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JP2001210273A - ダブルエンド型高圧放電灯 - Google Patents

ダブルエンド型高圧放電灯

Info

Publication number
JP2001210273A
JP2001210273A JP2000018849A JP2000018849A JP2001210273A JP 2001210273 A JP2001210273 A JP 2001210273A JP 2000018849 A JP2000018849 A JP 2000018849A JP 2000018849 A JP2000018849 A JP 2000018849A JP 2001210273 A JP2001210273 A JP 2001210273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
primary
light distribution
electrode
arc
pressure discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000018849A
Other languages
English (en)
Inventor
Masazumi Yoshida
允済 吉田
Shinya Omori
信哉 大森
Yasuhisa Yaguchi
泰久 矢口
Yoshifumi Takao
義史 高尾
Kimihiro Iritono
公浩 入戸野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP2000018849A priority Critical patent/JP2001210273A/ja
Publication of JP2001210273A publication Critical patent/JP2001210273A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/72Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps in street lighting

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Discharge Lamp (AREA)
  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】一つの発光管内で異なるア−クを形成し配光切
換を可能としたダブルエンド型高圧放電灯を提供する。 【解決手段】外部リ−ド線と電極が電流供給導体を介し
て接続されてなり、封体(発光管)1の両端を電流供給
導体で封止する封止部を形成し、封体(発光管)内に突
出する相対向する電極を有し、一方を一次電極2a、2
b、他方を二次電極2cとし、一次電極側の該外部リ−
ド線及び該電流供給導体3a、3bを一次外部リ−ド線
4a、4bと一次電流供給導体とし、二次電極側の該外
部リ−ド線及び該電流供給導体を二次外部リ−ド線4c
と二次電流供給導体3cとし、該封止部の一次電極側を
一次封止部5a、二次電極側を二次封止部5bとしたダ
ブルエンド型高圧放電灯において、該封体(発光管)内
に少なくとも二つの一次電極と該一次電極と共通する二
次電極が形成され、一つの封体(発光管)内で夫々単独
したア−クを切換えて形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧放電灯に関するも
ので特に複数の電極の組み合わせにより1つの封体(発
光管)内に違った形状や長さの放電アークを有すること
で、違った配光特性を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高圧放電灯は店舗照明、道路照明
などの一般照明から光学機器用の光源まで広く用いられ
ている。これらの放電灯に使用される封体(発光管)の
構成には種々のものがあるが、一般には石英ガラス、ま
たは透光性セラミックでできた封体(発光管)とその封
体(発光管)内に放電を起こさせるための一対の主電極
を有している。電極は封止部において電流供給導体とし
て金属箔を介して外部リード線に接続され、駆動回路に
より矩形波などで点灯されている。
【0003】従来の高圧放電灯では、一対の主電極間で
放電を起こし、その間で駆動回路より投入された電力が
消費されるために、特に電極間距離の短いショートアー
クの高圧放電灯では電極温度が高くなりすぎ、タングス
テンを主成分とする電極材料が飛散して封体(発光管)
内壁に付着するいわゆる黒化現象が激しかった。そのた
め、光束が低下するだけでなく、封体(発光管)の温度
上昇を誘発し、発光色変化を起こしたり失透を加速する
要因となり、ランプ寿命が短くなるというような問題点
を有していた。
【0004】また、高圧放電灯において放電を開始させ
るのに必要な電圧は安定点灯時のランプ電圧より大きい
が、ランプ始動電圧が大きいことは安全性、点灯回路の
コストといった問題を生じさせるため、始動電圧は可能
な限り低いことが望ましい。
【0005】そこで特開平7−122235号では、上
記従来の問題点を解決するために、タングステン電極が
飛散し難く、長寿命で始動電圧が低い高圧放電灯および
その点灯方法が開示されている。これは、封体(発光
管)内に3つの主電極を有する高圧放電灯であり、第1
の電極と第2の電極との間に間欠電圧を印加して第1、
第2電極間に放電を起こさせ、かつ前記第1の電極の休
止期間中に活性期間を持つ間欠電圧を前記第2の電極と
第3の電極との間に印加して第2、第3電極間に放電を
起こさせているものである。
【0006】この高圧放電灯は、図7に示す様に、石英
ガラス製の封体(発光管)71内部にはアルゴンガス又
は、キセノンなどの希ガス、水銀、金属ハロゲン化物が
所定量封入されている。封体(発光管)71の両側には
封止部75a、75bが設けられている。タングステン
を主成分とする主電極72a、72b、72cはモリブ
デンを主成分とする電流供給導体(金属箔)73a、7
3b、73cを介して外部リード線74a、74b、7
4cにそれぞれ接続されている。主電極72a、電流供
給導体(金属箔)73a、外部リード線74aは封止部
75aに封着され、主電極72b、72c、電流供給導
体(金属箔)73b、73c、外部リード線74b、7
4cは封止部75bに封着されている。電極先端間の距
離は72a、72b間および72a、72c間が5m
m、72b、72c間は2.5mmである。
【0007】図7に示すメタルハライドランプによる点
灯方法の安定点灯時の様子を説明する。ランプが消灯し
ている状態から放電を開始させる際、安定点灯時と同様
に主電極72a、72b間または72a、72c間に電
圧を印加して放電を開始させるには本ランプの場合14
kVの電圧が必要であった。一方ランプ始動時に最も近
接した2つの主電極間、図7のランプの場合、主電極7
2b、72c間に電圧を印加して放電を開始させるには
8kVの電圧で十分であった。これは始動開始電圧は電
極間距離が短い方が低くなるためである。したがって始
動電圧を低下させるには図7の構成の放電灯においてま
ず電極間距離の短い72b、72c間に電圧を印加して
放電を開始し、その後、72a−72b又は72a−7
2c間に印加するような電圧印加方法に切り換えれば良
いことがわかる。その結果始動電圧を14kVから8k
Vにまで低下させることができた。
【0008】アーク放電し、定常点灯している放電灯を
消灯すると、電極、封体(発光管)構成材ともに温度が
低下するが、金属である電極の方が封体(発光管)より
も熱伝導が大きいため速く冷却される。したがって安定
点灯時には気体であった水銀、金属ハロゲン化物などの
多くは電極に付着することになる。次にランプを点灯す
るときには、このような付着物が堆積した主電極間に電
圧を印加して、放電を開始することになる。
【0009】ところで電極に付着物がある場合よりも付
着物がない場合の方が始動電圧が低いことがW.W.Byszew
skiらによってJournal of the Illuminating Engineeri
ng Society 1990, pp70に示されている。始動電圧を低
下させるには電極上に堆積した付着物を除去すれば良い
ことになる。この実施例ではアーク放電しているランプ
を消灯する際に、ランプへの電力供給を一旦中止した
後、所定時間t1経過してランプが所定温度まで冷却さ
れたとき、再び最も近接した2つの主電極間に所定時間
t2だけ電圧を印加し、ランプに再放電を起こさせ、そ
の後ランプへの電力の供給を完全に中止することによ
り、最も近接した2つの主電極に付着物がない状態を実
現している。t1を100秒、t2を2秒とし、図7の
メタルハライドランプの主電極72b、72c間で再放
電を起こし、これらの電極上の付着物を取り除いたとこ
ろ、次に放電を開始するのに必要な72b、72c間の
電圧は4kVであった。
【0010】t1、t2の選び方は、時間t1の間にラ
ンプを冷却し、t2時間の間再放電を行うのであるから
色々な選び方が存在する。従来例では、電極上の付着物
を蒸発させてそれらを封体(発光管)管壁に移動させる
ことが目的であるから再放電時間t2は封体(発光管)
温度がさほど上昇しないようにする必要がある。通常
は、t2は10秒以内であれば従来例の効果は失われな
い。要するに再放電時間t2は、ランプが冷却されて再
放電したときに、10秒を越えないように設定すれば良
い。このように、封体(発光管)内に3つの主電極を有
する高圧放電灯において、第1の電極と第2の電極との
間に間欠電圧を印加して第1、第2電極間に放電を起こ
させ、かつ前記第1の電極の休止期間中に活性期間を持
つ間欠電圧を前記第2の電極と第3の電極との間に印加
して第2、第3電極間に放電を起こさせる構成とするこ
とで、従来1対の電極間で消費されていた電力が第1−
第2電極間、および第2−第3電極間に分散されるた
め、各電極にかかる負荷が小さくなり、その結果、電極
温度が従来よりも低下して電極の飛散を低減することが
できる。したがって、封体(発光管)の黒化による光束
維持率の低下を抑制でき、高圧放電灯の長寿命化が可能
となる。また、黒化の低減にともなって封体(発光管)
の温度上昇も抑えられるので失透や発光色変化が起こり
難くなり、ランプ寿命を延ばすことができた。更に、上
記高圧放電灯始動時に、最も近接した2つの主電極間に
始動用高電圧を印加する構成、或いはア−ク放電してい
る上記高圧放電灯を消灯する際、高圧放電灯への電流供
給を一旦中止した後、所定時間t1経過して高圧放電灯
が所定温度まで冷却されたとき、再び最も近接した2つ
の主電極に所定時間t2だけ電圧を印加し、高圧放電灯
に再放電を起こさせ、その後高圧放電灯への電力の供給
を中止して高圧放電灯を消灯し、次に高圧放電灯を点灯
するときは前記最も近接した2つの主電極に始動用高電
圧を印加する構成とすることで、ランプ放電開始電圧が
低下する。このように始動電圧が低下することによっ
て、安全性の確保が容易となり、点灯回路の低コスト化
も可能としている。
【発明が解決しようとする課題】
【0011】しかしながら、高圧放電灯は、近年車両用
として採用されてきており、車両用の高圧放電灯に使用
される封体(発光管)も、一般的に石英ガラスで形作ら
れた封体(発光管)とその中にアーク放電を生じさせる
一対の電極から構成されている。また、上記した特開平
7−122235号の高圧放電灯では、3つの主電極を
もつが、従来の高圧放電灯同様に単独封体(発光管)内
に一対の電極による単一の固定された長さ、形状のアー
クを有することしかできず、そのため特に車両用におい
て、配光切換を行う場合に走行アークとすれ違いアーク
は、それぞれ別々の灯体で構成しなければならなくな
り、フロントマスクにおける前照灯部分の増加、複雑化
を招いていた。また、走行ビームにハロゲンランプ、す
れ違いランプに高圧放電灯を採用した場合では、発光色
が異なり運転者や搭乗者に違和感を与えていた。
【0012】また、従来の車両用の高圧放電灯では、単
独のアーク放電しか成立しないため特に走行ビームとす
れ違いビームで独立した灯体設計を行なう必要がある。
これは、前照灯が必然的に大型化してしまうだけでな
く、デザインの自由度が低くなるといった不具合もあ
る。
【0013】本発明は、一つの封体(発光管)内に複数
の電極を組み合わせることにより、異なった形状や長さ
のアークを有することができる放電灯を提供し、配光切
換を可能とすることで上記問題点を解決している。ま
た、一次配光と二次配光は、走行時とすれ違い時の配光
のことを意味している。更に、一次配光用一次電極(走
行用一次電極)と二次電極間又は、二次配光用一次電極
(すれ違い用一次電極)と二次電極間とで湾曲が少なく
且つアークを略直線状に形成し、一次配光用ア−ク(走
行用ア−ク)と二次配光用ア−ク(すれ違い用ア−ク)
を一つの封体(発光管)内で切換える放電灯を形成し、
ハロゲンランプ等を使用しない前照灯を製作することが
可能となった。従って、走行用ア−クとすれ違い用ア−
クを夫々独立した灯体に組み込む必要がなく一つの灯体
内に配置できるので前照灯の大型化、複雑化を防止し、
デザインの自由度も大幅に高くすることができるダブル
エンド型高圧放電灯を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】外部リ−ド線と電極が電
流供給導体を介して接続されてなり、封体(発光管)の
両端を電流供給導体が封止される封止部を形成し、封体
(発光管)内に突出する相対向する電極を有し、一方を
一次電極、他方を二次電極とし、一次電極側の該外部リ
−ド線及び該電流供給導体を一次外部リ−ド線と一次電
流供給導体とし、二次電極側の該外部リ−ド線及び該電
流供給導体を二次外部リ−ド線と二次電流供給導体と
し、該封止部の一次電極側を一次封止部、二次電極側を
二次封止部としたダブルエンド型高圧放電灯において、
該封体(発光管)内に二つの一次電極と一つの二次電極
が形成され、一つの封体(発光管)内で夫々単独したア
−クを切換えて形成することで、配光切換を可能にして
いる。
【0015】外部リ−ド線と電極が電流供給導体を介し
て接続されてなり、封体(発光管)の両端を電流供給導
体が封止される封止部を形成し、封体(発光管)内に突
出する相対向する電極を有し、一方を一次電極、他方を
二次電極とし、一次電極側の該外部リ−ド線及び該電流
供給導体を一次外部リ−ド線と一次電流供給導体とし、
二次電極側の該外部リ−ド線及び該電流供給導体を二次
外部リ−ド線と二次電流供給導体とし、該封止部の一次
電極側を一次封止部、二次電極側を二次封止部としたダ
ブルエンド型高圧放電灯において、該一次外部リ−ド線
は、一次配光用アークを形成する一次配光用外部リ−ド
線と二次配光用アークを形成する二次配光用一次外部リ
−ド線を有し、該一次電流供給導体は、一次配光用一次
電流供給導体と二次配光用一次電流供給導体に別れてお
り、該一次電極は、該一次配光用アークを形成する一次
配光用一次電極と該二次配光用アークを形成する二次配
光用一次電極を有し、夫々の二つの一次電極が該封体
(発光管)内に一次配光用一次電極と二次配光用一次電
極が突出して一次封止部が形成されており、二次封止部
で、該二次電流供給導体を介して該二次電極と該二次外
部リ−ド線が電気的に接続されており、該アークは一つ
の封体(発光管)内に夫々単独で形成され一次配光用ア
ークと二次配光用アークがアーク放電の切換によって行
われている。
【0016】前記封体(発光管)は、略回転楕円状か又
は球状であり、該封体(発光管)内を円筒状とするか、
回転楕円放物面を有している。前記一次配光用一次電極
と二次配光用一次電極とが絶縁物を介して絶縁状態とな
っている。前記絶縁物は、石英を主成分としており前記
一次配光用一次電極と前記二次配光用一次電極の寸法決
定作用及び絶縁作用を有している。前記一次配光用一次
電極と前記二次電極の電極間距離が、前記二次配光用一
次電極と該二次電極の電極間距離より長く、前記一次配
光用一次電極と二次電極及び二次配光用一次電極と二次
電極によって形成されるア−ク形状のうち、一次配光用
ア−クの湾曲rHが0.3mm≦rH≦1.0mmで湾
曲し、二次配光用ア−クの湾曲rLが0.55mm以下
で略直線状となっており、前記一次配光用一次電極と二
次電極によって形成されるア−クが湾曲することによ
り、二次配光用一次電極に該ア−ク高温部が触れず電極
消耗が少なくなることを特徴とするダブルエンド型高圧
放電灯を提供している。前記二次電極が前記封体(発光
管)内の回転軸上に突出しており、該回転軸近傍に前記
一次配光用一次電極及び前記二次配光用一次電極の先端
がくるように、少なくとも該一次配光用一次電極及び該
二次配光用一次電極のどちらか一方が曲げられて形成さ
れており、前記一次配光用一次電極と前記二次電極及び
前記二次配光用一次電極と該二次電極により夫々異なっ
た形状又は、異なった長さの放電アークを形成すること
を特徴とするダブルエンド型高圧放電灯である。
【0017】上記のダブルエンド型高圧放電灯におい
て、前記封体(発光管)が、石英ガラスからなるインナ
−バルブによって形成され、該インナ−バルブの両端が
紫外線を透過しない石英を主成分とする該インナ−バル
ブの外径より大きい内径を有するアウタ−バルブによっ
て囲まれており、該アウタ−バルブの両端のうち一次外
部リ−ド線側を一次端部とし他方を二次端部とすると
き、該一次端部は、該インナ−バルブより突出してなり
該二次端部は、該インナ−バルブと封止されている部分
からインナ−バルブが突出しているか又は、略同じ長さ
になっており、該二次端部より前記二次外部リ−ド線
が、アウタ−バルブには接触しないで外部に突出して該
二次外部リ−ド線が封体(発光管)の回転軸に対し略下
方に曲げられており、該二次外部リ−ド線は、該アウタ
−バルブの外側で下方に設けられる筒状耐熱性絶縁物で
被覆されてなる外部導線の一方の該二次外部リ−ド線側
の端部に電気的に接続されており、該外部導線の他方
は、耐熱性絶縁作用を有するプラスチック製又はセラミ
ック製の円筒状口金まで延びており、該円筒状口金は、
内部に外部導線固定用円筒部と同心円状にアウタ−バル
ブ固定用円筒部が一体的に成形されており、該外部導線
固定用円筒部に外部導線が筒状耐熱性絶縁物を介し固定
されており、該円筒状口金側の外部導線は、該円筒状口
金の外周部に設けられた導電性部材に電気的に接続され
るようになっており、該アウタ−バルブ固定用円筒部に
よってアウタ−バルブの一次端部が金属性又は溶融材質
のバンドを介して位置調整して溶着されていることを特
徴とするダブルエンド型高圧放電灯を提供している。
【0018】前記位置調整は、少なくとも前記一次配光
用電極と前記二次電極の中間か、前記二次配光用電極と
前記二次電極の中間を基準として行なわれていることを
特徴としているか、前記位置調整は、少なくとも前記一
次配光用電極の先端を基準とするか、前記二次配光用一
次電極の先端を基準とするか、前記二次電極の先端を基
準として行われることを特徴としている。また、前記ア
ウタ-バルブ固定用円筒部内に前記一次配光用一次外部
リ−ド線及び二次配光用一次外部リ−ド線が貫通する貫
通穴を設けている。前記一次配光用一次外部リ−ド線及
び二次配光用一次外部リ−ド線が、耐熱性絶縁作用を有
する部材によって絶縁され、前記アウタ−バルブは、配
光制御用被覆が設けられ該配光制御用被覆は、封体(発
光管)の回転軸に対して側面側に帯状に設けられ且つ該
アウタ−バルブの垂直断面が円状で該垂直断面の水平線
を0度と180度を結ぶ基準線としたときの円周であ
り、少なくとも円周の上面には配光制御用被覆領域を設
けないことを特徴としている。
【0019】従って、前記アウタ−バルブは、配光制御
用被覆が設けられ該配光制御用被覆は、封体(発光管)
の回転軸に対して側面側に帯状に設けられ且つ該アウタ
−バルブの垂直断面が円状で該垂直断面の水平線を0度
と180度を結ぶ基準線としたときの円周であり、少な
くとも円周面には配光制御用被覆領域を設けることを特
徴としている。また、前記配光制御用被覆領域は、前記
垂直断面の円周面に沿って、前記基準線から右回りに1
95度〜360度の領域であるか、前記垂直断面の円周
面に沿って、前記基準線から右回りに180度〜360
度の領域であるか、前記垂直断面の円周面に沿って、前
記基準線から右回りに225度〜315度の領域である
ことを特徴とするものである。前記配光制御用被覆は、
前記アウタ−バルブ内に設けられた前記インナ−バルブ
の前記封体(発光管)内の前記二次次配光用一次電極の
先端が隠れる位置から前記口金の位置する側と逆方向を
該アウタ−バルブ先端とした時に該先端に向かい設けら
れることを特徴としている。また、前記配光制御用被覆
は、アウタ−バルブの側面にストライプ状に形成される
ことをも特徴としている。
【0020】更に、前記アウタ−バルブ又はインナ−バ
ルブは、グレア光防止用被覆が設けられ該グレア光防止
用被覆は、少なくとも該アウタ−バルブの先端か該アウ
タ−バルブの口金側か、該インナ−バルブの前記封体
(発光管)の両端に形成される二つ封止部に形成される
頸状部(一次ネック部、二次ネック部)の両方か、その
うちのどれかに円周面に沿って円周状に被覆されること
を特徴としている。前記グレア光防止用被覆は、前記ア
ウタ−バルブ又は前記インナ−バルブの垂直断面が円状
で該垂直断面の水平線を0度と180度を結ぶ基準線と
したときの円周面であり、少なくとも右回りに0度〜1
80度の円周面に沿って円周状にグレア光防止用被覆を
設けることを特徴としている。そして、前記一方の該二
次外部リ−ド線は、該外部導線と一体的に一つの部材で
形成されており、前記一次配光および二次配光を車両用
前照灯の走行用ビ−ムおよびすれ違い用ビームに用いた
ことを特徴としたダブルエンド型高圧放電灯を提供する
ことで課題を解決している。
【0021】
【発明の実施形態】本発明の第一の実施形態を一次配光
を走行用とし、二次配光をすれ違い用として図1
(a)、図1(b)、図2(a)図2(b)、図3
(a)、図3(b)に基づきその要部の内管(以下イン
ナ−バルブ)の断面図と側面図で示し説明する。図1
(a)、図1(b)は、アーク放電していない通常のイ
ンナ−バルブの要部断面図である。図2(a)は、アー
ク放電により走行用ア−クを形成したインナ−バルブの
要部側面図である。図3(a)は、アーク放電によりす
れ違い用ア−クを形成したインナ−バルブの要部側面図
である。図2(b)は、電極間に形成された走行用ア−
クを封体(発光管)の外部側面から見た図であり電極と
ア−クだけを記した図である。図3(b)は、電極間に
形成されたすれ違い用ア−クを封体(発光管)の外部側
面から見た図であり電極とア−クだけを記した図であ
る。
【0022】図1〜図3について説明する。1は石英ガ
ラス製の封体(発光管)で、封体(発光管)内部にはバ
ッファ−ガスと金属ハロゲン化物が所定量封入してあ
る。バッファ−ガスは、希ガスと水銀等の高圧蒸気圧の
物質からなり、希ガスは、少なくともアルゴン又はキセ
ノン又はアルゴンとキセノンの混合物よりなっている。
金属ハロゲン化物は、スカンジウムとナトリウムの沃化
物からなっている。本実施形態では、希ガスは、キセノ
ンを2〜15気圧としている。また、配光切換について
は、一次配光および二次配光の配光用アークを車両用の
走行用ア−クおよびすれ違い用ア−クとして以後説明す
る。
【0023】封体(発光管)1は回転楕円形状であり、
その内部は円筒状に形成されており(封体(発光管)1
が球状に形成されその内面が回転放物面形状に形成され
た実施形態も含む。(図1(b)に記載))、封体(発
光管)1の両側で封止され、相対向する電極が封体内に
突出しており一方を一次電極、他方を二次電極としてい
る。前記した封体(発光管)1の一方で封止する一次電
極側に夫々一次配光用ビ−ム(以下走行用ビーム)及び
二次配光用ビ−ム(以下すれ違い用ビーム)を形成する
一次配光用一次電極(以下走行用一次電極)、二次配光
用一次電極(以下すれ違い用一次電極)2a、2bが突
出しており、前記した封体(発光管)1の他方で封止す
る二次電極側には、二次電極2cが突出している。一次
電極側及び二次電極側の封止部が一次封止部、二次封止
部5a、5bとして設けられている。タングステンを主
成分とする主電極は、走行用一次電極2aとすれ違い用
一次電極2bと二次電極2cからなり、モリブデンを主
成分とする電流供給導体(金属箔)は、一次配光用一次
電流供給導体(以下走行用一次電流供給導体(金属
箔))3a、二次配光用一次電流供給導体(すれ違い用
一次電流供給導体(金属箔))3b、二次電流供給導体
(金属箔)3cを介して夫々一次配光用一次外部リード
線(以下走行用一次外部リード線)4aと二次配光用一
次外部リード線(以下すれ違い用一次外部リ−ド線)4
bと二次外部リ−ド線4cに夫々接続されている。ま
た、封体(発光管)1の内部形状を円筒状若しくは回転
放物面状としその最大内径をΦ2.6mmとしている。
好ましくは、この封体(発光管)1の最大内径は、Φ
2.5〜Φ2.7mmの範囲に規定することで一次配光
用ア−ク形状(以下走行用ア−ク形状)を湾曲させるこ
とができ、二次配光用ア−ク形状(以下すれ違い用ア−
ク形状)を略直線状とし十分な光束を得る車両用に適し
たア−クの形状を達成できる。
【0024】図2(a)に示す様な走行用のア−クを得
る為には、走行用一次電極2aと二次電極2c間でアー
ク放電させることにより走行用アークを得る。図2
(b)に示されるように、走行用一次電極2aと二次電
極2c間の電極間距離は好ましくは、4.0〜6.5m
mで、その時のアーク湾曲rHは0.3mm〜1.0m
mで好ましくは0.5mm〜1.0mmとなっている。
また、これによりアークが湾曲して、走行用のアークが
すれ違い用一次電極2bの先端7bをかわしている。従
って、すれ違い用一次電極の電極消耗が生じない走行用
ア−クを形成している。本実施形態では走行用ア−クを
得る電極間距離L1を6.0mmとしているが、この走
行用ア−クを得る電極間距離L1を前記した4.0mm
〜6.5mmの範囲に規定することで達成できる。ま
た、ア−ク湾曲rは、走行用ア−ク湾曲rHで表され回
転軸8を基準軸として図2(b)及び図5(c)に示す
ように走行用ア−クの相対輝度分布の基準軸8から最大
値HLmaxまでの距離であらわされ、ア−クの拡散は、
相対輝度分布の最大値HLmaxの20%を直線的に結ん
だ距離がア−クの拡散sとしてあらわされる。ここで
は、走行用ア−クの拡散としてsHとしている。
【0025】図3(a)に示す様なすれ違い用のア−ク
を得る為には、すれ違い用一次電極2bと二次電極2c
間でアーク放電させることによりすれ違い用アークを得
る。図3(b)に示されるように、すれ違い用一次電極
電極2bと二次電極2c間の電極間距離L2は、好まし
くは、3.5mm〜4.5mmで、その時のアーク湾曲
rLは0.55mm以下となっている。また、これによ
りアークが略直線状となり、すれ違い用のアーク形成が
可能となる。本実施形態ではすれ違い用の電極間距離L
2を4.0mmとしているが、このすれ違い用ビームを
得る電極間距離L2を前記した3.5mm〜4.5mm
の範囲に規定することで達成できる。また、ア−ク湾曲
rは、すれ違い用ア−ク湾曲rLで表され回転軸8を基
準軸として図3(b)及び図5(c)に示すようにすれ
違い用ア−クの相対輝度分布の基準軸8から最大値LL
maxまでの距離であらわされ、ア−クの拡散は、相対輝
度分布の最大値LLmaxの20%を直線的に結んだ距離
がア−クの拡散sとしてあらわされる。ここでは、すれ
違い用ア−クの拡散としてsLとしている。
【0026】走行用一次電極2aとすれ違い用一次電極
2bは絶縁しなければならず、石英を主成分とした絶縁
作用及び寸法決定作用を有する絶縁物6からなる部材で
それらの寸法をコントロールしている。絶縁する材料と
しては、前述した石英を主成分とした封止性能を向上す
るためのアルミナなどの材料でもよい。本実施形態で
は、絶縁物6に封体(発光管)1と同一成分を有する材
料の石英部材を絶縁物6として使用している。また、絶
縁物6を使用しなくとも一次封止部5aによって絶縁状
態が保たれていればよい。
【0027】封体(発光管)1の走行用及びすれ違い用
一次電極2a、2b側の一次封止部5a及び封体(発光
管)1の二次電極2c側の二次封止部5bは、溶融シ−
ル若しくは圧潰シ−ルされて封止部が形成されている。
【0028】次に本実施形態の走行用のアークとすれ違
い用のアークについて説明する。走行用一次電極2aと
すれ違い用一次電極2bの先端7a,7bと、二次電極
2cの先端7cの距離を電極間距離とし、夫々走行用電
極間距離L1とすれ違い用電極間距離L2としている。
走行用電極間距離L1が、すれ違い用電極間距離L2よ
りも長くなるようにして走行用ビーム及びすれ違い用ビ
ームを形成しており、最低限1.0mm以上は、電極間
距離を長くしている。本実施形態では、走行用のアーク
長の距離をすれ違い用のアーク長より略2.0mm程度
長くとっている。また、すれ違い用一次電極2bの先端
7bを走行用のア−クが湾曲して、かわすことによりす
れ違い用一次電極への伝熱を防ぎ、その結果、電極の溶
融による消耗を防ぐことができる。
【0029】走行用及びすれ違い用一次電極2a、2b
の形状について説明する。封体(発光管)1の垂直断面
に対し封体(発光管)1の回転軸8近傍に二次電極2c
の先端7cが形成されその回転軸8近傍に走行用一次電
極2aの先端7aとすれ違い用一次電極2bの先端7b
が来るように形成されている。ア−クが長い程輝度が低
下し、ア−クが短い程輝度が高くなる。すれ違いには、
遠方視認性の確保とグレアの低減のため高コントラスト
が求められる。すれ違い用ア−クは、走行用より最大輝
度が高くなるため上記の実現に最適である。本実施形態
では、封体(発光管)1と同一の石英を主成分とした絶
縁作用を奏するだけでなく、走行用一次電極2aとすれ
違い用一次電極2b間の寸法決定作用を有する絶縁物6
(ギャップコントロール材)を介して、前記した回転軸
8近傍に先端7a,7bが来るように、夫々の一次電極
が適宜角度で曲げられている。また、外管(以下アウタ
−バルブ)を付けた構造は、この実施形態では説明して
いないが紫外線を透過させないアウタ−バルブ10を使
用することも当然本発明に含まれている。また、アウタ
−バルブ10を具備した車両用の高圧放電灯は、次の実
施形態で説明する。
【0030】図4(a)に本発明の第一の実施形態を使
用した高圧放電灯を具備し、アウタ−バルブ10を備え
た車両用の高圧放電灯の構造を示す。アウタ−バルブ1
0内部に備えたインナ−バルブは、石英ガラスからなる
封体(発光管)1を使用している。インナ−バルブの説
明は前記したので省略する。また、口金への取付け構造
も図4(a)、(b)、(c)、(d)、(e)及び図
6(a)に示し説明する。図4(d)、(e)、図6
(a)では、図4(a)、(b)、(c)でアウタ−バ
ルブ10に被覆する配光制御用被覆及びグレア光防止用
被覆は省略するが、図4(d)、(e)及び図6(a)
でもその被覆はあるものとする。また、これらの被覆が
なくとも配光制御やグレア光防止を反射器やレンズやシ
ェ−ド等でできるためこれらの被覆がないものも当然本
発明に含まれる。特に図4(a)には、口金に取付けら
れた車両用のダブルエンド型高圧放電灯が示され、図4
(d)、(e)にはその口金に取付けられた車両用の高
圧放電灯の口金構造を示し、図6(a)にはそれらの分
解斜視図を示す。前記した第一の実施形態で使用した高
圧放電灯では、封体(発光管)1が、石英ガラスからな
るインナ−バルブ9によって形成されている。インナ−
バルブ9の両端が紫外線を透過しない石英を主成分とす
るインナ−バルブ9の外径より大きい内径を有するアウ
タ−バルブ10によって封止されている。本実施形態で
は、封止しているが必ずしも封止されてなくともよく、
アウタ−バルブ10が固定されるように囲まれていれば
よい。
【0031】図5(a)は、一次配光用ア−ク(走行用
ア−ク)と二次配光用ア−ク(すれ違い用ア−ク)のS
cI3−NaI系の相対エネルギ−の強度比と分光波長
を示した図である。点線で示されるのは一次配光用ア−
ク(走行用ア−ク)、実線で示されるのは二次配光用ア
−ク(すれ違い用ア−ク)である。ScI3−NaI系
の金属ハロゲン化物は、優れた効率及び演色性を示し、
スカンジウムとナトリウムが可視光領域で適度に分布し
ており、相対エネルギ−強度比の低下がさほど激しくな
く寿命面からみてもすべての分光波長領域で相対エネル
ギ−強度比が同様に低下しており、色シフトが殆どない
ことが確認されている。また、相対エネルギ−強度比が
一次配光用ア−ク(走行用ア−ク)の方が相対的に高
い。図5(b)は、一次配光用ア−ク(走行用ア−ク)
と二次配光用ア−ク(すれ違い用ア−ク)のNaI/S
cI3の封入モル比と効率を示したグラフである。図5
(b)から封入モル比は、一次配光用ア−ク(走行用ア
−ク)では、2.8〜14.2のとき効率が84.0
[lm/W]〜81.0[lm/W]であり、二次配光
用では、2.8〜14.2のとき効率が84.1[lm
/W]〜80.5[lm/W]と優れた特性を示してい
ることが判る。また封入モル比が2.5以下のとき夫々
のア−クが立ち消え頻発であり短寿命であった。封入モ
ル比を15以上にするとすれ違い用ア−クの効率の方が
80.0[lm/w]以下となり満足する効率が得られ
なかった。また、Naの増加によって白色光が得られず
赤色領域の増加により全体的に黄色の発光を示してしま
う。従って、この系での封入モル比は、2.8〜14.
2が好ましいことが判る。図5(c)は、一次配光用ア
−ク(走行用ア−ク)と二次配光用ア−ク(すれ違い用
ア−ク)の相対輝度分布を示すグラフである。ここで注
意しなければならないのは、図2(a)、図3(a)で
は一次配光用ア−ク(走行用ア−ク)及び二次配光用ア
−ク(すれ違いア−ク)を断面図ではなく側面図を示し
ており図2(b)、図3(b)では、封体(発光管)の
外から見た側面図を電極とア−ク形状で示した図であり
回転軸8を電極間を結ぶ仮想線としており、これが基準
線8である。これに基づきア−ク湾曲及びア−クの拡散
を定義するものとする。詳細には、封体(発光管)1の
回転軸8が一次配光用一次電極2a及び二次配光用一次
電極2bと二次電極2cを結ぶ仮想線でありこの仮想線
を基準軸8としたときの基準軸8から夫々のア−クの最
大輝度までの距離が一次配光用ア−ク湾曲rH、二次配
光用ア−ク湾曲rLで表され、夫々のア−クの最大輝度
HLmax、LLmaxの20%となるところの直線的な距離
のところを一次配光用ア−クの拡散sH、二次配光用ア
−クの拡散sLとして定義する。図5(c)のグラフで
は図2(b)、図3(b)に示すように封体(発光管)
1外部から見える放電ア−ク形状と電極だけを抜き出し
て書いた側面図でありこれによって湾曲rH、rLと拡
散sH、sLが定義されるものとする。図5(c)から
すれ違い用ア−クの最大輝度が高く、高コントラストで
あることが判る。また、一次配光用ア−ク湾曲(走行用
ア−ク湾曲)rHは0.5mm、二次配光用ア−ク湾曲
(すれ違い用ア−ク湾曲)rLは0.35mmでり、夫
々のア−クの最大輝度HLmax、LLmaxの20%の一次
配光用ア−ク(走行用ア−ク)の拡散sHは1.15m
m、二次配光用ア−ク(すれ違い用ア−ク)の拡散sL
は0.95mmであった。更に消費電力が30〜60W
のとき管電圧(作動電圧)が約75〜100Vであっ
た。
【0032】図4(d)、図4(e)、図6(a)に示
されるようにアウタ−バルブ10の両端のうち一次外部
リ−ド線(4a、4b)側を一次端部10aと他方を二
次端部10bとするとき、一次端部10aは、インナ−
バルブ9より突出してなり二次端部10bは、インナ−
バルブと封止されている部分より多少短いが、略同じ長
さになっている。二次端部10bより二次外部リ−ド線
4cが、アウタ−バルブ10の二次端部10bには接触
しないでインナ−バルブ9より外部に突出して二次外部
リ−ド線4cが水平方向に対し略下方に曲げられてお
り、二次外部リ−ド線4cは、アウタ−バルブ10の外
側で下方に設けられる筒状耐熱性絶縁物13で被覆され
てなる外部導線14の一方の二次外部リ−ド線4c側の
端部14bに交差して電気的に溶接されている。
【0033】外部導線14の口金側の端部14aは、耐
熱性絶縁作用を有するプラスチック若しくはセラミック
からなる円筒状口金15まで延びており、円筒状口金1
5は、内部に外部導線固定用円筒部16bと同心円状に
アウタ−バルブ固定用円筒部16aが一体成形されてい
る。外部導線固定用円筒部16bに外部導線14が筒状
耐熱性絶縁物13(本実施形態では、セラミックパイプ
使用)に被覆され固定されており、円筒状口金側15の
外部導線14は、円筒状口金15の外周部17にグラン
ド線Gを固定し且つ外部導線固定用円筒部16bに耐熱
性絶縁物13に被覆された外部導線14が固定され溶接
されている。このとき溶接は、先に行う。アウタ−バル
ブ固定用円筒部16aによってアウタ−バルブ10の一
次端部10aが金属性のバンド19を介して位置調整し
て溶着される。このときの位置調整は、製造工程の封止
工程にて、前記走行用アーク又はすれ違い用ア−クを形
成する走行用一次電極2aの先端7aか、すれ違い用一
次電極2bの先端7bか、二次電極2cの先端7cを基
準として位置調整されている。また、前記走行用一次電
極2aと前記二次電極2cの間で形成される走行用ア−
クが投影される像によって位置調整する方法か、前記す
れ違い用一次電極2bと前記二次電極2cの間で形成さ
れるすれ違い用ア−クが投影される像によって位置調整
する方法もある。更に、図6(a)の分解斜視図に示す
ようにアウタ−バルブ10の外径寸法が同心円状に貫通
しているセラミックプレ−トを口金に取付けるようにし
ている。このセラミックプレ−トは、セラミックでなく
とも耐熱性及び絶縁性を有するものであればよい。また
セラミックプレ−トを固定する耐熱性プレ−ト留部18
が円筒状口金に形成され固定されている。本実施形態で
は熱圧着にて留められている。
【0034】アウタ-バルブ固定用円筒部16a内に走
行用一次外部リ−ド線4a及びすれ違い用一次外部リ−
ド線4bが貫通する貫通穴20を設ける。走行用一次外
部リ−ド線4a及びすれ違い用一次外部リ−ド線4b
が、耐熱性絶縁作用を有する部材21によって絶縁され
ている。耐熱性絶縁作用を有する部材21は、貫通穴2
0に嵌め込むように2つの穴が開いた円筒状セラミック
や絶縁性樹脂を注入している。また、無機接着剤を注入
してもよい。更に図4(e)に示すように、外部リ−ド
を被覆する耐熱製絶縁物13で被覆してもよい。
【0035】図4(a)、(b)、(c)に示すように
アウタ−バルブ10は、配光制御用被覆11が設けられ
ており配光制御用被覆11は、水平であり側面側に帯状
に設けられ且つ図4のA−A断面に示す様に、アウタ−
バルブ10の垂直断面であるA−A断面が円状であり垂
直断面の水平線を0度と180度を結ぶ基準線としたと
きの円周面であり、アウタ−バルブ10の上面には配光
制御用被覆を設けない。図4(a)では、少なくとも円
周面に沿って右回りに200度〜360度、好ましく
は、195度〜360度に配光制御用被覆領域を設けた
ものであり、特に車両用前照灯の配光を考慮したもので
ある。図4(b)は、少なくとも円周面に沿って右回り
に180度〜360度、図4(c)は、少なくとも円周
面に沿って右回りに225度〜315度の円周面に配光
制御用被覆領域を設けたもので、この領域に配光制御用
被覆11を設けている。本実施形態では、図4(a)に
示すように、A−A断面が円周状であり垂直断面の水平
線を基準線としたとき0〜360度の円周状であり、1
95度〜360度の円周面に沿って円周状に配光制御用
被覆11を設け、配光制御用被覆11は、すれ違い用一
次電極2bの先端7bが隠れるようにアウタ−バルブ1
0の先端方向に被覆されているている。
【0036】また、図4(a)、(b)、(c)の垂直
断面であるA−A断面1に示すように、アウタ−バルブ
10の下方には配光制御用被覆11を設けていなくとも
よい。配光制御用被覆領域を少なくし光取出し効率を上
げ反射器やレンズやシェ−ド等によって配光を制御する
方法もある。この場合、アウタ−バルブ10には、スト
ライプ状に配光制御用被覆11を設けて、側面側にすれ
違い用電極2bの先端7bが隠れるようにアウタ−バル
ブ10の先端方向に被覆されている。この場合でも、車
両用として使用するときは、上述の図4(a)に示す2
00度〜360度、好ましくは、195度〜360度の
領域(左側通行の時である。右側通行時は、180度〜
345度である。)には配光制御用被覆11を設ける。
また、図4(b)、図4(c)に示すような領域に少な
くとも円周面に沿って右回りに180度〜360度、及
び少なくとも円周面に沿って右回りに225度〜315
度の円周面には配光制御用被覆11を設けてもよい。ま
た、図4(a)〜(c)のA−A2断面図、A−A3断
面図に示すように、内面に配光制御物を形成する方法も
本発明に含まれる。
【0037】図4(a)〜(c)、図4(d)、図4
(e)に示されるように、外部リ−ド線については、走
行用一次外部リ−ド線4a及びすれ違い用一次外部リ−
ド線4bと二次外部リ−ド線4cの取付け方も前述した
ようにしている。アウタ−バルブ10は、インナ−バル
ブ9の両端で夫々封止される口金付近と先端付近にアウ
タ−バルブ封止部22a、22bをもっている。また、
アウタ−バルブ10は、紫外線を透過しない石英ガラス
を使用し、そのアウタ−バルブ10は、少なくともC
e、Kを含有するする石英ガラスである。また、このア
ウタ−バルブ10には、配光制御用被覆11だけでなく
グレア光防止用被覆12が設けられている。
【0038】アウタ−バルブ10に設けられたグレア光
防止用被覆12は、アウタ−バルブ10の先端側に円周
面に沿って円周状に設けられている。図4(a)〜
(c)のB−B断面図に示すようにアウタ−バルブ10
の垂直断面であるB−B断面が円周状であり垂直断面の
水平線を基準線としたとき0〜360度の円周面であ
り、本実施例ではこの円周面に沿って円周状にグレア光
防止用被覆12が設けられている。この時、少なくとも
図4のB−B断面図1に示すようにアウタ−バルブ10
の先端の上面側にグレア光防止用被覆12が設けられて
いる。従って、アウタ−バルブ10上面側に、該アウタ
−バルブ10の垂直断面に対して水平線を基準とし、ア
ウタ−バルブ10の円周面に沿って右回りに円周状に、
0度〜180度でグレア光防止用被覆11が設けられて
いる。また、図4(a)〜(c)のB−B2断面図、B
−B3断面図に示すようにグレア光防止物を内面に形成
する方法も本発明に含まれる。
【0039】また、グレア光防止用被覆12は、アウタ
−バルブ10の先端側に限らず先端と逆の口金側に同様
に設けてもよく図6(a)のような分解斜視図に示され
るように口金側だけに設けてもよい。更に、インナ−バ
ルブ9の両端に設けられる封体(発光管)1と封止部5
a、5bとの頸部である一次ネック部、二次ネック部の
両端にグレア光防止用被覆12を設けてもよい。当然こ
れらを組み合わせることでグレア光をより一層低減でき
る。前述したように、これら一つでもグレア光を低減で
きる。従って、インナ−バルブ9にグレア光防止用被覆
12を設けることも本発明に含まれる。また、前述のよ
うに、図4(a)〜(c)の他のA−A断面2、A−A
断面3、B−B断面2、B−B断面3は、内面に配光制
御用被覆11とグレア光防止用被覆12を設けたもので
ある。内面に被覆する場合には、カ−ボン、セラミック
塗料で被覆してもよい。その場合、カ−ボン等を外部よ
りレ−ザ−で除去するか、予め決まった形状に転写して
もよい。
【0040】図6(a)、図6(b)に本発明の第三の
実施形態の分解斜視図とインナ−バルブの要部側面図に
示すように、金属箔からなる電流供給導体の向きを一次
側と二次側で変えることも本発明に含まれる。
【0041】この様に特に車両用においては、従来の高
圧放電灯では一つの封体(発光管)内に一対の電極によ
る単一の長さ、形状のアークしか形成できなかったため
走行用ア−クとすれ違い用ア−クは、それぞれ別々の灯
体で構成しなければならなかったが、本発明により自動
車の前面における前照灯部分の増加、複雑化を防止する
ことが可能である。
【0042】次に、図4(d)、(e)に示す本発明の
ダブルエンド型高圧放電灯の円筒状口金15の構造につ
いて説明する。本発明のダブルエンド型高圧放電灯を保
持するための構造である。本発明のダブルエンド型高圧
放電灯の説明は前述したので簡単に説明する。また、符
号も同一なものとする。封体1(発光管)が、石英ガラ
スからなるインナ−バルブ9によって形成されており、
該インナ−バルブ9の両端が紫外線を透過しない石英を
主成分とする該インナ−バルブの外径より大きい内径を
有するアウタ−バルブ10によって囲まれていればよ
い。ここでは、アウタ−バルブ10を封止している。従
って、両端にアウタ−バルブ封止部22a、22bが形
成される。
【0043】アウタ−バルブ10の両端のうち一次外部
リ−ド線4a側を一次端部とし他方を二次端部とすると
き、該一次端部は該インナ−バルブより突出している。
二次端部は、インナ−バルブ9と封止されているか開放
されており、二次端部の部分からインナ−バルブが突出
しているか又は、略同じ長さになっている。二次端部よ
り二次外部リ−ド線4cが、アウタ−バルブ10には接
触しないで且つ封体1(発光管)の回転軸に対し略下方
に曲げられており、アウタ−バルブ10の外側で下方に
設けられる筒状耐熱性絶縁物13で被覆されてなる外部
導線14の一方の二次外部リ−ド線側14bの端部に交
差して溶接されている。また、図6(a)の分解斜視図
に示すように外部導線と二次外部リ−ド線が一体に形成
されていてもよい。他方の外部導線14である外部導線
の口金側14aは、耐熱性絶縁作用を有するプラスチッ
ク製又はセラミック製の円筒状口金15まで延びてい
る。
【0044】円筒状口金15は、同心円状に設けられた
アウタ−バルブ固定用円筒部16aとアウタ−バルブ固
定用円筒部16aの外周側に外部導線固定用円筒部16
bが一体的に成形されており、外部導線固定用円筒部1
6bに外部導線14が筒状耐熱性絶縁物13を介し固定
されている。外部導線固定用円筒部16bは円筒状口金
15の外周部17まで貫通している。外部導線の口金側
14aは、コモンとなる外部から取出す外部リ−ド線G
と溶接により電気的に接続され外部導線固定用円筒部1
6b内におさめられる。また、アウタ-バルブ固定用円
筒部16a内に一次配光用外部リ−ド線4a及び二次配
光用一次外部リ−ド線4bが貫通する貫通穴20を設け
ている。前述の貫通穴20内部には外部から取出す一次
配光用の外部リ−ド線Hと二次配光用の外部リ−ド線L
が、一次配光用外部リ−ド線4aと二次配光用外部リ−
ド線4bと溶接により電気的に接続され収められ、耐熱
性絶縁作用を有する部材21によって絶縁される。耐熱
性絶縁作用を有する部材21として無機接着材を使用し
てもよい。、
【0045】円筒状口金15が、耐熱性のプラスチック
で形成されるときはアウタ−バルブ固定用円筒部16a
によってアウタ−バルブ10の一次端部が金属性のバン
ド19又は溶融材質のバンド19を介して位置調整され
て溶着されている。また、耐熱性絶縁部材であるセラミ
ックなどで形成される場合は、アウタ−バルブ固定用円
筒部16aによってアウタ−バルブ10の一次端部が溶
融材質のバンド19を介して固定され位置調整されて溶
着されるか、金属バンドを介して絶縁性の無機接着材な
どで固定され位置調整されている。位置調整は、前述し
たが、少なくとも一次配光用一次電極2aの先端7a
か、二次配光用一次電極2bの先端か二次電極2cの先
端を基準として行われている。他の方法として一次配光
用一次電極2aと二次電極2c間で形成される走行用ア
−クを投影した像の中間で行われるか、一次配光用二次
電極2aと二次電極2c間で形成されるすれ違い用ア−
クを投影した像の中間を基準として位置調整する方法が
ある。また、図4(e)では、前述の説明した図4
(d)と略同じであるので同一部分の説明は省略する
が、貫通穴20内の一次配光用外部リ−ド線4a及び二
次配光用一次外部リ−ド線4bを耐熱性絶縁物13で被
覆している。耐熱性絶縁物としては、セラミックパイプ
を使用している。更に、一次配光用外部リ−ド線
(H)、二次配光用外部リ−ド線(L)、二次外部リ−
ド線(G)が、口金より円筒状の金属性のピンで形成さ
れていてもよい。
【0046】このような円筒状口金15により、高圧電
流に対しても口金内での絶縁作用を損なうことなく信頼
性の高いダブルエンド型高圧放電灯を提供することがで
きる。また、走行ビームにハロゲンランプ、すれ違いビ
ームに高圧放電灯を採用した場合では、発光色が異なる
ため運転者や搭乗者に対して違和感を与えていた。しか
し、この様に一つの封体(発光管)内で夫々別々の走行
用ア−クとすれ違い用ア−クを形成することで一つの高
圧放電灯を単独の灯体内に取付け可能な構成にすること
ができる。また口金構造も今までとは違う新規な構造に
することで走行用ア−ク及びすれ違い用ア−クが一つの
封体(発光管)内で単独に形成できるように高圧でも耐
えうる絶縁構造となっている。
【0047】従来の車両用の高圧放電灯では、単独のア
ーク放電しか成立しないため特に走行ビームとすれ違い
ビームで単独の高圧放電灯を夫々の別々の灯体内に配置
する設計を行わなければならなくなり、前照灯全体が必
然的に大型化しデザインの自由度が低くなるといった不
具合がある。
【0048】
【発明の効果】本発明は、一つの封体(発光管)内に複
数の電極を組み合わせることにより、異なった形状や長
さのアークを有することができる放電灯を提供し、走行
用一次電極と二次電極間又は、すれ違い用一次電極と二
次電極間とで湾曲の少ない放電アークを略直線上に形成
し、走行用ア−クとすれ違い用ア−クを一つの封体(発
光管)内で切換える放電灯を形成し、ハロゲンランプ等
を使用しない前照灯を製作することで走行ア−クとすれ
違いア−クを夫々独立した灯体内に配置する設計を行わ
なくてすみ、H4バルブのように一つの灯体内に配置で
きるので部品点数の低下ができる。また、走行用ア−ク
ム及びすれ違い用ア−クが一つの高圧放電灯で形成で
き、単独の灯体内に取付け可能である。従って、前照灯
の大型化、複雑化を防止し、デザインの自由度も大幅に
高くなる。
【0049】また、一つの封体(発光管)内に走行用ア
ークとすれ違い用アークを設けることにより、封体(発
光管)内で切換えて行うことで簡単に走行用ア−クとす
れ違い用ア−クを形成できH4バルブの設計を生かすこ
とができるので、単独の灯体で高圧放電灯を配置でき、
フロントマスクにおける前照灯部分の増加、複雑化を防
止できる。更には、走行ビームとすれ違いビームに一つ
の高圧放電灯を採用しており、色のフィーリングが同一
であるため運転者や搭乗者に不快感を与えることもな
い。更に、アウタ−バルブが紫外線を透過しない紫外線
カット石英から形成され配光制御用被覆とグレア光防止
被覆を設けることで配光の制御とグレア光の低減を可能
としている。
【図面の簡単な説明】
【図1(a)】本発明のダブルエンド型高圧放電灯の第
一の実施形態を示す要部断面を示す図面である。
【図1(b)】本発明のダブルエンド型高圧放電灯の第
二の実施形態を示す要部断面を示す図面である。
【図2(a)】本発明のダブルエンド型高圧放電灯の第
一の実施形態の走行用一次電極と二次電極に形成される
アークを示す要部側面図である。
【図2(b)】本発明のダブルエンド型高圧放電灯の第
一の実施形態の走行用一次電極と二次電極に形成される
アークを示す要部側面図であり、封体(発光管)の外部
から見た形状を電極とア−クだけで示した側面図であ
る。
【図3(a)】本発明のダブルエンド型高圧放電灯の第
一の実施形態のすれ違い用一次電極と二次電極に形成さ
れるアークを示す要部側面図である。
【図3(b)】本発明のダブルエンド型高圧放電灯の第
一の実施形態のすれ違い用一次電極と二次電極に形成さ
れるアークを示す要部側面図であり、封体(発光管)の
外部から見た形状を電極とア−クだけで示した側面図で
ある。
【図4(a)】本発明のダブルエンド型高圧放電灯の第
一の実施形態でアウタ−バルブ(外管)及び口金を具備
した第一の実施形態を示す側面図及び断面図である。
【図4(b)】本発明のダブルエンド型高圧放電灯の第
一の実施形態でアウタ−バルブ(外管)及び口金を具備
した第二の実施形態を示す側面図及び断面図である。
【図4(c)】本発明のダブルエンド型高圧放電灯の第
一の実施形態でアウタ−バルブ(外管)及び口金を具備
した第三の実施形態を示す側面図及び断面図である。
【図4(d)】本発明のダブルエンド型高圧放電灯にお
いて、図4(a)、(b)、(c)で示した円筒状口金
の構造を示した要部拡大側面図及び上面図と底面図とア
ウタ−バルブを備えたダブルエンド型高圧放電灯の口金
内部を示す側面図を夫々示す第一の実施例である。
【図4(e)】本発明のダブルエンド型高圧放電灯にお
いて、図4(a)、(b)、(c)で示した円筒状口金
の構造を示した要部拡大側面図及び上面図と底面図とア
ウタ−バルブを備えたダブルエンド型高圧放電灯の口金
内部を示す側面図を夫々示す第二の実施例である。
【図5(a)】本発明の第一配光用ア−ク(走行用ア−
ク)及び第二配光用ア−ク(すれ違い用ア−ク)の相対
エネルギ−強度比を示す分光エネルギ−特性を表したグ
ラフである。
【図5(b)】本発明の第一配光用ア−ク(走行用ア−
ク)及び第二配光用ア−ク(すれ違い用ア−ク)の夫々
の封入モル比と効率を示したグラフである。
【図5(c)】本発明の第一配光用ア−ク(走行用ア−
ク)及び第二配光用ア−ク(すれ違い用ア−ク)の夫々
のア−ク湾曲及びア−クの拡散と基準軸の関係を示す相
対輝度分布を示すグラフである。
【図6(a)】本発明のダブルエンド型高圧放電灯の第
三の実施形態の分解斜視図を示す図である。
【図6(b)】本発明のダブルエンド型高圧放電灯の第
三の実施形態を示す要部側面を示す図面である。
【図7】従来のダブルエンド型高圧放電灯を示す側面図
である。
【符号の説明】
1、71・・・封体(発光管) 72a、72b、72c・・・主電極 73a、73b、73c・・・電流供給導体(金属箔) 74a、74b、74c・・・外部リ−ド線 2a・・・一次配光用一次電極(走行用一次電極) 2b・・・二次配光用一次電極(すれ違い用一次電極) 2c・・・二次電極 3a・・・一次配光用一次電流供給導体(走行用一次電流供
給導体(金属箔)) 3b・・・二次配光用一次電流供給導体(すれ違い用一次電
流供給導体(金属箔)) 3c・・・二次電流供給導体(金属箔) 4a・・・一次配光用一次外部リ−ド線(走行用一次外部リ
−ド線) 4b・・・二次配光用一次外部リ−ド線(すれ違い用一次外
部リ−ド線) 4c・・・二次外部リ−ド線 5a、75a・・・一次封止部 5b、75b・・・二次封止部 6・・・絶縁物 6a・・・耐熱性絶縁物 7a・・・一次配光用一次電極の先端(走行用一次電極の先
端) 7b・・・二次配光用一次電極の先端(すれ違い用一次電極
の先端) 7c・・・二次電極の先端 8・・・封体(発光管)の回転軸(基準軸) 9・・・インナ−バルブ(内管) 10・・・アウタ−バルブ(外管) 10a・・・アウタ−バルブの一次端部 10b・・・アウタ−バルブの二次端部 11・・・配光制御用被覆 12・・・グレア光防止用被覆 13・・・筒状耐熱性絶縁物 14・・・外部導線 14b・・・外部導線の二次外部リ−ド線側 14a・・・外部導線の口金側 15・・・円筒状口金 16a・・・アウタ−バルブ固定用円筒部 16b・・・外部導線固定用円筒部 17・・・外周部 18・・・耐熱製プレ−ト留部(セラミックプレ−ト留
部) 19・・・金属製のバンド又は、溶融作用のあるバンド 20・・・貫通穴 21・・・耐熱性絶縁作用を有する部材 22a、22b・・・アウタ−バルブ封止部 rH・・・一次配光用ア−ク湾曲(走行用ア−ク湾曲) rL・・・二次配光用ア−ク湾曲(すれ違い用ア−ク湾
曲) sH・・・一次配光用ア−クの拡散(走行用ア−クの拡
散) sL・・・二次配光用ア−クの拡散(すれ違い用ア−クの
拡散)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01J 61/54 H01J 61/88 U 61/88 F21Y 101:00 // F21Y 101:00 F21M 3/02 G (72)発明者 高尾 義史 神奈川県横浜市青葉区荏田西1−3−1 スタンレー電気株式会社技術研究所内 (72)発明者 入戸野 公浩 神奈川県横浜市青葉区荏田西1−3−1 スタンレー電気株式会社技術研究所内 Fターム(参考) 3K042 AA08 AC06 BD07 CB18 CC04 5C015 JJ06 JJ08 QQ03 QQ14 RR02 5C039 BA01 HH04 5C043 AA04 CC03 CD05 DD27 EA17

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部リ−ド線と電極が電流供給導体を介し
    て接続されてなり、封体(発光管)の両端を電流供給導
    体が封止された封止部を形成し、封体(発光管)内に突
    出する相対向する電極を有し、一方を一次電極、他方を
    二次電極とし、一次電極側の該外部リ−ド線及び該電流
    供給導体を一次外部リ−ド線と一次電流供給導体とし、
    二次電極側の該外部リ−ド線及び該電流供給導体を二次
    外部リ−ド線と二次電流供給導体とし、該封止部の一次
    電極側を一次封止部、二次電極側を二次封止部としたダ
    ブルエンド型高圧放電灯において、該封体(発光管)内
    に二つの一次電極と一つの二次電極が形成され、一つの
    封体(発光管)内で夫々単独したア−クを切換えて形成
    することで、配光切換を可能にしたことを特徴とするダ
    ブルエンド型高圧放電灯。
  2. 【請求項2】外部リ−ド線と電極が電流供給導体を介し
    て接続されてなり、封体(発光管)の両端を電流供給導
    体が封止された封止部を形成し、封体(発光管)内に突
    出する相対向する電極を有し、一方を一次電極、他方を
    二次電極とし、一次電極側の該外部リ−ド線及び該電流
    供給導体を一次外部リ−ド線と一次電流供給導体とし、
    二次電極側の該外部リ−ド線及び該電流供給導体を二次
    外部リ−ド線と二次電流供給導体とし、該封止部の一次
    電極側を一次封止部、二次電極側を二次封止部としたダ
    ブルエンド型高圧放電灯において、該一次外部リ−ド線
    は、一次配光用ア−クを形成する一次配光用外部リ−ド
    線と二次配光用ア−クを形成する二次配光用一次外部リ
    −ド線を有し、該一次電流供給導体は、一次配光用一次
    電流供給導体と二次配光用一次電流供給導体に別れてお
    り、該一次電極は、該一次配光用ア−クを形成する一次
    配光用一次電極と該二次配光用ア−クを形成する二次配
    光用一次電極を有し、夫々の二つの一次電極が該封体
    (発光管)内に一次配光用一次電極と二次配光用一次電
    極が突出して一次封止部が形成されており、二次封止部
    が、該二次電流供給導体を介して該二次電極と該二次外
    部リ−ド線が電気的に接続されており、該アークは一つ
    の封体(発光管)内に夫々単独で形成され一次配光用ア
    −クと二次配光用ア−クがアーク放電の切換によって行
    われることを特徴とするダブルエンド型高圧放電灯。
  3. 【請求項3】前記封体(発光管)は、略回転楕円状又は
    球状であり、該封体(発光管)内を円筒状又は回転楕円
    面状とすることを特徴とする請求項1〜2記載のダブル
    エンド型高圧放電灯。
  4. 【請求項4】前記封体(発光管)内にNaI−ScI3
    の金属ハロゲン化物を封入し、NaI/ScI3の封入
    モル比は、2.8〜14.2であることを特徴とする請
    求項1〜3記載のダブルエンド型高圧放電灯。
  5. 【請求項5】前記一次配光用一次電極と二次配光用一次
    電極とが絶縁物を介して絶縁状態となっていることを特
    徴とする請求項1〜4記載のダブルエンド型高圧放電
    灯。
  6. 【請求項6】前記絶縁物は、石英を主成分としており前
    記一次配光用一次電極と前記二次配光用一次電極の寸法
    決定作用及び絶縁作用を有することを特徴とする請求項
    5記載のダブルエンド型高圧放電灯。
  7. 【請求項7】前記一次配光用一次電極と前記二次電極の
    電極間距離が、前記二次配光用一次電極と該二次電極の
    電極間距離より長いことを特徴とする請求項1〜6記載
    のダブルエンド型高圧放電灯。
  8. 【請求項8】前記一次配光用一次電極と二次電極及び二
    次配光用一次電極と二次電極によって形成されるア−ク
    形状のうち、一次配光用ア−ク湾曲rHが0.3mm≦
    rH≦1.0mmで湾曲し、二次配光用ア−ク湾曲rL
    が0.55mm以下で略直線状となっていることを特徴
    とする請求項1〜7記載のダブルエンド型高圧放電灯。
  9. 【請求項9】前記一次配光用一次電極と二次電極及び二
    次配光用一次電極と二次電極によって形成されるア−ク
    形状のうち、一次配光用ア−クの拡散sH=0.95±
    0.3mmであり、二次配光用ア−クの拡散sL=1.
    15±0.3mmであることを特徴とする請求項1〜8
    記載のダブルエンド型高圧放電灯。
  10. 【請求項10】前記一次配光用一次電極と二次電極によ
    って形成されるア−クが湾曲することにより、二次配光
    用一次電極に該ア−クが触れないことを特徴とする請求
    項1〜9記載のダブルエンド型高圧放電灯。
  11. 【請求項11】前記一次配光用一次電極と二次電極によ
    って形成されるア−クが湾曲することにより、二次配光
    用一次電極に、該ア−ク高温部が触れず電極消耗が少な
    くなることを特徴とする請求項1〜10記載のダブルエ
    ンド型高圧放電灯。
  12. 【請求項12】前記二次電極が前記封体(発光管)内の
    回転軸上に突出しており、該回転軸近傍に前記一次配光
    用一次電極及び前記二次配光用一次電極の先端がくるよ
    うに、少なくとも該一次配光用一次電極及び該二次配光
    用一次電極のどちらか一方が曲げられて形成されること
    を特徴とする請求項1〜11記載のダブルエンド型高圧
    放電灯。
  13. 【請求項13】前記一次配光用一次電極と前記二次電極
    及び前記二次配光用一次電極と該二次電極により夫々異
    なった形状又は、異なった長さの放電アークを形成する
    ことを特徴とする請求項1〜12記載のダブルエンド型
    高圧放電灯。
  14. 【請求項14】前記封体(発光管)は、紫外線を透過し
    ない円筒状のアウタ−バルブによって囲まれていること
    を特徴とする請求項1〜13記載のダブルエンド型高圧
    放電灯。
  15. 【請求項15】請求項1から請求項13記載のダブルエ
    ンド型高圧放電灯において、前記封体(発光管)が、石
    英ガラスからなるインナ−バルブによって形成され、該
    インナ−バルブの両端が紫外線を透過しない石英を主成
    分とする該インナ−バルブの外径より大きい内径を有す
    るアウタ−バルブによって囲まれており、該アウタ−バ
    ルブの両端のうち一次外部リ−ド線側を一次端部とし他
    方を二次端部とするとき、該一次端部は、該インナ−バ
    ルブより突出してなり該二次端部は、該インナ−バルブ
    と封止されている部分からインナ−バルブが突出してい
    るか又は、略同じ長さになっており、該二次端部より前
    記二次外部リ−ド線が、アウタ−バルブには接触しない
    で外部に突出して該二次外部リ−ド線が封体(発光管)
    の回転軸に対し略下方に曲げられており、該二次外部リ
    −ド線は、該アウタ−バルブの外側で下方に設けられる
    筒状耐熱性絶縁物で被覆されてなる外部導線の一方の該
    二次外部リ−ド線側の端部に電気的に接続されており、
    該外部導線の他方は、耐熱性絶縁作用を有するプラスチ
    ック製又はセラミック製の円筒状口金まで延びており、
    該円筒状口金は、内部に外部導線固定用円筒部と該円筒
    状口金と同心円状にアウタ−バルブ固定用円筒部が一体
    的に成形されており、該外部導線固定用円筒部に外部導
    線が筒状耐熱性絶縁物を介し固定されており、該円筒状
    口金側の外部導線は、該円筒状口金の該外部導線固定用
    筒部外周部内にグランド線と溶接されて設けられてお
    り、該アウタ−バルブ固定用円筒部によってアウタ−バ
    ルブの一次端部が金属性又は溶融材質のバンドを介して
    位置調整して溶着されていることを特徴とするダブルエ
    ンド型高圧放電灯。
  16. 【請求項16】前記位置調整は、少なくとも前記一次配
    光用一次電極と前記二次電極の中間か、前記二次配光用
    一次電極と前記二次電極間の中間を基準にして行われる
    ことを特徴とする請求項15記載のダブルエンド型高圧
    放電灯
  17. 【請求項17】前記位置調整は、少なくとも前記一次配
    光用一次電極の先端か、前記二次配光用一次電極の先端
    か、前記二次電極の先端を基準にして行われることを特
    徴とする請求項15記載のダブルエンド型高圧放電灯。
  18. 【請求項18】前記アウタ-バルブ固定用円筒部内に前
    記一次配光用一次外部リ−ド線及び二次配光用一次外部
    リ−ド線が貫通する貫通穴を設けることを特徴とする請
    求項15〜17記載のダブルエンド型高圧放電灯。
  19. 【請求項19】前記一次配光用一次外部リ−ド線及び二
    次配光用一次外部リ−ド線が、耐熱性絶縁作用を有する
    部材によって絶縁されることを特徴とする請求項13〜
    18記載のダブルエンド型高圧放電灯。
  20. 【請求項20】前記アウタ−バルブは、該アウタ−バル
    ブの円周面の外面又は内面に帯状に配光制御用被覆領域
    が設けられていることを特徴とする請求項14〜18記
    載のダブルエンド型高圧放電灯。
  21. 【請求項21】前記配光制御用被覆領域は、前記アウタ
    −バルブの垂直断面が円状で該垂直断面の水平線を0度
    と180度を結ぶ基準線としたときの円周であり、少な
    くとも円周面には配光制御用被覆領域を設け前記垂直断
    面の円周面に沿って、前記基準線から右回りに195度
    〜360度の領域であることを特徴とする請求項20記
    載のダブルエンド型高圧放電灯。
  22. 【請求項22】前記配光制御用被覆領域は、前記アウタ
    −バルブの垂直断面が円状で該垂直断面の水平線を0度
    と180度を結ぶ基準線としたときの円周であり、少な
    くとも円周面には配光制御用被覆領域を設け前記垂直断
    面の円周面に沿って、前記基準線から右回りに180度
    〜360度の領域であることを特徴とする請求項20記
    載のダブルエンド型高圧放電灯。
  23. 【請求項23】前記配光制御用被覆領域は、前記アウタ
    −バルブの垂直断面が円状で該垂直断面の水平線を0度
    と180度を結ぶ基準線としたときの円周であり、少な
    くとも円周面には配光制御用被覆領域を設け前記垂直断
    面の円周面に沿って、前記基準線から右回りに225度
    〜315度の領域であることを特徴とする請求項20記
    載のダブルエンド型高圧放電灯。
  24. 【請求項24】前記配光制御用被覆は、前記アウタ−バ
    ルブ内に設けられた前記インナ−バルブの前記封体(発
    光管)内の前記二次次配光用一次電極の先端が隠れる位
    置から前記アウタ−バルブ二次端部先端に向かい設けら
    れることを特徴とする請求項14〜23記載のダブルエ
    ンド型高圧放電灯。
  25. 【請求項25】前記配光制御用被覆は、アウタ−バルブ
    の側面にストライプ状に形成されることを特徴とする請
    求項24記載のダブルエンド型高圧放電灯。
  26. 【請求項26】前記アウタ−バルブ又はインナ−バルブ
    は、グレア光防止用被覆が設けられ該グレア光防止用被
    覆は、該アウタ−バルブの二次端部先端か、該アウタ−
    バルブの口金側か、該インナ−バルブの前記封体(発光
    管)の両端に形成される二つの封止部とに形成される頸
    状部(一次ネック部、二次ネック部)の両方か、少なく
    ともそのうちのどれかに円周面に沿って円周状に被覆さ
    れることを特徴とする請求項14〜25記載のダブルエ
    ンド型高圧放電灯。
  27. 【請求項27】前記グレア光防止用被覆は、前記アウタ
    −バルブ又は前記インナ−バルブの垂直断面が円状で該
    垂直断面の水平線を0度と180度を結ぶ基準線とした
    ときの円周面であり、少なくとも右回りに0度〜180
    度の円周面に沿って円周状にグレア光防止用被覆を設け
    ることを特徴とする請求項12〜26記載のダブルエン
    ド型高圧放電灯。
  28. 【請求項28】前記二次外部リ−ド線は、該外部導線と
    一体的に一つの部材で形成されていることを特徴とする
    請求項15〜27記載のダブルエンド型高圧放電灯。
  29. 【請求項29】前記一次配光および二次配光を車両用前
    照灯の走行用ビ−ムおよびすれ違い用ビ−ムに用いたこ
    とを特徴とする請求項1〜28記載のダブルエンド型高
    圧放電灯。
JP2000018849A 2000-01-27 2000-01-27 ダブルエンド型高圧放電灯 Pending JP2001210273A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101239084B1 (ko) * 2011-04-20 2013-03-06 이효찬 소켓

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