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JP2001229989A - ジョイントコネクタ - Google Patents

ジョイントコネクタ

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Publication number
JP2001229989A
JP2001229989A JP2000038579A JP2000038579A JP2001229989A JP 2001229989 A JP2001229989 A JP 2001229989A JP 2000038579 A JP2000038579 A JP 2000038579A JP 2000038579 A JP2000038579 A JP 2000038579A JP 2001229989 A JP2001229989 A JP 2001229989A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
press
electric wire
housing
wire holding
holding member
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000038579A
Other languages
English (en)
Inventor
Yumi Mitani
由美 三谷
Shigekazu Wakata
繁一 若田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2000038579A priority Critical patent/JP2001229989A/ja
Publication of JP2001229989A publication Critical patent/JP2001229989A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジョイントパターンの変更に柔軟に対応し得
るジョイントコネクタを提供する。 【解決手段】 積層状態に組み付けられる複数のハウジ
ング10と、圧接刃16を有し、各ハウジング10に対
し積層方向と直交する方向に並列して取り付けられる複
数の圧接端子金具15と、積層された複数のハウジング
10と組付け可能であり、圧接刃16を通る経路で電線
18a〜18fを配索保持可能な電線保持部材20とを
備えている。ハウジング10と電線保持部材20を組付
けることで所定の圧接端子金具15同士が電線18を介
してジョイントされる。電線保持部材20において電線
18の本数、長さ及び配索経路は任意に設定することが
できるので、ジョイントパターンの設定の自由度が高
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジョイントコネク
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アースライン等の共通の回路系統
に使用される各電線をそれぞれ接続する場合にジョイン
トコネクタが用いられてきた。その一例として特開平8
−306451号を挙げることができる(図16及び図
17を参照)。ここに開示されたジョイントコネクタは
コネクタハウジング100の端子収容室101内に端子
102を収容させている。
【0003】コネクタハウジング100は内部に4段の
端子収容室101を備えており、かつ上下に開口して各
端子収容室101を連通させている。各端子収容室10
1の前部は挿入口101Aとして開口している。一方、
接続用の端子102は上部に第一弾性接触片103が突
出し、内部には第二弾性接触片104が、さらに下部に
は接続部105を有する構成となっている。上記の接続
用端子102をコネクタハウジング100へ収容させた
状態では、図17に示すように、下方の端子102Bの
第一弾性接触片103が上方の端子102Aの接続部1
05と当接することで、上下の端子102A,102B
を接続するようにしている。また、挿入口101Aより
相手側の雄端子106を挿入すれば、端子102の第二
弾性接触片104とも接触するため、ジョイント本数の
増加の要請にも応えうるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のもので
あっても、ジョイントできるのは、上段と下段の端子1
02同士の間、及び端子収容室101内の端子102と
外部から挿入される雄端子106との間だけに限られる
ため、ジョイントパターンによっては上記のジョイント
コネクタでは対応できない場合がある。本願発明は上記
事情に鑑みて創案され、ジョイントパターンの変更に柔
軟に対応し得るジョイントコネクタを提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、積層
状態に組み付けられる複数のハウジングと、圧接刃を有
し、前記各ハウジングに対し積層方向と直交する方向に
並列して取り付けられる複数の圧接端子金具と、前記積
層された複数のハウジングと組付け可能であり、前記圧
接刃を通る経路で電線を配索保持可能な電線保持部材と
を備えてなり、前記ハウジングと前記電線保持部材を組
付けることで所定の圧接端子金具同士が前記電線によっ
てジョイントされる構成とした。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記圧接端子金具には、軸線を前記ハウジングの積
層方向に向けた前記電線を圧接させる積層方向用圧接刃
と、軸線を前記圧接端子金具の並列方向に向けた前記電
線を圧接させる並列方向用圧接刃とが形成され、前記電
線保持部材には、前記電線を前記ハウジングの積層方向
に向けて保持する積層方向用電線保持溝と、前記電線を
前記圧接端子金具の並列方向に向けて保持する並列方向
用電線保持溝とが設けられている構成としている。
【0007】
【発明の作用及び効果】[請求項1の発明]電線保持部
材において電線の本数、長さ及び配索経路を任意に設定
することができるので、ジョイントパターンの設定の自
由度が高い。[請求項2の発明]電線をハウジングの積
層方向と圧接端子金具の並列方向の双方に縦横に配索保
持できるので、ジョイントパターンの設定自由度が高
い。
【0008】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1乃至図6を参照して説明す
る。
【0009】本実施形態のジョイントコネクタは、複数
のハウジング10、複数の圧接端子金具15、電線保持
部材20、及び複数本の電線18a〜18f(尚、以下
の説明において、電線を総称する場合と特定の電線を示
さない場合の符号は、単に「18」とする)とから構成
される。尚、以下の説明において、前後方向については
図1及び図2の左側を前側とし、上下方向については図
2を基準とする。ハウジング10は、合成樹脂製であ
り、全体として厚板状をなす。ハウジング10内には、
左右方向に一定ピッチで複数のキャビティ11が形成さ
れている。各キャビティ11は、ハウジング10の前後
両端面に開口され、各キャビティ11には後方から圧接
端子金具15が挿入される。また、ハウジング10の前
端面における左右両端には、前方へ突出する一対の保護
板12が形成されている。この保護板12は、後述する
圧接端子金具15のハウジング10からの突出部分を保
護するものであり、前側及び上下両側から圧接端子金具
15に対して異物が干渉するのを防止する。
【0010】かかるハウジング10の上面には前後方向
に延びる左右一対の連結リブ13が形成されているとと
もに、下面には同じく前後方向に延びる左右一対の連結
溝(図示せず)が形成されている。そして、この連結リ
ブ13と連結溝との嵌合により、ハウジング10は、そ
の上面と下面とを密着させて上下に積層された状態で連
結されている。圧接端子金具15は、全体として前後方
向に細長い板状をなし、その板面を上下方向に向けた状
態でキャビティ11内に挿入され、その係止孔17にラ
ンス(図示せず)を係止させることで、キャビティ11
に対し後方への抜け規制がされている。圧接端子金具1
5の後端部にはハーネス電線Wの端末部が圧着により接
続され、そのハーネス電線Wはハウジング10の後方へ
延出されている。
【0011】圧接端子金具15の前端部は圧接刃16と
なっている。圧接刃16は、前端縁に開口する前後方向
のスリット16Aを有する。このスリット16Aには、
ジョイント用の電線18がその軸線を水平(左右方向)
に向けた状態で押し込まれるようになっており、その過
程では、電線18の樹脂被覆がスリット16Aの上下両
縁によって切開されて、芯線がスリット16Aの上下両
縁に接触し、もって電線18と圧接端子金具15とが導
通可能となる。かかる圧接刃16は、ハウジング10の
前端面から前方へ突出されている。
【0012】電線保持部材20は、後面(図3における
右側の面)が開放された方形の箱状をなし、その内部に
は、積層状態の複数のハウジング10が嵌合させれるよ
うになっている。尚、電線保持部材20の上面にはハウ
ジング10の連結リブ13を嵌合させる嵌合溝21が形
成されているとともに、下面には、ハウジング10の連
結溝と嵌合する嵌合リブ22が形成されている。電線保
持部材20の奥端面23(前端内面)には、積層された
ハウジング10における上下方向の圧接刃16の各列と
対応する縦長の逃がし溝24が、左右方向に複数並んで
形成されている。また、奥端面23における左右両端部
には、ハウジング10の保護板12との干渉を回避する
ための凹部25が形成されている。奥端面23には、さ
らに、各圧接刃16のスリット16Aと同じ高さで逃が
し溝24を横切るように左右方向に延びる複数の電線保
持溝26が形成されている。この電線保持溝26には電
線18が容易に外れないように嵌合されるようになって
いる。また、この電線保持溝26はその左右両端におい
て上下方向の連通溝27によって連通されており、この
連通溝27にも電線18が容易に外れないように嵌合さ
れるようになっている。
【0013】次に、本実施形態の作用を説明する。ま
ず、ジョイントさせるべき圧接端子金具15の圧接刃1
6間を通る電線配索経路を設定し、その配索経路の長さ
と同じ長さに切断した複数本(本実施形態では6本)の
電線18a〜18fを準備する。そして、これらの電線
18を所定の配索経路に沿って電線保持溝26と連通溝
27に嵌合保持させつつ配索する。図5にはその配索経
路の一例を示す。第1の電線18aは、最上段の電線保
持溝26においてその右端の圧接刃16と左から3番目
の圧接刃16との間に亘って一直線状に配索されてい
る。第2の電線18bは、最上段の左より2番目の圧接
刃16から左側の連通溝27を通って最下段の左から2
番目の圧接刃16との間に亘るUターン状の経路で配索
されている。第3の電線18cは、上から2段目の左端
の圧接刃16と左から5番目の圧接刃16との間で直線
状に配索されている。第4の電線18dは、上から3段
目の左端の圧接刃16と左から4番目の圧接刃16との
間で直線状に配索されている。第5の電線18eは、最
下段における右端の圧接刃16と左から3番目の圧接刃
16との間で直線状に配索されている。第6の電線18
fは、上から2段目の右から3番目の圧接刃16と、上
から3段目の右から4番目の圧接刃16との間で右側の
連通溝27を解してUターン状に配索されている。
【0014】かかる電線保持部材20に対してハウジン
グ10を嵌入すると、各圧接刃16が、夫々、逃がし溝
24に進入しつつ、対応する電線18に圧接され、共通
する電線18に圧接された圧接端子金具15同士が互い
にジョイントされるのである。このように、本実施形態
によれば、電線保持部材20に電線保持溝26と連通溝
27を形成することにより電線18の本数、長さ及び配
索経路を任意に設定することができるようにしたので、
ジョイントパターンの設定の自由度が高い。
【0015】尚、図5に示したジョイントパターンは、
水平方向の電線保持溝26のみに直線状に電線を配索す
るだけでなく、上下方向の連通溝27を介してUターン
状にも電線18を配索したものであるが、これ以外に
も、例えば図6に示すように、電線保持溝26のみに電
線18を配索するようなジョイントパターンとすること
も可能である。 [実施形態2]次に、本発明を具体化した実施形態2を
図乃7至図15を参照して説明する。本実施形態のジョ
イントコネクタは、複数のハウジング30、複数の圧接
端子金具35、電線保持部材40及び複数本の電線55
とから構成される。尚、以下の説明において、前後方向
については図7,8,12及び13の左側を前側とし、
上下方向については図7,10,11,12及び14を
基準とする。
【0016】ハウジング30は、合成樹脂製であり、全
体として厚板状をなす。ハウジング30内には、左右方
向に一定ピッチで複数のキャビティ31が形成されてい
る。各キャビティ31は、ハウジング30の前後両端面
に開口され、各キャビティ31には後方から圧接端子金
具35が挿入される。また、ハウジング30の前端面に
おける左右両端には、前方へ突出する一対の保護板32
Aが形成されている。この保護板32Aは、後述する圧
接端子金具35のハウジング30からの突出部分を保護
するものであり、前側及び上下両側から圧接端子金具3
5に対して異物が干渉するのを防止する。さらに、ハウ
ジング30の前端面には、各キャビティ31の開口を挟
むように左右で対をなす複数対の隔壁32Bが突成され
ている。この隔壁32Bは、左右に隣り合う圧接端子金
具35のハウジング30からの突出部分が短絡すること
を防止する。
【0017】かかるハウジング30の上面には前後方向
に延びる左右一対の連結リブ33が形成されているとと
もに、下面には同じく前後方向に延びる左右一対の連結
溝(図示せず)が形成されている。そして、この連結リ
ブ33と連結溝との嵌合により、ハウジング30は、そ
の上面と下面とを密着させて上下に積層された状態で連
結されている。圧接端子金具35は、金属板材からなる
とともに全体として前後方向に細長い形状をなし、キャ
ビティ31内に挿入された状態では、その底板36の係
止孔37にキャビティ31のランス34を係止させるこ
とで、キャビティ31に対し後方への抜け規制がされ
る。圧接端子金具35の後端部にはハーネス電線Wの端
末部が圧着により接続されており、そのハーネス電線W
は、ハウジング30の後方へ延出されている。
【0018】圧接端子金具35の前端部には、3つの圧
接刃38a,38bがハウジング30の前端面から前方
へ突出するとともに前方から視て略U字形をなす形態で
形成されている。積層方向用圧接刃38aは、底板36
と面一状に連続して形成されている。この積層方向用圧
接刃38aは、その前端縁に開口する前後方向のスリッ
ト39aを有する。このスリット39aには、ジョイン
ト用の電線55がその軸線をハウジング30の積層方向
(上下方向)に向けた状態で押し込まれるようになって
おり、その押込み過程では、電線55の樹脂被覆がスリ
ット39aの左右両縁によって切開されるとともに、芯
線がスリット39aの左右両縁に接触し、もって電線5
5と圧接端子金具35とが導通可能となる。
【0019】また、並列方向用圧接刃38bは、積層方
向用圧接刃38aの左右両側縁から上方へ直角に壁状に
立ち上がった形態で一対形成されている。この並列方向
用圧接刃38bは、その前端縁に開口する前後方向のス
リット39bを有する。このスリット39bには、ジョ
イント用の電線55がその軸線を各ハウジング30にお
ける圧接端子金具35の並列方向(左右方向)に向けた
状態で押し込まれるようになっており、その押込み過程
では、電線55の樹脂被覆がスリットの上下両縁によっ
て切開されるとともに、芯線がスリット39bの上下両
縁に接触し、もって電線55と圧接端子金具35とが導
通可能となる。
【0020】かかる積層方向用圧接刃38aと並列方向
用圧接刃38bとの間では、その電線55との圧接位置
がハウジング30と電線保持部材40の組付け方向(前
後方向)において互いに異なる位置となる。この位置
は、電線保持部材40における電線55の保持位置によ
って決められるのであるが、積層方向用圧接刃38aに
おける電線55の圧接位置は、並列方向用圧接刃38b
における電線55の圧接位置よりも前方となっている。
【0021】電線保持部材40は、後面(図12,13
における右側の面)が開放された方形の箱状をなし、そ
の内部には、積層した複数のハウジング30が嵌合させ
れるようになっている。電線保持部材40の奥端面41
には、3つの圧接刃38a,38bを嵌入させるための
嵌合凹部42が各圧接端子金具35と対応して上下左右
に整列して形成されている。また、奥端面41における
左右両端部には、ハウジング30の保護板32A及び電
線55との干渉を回避するための凹部43Aが形成され
ているとともに、各嵌合凹部42の左右両側には、ハウ
ジング30の隔壁32Bとの干渉を回避するためのスリ
ット状の凹部43Bが形成されている。さらに、奥端面
41の上下両端部には、電線55との感表を回避するた
めの凹部44が形成されている。
【0022】奥端面41には、各嵌合凹部42における
積層方向用圧接刃38aのスリット39aと対応する位
置を縦に通過するように上下方向に直線状に延びる積層
方向用電線保持溝46と、各嵌合凹部42における並列
方向用圧接刃38bのスリット39bと対応する位置を
横に通過するように左右方向に直線状に延びる並列方向
用電線保持溝47とが、夫々、複数ずつ形成されてい
る。これらの積層方向用電線保持溝46及び並列方向用
電線保持溝47には、夫々、ジョイント用の電線55が
容易に外れないように嵌合される。また、積層方向用電
線保持溝46における電線55の保持位置は、並列方向
用電線保持溝47における電線55の保持位置よりも前
方(電線保持部材40においては奥方)となっている。
【0023】次に、本実施形態の作用を説明する。ま
ず、ジョイントさせるべき圧接端子金具35の圧接刃3
8a,38b間を通る電線配索経路を設定し、電線保持
部材40において配索経路に応じた配索パターンを設定
する。そして、この配索パターンに合わせた所定長さの
電線55を複数本準備し、これらの電線55を所定の配
索パターンに沿って電線保持溝46,47に嵌合保持さ
せつつ配索する。この場合、電線55は、積層方向用電
線保持溝46に先に配索し、その後、並列方向用電線保
持溝47に配索する。図11にはその配索経路(配索パ
ターン)の一例を示す。
【0024】そして、電線保持部材40に対して積層状
態のハウジング30を嵌入すると、各圧接刃38a,3
8bが、夫々、嵌合凹部42に嵌入されるつつ、対応す
る電線55に圧接される。これにより、共通する電線5
5に圧接された圧接端子金具35同士が互いにジョイン
トされる。さらに、1つの圧接端子金具35に複数の電
線55が圧接されている場合には、その複数の電線55
に圧接されている他の圧接端子金具35同士もジョイン
トされる。
【0025】このように、本実施形態によれば、電線保
持部材40に電線55を配索保持するための積層方向用
電線保持溝46と並列方向用電線保持溝47を形成し、
電線55の本数、長さ及び配索経路を任意に設定するこ
とができるようにしたので、ジョイントパターンの設定
の自由度が高い。また、電線55をハウジング30の積
層方向と圧接端子金具35の並列方向の双方に縦横に配
索保持できるので、この点においても、ジョイントパタ
ーンの設定自由度が高くなっている。
【0026】また、縦方向と横方向の電線同士が同一面
上で交差する場合には、交差部分で一方の電線を屈曲さ
せて他方の電線を乗り越えるようにしなければならず、
その結果、その屈曲部分の近傍で圧接不良を来すことが
懸念される。しかし、本実施形態2によれば、積層方向
の電線55と並列方向の電線55を前後方向において異
なる位置に配索するようにしたので、積層方向の電線5
5と並列方向の電線55との交差部分において電線55
を屈曲させずに済んでいる。したがって、交差部分の近
傍においても良好に圧接が行われる。
【0027】[他の実施形態]本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態1において、隣り合う圧接端子金具
の間を仕切るようにハウジングに隔壁を形成し、電線保
持部材にこの隔壁との干渉を回避するための凹部を形成
する構成としてもよい。
【0028】(2)上記実施形態2では圧接端子金具を
正面から視てU字形としたが、本発明によれば、L字形
としてもよい。 (3)上記実施形態2では電線保持部材に積層方向用と
並列方向用の双方の電線保持溝を互いに交差させるよう
に形成したが、本発明によれば、電線保持部材にこれと
は別体の電線保持板を設け、電線保持部材と電線保持板
の一方に積層方向用の電線保持溝を形成するとともに、
他方に並列方向用の電線保持溝を形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のハウジングの一部切欠平面図
【図2】ハウジングの断面図
【図3】電線保持部材に電線を配索保持した状態の断面
【図4】ハウジングと電線保持部材を組み付けた状態の
断面図
【図5】電線保持部材の正面図
【図6】実施形態1におけるジョイントパターンの変形
例を示す正面図
【図7】実施形態2のハウジングの縦断面図
【図8】ハウジングの横断面図
【図9】電線保持部材の一部切欠斜視図
【図10】電線保持部材の背面図
【図11】電線保持部材に電線を配索した状態の背面図
【図12】電線保持部材の縦断面図
【図13】電線保持部材の横断面図
【図14】ハウジングと電線保持部材を組み付けた状態
の縦断面図
【図15】ハウジングと電線保持部材を組み付けた状態
の横断面図
【図16】従来例の斜視図
【図17】従来例の断面図
【符号の説明】
10…ハウジング 15…圧接端子金具 16…圧接刃 18a〜18f…電線 20…電線保持部材 30…ハウジング 35…圧接端子金具 38a…積層方向用圧接刃 38b…並列方向用圧接刃 40…電線保持部材 46…積層方向用電線保持溝 47…並列方向用電線保持溝 55…電線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層状態に組み付けられる複数のハウジ
    ングと、 圧接刃を有し、前記各ハウジングに対し積層方向と直交
    する方向に並列して取り付けられる複数の圧接端子金具
    と、 前記積層された複数のハウジングと組付け可能であり、
    前記圧接刃を通る経路で電線を配索保持可能な電線保持
    部材とを備えてなり、 前記ハウジングと前記電線保持部材を組付けることで所
    定の圧接端子金具同士が前記電線によってジョイントさ
    れる構成としたことを特徴とするジョイントコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記圧接端子金具には、軸線を前記ハウ
    ジングの積層方向に向けた前記電線を圧接させる積層方
    向用圧接刃と、軸線を前記圧接端子金具の並列方向に向
    けた前記電線を圧接させる並列方向用圧接刃とが形成さ
    れ、 前記電線保持部材には、前記電線を前記ハウジングの積
    層方向に向けて保持する積層方向用電線保持溝と、前記
    電線を前記圧接端子金具の並列方向に向けて保持する並
    列方向用電線保持溝とが設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載のジョイントコネクタ。
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JP (1) JP2001229989A (ja)

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