[go: up one dir, main page]

JP2001213724A - 二層型化粧料 - Google Patents

二層型化粧料

Info

Publication number
JP2001213724A
JP2001213724A JP2000026200A JP2000026200A JP2001213724A JP 2001213724 A JP2001213724 A JP 2001213724A JP 2000026200 A JP2000026200 A JP 2000026200A JP 2000026200 A JP2000026200 A JP 2000026200A JP 2001213724 A JP2001213724 A JP 2001213724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
layer
cosmetic
benzalkonium chloride
glycol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000026200A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Shimoda
学 下田
Kiyoshi Kawada
清 河田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP2000026200A priority Critical patent/JP2001213724A/ja
Publication of JP2001213724A publication Critical patent/JP2001213724A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 振とうによる乳化状態での使用に影響しない
適度な速度で分離して安定な二層分離状態を形成し、か
つ使用性にも優れたメーキャップ除去料のような二層型
化粧料を提供する。 【解決手段】 塩化ベンザルコニウムを0.005〜
0.024重量%と、エタノールを0.5〜20.0重
量%とを配合する。また、ブチレングリコールのような
多価アルコールをさらに配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は二層型化粧料に関
し、特に水性層と油性層の別個の二層からなり、振とう
後、適度な時間的経過を有して二層に分離する二層型化
粧料に関する。本発明の二層型化粧料は、特に化粧落と
し、皮膚の浄化、または手入れ用の化粧料として好適に
使用される。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】昨今
上市されるメーキャップ化粧料は、その化粧もち効果が
非常に優れるため、その除去もあわせて困難になってい
る。これらのメーキャップ化粧料の除去料については、
大きく水性タイプ、油性タイプ、乳化タイプに分けられ
るが、いずれのタイプにおいても欠点があった。即ち、
水性タイプのメーキャップ除去料は、べたつきのなさ
(清涼感)という点では優れるが、その除去効果に欠け
る。また除去効果に優れる油性タイプでは、べたつきが
あり、使用性の点で問題がある。さらに、乳化タイプで
は、除去効果に優れながらも、処方中の乳化剤や増粘剤
のためにべたつきのなさという点では十分ではなかった これらの要求をあわせて満足することが可能で、かつ外
観的にも魅力的な剤型として二層型化粧料とすることが
考えられる。二層型化粧料は、振とう・撹拌で容易に乳
化され混合するが、放置すれば容易に再分離する化粧料
であり、このような組成物を使用する際には、各層を乳
化させる為に振とうするが、この振とうによって形成さ
れた均一な乳化状態が不可逆的なものであってはならな
い。使用後は使用前の状態と同じ状態の二層に完全に分
離する必要がある一方で、少なくとも使用中は乳化状態
を保持する必要がある。このため、均一な状態が一定時
間持続することもまた必要である。
【0003】このような二層型のメーキャップ除去料
は、例えば特開平6−211628号公報、特開平10
−95709号公報等に記載されている。この二層型化
粧料は水性層もしくは油性層、またはその両方に乳化剤
を含んだ組成物中に塩化ベンザルコニウムを含有させる
もので、その二層分離性・除去効果・使用性に優れるも
のであるとされている。しかしながら、皮膚への刺激性
・安全性を考慮すると、組成物中に含有される乳化剤は
少量であるか、もしくは乳化剤が含有されないことが望
ましい。そこで我々は鋭意研究の結果、水性層中に特定
量の塩化ベンザルコニウムとエタノールとを含有させる
ことによって、塩化ベンザルコニウム以外の乳化剤を使
用せずとも振とうにより速やかに乳化し、経時で安定な
二層分離状態を形成する、安全で使用性も良好な二層型
化粧料が得られることを見出し、本発明に至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、塩化
ベンザルコニウムと、低級アルコールとを配合してなる
ことを特徴とする二層型化粧料、および塩化ベンザルコ
ニウムと、低級アルコールと、多価アルコールとを配合
してなることを特徴とする二層型化粧料である。
【0005】本発明で用いられる塩化ベンザルコニウム
は、下記一般式(1)で表されるアルキルジメチルベン
ジルアンモニウムクロライドであり、その一種または二
種以上の混合物が用いられる。市販品としては、例えば
カチナールMB−48A(東邦化学工業株式会社製商品
名)、ベンズアルコニウム クロライド(フルカ社製商
品名)が挙げられる。
【0006】
【化1】
【0007】(式中、Rは炭素原子数が8〜18の飽和
直鎖アルキル基を示す。) 本発明の二層型化粧料で用いられる塩化ベンザルコニウ
ムの配合量は、0.005〜0.024重量%が好まし
く、より好ましくは0.01〜0.02重量%である。
塩化ベンザルコニウムの配合量が多くても少なくても適
度な速度での分離が損なわれ、特に多いと皮膚や目もと
への刺激等の安全性が懸念される。
【0008】本発明の二層型化粧料で用いられる低級ア
ルコールとしては、エタノールが好ましい。その配合量
は、0.5〜20.0重量%が好ましく、より好ましく
は1.0〜10.0重量%である。低級アルコールの配
合量が少ないと、適度な分離速度が損なわれ、かつ洗浄
力、使用性(べたつきのなさ)に劣る。逆に多いと皮膚
や目もとへの刺激等の安全性が懸念される。
【0009】本発明によれば、多価アルコールをさらに
配合することにより、振とう後の乳化状態の形成と、そ
の後の分離速度はさらに好適なものとなる。化粧料中に
配合する多価アルコールは、特に限定されるものではな
く、例えば以下のような多価アルコールを配合すること
ができる。
【0010】多価アルコールとしては、例えば、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレ
ングリコール、ヘキシレングリコール等の2価のアルコ
ール、グリセリン等の3価のアルコール、ペンタエリス
リトール等の4価のアルコール、キシリトール等の5価
のアルコール、ソルビトール、マンニトール等の6価の
アルコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリ
コール、ジグリセリン、ポリエチレングリコール等の多
価アルコール重合体、エチレングリコールモノメチルエ
ーテル、エチレングリコールジブチルエーテル等の2価
のアルコールアルキルエーテル類、ジエチレングリコー
ルモノメチルエーテル等の3価のアルコールアルキルエ
ーテル類等の多価アルコールが挙げられる。これらの多
価アルコールのうち特に1,3−ブチレングリコールが
好ましい。
【0011】本発明の二層型化粧料における多価アルコ
ールの配合量は、化粧料全体に対して0.1〜20.0
重量%が好適であり、より好ましくは5.0〜15.0
重量%である。
【0012】本発明においては、上記必須成分の他、油
分および水が配合される。本発明で用いられる油分は、
特に限定されるものではなく、例えば以下のような油分
を配合することができる。
【0013】液体油脂としては、例えば、アボガド油、
ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロ
コシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴ
マ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ
油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆
油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ
油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン、
トリオクタン酸グリセリン、トリパルミチン酸グリセリ
ン等、固体油脂としては、例えば、カカオ脂、ヤシ油、
馬脂、硬化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、
パーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化油、牛
脚脂、モクロウ、硬化ヒマシ油等、炭化水素油として
は、例えば、流動パラフィン、オゾケライト、スクワレ
ン、プリスタン、パラフィン、セレシン、ワセリン、マ
イクロクリスタリンワックス等、合成エステル油として
は、例えば、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セ
チル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イ
ソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシ
ル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメ
チルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリ
スチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソ
ステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキシステアリン
酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキシル酸エチレング
リコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モ
ノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、ジカプリ
ン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリ
ル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−
2−エチルヘキシル酸トリメチロールプロパン、トリイ
ソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−
エチルヘキシル酸ペンタンエリスリトール、トリ−2−
エチルヘキシル酸グリセリン、セチル−2−エチルヘキ
サノエート、2−エチルヘキシルパルミテート、トリミ
リスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカン
酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレ
イン酸オイル、セトステアリルアルコール、アセトグリ
セライド、パルミチン酸−2−ヘプチルウンデシル、ア
ジピン酸ジイソブチル、N−ラウロイル−L−グルタミ
ン酸−2−オクチルドデシルエステル、アジピン酸−2
−ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバチン酸
ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸−2−ヘキシル
デシル、パルミチン酸−2−ヘキシルデシル、アジピン
酸−2−ヘキシルデシル、セバチン酸ジイソプロピル、
コハク酸−2−エチルヘキシル、酢酸エチル、酢酸ブチ
ル、酢酸アミル、クエン酸トリエチル等、シリコーンと
しては例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニ
ルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサ
ン等の鎖状ポリシロキサン、デカメチルポリシロキサ
ン、ドデカメチルポリシロキサン、テトラメチルテトラ
ハイドロジェンポリシロキサン等の環状ポリシロキサン
等の油分が挙げられる。
【0014】本発明の二層型化粧料における油性層の配
合量は、化粧料全体に対して1.0〜80.0重量%が
好ましく、より好ましくは10.0〜60.0重量%で
ある。
【0015】本発明に用いられる水性層の配合量は2
0.0〜99.0重量%、特に40.0〜90.0重量
%が好ましい。
【0016】本発明の二層型化粧料には上記した成分に
加えて、必要により適宜、保湿剤、紫外線吸収剤、香
料、酸化防止剤、防腐防ばい剤、体質顔料、着色顔料
等、通常化粧料に用いられる成分を発明の効果を損なわ
ない範囲で配合することができる。
【0017】本発明の二層型化粧料は、安全性が懸念さ
れる乳化剤を含有しなくとも振とうにより均一な乳化状
態となり、次いで静置することで安定な二層分離状態が
形成される。従って、本発明の二層型化粧料は乳化剤を
実質的に含まないことが好ましく、また、メーキャップ
除去料への適用が好適である。
【0018】
【実施例】次に本発明の二層型化粧料の実施例、比較例
を示し、本発明をさらに詳しく説明するが、これらはな
んら本発明を限定するものではない。なお、以下の例に
おいて「%」は特にことわらない限り「重量%」を示
し、組成の表中の数値も重量%を示す。
【0019】実施例1〜6、比較例1〜7 表1〜表3に示す組成のポイントメーキャップリムーバ
ーを後記する方法で調製し、実施例1〜6および比較例
1〜7とした。
【0020】
【表1】 ─────────────────────────────────── 実施例 1 2 3 4 5 6 ─────────────────────────────────── シクロメチコーン 36.0 36.0 36.0 36.0 36.0 36.0 ジカプリン酸ネオ ペンチルグリコール 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 オクタン酸セチル 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 緑色202号 0.0002 0.0002 0.0002 0.0002 0.0002 0.0002 イオン交換水 残余 残余 残余 残余 残余 残余 NaCl 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 メチルパラベン 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 塩化ベンザルコニウム 0.015 0.015 0.015 0.015 0.015 0.015 1,3−ブチレングリコール 10.0 − − − 10.0 10.0 グリセリン − − 10.0 − − − ジプロピレングリコール − − − − − − ヘキシレングリコール − − − 10.0 − − プロピレングリコール − − − − − − ペンタンジオール − − − − − − エタノール 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 PEG・PPG共重合体*1 − − − − − 0.05 PEG・PPG共重合体*2 − − − − 0.05 − ───────────────────────────────────
【0021】
【表2】 ──────────────────────────── 比較例 1 2 3 4 ──────────────────────────── シクロメチコーン 36.0 36.0 36.0 36.0 ジカプリン酸ネオ ペンチルグリコール 2.0 2.0 2.0 2.0 オクタン酸セチル 2.0 2.0 2.0 2.0 緑色202号 0.0002 0.0002 0.0002 0.0002 イオン交換水 残余 残余 残余 残余 NaCl 0.5 0.5 0.5 0.5 メチルパラベン 0.2 0.2 0.2 0.2 塩化ベンザルコニウム 0.015 0.015 0.015 0.015 1,3−ブチレングリコール 10.0 10.0 − 0.3 グリセリン − − − − ジプロピレングリコール − − − − ヘキシレングリコール − − 10.0 − プロピレングリコール − − − − ペンタンジオール − − − − エタノール − − − − PEG・PPG共重合体*1 − − − − PEG・PPG共重合体*2 0.05 − 0.05 0.06 ────────────────────────────
【0022】
【表3】
【0023】*1=ポリエチレングリコール・ポリプロピ
レングリコール(20/30)共重合体 *2=ポリエチレングリコール・ポリプロピレングリコー
ル(35/40)共重合体
【0024】(1)実施例1の製法 シクロメチコーン、ジカプリン酸ネオペンチルグリコー
ル、オクタン酸セチル、緑色202号を均一に溶解し、
これを油性層とする。次に、エタノールにメチルパラベ
ンを溶解した後、イオン交換水、NaCl、塩化ベンザ
ルコニウム、1,3−ブチレングリコール、エタノール
を加えて均一に溶解し、これを水性層とする。適当な容
器にそれぞれの層を充填し、目的とするポイントメーキ
ャップリムーバーを得た。
【0025】(2)実施例2〜6,比較例1〜7の製法 実施例1の製法に準じてポイントメーキャップリムーバ
ーを得た。
【0026】次にこれらのポイントメーキャップリムー
バーを振とうした時の混合の容易さ、振とう後の油水界
面での分離速度と分離後の様子、女性専門パネル(10
名)による洗浄力および使用性(べたつきのなさ)を以
下に述べる方法で評価した。その結果を表4に示す。
【0027】(1)混合の容易さ 各試料を容器に充填し、中身を10回振とうして混合し
た時の状態を評価した。 ◎:均一に混合している。 ○:やや均一に混合している。 △:やや不均一に混合している。 ×:不均一に混合している。
【0028】(2)振とう後の分離速度の評価 各試料を容器に充填し、中身を10回振とうして混合し
た後、分離するのに要する時間を評価した。 ◎:5〜15分 ○:3〜5分または15分〜1時間 △:1〜3分または1時間〜24時間 ×:1分以内または24時間以上
【0029】(3)分離後の様子の評価 分離後の各層および界面の様子を評価した。 ◎:混合前と変化なし。 ○:わずかに白濁している。 △:白濁し、界面に少量の乳化物がある。 ×:界面に乳化物がある。
【0030】(4)洗浄力の評価 10名のパネルがウォータープルーフタイプのマスカラ
に対する洗浄力を下記の基準で評価し、その結果を平均
した。 (基準) 4:よく落ちる。 3:やや落ちる。 2:あまり落ちない。 1:落ちない。 (評価) ◎:3.5以上 ○:2.5以上,3.5未満 △:1.5以上,2.5未満 ×:1.5未満
【0031】(5)使用性の評価 10名のパネルによる実使用で、その使用性を下記の基
準で評価し、その結果を平均した。 (基準) 4:べたつかない。 3:あまりべたつかない。 2:ややべたつく。 1:べたつく。 (評価) ◎:3.5以上 ○:2.5以上,3.5未満 △:1.5以上,2.5未満 ×:1.5未満
【0032】
【表4】 ─────────────────────────────────── 実施例 比較例 ─────────── ────────────── 1 2 3 4 5 6 1 2 3 4 5 6 7 ─────────────────────────────────── 混合の容易さ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 分離速度 ◎ ○ ○ ○ △ ○ △ △ △ △ △ △ × 分離後の様子 ◎ ○ ◎ ◎ △ ○ △ ○ △ △ × × △ 洗浄力 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ◎ 使用性 ◎ ◎ ○ ◎ △ △ × △ × × × × ◎ ───────────────────────────────────
【0033】次に本発明の二層型化粧料をより具体的に
するため、さらに実施例を示す。もちろんこれらはなん
ら本発明を限定するものではない。そして、これらの製
法については、実施例1に準じる。
【0034】 実施例7 二層型ボディー用ローション イオン交換水 残部 1,3−ブチレングリコール 10.0 重量% エタノール 10.0 塩化ベンザルコニウム 0.015 防腐剤 適量 着色剤 適量 シクロメチコーン 20.0 流動パラフィン 15.0 トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 10.0 オリーブ油 5.0
【0035】 実施例8 二層型サンローション イオン交換水 残部 1,3−ブチレングリコール 10.0 重量% エタノール 10.0 塩化ベンザルコニウム 0.015 防腐剤 適量 着色剤 適量 シクロメチコーン 15.0 流動パラフィン 5.0 トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 5.0 パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 5.0
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の二層型化
粧料は、振とうによる乳化状態での使用に影響しない適
度な速度で分離して安定な二層分離状態を形成し、かつ
使用性にも優れるものである。このため、特に、メーキ
ャップ除去料、皮膚の浄化、または手入れ用の化粧料等
に好適に利用される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA122 AB332 AC022 AC101 AC102 AC111 AC112 AC121 AC122 AC342 AC352 AC392 AC482 AC552 AC691 AC692 AD042 AD172 CC24 DD05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化ベンザルコニウムと、低級アルコー
    ルとを配合してなることを特徴とする二層型化粧料。
  2. 【請求項2】 塩化ベンザルコニウムと、低級アルコー
    ルと、多価アルコールとを配合してなることを特徴とす
    る二層型化粧料。
  3. 【請求項3】 多価アルコールがブチレングリコールで
    ある請求項2記載の二層型化粧料。
  4. 【請求項4】 塩化ベンザルコニウムの配合量が0.0
    05〜0.024重量%であり、低級アルコールの配合
    量が0.5〜20.0重量%である請求項1又は2記載
    の二層型化粧料。
  5. 【請求項5】 乳化剤を実質的に含有しない請求項1又
    は2記載の二層型化粧料。
  6. 【請求項6】 メーキャップ除去料である請求項1又は
    2記載の二層型化粧料。
JP2000026200A 2000-02-03 2000-02-03 二層型化粧料 Pending JP2001213724A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000026200A JP2001213724A (ja) 2000-02-03 2000-02-03 二層型化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000026200A JP2001213724A (ja) 2000-02-03 2000-02-03 二層型化粧料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001213724A true JP2001213724A (ja) 2001-08-07

Family

ID=18551960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000026200A Pending JP2001213724A (ja) 2000-02-03 2000-02-03 二層型化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001213724A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005206601A (ja) * 2004-01-20 2005-08-04 Johnson & Johnson Consumer Co Inc アルコール含有二相組成物
JP2013139402A (ja) * 2011-12-28 2013-07-18 Kao Corp 二層型クレンジング化粧料
US9713582B2 (en) 2015-04-13 2017-07-25 The Procter & Gamble Company Multi-layered cosmetic composition
WO2022150949A1 (en) * 2021-01-12 2022-07-21 L'oreal Biphase composition for cleansing and/or removing makeups from keratin materials
WO2023145908A1 (ja) * 2022-01-28 2023-08-03 味の素株式会社 二層分離型洗浄剤組成物

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5424908A (en) * 1977-07-26 1979-02-24 Kanebo Ltd Liquid shampoo
JPS5425906A (en) * 1977-07-29 1979-02-27 Kanebo Ltd Two-layer liquid shampoo
JPS5462329A (en) * 1977-10-27 1979-05-19 Kanebo Ltd Composition for two-phase cosmetics
JPS55139312A (en) * 1979-04-12 1980-10-31 Kanebo Ltd Two-layer cleansing lotion
JPH06211628A (ja) * 1992-12-18 1994-08-02 L'oreal Sa アルキルジメチルベンジルアンモニウム クロライドを含有する化粧落とし又は皮膚の浄化又は手入れ用の2相型化粧料組成物又は皮膚用組成物
JPH10182420A (ja) * 1996-12-27 1998-07-07 Kose Corp 二層型浴用剤
JPH11180832A (ja) * 1997-12-16 1999-07-06 Shiseido Co Ltd 頭皮頭髪用組成物
JPH11335237A (ja) * 1998-05-26 1999-12-07 Pola Chem Ind Inc 二層分離型化粧料
JP2000086429A (ja) * 1998-09-14 2000-03-28 Kose Corp 化粧料
JP2001139414A (ja) * 1999-11-11 2001-05-22 Kose Corp 皮膚化粧料
JP2001139415A (ja) * 1999-11-11 2001-05-22 Kose Corp 皮膚化粧料

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5424908A (en) * 1977-07-26 1979-02-24 Kanebo Ltd Liquid shampoo
JPS5425906A (en) * 1977-07-29 1979-02-27 Kanebo Ltd Two-layer liquid shampoo
JPS5462329A (en) * 1977-10-27 1979-05-19 Kanebo Ltd Composition for two-phase cosmetics
JPS55139312A (en) * 1979-04-12 1980-10-31 Kanebo Ltd Two-layer cleansing lotion
JPH06211628A (ja) * 1992-12-18 1994-08-02 L'oreal Sa アルキルジメチルベンジルアンモニウム クロライドを含有する化粧落とし又は皮膚の浄化又は手入れ用の2相型化粧料組成物又は皮膚用組成物
JPH10182420A (ja) * 1996-12-27 1998-07-07 Kose Corp 二層型浴用剤
JPH11180832A (ja) * 1997-12-16 1999-07-06 Shiseido Co Ltd 頭皮頭髪用組成物
JPH11335237A (ja) * 1998-05-26 1999-12-07 Pola Chem Ind Inc 二層分離型化粧料
JP2000086429A (ja) * 1998-09-14 2000-03-28 Kose Corp 化粧料
JP2001139414A (ja) * 1999-11-11 2001-05-22 Kose Corp 皮膚化粧料
JP2001139415A (ja) * 1999-11-11 2001-05-22 Kose Corp 皮膚化粧料

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005206601A (ja) * 2004-01-20 2005-08-04 Johnson & Johnson Consumer Co Inc アルコール含有二相組成物
JP2013139402A (ja) * 2011-12-28 2013-07-18 Kao Corp 二層型クレンジング化粧料
US9713582B2 (en) 2015-04-13 2017-07-25 The Procter & Gamble Company Multi-layered cosmetic composition
WO2022150949A1 (en) * 2021-01-12 2022-07-21 L'oreal Biphase composition for cleansing and/or removing makeups from keratin materials
WO2023145908A1 (ja) * 2022-01-28 2023-08-03 味の素株式会社 二層分離型洗浄剤組成物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5137439B2 (ja) 水中油型乳化組成物
DE69403010T2 (de) Wasser in Öl Emulsion zur kosmetischen oder pharmazeutischen Verwendung
JP5561756B2 (ja) マイクロエマルション
EP3087970B1 (en) Water-in-oil emulsified sunscreen cosmetic
JP4495941B2 (ja) 水中油型乳化化粧料
US7829106B2 (en) Cosmetic composition and cosmetic
KR20150116655A (ko) 난용성 기능성 성분을 안정화한 화장료 조성물
JP2001039817A (ja) 透明化粧料
US6146647A (en) Multi-layer lightweight texture composition
JP2006306841A (ja) 二層型化粧料
JP5469319B2 (ja) 日焼け止め化粧料
JP5260482B2 (ja) 水中油型乳化化粧料
JP5833810B2 (ja) 水中油型乳化化粧料
JP2004161733A (ja) O/w/o型乳化化粧料
JP2001213724A (ja) 二層型化粧料
JPH10101529A (ja) 多重相分離型洗浄料
JP3996488B2 (ja) 乳化化粧料
JP3543603B2 (ja) 乳化化粧料
JPH072620A (ja) ジオールエステルを含有する化粧用または皮膚科組成物
JPH08231980A (ja) 香料組成物
JP2006306842A (ja) 二層型紫外線防御化粧料
JP2019127476A (ja) 液状油性の皮膚洗浄用組成物
JP3213869B2 (ja) 油中水型乳化化粧料
JP2001002553A (ja) 水中油型乳化化粧料
JP2001151622A (ja) 清涼剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050301

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060124