JP2001253627A - 画像形成装置および複写機 - Google Patents
画像形成装置および複写機Info
- Publication number
- JP2001253627A JP2001253627A JP2000065558A JP2000065558A JP2001253627A JP 2001253627 A JP2001253627 A JP 2001253627A JP 2000065558 A JP2000065558 A JP 2000065558A JP 2000065558 A JP2000065558 A JP 2000065558A JP 2001253627 A JP2001253627 A JP 2001253627A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image forming
- unit
- discharge
- forming operation
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Pile Receivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像が形成された用紙の取り出しを容易にす
る。 【解決手段】 画像形成動作の実行指示を受け付けた場
合に、検知結果記憶領域に記憶されている検知結果に基
づいて、用紙がない排紙部46、47を排出位置に設定
するようにした。これによって、単一の画像形成動作毎
に該当する用紙を同一の排紙部46、47に排紙させる
ことが可能になるので、先に排紙された用紙に後から排
紙された用紙が重なってしまうことを極力防止すること
ができる。これによって、画像が形成された用紙の取り
出しを容易にすることができる。
る。 【解決手段】 画像形成動作の実行指示を受け付けた場
合に、検知結果記憶領域に記憶されている検知結果に基
づいて、用紙がない排紙部46、47を排出位置に設定
するようにした。これによって、単一の画像形成動作毎
に該当する用紙を同一の排紙部46、47に排紙させる
ことが可能になるので、先に排紙された用紙に後から排
紙された用紙が重なってしまうことを極力防止すること
ができる。これによって、画像が形成された用紙の取り
出しを容易にすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置およ
び複写機に関する。
び複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、所定の搬送部材により搬送されて
きた用紙に画像を形成するプリンタエンジンと、このプ
リンタエンジンに連通されて画像形成後の用紙が排紙さ
れる排紙部とを備えた画像形成装置がある。
きた用紙に画像を形成するプリンタエンジンと、このプ
リンタエンジンに連通されて画像形成後の用紙が排紙さ
れる排紙部とを備えた画像形成装置がある。
【0003】このような画像形成装置には、排紙部を複
数備えているものがある。例えば、特開平11−485
77号公報には、操作者による任意の排紙部(公報中:
排紙口)の設定の受け付けを可能とし、設定を受け付け
た時点で設定された排紙部に用紙が排出されるように用
紙の排出経路を変更するようにした画像形成装置が開示
されている。同公報に開示された技術によれば、排紙部
の設定を受け付けた時点で用紙の排出経路を変更するこ
とで、オペレーターに対して、画像形成動作を行う前に
用紙の排紙部を視覚的に確認させることが可能となる。
数備えているものがある。例えば、特開平11−485
77号公報には、操作者による任意の排紙部(公報中:
排紙口)の設定の受け付けを可能とし、設定を受け付け
た時点で設定された排紙部に用紙が排出されるように用
紙の排出経路を変更するようにした画像形成装置が開示
されている。同公報に開示された技術によれば、排紙部
の設定を受け付けた時点で用紙の排出経路を変更するこ
とで、オペレーターに対して、画像形成動作を行う前に
用紙の排紙部を視覚的に確認させることが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開平11
−48577号公報に開示された技術では、排紙先を明
確にするためには、画像形成動作を行う前に、用紙が排
出される排紙部を使用者がその都度指示しなくてはなら
ない。このような画像形成装置を遠隔操作によって使用
する場合、オペレーターは、用紙が排出される排紙部を
画像形成装置が設置されている場所まで確認しにこなけ
ればならず、使い勝手が悪い。
−48577号公報に開示された技術では、排紙先を明
確にするためには、画像形成動作を行う前に、用紙が排
出される排紙部を使用者がその都度指示しなくてはなら
ない。このような画像形成装置を遠隔操作によって使用
する場合、オペレーターは、用紙が排出される排紙部を
画像形成装置が設置されている場所まで確認しにこなけ
ればならず、使い勝手が悪い。
【0005】また、特開平11−48577号公報に開
示された技術では、画像形成後の用紙をオペレーターに
より指定された排紙部に排紙するため、この排紙部に前
回までの画像形成動作で排紙された用紙が積層されてい
る場合には、当該排紙部に先に排紙されていた用紙と後
から排紙された用紙との境目が分からなくなり、分別す
るために作業が煩雑になってしまう。
示された技術では、画像形成後の用紙をオペレーターに
より指定された排紙部に排紙するため、この排紙部に前
回までの画像形成動作で排紙された用紙が積層されてい
る場合には、当該排紙部に先に排紙されていた用紙と後
から排紙された用紙との境目が分からなくなり、分別す
るために作業が煩雑になってしまう。
【0006】本発明は、画像が形成された用紙の取り出
しを容易にすることができる画像形成装置および複写機
を得ることを目的とする。
しを容易にすることができる画像形成装置および複写機
を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像形成装置は、用紙に所定の画像を形成するプリンタエ
ンジンから連通された排紙部を複数備え、前記プリンタ
エンジンにより前記所定の画像が形成された前記用紙が
排出される前記排紙部である排出位置を任意に設定可能
な画像形成装置において、前記排紙部での前記用紙の有
無を検知する排紙検知手段と、前記排紙検知手段の検知
結果を検知結果記憶領域に一時記憶させる記憶手段と、
画像形成動作の実行指示を受け付ける受付手段と、前記
受付手段によって前記画像形成動作の実行指示を受け付
けた場合に、前記検知結果記憶領域を参照して、前記用
紙がない前記排紙部を排出位置に設定する排出先設定手
段と、を設けた。
像形成装置は、用紙に所定の画像を形成するプリンタエ
ンジンから連通された排紙部を複数備え、前記プリンタ
エンジンにより前記所定の画像が形成された前記用紙が
排出される前記排紙部である排出位置を任意に設定可能
な画像形成装置において、前記排紙部での前記用紙の有
無を検知する排紙検知手段と、前記排紙検知手段の検知
結果を検知結果記憶領域に一時記憶させる記憶手段と、
画像形成動作の実行指示を受け付ける受付手段と、前記
受付手段によって前記画像形成動作の実行指示を受け付
けた場合に、前記検知結果記憶領域を参照して、前記用
紙がない前記排紙部を排出位置に設定する排出先設定手
段と、を設けた。
【0008】したがって、受付手段により画像形成動作
の実行指示が受け付けられた場合には、記憶手段により
検知結果記憶領域に記憶されている排紙検知手段の検知
結果に基づいて、排出先設定手段により用紙がない排紙
部が排出位置に設定される。これによって、単一の画像
形成動作毎に該当する用紙を同一の排紙部に排紙させる
ことが可能になる。
の実行指示が受け付けられた場合には、記憶手段により
検知結果記憶領域に記憶されている排紙検知手段の検知
結果に基づいて、排出先設定手段により用紙がない排紙
部が排出位置に設定される。これによって、単一の画像
形成動作毎に該当する用紙を同一の排紙部に排紙させる
ことが可能になる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記画像形成動作の実行に際して
前記排紙検知手段が少なくとも1つの前記排紙部に関し
て前記用紙を検知した場合に、当該画像形成動作が新規
の画像形成動作に係るものであるか否かを判断する新規
判断手段を備え、前記排出先設定手段は、前記新規判断
手段が当該画像形成動作が新規の画像形成動作に係るも
のであると判断した場合には前記用紙がない前記排紙部
を排出位置に設定し、前記新規判断手段が当該画像形成
動作が新規の画像形成動作に係るものではないと判断し
た場合には前記排紙位置の設定を維持するようにした。
像形成装置において、前記画像形成動作の実行に際して
前記排紙検知手段が少なくとも1つの前記排紙部に関し
て前記用紙を検知した場合に、当該画像形成動作が新規
の画像形成動作に係るものであるか否かを判断する新規
判断手段を備え、前記排出先設定手段は、前記新規判断
手段が当該画像形成動作が新規の画像形成動作に係るも
のであると判断した場合には前記用紙がない前記排紙部
を排出位置に設定し、前記新規判断手段が当該画像形成
動作が新規の画像形成動作に係るものではないと判断し
た場合には前記排紙位置の設定を維持するようにした。
【0010】したがって、新規判断手段により実行する
画像形成動作が新規の画像形成動作に係るものであると
判断された場合には、排出先設定手段により用紙がない
排紙部が排出位置に設定され、新規判断手段により実行
する画像形成動作が新規の画像形成動作に係るものでは
ないと判断された場合には排出先設定手段により排紙位
置の設定が維持される。これによって、例えば用紙ジャ
ムにより画像形成動作が中断された場合等に、単一の画
像形成動作に係る用紙を同一の排紙部に排紙させること
が可能になる。
画像形成動作が新規の画像形成動作に係るものであると
判断された場合には、排出先設定手段により用紙がない
排紙部が排出位置に設定され、新規判断手段により実行
する画像形成動作が新規の画像形成動作に係るものでは
ないと判断された場合には排出先設定手段により排紙位
置の設定が維持される。これによって、例えば用紙ジャ
ムにより画像形成動作が中断された場合等に、単一の画
像形成動作に係る用紙を同一の排紙部に排紙させること
が可能になる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の画像形成装置において、前記記憶手段は実行途中
の画像形成動作における前記排出部を前記検知結果記憶
領域に一時記憶させ、前記排出先設定手段は前記画像形
成動作の実行途中で前記受付手段により別の画像形成動
作の割り込み実行指示を受け付けた場合に前記検知結果
記憶領域を参照して実行途中の画像形成動作における前
記排出部と異なる排出部を前記別の画像形成動作におけ
る前記排出位置に設定するようにした。
記載の画像形成装置において、前記記憶手段は実行途中
の画像形成動作における前記排出部を前記検知結果記憶
領域に一時記憶させ、前記排出先設定手段は前記画像形
成動作の実行途中で前記受付手段により別の画像形成動
作の割り込み実行指示を受け付けた場合に前記検知結果
記憶領域を参照して実行途中の画像形成動作における前
記排出部と異なる排出部を前記別の画像形成動作におけ
る前記排出位置に設定するようにした。
【0012】したがって、受付手段によって画像形成動
作の割り込み実行指示が受け付けられた場合には、実行
途中の画像形成動作における排出位置と異なる排出位置
が割り込み実行指示を受け付けた画像形成動作の排出位
置に設定される。これによって、実行途中の画像形成動
作に、別の画像形成動作を割り込ませる場合にも、単一
の画像形成動作毎に排紙位置を異ならせることが可能に
なる。
作の割り込み実行指示が受け付けられた場合には、実行
途中の画像形成動作における排出位置と異なる排出位置
が割り込み実行指示を受け付けた画像形成動作の排出位
置に設定される。これによって、実行途中の画像形成動
作に、別の画像形成動作を割り込ませる場合にも、単一
の画像形成動作毎に排紙位置を異ならせることが可能に
なる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の画像形成装置において、プリンタエンジンか
ら連通された排紙部を複数備え、前記プリンタエンジン
により所定の画像が形成された用紙が排出される前記排
紙部である排出位置を任意に設定可能な画像形成装置に
おいて、最新の前記画像形成動作において前記用紙が排
紙された前記排紙部を特定する特定情報を検知結果記憶
領域に一時記憶させる記憶手段と、画像形成動作の実行
指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって前
記画像形成動作の実行指示を受け付けた場合に、前記検
知結果記憶領域を参照して、前記特定情報により特定さ
れる前記排紙部と異なる前記排紙部を排出位置に設定す
る排出先設定手段と、を設けた。
は3記載の画像形成装置において、プリンタエンジンか
ら連通された排紙部を複数備え、前記プリンタエンジン
により所定の画像が形成された用紙が排出される前記排
紙部である排出位置を任意に設定可能な画像形成装置に
おいて、最新の前記画像形成動作において前記用紙が排
紙された前記排紙部を特定する特定情報を検知結果記憶
領域に一時記憶させる記憶手段と、画像形成動作の実行
指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって前
記画像形成動作の実行指示を受け付けた場合に、前記検
知結果記憶領域を参照して、前記特定情報により特定さ
れる前記排紙部と異なる前記排紙部を排出位置に設定す
る排出先設定手段と、を設けた。
【0014】したがって、受付手段により画像形成動作
の実行指示が受け付けられた場合には、記憶手段により
検知結果記憶領域に記憶されている特定情報に基づい
て、特定情報により特定される排紙部と異なる排紙部が
排出位置に設定される。これによって、例えば、前回の
画像形成動作において排紙された用紙に、新しい画像形
成動作において排紙された用紙が重ねられてしまうこと
を極力防止することが可能になる。
の実行指示が受け付けられた場合には、記憶手段により
検知結果記憶領域に記憶されている特定情報に基づい
て、特定情報により特定される排紙部と異なる排紙部が
排出位置に設定される。これによって、例えば、前回の
画像形成動作において排紙された用紙に、新しい画像形
成動作において排紙された用紙が重ねられてしまうこと
を極力防止することが可能になる。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項1、2、3
または4記載の画像形成装置において、外部装置との間
で所定の情報を通信可能とする通信手段を備え、前記受
付手段は前記通信手段により前記外部装置から受信した
前記画像形成動作の実行指示を受け付ける。
または4記載の画像形成装置において、外部装置との間
で所定の情報を通信可能とする通信手段を備え、前記受
付手段は前記通信手段により前記外部装置から受信した
前記画像形成動作の実行指示を受け付ける。
【0016】したがって、通信手段により外部装置から
受信した画像形成動作の実行指示が受付手段によって受
け付けられる。これによって、排出位置の設定を遠隔操
作によって行うことが可能になる。
受信した画像形成動作の実行指示が受付手段によって受
け付けられる。これによって、排出位置の設定を遠隔操
作によって行うことが可能になる。
【0017】請求項6記載の発明の複写機は、原稿の画
像を読み取る画像読取装置を備え、前記画像読取装置に
より読み取った前記原稿の画像を請求項1ないし5いず
れか一に記載の画像形成装置が備える前記プリンタエン
ジンによって用紙に形成する。
像を読み取る画像読取装置を備え、前記画像読取装置に
より読み取った前記原稿の画像を請求項1ないし5いず
れか一に記載の画像形成装置が備える前記プリンタエン
ジンによって用紙に形成する。
【0018】したがって、画像読取装置により読み取ら
れた原稿の画像は、請求項1ないし5いずれか一に記載
の画像形成装置が備えるプリンタエンジンによって用紙
に形成される。これによって、単一の画像複写動作に該
当する用紙を同一の排紙部に排紙させることが可能にな
る。
れた原稿の画像は、請求項1ないし5いずれか一に記載
の画像形成装置が備えるプリンタエンジンによって用紙
に形成される。これによって、単一の画像複写動作に該
当する用紙を同一の排紙部に排紙させることが可能にな
る。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を、図
1ないし図5に基づいて説明する。本実施の形態は、複
写機としてデジタル複写機1への適用例である。
1ないし図5に基づいて説明する。本実施の形態は、複
写機としてデジタル複写機1への適用例である。
【0020】図1は本発明の第1の実施の形態のデジタ
ル複写機1の概略構成を示す縦断正面図、図2はその部
分拡大図である。
ル複写機1の概略構成を示す縦断正面図、図2はその部
分拡大図である。
【0021】デジタル複写機1は、原稿の画像を読み取
る画像読取装置としての画像読取ユニット2と、画像読
取ユニット2で読み取った原稿の画像データに基づいた
画像形成を電子写真方式で行う画像形成装置としての画
像形成ユニット3と、画像形成ユニット3から排紙され
た用紙のステープル処理をするフィニッシャユニット4
とを備えている。
る画像読取装置としての画像読取ユニット2と、画像読
取ユニット2で読み取った原稿の画像データに基づいた
画像形成を電子写真方式で行う画像形成装置としての画
像形成ユニット3と、画像形成ユニット3から排紙され
た用紙のステープル処理をするフィニッシャユニット4
とを備えている。
【0022】また、デジタル複写機1は、操作者による
所定のキー操作を受け付ける受付手段としてのキー操作
部53と液晶ディスプレイ54とからなる操作部A(図
3参照)を備えている。
所定のキー操作を受け付ける受付手段としてのキー操作
部53と液晶ディスプレイ54とからなる操作部A(図
3参照)を備えている。
【0023】画像読取ユニット2は、読み取りユニット
5と、自動原稿送り装置6とを備えている。
5と、自動原稿送り装置6とを備えている。
【0024】読み取りユニット5は、原稿を載置するコ
ンタクトガラス7と読取光学系8とを備えている。読取
光学系8は、露光ランプ9、第1ミラー10、レンズ1
1、CCDイメージセンサ12、第2ミラー13および
第3ミラー14等で構成されている。露光ランプ9及び
第1ミラー10は、第1キャリッジ15に搭載されてい
る。第2ミラー13及び第3ミラー14は、第2キャリ
ッジ16に搭載されている。原稿の画像を読み取る際に
は、図示しないスキャナ駆動モータにより第1キャリッ
ジ15と第2キャリッジ16とを2対1の速度比で駆動
することで、原稿とCCDイメージセンサ12との光路
長を一定にして露光走査する。露光走査された原稿の画
像は、CCDイメージセンサ12によって光学的に読み
取られた後、電気信号に変換され、以降後述する所定の
画像処理がなされる。
ンタクトガラス7と読取光学系8とを備えている。読取
光学系8は、露光ランプ9、第1ミラー10、レンズ1
1、CCDイメージセンサ12、第2ミラー13および
第3ミラー14等で構成されている。露光ランプ9及び
第1ミラー10は、第1キャリッジ15に搭載されてい
る。第2ミラー13及び第3ミラー14は、第2キャリ
ッジ16に搭載されている。原稿の画像を読み取る際に
は、図示しないスキャナ駆動モータにより第1キャリッ
ジ15と第2キャリッジ16とを2対1の速度比で駆動
することで、原稿とCCDイメージセンサ12との光路
長を一定にして露光走査する。露光走査された原稿の画
像は、CCDイメージセンサ12によって光学的に読み
取られた後、電気信号に変換され、以降後述する所定の
画像処理がなされる。
【0025】自動原稿送り装置6は、原稿台17にセッ
トされたシート状の原稿を一枚ずつコンタクトガラス7
上に自動的に供給する装置である。原稿台17にセット
された原稿が原稿セット検知センサ69によって原稿台
17上に原稿が載置されたことが検出されると、この原
稿は、給送ローラ18によって原稿読み取りセンサ19
上側の位置に送り込まれる。原稿は、原稿読み取りセン
サ19の上側を一定の速度で通過する際に、原稿読み取
りセンサ19に対峙する面の画像が読み取られる。本実
施の形態では、原稿読み取りセンサ19としては密着型
の等倍CCDデバイス等が用いられる。画像が読み取ら
れた原稿は、排紙トレイ70に排紙される。
トされたシート状の原稿を一枚ずつコンタクトガラス7
上に自動的に供給する装置である。原稿台17にセット
された原稿が原稿セット検知センサ69によって原稿台
17上に原稿が載置されたことが検出されると、この原
稿は、給送ローラ18によって原稿読み取りセンサ19
上側の位置に送り込まれる。原稿は、原稿読み取りセン
サ19の上側を一定の速度で通過する際に、原稿読み取
りセンサ19に対峙する面の画像が読み取られる。本実
施の形態では、原稿読み取りセンサ19としては密着型
の等倍CCDデバイス等が用いられる。画像が読み取ら
れた原稿は、排紙トレイ70に排紙される。
【0026】画像形成ユニット3は、書き込みユニット
20を備えている。この書き込みユニット20は、レー
ザ出力ユニット21、結像レンズ22、ミラー23で構
成されている。特に図示しないが、レーザ出力ユニット
21の内部には、レーザ光源であるレーザダイオード
と、モータによって高速かつ定速で回転する多角形ミラ
ー(ポリゴンミラー)とが設けられている。書き込みユニ
ット20から出力されるレーザ光は感光体24に照射さ
れ、これによって感光体24の表面には静電潜像が形成
される。
20を備えている。この書き込みユニット20は、レー
ザ出力ユニット21、結像レンズ22、ミラー23で構
成されている。特に図示しないが、レーザ出力ユニット
21の内部には、レーザ光源であるレーザダイオード
と、モータによって高速かつ定速で回転する多角形ミラ
ー(ポリゴンミラー)とが設けられている。書き込みユニ
ット20から出力されるレーザ光は感光体24に照射さ
れ、これによって感光体24の表面には静電潜像が形成
される。
【0027】ここで、感光体24の表面に形成された静
電潜像を現像して用紙上に画像形成する手順について、
その概略を以下に説明する。まず、第1トレイ25、第
2トレイ26、第3トレイ27に積載された用紙を、各
々、第1給紙装置28、第2給紙装置29、第3給紙装
置30によって給紙し、縦搬送ユニット31によって感
光体24に当接する位置まで搬送する。書き込みユニッ
ト20からのレーザ光によって、画像メモリ32(図4
参照)上の画像データを感光体24の表面に露光させる
ことで静電潜像を形成する。この感光体24上の静電潜
像に対して、現像ユニット33を通過する際にトナーを
定着させることで顕像化し、感光体24表面にトナー像
を形成する。そして、感光体24の回転と等速で回転す
る搬送ベルト34によって用紙をタイミング調整して搬
送しながら、感光体24上のトナー像を転写させる。こ
の用紙に対して、定着ユニット35にて加圧および加熱
することで転写させたトナー像を定着させた後、排紙ユ
ニット36によってフィニッシャユニット4に排出させ
る。ここに、書き込みユニット20、感光体24、現像
ユニット33、搬送ベルト34および定着ユニット35
がプリンタエンジンとされている。
電潜像を現像して用紙上に画像形成する手順について、
その概略を以下に説明する。まず、第1トレイ25、第
2トレイ26、第3トレイ27に積載された用紙を、各
々、第1給紙装置28、第2給紙装置29、第3給紙装
置30によって給紙し、縦搬送ユニット31によって感
光体24に当接する位置まで搬送する。書き込みユニッ
ト20からのレーザ光によって、画像メモリ32(図4
参照)上の画像データを感光体24の表面に露光させる
ことで静電潜像を形成する。この感光体24上の静電潜
像に対して、現像ユニット33を通過する際にトナーを
定着させることで顕像化し、感光体24表面にトナー像
を形成する。そして、感光体24の回転と等速で回転す
る搬送ベルト34によって用紙をタイミング調整して搬
送しながら、感光体24上のトナー像を転写させる。こ
の用紙に対して、定着ユニット35にて加圧および加熱
することで転写させたトナー像を定着させた後、排紙ユ
ニット36によってフィニッシャユニット4に排出させ
る。ここに、書き込みユニット20、感光体24、現像
ユニット33、搬送ベルト34および定着ユニット35
がプリンタエンジンとされている。
【0028】また、用紙の両面に画像を形成する場合
は、第1トレイ25、第2トレイ26あるいは第3トレ
イ27から給紙して片面に画像が形成された用紙を、反
転経路切替爪37を切り替えることにより、フィニッシ
ャユニット4側に導かずに両面入紙搬送路38に搬送
し、反転ユニット39でスイッチバック反転し、用紙揃
えジョガー40で両サイドを揃えた後に、両面搬送ロー
ラ41で駆動される両面搬送ユニット42に送る。両面
搬送ユニット42に送られた用紙を再度縦搬送ユニット
31に送って裏面に画像を形成した後、フィニッシャユ
ニット4に排紙する。用紙を反転して排出する場合は、
反転ユニット39でスイッチバック反転した用紙を、両
面搬送ユニット42に送らずに反転排紙搬送路43に送
り出してフィニッシャユニット4に排紙する。
は、第1トレイ25、第2トレイ26あるいは第3トレ
イ27から給紙して片面に画像が形成された用紙を、反
転経路切替爪37を切り替えることにより、フィニッシ
ャユニット4側に導かずに両面入紙搬送路38に搬送
し、反転ユニット39でスイッチバック反転し、用紙揃
えジョガー40で両サイドを揃えた後に、両面搬送ロー
ラ41で駆動される両面搬送ユニット42に送る。両面
搬送ユニット42に送られた用紙を再度縦搬送ユニット
31に送って裏面に画像を形成した後、フィニッシャユ
ニット4に排紙する。用紙を反転して排出する場合は、
反転ユニット39でスイッチバック反転した用紙を、両
面搬送ユニット42に送らずに反転排紙搬送路43に送
り出してフィニッシャユニット4に排紙する。
【0029】フィニッシャユニット4は、画像形成ユニ
ット3から排紙された用紙を、一旦スタックするスタッ
クトレイ44と、スタックトレイ44に溜められた用紙
束を綴じるステープル処理を行うステープラユニット4
5と、ステープル処理された用紙束が排紙される排紙部
としての上排紙トレイ46および下排紙トレイ47とを
備えている。上排紙トレイ46および下排紙トレイ47
のそれぞれには、上排紙トレイ46および下排紙トレイ
47に画像形成後の用紙の有無を検出する排紙センサ4
8、49が設けられている。排紙センサ48、49に
は、それぞれが配置されている上排紙トレイ46あるい
は下排紙トレイ47の位置を特定する特定情報が対応づ
けられている。
ット3から排紙された用紙を、一旦スタックするスタッ
クトレイ44と、スタックトレイ44に溜められた用紙
束を綴じるステープル処理を行うステープラユニット4
5と、ステープル処理された用紙束が排紙される排紙部
としての上排紙トレイ46および下排紙トレイ47とを
備えている。上排紙トレイ46および下排紙トレイ47
のそれぞれには、上排紙トレイ46および下排紙トレイ
47に画像形成後の用紙の有無を検出する排紙センサ4
8、49が設けられている。排紙センサ48、49に
は、それぞれが配置されている上排紙トレイ46あるい
は下排紙トレイ47の位置を特定する特定情報が対応づ
けられている。
【0030】次に、図3に基づいて、デジタル複写機1
の制御系の電気的な接続について作用的に説明する。図
3は、デジタル複写機1の制御系の電気的な接続を示す
ブロック図である。デジタル複写機1は、各部を集中的
に制御するマイコンMを備えている。マイコンMは、感
光体24などを駆動するメインモータ50、反転経路切
替爪37を操作するソレノイド51、両面搬送ローラ4
1を駆動するモータ52、用紙揃えジョガー40を駆動
するモータ40aなどの各種アクチュエータや、自動原
稿送り装置6(モータ6aは給紙ローラの駆動源である)
を制御する。また、各種の操作を受け付けるキーからな
るキー操作部53と、各種のメッセージを表示する液晶
ディスプレイ54とを備えた操作部Aを制御し、フィニ
ッシャユニット4との通信制御等を行っている。さら
に、後述する画像処理部(図4参照)55を制御する。
の制御系の電気的な接続について作用的に説明する。図
3は、デジタル複写機1の制御系の電気的な接続を示す
ブロック図である。デジタル複写機1は、各部を集中的
に制御するマイコンMを備えている。マイコンMは、感
光体24などを駆動するメインモータ50、反転経路切
替爪37を操作するソレノイド51、両面搬送ローラ4
1を駆動するモータ52、用紙揃えジョガー40を駆動
するモータ40aなどの各種アクチュエータや、自動原
稿送り装置6(モータ6aは給紙ローラの駆動源である)
を制御する。また、各種の操作を受け付けるキーからな
るキー操作部53と、各種のメッセージを表示する液晶
ディスプレイ54とを備えた操作部Aを制御し、フィニ
ッシャユニット4との通信制御等を行っている。さら
に、後述する画像処理部(図4参照)55を制御する。
【0031】ここで、図4を参照して、画像処理部55
についてさらに詳細に説明する。図4は、画像読取ユニ
ット2で読み取った画像データを処理する画像処理部5
5を作用的に示すブロック図である。画像処理部55
は、画像処理部55の各部を集中的に駆動制御するCP
U56に、制御プログラム等の固定的なデータを格納す
るROM57と、可変的なデータを書き換え自在に記憶
するRAM58とが、アドレスバス59、データバス6
0によりバスライン接続されている。RAM58は、排
紙センサ48、49の検出結果とそれぞれの排紙センサ
48、49に対応づけられた特定情報とを対応づけて記
憶保持する検知結果記憶領域としての結果記憶エリア
(図示せず)が確保されていることから、記憶手段として
の機能を果たすものである。
についてさらに詳細に説明する。図4は、画像読取ユニ
ット2で読み取った画像データを処理する画像処理部5
5を作用的に示すブロック図である。画像処理部55
は、画像処理部55の各部を集中的に駆動制御するCP
U56に、制御プログラム等の固定的なデータを格納す
るROM57と、可変的なデータを書き換え自在に記憶
するRAM58とが、アドレスバス59、データバス6
0によりバスライン接続されている。RAM58は、排
紙センサ48、49の検出結果とそれぞれの排紙センサ
48、49に対応づけられた特定情報とを対応づけて記
憶保持する検知結果記憶領域としての結果記憶エリア
(図示せず)が確保されていることから、記憶手段として
の機能を果たすものである。
【0032】また、特に図示しないが、CPU56に
は、外部装置との間で情報の授受を行う、通信手段とし
ての通信インターフェイスがバスライン接続されてい
る。これによって、後述する排出位置の設定を遠隔操作
によって行うことができ、この際の通信インターフェイ
スを受付手段として機能させることができる。
は、外部装置との間で情報の授受を行う、通信手段とし
ての通信インターフェイスがバスライン接続されてい
る。これによって、後述する排出位置の設定を遠隔操作
によって行うことができ、この際の通信インターフェイ
スを受付手段として機能させることができる。
【0033】CCDイメージセンサ12あるいは自動原
稿送り装置6内の原稿読み取りセンサ19により光学的
に読み取った原稿の画像のアナログ信号の画像データ
は、A/Dコンバータ61に入力される。
稿送り装置6内の原稿読み取りセンサ19により光学的
に読み取った原稿の画像のアナログ信号の画像データ
は、A/Dコンバータ61に入力される。
【0034】A/Dコンバータ61は、入力されたアナ
ログ信号の画像データをデジタル信号に変換する。
ログ信号の画像データをデジタル信号に変換する。
【0035】シェーディング補正部62は、デジタル信
号に変換された画像データに対してシェーディング補正
を行う。
号に変換された画像データに対してシェーディング補正
を行う。
【0036】MTF補正・γ補正部63は、シェーディ
ング補正後の画像データに対して、MTF補正、γ補正
等を行い変倍処理部64に出力する。
ング補正後の画像データに対して、MTF補正、γ補正
等を行い変倍処理部64に出力する。
【0037】変倍処理部64は、入力された画像データ
に対して所定の変倍率に合せた拡大縮小を行い、メモリ
コントローラ65へ出力する。
に対して所定の変倍率に合せた拡大縮小を行い、メモリ
コントローラ65へ出力する。
【0038】このメモリコントローラ65は、マイコン
Mの制御により、一次圧縮処理をかけた画像データを画
像メモリ32に書き込む。
Mの制御により、一次圧縮処理をかけた画像データを画
像メモリ32に書き込む。
【0039】CCDイメージセンサ12あるいは原稿読
み取りセンサ19で原稿を読み取った画像データを、画
像メモリ32に書き込むまでの過程で行う処理は、原稿
読み取りを開始して後その原稿の頁すべての画像データ
を画像メモリ32に書き込むまで、停止せずに連続的に
行う。
み取りセンサ19で原稿を読み取った画像データを、画
像メモリ32に書き込むまでの過程で行う処理は、原稿
読み取りを開始して後その原稿の頁すべての画像データ
を画像メモリ32に書き込むまで、停止せずに連続的に
行う。
【0040】2次圧縮部66は、画像メモリ32に書き
込まれた画像データに対して、必要に応じてさらに2次
圧縮処理を施して、さらにデータ量を少なくしてからH
DD(ハードディスクドライブ)67等の記憶装置に書き
込む。
込まれた画像データに対して、必要に応じてさらに2次
圧縮処理を施して、さらにデータ量を少なくしてからH
DD(ハードディスクドライブ)67等の記憶装置に書き
込む。
【0041】複数部の複写を行う場合には、この画像デ
ータを一度HDD67に蓄積しておくことにより、画像
データ原稿の読み込みは1回で済むことになる。ただ
し、HDD67に書き込まれている画像データを画像形
成のために読み出す場合は、一度画像メモリ32に展開
する必要があるため、その分時間がかかる。また、画像
データを圧縮してHDD67に蓄積する動作と、HDD
67から蓄積済みの画像データを展開する動作は同時に
は行えず、必ず時間的にずらして行う必要がある。
ータを一度HDD67に蓄積しておくことにより、画像
データ原稿の読み込みは1回で済むことになる。ただ
し、HDD67に書き込まれている画像データを画像形
成のために読み出す場合は、一度画像メモリ32に展開
する必要があるため、その分時間がかかる。また、画像
データを圧縮してHDD67に蓄積する動作と、HDD
67から蓄積済みの画像データを展開する動作は同時に
は行えず、必ず時間的にずらして行う必要がある。
【0042】画像メモリ32に書き込んだ画像データに
基づいて画像形成を行う場合は、画像メモリ32からメ
モリコントローラ65に画像データを出力し、そこから
書き込みγ補正ユニット68を経由して書き込みユニッ
ト20に出力する。
基づいて画像形成を行う場合は、画像メモリ32からメ
モリコントローラ65に画像データを出力し、そこから
書き込みγ補正ユニット68を経由して書き込みユニッ
ト20に出力する。
【0043】ここで、図5を参照して、デジタル複写機
1での画像形成動作に際しての排紙制御について説明す
る。図5は、デジタル複写機1での画像形成動作に際し
ての排紙制御処理の概略を示すフローチャートである。
1での画像形成動作に際しての排紙制御について説明す
る。図5は、デジタル複写機1での画像形成動作に際し
ての排紙制御処理の概略を示すフローチャートである。
【0044】まず、画像形成動作に際しての排紙制御処
理では、画像形成動作の実行を宣言するジョブを受け付
けた判断した場合に、受け付けたジョブが新規のジョブ
であるか否かを判断する(S1)。ここに、新規判断手段
としての機能が実行される。
理では、画像形成動作の実行を宣言するジョブを受け付
けた判断した場合に、受け付けたジョブが新規のジョブ
であるか否かを判断する(S1)。ここに、新規判断手段
としての機能が実行される。
【0045】ここで、本実施の形態での「ジョブ」の概
念について説明する。ジョブは、1枚以上の用紙に一連
の画像形成動作を行うひとまとまりの動作を意味する。
例えば、自動原稿送り装置6に複数枚の原稿を載置して
ソートコピーを行う場合には、最後の原稿の画像の形成
動作が終了するまでを1つのジョブとする。また、同一
の原稿の画像を複数枚形成するスタックコピーを行う場
合には、設定された枚数の画像の形成動作が終了するま
でを1つのジョブとする。加えて、通信インターフェイ
スを介して外部装置から実行指示を受け付けた場合に
は、外部装置のアプリケーションから送られてきた画像
データについて、最後まで画像の形成動作が終了するま
でを1つのジョブとする。例えば、FAXとして使用す
る場合には、データの受信を開始してから受信した画像
データに関して最後まで画像の形成動作が終了するまで
を1つのジョブとする。
念について説明する。ジョブは、1枚以上の用紙に一連
の画像形成動作を行うひとまとまりの動作を意味する。
例えば、自動原稿送り装置6に複数枚の原稿を載置して
ソートコピーを行う場合には、最後の原稿の画像の形成
動作が終了するまでを1つのジョブとする。また、同一
の原稿の画像を複数枚形成するスタックコピーを行う場
合には、設定された枚数の画像の形成動作が終了するま
でを1つのジョブとする。加えて、通信インターフェイ
スを介して外部装置から実行指示を受け付けた場合に
は、外部装置のアプリケーションから送られてきた画像
データについて、最後まで画像の形成動作が終了するま
でを1つのジョブとする。例えば、FAXとして使用す
る場合には、データの受信を開始してから受信した画像
データに関して最後まで画像の形成動作が終了するまで
を1つのジョブとする。
【0046】ステップS1で、受け付けたジョブが新規
のジョブであると判断した場合には(S1のY)、新規の
ジョブであると判断した時点に別のジョブを実行中であ
るか否かを判断する(S2)。
のジョブであると判断した場合には(S1のY)、新規の
ジョブであると判断した時点に別のジョブを実行中であ
るか否かを判断する(S2)。
【0047】ステップS2で、新規のジョブであると判
断した時点に別のジョブを実行中でないと判断した場合
には(S2のN)、RAM58の結果記憶エリアを参照し
て、上排紙トレイ46に排紙された用紙があるか否かを
判断する(S3)。ここに、排紙検知手段としての機能が
実行される。
断した時点に別のジョブを実行中でないと判断した場合
には(S2のN)、RAM58の結果記憶エリアを参照し
て、上排紙トレイ46に排紙された用紙があるか否かを
判断する(S3)。ここに、排紙検知手段としての機能が
実行される。
【0048】ステップS3で、上排紙トレイ46に排紙
された用紙があると判断した場合には(S3のY)、RA
M58の結果記憶エリアを参照して、下排紙トレイ47
に排紙された用紙があるか否かを判断する(S4)。ここ
に、排紙検知手段としての機能が実行される。
された用紙があると判断した場合には(S3のY)、RA
M58の結果記憶エリアを参照して、下排紙トレイ47
に排紙された用紙があるか否かを判断する(S4)。ここ
に、排紙検知手段としての機能が実行される。
【0049】一方、ステップS3で上排紙トレイ46に
排紙された用紙がないと判断した場合(S3のN)、ある
いは、ステップS4で下排紙トレイ47に排紙された用
紙があると判断した場合には(S4のY)、上排紙トレイ
46を排紙先として設定する(S5)。ここに、排紙先設
定手段としての機能が実行される。
排紙された用紙がないと判断した場合(S3のN)、ある
いは、ステップS4で下排紙トレイ47に排紙された用
紙があると判断した場合には(S4のY)、上排紙トレイ
46を排紙先として設定する(S5)。ここに、排紙先設
定手段としての機能が実行される。
【0050】ステップS4で、下排紙トレイ47に排紙
された用紙がないと判断した場合には(S4のN)、下排
紙トレイ47を排紙先として設定する(S7)。ここに、
排紙先設定手段としての機能が実行される。
された用紙がないと判断した場合には(S4のN)、下排
紙トレイ47を排紙先として設定する(S7)。ここに、
排紙先設定手段としての機能が実行される。
【0051】ところで、ステップS2で、新規のジョブ
を受け付けた時点に別のジョブを実行中であると判断し
た場合には(S2のY)、現在実行中のジョブの排紙先が
上排紙トレイ46であるか否かを判断する(S6)。
を受け付けた時点に別のジョブを実行中であると判断し
た場合には(S2のY)、現在実行中のジョブの排紙先が
上排紙トレイ46であるか否かを判断する(S6)。
【0052】ステップS6で、現在実行中のジョブの排
紙先が上排紙トレイ46であると判断した場合には(S
6のY)、下排紙トレイ47を排紙先として選択する(S
7)。ここに、排紙先設定手段としての機能が実行され
る。
紙先が上排紙トレイ46であると判断した場合には(S
6のY)、下排紙トレイ47を排紙先として選択する(S
7)。ここに、排紙先設定手段としての機能が実行され
る。
【0053】一方、ステップS6で、現在実行中のジョ
ブの排紙先が下排紙トレイ47であると判断した場合に
は(S6のN)、上排紙トレイ46を排紙先として選択す
る(S5)。ここに、排紙先設定手段としての機能が実行
される。
ブの排紙先が下排紙トレイ47であると判断した場合に
は(S6のN)、上排紙トレイ46を排紙先として選択す
る(S5)。ここに、排紙先設定手段としての機能が実行
される。
【0054】ここに、画像形成動作の開始ジョブを受け
付けた場合に、結果記憶エリアを参照して、用紙がない
排紙トレイ46または47が用紙の排出先に設定され
る。また、受け付けたジョブが新規の画像形成動作に係
るものであると判断された場合には(S1のN)、排出先
設定手段によって用紙がない排紙部が排出位置に設定さ
れ、受け付けたジョブが新規の画像形成動作に係るもの
ではないと判断された場合には、現在の排紙位置の設定
を維持する。さらに、画像形成動作の割り込みジョブを
受け付けた場合に、実行途中の画像形成動作における排
出位置と異なる排出位置が割り込みジョブが受け付けら
れた画像形成動作の排出位置に設定される。
付けた場合に、結果記憶エリアを参照して、用紙がない
排紙トレイ46または47が用紙の排出先に設定され
る。また、受け付けたジョブが新規の画像形成動作に係
るものであると判断された場合には(S1のN)、排出先
設定手段によって用紙がない排紙部が排出位置に設定さ
れ、受け付けたジョブが新規の画像形成動作に係るもの
ではないと判断された場合には、現在の排紙位置の設定
を維持する。さらに、画像形成動作の割り込みジョブを
受け付けた場合に、実行途中の画像形成動作における排
出位置と異なる排出位置が割り込みジョブが受け付けら
れた画像形成動作の排出位置に設定される。
【0055】これによって、単一の画像形成動作毎に該
当する用紙を同一の排紙部に排紙させることができる。
また、例えば用紙ジャムにより画像形成動作を中断した
場合にも、単一の画像形成動作に係る用紙を同一の排紙
部に排紙させることができる。さらに、実行途中の画像
形成動作に、別の画像形成動作を割り込ませる場合に
も、単一の画像形成動作毎に排紙位置を異ならせること
ができる。
当する用紙を同一の排紙部に排紙させることができる。
また、例えば用紙ジャムにより画像形成動作を中断した
場合にも、単一の画像形成動作に係る用紙を同一の排紙
部に排紙させることができる。さらに、実行途中の画像
形成動作に、別の画像形成動作を割り込ませる場合に
も、単一の画像形成動作毎に排紙位置を異ならせること
ができる。
【0056】上述のように、ジョブ毎に用紙の排紙先を
異ならせることにより、各排紙トレイ46、47にはジ
ョブ毎に用紙が積層されるので、用紙を取り出し易くす
ることができる。
異ならせることにより、各排紙トレイ46、47にはジ
ョブ毎に用紙が積層されるので、用紙を取り出し易くす
ることができる。
【0057】なお、本実施の形態では、画像形成装置と
して電子写真方式のデジタル複写機に適用したが、これ
に限るものではなく、例えば、インクジェットプリンタ
やレーザープリンタ、FAX装置等に適用してもよい。
して電子写真方式のデジタル複写機に適用したが、これ
に限るものではなく、例えば、インクジェットプリンタ
やレーザープリンタ、FAX装置等に適用してもよい。
【0058】次に、本発明の第2の実施の形態について
図6に基づいて説明する。特に図示しないが、第2の実
施の形態のデジタル複写機1は、各排紙トレイ46、4
7に排紙センサ48、49を備えていない点が第1の実
施の形態と大きく異なる点である。このため、第2の実
施の形態のデジタル複写機1では、最新の画像形成動作
において用紙を排出した排紙トレイに関する情報をRA
M58の結果記憶エリアに記憶する。なお、第1の実施
の形態と同一部分は同一符号で示し説明も省略する。
図6に基づいて説明する。特に図示しないが、第2の実
施の形態のデジタル複写機1は、各排紙トレイ46、4
7に排紙センサ48、49を備えていない点が第1の実
施の形態と大きく異なる点である。このため、第2の実
施の形態のデジタル複写機1では、最新の画像形成動作
において用紙を排出した排紙トレイに関する情報をRA
M58の結果記憶エリアに記憶する。なお、第1の実施
の形態と同一部分は同一符号で示し説明も省略する。
【0059】図6は、本発明の第2の実施の形態のデジ
タル複写機1での画像形成動作に際しての排紙制御処理
の概略を示すフローチャートである。
タル複写機1での画像形成動作に際しての排紙制御処理
の概略を示すフローチャートである。
【0060】第2の実施の形態のデジタル複写機1での
画像形成動作に際しての排紙制御処理では、まず、画像
形成動作の実行を宣言するジョブを受け付けた場合に、
受け付けたジョブが新規のジョブであるか否かを判断す
る(S11)。
画像形成動作に際しての排紙制御処理では、まず、画像
形成動作の実行を宣言するジョブを受け付けた場合に、
受け付けたジョブが新規のジョブであるか否かを判断す
る(S11)。
【0061】ステップS11で、受け付けたジョブが新
規のジョブであると判断した場合には(S11のN)、R
AM58の結果記憶エリアを参照して、前回の画像形成
動作において、上排紙トレイ46に用紙が排出された
か、下排紙トレイ47に用紙が排出されたかを判断する
(S12)。
規のジョブであると判断した場合には(S11のN)、R
AM58の結果記憶エリアを参照して、前回の画像形成
動作において、上排紙トレイ46に用紙が排出された
か、下排紙トレイ47に用紙が排出されたかを判断する
(S12)。
【0062】ステップS12で、RAM58の結果記憶
エリアを参照して、前回の画像形成動作において、下排
紙トレイ47に用紙が排出されたと判断した場合には
(S12のN)、上排紙トレイ46を排紙先として設定す
る(S13)。ここに、排紙先設定手段としての機能が実
行される。
エリアを参照して、前回の画像形成動作において、下排
紙トレイ47に用紙が排出されたと判断した場合には
(S12のN)、上排紙トレイ46を排紙先として設定す
る(S13)。ここに、排紙先設定手段としての機能が実
行される。
【0063】一方、ステップS12で、RAM58の結
果記憶エリアを参照して、前回の画像形成動作におい
て、上排紙トレイ46に用紙が排出されたと判断した場
合には(S12のY)、下排紙トレイ47を排紙先として
設定する(S14)。ここに、排紙先設定手段としての機
能が実行される。
果記憶エリアを参照して、前回の画像形成動作におい
て、上排紙トレイ46に用紙が排出されたと判断した場
合には(S12のY)、下排紙トレイ47を排紙先として
設定する(S14)。ここに、排紙先設定手段としての機
能が実行される。
【0064】ここに、画像形成動作の実行を宣言するジ
ョブが受け付けられた場合には、結果記憶エリアに記憶
されている特定情報に基づいて、特定情報により特定さ
れる排紙トレイと異なる排紙トレイが排出位置に設定さ
れる。
ョブが受け付けられた場合には、結果記憶エリアに記憶
されている特定情報に基づいて、特定情報により特定さ
れる排紙トレイと異なる排紙トレイが排出位置に設定さ
れる。
【0065】これによって、例えば、前回の画像形成動
作において排紙された用紙に、新しい画像形成動作にお
いて排紙された用紙が重ねられてしまうことを極力防止
することが可能になる。
作において排紙された用紙に、新しい画像形成動作にお
いて排紙された用紙が重ねられてしまうことを極力防止
することが可能になる。
【0066】上述のように、前回の画像形成動作での用
紙の排紙先と今回の画像形成動作での用紙の排紙先とを
異ならせることにより、各排紙トレイ46、47におい
て異なるジョブの用紙が積層されることを極力防止する
ことができ、用紙を取り出し易くすることができる。
紙の排紙先と今回の画像形成動作での用紙の排紙先とを
異ならせることにより、各排紙トレイ46、47におい
て異なるジョブの用紙が積層されることを極力防止する
ことができ、用紙を取り出し易くすることができる。
【0067】
【発明の効果】請求項1記載の発明の画像形成装置によ
れば、画像形成動作の実行指示を受け付けた場合に、検
知結果記憶領域に記憶されている検知結果に基づいて、
用紙がない排紙部を排出位置に設定することにより、単
一の画像形成動作毎に該当する用紙を同一の排紙部に排
紙させることが可能になるので、先に排紙された用紙に
後から排紙された用紙が重なってしまうことを防止する
ことができる。これによって、画像が形成された用紙の
取り出しを容易にすることができる。
れば、画像形成動作の実行指示を受け付けた場合に、検
知結果記憶領域に記憶されている検知結果に基づいて、
用紙がない排紙部を排出位置に設定することにより、単
一の画像形成動作毎に該当する用紙を同一の排紙部に排
紙させることが可能になるので、先に排紙された用紙に
後から排紙された用紙が重なってしまうことを防止する
ことができる。これによって、画像が形成された用紙の
取り出しを容易にすることができる。
【0068】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、受け付けた実行指示を新規
の画像形成動作に係るものであると判断した場合には、
用紙がない排紙部を排出位置に設定し、受け付けた実行
指示を新規の画像形成動作に係るものではないと判断し
た場合には排紙位置の設定を変えないようにすることに
より、例えば用紙ジャムにより画像形成動作を中断した
場合にも、単一の画像形成動作に係る用紙を同一の排紙
部に排紙させることが可能になるので、単一の画像形成
動作にかかる用紙をまとめて取り出させることで、画像
が形成された用紙の取り出しを容易にすることができ
る。
載の画像形成装置において、受け付けた実行指示を新規
の画像形成動作に係るものであると判断した場合には、
用紙がない排紙部を排出位置に設定し、受け付けた実行
指示を新規の画像形成動作に係るものではないと判断し
た場合には排紙位置の設定を変えないようにすることに
より、例えば用紙ジャムにより画像形成動作を中断した
場合にも、単一の画像形成動作に係る用紙を同一の排紙
部に排紙させることが可能になるので、単一の画像形成
動作にかかる用紙をまとめて取り出させることで、画像
が形成された用紙の取り出しを容易にすることができ
る。
【0069】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の画像形成装置において、画像形成動作の割
り込み実行指示を受け付けた場合に、実行途中の画像形
成動作における排出位置と異なる排出位置を割り込み実
行指示を受け付けた画像形成動作の排出位置に設定する
ことにより、実行途中の画像形成動作に、別の画像形成
動作を割り込ませる場合にも、連続する画像形成動作毎
に異なる排紙位置へ用紙を排出させることが可能になる
ので、複数の画像形成動作の実行指示を受け付けた場合
にも、単一の画像形成動作毎に該当する用紙を同一の排
紙部に排紙させることで画像が形成された用紙の取り出
しを容易にすることができる。
たは2記載の画像形成装置において、画像形成動作の割
り込み実行指示を受け付けた場合に、実行途中の画像形
成動作における排出位置と異なる排出位置を割り込み実
行指示を受け付けた画像形成動作の排出位置に設定する
ことにより、実行途中の画像形成動作に、別の画像形成
動作を割り込ませる場合にも、連続する画像形成動作毎
に異なる排紙位置へ用紙を排出させることが可能になる
ので、複数の画像形成動作の実行指示を受け付けた場合
にも、単一の画像形成動作毎に該当する用紙を同一の排
紙部に排紙させることで画像が形成された用紙の取り出
しを容易にすることができる。
【0070】請求項4記載の発明によれば、請求項1、
2または3記載の画像形成装置において、画像形成動作
の実行指示を受け付けた場合には、特定情報により特定
される排紙部と異なる排紙部を排出位置に設定すること
により、例えば、前回の画像形成動作において排紙され
た用紙に、新しい画像形成動作において排紙された用紙
が重ねられてしまうことを極力防止することが可能にな
るので、画像が形成された用紙の取り出しを容易にする
ことができる。
2または3記載の画像形成装置において、画像形成動作
の実行指示を受け付けた場合には、特定情報により特定
される排紙部と異なる排紙部を排出位置に設定すること
により、例えば、前回の画像形成動作において排紙され
た用紙に、新しい画像形成動作において排紙された用紙
が重ねられてしまうことを極力防止することが可能にな
るので、画像が形成された用紙の取り出しを容易にする
ことができる。
【0071】請求5の発明によれば、請求項1、2、3
または4記載の画像形成装置において、外部装置から受
信した画像形成動作の実行指示を受け付けることによ
り、排出位置の設定を遠隔操作によって行うことが可能
になるので、汎用性の向上を図ることができる。
または4記載の画像形成装置において、外部装置から受
信した画像形成動作の実行指示を受け付けることによ
り、排出位置の設定を遠隔操作によって行うことが可能
になるので、汎用性の向上を図ることができる。
【0072】請求項6記載の発明の複写機によれば、画
像読取装置により読み取られた原稿の画像を、請求項1
ないし5いずれか一に記載の画像形成装置が備えるプリ
ンタエンジンによって用紙に形成させることにより、単
一の画像複写動作に該当する用紙を同一の排紙部に排紙
させることが可能になるので、使い勝手の良好な複写機
をえることができる。
像読取装置により読み取られた原稿の画像を、請求項1
ないし5いずれか一に記載の画像形成装置が備えるプリ
ンタエンジンによって用紙に形成させることにより、単
一の画像複写動作に該当する用紙を同一の排紙部に排紙
させることが可能になるので、使い勝手の良好な複写機
をえることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態のデジタル複写機の
概略構成を示す縦断正面図である。
概略構成を示す縦断正面図である。
【図2】その部分拡大図である。
【図3】デジタル複写機の制御系の電気的な接続を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】画像読取ユニットで読み取った画像データを処
理する画像処理部を作用的に示すブロック図である。
理する画像処理部を作用的に示すブロック図である。
【図5】デジタル複写機での画像形成動作に際しての排
紙制御処理の概略を示すフローチャートである。
紙制御処理の概略を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態のデジタル複写機で
の画像形成動作に際しての排紙制御処理の概略を示すフ
ローチャートである。
の画像形成動作に際しての排紙制御処理の概略を示すフ
ローチャートである。
1 複写機 2 画像読取装置 3 画像形成装置 20、24、33、34、35 プリンタエンジン 46、47 排紙部 58 記憶手段 53 受付手段
Claims (6)
- 【請求項1】 用紙に所定の画像を形成するプリンタエ
ンジンから連通された排紙部を複数備え、前記プリンタ
エンジンにより前記所定の画像が形成された前記用紙が
排出される前記排紙部である排出位置を任意に設定可能
な画像形成装置において、 前記排紙部での前記用紙の有無を検知する排紙検知手段
と、 前記排紙検知手段の検知結果を検知結果記憶領域に一時
記憶させる記憶手段と、 画像形成動作の実行指示を受け付ける受付手段と、 前記受付手段によって前記画像形成動作の実行指示を受
け付けた場合に、前記検知結果記憶領域を参照して、前
記用紙がない前記排紙部を排出位置に設定する排出先設
定手段と、を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記画像形成動作の実行に際して前記排
紙検知手段が少なくとも1つの前記排紙部に関して前記
用紙を検知した場合に、当該画像形成動作が新規の画像
形成動作に係るものであるか否かを判断する新規判断手
段を備え、 前記排出先設定手段は、前記新規判断手段が当該画像形
成動作が新規の画像形成動作に係るものであると判断し
た場合には前記用紙がない前記排紙部を排出位置に設定
し、前記新規判断手段が当該画像形成動作が新規の画像
形成動作に係るものではないと判断した場合には前記排
紙位置の設定を維持するようにしたことを特徴とする請
求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記記憶手段は実行途中の画像形成動作
における前記排出部を前記検知結果記憶領域に一時記憶
させ、前記排出先設定手段は前記画像形成動作の実行途
中で前記受付手段により別の画像形成動作の割り込み実
行指示を受け付けた場合に前記検知結果記憶領域を参照
して実行途中の画像形成動作における前記排出部と異な
る排出部を前記別の画像形成動作における前記排出位置
に設定するようにしたことを特徴とする請求項1または
2記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 プリンタエンジンから連通された排紙部
を複数備え、前記プリンタエンジンにより所定の画像が
形成された用紙が排出される前記排紙部である排出位置
を任意に設定可能な画像形成装置において、 最新の前記画像形成動作において前記用紙が排紙された
前記排紙部を特定する特定情報を検知結果記憶領域に一
時記憶させる記憶手段と、 画像形成動作の実行指示を受け付ける受付手段と、 前記受付手段によって前記画像形成動作の実行指示を受
け付けた場合に、前記検知結果記憶領域を参照して、前
記特定情報により特定される前記排紙部と異なる前記排
紙部を排出位置に設定する排出先設定手段と、を設けた
ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】 外部装置との間で所定の情報を通信可能
とする通信手段を備え、前記受付手段は前記通信手段に
より前記外部装置から受信した前記画像形成動作の実行
指示を受け付けることを特徴とする請求項1、2、3ま
たは4記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 原稿の画像を読み取る画像読取装置を備
え、前記画像読取装置により読み取った前記原稿の画像
を請求項1ないし5いずれか一に記載の画像形成装置が
備える前記プリンタエンジンによって用紙に形成するこ
とを特徴とする複写機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000065558A JP2001253627A (ja) | 2000-03-09 | 2000-03-09 | 画像形成装置および複写機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000065558A JP2001253627A (ja) | 2000-03-09 | 2000-03-09 | 画像形成装置および複写機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001253627A true JP2001253627A (ja) | 2001-09-18 |
Family
ID=18585060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000065558A Pending JP2001253627A (ja) | 2000-03-09 | 2000-03-09 | 画像形成装置および複写機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001253627A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7942414B2 (en) | 2008-06-16 | 2011-05-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus and method of managing discharged sheets |
-
2000
- 2000-03-09 JP JP2000065558A patent/JP2001253627A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7942414B2 (en) | 2008-06-16 | 2011-05-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus and method of managing discharged sheets |
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