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JP2001239721A - 罫線処理装置、出力制御システム、情報処理装置、出力装置、罫線処理方法及び記憶媒体 - Google Patents

罫線処理装置、出力制御システム、情報処理装置、出力装置、罫線処理方法及び記憶媒体

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Publication number
JP2001239721A
JP2001239721A JP2000053462A JP2000053462A JP2001239721A JP 2001239721 A JP2001239721 A JP 2001239721A JP 2000053462 A JP2000053462 A JP 2000053462A JP 2000053462 A JP2000053462 A JP 2000053462A JP 2001239721 A JP2001239721 A JP 2001239721A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ruled line
line
output
printing
ruled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000053462A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Hosotsubo
利彦 細坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000053462A priority Critical patent/JP2001239721A/ja
Publication of JP2001239721A publication Critical patent/JP2001239721A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 次ページ以降に続く罫線を現在ページの罫線
から、または前ページから続く罫線を現在ページの罫線
から判別しやすくすることを可能とした罫線処理装置、
出力制御システム、情報処理装置、出力装置、罫線処理
方法及び記憶媒体を提供する。 【解決手段】 ホストコンピュータ3000のCPU1
は、出力データに罫線データを検出した場合で、出力デ
ータ描画に伴い罫線が出力用紙の有効印字領域に収まら
ないと判断した場合は、有効印字領域によって印字が切
れる部分から所定長さ前までの罫線部分の線の種類を実
線から点線または鎖線等に変更し、且つ次ページ以降に
出力される罫線の切れ目の続き部分から所定長さ後まで
の罫線部分の線の種類を実線から点線または鎖線等に変
更する制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、罫線処理装置、出
力制御システム、情報処理装置、出力装置、罫線処理方
法及び記憶媒体に関し、特に、双方向性インタフェース
を介してコンピュータネットワークやホストコンピュー
タに接続されるプリンタ等の出力装置上や、出力装置を
利用するホストコンピュータ上で、用紙に印字する罫線
の線種や線幅を制御する罫線処理を行う場合に適用して
好適な罫線処理装置、出力制御システム、情報処理装
置、出力装置、罫線処理方法及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ等の出力装置において
は、罫線を含むデータを出力する際、そのデータが1ペ
ージに収まりきらず複数ページにまたがるような罫線デ
ータの場合であっても、出力装置内において罫線部のデ
ータを特に加工するようなことはせず、そのまま出力し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては下記のような問題があった。即
ち、従来のプリンタ等の出力装置では、上述した如く複
数ページにまたがるような罫線データの場合でも罫線部
のデータを加工せずにそのまま出力していたため、次ペ
ージ以降に続く罫線を現在ページに出力された罫線から
は判別しにくいという問題があった。また、従来のプリ
ンタ等の出力装置では、ほんの僅かに罫線の線幅が太い
ため、次ページ以降に罫線枠のほんの一部だけが出力さ
れてしまうという問題があった。
【0004】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、次ページ以降に続く罫線を現在ページの罫線か
らまたは前ページから続く罫線を現在ページの罫線から
判別しやすくすることを可能とした罫線処理装置、出力
制御システム、情報処理装置、出力装置、罫線処理方法
及び記憶媒体を提供することを第一の目的とする。
【0005】また、本発明は、上述した点に鑑みなされ
たものであり、ほんの僅かに罫線の線幅が太いために次
ページ以降に罫線枠のほんの一部だけが出力されてしま
い、用紙を浪費してしまうことになるという不具合を防
止することを可能とした罫線処理装置、出力制御システ
ム、情報処理装置、出力装置、罫線処理方法及び記憶媒
体を提供することを第二の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、用紙上に印字する罫線の印
字態様を制御する罫線処理装置であって、出力データに
罫線データが含まれているか否かを検出する検出手段
と、該検出手段で罫線データが検出された場合、出力デ
ータ描画に伴い罫線が出力用紙の有効印字領域からはみ
出さないか否かを判断する判断手段と、該判断手段で罫
線が前記有効印字領域に収まらないと判断された場合、
前記有効印字領域によって印字が切れる部分から所定長
さ前までの罫線部分の線の種類を実線から非実線に変更
すると共に、次ページ以降に出力される罫線の切れ目の
続き部分から所定長さ後までの罫線部分の線の種類を実
線から非実線に変更する変更手段とを有することを特徴
とする。
【0007】上記目的を達成するため、請求項2記載の
発明は、前記変更手段は、前記判断手段で罫線が前記有
効印字領域に収まらないと判断された場合、前記変更処
理を行う代わりに、前記有効印字領域によって印字が切
れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次ページ以
降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所定長さ後
までの罫線部分に対し、線の幅を細く変更することを特
徴とする。
【0008】上記目的を達成するため、請求項3記載の
発明は、前記変更手段は、前記判断手段で罫線が前記有
効印字領域に収まらないと判断された場合、前記変更処
理を行う代わりに、前記有効印字領域によって印字が切
れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次ページ以
降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所定長さ後
までの罫線部分に対し、線の塗り潰しパターンをベタか
ら網掛け等に変更することを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するため、請求項4記載の
発明は、前記変更手段は、前記判断手段で罫線が前記有
効印字領域に収まらないと判断された場合、前記変更処
理を行う代わりに、前記有効印字領域によって印字が切
れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次ページ以
降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所定長さ後
までの罫線部分に対し、線の種類を実線等から二重線等
に変更することを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するため、請求項5記載の
発明は、前記変更手段は、前記判断手段で罫線が前記有
効印字領域に収まらないと判断された場合、前記変更処
理を行う代わりに、前記有効印字領域によって印字が切
れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次ページ以
降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所定長さ後
までの罫線部分に対し、線の色を黒から薄いグレー等の
薄色に変更することを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するため、請求項6記載の
発明は、前記非実線とは点線又は鎖線であり、前記所定
長さとは数mm程度又は数cm程度の長さであることを
特徴とする。
【0012】上記目的を達成するため、請求項7記載の
発明は、用紙上に印字する罫線の印字態様を制御する罫
線処理装置であって、出力データに罫線枠のデータが含
まれているか否かを検出する検出手段と、該検出手段で
罫線枠データが検出された場合、出力データ描画に伴い
罫線枠が出力用紙の有効印字領域に収まるか否かを判断
する第一判断手段と、該第一判断手段で罫線枠の一部が
前記有効印字領域からはみ出すと判断された場合、出力
データに含まれる罫線の一部もしくは全体の線幅を細く
することで罫線枠データ全体を前記有効印字領域に収め
ることができるか否かを判断する第二判断手段と、該第
二判断手段で罫線幅の変更により罫線枠データ全体を前
記有効印字領域に収めることができると判断された場
合、出力データに含まれる罫線の一部もしくは全体の線
幅を細くし、罫線枠データ全体が前記有効印字領域に収
まるように補正する補正手段とを有することを特徴とす
る。
【0013】上記目的を達成するため、請求項8記載の
発明は、用紙上に印字を行う出力装置へ印字情報を供給
する情報処理装置上で動作することを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するため、請求項9記載の
発明は、用紙上に印字を行う出力装置上で動作すること
を特徴とする。
【0015】上記目的を達成するため、請求項10記載
の発明は、電子写真方式により印字を行う前記出力装置
としてのプリンタ、インクジェット方式により印字を行
う前記出力装置としてのプリンタを含む各種プリンタで
印字する罫線の印字態様制御に適用可能であることを特
徴とする。
【0016】上記目的を達成するため、請求項11記載
の発明は、用紙上に印字を行う出力装置と、該出力装置
へ印字情報を供給する情報処理装置とを具備し、用紙上
に印字する罫線の印字態様を制御する機能を有する出力
制御システムであって、出力データに罫線データが含ま
れているか否かを検出する検出手段と、該検出手段で罫
線データが検出された場合、出力データ描画に伴い罫線
が出力用紙の有効印字領域からはみ出さないか否かを判
断する判断手段と、該判断手段で罫線が前記有効印字領
域に収まらないと判断された場合、前記有効印字領域に
よって印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分
の線の種類を実線から非実線に変更すると共に、次ペー
ジ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所定長
さ後までの罫線部分の線の種類を実線から非実線に変更
する変更手段とを有することを特徴とする。
【0017】上記目的を達成するため、請求項12記載
の発明は、前記変更手段は、前記判断手段で罫線が前記
有効印字領域に収まらないと判断された場合、前記変更
処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって印字が
切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次ページ
以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所定長さ
後までの罫線部分に対し、線の幅を細く変更することを
特徴とする。
【0018】上記目的を達成するため、請求項13記載
の発明は、前記変更手段は、前記判断手段で罫線が前記
有効印字領域に収まらないと判断された場合、前記変更
処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって印字が
切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次ページ
以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所定長さ
後までの罫線部分に対し、線の塗り潰しパターンをベタ
から網掛け等に変更することを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するため、請求項14記載
の発明は、前記変更手段は、前記判断手段で罫線が前記
有効印字領域に収まらないと判断された場合、前記変更
処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって印字が
切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次ページ
以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所定長さ
後までの罫線部分に対し、線の種類を実線から二重線等
に変更することを特徴とする。
【0020】上記目的を達成するため、請求項15記載
の発明は、前記変更手段は、前記判断手段で罫線が前記
有効印字領域に収まらないと判断された場合、前記変更
処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって印字が
切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次ページ
以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所定長さ
後までの罫線部分に対し、線の色を黒から薄いグレー等
の薄色に変更することを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するため、請求項16記載
の発明は、前記非実線とは点線又は鎖線であり、前記所
定長さとは数mm程度又は数cm程度の長さであること
を特徴とする。
【0022】上記目的を達成するため、請求項17記載
の発明は、用紙上に印字を行う出力装置と、該出力装置
へ印字情報を供給する情報処理装置とを具備し、用紙上
に印字する罫線の印字態様を制御する機能を有する出力
制御システムであって、出力データに罫線枠のデータが
含まれているか否かを検出する検出手段と、該検出手段
で罫線枠データが検出された場合、出力データ描画に伴
い罫線枠が出力用紙の有効印字領域に収まるか否かを判
断する第一判断手段と、該第一判断手段で罫線枠の一部
が前記有効印字領域からはみ出すと判断された場合、出
力データに含まれる罫線の一部もしくは全体の線幅を細
くすることで罫線枠データ全体を前記有効印字領域に収
めることができるか否かを判断する第二判断手段と、該
第二判断手段で罫線幅の変更により罫線枠データ全体を
前記有効印字領域に収めることができると判断された場
合、出力データに含まれる罫線の一部もしくは全体の線
幅を細くし、罫線枠データ全体が前記有効印字領域に収
まるように補正する補正手段とを有することを特徴とす
る。
【0023】上記目的を達成するため、請求項18記載
の発明は、前記情報処理装置が前記一連の制御を行うこ
とを特徴とする。
【0024】上記目的を達成するため、請求項19記載
の発明は、前記出力装置が前記一連の制御を行うことを
特徴とする。
【0025】上記目的を達成するため、請求項20記載
の発明は、電子写真方式により印字を行う前記出力装置
としてのプリンタ、インクジェット方式により印字を行
う前記出力装置としてのプリンタを含む各種プリンタで
印字する罫線の印字態様制御に適用可能であることを特
徴とする。
【0026】上記目的を達成するため、請求項21記載
の発明は、用紙上に印字を行う出力装置へ印字情報を供
給すると共に、用紙上に印字する罫線の印字態様を制御
する機能を有する情報処理装置であって、出力データに
罫線データが含まれているか否かを検出する検出手段
と、該検出手段で罫線データが検出された場合、出力デ
ータ描画に伴い罫線が出力用紙の有効印字領域からはみ
出さないか否かを判断する判断手段と、該判断手段で罫
線が前記有効印字領域に収まらないと判断された場合、
前記有効印字領域によって印字が切れる部分から所定長
さ前までの罫線部分の線の種類を実線から非実線に変更
すると共に、次ページ以降に出力される罫線の切れ目の
続き部分から所定長さ後までの罫線部分の線の種類を実
線から非実線に変更する変更手段とを有することを特徴
とする。
【0027】上記目的を達成するため、請求項22記載
の発明は、前記変更手段は、前記判断手段で罫線が前記
有効印字領域に収まらないと判断された場合、前記変更
処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって印字が
切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次ページ
以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所定長さ
後までの罫線部分に対し、線の幅を細く変更することを
特徴とする。
【0028】上記目的を達成するため、請求項23記載
の発明は、前記変更手段は、前記判断手段で罫線が前記
有効印字領域に収まらないと判断された場合、前記変更
処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって印字が
切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次ページ
以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所定長さ
後までの罫線部分に対し、線の塗り潰しパターンをベタ
から網掛け等に変更することを特徴とする。
【0029】上記目的を達成するため、請求項24記載
の発明は、前記変更手段は、前記判断手段で罫線が前記
有効印字領域に収まらないと判断された場合、前記変更
処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって印字が
切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次ページ
以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所定長さ
後までの罫線部分に対し、線の種類を実線から二重線等
に変更することを特徴とする。
【0030】上記目的を達成するため、請求項25記載
の発明は、前記変更手段は、前記判断手段で罫線が前記
有効印字領域に収まらないと判断された場合、前記変更
処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって印字が
切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次ページ
以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所定長さ
後までの罫線部分に対し、線の色を黒から薄いグレー等
の薄色に変更することを特徴とする。
【0031】上記目的を達成するため、請求項26記載
の発明は、前記非実線とは点線又は鎖線であり、前記所
定長さとは数mm程度又は数cm程度の長さであること
を特徴とする。
【0032】上記目的を達成するため、請求項27記載
の発明は、用紙上に印字を行う出力装置へ印字情報を供
給すると共に、用紙上に印字する罫線の印字態様を制御
する機能を有する情報処理装置であって、出力データに
罫線枠のデータが含まれているか否かを検出する検出手
段と、該検出手段で罫線枠データが検出された場合、出
力データ描画に伴い罫線枠が出力用紙の有効印字領域に
収まるか否かを判断する第一判断手段と、該第一判断手
段で罫線枠の一部が前記有効印字領域からはみ出すと判
断された場合、出力データに含まれる罫線の一部もしく
は全体の線幅を細くすることで罫線枠データ全体を前記
有効印字領域に収めることができるか否かを判断する第
二判断手段と、該第二判断手段で罫線幅の変更により罫
線枠データ全体を前記有効印字領域に収めることができ
ると判断された場合、出力データに含まれる罫線の一部
もしくは全体の線幅を細くし、罫線枠データ全体が前記
有効印字領域に収まるように補正する補正手段とを有す
ることを特徴とする。
【0033】上記目的を達成するため、請求項28記載
の発明は、電子写真方式により印字を行う前記出力装置
としてのプリンタ、インクジェット方式により印字を行
う前記出力装置としてのプリンタを含む各種プリンタで
印字する罫線の印字態様制御に適用可能であることを特
徴とする。
【0034】上記目的を達成するため、請求項29記載
の発明は、用紙上に印字を行うと共に、用紙上に印字す
る罫線の印字態様を制御する機能を有する出力装置であ
って、出力データに罫線データが含まれているか否かを
検出する検出手段と、該検出手段で罫線データが検出さ
れた場合、出力データ描画に伴い罫線が出力用紙の有効
印字領域からはみ出さないか否かを判断する判断手段
と、該判断手段で罫線が前記有効印字領域に収まらない
と判断された場合、前記有効印字領域によって印字が切
れる部分から所定長さ前までの罫線部分の線の種類を実
線から非実線に変更すると共に、次ページ以降に出力さ
れる罫線の切れ目の続き部分から所定長さ後までの罫線
部分の線の種類を実線から非実線に変更する変更手段と
を有することを特徴とする。
【0035】上記目的を達成するため、請求項30記載
の発明は、前記変更手段は、前記判断手段で罫線が前記
有効印字領域に収まらないと判断された場合、前記変更
処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって印字が
切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次ページ
以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所定長さ
後までの罫線部分に対し、線の幅を細く変更することを
特徴とする。
【0036】上記目的を達成するため、請求項31記載
の発明は、前記変更手段は、前記判断手段で罫線が前記
有効印字領域に収まらないと判断された場合、前記変更
処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって印字が
切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次ページ
以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所定長さ
後までの罫線部分に対し、線の塗り潰しパターンをベタ
から網掛け等に変更することを特徴とする。
【0037】上記目的を達成するため、請求項32記載
の発明は、前記変更手段は、前記判断手段で罫線が前記
有効印字領域に収まらないと判断された場合、前記変更
処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって印字が
切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次ページ
以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所定長さ
後までの罫線部分に対し、線の種類を実線から二重線等
に変更することを特徴とする。
【0038】上記目的を達成するため、請求項33記載
の発明は、前記変更手段は、前記判断手段で罫線が前記
有効印字領域に収まらないと判断された場合、前記変更
処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって印字が
切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次ページ
以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所定長さ
後までの罫線部分に対し、線の色を黒から薄いグレー等
の薄色に変更することを特徴とする。
【0039】上記目的を達成するため、請求項34記載
の発明は、前記非実線とは点線又は鎖線であり、前記所
定長さとは数mm程度又は数cm程度の長さであること
を特徴とする。
【0040】上記目的を達成するため、請求項35記載
の発明は、用紙上に印字を行うと共に、用紙上に印字す
る罫線の印字態様を制御する機能を有する出力装置であ
って、出力データに罫線枠のデータが含まれているか否
かを検出する検出手段と、該検出手段で罫線枠データが
検出された場合、出力データ描画に伴い罫線枠が出力用
紙の有効印字領域に収まるか否かを判断する第一判断手
段と、該第一判断手段で罫線枠の一部が前記有効印字領
域からはみ出すと判断された場合、出力データに含まれ
る罫線の一部もしくは全体の線幅を細くすることで罫線
枠データ全体を前記有効印字領域に収めることができる
か否かを判断する第二判断手段と、該第二判断手段で罫
線幅の変更により罫線枠データ全体を前記有効印字領域
に収めることができると判断された場合、出力データに
含まれる罫線の一部もしくは全体の線幅を細くし、罫線
枠データ全体が前記有効印字領域に収まるように補正す
る補正手段とを有することを特徴とする。
【0041】上記目的を達成するため、請求項36記載
の発明は、電子写真方式により印字を行うと共に印字す
る罫線の印字態様制御を行うプリンタ、インクジェット
方式により印字を行うと共に印字する罫線の印字態様制
御を行うプリンタを含む各種プリンタに適用可能である
ことを特徴とする。
【0042】上記目的を達成するため、請求項37記載
の発明は、用紙上に印字を行う出力装置と該出力装置へ
印字情報を供給する情報処理装置とを具備し用紙上に印
字する罫線の印字態様を制御する機能を有する出力制御
システムに適用される罫線処理方法であって、出力デー
タに罫線データが含まれているか否かを検出する検出工
程と、該検出工程で罫線データが検出された場合、出力
データ描画に伴い罫線が出力用紙の有効印字領域からは
み出さないか否かを判断する判断工程と、該判断工程で
罫線が前記有効印字領域に収まらないと判断された場
合、前記有効印字領域によって印字が切れる部分から所
定長さ前までの罫線部分の線の種類を実線から非実線に
変更すると共に、次ページ以降に出力される罫線の切れ
目の続き部分から所定長さ後までの罫線部分の線の種類
を実線から非実線に変更する変更工程とを有することを
特徴とする。
【0043】上記目的を達成するため、請求項38記載
の発明は、前記変更工程では、前記判断工程で罫線が前
記有効印字領域に収まらないと判断された場合、前記変
更処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって印字
が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次ペー
ジ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所定長
さ後までの罫線部分に対し、線の幅を細く変更すること
を特徴とする。
【0044】上記目的を達成するため、請求項39記載
の発明は、前記変更工程では、前記判断工程で罫線が前
記有効印字領域に収まらないと判断された場合、前記変
更処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって印字
が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次ペー
ジ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所定長
さ後までの罫線部分に対し、線の塗り潰しパターンをベ
タから網掛け等に変更することを特徴とする。
【0045】上記目的を達成するため、請求項40記載
の発明は、前記変更工程では、前記判断工程で罫線が前
記有効印字領域に収まらないと判断された場合、前記変
更処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって印字
が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次ペー
ジ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所定長
さ後までの罫線部分に対し、線の種類を実線から二重線
等に変更することを特徴とする。
【0046】上記目的を達成するため、請求項41記載
の発明は、前記変更工程では、前記判断工程で罫線が前
記有効印字領域に収まらないと判断された場合、前記変
更処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって印字
が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次ペー
ジ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所定長
さ後までの罫線部分に対し、線の色を黒から薄いグレー
等の薄色に変更することを特徴とする。
【0047】上記目的を達成するため、請求項42記載
の発明は、前記非実線とは点線又は鎖線であり、前記所
定長さとは数mm程度又は数cm程度の長さであること
を特徴とする。
【0048】上記目的を達成するため、請求項43記載
の発明は、用紙上に印字を行う出力装置と該出力装置へ
印字情報を供給する情報処理装置とを具備し用紙上に印
字する罫線の印字態様を制御する機能を有する出力制御
システムに適用される罫線処理方法であって、出力デー
タに罫線枠のデータが含まれているか否かを検出する検
出工程と、該検出工程で罫線枠データが検出された場
合、出力データ描画に伴い罫線枠が出力用紙の有効印字
領域に収まるか否かを判断する第一判断工程と、該第一
判断工程で罫線枠の一部が前記有効印字領域からはみ出
すと判断された場合、出力データに含まれる罫線の一部
もしくは全体の線幅を細くすることで罫線枠データ全体
を前記有効印字領域に収めることができるか否かを判断
する第二判断工程と、該第二判断工程で罫線幅の変更に
より罫線枠データ全体を前記有効印字領域に収めること
ができると判断された場合、出力データに含まれる罫線
の一部もしくは全体の線幅を細くし、罫線枠データ全体
が前記有効印字領域に収まるように補正する補正工程と
を有することを特徴とする。
【0049】上記目的を達成するため、請求項44記載
の発明は、前記情報処理装置が前記一連の制御を行うこ
とを特徴とする。
【0050】上記目的を達成するため、請求項45記載
の発明は、前記出力装置が前記一連の制御を行うことを
特徴とする。
【0051】上記目的を達成するため、請求項46記載
の発明は、電子写真方式により印字を行う前記出力装置
としてのプリンタ、インクジェット方式により印字を行
う前記出力装置としてのプリンタを含む各種プリンタで
印字する罫線の印字態様制御に適用可能であることを特
徴とする。
【0052】上記目的を達成するため、請求項47記載
の発明は、用紙上に印字を行う出力装置と該出力装置へ
印字情報を供給する情報処理装置とを具備し用紙上に印
字する罫線の印字態様を制御する機能を有する出力制御
システムに適用される罫線処理方法を実行するプログラ
ムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒
体であって、前記罫線処理方法は、出力データに罫線デ
ータが含まれているか否かを検出する検出ステップと、
該検出ステップで罫線データが検出された場合、出力デ
ータ描画に伴い罫線が出力用紙の有効印字領域からはみ
出さないか否かを判断する判断ステップと、該判断ステ
ップで罫線が前記有効印字領域に収まらないと判断され
た場合、前記有効印字領域によって印字が切れる部分か
ら所定長さ前までの罫線部分の線の種類を実線から非実
線に変更すると共に、次ページ以降に出力される罫線の
切れ目の続き部分から所定長さ後までの罫線部分の線の
種類を実線から非実線に変更する変更ステップとを有す
ることを特徴とする。
【0053】上記目的を達成するため、請求項48記載
の発明は、前記変更ステップでは、前記判断ステップで
罫線が前記有効印字領域に収まらないと判断された場
合、前記変更処理を行う代わりに、前記有効印字領域に
よって印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分
と、次ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分
から所定長さ後までの罫線部分に対し、線の幅を細く変
更することを特徴とする。
【0054】上記目的を達成するため、請求項49記載
の発明は、前記変更ステップでは、前記判断ステップで
罫線が前記有効印字領域に収まらないと判断された場
合、前記変更処理を行う代わりに、前記有効印字領域に
よって印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分
と、次ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分
から所定長さ後までの罫線部分に対し、線の塗り潰しパ
ターンをベタから網掛け等に変更することを特徴とす
る。
【0055】上記目的を達成するため、請求項50記載
の発明は、前記変更ステップでは、前記判断ステップで
罫線が前記有効印字領域に収まらないと判断された場
合、前記変更処理を行う代わりに、前記有効印字領域に
よって印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分
と、次ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分
から所定長さ後までの罫線部分に対し、線の種類を実線
から二重線等に変更することを特徴とする。
【0056】上記目的を達成するため、請求項51記載
の発明は、前記変更ステップでは、前記判断ステップで
罫線が前記有効印字領域に収まらないと判断された場
合、前記変更処理を行う代わりに、前記有効印字領域に
よって印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分
と、次ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分
から所定長さ後までの罫線部分に対し、線の色を黒から
薄いグレー等の薄色に変更することを特徴とする。
【0057】上記目的を達成するため、請求項52記載
の発明は、前記非実線とは点線又は鎖線であり、前記所
定長さとは数mm程度又は数cm程度の長さであること
を特徴とする。
【0058】上記目的を達成するため、請求項53記載
の発明は、用紙上に印字を行う出力装置と該出力装置へ
印字情報を供給する情報処理装置とを具備し用紙上に印
字する罫線の印字態様を制御する機能を有する出力制御
システムに適用される罫線処理方法を実行するプログラ
ムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒
体であって、前記罫線処理方法は、出力データに罫線枠
のデータが含まれているか否かを検出する検出ステップ
と、該検出ステップで罫線枠データが検出された場合、
出力データ描画に伴い罫線枠が出力用紙の有効印字領域
に収まるか否かを判断する第一判断ステップと、該第一
判断ステップで罫線枠の一部が前記有効印字領域からは
み出すと判断された場合、出力データに含まれる罫線の
一部もしくは全体の線幅を細くすることで罫線枠データ
全体を前記有効印字領域に収めることができるか否かを
判断する第二判断ステップと、該第二判断ステップで罫
線幅の変更により罫線枠データ全体を前記有効印字領域
に収めることができると判断された場合、出力データに
含まれる罫線の一部もしくは全体の線幅を細くし、罫線
枠データ全体が前記有効印字領域に収まるように補正す
る補正ステップとを有することを特徴とする。
【0059】上記目的を達成するため、請求項54記載
の発明は、前記一連の制御を行う前記情報処理装置に適
用可能であることを特徴とする。
【0060】上記目的を達成するため、請求項55記載
の発明は、前記一連の制御を行う前記出力装置に適用可
能であることを特徴とする。
【0061】上記目的を達成するため、請求項56記載
の発明は、電子写真方式により印字を行う前記出力装置
としてのプリンタ、インクジェット方式により印字を行
う前記出力装置としてのプリンタを含む各種プリンタで
印字する罫線の印字態様制御に適用可能であることを特
徴とする。
【0062】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0063】[第1の実施の形態]本発明の第1の実施
の形態並びに後述の第2〜第3の実施の形態を説明する
前に、本発明を適用するに好適な出力装置としてレーザ
ビームプリンタ及びインクジェットプリンタを例に上げ
図2〜図4を参照しながら構成について説明する。尚、
本発明を適用するプリンタは、レーザビームプリンタ及
びインクジェットプリンタに限定されるものではなく、
他のプリント方式のプリンタでもよいことは言うまでも
ない。
【0064】図2は本発明を適用可能な第1の出力装置
としての例えばレーザビームプリンタ(LBP)の内部
構造を示す断面図である。本発明を適用可能な第1の出
力装置としてのレーザビームプリンタは、LBP本体1
500の各部に、プリンタ制御ユニット1000、操作
パネル1501、レーザドライバ1502、半導体レー
ザ1503、回転多面鏡1505、静電ドラム150
6、現像ユニット1507、用紙カセット1508、給
紙ローラ1509、搬送ローラ1510、1511を備
えている。図中Pは記録紙を示す。
【0065】上記各部の構成を詳述すると、LBP本体
1500は、上記のプリンタ制御ユニット1000、操
作パネル1501、レーザドライバ1502、半導体レ
ーザ1503、回転多面鏡1505、静電ドラム150
6、現像ユニット1507、用紙カセット1508、給
紙ローラ1509、搬送ローラ1510、1511等を
装備しており、外部に接続されているホストコンピュー
タから供給される印刷情報(文字コード等)やフォーム
情報あるいはマクロ命令等を入力して記憶すると共に、
それらの情報に従って対応する文字パターンやフォーム
パターン等を作成し、記録媒体である記録紙上に像を形
成する。
【0066】操作パネル1501には、操作のためのス
イッチ及びLED表示器等が配設されている。プリンタ
制御ユニット1000は、LBP本体1500全体の制
御及びホストコンピュータから供給される文字情報等を
解析するものであり、主に文字情報を対応する文字パタ
ーンのビデオ信号に変換してレーザドライバ1502に
出力する。レーザドライバ1502は、半導体レーザ1
503を駆動するための回路であり、入力されたビデオ
信号に応じて半導体レーザ1503から発射されるレー
ザ光1504をオン/オフ切り替えする。半導体レーザ
1503は、レーザドライバ1502による駆動に基づ
きレーザ光1504を回転多面鏡1505へ向けて発射
する。
【0067】回転多面鏡1505は、モータ1512に
より回転駆動され、半導体レーザ1503から発射され
たレーザ光1504を左右方向(図中紙面と交差する方
向)へ振る。静電ドラム1506は、回転多面鏡150
5で反射され更に反射鏡1513で反射されたレーザ光
1504により、ドラム表面が走査露光される。これに
より、静電ドラム1506上には文字パターンの静電潜
像が形成されることになる。現像ユニット1507は、
静電ドラム1506の周囲に配設されており、静電ドラ
ム1506に形成された静電潜像の現像を行う。この静
電潜像は、現像ユニット1507で現像された後、記録
紙に転写される。この記録紙はカットシートを用いる。
【0068】用紙カセット1508は、LBP本体15
00に着脱自在に装着されるものであり、多数枚のカッ
トシート記録紙を収納している。給紙ローラ1509
は、駆動機構(図示略)により駆動され、用紙カセット
1508に格納されている記録紙を装置内へ1枚ずつ取
り込む。搬送ローラ1510、1511は、駆動機構
(図示略)により駆動され、給紙ローラ1509により
給紙された記録紙を静電ドラム1506側の転写位置へ
搬送供給する。印刷が終了した記録紙Pは、機外に排出
される。また、LBP本体1500は、不図示のカード
スロットを少なくとも1個以上備えており、内蔵フォン
トに加えてオプションフォントカード、言語系の異なる
制御カード(エミュレーションカード)を接続できるよ
うに構成されている。
【0069】図3は本発明を適用可能な第2の出力装置
としての例えばインクジェットプリンタ(IJRA)の
外観を示す斜視図である。本発明を適用可能な第2の出
力装置としてのインクジェットプリンタは、プラテン5
000、紙押え板5002、リードスクリュ5005、
キャリッジレバー5006、フォトカプラ5007、5
008、駆動力伝達ギア5009、5011、レバー5
012、駆動モータ5013、吸引手段5015、支持
部材5016、クリーニングブレード5017、本体支
持板5018、部材5019、カム5020、キャップ
部材5022、キャリッジHC、インクジェットカート
リッジIJCを備えている。図中Pは記録紙を示す。
【0070】上記構成を詳述すると、リードスクリュ5
005は、駆動モータ5013の正逆回転に連動して駆
動力伝達ギア5011、5009を介して回転するもの
であり、リードスクリュ外周部には軸方向に沿って螺旋
溝5004が形成されている。キャリッジHCは、ピン
(図示略)を備え、リードスクリュ5005の螺旋溝5
004に対して係合しており、図中矢印a方向/b方向
へ往復移動されるように構成されている。このキャリッ
ジHCの上面には、画像形成用のインクを収納したイン
クジェットカートリッジIJCが搭載されている。紙押
え板5002は、キャリッジHCの移動方向にわたって
記録紙をプラテン5000に対して押圧する。
【0071】フォトカプラ5007、5008は、キャ
リッジHCに装備されたレバー5006のこの域での存
在を確認して、駆動モータ5013の回転方向切り換え
等を行うためのホームポジション検知手段として機能す
る。キャップ部材5022は、記録ヘッドの全面をキャ
ップするものであり、支持部材5016は、キャップ部
材5022を支持する。吸引手段5015は、キャップ
部材5022の内部を吸引するものであり、キャップ内
開口5023を介して記録ヘッドの吸引回復を行う。ク
リーニングブレード5017は、部材5019により前
後方向へ移動可能となっている。
【0072】本体支持板5018は、上記のクリーニン
グブレード5017、部材5019を支持している。レ
バー5012は、吸引回復の吸引を開始するためのもの
であり、キャリッジHCと係合するカム5020の移動
に伴って移動し、駆動モータ5013からの駆動力がク
ラッチ切り換え等の公知の伝達手段で移動制御される。
上述したキャッピング、クリーニング、吸引回復は、キ
ャリッジHCがホームポジション側領域にきたときに、
リードスクリュ5005の作用によってそれらの対応位
置で所望の処理が行えるように構成されているが、周知
のタイミングで所望動作を行うように構成されていれば
よい。
【0073】図4は上記図3に示した本発明を適用可能
な第2の出力装置としてのインクジェットプリンタ(I
JRA)の制御構成を示すブロック図である。本発明を
適用可能な第2の出力装置としてのインクジェットプリ
ンタは、インタフェース1700、MPU1701、R
OM1702、DRAM1703、ゲートアレイ(G.
A.)1704、ヘッドドライバ1705、モータドラ
イバ1706、モータドライバ1707、記録ヘッド1
708、搬送モータ1709、キャリアモータ1710
を備えている。
【0074】上記構成を詳述すると、インタフェース1
700は、記録信号を入力する。MPU1701は、図
4の各部を制御する。ROM1702は、MPU170
1が実行する制御プログラムやホスト印刷情報等を格納
する。DRAM1703は、各種データ(上記記録信号
や記録ヘッド1708に供給される記録データ等)を保
存しておく。ゲートアレイ(G.A.)1704は、記
録ヘッド1708に対する出力データの供給制御を行う
と共に、インタフェース1700、MPU1701、D
RAM1703間のデータの転送制御も行う。ヘッドド
ライバ1705は、記録ヘッド1708を駆動する。モ
ータドライバ1706は、搬送モータ1709を駆動す
る。モータドライバ1707は、キャリアモータ171
0を駆動する。記録ヘッド1708、搬送モータ170
9は、記録用紙を搬送する。キャリアモータ1710
は、記録ヘッド1708を印字位置へ搬送(移動)す
る。
【0075】上記のように構成されたインクジェットプ
リンタにおいて、インタフェース1700を介して後述
するホストコンピュータ(図1参照)より入力情報が入
力されると、ゲートアレイ1704とMPU1701と
の間で入力情報がプリント用の出力情報に変換される。
そして、モータドライバ1706、1707が駆動され
ると共に、ヘッドドライバ1705に送られた出力情報
に従って記録ヘッド1708が駆動され印字が実行され
る。尚、MPU1701はインタフェース1700を介
してホストコンピュータとの通信処理が可能となってお
り、DRAM1703に関するメモリ情報及び資源デー
タ等やROM1702内のホスト印刷情報をホストコン
ピュータに通知可能に構成されている。
【0076】図1は本発明の第1の実施の形態に係るプ
リンタ制御システムの構成を示すブロック図である。本
発明の第1の実施の形態並びに後述の第2〜第3の実施
の形態においては、出力装置として上記図2に示したレ
ーザビームプリンタを例に上げて説明する。尚、本発明
の機能が実行されるのであれば、単体の機器であって
も、複数の機器からなるシステムであっても、LAN
(Local Area Network)等のネットワークを介して処理
が行われるシステムであっても、本発明を適用できるこ
とは言うまでもない。
【0077】本発明の第1の実施の形態に係るプリンタ
制御システムは、ホストコンピュータ3000とプリン
タ1500とを双方向性インタフェース21を介して接
続した構成であり、ホストコンピュータ3000は、C
PU1、RAM2、ROM3、システムバス4、キーボ
ードコントローラ(KBC)5、CRTコントローラ
(CRTC)6、メモリコントローラ(MC)7、プリ
ンタコントローラ(PRTC)8、キーボード(KB)
9、CRTディスプレイ(CRT)10、外部メモリ1
1を備え、プリンタ1500は、CPU12、RAM1
9、ROM13、システムバス15、入力部18、印刷
部インタフェース16、メモリコントローラ(MC)2
0、印刷部17、操作部1501、外部メモリ14を備
えている。図中2000はホストコンピュータ制御ユニ
ット、1000はプリンタ制御ユニットを示す。
【0078】上記ホストコンピュータ3000各部の構
成を詳述すると、CPU1は、ROM3のプログラム用
ROM3bに記憶された文書処理プログラム等に基づい
て図形、イメージ、文字、表(表計算等を含む)等が混
在した文書処理を実行し、システムバス4に接続される
各デバイスを総括的に制御する。尚、CPU1は、例え
ばRAM2上に設定された表示情報RAMへのアウトラ
インフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行し、C
RTディスプレイ10上でのWYSIWYG(What Y
ou See Is What You Get:画面上に見える形でそ
のまま印刷できる機能)を可能としている。また、CP
U1は、CRTディスプレイ10上のマウスカーソル
(図示略)等で指示されたコマンドに基づいて登録され
た種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行す
る。更に、CPU1は、図5(第1の実施の形態)、図
7(第3の実施の形態)のフローチャートに示す処理を
実行する。
【0079】RAM2は、CPU1の主メモリ、ワーク
エリア等として機能する。ROM3は、フォント用RO
M3a、プログラム用ROM3b、データ用ROM3c
を備えている。フォント用ROM3aには、上記文書処
理の際に使用するフォントデータ等が記憶される。プロ
グラム用ROM3bには、図5(第1の実施の形態)、
図7(第3の実施の形態)のフローチャートで示される
ようなCPU1の制御プログラム等が記憶される。デー
タ用ROM3cには、上記文書処理等を行う際に使用す
る各種データが記憶される。
【0080】キーボードコントローラ(KBC)5は、
キーボード(KB)9やポインティングデバイス(図示
略)からのキー入力を制御する。CRTコントローラ
(CRTC)6は、CRTディスプレイ10の表示を制
御する。メモリコントローラ(MC)7は、外部メモリ
11とのアクセスを制御する。プリンタコントローラ
(PRTC)8は、所定の双方向性インタフェース21
を介してプリンタ1500に接続されて、プリンタ15
00との通信制御処理を実行する。
【0081】キーボード(KB)9は、操作者が各種デ
ータ入力や各種設定を行うための各種キーを備えてい
る。CRTディスプレイ(CRT)10は、CRTコン
トローラ(CRTC)6の制御に基づき、図形、文字、
表等を表示する。尚、表示方式はCRTに限定されるも
のではなく、例えば液晶など他の表示方式とすることも
可能である。外部メモリ11は、ブートプログラム、種
々のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイ
ル、編集ファイル等を記憶するハードディスク(H
D)、フロッピーディスク(FD)等として構成されて
いる。
【0082】上記プリンタ1500各部の構成を詳述す
ると、CPU12は、ROM13のプログラム用ROM
13bに記憶された制御プログラム或いは外部メモリ1
4に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバ
ス15に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括
的に制御し、印刷部インタフェース16を介して接続さ
れる印刷部(プリンタエンジン)17に出力情報として
の画像信号を出力する。更に、CPU12は、図6(第
2の実施の形態)のフローチャートに示す処理を実行す
る。
【0083】RAM19は、CPU12の主メモリ、ワ
ークエリア等として機能するものであり、増設ポート
(図示略)に接続されるオプションRAMによりメモリ
容量を拡張することができるように構成されている。
尚、RAM19は、出力情報展開領域、環境データ格納
領域、NVRAM(Nonvolatile RAM:不揮発性RA
M)等に用いられる。ROM13は、フォント用ROM
13a、プログラム用ROM13b、データ用ROM1
3cを備えている。フォント用ROM13aには、上記
出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等が記
憶される。プログラム用ROM13bには、図6(第2
の実施の形態)のフローチャートで示されるようなCP
U12の制御プログラム等が記憶される。データ用RO
M3cには、ハードディスク等の外部メモリ14が装備
されていないプリンタの場合には、ホストコンピュータ
3000上で利用される情報等が記憶される。
【0084】入力部18は、双方向性インタフェース2
1を介してホストコンピュータ3000との通信制御を
行う。印刷部インタフェース16は、CPU12と印刷
部(プリンタエンジン)17との間における信号の送受
を行う。メモリコントローラ(MC)20は、外部メモ
リ14とのアクセスを制御する。印刷部(プリンタエン
ジン)17は、CPU12から出力される出力情報とし
ての画像信号に基づき印刷動作を行う。操作部(操作パ
ネル)1501には、上述した如く操作スイッチ及びL
ED表示器等が配設されている。外部メモリ14は、ハ
ードディスク(HD)やICカード等として構成されて
おり、メモリコントローラ(MC)20によりアクセス
を制御されるものであり、フォントデータ、エミュレー
ションプログラム、フォームデータ等を記憶する。
【0085】尚、上述した外部メモリは1個に限定され
るものではなく、少なくとも1個以上備え、内蔵フォン
トに加えてオプションフォントカード、言語系の異なる
プリンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外部
メモリを複数接続できるように構成されていてもよい。
更に、不図示のNVRAMを有し、操作部1501から
のプリンタモード設定情報を記憶するようにしてもよ
い。
【0086】図9は本発明のプログラム及び関連データ
が記憶媒体から装置に供給される例を示す概念図であ
る。本発明のプログラム及び関連データは、フロッピー
ディスクやCD−ROM等の記憶媒体901を装置90
2に装備された記憶媒体ドライブ挿入口903に挿入す
ることで供給される。その後、本発明のプログラム及び
関連データを記憶媒体901から一旦ハードディスクに
インストールしハードディスクからRAMにロードする
か、或いはハードディスクにインストールせずに直接R
AMにロードすることで、本発明のプログラムを実行す
ることが可能となる。
【0087】本発明の第1の実施の形態並びに後述の第
2〜第3の実施の形態に係るプリンタ制御システムにお
いて本発明のプログラムを実行する場合は、上記図9に
示したような手順でプリンタ制御システム(ホストコン
ピュータ3000、プリンタ1500)に本発明のプロ
グラム及び関連データを供給するか、或いはプリンタ制
御システム(ホストコンピュータ3000、プリンタ1
500)に本発明のプログラム及び関連データを予め格
納しておくことで、プログラム実行が可能となる。
【0088】図8は本発明のプログラム及び関連データ
を記憶した記憶媒体の記憶内容の構成例を示す概念図で
ある。本発明の記憶媒体は、例えばボリューム情報80
1、ディレクトリ情報802、プログラム実行ファイル
803、プログラム関連データファイル804等の記憶
内容で構成される。本発明のプログラムは、後述する図
5(第1の実施の形態)、図6(第2の実施の形態)、
図7(第3の実施の形態)の各フローチャートに基づき
プログラムコード化されたものである。
【0089】次に、上記の如く構成された本発明の第1
の実施の形態に係るプリンタ制御システムにおける動作
を図5のフローチャートを参照しながら説明する。
【0090】ホストコンピュータ3000のCPU1
が、ROM3のプログラム用ROM3bに記憶された文
書処理プログラム等に基づいて、図形、イメージ、文
字、表(表計算等を含む)等が混在した文書データを処
理する際、文書データに罫線のデータが含まれているか
どうかを調べる(ステップS501)。CPU1が、も
し文書データに罫線データが含まれていると判断した場
合には、RAM2の表示情報RAM上で文書データを出
力データへ展開(ラスタライズ)する際、罫線データが
出力データの展開領域(有効印字領域)からはみ出さな
いかどうかを調べる(ステップS502)。
【0091】CPU1が、もし有効印字領域から罫線が
はみ出し、次ページ以降にその続き部分が出力されると
判断した場合には、有効印字領域による切れ目(印字領
域境界部)から所定長さ前(例えば8mm前)までの罫
線部分の線の種類を実線から点線(または鎖線等)へと
変更し(ステップS503)、更に、次ページ以降の出
力データにおける罫線データの続き部分に対しても、R
AM2の表示情報RAMでの文書データの出力データへ
の展開時、上記と同様に、続き部分の開始点から所定長
さ(例えば8mm)までの部分の線の種類を実線から点
線(または鎖線等)へと変更し(ステップS504)、
本処理を終了する。
【0092】尚、上述した罫線処理は、プリンタ150
0のCPU12の制御により実行するようにすることも
可能である。また、上述した罫線処理における線種変更
部分の長さを例えば8mmとしたが、これに限定される
ものではなく、数cm程度の長さとすることも可能であ
る。また、上述した罫線処理を行う代わりに、罫線の断
続部に対しその線の幅を細く変更する処理や、罫線の断
続部に対し線の塗り潰しパターンをベタから網掛け等に
変更する処理や、罫線の断続部に対し線のスタイルを実
線から二重線等に変更する処理を行ってもよい。
【0093】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態に係るプリンタ制御システムによれば、ホストコ
ンピュータ3000のCPU1は、出力データに罫線デ
ータが含まれているか否かを検出し、罫線データを検出
した場合、出力データ描画に伴い罫線が出力用紙の有効
印字領域からはみ出さないか否かを判断し、罫線が有効
印字領域に収まらないと判断した場合、有効印字領域に
よって印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分
の線の種類を実線から点線(または鎖線等)に変更する
と共に、次ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き
部分から所定長さ後までの罫線部分の線の種類を実線か
ら点線(または鎖線等)に変更する制御を行うため、下
記のような作用及び効果を奏する。
【0094】上記構成において、ホストコンピュータ3
000のCPU1は、罫線データが出力データの展開領
域(有効印字領域)からはみ出し、次ページ以降にその
続き部分が出力されると判断した場合、有効印字領域に
よる切れ目(印字領域境界部)から所定長さ前までの罫
線部分の線の種類を実線から点線または鎖線等へと変更
し、更に、次ページ以降の出力データにおける罫線デー
タの続き部分に対しても、続き部分の開始点から所定長
さまでの部分の線の種類を実線から点線または鎖線等へ
と変更する処理を行う。
【0095】従って、本発明の第1の実施の形態におい
ては、次ページ以降に続く罫線を現在ページの罫線か
ら、または前ページから続く罫線を現在ページの罫線か
ら判別しやすくすることができるという効果がある。
【0096】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
の形態に係るプリンタ制御システムは、上記第1の実施
の形態と同様に、ホストコンピュータ3000は、CP
U1、RAM2、ROM3、システムバス4、キーボー
ドコントローラ(KBC)5、CRTコントローラ(C
RTC)6、メモリコントローラ(MC)7、プリンタ
コントローラ(PRTC)8、キーボード(KB)9、
CRTディスプレイ(CRT)10、外部メモリ11を
備え、また、プリンタ1500は、CPU12、RAM
19、ROM13、システムバス15、入力部18、印
刷部インタフェース16、メモリコントローラ(MC)
20、印刷部(プリンタエンジン)17、操作部150
1、外部メモリ14を備えている(上記図1参照)。各
部の構成は上記第1の実施の形態で詳述したので説明を
省略する。
【0097】次に、上記の如く構成された本発明の第2
の実施の形態に係るプリンタ制御システムにおける動作
を図6のフローチャートを参照しながら説明する。
【0098】ホストコンピュータ3000から双方向性
インタフェース21を介してプリンタ1500にデータ
が入力された際、プリンタ1500のCPU12が、図
形、イメージ、文字、表(表計算等を含む)等が混在し
た文書データを処理する際、文書データに罫線のデータ
が含まれているかどうかを調べる(ステップS60
1)。CPU12が、もし文書データに罫線データが含
まれていると判断した場合には、RAM19で文書デー
タを出力データへ展開(ラスタライズ)する際、罫線デ
ータが出力データの展開領域(有効印字領域)からはみ
出さないかどうかを調べる(ステップS602)。
【0099】CPU12が、もし有効印字領域から罫線
がはみ出し、次ページ以降にその続き部分が出力される
と判断した場合には、有効印字領域による切れ目(印字
領域境界部)から所定長さ前(例えば8mm前)までの
罫線部分の線の色を黒から薄いグレーへと変更し(ステ
ップS603)、更に、次ページ以降の出力データにお
ける罫線データの続き部分に対しても、RAM19での
文書データの出力データへの展開時、続き部分の開始点
から所定長さ(例えば8mm)までの部分の線の色を黒
から薄いグレーへと変更し(ステップS604)、本処
理を終了する。
【0100】尚、上述した罫線処理は、ホストコンピュ
ータ3000のCPU1の制御により実行するようにす
ることも可能である。また、上述した罫線処理における
線色変更部分の長さを例えば8mmとしたが、これに限
定されるものではなく、数cm程度の長さとすることも
可能である。
【0101】以上説明したように、本発明の第2の実施
の形態に係るプリンタ制御システムによれば、プリンタ
1500のCPU12は、出力データに罫線データが含
まれているか否かを検出し、罫線データを検出した場
合、出力データ描画に伴い罫線が出力用紙の有効印字領
域からはみ出さないか否かを判断し、罫線が有効印字領
域に収まらないと判断した場合、有効印字領域によって
印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分の線の
色を黒から薄いグレーに変更すると共に、次ページ以降
に出力される罫線の切れ目の続き部分から所定長さ後ま
での罫線部分の線の色を黒から薄いグレーに変更する制
御を行うため、下記のような作用及び効果を奏する。
【0102】上記構成において、プリンタ1500のC
PU12は、罫線データが出力データの展開領域(有効
印字領域)からはみ出し、次ページ以降にその続き部分
が出力されると判断した場合、有効印字領域による切れ
目(印字領域境界部)から所定長さ前までの罫線部分の
線の色を黒から薄いグレーへと変更し、更に、次ページ
以降の出力データにおける罫線データの続き部分に対し
ても、続き部分の開始点から所定長さまでの部分の線の
色を黒から薄いグレーへと変更する処理を行う。
【0103】従って、本発明の第2の実施の形態におい
ては、次ページ以降に続く罫線を現在ページの罫線か
ら、または前ページから続く罫線を現在ページの罫線か
ら判別しやすくすることができるという効果がある。
【0104】[第3の実施の形態]本発明の第3の実施
の形態に係るプリンタ制御システムは、上記第1の実施
の形態と同様に、ホストコンピュータ3000は、CP
U1、RAM2、ROM3、システムバス4、キーボー
ドコントローラ(KBC)5、CRTコントローラ(C
RTC)6、メモリコントローラ(MC)7、プリンタ
コントローラ(PRTC)8、キーボード(KB)9、
CRTディスプレイ(CRT)10、外部メモリ11を
備え、また、プリンタ1500は、CPU12、RAM
19、ROM13、システムバス15、入力部18、印
刷部インタフェース16、メモリコントローラ(MC)
20、印刷部(プリンタエンジン)17、操作部150
1、外部メモリ14を備えている(上記図1参照)。各
部の構成は上記第1の実施の形態で詳述したので説明を
省略する。
【0105】次に、上記の如く構成された本発明の第3
の実施の形態に係るプリンタ制御システムにおける動作
を図7のフローチャートを参照しながら説明する。
【0106】ホストコンピュータ3000のCPU1
が、ROM3のプログラム用ROM3bに記憶された文
書処理プログラム等に基づいて、図形、イメージ、文
字、表(表計算等を含む)等が混在した文書データを処
理する際、文書データに罫線枠のデータが含まれている
かどうかを調べる(ステップS701)。CPU1が、
もし文書データに罫線枠データが含まれていると判断し
た場合には、RAM2の表示情報RAM上で文書データ
を出力データへ展開(ラスタライズ)する際、罫線枠デ
ータが出力データの展開領域(有効印字領域)に収まる
かどうかを調べる(ステップS702)。
【0107】CPU1が、もし有効印字領域から罫線枠
がほんの少しはみ出し、その残りの一部分が次ページ以
降に出力されると判断した場合には、文書データに含ま
れる罫線の一部もしくは全体の線幅を細くすることで、
出力データに含まれる罫線枠データ全体を有効印字領域
内に収めることができるかどうかを調べる(ステップS
703)。CPU1が、罫線幅の変更により罫線枠デー
タ全体を有効印字領域内に収めることができると判断し
た場合には、RAM2の表示情報RAMでの文書データ
の出力データへの展開時、出力データに含まれる罫線の
一部もしくは全体の線幅を細くし、罫線枠データ全体を
出力用紙の有効印字領域内に収めることができるよう補
正し(ステップS704)、本処理を終了する。
【0108】尚、上述した罫線処理は、プリンタ150
0のCPU12の制御により実行するようにすることも
可能である。
【0109】以上説明したように、本発明の第3の実施
の形態に係るプリンタ制御システムによれば、ホストコ
ンピュータ3000のCPU1は、出力データに罫線枠
のデータが含まれているか否かを検出し、罫線枠データ
を検出した場合、出力データ描画に伴い罫線枠が出力用
紙の有効印字領域に収まるか否かを判断し、罫線枠の一
部が有効印字領域からはみ出すと判断した場合、出力デ
ータに含まれる罫線の一部もしくは全体の線幅を細くす
ることで罫線枠データ全体を有効印字領域に収めること
ができるか否かを判断し、罫線幅の変更により罫線枠デ
ータ全体を有効印字領域に収めることができると判断し
た場合、出力データに含まれる罫線の一部もしくは全体
の線幅を細くし、罫線枠データ全体が有効印字領域に収
まるように補正する制御を行うため、下記のような作用
及び効果を奏する。
【0110】上記構成において、罫線枠データが出力デ
ータの展開領域(有効印字領域)からほんの少しはみ出
し、その残りの一部分が次ページ以降に出力されると判
断した場合で、罫線幅の変更により罫線枠データ全体を
有効印字領域内に収めることができると判断した場合、
出力データに含まれる罫線の一部もしくは全体の線幅を
細くし、罫線枠データ全体を出力用紙の有効印字領域内
に収めることができるよう補正する処理を行う。
【0111】従って、本発明の第3の実施の形態におい
ては、従来のように、ほんの僅かに罫線の線幅が太いた
めに次ページ以降に罫線枠のほんの一部だけが出力され
てしまい、用紙を浪費してしまうことになるという不具
合を防止することができるという効果がある。
【0112】[他の実施の形態]上述した本発明の第1
〜第3の実施の形態においては、第1の出力装置として
レーザビームプリンタ、第2の出力装置としてインクジ
ェットプリンタの場合を例に上げたが、本発明は、電子
写真方式やインクジェット方式に限定されるものではな
く、静電方式、放電破壊方式、熱転写方式、感熱方式
等、各種印刷方式に適用することが可能である。
【0113】また、上述した本発明の第1〜第3の実施
の形態においては、上記図1に示した如くプリンタとホ
ストコンピュータを1台ずつ接続した場合を例に上げた
が、本発明は、上記図1の構成に限定されるものではな
く、プリンタとホストコンピュータをネットワークを介
して複数台ずつ接続する場合にも適用することが可能で
ある。
【0114】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。上述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読出し実行することによって
も、達成されることは言うまでもない。
【0115】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディ
スク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、
CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモ
リカード、ROMなどを用いることができる。
【0116】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、上述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
は言うまでもない。
【0117】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の罫
線処理装置、請求項11記載の出力制御システム、請求
項21記載の情報処理装置、請求項29記載の出力装
置、請求項37記載の罫線処理方法、請求項47記載の
記憶媒体によれば、検出手段によって出力データに罫線
データを検出し、判断手段によって出力データ描画に伴
い罫線が出力用紙の有効印字領域からはみ出すと判断し
た場合、前記有効印字領域によって印字が切れる部分か
ら所定長さ(数mm又は数cm)前までの罫線部分と、
次ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から
所定長さ(数mm又は数cm)後までの罫線部分に対
し、変更手段によって線の種類を通常出力である実線か
ら点線又は鎖線等へと変更することができるため、次ペ
ージ以降に続く罫線を現在ページの罫線から、または前
ページから続く罫線を現在ページの罫線から判別しやす
くすることができるという効果がある。
【0119】また、請求項2記載の罫線処理装置、請求
項12記載の出力制御システム、請求項22記載の情報
処理装置、請求項30記載の出力装置、請求項38記載
の罫線処理方法、請求項48記載の記憶媒体によれば、
検出手段によって出力データに罫線データを検出し、判
断手段によって出力データ描画に伴い罫線が出力用紙の
有効印字領域からはみ出すと判断した場合、前記有効印
字領域によって印字が切れる部分から所定長さ(数mm
又は数cm)前までの罫線部分と、次ページ以降に出力
される罫線の切れ目の続き部分から所定長さ(数mm又
は数cm)後までの罫線部分に対し、変更手段によって
線の幅を通常出力幅より細く変更することができるた
め、次ページ以降に続く罫線を現在ページの罫線から、
または前ページから続く罫線を現在ページの罫線から判
別しやすくすることができるという効果がある。
【0120】また、請求項3記載の罫線処理装置、請求
項13記載の出力制御システム、請求項23記載の情報
処理装置、請求項31記載の出力装置、請求項39記載
の罫線処理方法、請求項49記載の記憶媒体によれば、
検出手段によって出力データに罫線データを検出し、判
断手段によって出力データ描画に伴い罫線が出力用紙の
有効印字領域からはみ出すと判断した場合、前記有効印
字領域によって印字が切れる部分から所定長さ(数mm
又は数cm)前までの罫線部分と、次ページ以降に出力
される罫線の切れ目の続き部分から所定長さ(数mm又
は数cm)後までの罫線部分に対し、変更手段によって
線の塗り潰しパターンを通常出力であるベタから網掛け
等へと変更することができるため、次ページ以降に続く
罫線を現在ページの罫線から、または前ページから続く
罫線を現在ページの罫線から判別しやすくすることがで
きるという効果がある。
【0121】また、請求項4記載の罫線処理装置、請求
項14記載の出力制御システム、請求項24記載の情報
処理装置、請求項32記載の出力装置、請求項40記載
の罫線処理方法、請求項50記載の記憶媒体によれば、
検出手段によって出力データに罫線データを検出し、判
断手段によって出力データ描画に伴い罫線が出力用紙の
有効印字領域からはみ出すと判断した場合、前記有効印
字領域によって印字が切れる部分から所定長さ(数mm
又は数cm)前までの罫線部分と、次ページ以降に出力
される罫線の切れ目の続き部分から所定長さ(数mm又
は数cm)後までの罫線部分に対し、変更手段によって
線の種類を通常出力である実線等から二重線等へと変更
することができるため、次ページ以降に続く罫線を現在
ページの罫線から、または前ページから続く罫線を現在
ページの罫線から判別しやすくすることができるという
効果がある。
【0122】また、請求項5記載の罫線処理装置、請求
項15記載の出力制御システム、請求項25記載の情報
処理装置、請求項33記載の出力装置、請求項41記載
の罫線処理方法、請求項51記載の記憶媒体によれば、
検出手段によって出力データに罫線データを検出し、判
断手段によって出力データ描画に伴い罫線が出力用紙の
有効印字領域からはみ出すと判断した場合、前記有効印
字領域によって印字が切れる部分から所定長さ(数mm
又は数cm)前までの罫線部分と、次ページ以降に出力
される罫線の切れ目の続き部分から所定長さ(数mm又
は数cm)後までの罫線部分に対し、変更手段によって
線の色を通常出力である黒から薄いグレー等へと変更す
ることができるため、次ページ以降に続く罫線を現在ペ
ージの罫線から、または前ページから続く罫線を現在ペ
ージの罫線から判別しやすくすることができるという効
果がある。
【0123】また、請求項7記載の罫線処理装置、請求
項17記載の出力制御システム、請求項27記載の情報
処理装置、請求項35記載の出力装置、請求項43記載
の罫線処理方法、請求項53記載の記憶媒体によれば、
検出手段によって出力データに罫線枠データを検出し、
第一判断手段によって出力データ描画に伴い罫線枠の一
部が前記有効印字領域からはみ出すと判断した場合、第
二判断手段によって出力データに含まれる罫線の一部も
しくは全体の線幅を細くすることで罫線枠データ全体を
前記有効印字領域に収めることができるか否かを判断
し、罫線幅の変更により罫線枠データ全体を前記有効印
字領域に収めることができると判断した場合、補正手段
によって出力データに含まれる罫線の一部もしくは全体
の線幅を細くし、罫線枠データ全体を前記有効印字領域
に収めることができるように補正することができるた
め、従来のように、ほんの僅かに罫線の線幅が太いため
に次ページ以降に罫線枠のほんの一部だけが出力されて
しまい、用紙を浪費してしまうことになるという不具合
を防止することができるという効果がある。
【0124】また、請求項6、8〜10記載の罫線処理
装置、請求項16、18〜20記載の出力制御システ
ム、請求項26、28記載の情報処理装置、請求項3
4、36記載の出力装置、請求項42、44〜46記載
の罫線処理方法、請求項52、54〜56記載の記憶媒
体においても、上記と同様の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第3の実施の形態に係るプリン
タ制御システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に適用可能な第1の出力装置であるレー
ザビームプリンタの内部構造を示す断面図である。
【図3】本発明に適用可能な第2の出力装置であるイン
クジェットプリンタの外観を示す斜視図である。
【図4】本発明に適用可能な第2の出力装置であるイン
クジェットプリンタの制御構成を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るプリンタ制御
システムのホストコンピュータにおける罫線処理を示す
フローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るプリンタ制御
システムのレーザビームプリンタにおける罫線処理を示
すフローチャートである。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係るプリンタ制御
システムのホストコンピュータにおける罫線処理を示す
フローチャートである。
【図8】本発明のプログラム及び関連データを記憶した
記憶媒体の記憶内容の構成例を示す説明図である。
【図9】本発明のプログラム及び関連データが記憶媒体
から装置に供給される概念例を示す説明図である。
【符号の説明】
1、12 CPU 3、13 ROM 803 プログラム実行ファイル 804 プログラム関連データファイル 901 記憶媒体 1500 プリンタ 3000 ホストコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/20 566N

Claims (56)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙上に印字する罫線の印字態様を制御
    する罫線処理装置であって、 出力データに罫線データが含まれているか否かを検出す
    る検出手段と、該検出手段で罫線データが検出された場
    合、出力データ描画に伴い罫線が出力用紙の有効印字領
    域からはみ出さないか否かを判断する判断手段と、該判
    断手段で罫線が前記有効印字領域に収まらないと判断さ
    れた場合、前記有効印字領域によって印字が切れる部分
    から所定長さ前までの罫線部分の線の種類を実線から非
    実線に変更すると共に、次ページ以降に出力される罫線
    の切れ目の続き部分から所定長さ後までの罫線部分の線
    の種類を実線から非実線に変更する変更手段とを有する
    ことを特徴とする罫線処理装置。
  2. 【請求項2】 前記変更手段は、前記判断手段で罫線が
    前記有効印字領域に収まらないと判断された場合、前記
    変更処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって印
    字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次ペ
    ージ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所定
    長さ後までの罫線部分に対し、線の幅を細く変更するこ
    とを特徴とする請求項1記載の罫線処理装置。
  3. 【請求項3】 前記変更手段は、前記判断手段で罫線が
    前記有効印字領域に収まらないと判断された場合、前記
    変更処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって印
    字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次ペ
    ージ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所定
    長さ後までの罫線部分に対し、線の塗り潰しパターンを
    ベタから網掛け等に変更することを特徴とする請求項1
    記載の罫線処理装置。
  4. 【請求項4】 前記変更手段は、前記判断手段で罫線が
    前記有効印字領域に収まらないと判断された場合、前記
    変更処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって印
    字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次ペ
    ージ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所定
    長さ後までの罫線部分に対し、線の種類を実線等から二
    重線等に変更することを特徴とする請求項1記載の罫線
    処理装置。
  5. 【請求項5】 前記変更手段は、前記判断手段で罫線が
    前記有効印字領域に収まらないと判断された場合、前記
    変更処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって印
    字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次ペ
    ージ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所定
    長さ後までの罫線部分に対し、線の色を黒から薄いグレ
    ー等の薄色に変更することを特徴とする請求項1記載の
    罫線処理装置。
  6. 【請求項6】 前記非実線とは点線又は鎖線であり、前
    記所定長さとは数mm程度又は数cm程度の長さである
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の罫線
    処理装置。
  7. 【請求項7】 用紙上に印字する罫線の印字態様を制御
    する罫線処理装置であって、 出力データに罫線枠のデータが含まれているか否かを検
    出する検出手段と、該検出手段で罫線枠データが検出さ
    れた場合、出力データ描画に伴い罫線枠が出力用紙の有
    効印字領域に収まるか否かを判断する第一判断手段と、
    該第一判断手段で罫線枠の一部が前記有効印字領域から
    はみ出すと判断された場合、出力データに含まれる罫線
    の一部もしくは全体の線幅を細くすることで罫線枠デー
    タ全体を前記有効印字領域に収めることができるか否か
    を判断する第二判断手段と、該第二判断手段で罫線幅の
    変更により罫線枠データ全体を前記有効印字領域に収め
    ることができると判断された場合、出力データに含まれ
    る罫線の一部もしくは全体の線幅を細くし、罫線枠デー
    タ全体が前記有効印字領域に収まるように補正する補正
    手段とを有することを特徴とする罫線処理装置。
  8. 【請求項8】 用紙上に印字を行う出力装置へ印字情報
    を供給する情報処理装置上で動作することを特徴とする
    請求項1乃至7の何れかに記載の罫線処理装置。
  9. 【請求項9】 用紙上に印字を行う出力装置上で動作す
    ることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の罫
    線処理装置。
  10. 【請求項10】 電子写真方式により印字を行う前記出
    力装置としてのプリンタ、インクジェット方式により印
    字を行う前記出力装置としてのプリンタを含む各種プリ
    ンタで印字する罫線の印字態様制御に適用可能であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の罫線処
    理装置。
  11. 【請求項11】 用紙上に印字を行う出力装置と、該出
    力装置へ印字情報を供給する情報処理装置とを具備し、
    用紙上に印字する罫線の印字態様を制御する機能を有す
    る出力制御システムであって、 出力データに罫線データが含まれているか否かを検出す
    る検出手段と、該検出手段で罫線データが検出された場
    合、出力データ描画に伴い罫線が出力用紙の有効印字領
    域からはみ出さないか否かを判断する判断手段と、該判
    断手段で罫線が前記有効印字領域に収まらないと判断さ
    れた場合、前記有効印字領域によって印字が切れる部分
    から所定長さ前までの罫線部分の線の種類を実線から非
    実線に変更すると共に、次ページ以降に出力される罫線
    の切れ目の続き部分から所定長さ後までの罫線部分の線
    の種類を実線から非実線に変更する変更手段とを有する
    ことを特徴とする出力制御システム。
  12. 【請求項12】 前記変更手段は、前記判断手段で罫線
    が前記有効印字領域に収まらないと判断された場合、前
    記変更処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって
    印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次
    ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所
    定長さ後までの罫線部分に対し、線の幅を細く変更する
    ことを特徴とする請求項11記載の出力制御システム。
  13. 【請求項13】 前記変更手段は、前記判断手段で罫線
    が前記有効印字領域に収まらないと判断された場合、前
    記変更処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって
    印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次
    ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所
    定長さ後までの罫線部分に対し、線の塗り潰しパターン
    をベタから網掛け等に変更することを特徴とする請求項
    11記載の出力制御システム。
  14. 【請求項14】 前記変更手段は、前記判断手段で罫線
    が前記有効印字領域に収まらないと判断された場合、前
    記変更処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって
    印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次
    ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所
    定長さ後までの罫線部分に対し、線の種類を実線から二
    重線等に変更することを特徴とする請求項11記載の出
    力制御システム。
  15. 【請求項15】 前記変更手段は、前記判断手段で罫線
    が前記有効印字領域に収まらないと判断された場合、前
    記変更処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって
    印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次
    ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所
    定長さ後までの罫線部分に対し、線の色を黒から薄いグ
    レー等の薄色に変更することを特徴とする請求項11記
    載の出力制御システム。
  16. 【請求項16】 前記非実線とは点線又は鎖線であり、
    前記所定長さとは数mm程度又は数cm程度の長さであ
    ることを特徴とする請求項11乃至15の何れかに記載
    の出力制御システム。
  17. 【請求項17】 用紙上に印字を行う出力装置と、該出
    力装置へ印字情報を供給する情報処理装置とを具備し、
    用紙上に印字する罫線の印字態様を制御する機能を有す
    る出力制御システムであって、 出力データに罫線枠のデータが含まれているか否かを検
    出する検出手段と、該検出手段で罫線枠データが検出さ
    れた場合、出力データ描画に伴い罫線枠が出力用紙の有
    効印字領域に収まるか否かを判断する第一判断手段と、
    該第一判断手段で罫線枠の一部が前記有効印字領域から
    はみ出すと判断された場合、出力データに含まれる罫線
    の一部もしくは全体の線幅を細くすることで罫線枠デー
    タ全体を前記有効印字領域に収めることができるか否か
    を判断する第二判断手段と、該第二判断手段で罫線幅の
    変更により罫線枠データ全体を前記有効印字領域に収め
    ることができると判断された場合、出力データに含まれ
    る罫線の一部もしくは全体の線幅を細くし、罫線枠デー
    タ全体が前記有効印字領域に収まるように補正する補正
    手段とを有することを特徴とする出力制御システム。
  18. 【請求項18】 前記情報処理装置が前記一連の制御を
    行うことを特徴とする請求項11乃至17の何れかに記
    載の出力制御システム。
  19. 【請求項19】 前記出力装置が前記一連の制御を行う
    ことを特徴とする請求項11乃至17の何れかに記載の
    出力制御システム。
  20. 【請求項20】 電子写真方式により印字を行う前記出
    力装置としてのプリンタ、インクジェット方式により印
    字を行う前記出力装置としてのプリンタを含む各種プリ
    ンタで印字する罫線の印字態様制御に適用可能であるこ
    とを特徴とする請求項11乃至19の何れかに記載の出
    力制御システム。
  21. 【請求項21】 用紙上に印字を行う出力装置へ印字情
    報を供給すると共に、用紙上に印字する罫線の印字態様
    を制御する機能を有する情報処理装置であって、 出力データに罫線データが含まれているか否かを検出す
    る検出手段と、該検出手段で罫線データが検出された場
    合、出力データ描画に伴い罫線が出力用紙の有効印字領
    域からはみ出さないか否かを判断する判断手段と、該判
    断手段で罫線が前記有効印字領域に収まらないと判断さ
    れた場合、前記有効印字領域によって印字が切れる部分
    から所定長さ前までの罫線部分の線の種類を実線から非
    実線に変更すると共に、次ページ以降に出力される罫線
    の切れ目の続き部分から所定長さ後までの罫線部分の線
    の種類を実線から非実線に変更する変更手段とを有する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  22. 【請求項22】 前記変更手段は、前記判断手段で罫線
    が前記有効印字領域に収まらないと判断された場合、前
    記変更処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって
    印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次
    ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所
    定長さ後までの罫線部分に対し、線の幅を細く変更する
    ことを特徴とする請求項21記載の情報処理装置。
  23. 【請求項23】 前記変更手段は、前記判断手段で罫線
    が前記有効印字領域に収まらないと判断された場合、前
    記変更処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって
    印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次
    ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所
    定長さ後までの罫線部分に対し、線の塗り潰しパターン
    をベタから網掛け等に変更することを特徴とする請求項
    21記載の情報処理装置。
  24. 【請求項24】 前記変更手段は、前記判断手段で罫線
    が前記有効印字領域に収まらないと判断された場合、前
    記変更処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって
    印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次
    ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所
    定長さ後までの罫線部分に対し、線の種類を実線から二
    重線等に変更することを特徴とする請求項21記載の情
    報処理装置。
  25. 【請求項25】 前記変更手段は、前記判断手段で罫線
    が前記有効印字領域に収まらないと判断された場合、前
    記変更処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって
    印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次
    ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所
    定長さ後までの罫線部分に対し、線の色を黒から薄いグ
    レー等の薄色に変更することを特徴とする請求項21記
    載の情報処理装置。
  26. 【請求項26】 前記非実線とは点線又は鎖線であり、
    前記所定長さとは数mm程度又は数cm程度の長さであ
    ることを特徴とする請求項21乃至25の何れかに記載
    の情報処理装置。
  27. 【請求項27】 用紙上に印字を行う出力装置へ印字情
    報を供給すると共に、用紙上に印字する罫線の印字態様
    を制御する機能を有する情報処理装置であって、 出力データに罫線枠のデータが含まれているか否かを検
    出する検出手段と、該検出手段で罫線枠データが検出さ
    れた場合、出力データ描画に伴い罫線枠が出力用紙の有
    効印字領域に収まるか否かを判断する第一判断手段と、
    該第一判断手段で罫線枠の一部が前記有効印字領域から
    はみ出すと判断された場合、出力データに含まれる罫線
    の一部もしくは全体の線幅を細くすることで罫線枠デー
    タ全体を前記有効印字領域に収めることができるか否か
    を判断する第二判断手段と、該第二判断手段で罫線幅の
    変更により罫線枠データ全体を前記有効印字領域に収め
    ることができると判断された場合、出力データに含まれ
    る罫線の一部もしくは全体の線幅を細くし、罫線枠デー
    タ全体が前記有効印字領域に収まるように補正する補正
    手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  28. 【請求項28】 電子写真方式により印字を行う前記出
    力装置としてのプリンタ、インクジェット方式により印
    字を行う前記出力装置としてのプリンタを含む各種プリ
    ンタで印字する罫線の印字態様制御に適用可能であるこ
    とを特徴とする請求項21乃至27の何れかに記載の情
    報処理装置。
  29. 【請求項29】 用紙上に印字を行うと共に、用紙上に
    印字する罫線の印字態様を制御する機能を有する出力装
    置であって、 出力データに罫線データが含まれているか否かを検出す
    る検出手段と、該検出手段で罫線データが検出された場
    合、出力データ描画に伴い罫線が出力用紙の有効印字領
    域からはみ出さないか否かを判断する判断手段と、該判
    断手段で罫線が前記有効印字領域に収まらないと判断さ
    れた場合、前記有効印字領域によって印字が切れる部分
    から所定長さ前までの罫線部分の線の種類を実線から非
    実線に変更すると共に、次ページ以降に出力される罫線
    の切れ目の続き部分から所定長さ後までの罫線部分の線
    の種類を実線から非実線に変更する変更手段とを有する
    ことを特徴とする出力装置。
  30. 【請求項30】 前記変更手段は、前記判断手段で罫線
    が前記有効印字領域に収まらないと判断された場合、前
    記変更処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって
    印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次
    ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所
    定長さ後までの罫線部分に対し、線の幅を細く変更する
    ことを特徴とする請求項29記載の出力装置。
  31. 【請求項31】 前記変更手段は、前記判断手段で罫線
    が前記有効印字領域に収まらないと判断された場合、前
    記変更処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって
    印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次
    ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所
    定長さ後までの罫線部分に対し、線の塗り潰しパターン
    をベタから網掛け等に変更することを特徴とする請求項
    29記載の出力装置。
  32. 【請求項32】 前記変更手段は、前記判断手段で罫線
    が前記有効印字領域に収まらないと判断された場合、前
    記変更処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって
    印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次
    ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所
    定長さ後までの罫線部分に対し、線の種類を実線から二
    重線等に変更することを特徴とする請求項29記載の出
    力装置。
  33. 【請求項33】 前記変更手段は、前記判断手段で罫線
    が前記有効印字領域に収まらないと判断された場合、前
    記変更処理を行う代わりに、前記有効印字領域によって
    印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、次
    ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から所
    定長さ後までの罫線部分に対し、線の色を黒から薄いグ
    レー等の薄色に変更することを特徴とする請求項29記
    載の出力装置。
  34. 【請求項34】 前記非実線とは点線又は鎖線であり、
    前記所定長さとは数mm程度又は数cm程度の長さであ
    ることを特徴とする請求項29乃至33の何れかに記載
    の出力装置。
  35. 【請求項35】 用紙上に印字を行うと共に、用紙上に
    印字する罫線の印字態様を制御する機能を有する出力装
    置であって、 出力データに罫線枠のデータが含まれているか否かを検
    出する検出手段と、該検出手段で罫線枠データが検出さ
    れた場合、出力データ描画に伴い罫線枠が出力用紙の有
    効印字領域に収まるか否かを判断する第一判断手段と、
    該第一判断手段で罫線枠の一部が前記有効印字領域から
    はみ出すと判断された場合、出力データに含まれる罫線
    の一部もしくは全体の線幅を細くすることで罫線枠デー
    タ全体を前記有効印字領域に収めることができるか否か
    を判断する第二判断手段と、該第二判断手段で罫線幅の
    変更により罫線枠データ全体を前記有効印字領域に収め
    ることができると判断された場合、出力データに含まれ
    る罫線の一部もしくは全体の線幅を細くし、罫線枠デー
    タ全体が前記有効印字領域に収まるように補正する補正
    手段とを有することを特徴とする出力装置。
  36. 【請求項36】 電子写真方式により印字を行うと共に
    印字する罫線の印字態様制御を行うプリンタ、インクジ
    ェット方式により印字を行うと共に印字する罫線の印字
    態様制御を行うプリンタを含む各種プリンタに適用可能
    であることを特徴とする請求項29乃至35の何れかに
    記載の出力装置。
  37. 【請求項37】 用紙上に印字を行う出力装置と該出力
    装置へ印字情報を供給する情報処理装置とを具備し用紙
    上に印字する罫線の印字態様を制御する機能を有する出
    力制御システムに適用される罫線処理方法であって、 出力データに罫線データが含まれているか否かを検出す
    る検出工程と、該検出工程で罫線データが検出された場
    合、出力データ描画に伴い罫線が出力用紙の有効印字領
    域からはみ出さないか否かを判断する判断工程と、該判
    断工程で罫線が前記有効印字領域に収まらないと判断さ
    れた場合、前記有効印字領域によって印字が切れる部分
    から所定長さ前までの罫線部分の線の種類を実線から非
    実線に変更すると共に、次ページ以降に出力される罫線
    の切れ目の続き部分から所定長さ後までの罫線部分の線
    の種類を実線から非実線に変更する変更工程とを有する
    ことを特徴とする罫線処理方法。
  38. 【請求項38】 前記変更工程では、前記判断工程で罫
    線が前記有効印字領域に収まらないと判断された場合、
    前記変更処理を行う代わりに、前記有効印字領域によっ
    て印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、
    次ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から
    所定長さ後までの罫線部分に対し、線の幅を細く変更す
    ることを特徴とする請求項37記載の罫線処理方法。
  39. 【請求項39】 前記変更工程では、前記判断工程で罫
    線が前記有効印字領域に収まらないと判断された場合、
    前記変更処理を行う代わりに、前記有効印字領域によっ
    て印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、
    次ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から
    所定長さ後までの罫線部分に対し、線の塗り潰しパター
    ンをベタから網掛け等に変更することを特徴とする請求
    項37記載の罫線処理方法。
  40. 【請求項40】 前記変更工程では、前記判断工程で罫
    線が前記有効印字領域に収まらないと判断された場合、
    前記変更処理を行う代わりに、前記有効印字領域によっ
    て印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、
    次ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から
    所定長さ後までの罫線部分に対し、線の種類を実線から
    二重線等に変更することを特徴とする請求項37記載の
    罫線処理方法。
  41. 【請求項41】 前記変更工程では、前記判断工程で罫
    線が前記有効印字領域に収まらないと判断された場合、
    前記変更処理を行う代わりに、前記有効印字領域によっ
    て印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線部分と、
    次ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き部分から
    所定長さ後までの罫線部分に対し、線の色を黒から薄い
    グレー等の薄色に変更することを特徴とする請求項37
    記載の罫線処理方法。
  42. 【請求項42】 前記非実線とは点線又は鎖線であり、
    前記所定長さとは数mm程度又は数cm程度の長さであ
    ることを特徴とする請求項37乃至41の何れかに記載
    の罫線処理方法。
  43. 【請求項43】 用紙上に印字を行う出力装置と該出力
    装置へ印字情報を供給する情報処理装置とを具備し用紙
    上に印字する罫線の印字態様を制御する機能を有する出
    力制御システムに適用される罫線処理方法であって、 出力データに罫線枠のデータが含まれているか否かを検
    出する検出工程と、該検出工程で罫線枠データが検出さ
    れた場合、出力データ描画に伴い罫線枠が出力用紙の有
    効印字領域に収まるか否かを判断する第一判断工程と、
    該第一判断工程で罫線枠の一部が前記有効印字領域から
    はみ出すと判断された場合、出力データに含まれる罫線
    の一部もしくは全体の線幅を細くすることで罫線枠デー
    タ全体を前記有効印字領域に収めることができるか否か
    を判断する第二判断工程と、該第二判断工程で罫線幅の
    変更により罫線枠データ全体を前記有効印字領域に収め
    ることができると判断された場合、出力データに含まれ
    る罫線の一部もしくは全体の線幅を細くし、罫線枠デー
    タ全体が前記有効印字領域に収まるように補正する補正
    工程とを有することを特徴とする罫線処理方法。
  44. 【請求項44】 前記情報処理装置が前記一連の制御を
    行うことを特徴とする請求項37乃至43の何れかに記
    載の罫線処理方法。
  45. 【請求項45】 前記出力装置が前記一連の制御を行う
    ことを特徴とする請求項37乃至43の何れかに記載の
    罫線処理方法。
  46. 【請求項46】 電子写真方式により印字を行う前記出
    力装置としてのプリンタ、インクジェット方式により印
    字を行う前記出力装置としてのプリンタを含む各種プリ
    ンタで印字する罫線の印字態様制御に適用可能であるこ
    とを特徴とする請求項37乃至45の何れかに記載の罫
    線処理方法。
  47. 【請求項47】 用紙上に印字を行う出力装置と該出力
    装置へ印字情報を供給する情報処理装置とを具備し用紙
    上に印字する罫線の印字態様を制御する機能を有する出
    力制御システムに適用される罫線処理方法を実行するプ
    ログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な
    記憶媒体であって、 前記罫線処理方法は、出力データに罫線データが含まれ
    ているか否かを検出する検出ステップと、該検出ステッ
    プで罫線データが検出された場合、出力データ描画に伴
    い罫線が出力用紙の有効印字領域からはみ出さないか否
    かを判断する判断ステップと、該判断ステップで罫線が
    前記有効印字領域に収まらないと判断された場合、前記
    有効印字領域によって印字が切れる部分から所定長さ前
    までの罫線部分の線の種類を実線から非実線に変更する
    と共に、次ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き
    部分から所定長さ後までの罫線部分の線の種類を実線か
    ら非実線に変更する変更ステップとを有することを特徴
    とする記憶媒体。
  48. 【請求項48】 前記変更ステップでは、前記判断ステ
    ップで罫線が前記有効印字領域に収まらないと判断され
    た場合、前記変更処理を行う代わりに、前記有効印字領
    域によって印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線
    部分と、次ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き
    部分から所定長さ後までの罫線部分に対し、線の幅を細
    く変更することを特徴とする請求項47記載の記憶媒
    体。
  49. 【請求項49】 前記変更ステップでは、前記判断ステ
    ップで罫線が前記有効印字領域に収まらないと判断され
    た場合、前記変更処理を行う代わりに、前記有効印字領
    域によって印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線
    部分と、次ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き
    部分から所定長さ後までの罫線部分に対し、線の塗り潰
    しパターンをベタから網掛け等に変更することを特徴と
    する請求項47記載の記憶媒体。
  50. 【請求項50】 前記変更ステップでは、前記判断ステ
    ップで罫線が前記有効印字領域に収まらないと判断され
    た場合、前記変更処理を行う代わりに、前記有効印字領
    域によって印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線
    部分と、次ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き
    部分から所定長さ後までの罫線部分に対し、線の種類を
    実線から二重線等に変更することを特徴とする請求項4
    7記載の記憶媒体。
  51. 【請求項51】 前記変更ステップでは、前記判断ステ
    ップで罫線が前記有効印字領域に収まらないと判断され
    た場合、前記変更処理を行う代わりに、前記有効印字領
    域によって印字が切れる部分から所定長さ前までの罫線
    部分と、次ページ以降に出力される罫線の切れ目の続き
    部分から所定長さ後までの罫線部分に対し、線の色を黒
    から薄いグレー等の薄色に変更することを特徴とする請
    求項47記載の記憶媒体。
  52. 【請求項52】 前記非実線とは点線又は鎖線であり、
    前記所定長さとは数mm程度又は数cm程度の長さであ
    ることを特徴とする請求項47乃至51の何れかに記載
    の記憶媒体。
  53. 【請求項53】 用紙上に印字を行う出力装置と該出力
    装置へ印字情報を供給する情報処理装置とを具備し用紙
    上に印字する罫線の印字態様を制御する機能を有する出
    力制御システムに適用される罫線処理方法を実行するプ
    ログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な
    記憶媒体であって、 前記罫線処理方法は、出力データに罫線枠のデータが含
    まれているか否かを検出する検出ステップと、該検出ス
    テップで罫線枠データが検出された場合、出力データ描
    画に伴い罫線枠が出力用紙の有効印字領域に収まるか否
    かを判断する第一判断ステップと、該第一判断ステップ
    で罫線枠の一部が前記有効印字領域からはみ出すと判断
    された場合、出力データに含まれる罫線の一部もしくは
    全体の線幅を細くすることで罫線枠データ全体を前記有
    効印字領域に収めることができるか否かを判断する第二
    判断ステップと、該第二判断ステップで罫線幅の変更に
    より罫線枠データ全体を前記有効印字領域に収めること
    ができると判断された場合、出力データに含まれる罫線
    の一部もしくは全体の線幅を細くし、罫線枠データ全体
    が前記有効印字領域に収まるように補正する補正ステッ
    プとを有することを特徴とする記憶媒体。
  54. 【請求項54】 前記一連の制御を行う前記情報処理装
    置に適用可能であることを特徴とする請求項47乃至5
    3の何れかに記載の記憶媒体。
  55. 【請求項55】 前記一連の制御を行う前記出力装置に
    適用可能であることを特徴とする請求項47乃至53の
    何れかに記載の記憶媒体。
  56. 【請求項56】 電子写真方式により印字を行う前記出
    力装置としてのプリンタ、インクジェット方式により印
    字を行う前記出力装置としてのプリンタを含む各種プリ
    ンタで印字する罫線の印字態様制御に適用可能であるこ
    とを特徴とする請求項47乃至55の何れかに記載の記
    憶媒体。
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