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JP2001255708A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001255708A
JP2001255708A JP2000064649A JP2000064649A JP2001255708A JP 2001255708 A JP2001255708 A JP 2001255708A JP 2000064649 A JP2000064649 A JP 2000064649A JP 2000064649 A JP2000064649 A JP 2000064649A JP 2001255708 A JP2001255708 A JP 2001255708A
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area ratio
potential
edge
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JP2000064649A
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Migaku Fukuhara
琢 福原
Shigeru Inaba
繁 稲葉
Yutaka Kanai
豊 金井
Yasuaki Watanabe
靖晃 渡辺
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】像担持体上に、現像器による現像の時間的な順
序に従って所定のエッジを境界にして相対的に高網点面
積率の領域から低網点面積率の領域へと変化する静電網
点潜像が形成される場合のエッジ位置を検出して、その
エッジから低網点面積率の領域に広がる所定の補正領域
の画像データを補正する画像形成装置に関し、装置の大
型化、高コスト化を招かずに、境界部白抜けによる濃度
低下を解消する正確な補正を常に行える画像形成装置を
提供することを目的とする 【解決手段】エッジ検出手段1432により検出された
エッジ位置と、エッジを挟む、高網点面積率の領域およ
び低網点面積率の領域の各網点面積率と、トナー像電位
測定手段13により測定された電位測定用トナー像の電
位とに基づいて、エッジから低網点面積率の領域に広が
る所定の補正領域の画像データを高網点面積率側に補正
するデータ補正手段1433,1434とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体上に、現
像器による現像の時間的な順序に従って所定のエッジを
境界にして相対的に高網点面積率の領域から低網点面積
率の領域へと変化する静電網点潜像が形成される場合の
エッジ位置を検出して、そのエッジから低網点面積率の
領域に広がる所定の補正領域の画像データを補正する画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真技術による複写機や
プリンタ等の画像形成装置が知られている。
【0003】この電子写真技術による複写機やプリンタ
等の画像形成装置は、画像を形成するにあたって、ま
ず、画像データに応じて変調された露光光を照射して、
像担持体上に静電網点潜像を形成する。次に、現像器内
に収納されたトナーを、像担持体上との電位差を利用し
て像担持体上に転移させて静電網点潜像を現像し、像担
持体上にトナー像を形成する。さらに、像担持体上に形
成されたトナー像を、最終的に、所定の画像記録媒体上
に転写して定着することにより、画像記録媒体上に定着
トナー像からなる画像を形成する。
【0004】このような、像担持体上との電位差を利用
して像担持体上にトナーを転移させる画像形成装置で
は、現像器による現像の時間的な順序に従って所定のエ
ッジを境界にして相対的に高網点面積率の領域から低網
点面積率の領域へと変化する静電網点潜像を現像する
と、図6を用いて以下に説明するような問題が生じる。
【0005】図6は、像担持体上に形成されたトナー像
を示す図である。
【0006】図6に示されたトナー像60は、トナーと
磁性キャリアとからなる二成分系の現像剤のトナーによ
って形成されたものであって、エッジ61を挟んで高網
点面積率の領域62と、低網点面積率の領域63とを有
するものである。なお、図中の矢印は、現像の時間的な
順序に従う方向、すなわち現像方向を示すものであっ
て、このトナー像60は、最初に高網点面積率の領域6
2が現像された後、連続して低網点面積率の領域63が
現像されたものである。
【0007】このような、エッジ61を境界にして相対
的に高網点面積率の領域62から低網点面積率の領域6
3へと変化するトナー像60においては、エッジ61か
ら低網点面積率の領域63側に広がる領域63’におい
て、その領域63’の濃度が低下する(いわゆる白抜
け)という現象が起こる。以下、この現象を境界部白抜
けと称する。
【0008】この境界部白抜けは、二成分系の現像剤を
用いた場合には、周囲にトナーが付着したキャリアに、
トナーの帯電電位とは逆極性の残留電荷が発生すること
によって生じる現象と考えられる。以下概説すると、キ
ャリアの周囲に付着したトナーは帯電された状態にあ
り、静電網点潜像へのトナーの転移は、トナーの帯電電
位と、静電網点潜像の電位との電位差によって行われ
(以下、この電位差を現像電位と称する。)、現像電位
の高低によって、現像されたトナー像の濃度が決まる。
すなわち、静電網点潜像の高網点面積率の領域では、低
網点面積率の領域よりも現像電位は高い。
【0009】そして、トナーが静電網点潜像に転移され
ると、転移したトナーの量に応じて、キャリアには、ト
ナーの帯電極性とは逆極性の残留電荷が生じる。
【0010】したがって、図6中の、高網点面積率の領
域62を現像すると、トナーが多量に消費されるため、
トナーが転移した後のキャリアは多くの残留電荷が生じ
た状態になる。このような状態のキャリアに残ったトナ
ーは、キャリアに発生した多くの残留電荷によって強く
付着され、静電網点潜像の低網点面積率の領域を現像し
ようとしても、現像電位が低い状況の中、静電網点潜像
の低網点面積率の領域への転移が促進されず、その結
果、濃度低下が生じる。
【0011】さらに、キャリアに発生した、トナーの帯
電極性とは逆極性の多数の残留電荷によって、静電網点
潜像の低網点面積率の領域とキャリアとの間は、現像電
位とは逆の電位状態になるため、静電網点潜像の低網点
面積率の領域に転移を成し得たトナーがあってもキャリ
アに引き戻され、より一層の濃度低下が生じる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ここで、像担持体上に
静電網点潜像を形成する露光光として用いられるレーザ
ビームを改善することによって境界部白抜けの発生を防
止することが知られており、本出願人はこの視点から、
レーザビームの時間変調と強度変調とを行い、レーザビ
ームの走査を高精度化した技術を開発している(特開平
6−87234号公報参照)。しかしながら、このよう
なレーザビームの走査を高精度化するには、装置の大型
化、高コスト化を招くことになり好ましくない。
【0013】また一方で本出願人は、低網点面積率の領
域63側に広がる領域63’(図6参照)の画像データ
を補正するための補正係数を予め決定し、画像データか
らエッジ61(図6参照)の位置を検出するとともに、
予め決定された補正係数の中から、入力された画像デー
タにのみ基づいて補正係数を選択し、選択した補正係数
を単に用いて低網点面積率の領域63側に広がる領域6
3’(図6参照)の画像データを補正する技術も開発し
ている(特開平10−65919号公報参照)。この技
術では、装置の大型化、高コスト化は回避できるもの
の、入力された画像データにのみ基づいて選択した補正
係数を単に用いるだけのため、入力された画像データに
反映されない、トナーの種類の変更、温度や湿度の変
化、現像器内のトナーの経時的変化や、トナーとキャリ
アとからなる二成分現像剤を用いた場合の、現像器内の
トナー濃度(キャリアに対するトナーの比率)の変化等
を考慮した補正を行うことができない。このため、この
技術を用いて形成された画像は、補正量が足りずに境界
部白抜けが顕在化したままの画像や、逆に補正量が多す
ぎて補正領域が強調された画像になりやすい。
【0014】本発明は、上記事情に鑑み、装置の大型
化、高コスト化を招かずに、境界部白抜けによる濃度低
下を解消する正確な補正を常に行える画像形成装置を提
供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の画像形成装置は、所定の方向に移動しながら、画像
データに応じて変調された露光光の照射を受けて表面に
静電網点潜像が形成される像担持体と、トナーを収容
し、該トナーにより、上記像担持体上に形成された静電
網点潜像を現像して該像担持体上にトナー像を形成する
現像器とを備え、上記像担持体上に形成されたトナー像
を、最終的に、所定の画像記録媒体上に転写して定着す
ることにより、該画像記録媒体上に定着トナー像からな
る画像を形成する画像形成装置において、上記像担持体
上に、上記現像器による現像の時間的な順序に従って所
定のエッジを境界にして相対的に高網点面積率の領域か
ら低網点面積率の領域へと変化する静電網点潜像が形成
される場合のエッジ位置を、該静電網点潜像を形成する
ための画像データに基づいて検出するエッジ検出手段
と、上記像担持体上に電位測定用トナー像を形成して該
電位測定用トナー像の電位を測定するトナー像電位測定
手段と、上記エッジ検出手段により検出されたエッジ位
置と、該エッジを挟む、高網点面積率の領域および低網
点面積率の領域の各網点面積率と、上記トナー像電位測
定手段により測定された電位測定用トナー像の電位とに
基づいて、上記エッジから低網点面積率の領域に広がる
所定の補正領域の画像データを高網点面積率側に補正す
るデータ補正手段とを有することを特徴とする。
【0016】上述のごとく境界部白抜けは、二成分系の
現像剤を用いた場合には、キャリアに、トナーの帯電電
位とは逆極性の残留電荷が発生することによって生じる
現象であると考えられるため、本発明の画像形成装置で
は、二成分系の現像剤を用いた場合には、実際に発生し
た残留電荷がキャリアにどれ位残っているかに着目し、
電位測定用トナー像の電位を求めて、その測定結果を画
像データの補正に反映させることにより、装置の大型
化、高コスト化を招かずに、境界部白抜けによる濃度低
下を解消する正確な補正を常に行える。
【0017】また、上記本発明の画像形成装置は、上記
トナー像電位測定手段が、上記像担持体上に網点面積率
100%のトナー像を形成して該トナー像の電位を測定
するものであることや、上記データ補正手段は、上記ト
ナー像電位測定手段により測定されたトナー像の電位が
低いほど、上記補正領域の画像データを、より高網点面
積率側に補正するものであることや、上記エッジ検出手
段は、上記現像器による現像の時間的な順序に従って網
点面積率35%以上の領域から、30%以上の網点面積
率の落差を持って網点面積率5%以上70%以下の領域
に移行する場合の、該30%以上の網点面積率の落差に
より形成されるエッジを検出するものであることそれぞ
れが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0019】図1は、本発明の実施形態の画像形成装置
における特徴的部分のうち、画像処理部を除いた概略構
成図である。
【0020】本実施形態の画像形成装置は、カラー画像
形成装置であって、トナーの色数に対応した、複数の像
担持体と現像器とを用いて、転写部材の送りに同期させ
て各像担持体上にそれぞれの色のトナー像を形成し、そ
れらトナー像を転写部材上に色重ねしてカラー画像を得
るタンデム方式が採用されている。
【0021】図1には、本実施形態の画像形成装置10
の複数ある像担持体のうちの1つの像担持体11と、そ
の像担持体11に対応して設けられた現像器12と、電
位測定手段13とが示されている。
【0022】像担持体11は、図中の矢印A方向に回転
駆動するものであり、その表面には、不図示の露光器か
ら照射される、後述する画像処理部で処理された画像デ
ータに応じて変調されたレーザ光によって静電網点潜像
が、像担持体11の回転駆動に伴って形成される。
【0023】現像器12の内部には、現像剤が収容され
ている。本実施形態の現像剤は、直径7μmのトナー
と、直径50μmで、体積抵抗率108Ω・cm以下の
いわゆる低抵抗磁性キャリアとからなる二成分系の現像
剤である。また、現像器12は、現像領域Bにおいて、
像担持体11に近接もしくは接触するように配置され、
現像剤担持体121と、一対のスクリューオーガ122
とを備える。現像剤担持体121は、現像剤を表面に担
持して現像領域Bに搬送する、矢印C方向に回転する円
筒状のスリーブであって、そのスリーブの中には、複数
の磁極を有する円柱状の固定磁石(不図示)が設けられ
ている。また、一対のスクリューオーガ122によっ
て、現像器内の現像剤は攪拌される。
【0024】一対のスクリューオーガ122によって攪
拌された現像剤は、現像剤担持体121内の固定磁石の
磁極により現像剤担持体121表面に吸着された状態で
搬送され、不図示の現像剤層形成部材により所定の厚さ
の現像剤層になる。この現像剤層は、まわりに多数のト
ナーを担持した状態のキャリアが、現像剤担持体121
の径方向にいくつも連なった、いわゆる「穂立ち」の状
態からなるものである。現像剤担持体121上に形成さ
れた現像剤層は、現像剤担持体121の回転によって、
像担持体11と対向する現像領域Bに搬送される。現像
領域Bに搬送された現像剤層は像担持体11に近接もし
くは接触し、現像電位によって、現像剤層中に含まれる
トナーが像担持体11上の静電網点潜像に転移する。こ
のようにして、像担持体11上に形成された静電網点潜
像は現像されて、トナー像が形成される。
【0025】なお、像担持体11上に形成されたトナー
像は、他の像担持体上に形成されたトナー像とともに、
不図示の転写器によって、同じく不図示の中間転写体ベ
ルト上に互いに重ね合わされた状態に転写される。さら
に、互いに重ね合わされた状態に転写されたトナー像
は、不図示の用紙供給部から搬送された用紙に転写さ
れ、同じく不図示の定着器により定着されることによっ
て、用紙に画像が形成される。
【0026】電位測定手段13は、像担持体11上に形
成された電位測定用トナー像の電位を測定するものであ
って、電位計131と、プローブ132とを有する。プ
ローブ132は、現像領域Bよりも現像方向下流側に、
像担持体11の表面に近接して配置されている。電位測
定手段13による電位測定用トナー像の電位測定頻度
は、画像形成装置10の電源投入時毎、所定時間経過
毎、あるいは所定の画像形成回数毎に行うよう、画像形
成装置10の初期設定の段階で設定される。また、電位
測定用トナー像は、画像形成装置10に予め記憶され
た、静電網点潜像の電位が正確に把握できる網点面積率
100%のトナー像のパッチパターンに基づいて像担持
体11上に形成されたトナー像である。したがって、こ
の電位測定手段13と現像器12との組み合わせが、本
発明にいうトナー像電位測定手段に相当する。
【0027】図1には、像担持体11上に網点面積率1
00%のトナー像のパッチパターンに基づいて形成され
た1つの電位測定用トナー像20が示されている。
【0028】次に、本実施形態の画像形成装置10の画
像処理部について図2及び図3を用いて説明する。
【0029】図2は、本実施形態の画像形成装置10の
画像処理部の概略構成を、画像入力部とスクリーン生成
部とともに示す図、図3は、図2の画像処理部のデータ
補正部を示す図である。
【0030】画像処理部14は、色補正手段141と、
階調補正手段142と、データ補正部143とを有す
る。
【0031】まず、画像入力部15にRGB信号が入力
されると、画像処理部14の色補正手段141によっ
て、RGB信号はYMC3色の信号に変換され、さら
に、YMC3色の信号は、階調補正手段142により階
調補正されて、YMCK4色の信号に変換される。
【0032】このYMCK4色の信号が、画像データと
してデータ補正部143に供給され、データ補正部14
3では以下のような補正処理が行われる。
【0033】データ補正部143は、データ蓄積手段1
431と、エッジ検出手段1432と、補正対象判定手
段1433と、画素値補正手段1434とを有する。
【0034】データ蓄積手段1431は、所定の画素の
数だけの画像データを階調補正手段142から受け取
り、受け取った画像データを一旦蓄積する。さらにデー
タ蓄積手段1431は、蓄積した画像データから、現像
器12による現像の時間的な順序に従う方向、すなわち
現像方向(図1の矢印C参照)と同じ方向に1画素ずつ
画素データを読み出し、その読み出した各画素データを
エッジ検出手段1432と、画素値補正手段1434と
に供給する。ここで、エッジ検出手段1432及び画素
値補正手段1434に供給される各画素データには、現
像器12の現像方向と同じ方向に従って画素の位置を表
した画素位置Xと、網点面積率を表す画素値とが含まれ
ている。
【0035】エッジ検出手段1432は、供給された画
素位置Xと、網点面積率を表す画素値から、高網点面積
率の領域と低網点面積率の領域とに挟まれるエッジの位
置を検出する。ここで、高網点面積率の領域および低網
点面積率の領域の判定は、表1に示す実験結果に基づい
て得られた条件によって行われる。
【0036】表1は、高網点面積率CHの領域から低網
点面積率CLの領域へと現像器の現像方向に変化する画
像において、様々な網点面積率の組み合わせの画像デー
タを本実施形態の画像形成装置10に入力して、用紙に
形成された定着トナー像からなる画像における境界部白
抜けの度合を観察した結果をまとめたものである。
【0037】
【表1】
【0038】表1は、同じ値の低網点面積率CLに対し
て、高網点面積率CHの値を変化させていったときの結
果を横1列に表すものである。表中の◎は、境界部白抜
けの発生が見られないことを意味し、○は境界部白抜け
の発生が一部に確認できるが、許容できる程度であるこ
とを意味し、×は境界部白抜けが顕著に発生し、許容で
きない程であることを意味する。例えば表1中の2行目
は、低網点面積率CLを5%とした場合、高網点面積率
CHが10%及び20%のときには境界部白抜けの発生
は見られないが、高網点面積率CHが30%のときに
は、許容できる程度の境界部白抜けの発生が一部確認さ
れ、高網点面積率CHが35%以上のときには、許容で
きない程の境界部白抜けが顕著に発生することを意味す
る。
【0039】ここで、5%未満の網点面積率に低網点面
積率CLを設定した観察を控えたのは、電子写真方式の
画像形成装置では、一般に網点面積率が5%未満の画素
は画像出力部で再現することが困難であるため、網点面
積率が5%未満のときには、境界部白抜けによる濃度低
下を問題にする必要性が乏しいからである。
【0040】エッジ検出手段1432は、このような表
1に示す実験結果に基づき、高網点面積率と低網点面積
率との関係を、高網点面積率≧低網点面積率+30%の
関係として、35%以上100%以下の網点面積率の領
域を高網点面積率の領域に判定するとともに5%以上7
0%以下の網点面積率の領域を低網点面積率の領域に判
定する。
【0041】エッジ検出手段1432によってエッジの
位置が検出された場合には、本実施形態では、低網点面
積率の領域側の、検出されたエッジに隣接する画素の画
素位置X0という形で、補正対象判定手段1433に送
られ、この場合に、エッジ位置の検出の際に判定され
た、高網点面積率の領域および低網点面積率の領域の、
各網点面積率を表す画素値(高網点面積率の領域の網点
面積率を表す画素値CH,低網点面積率の領域の網点面
積率を表す画素値CL)は補正対象判定手段1433を
経由して画素値補正手段1434に送られる。さらに本
実施形態においては、エッジ検出手段1433は、高網
点面積率の領域内および低網点面積率の領域内に含まれ
る各画素数も検出し、各画素数が検出された場合には、
高網点面積率の領域内に含まれる画素の数WH及び低網
点面積率の領域内に含まれる画素の数DLも、補正対象
判定手段1433を経由して画素値補正手段1434に
送られる。
【0042】一方、補正対象判定手段1433には、上
述した電位測定手段13によって測定された網点面積率
100%の電位測定用トナー像20の電位の測定値も送
られる。
【0043】ここで、像担持体11上に形成された網点
面積率100%の電位測定用トナー像の電位と、境界部
白抜けの度合とは、図4に示すような所定の線形関係を
有するため、以下説明する。
【0044】図4は、本実施形態の画像形成装置におけ
る、現像電位を200Vにした場合の、トナー像の電位
と、用紙に形成された定着トナー像からなる画像におけ
る境界部白抜けの度合との関係を示したグラフである。
【0045】図4のグラフの横軸は、像担持体11上に
形成された網点面積率100%の電位測定用トナー像の
電位を示す。一方、縦軸は官能検査による境界部白抜け
の度合を示し、値が小さいほど境界部白抜けの度合が小
さく、値0は境界部白抜けの発生が見られないことを意
味する。また、図4のグラフにプロットされた値それぞ
れは、現像器12内のトナー濃度、トナーの種類及びキ
ャリアの種類それぞれを、他の値を得たときとは異なら
せて得た値である。
【0046】図4より、現像器12内のトナー濃度、ト
ナーの種類、キャリアの種類が異なっても、像担持体1
1上に形成された網点面積率100%の電位測定用トナ
ー像の電位と、境界部白抜けの度合とは、網点面積率1
00%の電位測定用トナー像の電位が低いほど、境界部
白抜けの度合が大きくなる線形関係を有することがわか
る。
【0047】このことは、キャリアに生じた残留電荷の
量と、境界部白抜けの度合とが、キャリアに生じた残留
電荷の量が多いほど、境界部白抜けの度合が大きくなる
線形関係にあるためと考えられる。ここで、本実施形態
の画像形成装置には、低抵抗キャリアが用いられている
ため、本来であれば、像担持体に形成されたトナー像の
電位は、現像電位とみなすことができる。したがって、
網点面積率100%の電位測定用トナー像20の電位
が、現像電位と同じであれば、残留電荷はトナー担持体
(キャリア)に残っていないことになり、電位測定用ト
ナー像20の電位が低いほど、トナー担持体(キャリ
ア)に残留電荷が多く残っていることになる。
【0048】この図4に示す像担持体11上に形成され
た網点面積率100%の電位測定用トナー像20の電位
と、境界部白抜けの度合との相関は、不図示のルックア
ップテーブルに格納される。
【0049】補正対象判定手段1433では、エッジ検
出手段1432から、低網点面積率の領域側のエッジに
隣接する画素の画素位置X0が送られてきた場合には、
電位測定手段13によって測定された網点面積率100
%の電位測定用トナー像20の電位の測定値から、図4
に示された相関が格納されているルックアップテーブル
を参照して、境界部白抜けの度合を得る。得られた境界
部白抜けの度合は、画素値補正手段1434に送られ
る。
【0050】ところでデータ補正部143には、高網点
面積率の領域の網点面積率を表す画素値CH,低網点面
積率の領域の網点面積率を表す画素値CL,高網点面積
率の領域内に含まれる画素の数WH,低網点面積率の領
域内に含まれる画素の数DLという4つの値CH,CL
H,DLそれぞれを変数とした場合の各値の様々な組み
合わせごとに、境界部白抜けによる濃度低下を補正する
ための、補正領域a及び低網点面積率の領域側のエッジ
に隣接する画素の網点面積率で表された画素値の補正量
bが表されたルックアップテーブル(不図示)が設けら
れている。さらに、データ補正部143には、網点面積
率100%の電位測定用トナー像20の電位に対応した
境界部白抜けの度合の大きさごとに、補正領域a及び補
正量bそれぞれを補正する補正関数が表されたルックア
ップテーブル(不図示)も設けられている。これらの補
正関数は、網点面積率100%の電位測定用トナー像の
電位が低いほど、補正領域aを拡げ、また補正量bを大
きくするような関数である。
【0051】画素値補正手段1434では、低網点面積
率の領域側のエッジに隣接する画素の画素位置X0、高
網点面積率の領域の網点面積率を表す画素値CH、低網
点面積率の領域の網点面積率を表す画素値CL、高網点
面積率の領域内に含まれる画素の数WH、低網点面積率
の領域内に含まれる画素の数DL、及び境界部白抜けの
度合が送られてきた場合には、高網点面積率の領域の網
点面積率を表す画素値CH,低網点面積率の領域の網点
面積率を表す画素値CL,高網点面積率の領域内に含ま
れる画素の数WH,低網点面積率の領域内に含まれる画
素の数DLに基づいて、境界部白抜けによる濃度低下を
補正するための補正領域a及び補正量bが表されたルッ
クアップテーブルを参照し、補正領域a及び補正量bを
得る。さらに、画素値補正手段1434は、補正対象判
定手段1433から送られてきた境界部白抜けの度合に
基づいて、補正領域a及び補正量bそれぞれを補正する
補正関数が表されたルックアップテーブルも参照し、補
正領域a及び補正量bそれぞれを補正関数によって補正
して、補正された補正領域a’及び低網点面積率の領域
側のエッジに隣接する画素の網点面積率で表された画素
値の補正された補正量b’を得る。
【0052】補正された補正領域a’内の画素うち、エ
ッジ検出手段1432で検出されたエッジに近い画素ほ
ど、境界部白抜けの度合が大きく、エッジからの距離と
境界部白抜けの度合とは線形関係にあることから、本実
施形態では、画素値補正手段1434では、補正された
補正領域a’内に含まれる画素の、現像器12の現像方
向と同じ方向に従って画素の位置を表した画素位置Xに
応じて補正を行う。すなわち、以下のような1次式によ
って、補正された補正領域a’に含まれる画素毎に網点
面積率を表す画素値の補正量yを求める。 y=(b’/a’)X+b’−(b’/a’)X0 画素値補正手段1434では、さらに上式によって求め
られた、補正された補正領域a’に含まれる画素毎に求
められた補正量yを、データ蓄積手段1431から送ら
れた画像データに基づき、補正された補正領域a’に含
まれる画素それぞれの網点面積率を表す画素値に加算す
る。
【0053】以下、この画像データの補正につき、図5
を用いてさらに説明する。
【0054】図5は、画素値補正手段1434による画
素値の補正を説明するためのグラフである。
【0055】図5に示されたグラフの横軸は、現像器1
2の現像方向と同じ方向に従って画素の位置を表した画
素位置Xを示し、縦軸は、網点面積率を表す画素値を示
す。図5中の太い実線は、データ蓄積手段1431から
画素値補正手段1434に供給された画像データを表す
ものである。一方、破線は、画素値補正手段1434に
よる補正後の画像データを表すものであって、補正され
た補正領域a’に含まれる画素それぞれの網点面積率を
表す画素値が、エッジに近い画素のものほど高網点面積
率を表す画素値側に補正されることを示している。
【0056】したがって、補正対象判定手段1433と
画素値補正手段1434との組み合わせが、本発明にい
うデータ補正手段に相当する。
【0057】このようにして、補正された補正領域a’
に含まれる画素の補正された画素値は、データ蓄積手段
1431に一旦戻され、出力画像データとしてデータ蓄
積手段1431からスクリーン生成部16に供給され
る。
【0058】スクリーン生成部16では、出力画像デー
タの画素値に応じてパルス幅が変調されたスクリーン信
号を生成する。この生成されたスクリーン信号に基づい
て、不図示の露光器から露光光が像担持体11上に照射
され、静電網点潜像が形成される。
【0059】本発明は、以上説明した実施形態に限定さ
れるものではない。例えば、上記実施形態では、補正さ
れた補正領域a’及び補正された補正量b’を用いた1
次式による補正方法を採用するが、本発明は、その時々
の画像形成装置の状態に応じて画像データを補正するた
めに、実際に現像されたトナーの電位を用いることを念
頭に置いた発明であり、補正係数や、その補正係数を用
いた画素値の補正方法はどのようなものであってもよ
い。また、現像剤の種類も二成分系に限定されるもので
はない。
【0060】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、装置の大型化、高コスト化を招かずに、境界部白抜
けによる濡度低下を解消する正確な補正を常に行える画
像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の画像形成装置における特徴
的部分のうち、画像処理部を除いた概略構成図である。
【図2】本実施形態の画像形成装置の画像処理部の概略
構成を、画像入力部とスクリーン生成部とともに示す図
である。
【図3】図2の画像処理部のデータ補正部を示す図であ
る。
【図4】本実施形態の画像形成装置における、現像電位
を200Vにした場合の、トナー像の電位と、画像記録
紙に形成された定着トナー像からなる画像における境界
部白抜けの度合との関係を示したグラフである。
【図5】画素値補正手段による画素値の補正を説明する
ためのグラフである。
【図6】像担持体上に形成されたトナー像を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 画像形成装置 11 像担持体 12 現像器 121 現像剤担持体 122 一対のスクリューオーガ 13 電位測定手段 131 電位計 132 プローブ 20 電位測定用トナー像 14 画像処理部 141 色補正手段 142 階調補正手段 143 データ補正部 1431 データ蓄積手段 1432 エッジ検出手段 1433 補正対象判定手段 1434 画素値補正手段 15 画像入力部 16 スクリーン生成部
フロントページの続き (72)発明者 金井 豊 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 渡辺 靖晃 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内 Fターム(参考) 2C262 AA05 AA24 AA26 AB13 BB29 DA03 EA06 GA03 GA43 2H027 DA10 DA50 DB01 EC03 EC06 EC20 EE07 EF06 EF09 FD00 FD03 ZA07 5C074 AA08 BB02 BB26 CC26 DD04 EE12 FF07 FF11 GG12 9A001 HH34 JJ35 KK42

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の方向に移動しながら、画像データ
    に応じて変調された露光光の照射を受けて表面に静電網
    点潜像が形成される像担持体と、 トナーを収容し、該トナーにより、前記像担持体上に形
    成された静電網点潜像を現像して該像担持体上にトナー
    像を形成する現像器とを備え、 前記像担持体上に形成されたトナー像を、最終的に、所
    定の画像記録媒体上に転写して定着することにより、該
    画像記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する
    画像形成装置において、 前記像担持体上に、前記現像器による現像の時間的な順
    序に従って所定のエッジを境界にして相対的に高網点面
    積率の領域から低網点面積率の領域へと変化する静電網
    点潜像が形成される場合のエッジ位置を、該静電網点潜
    像を形成するための画像データに基づいて検出するエッ
    ジ検出手段と、 前記像担持体上に電位測定用トナー像を形成して該電位
    測定用トナー像の電位を測定するトナー像電位測定手段
    と、 前記エッジ検出手段により検出されたエッジ位置と、該
    エッジを挟む、高網点面積率の領域および低網点面積率
    の領域の各網点面積率と、前記トナー像電位測定手段に
    より測定された電位測定用トナー像の電位とに基づい
    て、前記エッジから低網点面積率の領域に広がる所定の
    補正領域の画像データを高網点面積率側に補正するデー
    タ補正手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記トナー像電位測定手段が、前記像担
    持体上に網点面積率100%のトナー像を形成して該ト
    ナー像の電位を測定するものであることを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記データ補正手段は、前記トナー像電
    位測定手段により測定されたトナー像の電位が低いほ
    ど、前記補正領域の画像データを、より高網点面積率側
    に補正するものであることを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記エッジ検出手段は、前記現像器によ
    る現像の時間的な順序に従って網点面積率35%以上の
    領域から、30%以上の網点面積率の落差を持って網点
    面積率5%以上70%以下の領域に移行する場合の、該
    30%以上の網点面積率の落差により形成されるエッジ
    を検出するものであることを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
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