JP2001224893A - ドラム式洗濯機 - Google Patents
ドラム式洗濯機Info
- Publication number
- JP2001224893A JP2001224893A JP2000039771A JP2000039771A JP2001224893A JP 2001224893 A JP2001224893 A JP 2001224893A JP 2000039771 A JP2000039771 A JP 2000039771A JP 2000039771 A JP2000039771 A JP 2000039771A JP 2001224893 A JP2001224893 A JP 2001224893A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- water tank
- washing machine
- main body
- type washing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗濯機本体を大型化することなく稼働中の騒
音を防止することのできるドラム式洗濯機を提供する。 【解決手段】 前面に開口した洗濯物投入口1aを有す
る本体外装部1と、本体外装部1内に配されるとともに
洗濯物投入口1aに対向する部分に面して開口した開口
部4aを有する有底筒状の水槽4、洗濯物投入口1aと
開口部4aとの間を通路を形成するように連結する弾性
体から成るパッキン10と、水槽4内に回転自在に支持
されるドラム5と、ドラム5を回転駆動する駆動機構9
と、水槽4を揺動自在に懸架する第1、第2懸架装置
6、39と、第1、第2懸架装置6、39により懸架さ
れる全重量を構成する揺動体40と本体外装部1の内壁
1bとの間に配される緩衝材41とを備えた。
音を防止することのできるドラム式洗濯機を提供する。 【解決手段】 前面に開口した洗濯物投入口1aを有す
る本体外装部1と、本体外装部1内に配されるとともに
洗濯物投入口1aに対向する部分に面して開口した開口
部4aを有する有底筒状の水槽4、洗濯物投入口1aと
開口部4aとの間を通路を形成するように連結する弾性
体から成るパッキン10と、水槽4内に回転自在に支持
されるドラム5と、ドラム5を回転駆動する駆動機構9
と、水槽4を揺動自在に懸架する第1、第2懸架装置
6、39と、第1、第2懸架装置6、39により懸架さ
れる全重量を構成する揺動体40と本体外装部1の内壁
1bとの間に配される緩衝材41とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は横型のドラムを備え
たドラム式洗濯機の改良に関するものである。
たドラム式洗濯機の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】略水平な軸を中心に回転する横型のドラ
ムを備えたドラム式洗濯機は、特にヨーロッパにおいて
広く使用されている。ドラム式洗濯機は一般に、ドラム
を低速で回転する洗い工程、すすぎ工程と、高速で回転
する脱水工程から成る洗濯作業を行い、更に、乾燥工程
を行うものが商品化されている。
ムを備えたドラム式洗濯機は、特にヨーロッパにおいて
広く使用されている。ドラム式洗濯機は一般に、ドラム
を低速で回転する洗い工程、すすぎ工程と、高速で回転
する脱水工程から成る洗濯作業を行い、更に、乾燥工程
を行うものが商品化されている。
【0003】図13、図14は、従来のドラム式洗濯機
の内部を示す側面図及び正面図である。これらの図に示
すように、本体外装部1は前面に開閉扉3で開閉される
洗濯物投入口1aが設けられている。本体外装部1内に
は前面に開口部4aを有する有底筒状の水槽4が横設さ
れている。水槽4内には有底筒状のドラム5が軸部5e
を中心に回転自在に支持された二重構造となっている。
の内部を示す側面図及び正面図である。これらの図に示
すように、本体外装部1は前面に開閉扉3で開閉される
洗濯物投入口1aが設けられている。本体外装部1内に
は前面に開口部4aを有する有底筒状の水槽4が横設さ
れている。水槽4内には有底筒状のドラム5が軸部5e
を中心に回転自在に支持された二重構造となっている。
【0004】本体外装部1に設けた洗濯物投入口1aの
周囲と水槽4の開口部4aの周囲とは、ゴム等から成る
パッキン10で連結され、本体外装部1と水槽4の間の
水漏れを防止するようになっている。また、水槽4の後
方には、軸部5eを回転駆動する駆動機構9が配されて
いる。
周囲と水槽4の開口部4aの周囲とは、ゴム等から成る
パッキン10で連結され、本体外装部1と水槽4の間の
水漏れを防止するようになっている。また、水槽4の後
方には、軸部5eを回転駆動する駆動機構9が配されて
いる。
【0005】本体外装部1の前部上方にはアングル29
aが橋架されており、本体外装部1の後部内壁にはアン
グル29bが取り付けられている。水槽4の前面及び背
面にはアングル30a、30bが各2箇所に設けられ、
前後各2本づつの引張りバネから成る第1、第2懸架装
置6、7がアングル30a、30bとアングル29a、
29bとの間に掛着されている。これにより、水槽4が
本体外装部1に懸架されている。
aが橋架されており、本体外装部1の後部内壁にはアン
グル29bが取り付けられている。水槽4の前面及び背
面にはアングル30a、30bが各2箇所に設けられ、
前後各2本づつの引張りバネから成る第1、第2懸架装
置6、7がアングル30a、30bとアングル29a、
29bとの間に掛着されている。これにより、水槽4が
本体外装部1に懸架されている。
【0006】洗い、すすぎ、脱水及び乾燥工程は、ドラ
ム5を駆動機構9で回転駆動することにより実行され
る。この時、洗濯物が遠心力により偏心して水槽4の揺
動が発生する。第1、第2懸架装置6、7は偏位する水
槽を所定位置に復帰させる働きをして水槽4が揺動す
る。従って、水槽4、ドラム5、駆動装置9等は一体に
揺動する揺動体40を構成している。また、第1、第2
懸架装置6、7は鉛直方向に対して左右対称に角度θ1
だけ傾斜して配され、揺動する揺動体40を左右方向の
中心位置に求芯させるようになっている。
ム5を駆動機構9で回転駆動することにより実行され
る。この時、洗濯物が遠心力により偏心して水槽4の揺
動が発生する。第1、第2懸架装置6、7は偏位する水
槽を所定位置に復帰させる働きをして水槽4が揺動す
る。従って、水槽4、ドラム5、駆動装置9等は一体に
揺動する揺動体40を構成している。また、第1、第2
懸架装置6、7は鉛直方向に対して左右対称に角度θ1
だけ傾斜して配され、揺動する揺動体40を左右方向の
中心位置に求芯させるようになっている。
【0007】水槽4の下部は下方から左右2本の減衰装
置8で支持されている。減衰装置8はダンパーから成
り、揺動体40の上下方向の揺動を減衰させる働きをす
る。また、減衰装置8は鉛直方向に対して左右対称に角
度θ3だけ傾斜して配され、揺動体40の左右方向の揺
動をも減衰できるようになっている。
置8で支持されている。減衰装置8はダンパーから成
り、揺動体40の上下方向の揺動を減衰させる働きをす
る。また、減衰装置8は鉛直方向に対して左右対称に角
度θ3だけ傾斜して配され、揺動体40の左右方向の揺
動をも減衰できるようになっている。
【0008】第1、第2懸架装置6、7は同一の引張り
バネ6a、7aを有しており、水槽4の後部の取付位置
を下げて水槽4を所定の傾斜の角度θで配するために、
引張りバネ7aの端部には直線部7bが設けられてい
る。第1、第2懸架装置6、7に懸架される揺動体40
は、水槽4の底板4d、ドラム5の底板5f、駆動装置
9等によって前部より後部の重量が重くなるため、水槽
4の前方上部には金属製のウエイト28が設けられてい
る。ウエイト28によって、揺動体40の重心Wは第
1、第2懸架装置6、7の懸架位置(30a、30b)
の略中間(L1≒L2)になっている。
バネ6a、7aを有しており、水槽4の後部の取付位置
を下げて水槽4を所定の傾斜の角度θで配するために、
引張りバネ7aの端部には直線部7bが設けられてい
る。第1、第2懸架装置6、7に懸架される揺動体40
は、水槽4の底板4d、ドラム5の底板5f、駆動装置
9等によって前部より後部の重量が重くなるため、水槽
4の前方上部には金属製のウエイト28が設けられてい
る。ウエイト28によって、揺動体40の重心Wは第
1、第2懸架装置6、7の懸架位置(30a、30b)
の略中間(L1≒L2)になっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のドラム式洗濯機によると、減衰装置8により上下方
向及び左右方向の揺動体40の揺動を減衰させることが
可能であるが、前後方向の揺動に対する減衰が十分でな
い。このため、図13のA部において、大きな揺動が生
じたときに、揺動体40の揺動に伴って揺動体40の後
部と本体外装部1の背面板1bとが衝突し、洗濯や乾燥
中の騒音が発生する問題があった。A部の隙間を大きく
して衝突を回避することもできるがドラム式洗濯機を大
型にする問題がある。
来のドラム式洗濯機によると、減衰装置8により上下方
向及び左右方向の揺動体40の揺動を減衰させることが
可能であるが、前後方向の揺動に対する減衰が十分でな
い。このため、図13のA部において、大きな揺動が生
じたときに、揺動体40の揺動に伴って揺動体40の後
部と本体外装部1の背面板1bとが衝突し、洗濯や乾燥
中の騒音が発生する問題があった。A部の隙間を大きく
して衝突を回避することもできるがドラム式洗濯機を大
型にする問題がある。
【0010】本発明は、洗濯機本体を大型化することな
く稼働中の騒音を防止することのできるドラム式洗濯機
を提供することを目的とする。
く稼働中の騒音を防止することのできるドラム式洗濯機
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、前面に開口した洗濯物投入口を有する本体
外装部と、前記本体外装部内に横設されるとともに前記
洗濯物投入口に対向する部分に面して開口した開口部を
有する有底筒状の水槽と、前記水槽内に回転自在に支持
されるドラムと、前記ドラムを回転駆動する駆動機構
と、前記水槽を揺動自在に懸架する懸架装置と、前記懸
架装置により懸架される全重量を構成する揺動体の後部
と前記本体外装部の背壁内面との間に配される緩衝材と
を備えたことを特徴としている。
に本発明は、前面に開口した洗濯物投入口を有する本体
外装部と、前記本体外装部内に横設されるとともに前記
洗濯物投入口に対向する部分に面して開口した開口部を
有する有底筒状の水槽と、前記水槽内に回転自在に支持
されるドラムと、前記ドラムを回転駆動する駆動機構
と、前記水槽を揺動自在に懸架する懸架装置と、前記懸
架装置により懸架される全重量を構成する揺動体の後部
と前記本体外装部の背壁内面との間に配される緩衝材と
を備えたことを特徴としている。
【0012】この構成によると、水槽内に配されるドラ
ム内に前面の洗濯物投入口及び開口部から洗濯物が投入
される。水槽内には洗濯液が注入されて駆動機構により
ドラムが回転して洗濯が行われる。ドラムの回転によっ
て水槽、ドラム、駆動装置等から成って一体に揺動する
揺動体は揺動し、前後方向の揺動に対して揺動体の後部
と本体外装部の背壁とは緩衝材を介して衝突し、衝撃音
が防止される。緩衝材は揺動体の最後部或いは本体外装
部の背壁内面に固定される。
ム内に前面の洗濯物投入口及び開口部から洗濯物が投入
される。水槽内には洗濯液が注入されて駆動機構により
ドラムが回転して洗濯が行われる。ドラムの回転によっ
て水槽、ドラム、駆動装置等から成って一体に揺動する
揺動体は揺動し、前後方向の揺動に対して揺動体の後部
と本体外装部の背壁とは緩衝材を介して衝突し、衝撃音
が防止される。緩衝材は揺動体の最後部或いは本体外装
部の背壁内面に固定される。
【0013】また、本発明は、上記のドラム式洗濯機に
おいて、前記懸架装置に前記揺動体の前後の揺動を減衰
させる減衰部を設けたことを特徴としている。この構成
によると、ドラムの回転による揺動体の前後方向の揺動
は、懸架装置の減衰部により減衰され、前後の揺動量が
減少する。
おいて、前記懸架装置に前記揺動体の前後の揺動を減衰
させる減衰部を設けたことを特徴としている。この構成
によると、ドラムの回転による揺動体の前後方向の揺動
は、懸架装置の減衰部により減衰され、前後の揺動量が
減少する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の第1実施形態のドラム式
洗濯機の外観斜視図である。ドラム式洗濯機の外壁を形
成する本体外装部1は前面が開閉扉3で開閉できるよう
になっている。本体外装部1の前面上部には操作キーや
表示部を備えた操作パネル11が設けられている。
て説明する。図1は、本発明の第1実施形態のドラム式
洗濯機の外観斜視図である。ドラム式洗濯機の外壁を形
成する本体外装部1は前面が開閉扉3で開閉できるよう
になっている。本体外装部1の前面上部には操作キーや
表示部を備えた操作パネル11が設けられている。
【0015】図2にドラム式洗濯機の側面断面図を示す
と、本体外装部1内には前面に開口部4aを有する有底
筒状の水槽4が配される。詳細は後述するが、水槽4は
図6、図7に示すように、本体外装部1内に第1懸架装
置6及び第2懸架装置39で弾力的に支持されている。
また、減衰装置8により水槽4の揺動を減衰するように
なっている。
と、本体外装部1内には前面に開口部4aを有する有底
筒状の水槽4が配される。詳細は後述するが、水槽4は
図6、図7に示すように、本体外装部1内に第1懸架装
置6及び第2懸架装置39で弾力的に支持されている。
また、減衰装置8により水槽4の揺動を減衰するように
なっている。
【0016】水槽4内にはドラム5が配されている。水
槽4に取り付けられるモータケース9aによりベアリン
グ6が保持されている。そして、ベアリング6にドラム
5と一体の軸部5eが支持されて、ドラム5が回転自在
になっている。軸部5eにはロータ9bが固着され、モ
ータケース9a内にはロータ9bに対峙するステータ9
cが固定されている。そして、ステータ9cに通電する
とロータ9bが磁気作用により回転する。これにより、
ドラム5を駆動する駆動機構9が構成されている。
槽4に取り付けられるモータケース9aによりベアリン
グ6が保持されている。そして、ベアリング6にドラム
5と一体の軸部5eが支持されて、ドラム5が回転自在
になっている。軸部5eにはロータ9bが固着され、モ
ータケース9a内にはロータ9bに対峙するステータ9
cが固定されている。そして、ステータ9cに通電する
とロータ9bが磁気作用により回転する。これにより、
ドラム5を駆動する駆動機構9が構成されている。
【0017】ドラム5の周壁には小孔5aが設けられて
いる。小孔5aにより洗濯時に水槽4とドラム5との間
を洗濯水が流出入できるようになっている。ドラム5の
内壁面にはバッフル5bが突出して設けられ、ドラム5
の回転により洗濯物を引っかけて持上げ、洗濯液中に落
下させることにより洗浄が行われるようになっている。
いる。小孔5aにより洗濯時に水槽4とドラム5との間
を洗濯水が流出入できるようになっている。ドラム5の
内壁面にはバッフル5bが突出して設けられ、ドラム5
の回転により洗濯物を引っかけて持上げ、洗濯液中に落
下させることにより洗浄が行われるようになっている。
【0018】ドラム5の前面の開口部5cの外周縁には
流体バランサー5dが設けられている。流体バランサー
5dは塩水等の流体が封入されており、ドラム5の回転
時に該流体が移動して洗濯物及び洗濯液の片寄りによる
重心移動を打消すようになっている。流体バランサー5
dはドラム5の内周縁に設けてもよい。
流体バランサー5dが設けられている。流体バランサー
5dは塩水等の流体が封入されており、ドラム5の回転
時に該流体が移動して洗濯物及び洗濯液の片寄りによる
重心移動を打消すようになっている。流体バランサー5
dはドラム5の内周縁に設けてもよい。
【0019】ドラム5の回転軸心y−yは、水平軸に対
して角度θだけドラム5の奥が下がるように傾斜されて
いる。これにより、使用者がドラム式洗濯機の前面側に
立って操作する際に見下ろしてドラム5の奥まで見通し
が良くなるようにしている。
して角度θだけドラム5の奥が下がるように傾斜されて
いる。これにより、使用者がドラム式洗濯機の前面側に
立って操作する際に見下ろしてドラム5の奥まで見通し
が良くなるようにしている。
【0020】洗濯物投入口1aと水槽4の開口部4aの
周縁にはゴムや軟質樹脂等の弾性体からなるパッキン1
0が洗濯物が通る通路を形成するように取り付けられて
いる。パッキン10は開閉扉3を閉じたときに内周縁1
0aが開閉扉3の周縁に密着する構造となっている。こ
れにより、洗濯動作中の防水を行うようになっている。
また、パッキン10には蛇腹などが設けられ、水槽4の
揺動に応じて撓みを生じて追従するようになっている。
周縁にはゴムや軟質樹脂等の弾性体からなるパッキン1
0が洗濯物が通る通路を形成するように取り付けられて
いる。パッキン10は開閉扉3を閉じたときに内周縁1
0aが開閉扉3の周縁に密着する構造となっている。こ
れにより、洗濯動作中の防水を行うようになっている。
また、パッキン10には蛇腹などが設けられ、水槽4の
揺動に応じて撓みを生じて追従するようになっている。
【0021】本体外装部1内の上部には水道管に接続さ
れた給水パイプ12が配されている。給水パイプ12の
途中に設けた給水弁13を開放すると、洗剤ケース14
を介してドアパッキン10に取り付けられた給水ノズル
15から水槽4内に給水されるようになっている。
れた給水パイプ12が配されている。給水パイプ12の
途中に設けた給水弁13を開放すると、洗剤ケース14
を介してドアパッキン10に取り付けられた給水ノズル
15から水槽4内に給水されるようになっている。
【0022】水槽4の底面より導出された排水ダクト1
6は、経路の途中に糸屑フイルタ17aを内設した接続
ケース17及び排水ポンプ18を備えており、水槽4か
らの洗濯液を本体外装部1の外部に排水する構成となっ
ている。糸屑フイルタ17aは、例えば、樹脂を格子状
に形成したり或いは、目の細かい繊維を袋状に形成して
構成され、洗濯液中の糸屑等を集積する。そして、糸屑
フイルタ17aは接続ケース17内に着脱自在に装着さ
れ、本体外装部1の前面下部から取り外すことができる
ようになっている。
6は、経路の途中に糸屑フイルタ17aを内設した接続
ケース17及び排水ポンプ18を備えており、水槽4か
らの洗濯液を本体外装部1の外部に排水する構成となっ
ている。糸屑フイルタ17aは、例えば、樹脂を格子状
に形成したり或いは、目の細かい繊維を袋状に形成して
構成され、洗濯液中の糸屑等を集積する。そして、糸屑
フイルタ17aは接続ケース17内に着脱自在に装着さ
れ、本体外装部1の前面下部から取り外すことができる
ようになっている。
【0023】接続ケース17の上部にはエアートラップ
22から導圧パイプ21を介して水位センサー23が設
けられている。水位センサー23は、エアートラップ2
2内の圧力変化に応じて磁性体をコイル内で移動させ
る。その結果生じるコイルのインダクタンス変化を発振
周波数の変化として検出し、水槽4内の水位を検知する
ようになっている。
22から導圧パイプ21を介して水位センサー23が設
けられている。水位センサー23は、エアートラップ2
2内の圧力変化に応じて磁性体をコイル内で移動させ
る。その結果生じるコイルのインダクタンス変化を発振
周波数の変化として検出し、水槽4内の水位を検知する
ようになっている。
【0024】ドラム式洗濯機の図2と異なる側面断面を
図3に示すと、接続ケース17の出口側には排水ダクト
16bから分岐する循環ダクト19が設けられている。
循環ダクト19は水槽4の開口部4aに臨むようにパッ
キン10に接続されており、経路途中に循環ポンプ20
を備えている。
図3に示すと、接続ケース17の出口側には排水ダクト
16bから分岐する循環ダクト19が設けられている。
循環ダクト19は水槽4の開口部4aに臨むようにパッ
キン10に接続されており、経路途中に循環ポンプ20
を備えている。
【0025】そして、排水ポンプ18を停止して循環ポ
ンプ20を駆動させると、水槽4、排水ダクト16a、
接続ケース17、排水ダクト16b、循環ポンプ20及
び循環ダクト19を通って水槽4に至る循環経路が形成
される。これにより、水槽4内の洗濯液を循環経路を通
して循環させ、該循環経路を通過させる間に洗濯液内の
洗剤を充分溶解させるとともに、糸屑フイルター17a
で糸屑等を除去する。従って、洗濯物に対する糸屑の再
付着を防止することができる。
ンプ20を駆動させると、水槽4、排水ダクト16a、
接続ケース17、排水ダクト16b、循環ポンプ20及
び循環ダクト19を通って水槽4に至る循環経路が形成
される。これにより、水槽4内の洗濯液を循環経路を通
して循環させ、該循環経路を通過させる間に洗濯液内の
洗剤を充分溶解させるとともに、糸屑フイルター17a
で糸屑等を除去する。従って、洗濯物に対する糸屑の再
付着を防止することができる。
【0026】更に異なる側面断面を図4に示すと、水槽
4の上方には送風ファン25とヒータ26から構成され
た洗濯物を乾燥するための乾燥ユニット24が設けられ
ている。乾燥ユニット24は水槽4の開口部4aに臨む
吹出し口4bと下部に設けられた循環口4cとを連結す
る冷却ダクト27の経路途中に配されている。また、冷
却ダクト27内には冷却器51が備えられている。
4の上方には送風ファン25とヒータ26から構成され
た洗濯物を乾燥するための乾燥ユニット24が設けられ
ている。乾燥ユニット24は水槽4の開口部4aに臨む
吹出し口4bと下部に設けられた循環口4cとを連結す
る冷却ダクト27の経路途中に配されている。また、冷
却ダクト27内には冷却器51が備えられている。
【0027】上記のような構成において、ドラム式洗濯
機の動作を制御する制御装置2が操作パネル11の裏面
に配され、図5に示す運転チャートを実行するようにな
っている。洗濯動作を図5を参照して以下に説明する。
洗濯物投入口1aより洗濯物を投入して開閉扉3を閉じ
ると、開閉扉3の周縁にパッキン10の内周縁10aが
密着して水槽4が封止される。そして、洗剤ケース14
に洗剤を入れ、操作パネル11を操作すると制御装置2
からの指令により洗濯動作が開始される。
機の動作を制御する制御装置2が操作パネル11の裏面
に配され、図5に示す運転チャートを実行するようにな
っている。洗濯動作を図5を参照して以下に説明する。
洗濯物投入口1aより洗濯物を投入して開閉扉3を閉じ
ると、開閉扉3の周縁にパッキン10の内周縁10aが
密着して水槽4が封止される。そして、洗剤ケース14
に洗剤を入れ、操作パネル11を操作すると制御装置2
からの指令により洗濯動作が開始される。
【0028】まず、「洗い工程」の給水動作では、開閉
扉3がロックされるとともに給水弁13が開成する。給
水弁13の開成に基づいて水道水は途中で洗剤ケース1
4を経由して給水ノズル15から洗剤とともに水槽4と
ドラム5内に流れ込む。そして、水槽4内の水位が所定
水位に達すると、水位センサー23が検知して給水弁1
3が閉じられ、駆動機構9を駆動してドラム5を洗いチ
ャートにより回転制御して所定時間だけ洗い動作が行わ
れる。
扉3がロックされるとともに給水弁13が開成する。給
水弁13の開成に基づいて水道水は途中で洗剤ケース1
4を経由して給水ノズル15から洗剤とともに水槽4と
ドラム5内に流れ込む。そして、水槽4内の水位が所定
水位に達すると、水位センサー23が検知して給水弁1
3が閉じられ、駆動機構9を駆動してドラム5を洗いチ
ャートにより回転制御して所定時間だけ洗い動作が行わ
れる。
【0029】ドラム5の回転は、洗い、すすぎ、脱水及
び乾燥工程、或いは洗濯物の種類に応じた回転速度、更
には反転時間や反転周期等を変えた回転チャートが設定
されており、使用者による選択或いは自動的に選択され
るようにプログラムされている。
び乾燥工程、或いは洗濯物の種類に応じた回転速度、更
には反転時間や反転周期等を変えた回転チャートが設定
されており、使用者による選択或いは自動的に選択され
るようにプログラムされている。
【0030】そして、「洗い工程」が終了すると、すす
ぎ脱水動作と攪拌すすぎ動作を交互に複数回繰返して成
る「すすぎ工程」に移行する。「すすぎ工程」では、ま
ず、排水ポンプ18が作動して、洗濯液を排水ダクト1
6、接続ケース17を介して本体外装部1の外部に排水
する排水動作が行われる。
ぎ脱水動作と攪拌すすぎ動作を交互に複数回繰返して成
る「すすぎ工程」に移行する。「すすぎ工程」では、ま
ず、排水ポンプ18が作動して、洗濯液を排水ダクト1
6、接続ケース17を介して本体外装部1の外部に排水
する排水動作が行われる。
【0031】排水動作が終了すると、ドラム5は第1の
脱水チャートで回転して、すすぎ脱水動作が行われる。
洗濯物の洗濯液は脱水回転による遠心力でドラム5の全
周壁に設けた小孔5aを通じて水槽4の内壁へ吐出され
る。該内壁を伝って水槽4内の下部に流下した洗濯液は
排水ダクト16より外部に排水される。
脱水チャートで回転して、すすぎ脱水動作が行われる。
洗濯物の洗濯液は脱水回転による遠心力でドラム5の全
周壁に設けた小孔5aを通じて水槽4の内壁へ吐出され
る。該内壁を伝って水槽4内の下部に流下した洗濯液は
排水ダクト16より外部に排水される。
【0032】このすすぎ脱水動作中に、給水弁13を開
いて給水ノズル15から水槽4内に水道水を噴射しても
よい。このようにすると、水道水は遠心力により洗濯物
を透過して、洗濯物に残った洗剤を効率良く除去するこ
とができる。第1の脱水チャートは、ドラム回転を途中
で休止したり、回転速度を変えたりして洗剤を多く含ん
だ洗濯液の脱水に適したチャートになっている。
いて給水ノズル15から水槽4内に水道水を噴射しても
よい。このようにすると、水道水は遠心力により洗濯物
を透過して、洗濯物に残った洗剤を効率良く除去するこ
とができる。第1の脱水チャートは、ドラム回転を途中
で休止したり、回転速度を変えたりして洗剤を多く含ん
だ洗濯液の脱水に適したチャートになっている。
【0033】すすぎ脱水動作が終了すると、給水動作が
行われ、排水ポンプ18を停止して給水弁13を再度開
く。給水弁13の開成に伴って水槽4内の水位が所定水
位になると給水弁13が閉じられ、駆動機構9の駆動に
よりドラム5がすすぎチャートで回転し、攪拌すすぎ動
作が実行される。
行われ、排水ポンプ18を停止して給水弁13を再度開
く。給水弁13の開成に伴って水槽4内の水位が所定水
位になると給水弁13が閉じられ、駆動機構9の駆動に
よりドラム5がすすぎチャートで回転し、攪拌すすぎ動
作が実行される。
【0034】この攪拌すすぎ動作中に、柔軟仕上剤収納
箱(図示せず)及びこれに連通するすすぎ給水経路を別
途設け、このすすぎ給水経路から柔軟仕上剤とともに給
水するようにしてもよい。また、洗い動作あるいは攪拌
すすぎ動作中に循環ポンプ20を駆動して水槽4内の洗
濯液を循環させてもよい。
箱(図示せず)及びこれに連通するすすぎ給水経路を別
途設け、このすすぎ給水経路から柔軟仕上剤とともに給
水するようにしてもよい。また、洗い動作あるいは攪拌
すすぎ動作中に循環ポンプ20を駆動して水槽4内の洗
濯液を循環させてもよい。
【0035】以上のすすぎ脱水動作と攪拌すすぎ動作と
を数回繰返してすすぎ工程が終了すると、プログラムが
「脱水工程」に切り替わる。「脱水工程」ではまず、給
水弁13を閉じるとともに排水ポンプ18を作動させて
洗濯液を外部に排水する排水動作が行われる。
を数回繰返してすすぎ工程が終了すると、プログラムが
「脱水工程」に切り替わる。「脱水工程」ではまず、給
水弁13を閉じるとともに排水ポンプ18を作動させて
洗濯液を外部に排水する排水動作が行われる。
【0036】そして、ドラム5を第2の脱水チャートで
回転させて仕上げ脱水動作が行われる。仕上げ脱水動作
では、洗濯液を脱水回転による遠心力でドラム5の全周
壁に設けた小孔5aを通じて水槽4の内壁へ吐出させ
る。その後、洗濯液が水槽4の内壁を下部に流下し、排
水ダクト16より外部に排水される。
回転させて仕上げ脱水動作が行われる。仕上げ脱水動作
では、洗濯液を脱水回転による遠心力でドラム5の全周
壁に設けた小孔5aを通じて水槽4の内壁へ吐出させ
る。その後、洗濯液が水槽4の内壁を下部に流下し、排
水ダクト16より外部に排水される。
【0037】「脱水工程」が終了すると、ドラム5を乾
燥チャートで回転するとともに送風ファン25及びヒー
タ26を駆動して「乾燥工程」を実行する。ドラム5内
の空気はドラム5の小孔5a、水槽4の循環口4c、冷
却ダクト27を経て送風ファン25、ヒータ26を通
り、吹出し口4bよりドラム5内へ循環する。
燥チャートで回転するとともに送風ファン25及びヒー
タ26を駆動して「乾燥工程」を実行する。ドラム5内
の空気はドラム5の小孔5a、水槽4の循環口4c、冷
却ダクト27を経て送風ファン25、ヒータ26を通
り、吹出し口4bよりドラム5内へ循環する。
【0038】ドラム5内の洗濯物の水分を吸収した空気
は、送風ファン25により冷却ダクト27内に吸引され
る。該空気は冷却ダクト27を通過中に該冷却ダクト2
7に設けた冷却器51で冷却されることにより降温され
る。その結果、冷却ダクト27内の空気は水分の結露に
より除湿され、湿度の低い空気となってヒータ26に至
る。
は、送風ファン25により冷却ダクト27内に吸引され
る。該空気は冷却ダクト27を通過中に該冷却ダクト2
7に設けた冷却器51で冷却されることにより降温され
る。その結果、冷却ダクト27内の空気は水分の結露に
より除湿され、湿度の低い空気となってヒータ26に至
る。
【0039】ヒータ26で加熱された空気は温風となっ
て吹出し口4bより水槽4内に吹き込まれ、再び洗濯物
と接触して水分を吸収する。再度循環口4aから冷却ダ
クト27内に吸引されて、同様に冷却器51で冷却され
除湿される。この動作を繰り返すことにより、「乾燥工
程」が実行される。
て吹出し口4bより水槽4内に吹き込まれ、再び洗濯物
と接触して水分を吸収する。再度循環口4aから冷却ダ
クト27内に吸引されて、同様に冷却器51で冷却され
除湿される。この動作を繰り返すことにより、「乾燥工
程」が実行される。
【0040】そして、ドラム5内の湿度や温度を湿度セ
ンサー或いは温度センサー(不図示)で検知し、所定値
になると「乾燥工程」を終了する。この「乾燥工程」に
おいて除湿により凝縮された水分は、冷却ダクト27内
を下降して循環口4cから排水ダクト16を介して外部
に排水される。
ンサー或いは温度センサー(不図示)で検知し、所定値
になると「乾燥工程」を終了する。この「乾燥工程」に
おいて除湿により凝縮された水分は、冷却ダクト27内
を下降して循環口4cから排水ダクト16を介して外部
に排水される。
【0041】以上のように、操作パネル11からの入力
に基づいて、制御装置2が設定された条件に従って洗
い、すすぎ、脱水、乾燥の各工程が連続或いは単独で実
行される。
に基づいて、制御装置2が設定された条件に従って洗
い、すすぎ、脱水、乾燥の各工程が連続或いは単独で実
行される。
【0042】図6、図7はそれぞれ本実施形態のドラム
式洗濯機の水槽4の懸架状態を示す側面図及び正面図で
ある。水槽4は開口部4aを有する前水槽41と、駆動
機構9が取り付けられる後水槽42に分割して樹脂成形
により形成されている。これにより、簡単に水槽4を形
成することができるようになっている。前水槽41と後
水槽42との接合部の詳細を図9に示すと、前水槽41
と後水槽42の夫々の端面には、胴部41a、42aか
ら径方向に鍔状に突出した結合部41b、42bが形成
されている。
式洗濯機の水槽4の懸架状態を示す側面図及び正面図で
ある。水槽4は開口部4aを有する前水槽41と、駆動
機構9が取り付けられる後水槽42に分割して樹脂成形
により形成されている。これにより、簡単に水槽4を形
成することができるようになっている。前水槽41と後
水槽42との接合部の詳細を図9に示すと、前水槽41
と後水槽42の夫々の端面には、胴部41a、42aか
ら径方向に鍔状に突出した結合部41b、42bが形成
されている。
【0043】結合部42bにはゴムや樹脂等の弾性体か
ら成るシール部材44が嵌設され、結合部41bには突
部41cが設けられている。前水槽41と後水槽42の
結合部41b、42bをネジ45で締結することにより
シール部材44が突部41cに押圧され、水漏れが防止
されるようになっている。
ら成るシール部材44が嵌設され、結合部41bには突
部41cが設けられている。前水槽41と後水槽42の
結合部41b、42bをネジ45で締結することにより
シール部材44が突部41cに押圧され、水漏れが防止
されるようになっている。
【0044】図7に示すように、本体外装部1の内壁に
は水槽4の前方上部にアングル29aが取り付けられて
いる。水槽4の前面にはアングル30aが固着されてい
る。そして、アングル29aとアングル30aに引張り
バネから成る第1懸架装置6が掛着されている。従っ
て、水槽4の前部は第1懸架装置6によって左右の2箇
所を懸架されている。
は水槽4の前方上部にアングル29aが取り付けられて
いる。水槽4の前面にはアングル30aが固着されてい
る。そして、アングル29aとアングル30aに引張り
バネから成る第1懸架装置6が掛着されている。従っ
て、水槽4の前部は第1懸架装置6によって左右の2箇
所を懸架されている。
【0045】図6に示すように、本体外装部1の背壁に
は上部にアングル31が取付けられ、水槽4の底板4d
の外面には後述するアングル35(図8参照)が固着さ
れている。アングル31とアングル35には減衰機能を
有する第2懸架装置39が掛着されている。従って、水
槽4の後部は第2懸架装置39により左右の2箇所を懸
架されている。ドラム5、駆動装置9等は水槽4と一体
となって第1、第2懸架装置6、39に懸架され、ドラ
ム5の回転により一体に揺動する揺動体40を構成して
いる。アングル30a、35は水槽4と一体に成形して
もよい。
は上部にアングル31が取付けられ、水槽4の底板4d
の外面には後述するアングル35(図8参照)が固着さ
れている。アングル31とアングル35には減衰機能を
有する第2懸架装置39が掛着されている。従って、水
槽4の後部は第2懸架装置39により左右の2箇所を懸
架されている。ドラム5、駆動装置9等は水槽4と一体
となって第1、第2懸架装置6、39に懸架され、ドラ
ム5の回転により一体に揺動する揺動体40を構成して
いる。アングル30a、35は水槽4と一体に成形して
もよい。
【0046】また、第1、第2懸架装置6、39は、鉛
直方向に対してそれぞれ角度θ1、θ2だけ左右対称に
傾斜して取り付けられている。これにより、揺動体40
(水槽4、ドラム5、駆動機構9等)を左右方向の揺動
に対して左右の第1、第2懸架装置6、39は反対方向
の弾性力を生じ、揺動体40を求芯させることができる
ようになっている。
直方向に対してそれぞれ角度θ1、θ2だけ左右対称に
傾斜して取り付けられている。これにより、揺動体40
(水槽4、ドラム5、駆動機構9等)を左右方向の揺動
に対して左右の第1、第2懸架装置6、39は反対方向
の弾性力を生じ、揺動体40を求芯させることができる
ようになっている。
【0047】第2懸架装置39の詳細を図8に示すと、
水槽4を懸架するロッド33の下端外周に配される圧縮
バネ38は、ロッド33の下端に設けたバネ受け34
と、水槽4の外壁に設けたアングル35に嵌合される水
槽受け36との間に縮設されている。
水槽4を懸架するロッド33の下端外周に配される圧縮
バネ38は、ロッド33の下端に設けたバネ受け34
と、水槽4の外壁に設けたアングル35に嵌合される水
槽受け36との間に縮設されている。
【0048】ロッド33は、上端を本体外装部1の上部
内壁に固定されたアングル31に非金属のロッド受け3
2を介して吊り下げられるとともに下端を前記アングル
35及び水槽受け36を貫通して配設されたもので、上
記のように下端にバネ受け34が設けられている。
内壁に固定されたアングル31に非金属のロッド受け3
2を介して吊り下げられるとともに下端を前記アングル
35及び水槽受け36を貫通して配設されたもので、上
記のように下端にバネ受け34が設けられている。
【0049】これらの圧縮バネ38、ロッド33、バネ
受け34及び水槽受け36により第2懸架装置39を構
成している。非金属で形成されたロッド受け32と水槽
受け36は共にアングル31、35と球面接触してお
り、ロッド33を前後左右に自由に揺動できるように支
持している。
受け34及び水槽受け36により第2懸架装置39を構
成している。非金属で形成されたロッド受け32と水槽
受け36は共にアングル31、35と球面接触してお
り、ロッド33を前後左右に自由に揺動できるように支
持している。
【0050】第2懸架装置39の水槽受け36は、圧縮
バネ38を覆うように下端を開口した釣り鐘状のスリー
ブ部36aを有している。圧縮バネ38の下端を受ける
バネ受け34の摺動部34aは外径をスリーブ部36a
の内径に略等しくし、両者を嵌め合わせてスリーブ部3
6a内に密封空気室37を形成している。この構成によ
り、水槽4が上下動すると、スリーブ部36aが摺動部
34aの外径に沿って上下動する。
バネ38を覆うように下端を開口した釣り鐘状のスリー
ブ部36aを有している。圧縮バネ38の下端を受ける
バネ受け34の摺動部34aは外径をスリーブ部36a
の内径に略等しくし、両者を嵌め合わせてスリーブ部3
6a内に密封空気室37を形成している。この構成によ
り、水槽4が上下動すると、スリーブ部36aが摺動部
34aの外径に沿って上下動する。
【0051】また、スリーブ部36aの内面と摺動部3
4aの外面には、潤滑剤塗布やテフロン加工等の保護が
なされて摺動性を向上させている。そして、水槽4の上
下動に伴い密封空気室37の空気が圧縮、膨張する。従
って、スリーブ部36aと摺動部34aにより水槽4の
揺動を減衰させる減衰部が構成され、第2懸架装置39
に減衰機能が付加されている。また、密封空気室37と
外気とを連通する通気孔を水槽受け36に設けるなどし
て減衰効果を緩和しても良い。
4aの外面には、潤滑剤塗布やテフロン加工等の保護が
なされて摺動性を向上させている。そして、水槽4の上
下動に伴い密封空気室37の空気が圧縮、膨張する。従
って、スリーブ部36aと摺動部34aにより水槽4の
揺動を減衰させる減衰部が構成され、第2懸架装置39
に減衰機能が付加されている。また、密封空気室37と
外気とを連通する通気孔を水槽受け36に設けるなどし
て減衰効果を緩和しても良い。
【0052】前述したように、第2懸架装置39は左右
方向に角度θ2だけ傾斜して配されているので、第2懸
架装置39が減衰機能を有することで、揺動体40の揺
動が上下方向だけでなく左右方向に対しても減衰可能で
ある。更に、図6に示すように、第1、第2懸架装置
6、39は前後方向に角度θ4、θ5だけ傾斜して配さ
れているので、揺動体40の前後方向の揺動に対し、求
心機能を有している。
方向に角度θ2だけ傾斜して配されているので、第2懸
架装置39が減衰機能を有することで、揺動体40の揺
動が上下方向だけでなく左右方向に対しても減衰可能で
ある。更に、図6に示すように、第1、第2懸架装置
6、39は前後方向に角度θ4、θ5だけ傾斜して配さ
れているので、揺動体40の前後方向の揺動に対し、求
心機能を有している。
【0053】また、減衰装置8は水槽4の前方を下方か
ら支持し、水槽4が本体外装部1の底壁1cに取り付け
られている。図10は減衰装置8を示す断面図である。
減衰装置8は、シリンダー82の内壁に抵抗を有して摺
動するピストン83を有している。ピストン83は、ロ
ッド81の下端に取り付けられ、水槽4の揺動に応じて
上下に移動するようになっている。
ら支持し、水槽4が本体外装部1の底壁1cに取り付け
られている。図10は減衰装置8を示す断面図である。
減衰装置8は、シリンダー82の内壁に抵抗を有して摺
動するピストン83を有している。ピストン83は、ロ
ッド81の下端に取り付けられ、水槽4の揺動に応じて
上下に移動するようになっている。
【0054】ロッド81の上端には中空のフック部81
aが形成され、フック部81aの内周にゴムや樹脂等の
弾性体から成るブッシュ85が埋込まれている。プッシ
ュ85の内側には、硬質樹脂や金属から成るスリーブ8
4が設けられている。同様に、シリンダー82の下端に
はフック部82aが形成され、ブッシュ85及びスリー
ブ84が設けられている。
aが形成され、フック部81aの内周にゴムや樹脂等の
弾性体から成るブッシュ85が埋込まれている。プッシ
ュ85の内側には、硬質樹脂や金属から成るスリーブ8
4が設けられている。同様に、シリンダー82の下端に
はフック部82aが形成され、ブッシュ85及びスリー
ブ84が設けられている。
【0055】ピストン83はゴムや樹脂等の弾性体から
成る単数または複数のシール体83aが周囲に設けられ
ている。シール体83aはシリンダー83の内壁に抵抗
を有して摺動可能になっており、この摺動時の抵抗によ
りロッド81の上下方向の揺動を減衰できるようになっ
ている。摺動するピストン83の摺動抵抗を可変するこ
とにより、減衰係数の異なる減衰装置を自由に作成する
ことが可能である。
成る単数または複数のシール体83aが周囲に設けられ
ている。シール体83aはシリンダー83の内壁に抵抗
を有して摺動可能になっており、この摺動時の抵抗によ
りロッド81の上下方向の揺動を減衰できるようになっ
ている。摺動するピストン83の摺動抵抗を可変するこ
とにより、減衰係数の異なる減衰装置を自由に作成する
ことが可能である。
【0056】また、ピストン83の下方のシリンダー室
82bに油等の液体や空気等の気体を封入してシリンダ
ー82を密閉してもよい。このようにすると、封入され
た流体がロッド81の上下方向の揺動に伴って圧縮、膨
張され、揺動を減衰させることが可能となる。この時、
ピストン83の上方のシリンダー室82cに連通する孔
部(不図示)を設け、封入される流体が孔部を通る際の
移動抵抗により、減衰係数の異なる減衰装置を自由に作
成することが可能である。
82bに油等の液体や空気等の気体を封入してシリンダ
ー82を密閉してもよい。このようにすると、封入され
た流体がロッド81の上下方向の揺動に伴って圧縮、膨
張され、揺動を減衰させることが可能となる。この時、
ピストン83の上方のシリンダー室82cに連通する孔
部(不図示)を設け、封入される流体が孔部を通る際の
移動抵抗により、減衰係数の異なる減衰装置を自由に作
成することが可能である。
【0057】前述の図9に示すように、ロッド81のフ
ック部81aはスリーブ84にボルト86が挿通され、
前水槽41の胴部41aから突出して一体に設けられた
取付部46に固定されている。シリンダー82のフック
部82aはスリーブ84にボルト87が挿通され、本体
外装部1の底壁1aから突出して一体に設けられた取付
部47にナット88により固定されている。
ック部81aはスリーブ84にボルト86が挿通され、
前水槽41の胴部41aから突出して一体に設けられた
取付部46に固定されている。シリンダー82のフック
部82aはスリーブ84にボルト87が挿通され、本体
外装部1の底壁1aから突出して一体に設けられた取付
部47にナット88により固定されている。
【0058】これにより、減衰装置8によって水槽4は
本体外装部1に連結支持されている。減衰装置8の取り
付け姿勢は、上下を逆にしても良い。また取付部47を
底壁1aとは別体にして底壁1aに固定してもよい。
本体外装部1に連結支持されている。減衰装置8の取り
付け姿勢は、上下を逆にしても良い。また取付部47を
底壁1aとは別体にして底壁1aに固定してもよい。
【0059】ボルト86、87の軸部は、スリーブ84
の幅よりも長い段部86a、87aを有している。これ
により、スリーブ84は段部86a、87aに対して自
在に回動できるようになっている。従って、減衰装置8
は水槽4の左右方向(紙面に垂直な方向)の揺動に対し
て追従して揺動するようになっている。
の幅よりも長い段部86a、87aを有している。これ
により、スリーブ84は段部86a、87aに対して自
在に回動できるようになっている。従って、減衰装置8
は水槽4の左右方向(紙面に垂直な方向)の揺動に対し
て追従して揺動するようになっている。
【0060】また、ボルト86、87の座面86b、8
7b及び取付部46、47の座面46a、47aの直径
はブッシュ85の外径よりも小さくなるように形成され
ている。これにより、水槽4の前後方向の揺動をブッシ
ュ85の弾性力により吸収して揺動を減衰できるように
なっている。
7b及び取付部46、47の座面46a、47aの直径
はブッシュ85の外径よりも小さくなるように形成され
ている。これにより、水槽4の前後方向の揺動をブッシ
ュ85の弾性力により吸収して揺動を減衰できるように
なっている。
【0061】図6において、本体外装部1の背壁1bに
は、揺動体40の最後部に対峙する部分にフェルト、ゴ
ム、板バネ等の弾性体から成る緩衝材55が固着されて
いる。これにより、水槽4(揺動体40)が前後方向に
揺動した際に、水槽4と本体外装部1の背壁との衝突に
よる騒音の発生を防止している。また、水槽4の前面下
部及び後方下部には金属から成る大きな質量を有するウ
エイト56、57が取り付けられている。ウエイト5
6、57は揺動体40の重量を大きくして、偏心した洗
濯物の重量による揺動量への影響を小さくするために設
けられる。
は、揺動体40の最後部に対峙する部分にフェルト、ゴ
ム、板バネ等の弾性体から成る緩衝材55が固着されて
いる。これにより、水槽4(揺動体40)が前後方向に
揺動した際に、水槽4と本体外装部1の背壁との衝突に
よる騒音の発生を防止している。また、水槽4の前面下
部及び後方下部には金属から成る大きな質量を有するウ
エイト56、57が取り付けられている。ウエイト5
6、57は揺動体40の重量を大きくして、偏心した洗
濯物の重量による揺動量への影響を小さくするために設
けられる。
【0062】上記の懸架方法によると、脱水工程等でド
ラム5が回転すると、ドラム5内に配される洗濯物等が
遠心力によって偏心し、第1、第2懸架装置6、39が
伸縮して揺動体40が揺動する。揺動体40の上下方向
の揺動は、減衰装置8及び第2懸架装置39の減衰部
(図8参照)により減衰される。減衰装置8及び第2懸
架装置39は鉛直方向に対して左右方向に角度θ3、θ
2(図7参照)だけ左右対称に傾斜して配されているの
で、これらによって揺動体40は左右方向の揺動が減衰
される。
ラム5が回転すると、ドラム5内に配される洗濯物等が
遠心力によって偏心し、第1、第2懸架装置6、39が
伸縮して揺動体40が揺動する。揺動体40の上下方向
の揺動は、減衰装置8及び第2懸架装置39の減衰部
(図8参照)により減衰される。減衰装置8及び第2懸
架装置39は鉛直方向に対して左右方向に角度θ3、θ
2(図7参照)だけ左右対称に傾斜して配されているの
で、これらによって揺動体40は左右方向の揺動が減衰
される。
【0063】そして、第1、第2懸架装置6、39は前
後方向に角度θ4、θ5(図6参照)だけ傾斜して配さ
れているので、第2懸架装置39の減衰部、パッキン1
0の伸縮抵抗及びブッシュ85の弾性によって揺動体4
0は前後方向の揺動が減衰される。これらによって、揺
動体40と本体外装部1との間の隙間を小さくしても揺
動による衝突を防止できるようになっている。
後方向に角度θ4、θ5(図6参照)だけ傾斜して配さ
れているので、第2懸架装置39の減衰部、パッキン1
0の伸縮抵抗及びブッシュ85の弾性によって揺動体4
0は前後方向の揺動が減衰される。これらによって、揺
動体40と本体外装部1との間の隙間を小さくしても揺
動による衝突を防止できるようになっている。
【0064】また、ドラム5内の洗濯物や洗濯液の状態
によって、ドラム5の回転起動時において洗濯物や洗濯
液の移動等により偏心して、水槽4が大きく揺動する場
合がある。このような場合に、揺動体40の後部と本体
外装部1の背壁1bとが衝突しても、緩衝材55により
衝撃音の発生が防止される。このため、ドラム式洗濯機
の稼働中の騒音を防止するとともに、ドラム式洗濯機の
奥行き方向の寸法を小さくすることができる。
によって、ドラム5の回転起動時において洗濯物や洗濯
液の移動等により偏心して、水槽4が大きく揺動する場
合がある。このような場合に、揺動体40の後部と本体
外装部1の背壁1bとが衝突しても、緩衝材55により
衝撃音の発生が防止される。このため、ドラム式洗濯機
の稼働中の騒音を防止するとともに、ドラム式洗濯機の
奥行き方向の寸法を小さくすることができる。
【0065】図11に示すように、ネジ58により本体
外装部1の背壁1bを取り付けて脱着可能にしても良
い。このようにすると、衝突の衝撃により劣化する緩衝
材55を交換可能にできる。また、図12に示すよう
に、緩衝材55を揺動体40の最後部に配される駆動装
置9に固定して緩衝しても良い。また、図7に示すよう
に、緩衝材55を本体外装部1の側壁1dの内面と揺動
体40との間に設けてドラム式洗濯機の幅をより小さく
することも可能である。
外装部1の背壁1bを取り付けて脱着可能にしても良
い。このようにすると、衝突の衝撃により劣化する緩衝
材55を交換可能にできる。また、図12に示すよう
に、緩衝材55を揺動体40の最後部に配される駆動装
置9に固定して緩衝しても良い。また、図7に示すよう
に、緩衝材55を本体外装部1の側壁1dの内面と揺動
体40との間に設けてドラム式洗濯機の幅をより小さく
することも可能である。
【0066】
【発明の効果】本発明によると、揺動体の後部と本体外
装部の背壁との間に緩衝材を設けているので、揺動体の
後部と本体外装部の背壁とが揺動体の揺動により衝突し
ても、緩衝材により衝撃音の発生が防止されるため、ド
ラム式洗濯機の稼働中の騒音を防止するとともに、ドラ
ム式洗濯機の奥行き方向の寸法を小さくすることができ
る。
装部の背壁との間に緩衝材を設けているので、揺動体の
後部と本体外装部の背壁とが揺動体の揺動により衝突し
ても、緩衝材により衝撃音の発生が防止されるため、ド
ラム式洗濯機の稼働中の騒音を防止するとともに、ドラ
ム式洗濯機の奥行き方向の寸法を小さくすることができ
る。
【0067】また、揺動体を懸架する懸架装置に揺動体
の前後方向の揺動を減衰させる減衰部を設けているの
で、揺動体と本体外装部との間の隙間を小さくしてドラ
ム式洗濯機の奥行き方向の寸法をより小さくすることが
できる。
の前後方向の揺動を減衰させる減衰部を設けているの
で、揺動体と本体外装部との間の隙間を小さくしてドラ
ム式洗濯機の奥行き方向の寸法をより小さくすることが
できる。
【図1】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機を示す
側面断面図である。
側面断面図である。
【図3】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の他の
切断面の側面断面図である。
切断面の側面断面図である。
【図4】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の更に
他の切断面の側面断面図である。
他の切断面の側面断面図である。
【図5】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の洗濯
動作を示すチャート図である。
動作を示すチャート図である。
【図6】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の懸架
状態を示す側面図である。
状態を示す側面図である。
【図7】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の懸架
状態を示す正面図である。
状態を示す正面図である。
【図8】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の第2
懸架装置を示す断面図である。
懸架装置を示す断面図である。
【図9】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の減衰
装置の取付け状態を示す要部詳細図である。
装置の取付け状態を示す要部詳細図である。
【図10】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の減衰
装置を示す側面図である。
装置を示す側面図である。
【図11】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の緩衝
材の他の取付け状態を示す要部詳細図である。
材の他の取付け状態を示す要部詳細図である。
【図12】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の緩衝
材の更に他の取付け状態を示す要部詳細図である。
材の更に他の取付け状態を示す要部詳細図である。
【図13】 従来のドラム式洗濯機の懸架状態を示す
側面図である。
側面図である。
【図14】 従来のドラム式洗濯機の懸架状態を示す
正面図である。
正面図である。
1 本体外装部 2 制御装置 3 開閉扉 4 水槽 5 ドラム 6 第1懸架装置 8 減衰装置 9 駆動機構 10 パッキン 12 給水パイプ 13 給水弁 16 排水ダクト 17 接続ケース 18 排水ポンプ 20 循環ポンプ 23 水位センサー 24 乾燥ユニット 25 送風ファン 26 ヒータ 27 冷却ダクト 29a、30a、31、35 アングル 33 ロッド 34 バネ受け 37 密封空気室 38 圧縮バネ 39 第2懸架装置 40 揺動体 41 前水槽 42 後水槽 46、47 取付部 54 55 緩衝材 56、57 ウエイト 81 ロッド 82 シリンダー 83 ピストン
Claims (4)
- 【請求項1】 前面に開口した洗濯物投入口を有する本
体外装部と、前記本体外装部内に横設されるとともに前
記洗濯物投入口に対向する部分に面して開口した開口部
を有する有底筒状の水槽と、前記水槽内に回転自在に支
持されるドラムと、前記ドラムを回転駆動する駆動機構
と、前記水槽を揺動自在に懸架する懸架装置と、前記懸
架装置により懸架される全重量を構成する揺動体の後部
と前記本体外装部の背壁内面との間に配される緩衝材と
を備えたことを特徴とするドラム式洗濯機。 - 【請求項2】 前記緩衝材を前記本体外装部の背壁内面
に固定したことを特徴とする請求項1に記載のドラム式
洗濯機。 - 【請求項3】 前記緩衝材を前記揺動体の最後部に固定
したことを特徴とする請求項1に記載のドラム式洗濯
機。 - 【請求項4】 前記懸架装置に前記揺動体の前後の揺動
を減衰させる減衰部を設けたことを特徴とする請求項1
〜請求項3のいずれかに記載のドラム式洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000039771A JP2001224893A (ja) | 2000-02-14 | 2000-02-14 | ドラム式洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000039771A JP2001224893A (ja) | 2000-02-14 | 2000-02-14 | ドラム式洗濯機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004213767A Division JP3907646B2 (ja) | 2004-07-22 | 2004-07-22 | ドラム式洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001224893A true JP2001224893A (ja) | 2001-08-21 |
Family
ID=18563284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000039771A Pending JP2001224893A (ja) | 2000-02-14 | 2000-02-14 | ドラム式洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001224893A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1529868A2 (en) * | 2003-11-07 | 2005-05-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Drum type washing machine |
KR101175730B1 (ko) | 2006-10-09 | 2012-08-21 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 드럼세탁기 과진동 감지장치 |
JP2016526456A (ja) * | 2013-07-09 | 2016-09-05 | 海爾集団公司 | ダブルドラム洗濯機 |
CN110670300A (zh) * | 2019-10-10 | 2020-01-10 | 无锡小天鹅电器有限公司 | 衣物处理装置 |
CN110777502A (zh) * | 2019-10-10 | 2020-02-11 | 无锡小天鹅电器有限公司 | 衣物处理装置 |
-
2000
- 2000-02-14 JP JP2000039771A patent/JP2001224893A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1529868A2 (en) * | 2003-11-07 | 2005-05-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Drum type washing machine |
EP1529868A3 (en) * | 2003-11-07 | 2009-01-14 | Panasonic Corporation | Drum type washing machine |
KR101175730B1 (ko) | 2006-10-09 | 2012-08-21 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 드럼세탁기 과진동 감지장치 |
JP2016526456A (ja) * | 2013-07-09 | 2016-09-05 | 海爾集団公司 | ダブルドラム洗濯機 |
CN110670300A (zh) * | 2019-10-10 | 2020-01-10 | 无锡小天鹅电器有限公司 | 衣物处理装置 |
CN110777502A (zh) * | 2019-10-10 | 2020-02-11 | 无锡小天鹅电器有限公司 | 衣物处理装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102597820B1 (ko) | 의류처리장치 | |
EP1881099B1 (en) | Drum type washing machine | |
RU2542546C2 (ru) | Стиральная машина | |
US8033145B2 (en) | Drum-type washing machine | |
CN102803597A (zh) | 滚筒式洗衣机 | |
JP3530062B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2005198698A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP4038227B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2001170389A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2001224893A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP3907646B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP5156569B2 (ja) | ドラム式洗濯乾燥機 | |
JP2004329778A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
CN110195320B (zh) | 滚筒式洗衣机 | |
JP3894845B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2001190886A (ja) | ドラム式洗濯機及びその梱包方法 | |
EP3556925B1 (en) | Suspension arrangement for a top load type laundry apparatus | |
JP2005034170A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
KR20130113691A (ko) | 세탁장치 | |
JP2001224894A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2012187235A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
WO2024089938A1 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
KR102413331B1 (ko) | 의류처리장치 | |
KR101139251B1 (ko) | 드럼세탁기 | |
KR20080037424A (ko) | 드럼세탁기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040525 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041005 |