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JP2001265756A - 作業手順書作成装置及びプログラム記録媒体 - Google Patents

作業手順書作成装置及びプログラム記録媒体

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Publication number
JP2001265756A
JP2001265756A JP2000075095A JP2000075095A JP2001265756A JP 2001265756 A JP2001265756 A JP 2001265756A JP 2000075095 A JP2000075095 A JP 2000075095A JP 2000075095 A JP2000075095 A JP 2000075095A JP 2001265756 A JP2001265756 A JP 2001265756A
Authority
JP
Japan
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work procedure
procedure manual
image
displayed
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Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000075095A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Ikeda
充宏 池田
Masayuki Miyagawa
正之 宮川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PFU Ltd filed Critical PFU Ltd
Priority to JP2000075095A priority Critical patent/JP2001265756A/ja
Publication of JP2001265756A publication Critical patent/JP2001265756A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、製品製造の作業手順書を簡単に作成
できるようにする作業手順書作成装置の提供を目的とす
る。 【解決手段】製品の構成品情報と工程情報とをツリー構
造で記述するツリーを表示する構成を採って、ユーザに
よりツリーの工程が選択されるときに、その選択された
工程に対応付けて入力画面を表示して、工程に貼付され
る画像と作業手順情報用の入力域とを表示し、それに対
するユーザの編集操作を受け取ることで作業手順書を作
成する。そして、工程に割り付けられた作業手順情報を
製品から切り離した形で管理する構成を採って、ツリー
に記述される工程の順番に従ってそれを読み出していく
形で作業手順書を作成することで、異なる製品で共通的
に使用される作業手順情報についてはそれを再利用して
いくように構成する。これにより、ユーザは作業手順書
を簡単に作成できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品製造の作業手
順書を簡単に作成できるようにする作業手順書作成装置
と、その装置の実現に用いられるプログラムが記録され
るプログラム記録媒体とに関する。
【0002】製品を製造する際、現場の作業者は、作業
の手順について記述する作業手順書を参照しながら作業
を進めていくことになる。このとき参照される作業手順
書は、製品の改版が行われる度に、新たなものに改版し
ていく必要がある。これから、この作業手順書を簡単に
作成できるようにする技術の構築が叫ばれている。
【0003】
【従来の技術】これまでは、製品が設計されると、生産
技術者が、その設計情報を参照しながら、先ず最初に、
手作業でもって、製品の組み立て順序を決定し、その
後、ワープロなどを使いながら、手作業でもって、その
組み立ての際の具体的な手順や注意事項などについて記
述する作業手順書を作成するようにしていた。
【0004】このように、従来技術では、生産技術者の
手作業により製品製造の作業手順書を作成するという方
法を用いていたのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術に従っていると、手作業により製品製造の
作業手順書を作成するという方法を用いていることか
ら、生産技術者に多大な負荷を強いるとともに、その作
成に膨大な時間を要するという問題点がある。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、製品製造の作業手順書を簡単に作成できるよ
うにする新たな作業手順書作成装置の提供と、その装置
の実現に用いられるプログラムが記録される新たなプロ
グラム記録媒体の提供とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の作業手順書作成装置では、製品の構成品情
報と工程情報とをツリー構造で記述するとともに、それ
らの工程情報に貼付される画像の情報を記述するリスト
情報を入手する入手手段と、リスト情報の記述するツリ
ー構造を表示する表示手段と、表示手段の表示するツリ
ー構造の持つ工程情報が選択されるときに、その工程情
報に対応付けて入力画面を表示して、その入力画面にそ
の工程情報に貼付される画像を表示するとともに、その
入力画面に対する入力データを受け取ることで、その工
程情報に割り付けられる画像を含む形の作業手順情報を
作成する作成手段と、作成手段の作成する作業手順情報
を、リスト情報に記述される工程情報の順番に並べた形
で出力する出力手段とを備えるように構成する。
【0008】この構成を採るときに、工程情報に割り付
けられた作業手順情報と、その工程情報の処理対象とな
る構成品のID情報との対応関係を記憶するデータ記憶
手段を備えることで、工程情報に割り付けられた作業手
順情報を、製品から切り離した形で管理する構成を採る
ことがある。
【0009】このように構成される本発明の作業手順書
作成装置では、入手手段は、製品の構成品情報と工程情
報とをツリー構造で記述するとともに、それらの工程情
報に貼付される画像の情報を記述するリスト情報を入手
し、これを受けて、表示手段は、入手されたリスト情報
の記述するツリー構造を表示する。
【0010】このツリー構造の表示を受けて、生産技術
者などのユーザは、ツリー構造の持つ工程情報を選択し
て作業手順情報の入力を指示するので、作成手段は、こ
の指示を受け取ると、その選択された工程情報に対応付
けて入力画面を表示して、その入力画面にその工程情報
に貼付される画像を表示するとともに、その入力画面に
対する入力データを受け取ることで、その工程情報に割
り付けられる画像を含む形の作業手順情報を作成し、こ
れを受けて、出力手段は、そのようにして作成された作
業手順情報をリスト情報に記述される工程情報の順番に
並べた形で出力する。
【0011】このとき、作成手段は、入力画面に表示す
る画像に対して記号や文字を記入したり、入力画面に表
示する画像を指定される画像に交換したり、入力画面に
表示する画像を削除したり、入力画面に指定される画像
を追加することで、現場の作業者の理解し易い作業手順
書を作成するように処理することがある。
【0012】ここで、作成手段が入力画面に表示する画
像に対して記号や文字を記入するときには、その画像が
別の工程情報に割り付けられる作業手順情報でそのまま
使用されてしまうことになるのを避けるために、その画
像を新規の画像ファイルとして登録する登録手段を備え
ることになる。
【0013】更に、データ記憶手段が備えられるときに
は、作成手段は、データ記憶手段の記憶する対応関係デ
ータに従って、選択される工程情報に割り付けられた作
業手順情報を取得して入力画面に表示することで、ユー
ザが不要な入力をしなくても済むようにするとともに、
修正を要する場合には、それを簡単に実行できるように
処理し、また、入力画面への入力データに従って、デー
タ記憶手段に対応関係データを登録することで、データ
記憶手段の記憶する対応関係データを構築していくよう
に処理する。
【0014】そして、データ記憶手段が備えられるとき
には、表示手段は、データ記憶手段に記憶されている工
程情報部分を明示しつつ、リスト情報の記述するツリー
構造を表示することで、ユーザが不要な入力をしなくて
も済むように処理する。
【0015】そして、データ記憶手段が備えられるとき
には、出力手段は、リスト情報に記述される工程情報の
順番に従って、データ記憶手段から工程情報に割り付け
られた作業手順情報を読み出すことで出力処理を実行す
ることが可能になることで、作成手段の作成した作業手
順情報を出力するまでの間保持し続けなくても済むよう
に処理する。
【0016】このようにして、本発明の作業手順書作成
装置では、製品の構成品情報と工程情報とをツリー構造
で記述するツリーを表示する構成を採って、ユーザによ
りツリーの工程が選択されるときに、その選択された工
程に対応付けて入力画面を表示して、工程に貼付される
画像と作業手順情報用の入力域とを表示し、それに対す
るユーザの編集操作を受け取ることで作業手順書を作成
していくように処理することから、ユーザは作業手順書
を簡単に作成できるようになる。
【0017】そして、本発明の作業手順書作成装置で
は、工程に割り付けられた作業手順情報を製品から切り
離した形で管理する構成を採って、ツリーに記述される
工程の順番に従ってそれを読み出していく形で作業手順
書を作成することで、異なる製品で共通的に使用される
作業手順情報についてはそれを再利用していくように処
理することから、ユーザは作業手順書を簡単に作成でき
るようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に従って本発明
を詳細に説明する。
【0019】図1に、本発明を具備する製造支援装置1
の一実施例を図示する。
【0020】この図に示すように、本発明の製造支援装
置1は、装置PPL情報データベース2に格納される装
置PPL情報を入力として、作業手順情報データベース
3に格納される作業手順情報を使い、端末4を介して生
産技術者などのユーザと対話することで作業手順書を作
成して、それをプリンタ5で印刷することなどにより出
力するという処理を行うものであり、この処理を実現す
るために、製造支援処理選択プログラム12から起動さ
れて、作業手順書を作成する処理を実行する作業手順書
作成プログラム10と、作業手順書作成プログラム10
や製造支援処理選択プログラム12から起動されて、事
前準備進捗資料を作成する処理を実行する事前準備進捗
資料作成プログラム11と、ユーザの指示に応答して作
業手順書作成プログラム10か事前準備進捗資料作成プ
ログラム11を起動する製造支援処理選択プログラム1
2というプログラムを備える構成を採っている。
【0021】ここで、この作業手順書作成プログラム1
0や事前準備進捗資料作成プログラム11は、計算機が
読み取り可能な半導体メモリなどの適当な記録媒体に格
納することができる。
【0022】装置PPL情報データベース2に格納され
る装置PPL情報は、装置PPL情報ジェネレータ20
が生成したり、製造シミュレータ30が生成することに
なる。
【0023】装置PPL情報ジェネレータ20は、構成
品表データベース21に格納される図2に示すようなデ
ータ構造を持つ構成品表(製品を構成する部品のリス
ト)を入力として、生産・製品管理データベース22に
格納される部品の属性情報と、画像ファイルシステム2
3に格納される画像情報(ディジタルカメラにより撮影
されたものなど)とを参照しつつ、図3に示すようなシ
ステム画面で設定される装置PPL情報(図3のシステ
ム画面で設定される情報を装置PPL情報と称してい
る)を生成して、装置PPL情報データベース2に格納
する処理を実行する。
【0024】装置PPL情報ジェネレータ20の実行す
る処理について簡単に説明するならば、装置PPL情報
ジェネレータ20は、先ず最初に、構成品表データベー
ス21から、処理対象となる製品の構成品表を入力し、
その入力した構成品表に記述される部品の部品番号(図
面番号に対応付けられている)を検索キーにして生産・
製品管理データベース22を検索することで、各部品の
属性情報(版数管理対象部品であるのか否かの情報が含
まれる)を取得して構成品表の部品に対応付ける。
【0025】そして、入力した構成品表に記述される部
品の部品番号を検索キーにして生産・製品管理データベ
ース22を検索することで、構成品表に記述されるユニ
ット部品を抽出するとともに、それらのユニット部品を
単品部品に分解し、この分解処理に応じて、入力した構
成品表に記述される単品部品/ユニット部品の階層レベ
ルを特定するとともに、それらのユニット部品を構成す
る単品部品(ユニット部品がある場合にはそれも含む)
の階層レベルを特定する。このとき、生産・製品管理デ
ータベース22を参照することで、この分解処理により
求められた単品部品やユニット部品の属性情報を取得す
る処理を行う。
【0026】例えば、構成品表に記述される最初に組立
対象となる部品の階層レベルを“1”、構成品表に記述
される完成品の階層レベルを“1”、その完成品に直接
組み付けられることになる構成品表に記述される部品の
階層レベルを“2”と定義するとともに、ユニット部品
を単品部品(ユニット部品がある場合にはそれも含む)
に分解するときには、分解された部品の階層レベルを分
解元のユニット部品の階層レベルより1つ下げる形(階
層レベル値を1つ大きくする形)で決定するという定義
方法を用いている場合には、この定義方法に従って、分
解処理により求められた単品部品/ユニット部品の階層
レベルを特定するのである。
【0027】装置PPL情報ジェネレータ20は、続い
て、各部品位置に空の工程を割り付けつつ、構成品表に
記述される部品のリスト位置/階層レベル/部品種別か
ら、プロセス・プロダクト・ツリーの初期データを作成
して、図4に示すようにシステム画面の左側部分に表示
するとともに、それと対応をとりつつ、取得した部品の
属性をこのシステム画面の右側部分に表示する。ここ
で、この図中に示すプロセス・プロダクト・ツリー中、
「▽」は単品部品、「▼」はユニット部品、「○」は組
立工程、「1〜6」は階層レベルを表している。
【0028】そして、システム画面の持つボタンを使っ
てユーザと対話することで、プロセス・プロダクト・ツ
リーに記述される部品や工程を追加したり削除したり移
動することで、図3に示すように、プロセス・プロダク
ト・ツリーを所望のものに編集するとともに、ユーザか
らの入力に応答して、属性情報を必要に応じて変更した
り、未定義の属性情報を設定したり、プロセス・プロダ
クト・ツリーに記述される部品や工程に画像を貼付する
ことで、図3に示すようなデータ構造を持つ装置PPL
情報を生成する。
【0029】ここで、この図から分かるように、プロセ
ス・プロダクト・ツリーに記述される各部品や各工程に
対しては1行が割り当てられ、この1行を使って、各部
品や各工程の持つ属性情報を表示するようにしている。
【0030】このようにして完成されるプロセス・プロ
ダクト・ツリーは、処理対象の製品を製造するのには、
どのような部品を用意する必要があるのかということに
ついて記述するとともに、「製品本体のA単品部品にB
単品部品を組み付け、その後、それとCユニット部品と
を組み付け、その後、それとD単品部品とEユニット部
品とを組み付け、・・・・」といったように、それらの
部品をどのような手順で組み立てていけばよいのかとい
うことについて記述している。
【0031】製造シミュレータ30もまた、装置PPL
情報ジェネレータ20の生成する装置PPL情報と同様
なデータ構造を持つ装置PPL情報を生成して、装置P
PL情報データベース2に格納する処理を実行する。
【0032】この製造シミュレータ30は、CADシス
テム40により作成された製品の設計情報を受けて、ビ
ジュアルな製品を表示する構成を採って、その製品表示
を介して生産技術者などのユーザと対話することで、プ
ロセス・プロダクト・ツリーを生成するとともに、それ
に部品や工程の属性情報を対応付けていくことで、装置
PPL情報を生成していくように処理している。
【0033】本発明の製造支援装置1に展開される作業
手順書作成プログラム10は、作業手順情報データベー
ス3に格納される作業手順情報を使い、端末4を介して
ユーザと対話することで作業手順書を作成する処理を実
行する。
【0034】このとき用いられる作業手順情報データベ
ース3は、図5に示すように、工程に割り付けられた作
業手順情報(その工程を構成する各手順毎に、どのよう
な手順で作業を行い、どのようなことが作業の急所にな
っていて、その理由はこうであるというようなことを記
述するドキュメント情報と、それに関する画像情報とで
構成される)と、その工程の処理対象となる部品の図面
番号との対応関係を管理する。
【0035】ここで、作業手順情報データベース3に登
録される図面番号は、工程の処理対象となる部品の図面
番号がマージされてアルファベット順にソートされるこ
とで作成されている。また、同じ部品を複数処理すると
きには、同じ図面番号がマージされるのでなくて、その
個数がマージされることで作成されている。
【0036】図6ないし図9に、作業手順書作成プログ
ラム10の実行する処理フローの一実施例を図示する。
【0037】次に、この処理フローに従って、作業手順
書作成プログラム10の実行する処理について詳細に説
明する。
【0038】作業手順書作成プログラム10は、ユーザ
の発行する作業手順書の作成要求に応答して、製造支援
処理選択プログラム12から起動されると、図6ないし
図9の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ
1で、ユーザと対話することで処理対象となる製品を選
択する。
【0039】続いて、ステップ2で、装置PPL情報デ
ータベース2から、その選択した製品の図面番号の指す
装置PPL情報を読み込み、続くステップ3で、その読
み込んだ装置PPL情報の記述するプロセス・プロダク
ト・ツリーを、端末4のディスプレイに表示する。例え
ば、図10に示すようなメイン画面の左側部分に表示す
るのである。
【0040】続いて、ステップ4で、プロセス・プロダ
クト・ツリーの各工程毎に、その工程の処理対象となる
部品を特定し、それらの図面番号を検索キーにして作業
手順情報データベース3を検索することで、作業手順情
報データベース3に作業手順情報が登録されているのか
否かを判断して、登録されている工程については、プロ
セス・プロダクト・ツリー中のその工程部分を明示表示
することで、作業手順情報が登録されている工程である
ことをユーザが分かるようにする。
【0041】ここで、工程の処理対象となる部品の特定
処理は、プロセス・プロダクト・ツリーを辿ることでそ
の工程で使用される部品を特定するとともに、その工程
で出来上がる部品を特定することで行う。
【0042】続いて、ステップ5で、図10に示すメイ
ン画面に対するユーザ操作を待って、ユーザ操作を検出
すると、ステップ6に進んで、ユーザの操作がプロセス
・プロダクト・ツリー中の部品に対する選択操作である
のか否かを判断して、部品に対する選択操作であること
を判断するときには、ステップ7に進んで、画像ファイ
ルシステム23から、その選択された部品に貼付される
画像を読み込んでメイン画面に表示してから、次のユー
ザ操作を待つべくステップ5に戻る。
【0043】一方、ステップ6で、ユーザ操作が部品選
択操作でないことを判断するときには、ステップ8に進
んで、ユーザの操作がプロセス・プロダクト・ツリー中
の工程に対する選択操作であるのか否かを判断して、工
程に対する選択操作であることを判断するときには、ス
テップ9(図7の処理フロー)に進んで、メイン画面に
作業手順情報入力画面を表示中であるのか否かを判断す
る。
【0044】この判断処理に従って、作業手順情報入力
画面を表示中でないことを判断するときには、ステップ
10に進んで、メイン画面の右側部分に、図11に示す
ような入力エントリーを持つ作業手順情報入力画面を開
設する。すなわち、作業手順情報データベース3に登録
する作業手順情報の作成に用いる作業手順情報入力画面
を開設するのである。
【0045】ここで、この図から分かるように、1つの
工程は複数の手順から構成されており、これから、1つ
の工程の作業手順情報は、その工程を構成する手順に割
り付けられる作業手順情報の配列で構成されることにな
る。
【0046】一方、ステップ9で、作業手順情報入力画
面を表示中であることを判断するときには、ステップ1
1に進んで、作業手順情報入力画面に入力された作業手
順情報(表示中の作業手順情報)を、その作業手順情報
の割り付け対象となった工程の処理する部品の図面番号
と対応をとりつつ、作業手順情報データベース3に登録
する。
【0047】すなわち、プロセス・プロダクト・ツリー
中の工程が新たに選択されるときには、その工程につい
ての作業手順情報の入力処理に入る前に、作業手順情報
入力画面に入力されたその前に選択された工程について
の作業手順情報を、作業手順情報データベース3に登録
するように処理するのである。
【0048】ステップ10,11の処理を終了すると、
続いて、ステップ12で、選択された工程の処理する部
品の図面番号を特定して、それを検索キーにして作業手
順情報データベース3を検索し、続くステップ13で、
この検索処理に従って、選択された工程についての作業
手順情報が作業手順情報データベース3に登録されてい
るのか否かを判断する。
【0049】この判断処理に従って、選択された工程に
ついての作業手順情報が作業手順情報データベース3に
登録されていることを判断するときには、ステップ14
に進んで、その登録されている作業手順情報を作業手順
情報入力画面に表示してから、次のユーザ操作を待つべ
くステップ5に戻る。
【0050】一方、選択された工程についての作業手順
情報が作業手順情報データベース3にされていないこと
を判断するときには、ステップ15に進んで、画像フ
ァイルシステム23から、その選択された工程に貼付さ
れる画像を読み込んで、その貼付の順番に従って作業手
順情報入力画面の画像エントリーに表示し、装置PP
L情報に従って、その工程に割り付けられている工程図
番や工程名を取得して、作業手順情報入力画面に表示
し、プロセス・プロダクト・ツリーに従って、その選
択された工程の処理する部品を特定し、装置PPL情報
に従って、その特定した部品の部品図番/部品名/数量
/画像情報を特定して、それを作業手順情報入力画面に
表示してから、次のユーザ操作を待つべくステップ5に
戻る。
【0051】このようにして、図10に示すように、プ
ロセス・プロダクト・ツリーに記述されるの工程が選
択されるときには、作業手順情報入力画面に、作業手順
情報データベース3に登録されるその選択された工程に
ついての作業手順情報(登録されていない場合には部品
情報と画像)が表示され、図12に示すように、プロセ
ス・プロダクト・ツリーに記述されるの工程が選択さ
れるときには、作業手順情報入力画面に、作業手順情報
データベース3に登録されるその選択された工程につい
ての作業手順情報(登録されていない場合には部品情報
と画像)が表示され、図13に示すように、プロセス・
プロダクト・ツリーに記述されるの工程が選択される
ときには、作業手順情報入力画面に、作業手順情報デー
タベース3に登録されるその選択された工程についての
作業手順情報(登録されていない場合には部品情報と画
像)が表示されることになる。
【0052】一方、ステップ8で、ユーザ操作がプロセ
ス・プロダクト・ツリー中の工程に対する選択操作でな
いことを判断するときには、ステップ16(図8の処理
フロー)に進んで、ユーザ操作が作業手順情報入力画面
に対する文字入力(ドキュメント情報の入力)を要求し
たのか否かを判断する。
【0053】このステップ16の判断処理に従って、ユ
ーザ操作が文字入力を要求したことを判断するときに
は、ステップ17に進んで、ユーザの指定する入力エン
トリーに、ユーザの指定する文字(ドキュメント情報)
を入力してから、次のユーザ操作を待つべくステップ5
に戻る。
【0054】例えば、その工程を構成する各手順毎に設
けられる「手順欄」に、どのような手順で作業を行うの
かということについて説明する文章を入力したり、「急
所欄」に、どのようなことが作業の急所になっているの
かということについて説明する文章を入力したり、「理
由欄」に、急所で説明した理由はこういうことが理由で
あるということについて説明する文章を入力したり、作
業名について入力するのである。
【0055】一方、ステップ16で、ユーザ操作が作業
手順情報入力画面に対する文字入力を要求したのではな
いことを判断するときには、ステップ18に進んで、ユ
ーザ操作が画像の追加を要求(メイン画面に設けられる
「追加ボタン」の操作により発行される)したのか否か
を判断する。
【0056】このステップ18の判断処理に従って、ユ
ーザ操作が画像の追加を要求したことを判断するときに
は、ステップ19に進んで、「追加ボタン」の指す作業
手順情報入力画面の画像エントリーに、ユーザの指定す
る画像を追加(登録されているときには交換)してか
ら、次のユーザ操作を待つべくステップ5に戻る。
【0057】すなわち、画像ファイルシステム23に格
納される画像の一覧を表示する構成を採って、ユーザに
対して、その中から追加対象となる画像を選択させ、そ
れを「追加ボタン」の指す画像エントリーに追加(交
換)するのである。
【0058】一方、ステップ18で、ユーザ操作が画像
の追加を要求したのではないことを判断するときには、
ステップ20に進んで、ユーザ操作が画像の削除を要求
(メイン画面に設けられる「削除ボタン」の操作により
発行される)したのか否かを判断する。
【0059】このステップ20の判断処理に従って、ユ
ーザ操作が画像の削除を要求したことを判断するときに
は、ステップ21に進んで、「削除ボタン」の指す作業
手順情報入力画面の画像エントリーに登録されている画
像を削除してから、次のユーザ操作を待つべくステップ
5に戻る。
【0060】すなわち、「削除ボタン」の指す画像エン
トリーには、装置PPL情報で指定される画像やユーザ
が追加(交換)した画像が登録されているので、それを
削除するのである。
【0061】一方、ステップ20で、ユーザ操作が画像
の削除を要求したのではないことを判断するときには、
ステップ22に進んで、ユーザ操作が画像の編集を要求
(メイン画面に設けられる「編集ボタン」の操作により
発行される)したのか否かを判断する。
【0062】このステップ22の判断処理に従って、ユ
ーザ操作が画像の編集を要求したことを判断するときに
は、ステップ23に進んで、画像編集画面を開設し、そ
こに「編集ボタン」の指す画像エントリーに登録されて
いる画像を表示して、ユーザ操作に応答してその画像を
編集してから、次のユーザ操作を待つべくステップ5に
戻る。
【0063】すなわち、図14に示すように、画像編集
画面を開設し、そこに「編集ボタン」の指す画像エント
リーに登録されている画像を表示して、この画像編集画
面の用意するボタンの操作に応答して、その表示してい
る画像に、矢印を書き込んだり、丸を書き込んだり、四
角を書き込んだり、丸や四角の中に文字を書き込んだり
することで、ステップ17で入力する文字(ドキュメン
ト情報)が分かり易いものとなるようにと、作業手順情
報入力画面に表示する画像の編集処理を実行するのであ
る。
【0064】ここで、画像ファイルシステム23に格納
される画像は、色々な装置PPL情報に割り付けられて
いる。これから、このステップ23での画像編集処理に
より、画像ファイルシステム23に格納される画像とは
異なるものとなったものについては、それを新規の画像
として画像ファイルシステム23に登録するように処理
することになる。
【0065】一方、ステップ22で、ユーザ操作が画像
の編集を要求したのではないことを判断するときには、
ステップ24(図9の処理フロー)に進んで、ユーザ操
作が作業手順情報の交換を要求したのか否かを判断す
る。
【0066】すなわち、図11から分かるように、作業
手順情報入力画面では、入力対象となる工程の持つ各手
順に対応付けて、その上に位置する手順(前に実行され
る手順)との間での作業手順情報の交換を指示するボタ
ン(図中に示す上向きの「矢印ボタン」)と、その下に
位置する手順(後に実行される手順)との間での作業手
順情報の交換を指示するボタン(図中に示す下向きの
「矢印ボタン」)という2種類の「交換ボタン」を用意
しているので、この「交換ボタン」が操作されたのか否
かを判断するのである。
【0067】この判断処理に従って、ユーザ操作が作業
手順情報の交換を要求したことを判断するときには、ス
テップ25に進んで、「交換ボタン」の指す作業手順情
報を、その「交換ボタン」の矢印の向きに位置する作業
手順情報(1つ上の作業手順情報、あるいは1つ下の作
業手順情報)と交換してから、次のユーザ操作を待つべ
くステップ5に戻る。
【0068】この交換機能が用意されることで、ユーザ
は、工程の持つ手順の間で、入力してある作業手順情報
を入れ換える必要があるときには、作業手順情報を最初
から入力し直すことなく、簡単にそれを実行できるよう
になる。
【0069】一方、ステップ24の判断処理に従って、
ユーザ操作が作業手順情報の交換を要求したのではない
ことを判断するときには、ステップ26に進んで、ユー
ザ操作が作業手順書の出力を要求(プルダウンメニュー
により発行される)したのか否かを判断する。
【0070】この判断処理により、ユーザ操作が作業手
順書の出力を要求したことを判断するときには、ステッ
プ27に進んで、作業手順情報入力画面に入力された作
業手順情報(表示中の作業手順情報)を、その作業手順
情報の割り付け対象となった工程の処理する部品の図面
番号と対応をとりつつ、作業手順情報データベース3に
登録する。
【0071】すなわち、作業手順書の出力要求があると
きには、その出力処理に入る前に、作業手順情報入力画
面に最後に入力された作業手順情報を、作業手順情報デ
ータベース3に登録するように処理するのである。
【0072】続いて、ステップ28で、メイン画面の左
側部分に表示するプロセス・プロダクト・ツリーの各工
程に割り付けられる作業手順情報(作業手順情報データ
ベース3に登録されている)を順番にアクセスし、それ
に記述される作業名のリストを作成することで図15に
示すような目次を作成して、それをプリンタ5で印刷す
る。
【0073】続いて、ステップ29で、メイン画面の左
側部分に表示するプロセス・プロダクト・ツリーの各工
程に割り付けられる作業手順情報(作業手順情報データ
ベース3に登録されている)を順番にアクセスし、それ
に記述される作業手順情報を規定のフォーマットに編集
することで図16に示すような作業手順書を作成して、
それをプリンタ5で印刷して、処理を終了する。
【0074】一方、ステップ26で、ユーザ操作が作業
手順書の出力を要求したのではないことを判断するとき
には、ステップ30に進んで、ユーザ操作の指定する処
理を実行してから、次のユーザ操作を待つべくステップ
5に戻る。
【0075】このようにして、作業手順書作成プログラ
ム10は、装置PPL情報の記述するプロセス・プロダ
クト・ツリーを表示する構成を採って、ユーザによりツ
リーの工程が選択されるときに、その選択された工程に
対応付けて入力画面を表示して、そこに、その選択され
た工程に貼付される画像と作業手順情報用の入力エント
リーとを表示し、それに対するユーザの編集操作を受け
取ることで作業手順書を作成していくように処理するの
である。
【0076】ここで、作業手順書については、プリンタ
5で印刷することで出力するという構成を採るのではな
くて、図17に示すように、WEBサーバに登録するこ
とで閲覧できるようにしてもよい。
【0077】次に、図18ないし図20の処理フローに
従って、事前準備進捗資料作成プログラム11の実行す
る処理について説明する。
【0078】事前準備進捗資料作成プログラム11は、
作業手順書作成プログラム10から起動されると、図1
8ないし図20の処理フローに示すように、先ず最初
に、ステップ1で、作業手順書作成プログラム10が処
理した製品を処理対象として設定する。
【0079】ここで、事前準備進捗資料作成プログラム
11は、作業手順書作成プログラム10から起動される
のではなくて、製造支援処理選択プログラム12から起
動されることもあり、このときには、ユーザと対話する
ことで処理対象となる製品を設定することになる。
【0080】続いて、ステップ2で、作業手順書作成プ
ログラム10が読み込んだ装置PPL情報に記述される
版数管理対象部品を抽出する。
【0081】ここで、製造支援処理選択プログラム12
から起動されるときには、装置PPL情報データベース
2から、ユーザの選択した製品の装置PPL情報を読み
込むことで、この版数管理対象部品を抽出することにな
る。
【0082】続いて、ステップ3で、端末4のディスプ
レイに、図21に示すような事前準備進捗情報の表示画
面を表示する。
【0083】すなわち、「開発工程」の選択により表示
される開発工程に関する事前準備進捗情報の表示画面
(管理項目値については予め登録されている)と、「組
立準備」の選択により表示される組立準備に関する事前
準備進捗情報の表示画面(管理項目値については予め登
録されている)と、「生産形態」の選択により表示され
る生産形態に関する事前準備進捗情報の表示画面(管理
項目値については予め登録されている)とを持つ、事前
準備進捗情報表示画面を表示するのである。
【0084】ここで、この図に示す事前準備進捗情報表
示画面では、これらの3つの表示画面の他に、「版数管
理対象部品」の選択により表示される版数管理対象部品
の表示画面を持つことを想定している。
【0085】続いて、ステップ4で、この事前準備進捗
情報表示画面に対するユーザ操作を待って、ユーザ操作
を検出すると、続くステップ5で、ユーザ操作が開発工
程に関する事前準備進捗情報の表示を要求(「開発工
程」の選択により発行される)したのか否かを判断し
て、この表示を要求したことを判断するときには、ステ
ップ6に進んで、開発工程用の事前準備進捗情報の表示
画面(図21に示したもの)を表示してから、次のユー
ザ操作を待つべくステップ4に戻る。
【0086】一方、ステップ5で、ユーザ操作が開発工
程に関する事前準備進捗情報の表示を要求したのではな
いことを判断するときには、ステップ7に進んで、ユー
ザ操作が組立準備に関する事前準備進捗情報の表示を要
求(「組立準備」の選択により発行される)したのか否
かを判断して、この表示を要求したことを判断するとき
には、ステップ8に進んで、組立準備用の事前準備進捗
情報の表示画面を表示してから、次のユーザ操作を待つ
べくステップ4に戻る。
【0087】一方、ステップ7で、ユーザ操作が組立準
備に関する事前準備進捗情報の表示を要求したのではな
いことを判断するときには、ステップ9に進んで、ユー
ザ操作が生産形態に関する事前準備進捗情報の表示を要
求(「生産準備」の選択により発行される)したのか否
かを判断して、この表示を要求したことを判断するとき
には、ステップ10に進んで、生産形態用の事前準備進
捗情報の表示画面を表示してから、次のユーザ操作を待
つべくステップ4に戻る。
【0088】一方、ステップ9で、ユーザ操作が生産形
態に関する事前準備進捗情報の表示を要求したのではな
いことを判断するときには、ステップ11(図19の処
理フロー)に進んで、ユーザ操作が版数管理対象部品の
表示を要求(「版数管理対象部品」の選択により発行さ
れる)したのか否かを判断して、この表示を要求したこ
とを判断するときには、ステップ12に進んで、図22
に示すように、版数管理対象部品用の表示画面を表示し
て、そこにステップ2で抽出した版数管理対象部品を表
示してから、次のユーザ操作を待つべくステップ4に戻
る。
【0089】この版数管理対象部品の一覧の表示を参照
することで、ユーザは、処理対象となる製品の部品の内
で版数管理の対象となっているものがどれであるのかを
知ることができるようになる。
【0090】一方、ステップ11で、ユーザ操作が版数
管理対象部品の表示を要求したのではないことを判断す
るときには、ステップ13に進んで、ユーザ操作が事前
準備進捗情報表示画面に表示される「管理項目」の項目
値を選択したのか否かを判断して、ユーザ操作が管理項
目値を選択したことを判断するときには、ステップ14
に進んで、項目値の選択された事前準備進捗情報表示画
面が開発工程用のものであるのか否かを判断する。
【0091】この判断処理により、ユーザ操作が開発工
程用の事前準備進捗情報表示画面に表示される項目値を
選択したことを判断するときには、ステップ15に進ん
で、図23に示すように、開発工程用の事前準備進捗情
報の入力画面を表示して、それに対するユーザ入力を受
け取ることで開発工程の事前準備進捗情報を入力する。
【0092】続いて、ステップ16で、その入力情報を
開発工程用の事前準備進捗情報表示画面に表示するとと
もに、その入力情報を図24に示すようなデータ構造を
持つ事前準備進捗確認表に転記(開発工程に関する表部
分に転記)してから、次のユーザ操作を待つべくステッ
プ4に戻る。
【0093】このようにして、図25に示すように、開
発工程に関する事前準備進捗情報が入力され表示されて
いくことになる。
【0094】一方、ステップ14で、ユーザ操作が開発
工程用の事前準備進捗情報表示画面に表示される項目値
を選択したのではないことを判断するときには、ステッ
プ17に進んで、ユーザ操作が組立準備用の事前準備進
捗情報表示画面に表示される項目値を選択したのか否か
を判断する。
【0095】この判断処理により、ユーザ操作が組立準
備用の事前準備進捗情報表示画面に表示される項目値を
選択したことを判断するときには、ステップ18に進ん
で、組立準備用の事前準備進捗情報の入力画面を表示し
て、それに対するユーザ入力を受け取ることで組立準備
の事前準備進捗情報を入力する。
【0096】続いて、ステップ19で、その入力情報を
組立準備用の事前準備進捗情報表示画面に表示するとと
もに、その入力情報を図24に示すようなデータ構造を
持つ事前準備進捗確認表に転記(組立準備に関する表部
分に転記)してから、次のユーザ操作を待つべくステッ
プ4に戻る。
【0097】このようにして、図26に示すように、組
立準備に関する事前準備進捗情報が入力され表示されて
いくことになる。
【0098】一方、ステップ17で、ユーザ操作が組立
準備用の事前準備進捗情報表示画面に表示される項目値
を選択したのではないことを判断するとき、すなわち、
ユーザ操作が生産形態用の事前準備進捗情報表示画面に
表示される項目値を選択したことを判断するときには、
ステップ20(図20の処理フロー)に進んで、生産形
態用の事前準備進捗情報の入力画面を表示して、それに
対するユーザ入力を受け取ることで生産形態の事前準備
進捗情報を入力する。
【0099】続いて、ステップ21で、その入力情報を
生産形態用の事前準備進捗情報表示画面に表示するとと
もに、その入力情報を図24に示すようなデータ構造を
持つ事前準備進捗確認表に転記(生産形態に関する表部
分に転記)してから、次のユーザ操作を待つべくステッ
プ4に戻る。
【0100】このようにして、図27に示すように、生
産形態に関する事前準備進捗情報が入力され表示されて
いくことになる。
【0101】一方、ステップ13で、ユーザ操作が事前
準備進捗情報表示画面に表示される管理項目値を選択し
たのではないことを判断するときには、ステップ22に
進んで、ユーザ操作が事前準備進捗確認表の表示を要求
したのか否かを判断して、ユーザ操作が事前準備進捗確
認表の表示を要求したことを判断するときには、ステッ
プ23に進んで、図24に示したような事前準備進捗確
認表を表示し、印刷要求があれば、プリンタ5を使って
その事前準備進捗確認表を印刷して、処理を終了する。
【0102】一方、ステップ22で、ユーザ操作が事前
準備進捗確認表の表示を要求したのではないことを判断
するときには、ステップ24に進んで、ユーザ操作の指
定する処理を実行してから、次のユーザ操作を待つべく
ステップ4に戻る。
【0103】このようにして、事前準備進捗資料作成プ
ログラム11は、作業手順書作成プログラム10が作業
手順書の作成対象とした製品に関する事前準備進捗情報
を入力し、それを表形式に変換して、事前準備進捗確認
表として出力していくように処理するのである。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、製品
の構成品情報と工程情報とをツリー構造で記述するツリ
ーを表示する構成を採って、ユーザによりツリーの工程
が選択されるときに、その選択された工程に対応付けて
入力画面を表示して、工程に貼付される画像と作業手順
情報用の入力域とを表示し、それに対するユーザの編集
操作を受け取ることで作業手順書を作成していくように
処理することから、ユーザは作業手順書を簡単に作成で
きるようになる。
【0105】そして、本発明では、工程に割り付けられ
た作業手順情報を製品から切り離した形で管理する構成
を採って、ツリーに記述される工程の順番に従ってそれ
を読み出していく形で作業手順書を作成することで、異
なる製品で共通的に使用される作業手順情報については
それを再利用していくように処理することから、ユーザ
は作業手順書を簡単に作成できるようになる。
【0106】そして、本発明では、作業手順書の作成対
象となった製品に関する事前準備進捗確認表を作成でき
るようにすることで、作業手順書の作成と同期する形で
事前準備進捗確認表を作成できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である。
【図2】構成品表の説明図である。
【図3】ディスプレイ画面の説明図である。
【図4】ディスプレイ画面の説明図である。
【図5】作業手順情報データベースの説明図である。
【図6】作業手順書作成プログラムの処理フローであ
る。
【図7】作業手順書作成プログラムの処理フローであ
る。
【図8】作業手順書作成プログラムの処理フローであ
る。
【図9】作業手順書作成プログラムの処理フローであ
る。
【図10】ディスプレイ画面の説明図である。
【図11】ディスプレイ画面の説明図である。
【図12】ディスプレイ画面の説明図である。
【図13】ディスプレイ画面の説明図である。
【図14】ディスプレイ画面の説明図である。
【図15】ディスプレイ画面の説明図である。
【図16】作業手順書の説明図である。
【図17】作業手順書の説明図である。
【図18】事前準備進捗資料作成プログラムの処理フロ
ーである。
【図19】事前準備進捗資料作成プログラムの処理フロ
ーである。
【図20】事前準備進捗資料作成プログラムの処理フロ
ーである。
【図21】ディスプレイ画面の説明図である。
【図22】ディスプレイ画面の説明図である。
【図23】ディスプレイ画面の説明図である。
【図24】事前準備進捗確認表の説明図である。
【図25】ディスプレイ画面の説明図である。
【図26】ディスプレイ画面の説明図である。
【図27】ディスプレイ画面の説明図である。
【符号の説明】
1 製造支援装置 2 装置PPL情報データベース 3 作業手順情報データベース 4 端末 5 プリンタ 10 作業手順書作成プログラム 11 事前準備進捗資料作成プログラム 12 製造支援処理選択プログラム 20 装置PPL情報ジェネレータ 21 構成品表データベース 22 生産・製品管理データベース 23 画像ファイルシステム 30 製造シミュレータ 40 CADシステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B009 NG02 NG03 QA06 QB12 QB13 QB14 RB00 TA08 VA02 5B046 BA08 FA09 FA10 GA01 GA02 HA05 KA06 5B049 AA01 AA06 BB07 CC21 DD01 DD05 EE05 EE07 FF03 FF09 GG04 GG07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品製造の作業手順書を作成する作業手
    順書作成装置であって、 製品の構成品情報と工程情報とをツリー構造で記述する
    とともに、該工程情報に貼付される画像の情報を記述す
    るリスト情報を入手する入手手段と、 上記リスト情報の記述するツリー構造を表示する表示手
    段と、 上記表示手段の表示するツリー構造の持つ工程情報が選
    択されるときに、該工程情報に対応付けて入力画面を表
    示して、該入力画面に該工程情報に貼付される画像を表
    示するとともに、該入力画面に対する入力データを受け
    取ることで、該工程情報に割り付けられる画像を含む形
    の作業手順情報を作成する作成手段と、 上記作成手段の作成する作業手順情報を、上記リスト情
    報に記述される工程情報の順番に並べた形で出力する出
    力手段とを備えることを、 特徴とする作業手順書作成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の作業手順書作成装置にお
    いて、 作成手段は、入力画面に表示する画像に対して記号及び
    /又は文字を記入することを、 特徴とする作業手順書作成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の作業手順書作成装置にお
    いて、 作成手段により記号及び/又は文字の記入された画像を
    新規の画像ファイルとして登録する登録手段を備えるこ
    とを、 特徴とする作業手順書作成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載される作
    業手順書作成装置において、 作成手段は、入力画面に表示する画像を指定される画像
    に交換し、あるいは、入力画面に表示する画像を削除
    し、あるいは、入力画面に指定される画像を追加するこ
    とを、 特徴とする作業手順書作成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載される作
    業手順書作成装置において、 工程情報に割り付けられた作業手順情報と該工程情報の
    処理対象となる構成品のID情報との対応関係を記憶す
    るデータ記憶手段を備え、 作成手段は、上記データ記憶手段の記憶する対応関係デ
    ータに従って、選択される工程情報に割り付けられた作
    業手順情報を取得して入力画面に表示するとともに、入
    力画面への入力データに従って、上記データ記憶手段に
    対応関係データを登録することを、 特徴とする作業手順書作成装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の作業手順書作成装置にお
    いて、 表示手段は、データ記憶手段に記憶されている工程情報
    部分を明示しつつ、リスト情報の記述するツリー構造を
    表示することを、 特徴とする作業手順書作成装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6記載の作業手順書作成装
    置において、 出力手段は、リスト情報に記述される工程情報の順番に
    従って、データ記憶手段から工程情報に割り付けられた
    作業手順情報を読み出すことで出力処理を実行すること
    を、 特徴とする作業手順書作成装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載される作
    業手順書作成装置において、 作業手順書作成対象となる製品を処理対象として、事前
    準備進捗情報の入力画面を表示し、該入力画面に対する
    入力データを受け取ることで、該製品の事前準備進捗情
    報を取得する取得手段と、 上記取得手段の取得する事前準備進捗情報を表形式に変
    換する変換手段と、 上記変換手段の変換する表形式情報を出力する出力手段
    とを備えることを、 特徴とする作業手順書作成装置。
  9. 【請求項9】 製品製造の作業手順書を作成する作業手
    順書作成装置の実現に用いられるプログラムが記録され
    るプログラム記録媒体であって、 製品の構成品情報と工程情報とをツリー構造で記述する
    とともに、該工程情報に貼付される画像の情報を記述す
    るリスト情報を入手する入手処理と、 上記リスト情報の記述するツリー構造を表示する表示処
    理と、 上記表示処理で表示するツリー構造の持つ工程情報が選
    択されるときに、該工程情報に対応付けて入力画面を表
    示して、該入力画面に該工程情報に貼付される画像を表
    示するとともに、該入力画面に対する入力データを受け
    取ることで、該工程情報に割り付けられる画像を含む形
    の作業手順情報を作成する作成処理と、 上記作成処理で作成する作業手順情報を、上記リスト情
    報に記述される工程情報の順番に並べた形で出力する出
    力処理とをコンピュータに実行させるプログラムが記録
    されることを、 特徴とするプログラム記録媒体。
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