JP2001224073A - 移動端末局のアクセス規制方法および移動端末局 - Google Patents
移動端末局のアクセス規制方法および移動端末局Info
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- JP2001224073A JP2001224073A JP2000033245A JP2000033245A JP2001224073A JP 2001224073 A JP2001224073 A JP 2001224073A JP 2000033245 A JP2000033245 A JP 2000033245A JP 2000033245 A JP2000033245 A JP 2000033245A JP 2001224073 A JP2001224073 A JP 2001224073A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 災害時等に通信資源を有効に利用することが
できるようにする。 【解決手段】 災害時に災害管理センタ21が無線ゾー
ンAのアクセス規制を発すると、基地局10から携帯電
話機101〜10nに通信規制情報が通知される。これ
を受信した携帯電話機101〜10nは、通信規制処理
を実行し、メイン電源をオフし、発信を許可された時間
帯において前回の発信から所定時間以上経過していない
場合には発信を禁止させる。これにより、特定の携帯電
話機が回線を占有することが防止されて、通信資源が各
携帯電話機101〜10nに効率的に配分されるように
なる。
できるようにする。 【解決手段】 災害時に災害管理センタ21が無線ゾー
ンAのアクセス規制を発すると、基地局10から携帯電
話機101〜10nに通信規制情報が通知される。これ
を受信した携帯電話機101〜10nは、通信規制処理
を実行し、メイン電源をオフし、発信を許可された時間
帯において前回の発信から所定時間以上経過していない
場合には発信を禁止させる。これにより、特定の携帯電
話機が回線を占有することが防止されて、通信資源が各
携帯電話機101〜10nに効率的に配分されるように
なる。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、移動端末局のアク
セスを規制することのできるアクセス規制方法および移
動端末局に関するものである。
セスを規制することのできるアクセス規制方法および移
動端末局に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アナログセルラーシステムやデジタルセ
ルラーシステムとして知られている自動車電話システム
やPDC(Personal Digital Cellular telecommunicat
ion system)等の無線電話システム、および、簡易型携
帯電話システム(PHS:Personal Handyphone Syste
m)は、基地局と複数の移動端末局とが時分割多重化
(TDMA)された無線回線を介して通信を行うように
されている。基地局には隣接する基地局と干渉を生じな
いような固有の周波数の帯域が割り当てられており、こ
の帯域からなる回線を複数の時分割多重化(TDMA)
された回線として、複数の電話端末局と基地局とが通信
を行えるようにしている。
ルラーシステムとして知られている自動車電話システム
やPDC(Personal Digital Cellular telecommunicat
ion system)等の無線電話システム、および、簡易型携
帯電話システム(PHS:Personal Handyphone Syste
m)は、基地局と複数の移動端末局とが時分割多重化
(TDMA)された無線回線を介して通信を行うように
されている。基地局には隣接する基地局と干渉を生じな
いような固有の周波数の帯域が割り当てられており、こ
の帯域からなる回線を複数の時分割多重化(TDMA)
された回線として、複数の電話端末局と基地局とが通信
を行えるようにしている。
【0003】このようなセルラーシステムは、一般にゾ
ーン方式が採用されてサービスエリア内に多数の無線ゾ
ーンが配置されている。この各々の無線ゾーンにおける
通信制御を行うのが基地局であり、移動局である携帯電
話機が一般電話機と通話する際には、携帯電話機が属す
る無線ゾーンの通信制御を行っている基地局を介して交
換機に接続され、交換機から一般電話網に接続されるよ
うになる。これにより、携帯電話機は、各無線ゾーンの
通信制御を行っている基地局と無線回線を介して接続さ
れることにより他の電話機と通信を行うことができるよ
うになる。この場合、携帯電話機から送信して基地局が
受信するのに上りチャンネルの一つが割り当てられ、基
地局から送信して携帯電話機が受信するのに下りチャン
ネルの一つがそれぞれ割り当てられる。このように、上
りチャンネルと下りチャンネルとの一対のチャンネルが
割り当てられることにより双方向で通信することができ
るようになる。
ーン方式が採用されてサービスエリア内に多数の無線ゾ
ーンが配置されている。この各々の無線ゾーンにおける
通信制御を行うのが基地局であり、移動局である携帯電
話機が一般電話機と通話する際には、携帯電話機が属す
る無線ゾーンの通信制御を行っている基地局を介して交
換機に接続され、交換機から一般電話網に接続されるよ
うになる。これにより、携帯電話機は、各無線ゾーンの
通信制御を行っている基地局と無線回線を介して接続さ
れることにより他の電話機と通信を行うことができるよ
うになる。この場合、携帯電話機から送信して基地局が
受信するのに上りチャンネルの一つが割り当てられ、基
地局から送信して携帯電話機が受信するのに下りチャン
ネルの一つがそれぞれ割り当てられる。このように、上
りチャンネルと下りチャンネルとの一対のチャンネルが
割り当てられることにより双方向で通信することができ
るようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、大きな地震
等が発生して有線回線が大きなダメージを受けた際に
は、無線電話システムやPHS等の無線回線を確保する
必要があるが、このような際には無線回線を利用してい
る多くの移動端末局が一斉に通信を要求し、トラヒック
が混雑する傾向にある。すなわち、無線ゾーンに割り当
てられた無線チャンネル数を遙かに超える呼が発生する
おそれがあることから、緊急通信のための回線が確保さ
れにくくなるという問題点があった。さらに、無線ゾー
ンにおける通信を制御している基地局が呼をさばききれ
なくなると、無線回線もダウンしてしまうと云う問題点
があった。従来、これを解決するために特開平8−31
7471号に提案されているように、移動端末局のアク
セスを規制する規制方法が知られている。この規制方法
は、アクセスを規制する際には移動端末局をグループ分
けして非規制時間となったグループに限り発信できるよ
うにするものである。ただし、緊急通信の発呼はアクセ
スが規制されていても行うことができる。
等が発生して有線回線が大きなダメージを受けた際に
は、無線電話システムやPHS等の無線回線を確保する
必要があるが、このような際には無線回線を利用してい
る多くの移動端末局が一斉に通信を要求し、トラヒック
が混雑する傾向にある。すなわち、無線ゾーンに割り当
てられた無線チャンネル数を遙かに超える呼が発生する
おそれがあることから、緊急通信のための回線が確保さ
れにくくなるという問題点があった。さらに、無線ゾー
ンにおける通信を制御している基地局が呼をさばききれ
なくなると、無線回線もダウンしてしまうと云う問題点
があった。従来、これを解決するために特開平8−31
7471号に提案されているように、移動端末局のアク
セスを規制する規制方法が知られている。この規制方法
は、アクセスを規制する際には移動端末局をグループ分
けして非規制時間となったグループに限り発信できるよ
うにするものである。ただし、緊急通信の発呼はアクセ
スが規制されていても行うことができる。
【0005】このような規制方法では、非規制時間とな
った移動端末局を除いた呼は発生することがないから、
緊急通信用の回線は十分確保されるようになる。しかし
ながら、非規制時間まで待って通信が接続された際には
長時間にわたり通信を継続する傾向になるため、アクセ
スを規制しているにもかかわらず、それほど回線が空く
ことがないという問題が生じる。すなわち、通信資源の
配分が効率的に行われないようになる。そこで、本発明
は緊急通信に支障を与えることなく、通信資源を有効に
利用することのできるアクセス規制方法および移動端末
局を提供することを目的としている。
った移動端末局を除いた呼は発生することがないから、
緊急通信用の回線は十分確保されるようになる。しかし
ながら、非規制時間まで待って通信が接続された際には
長時間にわたり通信を継続する傾向になるため、アクセ
スを規制しているにもかかわらず、それほど回線が空く
ことがないという問題が生じる。すなわち、通信資源の
配分が効率的に行われないようになる。そこで、本発明
は緊急通信に支障を与えることなく、通信資源を有効に
利用することのできるアクセス規制方法および移動端末
局を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のアクセス規制方法は、移動端末局のアクセ
スを規制する際に、前記移動端末局の通信を管理してい
る基地局から報知チャンネルを使用して前記移動端末局
に通信規制情報を送信し、該通信規制情報を受信した前
記移動端末局は、通信規制処理を実行すると共に、前記
移動端末局のアクセスが規制されない際には、前記移動
端末局は通常の着呼処理および発呼処理を実行するよう
にされ、前記通信規制処理では、メイン電源をオフする
と共に発信が許可された時間帯において、前回の発信か
ら所定時間以上経過した上で発呼操作が検出された際に
メイン電源をオンして、前記発呼操作に基づく発信処理
を行うようにされている。
に、本発明のアクセス規制方法は、移動端末局のアクセ
スを規制する際に、前記移動端末局の通信を管理してい
る基地局から報知チャンネルを使用して前記移動端末局
に通信規制情報を送信し、該通信規制情報を受信した前
記移動端末局は、通信規制処理を実行すると共に、前記
移動端末局のアクセスが規制されない際には、前記移動
端末局は通常の着呼処理および発呼処理を実行するよう
にされ、前記通信規制処理では、メイン電源をオフする
と共に発信が許可された時間帯において、前回の発信か
ら所定時間以上経過した上で発呼操作が検出された際に
メイン電源をオンして、前記発呼操作に基づく発信処理
を行うようにされている。
【0007】また、上記本発明のアクセス規制方法にお
いて、前記通信規制処理中において行われた前記発信処
理により接続された通信の発信時間が所定時間を超えた
際には、該通信が強制終了されるようにしてもよい。さ
らに、上記本発明のアクセス規制方法において、前記移
動端末局のメイン電源がオフされている際に、優先的に
接続される接続先への発呼操作が検出された際には、メ
イン電源をオンして該発呼操作に基づく発信処理を行う
ようにしてもよい。
いて、前記通信規制処理中において行われた前記発信処
理により接続された通信の発信時間が所定時間を超えた
際には、該通信が強制終了されるようにしてもよい。さ
らに、上記本発明のアクセス規制方法において、前記移
動端末局のメイン電源がオフされている際に、優先的に
接続される接続先への発呼操作が検出された際には、メ
イン電源をオンして該発呼操作に基づく発信処理を行う
ようにしてもよい。
【0008】前記目的を達成することのできる本発明の
移動端末局は、送受信部と、発呼操作やダイヤル等を行
うキーが設けられたキー部と、前記送受信部や前記キー
部の動作を制御する制御部とを少なくとも備える移動端
末局であって、移動端末局の通信を管理している基地局
から報知チャンネルを通じて移動端末局のアクセスを規
制する通信規制情報が、前記送受信部において受信され
たことを前記制御部が検出した際に、前記制御部は前記
キー部および前記制御部を除く部位への電源供給をオフ
するようにし、発信が許可されている時間帯において前
回の発信から所定時間以上経過した上で発呼操作が検出
された際に前記電源供給をオンして、前記発呼操作に基
づく発信処理を行うようにされている。
移動端末局は、送受信部と、発呼操作やダイヤル等を行
うキーが設けられたキー部と、前記送受信部や前記キー
部の動作を制御する制御部とを少なくとも備える移動端
末局であって、移動端末局の通信を管理している基地局
から報知チャンネルを通じて移動端末局のアクセスを規
制する通信規制情報が、前記送受信部において受信され
たことを前記制御部が検出した際に、前記制御部は前記
キー部および前記制御部を除く部位への電源供給をオフ
するようにし、発信が許可されている時間帯において前
回の発信から所定時間以上経過した上で発呼操作が検出
された際に前記電源供給をオンして、前記発呼操作に基
づく発信処理を行うようにされている。
【0009】また、上記本発明の移動端末局において、
前記発信処理を行うことにより接続された通信の発信時
間が所定時間を超えた際には、前記制御部が通信を強制
終了させるようにしてもよい。さらに、上記本発明の移
動端末局において、前記キー部および前記制御部を除く
部位への電源供給がオフされている際に、前記制御部が
優先的に接続される接続先への発呼操作を検出した場合
には、前記電源供給をオンして該発呼操作に基づく発信
処理を行うようにしてもよい。
前記発信処理を行うことにより接続された通信の発信時
間が所定時間を超えた際には、前記制御部が通信を強制
終了させるようにしてもよい。さらに、上記本発明の移
動端末局において、前記キー部および前記制御部を除く
部位への電源供給がオフされている際に、前記制御部が
優先的に接続される接続先への発呼操作を検出した場合
には、前記電源供給をオンして該発呼操作に基づく発信
処理を行うようにしてもよい。
【0010】このような本発明によれば、移動端末局の
アクセスが規制されている場合には、緊急通信用に回線
が確保されるように割り当てられた時間帯に限り移動端
末局は発信できるようにされる。さらに、この発信が許
可された時間帯において前回の発信から所定時間以上時
間が経過している場合にだけ、緊急先以外への通信も可
能としている。このように、前回の発信から所定時間以
上時間が経過していなければ発信は禁止されることか
ら、通信資源を多くの移動端末局に配分することができ
るようになる。
アクセスが規制されている場合には、緊急通信用に回線
が確保されるように割り当てられた時間帯に限り移動端
末局は発信できるようにされる。さらに、この発信が許
可された時間帯において前回の発信から所定時間以上時
間が経過している場合にだけ、緊急先以外への通信も可
能としている。このように、前回の発信から所定時間以
上時間が経過していなければ発信は禁止されることか
ら、通信資源を多くの移動端末局に配分することができ
るようになる。
【0011】さらに、災害発生時等においては、発信が
許可された時間帯において通信が接続された際には、長
時間通信を継続する傾向にあることから、移動端末局の
アクセスが規制されている場合に通信の発信時間が制限
時間を超えた際には、強制的に通信を終了させるように
している。これにより、一回の発信で占有する時間を短
縮することができるため、発信が許可される時間帯にお
いて多くの移動端末局に発信する機会が与えられるよう
になる。さらにまた、移動端末局のアクセスが規制され
ている場合にはメイン電源をオフするようにしたので、
移動端末局がランダムにアクセスする位置登録等の発信
がなくなり、トラヒックの混雑をそれだけ緩和すること
ができる。その上、移動端末局の電池の消耗を防止する
ことができ、停電するおそれがある災害発生時等におけ
る移動端末局の通信を長時間確保する手段として有効と
なる。
許可された時間帯において通信が接続された際には、長
時間通信を継続する傾向にあることから、移動端末局の
アクセスが規制されている場合に通信の発信時間が制限
時間を超えた際には、強制的に通信を終了させるように
している。これにより、一回の発信で占有する時間を短
縮することができるため、発信が許可される時間帯にお
いて多くの移動端末局に発信する機会が与えられるよう
になる。さらにまた、移動端末局のアクセスが規制され
ている場合にはメイン電源をオフするようにしたので、
移動端末局がランダムにアクセスする位置登録等の発信
がなくなり、トラヒックの混雑をそれだけ緩和すること
ができる。その上、移動端末局の電池の消耗を防止する
ことができ、停電するおそれがある災害発生時等におけ
る移動端末局の通信を長時間確保する手段として有効と
なる。
【0012】
【発明の実施の形態】移動通信システムの概要を図1に
示し、図1を参照することにより本発明のアクセス規制
方法の実施の形態の説明を以下に行う。図1に示す移動
通信システムは、我が国における移動通信システムであ
るセルラーシステム(PDC:Personal Digital Cellu
lar telecommunication system)と同様に、ゾーン方式
が採用されてサービスエリア内に多数の無線ゾーンが配
置されている。各々の無線ゾーンにおける通信制御は基
地局により行われており、例えば図1に示す無線ゾーン
Aは基地局10により通信制御が行われている。すなわ
ち、無線ゾーンAに属する移動端末局である携帯電話機
101〜10nが他の携帯電話機や一般電話機と通話す
る際には、携帯電話機101〜10nが属する無線ゾー
ンAの通信制御を行っている基地局10を介して移動交
換機1に接続され、移動交換機1から公衆交換機2にお
ける一般電話網に接続されるようになる。このように、
携帯電話機101〜10nは、属している無線ゾーンの
通信制御を行っている基地局10と無線回線を介して接
続されることにより他の電話機と通話を行うことができ
るようになる。
示し、図1を参照することにより本発明のアクセス規制
方法の実施の形態の説明を以下に行う。図1に示す移動
通信システムは、我が国における移動通信システムであ
るセルラーシステム(PDC:Personal Digital Cellu
lar telecommunication system)と同様に、ゾーン方式
が採用されてサービスエリア内に多数の無線ゾーンが配
置されている。各々の無線ゾーンにおける通信制御は基
地局により行われており、例えば図1に示す無線ゾーン
Aは基地局10により通信制御が行われている。すなわ
ち、無線ゾーンAに属する移動端末局である携帯電話機
101〜10nが他の携帯電話機や一般電話機と通話す
る際には、携帯電話機101〜10nが属する無線ゾー
ンAの通信制御を行っている基地局10を介して移動交
換機1に接続され、移動交換機1から公衆交換機2にお
ける一般電話網に接続されるようになる。このように、
携帯電話機101〜10nは、属している無線ゾーンの
通信制御を行っている基地局10と無線回線を介して接
続されることにより他の電話機と通話を行うことができ
るようになる。
【0013】図1に示す例では携帯電話機101〜10
nのn台が無線ゾーンAに属しているが、携帯電話機1
01〜10nはそれぞれ移動可能とされているので無線
ゾーンAからゾーン外へ移動した際には隣接する無線ゾ
ーンに属するようになる。さらに図示する例では、基地
局10以外にも基地局11,12が示されており、隣接
する無線ゾーンの通信制御が基地局10,11によりそ
れぞれ行われている。これらの基地局10〜12は移動
交換機1に集線されている。無線ゾーンAに属する携帯
電話機101〜10nは基地局10により通信制御が行
われており、携帯電話機101〜10nが他の無線ゾー
ンに属する携帯電話機や一般電話機と通信する際の説明
を、以下に行う。
nのn台が無線ゾーンAに属しているが、携帯電話機1
01〜10nはそれぞれ移動可能とされているので無線
ゾーンAからゾーン外へ移動した際には隣接する無線ゾ
ーンに属するようになる。さらに図示する例では、基地
局10以外にも基地局11,12が示されており、隣接
する無線ゾーンの通信制御が基地局10,11によりそ
れぞれ行われている。これらの基地局10〜12は移動
交換機1に集線されている。無線ゾーンAに属する携帯
電話機101〜10nは基地局10により通信制御が行
われており、携帯電話機101〜10nが他の無線ゾー
ンに属する携帯電話機や一般電話機と通信する際の説明
を、以下に行う。
【0014】移動通信システムでは、通信および無線回
線制御のために情報チャンネルと制御チャンネルとの論
理チャンネルが用意されている。情報チャンネルは、携
帯電話機が音声などのユーザ情報を伝送するためのもの
であり、特定の携帯電話機に割り当てられると、通信が
終了するまではその携帯電話機により占有される。ま
た、制御チャンネルは、接続制御に必要な制御信号を転
送するチャンネルであり、無線ゾーン内の全携帯電話機
に共通に報知する情報を転送するための下りのみの片方
向チャンネルである報知チャンネル(BCCH:Broadc
asting ContorolCHannel)や、着信を携帯電話機に報知
したり、携帯電話機からランダムに発せされる位置登録
や発呼要求を通知する共通制御チャンネル(CCCH:
Common Control CHannel)等のチャンネルからなってい
る。
線制御のために情報チャンネルと制御チャンネルとの論
理チャンネルが用意されている。情報チャンネルは、携
帯電話機が音声などのユーザ情報を伝送するためのもの
であり、特定の携帯電話機に割り当てられると、通信が
終了するまではその携帯電話機により占有される。ま
た、制御チャンネルは、接続制御に必要な制御信号を転
送するチャンネルであり、無線ゾーン内の全携帯電話機
に共通に報知する情報を転送するための下りのみの片方
向チャンネルである報知チャンネル(BCCH:Broadc
asting ContorolCHannel)や、着信を携帯電話機に報知
したり、携帯電話機からランダムに発せされる位置登録
や発呼要求を通知する共通制御チャンネル(CCCH:
Common Control CHannel)等のチャンネルからなってい
る。
【0015】例えば、携帯電話機101は共通制御チャ
ンネル(CCCH)を使用して基地局10に位置登録す
ることにより、無線ゾーンAに属することになる。この
携帯電話機101が一般電話網の一般電話機22と通信
する際には、携帯電話機101は相手先の電話機22の
電話番号情報を含む発呼信号を共通制御チャンネル(C
CCH)を使用して基地局10に送信する。基地局10
が発呼信号を受信すると相手先が一般電話機22とされ
ていることから、その発呼信号は移動交換機1を経由し
て公衆交換機2に送られる。そして、公衆交換機2は相
手先の一般電話機22に着信信号を送り、その一般電話
機22と携帯電話機101間の回線を接続するようにす
る。携帯電話機101には無線ゾーンAにおける情報チ
ャンネルの空きチャンネルが基地局10により割り当て
られて、これにより、携帯電話機101と一般電話機2
2とが通信できるようになる。
ンネル(CCCH)を使用して基地局10に位置登録す
ることにより、無線ゾーンAに属することになる。この
携帯電話機101が一般電話網の一般電話機22と通信
する際には、携帯電話機101は相手先の電話機22の
電話番号情報を含む発呼信号を共通制御チャンネル(C
CCH)を使用して基地局10に送信する。基地局10
が発呼信号を受信すると相手先が一般電話機22とされ
ていることから、その発呼信号は移動交換機1を経由し
て公衆交換機2に送られる。そして、公衆交換機2は相
手先の一般電話機22に着信信号を送り、その一般電話
機22と携帯電話機101間の回線を接続するようにす
る。携帯電話機101には無線ゾーンAにおける情報チ
ャンネルの空きチャンネルが基地局10により割り当て
られて、これにより、携帯電話機101と一般電話機2
2とが通信できるようになる。
【0016】また、携帯電話機101が他の電話機から
着呼された際には、基地局10は共通制御チャンネル
(CCCH)を通じて携帯電話機101に着信信号を送
る。着信されたことを知って着信ボタンを操作すると、
基地局10は携帯電話機101に無線ゾーンAにおける
情報チャンネルの空きチャンネルを割り当てて、携帯電
話機101が他の電話機と通信できるようにする。この
ような移動通信システムにおいて本発明の移動端末局の
アクセス規制方法は実行される。例えば、大規模な地震
等が発生して無線ゾーンAにおける携帯電話機101〜
10nのアクセスを規制して必要な回線を確保する必要
があると、災害管理センタ21が判断した際には、基地
局10の報知チャンネル(BCCH)を通じて無線ゾー
ンAにおける携帯電話機101〜10nに通信規制情報
を発信する。これにより、携帯電話機101〜10nは
アクセスが規制されるようになる。
着呼された際には、基地局10は共通制御チャンネル
(CCCH)を通じて携帯電話機101に着信信号を送
る。着信されたことを知って着信ボタンを操作すると、
基地局10は携帯電話機101に無線ゾーンAにおける
情報チャンネルの空きチャンネルを割り当てて、携帯電
話機101が他の電話機と通信できるようにする。この
ような移動通信システムにおいて本発明の移動端末局の
アクセス規制方法は実行される。例えば、大規模な地震
等が発生して無線ゾーンAにおける携帯電話機101〜
10nのアクセスを規制して必要な回線を確保する必要
があると、災害管理センタ21が判断した際には、基地
局10の報知チャンネル(BCCH)を通じて無線ゾー
ンAにおける携帯電話機101〜10nに通信規制情報
を発信する。これにより、携帯電話機101〜10nは
アクセスが規制されるようになる。
【0017】携帯電話機101〜10nが通信規制情報
を受信すると、携帯電話機101〜10nにおいてアク
セス規制が行われるようにそのメイン電源がオフされ
て、制御部とダイヤルボタンを含む各種のキーからなる
キー部、および、タイマを除いて動作が停止される。ま
た、アクセス規制が実行されると、携帯電話機101〜
10nはその電話番号の末尾等の数字を参照してグルー
プ分けされ、グループ毎に発信を許可する時間帯が設け
られる。各携帯電話機101〜10nは、自機に設けら
れているタイマにより発信を許可する時間帯になったか
否かが判断される。この発信許可時間帯の情報は通信規
制情報に含まれている。すなわち、発信許可された時間
帯以外はメイン電源がオフされて、携帯電話機101〜
10nにおける電池の消耗を防止することができる。な
お、アクセス規制が行われる際には、停電していること
が考えられるため、このように電池の消耗を極力防止す
ることにより、無線回線の長時間の確保をすることがで
きる。
を受信すると、携帯電話機101〜10nにおいてアク
セス規制が行われるようにそのメイン電源がオフされ
て、制御部とダイヤルボタンを含む各種のキーからなる
キー部、および、タイマを除いて動作が停止される。ま
た、アクセス規制が実行されると、携帯電話機101〜
10nはその電話番号の末尾等の数字を参照してグルー
プ分けされ、グループ毎に発信を許可する時間帯が設け
られる。各携帯電話機101〜10nは、自機に設けら
れているタイマにより発信を許可する時間帯になったか
否かが判断される。この発信許可時間帯の情報は通信規
制情報に含まれている。すなわち、発信許可された時間
帯以外はメイン電源がオフされて、携帯電話機101〜
10nにおける電池の消耗を防止することができる。な
お、アクセス規制が行われる際には、停電していること
が考えられるため、このように電池の消耗を極力防止す
ることにより、無線回線の長時間の確保をすることがで
きる。
【0018】また、発信許可された時間帯においても発
信は自由に行えるのではなく、通信資源を有効に利用で
きるようにある制約の元で発信が許可されるようにな
る。この制約は、第1に前回の発信から所定時間経過し
ているか否かである。所定時間経過していない場合は、
発信許可された時間帯であっても発信は禁止されること
になる。制約の第2は、発信が行われて通信が継続され
ている際に、その発信時間が制限時間を超えた場合に
は、通信が強制終了されることである。このように発信
許可された時間帯であっても上記第1および第2のよう
に発信の制限を行うようにしたので、発信許可された時
間帯において多くの携帯電話機101〜10nに発信の
機会が与えられるようになる。すなわち、通信資源の配
分が効率的に行われることになる。また、発信を許可す
る時間帯として、携帯電話機101〜10nの電話番号
の最下位桁の数字とタイマの時刻の分の最下位桁の数字
とが一致した時間のみ発信を許可するようにしてもよ
い。なお、発信を許可する時間帯以外ではメイン電源は
オフされるため、着信を受信することができなくなる。
このため、発信が許可される時間帯以外の時間帯におい
て、着呼があった際には、基地局10において着信でき
ないことを相手先へ通知するようにする。
信は自由に行えるのではなく、通信資源を有効に利用で
きるようにある制約の元で発信が許可されるようにな
る。この制約は、第1に前回の発信から所定時間経過し
ているか否かである。所定時間経過していない場合は、
発信許可された時間帯であっても発信は禁止されること
になる。制約の第2は、発信が行われて通信が継続され
ている際に、その発信時間が制限時間を超えた場合に
は、通信が強制終了されることである。このように発信
許可された時間帯であっても上記第1および第2のよう
に発信の制限を行うようにしたので、発信許可された時
間帯において多くの携帯電話機101〜10nに発信の
機会が与えられるようになる。すなわち、通信資源の配
分が効率的に行われることになる。また、発信を許可す
る時間帯として、携帯電話機101〜10nの電話番号
の最下位桁の数字とタイマの時刻の分の最下位桁の数字
とが一致した時間のみ発信を許可するようにしてもよ
い。なお、発信を許可する時間帯以外ではメイン電源は
オフされるため、着信を受信することができなくなる。
このため、発信が許可される時間帯以外の時間帯におい
て、着呼があった際には、基地局10において着信でき
ないことを相手先へ通知するようにする。
【0019】次に、本発明にかかるアクセス規制方法を
実行することのできる本発明の移動端末局のハードウェ
アの構成を図2に示す。以下、移動端末局を携帯電話機
として説明する。図2に示す携帯電話機は、例えば図1
に示す携帯電話機101〜10nの構成であり、待ち受
け時に収納され通信時に伸張されるリトラクタブルなア
ンテナ40を備えている。アンテナ40は、アンテナ4
0を送信部44と受信部42とで共用する共用器41に
接続されており、共用器41により送信部44からの送
信信号はアンテナ40へ供給され、アンテナ40の受信
信号は受信部42へ供給されるようになる。受信信号
は、受信部42において周波数変換された後、ベースバ
ンド信号に復調されベースバンド信号処理部46に供給
される。ベースバンド信号処理部46では、高能率圧縮
符号化された音声信号が元の音声信号に復号されて受話
器47から送出されるようになる。
実行することのできる本発明の移動端末局のハードウェ
アの構成を図2に示す。以下、移動端末局を携帯電話機
として説明する。図2に示す携帯電話機は、例えば図1
に示す携帯電話機101〜10nの構成であり、待ち受
け時に収納され通信時に伸張されるリトラクタブルなア
ンテナ40を備えている。アンテナ40は、アンテナ4
0を送信部44と受信部42とで共用する共用器41に
接続されており、共用器41により送信部44からの送
信信号はアンテナ40へ供給され、アンテナ40の受信
信号は受信部42へ供給されるようになる。受信信号
は、受信部42において周波数変換された後、ベースバ
ンド信号に復調されベースバンド信号処理部46に供給
される。ベースバンド信号処理部46では、高能率圧縮
符号化された音声信号が元の音声信号に復号されて受話
器47から送出されるようになる。
【0020】一方、送話器48から入力された音声信号
は、ベースバンド信号処理部46において高能率圧縮符
号化されて送信部44に供給される。そして、送信部4
4において変調された後で送信周波数帯域に周波数変換
されて、共用器41を介してアンテナ40から送信され
るようになる。なお、受信部42および送信部44には
PLL回路43から周波数変換用の局部発信信号が供給
されている。受信部42および送信部44からなる送受
信部45およびベースバンド信号処理部46の動作は制
御部49により制御されている。制御部49は、表示部
・キー部50における各種情報を表示する表示部に表示
信号を供給していると共に、表示部・キー部50におけ
る発信ボタンや終了ボタンおよびダイヤルキー等からな
るキー部をキースキャン手段49aによりスキャンし
て、操作されたキーからの情報を取り込むようにしてい
る。さらに、制御部49には時刻を刻むタイマ51から
の時間情報が供給されている。
は、ベースバンド信号処理部46において高能率圧縮符
号化されて送信部44に供給される。そして、送信部4
4において変調された後で送信周波数帯域に周波数変換
されて、共用器41を介してアンテナ40から送信され
るようになる。なお、受信部42および送信部44には
PLL回路43から周波数変換用の局部発信信号が供給
されている。受信部42および送信部44からなる送受
信部45およびベースバンド信号処理部46の動作は制
御部49により制御されている。制御部49は、表示部
・キー部50における各種情報を表示する表示部に表示
信号を供給していると共に、表示部・キー部50におけ
る発信ボタンや終了ボタンおよびダイヤルキー等からな
るキー部をキースキャン手段49aによりスキャンし
て、操作されたキーからの情報を取り込むようにしてい
る。さらに、制御部49には時刻を刻むタイマ51から
の時間情報が供給されている。
【0021】さらにまた、ベースバンド信号処理部46
において復号された報知チャンネル(CCCH)のベー
スバンド信号は制御部49にも供給され、報知チャンネ
ルで通信規制情報が通知された際には、制御部49にお
いて通信規制情報が検出される。制御部49において通
信規制情報が検出されると、通信規制情報に基づいてア
クセスを規制する後述する通信規制処理が実行される。
また、通信規制情報が受信されない場合、および、通信
規制解除信号が受信された場合は、制御部49により通
常の発信処理や着信処理が行われる後述する通常処理が
実行されるようになる。なお、制御部49は中央処理装
置(CPU)と通信規制処理プログラムや通常処理プロ
グラム等を格納したROM(Read Only Memory)やRA
M(Random Access Memory )により構成することがで
きる。
において復号された報知チャンネル(CCCH)のベー
スバンド信号は制御部49にも供給され、報知チャンネ
ルで通信規制情報が通知された際には、制御部49にお
いて通信規制情報が検出される。制御部49において通
信規制情報が検出されると、通信規制情報に基づいてア
クセスを規制する後述する通信規制処理が実行される。
また、通信規制情報が受信されない場合、および、通信
規制解除信号が受信された場合は、制御部49により通
常の発信処理や着信処理が行われる後述する通常処理が
実行されるようになる。なお、制御部49は中央処理装
置(CPU)と通信規制処理プログラムや通常処理プロ
グラム等を格納したROM(Read Only Memory)やRA
M(Random Access Memory )により構成することがで
きる。
【0022】次に、本発明にかかる移動端末局である携
帯電話機の電源スイッチが投入された際に制御部49の
制御の基で実行されるスタート処理のフローチャートを
図3に示す。電源スイッチが投入されてスタート処理が
開始されると、報知チャンネル(BCCH)の受信が行
われ(ステップS10)、報知チャンネルを通じて通信
規制情報が受信されたか否かがステップS11にて判定
される。ここで、通信規制情報が受信されない場合は、
ステップS13に進んで通常の発信処理や着信処理を行
う後述する通常処理が行われる。また、通信規制情報が
受信された場合はステップS12に進んでアクセスを規
制する後述する通信規制処理が行われる。
帯電話機の電源スイッチが投入された際に制御部49の
制御の基で実行されるスタート処理のフローチャートを
図3に示す。電源スイッチが投入されてスタート処理が
開始されると、報知チャンネル(BCCH)の受信が行
われ(ステップS10)、報知チャンネルを通じて通信
規制情報が受信されたか否かがステップS11にて判定
される。ここで、通信規制情報が受信されない場合は、
ステップS13に進んで通常の発信処理や着信処理を行
う後述する通常処理が行われる。また、通信規制情報が
受信された場合はステップS12に進んでアクセスを規
制する後述する通信規制処理が行われる。
【0023】ステップS13で実行される通常処理のフ
ローチャートを図4に示す。通常処理が開始されると、
ステップS20にて共通制御チャンネル(CCCH)の
上りチャンネルを使用して位置登録が行われる。ここ
で、電源スイッチが投入された携帯電話機が携帯電話機
101であるとすると、基地局10へ位置登録すること
により携帯電話機101は無線ゾーンAに属するように
なる。次いで、共通制御チャンネル(CCCH)を受信
して自局への着呼があるか否かをステップS21で検出
する。ここで、自局への着呼が検出されるとステップS
22へ進んで着信処理が行われ、着信ボタンを操作する
と相手先の電話機と接続されて通信が行われるようにな
る。また、自局への着呼が検出されない場合は、ステッ
プS23へ進んで発呼操作をしたか否かが判定される。
ここで、表示部・キー部50のキー部を操作して相手先
の電話番号をダイアルして発信ボタンを操作したとする
と、発呼操作したと判定されステップS24にて発信処
理が行われる。この発信処理では、共通制御チャンネル
(CCCH)の上りチャンネルを通じて基地局へ発信信
号を送信する。基地局は、相手先と接続するための処理
を行い、相手先が応答すると回線が接続されて通信を行
えるようになる。
ローチャートを図4に示す。通常処理が開始されると、
ステップS20にて共通制御チャンネル(CCCH)の
上りチャンネルを使用して位置登録が行われる。ここ
で、電源スイッチが投入された携帯電話機が携帯電話機
101であるとすると、基地局10へ位置登録すること
により携帯電話機101は無線ゾーンAに属するように
なる。次いで、共通制御チャンネル(CCCH)を受信
して自局への着呼があるか否かをステップS21で検出
する。ここで、自局への着呼が検出されるとステップS
22へ進んで着信処理が行われ、着信ボタンを操作する
と相手先の電話機と接続されて通信が行われるようにな
る。また、自局への着呼が検出されない場合は、ステッ
プS23へ進んで発呼操作をしたか否かが判定される。
ここで、表示部・キー部50のキー部を操作して相手先
の電話番号をダイアルして発信ボタンを操作したとする
と、発呼操作したと判定されステップS24にて発信処
理が行われる。この発信処理では、共通制御チャンネル
(CCCH)の上りチャンネルを通じて基地局へ発信信
号を送信する。基地局は、相手先と接続するための処理
を行い、相手先が応答すると回線が接続されて通信を行
えるようになる。
【0024】発信処理が終了した際と、着信処理が終了
した際には、通信を行っている状態となり、ステップS
25にて終了ボタンが操作されて通信が終了したか否か
が判定される。この処理は、通信終了と判定されるまで
繰り返し行われ、終了ボタンが操作されたと判定される
と通信が終了されてステップS26へ進む。ステップS
26では報知チャンネル(BCCH)を受信して通信規
制情報が受信されたか否かが判定され、受信された場合
は図3に示すステップS12の通信規制処理が行われ、
受信されない場合はステップS21へ戻りステップS2
1ないしステップS26の処理が循環して実行されるよ
うになる。なお、ステップS23にて発呼操作が検出さ
れない場合はステップS26にジャンプして上記した処
理が行われる。
した際には、通信を行っている状態となり、ステップS
25にて終了ボタンが操作されて通信が終了したか否か
が判定される。この処理は、通信終了と判定されるまで
繰り返し行われ、終了ボタンが操作されたと判定される
と通信が終了されてステップS26へ進む。ステップS
26では報知チャンネル(BCCH)を受信して通信規
制情報が受信されたか否かが判定され、受信された場合
は図3に示すステップS12の通信規制処理が行われ、
受信されない場合はステップS21へ戻りステップS2
1ないしステップS26の処理が循環して実行されるよ
うになる。なお、ステップS23にて発呼操作が検出さ
れない場合はステップS26にジャンプして上記した処
理が行われる。
【0025】次に、スタート処理のステップS12にて
実行される通信規制処理のフローチャートを図5に示
す。通信規制処理が開始されると、制御部49によりメ
イン電源がオフされて送受信部45,ベースバンド信号
処理部46等の送受信関係の部分への電源の供給が停止
される。次いで、発呼操作したか否かがステップS32
にて判定される。ここで、表示部・キー部50のキー部
を操作して相手先の電話番号をダイヤルして発信ボタン
を操作したとすると、この際にも電源が供給されている
制御部49のキースキャン手段49aが表示部・キー部
50のキー部をスキャンすることにより発呼操作したと
判定され、ステップS33へ進む。ステップS33で
は、発呼操作時にダイヤルされた電話番号が優先ダイヤ
ルか否かが判定される。優先ダイヤルとは、警察、消防
署等の公共機関の電話番号や病院等の優先的に接続され
る電話番号である。そして、発呼先のダイヤルが優先ダ
イヤルと判定されると、ステップS36に進んでメイン
電源がオンされて携帯電話機は通信可能な状態とされ
る。
実行される通信規制処理のフローチャートを図5に示
す。通信規制処理が開始されると、制御部49によりメ
イン電源がオフされて送受信部45,ベースバンド信号
処理部46等の送受信関係の部分への電源の供給が停止
される。次いで、発呼操作したか否かがステップS32
にて判定される。ここで、表示部・キー部50のキー部
を操作して相手先の電話番号をダイヤルして発信ボタン
を操作したとすると、この際にも電源が供給されている
制御部49のキースキャン手段49aが表示部・キー部
50のキー部をスキャンすることにより発呼操作したと
判定され、ステップS33へ進む。ステップS33で
は、発呼操作時にダイヤルされた電話番号が優先ダイヤ
ルか否かが判定される。優先ダイヤルとは、警察、消防
署等の公共機関の電話番号や病院等の優先的に接続され
る電話番号である。そして、発呼先のダイヤルが優先ダ
イヤルと判定されると、ステップS36に進んでメイン
電源がオンされて携帯電話機は通信可能な状態とされ
る。
【0026】また、ステップS33にて優先ダイヤルで
ないと判定された場合は、ステップS34に進んでタイ
マ51の時刻と、通信規制情報に含まれていた発信許可
時間帯とを制御部49が対比することにより、現在が発
信を許可する時間帯であるか否かを判定する。ここで、
現在が発信を許可する時間帯と判定された場合は、ステ
ップS35に進んで前回の自機の発信から所定時間以上
経過しているか否かが判定される。そして、前回の発信
から所定時間以上経過している場合は、ステップS36
に進んでメイン電源がオンされて携帯電話機は通信可能
な状態とされる。このように、発信が許可された時間帯
であっても所定時間おきでなければ発信を禁止すること
により、特定の携帯電話機のみが回線を占有することを
防止して多くの携帯電話機に発信の機会を与えるように
している。また、発信が許可された時間帯でなければ優
先ダイヤル以外には発信することができないので、緊急
回線を十分確保することができる。さらに、発信が許可
されていない時間帯においてはメイン電源がオフされて
いることから、位置登録等の携帯電話機からランダムに
発せられる発信もなくなるため、これによっても回線の
混雑を防止することができる。また、メイン電源がオフ
されることから電池の消耗も防止することができ、長時
間の無線回線を確保できるようになる。
ないと判定された場合は、ステップS34に進んでタイ
マ51の時刻と、通信規制情報に含まれていた発信許可
時間帯とを制御部49が対比することにより、現在が発
信を許可する時間帯であるか否かを判定する。ここで、
現在が発信を許可する時間帯と判定された場合は、ステ
ップS35に進んで前回の自機の発信から所定時間以上
経過しているか否かが判定される。そして、前回の発信
から所定時間以上経過している場合は、ステップS36
に進んでメイン電源がオンされて携帯電話機は通信可能
な状態とされる。このように、発信が許可された時間帯
であっても所定時間おきでなければ発信を禁止すること
により、特定の携帯電話機のみが回線を占有することを
防止して多くの携帯電話機に発信の機会を与えるように
している。また、発信が許可された時間帯でなければ優
先ダイヤル以外には発信することができないので、緊急
回線を十分確保することができる。さらに、発信が許可
されていない時間帯においてはメイン電源がオフされて
いることから、位置登録等の携帯電話機からランダムに
発せられる発信もなくなるため、これによっても回線の
混雑を防止することができる。また、メイン電源がオフ
されることから電池の消耗も防止することができ、長時
間の無線回線を確保できるようになる。
【0027】ステップS36にてメイン電源がオンされ
ると、ステップS37にて共通制御チャンネル(CCC
H)の上りチャンネルを使用して位置登録が行われる。
ここで、メイン電源がオンされた携帯電話機が携帯電話
機101であるとすると、基地局10へ位置登録された
ことにより携帯電話機101は無線ゾーンAに属するよ
うになる。次いで、ステップS38にて検出された発呼
操作に基づく発信処理が行われる。この発信処理では、
共通制御チャンネル(CCCH)の上りチャンネルを通
じて基地局へ発信信号を送信する。基地局は、相手先と
接続するための処理を行い、相手先が応答すると回線が
接続されて通信を行えるようになる。発信処理が終了す
ると、通信を行っている状態となり、ステップS39に
て発信時間制限時間を超えたか否かが判定される。この
判定は、制御部49がタイマ51の時刻を参照して得た
発信継続時間情報と、受信された通信規制情報に含まれ
ていた発信制限時間情報とを対比することにより行われ
る。ここで、発信継続時間が発信制限時間を超えたと判
定されると、ステップS40にて通信は強制終了され
る。
ると、ステップS37にて共通制御チャンネル(CCC
H)の上りチャンネルを使用して位置登録が行われる。
ここで、メイン電源がオンされた携帯電話機が携帯電話
機101であるとすると、基地局10へ位置登録された
ことにより携帯電話機101は無線ゾーンAに属するよ
うになる。次いで、ステップS38にて検出された発呼
操作に基づく発信処理が行われる。この発信処理では、
共通制御チャンネル(CCCH)の上りチャンネルを通
じて基地局へ発信信号を送信する。基地局は、相手先と
接続するための処理を行い、相手先が応答すると回線が
接続されて通信を行えるようになる。発信処理が終了す
ると、通信を行っている状態となり、ステップS39に
て発信時間制限時間を超えたか否かが判定される。この
判定は、制御部49がタイマ51の時刻を参照して得た
発信継続時間情報と、受信された通信規制情報に含まれ
ていた発信制限時間情報とを対比することにより行われ
る。ここで、発信継続時間が発信制限時間を超えたと判
定されると、ステップS40にて通信は強制終了され
る。
【0028】また、発信継続時間が発信制限時間を超え
ていないと判定されると、ステップS42にて終了ボタ
ンが操作されて通信が終了したか否かが判定される。こ
の際に、終了ボタンが操作されていれば通信は終了さ
れ、終了ボタンが操作されたと判定されない場合は、ス
テップS39およびステップS41の処理は、発信継続
時間が発信制限時間を超えたと判定されるか、終了ボタ
ンが操作されたと判定されるまで繰り返し行われる。こ
のように、発信が継続中であっても発信時間が制限時間
を超えた場合は通信を強制終了させることにより、特定
の携帯電話機のみが回線を占有することを防止して多く
の携帯電話機に発信の機会を与えるようにしている。
ていないと判定されると、ステップS42にて終了ボタ
ンが操作されて通信が終了したか否かが判定される。こ
の際に、終了ボタンが操作されていれば通信は終了さ
れ、終了ボタンが操作されたと判定されない場合は、ス
テップS39およびステップS41の処理は、発信継続
時間が発信制限時間を超えたと判定されるか、終了ボタ
ンが操作されたと判定されるまで繰り返し行われる。こ
のように、発信が継続中であっても発信時間が制限時間
を超えた場合は通信を強制終了させることにより、特定
の携帯電話機のみが回線を占有することを防止して多く
の携帯電話機に発信の機会を与えるようにしている。
【0029】そして、終了ボタンが操作された場合と、
ステップS40にて通信が強制終了された場合、およ
び、ステップS35にて前回の発信から所定時間以上経
過していないと判定された場合、ステップS34にて現
在は発信を許可する時間帯でないと判定された場合、ス
テップS32にて発呼操作していないと判定された場合
は、ステップS42へ進む。ステップS42では報知チ
ャンネル(BCCH)を受信して通信規制解除情報が受
信されたか否かが判定され、受信された場合はアクセス
を規制することが解除されたことから、図3に示すステ
ップS13の通常処理が行われる。また、受信されない
場合はステップS31へ戻りステップS31ないしステ
ップS42の処理が循環して実行されるようになる。
ステップS40にて通信が強制終了された場合、およ
び、ステップS35にて前回の発信から所定時間以上経
過していないと判定された場合、ステップS34にて現
在は発信を許可する時間帯でないと判定された場合、ス
テップS32にて発呼操作していないと判定された場合
は、ステップS42へ進む。ステップS42では報知チ
ャンネル(BCCH)を受信して通信規制解除情報が受
信されたか否かが判定され、受信された場合はアクセス
を規制することが解除されたことから、図3に示すステ
ップS13の通常処理が行われる。また、受信されない
場合はステップS31へ戻りステップS31ないしステ
ップS42の処理が循環して実行されるようになる。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、移動端末
局のアクセスが規制されている場合には、緊急通信用に
回線が確保されるように割り当てられた時間帯に限り移
動端末局は発信できるようにされる。さらに、この発信
が許可された時間帯において前回の発信から所定時間以
上時間が経過している場合にだけ、緊急先以外への通信
も可能としている。このように、前回の発信から所定時
間以上時間が経過していなければ発信は禁止されること
から、通信資源を多くの移動端末局に配分することがで
きるようになる。
局のアクセスが規制されている場合には、緊急通信用に
回線が確保されるように割り当てられた時間帯に限り移
動端末局は発信できるようにされる。さらに、この発信
が許可された時間帯において前回の発信から所定時間以
上時間が経過している場合にだけ、緊急先以外への通信
も可能としている。このように、前回の発信から所定時
間以上時間が経過していなければ発信は禁止されること
から、通信資源を多くの移動端末局に配分することがで
きるようになる。
【0031】さらに、災害発生時等においては、発信が
許可された時間帯において通信が接続された際には、長
時間通信を継続する傾向にあることから、移動端末局の
アクセスが規制されている場合に通信の発信時間が制限
時間を超えた際には、強制的に通信を終了させるように
している。これにより、一回の発信で占有する時間を短
縮することができるため、発信が許可される時間帯にお
いて多くの移動端末局に発信する機会が与えられるよう
になる。さらにまた、移動端末局のアクセスが規制され
ている場合にはメイン電源をオフするようにしたので、
移動端末局がランダムにアクセスする位置登録等の発信
がなくなり、トラヒックの混雑をそれだけ緩和すること
ができる。その上、移動端末局の電池の消耗を防止する
ことができ、停電するおそれがある災害発生時等におけ
る移動端末局の通信を長時間確保する手段として有効と
なる。
許可された時間帯において通信が接続された際には、長
時間通信を継続する傾向にあることから、移動端末局の
アクセスが規制されている場合に通信の発信時間が制限
時間を超えた際には、強制的に通信を終了させるように
している。これにより、一回の発信で占有する時間を短
縮することができるため、発信が許可される時間帯にお
いて多くの移動端末局に発信する機会が与えられるよう
になる。さらにまた、移動端末局のアクセスが規制され
ている場合にはメイン電源をオフするようにしたので、
移動端末局がランダムにアクセスする位置登録等の発信
がなくなり、トラヒックの混雑をそれだけ緩和すること
ができる。その上、移動端末局の電池の消耗を防止する
ことができ、停電するおそれがある災害発生時等におけ
る移動端末局の通信を長時間確保する手段として有効と
なる。
【図1】 本発明のアクセス規制方法の実施の形態の説
明を行うための移動通信システムの概要を示す図であ
る。
明を行うための移動通信システムの概要を示す図であ
る。
【図2】 本発明にかかるアクセス規制方法を実行する
ことのできる移動端末局のハードウェアの構成を示す図
である。
ことのできる移動端末局のハードウェアの構成を示す図
である。
【図3】 本発明にかかる移動端末局である携帯電話機
の電源スイッチが投入された際に制御部の制御の基で実
行されるスタート処理のフローチャートである。
の電源スイッチが投入された際に制御部の制御の基で実
行されるスタート処理のフローチャートである。
【図4】 スタート処理で実行される通常処理のフロー
チャートである。
チャートである。
【図5】 スタート処理で実行される通信規制処理のフ
ローチャートである。
ローチャートである。
1 移動交換機、2 公衆交換機、10,11,12
基地局、21 災害管理センタ、22 一般電話機、4
0 アンテナ、41 共用器、42 受信部、43 P
LL回路、44 送信部、45 送受信部、46 ベー
スバンド信号処理部、47 受話器、48 送話器、4
9 制御部、49a キースキャン手段、50 表示部
・キー部、51 タイマ、101〜10n 携帯電話
機、A 無線ゾーン
基地局、21 災害管理センタ、22 一般電話機、4
0 アンテナ、41 共用器、42 受信部、43 P
LL回路、44 送信部、45 送受信部、46 ベー
スバンド信号処理部、47 受話器、48 送話器、4
9 制御部、49a キースキャン手段、50 表示部
・キー部、51 タイマ、101〜10n 携帯電話
機、A 無線ゾーン
Claims (6)
- 【請求項1】 移動端末局のアクセスを規制する際に、
前記移動端末局の通信を管理している基地局から報知チ
ャンネルを使用して前記移動端末局に通信規制情報を送
信し、該通信規制情報を受信した前記移動端末局は、通
信規制処理を実行すると共に、前記移動端末局のアクセ
スが規制されない際には、前記移動端末局は通常の着呼
処理および発呼処理を実行するようにされ、 前記通信規制処理では、メイン電源をオフすると共に発
信が許可された時間帯において、前回の発信から所定時
間以上経過した上で発呼操作が検出された際にメイン電
源をオンして、前記発呼操作に基づく発信処理を行うよ
うにしたことを特徴とする移動端末局のアクセス規制方
法。 - 【請求項2】 前記通信規制処理中において行われた前
記発信処理により接続された通信の発信時間が所定時間
を超えた際には、該通信が強制終了されることを特徴と
する請求項1記載の移動端末局のアクセス規制方法。 - 【請求項3】 前記移動端末局のメイン電源がオフされ
ている際に、優先的に接続される接続先への発呼操作が
検出された際には、メイン電源をオンして該発呼操作に
基づく発信処理を行うようにしたことを特徴とする請求
項1記載の移動端末局のアクセス規制方法。 - 【請求項4】 送受信部と、発呼操作やダイヤル等を行
うキーが設けられたキー部と、前記送受信部や前記キー
部の動作を制御する制御部とを少なくとも備える移動端
末局であって、 移動端末局の通信を管理している基地局から報知チャン
ネルを通じて移動端末局のアクセスを規制する通信規制
情報が、前記送受信部において受信されたことを前記制
御部が検出した際に、前記制御部は前記キー部および前
記制御部を除く部位への電源供給をオフするようにし、
発信が許可されている時間帯において前回の発信から所
定時間以上経過した上で発呼操作が検出された際に前記
電源供給をオンして、前記発呼操作に基づく発信処理を
行うようにしたことを特徴とする移動端末局。 - 【請求項5】 前記発信処理を行うことにより接続され
た通信の発信時間が所定時間を超えた際には、前記制御
部が通信を強制終了させることを特徴とする請求項4記
載の移動端末局。 - 【請求項6】 前記キー部および前記制御部を除く部位
への電源供給がオフされている際に、前記制御部が優先
的に接続される接続先への発呼操作を検出した場合に
は、前記電源供給をオンして該発呼操作に基づく発信処
理を行うようにしたことを特徴とする請求項4記載の移
動端末局。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000033245A JP2001224073A (ja) | 2000-02-10 | 2000-02-10 | 移動端末局のアクセス規制方法および移動端末局 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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