JP2001267320A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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Abstract
そのシールド層を形成し、半導体基板の上面に形成され
る能動素子との間のクロストークを回避する。 【解決手段】多層のCu埋め込み配線を構成する上部配
線層にキャパシタ、抵抗体、及びインダクタ等の受動素
子を形成し、この受動素子の下部配線層に前記受動素子
との電気的及び磁気的結合を遮断するシールド層を形成
することにより、占有面積の大きい前記受動素子の直下
部における半導体基板上に、クロストークを生じること
なくトランジスタ等の能動素子を配置することができる
ので、半導体装置の集積度が大幅に向上する。また、C
u埋め込み多層配線の形成に際し、SiON等の反射防
止膜をコンタクトホールと配線溝の開口に共通に用いる
ことにより、コンタクトホール周辺部におけるクラウン
の生成を回避し、高歩留まりで工程数が少ない高信頼性
の半導体装置を提供することが可能になる。
Description
ascene)配線と呼ばれる半導体装置の金属埋め込み配線
技術に係り、特にキャパシタ、抵抗体、及びインダクタ
等の受動素子、並びにこれらのシールド層が前記金属埋
め込み多層配線の配線層中に組み込まれた半導体装置と
その製造方法に関するものである。
のキャパシタ、抵抗体、及びインダクタ等の受動素子
は、トランジスタ等の能動素子と共に半導体装置の構成
要素として多く用いられてきた。
等の能動素子とを同一チップ上に集積して集積密度の向
上を図るとき、これらの受動素子と能動素子との間の電
気的・磁気的カップリングによるクロストークの発生が
問題となっていた。このため受動素子の直下部には能動
素子を配置することができず、半導体装置の集積密度の
向上に対する大きな障害となっていた。
タは、数百ミクロン角の大きさがあり磁気誘導によるク
ロストークが大きいので、その直下部にはシリコン基板
上にトランジスタを配置することができず、このためイ
ンダクタはアナログ回路からなる半導体装置において、
チップサイズ縮小の大きな妨げとなっていた。
llow Trench Isolation)領域上の導電性ポリシリコンか
らなる抵抗体については、STIの面積に起因するポリ
シリコン抵抗体のサイズの制限や、熱工程に起因する抵
抗値のばらつき、及び工程数の増大等が問題となってい
た。
は、平坦性に優れたダマシン配線と呼ばれる金属埋め込
み多層配線技術を導入することが有力な対策とされてい
るが、従来の金属埋め込み多層配線技術には、次に述べ
るような大きな製造技術上の問題点が含まれていた。
た塗布形反射防止膜を除去した後に、配線溝のパターン
を開口するのに必要な反射防止膜を再度塗布するという
従来の方法で金属埋め込み多層配線を形成すれば、配線
溝のパターンを形成する際に塗布する反射防止膜が、す
でに開口されたコンタクトホールの内部に入り込むこと
が問題となる。
ターン形成して塗布形反射防止膜の異方性エッチングを
行えば、コンタクトホール周辺における層間絶縁膜の上
面を覆う塗布形反射防止膜を除去することはできるが、
コンタクトホールの側壁を覆う塗布形反射防止膜は、コ
ンタクトホールの深さ方向に沿って十分に除去すること
ができない。
の層間絶縁膜の異方性エッチングを行えば、コンタクト
ホール周辺の層間絶縁膜が後退する結果、コンタクトホ
ールの内部側壁を覆う塗布形反射防止膜に接する層間絶
縁膜が残留し、クラウンとよばれる薄い環状の残留物が
形成される。このクラウンの形成は金属材料の埋め込み
に支障を生じるばかりでなくダスト発生の原因にもな
る。図5を用いて従来の金属埋め込み多層配線技術にお
けるクラウン発生の問題を具体的に説明する。
の上に例えばSiO2からなる層間絶縁膜2を形成し、
その上に塗布形反射防止膜30を形成する。ここでシリ
コン基板1は下層の配線層であっても良い。この塗布形
反射防止膜30の上にレジスト31を塗布し、RIE(R
eactive Ion Etching)を用いて層間絶縁膜2に形成する
コンタクトホールのパターンを開口する。
を設けたレジスト膜31をマスクとして、塗布形反射防
止膜30と層間絶縁膜2を貫通してシリコン基板1に達
するコンタクトホールをRIEを用いて開口し、その後
図5(c)に示すように、塗布形反射防止膜30とレジ
スト膜31を共にアッシングにより除去する。
トホールが開口された層間絶縁膜2の上に配線溝のパタ
ーンを形成するために再度塗布形反射防止膜30とレジ
スト膜31を塗布し、このレジスト膜31に配線溝のパ
ターンをRIE法を用いて開口する。このとき塗布形反
射防止膜30は、配線溝を開口するのに必要な層間絶縁
膜の上部表面ばかりでなくコンタクトホールの内壁も覆
うようになる。
溝の開口部を設けたレジスト膜31をマスクとして層間
絶縁膜2を覆う塗布形反射防止膜30をRIEにより除
去する。このとき、層間絶縁膜2の上部表面を覆う塗布
形反射防止膜30は除去されるが、コンタクトホールの
内壁を覆う塗布形反射防止膜30は除去されずに残留す
る。
ト膜31をマスクとしてRIEによる異方性エッチング
を継続すれば、図5(f)に示すように、層間絶縁膜2
は配線溝のパターンに沿って開口されるが、コンタクト
ホールの内壁を覆う塗布形反射防止膜30は除去されず
筒状に残され、この塗布形反射防止膜30と接している
層間絶縁膜2がエッチングされずにテーパー状に残留す
る。
30とレジスト膜31とを除去すれば、図5(g)に示
すように、配線溝の底部に形成されたコンタクトホール
の開口部の周辺に、クラウンと呼ばれる層間絶縁膜2の
残留物が薄く環状に形成される。
にして層間絶縁膜2に形成された配線溝とコンタクトホ
ールに電気メッキ法を用いてCu等の金属材料を埋め込
むのであるが、このときあらかじめ配線溝とコンタクト
ホールの内壁に電気メッキの電極となる金属皮膜をスパ
ッタ又は蒸着し、これを被覆しなければならない。
残留物がコンタクトホールの周辺部に形成されれば、電
気メッキの電極となる金属皮膜がこの部分で遮断される
ため、コンタクトホールの内部にメッキによる埋め込み
金属を十分に形成することができない。
む半導体装置を高い歩留まりで製造することは極めて困
難であり、従って金属埋め込み多層配線技術は、半導体
装置の集積密度の向上に対して有望視されながら、実用
的な半導体装置への導入は大幅に遅れているのが現状で
あった。
体装置の集積密度の向上を図るために、従来金属埋め込
み多層配線技術を導入することが有望視されながら、現
実には実用的な半導体装置への導入が大幅に遅れてい
た。
れたもので、金属埋め込み多層配線技術に含まれる製造
プロセス上の問題点を解決して、金属埋め込み多層配線
の配線層間に受動素子を組み込むことを可能にし、か
つ、これらの受動素子と半導体基板上の能動素子との間
のクロストークを回避する手段を備えることにより高集
積密度の半導体装置とその製造方法を提供することを目
的とする。
その製造方法は、金属埋め込み多層配線の配線層間に受
動素子を形成し、受動素子と半導体基板上の能動素子と
の間にシールド層を形成することによりクロストークを
防止し、これらの受動素子の直下部に能動素子を配置す
ることにより高集積密度の半導体装置を実現することを
特徴とする。
の高歩留まりな製造方法に適した金属埋め込み多層配線
を可能にするため、コンタクトホールと配線溝の開口に
際しSiON等の反射防止膜を共通に使用し、クラウン
の生成を回避することを特徴とする。
基板上に形成されたキャパシタ、抵抗体、及びインダク
タからなる受動素子を含む半導体装置において、前記半
導体装置は金属埋め込み多層配線を具備し、前記受動素
子が前記金属埋め込み多層配線の上部配線層に形成さ
れ、前記半導体基板の上面に形成された能動素子と前記
受動素子との間のクロストークを回避するシールド層
が、前記受動素子が形成された前記上部配線層の下部の
配線層に形成されることを特徴とする。
電極と前記抵抗体の皮膜抵抗と前記インダクタのシール
ド層との内、少なくともいづれか2つは、同一の導電材
料からなるひと続きの導電層が分割されてなることを特
徴とする。
て、前記キャパシタと抵抗体のシールド層、及び、前記
インダクタが、前記金属埋め込み多層配線と同様な金属
埋め込み手段により形成されることを特徴とする。ま
た、前記金属埋め込み多層配線における埋め込み金属
は、Cuからなることを特徴とする。
ド層は、前記インダクタの直下部において分割配置され
ることを特徴とする。また、前記シールド層の直下部に
前記半導体装置の能動素子が配置されることを特徴とす
る。
め込み多層配線において、コンタクトホールを開口する
反射防止膜とこのコンタクトホールの上部に形成される
配線溝を開口する反射防止膜とが同一の反射防止膜から
なることを特徴とする。
て、前記同一の導電材料からなる一続きの導電層は、T
aN、TiAl、TiN、及びWNのいづれか1つから
なることを特徴とする。また、前記反射防止膜はSiO
Nからなることを特徴とする。
基板上に第1の層間絶縁膜を形成する工程と、この第1
の層間絶縁膜に第1の金属埋め込み配線を形成する工程
と、前記第1の層間絶縁膜上に第2の層間絶縁膜を堆積
する工程と、この第2の層間絶縁膜に第2の金属埋め込
み配線を形成する工程と、前記第2の層間絶縁膜上に第
3の層間絶縁膜を堆積する工程と、この第3の層間絶縁
膜に第3の金属埋め込み配線を形成する工程とを含む半
導体装置の製造方法において、前記第1の金属埋め込み
配線を形成する工程は、この第1の金属埋め込み配線の
一部をなす金属埋め込みシールド層を形成する工程を含
み、前記第2の金属埋め込み配線を形成する工程は、キ
ャパシタの電極と抵抗体の皮膜抵抗とインダクタのシー
ルド層との内、少なくともいづれか2つを、同一の導電
材料からなる一続きの導電層を分割して形成する工程を
含み、前記第3の金属埋め込み配線を形成する工程は、
この第3の金属埋め込み配線の一部をなす金属埋め込み
インダクタを形成する工程を含むことを特徴とする。
埋め込み配線層を形成する工程は、半導体基板上に層間
絶縁膜を堆積する工程と、この層間絶縁膜上に反射防止
膜を堆積する工程と、この反射防止膜上に第1のレジス
ト膜を塗布する工程と、このレジスト膜にコンタクトホ
ールのパターンを形成する工程と、前記第1のレジスト
膜をマスクとして前記反射防止膜をエッチングする工程
と、前記第1のレジスト膜と前記反射防止膜とをマスク
として前記層間絶縁膜をエッチングする工程と、前記第
1のレジスト膜を除去する工程と、前記半導体基板上に
第2のレジスト膜を塗布する工程と、この第2のレジス
ト膜に配線溝のパターンを形成する工程と、前記第2の
レジスト膜をマスクとして前記反射防止膜をエッチング
する工程と、前記第2のレジスト膜と前記反射防止膜と
をマスクとして前記層間絶縁膜に、この層間絶縁膜の厚
さよりも浅い配線溝を形成するエッチング工程と、前記
第2のレジスト膜を除去する工程と、前記コンタクトホ
ールと前記配線溝とに金属材料を埋め込む工程とを含む
ことを特徴とする。
前記層間絶縁膜上に反射防止膜を堆積する工程の替わり
に、前記層間絶縁膜上に反射防止膜を塗布する工程が含
まれることを特徴とする。
法は、前記第2のレジスト膜を除去する工程に引き続
き、前記反射防止膜を除去する工程が含まれることを特
徴とする。
図面を参照して説明する。図1、図2は本発明の第1の
実施の形態に係る半導体装置の構造とその製造方法を示
す断面図である。はじめに、第1の実施の形態の半導体
装置の構造上の特徴について説明する。
部は、半導体基板上に形成されたCu埋め込み(ダマシ
ン)多層配線と、このCu埋め込み多層配線の第1配線
層に形成されたCu埋め込みシールド層と、このCu埋
め込みシールド層の上部の第2配線層に形成されたTa
N/Ta2O5/TaNからなるキャパシタ及びTaNを
皮膜とする金属皮膜抵抗体と、前記第2配線層に形成さ
れた前記TaNシールド層と、このTaNシールド層の
上部の第3配線層に形成されたCu埋め込み配線を用い
て形成されたインダクタと、前記Cu及びTaNからな
る各シールド層の直下部にそれぞれ配置されたトランジ
スタ等の半導体基板上の能動素子から構成される。
の実施の形態に係る半導体装置の構成を製造工程順に詳
細に説明する。図1(a)に示すように、トランジスタ
等の能動素子(図示せず)が形成されたシリコン基板1
を覆う第1層間絶縁膜2の上の第1配線層に、本発明の
Cu埋め込み多層配線技術を適用して、Cu埋め込みシ
ールド層3を形成する。本発明のCu埋め込み多層配線
技術については第2の実施の形態において詳細に説明す
る。
第2層間絶縁膜4を形成し、再び本発明のCu埋め込み
多層配線技術を用いてこの第2層間絶縁膜4の上の第2
配線層に第1、及び第2配線層を接続するコンタクトホ
ール5と、Cu埋め込みパッド6と、Cu埋め込み配線
7を形成し、その表面をCMP研磨(Chemical Mechanic
al polishing)により平坦化する。ここでCu埋め込み
パッドとは、半導体基板に対して垂直方向にコンタクト
ホール間を直接接続するためのパッドであって、例えば
図1(a)に示すCu埋め込み配線7のように紙面に対
して垂直方向に伸びる配線とは異なるものである。
スパッタ法により堆積し、パターニングすることにより
キャパシタの一方の電極をなすTaN電極8をCu埋め
込み配線7と接続するように形成する。引き続きスパッ
タ法を用いて図1(c)に示すように、TaN電極8を
覆うようにキャパシタの誘電体膜となるTa2O5膜9と
TaN膜10とを積層して堆積する。
縁膜4の上面に堆積されたTa2O5膜9/TaN膜10
からなる積層膜をパターニングすることにより、この積
層膜をキャパシタの形成領域におけるTa2O5膜9a/
TaN膜10aと、TaN抵抗体の形成領域におけるT
a2O5膜9b/TaN膜10bと、図2(e)に示すイ
ンダクタをなすCu埋め込み配線14とシリコン基板1
との間を遮蔽するTaNシールド層の形成領域における
Ta2O5膜9c/TaN膜10cとの3つの領域に分割
する。
10a、10b、10cを覆うように窒化膜11と第3
層間絶縁膜12とを積層し、CMP研磨により表面を平
坦化する。
を貫通するCu埋め込みコンタクトホールを介して、前
記第2配線層上に形成されたTaN膜10a、10b、
10cに接続された第3配線層のCu埋め込みパッドや
Cu埋め込み配線を形成する。ここで、第3層のCu埋
め込み配線には、図2(e)の断面図とその上部の部分
的な平面図に示されるように、Cu埋め込み配線14か
らなるインダクタが含まれる。
膜12をCMP研磨し、その上に第4層間絶縁膜13を
堆積し、第3層間絶縁膜12に形成されたCu埋め込み
コンタクトホールを介して、第3配線層のCu埋め込み
パッド及びCu埋め込み配線と、第4層間絶縁膜13の
上面に形成された第4配線層のCu埋め込みパッド及び
Cu埋め込み配線とが接続される。このとき、前記Cu
埋め込み配線14からなるインダクタのCu埋め込みリ
ード線15、16がインダクタに接続される。
に示すように、第1層間絶縁膜2の上の第1配線層に形
成されたCu埋め込みシールド層は、Cu埋め込みコン
タクトホール5とCu埋め込みパッド6とを順に上部に
直接接続するダイレクトコンタクトを形成し、第4層間
絶縁膜13の上面に引き出され接地される。
上に形成されたTaNシールド層10cは、窒化膜11
を貫通してこのTaNシールド層10cに接続されたC
u埋め込みコンタクトホールとCu埋め込みパッドとか
らなるダイレクトコンタクトを介して第4層間絶縁膜1
3の上面に引き出され接地される。なお、第4層間絶縁
膜13の上面に形成される第4配線層は、窒化膜等から
なるパッシベーション膜(図示せず)で被覆される。
体装置は、多層配線とコンタクトホールが安価で導電性
に優れたCu埋め込み多層配線を用いて形成されるこ
と、キャパシタ及び抵抗体と半導体基板上に形成される
トランジスタ(図示せず)との間をシールドするCu埋
め込みシールド層3が、第1配線層におけるCu埋め込
み配線技術を用いて形成されることに特徴がある。
皮膜がTaNで形成されることにより、SiO2等の絶
縁膜中における拡散係数の大きいCuの拡散によるトラ
ンジスタ等のリーク電流の発生が、TaN拡散防止膜で
抑制されるので、信頼性の高い半導体装置を得ることが
できる。
リコンからなる抵抗体では、STIの面積に起因するポ
リシリコン抵抗体のサイズの制限や、熱工程に起因する
抵抗値のばらつき、及び工程数の増大等が問題となって
いたが、キャパシタの一方の電極をなすTaNを抵抗体
の導電性皮膜とすることにより、これらの問題点を全て
解決することができる。
パシタと隣り合う抵抗体のTaN導電性皮膜の面積を十
分大きくすることにより、これをパターニングし、トリ
ミングすることにより、高精度な抵抗値の調整をするこ
とができる。また、従来用いられてきた導電性ポリシリ
コンに比べて、抵抗値の温度係数が小さいことも大きな
利点である。
体装置は、さらにキャパシタの一方の電極10aと、抵
抗体の導電性皮膜10bをなすTaN膜の一部が、イン
ダクタと半導体基板上のトランジスタとの間のTaNシ
ールド層10cとして用いられることに特徴がある。
10cは、Cu埋め込み配線からのCu拡散を防止する
ためさらに窒化膜11で被覆され、窒化膜11を覆う層
間絶縁膜12の上にCu埋め込み配線14からなるイン
ダクタが形成される。
流れる電流は、磁気誘導によりTaNシールド層10c
にイメージ電流を発生させ、このイメージ電流による損
失がインダクタのQ値を小さくするので、これを回避す
るため前記イメージ電流を妨げるようにTaNシールド
層10cをパターニングして分割するか、スリット等を
設けてTaNシールド層10cのパターン形状を最適化
すれば、インダクタ14のQ値を低下させることなく十
分なシールド効果を得ることができる。
びTaNシールド層10c共に受動素子との間の結合容
量が小さいことが望ましいので、上記のようにシールド
層を分割最適化するに当り、結合容量の最小化について
も同時に考慮しなければならない。
aと、抵抗体の導電性皮膜10bとTaNシールド層1
0cとに対して共通に用いる導電膜としては、高い電気
伝導度を有し、Cuに対する拡散防止の作用があり、か
つ温度係数が小さいことが要求されるが、これらの要求
条件を満たす導電膜として、TaNのほかTiAl、T
iN、WN等の金属間化合物からなる膜を用いることが
できる。
ダクタは100ミクロン角程度の大きさがあり、アナロ
グ回路においてチップサイズ縮小の妨げとなってきた。
しかし、アナログ回路に比べてより多くの配線層を備え
たロジック回路を含むアナログ・ディジタル混載型の半
導体装置を形成する際、インダクタ下部の空いている配
線層に前記TaNシールド層10cを設ければ、クロス
トークが回避され、大型のインダクタの直下部の半導体
基板上に多数のトランジスタ等の能動素子を配置するこ
とができるので、半導体装置の集積密度を大幅に向上す
ることができる。
態の半導体装置において、Cu埋め込み配線技術(ダマ
シン配線)がどのように用いられるかについて、わかり
やすく説明するための断面図である。図3に示すよう
に、半導体基板1に例えばトランジスタのソース/ドレ
イン領域のいづれか1つとなる高不純物濃度の拡散層1
aが形成され、この拡散層1aにCu埋め込み多層配線
を接続する場合について説明する。
堆積し、例えばCu埋め込みパッド6の凹部を形成す
る。また、このCu埋め込みパッド6の凹部の底に前記
拡散層1aに達するコンタクトホール5を開口する。次
にCu埋め込みメッキ工程においてメッキ電極となるよ
うに、前記Cu埋め込みパッド6の凹部及びコンタクト
ホール5の内面と、第1層間絶縁膜2の表面とを覆うよ
うに、例えばTaN膜を薄くスパッタする。
込みメッキ工程を行えば、前記コンタクトホール5と凹
部6とがCuで埋め込まれ、同時に第1層間絶縁膜2の
上部表面にCuが堆積する。CMP研磨により第1層間
絶縁膜2の表面上のCuを除去し、表面を平坦化すれば
第1層間絶縁膜2の上部の第1Cu埋め込み配線層に形
成されたCu埋め込みパッド6と、半導体基板上の拡散
層1aとが、Cu埋め込みコンタクトホールを介して接
続される。
め込み配線層形成領域に配線溝14(配線溝の縦断面が
示されている)を開口し、その一端の底部に前記Cu埋
め込みパッド6につながるコンタクトホールを開口す
る。引き続き、前記と同様に電気メッキ法によりCuを
埋め込み、CMP研磨して表面を平坦化する。
埋め込み配線層形成領域に配線溝15(配線溝の横断面
が示されている)を開口し、その一端の底部にCu埋め
込み配線14の他端につながるコンタクトホール5を開
口する。引き続き前記と同様に電気メッキ法によりCu
を埋め込み、CMP研磨して表面を平坦化する。以上の
操作を繰り返して、半導体基板上の能動素子に接続され
るCu埋め込み多層配線を形成することができる。
の上にCu埋め込みパッド6を含むダイレクトコンタク
トを形成する場合について説明したが、Cu埋め込みパ
ッドがCu埋め込み配線に置き換えられても同様に実施
することができる。
体装置において、図3に示すようなCu埋め込み多層配
線が全面的に用いられる。すなわち、第1Cu埋め込み
配線層の一部としてCu埋め込みシールド層が形成さ
れ、第2Cu埋め込み配線層の形成工程において、第2
層間絶縁膜の平坦化の後、キャパシタと抵抗体とインダ
クタのシールド層を形成するTaN膜とTa2O5膜の積
層工程が含まれ、また、第3Cu埋め込み配線層の一部
としてCu埋め込みインダクタが形成される。
がCu埋め込み多層配線に組み込まれるように形成され
るので、工程数を増加することなく、例えばインダクタ
のシールド層を第2Cu埋め込み配線層の一部として形
成することも可能である。
線を用いた半導体装置において、多数のCu埋め込みコ
ンタクトホールによるCu埋め込み配線層間の接続に
は、極めて高い信頼性が要求される。
とCu埋め込みコンタクトホールとの接続点にクラウン
と呼ばれる残留物が形成されるため、Cu埋め込み多層
配線を含む半導体装置を高い歩留まりで製造することは
できなかった。
形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。第
2の実施の形態では、第1の実施の形態で説明した半導
体装置を高い歩留まりで提供するクラウン生成の問題が
除去されたCu埋め込み配線技術について説明する。図
4に示すCu埋め込み配線技術は、先に図5を用いて説
明した塗布形反射防止膜の替わりに反射防止膜としての
機能を持つSiON膜を用いることに特徴がある。
の上に層間絶縁膜2を形成し、その上にSiON反射防
止膜20を堆積する。このSiON反射防止膜20の上
にレジスト膜21を塗布し、コンタクトホールの開口部
を形成する。ここでシリコン基板1は下層の配線層であ
っても良い。
膜21をマスクとしてSiON反射防止膜20と層間絶
縁膜2とをシリコン基板1に達するまでRIEを用いて
異方性エッチングし、レジスト膜21を除去する。
膜31の除去工程では、反射防止膜30は、レジスト膜
31の除去工程で同時に除去されるが、第2の実施の形
態におけるレジスト膜21の除去工程では、反射防止膜
20がSiON膜からなるため除去されずに図4(c)
に示すように残留する。
トホールが開口された層間絶縁膜2とSiON反射防止
膜20の上に、再度レジスト膜21を塗布し、配線溝の
形成領域を開口する。この工程でコンタクトホールに埋
めこまれたレジスト膜は除去される。
ッチング条件でRIEによる異方性エッチングを行え
ば、図4(e)に示すように、層間絶縁膜2の上面を覆
うSiON反射防止膜20が除去される。引き続きSi
O2に対するエッチング条件に切り替えてRIEによる
異方性エッチングを行えば、層間絶縁膜2に配線溝を形
成することができる。
(f)に示すように、コンタクトホールの内壁に残され
た塗布形の反射防止膜がクラウンを生成させる原因とな
っていたが、第2の実施の形態における配線溝の形成工
程では、コンタクトホールの内壁に反射防止膜が存在し
ないので、クラウンは生成されない。
膜20を除去すれば配線溝の底部にクラウンを生じるこ
となくコンタクトホールが開口された構造を層間絶縁膜
2に形成することができる。引き続き例えばTaNから
なるメッキ電極を全面にスパッタし、電気メッキにより
Cuを埋め込み層間絶縁膜2の上面に堆積したCuをC
MPで除去すれば、所要のCu埋め込み2重溝配線(Dua
l Damascene)の配線構造を形成することができる。
埋め込み2重溝配線の上に層間絶縁膜を堆積し、同様の
工程を繰り返せば容易に配線層を多層化することができ
る。
線は、各配線層間を接続するコンタクトホールの周辺に
クラウンが存在せず、コンタクトホールと配線溝とが完
全に一体化された状態で電気メッキによるCu埋め込み
がなされるので、各配線層間を接続するコンタクトホー
ルの接続の信頼性は極めて高い。
ングすることができるので、これを用いて図2(e)に
示すCu埋め込みシールド層3やインダクタをなすCu
埋め込み配線14を、何等の追加工程を要することな
く、対応する配線層のCu埋め込み配線と同時に形成す
ることができる。
れるものではない。例えば第1の実施の形態において、
第1配線層にCu埋め込みシールド層を形成し、第2配
線層にキャパシタと抵抗体とTaNシールド層とを形成
し、第3配線層にインダクタを形成する場合について説
明したが、シールド層が受動素子の下層に形成されれ
ば、他の異なる配線層の組み合わせに対して同様に実施
することができる。
クトホール開口後も層間絶縁膜の上面に残留させる反射
防止膜としてSiON膜を用いたが、塗布形の反射防止
膜であっても、コンタクトホールの開口過程で用いたレ
ジスト膜の除去工程において、材質の劣化を生じること
なく層間絶縁膜の上面に残留する反射防止膜であれば、
SiON膜と同様に用いることができる。その他本発明
の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施すること
ができる。
ャパシタ、抵抗体、及びインダクタ等の受動素子を形成
し、かつ前記受動素子の下部配線層に電気的及び磁気的
結合を遮断するシールド層を形成することにより、占有
面積の大きい前記受動素子の直下部の半導体基板上に、
クロストークを生じることなくトランジスタ等の能動素
子を配置することができるので、アナログ回路及びアナ
ログ・デジタル混載回路からなる半導体装置の集積度を
大幅に向上させることができる。
め込み多層配線技術を用いて形成されるので、何等の追
加工程を要することなく前記インダクタ及びシールド層
をCu埋め込み多層配線の配線層の中に組み込むことが
できる。
膜、及びシールド層を構成する導電材料として、例えば
TaN、TiAl、TiN、WN等のように、層間絶縁
膜中のCu拡散に対するバリア効果のあるものを用いる
ので、工程数の削減と同時に、Cu拡散による半導体装
置の受動素子及び能動素子におけるリーク電流の発生を
回避し、Cu埋め込み配線からなる半導体装置の信頼性
を大幅に向上させることができる。
抗として用いることにより、抵抗値の温度係数が小さ
く、熱工程による抵抗値のバラツキや工程数の増加も軽
減することができる。また、導電性ポリシリコンからな
る抵抗体をSTI領域上に設ける従来の方法に比べて、
抵抗体を層間絶縁膜の間における任意の配線層に形成す
ることができるので、抵抗体のサイズと形状を自由に選
択することで抵抗値を精度良く制御することができる。
シールド層として用いる場合、イメージ電流による損失
を軽減するように、スリットによりシールド層を分割す
る等の形状の最適化を行えば、半導体基板上の能動素子
へのクロストークを回避すると同時にインダクタのQ値
を高くすることができる。このようなシールド層の形状
の最適化は、例えばCu埋め込みシールド層をインダク
タのシールド層として用いる場合にも同様に実施するこ
とができる。
め込み多層配線の形成に際し、層間絶縁膜にコンタクト
ホールを形成するのに用いたSiON反射防止膜を、そ
のまま配線溝の形成にも用いることにより、コンタクト
ホール周辺部におけるクラウンの生成を回避し、Cu埋
め込みメッキ電極となるTaN等の皮膜を前記コンタク
トホール及び配線溝の開口部の内面に一様にスパッタす
ることができるので、前記コンタクトホール及び配線溝
へのCu埋め込みを一体化すると同時に、前記TaN皮
膜にはCu拡散のバリア効果があるので、高歩留まりで
工程数が少なく、かつ、信頼性の高い半導体装置を提供
することが可能になる。
造工程を示す断面図。
造工程の続きを示す断面図。
埋め込み配線の断面図。
の形成方法を示す断面図。
示す断面図。
Claims (13)
- 【請求項1】 半導体基板上に形成されたキャパシタ、
抵抗体、及びインダクタからなる受動素子を含む半導体
装置において、 前記半導体装置は金属埋め込み多層配線を具備し、 前記受動素子が前記金属埋め込み多層配線の上部配線層
に形成され、 前記半導体基板の上面に形成された能動素子と前記受動
素子との間のクロストークを回避するシールド層が、前
記受動素子が形成された前記上部配線層の下部の配線層
に形成されることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記キャパシタの電極と前記抵抗体の皮
膜抵抗と前記インダクタのシールド層との内、少なくと
もいづれか2つは、同一の導電材料からなるひと続きの
導電層が分割されてなることを特徴とする請求項1記載
の半導体装置。 - 【請求項3】 前記キャパシタと抵抗体のシールド層、
及び、前記インダクタが、前記金属埋め込み多層配線と
同様な金属埋め込み手段により形成されることを特徴と
する請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項4】 前記金属埋め込み多層配線における埋め
込み金属は、Cuからなることを特徴とする請求項1記
載の半導体装置。 - 【請求項5】 前記インダクタのシールド層は、前記イ
ンダクタの直下部において分割配置されることを特徴と
する請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項6】 前記シールド層の直下部に、前記半導体
装置の能動素子が配置されることを特徴とする請求項1
記載の半導体装置。 - 【請求項7】 前記金属埋め込み多層配線において、コ
ンタクトホールを開口する反射防止膜とこのコンタクト
ホールの上部に形成される配線溝を開口する反射防止膜
とが同一の反射防止膜からなることを特徴とする請求項
1記載の半導体装置。 - 【請求項8】 前記同一の導電材料からなる一続きの導
電層は、TaN、TiAl、TiN、及びWNのいづれ
か1つからなることを特徴とする請求項2記載の半導体
装置。 - 【請求項9】 前記反射防止膜は、SiONからなるこ
とを特徴とする請求項7記載の半導体装置。 - 【請求項10】 半導体基板上に第1の層間絶縁膜を形
成する工程と、 この第1の層間絶縁膜に第1の金属埋め込み配線を形成
する工程と、 前記第1の層間絶縁膜上に第2の層間絶縁膜を堆積する
工程と、 この第2の層間絶縁膜に第2の金属埋め込み配線を形成
する工程と、 前記第2の層間絶縁膜上に第3の層間絶縁膜を堆積する
工程と、 この第3の層間絶縁膜に第3の金属埋め込み配線を形成
する工程と、 を含む半導体装置の製造方法において、 前記第1の金属埋め込み配線を形成する工程は、この第
1の金属埋め込み配線の一部をなす金属埋め込みシール
ド層を形成する工程を含み、 前記第2の金属埋め込み配線を形成する工程は、キャパ
シタの電極と抵抗体の皮膜抵抗とインダクタのシールド
層との内、少なくともいづれか2つを、同一の導電材料
からなる一続きの導電層を分割して形成する工程を含
み、 前記第3の金属埋め込み配線を形成する工程は、この第
3の金属埋め込み配線の一部をなす金属埋め込みインダ
クタを形成する工程を含むことを特徴とする半導体装置
の製造方法。 - 【請求項11】 前記半導体装置の製造方法において、
金属埋め込み配線層を形成する工程は、 半導体基板上に層間絶縁膜を堆積する工程と、 この層間絶縁膜上に反射防止膜を堆積する工程と、 この反射防止膜上に第1のレジスト膜を塗布する工程
と、 このレジスト膜にコンタクトホールのパターンを形成す
る工程と、 前記第1のレジスト膜をマスクとして前記反射防止膜を
エッチングする工程と、 前記第1のレジスト膜と前記反射防止膜とをマスクとし
て前記層間絶縁膜をエッチングする工程と、 前記第1のレジスト膜を除去する工程と、 前記半導体基板上に第2のレジスト膜を塗布する工程
と、 この第2のレジスト膜に配線溝のパターンを形成する工
程と、 前記第2のレジスト膜をマスクとして前記反射防止膜を
エッチングする工程と、 前記第2のレジスト膜と前記前記反射防止膜とをマスク
として前記層間絶縁膜に、この層間絶縁膜の厚さよりも
浅い配線溝を形成するエッチング工程と、 前記第2のレジスト膜を除去する工程と、 前記コンタクトホールと前記配線溝とに金属材料を埋め
込む工程と、を含むことを特徴とする請求項10記載の
半導体装置の製造方法。 - 【請求項12】 前記層間絶縁膜上に反射防止膜を堆積
する工程の替わりに、前記層間絶縁膜上に反射防止膜を
塗布する工程が含まれることを特徴とする請求項11記
載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項13】 前記第2のレジスト膜を除去する工程
に引き続き、前記反射防止膜を除去する工程が含まれる
ことを特徴とする請求項11記載の半導体装置の製造方
法。
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