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JP2001208936A - フェルール用筒状体及びフェルール - Google Patents

フェルール用筒状体及びフェルール

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JP2001208936A
JP2001208936A JP2000016002A JP2000016002A JP2001208936A JP 2001208936 A JP2001208936 A JP 2001208936A JP 2000016002 A JP2000016002 A JP 2000016002A JP 2000016002 A JP2000016002 A JP 2000016002A JP 2001208936 A JP2001208936 A JP 2001208936A
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JP
Japan
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ferrule
optical fiber
cylindrical body
insertion hole
rear end
Prior art date
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Application number
JP2000016002A
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English (en)
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JP2001208936A5 (ja
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Naoyuki Hirayama
尚幸 平山
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Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Publication date
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Publication of JP2001208936A publication Critical patent/JP2001208936A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フェルール用筒状体の加工精度を向上すると
共に加工時間を短縮し、コストを低減したフェルール用
筒状体及びフェルールを提供する。 【解決手段】 光ファイバが挿入される光ファイバ挿入
孔31、41が形成されたフェルール用筒状体20であ
って、前記フェルール用筒状体20を、セラミックから
なる先端部材30と、前記セラミックより低硬度の材料
からなる尾部材40とで形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光接続するための
光コネクタを構成するプラグ側の一部であるフェルール
に関し、特に、フェルールを構成するフェルール用筒状
体に関する。
【0002】
【従来技術】現在、通信用に用いられる光コネクタは、
内径と外径とを高精度に加工したフェルール内に光ファ
イバを挿入して固定した後、その接続部の端面を凸球面
状に研磨し、光ファイバ同士を物理的に接触させて光フ
ァイバの軸を合わせて光接続するようにしている。
【0003】この光ファイバを挿入保持するフェルール
は、通常、ジルコニアなどの硬いセラミックやガラス等
で形成されると共に軸方向に貫通して光ファイバを保持
する光ファイバ挿入孔を有するフェルール用筒状体と、
フェルール用筒状体の後端部に設けられて前記光ファイ
バ挿入孔の後端部と連通して光ファイバの外周に被覆を
有する光ファイバ心線を保持する光ファイバ心線挿入孔
を有するステンレス等の金属で形成されたつば部材とで
構成されている。
【0004】このフェルール用筒状体の光ファイバ挿入
孔は、軸方向に光ファイバの外径より若干大きな内径を
有する微小穴とするものや、先端部側のみ微小穴を形成
し、後端部側を光ファイバ心線挿入孔と略同径の内径と
するものなどが提案されている。
【0005】また、このようなフェルール用筒状体を製
造する工程では、ジルコニア等の素材を円柱状に整形し
て焼成することによってフェルール用筒状体の原型を作
成し、微小穴である光ファイバ挿入孔の下穴にワイヤを
挿通し、ワイヤ上に付されたダイヤモンドペースト等に
よって研磨して光ファイバ挿入孔を形成する。また、こ
の光ファイバ挿入孔を基準として外形研削仕上げを行い
フェルール用筒状体を製造する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光ファ
イバ挿入孔は、フェルール用筒状体の全長に亘って長く
微小な貫通孔を加工しなくてはならず、均一な孔加工が
難しく加工時間がかかるという問題がある。
【0007】また、外形研削においても、フェルール用
筒状体の全長に亘って行うため加工時間がかかるという
問題がある。
【0008】さらに、後者のフェルール用筒状体では、
光ファイバ挿入孔の後端部側の開口の内径が大きいた
め、光ファイバ挿入孔を加工時に円錐状に振れが発生
し、精密な同心度がでにくく、加工精度が保てないとい
う問題がある。
【0009】本発明はこのような事情に鑑み、フェルー
ル用筒状体の加工精度を向上すると共に加工時間を短縮
し、コストを低減したフェルール用筒状体及びフェルー
ルを提供することを課題とする。
【0010】
【発明が解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の第1の態様は、光ファイバが挿入される光ファイバ
挿入孔が形成されたフェルール用筒状体であって、前記
フェルール用筒状体が、セラミックからなる先端部材
と、前記セラミックより低硬度の材料からなる尾部材と
で形成されていることを特徴とするフェルール用筒状体
にある。
【0011】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、前記セラミックがジルコニアであることを特徴とす
るフェルール用筒状体にある。
【0012】本発明の第3の態様は、第1又は2の態様
において、前記先端部材及び前記尾部材の一方には軸方
向に突起する凸部を有すると共に他方には前記凸部と嵌
合する凹部を有することを特徴とするフェルール用筒状
体にある。
【0013】本発明の第4の態様は、第1〜3の何れか
の態様のフェルール用筒状体と、前記フェルール用筒状
体の後端部に、前記光ファイバの外周に被覆を有する光
ファイバ心線を挿入可能な光ファイバ心線挿入孔を有す
ると共に外周には光コネクタ用ハウジングとの位置決め
用のキー溝を有するつば部材とを有することを特徴とす
るフェルールにある。
【0014】本発明の第5の態様は、第4の態様におい
て、前記尾部材の後端部に前記つば部材が一体的に設け
られていることを特徴とするフェルールにある。
【0015】かかる本発明では、フェルール用筒状体を
セラミック製の先端部材と、セラミックより低硬度の材
料で形成された尾部材とで形成するため、フェルール用
筒状体の先端部材の加工精度を向上し、且つ加工時間を
短縮することができる。また、フェルール用筒状体の先
端部材のみをセラミック製とすることでコストを低減す
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明を実施形態に基づい
て詳細に説明する。
【0017】(実施形態1)図1(a)は、本発明の実
施形態1にかかるフェルールの斜視図、図1(b)は、
フェルールの断面図である。
【0018】図示するように、本実施形態のフェルール
10は、フェルール用筒状体20とこのフェルール用筒
状体20の後端部に嵌合する金属で形成されたつば部材
50とで構成されている。
【0019】フェルール用筒状体20は、ジルコニアな
どのセラミックで形成された先端部材30と、この先端
部材30の後端部に嵌合する尾部材40とで形成されて
いる。
【0020】先端部材30は、軸方向に貫通して光ファ
イバを挿入保持する第1の光ファイバ挿入孔31を有す
る円筒形状を有する。この第1の光ファイバ挿入孔31
は、先端部側が光ファイバの外径と略同径の内径を有す
る微小孔32となっており、後端部側は内径を大きくす
ることで後述する尾部材の凸部と嵌合する凹部33が形
成されている。また、凹部33の微小孔32側の内径
は、先端に向かって漸小する第1のテーパ部34となっ
ている。
【0021】さらに、先端部材30の先端部側にはフェ
ルール用筒状体20を対向接続させる際に後述するスリ
ーブ71に挿入しやすいように外周の径が先端に向かっ
て漸小する面取り面35を有する。
【0022】なお、本実施形態では、先端部材30の外
径の直径を2.499mmとし、微小孔32の内径の直
径を0.125mmとした。また、先端部材30の軸方
向の全長は、2〜6mmとすればよい。
【0023】一方、尾部材40は、ステンレス等の金属
で形成された円筒形状を有すると共に軸方向に貫通して
光ファイバを挿入保持する第2の光ファイバ挿入孔41
を有する。この円筒形状の外径は、本実施形態では、後
述するスリーブ71に挿入した際にスリーブ71の端部
に当接して挿入が規制されないように、先端部材30の
外径より0〜20μm小さい外径となっている。また、
第2の光ファイバ挿入孔41の後端部側には、内径が後
端部に向かって漸大する第2のテーパ部42を有する。
なお、尾部材40の第2の光ファイバ挿入孔41は、直
径が0.125〜1.100mm程度とすればよい。
【0024】また、尾部材40の先端部側は、外径を小
さくすることで軸方向に突出した凸部43が形成されて
おり、この凸部43が先端部材30の凹部33に嵌合し
て接着又は圧入されることによって固定されている。
【0025】このようなフェルール用筒状体20の後端
部には、つば部材50が設けられている。つば部材50
は、第1及び第2の光ファイバ挿入孔31、41と連通
して光ファイバ心線を挿入保持する光ファイバ心線挿入
孔51を有する。この光ファイバ心線挿入孔51は、先
端部側がフェルール用筒状体20の後端部に嵌合する大
径部52を有し、後端部側は内径が後端部側に向かって
漸大する第3のテーパ部53を有する。また、つば部材
50の外周面には後述するプラグフレーム62の係合突
起64と係合するキー溝54が4つ形成されている。
【0026】このつば部材50の大径部52がフェルー
ル用筒状体20の後端部に嵌合してフェルール用筒状体
20とつば部材50とが固着され、フェルール10が形
成されている。
【0027】このようにフェルール用筒状体20をセラ
ミックで形成された先端部材30と、金属で形成された
尾部材40とで形成することによってフェルール用筒状
体20の加工精度を向上することができると共に加工時
間を短縮することができる。また、先端部材30のみを
セラミックで形成するため、製造コストを低減すること
ができる。
【0028】ここで、上述したフェルール10を具備す
る光コネクタプラグの平面図及び断面図と、アダプタの
概略斜視図とを図2及び図3に示す。
【0029】図2及び図3に示す光コネクタはSC型光
コネクタであり、このSC型光コネクタは、上述したフ
ェルールを具備するSC型光コネクタプラグ60と、S
C型光コネクタプラグ60を対向する双方から嵌合する
SC型光コネクタ用アダプタ70とで構成されている。
【0030】図2に示すように、このSC型光コネクタ
プラグ60は、SC型光コネクタ用アダプタ70に嵌合
するSC型プラグハウジング61と、このプラグハウジ
ング61内に嵌合するSC型のプラグフレーム62とを
具備し、このプラグフレーム62内には、上述したフェ
ルール用筒状体20及びつば部材50からなるフェルー
ル10と、つば部材50の後端の外周部に装着される圧
縮ばね66と、この圧縮ばね66を介してつば部材50
の後端に嵌合するストッパ67とを有している。
【0031】プラグフレーム62には、光ファイバを保
持したフェルール10と、予め光ファイバ心線100に
挿入した圧縮ばね66及びストッパ67とが順次挿入さ
れ、ストッパ67の係止爪67aがプラグフレーム62
の係止孔63に係止することで、このストッパ67がプ
ラグフレーム62に固定され、フェルール10はプラグ
フレーム62内に圧縮ばね66を介して軸方向に付勢保
持されている。また、プラグフレーム62内に保持され
たフェルール10は、つば部材50に設けられたキー溝
54がプラグフレーム62に設けられた2つの係合突起
64と係合することで回転が規制されている。
【0032】また、プラグフレーム62の外周には、プ
ラグハウジング61と係合する係合凸部65が設けられ
ており、プラグハウジング61の係合凹部61aと係合
することでプラグハウジング61内にプラグフレーム6
2が保持されている。
【0033】一方、図3に示すように、光コネクタ用ア
ダプタ70には、光ファイバを内蔵したフェルール10
同士を対向して整列させて光ファイバ同士を光結合する
ための光接続用スリーブ71が内蔵されている。また、
光接続用スリーブ71は、軸方向に二分割されたスリー
ブホルダ72により保持され、このスリーブホルダ72
は軸方向に二分割されるハウジング73により保持され
ている。
【0034】このようなアダプタの開口部74及び75
の双方から上述したフェルール10を有する光コネクタ
プラグ60を挿入し、光接続用スリーブ71内でフェル
ール10の端面同士を当接させることにより光接続を行
う。
【0035】(実施形態2)図4は、実施形態2に係る
フェルール用筒状体の断面図である。なお、前述した実
施形態で説明したものと同様の機能を有する部材には同
一の符号を付して重複する説明は省略する。
【0036】図示するように、本実施形態のフェルール
用筒状体20Aは、ジルコニア等のセラミックで形成さ
れた先端部材30Aとステンレス等の金属で形成された
尾部材40Aとで構成されている。先端部材30Aは、
その後端部の外径を小さくすることで軸方向尾部材側に
突起する突起部36を有する。また、尾部材40Aはそ
の先端部側に先端部材30Aの突起部36と嵌合する嵌
合孔44が第2の光ファイバ挿入孔41と連通して形成
されている。
【0037】この先端部材30Aの突起部36と尾部材
40Aの嵌合孔44とが嵌合することによってフェルー
ル用筒状体20Aが形成されている。
【0038】このように、フェルール用筒状体20Aの
先端部材30Aに突起部36を設けると共に尾部材40
Aに嵌合孔44を設け、この突起部36と嵌合孔44と
を嵌合させることによってフェルール用筒状体20Aを
形成しても上述した実施形態1と同様の効果を得ること
ができる。
【0039】(実施形態3)上述した実施形態1及び2
では、尾部材40、40Aを金属で形成し、先端部材3
0、30Aに嵌合することでフェルール用筒状体20、
20Aを形成していたが、実施形態3では、尾部材を先
端部材の後端部にプラスチックで一体的に成形するよう
にした例である。
【0040】図5は、実施形態3に係るフェルール用筒
状体の断面図である。
【0041】図示するように、本実施形態のフェルール
用筒状体20Bは、ジルコニア等のセラミックで形成さ
れた先端部材30Bと、この先端部材30Bの後端部に
プラスチックで一体的に成形により形成された尾部材4
0Bとで構成されている。
【0042】先端部材30Bは、後端部側に軸方向に突
起する突起部36Bを有し、この突起部36Bの外周に
は、尾部材40Bと係合する係合溝37が円周方向に亘
って形成されている。
【0043】一方、尾部材40Bはその先端部が先端部
材30Bの突起部36Bの外周に沿って成形されてい
る。
【0044】ここで、このようなフェルール用筒状体2
0Bの製造方法を説明する。
【0045】図6は、実施形態3に係るフェルール用筒
状体20Bの製造工程を示す断面図である。
【0046】図6(a)に示すように、第1の光ファイ
バ挿入孔31、面取り面35及び突起部36Bが形成さ
れた先端部材30Bを、尾部材40Bを形成するための
金型80内に設置する。金型80は、尾部材40Bを形
成するための成形孔81を有すると共にコアピン82を
具備する。このコアピン82は、第2の光ファイバ挿入
孔41を形成するためのものであり、先端部82aは第
1のテーパ部34と略同形状である円錐形状としてい
る。そして、後の工程で金型80内にプラスチックを充
填する際に、先端部材30Bの第1の光ファイバ挿入孔
31内に漏れないように、このコアピン82の先端部8
2aを第1のテーパ部34に一定量の力で当接させてい
る。
【0047】次に、図6(b)に示すように、この金型
80内に尾部材40Bの材料であるプラスチックを充填
する。その後、プラスチックが硬化したらコアピン82
を外して成形品を金型80から取り出すことにより、図
5に示すように、先端部材30Bに一体的に尾部材40
Bが形成されたフェルール用筒状体20Bが得られる。
【0048】このように、フェルール用筒状体20Bを
セラミックで形成された先端部材30Bと、この先端部
材30Bの後端部にプラスチックで一体的に成形された
尾部材40Bとで形成するため、加工精度を向上させる
と共に加工時間を短縮することができ、且つ製造コスト
を低減することができる。 (他の実施形態)以上、本発明の各実施形態を説明した
が、フェルール用筒状体及びフェルールの基本的構成は
上述したものに限定されるものではない。
【0049】例えば、上述した実施形態1〜3では、フ
ェルールを先端部材及び尾部材からなるフェルール用筒
状体の後端部につば部材を嵌合して固着することによっ
て形成していたが、これに限定されず、例えば、尾部材
の後端部につば部材を一体的に設けるようにしてもよ
い。このような例を図7に示す。
【0050】図7は、実施形態1に係るフェルールの他
の例を示す断面図である。
【0051】図示するように、フェルール10Cは、セ
ラミックで形成された先端部材30と、この先端部材3
0の後端部に嵌合する尾部材40Cとで形成されいる。
【0052】尾部材40Cは、上述した実施形態の尾部
材40の後端部につば部材50が一体的に形成されてい
る。
【0053】このように、フェルールを先端部材30と
つば部材50が一体的に形成された尾部材40Cとで形
成することにより、部品数を減らすことができるため、
組み立て工程を簡略化することができる。また、先端部
材30のみがセラミックで形成されるため、加工精度を
向上することができると共に加工時間を短縮することが
でき、且つ製造コストを低減することができる。
【0054】また、上述した実施形態1〜3では、尾部
材40〜40Cの軸方向に亘って光ファイバを挿入保持
する第2の光ファイバ挿入孔41を設けるようにした
が、これに限定されず、例えば、第2の光ファイバ挿入
孔の軸方向の長さを短くして尾部材内に光ファイバ及び
光ファイバ心線が挿入保持されるようにしてもよい。こ
のような例を図8に示す。
【0055】図8は、実施形態1に係る尾部の他の例を
示すフェルールの断面図である。
【0056】図示するように、尾部材40Dは、軸方向
に貫通した貫通孔45を有し、先端部側が第2の光ファ
イバ挿入孔41Aとなっている。また、貫通孔45の後
端部側は、つば部材50の光ファイバ心線挿入孔51の
内径と略同径の第2の光ファイバ心線挿入孔46となっ
ており、第2の光ファイバ挿入孔41Aと第2の光ファ
イバ心線挿入孔46との間は第4のテーパ部47となっ
ている。
【0057】このような尾部材40Dで構成されたフェ
ルール10を光ファイバに取り付ける場合、光ファイバ
心線の被覆を除去した光ファイバの長さが短くて済み、
また、光ファイバを第1の光ファイバ挿入孔31及び第
2の光ファイバ挿入孔41Aへ挿入する作業も非常に容
易である。
【0058】また、例えば、上述した実施形態1では、
本発明のフェルール10を搭載する光コネクタをSC型
光コネクタとしたが、これに限定されず、例えば、FC
型等の光コネクタに適用できることはいうまでもない。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明のフェルール
用筒状体及びフェルールによると、フェルール用筒状体
をセラミックで形成された先端部材と、このセラミック
より低硬度の材料で形成された尾部材とで形成するた
め、高硬度な先端部材のみを精密に加工すればよく、加
工精度を向上することができると共に加工時間を短縮す
ることができる。また、先端部材のみをセラミックで形
成することで製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るフェルールの斜視図
及び断面図である。
【図2】本発明の実施形態1に係る光コネクタプラグの
平面図及び断面図である。
【図3】本発明の実施形態1に係るアダプタの一部を切
り欠いた斜視図である。
【図4】本発明の実施形態2に係るフェルール用筒状体
の断面図である。
【図5】本発明の実施形態3に係るフェルール用筒状体
の断面図である。
【図6】本発明の実施形態3に係るフェルール用筒状体
の製造工程を示す断面図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係る実施形態1の他の
例を示すフェルールの斜視図及び断面図である。
【図8】本発明の他の実施形態に係る実施形態1の他の
例を示すフェルールの断面図である。
【符号の説明】
10 フェルール 20 フェルール用筒状体 30、30A、30B 先端部材 40、40B、40C、40D 尾部材 50 つば部材 60 光コネクタプラグ 70 光コネクタ用アダプタ 80 金型 82 コアピン 100 光ファイバ心線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバが挿入される光ファイバ挿入
    孔が形成されたフェルール用筒状体であって、 前記フェルール用筒状体が、セラミックからなる先端部
    材と、前記セラミックより低硬度の材料からなる尾部材
    とで形成されていることを特徴とするフェルール用筒状
    体。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記セラミックがジ
    ルコニアであることを特徴とするフェルール用筒状体。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記先端部材
    及び前記尾部材の一方には軸方向に突起する凸部を有す
    ると共に他方には前記凸部と嵌合する凹部を有すること
    を特徴とするフェルール用筒状体。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかのフェルール用筒
    状体と、前記フェルール用筒状体の後端部に、前記光フ
    ァイバの外周に被覆を有する光ファイバ心線を挿入可能
    な光ファイバ心線挿入孔を有すると共に外周には光コネ
    クタ用ハウジングとの位置決め用のキー溝を有するつば
    部材とを有することを特徴とするフェルール。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記尾部材の後端部
    に前記つば部材が一体的に設けられていることを特徴と
    するフェルール。
JP2000016002A 2000-01-25 2000-01-25 フェルール用筒状体及びフェルール Pending JP2001208936A (ja)

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