内
に自動で流量表示のリセットを行わせるための複雑な機
構を組み合わせた流量計を内蔵配置することなく、簡易
かつ的確に流量表示のリセットが行える。それゆえ本体
が小型化され、材料、部品点数も少なくなりコストが減
少して、製品のコンパクト化と価格低下を達成する。さ
らに、請求項2に係る浄水器では、一般需要者であって
も簡易かつ容易にリセット操作が行える。さらに、請求
項3に係る浄水器では、目盛部の強度を向上できる。さ
らに、請求項4に係る浄水器では、目盛部の清掃が容易
または交換が可能であるので、清潔さが保てる。さら
に、請求項5に係る浄水器では、複数種類の浄水カート
リッジにも対応可能であり、使用者に多大なる利便性と
経済性を提供することが可能となる。請求項6に係る浄
水器によれば、耐久性に優れた小型の流量計が、経済
面、環境面で効率的に活用できるように組み込まれてい
る。しかも、流量計の清掃や交換が可能である。さら
に、請求項7に係る浄水器では、より小型化、低コスト
化を図ることができる。また、請求項8に係る浄水器で
は、簡易かつ的確に流量計の故障が確認できる。さら
に、請求項9に係る浄水器では、浄水の瞬間流量が低下
した時に浄水カートリッジの交換時期が認識できるイン
ジケーター機能も備えられており、尚かつそれらがコン
パクトかつ低コストで構成されており、使用者に多大な
る利便性と経済性を提供するものである。さらに請求項
10に係る浄水器では、流量計の回転部材が極めて高い
耐摩耗性・耐久性をもつことから、流量計のさらなる小
型化、長寿命化を図ることができる。請求項11に係る
浄水器は、細菌の除去まで可能で濾過性能に優れるの
で、濁質成分の除去性能に優れたものである。請求項1
2に係る浄水器では、浄水カートリッジ内の多孔質中空
糸膜等により濁質成分が除去された浄水の流量を計測す
ることになるので、流量計の回転部材への濁質成分の詰
まりに等による流量計の故障防止を図ることができる。
本発明は、浄水カートリッジの交換頻度が比較的高いこ
とが見込まれる蛇口直結型浄水器において特にその顕著
な種々の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態例1の浄水器の縦断面図である。
【図2】 実施形態例1の浄水器の横断面図である。
【図3】 実施形態例1の流量表示の一例である。
【図4】 同流量表示の他の例である。
【図5】 実施形態例2の浄水器の縦断面図である。
【図6】 実施形態例2の浄水器の横断面図である。
【図7】 流量計の一例を示す横断面図である。
【図8】 図7のviii-viii断面図である。
【図9】 図7のix-ix断面図である。
【図10】 図7に示す流量計の突起と凹部を示す拡大
断面図である。
【図11】 蛇口直結型浄水器の従来例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 本体容器 2 蛇口 6 浄水カートリッジ 8b 多孔質中空糸膜 10 浄水器 20 流量計 23 羽根車 24 支軸 25 ギヤ 26 ハウジング 29 差込溝 40 浄水器 42 流量計 44 指示部 46 目盛部 50 浄水器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畠山 厚 東京都港区港南一丁目6番41号 三菱レイ ヨン株式会社内 (72)発明者 城戸 国男 東京都板橋区加賀二丁目17番3号 東京ピ ジョン株式会社内 (72)発明者 松岡 謙之 東京都板橋区加賀二丁目17番3号 東京ピ ジョン株式会社内 Fターム(参考) 2F030 CC02 CE25 CG01 4D006 HA01 HA91 KA13 KB12 KE01P MA01 PA01 PB06 PB24 PC52 4D024 AA02 AB11 BA02 BB01 BC01 CA04 CA15 DA05 DB05 4D064 AA17 BJ02 BJ04 BJ08 BJ13

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浄水カートリッジを通過した浄水の積算
    流量を計測する流量計を備えた浄水器であって、前記流
    量計の流量表示が、流量の増加につれ回転する指示部
    と、その軸心を同じにして回動可能な目盛部とを有して
    構成されていることを特徴とする浄水器。
  2. 【請求項2】 前記目盛部の回動操作をコイン類によっ
    て行うための差込溝が前記目盛部に形成されていること
    を特徴とする請求項1記載の浄水器。
  3. 【請求項3】 前記目盛部は外方に突出するように湾曲
    し、その中央近傍に前記差込溝が形成されていることを
    特徴とする請求項2記載の浄水器。
  4. 【請求項4】 前記目盛部が前記流量計から取り外し可
    能なことを特徴とする請求項1、2、3のいずれかに記
    載の浄水器。
  5. 【請求項5】 前記目盛部に、複数種類の異なる寿命を
    有する浄水カートリッジに対応してその交換時期の目安
    となるマーキングが設けられていることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかに記載の浄水器。
  6. 【請求項6】 本体容器と該本体容器に装着される浄水
    カートリッジとを具備した浄水器において、 浄水カートリッジを通過した浄水の積算流量を計測する
    流量計が前記本体容器に着脱自在に組み込まれているこ
    とを特徴とする浄水器。
  7. 【請求項7】 前記流量計は、水流により回転する羽根
    車と、その回転を遊星運動で順次伝達して減速する複数
    の遊星ギヤと、最終的に回転するギヤに連動する指示部
    と、これら部材を内蔵するハウジングとを有して構成さ
    れていることを特徴とする請求項6記載の浄水器。
  8. 【請求項8】 浄水カートリッジを通過した浄水の水流
    に応じて回転する羽根車の回転を基に該浄水の積算流量
    を計測する流量計を備えた浄水器であって、前記流量計
    の羽根車が外部から目視可能とされていることを特徴と
    する浄水器。
  9. 【請求項9】 前記羽根車は、浄水の流量が所定値以上
    にて回転し始めるように設定されていることを特徴とす
    る請求項8記載の浄水器。
  10. 【請求項10】 前記流量計に用いられる回転部材がカ
    ーボン含有ポリアセタール樹脂製であることを特徴とす
    る請求項1〜9のいずれかに記載の浄水器。
  11. 【請求項11】 前記浄水カートリッジの濾過材に多孔
    質中空糸膜を設けたことを特徴とする請求項1〜10の
    いずれかに記載の浄水器。
  12. 【請求項12】 前記流量計が前記浄水カートリッジの
    後段に設けられていることを特徴とする請求項1〜11
    のいずれかに記載の浄水器。
  13. 【請求項13】 浄水器形態が蛇口直結型であることを
    特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の浄水器。
JP2000095914A 2000-03-30 2000-03-30 浄水器 Withdrawn JP2001276816A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000095914A JP2001276816A (ja) 2000-03-30 2000-03-30 浄水器
US09/821,800 US6641717B2 (en) 2000-03-30 2001-03-30 Water purifier

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000095914A JP2001276816A (ja) 2000-03-30 2000-03-30 浄水器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001276816A true JP2001276816A (ja) 2001-10-09

Family

ID=18610753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000095914A Withdrawn JP2001276816A (ja) 2000-03-30 2000-03-30 浄水器

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6641717B2 (ja)
JP (1) JP2001276816A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008039652A (ja) * 2006-08-09 2008-02-21 Yazaki Corp 流体計測装置
JP2008104902A (ja) * 2006-10-23 2008-05-08 Nihon Technical Development Center Co Ltd 浄水器用容器
WO2009078412A1 (ja) * 2007-12-17 2009-06-25 Nitto Denko Corporation スパイラル型膜濾過装置及び取付部材、並びに、これを用いた膜濾過装置管理システム及び膜濾過装置管理方法
JP2012530919A (ja) * 2009-06-25 2012-12-06 ネステク ソシエテ アノニム 飲料調製装置用の流量計の材料
JP2012530920A (ja) * 2009-06-25 2012-12-06 ネステク ソシエテ アノニム 飲料調製装置用の流量計の構造
US8519559B2 (en) 2007-12-17 2013-08-27 Nitto Denko Corporation Spiral type membrane element, and spiral type membrane filtering device having the same
KR101974523B1 (ko) * 2018-11-02 2019-05-03 주식회사 선도전자 필터세척이 용이한 정수기
JP2019117174A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 株式会社A&M 羽根車式流量センサ及び流量制御システム
WO2025108489A1 (zh) * 2023-11-24 2025-05-30 朱俊峰 一种净水器

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITPD20010234A1 (it) * 2001-10-02 2003-04-02 Struttura Srl Caraffa filtrante per la depurazione di acqua, ad uso domestico.
AU2003257093A1 (en) * 2002-08-02 2004-02-23 Eggs In The Pipeline, Llc. System for adding consumable enhancing additives to drinking water
US7258781B2 (en) * 2002-09-09 2007-08-21 Clarity Filters Llc Single-use long-life faucet-mounted water filtration devices
US20080020096A1 (en) * 2003-08-01 2008-01-24 Blum Bradley J System for Adding Consumable Enhancing Additives to Drinking Water
US7128836B2 (en) * 2004-03-08 2006-10-31 Potito De Paolis Dialysis device
US7468127B2 (en) * 2004-03-16 2008-12-23 Chao Fou Hsu Hand held shower head with filter replacing pre-alarm assembly
WO2006073425A1 (en) 2005-01-06 2006-07-13 Chen, Chung, Chin Hand held shower head with filter replacing pre-alarm assembly
WO2008025021A2 (en) * 2006-08-25 2008-02-28 Honeywell International Inc. Filter and method of making
KR100805199B1 (ko) * 2007-03-30 2008-02-21 이귀순 세라믹 필터를 이용한 옥외용 정수기
CN101239263A (zh) * 2007-11-19 2008-08-13 福州金源泉科技有限公司 智能水处理整水器
MX354085B (es) * 2008-08-15 2018-02-09 Deka Products Lp Aparato expendedor de agua.
US20120192972A1 (en) * 2010-12-06 2012-08-02 Devita Michael A Fluid Flow Indicator and Method
US9180391B2 (en) * 2011-09-14 2015-11-10 Enpress L.L.C. Water filtration system and water filtration system housing with closing assembly
KR102031786B1 (ko) 2011-12-23 2019-11-08 오비탈 시스템즈 에이비 샤워수 정화 및 재활용 장치 및 방법
US10843938B2 (en) 2011-12-23 2020-11-24 Orbital Systems Ab Device and method for purifying and recycling shower water
US9156051B2 (en) * 2012-08-09 2015-10-13 Ying Lin Cai Hand held shower head with filter replacing pre-alarm device
US9156052B2 (en) * 2012-08-10 2015-10-13 Ying Lin Cai Hand held shower head with filter replacing pre-display device
US11512696B2 (en) * 2016-01-15 2022-11-29 Milwaukee Electric Tool Corporation Transfer pump
DE202018101926U1 (de) * 2018-04-10 2018-05-24 Aqua Free Gmbh Filtervorrichtung, insbesondere Filterkartusche, für Wasserfilter in Luftfahrzeugen
FR3101789A1 (fr) * 2019-10-14 2021-04-16 ChangeYourLife Colonne de douche avec cartouche adoucissante amovible
USD969964S1 (en) 2020-03-06 2022-11-15 Pentair Residential Filtration, Llc Filtration system

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4671287A (en) 1983-12-29 1987-06-09 Fiddian Green Richard G Apparatus and method for sustaining vitality of organs of the gastrointestinal tract
JPS61114130A (ja) 1984-11-08 1986-05-31 Michitoshi Kitano 容積式流量計
JPS61155091A (ja) 1984-12-26 1986-07-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ハツチカバ−装置
US4873282A (en) * 1987-05-15 1989-10-10 Mitsubishi Petrochemical Co., Ltd. Polyacetal resin composition
JPH0326390A (ja) 1989-06-26 1991-02-04 Kurita Water Ind Ltd 純水製造装置
JPH057867A (ja) 1991-07-01 1993-01-19 Hitachi Ltd 浄水器
JP3270116B2 (ja) 1991-10-02 2002-04-02 三菱レイヨン株式会社 ライフメーター付き家庭用浄水器
JP3258353B2 (ja) 1991-11-14 2002-02-18 三菱レイヨン株式会社 ライフメーター付き家庭用浄水器
JP3165620B2 (ja) 1995-04-13 2001-05-14 東京ピジョン株式会社 流量計
JP3188823B2 (ja) 1995-05-25 2001-07-16 東京ピジョン株式会社 浄水器のフィルターカートリッジ
JP3585586B2 (ja) * 1995-07-28 2004-11-04 松下電器産業株式会社 浄水器付混合水栓
JP3627350B2 (ja) 1996-02-28 2005-03-09 松下電器産業株式会社 流量チェッカーおよび浄水器
US5873995A (en) * 1997-05-06 1999-02-23 The Clorox Company End-of-life indicator for water treatment device
US5997734A (en) * 1998-01-16 1999-12-07 American Standard, Inc. Flow totalization, reset, and restriction mechanism for use in indicating the end of a treatment cartridge useful life

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008039652A (ja) * 2006-08-09 2008-02-21 Yazaki Corp 流体計測装置
JP2008104902A (ja) * 2006-10-23 2008-05-08 Nihon Technical Development Center Co Ltd 浄水器用容器
WO2009078412A1 (ja) * 2007-12-17 2009-06-25 Nitto Denko Corporation スパイラル型膜濾過装置及び取付部材、並びに、これを用いた膜濾過装置管理システム及び膜濾過装置管理方法
US8519559B2 (en) 2007-12-17 2013-08-27 Nitto Denko Corporation Spiral type membrane element, and spiral type membrane filtering device having the same
JP2012530919A (ja) * 2009-06-25 2012-12-06 ネステク ソシエテ アノニム 飲料調製装置用の流量計の材料
JP2012530920A (ja) * 2009-06-25 2012-12-06 ネステク ソシエテ アノニム 飲料調製装置用の流量計の構造
US8714031B2 (en) 2009-06-25 2014-05-06 Nestec S.A. Flowmeter materials for a beverage machine
US8789429B2 (en) 2009-06-25 2014-07-29 Nestec S.A. Flowmeter structure for a beverage machine
JP2019117174A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 株式会社A&M 羽根車式流量センサ及び流量制御システム
KR101974523B1 (ko) * 2018-11-02 2019-05-03 주식회사 선도전자 필터세척이 용이한 정수기
WO2025108489A1 (zh) * 2023-11-24 2025-05-30 朱俊峰 一种净水器

Also Published As

Publication number Publication date
US20030062300A1 (en) 2003-04-03
US6641717B2 (en) 2003-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001276816A (ja) 浄水器
JP3877331B2 (ja) 水処理カートリッジ用寿命機構
JP4274940B2 (ja) 家庭用の浄水ポット
JP4226881B2 (ja) 流量計付吐水装置、流量計付切替コック、流量計付フレキ吐水管、浄活水器用流量計、アンダーシンク型浄活水器用流量計付水栓及び流量計ユニット
CN218211447U (zh) 一种高精度电磁流量计
JP6269871B2 (ja) 浄水器用カートリッジ
JP4618392B2 (ja) 浄水器
JP5566579B2 (ja) 蛇口直結型浄水器
CN101189055A (zh) 具有更新过滤器预警装置之手持式莲蓬头
JPH11169844A (ja) 浄水器
JP3731530B2 (ja) 浄水器
JP4158278B2 (ja) 浄水器
JP4285969B2 (ja) 切換弁及びその切換弁を用いた浄水器
JPH08318113A (ja) 浄水器のフィルターカートリッジ
CN220833196U (zh) 一种多功能可视冲牙器喷头
JP4596088B2 (ja) 浄水器
JP2004148162A (ja) 浄水器
JP2001281019A (ja) 目盛り表示装置及びこれを備えた流量計
JPH0679265A (ja) 浄水器
JP7703627B2 (ja) 浄水器
JP2002346554A (ja) 浄水装置
CN118950291B (zh) 一种便于置换过滤芯的淋浴花洒
JP4158275B2 (ja) 浄水器
JP3871621B2 (ja) 浄水器
JP2010243442A (ja) 羽根車式水道メーター

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070605