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JP2001232826A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JP2001232826A
JP2001232826A JP2000047821A JP2000047821A JP2001232826A JP 2001232826 A JP2001232826 A JP 2001232826A JP 2000047821 A JP2000047821 A JP 2000047821A JP 2000047821 A JP2000047821 A JP 2000047821A JP 2001232826 A JP2001232826 A JP 2001232826A
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ink
head
color
nozzles
printing
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M Brown Christopher
クリストファー・エム・ブラウン
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Mutoh Industries Ltd
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Mutoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェットプリンタでの双方向印刷時
に、色重ね順により色調が変化してしまうことを防止す
る。 【解決手段】 インクジェットプリンタにおけるインク
ジェットヘッドのインクジェットノズルに最も暗い色と
最も明るい色及びこれらの色の中間色のインクを吐出す
るノズルの少なくとも一方を複数設けて、インクジェッ
トヘッドが主走査方向のいずれの方向に移動した場合で
も、中間色のインクを吐出するノズルの下流に最も明る
い色のインクを吐出するノズルが位置するようにする
か、又は中間色のインクを吐出するノズルの上流に最も
暗い色のインクを吐出するノズルが位置するようにす
る。これにより同一ドット形勢位置において常にインク
の色重ね順を保ちながら印刷することができ、バンド斑
や色調変化を効果的に防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、減法混色色彩モ
デルで定義されている色を使用してカラー画像を印刷す
るために設計されたインクジェットプリンタに関し、特
に双方向印刷を行う際の隣接スワス(いわゆるバンドの
こと)の色調変化を低減・除去するインクジェットプリ
ンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピュータやワードプロセ
ッサ等の出力装置として用いられるプリンタやCADシ
ステムの出力装置として用いられるラスタプロッタとし
てインクジェット式,レーザビーム式,感熱式,熱転写
式等の方式が知られている。
【0003】その中でインクジェット式のプリンタは、
プリントヘッドから印刷用紙等にインクを吐出して印刷
を行うものであり、高精細な画像等を高速で印刷するこ
とができる。このインクジェットプリンタは、近年のコ
ンピュータの普及と相まって数色のインクをプリントヘ
ッドから吐出するタイプのカラープリンタを筆頭に一般
に広く普及し、特にコンピュータが処理した画像等を多
色多諧調で印刷するのに最も多く用いられている。
【0004】こうしたインクジェットプリンタでは、プ
リントヘッドを記録用紙を横断する方向(主走査方向)
に移動させ、1回の走査でプリント可能な範囲のプリン
トを行いつつ、記録用紙を主走査方向と直交する方向
(副走査方向)に送ることにより印刷が実行される。プ
リントヘッドは、一般には主走査方向に並んだ複数のヘ
ッドセグメントから構成され、各ヘッドセグメントは各
インクの色に対応して設けられる。各ヘッドセグメント
は、副走査方向の位置を異ならせた複数のノズルを備え
る。カラー印刷は、減法混色モデルに従う。減法混色モ
デルは、典型的にはシアン(C),マゼンタ(M),イ
ェロー(Y)インクの組み合わせ(CMY)か、この組
み合わせに黒(K)インクを加えた組み合わせ(CMY
K)で表される。また、これらの組み合わせの拡張版と
して、例えばCMYKに加えて薄いマゼンタ(Light Ma
genta:LM)と薄いシアン(Light Cyan:LC),薄
い黒、或いはこれらの組み合わせと朱,緑,赤,青等の
スポットカラーとの組み合わせ等が減法混色モデルとし
て知られている。
【0005】現在、最も一般的なインクジェットプリン
タのプリントヘッド構成は、1色あたり1ヘッドセグメ
ントの4ヘッドセグメント構成であり、例えば単方向印
刷したときに黒(K)インクが最初に印刷用紙に付着
し、次いでその上にシアン(C),マゼンタ(M)イン
クが吐出され、最後にイェロー(Y)インクが付着する
ようにKCMYの順序でノズル配列されたプリンタヘッ
ド等が採用されている。
【0006】このプリントヘッドで、単方向印刷に比べ
て印刷時間を短くするために双方向印刷をする場合、往
動走査時とは反対に復動走査時の印刷スワスは、イェロ
ー(Y)インクが最初に付着し、その上にマゼンタ
(M),シアン(C)インク、最後に黒(K)インクが
付着して作られることになる。
【0007】こうして双方向印刷で得られた結果の画質
においては、隣接スワス間で色調変化が目立つものとな
る。その理由は、KMCYインクの順に印刷されたスワ
スは、YMCKの順に印刷されたスワスよりも人間の目
には明るく見えるからである。この事実は、減法混色に
使用する標準の4色がそれぞれ人間の目で識別できる程
度の異なる明度を有するということから導き出される。
【0008】KCMY順の印刷方法による最適な色再現
は、最も暗い色の黒(K)を最初に印刷用紙に付着さ
せ、その上に黒より明るい色のシアン(C)を付着させ
るというような減法混色処理によってなされるという知
見に基づき考えられたものである。例えば、KCMYに
LCとLMを加えた6色印刷システムの場合、最適な色
再現のためのインク層の順序としてこの新たに加えた2
色をYよりも先に付着させることが考えられる。
【0009】ところで、市場の迅速な出荷要求及び価格
低下要求等に応えつつ商品競争力を高めるためには、イ
ンクジェットプリンタにおける印刷時間とその印刷結果
である画質のバランスを考えなくてはならない。そのた
め、多くのインクジェットプリンタは双方向印刷モード
を標準装備しており、その場合、単方向印刷モードに比
べて印刷時間を25%〜30%減少することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、双方向
印刷モードでの印刷方法は確かに印刷時間を短縮する
が、印刷速度の増加は、通常画質を犠牲にすることによ
って達成されるもので、画像全体又は一部を通して目立
つスジとして所謂バンド斑を発生させてしまい、結果と
して画質を損なってしまうことになる。この現象におけ
るバンド斑は、インターリーブによる印刷で低減するこ
とはできるが、完全に除去することはできないという問
題がある。
【0011】ここで、図9A〜9Cを用いてその内容を
説明する。同図は、垂直方向に1/180インチ間隔で
ドットの並んだ印刷ヘッドを用い、水平方向解像度36
0dpiでインターリーブ印刷をする場合の論理モデル
を表した図である。まず、図9Aに示すように、印刷ヘ
ッド100が第1の方向(図中矢印R1方向)に往動作
したとき、印刷ヘッド100に搭載されているインクノ
ズル101がインクを射出し、結果として水平解像度3
60dpi及び垂直解像度180dpiの印刷をする。
往動作のとき、全てのドットに対するインクの印刷順序
はKCMYであり、明るい色が最後に印刷されている。
【0012】次に、図9Bに示すように、印刷ヘッド1
00が第2の方向(図中矢印L1方向)に復動作すると
き、印刷ヘッド100は、所定量だけシフトし、インク
ノズル101から射出されたインクは水平解像度360
dpi及び垂直解像度180dpiで印刷され、結果と
して往動作と復動作とで水平及び垂直解像度360dp
iのスワスSWT1を作成する。なお、復動作のとき、
全てのドットに対するインクの印刷順序はYMCKであ
り、暗い色が最後に印刷されている。
【0013】更に、図9Cに示すように、印刷ヘッド1
00が再び第1の方向(図中矢印R2方向)に往動作す
るとき、印刷ヘッド100は更に所定量だけシフトし、
インクノズル101から射出されたインクは、前述と同
様に水平解像度360dpi及び垂直解像度180dp
iで印刷され、結果として復動作と往動作とで水平及び
垂直解像度360dpiのスワスSWT2を作成する。
この往動作のときの全てのドットに対するインクの印刷
順序はKCMYであり、再び明るい色が最後に印刷され
ることになる。
【0014】上記の論理モデルを見ると、各スワスは明
暗各明度が垂直方向に均等にインタレースされているの
で、インターリーブによって各スワスは隣接スワスの色
調変化を除去しているように見える。しかし、この論理
モデルには、わずかな領域ではあるが隣接ドットに上書
きするという所謂ドットゲインが存在している。
【0015】ドットゲインは、ある大きさのインク滴が
物質の表面で乾燥するときにその直径を増大することに
よって発生するものである。このドットゲインは、画像
品質を最適にするため又はカラー飽和を確実にするため
等に必要なものである。例えば、適切なドットゲインが
なければ印刷用紙の下地の表面(一般的には白色)がド
ットとドットの隙間から見えてしまい印刷画像がいわゆ
る「ウォッシュド・アウト」のように見えてしまうこと
になる。
【0016】図10は、上記論理モデルにおけるドット
ゲインを詳しく説明するための図である。同図(a)に
示すように、印刷ヘッド100が復動作をしたときのド
ットゲインは、明度の高いドットD1の上に明度の低い
ドットD2が上書きされるものであり、その結果、印刷
結果110aに見られるように人間の目には暗い印象と
なって表れる。また逆に、同図(b)に示すように、印
刷ヘッド100が2回目の往動作をしたときのドットゲ
インは、明度の低いドットD2の上に明度の高いドット
D1が上書きされ、印刷結果110bに見られるように
明るい印象となって表れる。このような印刷動作で最終
的に印刷された画像は、印刷ヘッド100が右から左へ
の動作(L1,L2,...,Ln)をしたときのスワ
スSWT1が暗く見え、左から右への動作(R1,R
2,...,Rn)をしたときのスワスSWT2が明る
く見えるというものになる。垂直方向の高分解能は、各
印刷スワスの細かなインターリーブによって実現され、
より分解能の高いプリンタでは色調変化は目立ちにくく
なる傾向にある。しかし、そのような場合においても隣
接スワス間におけるバンド斑等の色調変化は依然見られ
るままである。
【0017】この発明は、このような問題点に鑑みてな
されたもので、双方向印刷をする時の色重ね順の変化に
起因するバンド斑や色調変化を効果的に防止するインク
ジェットプリンタを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係るインクジェ
ットプリンタは、主走査方向に異なる色のインクをそれ
ぞれ吐出する複数のノズルを配列してなるインクジェッ
トヘッドと、このインクジェットヘッドを印刷媒体に対
して前記主走査方向及びこれと直交する副走査方向に相
対的に駆動すると共に、前記インクジェットヘッドの駆
動に同期して前記インクジェットヘッドにインク吐出の
ための吐出パルスを出力するヘッド制御手段とを備え、
前記印刷媒体の各ドット形成位置に前記インクジェット
ヘッドの各色のノズルから吐出されたインク滴を重ね合
わせてカラー画像を形成するインクジェットプリンタに
おいて、前記インクジェットヘッドは、前記主走査方向
のいずれの向きに移動した場合でも中間明度の色のイン
クを吐出するノズルの下流に最も明るい色のインクを吐
出するノズルが位置するように前記最も明るい色のイン
クを吐出するノズル及び前記中間明度の色のインクを吐
出するノズルの少なくとも一方を複数配設してなり、前
記ヘッド制御手段は、前記インクジェットヘッドが前記
主走査方向を第1の向きに移動している際と、これとは
反対の第2の向きに移動している際とで前記中間明度の
色及び最も明るい色のインクを吐出するノズルが異なる
組み合わせとなり、且つ前記第1及び第2の向きのいず
れの場合でも、同一のドット位置に対して前記中間明度
の色のインクを吐出するノズル、前記最も明るい色のイ
ンクを吐出するノズルの順にインクが吐出されるように
前記インクジェットヘッドに吐出パルスを出力するもの
であることを特徴とする。
【0019】この発明に係るインクジェットプリンタの
インクジェットヘッドとしては、以下のようなものが考
えられる。即ち、第1のインクジェットヘッドは、好ま
しくは前記主走査方向のいずれの向きに移動した場合で
も中間明度の色のインクを吐出するノズルの上流に最も
暗い色のインクを吐出するノズルが位置するように前記
最も暗い色のインクを吐出するノズル及び前記中間明度
の色のインクを吐出するノズルの少なくとも一方を主走
査方向に複数配設してなるものである。
【0020】この場合、前記ヘッド制御手段は、前記イ
ンクジェットヘッドが前記主走査方向を第1の向きに移
動している際に前記最も暗い色のインクを吐出するノズ
ルに対して吐出パルスを出力したのちに前記中間明度の
色のインクを吐出するノズルに対して吐出パルスを出力
するものであることが望ましい。
【0021】また、第2のインクジェットヘッドは、好
ましくはそれぞれが副走査方向の位置を異ならせた複数
のノズルから構成された前記主走査方向に並ぶ6つのヘ
ッドセグメントから構成され、最も暗い色と最も明るい
色のインクを吐出する2つのヘッドセグメントがそれぞ
れ2組備えられ、各組がそれぞれ外側に配置され、内側
の2つのヘッドセグメントが中間明度の色のインクを吐
出するノズルである。
【0022】この場合、前記ヘッド制御手段は、同一の
ドット形成位置について、先行する組の最も暗い色のイ
ンクを吐出するヘッドセグメント、中間明度の色のイン
クを吐出するヘッドセグメント、後ろの組の最も明るい
色のインクを吐出するヘッドセグメントの順に吐出パル
スを出力するものであることが望ましい。
【0023】更に、第3のインクジェットヘッドは、好
ましくは前記主走査方向に並ぶ4つのヘッドセグメント
から構成され、最も明るい色のインクを吐出する2つの
ヘッドセグメントがそれぞれ外側に配置され、内側の2
つのヘッドセグメントが中間明度の色のインクを吐出す
るヘッドセグメントである。
【0024】この場合、前記ヘッド制御手段は、同一の
ドット形成位置について、中間明度の色のインクを吐出
するヘッドセグメント、その後ろの最も明るい色のイン
クを吐出するヘッドセグメントの順に吐出パルスを出力
するものであることが望ましい。
【0025】この発明に係るインクジェットプリンタの
インクジェットヘッドのノズルから吐出されるインクの
色としては、前記最も明るい色がイェロー(Y)、前記
中間明度の色がシアン(C)及びマゼンタ(M)である
ことが望ましい。
【0026】なお、前記第1及び第2のインクジェット
ヘッドのノズルから吐出されるインクの色としては、前
記最も暗い色が黒(K)、前記最も明るい色がイェロー
(Y)、前記中間明度の色がシアン(C)及びマゼンタ
(M)であっても良い。
【0027】また、前記第2のインクジェットヘッドの
ノズルから吐出されるインクの色としては、最も暗い色
が黒(K)であり、その場合、前記ヘッド制御手段は、
モノクロ印刷時に前記各組に含まれる黒のヘッドセグメ
ントに対して交互に吐出パルスを出力してカラー印刷時
の2倍の速度の印刷を実現するものである。
【0028】本発明によれば、インクジェットプリンタ
におけるインクジェットヘッドのインクノズルの配列を
変更し、インクの吐出順序を制御することで、インクジ
ェットヘッドが主走査方向のいずれの方向に移動した場
合でも同一のドット位置に対してインクの吐出順序を保
ちながら印刷することが可能となる。これにより、イン
クの色重ね順に起因するバンド斑等を減少又は除去する
ことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施例を説明する。図1は、この発明の一実施例に係
るインクジェットプリンタの構成の一部を示すブロック
図である。
【0030】図示しないホストシステムより送られてく
るTIFF,JPEG,MR,MMR,CALS等の印
刷出力すべき画像データは、CPU1に供給されてい
る。CPU1は、入力された画像データを、復号処理、
色変換処理、階調処理等によって、ビットマップデータ
に変換し、ビットマップメモリ2に記憶する。ビットマ
ップメモリ2に記憶されたビットマップデータは、ヘッ
ド制御部7の制御によって駆動されるインクジェットヘ
ッド5によって図示しない印刷用紙上にプリントアウト
される。ヘッド制御部7は、ゲートアレイ回路3,ヘッ
ド駆動部4及びタイミングフェンス部6により構成され
ている。ゲートアレイ回路3は、ヘッド駆動部4にヘッ
ド駆動のためのタイミング信号を出力する。ヘッド駆動
部4は、このタイミング信号に基づいて、インクジェッ
トヘッド5を印刷用紙を横断する方向(主走査方向)に
駆動すると共に、印刷用紙を主走査方向とは直交する方
向(副走査方向)に駆動する。タイミングフェンス部6
は、リニアエンコーダを含み、インクジェットヘッド5
の位置を検出して、インクジェットヘッド5が主走査方
向に所定量だけ移動する毎に、タイミングフェンス信号
TPをゲートアレイ回路3に出力する。ゲートアレイ回
路3は、このタイミングフェンス信号TPに基づいてヘ
ッド駆動部4にタイミング信号を出力する。ゲートアレ
イ回路3は、また、タイミングフェンス信号TPに基づ
いて、インクジェットヘッド5に、インクの吐出タイミ
ングを与える吐出パルスFPを出力する。
【0031】図2は、印刷用紙20に対するインクジェ
ットヘッド5の動きを説明するための図である。
【0032】インクジェットヘッド5は、印刷用紙20
の主走査方向に往復駆動される。インクジェットヘッド
5の往動作の終了時及び復動作の終了時にそれぞれ印刷
用紙20が副走査方向に駆動される。インクジェットヘ
ッド5は、主走査方向に並び異なる色のインクを吐出す
る複数のヘッドセグメント5aからなる。1つのヘッド
セグメント5aは、図3に示すように、同一の色のイン
クを吐出する複数のノズル5bから構成されている。こ
れらノズル5bは、副走査方向に一列に並んでいても良
いが、ノズルの配置を容易にするため、図示のように、
1ノズルずつ主走査方向の位置を変えて千鳥格子状に配
置されている。
【0033】図4は、同装置におけるインクジェットヘ
ッド5の第1の構成例とその駆動例を示す図である。
【0034】同図(a)に示すように、このインクジェ
ットヘッド5は、主走査方向に並んだ2組のヘッドセグ
メントグループ5C1,5C2から構成されている。一
方のヘッドセグメントグループ5C1は、KYCの各色
のインクを吐出する3個のヘッドセグメント5a(K
1,Y2,C3)で構成されている。他方のヘッドセグ
メントグループ5C2は、MYKの各色を吐出する3個
のヘッドセグメント5a(M4,Y5,K6)で構成さ
れている。なお、各ヘッドセグメント5aは、それぞれ
独立に駆動可能である。ヘッドセグメントグループ5C
1,5C2は、それぞれが3個のヘッドセグメント5a
を有する3色複合ヘッドでも良い。インクジェットヘッ
ド5が図中矢印L方向に移動するとき(右から左へ移
動:以下、L行程と呼ぶ。)は、ヘッドセグメントK
1,C3,M4,Y5が順番にインクを吐出し、同図
(b)に示すように、印刷用紙20上にインクの重なり
がKCMYの印刷を行う。
【0035】一方、図中矢印R方向に移動するとき(左
から右へ移動:以下、R行程と呼ぶ。)は、ヘッドセグ
メントK6,M4,C3,Y2が順番にインクを吐出
し、インクの重なりがKMCYの印刷を行う。通常、双
方向印刷時に特定の色の組み合わせ(例えば赤と緑)
は、目立った色調変化を起こし易く、更に僅かな量の黒
(K)インクでも使用する場合は、特にこの現象は著し
くなることが分かっている。従って、例えば従来のKC
MY配列のインクジェットヘッドを使用して、KCMY
とYMCKの順序で交互に印刷をするよりも、本実施例
のような構成のインクジェットヘッド5を使用してKC
MYとKMCYとを交互に印刷するほうが色調変化は目
立たないものになるといえる。即ち、印刷結果における
KとYとの色順序が逆転することを防ぐことで、隣接ス
ワスの色調変化を最小限にすることができ、ほとんど全
色に渡って色調変化を除去することが可能である。
【0036】なお、上記は6ヘッドセグメント型の一例
であって、同様の考え方は他の配置例にも見出すことが
できる。例えば、図5(a)のように、セグメントグル
ープ5C1がYKCの各色のインクを吐出する3個のヘ
ッドセグメント5a(Y1,K2,C3)で構成され、
セグメントグループ5C2がMKYの各色のインクを吐
出する3個のヘッドセグメント5a(M4,K5,Y
6)で構成されていても、L行程でヘッドセグメントK
2,C3,M4,Y6が順番にインクを吐出し、一方、
R行程でヘッドセグメントK5,M4,C3,Y1が順
番にインクを吐出することにより、上記第1の実施例の
場合と同様に、色調変化は目立たないものになる。
【0037】また同様に、図5(b)のように、セグメ
ントグループ5C1がKYCの各色のインクを吐出する
3個のヘッドセグメント5a(K1,Y2,C3)で構
成され、セグメントグループ5C2がMKYの各色のイ
ンクを吐出する3個のヘッドセグメント5a(M4,K
5,Y6)で構成されていても、L行程でヘッドセグメ
ントK1,C3,M4,Y6が順番にインクを吐出し、
R行程でヘッドセグメントK5,M4,C3,Y2が順
番にインクを吐出することにより、色調変化は目立たな
いものになる。
【0038】なお、上述した6ヘッドセグメント型のイ
ンクジェットヘッド5は、主走査方向に2つのK色のヘ
ッドセグメント5aを有しているので、図6に示すよう
に、モノクローム印刷時には、例えば図4のインクジェ
ットヘッド5のヘッドセグメントK1及びK6のみを駆
動可能にし、インク吐出周波数の2倍の速度でインクジ
ェットヘッド5を動かし、1ドットおきに交互にK1,
K6を動作させるように吐出パルスを印加する。これに
より、通常印刷速度の約2倍の高速度で単色(モノク
ロ)印刷が可能になる。
【0039】この場合、同図(a)に示すように印刷動
作におけるR行程の際には、ヘッドK1が偶数ドット列
に、K6が奇数ドット列にそれぞれインクを吐出し、同
図(b)に示すようにL行程の際には、その反対のドッ
ト列にそれぞれインクを吐出するのである。例えば水平
分解能360dpiのノズルパルス周波数8KHz(8
000/秒/ノズル)で印刷をするには、インクジェッ
トヘッドの移動速度(Head Transport Speed:HTS)
が22.2インチ/秒であれば良いが、この移動速度を
速くするためには、2個のプリントヘッドを1つのヘッ
ドが奇数ドット列を、もう1つのヘッドが偶数ドット列
を印刷するように1列に配置すれば良い。その結果、例
えば上記モデルを用いてK1,K6に交互にパルスを印
加することにより、44.4インチ/秒の移動速度での
高速モノクロ印刷をすることができる。但し、この方法
は、インクジェットノズル数とノズルの間隔が等しいイ
ンクジェットヘッドを用い、それぞれのノズルが駆動回
路を持つ場合にのみ実現することができる。
【0040】図7は、同装置におけるインクジェットヘ
ッド5の他の構成例とその駆動例を示す図である。
【0041】同図(a)に示すように、このインクジェ
ットヘッド5は、YCMYの各色のインクを吐出する4
個のヘッドセグメント5a(Y1,C2,M3,Y4)
で構成されている。通常、多くの低価格インクジェット
プリンタでは、一列のノズル列をもつ4個のプリントヘ
ッド又は4つの独立したノズルセグメント等をもつ1個
の複合プリントヘッドを装備し、C,M,YとKのイン
クを実装してKCMY印刷を行っている。しかしながら
ラスタイメージを生成するような、例えば写真やコンピ
ュータ・アートワーク等を生成する場合ではKのインク
はまったく必要がないといえる。事実、減法混色の標準
モデルはCMYの色彩であり、CMYKではないのであ
る。Kの色彩は、テキスト印刷の品質向上と画像コント
ラストの改善等のために追加されたりしているが、本実
施例の方法は、Kの色彩による画像品質向上と双方向印
刷時の色調誤差による画像品質の劣化とを考慮した上
で、画像品質と印刷速度との適切なバランスを実現する
ために考案されたものである。
【0042】同図(a)に示すように、インクジェット
ヘッド5がL行程に移動するときは、ヘッドセグメント
C2,M3,Y4が順番にインクを吐出し、同図(b)
に示すように、印刷用紙20上にインクの重なりがCM
Yの印刷を行う。一方、R行程に移動するときは、ヘッ
ドセグメントM3,C2,Y1が順番にインクを吐出
し、同図(b)に示すように、印刷用紙20上にインク
の重なりがCMYの印刷を行う。この結果、Kのインク
を搭載しない4個のプリントヘッドからなる構成のイン
クジェットヘッド5での最適な双方向印刷が可能とな
る。
【0043】なお、本発明におけるインクジェットプリ
ンタのインクジェットヘッドの構成は、上述したものに
限定されるものではない。例えば、図8(a)に示すよ
うな、一方のヘッドセグメントグループ5C1がKCM
Yの各色のインクを吐出する4個のヘッドセグメント5
a(K1,C2,M3,Y4)からなり、他方のヘッド
セグメントグループ5C2がYMCKの各色のインクを
吐出する4個のヘッドセグメント5a(Y5,M6,C
7,K8)からなるものや、同図(b)に示すようなK
CMYMCKの各色のインクを吐出する7個のヘッドセ
グメント5a(K1,C2,M3,Y4,M5,C6,
K7)からなるもの、或いは同図(c)に示すようなY
MCKCMYの各色のインクを吐出する7個のヘッドセ
グメント5a(Y1,M2,C3,K4,C5,M6,
Y7)で構成されたものでも良い。また、Kを搭載しな
いインクジェットヘッド5の構成としても、例えば、同
図(d)に示すようなCMYMCの各色のインクを吐出
する5個のヘッドセグメント5a(C1,M2,Y3,
M4,C5)からなるものであっても良い。要するに、
中間明度の色及び最も明るい色のいずれか一方のインク
を吐出するヘッドセグメントを複数配設すれば良い。以
上のことから、本発明の要旨から逸脱しない範囲であれ
ば、種々のインクジェットヘッド構成が考えられること
は言うまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
インクジェットプリンタのインクノズル配列を変更し、
吐出順序を制御することで、双方向印刷をする時の色重
ね順の変化に起因するバンド斑や色調変化を効果的に防
止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係るインクジェットプ
リンタの構成の一部を示すブロック図である。
【図2】 同装置における印刷用紙に対するインクジェ
ットヘッドの動きを説明するための図である。
【図3】 同装置におけるインクジェットヘッドのノズ
ルの配置例を示す図である。
【図4】 同装置におけるインクジェットヘッドの第1
の構成例とその駆動例を示す図である。
【図5】 同装置におけるインクジェットヘッドの他の
ヘッドセグメントの配置例を示す図である。
【図6】 同装置におけるインクジェットヘッドでのモ
ノクローム印刷時の駆動例を示す図である。
【図7】 同装置におけるインクジェットヘッドの他の
構成例とその駆動例を示す図である。
【図8】 同装置におけるインクジェットヘッドの更に
他の構成例を示す図である。
【図9A】 従来のインクジェットプリンタでインター
リーブ印刷をする場合の論理モデルを表した図である。
【図9B】 同インターリーブ印刷をする場合の論理モ
デルを表した図である。
【図9C】 同インターリーブ印刷をする場合の論理モ
デルを表した図である。
【図10】 同論理モデルにおけるドットゲインを詳し
く説明すための図である。
【符号の説明】
1…CPU、2…ビットマップメモリ、3…ゲートアレ
イ、4…ヘッド駆動部、5…インクジェットヘッド、6
…タイミングフェンス部、7…ヘッド制御部、100…
印刷ヘッド。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主走査方向に異なる色のインクをそれぞ
    れ吐出する複数のノズルを配列してなるインクジェット
    ヘッドと、 このインクジェットヘッドを印刷媒体に対して前記主走
    査方向及びこれと直交する副走査方向に相対的に駆動す
    ると共に、前記インクジェットヘッドの駆動に同期して
    前記インクジェットヘッドにインク吐出のための吐出パ
    ルスを出力するヘッド制御手段とを備え、 前記印刷媒体の各ドット形成位置に前記インクジェット
    ヘッドの各色のノズルから吐出されたインク滴を重ね合
    わせてカラー画像を形成するインクジェットプリンタに
    おいて、 前記インクジェットヘッドは、前記主走査方向のいずれ
    の向きに移動した場合でも中間明度の色のインクを吐出
    するノズルの下流に最も明るい色のインクを吐出するノ
    ズルが位置するように前記最も明るい色のインクを吐出
    するノズル及び前記中間明度の色のインクを吐出するノ
    ズルの少なくとも一方を複数配設してなり、 前記ヘッド制御手段は、前記インクジェットヘッドが前
    記主走査方向を第1の向きに移動している際と、これと
    は反対の第2の向きに移動している際とで前記中間明度
    の色及び最も明るい色のインクを吐出するノズルが異な
    る組み合わせとなり、且つ前記第1及び第2の向きのい
    ずれの場合でも、同一のドット位置に対して前記中間明
    度の色のインクを吐出するノズル、前記最も明るい色の
    インクを吐出するノズルの順にインクが吐出されるよう
    に前記インクジェットヘッドに吐出パルスを出力するも
    のであることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記インクジェットヘッドは、前記主走
    査方向のいずれの向きに移動した場合でも中間明度の色
    のインクを吐出するノズルの上流に最も暗い色のインク
    を吐出するノズルが位置するように前記最も暗い色のイ
    ンクを吐出するノズル及び前記中間明度の色のインクを
    吐出するノズルの少なくとも一方を主走査方向に複数配
    設してなり、 前記ヘッド制御手段は、前記インクジェットヘッドが前
    記主走査方向を第1の向きに移動している際に前記最も
    暗い色のインクを吐出するノズルに対して吐出パルスを
    出力したのちに前記中間明度の色のインクを吐出するノ
    ズルに対して吐出パルスを出力するものであることを特
    徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記インクジェットヘッドは、それぞれ
    が副走査方向の位置を異ならせた複数のノズルから構成
    された前記主走査方向に並ぶ6つのヘッドセグメントか
    ら構成され、最も暗い色と最も明るい色のインクを吐出
    する2つのヘッドセグメントがそれぞれ2組備えられ、
    各組がそれぞれ外側に配置され、内側の2つのヘッドセ
    グメントが中間明度の色のインクを吐出するノズルであ
    り、 前記ヘッド制御手段は、同一のドット形成位置につい
    て、先行する組の最も暗い色のインクを吐出するヘッド
    セグメント、中間明度の色のインクを吐出するヘッドセ
    グメント、後ろの組の最も明るい色のインクを吐出する
    ヘッドセグメントの順に吐出パルスを出力するものであ
    ることを特徴とする請求項2記載のインクジェットプリ
    ンタ。
  4. 【請求項4】 前記インクジェットヘッドは、前記主走
    査方向に並ぶ4つのヘッドセグメントから構成され、最
    も明るい色のインクを吐出する2つのヘッドセグメント
    がそれぞれ外側に配置され、内側の2つのヘッドセグメ
    ントが中間明度の色のインクを吐出するヘッドセグメン
    トであり、 前記ヘッド制御手段は、同一のドット形成位置につい
    て、中間明度の色のインクを吐出するヘッドセグメン
    ト、その後ろの最も明るい色のインクを吐出するヘッド
    セグメントの順に吐出パルスを出力するものであること
    を特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記最も明るい色がイェロー(Y)、前
    記中間明度の色がシアン(C)及びマゼンタ(M)であ
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の
    インクジェットプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記最も暗い色が黒(K)、前記最も明
    るい色がイェロー(Y)、前記中間明度の色がシアン
    (C)及びマゼンタ(M)であることを特徴とする請求
    項2又は3記載のインクジェットプリンタ。
  7. 【請求項7】 前記最も暗い色が黒(K)であり、 前記ヘッド制御手段は、モノクロ印刷時に前記各組に含
    まれる黒のヘッドセグメントに対して交互に吐出パルス
    を出力してカラー印刷時の2倍の速度の印刷を実現する
    ものであることを特徴とする請求項3記載のインクジェ
    ットプリンタ。
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