[go: up one dir, main page]

JP2001268571A - 動画像再符号化装置 - Google Patents

動画像再符号化装置

Info

Publication number
JP2001268571A
JP2001268571A JP2000081485A JP2000081485A JP2001268571A JP 2001268571 A JP2001268571 A JP 2001268571A JP 2000081485 A JP2000081485 A JP 2000081485A JP 2000081485 A JP2000081485 A JP 2000081485A JP 2001268571 A JP2001268571 A JP 2001268571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
reference image
image data
orthogonal transform
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000081485A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanobu Mikoshi
剛宣 美越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2000081485A priority Critical patent/JP2001268571A/ja
Publication of JP2001268571A publication Critical patent/JP2001268571A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリ容量が小さい動画像再符号化装置を提
供する。 【解決手段】 動画像再符号化装置10は、MPEG方
式で符号化された動画像データを入力として受け、符号
化された動画像データを予め定められたビット数のデー
タに削減しながら復号化する復号化部12と、復号化部
12に接続され、復号化された動画像データを上記予め
定められたビット数との関係で定められるビット数のデ
ータに削減しながらMPEG方式で符号化する再符号化
部14とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号化された動画
像データを復号化した後、再度符号化する動画像再符号
化装置に関し、特に、少ないメモリで動画像データの復
号化および再符号化を実行可能な動画像再符号化装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット等を利用したデジタル映
像データの配信が近年普及している。映像データの配信
を受けたコンピュータ上では、その処理能力に応じて、
伝送条件(伝送タイミング、伝送レート)または画像サ
イズの変更が行なわれる。
【0003】従来、MPEG(Moving Picture Experts
Group)方式で符号化された動画像データの伝送条件ま
たは画像サイズを変更するには、動画像データを復号化
し、必要に応じて画像サイズを変更した後、再度符号化
を実行している。
【0004】図8を参照して、動画像データの伝送条件
および画像サイズを変更する動画像再符号化装置210
は、MPEG方式で符号化された動画像データを入力と
して受け、動画像データを復号化する復号化部12と、
復号化部12に接続され、復号化された動画像データの
画像サイズを変更する画像サイズ変更部213と、画像
サイズ変更部213に接続され、画像サイズが変更され
た動画像データを再度MPEG方式で符号化する再符号
化部214とを含む。
【0005】復号化部12として、特開2000−00
4440号公報に開示されている動画像復号化装置が用
いられる。復号化部12は、参照画像データを一時的に
記憶する参照画像用メモリの記憶容量を削減することを
目的としている。このため、復号化部12は、アダマー
ル変換処理を行なった後に、ビット数の削減を行なって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、再符号化部2
14は、通常のMPEG符号化装置である。このため、
復号化部と再符号化部とのいずれにおいても参照画像用
メモリが必要となり、動画像再符号化装置210全体と
してみた場合に大きなメモリ容量が必要であるという課
題を抱えている。
【0007】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、メモリ容量が小さい動画像再
符号化装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のある局面に従う
動画像再符号化装置は、符号化された動画像データを予
め定められたビット数のデータに削減しながら復号化す
る復号化部と、復号化部に接続され、復号化された動画
像データを予め定められたビット数との関係で定められ
るビット数のデータに削減しながら符号化する再符号化
部とを含む。
【0009】復号化部でデータ削減された結果のビット
数に従い、再符号化部でのデータ削減の結果のビット数
が定められる。このため、復号化部でビット削減される
ことにより情報が失われているにもかかわらず、再符号
化部で、不必要に大きいデータのビット数を確保する必
要がなくなる。このため、復号化部および再符号化部と
もにメモリ容量の削減を行なうことができ、メモリ容量
の小さい動画像再符号化装置を提供することができる。
【0010】本発明の他の局面に従う動画像符号化装置
は、符号化された動画像データを予め定められたビット
数のデータに削減しながら復号化する復号化部と、復号
化部に接続され、動画像データの画像サイズを変更する
画像サイズ変更部と、画像サイズ変更部に接続され、復
号化された動画像データを予め定められたビット数との
関係で定められるビット数のデータに削減しながら符号
化する再符号化部とを含む。
【0011】復号化部でデータ削減された結果のビット
数に従い、再符号化部でのデータ削減の結果のビット数
が定められる。このため、復号化部でビット削減される
ことにより情報が失われているにもかかわらず、再符号
化部で、不必要に大きいデータのビット数を確保する必
要がなくなる。このため、復号化部および再符号化部と
もにメモリ容量の削減を行なうことができ、メモリ容量
の小さい動画像再符号化装置を提供することができる。
【0012】好ましくは、画像サイズ変更部は、周波数
領域で動画像データの画像サイズを変更する。
【0013】さらに好ましくは、画像サイズ変更部は、
周波数領域で動画像データの画像サイズを変更するとと
もに、変更の結果を逆直交変換する。
【0014】周波数領域で画像サイズを変更することに
より、高周波成分のみ除去した画像サイズ変更が可能と
なり、人間の見た目にも違和感がなく動画像データを再
符号化することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1を参照し
て、本発明の実施の形態1に係る動画像再符号化装置1
0は、MPEG方式で符号化された動画像データを入力
として受け、動画像データを復号化する復号化部12
と、復号化部12に接続され、復号化された画像データ
を再度MPEG方式で符号化する再符号化部14とを含
む。
【0016】図2を参照して、復号化部12は、変換係
数の可変長符号を受け、可変長符号を復号する可変長復
号化部22と、可変長復号化部22に接続され、可変長
復号化部22より得られた変換係数(量子化されたDC
T(Discrete Cosine Transform)係数)を逆量子化し
てDCT係数に変換する逆量子化部24と、逆量子化部
24に接続され、逆量子化部24で生成されたDCT係
数列をブロック単位のデータに変換する逆DCT部26
と、逆DCT部26に接続され、逆DCT部26の出力
と参照画像データとを加算する加算器28とを含む。
【0017】復号化部12は、さらに、加算器28に接
続され、加算器28の出力に4次のアダマール変換処理
および量子化処理を施すアダマール変換部30と、アダ
マール変換部30に接続され、アダマール変換部30よ
りI(Intra)ピクチャまたはP(Predictive)ピクチ
ャの再生画像データを受け、2つの出力に交互に切換え
て再生画像データを出力するスイッチ39と、各々、ス
イッチ39の対応の出力に接続され、スイッチ39を介
してアダマール変換部30より得られるIピクチャまた
はPピクチャの再生画像データを記憶する参照画像用メ
モリ38および40と、参照画像用メモリ38に接続さ
れ、参照画像用メモリ38よりマクロブロック単位の再
生画像データを読出し、逆アダマール変換を施す逆アダ
マール変換部34と、参照画像用メモリ40に接続さ
れ、参照画像用メモリ40よりマクロブロック単位の再
生画像データを読出し、逆アダマール変換を施す逆アダ
マール変換部36とを含む。
【0018】復号化部12は、さらに、逆アダマール変
換部34および36に接続され、逆アダマール変換部3
4および36よりそれぞれ画像データを読出し、平均化
し、双方向予測符号化に用いられるマクロブロック単位
の参照画像データを生成する平均化部32と、平均化部
32、逆アダマール変換部34および36、ならびに接
地端子52に接続され、逆DCT部26から出力された
データの種類に応じて状態を定め、平均化部32、逆ア
ダマール変換部34および36、ならびに接地端子52
より与えられるデータを加算器28に供給するスイッチ
46と、アダマール変換部30、参照画像用メモリ38
および参照画像用メモリ40のいずれかに接続され、ア
ダマール変換部30より出力されるB(Bidirectionall
y predictive)ピクチャの再生画像データ、参照画像用
メモリ38より出力されるIピクチャまたはPピクチャ
の再生画像データおよび参照画像用メモリ40より出力
されるIピクチャまたはPピクチャの再生画像データが
原画像の再生順序と同じ順番で出力されるように状態を
変化させるスイッチ44とを含む。
【0019】復号化部12は、さらに、スイッチ44に
接続され、スイッチ44から出力される再生画像データ
に逆アダマール変換処理を行ない、動画像データを出力
する逆アダマール変換部42と、アダマール変換部3
0、逆アダマール変換部34および36、ならびにスイ
ッチ39、44および46に接続され、マクロブロック
タイプを含む制御信号を受け、制御信号に基づいて、ア
ダマール変換部30、逆アダマール変換部34および3
6、ならびにスイッチ39、44および46を制御する
CPU(Central Processing Unit)48と、動きベク
トルの可変長符号を受け、その可変長符号を復号化する
とともに、参照画像の切出し位置を制御するための制御
信号として動きベクトルを参照画像用メモリ38および
40に供給する可変長復号化部50とを含む。
【0020】図3を参照して、再符号化部14は、復号
化部12の逆アダマール変換部42より出力される各フ
レームが表示順に並んだ動画像データを受け、符号化に
適した順序に並べ替える画面並べ替え部62と、画面並
べ替え部62に接続され、符号化対象のフレームと、参
照画像フレームとの間で差分をとる減算器64と、減算
器64に接続され、符号化対象のフレームと参照画像フ
レームとの差分を8×8画素単位に分割し、各ブロック
に離散コサイン変換処理を施すDCT部66と、DCT
部66に接続され、DCT部66より出力されるDCT
係数の情報量を減らすために量子化を行なう量子化部6
8とを含む。
【0021】再符号化部14は、さらに、量子化部68
に接続され、量子化されたDCT係数を可変長符号化
し、情報量を削減することなくビット数を減らす処理を
行なう可変長符号化部70と、可変長符号化部70に接
続され、可変長符号化された符号化データを再符号化部
14が想定する伝送条件(伝送タイミング、伝送レート
等)で出力するために、符号化データを一時的に記憶す
るバッファ部72とを含む。
【0022】再符号化部14は、さらに、量子化部68
に接続され、符号化対象の画像データの種類に応じて状
態を遷移させるスイッチ69と、スイッチ69に接続さ
れ、量子化されたDCT係数を元に戻す逆量子化部74
と、逆量子化部74に接続され、DCT係数に逆離散コ
サイン変換処理を施し、元のフレームを復元する逆DC
T部76とを含む。
【0023】再符号化部14は、さらに、後述するスイ
ッチ98の出力を受け、動き補償を行なうか否かに応じ
て、スイッチ98の出力を出力するまたは出力しないの
いずれかを選択するスイッチ94と、逆DCT部76に
接続され、逆DCT部76の出力とスイッチ94の出力
とを加算する加算器78と、加算器78に接続され、加
算器78の出力にアダマール変換を施し、かつビット数
の削減を行なうアダマール変換部90と、アダマール変
換部90に接続され、アダマール変換部90よりIピク
チャまたはPピクチャに対する参照画像データを受け、
2つの出力に交互に切換えて参照画像データを出力する
スイッチ96と、各々、スイッチ96の対応の出力に接
続され、スイッチ96を介してアダマール変換部90よ
り得られるIピクチャまたはPピクチャに対する参照画
像データを記憶する参照画像用メモリ86および88と
を含む。
【0024】再符号化部14は、さらに、参照画像用メ
モリ86に接続され、参照画像用メモリ86よりマクロ
ブロック単位で参照画像データを読出し、逆アダマール
変換を行なうとともに、削減したビットの復元を行なう
逆アダマール変換部80と、参照画像用メモリ88より
マクロブロック単位で参照画像データを読出し、逆アダ
マール変換を行なうとともに、削減したビットの復元を
行なう逆アダマール変換部82と、逆アダマール変換部
80および82に接続され、逆アダマール変換部80お
よび82よりそれぞれ参照画像データをブロック単位で
読出し、平均化する平均化部84とを含む。
【0025】再符号化部14は、さらに、参照画像用メ
モリ86および88に接続され、参照画像用メモリ86
および88の一方に記憶された符号化対象のマクロブロ
ックに最も類似した部分を、他方に記憶された参照画像
データより探し出し、予測方法を選択する動き補償部9
2と、逆アダマール変換部80および82、平均化部8
4、および接地端子100に接続され、動き補償部92
より出力される予測方法に応じて状態を定め、参照画像
フレームを減算器64およびスイッチ94に供給するス
イッチ98とを含む。
【0026】図2を参照して、復号化部12は以下のよ
うに動作する。MPEG方式で符号化されたデータのう
ち、変換係数の可変長符号は、可変長復号化部22に送
られる。動きベクトルの可変長符号は、可変長復号化部
50に送られて復号化される。可変長復号化部50は、
参照画像の切出し位置を制御するための制御信号とし
て、動きベクトルの可変長符号を参照画像用メモリ38
および参照画像用メモリ40に与える。
【0027】可変長復号化部22は、変換係数の可変長
符号を復号化する。逆量子化部24は、可変長復号化部
22から得られた変換係数(量子化されたDCT係数)
を逆量子化してDCT係数に変換する。逆DCT部26
は、逆量子化部24で生成されたDCT係数に、逆DC
T変換処理を施す。加算器28において、逆DCT部2
6より出力される画像データに、マクロブロックタイプ
に応じた参照画像データが加算され、再生画像データが
生成される。参照画像データは、スイッチ46を介して
加算器28に送られる。ただし、逆DCT部26から出
力される画像データがフレーム内予測符号に対する再生
画像データである場合には、スイッチ46は、接地端子
52を選択し、参照画像データは加算器28に与えられ
ない。
【0028】加算器28の加算結果により得られたマク
ロブロック単位の再生画像データは、アダマール変換部
30に送られる。アダマール変換部30は、4次アダマ
ール変換処理および量子化処理を行なう。再生画像デー
タは、2×2のブロックに分割される。各ブロック内の
各画素の画素値(8ビット)を、O(0,0),O(1,0),O(0,
1),O(1,1)とし、アダマール変換後の2×2のブロック
の各画素の画素値をA(0,0),A(1,0),A(0,1),A(1,1)とす
ると、アダマール変換は以下の式(1)〜(4)のよう
に表わすことができる。
【0029】 A(0,0)=[O(0,0)+O(1,0)+O(0,1)+O(1,1)]/2 …(1) A(1,0)=[O(0,0)+O(1,0)-O(0,1)-O(1,1)]/2 …(2) A(0,1)=[O(0,0)-O(1,0)+O(0,1)-O(1,1)]/2 …(3) A(1,1)=[O(0,0)-O(1,0)-O(0,1)+O(1,1)]/2 …(4) A(0,0),A(1,0),A(0,1)およびA(1,1)はそれぞれ8ビット
の値である。すなわち、合計32ビットの値である。ア
ダマール変換部30は、合計のビット数が半分の16ビ
ットとなるようにアダマール変換後の4つの画素を量子
化する。たとえば、A(0,0),A(1,0),A(0,1)およびA(1,1)
の値がそれぞれ8ビット、4ビット、4ビット、0ビッ
トになるように量子化する。
【0030】アダマール変換部30によって得られたマ
クロブロック単位の再生画像データがIピクチャまたは
Pピクチャに対する再生画像データである場合には、そ
の再生画像データはスイッチ39を介して参照画像用メ
モリ38または40に格納される。参照画像用メモリ3
8または40に格納される画像データのサイズは従来の
1/2となる。なお、スイッチ39は、CPU48によ
って制御される。
【0031】逆アダマール変換部34は、参照画像用メ
モリ38から読出されたマクロブロック単位の再生画像
データに対して、逆量子化処理および逆アダマール変換
処理を施し、参照画像データを作成する。すなわち、ビ
ット割当てを8:4:4:0とした量子化後の画素値
が、すべて8ビットになるように逆量子化する。その
後、逆アダマール変換部34は、逆アダマール変換処理
を実行する。逆量子化後の値をそれぞれA'(0,0),A'(1,
0),A'(0,1)およびA'(1,1)とし、逆アダマール変換後の
画素値をO'(0,0),O'(1,0),O'(0,1),O'(1,1)とすると、
逆アダマール変換は以下の式(5)〜(8)で表わされ
る。
【0032】 O'(0,0)=[A'(0,0)+A'(0,1)+A'(1,0)+A'(1,1)]/2 …(5) O'(1,0)=[A'(0,0)+A'(0,1)-A'(1,0)-A'(1,1)]/2 …(6) O'(0,1)=[A'(0,0)-A'(0,1)+A'(1,0)-A'(1,1)]/2 …(7) O'(1,1)=[A'(0,0)-A'(0,1)-A'(1,0)+A'(1,1)]/2 …(8) 逆アダマール変換部36も、逆アダマール変換部34と
同様にして、参照画像用メモリ40から読出されたマク
ロブロック単位の再生画像データに対して、逆量子化処
理および逆アダマール変換処理を施し、参照画像データ
を作成する。
【0033】逆アダマール変換後の画素値O'(x,y)は、
アダマール変換部30に入力される画素値O(x,y)とは異
なる。すなわち、アダマール変換部30でビット数削減
が行なわれているため、逆アダマール変換後の画像では
画質の劣化および誤差の蓄積が生じてしまう。しかし、
アダマール変換部30で、高周波成分のビットを削減す
ることにより、視覚的な影響を軽減することができる。
【0034】平均化部32は、逆アダマール変換部80
および82からそれぞれ読出されたマクロブロックを平
均化し、双方向予測符号化に用いられるマクロブロック
単位の参照画像データを生成する。
【0035】なお、参照画像用メモリ38または40か
ら参照画像が読出される際には、可変長復号化部50か
らの動きベクトルに基づいて、その切出し位置が制御さ
れる。
【0036】逆DCT部26から出力されたデータが前
方向予測符号に対する予測誤差データである場合または
後方向予測符号に対する予測誤差データである場合に
は、スイッチ46は、逆アダマール変換部34または3
6から出力される参照画像データを選択するように切換
えられる。
【0037】逆DCT部26から出力されたデータが双
方向予測符号に対する予測誤差データである場合には、
スイッチ46は、平均化部32から出力される参照画像
データを選択するように切換えられる。
【0038】スイッチ44は、アダマール変換部30か
らスイッチ44に送られてきたBピクチャに対する再生
画像データ、参照画像用メモリ38に格納されているI
ピクチャまたはPピクチャに対する再生画像データ、参
照画像用メモリ40に格納されているIピクチャまたは
Pピクチャに対する再生画像データが原画像の順序(表
示順)と同じ順番で出力されるようにCPU48によっ
て制御される。
【0039】スイッチ44から出力された再生画像デー
タは、逆アダマール変換部42によって、上述したと同
様な逆量子化処理および逆アダマール変換処理を受けた
後、出力される。
【0040】図3を参照して、再符号化部14は以下の
ように動作する。画面並べ替え部62は、表示順で復号
化部12より入力される画像データを、符号化に適した
順序(ストリーム順)に並べ替える。すなわち、周期ご
とにIピクチャおよびPピクチャをBピクチャよりも前
になるように並べ替える。たとえば、B,B,I,B,
B,Pの表示順の画像データは、I,B,B,P,B,
Bの順に並べ替えられる。
【0041】減算器64は、画面並べ替え部62より受
けた画像データのマクロブロックと、スイッチ98より
出力される参照画像データのマクロブロックとの差分を
取る。DCT部66は、減算器64よりマクロブロック
を受け、8×8画素単位で離散コサイン変換を行なう。
量子化部68は、DCT部66よりDCT係数を受け、
量子化する。
【0042】可変長符号化部70は、量子化されたDC
T係数を可変長符号化し、バッファ部72に記憶する。
バッファ部72に記憶された符号化データが、予め定め
られた伝送タイミング、伝送レート等の条件を満たすよ
うに読出されることにより、MPEG符号化データが出
力される。
【0043】一方、符号化対象の画像データがIピクチ
ャまたはPピクチャの場合には、その画像データは他の
画像データの予測符号化に用いられる。このため、量子
化部68と逆量子化部74とを接続するようにスイッチ
69が切換えられる。符号化対象の画像データは後に、
参照画像用メモリ86または88に記憶されることにな
る。
【0044】符号化対象の画像データがBピクチャの場
合には、その画像データは他の画像データの予測符号化
には用いられない。このため、量子化部68と逆量子化
部74とは接続されない。
【0045】符号化対象の画像データがIピクチャまた
はPピクチャの場合には、逆量子化部74は、量子化部
68より出力される逆量子化されたDCT係数を元に戻
す処理を行なう。逆DCT部76は、逆量子化部74よ
り出力されるDCT係数に逆離散コサイン変換処理を施
し、元のフレームを復元する。
【0046】スイッチ94は、動き補償フレーム間予測
を行なう際にスイッチ98からの出力を受けるように接
続され、動き補償フレーム間予測を行なわない場合に
は、接地端子に接続される。
【0047】加算器78は、逆DCT部76の出力と、
スイッチ94の出力とを加算する。アダマール変換部9
0は、加算器78の出力にアダマール変換を施し、かつ
ビット数を削減する処理を行なう。アダマール変換につ
いては、上述した式(1)〜式(4)に示した通りであ
る。アダマール変換後の値は、それぞれ8ビットの値で
ある。アダマール変換した後の値をA(0,0),A(1,0),A(0,
1)およびA(1,1)とすると、アダマール変換部90は、そ
れぞれの値が8ビット、4ビット、4ビット、0ビット
となるように量子化する。すなわち、復号化部12のア
ダマール変換部30におけるビット削減と同様の規則に
従いビット削減が行なわれる。量子化により、ビット数
の合計が半分になる。
【0048】アダマール変換部90によって得られたマ
クロブロック単位の画像データがIピクチャまたはPピ
クチャに対するものである場合には、その画像データは
スイッチ96を介して参照画像用メモリ86または88
に格納される。参照画像用メモリ86または88に格納
される画像データのサイズは従来の1/2となる。
【0049】逆アダマール変換部80は、参照画像用メ
モリ86から読出されたマクロブロック単位の画像デー
タに対して、逆量子化処理および逆アダマール変換処理
を施し、参照画像データを作成する。すなわち、ビット
割当てを8:4:4:0とした量子化後の画素値が、す
べて8ビットになるように逆量子化する。その後、逆ア
ダマール変換部80は、上述の逆アダマール変換部34
と同様に式(5)〜(8)に従って逆アダマール変換を
行なう。
【0050】逆アダマール変換部82も、逆アダマール
変換部80と同様にして、参照画像用メモリ88から読
出されたマクロブロック単位の画像データに対して、逆
量子化処理および逆アダマール変換処理を施し、参照画
像データを作成する。
【0051】平均化部84は、双方向予測符号化に用い
られるマクロブロック単位の参照画像データを作成す
る。
【0052】動き補償部92は、符号化対象のマクロブ
ロックに最も類似した部分を参照画像用メモリ86また
は88から探索し、探索結果に基づいて、前方向予測、
後方向予測および双方向予測のうちいずれの画面間予測
を行なうかを決定する。または画面間予測を行なわない
ことを決定する。
【0053】動き補償部92は、画面間予測の種類に応
じてスイッチ98を制御する。すなわち、前方向予測ま
たは後方向予測の場合には、スイッチ98は、逆アダマ
ール変換部80または82の出力を減算器64に供給す
るように状態を遷移する。
【0054】双方向予測の場合には、スイッチ98は、
平均化部84の出力を減算器64に供給するように状態
を遷移する。画面間予測を行なわない場合には、スイッ
チ98は、減算器64に何も供給しないように接地端子
100に接続する。
【0055】処理対象のマクロブロックの種類別にスイ
ッチ98の状態を分類すると以下のようになる。マクロ
ブロックがIピクチャの場合には、画面間予測が行なわ
れないため、スイッチ98は接地端子100に接続され
る。
【0056】マクロブロックがPピクチャの場合には、
前方向予測が行なわれるか、画面間予測が行なわれない
ため、スイッチ98は、逆アダマール変換部80、逆ア
ダマール変換部82または接地端子100のいずれかに
接続される。
【0057】マクロブロックがBピクチャの場合には、
上述した4つの状態のうちいずれをも取り得るため、ス
イッチ98は、逆アダマール変換部80、逆アダマール
変換部82、平均化部84または接地端子100のいず
れかに接続される。
【0058】スイッチ94は、符号化対象の画像データ
がPピクチャの場合にのみオンされ、スイッチ98の出
力が加算器78に与えられる。
【0059】以上説明したように、符号化対象の画像デ
ータ(マクロブロック)の種類または動き補償部92に
おける探索結果に応じて、各スイッチの状態が定められ
る。このようにして、再符号化部14から入力された画
像データが符号化される。
【0060】復号化部12のアダマール変換部30では
量子化の際に、高周波成分を除去するようなビット削減
を行ない、参照画像用メモリ38および40の記憶容量
の削減を行なっている。このため、再符号化部14で高
周波成分のデータを保持しても意味がない。よって、再
符号化部14のアダマール変換部90では、アダマール
変換部30と同一の条件によりビット削減を行なってい
る。このため、復号化部12で復号された画像データと
同様の画質を維持しつつ、参照画像用メモリ86および
88の記憶容量を削減することができる。
【0061】[実施の形態2]図4を参照して、本発明
の実施の形態2に係る動画像再符号化装置110は、M
PEG方式で符号化された動画像データを入力として受
け、復号化すると同時に画像サイズを変更する復号化部
112と、復号化部112に接続され、復号化部112
より出力される周波数領域の画像データを受け、当該画
像データの画像サイズを周波数領域で変更する画像サイ
ズ変更部113と、画像サイズ変更部113に接続さ
れ、画像サイズが変更された周波数領域の画像データを
受け、当該画像データをMPEG方式で再度符号化する
再符号化部114とを含む。
【0062】図5を参照して、復号化部112は、図2
に示した復号化部12の構成において、逆アダマール変
換部42を除いたものである。すなわち、復号化部11
2は、周波数領域のまま復号化された画像データを出力
する。その他の構成要件は、図2と同様であり、復号化
部112の動作も同様である。このため、その詳細な説
明はここでは繰返さない。
【0063】図6を参照して、再符号化部114は、図
3の再符号化部14の構成において、画面並べ替え部6
2と減算器64との間に、逆アダマール変換部42を設
けた構成である。再符号化部114には、周波数領域の
画像データが入力される。このため、一度もとの画像デ
ータに戻す必要があり、再符号化部114に逆アダマー
ル変換部42が設けられている。逆アダマール変換部4
2は、再符号化部14の逆アダマール変換部42と同様
の動作を行なう。よって、その詳細な説明はここでは繰
返さない。
【0064】図4の画像サイズ変更部113は、周波数
領域において画像サイズの変更を行なう。たとえば、3
20×480画素の画像データを320×240画素の
画像データに変換する場合を考える。サイズの変更方法
としては、縦に隣接した2画素からサイズ変更後の画像
データの画素値を求めることにする。たとえば、復号化
部112のアダマール変換部30で、2×2画素のブロ
ックの画素値A(0,0),A(1,0),A(0,1),A(1,1)にそれぞれ
8ビット、4ビット、0ビット、0ビットのビット数割
当てが行なわれたとする。このような場合には、縦方向
の周波数成分A(0,1)およびA(1,1)を削除し、A(0,0)およ
びA(1,0)を新しい2×1画素のブロックの画素値とす
る。
【0065】再符号化部114のアダマール変換部90
は、画像サイズ変更部113より出力される画素値のビ
ット数に対応させ、量子化後の値A'(0,0),A'(1,0),A'
(0,1)およびA'(1,1)のビット数がそれぞれ8ビット、4
ビット、8ビット、4ビットとなるように量子化を行な
う。このようなビット割当てを行なうことにより、再符
号化部114における画質の劣化を防ぎながら、参照画
像用メモリ86および88の記憶容量を削減することが
できる。
【0066】[実施の形態3]図7を参照して、本発明
の実施の形態3に係る動画像再符号化装置120は、M
PEG方式で符号化された動画像データを入力として受
け、復号化すると同時に画像サイズを変更する復号化部
112と、復号化部112に接続され、周波数領域での
画像サイズ変更とアダマール逆変換処理とを同時に実行
する画像サイズ変更逆アダマール変換部123と、画像
サイズ変更逆アダマール変換部123に接続され、復号
化された画像データを再度MPEG方式で符号化する再
符号化部14とを含む。
【0067】復号化部112は、図4を参照して説明し
た実施の形態2に係る復号化部112と同様の構成であ
る。このため、その詳細な説明はここでは繰返さない。
【0068】再符号化部14は、図3を参照して説明し
た実施の形態1に係る再符号化部14と同様の構成であ
る。このため、その詳細な説明はここでは繰返さない。
【0069】画像サイズ変更逆アダマール変換部123
は、式(9)および式(10)に従い逆アダマール変換
および画像サイズ変更を同時に行なう。ここでは、画像
のサイズを縦方向に1/2にする場合を想定している。
【0070】 N(0,0)=A(0,0)+A(0,1) …(9) N(0,1)=A(0,0)-A(0,1) …(10) ここで、A(u,w)は2×2画素のブロックのアダマール変
換後の画素値を示す。N(x,y)は、2×1画素のブロック
の逆アダマール変換後の画素値を示す。
【0071】逆アダマール変換を行なう際に、縦方向の
周波数成分A(1,0)およびA(1,1)が削除される。このた
め、逆アダマール変換後の値は、上述の式(9)および
式(10)に従い求められる。
【0072】なお、本実施の形態においても、実施の形
態2と同様に、画質の劣化を防ぎながら参照画像用メモ
リ86および88の記憶容量を削減するため、アダマー
ル変換部30より出力されるデータのビット数と、アダ
マール変換部90より出力されるデータのビット数とが
関係づけられている。
【0073】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、メモリ容量の小さい動
画像再符号化装置を提供することができる。
【0075】また、周波数領域で画像サイズを変更する
ことにより、高周波成分のみ除去した画像サイズ変更が
可能となり、人間の見た目にも違和感がなく動画像デー
タを再符号化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る動画像再符号化
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 復号化部の構成を示すブロック図である。
【図3】 再符号化部の構成を示すブロック図である。
【図4】 実施の形態2に係る動画像再符号化装置の構
成を示すブロック図である。
【図5】 復号化部の構成を示すブロック図である。
【図6】 再符号化部の構成を示すブロック図である。
【図7】 実施の形態3に係る動画像再符号化装置の構
成を示すブロック図である。
【図8】 従来の動画像再符号化装置の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
10,110,120,210 動画像再符号化装置、
12,112 復号化部、14,114,214 再符
号化部、22,50,70 可変長符号化部、24,7
4 逆量子化部、26,76 逆DCT部、28,78
加算器、30,90 アダマール変換部、32,84
平均化部、34,36,42,80,82 逆アダマ
ール変換部、38,40,86,88 参照画像用メモ
リ、39,44,46,69,94,96,98 スイ
ッチ、48 CPU、52,100 接地端子、62
画面並べ替え部、64 減算器、66 DCT部、68
量子化部、72 バッファ部、92 動き補償部、11
3,213 画像サイズ変更部、123 画像サイズ変
更逆アダマール変換部。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化された動画像データを予め定めら
    れたビット数のデータに削減しながら復号化する復号化
    部と、 前記復号化部に接続され、復号化された動画像データを
    前記予め定められたビット数との関係で定められるビッ
    ト数のデータに削減しながら符号化する再符号化部とを
    含む、動画像再符号化装置。
  2. 【請求項2】 符号化された動画像データを予め定めら
    れたビット数のデータに削減しながら復号化する復号化
    部と、 前記復号化部に接続され、動画像データの画像サイズを
    変更する画像サイズ変更部と、 前記画像サイズ変更部に接続され、復号化された動画像
    データを前記予め定められたビット数との関係で定めら
    れるビット数のデータに削減しながら符号化する再符号
    化部とを含む、動画像再符号化装置。
  3. 【請求項3】 前記復号化部は、 変換係数の可変長符号から得られる再生画像データと参
    照画像データとを加算する第1の加算器と、 前記第1の加算器に接続され、前記第1の加算器の出力
    を直交変換するとともに、直交変換の結果を予め定めら
    れたビット数のデータに削減する第1の直交変換部と、 前記第1の直交変換部に接続され、前記第1の直交変換
    部の出力を記憶する第1の参照画像用メモリと、 前記第1の参照画像用メモリに接続され、前記第1の参
    照画像用メモリに記憶されたデータより参照画像データ
    を生成し、前記第1の加算器に供給するための参照画像
    データ生成手段と、 前記第1の直交変換部および前記第1の参照画像用メモ
    リに接続され、前記第1の直交変換部の出力および前記
    第1の参照画像用メモリに記憶されたデータを受け、制
    御信号に基づいて、いずれか一方を選択的に出力するス
    イッチと、 前記スイッチに接続され、前記スイッチを介して受けた
    データを逆直交変換する第1の逆直交変換部とを含む、
    請求項1または2に記載の動画像再符号化装置。
  4. 【請求項4】 前記再符号化部は、 復号化された動画像データを予め定められた順序に従い
    並べ替える画面並べ替え部と、 前記画面並べ替え部に接続され、符号化対象の画像デー
    タと参照画像データとの間で差分を取る減算器と、 前記減算器に接続され、前記減算器の出力を直交変換す
    る第2の直交変換部と、 前記第2の直交変換部に接続され、前記第2の直交変換
    部の出力を可変長符号化する可変長符号化部と、 前記第2の直交変換部に接続され、前記第2の直交変換
    部の出力を逆直交変換する第2の逆直交変換部と、 前記第2の逆直交変換部に接続され、前記第2の逆直交
    変換部の出力および参照画像データを加算する第2の加
    算器と、 前記第2の加算器の出力を直交変換し、直交変換の結果
    を前記予め定められたビット数との関係で定められるビ
    ット数のデータに削減する第3の直交変換部と、 前記第3の直交変換部に接続され、前記第3の直交変換
    部の出力を記憶する第2の参照画像用メモリと、 前記第2の参照画像用メモリに接続され、前記第2の参
    照画像用メモリに記憶されたデータより参照画像データ
    を生成し、前記減算器および前記第2の加算器に供給す
    るための参照画像データ生成手段とを含む、請求項3に
    記載の動画像再符号化装置。
  5. 【請求項5】 前記画像サイズ変更部は、周波数領域で
    動画像データの画像サイズを変更する、請求項2に記載
    の動画像再符号化装置。
  6. 【請求項6】 前記復号化部は、 変換係数の可変長符号から得られる再生画像データと、
    参照画像データとを加算する第1の加算器と、 前記第1の加算器に接続され、前記第1の加算器の出力
    を直交変換するとともに、直交変換の結果を予め定めら
    れたビット数のデータに削減する第1の直交変換部と、 前記第1の直交変換部に接続され、前記第1の直交変換
    部の出力を記憶する第1の参照画像用メモリと、 前記第1の参照画像用メモリに接続され、前記第1の参
    照画像用メモリに記憶されたデータより参照画像データ
    を生成し、前記第1の加算器に供給するための参照画像
    データ生成手段と、 前記第1の直交変換部および前記第1の参照画像用メモ
    リに接続され、前記第1の直交変換部の出力および前記
    第1の参照画像用メモリに記憶されたデータを受け、制
    御信号に基づいて、いずれか一方を選択的に出力するス
    イッチとを含む、請求項5に記載の動画像再符号化装
    置。
  7. 【請求項7】 前記再符号化部は、 復号化された動画像データを予め定められた順序に従い
    並べ替える画面並べ替え部と、 前記並べ替え部に接続され、前記並べ替え部の出力を逆
    直交変換する第1の逆直交変換部と、 前記第1の逆直交変換部に接続され、符号化対象の画像
    データと参照画像データとの間で差分を取る減算器と、 前記減算器に接続され、前記減算器の出力を直交変換す
    る第2の直交変換部と、 前記第2の直交変換部に接続され、前記第2の直交変換
    部の出力を可変長符号化する可変長符号化部と、 前記第2の直交変換部に接続され、前記第2の直交変換
    部の出力を逆直交変換する第2の逆直交変換部と、 前記第2の逆直交変換部に接続され、前記第2の逆直交
    変換部の出力および参照画像データを加算する第2の加
    算器と、 前記第2の加算器の出力を直交変換し、直交変換の結果
    を前記予め定められたビット数との関係で定められるビ
    ット数のデータに削減する第3の直交変換部と、 前記第3の直交変換部に接続され、前記第3の直交変換
    部の出力を記憶する第2の参照画像用メモリと、 前記第2の参照画像用メモリに接続され、前記第2の参
    照画像用メモリに記憶されたデータより参照画像データ
    を生成し、前記減算器および前記第2の加算器に供給す
    るための参照画像データ生成手段とを含む、請求項6に
    記載の動画像再符号化装置。
  8. 【請求項8】 前記画像サイズ変更部は、周波数領域で
    動画像データの画像サイズを変更するとともに、変更の
    結果を逆直交変換する、請求項2に記載の動画像再符号
    化装置。
  9. 【請求項9】 前記復号化部は、 変換係数の可変長符号から得られる再生画像データと、
    参照画像データとを加算する第1の加算器と、 前記第1の加算器に接続され、前記第1の加算器の出力
    を直交変換するとともに、直交変換の結果を予め定めら
    れたビット数のデータに削減する第1の直交変換部と、 前記第1の直交変換部に接続され、前記第1の直交変換
    部の出力を記憶する第1の参照画像用メモリと、 前記第1の参照画像用メモリに接続され、前記第1の参
    照画像用メモリに記憶されたデータより参照画像データ
    を生成し、前記第1の加算器に供給するための参照画像
    データ生成手段と、 前記第1の直交変換部および前記第1の参照画像用メモ
    リに接続され、前記第1の直交変換部の出力および前記
    第1の参照画像用メモリに記憶されたデータを受け、制
    御信号に基づいて、いずれか一方を選択的に出力するス
    イッチとを含む、請求項8に記載の動画像再符号化装
    置。
  10. 【請求項10】 前記再符号化部は、 復号化された動画像データを予め定められた順序に従い
    並べ替える画面並べ替え部と、 前記画面並べ替え部に接続され、符号化対象の画像デー
    タと参照画像データとの間で差分を取る減算器と、 前記減算器に接続され、前記減算器の出力を直交変換す
    る第2の直交変換部と、 前記第2の直交変換部に接続され、前記第2の直交変換
    部の出力を可変長符号化する可変長符号化部と、 前記第2の直交変換部に接続され、前記第2の直交変換
    部の出力を逆直交変換する第1の逆直交変換部と、 前記第1の逆直交変換部に接続され、前記第1の逆直交
    変換部の出力および参照画像データを加算する第2の加
    算器と、 前記第2の加算器の出力を直交変換し、直交変換の結果
    を前記予め定められたビット数との関係で定められるビ
    ット数のデータに削減する第3の直交変換部と、 前記第3の直交変換部に接続され、前記第3の直交変換
    部の出力を記憶する第2の参照画像用メモリと、 前記第2の参照画像用メモリに接続され、前記第2の参
    照画像用メモリに記憶されたデータより参照画像データ
    を生成し、前記減算器および前記第2の加算器に供給す
    るための参照画像データ生成手段とを含む、請求項9に
    記載の動画像再符号化装置。
JP2000081485A 2000-03-23 2000-03-23 動画像再符号化装置 Withdrawn JP2001268571A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000081485A JP2001268571A (ja) 2000-03-23 2000-03-23 動画像再符号化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000081485A JP2001268571A (ja) 2000-03-23 2000-03-23 動画像再符号化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001268571A true JP2001268571A (ja) 2001-09-28

Family

ID=18598412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000081485A Withdrawn JP2001268571A (ja) 2000-03-23 2000-03-23 動画像再符号化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001268571A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009130931A (ja) * 2007-11-19 2009-06-11 Samsung Electronics Co Ltd 映像の解像度の調整を通じて動画を効率的に符号化/復号化する方法及び装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009130931A (ja) * 2007-11-19 2009-06-11 Samsung Electronics Co Ltd 映像の解像度の調整を通じて動画を効率的に符号化/復号化する方法及び装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1065883B1 (en) Image predictive decoding method
US5386234A (en) Interframe motion predicting method and picture signal coding/decoding apparatus
JP3610578B2 (ja) 動画像信号を示す変換係数を逆変換する際の丸め誤差防止方法及び装置
JP3888597B2 (ja) 動き補償符号化装置、及び動き補償符号化復号化方法
JP3149418B2 (ja) 画像予測復号化方法及び装置
JP3856262B2 (ja) 動き補償符号化装置、動き補償符号化方法、及び動き補償符号記録媒体
US20030095603A1 (en) Reduced-complexity video decoding using larger pixel-grid motion compensation
JPH0851626A (ja) 動画像信号の変換係数量子化方法及び装置、並びに動画像信号圧縮装置
JPH05276502A (ja) 映像データ圧縮システムにおいてフィールド群を処理する装置及び方法
JPH0686262A (ja) 画像符号化装置
KR20040106364A (ko) 복잡성이 감소된 복호화에 적합한 단층 비디오 부호화된비트열들을 제공하는 시스템 및 방법
EP1523808A2 (en) Method and apparatus for transcoding between hybrid video codec bitstreams
US6271774B1 (en) Picture data processor, picture data decoder and picture data encoder, and methods thereof
JPH10271516A (ja) 圧縮符号化装置、符号化方法、復号化装置および復号化方法
CN100446572C (zh) 译码数字影像位流所含画面的方法及其数字影像译码系统
JP2898413B2 (ja) 所要メモリ容量の低減化を伴う圧縮ビデオデータ流の復号化及び符号化のための方法
KR100364748B1 (ko) 영상 변환 부호화 장치
JPH08307860A (ja) シーン再エンコード装置
US20020118757A1 (en) Motion image decoding apparatus and method reducing error accumulation and hence image degradation
JP3776735B2 (ja) 画像予測復号化方法,画像予測復号化装置,画像予測符号化方法,画像予測符号化装置,及びデータ記憶媒体
JPH07131793A (ja) 映像信号高能率符号化装置
JP2001268571A (ja) 動画像再符号化装置
JPH07107464A (ja) 画像符号化装置および復号化装置
JP4539028B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法、記録媒体、並びに、プログラム
JP3147636B2 (ja) ビデオデータ配列方法並びにその符号化装置及び復号化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070605