JP2001231106A - 車 輌 - Google Patents
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/30—Use of alternative fuels, e.g. biofuels
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/62—Hybrid vehicles
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Landscapes
- Hybrid Electric Vehicles (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車輌停止時に効率的に発電を行い、これを車
輌外部に効率的に送電することのできる車輌を提供する
こと。 【解決手段】 車輌1駆動用の内燃機関2及び電動機3
と電動機3の駆動用電力を発電する発電機4とを備えた
ハイブリッド駆動型の車輌1で、車輌1停止時に発電機
4を利用して発電した電力を車輌1外部に送電する送電
手段24,25,44を有していることを特徴としてい
る。
輌外部に効率的に送電することのできる車輌を提供する
こと。 【解決手段】 車輌1駆動用の内燃機関2及び電動機3
と電動機3の駆動用電力を発電する発電機4とを備えた
ハイブリッド駆動型の車輌1で、車輌1停止時に発電機
4を利用して発電した電力を車輌1外部に送電する送電
手段24,25,44を有していることを特徴としてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輌内部で発電し
た電力を車輌外部に送電することのできる車輌に関す
る。
た電力を車輌外部に送電することのできる車輌に関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】車輌は、搭載した原動
機によってそれ自身を走行させるが、走行していないと
きは全く使われない状態にある。即ち、車輌は、使用し
ていないときは駐車場などに停められたまま、その機能
を完全に停止している。車輌は、決して安価なものでは
なく、このように機能を完全に停止させたまま放置して
おくのはもったいない。そこで、車輌を運行させていな
いとき(車輌停止時)にも車輌を有効に活用しようとす
る観点に立って発明されたのが本発明である。
機によってそれ自身を走行させるが、走行していないと
きは全く使われない状態にある。即ち、車輌は、使用し
ていないときは駐車場などに停められたまま、その機能
を完全に停止している。車輌は、決して安価なものでは
なく、このように機能を完全に停止させたまま放置して
おくのはもったいない。そこで、車輌を運行させていな
いとき(車輌停止時)にも車輌を有効に活用しようとす
る観点に立って発明されたのが本発明である。
【0003】本発明の目的は、車輌停止時に効率的に発
電を行い、これを車輌外部に効率的に送電することので
きる車輌を提供することにある。
電を行い、これを車輌外部に効率的に送電することので
きる車輌を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の車輌は、車輌駆
動用の内燃機関及び電動機と電動機の駆動用電力を発電
する発電機とを備えたハイブリッド駆動型の車輌で、車
輌停止時に発電機を利用して発電した電力を車輌外部に
送電する送電手段を有していることを特徴としている。
本発明の車輌によれば、車輌が運行状態にないとき(車
輌停止時)に車輌に搭載された発電機を用いて発電し、
この電力を車輌外部に送電して利用することができるの
で、車輌が運行状態にないとき(車輌停止時)にも車輌
を有効に活用することができる。
動用の内燃機関及び電動機と電動機の駆動用電力を発電
する発電機とを備えたハイブリッド駆動型の車輌で、車
輌停止時に発電機を利用して発電した電力を車輌外部に
送電する送電手段を有していることを特徴としている。
本発明の車輌によれば、車輌が運行状態にないとき(車
輌停止時)に車輌に搭載された発電機を用いて発電し、
この電力を車輌外部に送電して利用することができるの
で、車輌が運行状態にないとき(車輌停止時)にも車輌
を有効に活用することができる。
【0005】ここで、発電機は交流電力を発電し、送電
手段は発電機によって発電された電力を交流電力として
車輌外部に送電することが好ましい。このようにするこ
とによって、送電を容易にすると共に送電効率を向上で
きる。また、ここで、発電機が、内燃機関の出力を利用
して発電を行うことが好ましい。車輌を駆動させる内燃
機関を流用するので、既存の車輌構造を利用して発電を
行うことができる。
手段は発電機によって発電された電力を交流電力として
車輌外部に送電することが好ましい。このようにするこ
とによって、送電を容易にすると共に送電効率を向上で
きる。また、ここで、発電機が、内燃機関の出力を利用
して発電を行うことが好ましい。車輌を駆動させる内燃
機関を流用するので、既存の車輌構造を利用して発電を
行うことができる。
【0006】また、ここで、車輌停止時の発電機による
発電時に、内燃機関の駆動にガス燃料を用いることが好
ましい。また、ここで、車輌停止時の発電機による発電
時に内燃機関が発生する熱を車輌外部に供給する熱供給
手段をさらに備えていることが好ましい。内燃機関は、
車輌停止時の発電機による発電時に駆動されるときに熱
も発生するので、この熱を熱供給手段を用いて車輌外部
に供給することによって、この熱をも有効活用すること
ができる。
発電時に、内燃機関の駆動にガス燃料を用いることが好
ましい。また、ここで、車輌停止時の発電機による発電
時に内燃機関が発生する熱を車輌外部に供給する熱供給
手段をさらに備えていることが好ましい。内燃機関は、
車輌停止時の発電機による発電時に駆動されるときに熱
も発生するので、この熱を熱供給手段を用いて車輌外部
に供給することによって、この熱をも有効活用すること
ができる。
【0007】また、ここで、車輌停止時の発電機による
発電時に内燃機関に供給される燃料の種別を、車輌運行
時に内燃機関に供給される燃料の種別と異ならせるよう
に構成されていることが好ましい。車輌停止時における
発電時に内燃機関に供給する燃料の種別と車輌運行時に
内燃機関に供給する燃料の種別と異ならせて、それぞれ
の状況にあった燃料(発電用燃料・走行用燃料)を使い
分けることによって、内燃機関を各状態(発電時・走行
時)に、より一層適した状態で運転することができる。
発電時に内燃機関に供給される燃料の種別を、車輌運行
時に内燃機関に供給される燃料の種別と異ならせるよう
に構成されていることが好ましい。車輌停止時における
発電時に内燃機関に供給する燃料の種別と車輌運行時に
内燃機関に供給する燃料の種別と異ならせて、それぞれ
の状況にあった燃料(発電用燃料・走行用燃料)を使い
分けることによって、内燃機関を各状態(発電時・走行
時)に、より一層適した状態で運転することができる。
【0008】また、ここで、車輌停止時の発電機による
発電時に内燃機関への燃料供給方法を、車輌運行時にお
ける内燃機関への燃料供給方法と異ならせるように構成
されていることが好ましい。発電時と運行時とで、内燃
機関への燃料供給方法を異ならせることによって、発電
時に最も効率の良い運転を行う一方で、運行時には車輌
として要求される性能を満たした運行を行うことができ
る。
発電時に内燃機関への燃料供給方法を、車輌運行時にお
ける内燃機関への燃料供給方法と異ならせるように構成
されていることが好ましい。発電時と運行時とで、内燃
機関への燃料供給方法を異ならせることによって、発電
時に最も効率の良い運転を行う一方で、運行時には車輌
として要求される性能を満たした運行を行うことができ
る。
【0009】また、ここで、車輌停止時の発電機による
発電時に、内燃機関を駆動する発電用燃料を車輌外部か
ら導入するように構成されていることが好ましい。車輌
に対して発電用燃料を外部から供給するようにすれば、
車輌側の燃料貯蔵量は変化せず、発電後に車輌が燃料切
れになるようなことがない。また、発電を車輌に搭載さ
れている燃料を用いて行おうとすると、発電を行える時
間が限られてしまうが、発電用燃料を車輌の外部から供
給するようにすれば、車輌の燃料貯蔵量を変化させずに
長時間発電を行うことができる。
発電時に、内燃機関を駆動する発電用燃料を車輌外部か
ら導入するように構成されていることが好ましい。車輌
に対して発電用燃料を外部から供給するようにすれば、
車輌側の燃料貯蔵量は変化せず、発電後に車輌が燃料切
れになるようなことがない。また、発電を車輌に搭載さ
れている燃料を用いて行おうとすると、発電を行える時
間が限られてしまうが、発電用燃料を車輌の外部から供
給するようにすれば、車輌の燃料貯蔵量を変化させずに
長時間発電を行うことができる。
【0010】また、ここで、発電用燃料がガス燃料であ
り、導入したガス燃料を圧縮する圧縮手段と、圧縮され
たガス燃料を貯蔵する貯蔵手段とを備えていることが好
ましい。このような貯蔵手段を有していると、車輌外部
から供給した発電用燃料を用いて車輌運行用燃料を補給
することが可能となる。このとき、ガス燃料は、圧縮し
ないと車輌搭載容積が大きくなってしまうので、圧縮手
段を用いて圧縮した後に貯蔵手段に貯蔵することによっ
て、スペース効率よく貯蔵することができる。発電用燃
料を貯蔵手段に貯蔵するのは、発電時や送電時に行って
も良いし、これ以外のときに行ってもよい。
り、導入したガス燃料を圧縮する圧縮手段と、圧縮され
たガス燃料を貯蔵する貯蔵手段とを備えていることが好
ましい。このような貯蔵手段を有していると、車輌外部
から供給した発電用燃料を用いて車輌運行用燃料を補給
することが可能となる。このとき、ガス燃料は、圧縮し
ないと車輌搭載容積が大きくなってしまうので、圧縮手
段を用いて圧縮した後に貯蔵手段に貯蔵することによっ
て、スペース効率よく貯蔵することができる。発電用燃
料を貯蔵手段に貯蔵するのは、発電時や送電時に行って
も良いし、これ以外のときに行ってもよい。
【0011】また、ここで、車輌停止時に車輌外部から
導入する発電用燃料が低圧ガス燃料であることが好まし
い。低圧ガス燃料を外部から供給することによって、高
圧ガスを減圧するような手間がなくなり、そのまま内燃
機関に供給することができ、効率よく発電を行うことが
できる。また、内燃機関に低圧ガス燃料を供給するよう
にすれば、吸気管負圧などを利用してそのまま内燃機関
に供給することも可能となるので、無駄なエネルギーを
消費しない。
導入する発電用燃料が低圧ガス燃料であることが好まし
い。低圧ガス燃料を外部から供給することによって、高
圧ガスを減圧するような手間がなくなり、そのまま内燃
機関に供給することができ、効率よく発電を行うことが
できる。また、内燃機関に低圧ガス燃料を供給するよう
にすれば、吸気管負圧などを利用してそのまま内燃機関
に供給することも可能となるので、無駄なエネルギーを
消費しない。
【0012】また、ここで、内燃機関の運転を制御する
制御手段を備えており、制御手段は、内燃機関の制御モ
ードを、車輌停止時の発電機による発電用モードと車輌
運行時における車輌運行用モードとで切り替えることが
好ましい。内燃機関の制御モードを車輌運行用モードと
発電用モードとで切り替えることによって、内燃機関を
運行時又は発電時のそれぞれの状況に合わせて制御をす
ることができる。例えば、車輌運行時には車輌は急発進
や急加速なども行うため、内燃機関は幅広い領域で様々
な過渡的な負荷にも対応しなくてはならないが、車輌停
止時における発電時には最もエネルギー効率の良い領域
で定常的に運転されればよい。
制御手段を備えており、制御手段は、内燃機関の制御モ
ードを、車輌停止時の発電機による発電用モードと車輌
運行時における車輌運行用モードとで切り替えることが
好ましい。内燃機関の制御モードを車輌運行用モードと
発電用モードとで切り替えることによって、内燃機関を
運行時又は発電時のそれぞれの状況に合わせて制御をす
ることができる。例えば、車輌運行時には車輌は急発進
や急加速なども行うため、内燃機関は幅広い領域で様々
な過渡的な負荷にも対応しなくてはならないが、車輌停
止時における発電時には最もエネルギー効率の良い領域
で定常的に運転されればよい。
【0013】ここで、車輌停止時に発電機によって発電
した電力を車輌外部に送電する送電線が接続される送電
線接続部を備えており、制御手段は、送電線接続部に送
電線が接続されたときに、内燃機関の制御モードを発電
用モードに切り替えることが好ましい。このようにして
あると、送電線を車輌側の送電線接続部に接続するとい
う送電準備行為によって、自動的に内燃機関の制御モー
ドが切り替わるので、送電の手順を簡略化することがで
きると共に、確実に内燃機関の制御モードを切り替える
ことができる。
した電力を車輌外部に送電する送電線が接続される送電
線接続部を備えており、制御手段は、送電線接続部に送
電線が接続されたときに、内燃機関の制御モードを発電
用モードに切り替えることが好ましい。このようにして
あると、送電線を車輌側の送電線接続部に接続するとい
う送電準備行為によって、自動的に内燃機関の制御モー
ドが切り替わるので、送電の手順を簡略化することがで
きると共に、確実に内燃機関の制御モードを切り替える
ことができる。
【0014】また、ここで、車輌停止時の発電機による
発電時に、内燃機関の発電用燃料を車輌外部から導入す
るための受給管を接続する受給管接続部を備えており、
制御手段は、受給管接続部に受給管が接続されたとき
に、内燃機関の制御モードを発電用モードに切り替える
ことが好ましい。このようにしてあると、受給管を車輌
側の受給管接続部に接続するという発電準備行為によっ
て、自動的に内燃機関の制御モードが切り替わるので、
発電の手順を簡略化することができると共に、確実に内
燃機関の制御モードを切り替えることができる。
発電時に、内燃機関の発電用燃料を車輌外部から導入す
るための受給管を接続する受給管接続部を備えており、
制御手段は、受給管接続部に受給管が接続されたとき
に、内燃機関の制御モードを発電用モードに切り替える
ことが好ましい。このようにしてあると、受給管を車輌
側の受給管接続部に接続するという発電準備行為によっ
て、自動的に内燃機関の制御モードが切り替わるので、
発電の手順を簡略化することができると共に、確実に内
燃機関の制御モードを切り替えることができる。
【0015】また、ここで、内燃機関の制御モードを、
車輌停止時の発電機による発電用モードと車輌運転時に
おける車輌運行用モードとに切り替える切替手段を備え
ていてもよい。このような切替手段を設けておけば、必
要に応じて内燃機関の制御モードを所望の制御モードに
セットすることができる。
車輌停止時の発電機による発電用モードと車輌運転時に
おける車輌運行用モードとに切り替える切替手段を備え
ていてもよい。このような切替手段を設けておけば、必
要に応じて内燃機関の制御モードを所望の制御モードに
セットすることができる。
【0016】また、ここで、内燃機関の運転を制御する
制御手段と、車輌停止時に発電機によって発電した電力
を車輌外部に送電する送電線が接続される送電線接続部
とを備え、制御手段は、送電線接続部に送電線が接続さ
れていない場合には、切替手段による内燃機関の制御モ
ード切替を禁止することが好ましい。このようにしてお
けば、送電線が接続されていないのに発電が行われてし
まうのを確実に防止することができる。
制御手段と、車輌停止時に発電機によって発電した電力
を車輌外部に送電する送電線が接続される送電線接続部
とを備え、制御手段は、送電線接続部に送電線が接続さ
れていない場合には、切替手段による内燃機関の制御モ
ード切替を禁止することが好ましい。このようにしてお
けば、送電線が接続されていないのに発電が行われてし
まうのを確実に防止することができる。
【0017】また、ここで、パーキングブレーキによる
ブレーキがかけられ、かつ、オートマチックトランスミ
ッション車ではギアポジションがパーキングに、マニュ
アルトランスミッション車ではギアポジションがニュー
トラルにある場合にのみ、内燃機関の制御モードが発電
用モードに切り替えられるように構成されていることが
好ましい。このようにしておくことで、発電時の安全を
確実に確保することができる。
ブレーキがかけられ、かつ、オートマチックトランスミ
ッション車ではギアポジションがパーキングに、マニュ
アルトランスミッション車ではギアポジションがニュー
トラルにある場合にのみ、内燃機関の制御モードが発電
用モードに切り替えられるように構成されていることが
好ましい。このようにしておくことで、発電時の安全を
確実に確保することができる。
【0018】本発明の車輌は、燃料電池を備えた車輌
で、車輌停止時に燃料電池を用いて発電した電力を車輌
外部に送電する送電手段を有していることを特徴として
いる。本発明の車輌によれば、車輌が運行状態にないと
き(車輌停止時)に、車輌に搭載された燃料電池を用い
て発電し、この電力を車輌外部に送電して有効活用する
ことができるので、車輌が運行状態にないとき(車輌停
止時)にも車輌を有効に活用することができる。
で、車輌停止時に燃料電池を用いて発電した電力を車輌
外部に送電する送電手段を有していることを特徴として
いる。本発明の車輌によれば、車輌が運行状態にないと
き(車輌停止時)に、車輌に搭載された燃料電池を用い
て発電し、この電力を車輌外部に送電して有効活用する
ことができるので、車輌が運行状態にないとき(車輌停
止時)にも車輌を有効に活用することができる。
【0019】また、ここで、車輌停止時の燃料電池によ
る発電時に、燃料電池に供給する発電用燃料を車輌外部
から導入することが好ましい。車輌に対して発電用燃料
を外部から供給するようにすれば、車輌側の燃料貯蔵量
は変化せず、発電後に車輌が燃料切れになるようなこと
がない。また、発電を車輌に搭載されている燃料を用い
て行おうとすると、発電を行える時間が限られてしまう
が、発電用燃料を車輌の外部から供給するようにすれ
ば、車輌の燃料貯蔵量を変化させずに長時間発電を行う
ことができる。
る発電時に、燃料電池に供給する発電用燃料を車輌外部
から導入することが好ましい。車輌に対して発電用燃料
を外部から供給するようにすれば、車輌側の燃料貯蔵量
は変化せず、発電後に車輌が燃料切れになるようなこと
がない。また、発電を車輌に搭載されている燃料を用い
て行おうとすると、発電を行える時間が限られてしまう
が、発電用燃料を車輌の外部から供給するようにすれ
ば、車輌の燃料貯蔵量を変化させずに長時間発電を行う
ことができる。
【0020】さらに、ここで、車輌外部に送電する電力
に関する情報を、送電先に送信する送信手段を備えてい
ることが好ましい。このように、送電先に送電する電力
に関する情報を送信することによって、送電先で電力を
効率よく利用することが可能となる。また、これとは逆
に、車輌外部に送電する電力に関する情報を、送電先か
ら受信する受信手段を備えていることも好ましい。この
ように、送電先に送電する電力に関する情報を受信する
ことによって、この情報に基づいて電力を効率よく発電
することが可能となる。
に関する情報を、送電先に送信する送信手段を備えてい
ることが好ましい。このように、送電先に送電する電力
に関する情報を送信することによって、送電先で電力を
効率よく利用することが可能となる。また、これとは逆
に、車輌外部に送電する電力に関する情報を、送電先か
ら受信する受信手段を備えていることも好ましい。この
ように、送電先に送電する電力に関する情報を受信する
ことによって、この情報に基づいて電力を効率よく発電
することが可能となる。
【0021】また、ここで、車輌外部から導入する発電
用燃料に関する情報を、発電用燃料の供給元に送信する
送信手段を備えていることが好ましい。このようにする
ことで、送電先では車輌が必要としている発電用燃料に
ついての情報を得ることによって、効率よく発電用燃料
の供給を行うことができる。また、これとは逆に、車輌
外部から導入する発電用燃料に関する情報を、発電用燃
料の供給元から受信する受信手段を備えていることも好
ましい。このように、発電用燃料に関する情報を受信す
ることによって、導入した発電用燃料を効率よく消費し
て、電力を効率よく発電することが可能となる。
用燃料に関する情報を、発電用燃料の供給元に送信する
送信手段を備えていることが好ましい。このようにする
ことで、送電先では車輌が必要としている発電用燃料に
ついての情報を得ることによって、効率よく発電用燃料
の供給を行うことができる。また、これとは逆に、車輌
外部から導入する発電用燃料に関する情報を、発電用燃
料の供給元から受信する受信手段を備えていることも好
ましい。このように、発電用燃料に関する情報を受信す
ることによって、導入した発電用燃料を効率よく消費し
て、電力を効率よく発電することが可能となる。
【0022】また、ここで、送電手段が、発電された交
流電力を電磁誘導を用いて車輌外部に非接触方式で送電
することが好ましい。このように、送電を電磁誘導を利
用して非接触で行うようにすれば、車輌と送電先との間
での漏電などを抑止することができる。また、送電線の
接続などの作業が必要なくなるので、準備が簡略化され
る。
流電力を電磁誘導を用いて車輌外部に非接触方式で送電
することが好ましい。このように、送電を電磁誘導を利
用して非接触で行うようにすれば、車輌と送電先との間
での漏電などを抑止することができる。また、送電線の
接続などの作業が必要なくなるので、準備が簡略化され
る。
【0023】また、ここで、車輌停止時における発電時
又は送電時に安全措置を実行する安全措置実行手段を備
えていることが好ましい。安全措置実行手段によって、
安全措置が実行されるので、発電又は送電時の安全が確
保される。具体的には、以下のような安全措置が行われ
る。
又は送電時に安全措置を実行する安全措置実行手段を備
えていることが好ましい。安全措置実行手段によって、
安全措置が実行されるので、発電又は送電時の安全が確
保される。具体的には、以下のような安全措置が行われ
る。
【0024】安全措置実行手段は、車輌の移動を検出し
た場合に発電又は送電を停止させる。安全措置実行手段
は、車輌停止時における発電時又は送電時に車輌のドア
に施錠を行う。安全措置実行手段は、車輌停止時におけ
る発電時又は送電時に車輌のドアが開かれたときには、
発電又は送電を停止する。車輌の振動状態を検出する振
動検出手段をさらに備え、安全措置実行手段は、振動検
出手段によって検出された車輌の振動状態が所定状態よ
りも大きくなった場合に発電又は送電を停止させる。車
輌周囲の温度を検出する温度検出手段をさらに備え、安
全措置実行手段は、温度検出手段によって検出された車
輌周囲の温度が所定温度よりも高くなった場合に発電又
は送電を停止させる。
た場合に発電又は送電を停止させる。安全措置実行手段
は、車輌停止時における発電時又は送電時に車輌のドア
に施錠を行う。安全措置実行手段は、車輌停止時におけ
る発電時又は送電時に車輌のドアが開かれたときには、
発電又は送電を停止する。車輌の振動状態を検出する振
動検出手段をさらに備え、安全措置実行手段は、振動検
出手段によって検出された車輌の振動状態が所定状態よ
りも大きくなった場合に発電又は送電を停止させる。車
輌周囲の温度を検出する温度検出手段をさらに備え、安
全措置実行手段は、温度検出手段によって検出された車
輌周囲の温度が所定温度よりも高くなった場合に発電又
は送電を停止させる。
【0025】さらに、車輌停止時に発電した電力を送電
する送電部と、車輌停止時における発電時に発電用燃料
を車輌外部から導入するための受給管を接続する受給管
接続部とを車輌本体側に備えると共に、送電部から送電
される電力を受電する受電部及び受給管接続部に接続さ
れる受給管を有し、発電した電力の送電先に取り付けら
れる受電ユニットとを備えていることが好ましい。
する送電部と、車輌停止時における発電時に発電用燃料
を車輌外部から導入するための受給管を接続する受給管
接続部とを車輌本体側に備えると共に、送電部から送電
される電力を受電する受電部及び受給管接続部に接続さ
れる受給管を有し、発電した電力の送電先に取り付けら
れる受電ユニットとを備えていることが好ましい。
【0026】また、車輌がこのような受電ユニットを備
えていると、受電ユニットを送電先に設置し、受電ユニ
ットに対して配管又は配線をするだけで、車輌によって
発電された電力を送電先で利用することができ、非常に
便利である。また、このように車輌本体と受電ユニット
とがセットとなっているということは、両者の仕様(発
電に関する仕様、受電に関する仕様、両者間の通信に関
する仕様など)が互いに調和された状態であるというこ
とであり、発電及び充電を行う上でも好ましい。
えていると、受電ユニットを送電先に設置し、受電ユニ
ットに対して配管又は配線をするだけで、車輌によって
発電された電力を送電先で利用することができ、非常に
便利である。また、このように車輌本体と受電ユニット
とがセットとなっているということは、両者の仕様(発
電に関する仕様、受電に関する仕様、両者間の通信に関
する仕様など)が互いに調和された状態であるというこ
とであり、発電及び充電を行う上でも好ましい。
【0027】また、ここで、車輌停止時における発電に
関する情報を車輌本体と受電ユニットとの間で通信する
通信手段をさらに備えていることが好ましい。車輌本体
と受電ユニットとの間で、発電に関する情報をやり取り
することによって、効率よく発電を行いつつ、かつ、確
実に発電を制御することができる。
関する情報を車輌本体と受電ユニットとの間で通信する
通信手段をさらに備えていることが好ましい。車輌本体
と受電ユニットとの間で、発電に関する情報をやり取り
することによって、効率よく発電を行いつつ、かつ、確
実に発電を制御することができる。
【0028】また、ここで、受電ユニットが、受給管に
よる車輌本体側への発電用燃料の供給を遮断する遮断弁
を有していることが好ましい。このように受電ユニット
が遮断弁を有している場合、発電終了時に遮断弁を先に
閉じて、受給管内の発電用燃料を使い切るようにしてお
けば、発電終了後に受給管を車輌から取り外しても、受
給管の内部に発電用燃料は残存しなくなる。
よる車輌本体側への発電用燃料の供給を遮断する遮断弁
を有していることが好ましい。このように受電ユニット
が遮断弁を有している場合、発電終了時に遮断弁を先に
閉じて、受給管内の発電用燃料を使い切るようにしてお
けば、発電終了後に受給管を車輌から取り外しても、受
給管の内部に発電用燃料は残存しなくなる。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の車輌の第一実施形態につ
いて、図面を参照しつつ説明する。本実施形態の車輌
は、その内部で発電した電力を外部に送電することので
きるものである。図1に、本実施形態の車輌1と、この
車輌1によって発電された電力の送電先となる家屋30
とを示す。また、図2に、車輌1-家屋30間の発電シ
ステムの構成図を示す。
いて、図面を参照しつつ説明する。本実施形態の車輌
は、その内部で発電した電力を外部に送電することので
きるものである。図1に、本実施形態の車輌1と、この
車輌1によって発電された電力の送電先となる家屋30
とを示す。また、図2に、車輌1-家屋30間の発電シ
ステムの構成図を示す。
【0030】本実施形態の車輌1は、図1に示されるよ
うに、車輌駆動用のCNGエンジン(内燃機関)2及びモ
ータ(電動機)3を有するCNGハイブリッド車である。
また、車輌1は、モータ3を駆動するための電力を発電
するジェネレータ(発電機)4も有している。ジェネレ
ータ4によって発電される電力は、モータ3の駆動以外
に、バッテリ(モータ3駆動用又は補機駆動用:図示せ
ず)を充電するために用いられる場合もある。
うに、車輌駆動用のCNGエンジン(内燃機関)2及びモ
ータ(電動機)3を有するCNGハイブリッド車である。
また、車輌1は、モータ3を駆動するための電力を発電
するジェネレータ(発電機)4も有している。ジェネレ
ータ4によって発電される電力は、モータ3の駆動以外
に、バッテリ(モータ3駆動用又は補機駆動用:図示せ
ず)を充電するために用いられる場合もある。
【0031】エンジン2は、燃料である圧縮天然ガス
(以下、CNGとも言う。CNGはCompressed Natural Gasの
略。)を内部で燃焼させることによって車輌1を駆動す
る。なお、エンジン2の出力は、ジェネレータ4を駆動
して発電する際にも用いられる。CNGは、CNGタンク5内
に高圧状態に圧縮されて貯蔵されている。モータ3は、
バッテリ(図示せず)に充電されている電力、又は、ジェ
ネレータ4によって発電された電力を用いて車輌1を駆
動する。
(以下、CNGとも言う。CNGはCompressed Natural Gasの
略。)を内部で燃焼させることによって車輌1を駆動す
る。なお、エンジン2の出力は、ジェネレータ4を駆動
して発電する際にも用いられる。CNGは、CNGタンク5内
に高圧状態に圧縮されて貯蔵されている。モータ3は、
バッテリ(図示せず)に充電されている電力、又は、ジェ
ネレータ4によって発電された電力を用いて車輌1を駆
動する。
【0032】エンジン2は、エンジンECU7(図2参
照)によって総合的に制御される。このエンジンECU7
は、車輌1側の発電ECU6と接続されている。エンジンE
CU7には、エンジン2を制御する上で必要となる各種ア
クチュエータや各種センサが接続されている。例えば、
点火プラグを点火させるイグナイタ8、燃料となるCNG
をエンジン2に供給するためのインジェクタ9、エンジ
ン2の回転数などを検出するクランクポジションセンサ
10、その他、吸気温センサ11、ノックセンサ12、
冷却水温計13、空燃比センサ14、触媒温度計15な
どがエンジンECU7に接続されている。
照)によって総合的に制御される。このエンジンECU7
は、車輌1側の発電ECU6と接続されている。エンジンE
CU7には、エンジン2を制御する上で必要となる各種ア
クチュエータや各種センサが接続されている。例えば、
点火プラグを点火させるイグナイタ8、燃料となるCNG
をエンジン2に供給するためのインジェクタ9、エンジ
ン2の回転数などを検出するクランクポジションセンサ
10、その他、吸気温センサ11、ノックセンサ12、
冷却水温計13、空燃比センサ14、触媒温度計15な
どがエンジンECU7に接続されている。
【0033】即ち、エンジンECU7は、内燃機関である
エンジン2の運転を制御する制御手段として機能する。
また、ここでは、吸気温センサ11を用いて、車輌1の
周囲の温度を吸気温を介して検出している。即ち、吸気
温センサ11は、車輌1の周囲の温度を検出する温度検
出手段としても機能する。
エンジン2の運転を制御する制御手段として機能する。
また、ここでは、吸気温センサ11を用いて、車輌1の
周囲の温度を吸気温を介して検出している。即ち、吸気
温センサ11は、車輌1の周囲の温度を検出する温度検
出手段としても機能する。
【0034】モータ3及びジェネレータ4は、インバー
タ17を介してハイブリッドECU16に接続されてい
る。ハイブリッドECU16は、車輌1側の発電ECU6と接
続されていると共に、エンジンECU7とも接続されてい
る。ハイブリッドECU16は、モータ3による車輌1の
駆動、エンジン2による車輌の駆動、、ジェネレータ4
による発電、及び、車輌運行時におけるモータ3による
回生発電を総合的に制御する。
タ17を介してハイブリッドECU16に接続されてい
る。ハイブリッドECU16は、車輌1側の発電ECU6と接
続されていると共に、エンジンECU7とも接続されてい
る。ハイブリッドECU16は、モータ3による車輌1の
駆動、エンジン2による車輌の駆動、、ジェネレータ4
による発電、及び、車輌運行時におけるモータ3による
回生発電を総合的に制御する。
【0035】さらに、車輌1側の発電ECU6には、エン
ジン2の運転モード(制御モード)を、車輌を走行させ
る車輌運行用モードと車輌停止時に発電を行う発電用モ
ードとに切り替えるためのモード切替スイッチ18も接
続されている。このモード切替スイッチ18によって設
定された運転モードは、発電ECU6を介してエンジンECU
7に伝達され、設定された運転モードに従ってエンジン
2が運転される。即ち、モード切替スイッチ18は、エ
ンジン2の運転モードを切り替える切替手段として機能
する。
ジン2の運転モード(制御モード)を、車輌を走行させ
る車輌運行用モードと車輌停止時に発電を行う発電用モ
ードとに切り替えるためのモード切替スイッチ18も接
続されている。このモード切替スイッチ18によって設
定された運転モードは、発電ECU6を介してエンジンECU
7に伝達され、設定された運転モードに従ってエンジン
2が運転される。即ち、モード切替スイッチ18は、エ
ンジン2の運転モードを切り替える切替手段として機能
する。
【0036】発電ECU6には、上述したエンジン2の運
転モードを表示するモード表示ランプ19と、エンジン
2が発電用モード下で発電を行っているときに異常が検
出された際に点灯又は点滅する発電系異常警告灯20も
接続されている。モード表示ランプ19は、その点灯又
は点滅状況によって、エンジン2の運転モードが識別で
きるようにされている。モード表示ランプ19の点灯又
は点滅パターンなどによって異常を知らせるようにし
て、発電系異常警告灯20を省略することも可能であ
る。
転モードを表示するモード表示ランプ19と、エンジン
2が発電用モード下で発電を行っているときに異常が検
出された際に点灯又は点滅する発電系異常警告灯20も
接続されている。モード表示ランプ19は、その点灯又
は点滅状況によって、エンジン2の運転モードが識別で
きるようにされている。モード表示ランプ19の点灯又
は点滅パターンなどによって異常を知らせるようにし
て、発電系異常警告灯20を省略することも可能であ
る。
【0037】発電ECU6には、車輌停止時に発電を行う
際に、車輌1の外部から発電用燃料(本実施形態ではCN
G)の供給を受ける際に、受給管21が接続される受給
管接続部22(図1参照)に設置された受給管接続セン
サ23(図2参照)も接続されている。受給管接続セン
サ23は、受給管接続部22に受給管21が接続されて
いるか否かを検出する。
際に、車輌1の外部から発電用燃料(本実施形態ではCN
G)の供給を受ける際に、受給管21が接続される受給
管接続部22(図1参照)に設置された受給管接続セン
サ23(図2参照)も接続されている。受給管接続セン
サ23は、受給管接続部22に受給管21が接続されて
いるか否かを検出する。
【0038】また、発電ECU6には、車輌停止時に発電
を行う際に、車輌1の外部に発電した電力を送電するた
めの送電線24が接続される送電線接続部(送電部)2
5(図1参照)に設置された送電線接続センサ26(図
2参照)も接続されている。送電線接続センサ26は、
送電線接続部25に送電線24が接続されているか否か
を検出する。即ち、上述した発電ECU6や送電線接続部
25、この送電線接続部25とジェネレータ4とを結ぶ
配線などは、車輌停止時に発電した電力を車輌1の外部
に送電する送電手段として機能する。
を行う際に、車輌1の外部に発電した電力を送電するた
めの送電線24が接続される送電線接続部(送電部)2
5(図1参照)に設置された送電線接続センサ26(図
2参照)も接続されている。送電線接続センサ26は、
送電線接続部25に送電線24が接続されているか否か
を検出する。即ち、上述した発電ECU6や送電線接続部
25、この送電線接続部25とジェネレータ4とを結ぶ
配線などは、車輌停止時に発電した電力を車輌1の外部
に送電する送電手段として機能する。
【0039】さらに、発電ECU6には、車輌停止時に発
電を行う際に、車輌1の外部に車輌1側で発生する熱を
供給するための送熱管27が接続される送熱管接続部2
8(図1参照)に設置された送熱管接続センサ29も接
続されている。送熱管接続センサ29は、送熱管接続部
28に送熱管27が接続されているか否かを検出する。
電を行う際に、車輌1の外部に車輌1側で発生する熱を
供給するための送熱管27が接続される送熱管接続部2
8(図1参照)に設置された送熱管接続センサ29も接
続されている。送熱管接続センサ29は、送熱管接続部
28に送熱管27が接続されているか否かを検出する。
【0040】なお、本実施形態では、発電時にエンジン
2が発生する熱を、送熱管27を用いて車輌1の外部に
供給する。この熱供給の媒体としては、エンジン2の冷
却水が利用される。送熱管27を用いて車輌1の外部に
供給されたエンジン2の冷却水は、その熱が有効利用
(例えば、家屋30の暖房用熱源として利用)される。
即ち、送熱管接続部28や、エンジン2と送熱管接続部
28とを繋ぐ配管などは、車輌停止時における発電時に
エンジン2が発生する熱を車輌1の外部に供給する熱供
給手段として機能する。
2が発生する熱を、送熱管27を用いて車輌1の外部に
供給する。この熱供給の媒体としては、エンジン2の冷
却水が利用される。送熱管27を用いて車輌1の外部に
供給されたエンジン2の冷却水は、その熱が有効利用
(例えば、家屋30の暖房用熱源として利用)される。
即ち、送熱管接続部28や、エンジン2と送熱管接続部
28とを繋ぐ配管などは、車輌停止時における発電時に
エンジン2が発生する熱を車輌1の外部に供給する熱供
給手段として機能する。
【0041】発電ECU6は、ドアECU31とも接続されて
いる。ドアECU31には、ドアロック32やドア開閉セ
ンサ33が接続されている。即ち、発電ECU6からの指
令に基づいて、ドアECU31はドアロック32を制御
し、ドアの施錠又は解錠を行うことができる。また、ド
アの開閉状態は、ドア開閉センサ33によって検出さ
れ、ドアECU31を介して発電ECU6に伝達される。
いる。ドアECU31には、ドアロック32やドア開閉セ
ンサ33が接続されている。即ち、発電ECU6からの指
令に基づいて、ドアECU31はドアロック32を制御
し、ドアの施錠又は解錠を行うことができる。また、ド
アの開閉状態は、ドア開閉センサ33によって検出さ
れ、ドアECU31を介して発電ECU6に伝達される。
【0042】さらに、発電ECU6は、車輌の姿勢制御全
般を総合的に制御する姿勢制御ECU34とも接続されて
いる。姿勢制御ECU34には、車輪速センサ35、Gセ
ンサ36、ヨーレートセンサ37、パーキングブレーキ
センサ38、ギアポジションセンサ39などが接続され
ている。車輪速センサ35は、車輌走行時は車輌1の走
行速度を検出するために用いられるが、車輌停止時にお
ける発電時は車輌1が動いたか否かを検出することに用
いられる。
般を総合的に制御する姿勢制御ECU34とも接続されて
いる。姿勢制御ECU34には、車輪速センサ35、Gセ
ンサ36、ヨーレートセンサ37、パーキングブレーキ
センサ38、ギアポジションセンサ39などが接続され
ている。車輪速センサ35は、車輌走行時は車輌1の走
行速度を検出するために用いられるが、車輌停止時にお
ける発電時は車輌1が動いたか否かを検出することに用
いられる。
【0043】Gセンサ36も、車輌走行時に車輌1にど
の程度の減速度がどのように作用しているかを検出する
ために用いられるが、車輌停止時における発電時には車
輌1に一定レベル以上の振動が作用したか否かを検出す
ることに用いられる。ヨーレートセンサ37も、車輌走
行時に車輌1にどの程度のヨーレートが作用しているか
を検出するために用いられるが、車輌停止時における発
電時には車輌1に一定レベル以上のヨーレートが作用し
たか否かを検出することに用いられる。これらのGセン
サ36やヨーレートセンサ37によって、車輌停止時に
おける発電時に地震の発生を検出することができる。
の程度の減速度がどのように作用しているかを検出する
ために用いられるが、車輌停止時における発電時には車
輌1に一定レベル以上の振動が作用したか否かを検出す
ることに用いられる。ヨーレートセンサ37も、車輌走
行時に車輌1にどの程度のヨーレートが作用しているか
を検出するために用いられるが、車輌停止時における発
電時には車輌1に一定レベル以上のヨーレートが作用し
たか否かを検出することに用いられる。これらのGセン
サ36やヨーレートセンサ37によって、車輌停止時に
おける発電時に地震の発生を検出することができる。
【0044】即ち、Gセンサ36やヨーレートセンサ3
7は、車輌1の振動状態を検出する振動検出手段として
機能する。なお、車輌姿勢制御用のGセンサ36などで
はなく、エアバックシステムやプリテンショナーベルト
システムのGセンサを振動検出手段として用いてもよ
い。
7は、車輌1の振動状態を検出する振動検出手段として
機能する。なお、車輌姿勢制御用のGセンサ36などで
はなく、エアバックシステムやプリテンショナーベルト
システムのGセンサを振動検出手段として用いてもよ
い。
【0045】パーキングブレーキセンサ38は、パーキ
ングブレーキがブレーキ状態になっているか否かを検出
する。また、ギアポジションセンサ39は、オートマチ
ックトランスミッションでもマニュアルトランスミッシ
ョンでもそのギアポジション位置を検出する。
ングブレーキがブレーキ状態になっているか否かを検出
する。また、ギアポジションセンサ39は、オートマチ
ックトランスミッションでもマニュアルトランスミッシ
ョンでもそのギアポジション位置を検出する。
【0046】上述したように、本実施形態の車輌は、CN
G車であり、CNGタンク5を搭載している。CNGタンク5
内に天然ガスを高圧縮状態で貯蔵するのは、車輌1への
搭載容積効率を向上させるためである。CNGタンク5内
のCNGは、エンジン2に供給される際に減圧される。こ
のため、CNGタンク5とエンジン2との間には、図1に
示されるように、高圧燃料供給系40が配置されてい
る。高圧燃料供給系40は、CNGを減圧させつつエンジ
ン2にCNGを供給するためのもので、CNGを減圧させる減
圧バルブやインテークポート又はシリンダ内にCNGを噴
射するインジェクタなどによって構成されている。この
高圧燃料供給系40によるエンジン2へのCNGの供給
は、車輌運行時にのみ行われる。
G車であり、CNGタンク5を搭載している。CNGタンク5
内に天然ガスを高圧縮状態で貯蔵するのは、車輌1への
搭載容積効率を向上させるためである。CNGタンク5内
のCNGは、エンジン2に供給される際に減圧される。こ
のため、CNGタンク5とエンジン2との間には、図1に
示されるように、高圧燃料供給系40が配置されてい
る。高圧燃料供給系40は、CNGを減圧させつつエンジ
ン2にCNGを供給するためのもので、CNGを減圧させる減
圧バルブやインテークポート又はシリンダ内にCNGを噴
射するインジェクタなどによって構成されている。この
高圧燃料供給系40によるエンジン2へのCNGの供給
は、車輌運行時にのみ行われる。
【0047】一方、車輌停止時の発電時には、低圧燃料
供給系41によって行われる。低圧燃料供給系41は、
上述した受給管接続部22からエンジン2へのガス配管
42上に配置されている。低圧燃料供給系41は、エン
ジン2の吸気管負圧などを利用して外部から供給される
天然ガスを定常的に供給するもので、キャブレターなど
によって構成されている。
供給系41によって行われる。低圧燃料供給系41は、
上述した受給管接続部22からエンジン2へのガス配管
42上に配置されている。低圧燃料供給系41は、エン
ジン2の吸気管負圧などを利用して外部から供給される
天然ガスを定常的に供給するもので、キャブレターなど
によって構成されている。
【0048】さらに、ガス配管42とCNGタンク5との
間には、CNG圧縮機43も設置されている。CNG圧縮機4
3は、車輌1の外部から受給管21を介してCNGタンク
5に天然ガスを充填する際に利用されるものである。こ
のCNG圧縮機43を用いることによって、受給管21を
介して車輌1に供給される天然ガスをCNGタンク5に充
填することも可能となる。受給管21を介して車輌に供
給される天然ガスは高圧縮状態ではないので、このCNG
圧縮機43を用いて圧縮した後にCNGタンク5に充填す
る。CNG圧縮機43は、発電ECU6に接続されており、発
電ECU6によって制御される。
間には、CNG圧縮機43も設置されている。CNG圧縮機4
3は、車輌1の外部から受給管21を介してCNGタンク
5に天然ガスを充填する際に利用されるものである。こ
のCNG圧縮機43を用いることによって、受給管21を
介して車輌1に供給される天然ガスをCNGタンク5に充
填することも可能となる。受給管21を介して車輌に供
給される天然ガスは高圧縮状態ではないので、このCNG
圧縮機43を用いて圧縮した後にCNGタンク5に充填す
る。CNG圧縮機43は、発電ECU6に接続されており、発
電ECU6によって制御される。
【0049】即ち、CNG圧縮機43は、車輌側に導入し
たガス燃料を圧縮する圧縮手段として機能する。なお、
ここに言うガス燃料とは、常温常圧で気体である燃料を
言い、本実施形態において用いられるCNGのほか、液化
天然ガス(LNG:Liquefied Natural Gas)などもここに言
うガス燃料である。また、CNGタンク5は、この圧縮し
たガス燃料を貯蔵する貯蔵手段として機能する。
たガス燃料を圧縮する圧縮手段として機能する。なお、
ここに言うガス燃料とは、常温常圧で気体である燃料を
言い、本実施形態において用いられるCNGのほか、液化
天然ガス(LNG:Liquefied Natural Gas)などもここに言
うガス燃料である。また、CNGタンク5は、この圧縮し
たガス燃料を貯蔵する貯蔵手段として機能する。
【0050】本実施形態の車輌1は、その車輌1本体と
一対の受電ユニット44を備えている。受電ユニット4
4は、車輌1で発電した電力の送電先に取り付けられ
る。本実施形態では、家屋30の駐車場に面した側に取
り付けられている。車輌1がこのような受電ユニット4
4を備えていると、受電ユニット44を家屋30側に設
置し、受電ユニット44に対して配管又は配線をするだ
けで、車輌1によって発電された電力を利用することが
でき、非常に便利である。このような受電ユニット44
がない場合は、受電ユニット44の持つ機能をそれぞれ
個別に家屋30に対して設置しなくてはならないので面
倒である。
一対の受電ユニット44を備えている。受電ユニット4
4は、車輌1で発電した電力の送電先に取り付けられ
る。本実施形態では、家屋30の駐車場に面した側に取
り付けられている。車輌1がこのような受電ユニット4
4を備えていると、受電ユニット44を家屋30側に設
置し、受電ユニット44に対して配管又は配線をするだ
けで、車輌1によって発電された電力を利用することが
でき、非常に便利である。このような受電ユニット44
がない場合は、受電ユニット44の持つ機能をそれぞれ
個別に家屋30に対して設置しなくてはならないので面
倒である。
【0051】また、このように車輌1本体と受電ユニッ
ト44とがセットとなっているということは、両者の仕
様(発電に関する仕様、受電に関する仕様、両者間の通
信に関する仕様など)が互いに調和された状態であると
いうことであり、発電及び充電を行う上でも好ましい。
受電ユニット44は、上述した受給管21、送電線(受
電部)24及び送熱管27を有している。また、受電ユ
ニット44は、その内部に受電ECU45を有しており、
車輌1によって発電された電力の受電を総合的に制御し
ている。
ト44とがセットとなっているということは、両者の仕
様(発電に関する仕様、受電に関する仕様、両者間の通
信に関する仕様など)が互いに調和された状態であると
いうことであり、発電及び充電を行う上でも好ましい。
受電ユニット44は、上述した受給管21、送電線(受
電部)24及び送熱管27を有している。また、受電ユ
ニット44は、その内部に受電ECU45を有しており、
車輌1によって発電された電力の受電を総合的に制御し
ている。
【0052】受給管21は、受電ユニット44を介して
家屋30側の都市ガス管46に接続されている。そし
て、受電ユニット44の内部において、都市ガス管46
から受給管21にかけての経路上に燃料バルブ47が設
置されている。この燃料バルブ47は、受電ECU45に
接続されており、受電ECU45の指令によって開閉され
る。即ち、燃料バルブ47は、車輌1本体側への発電用
燃料の供給を遮断する遮断弁としても機能する。
家屋30側の都市ガス管46に接続されている。そし
て、受電ユニット44の内部において、都市ガス管46
から受給管21にかけての経路上に燃料バルブ47が設
置されている。この燃料バルブ47は、受電ECU45に
接続されており、受電ECU45の指令によって開閉され
る。即ち、燃料バルブ47は、車輌1本体側への発電用
燃料の供給を遮断する遮断弁としても機能する。
【0053】また、送電線24は、受電ユニット44を
介して家屋30側の電力線48に接続されている。車輌
1によって発電された電力は、電力線48を介して家屋
30側で利用される。なお、車輌1によって発電された
電力を、家屋30側で利用せずに電力会社に売電しても
よい。そして、受電ユニット44の内部において、送電
線24から電力線48にかけての経路上に受電スイッチ
49が設置されている。この受電スイッチ49は、受電
ECU45に接続されており、受電ECU45の指令によって
開閉される。
介して家屋30側の電力線48に接続されている。車輌
1によって発電された電力は、電力線48を介して家屋
30側で利用される。なお、車輌1によって発電された
電力を、家屋30側で利用せずに電力会社に売電しても
よい。そして、受電ユニット44の内部において、送電
線24から電力線48にかけての経路上に受電スイッチ
49が設置されている。この受電スイッチ49は、受電
ECU45に接続されており、受電ECU45の指令によって
開閉される。
【0054】さらに、送熱管27も、受電ユニット44
を介して家屋30側の配管50に接続されている。車輌
1から供給される温水(エンジン2の冷却水)は、その
熱が家屋30側で利用される。この温水を床下で循環さ
せれば床暖房を行えるし、風呂水を温めて風呂を沸かす
エネルギーを軽減することもできる。そして、受電ユニ
ット44の内部において、送熱管27から配管50にか
けての経路上に温水バルブ51が設置されている。この
温水バルブ51は、受電ECU45に接続されており、受
電ECU45の指令によって開閉される。なお、家屋30
側で熱が回収された後の冷却水は、送熱管27によって
車輌1側に戻される。
を介して家屋30側の配管50に接続されている。車輌
1から供給される温水(エンジン2の冷却水)は、その
熱が家屋30側で利用される。この温水を床下で循環さ
せれば床暖房を行えるし、風呂水を温めて風呂を沸かす
エネルギーを軽減することもできる。そして、受電ユニ
ット44の内部において、送熱管27から配管50にか
けての経路上に温水バルブ51が設置されている。この
温水バルブ51は、受電ECU45に接続されており、受
電ECU45の指令によって開閉される。なお、家屋30
側で熱が回収された後の冷却水は、送熱管27によって
車輌1側に戻される。
【0055】また、受電ユニット44は、警告ランプ5
2を有している。警告ランプ52は、車輌1側の発電に
異常が生じた場合、車輌1-家屋30間の電力の需給に
異常が生じた場合、家屋30側で充電を中止すべき状況
となった場合などに点灯される。これらの状況は受電EC
U45によって検出され、受電ECU45の指令によって警
告ランプ52が点灯又は点滅される。なお、受電ユニッ
ト44は、警告ランプ52以外にも、電力の受給状況を
示す様々な表示手段(ランプやモニタなど)やスイッチ
類(車輌1での発電を操作する際に用いる)を有してい
る。また、受電ユニット44は、警告ランプ52に代え
て、異常時に吹鳴するブザーを有していても良い。
2を有している。警告ランプ52は、車輌1側の発電に
異常が生じた場合、車輌1-家屋30間の電力の需給に
異常が生じた場合、家屋30側で充電を中止すべき状況
となった場合などに点灯される。これらの状況は受電EC
U45によって検出され、受電ECU45の指令によって警
告ランプ52が点灯又は点滅される。なお、受電ユニッ
ト44は、警告ランプ52以外にも、電力の受給状況を
示す様々な表示手段(ランプやモニタなど)やスイッチ
類(車輌1での発電を操作する際に用いる)を有してい
る。また、受電ユニット44は、警告ランプ52に代え
て、異常時に吹鳴するブザーを有していても良い。
【0056】上述した車輌1と家屋30との間では、電
力の受給に関する情報を通信によってやり取りしてい
る。このため、図2に示されるように、発電ECU6には
送受信機53が接続されており、受電ECU45にも送受
信機54が接続されている。本実施形態においては、発
電ECU6-受電ECU45間の通信は、通信線55を用いた
有線通信で行われている。上述した受電ユニット44は
通信線55も有しており、車輌1側には、この通信線5
5を接続する通信線接続部56がある。この通信線接続
部56は、発電ECU6に接続されている。
力の受給に関する情報を通信によってやり取りしてい
る。このため、図2に示されるように、発電ECU6には
送受信機53が接続されており、受電ECU45にも送受
信機54が接続されている。本実施形態においては、発
電ECU6-受電ECU45間の通信は、通信線55を用いた
有線通信で行われている。上述した受電ユニット44は
通信線55も有しており、車輌1側には、この通信線5
5を接続する通信線接続部56がある。この通信線接続
部56は、発電ECU6に接続されている。
【0057】なお、本実施形態においては、発電ECU6-
受電ECU45間の通信を有線で行ったが、無線で行って
もよい。さらに、本実施形態においては、車輌1側から
家屋30側に送電線24を用いて電力を送電したが、電
磁誘導を用いた非接触方式で送電してもよい。この場
合、車輌1側及び受電ユニット44とにそれぞれコイル
を内蔵させる。車輌1側では発電した電力をコイルに流
し、このコイルに流す電流を変化させる。コイル流れる
電流が変動することによって磁束が発生し、この磁束も
変動する。受電ユニット44側では、この変動する磁束
によってコイルの両端に起電力が生まれるので、これを
電力として取り出す。
受電ECU45間の通信を有線で行ったが、無線で行って
もよい。さらに、本実施形態においては、車輌1側から
家屋30側に送電線24を用いて電力を送電したが、電
磁誘導を用いた非接触方式で送電してもよい。この場
合、車輌1側及び受電ユニット44とにそれぞれコイル
を内蔵させる。車輌1側では発電した電力をコイルに流
し、このコイルに流す電流を変化させる。コイル流れる
電流が変動することによって磁束が発生し、この磁束も
変動する。受電ユニット44側では、この変動する磁束
によってコイルの両端に起電力が生まれるので、これを
電力として取り出す。
【0058】上述した一対のコイルは、できるだけその
距離が遠くならないように、車輌1及び受電ユニット4
4に組み込むことが好ましい。このようにすることによ
って、車輌1側で発生させた磁束の変化を、受電ユニッ
ト44側のコイルに、より効率よく作用させることがで
きるからである。また、この場合は、車輌1の駐車場な
どには、一対のコイルの位置をより正確に位置決めする
ために、車輌1の停車位置を明確にするための機構が構
築されるのが好ましい。ここで述べたように、電磁誘導
を利用して非接触で送電するようにすれば、車輌1-受
電ユニット44間での漏電などを抑止することができ
る。
距離が遠くならないように、車輌1及び受電ユニット4
4に組み込むことが好ましい。このようにすることによ
って、車輌1側で発生させた磁束の変化を、受電ユニッ
ト44側のコイルに、より効率よく作用させることがで
きるからである。また、この場合は、車輌1の駐車場な
どには、一対のコイルの位置をより正確に位置決めする
ために、車輌1の停車位置を明確にするための機構が構
築されるのが好ましい。ここで述べたように、電磁誘導
を利用して非接触で送電するようにすれば、車輌1-受
電ユニット44間での漏電などを抑止することができ
る。
【0059】また、このように、電磁誘導を利用して送
電する際には、車輌1側のコイルに流す電流を変化させ
ることになるので、ジェネレータ4によって発電する電
力は交流である方が好ましい。交流であれば、コイルに
流れる電流を周期的に変化させることが容易となるの
で、電磁誘導を用いた送電を行いやすくなる。
電する際には、車輌1側のコイルに流す電流を変化させ
ることになるので、ジェネレータ4によって発電する電
力は交流である方が好ましい。交流であれば、コイルに
流れる電流を周期的に変化させることが容易となるの
で、電磁誘導を用いた送電を行いやすくなる。
【0060】上述した構成を有する車輌1を用いて、発
電を行い、かつ、発電した電力を家屋30に送電する行
程を、順を追って説明する。
電を行い、かつ、発電した電力を家屋30に送電する行
程を、順を追って説明する。
【0061】車輌1は、家屋30に付随する駐車スペー
スに停止される。受給管21、送電線24、送熱管27
及び通信線55が、車輌1に接続される。このとき、受
給管21、送電線24、送熱管27及び通信線55の端
部が一体化されてユニット化され、かつ、車輌1側の受
給管接続部22、送電線接続部25、送熱管接続部28
及び通信線接続部56も一カ所に集約されていると、こ
れらの接続を一括して行えるので好ましい。なお、上述
したように通信を無線で行う場合や送電を非接触で行う
場合は、通信線55や送電線24は存在しないので、車
輌1に接続されないのは言うまでもない。
スに停止される。受給管21、送電線24、送熱管27
及び通信線55が、車輌1に接続される。このとき、受
給管21、送電線24、送熱管27及び通信線55の端
部が一体化されてユニット化され、かつ、車輌1側の受
給管接続部22、送電線接続部25、送熱管接続部28
及び通信線接続部56も一カ所に集約されていると、こ
れらの接続を一括して行えるので好ましい。なお、上述
したように通信を無線で行う場合や送電を非接触で行う
場合は、通信線55や送電線24は存在しないので、車
輌1に接続されないのは言うまでもない。
【0062】次いで、車輌1側のモード切替スイッチ1
8を用いて、エンジン2の運転モードを発電用モード側
に設定する。このように、エンジン2の運転モードを運
行用モードと発電用モードとで切り替えることによっ
て、エンジン2を車輌運行時と発電時のそれぞれの状況
に合わせて制御することができる。例えば、車輌運行時
には、車輌1は急発進や急加速なども行うため、エンジ
ン2は幅広い領域で様々な過渡的な負荷にも対応しなく
てはならない。しかし、車輌停止時における発電時に
は、最もエネルギー効率の良い領域で定常的に運転され
ればよい。
8を用いて、エンジン2の運転モードを発電用モード側
に設定する。このように、エンジン2の運転モードを運
行用モードと発電用モードとで切り替えることによっ
て、エンジン2を車輌運行時と発電時のそれぞれの状況
に合わせて制御することができる。例えば、車輌運行時
には、車輌1は急発進や急加速なども行うため、エンジ
ン2は幅広い領域で様々な過渡的な負荷にも対応しなく
てはならない。しかし、車輌停止時における発電時に
は、最もエネルギー効率の良い領域で定常的に運転され
ればよい。
【0063】エンジン2は、エンジンECU7によって、
それぞれの運転モードに従って制御される。なお、本実
施形態のように、モード切替スイッチ18を設けておけ
ば、このようなエンジン2の運転モード(制御モード)
の切替を人為的に行うことができるので、人為的にエン
ジン2の運転モードを確実に設定でき、便利である。
それぞれの運転モードに従って制御される。なお、本実
施形態のように、モード切替スイッチ18を設けておけ
ば、このようなエンジン2の運転モード(制御モード)
の切替を人為的に行うことができるので、人為的にエン
ジン2の運転モードを確実に設定でき、便利である。
【0064】このとき、発電ECU6又はエンジンECU7
は、発電時の安全を確保するため、パーキングブレーキ
がブレーキ状態にあり、かつ、ギアポジションが所定位
置(オートマチックトランスミッション車であればパー
キングポジション、マニュアルトランスミッション車で
あればニュートラルポジション)にない場合には、上述
した発電用モードへのモード切替を行わない。このよう
にしておくことで、発電時の安全を確実に確保すること
ができる。なお、パーキングブレーキの状態はパーキン
グブレーキセンサ38によって検出され、ギアポジショ
ンはギアポジションセンサ39によって検出される。
は、発電時の安全を確保するため、パーキングブレーキ
がブレーキ状態にあり、かつ、ギアポジションが所定位
置(オートマチックトランスミッション車であればパー
キングポジション、マニュアルトランスミッション車で
あればニュートラルポジション)にない場合には、上述
した発電用モードへのモード切替を行わない。このよう
にしておくことで、発電時の安全を確実に確保すること
ができる。なお、パーキングブレーキの状態はパーキン
グブレーキセンサ38によって検出され、ギアポジショ
ンはギアポジションセンサ39によって検出される。
【0065】さらに、発電ECU6又はエンジンECU7は、
送電線接続部25に送電線24が接続されていない場合
にも、上述した発電用モードへのモード切替を行わな
い。送電線24が送電線接続部25に接続しているか否
かは、送電線接続センサ26によって検出される。この
ようにしておくことで、発電時の安全をさらに確実に確
保することができる。
送電線接続部25に送電線24が接続されていない場合
にも、上述した発電用モードへのモード切替を行わな
い。送電線24が送電線接続部25に接続しているか否
かは、送電線接続センサ26によって検出される。この
ようにしておくことで、発電時の安全をさらに確実に確
保することができる。
【0066】また、さらに別の手法として、モード切替
スイッチ18のようなものを設けずに、受給管接続部2
2に受給管21が接続されたら、自動的にエンジン2の
運転モードを発電用モード側に設定するようにしてもよ
い。受給管接続部22に受給管21が接続されたか否か
は、受給管接続センサ23によって検出すればよい。こ
の場合も、発電ECU6がパーキングブレーキがブレーキ
状態にあり、かつ、ギアポジションが所定位置にない場
合は、モード切替を行わないようにしておく方が好まし
い。
スイッチ18のようなものを設けずに、受給管接続部2
2に受給管21が接続されたら、自動的にエンジン2の
運転モードを発電用モード側に設定するようにしてもよ
い。受給管接続部22に受給管21が接続されたか否か
は、受給管接続センサ23によって検出すればよい。こ
の場合も、発電ECU6がパーキングブレーキがブレーキ
状態にあり、かつ、ギアポジションが所定位置にない場
合は、モード切替を行わないようにしておく方が好まし
い。
【0067】あるいは、モード切替スイッチ18のよう
なものを設けずに、送電線接続部25に送電線24が接
続されたら、自動的にエンジン2の運転モードを発電用
モード側に設定するようにしてもよい。送電線接続部2
5に送電線24が接続されたか否かは、送電線接続セン
サ26によって検出すればよい。この場合も、発電ECU
6がパーキングブレーキがブレーキ状態にあり、かつ、
ギアポジションが所定位置にない場合は、モード切替を
行わないようにしておく方が好ましい。
なものを設けずに、送電線接続部25に送電線24が接
続されたら、自動的にエンジン2の運転モードを発電用
モード側に設定するようにしてもよい。送電線接続部2
5に送電線24が接続されたか否かは、送電線接続セン
サ26によって検出すればよい。この場合も、発電ECU
6がパーキングブレーキがブレーキ状態にあり、かつ、
ギアポジションが所定位置にない場合は、モード切替を
行わないようにしておく方が好ましい。
【0068】もちろん、受給管接続部22への受給管2
1の接続と送電線接続部25への送電線24の接続との
双方が実現されたときにはじめてエンジン2の運転モー
ドが発電用モード側に設定されるようにしてもよい。さ
らに、送熱管27の送熱管接続部28への接続に関して
も、送熱管接続センサ29によって検出し、受給管接続
部22への受給管21の接続、送電線接続部25への送
電線24の接続、及び、送熱管接続部28への送熱管2
7の接続の全てが実現されたときにはじめてエンジン2
の運転モードが発電用モード側に設定されるようにして
もよい。
1の接続と送電線接続部25への送電線24の接続との
双方が実現されたときにはじめてエンジン2の運転モー
ドが発電用モード側に設定されるようにしてもよい。さ
らに、送熱管27の送熱管接続部28への接続に関して
も、送熱管接続センサ29によって検出し、受給管接続
部22への受給管21の接続、送電線接続部25への送
電線24の接続、及び、送熱管接続部28への送熱管2
7の接続の全てが実現されたときにはじめてエンジン2
の運転モードが発電用モード側に設定されるようにして
もよい。
【0069】上述したセッティングが終了した後、受電
ユニット44に設けられたスタートスイッチ(図示せ
ず)によって、車輌1による発電が開始される。本実施
形態においては、スタートスイッチによる発電開始指令
は、通信線55によって車輌1側に伝達される。車輌1
側では、発電開始指令を受け取ると、発電ECU6とエン
ジンECU7とが協働して、エンジン2を始動運転する。
なお、スタートスイッチは車輌1側に設けられても良い
し、エンジン2の始動自体は人間が直接行うようにして
もよい。
ユニット44に設けられたスタートスイッチ(図示せ
ず)によって、車輌1による発電が開始される。本実施
形態においては、スタートスイッチによる発電開始指令
は、通信線55によって車輌1側に伝達される。車輌1
側では、発電開始指令を受け取ると、発電ECU6とエン
ジンECU7とが協働して、エンジン2を始動運転する。
なお、スタートスイッチは車輌1側に設けられても良い
し、エンジン2の始動自体は人間が直接行うようにして
もよい。
【0070】エンジン2は、発電用モードで運転され、
エンジン2の出力によってジェネレータ4が駆動され、
発電が行われる。
エンジン2の出力によってジェネレータ4が駆動され、
発電が行われる。
【0071】エンジン2に対しては、車輌1の外部から
発電用燃料である天然ガスを、受給管21を介して供給
する。このように、車輌1に対して発電用燃料を外部か
ら供給するようにすれば、車輌1側の燃料貯蔵量は変化
しない。このため、発電後に車輌1を運転しようとした
ら、ガス欠であったなどということは生じ得ない。ま
た、発電を車輌1に搭載されている燃料を用いて行おう
とすると、発電を行える時間が限られてしまう。このよ
うに、発電用燃料を車輌1の外部から供給するようにす
れば、車輌1の燃料貯蔵量を変化させずに長時間発電を
行うことができる。
発電用燃料である天然ガスを、受給管21を介して供給
する。このように、車輌1に対して発電用燃料を外部か
ら供給するようにすれば、車輌1側の燃料貯蔵量は変化
しない。このため、発電後に車輌1を運転しようとした
ら、ガス欠であったなどということは生じ得ない。ま
た、発電を車輌1に搭載されている燃料を用いて行おう
とすると、発電を行える時間が限られてしまう。このよ
うに、発電用燃料を車輌1の外部から供給するようにす
れば、車輌1の燃料貯蔵量を変化させずに長時間発電を
行うことができる。
【0072】また、本実施形態の車輌1は、CNGタンク
5に加えてCNG圧縮機43も有している。このため、車
輌1に対して燃料の補給を行うこともできる。この燃料
の補給は、発電中に行ってもよいし、発電を行っていな
いときに受給管21などを用いて行ってもよい。天然ガ
スなどのようなガス燃料は、圧縮しないと車輌搭載容積
が大きくなってしまうので、このようなCNG圧縮機43
などを用いて圧縮した後、CNGタンク5内に貯蔵するこ
とによって、スペース効率よく貯蔵することができる。
なお、ガスステーションなどでCNGタンク5に対して天
然ガスを補給する際には、CNG圧縮機43を用いずに、
ガスステーション側の設備で圧縮されたCNGをCNGタンク
5に直接補給してもよい。
5に加えてCNG圧縮機43も有している。このため、車
輌1に対して燃料の補給を行うこともできる。この燃料
の補給は、発電中に行ってもよいし、発電を行っていな
いときに受給管21などを用いて行ってもよい。天然ガ
スなどのようなガス燃料は、圧縮しないと車輌搭載容積
が大きくなってしまうので、このようなCNG圧縮機43
などを用いて圧縮した後、CNGタンク5内に貯蔵するこ
とによって、スペース効率よく貯蔵することができる。
なお、ガスステーションなどでCNGタンク5に対して天
然ガスを補給する際には、CNG圧縮機43を用いずに、
ガスステーション側の設備で圧縮されたCNGをCNGタンク
5に直接補給してもよい。
【0073】また、本実施形態のように、車輌1の外部
から発電用のガス燃料(ここでは都市ガスである天然ガ
ス)を供給するが、これは低圧ガス燃料である。ここに
言う低圧ガス燃料とは、その温度状態で積極的に圧縮な
どを施していないガス燃料のことを言う。このように、
低圧ガス燃料を外部から供給することによって、高圧ガ
スを減圧するような手間がなくなり、効率よく発電を行
うことができる。例えば、車輌1の運行時には、CNGタ
ンク5内の高圧ガス燃料を減圧して使用するが、この場
合は減圧バルブなどを駆動する必要があり、その分余計
なエネルギーが必要となる。
から発電用のガス燃料(ここでは都市ガスである天然ガ
ス)を供給するが、これは低圧ガス燃料である。ここに
言う低圧ガス燃料とは、その温度状態で積極的に圧縮な
どを施していないガス燃料のことを言う。このように、
低圧ガス燃料を外部から供給することによって、高圧ガ
スを減圧するような手間がなくなり、効率よく発電を行
うことができる。例えば、車輌1の運行時には、CNGタ
ンク5内の高圧ガス燃料を減圧して使用するが、この場
合は減圧バルブなどを駆動する必要があり、その分余計
なエネルギーが必要となる。
【0074】エンジン2の発電用モードでは、天然ガス
が低圧燃料供給系41を介してエンジン2に供給され
る。低圧燃料供給系41では、キャブレターなどで吸気
管負圧を利用して天然ガスの供給を行う。車輌1で発電
を行う際には、エンジン2を駆動し、その駆動力でジェ
ネレータ4によって発電する。このとき、エンジン2
は、最もエネルギー効率の良い領域で定常的に運転する
のが好ましい。また、この際、エンジン2は高負荷では
なく、どちらかというと低負荷領域で定常的に運転され
ることになる。このような場合は、インジェクタ9など
によって高精度な燃料噴射は必要ない。むしろ、インジ
ェクタ9を用いて燃料を供給する場合は、インジェクタ
9の駆動のためにエネルギーが必要となってしまう。
が低圧燃料供給系41を介してエンジン2に供給され
る。低圧燃料供給系41では、キャブレターなどで吸気
管負圧を利用して天然ガスの供給を行う。車輌1で発電
を行う際には、エンジン2を駆動し、その駆動力でジェ
ネレータ4によって発電する。このとき、エンジン2
は、最もエネルギー効率の良い領域で定常的に運転する
のが好ましい。また、この際、エンジン2は高負荷では
なく、どちらかというと低負荷領域で定常的に運転され
ることになる。このような場合は、インジェクタ9など
によって高精度な燃料噴射は必要ない。むしろ、インジ
ェクタ9を用いて燃料を供給する場合は、インジェクタ
9の駆動のためにエネルギーが必要となってしまう。
【0075】一方、車輌停止時の発電時ではなく、車輌
1を運行させる際には、運転者が意図したように加減速
などを行えるように、エンジン2には高応答性が要求さ
れる。このようなとき、エンジン2には、低負荷から高
負荷まで、定常的負荷から過渡的負荷まで様々な出力が
要求される。このようなときは、インジェクタ9を用い
てきめ細やかな燃料噴射制御を行い、あらゆる出力要求
に対処する。上述したように、発電時と運行時とで、エ
ンジン2への燃料供給方法を異ならせることによって、
発電時に最も効率の良い運転を行う一方で、運行時には
車輌として要求される性能を満たした運行を行うことが
できる。
1を運行させる際には、運転者が意図したように加減速
などを行えるように、エンジン2には高応答性が要求さ
れる。このようなとき、エンジン2には、低負荷から高
負荷まで、定常的負荷から過渡的負荷まで様々な出力が
要求される。このようなときは、インジェクタ9を用い
てきめ細やかな燃料噴射制御を行い、あらゆる出力要求
に対処する。上述したように、発電時と運行時とで、エ
ンジン2への燃料供給方法を異ならせることによって、
発電時に最も効率の良い運転を行う一方で、運行時には
車輌として要求される性能を満たした運行を行うことが
できる。
【0076】なお、本実施形態のジェネレータは、三相
交流発電機であり、交流電力を発電する。発電された電
力は、交流電力として、送電線24及び受電ユニット4
4を経由して家屋30側に送電される。家屋30側で
は、受け取った交流電力を家庭用の100Vに変換して利用
する。このように、交流電力を発電し、交流電力として
送電することによって、送電を容易にすると共に送電効
率を向上できるので好ましい。また、電磁誘導を用いて
送電する場合にも、交流電力を発電して交流電力として
送電することが好ましいのは、上述したとおりである。
なお、車輌1側のインバータを利用して、直流電力とし
て家屋30側に送電してもよい。
交流発電機であり、交流電力を発電する。発電された電
力は、交流電力として、送電線24及び受電ユニット4
4を経由して家屋30側に送電される。家屋30側で
は、受け取った交流電力を家庭用の100Vに変換して利用
する。このように、交流電力を発電し、交流電力として
送電することによって、送電を容易にすると共に送電効
率を向上できるので好ましい。また、電磁誘導を用いて
送電する場合にも、交流電力を発電して交流電力として
送電することが好ましいのは、上述したとおりである。
なお、車輌1側のインバータを利用して、直流電力とし
て家屋30側に送電してもよい。
【0077】さらに、本実施形態では、上述したよう
に、発電時にエンジン2が発生する熱を、送熱管27を
介して家屋30側に供給している。家屋30側では、こ
の熱を有効利用する。
に、発電時にエンジン2が発生する熱を、送熱管27を
介して家屋30側に供給している。家屋30側では、こ
の熱を有効利用する。
【0078】発電中又は送電中に異常が検知された場合
には、安全措置が採られる。異常の検知は、各種センサ
の出力に基基づいて発電ECU6が判断する。即ち、これ
らの各種センサや発電ECU6が安全措置実行手段として
機能する。以下、これらの安全措置の具体例についてい
くつか説明する。
には、安全措置が採られる。異常の検知は、各種センサ
の出力に基基づいて発電ECU6が判断する。即ち、これ
らの各種センサや発電ECU6が安全措置実行手段として
機能する。以下、これらの安全措置の具体例についてい
くつか説明する。
【0079】まず、一つ目の安全措置は、発電中又は送
電中に車輌1の移動が検出された場合に、発電ECU6が
発電又は送電を停止するものである。車輌1の移動は、
車輪速センサ35によって検出できる。通常、発電中又
は送電中には車輌1が移動することはない。車輌1に
は、受給管21や送電線24などが接続されており、発
電中又は送電中に車輌1が移動するのは危険である。そ
こで、発電中又は送電中に車輌1の移動が検出された場
合は、発電ECU6が発電又は送電を停止する。
電中に車輌1の移動が検出された場合に、発電ECU6が
発電又は送電を停止するものである。車輌1の移動は、
車輪速センサ35によって検出できる。通常、発電中又
は送電中には車輌1が移動することはない。車輌1に
は、受給管21や送電線24などが接続されており、発
電中又は送電中に車輌1が移動するのは危険である。そ
こで、発電中又は送電中に車輌1の移動が検出された場
合は、発電ECU6が発電又は送電を停止する。
【0080】次の安全措置は、発電中又は送電中には、
発電ECU6によって車輌1のドアを施錠するものであ
る。ドアの施錠は少なくとも発電中又は送電中に行われ
ていればよく、エンジン2の制御モードが発電用モード
に切り替えられたと同時にドアが施錠されてもよい。さ
らに、ドアが施錠された後、自動的に発電が開始される
ようにしても良い。
発電ECU6によって車輌1のドアを施錠するものであ
る。ドアの施錠は少なくとも発電中又は送電中に行われ
ていればよく、エンジン2の制御モードが発電用モード
に切り替えられたと同時にドアが施錠されてもよい。さ
らに、ドアが施錠された後、自動的に発電が開始される
ようにしても良い。
【0081】ドアの施錠は、発電ECU6からの指令に基
づいて、ドアECU31を介してドアロック32が制御さ
れることによって行われる。このようにすることによっ
て、発電中又は送電中には車輌1に乗車することができ
なくなるので、発電又は送電を安全に継続することがで
きる。なお、発電中又は送電中に何らかの理由で車輌1
のドアを開ける必要が生じた場合のために、ある特定の
手順に従えば発電又は送電を停止させずにドアを解錠す
る方法も設定しておくと便利である。
づいて、ドアECU31を介してドアロック32が制御さ
れることによって行われる。このようにすることによっ
て、発電中又は送電中には車輌1に乗車することができ
なくなるので、発電又は送電を安全に継続することがで
きる。なお、発電中又は送電中に何らかの理由で車輌1
のドアを開ける必要が生じた場合のために、ある特定の
手順に従えば発電又は送電を停止させずにドアを解錠す
る方法も設定しておくと便利である。
【0082】あるいは、上述したように、発電中又は送
電中にドアの施錠を行うのではなく、発電中又は送電中
にドアが開かれたときには発電又は送電を停止させるよ
うにしてもよい。ドアが開かれたか否かは、ドアECU3
1を介してドア開閉センサ33によって検出し、発電EC
U6によって発電又は送電を停止させる。このようにす
ることによって、発電又は送電を行っていることを忘れ
て、あるいは、知らないで車輌1に乗車し、車輌1を発
電又は送電以外に用いようとした場合には、発電又は送
電を自動的に停止することができ、使い勝手が良くな
る。
電中にドアの施錠を行うのではなく、発電中又は送電中
にドアが開かれたときには発電又は送電を停止させるよ
うにしてもよい。ドアが開かれたか否かは、ドアECU3
1を介してドア開閉センサ33によって検出し、発電EC
U6によって発電又は送電を停止させる。このようにす
ることによって、発電又は送電を行っていることを忘れ
て、あるいは、知らないで車輌1に乗車し、車輌1を発
電又は送電以外に用いようとした場合には、発電又は送
電を自動的に停止することができ、使い勝手が良くな
る。
【0083】次の安全措置は、発電中又は送電中の車輌
1に所定の振動が加えられた場合に、発電又は送電を停
止させるものである。車輌1に振動が加えられる状況と
しては、地震発生時や停車中の車輌に何かが衝突した場
合などが考えられる。車輌1に加わる振動は、Gセンサ
36やヨーレートセンサ37によって検出され、検出さ
れた振動が所定のレベル以上であると判断された場合
は、発電ECU6が発電又は送電を停止させる。地震時な
ど車輌1に振動が加えられるような場合は、二次災害を
防止する意味でも発電又は送電を停止させる方が好まし
い。
1に所定の振動が加えられた場合に、発電又は送電を停
止させるものである。車輌1に振動が加えられる状況と
しては、地震発生時や停車中の車輌に何かが衝突した場
合などが考えられる。車輌1に加わる振動は、Gセンサ
36やヨーレートセンサ37によって検出され、検出さ
れた振動が所定のレベル以上であると判断された場合
は、発電ECU6が発電又は送電を停止させる。地震時な
ど車輌1に振動が加えられるような場合は、二次災害を
防止する意味でも発電又は送電を停止させる方が好まし
い。
【0084】次の安全措置は、発電中又は送電中の車輌
1の周囲温度が所定温度以上となった場合に、発電又は
送電を停止させるものである。車輌1の周囲温度が所定
温度以上となる状況としては、火災時などが考えられ
る。車輌1の周囲温度は、吸気温センサ11によって検
出され、検出された温度が所定温度以上であると判断さ
れた場合は、発電ECU6が発電又は送電を停止させる。
火災時などは二次災害を防止する意味でも発電又は送電
を停止させる方が好ましい。なお、周囲温度の検出に、
エアコンの外気温センサなどを用いてもよい。
1の周囲温度が所定温度以上となった場合に、発電又は
送電を停止させるものである。車輌1の周囲温度が所定
温度以上となる状況としては、火災時などが考えられ
る。車輌1の周囲温度は、吸気温センサ11によって検
出され、検出された温度が所定温度以上であると判断さ
れた場合は、発電ECU6が発電又は送電を停止させる。
火災時などは二次災害を防止する意味でも発電又は送電
を停止させる方が好ましい。なお、周囲温度の検出に、
エアコンの外気温センサなどを用いてもよい。
【0085】その他の安全措置としては、エンジンの運
転状態を各種センサ8〜15によって検出し、エンジン
2に異常が発生していると判断される場合に、発電ECU
6が発電又は送電を停止させる場合なども考えられる。
転状態を各種センサ8〜15によって検出し、エンジン
2に異常が発生していると判断される場合に、発電ECU
6が発電又は送電を停止させる場合なども考えられる。
【0086】車輌1本体側と受電ユニット44は、それ
ぞれ送受信機(送電手段・受信手段・通信手段)53,
54を有している。これらの間で、発電に関する情報を
やり取りすることによって、効率よく発電を行いつつ、
確実に発電を制御することができる。
ぞれ送受信機(送電手段・受信手段・通信手段)53,
54を有している。これらの間で、発電に関する情報を
やり取りすることによって、効率よく発電を行いつつ、
確実に発電を制御することができる。
【0087】これらの送受信機53,54間でやり取り
される発電に関する情報としては、例えば、車輌1から
受電ユニット44に送電する電力に関する情報がある。
このように、送電する電力に関する情報を車輌1から受
電ユニット44に送信することによって、受電ユニット
44側、即ち、家屋30側では、送電された電力を効率
よく消費することができる。また、家屋側では、受信し
た情報に基づいて、車輌1の発電状況を変更することが
できる。例えば、電力が余剰となっていれば、発電をセ
ーブするように車輌1側に情報を送信すればよいし、電
力が不足しているようであれば、より多くの電力を発電
するように車輌1側に情報を送ればよい。車輌1側で
は、受電ユニット44から送信されたこれらの情報に基
づいて、発電ECU6が発電を制御する。
される発電に関する情報としては、例えば、車輌1から
受電ユニット44に送電する電力に関する情報がある。
このように、送電する電力に関する情報を車輌1から受
電ユニット44に送信することによって、受電ユニット
44側、即ち、家屋30側では、送電された電力を効率
よく消費することができる。また、家屋側では、受信し
た情報に基づいて、車輌1の発電状況を変更することが
できる。例えば、電力が余剰となっていれば、発電をセ
ーブするように車輌1側に情報を送信すればよいし、電
力が不足しているようであれば、より多くの電力を発電
するように車輌1側に情報を送ればよい。車輌1側で
は、受電ユニット44から送信されたこれらの情報に基
づいて、発電ECU6が発電を制御する。
【0088】また、これらの送受信機53,54間でや
り取りされる発電に関する他の情報として、車輌1に供
給される発電用燃料に関する情報がある。例えば、車輌
1側で、より多くの電力を発電しようとした場合に、よ
り多くの発電用燃料を供給するように受電ユニット44
側に指令を出す場合が考えられる。このような指令を受
けた受電ユニット44は、受電ECU45によって燃料バ
ルブ47を操作し、より多くの発電用燃料を車輌1に供
給する。
り取りされる発電に関する他の情報として、車輌1に供
給される発電用燃料に関する情報がある。例えば、車輌
1側で、より多くの電力を発電しようとした場合に、よ
り多くの発電用燃料を供給するように受電ユニット44
側に指令を出す場合が考えられる。このような指令を受
けた受電ユニット44は、受電ECU45によって燃料バ
ルブ47を操作し、より多くの発電用燃料を車輌1に供
給する。
【0089】これとは反対に、受電ユニット44側で、
より多くの電力が欲しい場合に、より多くの発電用燃料
を供給する旨の指令を車輌1側に出すこともできる。こ
のような指令を受けた車輌1側の発電ECU6は、供給さ
れる発電用燃料を用いてより多くの電力を発電する。あ
るいは、車輌1側で発電を停止する場合に、予め車輌1
側から発電用燃料の供給を停止するような指令を送信
し、これを受けて受電ユニット44が燃料の供給を停止
することもある。このとき、燃料バルブ47を先に閉じ
て、受給管21内の発電用燃料を使い切るようにしてお
けば、発電終了後に受給管21を車輌1から取り外して
も、その内部に発電用燃料は残存しなくなるので好まし
い。
より多くの電力が欲しい場合に、より多くの発電用燃料
を供給する旨の指令を車輌1側に出すこともできる。こ
のような指令を受けた車輌1側の発電ECU6は、供給さ
れる発電用燃料を用いてより多くの電力を発電する。あ
るいは、車輌1側で発電を停止する場合に、予め車輌1
側から発電用燃料の供給を停止するような指令を送信
し、これを受けて受電ユニット44が燃料の供給を停止
することもある。このとき、燃料バルブ47を先に閉じ
て、受給管21内の発電用燃料を使い切るようにしてお
けば、発電終了後に受給管21を車輌1から取り外して
も、その内部に発電用燃料は残存しなくなるので好まし
い。
【0090】また、受電ユニット44側から車輌1での
発電を制御することも可能である。この場合、受電ユニ
ット44からの制御指令は、送受信機54,53を介し
て発電ECU6に伝達される。発電ECU6は、伝達された制
御指令に基づいて発電を行う。これにより、発電の開
始、停止(非常停止)などを受電ユニット44側から遠
隔操作できる。また、受電ユニット44が車輌1から発
信された発電状況を受信することによって、受電ユニッ
ト44側で発電状況をモニタすることも可能である。そ
して、受電ユニット44は、発電状況に異常があるとい
う情報を受信したときは、警告ランプ52を点灯又は点
滅させたり、ブザーを吹鳴するなどして、家屋30内の
人物に注意を喚起する。
発電を制御することも可能である。この場合、受電ユニ
ット44からの制御指令は、送受信機54,53を介し
て発電ECU6に伝達される。発電ECU6は、伝達された制
御指令に基づいて発電を行う。これにより、発電の開
始、停止(非常停止)などを受電ユニット44側から遠
隔操作できる。また、受電ユニット44が車輌1から発
信された発電状況を受信することによって、受電ユニッ
ト44側で発電状況をモニタすることも可能である。そ
して、受電ユニット44は、発電状況に異常があるとい
う情報を受信したときは、警告ランプ52を点灯又は点
滅させたり、ブザーを吹鳴するなどして、家屋30内の
人物に注意を喚起する。
【0091】また、発電状況に異常がある場合として
は、例えば、何れかの箇所で漏電している場合がある。
漏電を検出する一つの手法として、以下のような方法が
ある。車輌1本体側では、実際に発電量を発電ECU6に
よって把握しておく。一方、受電ユニット44側では、
実際に受電した電力量を受電ECU45によって把握して
おく。そして、これらの電力量を送受信機53,54で
送受信し、発電ECU6又は受電ECU45によってその収支
を比較する。収支差が許容範囲内であれば(送電に際し
てある程度のロスは避けられないので、ある程度の収支
差は生じる)、漏電が生じていないと判断できる。一
方、収支差が大きいようであれば、何れかの箇所で漏電
が発生していると判断できる。このような場合は、受電
ユニット44は警告ランプ52を点灯又は点滅させた
り、ブザーを吹鳴するなどし、発電ECU6は発電及び送
電を停止する。
は、例えば、何れかの箇所で漏電している場合がある。
漏電を検出する一つの手法として、以下のような方法が
ある。車輌1本体側では、実際に発電量を発電ECU6に
よって把握しておく。一方、受電ユニット44側では、
実際に受電した電力量を受電ECU45によって把握して
おく。そして、これらの電力量を送受信機53,54で
送受信し、発電ECU6又は受電ECU45によってその収支
を比較する。収支差が許容範囲内であれば(送電に際し
てある程度のロスは避けられないので、ある程度の収支
差は生じる)、漏電が生じていないと判断できる。一
方、収支差が大きいようであれば、何れかの箇所で漏電
が発生していると判断できる。このような場合は、受電
ユニット44は警告ランプ52を点灯又は点滅させた
り、ブザーを吹鳴するなどし、発電ECU6は発電及び送
電を停止する。
【0092】なお、発電ECU6及び/又は受電ECU45を
用いて、車輌1による発電をタイマー制御しても良い。
車輌1による発電時はエンジン2を駆動するので、その
騒音が発生する。このため、夜間は発電を行わないよう
にタイマーで設定しておき、所定時刻に発電が停止され
るようにしても良い。さらに、この発電システムを流用
することによって、早朝の外気温の低い時期に、所定時
間になったらエンジン2の暖機運転を行うようにするこ
とも可能となる。
用いて、車輌1による発電をタイマー制御しても良い。
車輌1による発電時はエンジン2を駆動するので、その
騒音が発生する。このため、夜間は発電を行わないよう
にタイマーで設定しておき、所定時刻に発電が停止され
るようにしても良い。さらに、この発電システムを流用
することによって、早朝の外気温の低い時期に、所定時
間になったらエンジン2の暖機運転を行うようにするこ
とも可能となる。
【0093】また、上述したのは電力に関してのみであ
ったが、本実施形態では送熱管27を介して熱も家屋3
0側に供給しているので、これに関する情報も送受信機
53,54でやり取りし、効率的な制御を行っている。
ったが、本実施形態では送熱管27を介して熱も家屋3
0側に供給しているので、これに関する情報も送受信機
53,54でやり取りし、効率的な制御を行っている。
【0094】次に、本発明の車輌の第二実施形態につい
て、図面を参照しつつ説明する。本実施形態の車輌も、
その内部で発電した電力を外部に送電することのできる
ものである。図3に、本実施形態の車輌101と、この
車輌101によって発電された電力の送電先となる家屋
30とを示す。
て、図面を参照しつつ説明する。本実施形態の車輌も、
その内部で発電した電力を外部に送電することのできる
ものである。図3に、本実施形態の車輌101と、この
車輌101によって発電された電力の送電先となる家屋
30とを示す。
【0095】本実施形態の車輌101は、運行時にはガ
ソリンを燃料にしてエンジン2が運転され、発電時には
天然ガスを燃料にしてエンジン2が運転される点で、上
述した第一実施形態と異なる。しかし、本実施形態の車
輌101の構成の大部分は、上述した第一実施形態の図
1に示す車輌1とほぼ同一である。このため、上述した
第一実施形態の車輌1と同一又は同様の構成については
同一の符号を用いて以下の説明を行い、それらの詳しい
説明は省略する。なお、図2の構成図も、本実施形態の
車輌101がCNG圧縮機43を有していない点以外は同
様の構成を有しているので、図2も符号をそのままにし
て以下の説明に用いる。
ソリンを燃料にしてエンジン2が運転され、発電時には
天然ガスを燃料にしてエンジン2が運転される点で、上
述した第一実施形態と異なる。しかし、本実施形態の車
輌101の構成の大部分は、上述した第一実施形態の図
1に示す車輌1とほぼ同一である。このため、上述した
第一実施形態の車輌1と同一又は同様の構成については
同一の符号を用いて以下の説明を行い、それらの詳しい
説明は省略する。なお、図2の構成図も、本実施形態の
車輌101がCNG圧縮機43を有していない点以外は同
様の構成を有しているので、図2も符号をそのままにし
て以下の説明に用いる。
【0096】本実施形態の車輌101は、車輌運行時に
ガソリンを用いてエンジン2を駆動し、走行する。この
ため、車輌101は、燃料を搭載するためにガソリンタ
ンク105を有している。車輌停止時における発電時に
は、第一実施形態と同様に、低圧燃料供給系41を用い
て天然ガスがエンジン2に供給される。車輌運行時は、
ガソリンタンク105内のガソリンが、インジェクタ9
によってインテークポート(あるいはシリンダ内)に噴
射されてエンジン2に供給される。
ガソリンを用いてエンジン2を駆動し、走行する。この
ため、車輌101は、燃料を搭載するためにガソリンタ
ンク105を有している。車輌停止時における発電時に
は、第一実施形態と同様に、低圧燃料供給系41を用い
て天然ガスがエンジン2に供給される。車輌運行時は、
ガソリンタンク105内のガソリンが、インジェクタ9
によってインテークポート(あるいはシリンダ内)に噴
射されてエンジン2に供給される。
【0097】このように、ここでは、車輌運行時と車輌
停止時における発電時とで、エンジン2に供給する燃料
の種別が異なる。このように、それぞれ種別の異なる燃
料を用いて、それぞれの状況にあった燃料(発電用燃料
・走行用燃料)を使い分けることによって、エンジン2
を各状態(発電時・走行時)により一層適した状態で運
転することも可能となる。
停止時における発電時とで、エンジン2に供給する燃料
の種別が異なる。このように、それぞれ種別の異なる燃
料を用いて、それぞれの状況にあった燃料(発電用燃料
・走行用燃料)を使い分けることによって、エンジン2
を各状態(発電時・走行時)により一層適した状態で運
転することも可能となる。
【0098】また、第一実施形態において説明した様々
な利点、例えば、安全措置を行うことの利点や車輌1本
体と受電ユニット44との間で情報を送受信することに
よる利点、発電用燃料を車輌1の外部から供給すること
の利点、エンジン2の制御モードに関する利点などは、
本実施形態においても得られる。
な利点、例えば、安全措置を行うことの利点や車輌1本
体と受電ユニット44との間で情報を送受信することに
よる利点、発電用燃料を車輌1の外部から供給すること
の利点、エンジン2の制御モードに関する利点などは、
本実施形態においても得られる。
【0099】次に、本発明の車輌の第三実施形態につい
て、図面を参照しつつ説明する。本実施形態の車輌も、
その内部で発電した電力を外部に送電することのできる
ものであるが、その発電は燃料電池によって行われる。
図4に、本実施形態の車輌201と、この車輌201に
よって発電された電力の送電先となる家屋30とを示
す。
て、図面を参照しつつ説明する。本実施形態の車輌も、
その内部で発電した電力を外部に送電することのできる
ものであるが、その発電は燃料電池によって行われる。
図4に、本実施形態の車輌201と、この車輌201に
よって発電された電力の送電先となる家屋30とを示
す。
【0100】本実施形態の車輌201は、燃料電池車で
ある。車輌運行時は、燃料電池102によって発電した
電力でモータ3を駆動し、車輌停止時における発電時に
は、燃料電池102によって発電した電力を家屋30側
に送電する点で、上述した第一実施形態と異なる。ま
た、本実施形態の車輌201は、燃料電池102によっ
て発電するため、エンジンのように多くの熱を発生させ
ることがない。このため、本実施形態の車輌201は、
熱を外部に供給する機構を有していない点でも、上述し
た第一実施形態の車輌1と異なる。
ある。車輌運行時は、燃料電池102によって発電した
電力でモータ3を駆動し、車輌停止時における発電時に
は、燃料電池102によって発電した電力を家屋30側
に送電する点で、上述した第一実施形態と異なる。ま
た、本実施形態の車輌201は、燃料電池102によっ
て発電するため、エンジンのように多くの熱を発生させ
ることがない。このため、本実施形態の車輌201は、
熱を外部に供給する機構を有していない点でも、上述し
た第一実施形態の車輌1と異なる。
【0101】しかし、本実施形態の車輌201のその他
の構成の大部分は、上述した第一実施形態の図1に示す
車輌1とほぼ同一である。このため、上述した第一実施
形態の車輌1と同一又は同様の構成については同一の符
号を用いて以下の説明を行い、それらの詳しい説明は省
略する。なお、図2の構成図についても符号をそのまま
にして以下の説明に用いる。
の構成の大部分は、上述した第一実施形態の図1に示す
車輌1とほぼ同一である。このため、上述した第一実施
形態の車輌1と同一又は同様の構成については同一の符
号を用いて以下の説明を行い、それらの詳しい説明は省
略する。なお、図2の構成図についても符号をそのまま
にして以下の説明に用いる。
【0102】本発明の車輌201は、天然ガスを改質し
て水素を取り出し、この水素を燃料として燃料電池10
2で発電する。車輌停止時の発電時には、家屋30側か
ら受給管21を介して供給される発電用燃料(天然ガ
ス)を用いて発電を行う。一方、車輌運行時は、CNGタ
ンク5内のCNGを用いて発電を行う。尚、CNG圧縮機43
を用いて、家屋30側から供給される天然ガスをCNGタ
ンク5に充填することができるのは、上述した第一実施
形態と同様である。
て水素を取り出し、この水素を燃料として燃料電池10
2で発電する。車輌停止時の発電時には、家屋30側か
ら受給管21を介して供給される発電用燃料(天然ガ
ス)を用いて発電を行う。一方、車輌運行時は、CNGタ
ンク5内のCNGを用いて発電を行う。尚、CNG圧縮機43
を用いて、家屋30側から供給される天然ガスをCNGタ
ンク5に充填することができるのは、上述した第一実施
形態と同様である。
【0103】このように、ハイブリッド車だけでなく、
燃料電池車においても、車輌1において発電した電力を
車輌1の外部、即ち、家屋30側に送電し、有効活用す
ることができる。また、第一実施形態において説明した
様々な利点、例えば、安全措置を行うことの利点や車輌
1本体と受電ユニット44との間で情報を送受信するこ
とによる利点、発電用燃料を車輌1の外部から供給する
ことの利点などは、本実施形態においても得られる。
燃料電池車においても、車輌1において発電した電力を
車輌1の外部、即ち、家屋30側に送電し、有効活用す
ることができる。また、第一実施形態において説明した
様々な利点、例えば、安全措置を行うことの利点や車輌
1本体と受電ユニット44との間で情報を送受信するこ
とによる利点、発電用燃料を車輌1の外部から供給する
ことの利点などは、本実施形態においても得られる。
【0104】
【発明の効果】本発明の車輌は、車輌駆動用の内燃機関
及び電動機と電動機の駆動用電力を発電する発電機とを
備えたハイブリッド駆動型の車輌で、車輌停止時に発電
機を利用して発電した電力を車輌外部に送電する送電手
段を有していることを特徴としている。あるいは、本発
明の車輌は、燃料電池を備えた車輌で、車輌停止時に燃
料電池を用いて発電した電力を車輌外部に送電する送電
手段を有していることを特徴としている。
及び電動機と電動機の駆動用電力を発電する発電機とを
備えたハイブリッド駆動型の車輌で、車輌停止時に発電
機を利用して発電した電力を車輌外部に送電する送電手
段を有していることを特徴としている。あるいは、本発
明の車輌は、燃料電池を備えた車輌で、車輌停止時に燃
料電池を用いて発電した電力を車輌外部に送電する送電
手段を有していることを特徴としている。
【0105】このため、本発明の車輌によれば、車輌が
運行状態にないとき(車輌停止時)に、車輌に搭載され
た発電機や燃料電池を用いて発電し、この電力を車輌外
部に送電して有効活用することができるので、車輌が運
行状態にないとき(車輌停止時)にも車輌を有効に活用
することができる。
運行状態にないとき(車輌停止時)に、車輌に搭載され
た発電機や燃料電池を用いて発電し、この電力を車輌外
部に送電して有効活用することができるので、車輌が運
行状態にないとき(車輌停止時)にも車輌を有効に活用
することができる。
【図1】本発明の車輌の第一実施形態の概要を示すシス
テム図である。
テム図である。
【図2】図1に示す車輌の構成図である。
【図3】本発明の車輌の第二実施形態の概要を示すシス
テム図である。
テム図である。
【図4】本発明の車輌の第三実施形態の概要を示すシス
テム図である。
テム図である。
1,101,201…車輌、2…エンジン(内燃機
関)、3…モータ(電動機)、4…ジェネレータ(発電
機)、5…CNGタンク(貯蔵手段)、6…発電ECU(発電
手段・安全措置実行手段)、7…エンジンECU(制御手
段)、11…吸気温センサ(温度検出手段)、18…モ
ード切替スイッチ(切替手段)、21…受給管、22…
受給管接続部、24…送電線(送電手段)、25…送電
線接続部(送電手段)、27…送熱管(熱供給手段)、
28…送熱管接続部(熱供給手段)、30…家屋(送電
先)、36…Gセンサ(振動検出手段)、37…ヨーレ
ートセンサ、38…パーキングブレーキセンサ、39…
ギアポジションセンサ、43…CNG圧縮機(圧縮手
段)、44…受電ユニット、45…受電ECU、47…燃
料バルブ(遮断弁)、53,54…送受信機(送信手段
・受信手段・通信手段)、55…通信線、56…通信線
接続部、102…燃料電池。
関)、3…モータ(電動機)、4…ジェネレータ(発電
機)、5…CNGタンク(貯蔵手段)、6…発電ECU(発電
手段・安全措置実行手段)、7…エンジンECU(制御手
段)、11…吸気温センサ(温度検出手段)、18…モ
ード切替スイッチ(切替手段)、21…受給管、22…
受給管接続部、24…送電線(送電手段)、25…送電
線接続部(送電手段)、27…送熱管(熱供給手段)、
28…送熱管接続部(熱供給手段)、30…家屋(送電
先)、36…Gセンサ(振動検出手段)、37…ヨーレ
ートセンサ、38…パーキングブレーキセンサ、39…
ギアポジションセンサ、43…CNG圧縮機(圧縮手
段)、44…受電ユニット、45…受電ECU、47…燃
料バルブ(遮断弁)、53,54…送受信機(送信手段
・受信手段・通信手段)、55…通信線、56…通信線
接続部、102…燃料電池。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G092 AA01 AB08 AB12 AC02 DE14Y DF03 DF05 EA11 EA14 FB06 GB10 HA04Z HC05Z HD02Z HD05Z HE01Z HE03Z HE08Z HF13Z HF23Z HF26Z 5H115 PA08 PC06 PG04 PI14 PI16 PI18 PI24 PI29 PI30 PO02 PO06 PO07 PO16 PO17 PU08 PU24 PU26 QA04 QA10 QE08 QE10 QE12 QI04 QN12 RE01 SE04 SE05 TB03 TE02 TE04 TE06 TE07 TE10 TO02 TO05 TO23 TO30 TZ07 UB05
Claims (32)
- 【請求項1】 車輌駆動用の内燃機関及び電動機と前記
電動機の駆動用電力を発電する発電機とを備えたハイブ
リッド駆動型の車輌において、車輌停止時に前記発電機
を利用して発電した電力を車輌外部に送電する送電手段
を有していることを特徴とする車輌。 - 【請求項2】 前記発電機は交流電力を発電し、前記送
電手段は前記発電機によって発電された電力を交流電力
として車輌外部に送電することを特徴とする請求項1に
記載の車輌 - 【請求項3】 前記発電機が、前記内燃機関の出力を利
用して発電を行うことを特徴とする請求項1又は2に記
載の車輌。 - 【請求項4】 車輌停止時の前記発電機による発電時
に、前記内燃機関の駆動にガス燃料を用いることを特徴
とする請求項3に記載の車輌。 - 【請求項5】 車輌停止時の前記発電機による発電時に
前記内燃機関が発生する熱を車輌外部に供給する熱供給
手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜4
の何れか一項に記載の車輌。 - 【請求項6】 車輌停止時の前記発電機による発電時に
前記内燃機関に供給される燃料の種別を、車輌運行時に
前記内燃機関に供給される燃料の種別と異ならせるよう
に構成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れ
か一項に記載の車輌。 - 【請求項7】 車輌停止時の前記発電機による発電時に
前記内燃機関への燃料供給方法を、車輌運行時における
前記内燃機関への燃料供給方法と異ならせるように構成
されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項
に記載の車輌。 - 【請求項8】 車輌停止時の前記発電機による発電時
に、前記内燃機関を駆動する発電用燃料を車輌外部から
導入するように構成されていることを特徴とする請求項
3又は4に記載の車輌。 - 【請求項9】 前記発電用燃料がガス燃料であり、導入
したガス燃料を圧縮する圧縮手段と、圧縮されたガス燃
料を貯蔵する貯蔵手段とを備えていることを特徴とする
請求項8に記載の車輌。 - 【請求項10】 車輌停止時に車輌外部から導入する前
記発電用燃料が低圧ガス燃料であることを特徴とする請
求項8又は9に記載の車輌。 - 【請求項11】 前記内燃機関の運転を制御する制御手
段を備えており、前記制御手段は、前記内燃機関の制御
モードを、車輌停止時の前記発電機による発電用モード
と車輌運行時における車輌運行用モードとで切り替える
ことを特徴とする請求項1に記載の車輌。 - 【請求項12】 車輌停止時に前記発電機によって発電
した電力を車輌外部に送電する送電線が接続される送電
線接続部を備えており、前記制御手段は、前記送電線接
続部に送電線が接続されたときに、前記内燃機関の制御
モードを発電用モードに切り替えることを特徴とする請
求項11に記載の車輌。 - 【請求項13】 車輌停止時の前記発電機による発電時
に、前記内燃機関の発電用燃料を車輌外部から導入する
ための受給管を接続する受給管接続部を備えており、前
記制御手段は、前記受給管接続部に受給管が接続された
ときに、前記内燃機関の制御モードを発電用モードに切
り替えることを特徴とする請求項11に記載の車輌。 - 【請求項14】 前記内燃機関の制御モードを、車輌停
止時の前記発電機による発電用モードと車輌運転時にお
ける車輌運行用モードとに切り替える切替手段を備えて
いることを特徴とする請求項1に記載の車輌。 - 【請求項15】 前記内燃機関の運転を制御する制御手
段と、車輌停止時に前記発電機によって発電した電力を
車輌外部に送電する送電線が接続される送電線接続部と
を備え、前記制御手段は、前記送電線接続部に送電線が
接続されていない場合には、前記切替手段による前記内
燃機関の制御モード切替を禁止することを特徴とする請
求項14に記載の車輌。 - 【請求項16】 パーキングブレーキによるブレーキが
かけられ、かつ、オートマチックトランスミッション車
ではギアポジションがパーキングに、マニュアルトラン
スミッション車ではギアポジションがニュートラルにあ
る場合にのみ、前記内燃機関の制御モードが発電用モー
ドに切り替えられるように構成されていることを特徴と
する請求項12〜14の何れか一項に記載の車輌。 - 【請求項17】 燃料電池を備えた車輌において、車輌
停止時に燃料電池を用いて発電した電力を車輌外部に送
電する送電手段を有していることを特徴とする車輌。 - 【請求項18】 車輌停止時の前記燃料電池による発電
時に、前記燃料電池に供給する発電用燃料を車輌外部か
ら導入するように構成されていることを特徴とする請求
項17に記載の車輌。 - 【請求項19】 車輌外部に送電する電力に関する情報
を、送電先に送信する送信手段を備えていることを特徴
とする請求項1又は17に記載の車輌。 - 【請求項20】 車輌外部に送電する電力に関する情報
を、送電先から受信する受信手段を備えていることを特
徴とする請求項19に記載の車輌。 - 【請求項21】 車輌外部から導入する前記発電用燃料
に関する情報を、前記発電用燃料の供給元に送信する送
信手段を備えていることを特徴とする請求項8又は18
に記載の車輌。 - 【請求項22】 車輌外部から導入する前記発電用燃料
に関する情報を、前記発電用燃料の供給元から受信する
受信手段を備えていることを特徴とする請求項21に記
載の車輌。 - 【請求項23】 前記送電手段が、発電された交流電力
を電磁誘導を用いて車輌外部に非接触方式で送電するこ
とを特徴とする請求項1又は17に記載の車輌。 - 【請求項24】 車輌停止時における発電時又は送電時
に安全措置を実行する安全措置実行手段を備えているこ
とを特徴とする請求項1又は17に記載の車輌。 - 【請求項25】 前記安全措置実行手段は、車輌の移動
を検出した場合に発電又は送電を停止させることを特徴
とする請求項23に記載の車輌。 - 【請求項26】 前記安全措置実行手段は、車輌停止時
における発電時又は送電時に車輌のドアに施錠を行うこ
とを特徴とする請求項23に記載の車輌。 - 【請求項27】 前記安全措置実行手段は、車輌停止時
における発電時又は送電時に車輌のドアが開かれたとき
には、発電又は送電を停止することを特徴とする請求項
23に記載の車輌。 - 【請求項28】 前記車輌の振動状態を検出する振動検
出手段をさらに備え、前記安全措置実行手段は、前記振
動検出手段によって検出された前記車輌の振動状態が所
定状態よりも大きくなった場合に発電又は送電を停止さ
せることを特徴とする請求項24に記載の車輌。 - 【請求項29】 前記車輌周囲の温度を検出する温度検
出手段をさらに備え、前記安全措置実行手段は、前記温
度検出手段によって検出された前記車輌周囲の温度が所
定温度よりも高くなった場合に発電又は送電を停止させ
ることを特徴とする請求項24に記載の車輌。 - 【請求項30】 車輌停止時に発電した電力を送電する
送電部と、車輌停止時における発電時に発電用燃料を車
輌外部から導入するための受給管を接続する受給管接続
部とを車輌本体側に備えると共に、前記送電部から送電
される電力を受電する受電部及び前記受給管接続部に接
続される前記受給管を有し、発電した電力の送電先に取
り付けられる受電ユニットとを備えていることを特徴と
する請求項1又は17に記載の車輌。 - 【請求項31】 車輌停止時における発電に関する情報
を車輌本体と前記受電ユニットとの間で通信する通信手
段をさらに備えていることを特徴とする請求項30に記
載の車輌。 - 【請求項32】 前記受電ユニットが、前記受給管によ
る車輌本体側への前記発電用燃料の供給を遮断する遮断
弁を有していることを特徴とする請求項30又は31に
記載の車輌。
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