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JP2001231088A - 音声発生装置及び方法 - Google Patents

音声発生装置及び方法

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Publication number
JP2001231088A
JP2001231088A JP2000040418A JP2000040418A JP2001231088A JP 2001231088 A JP2001231088 A JP 2001231088A JP 2000040418 A JP2000040418 A JP 2000040418A JP 2000040418 A JP2000040418 A JP 2000040418A JP 2001231088 A JP2001231088 A JP 2001231088A
Authority
JP
Japan
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sound
sound source
main
source
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000040418A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Koyashiki
貴禄 小屋敷
Akira Kondo
公 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000040418A priority Critical patent/JP2001231088A/ja
Publication of JP2001231088A publication Critical patent/JP2001231088A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】音源を消費電力の大きくしたり、音源に供給す
る電圧を上げることなく、振動板から導出された音声を
効率よく筐体の外部へ放出して、放出された音声の音圧
を高めるようにした音声発生装置を提供する。 【解決手段】音声を発生する音源2と、音源の正面方向
の筐体に構成された主音孔7と、音源2を格納し音源2
の正面以外の面(例えば、裏面)から発生した音声を経
路61を通して導出するホルダー1と導出された音声を
筐体外部に放出するよう筐体に設けられた1以上の副音
孔91とからなる副音声導出構造とを備えており、音源
の正面及び裏面から発生した音声をそれぞれ主音孔7及
び副音孔91から外部に放出するようにしたことによ
り、より高い音圧かつ異なる指向性を有する音声を得る
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯端末、スピー
カユニットやテレビ等を含む音響機器などの音声発生装
置に関し、特に音源装着用ホルダーにより音源の振動板
設定側以外の面から音声を導出し、導出された音声を筐
体外部へ放出する副音孔を有する音声発生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の音孔に工夫を施した構造
を持つ音声発生装置としては、例えば、実開昭61−1
68793号公報に開示され、図20に示すようなもの
があった。この従来の音声発生装置は、音源27からの
音声が通過するようキャビネット25に斜めに開けられ
た格子状の音孔26を有するものである。このように、
テレビのキャビネット25に設ける音孔26を、斜めに
設けるような構造にすることによって、側面に音源27
を設けた構造でありながら、前面に音源を設けた構造に
準じた音声の音像、指向性及び音圧を確保することがで
きるというものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の音声発生装置は音源の振動板の正面が壁もし
くは置物もしくは何らかの障害物で遮られてしまうと十
分な音圧が得られないという問題があった。また、従
来、一般に、音孔から放出される音声は音源の振動板の
正面側からだけであるため、音源の振動板の正面側から
得た音声だけでは音圧不足になる場合があり、そのよう
な場合は、音源をより高出力のものに変更するか、音源
に供給する電圧を増加させるようにするのが一般的な対
処策であった。しかし、高出力の音源に変えたり、ある
いは音源に供給する電圧を増加させることは消費電力の
無駄な増加になるという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、音源の消費電力を大きくしたり、音
源に供給する電圧を上げることなく、振動板から導出さ
れた音声を効率よく筐体の外部へ放出して、放出された
音声の音圧を高めるようにした音声発生装置を提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明における音声発生
装置は、音声を発生する音源と、前記音源の音声主発生
面方向の筐体に構成された主音孔と、前記音源を格納し
前記音源の音声主発生面以外の他の面から発生した音声
を導出する装着手段と前記導出された音声を筐体外部に
放出するよう筐体に設けられた1以上の副音孔とからな
る副音声導出構造とを備え、前記音源の音声主発生面及
び前記他の面から発生した音声をそれぞれ主音孔及び副
音孔から外部に放出するという構成を有している。この
構成により、音源の消費電力を大きくしたり、音源に供
給する電圧を上げることなく、振動板の正面以外の面か
ら導出された音声を効率よく筐体の外部へ放出して、放
出された音声の音圧を高めることができる。
【0006】本発明における音声発生装置は、前記1以
上の副音孔が前記音源の音声主発生面の反対側の筐体に
設けられるという構成を有している。この構成により、
主音声の他に、振動板背面からの音声を筐体背面の副音
孔から放出するようにして、音源から得られた音声に複
数の指向性を持たせることにより、例えば主音声の音孔
が何らかの障害物で遮られたとしても背面の副音孔から
の副音声により主音声の減衰を補うことができる。
【0007】本発明における音声発生装置は、前記1以
上の副音孔が前記音源の音声主発生面の側部側の筐体に
設けられるという構成を有している。この構成により、
主音声の他に、振動板背面からの音声を筐体側面の副音
孔から放出するようにして、音源から得られた音声に複
数の指向性を持たせることにより、例えば主音声の音孔
が何らかの障害物で遮られたとしても背面の副音孔から
の副音声により主音声の減衰を補うことができる。
【0008】本発明における音声発生装置は、前記1以
上の副音孔が前記音源の音声主発生面の正面側の筐体に
設けられるという構成を有している。この構成により、
主音声の他に、振動板背面からの音声を振動板正面側の
副音孔から放出するようにして、主音孔からの主音声に
加えて振動板背面からの音声を副音孔から補助的音声と
して付加することにより、得られる音圧を増強すること
ができる。
【0009】本発明における音声発生装置は、前記1以
上の副音孔が前記音源の音声主発生面から所定の角度方
向の筐体に設けられるという構成を有している。この構
成により、任意の方向に対して副音孔を備えることによ
り、任意の方向に対する音声の音圧を増強することがで
きる。
【0010】本発明における音声発生装置は、前記装着
手段と筐体との間にクッションを挟持させるようにする
という構成を有している。この構成により、音源の振動
板の反対側面から導出された音声はクッションによって
音漏れが抑制されつつ筐体外へ放出されるとともに、副
音孔からごみやほこりが筐体内部に侵入することを防止
することができる。
【0011】本発明における音声発生装置は、前記装着
手段を硬質樹脂と軟質樹脂とからなる2色成形構造と
し、少なくとも前記音源に面する個所は軟質樹脂とし音
源に密着させるようにするという構成を有している。こ
の構成により、2色成形樹脂により、音漏れ防止、所定
の音圧確保、及び所定の音像確保のための一手段として
活用することができ、また2色成形構造とクッションと
を挟持する構造とを併用することもできる。
【0012】本発明における音声発生装置は、前記装着
手段に対し電磁シールドを設けるという構成を有してい
る。この構成により、ホルダーが音源の一部または全部
を覆う構造のため、形成材料に電磁シールド効果を有す
る素材を用いることにより、音源を効果的に電磁シール
ドした構造を容易に提供することができ、音源が音声発
生装置の内外に及ぼす電磁ノイズの影響を抑制すること
ができる。
【0013】本発明における音声発生装置は、前記副音
声導出構造を携帯端末に構成するという構成を有してい
る。この構成により、例えば副音声導出構造を携帯端末
に適用した場合は、レシーバーの主音孔から放出される
音圧を副音孔から放出される音声で補うことにより、例
えば音源自体のパワー不足や音気室の容量不足が原因で
主音孔からの音圧が足りない場合でも、音圧不足を解決
することができる。
【0014】本発明における音声発生装置は、前記副音
声導出構造をハンズフリー機能を有する携帯端末に構成
するという構成を有している。この構成により、例え
ば、携帯端末のハンズフリースピーカーの主音孔から放
出される音声の音圧を副音孔から放出される音声で補う
ことにより、主音孔からの音声の音圧が足りない場合で
も音圧不足を解決することができ、主音孔が何らかの外
的障害で塞がれた場合でも副音孔の音声が障害による主
音孔の音圧の劣化を補うことができる。
【0015】本発明における音声発生装置は、前記音源
としてブザーを構成するという構成を有している。この
構成により、例えば、携帯端末のブザーの主音孔から放
出される音声の音圧を副音孔から放出される音声で補う
ことにより、主音孔からの音声の音圧が足りない場合で
も音圧不足を解決することができ、主音孔が何らかの外
的障害で塞がれた場合でも副音孔の音声が障害による主
音孔の音圧の劣化を補うことができる。
【0016】本発明における音声発生装置は、前記音源
として着信メロディー音源を構成するという構成を有し
ている。この構成により、例えば、携帯端末の着信メロ
ディー音源の主音孔から放出される音声の音圧を副音孔
から放出される音声で補うことにより、主音孔からの音
声の音圧が足りない場合でも音圧不足を解決したり、主
音孔が何らかの外的障害でふさがれた場合でも副音孔の
音声が障害による音圧の劣化を補うことができる。
【0017】本発明における音声発生方法は、音源から
音声を発生し、前記音源の音声主発生面方向の筐体に構
成された主音孔から主音声を発生し、前記音源の音声主
発生面以外の他の面から発生した音声を前記音源を格納
する装着手段により導出し、前記導出された音声を筐体
に設けられた1以上の副音孔から筐体外部に放出する各
工程からなり、前記音源の音声主発生面及び前記他の面
から発生した音声をそれぞれ主音孔及び副音孔から外部
に放出するという構成を有している。この構成により、
音源の消費電力を大きくしたり、音源に供給する電圧を
上げることなく、音源の正面以外の面から導出された音
声を効率よく筐体の外部へ放出して、放出された音声の
音圧を高めることができる。
【0018】本発明におけるホルダーは、音源の一部ま
たは全部を覆うように格納し、前記音源の音声主発生面
以外の他の面から発生した音声を導出するという構成を
有している。この構成により、このホルダーを音声発生
装置に適用することにより音源の音像、指向性及び音圧
に柔軟性を持たせたり向上させたりできるホルダーが提
供できる。
【0019】本発明におけるホルダーは、軟質樹脂及び
硬質樹脂の2色成型構造から成り、前記音源に面する箇
所は軟質樹脂により形成され前記音源に密着するよう構
成するという構成を有している。この構成により、クッ
ションを使用することなく、音源の振動板が設けられた
側以外の面から導出された音声の音漏れを抑制すること
ができる。
【0020】本発明におけるホルダーは、電磁シールド
を設けるという構成を有している。この構成により、音
源を効果的に電磁シールドした構造を容易に提供するこ
とができ、音源が周囲に及ぼす電磁ノイズの影響を抑制
することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を詳細に説明
する前に、まず、本発明の背景及び概要を説明する。一
般に、振動板を有する音声発生装置は、音源となる振動
板の振動による音声の大部分を振動板の正面側から発生
して放出するが、振動板の振動による音声は振動板の背
面側にも放出されている。しかし、振動板の背面側に放
出された音声は音源のコイルや筐体に遮られて、振動板
正面方向の音声ほど大きくはないが、無視することがで
きない程度の大きさを有する。
【0022】そこで、本発明によって提供された、振動
板の背面から放出された音声を音声発生装置の外部へ導
出する構造を具現化することにより、例えば従来の音声
発生装置で振動板の正面側が壁もしくは置物、もしくは
何らかの障害物で遮られて音圧が減衰してしまうような
アクシデントが起きたとしても、振動板の背面から導出
された音声が振動板の正面側の損失を補うことができ
る。または、従来の音声発生装置において、音声の指向
性が音源の振動板の正面方向に単一に限定されていたも
のを、本発明の音声発生装置によって音声の指向性を修
正することができる。あるいは、従来の音声発生装置の
ように、音圧が不足するような場合であっても、音源に
与える電圧を増やしたり音源をより音圧の高い性能のも
のに交換したりすることなしに、本発明の音声発生装置
により音圧を補うことができる。また、あるいは、本発
明の各実施の形態による複数の副音声導出構造を任意に
組み合わせることにより、音声発生装置の音声の音像、
指向性及び音圧の加減調整を行なうことができる。
【0023】以下、図1乃至図18に基づき、本発明の
第1乃至第7の実施の形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)まず、図1を参照して、本発明の
第1の実施の形態における音声発生装置の構成を説明す
る。図1において、本実施の形態における音声発生装置
は、音源2を格納して装着する装着手段としてのホルダ
ー1を有し、そのホルダー1に、音源2の振動板3を有
する正面(音声主発生面)側とは反対側の背面(正面の
他の面)5に生じた音声を導出して通過させるための経
路61を設ける。クッションシート4は主音孔7側の音
声の音漏れ、あるいは外部からのごみ、ほこりの進入等
を防ぐ役割を果たす。
【0024】また、主音孔7は音源2の振動板3の正面
に生じた音声をケース8から外部へ導出するための穴で
ある。副音孔91は音源2の振動板3の背面5に生じた
音声を、経路61を経てカバー10から外部へ導出する
ための穴である。この例では、副音孔91は振動板3の
背面側の筐体を形成するカバー10に設けられている。
経路61はホルダー1の一部によって形成される。ま
た、経路61を有するホルダー1と副音孔91とにより
副音声導出構造を構成する。
【0025】次に、図2乃至図4を参照して、本発明の
第1の実施の形態における音声発生装置のホルダー1
を、例えばハンズフリー機能を持つ携帯電話のハンズフ
リー音源の装着手段に用いた場合について、その動作を
説明する。まず、図2に示すように、携帯電話を自立さ
せた状態においてハンズフリー機能を活用すれば、主音
孔7の音声に副音孔91の音声が加わり、より高い音圧
のハンズフリー音声が得られる。また、使用者がカバー
10側の位置からハンズフリー音声を聞いた場合、従来
の副音孔91を有しない携帯電話と比べて、より高い音
圧で音声を認識することができる。
【0026】次に、本発明の第1の実施の形態における
音声発生装置としての携帯電話を、図3に示すように、
ケース8を下側にカバー10を上側にして、主音孔7側
を伏せた状態で、例えば卓上または地上に置いた場合に
ついて、その動作を説明する。この場合、主音孔7側の
音声は減衰されるが副音孔91側の音声が使用者側に指
向しているため、ハンズフリー音声は主音孔7の音声の
減衰を副音孔91の音声により補うことができる。
【0027】また、図4に示すように、ケース8を上側
にし、カバー10を下側にし、副音孔91側を伏せた状
態で、携帯電話を例えば卓上に置いた場合は、ハンズフ
リー音声として副音孔91から放出される音声は減衰す
るものの、主音孔7側からの音声が使用者側に指向して
放出されるので、音声の減衰はカバーされるということ
が分かる。
【0028】(第2の実施の形態)次に、図5を参照し
て、本発明の第2の実施の形態における音声発生装置の
構成を説明する。図5において、本実施の形態における
音声発生装置は、音源2を格納して装着する装着手段と
してのホルダー1を有し、そのホルダー1に、音源2の
振動板3を有する正面(音声主発生面)側とは反対側の
背面(正面の他の面)5に生じた音声を導出して通過さ
せるための経路62を設ける。クッションシート4は主
音孔7側の音声の音漏れ、あるいは外部からのごみ、ほ
こり等の進入を防ぐ役割を果たす。主音孔7は音源2の
振動板3の正面に生じた音声をケース8から外部へ導出
するための穴である。
【0029】また、副音孔92は音源2の振動板3の背
面5に生じた音声を、経路62を経由してケース8から
外部へ導出するための穴である。この例では、副音孔9
2は振動板3に対して側面側の筐体の一部を形成するケ
ース8に設けられている。カバー10はケース8と嵌合
して筐体を形成する。また、経路62を有するホルダー
1と副音孔92とにより副音声導出構造を構成する。
【0030】次に、図6乃至図9を参照して、本発明の
第2の実施の形態における音声発生装置のホルダー1
を、例えばハンズフリー機能を持つ携帯電話のハンズフ
リー音源の装着手段に用いた場合について、その動作を
説明する。図6に示すように、携帯電話を自立させた状
態でハンズフリー機能を活用すれば、主音孔7の音声に
副音孔92の音声が加わり、より高い音圧のハンズフリ
ー音声が得られる。また、図7に示すように、主音孔7
側を伏せた状態で携帯電話を、例えば卓上に置いた場
合、そのハンズフリー音声は、主音孔7側の音声は減衰
されるが副音孔92側の音声は塞がれていないため、主
音孔7側の音声の減衰を副音孔92側の音声で補うこと
ができる。また、図8に示すように、主音孔7を上向き
にした状態で携帯電話を、例えば卓上に置いた場合に
は、ハンズフリー音声は主音孔7から放出された音声も
副音孔92から放出された音声もともに塞がれていない
ので、音声は減衰は生じないということが分かる。
【0031】本発明の第2の実施の形態においては、携
帯電話を主音孔7を塞ぐように倒して例えば卓上に置い
た場合でも、または開放するように倒して置いた場合で
も副音孔92がふさがれることがない。また、図9に示
すように、例えば筐体の天面に副音孔92−1を、また
側面に副音孔92−2を設けた場合も本実施の形態の範
囲に含まれることは言うまでもない。
【0032】(第3の実施の形態)次に、図10を参照
して、本発明の第3の実施の形態における音声発生装置
の構成を説明する。図10において、本実施の形態にお
ける音声発生装置は、音源2を格納して装着する装着手
段としてのホルダー1を有し、そのホルダー1に、音源
2の振動板3を有する正面(音声主発生面)側とは反対
側の背面(正面の他の面)5に生じた音声を導出して通
過させるための経路63を設ける。ホルダー1によって
形成された経路63は振動板3の正面側方向に伸びる。
クッションシート4は主音孔7側の音声の音漏れ、ある
いは外部からのごみ、ほこり等の進入を防ぐ役割を果た
す。
【0033】主音孔7は音源2の振動板3の正面に生じ
た音声をケース8から外部へ導出するための穴である。
副音孔93は音源2の振動板3の背面5に生じた音声
を、経路63を経由してケース8から外部へ導出するた
めの穴である。この例では、副音孔93は振動板3に対
して主音孔7と同じ側の面、すなわち筐体の一部を形成
するケース8の正面に設けられる。カバー10はケース
8と嵌合して筐体を形成する。また、経路63を有する
ホルダー1と副音孔93とにより副音声導出構造を構成
する。
【0034】次に、図11を参照して、本発明の第3の
実施の形態における音声発生装置のホルダー1を、例え
ばハンズフリー機能を持つ携帯電話のハンズフリー音源
の装着手段に用いた場合について説明する。図11に示
すように、携帯電話を自立させた状態においてハンズフ
リー機能を活用すれば、主音孔7の音声に副音孔93の
音声が加わり、共に同等の指向性を有するため、従来の
構造よりも高い音圧のハンズフリー音声が得られること
はもちろん、第1の実施の形態及び第2の実施の形態の
携帯電話と比べたとしても、主音孔7の側から音声を聞
いた場合は第1及び第2の実施の形態の携帯電話より更
に高い音圧が得られる。
【0035】(第4の実施の形態)次に、図12を参照
して、本発明の第4の実施の形態における音声発生装置
の構成を説明する。図12において、本実施の形態にお
ける音声発生装置は、音源2を格納して装着する装着手
段としてのホルダー1を有し、そのホルダー1に、音源
2の振動板3を有する正面(音声主発生面)側とは反対
側の背面(正面の他の面)5に生じた音声を導出して通
過させるための経路64を設ける。ホルダー1によって
形成された経路64は、主音孔7と同じ側(すなわち筐
体のケース8側の正面)とケース8の上面側との間に形
成されている角部に対し斜めに設けられ、その出口のケ
ース8の角部に副音孔94が設けられる。クッションシ
ート4は主音孔7側の音声の音漏れ、あるいは外部から
のごみ、ほこり等の進入を防ぐ役割を果たす。
【0036】また、主音孔7は音源2の振動板3の正面
に生じた音声をケース8から外部へ導出するための穴で
ある。副音孔94は音源2の振動板3の背面5に生じた
音声を、経路64を経由してケース8から外部へ導出す
るための穴である。カバー10はケース8と嵌合して筐
体を形成する。また、経路64を有するホルダー1と副
音孔94とにより副音声導出構造を構成する。
【0037】本発明の第4の実施の形態における携帯端
末により、上記第2の実施の形態や第3の実施の形態の
説明で述べたように、副音孔を主音孔に対して必ずしも
鉛直方向、背面方向や正面方向に設けなくても、任意の
角度を以て設けても構わないということが分かる。この
ような構成にしても、上記の第2の実施の形態と第3の
実の形態とを折衷させて、両者の効果を兼ね備えた効果
を持たせるようにすることができる。
【0038】(第5の実施の形態)次に、図13を参照
して、本発明の第5の実施の形態における音声発生装置
の構成を説明する。図13において、本実施の形態にお
ける音声発生装置は、音源2を格納して装着する装着手
段としてのホルダー1を有し、そのホルダー1に、音源
2の振動板3を有する正面(音声主発生面)側とは反対
側の背面(正面の他の面)5に生じた音声を導出して通
過させる経路を設け、その先のカバー10に音声を放出
する副音孔95を設ける。
【0039】また、本実施の形態における音声発生装置
は、音源2とホルダー1との間にクッション11を挟持
し、ホルダー1とカバー10との間にもクッション12
を挟持する。従来は、音源2の振動板3を設けた側と筐
体との間にクッションを挟持する構造が一般的であっ
た。しかし、その場合のクッションは振動板の正面周り
の音漏れの抑制やごみ、ほこりの進入を防ぐのが目的で
あった。本実施の形態では、本発明の特徴として、副音
孔95からの音声の音漏れを防止して有効に活用しよう
とする方策の一つとして副音孔95側にクッション11
及びクッション12を設けたものである。クッション1
1及びクッション12は、副音孔95からのごみやほこ
りの進入防止効果を兼ねることも可能であることは言う
までもない。また、クッションは必ずしもクッション1
1及びクッション12の2つとも設けなければならない
ものではなく、性能上十分であればいずれか一方のみを
設けるに留めてもかまわない。また、その他の構成は図
1に記載のものと同様であり、ホルダー1と副音孔95
とにより副音声導出構造を構成する。
【0040】図13に示す本発明の第5の実施の形態で
は、ホルダー1の形状は先に示した第1の実施の形態に
準じて形成され、副音孔95は音源2の振動板3の背面
側に設けてあるが、特にこの位置及び配置に限定しなく
ともよく、本実施の形態は、副音孔側にもクッションを
設定する際の実施の形態の一例として説明したものであ
る。
【0041】(第6の実施の形態)次に、図14を参照
して、本発明の第6の実施の形態における音声発生装置
について説明する。図14において、本実施の形態にお
ける音声発生装置の音源2を格納して装着する装着手段
としてのホルダー1は、硬質樹脂13と軟質樹脂14の
2色成型構造で構成される。ホルダー1の軟質樹脂14
はホルダー1と音源2、あるいはホルダー1とカバー1
0との密着性を向上させることにより、上記第5の実施
の形態で説明したクッション11または12の音漏れ防
止効果と同様の効果を有するものである。
【0042】これにより、例えば第5の実施の形態で示
したクッション11もしくはクッション12を使用しな
い構造を実現して部品点数を減らすこともできるし、ク
ッション11もしくはクッション12と軟質樹脂14の
併用構造により、より高い音漏れ防止対策や所定の音圧
確保及び所定の音像確保等という効果をあげることもで
きる。また、その他の構成は図1に記載のものと同様で
あり、音孔と導音管125と副音孔195とにより音声
導出構造を構成する。また、その他の構成は図1に記載
のものと同様であり、ホルダー1と副音孔95とにより
副音声導出構造を構成する。
【0043】図14に示す本発明の第6の実施の形態で
は、ホルダー1の形状は上記第1の実施の形態のホルダ
ー1に準じて示しており、副音孔96は音源2の振動板
3の背面側に設けてあるが、本実施の形態により2色成
型構造を設定する際の実施の形態の一例として説明した
ものであり、特にこの位置及び配置に限定しなくともよ
い。
【0044】(第7の実施の形態)次に、図15を参照
して、本発明の第7の実施の形態における音声発生装置
について説明する。図15において、本実施の形態にお
ける音声発生装置の音源2を格納して装着する装着手段
としてのホルダー17は、電磁シールド効果を有する構
造を持つ。電磁シールド効果を持たせる手段としては、
ホルダー17に金属蒸着を施す方法でも、金属塗装を施
す方法でも、またはホルダー自体を金属製にすることで
もよく、特に手段を限定するものではない。本発明の各
実施の形態におけるホルダーは、以上説明してきたとお
り、機能上音源の一部または全部を覆う構造であるた
め、本実施の形態を用いることにより副音声を導出しつ
つ同時に音源を電磁シールドする構造を容易に提供する
ことができ、音源が音声発生装置の内外に及ぼす電磁ノ
イズの影響を抑制することができる。
【0045】図15では、ホルダー17の形状及び副音
孔97は第1の実施の形態を例にして音源2の振動板3
の背面側に設けてあるが、特にこの配置に限定する必要
はなく、また、その他の構成は図1に記載のものと同様
であり、ホルダー1と副音孔97とにより副音声導出構
造を構成する。
【0046】以上、本発明の各実施の形態を携帯電話の
ハンズフリー音源をあげて説明してきたが、本発明の適
用範囲をこのような携帯電話のハンズフリー音源だけに
限定するものではない。
【0047】例えば、本発明の各実施の形態をPHSや
家庭用電話機及び無線機のハンズフリー音源、あるいは
ブザー音源、または着信メロディー音源等に対して使用
することもできる。また、PHSや無線機や家庭用電話
機に限らず、例えば図16に示すように、単体のスピー
カーユニットに主音孔7に加えて副音孔9を設ける構造
にしてよい。また、例えば図17に示すように、車載用
のハンズフリーユニットに対し、ハンズフリー用主音孔
7に加えて副音孔9を設けるような構造にしてもよい。
【0048】また、テレビの音源として本発明の構造を
使用する一例として、「従来の技術」の説明で例示した
スピーカー装置を挙げると、それはテレビの側面に斜め
に切った主音孔を設けることを想定したものであるが、
主音孔の前に壁もしくは置物もしくは何らかの障害物が
存在すると主音孔から放出された音声が減衰されてしま
うことになる。そこで、図18に示すように、側面に主
音孔7のあるテレビのキャビネット正面に対し、本発明
の各実施の形態における副音孔9を設けることにより、
主音孔7の音声の減衰を補うことができる。
【0049】以上説明した例は、本発明の実施の形態の
一例に過ぎず、あらゆる音声発生装置に適用することが
できる。図16、図17、図18はそれぞれ音声発生装
置の外観のみを示した図であるが、いずれも本発明の各
実施の形態で説明してきた副音孔から音声を放出しうる
構造を内包していることは、先に説明したとおりであ
る。
【0050】これらの各実施の形態において、副音孔か
らの音漏れ対策や音圧確保のためにクッションを追加す
る構造、またはホルダーを2色成形する構造、あるいは
音源が発生する電磁ノイズ軽減のために、ホルダーに対
し電磁シールド効果を付加する構造などを組み合わせて
も構わない。また、ホルダーによって副音声を放出する
副音孔は一つでも複数でもよいことは言うまでもない。
複数の副音孔を設けた場合、副音孔それぞれを設ける方
向は、例えば背面、側面、斜め方向など異なる方向の組
み合わせでも構わない。
【0051】
【発明の効果】本発明における音声発生装置は、上記の
ように構成され、特に音源の振動板正面以外の面、例え
ば裏面などから放出された音声をホルダーを介して筐体
の副音孔から筐体外へ放出するよう構成したことによ
り、得られる音声の音像、指向性、音圧に柔軟性をもた
せてさらに向上させることができ、同時に音源から発生
する電磁ノイズを抑制することができる構造のすぐれた
音声発生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における音声発生装
置の構成を示す断面図、
【図2】本発明の第1の実施の形態における音声発生装
置を、携帯電話のハンズフリー音源の装着手段を利用し
て具体化し、携帯電話を自立して置いた状態を示す断面
図、
【図3】本発明の第1の実施の形態における音声発生装
置を、携帯電話のハンズフリー音源の装着手段を利用し
て具体化し、携帯電話のハンズフリー音源の音孔を下側
に伏せて倒して置いた状態を示す断面図、
【図4】本発明の第1の実施の形態における音声発生装
置を、携帯電話のハンズフリー音源の装着手段を利用し
て具体化し、携帯電話のハンズフリー音源の音孔を上側
に向けて倒して置いた状態を示す断面図、
【図5】本発明の第2の実施の形態における音声発生装
置の構成を示す断面図、
【図6】本発明の第2の実施の形態における音声発生装
置を、携帯電話のハンズフリー音源の装着手段を利用し
て具体化し、携帯電話を自立して置いた状態を示す断面
図、
【図7】本発明の第2の実施の形態における音声発生装
置を、携帯電話のハンズフリー音源の装着手段を利用し
て具体化し、携帯電話のハンズフリー音源の音孔を下側
に伏せて倒して置いた状態を示す断面図、
【図8】本発明の第2の実施の形態における音声発生装
置を、携帯電話のハンズフリー音源の装着手段を利用し
て具体化し、携帯電話のハンズフリー音源の音孔を上側
に向けて倒して置いた状態を示す断面図、
【図9】本発明の第2の実施の形態における音声発生装
置を、携帯電話のハンズフリー音源の装着手段を利用し
て具体化し、副音孔を天面側および側面側に設けた状態
を示す斜視図、
【図10】本発明の第3の実施の形態における音声発生
装置を示す断面図、
【図11】本発明の第3の実施の形態における音声発生
装置を、携帯電話のハンズフリー音源の装着手段を利用
して具体化し、携帯電話を自立して置いた状態を示す断
面図、
【図12】本発明の第4の実施の形態における音声発生
装置を示す断面図、
【図13】本発明の第5の実施の形態における音声発生
装置を示す断面図、
【図14】本発明の第6の実施の形態における音声発生
装置を示す断面図、
【図15】本発明の第7の実施の形態における音声発生
装置を示す断面図、
【図16】本発明の各実施の形態における音声発生装置
を据え置き型スピーカーに適用した例を示す斜視図、
【図17】本発明の各実施の形態における音声発生装置
を車載用ハンズフリーユニットのスピーカーに適用した
例を示す斜視図、
【図18】本発明の各実施の形態における音声発生装置
が設けられているスピーカーを側面向きに取り付けた状
態のテレビを示す斜視図、
【図19】従来の音声発生装置の一例を示す断面図。
【符号の説明】
1 ホルダー 2 音源 3 振動板 4 主音孔側のクッションシート 5 背面 7 主音孔 8 ケース 10 カバー 11 副音孔側のクッション(ホルダー、音源間) 12 副音孔側のクッション(ホルダー、カバー間) 13 硬質樹脂 14 軟質樹脂 17 電磁シールド効果を持たせたホルダー 25 従来の音声発生方法の実施例におけるキャビネッ
ト 26 従来の音声発生方法の実施例における音孔 27 従来の音声発生方法の実施例における音源 61、62、63、64、65 経路 91、92、92−1、92−2 副音孔 93、94 95、96、97 副音孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D018 AF16 5K023 AA07 BB06 BB18 BB28 EE07 HH12 LL06 QQ05 5K067 AA34 EE02 FF25 FF34 FF38

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声を発生する音源と、前記音源の音声主
    発生面方向の筐体に構成された主音孔と、前記音源を格
    納し前記音源の音声主発生面以外の他の面から発生した
    音声を導出する装着手段と前記導出された音声を筐体外
    部に放出するよう筐体に設けられた1以上の副音孔とか
    らなる副音声導出構造とを備え、前記音源の音声主発生
    面及び前記他の面から発生した音声をそれぞれ主音孔及
    び副音孔から外部に放出するようにしたことを特徴とす
    る音声発生装置。
  2. 【請求項2】前記1以上の副音孔は前記音源の音声主発
    生面の反対側の筐体に設けられることを特徴とする請求
    項1記載の音声発生装置。
  3. 【請求項3】前記1以上の副音孔は前記音源の音声主発
    生面の側部側の筐体に設けられることを特徴とする請求
    項1または2記載の音声発生装置。
  4. 【請求項4】前記1以上の副音孔は前記音源の音声主発
    生面の正面側の筐体に設けられることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載の音声発生装置。
  5. 【請求項5】前記1以上の副音孔は前記音源の音声主発
    生面から所定の角度方向の筐体に設けられることを特徴
    とする請求項1乃至4のいずれかに記載の音声発生装
    置。
  6. 【請求項6】前記装着手段と筐体との間にクッションを
    挟持させるようにしたことを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれかに記載の音声発生装置。
  7. 【請求項7】前記装着手段を硬質樹脂と軟質樹脂とから
    なる2色成形構造とし、少なくとも前記音源に面する個
    所は軟質樹脂とし音源に密着させるようにしたことを特
    徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の音声発生装
    置。
  8. 【請求項8】前記装着手段に対し電磁シールドを設ける
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の音
    声発生装置。
  9. 【請求項9】前記副音声導出構造を携帯端末に構成する
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の音
    声発生装置。
  10. 【請求項10】前記副音声導出構造をハンズフリー機能
    を有する携帯端末に構成することを特徴とする請求項1
    乃至9のいずれかに記載の音声発生装置。
  11. 【請求項11】前記音源としてブザーを構成することを
    特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の音声発生
    装置。
  12. 【請求項12】前記音源として着信メロディー音源を構
    成することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記
    載の音声発生装置。
  13. 【請求項13】音源から音声を発生し、前記音源の音声
    主発生面方向の筐体に構成された主音孔から主音声を発
    生し、前記音源の音声主発生面以外の他の面から発生し
    た音声を前記音源を格納する装着手段により導出し、前
    記導出された音声を筐体に設けられた1以上の副音孔か
    ら筐体外部に放出する各工程からなり、前記音源の音声
    主発生面及び前記他の面から発生した音声をそれぞれ主
    音孔及び副音孔から外部に放出するようにしたことを特
    徴とする音声発生方法。
  14. 【請求項14】音源の一部または全部を覆うように格納
    し、前記音源の音声主発生面以外の他の面から発生した
    音声を導出するよう構成したことを特徴とするホルダ
    ー。
  15. 【請求項15】軟質樹脂及び硬質樹脂の2色成型構造か
    ら成り、前記音源に面する箇所は軟質樹脂により形成さ
    れ前記音源に密着するよう構成したことを特徴とする請
    求項14記載のホルダー。
  16. 【請求項16】電磁シールドを設けたことを特徴とする
    請求項14または15記載のホルダー。
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