JP2001261086A - ディスク搬送用気密容器 - Google Patents
ディスク搬送用気密容器Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】搬送用容器をアルミニウム板を絞り加工し
て形成された身容器1と蓋容器2とからなるものとす
る。身容器1と蓋容器2との接合部にシールパッキン7
を装着して搬送用容器を気密性を有するものとする。蓋
容器2の内面に、制振性に優れたディスク押え8を配置
する。 【効果】搬送用容器が気密性を有するため、数十枚の磁
気ディスク基板Dを入れたカセットBを十数個搬送用容
器に収納した場合でも、磁気ディスク基板Dにほこりが
付着しにくい。搬送用容器の汚れの洗浄が容易で、静電
気の付着がなく、傷も付きにくい。制振性に優れたディ
スク押え8でカセットB内の磁気ディスク基板Dを押え
ることができるから、従来カセットに被せていた蓋が不
要となる。従来の場合のように蓋がけずれてゴミが発生
するのを防止でき、また、カセットから磁気ディスク基
板Dを取り出す場合に一々蓋を外す必要がない。
て形成された身容器1と蓋容器2とからなるものとす
る。身容器1と蓋容器2との接合部にシールパッキン7
を装着して搬送用容器を気密性を有するものとする。蓋
容器2の内面に、制振性に優れたディスク押え8を配置
する。 【効果】搬送用容器が気密性を有するため、数十枚の磁
気ディスク基板Dを入れたカセットBを十数個搬送用容
器に収納した場合でも、磁気ディスク基板Dにほこりが
付着しにくい。搬送用容器の汚れの洗浄が容易で、静電
気の付着がなく、傷も付きにくい。制振性に優れたディ
スク押え8でカセットB内の磁気ディスク基板Dを押え
ることができるから、従来カセットに被せていた蓋が不
要となる。従来の場合のように蓋がけずれてゴミが発生
するのを防止でき、また、カセットから磁気ディスク基
板Dを取り出す場合に一々蓋を外す必要がない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータのハ
ードディスクの磁気ディスク基板を製造する際に使用す
る気密容器に関するものである。
ードディスクの磁気ディスク基板を製造する際に使用す
る気密容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この磁気ディスク基板は図5において図
面符号Dで示すように円盤状であり、従来、それらを搬
送・保管するに当っては、図6(b) 、図7(b) において
B'、B"で示すような専用のカセットにそれらを数十枚
(通常は25枚)入れ、このカセットB'、B"に図6(c)
、図7(c) においてC'、C"で示すような専用の蓋をし
て図6(a) 、図7(a) に示すようにそれらがカセットB'
もしくはB"内で動かないように固定する。そして、この
カセットB'もしくはB"をプラスチック製のコンテナ(図
示しない)に十数個(通常は12個)収納する方式を採
っている。
面符号Dで示すように円盤状であり、従来、それらを搬
送・保管するに当っては、図6(b) 、図7(b) において
B'、B"で示すような専用のカセットにそれらを数十枚
(通常は25枚)入れ、このカセットB'、B"に図6(c)
、図7(c) においてC'、C"で示すような専用の蓋をし
て図6(a) 、図7(a) に示すようにそれらがカセットB'
もしくはB"内で動かないように固定する。そして、この
カセットB'もしくはB"をプラスチック製のコンテナ(図
示しない)に十数個(通常は12個)収納する方式を採
っている。
【0003】各カセットB'、B"には、図6(b) 、図7
(b) に示すように、複数の溝b',b'、b",b"が形成され
ており、各溝b',b'、b",b"にそれぞれ円盤状の磁気デ
ィスク基板D,Dを一枚づつ差し込むことにより、それ
らをカセットB'、B"に収納することができる。そして、
このカセットB'、B"に前記蓋C'、C"を被せてカセット
B'、B"の上側開口部と左右両開口部とを閉塞する。ま
た、カセットB'、B"の底にも底カバーc'、c"を装着して
カセットB'、B"の底側開口部を閉塞する。かくして、数
十枚の磁気ディスク基板D,Dを収納したカセットB'、
B"は密閉されたものとなる。
(b) に示すように、複数の溝b',b'、b",b"が形成され
ており、各溝b',b'、b",b"にそれぞれ円盤状の磁気デ
ィスク基板D,Dを一枚づつ差し込むことにより、それ
らをカセットB'、B"に収納することができる。そして、
このカセットB'、B"に前記蓋C'、C"を被せてカセット
B'、B"の上側開口部と左右両開口部とを閉塞する。ま
た、カセットB'、B"の底にも底カバーc'、c"を装着して
カセットB'、B"の底側開口部を閉塞する。かくして、数
十枚の磁気ディスク基板D,Dを収納したカセットB'、
B"は密閉されたものとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなカセット
B'、B"やそれらを収納するためのプラスチック製のコン
テナを用いた場合には、次に示すような欠点がある。 (1) 蓋C'、C"をしてもカセットB'、B"の気密性が低いの
で、カセットB'、B"内に収納されている磁気ディスク基
板D,Dにほこりが付着しやすい。 (2) カセットB'、B"の蓋C'、C"はカセットB'、B"内に収
納されている磁気ディスク基板D,Dを押さえる機能を
有しているが、搬送その他の場合に生じる振動により蓋
C'、C"がけずれてゴミを発生させる。 (3) プラスチック製のコンテナは形状が複雑である場合
が多く、汚れの洗浄が困難である。 (4) プラスチック製のコンテナは静電気によりほこりを
吸着し易い。 (5) プラスチック製のコンテナは表面強度が低く、傷が
付き易い。 (6) プラスチック製のコンテナはリサイクルが困難であ
る。 (7) カセットB'、B"から磁気ディスク基板D,Dを取り
出す時、一々カセット用の蓋C'、C"を外す必要があり、
そのために人手を要する。
B'、B"やそれらを収納するためのプラスチック製のコン
テナを用いた場合には、次に示すような欠点がある。 (1) 蓋C'、C"をしてもカセットB'、B"の気密性が低いの
で、カセットB'、B"内に収納されている磁気ディスク基
板D,Dにほこりが付着しやすい。 (2) カセットB'、B"の蓋C'、C"はカセットB'、B"内に収
納されている磁気ディスク基板D,Dを押さえる機能を
有しているが、搬送その他の場合に生じる振動により蓋
C'、C"がけずれてゴミを発生させる。 (3) プラスチック製のコンテナは形状が複雑である場合
が多く、汚れの洗浄が困難である。 (4) プラスチック製のコンテナは静電気によりほこりを
吸着し易い。 (5) プラスチック製のコンテナは表面強度が低く、傷が
付き易い。 (6) プラスチック製のコンテナはリサイクルが困難であ
る。 (7) カセットB'、B"から磁気ディスク基板D,Dを取り
出す時、一々カセット用の蓋C'、C"を外す必要があり、
そのために人手を要する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、これらの欠点
を解消するために案出されたものであって、搬送用容器
がアルミニウム板を絞り加工して形成された身容器1と
これに被せる蓋容器2とからなっている。そして、身容
器1と蓋容器2との接合部にシールパッキン7が装着さ
れていて搬送用容器Aは気密性を有しており、かつ、身
容器1と蓋容器2の内外両面が陽極酸化処理されてい
る。
を解消するために案出されたものであって、搬送用容器
がアルミニウム板を絞り加工して形成された身容器1と
これに被せる蓋容器2とからなっている。そして、身容
器1と蓋容器2との接合部にシールパッキン7が装着さ
れていて搬送用容器Aは気密性を有しており、かつ、身
容器1と蓋容器2の内外両面が陽極酸化処理されてい
る。
【0006】本発明のような搬送用容器とすることによ
り、次に示すような利点を有する。 (1) 搬送用容器が気密性を有しているから、カセットB
内の磁気ディスク基板Dにほこりが付着しにくい。 (2) 搬送用容器がアルミニウム板製であり、かつ、その
内外両面を陽極酸化処理してあることにより、静電気に
よるほこりの吸着がない。 (3) 搬送用容器はアルミニウム板を絞り加工して形成さ
れたものであるから、なめらかな形状のものとすること
ができ、汚れを洗浄する場合にも有利である。 (4) 搬送用容器はアルミニウム板製であるから、表面強
度も高く、それだけ傷が付きにくい。 (5) 搬送用容器はアルミニウム製であるから、リサイク
ルが容易である。
り、次に示すような利点を有する。 (1) 搬送用容器が気密性を有しているから、カセットB
内の磁気ディスク基板Dにほこりが付着しにくい。 (2) 搬送用容器がアルミニウム板製であり、かつ、その
内外両面を陽極酸化処理してあることにより、静電気に
よるほこりの吸着がない。 (3) 搬送用容器はアルミニウム板を絞り加工して形成さ
れたものであるから、なめらかな形状のものとすること
ができ、汚れを洗浄する場合にも有利である。 (4) 搬送用容器はアルミニウム板製であるから、表面強
度も高く、それだけ傷が付きにくい。 (5) 搬送用容器はアルミニウム製であるから、リサイク
ルが容易である。
【0007】蓋容器2の内面に、制振性に優れたディス
ク押え8を配置しておくことが望ましい。蓋容器2の内
面にこのディスク押え8が備えられていると、上蓋とな
る蓋容器2が磁気ディスク基板Dを収納するためのカセ
ットBの蓋の機能を有するから、従来のようにカセット
用の蓋は不要となり、磁気ディスク基板DをカセットB
から取り出すための人手を要しない。
ク押え8を配置しておくことが望ましい。蓋容器2の内
面にこのディスク押え8が備えられていると、上蓋とな
る蓋容器2が磁気ディスク基板Dを収納するためのカセ
ットBの蓋の機能を有するから、従来のようにカセット
用の蓋は不要となり、磁気ディスク基板DをカセットB
から取り出すための人手を要しない。
【0008】身容器1の底部に、複数枚の磁気ディスク
基板D,Dを収納するためのカセットBの下端部を嵌入
させ得る凹所1bを複数形成しておくことが望ましい。こ
のようにすると、各凹所1b,1bにそれぞれカセットBの
下端部を嵌め込んでその位置決めを行うことができる。
基板D,Dを収納するためのカセットBの下端部を嵌入
させ得る凹所1bを複数形成しておくことが望ましい。こ
のようにすると、各凹所1b,1bにそれぞれカセットBの
下端部を嵌め込んでその位置決めを行うことができる。
【0009】蓋容器2の上面に、凹所1bの形成により身
容器1の外面に形成される突出部分1cに対応する凹所2b
を形成し、身容器1と蓋容器2とからなる搬送用容器A
を積み上げたとき、蓋容器2側の凹所2bに身容器1側の
前記突出部分1cが嵌まり合うようにしておくことが望ま
しい。このようにすると、身容器1と蓋容器2とからな
る搬送用容器を積み上げたとき、蓋容器2側の凹所2bに
身容器1側の前記突出部分1cが嵌まり合うから、積み上
げた搬送用容器が横方向にずれるおそれがない。
容器1の外面に形成される突出部分1cに対応する凹所2b
を形成し、身容器1と蓋容器2とからなる搬送用容器A
を積み上げたとき、蓋容器2側の凹所2bに身容器1側の
前記突出部分1cが嵌まり合うようにしておくことが望ま
しい。このようにすると、身容器1と蓋容器2とからな
る搬送用容器を積み上げたとき、蓋容器2側の凹所2bに
身容器1側の前記突出部分1cが嵌まり合うから、積み上
げた搬送用容器が横方向にずれるおそれがない。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の最も好ましい実施の形態
を、図1〜図4に基いて詳細に説明する。図1に、本発
明の搬送用容器の一例を示す。この搬送用容器Aはアル
ミニウム板を絞り加工して方形形に形成された身容器1
とこれに被せる蓋容器2とからなっており、身容器1の
前側左右二箇所と後側左右二箇所に取り付けた角型の各
パチン錠3,3を蓋容器2側に取り付けた各錠固定金具
4,4に引っ掛けて身容器1と蓋容器2とを固定するこ
とができるようにしてある。なお、パチン錠3を身容器
1に取り付けるためのリベット5と、錠固定金具4を蓋
容器2に取り付けるためのリベット6は、いずれもいわ
ゆるシールドタイプのものが用いられている。
を、図1〜図4に基いて詳細に説明する。図1に、本発
明の搬送用容器の一例を示す。この搬送用容器Aはアル
ミニウム板を絞り加工して方形形に形成された身容器1
とこれに被せる蓋容器2とからなっており、身容器1の
前側左右二箇所と後側左右二箇所に取り付けた角型の各
パチン錠3,3を蓋容器2側に取り付けた各錠固定金具
4,4に引っ掛けて身容器1と蓋容器2とを固定するこ
とができるようにしてある。なお、パチン錠3を身容器
1に取り付けるためのリベット5と、錠固定金具4を蓋
容器2に取り付けるためのリベット6は、いずれもいわ
ゆるシールドタイプのものが用いられている。
【0011】前記身容器1と蓋容器2との接合部、さら
に詳しくは、方形状の身容器1の四周に形成されている
水平状の鍔1a部分には、図4に示すように、断面コの字
状のシールパッキン7が装着されており、この身容器1
に方形状の蓋容器2を被せたとき、その四周に形成され
ている横L字形の周縁部2aのうちの水平部分がこのシー
ルパッキン7の上面に当接するようになっている。そし
て、前記各パチン錠3,3で身容器1と蓋容器2とを固
定したとき、蓋容器2の前記周縁部2aのうちの水平部分
がこのシールパッキン7の上面に押し付けられるため、
この搬送用容器Aは気密性を有するものとなる。これに
より、カセットBに入れてこの搬送用容器A内に収納し
た磁気ディスク基板Dにほこりが付着しないものとする
ことができる。
に詳しくは、方形状の身容器1の四周に形成されている
水平状の鍔1a部分には、図4に示すように、断面コの字
状のシールパッキン7が装着されており、この身容器1
に方形状の蓋容器2を被せたとき、その四周に形成され
ている横L字形の周縁部2aのうちの水平部分がこのシー
ルパッキン7の上面に当接するようになっている。そし
て、前記各パチン錠3,3で身容器1と蓋容器2とを固
定したとき、蓋容器2の前記周縁部2aのうちの水平部分
がこのシールパッキン7の上面に押し付けられるため、
この搬送用容器Aは気密性を有するものとなる。これに
より、カセットBに入れてこの搬送用容器A内に収納し
た磁気ディスク基板Dにほこりが付着しないものとする
ことができる。
【0012】この搬送用容器Aはアルミニウム板を絞り
加工して形成されたものであるから、これをなめらかな
形状のものとすることができる。従って、搬送用容器A
の汚れを洗浄する場合にも有利である。また、搬送用容
器Aはアルミニウム板製であるから、表面強度も高く、
それだけ傷が付きにくいという利点がある。また、この
搬送用容器Aはアルミニウム製であるから、リサイクル
が容易であるという利点がある。そして、アルミニウム
板からなる身容器1と蓋容器2の内外両面は、陽極酸化
処理されている。この表面処理をアルミニウム板からな
る身容器1と蓋容器2の内外両面に施すことにより、静
電気によるほこりの吸着を防止することができる。
加工して形成されたものであるから、これをなめらかな
形状のものとすることができる。従って、搬送用容器A
の汚れを洗浄する場合にも有利である。また、搬送用容
器Aはアルミニウム板製であるから、表面強度も高く、
それだけ傷が付きにくいという利点がある。また、この
搬送用容器Aはアルミニウム製であるから、リサイクル
が容易であるという利点がある。そして、アルミニウム
板からなる身容器1と蓋容器2の内外両面は、陽極酸化
処理されている。この表面処理をアルミニウム板からな
る身容器1と蓋容器2の内外両面に施すことにより、静
電気によるほこりの吸着を防止することができる。
【0013】蓋容器2の内面には、制振性に優れたディ
スク押え8が配置されている。例えば、図1、図2(b)
、図4に示すように、蓋容器2の前後方向に所定の間
隔を置いて図1の左右方向に二本で一対のディスク押え
8,8が配置されている。二本で一対のディスク押え
8,8は、身容器1に蓋容器2を被せたとき身容器1に
収納されているカセットB内の複数枚の磁気ディスク基
板D,Dの上側二箇所に接触してそれらが妄りに動かな
いようにするものであり、身容器1に収納するカセット
Bの数だけ配置されている。蓋容器2の内面にこのディ
スク押え8,8が備えられていると、上蓋となる蓋容器
2が磁気ディスク基板Dを収納するためのカセットBの
蓋の機能を有するから、従来必要であったカセット用の
蓋は不要となり、磁気ディスク基板DをカセットBから
取り出すための人手を要しない。図2(b) 、図4に示す
ように、従来必要であったカセット用の底カバーも不要
となる。なお、ここにはディスク押え8,8を二本一対
として配置した場合を例示してあるが、両者間の中央に
一本だけ配置してそれがカセットB内の複数枚の磁気デ
ィスク基板D,Dの上側一箇所に接触するようにしても
よい。
スク押え8が配置されている。例えば、図1、図2(b)
、図4に示すように、蓋容器2の前後方向に所定の間
隔を置いて図1の左右方向に二本で一対のディスク押え
8,8が配置されている。二本で一対のディスク押え
8,8は、身容器1に蓋容器2を被せたとき身容器1に
収納されているカセットB内の複数枚の磁気ディスク基
板D,Dの上側二箇所に接触してそれらが妄りに動かな
いようにするものであり、身容器1に収納するカセット
Bの数だけ配置されている。蓋容器2の内面にこのディ
スク押え8,8が備えられていると、上蓋となる蓋容器
2が磁気ディスク基板Dを収納するためのカセットBの
蓋の機能を有するから、従来必要であったカセット用の
蓋は不要となり、磁気ディスク基板DをカセットBから
取り出すための人手を要しない。図2(b) 、図4に示す
ように、従来必要であったカセット用の底カバーも不要
となる。なお、ここにはディスク押え8,8を二本一対
として配置した場合を例示してあるが、両者間の中央に
一本だけ配置してそれがカセットB内の複数枚の磁気デ
ィスク基板D,Dの上側一箇所に接触するようにしても
よい。
【0014】ここには、各ディスク押え8が蓋容器2の
内面の所定位置に取り付けた断面倒U字状の押え固定金
具9の溝に差し込んだ場合を例示してある。これによ
り、ディスク押え8の交換が可能である。また、図4に
示すように、このディスク押え8を上下二層からなるも
のとすることもできる。例えば、図4の上側の部分、す
なわち、押え固定金具9の溝の奥に位置する部分8aをE
VA(ethylene-vinyl-acetate-copolymer)からなるも
のとし、その下側、すなわち、先側の部分を制振性に優
れたウレタンフォーム8bからなるものとすることができ
る。なお、押え固定金具9を蓋容器2の内面に取り付け
るに当っても、いわゆるシールドタイプのリベット10が
用いられている。
内面の所定位置に取り付けた断面倒U字状の押え固定金
具9の溝に差し込んだ場合を例示してある。これによ
り、ディスク押え8の交換が可能である。また、図4に
示すように、このディスク押え8を上下二層からなるも
のとすることもできる。例えば、図4の上側の部分、す
なわち、押え固定金具9の溝の奥に位置する部分8aをE
VA(ethylene-vinyl-acetate-copolymer)からなるも
のとし、その下側、すなわち、先側の部分を制振性に優
れたウレタンフォーム8bからなるものとすることができ
る。なお、押え固定金具9を蓋容器2の内面に取り付け
るに当っても、いわゆるシールドタイプのリベット10が
用いられている。
【0015】図1、図2、図4に示すように、身容器1
の底部には、複数枚の磁気ディスク基板D,Dを収納す
るためのカセットBを嵌入させ得る凹所1bが複数形成さ
れている。この凹所1bはカセットBを嵌入させ得るだけ
の一定の広さを有するものである。身容器1の底部にこ
の凹所1b,1bが複数形成されていると、図2、図4に示
すように、各凹所1b,1bにそれぞれカセットBの底部を
嵌め込んでその位置決めを行うことができる。なお、身
容器1の底部にこの凹所1bを形成すると、それに対応し
て身容器1の外面が一定の広さで突出する。図2、図4
において図面符号1cで示す部分が一定の広さで突出した
部分である。
の底部には、複数枚の磁気ディスク基板D,Dを収納す
るためのカセットBを嵌入させ得る凹所1bが複数形成さ
れている。この凹所1bはカセットBを嵌入させ得るだけ
の一定の広さを有するものである。身容器1の底部にこ
の凹所1b,1bが複数形成されていると、図2、図4に示
すように、各凹所1b,1bにそれぞれカセットBの底部を
嵌め込んでその位置決めを行うことができる。なお、身
容器1の底部にこの凹所1bを形成すると、それに対応し
て身容器1の外面が一定の広さで突出する。図2、図4
において図面符号1cで示す部分が一定の広さで突出した
部分である。
【0016】一方、蓋容器2の上面には、図2、図4に
示すように、一定の広さで突出した前記突出部分1cに対
応する凹所2bが形成されており、身容器1と蓋容器2と
からなる搬送用容器を積み上げたとき、蓋容器2側の凹
所2bに身容器1側の前記突出部分1cが嵌まり合うように
なっている。この凹所2bも図1に示すように前記突出部
分1cに対応して一定の広さを有している。なお、一定の
広さを有する各凹所2b,2bの間は図面符号2cで示すよう
に突出している。このように、一定の広さで突出してい
る身容器1の突出部分1cに対応して、蓋容器2の上面に
一定の広さの凹所2bが形成されていると、身容器1と蓋
容器2とからなる搬送用容器Aを積み上げたとき、蓋容
器2側の一定広さの凹所2bに身容器1側の前記突出部分
1cが嵌まり合うから、積み上げた搬送用容器Aが横方向
にずれるおそれがない。
示すように、一定の広さで突出した前記突出部分1cに対
応する凹所2bが形成されており、身容器1と蓋容器2と
からなる搬送用容器を積み上げたとき、蓋容器2側の凹
所2bに身容器1側の前記突出部分1cが嵌まり合うように
なっている。この凹所2bも図1に示すように前記突出部
分1cに対応して一定の広さを有している。なお、一定の
広さを有する各凹所2b,2bの間は図面符号2cで示すよう
に突出している。このように、一定の広さで突出してい
る身容器1の突出部分1cに対応して、蓋容器2の上面に
一定の広さの凹所2bが形成されていると、身容器1と蓋
容器2とからなる搬送用容器Aを積み上げたとき、蓋容
器2側の一定広さの凹所2bに身容器1側の前記突出部分
1cが嵌まり合うから、積み上げた搬送用容器Aが横方向
にずれるおそれがない。
【0017】以下、本気密容器の水没試験、シャワー試
験、強度試験、積み重ね試験、ディスクの収納具合の各
試験についてその方法と結果を詳細に説明する。 1. 水没試験 (試験方法)図8に示すように、本気密容器の上に 600
mm×700mm ×厚さ10mmの透明アクリル板を置き、その上
から押さえて本気密容器の嵌合部から上まで水中に浸
す。 (判定基準) (1) 本気密容器を1分間水中に浸し、気泡が連続して出
ないこと。 (2) 本気密容器を1分間水中に浸し、容器内部に水が10
0g以上入らないこと。 (試験結果) 上記(1) について。 3回試験したが、一度も気泡は出なかった(判定結果:
OK)。 上記(2) について。 3回試験した結果、容器内部に 10g、26g 、17g の水が
侵入した。しかし、判定基準の100gには達していなかっ
た(判定結果:OK)。
験、強度試験、積み重ね試験、ディスクの収納具合の各
試験についてその方法と結果を詳細に説明する。 1. 水没試験 (試験方法)図8に示すように、本気密容器の上に 600
mm×700mm ×厚さ10mmの透明アクリル板を置き、その上
から押さえて本気密容器の嵌合部から上まで水中に浸
す。 (判定基準) (1) 本気密容器を1分間水中に浸し、気泡が連続して出
ないこと。 (2) 本気密容器を1分間水中に浸し、容器内部に水が10
0g以上入らないこと。 (試験結果) 上記(1) について。 3回試験したが、一度も気泡は出なかった(判定結果:
OK)。 上記(2) について。 3回試験した結果、容器内部に 10g、26g 、17g の水が
侵入した。しかし、判定基準の100gには達していなかっ
た(判定結果:OK)。
【0018】2. シャワー試験 (試験方法)図9に示すように、本気密容器の上方 300
mm〜500mm の高さから、鉛直から両側60度までの全範囲
にわたって、じょろ口を用いて散水する。ただし、 散水量:毎分10± 0.5リットル 水 圧: 50 〜150KPa(0.51〜1.53Kgf/Cm2 ) 試験時間:5分/m2 (判定基準)試験後、容器内部に水が侵入しないこと。 (試験結果)3回試験したが、一度も浸水しなかった
(判定結果:OK)。
mm〜500mm の高さから、鉛直から両側60度までの全範囲
にわたって、じょろ口を用いて散水する。ただし、 散水量:毎分10± 0.5リットル 水 圧: 50 〜150KPa(0.51〜1.53Kgf/Cm2 ) 試験時間:5分/m2 (判定基準)試験後、容器内部に水が侵入しないこと。 (試験結果)3回試験したが、一度も浸水しなかった
(判定結果:OK)。
【0019】3. 強度試験 (試験方法)図10に示すように、本気密容器の上に60
0mm ×700mm ×厚さ15mmのアルミニウム板を置き、その
上から 300Kgの荷重を掛ける。ただし、荷重はアルミニ
ウム板を含み 300Kgとする。荷重は静止荷重とする。荷
重は一点に集中せず、面に均等に掛けるものとする。試
験時間は1分間とする。 (判定基準)試験後、容器内部のディスクに変形等なき
こと(ディスクが正常であるか目視で確認)。 (試験結果)容器内部のディスクに変形は見られなかっ
た(判定結果:OK)。
0mm ×700mm ×厚さ15mmのアルミニウム板を置き、その
上から 300Kgの荷重を掛ける。ただし、荷重はアルミニ
ウム板を含み 300Kgとする。荷重は静止荷重とする。荷
重は一点に集中せず、面に均等に掛けるものとする。試
験時間は1分間とする。 (判定基準)試験後、容器内部のディスクに変形等なき
こと(ディスクが正常であるか目視で確認)。 (試験結果)容器内部のディスクに変形は見られなかっ
た(判定結果:OK)。
【0020】4. 積み重ね試験 (試験方法)図11に示すように、本気密容器を平坦な
所に置き、12段積み重ねる。 (判定基準)12段積み重ねられること。また、支え無
しで倒れず、安定していること。 (試験結果)支え無しで12段積み重ねても倒れず、安
定していた(判定結果:OK)。
所に置き、12段積み重ねる。 (判定基準)12段積み重ねられること。また、支え無
しで倒れず、安定していること。 (試験結果)支え無しで12段積み重ねても倒れず、安
定していた(判定結果:OK)。
【0021】5. ディスクの収納具合 (試験方法)図12に示すように、ディスクに光明丹を
塗布した上で本気密容器に収納し、その後、容器の蓋を
開けてディスク押えに均等に圧痕があるかを確認する。 (判定基準)試験後、ディスク押えに均等に圧痕がある
こと。 (試験結果)ディスク押えに均等に圧痕があることが確
認できた(判定結果:OK)。
塗布した上で本気密容器に収納し、その後、容器の蓋を
開けてディスク押えに均等に圧痕があるかを確認する。 (判定基準)試験後、ディスク押えに均等に圧痕がある
こと。 (試験結果)ディスク押えに均等に圧痕があることが確
認できた(判定結果:OK)。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載のディスク搬送用気密容器
を用いた場合には、次に示すような利点がある。 (1) 搬送用容器が気密性を有しているから、カセットB
内の磁気ディスク基板Dにほこりが付着しにくい。 (2) 搬送用容器がアルミニウム板製であり、かつ、その
内外両面を陽極酸化処理してあることにより、静電気に
よるほこりの吸着がない。 (3) 搬送用容器はアルミニウム板を絞り加工して形成さ
れたものであるから、なめらかな形状のものとすること
ができ、汚れを洗浄する場合にも有利である。 (4) 搬送用容器はアルミニウム板製であるから、表面強
度も高く、それだけ傷が付きにくい。 (5) 搬送用容器はアルミニウム製であるから、リサイク
ルが容易である。
を用いた場合には、次に示すような利点がある。 (1) 搬送用容器が気密性を有しているから、カセットB
内の磁気ディスク基板Dにほこりが付着しにくい。 (2) 搬送用容器がアルミニウム板製であり、かつ、その
内外両面を陽極酸化処理してあることにより、静電気に
よるほこりの吸着がない。 (3) 搬送用容器はアルミニウム板を絞り加工して形成さ
れたものであるから、なめらかな形状のものとすること
ができ、汚れを洗浄する場合にも有利である。 (4) 搬送用容器はアルミニウム板製であるから、表面強
度も高く、それだけ傷が付きにくい。 (5) 搬送用容器はアルミニウム製であるから、リサイク
ルが容易である。
【0023】請求項2記載のディスク搬送用気密容器に
よれば、上蓋となる蓋容器2が磁気ディスク基板Dを収
納するためのカセットBの蓋の機能を有するから、従来
のようにカセット用の蓋は不要となり、磁気ディスク基
板DをカセットBから取り出すための人手を要しない効
果がある。
よれば、上蓋となる蓋容器2が磁気ディスク基板Dを収
納するためのカセットBの蓋の機能を有するから、従来
のようにカセット用の蓋は不要となり、磁気ディスク基
板DをカセットBから取り出すための人手を要しない効
果がある。
【0024】請求項3記載のディスク搬送用気密容器に
よれば、各凹所1b,1bにそれぞれカセットBの底部を嵌
め込んでその位置決めを行うことができるから、搬送用
容器A内で磁気ディスク基板D,Dを収納したカセット
Bが動きにくいものとすることができる効果がある。
よれば、各凹所1b,1bにそれぞれカセットBの底部を嵌
め込んでその位置決めを行うことができるから、搬送用
容器A内で磁気ディスク基板D,Dを収納したカセット
Bが動きにくいものとすることができる効果がある。
【0025】請求項4のディスク搬送用気密容器によれ
ば、身容器1と蓋容器2とからなる搬送用容器を積み上
げたとき、蓋容器2側の凹所2bに身容器1側の突出部分
1cが嵌まり合うから、積み上げた搬送用容器が横方向に
ずれるおそれがないという効果がある。
ば、身容器1と蓋容器2とからなる搬送用容器を積み上
げたとき、蓋容器2側の凹所2bに身容器1側の突出部分
1cが嵌まり合うから、積み上げた搬送用容器が横方向に
ずれるおそれがないという効果がある。
【図1】本発明によるディスク搬送用気密容器の一例を
示す一部切断の平面図である。
示す一部切断の平面図である。
【図2】図1に示すディスク搬送用気密容器を正面なら
びに側面から見た場合を示すもので、(a) は一部切断の
正面図、(b) は磁気ディスク基板入りのカセットを収納
した状態を示す一部切断の側面図である。
びに側面から見た場合を示すもので、(a) は一部切断の
正面図、(b) は磁気ディスク基板入りのカセットを収納
した状態を示す一部切断の側面図である。
【図3】本発明によるディスク搬送用気密容器を用いた
場合に使用し得るカセットの一例を示すもので、(a) は
縦断側面図、(b) は平面図である。
場合に使用し得るカセットの一例を示すもので、(a) は
縦断側面図、(b) は平面図である。
【図4】図1に示すディスク搬送用気密容器に磁気ディ
スク基板入りのカセットを収納した状態と、身容器と蓋
容器との接合部分の態様を拡大して示す断面図である。
スク基板入りのカセットを収納した状態と、身容器と蓋
容器との接合部分の態様を拡大して示す断面図である。
【図5】磁気ディスク基板の一例を示す正面図である。
【図6】従来のカセットの一例を示すもので、(a) はそ
れに蓋と底カバーを装着した状態を示す縦断側面図、
(b) はカセットのみの平面図、(c) は蓋のみの縦断正面
図である。
れに蓋と底カバーを装着した状態を示す縦断側面図、
(b) はカセットのみの平面図、(c) は蓋のみの縦断正面
図である。
【図7】従来のカセットの別の例を示すもので、(a) は
それに蓋と底カバーを装着した状態を示す縦断側面図、
(b) はカセットのみの平面図、(c) は蓋のみの縦断正面
図である。
それに蓋と底カバーを装着した状態を示す縦断側面図、
(b) はカセットのみの平面図、(c) は蓋のみの縦断正面
図である。
【図8】本気密容器の水没試験を説明するための概略図
である。
である。
【図9】本気密容器のシャワー試験を説明するための概
略図である。
略図である。
【図10】本気密容器の強度試験を説明するための概略
図である。
図である。
【図11】本気密容器の積み重ね試験を説明するための
概略図である。
概略図である。
【図12】本気密容器のディスク収納具合の試験を説明
するための概略図である。
するための概略図である。
1…身容器、1a…鍔、1b…凹所、1c…突出部分、2…蓋
容器、2a…周縁部、2b…凹所、2c…凸部、3…パチン
錠、4…錠固定金具、5,6,10…リベット、7…シー
ルパッキン、8…ディスク押え、9…押え固定金具、A
…搬送用容器、B…カセット、b…溝、D…磁気ディス
ク基板。
容器、2a…周縁部、2b…凹所、2c…凸部、3…パチン
錠、4…錠固定金具、5,6,10…リベット、7…シー
ルパッキン、8…ディスク押え、9…押え固定金具、A
…搬送用容器、B…カセット、b…溝、D…磁気ディス
ク基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 喜則 静岡県裾野市今里520番地 株式会社エム エーディスク内 (72)発明者 松尾 準二 大阪府池田市豊島南2丁目176番地の1 株式会社錢屋アルミニウム製作所内 Fターム(参考) 3E036 AA13 CA02 CA04 DA01 FA02 FA04 FB02 3E066 AA44 BA01 BA02 CA11 CB02 DB03 FA03 FA05 FA13 HA04 JA02 LA01 LA19 MA05 MA09 NA41 3E096 AA06 AA14 BA30 BB04 CA09 CB10 CC02 DA01 DA03 DA17 DB04 DC04 EA06X EA06Y FA03 FA07 FA22 FA40 GA03 GA07 GA11
Claims (4)
- 【請求項1】アルミニウム板を絞り加工して形成された
身容器1とこれに被せる蓋容器2とからなり、身容器1
と蓋容器2との接合部にシールパッキン7を装着して搬
送用容器を気密性を有するものとし、かつ、身容器1と
蓋容器2の内外両面を陽極酸化処理したことを特徴とす
るディスク搬送用気密容器。 - 【請求項2】蓋容器2の内面に、制振性に優れたディス
ク押え8を配置したことを特徴とする請求項1記載のデ
ィスク搬送用気密容器。 - 【請求項3】身容器1の底部に、複数枚の磁気ディスク
基板D,Dを収納するためのカセットBの下端部を嵌入
させ得る凹所1bを複数形成したことを特徴とする請求項
1記載のディスク搬送用気密容器。 - 【請求項4】蓋容器2の上面に、凹所1bの形成により身
容器1の外面に形成される突出部分1cに対応する凹所2b
を形成し、身容器1と蓋容器2とからなる搬送用容器を
積み上げたとき、蓋容器2側の凹所2bに身容器1側の前
記突出部分1cが嵌まり合うようにしたことを特徴とする
請求項3記載のディスク搬送用気密容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000072374A JP2001261086A (ja) | 2000-03-15 | 2000-03-15 | ディスク搬送用気密容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000072374A JP2001261086A (ja) | 2000-03-15 | 2000-03-15 | ディスク搬送用気密容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001261086A true JP2001261086A (ja) | 2001-09-26 |
Family
ID=18590798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000072374A Pending JP2001261086A (ja) | 2000-03-15 | 2000-03-15 | ディスク搬送用気密容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001261086A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013511791A (ja) * | 2009-11-18 | 2013-04-04 | インテグリス・インコーポレーテッド | 汎用ディスク輸送容器 |
-
2000
- 2000-03-15 JP JP2000072374A patent/JP2001261086A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013511791A (ja) * | 2009-11-18 | 2013-04-04 | インテグリス・インコーポレーテッド | 汎用ディスク輸送容器 |
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