JP2001239441A - 研削ヘッド及び鋸刃研削盤 - Google Patents
研削ヘッド及び鋸刃研削盤Info
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- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B3/00—Sharpening cutting edges, e.g. of tools; Accessories therefor, e.g. for holding the tools
- B24B3/60—Sharpening cutting edges, e.g. of tools; Accessories therefor, e.g. for holding the tools of tools not covered by the preceding subgroups
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D63/00—Dressing the tools of sawing machines or sawing devices for use in cutting any kind of material, e.g. in the manufacture of sawing tools
- B23D63/08—Sharpening the cutting edges of saw teeth
- B23D63/12—Sharpening the cutting edges of saw teeth by grinding
-
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- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B23D63/12—Sharpening the cutting edges of saw teeth by grinding
- B23D63/14—Sharpening circular saw blades
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- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 丸鋸刃目立て用研削盤に設けた小径研削車で
鋸刃の歯に、これに円盤状の研削車を接触させずにすく
い面を研削する。 【解決手段】 丸鋸刃の目立て用研削盤は、機台2と、
これに支持された鋸刃3の支持装置9と研削ヘッド24
用の位置決め装置25とを有する。研削ヘッド24は、
旋回軸Bと、これに直角に交差し互いに直角に配列され
かつ別々に駆動される第1の軸33と第2の軸38とを
有する。第1の軸33は鋸刃3の外周面の接線方向に実
質的に平行な方向へ延びて円盤状の砥石車26a,26
bを保持し、第2の軸38は鋸刃3の実質的に半径方向
へ延びて鋸刃3の歯29の凹面のすくい面31を研削形
成する小径砥石車27を保持している。研削ヘッド24
は、支持装置9に対して接離可能なz方向、旋回軸Bに
平行なy方向、並びに、z方向及びy方向に直角なx方
向の三方向へ移動可能になっている。
鋸刃の歯に、これに円盤状の研削車を接触させずにすく
い面を研削する。 【解決手段】 丸鋸刃の目立て用研削盤は、機台2と、
これに支持された鋸刃3の支持装置9と研削ヘッド24
用の位置決め装置25とを有する。研削ヘッド24は、
旋回軸Bと、これに直角に交差し互いに直角に配列され
かつ別々に駆動される第1の軸33と第2の軸38とを
有する。第1の軸33は鋸刃3の外周面の接線方向に実
質的に平行な方向へ延びて円盤状の砥石車26a,26
bを保持し、第2の軸38は鋸刃3の実質的に半径方向
へ延びて鋸刃3の歯29の凹面のすくい面31を研削形
成する小径砥石車27を保持している。研削ヘッド24
は、支持装置9に対して接離可能なz方向、旋回軸Bに
平行なy方向、並びに、z方向及びy方向に直角なx方
向の三方向へ移動可能になっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、研削ヘッド及び、
特に鋸歯がくぼんだすくい面(凹状すくい面)を有する
鋸刃用の鋸刃研削盤に関する。
特に鋸歯がくぼんだすくい面(凹状すくい面)を有する
鋸刃用の鋸刃研削盤に関する。
【0002】
【従来の技術】すでに使用されている鋸刃に目立てを行
い又は鋸刃を製造する際に使用される鋸刃研削盤は、鋸
刃を所望の形状の、又は以前に形成されていた形状の歯
形に形成しなければならない。鋸刃、特に超硬合金の歯
を有する鋸刃では、通常、逃げ面とすくい面とが研削さ
れる。場合によっては、歯元面も研削される。そして、
場合に応じて、研削形状が異なる。例えば、すくい面を
凹状に研削することが望ましい場合もあれば平面研削を
行う方が望ましい場合もある。
い又は鋸刃を製造する際に使用される鋸刃研削盤は、鋸
刃を所望の形状の、又は以前に形成されていた形状の歯
形に形成しなければならない。鋸刃、特に超硬合金の歯
を有する鋸刃では、通常、逃げ面とすくい面とが研削さ
れる。場合によっては、歯元面も研削される。そして、
場合に応じて、研削形状が異なる。例えば、すくい面を
凹状に研削することが望ましい場合もあれば平面研削を
行う方が望ましい場合もある。
【0003】すくい面を凹面研削するために、回転軸が
すくい面に実質的に平行にされた円筒形研削具で凹形す
くい面を研削形成する方法がドイツ国特許公報第414
1900号に開示されている。研削具は小径砥石車(S
chleifstift)の一部であり、すくい面を研
削するのに、鋸刃の中心面内ですくい面に接触させられ
るか、この中心面からずれた2つの接触位置で接触させ
られる。このずれた方向に応じてその回転方向が選定さ
れる。
すくい面に実質的に平行にされた円筒形研削具で凹形す
くい面を研削形成する方法がドイツ国特許公報第414
1900号に開示されている。研削具は小径砥石車(S
chleifstift)の一部であり、すくい面を研
削するのに、鋸刃の中心面内ですくい面に接触させられ
るか、この中心面からずれた2つの接触位置で接触させ
られる。このずれた方向に応じてその回転方向が選定さ
れる。
【0004】すくい面の凹面研削が必要なのは一部の鋸
刃だけであり、すべての種類の鋸刃に必要な訳ではな
い。しかし、通常、凹面研削をするかしないに関わりな
く、鋸刃研削盤を改造せずに融通を利かせて使用すべき
ものである。
刃だけであり、すべての種類の鋸刃に必要な訳ではな
い。しかし、通常、凹面研削をするかしないに関わりな
く、鋸刃研削盤を改造せずに融通を利かせて使用すべき
ものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このことから出発し
て、本発明の課題は、後に改造を伴わずに、なるべく多
くの様々な種類の鋸刃を研削できるように改良された鋸
刃研削盤を提供することである。
て、本発明の課題は、後に改造を伴わずに、なるべく多
くの様々な種類の鋸刃を研削できるように改良された鋸
刃研削盤を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は、少なくとも
一端部に少なくとも1個の砥石車を支持する第1の軸を
回転可能に支持する軸受台を設けると共に、少なくとも
1個の高速回転用の研削具を一端部に支持する第2の軸
を第1の軸の両端の間の領域に回転可能に設け、第1及
び第2の軸を回転駆動する駆動手段を設けて研削ヘッド
を構成することによって解決される。
一端部に少なくとも1個の砥石車を支持する第1の軸を
回転可能に支持する軸受台を設けると共に、少なくとも
1個の高速回転用の研削具を一端部に支持する第2の軸
を第1の軸の両端の間の領域に回転可能に設け、第1及
び第2の軸を回転駆動する駆動手段を設けて研削ヘッド
を構成することによって解決される。
【0007】本発明に係る研削ヘッドは、回転数が異な
る駆動装置に接続された2本の軸を有する。第1の軸
は、両端それぞれに少なくとも1個の、又は、第1の軸
の一端に少なくとも1個の砥石車(円盤状の砥石車)を
備えている。そして、第1の軸の両端の間に配設された
第2の軸に直径が小さい方の小径砥石車(Schlei
fstif)を設けることができる。第1の軸の回転数
と第2の軸の回転数の比が第2の軸に設けた研削具の外
周と第1の軸に設けた砥石車の外周との比に相当するよ
うに、2つの軸の駆動装置を設計することが望ましい。
第1の軸の回転数が、例えば、1,000乃至6,00
0回転/分の場合、小径砥石車が、それの10倍以上
の、例えば10,000乃至60,000回転/分で回
転するようにするのが望ましい。
る駆動装置に接続された2本の軸を有する。第1の軸
は、両端それぞれに少なくとも1個の、又は、第1の軸
の一端に少なくとも1個の砥石車(円盤状の砥石車)を
備えている。そして、第1の軸の両端の間に配設された
第2の軸に直径が小さい方の小径砥石車(Schlei
fstif)を設けることができる。第1の軸の回転数
と第2の軸の回転数の比が第2の軸に設けた研削具の外
周と第1の軸に設けた砥石車の外周との比に相当するよ
うに、2つの軸の駆動装置を設計することが望ましい。
第1の軸の回転数が、例えば、1,000乃至6,00
0回転/分の場合、小径砥石車が、それの10倍以上
の、例えば10,000乃至60,000回転/分で回
転するようにするのが望ましい。
【0008】第2の軸を第1の軸の両端の間の区域に、
即ち、砥石車の間の円筒形又は円錐台形の領域(空間)
の外に配設することが望ましく、これによって、コンパ
クトで安定し、振動が少なく、しかも良好な位置決めを
可能にする構造が得られる。こうすれば、高速研削具
(小径砥石車)を大部分の鋸刃のすくい面に問題なく接
触させることができる。小径砥石車と第1の回転軸との
間の間隔を少なくとも大きな砥石車の半径に等しくする
ことが望ましい。その場合、第1と第2の回転軸を互い
に交わるか交差させればよい。このようにすれば、小径
砥石車を使用する場合、砥石車と鋸刃が接触することが
防止される。砥石車が作動するときは、小径砥石車が鋸
刃から離間されて鋸刃に接触するのが避けられる。この
構造では、研削ヘッドの位置決め経路が短くなって、迅
速で合理的な作業が可能になる。
即ち、砥石車の間の円筒形又は円錐台形の領域(空間)
の外に配設することが望ましく、これによって、コンパ
クトで安定し、振動が少なく、しかも良好な位置決めを
可能にする構造が得られる。こうすれば、高速研削具
(小径砥石車)を大部分の鋸刃のすくい面に問題なく接
触させることができる。小径砥石車と第1の回転軸との
間の間隔を少なくとも大きな砥石車の半径に等しくする
ことが望ましい。その場合、第1と第2の回転軸を互い
に交わるか交差させればよい。このようにすれば、小径
砥石車を使用する場合、砥石車と鋸刃が接触することが
防止される。砥石車が作動するときは、小径砥石車が鋸
刃から離間されて鋸刃に接触するのが避けられる。この
構造では、研削ヘッドの位置決め経路が短くなって、迅
速で合理的な作業が可能になる。
【0009】研削ヘッドに設けた第1及び第2の軸を空
間的に一定に離間するように保持すれば、構造が特にコ
ンパクトになり、剛性が高くなる。その場合、これらの
軸を研削ヘッドの軸受台に相互に対して変位しないよう
に支持することが望ましい。
間的に一定に離間するように保持すれば、構造が特にコ
ンパクトになり、剛性が高くなる。その場合、これらの
軸を研削ヘッドの軸受台に相互に対して変位しないよう
に支持することが望ましい。
【0010】これらの2つの軸の駆動装置を別個に互い
に独立に制御できるようにすることが望ましい。その場
合、第1の軸及び第2の軸用の駆動手段は第1の軸の回
転用の第1の駆動装置と、第2の軸の回転用の第2の駆
動装置で構成し、これらの駆動装置は別個に駆動される
ようにする。第2の駆動装置は第1の軸の回転数(例え
ば、1,000−6,000回転/分)の少なくとも1
0倍の回転数(例えば、10,000−60,000回
転/分で定速)の高速駆動装置(例えば、スピンドルモ
ータ)であることが望ましい。これによって、直径が極
めて大幅に、例えば1桁以上相違する研削具を同じ研削
ヘッドで使用することが可能になる。
に独立に制御できるようにすることが望ましい。その場
合、第1の軸及び第2の軸用の駆動手段は第1の軸の回
転用の第1の駆動装置と、第2の軸の回転用の第2の駆
動装置で構成し、これらの駆動装置は別個に駆動される
ようにする。第2の駆動装置は第1の軸の回転数(例え
ば、1,000−6,000回転/分)の少なくとも1
0倍の回転数(例えば、10,000−60,000回
転/分で定速)の高速駆動装置(例えば、スピンドルモ
ータ)であることが望ましい。これによって、直径が極
めて大幅に、例えば1桁以上相違する研削具を同じ研削
ヘッドで使用することが可能になる。
【0011】第1の軸と第2の軸を互いに直角に、又は
それ以外の適当な大きさの角度で互いに交わるように、
又は交差するように配列すれば、位置決めを行うのに好
都合である。その場合、2つの軸が、鋸刃の平面又はこ
れと平行な平面に一致する1つの平面にあることが望ま
しい。又は、これら2つの軸は、一方が鋸刃の平面又は
これと平行な平面と一致する1つの平面にあり、他方が
この平面に平行であることが望ましい。
それ以外の適当な大きさの角度で互いに交わるように、
又は交差するように配列すれば、位置決めを行うのに好
都合である。その場合、2つの軸が、鋸刃の平面又はこ
れと平行な平面に一致する1つの平面にあることが望ま
しい。又は、これら2つの軸は、一方が鋸刃の平面又は
これと平行な平面と一致する1つの平面にあり、他方が
この平面に平行であることが望ましい。
【0012】本発明の課題は、又、以上の研削ヘッドを
丸鋸用の鋸刃研削盤に設けて解決される。そして、この
鋸刃研削盤は、据付け面に据え付けられる機台と、鋸刃
を所定位置に支承する支承装置及び鋸刃固定用の固定装
置を有し、機台により支持される鋸刃支持体と、鋸刃の
歯を順次に加工位置に移動させるように構成され、機台
によって支持される送り装置と、機台によって支持さ
れ、鋸刃を加工位置に停止保持する保持装置と、機台に
よって支持され、少なくとも2つの互いに異なる方向へ
直線状移動を行うことができる研削ヘッドを支持する位
置決め装置と、送り装置、保持装置及び駆動装置を制御
する制御装置とをさらに具備することが望ましい。
丸鋸用の鋸刃研削盤に設けて解決される。そして、この
鋸刃研削盤は、据付け面に据え付けられる機台と、鋸刃
を所定位置に支承する支承装置及び鋸刃固定用の固定装
置を有し、機台により支持される鋸刃支持体と、鋸刃の
歯を順次に加工位置に移動させるように構成され、機台
によって支持される送り装置と、機台によって支持さ
れ、鋸刃を加工位置に停止保持する保持装置と、機台に
よって支持され、少なくとも2つの互いに異なる方向へ
直線状移動を行うことができる研削ヘッドを支持する位
置決め装置と、送り装置、保持装置及び駆動装置を制御
する制御装置とをさらに具備することが望ましい。
【0013】この鋸刃研削盤は、鋸刃研削盤のすべての
主要部品が支持された機台(機枠)を有する。機台は鋸
刃支持体を保持する。鋸刃支持体は、必要な場合は、ク
ランプ装置に組合わされて、鋸刃を加工位置に固定支持
して鋸刃の研削を行うように構成されている。また、鋸
刃の歯を1枚ずつ割り出し送りして歯を順次加工位置
(研削位置)に移すための装置が設けられている。その
ために、フィンガ付きの別設の送り装置を設けることが
できる。これとは別に、送り装置を鋸刃支持体の一部で
構成することも可能である。送り装置は鋸刃の歯にもま
た鋸刃の他の部位又は鋸刃支持体をも操作することがで
きるようになし得る。
主要部品が支持された機台(機枠)を有する。機台は鋸
刃支持体を保持する。鋸刃支持体は、必要な場合は、ク
ランプ装置に組合わされて、鋸刃を加工位置に固定支持
して鋸刃の研削を行うように構成されている。また、鋸
刃の歯を1枚ずつ割り出し送りして歯を順次加工位置
(研削位置)に移すための装置が設けられている。その
ために、フィンガ付きの別設の送り装置を設けることが
できる。これとは別に、送り装置を鋸刃支持体の一部で
構成することも可能である。送り装置は鋸刃の歯にもま
た鋸刃の他の部位又は鋸刃支持体をも操作することがで
きるようになし得る。
【0014】必要に応じた送りステップを設定できるよ
うにするために、可変制御式の送り装置を使用すること
が望ましい。特に好適な実施形態では、同じ鋸刃に変動
する送りステップを設定することもできるように、送り
ステップが個別に制御されるようにする。
うにするために、可変制御式の送り装置を使用すること
が望ましい。特に好適な実施形態では、同じ鋸刃に変動
する送りステップを設定することもできるように、送り
ステップが個別に制御されるようにする。
【0015】本発明に係る研削ヘッドは、歯を研削する
ために少なくとも1個の軸受台を用いる。必要な場合に
は、軸受台を、例えば第1及び第2軸受台のように複数
の軸受台に分割することができる。研削ヘッドに設けら
れた2つの軸はそれぞれ別個の研削具を保持する。第1
の軸を成す一方の軸は研削具として単数個又は複数個の
砥石車を保持し、第2の軸を成す他方の軸は研削具とし
て1個の小径砥石車を保持することが望ましい。第1及
び第2の軸は駆動手段により駆動される。駆動手段は別
個に制御できる2個の別々の駆動装置で構成することが
望ましい。これらの駆動装置の制御は、その他の制御を
も行う上位の制御装置によって行なうことが望ましい。
ために少なくとも1個の軸受台を用いる。必要な場合に
は、軸受台を、例えば第1及び第2軸受台のように複数
の軸受台に分割することができる。研削ヘッドに設けら
れた2つの軸はそれぞれ別個の研削具を保持する。第1
の軸を成す一方の軸は研削具として単数個又は複数個の
砥石車を保持し、第2の軸を成す他方の軸は研削具とし
て1個の小径砥石車を保持することが望ましい。第1及
び第2の軸は駆動手段により駆動される。駆動手段は別
個に制御できる2個の別々の駆動装置で構成することが
望ましい。これらの駆動装置の制御は、その他の制御を
も行う上位の制御装置によって行なうことが望ましい。
【0016】研削ヘッドは、研削具のうちの、研削作業
内容に応じて必要な一つだけが鋸刃に接触するように形
成されていることが望ましい。従って、各軸を同時に回
転させる必要はなく、別々に駆動させるだけでよい。小
径砥石車はすくい面の研削加工用に設けられている。他
方、単数個又は複数個の砥石車は、先ず逃げ面を研削す
るために使用されるが、状況に応じて、すくい面を研削
加工するために使用されるようにしてもよい。
内容に応じて必要な一つだけが鋸刃に接触するように形
成されていることが望ましい。従って、各軸を同時に回
転させる必要はなく、別々に駆動させるだけでよい。小
径砥石車はすくい面の研削加工用に設けられている。他
方、単数個又は複数個の砥石車は、先ず逃げ面を研削す
るために使用されるが、状況に応じて、すくい面を研削
加工するために使用されるようにしてもよい。
【0017】現在稼働状態にある研削ヘッド又はこの研
削ヘッド付き研削盤にこの小径砥石車とこれ用の高速駆
動装置を増設することができる。
削ヘッド付き研削盤にこの小径砥石車とこれ用の高速駆
動装置を増設することができる。
【0018】機台が支持する位置決め装置は、少なくと
も2つの直線状の方向へ移動し、鋸刃に直交する位置決
め装置自体の旋回軸若しくは研削ヘッドの旋回軸の回り
に、又は別の旋回軸の回りに、選択に応じて、旋回する
ことができるようになっている。このようにすると、移
動と旋回によって、砥石車及び小径砥石車を、逃げ面及
びすくい面を研削するのに適した位置に設定することが
できる。理想的には、位置決め装置を互いに直角な3方
向へ移動するようにする。
も2つの直線状の方向へ移動し、鋸刃に直交する位置決
め装置自体の旋回軸若しくは研削ヘッドの旋回軸の回り
に、又は別の旋回軸の回りに、選択に応じて、旋回する
ことができるようになっている。このようにすると、移
動と旋回によって、砥石車及び小径砥石車を、逃げ面及
びすくい面を研削するのに適した位置に設定することが
できる。理想的には、位置決め装置を互いに直角な3方
向へ移動するようにする。
【0019】本発明に基づく新規な研削盤の重要な利点
は、鋸刃の歯にくぼんだ逃げ面(凹状逃げ面)を1台の
機械で1回の取付けで1行程で完全に研削できることで
ある。通常、手動操作による調節は必要でなく、位置決
め経路が短くなる。
は、鋸刃の歯にくぼんだ逃げ面(凹状逃げ面)を1台の
機械で1回の取付けで1行程で完全に研削できることで
ある。通常、手動操作による調節は必要でなく、位置決
め経路が短くなる。
【0020】鋸刃に対して正確な割付けと正確な位置決
めを可能にするために、位置決め装置は機台によって支
持される。研削ヘッドをその旋回軸の回りに回転させる
代わりに鋸刃を所定位置へ移動させることもできる。こ
れは、鋸刃支持体を、鋸刃支持体と研削ヘッドとを結ぶ
仮想線に対して横方向への円弧形の軌道又は直線状の軌
道の上を移動させることによって行なうことができる。
また、研削ヘッドと鋸刃との間に相対的な横変位を行わ
せるには、研削ヘッドをその回転軸の回りに回動させる
代わりに、鋸刃をその回転軸の回りに回動させてもよ
い。
めを可能にするために、位置決め装置は機台によって支
持される。研削ヘッドをその旋回軸の回りに回転させる
代わりに鋸刃を所定位置へ移動させることもできる。こ
れは、鋸刃支持体を、鋸刃支持体と研削ヘッドとを結ぶ
仮想線に対して横方向への円弧形の軌道又は直線状の軌
道の上を移動させることによって行なうことができる。
また、研削ヘッドと鋸刃との間に相対的な横変位を行わ
せるには、研削ヘッドをその回転軸の回りに回動させる
代わりに、鋸刃をその回転軸の回りに回動させてもよ
い。
【0021】制御装置は、鋸刃研削盤の操作をも、位置
決め装置、送り装置、保持装置及び駆動装置の操作をも
制御する。こうすることによって、全研削工程が制御さ
れて進行することが可能になる。特に融通性の高いこの
制御装置と上述のように配列されたその他の部品によっ
て、同じ鋸刃研削盤で1回の取付けで鋸刃の一切の研削
加工を行うことができる。さらに、この鋸刃研削盤(丸
鋸刃研削盤)を融通性をもって多面的に使用することが
できる。
決め装置、送り装置、保持装置及び駆動装置の操作をも
制御する。こうすることによって、全研削工程が制御さ
れて進行することが可能になる。特に融通性の高いこの
制御装置と上述のように配列されたその他の部品によっ
て、同じ鋸刃研削盤で1回の取付けで鋸刃の一切の研削
加工を行うことができる。さらに、この鋸刃研削盤(丸
鋸刃研削盤)を融通性をもって多面的に使用することが
できる。
【0022】異なる直径を持つ鋸刃に適応するために、
鋸刃支持体を、研削ヘッドとの距離を調整することがで
きるように、機台に支持することが望ましい。これとは
別に、研削ヘッドを移動させることによって、研削ヘッ
ドを異なる鋸刃直径に対応した位置に設定することがで
きるようにしてもよい。位置調整は、全体として三次元
の各軸方向へ移動成分を与える3つの直線軸に沿った移
動で十分に行われる。また、研削ヘッド用の少なくとも
1個の旋回軸が設けられている。鋸刃支持体は、それが
機台に不動ではなく調整可能に支持されている場合は、
他のすべての駆動装置と同様に、制御装置により制御さ
れる移動装置を有することが望ましい。これで種々異な
る鋸刃を融通性をもって研削することができる。
鋸刃支持体を、研削ヘッドとの距離を調整することがで
きるように、機台に支持することが望ましい。これとは
別に、研削ヘッドを移動させることによって、研削ヘッ
ドを異なる鋸刃直径に対応した位置に設定することがで
きるようにしてもよい。位置調整は、全体として三次元
の各軸方向へ移動成分を与える3つの直線軸に沿った移
動で十分に行われる。また、研削ヘッド用の少なくとも
1個の旋回軸が設けられている。鋸刃支持体は、それが
機台に不動ではなく調整可能に支持されている場合は、
他のすべての駆動装置と同様に、制御装置により制御さ
れる移動装置を有することが望ましい。これで種々異な
る鋸刃を融通性をもって研削することができる。
【0023】保持装置(クランプ装置)を、鋸刃の支持
用保持装置として、研削ヘッドの前に(研削ヘッドと支
持体との間に)位置するように機台に固定支持すること
が望ましい。保持装置は、加工される歯の近傍で鋸刃を
把持するように構成され、制御装置により制御できるよ
うになっていることが望ましい。
用保持装置として、研削ヘッドの前に(研削ヘッドと支
持体との間に)位置するように機台に固定支持すること
が望ましい。保持装置は、加工される歯の近傍で鋸刃を
把持するように構成され、制御装置により制御できるよ
うになっていることが望ましい。
【0024】第1の軸にある砥石車は少なくとも外周面
に研削材料が形成されている。さらに鋸歯の種々の面を
加工することができるように、砥石車は一方の平坦な側
面又は平坦な両側面を砥粒などの研削材料を被着するこ
ともできる。
に研削材料が形成されている。さらに鋸歯の種々の面を
加工することができるように、砥石車は一方の平坦な側
面又は平坦な両側面を砥粒などの研削材料を被着するこ
ともできる。
【0025】高速又は超高速で回転する小径砥石車は、
円筒形又は円錐形の研削具(研削体)であることが望ま
しい。好適な実施形態では、研削具の半径は軸方向に測
った刃の歯厚より大きくされる。これとは反対に、この
直径を歯厚より小さくして、すくい面に深いくぼみ(凹
面)を研削するようにすることもできる。
円筒形又は円錐形の研削具(研削体)であることが望ま
しい。好適な実施形態では、研削具の半径は軸方向に測
った刃の歯厚より大きくされる。これとは反対に、この
直径を歯厚より小さくして、すくい面に深いくぼみ(凹
面)を研削するようにすることもできる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態に基づいて説明する。
施形態に基づいて説明する。
【0027】図1に鋸刃研削盤として使用される研削盤
1を示す。研削盤1は別に図示しない据付け面に固設さ
れ乃至は据え付けられた機台(機枠)2を有する。研削
盤1は、鋸刃、特に、図2に概略的に示した丸鋸刃(以
下、単に「鋸刃」という)3を研削するのに使用され
る。鋸刃3を支持するために、回転軸5の回りに回転可
能に支持された鋸刃支持体4を使用する。鋸刃支持体4
は、鋸刃3を支承しかつ心合わせするためにシャフト
(支承装置)6を有する。このシャフト6は鋸刃支持体
4の平坦な支持面7から上方へ突出して鋸刃3を心決め
する。
1を示す。研削盤1は別に図示しない据付け面に固設さ
れ乃至は据え付けられた機台(機枠)2を有する。研削
盤1は、鋸刃、特に、図2に概略的に示した丸鋸刃(以
下、単に「鋸刃」という)3を研削するのに使用され
る。鋸刃3を支持するために、回転軸5の回りに回転可
能に支持された鋸刃支持体4を使用する。鋸刃支持体4
は、鋸刃3を支承しかつ心合わせするためにシャフト
(支承装置)6を有する。このシャフト6は鋸刃支持体
4の平坦な支持面7から上方へ突出して鋸刃3を心決め
する。
【0028】鋸刃3を鋸刃支持体4に固定するための固
定装置である締付けリング8を使用する。この締付けリ
ング8は、単独で、又は、必要な場合に設けられる別の
クランプ装置(締め付け装置)と共同で固定手段の役割
をする。
定装置である締付けリング8を使用する。この締付けリ
ング8は、単独で、又は、必要な場合に設けられる別の
クランプ装置(締め付け装置)と共同で固定手段の役割
をする。
【0029】支持装置9は、鋸刃支持体4を回転軸5の
回りに回転可能に、かつこれに加えて矢印10で示した
方向(鋸刃支持体4と研削ヘッド24とが接離しあう方
向で、この方向自体を方向10ということにする)へ移
動可能に支持する。この移動用の駆動装置61(以下、
「移動装置61」といい、図2に簡単に示されている)
は、機台2に設けられ、表示部12及び入力要素14を
有する制御装置11により制御される。
回りに回転可能に、かつこれに加えて矢印10で示した
方向(鋸刃支持体4と研削ヘッド24とが接離しあう方
向で、この方向自体を方向10ということにする)へ移
動可能に支持する。この移動用の駆動装置61(以下、
「移動装置61」といい、図2に簡単に示されている)
は、機台2に設けられ、表示部12及び入力要素14を
有する制御装置11により制御される。
【0030】また、制御装置11は機台2に支持された
送り装置15をも制御する。送り装置15は、鋸刃3の
歯29(図4乃至6に示されている)を1枚ずつ加工位
置へ割り出し送りするために、鋸刃3を回転しかつ移動
するのに用いられる。送り装置15は、少なくとも1方
向、望ましくは互いに直角な2方向16,17へ移動可
能で鋸刃3をその回転軸5の回りに歯1枚ずつ割り出し
回転することができるフィンガ18(図1)を有する。
方向16は、この実施形態では、実質的に方向10に平
行になっている。また、このフィンガ18は旋回方向S
へ旋回可能に支持され、歯29を割り出さない場合は、
歯29の上をラチェット爪のように滑ることができるよ
うになっている。制御装置11によって制御される移動
装置61は歯29の割り出し時にはフィンガ18を鋸刃
3の歯29間の歯溝に係合させる。また、フィンガ18
をばねを用いてフィンガ18を歯溝に係合させることが
できる。
送り装置15をも制御する。送り装置15は、鋸刃3の
歯29(図4乃至6に示されている)を1枚ずつ加工位
置へ割り出し送りするために、鋸刃3を回転しかつ移動
するのに用いられる。送り装置15は、少なくとも1方
向、望ましくは互いに直角な2方向16,17へ移動可
能で鋸刃3をその回転軸5の回りに歯1枚ずつ割り出し
回転することができるフィンガ18(図1)を有する。
方向16は、この実施形態では、実質的に方向10に平
行になっている。また、このフィンガ18は旋回方向S
へ旋回可能に支持され、歯29を割り出さない場合は、
歯29の上をラチェット爪のように滑ることができるよ
うになっている。制御装置11によって制御される移動
装置61は歯29の割り出し時にはフィンガ18を鋸刃
3の歯29間の歯溝に係合させる。また、フィンガ18
をばねを用いてフィンガ18を歯溝に係合させることが
できる。
【0031】保持装置19は、制御装置11によって制
御されて、鋸刃3を静止状態に保持し、鋸刃3の各歯2
9を研削する。この保持装置19は、鋸刃3を挟んで上
下に整合配置された2個の保持ジョー21,23を有す
る。下側の保持ジョー21は機台2上の所定位置に固定
されており、上側のジョー23は、制御装置11によっ
て制御される図示しないが例えば空圧駆動装置や電動モ
ータなどの駆動装置によって回転される駆動ねじ62に
よって矢印22に示された方向(即ちy方向に平行な方
向)へ上下される。上側の保持ジョー23が降下する
と、これと下側の保持ジョー21とによって鋸刃3が挟
まれて、これらにより固定保持される。逆に、上側の保
持ジョー23が上昇すると、両保持ジョー21,23は
鋸刃3を解放しこれを回転可能にする。又、保持装置1
9を一体物の保持ジョーとして構成することも可能であ
る。この保持装置19の構造自体は公知のものでよい。
御されて、鋸刃3を静止状態に保持し、鋸刃3の各歯2
9を研削する。この保持装置19は、鋸刃3を挟んで上
下に整合配置された2個の保持ジョー21,23を有す
る。下側の保持ジョー21は機台2上の所定位置に固定
されており、上側のジョー23は、制御装置11によっ
て制御される図示しないが例えば空圧駆動装置や電動モ
ータなどの駆動装置によって回転される駆動ねじ62に
よって矢印22に示された方向(即ちy方向に平行な方
向)へ上下される。上側の保持ジョー23が降下する
と、これと下側の保持ジョー21とによって鋸刃3が挟
まれて、これらにより固定保持される。逆に、上側の保
持ジョー23が上昇すると、両保持ジョー21,23は
鋸刃3を解放しこれを回転可能にする。又、保持装置1
9を一体物の保持ジョーとして構成することも可能であ
る。この保持装置19の構造自体は公知のものでよい。
【0032】研削ヘッド24は、位置決め装置25によ
って支持されて機台2に支えられて鋸刃3を研削加工す
るために使用される。図3に示すように、研削ヘッド2
4は2個の大径の円盤状の砥石車(平形砥石車)26
a,26bといわばピン状の研削具(研削体)である直
径の小さな小径砥石車(Schleifstift)2
7とを有する。
って支持されて機台2に支えられて鋸刃3を研削加工す
るために使用される。図3に示すように、研削ヘッド2
4は2個の大径の円盤状の砥石車(平形砥石車)26
a,26bといわばピン状の研削具(研削体)である直
径の小さな小径砥石車(Schleifstift)2
7とを有する。
【0033】砥石車26a,26bは、図4に示すよう
に、それぞれ、鋸刃3の歯29の逃げ面28と平坦な
(平面の)すくい面31とを研削加工するために設けら
れ、他方、図6に示すように、小径砥石車27はすくい
面31を研削加工するために使用される。軸受台34
に、第1の軸を成すシャフト33が、軸受台34に回転
軸35の回りに回転し得るように支持されている。そし
て、砥石車26a,26bはシャフト33の両端の対応
の端に固定されている。研削ヘッド24は、後に述べる
スライダ55を介して、位置決め装置25に支持された
基板36に接続されている。基板36が中心線Dの回り
に矢印42(図1,2)方向へ旋回可能である。ここ
で、矢印42で示す回転の中心線D(図3乃至6に示さ
れている)は鋸刃3とほぼ平行になっており、実質的に
鋸刃3の中心に向いており、従って矢印10で示す方向
とほぼ平行である。
に、それぞれ、鋸刃3の歯29の逃げ面28と平坦な
(平面の)すくい面31とを研削加工するために設けら
れ、他方、図6に示すように、小径砥石車27はすくい
面31を研削加工するために使用される。軸受台34
に、第1の軸を成すシャフト33が、軸受台34に回転
軸35の回りに回転し得るように支持されている。そし
て、砥石車26a,26bはシャフト33の両端の対応
の端に固定されている。研削ヘッド24は、後に述べる
スライダ55を介して、位置決め装置25に支持された
基板36に接続されている。基板36が中心線Dの回り
に矢印42(図1,2)方向へ旋回可能である。ここ
で、矢印42で示す回転の中心線D(図3乃至6に示さ
れている)は鋸刃3とほぼ平行になっており、実質的に
鋸刃3の中心に向いており、従って矢印10で示す方向
とほぼ平行である。
【0034】図3に示す支持部37は、シャフト(第2
の軸)38を有し、軸受台34に固定されている。シャ
フト38は回転軸39の回りに回転し得るように支持さ
れ、その一端部に小径砥石車(Schleifstif
t)27を固定支持する。回転軸35,39は、互いに
直角に、かつ、互いに平行な平面A1,A2(図3及び
7)上に鋸刃3に平行に配列されることが望ましい。図
1及び2の実施形態においては、矢印42で示される回
転の中心線は図3乃至6ではDで示されているが、必要
に応じて、この回転中心線をこれらの図に41で示すよ
うに、Dから平行にずらしてもよい。このようにすれ
ば、回転軸35が鋸刃3の平面に対して傾倒されるが、
それは必ずしもすべての場合に必要な訳ではない。平面
A1,A2は、砥石車26bの半径、小径砥石車27の
半径及び鋸刃厚さの和にほぼ相当する相互間隔を有す
る。また図7に破線A3の左側に示したように、小径砥
石車27は砥石車26bのy方向に沿った平面研削面の
内側の下方に配設されている。
の軸)38を有し、軸受台34に固定されている。シャ
フト38は回転軸39の回りに回転し得るように支持さ
れ、その一端部に小径砥石車(Schleifstif
t)27を固定支持する。回転軸35,39は、互いに
直角に、かつ、互いに平行な平面A1,A2(図3及び
7)上に鋸刃3に平行に配列されることが望ましい。図
1及び2の実施形態においては、矢印42で示される回
転の中心線は図3乃至6ではDで示されているが、必要
に応じて、この回転中心線をこれらの図に41で示すよ
うに、Dから平行にずらしてもよい。このようにすれ
ば、回転軸35が鋸刃3の平面に対して傾倒されるが、
それは必ずしもすべての場合に必要な訳ではない。平面
A1,A2は、砥石車26bの半径、小径砥石車27の
半径及び鋸刃厚さの和にほぼ相当する相互間隔を有す
る。また図7に破線A3の左側に示したように、小径砥
石車27は砥石車26bのy方向に沿った平面研削面の
内側の下方に配設されている。
【0035】支持部37は、第2の駆動装置を構成する
スピンドルモータ43(高周波スピンドルモータ)及び
小径砥石車27と共に、望ましくは1つの研削モジュー
ル44を構成する。この研削モジュール44を軸受台3
4に固設することが望ましい。高性能駆動装置として構
成されたスピンドルモータ43を冷却するための冷却用
通路を研削モジュール44の内に設けている。また、こ
の冷却用通路は必要ならば小径砥石車27に冷却潤滑液
を送る。なお、第1の駆動装置33Aと第2の駆動装置
であるスピンドルモータ43とは駆動手段を構成する。
スピンドルモータ43(高周波スピンドルモータ)及び
小径砥石車27と共に、望ましくは1つの研削モジュー
ル44を構成する。この研削モジュール44を軸受台3
4に固設することが望ましい。高性能駆動装置として構
成されたスピンドルモータ43を冷却するための冷却用
通路を研削モジュール44の内に設けている。また、こ
の冷却用通路は必要ならば小径砥石車27に冷却潤滑液
を送る。なお、第1の駆動装置33Aと第2の駆動装置
であるスピンドルモータ43とは駆動手段を構成する。
【0036】第1の軸を構成するシャフト33は、軸受
台34によって保持されモータ33aにより回転される
回転装置33bによって歯付きベルト33cを介して回
転駆動される。このモータ33a、回転装置33b及び
歯付きベルト33cは第1の駆動装置33Aを構成す
る。ここで、シャフト33の駆動もシャフト38の駆動
も制御装置11によって制御されるようになっているこ
とが望ましい。この場合、シャフト33及びシャフト3
8は必要に応じてそして互いに独立に駆動される。そし
て、シャフト38、ひいてはスピンドルモータ43はシ
ャフト33の10倍以上の回転速度を有することが望ま
しい。
台34によって保持されモータ33aにより回転される
回転装置33bによって歯付きベルト33cを介して回
転駆動される。このモータ33a、回転装置33b及び
歯付きベルト33cは第1の駆動装置33Aを構成す
る。ここで、シャフト33の駆動もシャフト38の駆動
も制御装置11によって制御されるようになっているこ
とが望ましい。この場合、シャフト33及びシャフト3
8は必要に応じてそして互いに独立に駆動される。そし
て、シャフト38、ひいてはスピンドルモータ43はシ
ャフト33の10倍以上の回転速度を有することが望ま
しい。
【0037】図2に示すように、本実施形態において
は、位置決め装置25は支持台51を有する。そして、
この支持台51は、回転軸5に平行な旋回軸Bの回りに
旋回し得るように機台2上に支持されている。図示しな
い旋回駆動装置が、制御装置11の制御によって、支持
台51を所定の旋回位置に確実に設定するようになって
いる。支持台51は、スライダ52を、ひいては、位置
決め装置25を旋回軸Bに対して離したり近づけたりす
る水平なz方向(図1,2)に直線状に案内する直線案
内装置を備えている。この直線案内装置は、z方向駆動
装置53であってこれが支持台51に支持され、スライ
ダ52をz方向へ直線運動させる。
は、位置決め装置25は支持台51を有する。そして、
この支持台51は、回転軸5に平行な旋回軸Bの回りに
旋回し得るように機台2上に支持されている。図示しな
い旋回駆動装置が、制御装置11の制御によって、支持
台51を所定の旋回位置に確実に設定するようになって
いる。支持台51は、スライダ52を、ひいては、位置
決め装置25を旋回軸Bに対して離したり近づけたりす
る水平なz方向(図1,2)に直線状に案内する直線案
内装置を備えている。この直線案内装置は、z方向駆動
装置53であってこれが支持台51に支持され、スライ
ダ52をz方向へ直線運動させる。
【0038】支持体54が、制御装置11により制御さ
れるx方向駆動装置(図示しない)によって、スライダ
52上に、x方向(z方向に直角な水平方向)へ移動可
能に支持されている。このような構成をとることによっ
て、支持体54を、支持台51の旋回位置に対応して鋸
刃3の実質的に周方向に整合するように設定することが
できる。
れるx方向駆動装置(図示しない)によって、スライダ
52上に、x方向(z方向に直角な水平方向)へ移動可
能に支持されている。このような構成をとることによっ
て、支持体54を、支持台51の旋回位置に対応して鋸
刃3の実質的に周方向に整合するように設定することが
できる。
【0039】基板36を支持するスライダ55が支持体
54に垂直なy方向に移動可能に支持されている。即
ち、スライダ55は制御装置11によって制御され図1
に示す駆動装置56(図1)によってy方向へ移動され
位置決めされる。図1に示すようにこの駆動装置56
は、支持体54に内蔵されているモータ(図示せず)
と、それにより回転駆動される駆動プーリ57と、この
駆動プーリ57により歯付きベルト58により回転され
る被駆動プーリ59と、y方向と平行に支持体54に設
けられスライダ55に係合してスライダ55をy方向へ
移動させるリードスクリューやボールねじ等の駆動ねじ
(図示せず)とから成る。
54に垂直なy方向に移動可能に支持されている。即
ち、スライダ55は制御装置11によって制御され図1
に示す駆動装置56(図1)によってy方向へ移動され
位置決めされる。図1に示すようにこの駆動装置56
は、支持体54に内蔵されているモータ(図示せず)
と、それにより回転駆動される駆動プーリ57と、この
駆動プーリ57により歯付きベルト58により回転され
る被駆動プーリ59と、y方向と平行に支持体54に設
けられスライダ55に係合してスライダ55をy方向へ
移動させるリードスクリューやボールねじ等の駆動ねじ
(図示せず)とから成る。
【0040】以上に述べた研削盤1は次のように動作す
る。
る。
【0041】鋸刃3のすくい面31を研削するために、
鋸刃3を鋸刃支持体4上に設置し、締付けリング8で締
め付け固定する。次に、送り装置15によって、例え
ば、鋸刃3を、図6に示すように、所定の研削位置に持
ってくる。次に、保持装置19によって鋸刃3をこの研
削位置に保持固定し、図6に示すように小径砥石車27
が歯29の前に位置するように、研削ヘッド24を(特
にy方向に)位置決めする。ここで、回転軸39はすく
い面31に平行にされている。そこで、スピンドルモー
タ(第2の駆動装置)43を、制御装置11によって、
小径砥石車27が高い回転数で回転するように回転制御
する。その際、砥石車26a,26bは静止していても
よい。
鋸刃3を鋸刃支持体4上に設置し、締付けリング8で締
め付け固定する。次に、送り装置15によって、例え
ば、鋸刃3を、図6に示すように、所定の研削位置に持
ってくる。次に、保持装置19によって鋸刃3をこの研
削位置に保持固定し、図6に示すように小径砥石車27
が歯29の前に位置するように、研削ヘッド24を(特
にy方向に)位置決めする。ここで、回転軸39はすく
い面31に平行にされている。そこで、スピンドルモー
タ(第2の駆動装置)43を、制御装置11によって、
小径砥石車27が高い回転数で回転するように回転制御
する。その際、砥石車26a,26bは静止していても
よい。
【0042】回転軸39を望ましくは実質的にz方向に
平行に設定した後、研削ヘッド24がz方向の運動を行
うように、即ち、小径砥石車27の回転軸39に沿った
運動を行うように、駆動装置53を制御する。これを鋸
刃3の歯厚の中間部で行なうことができる。必要な場合
は、スライダ55のy方向の位置を変えることによっ
て、鋸刃3の歯厚の中間部からずらすこともできる。ま
た、小径砥石車27の外周面の形状とすくい面31との
形状が異なる場合は、すくい面31の研削を繰り返して
種々のy位置で行うことによってこのすくい面31を形
成できる。又、y方向の操作と共に、又は、この代わり
に、z方向の操作も可能であり、さらにはx方向の操作
も可能である。
平行に設定した後、研削ヘッド24がz方向の運動を行
うように、即ち、小径砥石車27の回転軸39に沿った
運動を行うように、駆動装置53を制御する。これを鋸
刃3の歯厚の中間部で行なうことができる。必要な場合
は、スライダ55のy方向の位置を変えることによっ
て、鋸刃3の歯厚の中間部からずらすこともできる。ま
た、小径砥石車27の外周面の形状とすくい面31との
形状が異なる場合は、すくい面31の研削を繰り返して
種々のy位置で行うことによってこのすくい面31を形
成できる。又、y方向の操作と共に、又は、この代わり
に、z方向の操作も可能であり、さらにはx方向の操作
も可能である。
【0043】小径砥石車27と砥石車26a,26bと
の間にy方向のオフセット(望ましくは少なくとも砥石
車の半径だけのy方向のオフセット)があるので、砥石
車26bは鋸刃3の上方にあって、砥石車26a,26
bが鋸刃3に突然に接触することがなく、研削ヘッド2
4が支障なく移動し、位置決めされ得るようになってい
る。
の間にy方向のオフセット(望ましくは少なくとも砥石
車の半径だけのy方向のオフセット)があるので、砥石
車26bは鋸刃3の上方にあって、砥石車26a,26
bが鋸刃3に突然に接触することがなく、研削ヘッド2
4が支障なく移動し、位置決めされ得るようになってい
る。
【0044】歯29のすくい面31を研削した後、研削
ヘッド24をz方向へ少し外側へ移動して、保持装置1
9を開く。送り装置15によって鋸刃3を1歯分だけ割
り出し送りし、次いで保持装置19で再び緊締して次の
すくい面31を研削加工することができるようにする。
ヘッド24をz方向へ少し外側へ移動して、保持装置1
9を開く。送り装置15によって鋸刃3を1歯分だけ割
り出し送りし、次いで保持装置19で再び緊締して次の
すくい面31を研削加工することができるようにする。
【0045】鋸刃3のすべての歯29のすくい面31を
研削加工したら、鋸刃3を交換せずに逃げ面28を研削
加工することができる。そのために、研削ヘッド24を
y方向へ持ち上げ、図4に矢印13で示す方向の内の反
時計方向へ回動させて、図4に示す位置へ移動させ、つ
いでy方向へ下げ、回転軸35を研削されるべき逃げ面
28に実質的に平行にする。次に、回転軸35に平行な
x方向へ(図4においては左下方へ)と研削ヘッド24
とを移動させる。これによって逃げ面28の研削が行わ
れる。逃げ面28を平坦に形成しようとする場合は、さ
らにy方向の運動も行なえばよい。例えば、全逃げ面2
8が砥石車26aの外周面が全逃げ面28に万遍なく接
触して研削を行うようにすれば平坦な逃げ面が得られ
る。
研削加工したら、鋸刃3を交換せずに逃げ面28を研削
加工することができる。そのために、研削ヘッド24を
y方向へ持ち上げ、図4に矢印13で示す方向の内の反
時計方向へ回動させて、図4に示す位置へ移動させ、つ
いでy方向へ下げ、回転軸35を研削されるべき逃げ面
28に実質的に平行にする。次に、回転軸35に平行な
x方向へ(図4においては左下方へ)と研削ヘッド24
とを移動させる。これによって逃げ面28の研削が行わ
れる。逃げ面28を平坦に形成しようとする場合は、さ
らにy方向の運動も行なえばよい。例えば、全逃げ面2
8が砥石車26aの外周面が全逃げ面28に万遍なく接
触して研削を行うようにすれば平坦な逃げ面が得られ
る。
【0046】逃げ面28を研削した後、次の歯を研削加
工位置に設置し、制御装置11で保持装置19と送り装
置15を制御してその研削加工位置に鋸刃3を再緊締
し、新たな逃げ面を研削する。こうしてすべての逃げ面
が順次に研削加工される。
工位置に設置し、制御装置11で保持装置19と送り装
置15を制御してその研削加工位置に鋸刃3を再緊締
し、新たな逃げ面を研削する。こうしてすべての逃げ面
が順次に研削加工される。
【0047】図6によるすくい面31の凹面研削に加え
て又はその代わりに、すくい面31を平坦に研削するこ
ともできる。平面研削をすくい面31の外側区域に限定
して行うことも、すくい面全体にわたって行うこともで
きる。この平面研削の工程を図5に示す。このような平
面研削が必要でない場合は、すくい面31を研削加工す
る方の砥石車26bを省いてもよい。また、歯の逃げ面
28を研削加工する必要がない場合は、逃げ面28を加
工する方の砥石車26aを省略してもよい。
て又はその代わりに、すくい面31を平坦に研削するこ
ともできる。平面研削をすくい面31の外側区域に限定
して行うことも、すくい面全体にわたって行うこともで
きる。この平面研削の工程を図5に示す。このような平
面研削が必要でない場合は、すくい面31を研削加工す
る方の砥石車26bを省いてもよい。また、歯の逃げ面
28を研削加工する必要がない場合は、逃げ面28を加
工する方の砥石車26aを省略してもよい。
【0048】図7に示すように、研削ヘッド24は、鋸
刃3に対して相互に垂直に(即ち、y方向に)離間した
2つの加工平面A1,A2を有する。離間距離は砥石車
26a,26bの半径よりやや大きいことが望ましい。
加工平面A1は砥石車26a,26bの軸心(回転軸3
5)を含み、他方の加工平面A2は小径砥石車27の軸
心(回転軸39)を含む。特に、加工平面A1,A2間
の間隔は、砥石車26a,26bの(考えられる最大
の)半径と小径砥石車27の(考えられる最大の)直径
との和に等しいことが望ましい。しかしいずれにして
も、上記の間隔は、小径砥石車27が最低位置ですくい
面31に接触するときに、砥石車26a,26bが鋸刃
3上方に十分な安全距離をとって位置しているように、
設定されている。加工平面A1,A2の間の間隔を特に
図7に示した。
刃3に対して相互に垂直に(即ち、y方向に)離間した
2つの加工平面A1,A2を有する。離間距離は砥石車
26a,26bの半径よりやや大きいことが望ましい。
加工平面A1は砥石車26a,26bの軸心(回転軸3
5)を含み、他方の加工平面A2は小径砥石車27の軸
心(回転軸39)を含む。特に、加工平面A1,A2間
の間隔は、砥石車26a,26bの(考えられる最大
の)半径と小径砥石車27の(考えられる最大の)直径
との和に等しいことが望ましい。しかしいずれにして
も、上記の間隔は、小径砥石車27が最低位置ですくい
面31に接触するときに、砥石車26a,26bが鋸刃
3上方に十分な安全距離をとって位置しているように、
設定されている。加工平面A1,A2の間の間隔を特に
図7に示した。
【0049】垂直位置決め運動なしで又は僅かな垂直位
置決め運動で済ませようとするときは、シャフト軸33
の回転軸35とシャフト38の回転軸39とを僅かな相
互間隔を置いて、配置することもできる。この場合は、
鋸刃3が小径砥石車27の加工平面内で砥石車に近づく
が、僅かに離間して砥石車に接触しないようにすること
ができる。しかし、この場合もいれて、いずれにしても
小径砥石車27は、考えられる最大の直径の鋸刃3と砥
石車26a,26bとによって形成されている空間乃至
は容積又は区域の外に配置されている。こうして、鋸刃
3に砥石車26a,26bを接触させることなく小径砥
石車27を鋸刃3に接触させることができ、しかも、調
整経路の短いコンパクトでかつ剛性の高い構造が得られ
ることになる。
置決め運動で済ませようとするときは、シャフト軸33
の回転軸35とシャフト38の回転軸39とを僅かな相
互間隔を置いて、配置することもできる。この場合は、
鋸刃3が小径砥石車27の加工平面内で砥石車に近づく
が、僅かに離間して砥石車に接触しないようにすること
ができる。しかし、この場合もいれて、いずれにしても
小径砥石車27は、考えられる最大の直径の鋸刃3と砥
石車26a,26bとによって形成されている空間乃至
は容積又は区域の外に配置されている。こうして、鋸刃
3に砥石車26a,26bを接触させることなく小径砥
石車27を鋸刃3に接触させることができ、しかも、調
整経路の短いコンパクトでかつ剛性の高い構造が得られ
ることになる。
【0050】鋸刃3のすべてのすくい面31と逃げ面2
8が1回の取付けで研削される。研削が終わったなら
ば、鋸刃3を取外し、次に加工する鋸刃に取り替える。
取り替えた鋸刃の直径が前に加工した鋸刃3の直径に異
なるときは、研削加工される歯が順次に保持装置19及
び研削ヘッド24で定められている加工位置にくるよう
に、鋸刃支持体4の支持装置9を矢印10(図1,2)
の必要な方向へ移動させる。
8が1回の取付けで研削される。研削が終わったなら
ば、鋸刃3を取外し、次に加工する鋸刃に取り替える。
取り替えた鋸刃の直径が前に加工した鋸刃3の直径に異
なるときは、研削加工される歯が順次に保持装置19及
び研削ヘッド24で定められている加工位置にくるよう
に、鋸刃支持体4の支持装置9を矢印10(図1,2)
の必要な方向へ移動させる。
【0051】以上にのべたように、望ましくは、鋸刃3
の目立てに使用される研削盤1は機台2を有し、これ
に、鋸刃3を緊締しかつ歯29を1枚ずつ割り出し送り
をする鋸刃の支持装置9を支持する。また、機台2は研
削ヘッド24を案内する位置決めする位置決め装置25
を支持する。研削ヘッド24は2個の互いに独立の、望
ましくは互いに直角に配列されたシャフト33,38を
有し、これらのシャフト33,38はそれぞれ回転軸3
5と回転軸39を有し、互いに直角に配設されており、
望ましくは別々の駆動装置33A、43によって駆動さ
れる。研削ヘッド24は旋回可能でかつ三次元空間内を
移動できる3つの空間方向を有している。所定の旋回位
置でこれらの空間方向の1つ(z方向)が鋸刃3に対し
て半径方向に指向している。この位置で一方のシャフト
33の回転軸35は周方向に、他方のシャフト38の回
転軸39は半径方向に指向している。このような研削ヘ
ッド24では、小さな直径の小径砥石車27によるすく
い面31の凹面研削が可能である。小径砥石車27の駆
動のために別設の高速モータ43が使用される。
の目立てに使用される研削盤1は機台2を有し、これ
に、鋸刃3を緊締しかつ歯29を1枚ずつ割り出し送り
をする鋸刃の支持装置9を支持する。また、機台2は研
削ヘッド24を案内する位置決めする位置決め装置25
を支持する。研削ヘッド24は2個の互いに独立の、望
ましくは互いに直角に配列されたシャフト33,38を
有し、これらのシャフト33,38はそれぞれ回転軸3
5と回転軸39を有し、互いに直角に配設されており、
望ましくは別々の駆動装置33A、43によって駆動さ
れる。研削ヘッド24は旋回可能でかつ三次元空間内を
移動できる3つの空間方向を有している。所定の旋回位
置でこれらの空間方向の1つ(z方向)が鋸刃3に対し
て半径方向に指向している。この位置で一方のシャフト
33の回転軸35は周方向に、他方のシャフト38の回
転軸39は半径方向に指向している。このような研削ヘ
ッド24では、小さな直径の小径砥石車27によるすく
い面31の凹面研削が可能である。小径砥石車27の駆
動のために別設の高速モータ43が使用される。
【図1】本発明に基づく鋸刃研削盤の一実施形態の概略
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1の鋸刃研削盤の機能を概略的に示す斜視図
である。
である。
【図3】図1の鋸刃研削盤の研削ヘッドの概略正面図で
ある。
ある。
【図4】図3の研削ヘッドにおいて逃げ面を加工すると
きの研削ヘッドと鋸刃の歯との概略平面図である。
きの研削ヘッドと鋸刃の歯との概略平面図である。
【図5】図3の研削ヘッドにおいて平形の砥石車ですく
い面を平面加工するときの研削ヘッドと鋸刃の歯との概
略平面図である。
い面を平面加工するときの研削ヘッドと鋸刃の歯との概
略平面図である。
【図6】小径砥石車ですくい面を凹面研削するときの研
削ヘッドの平面概略図である。
削ヘッドの平面概略図である。
【図7】図3の研削ヘッドの概略側面図である。
1 研削盤 2 機台(機枠) 3 鋸刃 4 鋸刃支持体 5 回転軸 6 シャフト(支承装置) 7 支持面 8 締付けリング(固定装置) 9 支持装置 10 矢印(方向) 11 制御装置 12 表示部 13 矢印 14 入力要素 15 送り装置 16,17 方向 18 フィンガ 19 保持装置 21 下側保持ジョー 22 矢印 23 上側保持ジョー 24 研削ヘッド 25 位置決め装置 26a,26b 砥石車 27 小径砥石車(円筒形の研削具) 28 逃げ面 29 歯 31 すくい面 33 シャフト(第1の軸) 33A 第1の駆動装置 33a モータ 33b 回転装置 33c 歯付きベルト 34 軸受台 35 回転軸 36 基板 37 支持部 38 シャフト(第2の軸) 39 回転軸 41 軸線 42 矢印(回転方向) 43 スピンドルモータ(第2の駆動装
置) 44 研削モジュール 51 支持台 52 スライダ 53 z方向駆動装置 54 支持体 55 スライダ 56 駆動装置 57 駆動プーリ 58 歯付きベルト 59 被駆動プーリ 61 移動装置 62 駆動ねじ A1,A2,A3 平面 B 旋回軸 D 中心線 S 旋回方向
置) 44 研削モジュール 51 支持台 52 スライダ 53 z方向駆動装置 54 支持体 55 スライダ 56 駆動装置 57 駆動プーリ 58 歯付きベルト 59 被駆動プーリ 61 移動装置 62 駆動ねじ A1,A2,A3 平面 B 旋回軸 D 中心線 S 旋回方向
Claims (21)
- 【請求項1】 少なくとも一端部に少なくとも1個の円
盤状の砥石車(26a)を支持する第1の軸(33)を
回転可能に支持する軸受台(34)を有すると共に、 少なくとも1個の高速回転用の研削具(27)を一端部
に支持する第2の軸(38)を該第1の軸(33)の両
端の間の領域に回転可能に設け、 該第1及び第2の軸(33,38)を回転駆動する駆動
手段を設けて成る研削盤用の研削ヘッド。 - 【請求項2】 前記第1及び第2の軸(33,38)は
相互に空間的に一定に離間して保持されていることを特
徴とする請求項1に記載の研削ヘッド。 - 【請求項3】 前記第1及び第2の軸(33,38)は
前記軸受台(34)に変位不能に支持されていることを
特徴とする請求項1又は2に記載の研削ヘッド。 - 【請求項4】 前記駆動手段は、前記第1の軸(33)
を回転駆動する第1の駆動装置(33A)と前記第2の
軸(38)を該第1の駆動装置(33A)とは別個に回
転駆動する第2の駆動装置(43)とから成り、該第2
の駆動装置(43)が該第1の軸(33)の回転数の少
なくとも10倍の回転数を有することを特徴とする請求
項1乃至3のいずれかの1に記載の研削ヘッド。 - 【請求項5】 前記第1の軸(33)と前記第2の軸
(38)とが互いに直角に交差して整列されていること
を特徴とする請求項1乃至4のいずれかの1に記載の研
削ヘッド。 - 【請求項6】 前記第1の軸(33)は両端それぞれに
少なくとも1個の砥石車(26a,26b)を支持し、
前記第2の軸(38)及び前記第2の駆動装置(43)
は前記砥石車(26a,26b)の間に挟まれた領域の
外部に配設されていることを特徴とする請求項1乃至5
のいずれかの1に記載の研削ヘッド。 - 【請求項7】 前記砥石車(26a,26b)の少なく
とも一方が少なくともその外周面に研削材料を形成して
いることを特徴とする請求項6に記載の研削ヘッド。 - 【請求項8】 前記砥石車(26a,26b)の少なく
とも一方の少なくともその平坦な側面に研削材料を形成
していることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかの
1に記載の研削ヘッド。 - 【請求項9】 前記砥石車(26a,26b)の少なく
とも一方が逃げ面(28)を加工するように形成されて
いることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかの1に
記載の研削ヘッド。 - 【請求項10】 前記研削具(27)がすくい面(3
1)を凹面研削するように形成されていることを特徴と
する請求項1乃至6及び9のいずれかの1に記載の研削
ヘッド。 - 【請求項11】 前記研削具(27)が小径砥石車とし
て円錐台形又は円筒形に形成され、その半径の2分の1
が鋸刃(3)の歯(29)の軸方向に測った厚さより小
さいことを特徴とする請求項10に記載の研削ヘッド。 - 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれかの1に記
載の研削ヘッドを有することを特徴とする丸鋸用の鋸刃
研削盤。 - 【請求項13】 据付け面に据え付けられる機台(2)
と、 鋸刃(3)を所定位置に支承する支承装置(6)及び該
鋸刃(3)固定用の固定装置(8)を有し、該機台
(2)により支持される鋸刃支持体(4)と、 該鋸刃(3)の歯(29)を順次に加工位置に移動させ
るように構成され、該機台(2)によって支持される送
り装置(15)と、 該機台(2)によって支持され、該鋸刃(3)を加工位
置に停止保持する保持装置(19)と、 該機台(2)によって支持され、少なくとも2つの互い
に異なるx方向及びy方向へ直線状に移動可能に研削ヘ
ッド(24)を支持する位置決め装置(25)と、 該位置決め装置(25)、該送り装置(15)及び該保
持装置(19)を制御する制御装置(11)とをさらに
具備することを特徴とする請求項12に記載の鋸刃研削
盤。 - 【請求項14】 前記鋸刃支持体(4)は、その回転軸
(5)に対して横の方向(10)へ移動可能に該機台
(2)に支持されていることを特徴とする請求項13に
記載の鋸刃研削盤。 - 【請求項15】 前記鋸刃支持体(4)を前記研削ヘッ
ド(24)に接離させるように前記横の方向(10)が
定められていることを特徴とする請求項14に記載の鋸
刃研削盤。 - 【請求項16】 前記鋸刃支持体(4)を前記z方向へ
移動するために、前記制御装置(11)によって制御さ
れる移動装置(61)が設けられていることを特徴とす
る請求項13乃至15のいずれかの1に記載の鋸刃研削
盤。 - 【請求項17】 前記保持装置(19)は、前記制御装
置(11)によって、前記鋸刃(3)を回転不能に保持
固定する保持状態と該鋸刃(3)を回転可能に解放する
解放状態に制御されることを特徴とする請求項13に記
載の鋸刃研削盤。 - 【請求項18】 前記保持装置(19)は、前記鋸刃
(3)に係合して該鋸刃(3)を保持し該鋸刃(3)か
ら離間して該鋸刃(3)を解放する保持ジョー(23)
を有することを特徴とする請求項13乃至17のいずれ
かの1に記載の鋸刃研削盤。 - 【請求項19】 前記位置決め装置(25)の前記x方
向及びz方向は実質的に直交し又は交差しており、該位
置決め装置(25)は、更に、該x方向及び該z方向に
実質的に直角な他のy方向へ直線的に移動可能であるこ
とを特徴とする請求項13乃至18のいずれかの1に記
載の鋸刃研削盤。 - 【請求項20】 前記位置決め装置(25)は、前記鋸
刃支持体(4)の回転軸(5)に平行に配設された旋回
軸(B)を有し、前記研削ヘッド(24)をこの旋回軸
(B)の回りに旋回可能にしたことを特徴とする請求項
13乃至19のいずれかの1に記載の鋸刃研削盤。 - 【請求項21】 前記鋸刃(3)を、前記位置決め装置
(25)の前記旋回軸(B)と前記鋸刃支持体(4)の
前記回転軸(5)とを直角に結ぶ仮想線を該鋸刃(3)
の歯(29)が横切ることができるように、該回転軸
(5)の回りに回転可能に設けたことを特徴とする請求
項20に記載の鋸刃研削盤。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE10009075A DE10009075C2 (de) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | Schleifkopf und Sägeblattschleifmaschine mit HF-Spindel |
DE10009075.3 | 2000-02-25 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001239441A true JP2001239441A (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=7632512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001046120A Pending JP2001239441A (ja) | 2000-02-25 | 2001-02-22 | 研削ヘッド及び鋸刃研削盤 |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6681655B2 (ja) |
EP (1) | EP1127646B1 (ja) |
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CN (1) | CN1283406C (ja) |
AT (1) | ATE297284T1 (ja) |
BR (1) | BR0100625A (ja) |
CA (1) | CA2337958A1 (ja) |
DE (2) | DE10009075C2 (ja) |
ES (1) | ES2243351T3 (ja) |
ID (1) | ID29370A (ja) |
TW (1) | TW586979B (ja) |
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