JP2001204849A - 軽負荷トレーニング器具 - Google Patents
軽負荷トレーニング器具Info
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- JP2001204849A JP2001204849A JP2000048550A JP2000048550A JP2001204849A JP 2001204849 A JP2001204849 A JP 2001204849A JP 2000048550 A JP2000048550 A JP 2000048550A JP 2000048550 A JP2000048550 A JP 2000048550A JP 2001204849 A JP2001204849 A JP 2001204849A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自力でかつ自分の意志で、簡単に自宅でリハ
ビリテーション運動ができ、楽しみながら安価かつ長続
可能に使用でき、そして単純な操作性と構造を持つ安全
な軽負荷トレーニング器具を提供すること。 【解決手段】 ホード2と、このボード2の下に設けら
れたキャスター3とからなり、軽負荷の外力でキャスタ
ー3が転動可能とされ、足など身体の一部をボード2上
に乗せた状態で、前記身体の一部によりボード2に軽負
荷を与えながら身体の一部の伸張及び屈曲の反復トレー
ニングを行なえ、かつ所定の場所へ持ち運び可能に構成
された、キャスター付軽(又は無)負荷エクササイズボ
ード1。
ビリテーション運動ができ、楽しみながら安価かつ長続
可能に使用でき、そして単純な操作性と構造を持つ安全
な軽負荷トレーニング器具を提供すること。 【解決手段】 ホード2と、このボード2の下に設けら
れたキャスター3とからなり、軽負荷の外力でキャスタ
ー3が転動可能とされ、足など身体の一部をボード2上
に乗せた状態で、前記身体の一部によりボード2に軽負
荷を与えながら身体の一部の伸張及び屈曲の反復トレー
ニングを行なえ、かつ所定の場所へ持ち運び可能に構成
された、キャスター付軽(又は無)負荷エクササイズボ
ード1。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、身体の機能回復運
動に好適な軽負荷トレーニング器具に関するものであ
る。
動に好適な軽負荷トレーニング器具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、老若男女を問わず、運動やトレー
ニング、練習、競技(試合)の数々の場面で、多くの障
害や外傷が起き易い。特に、小、中学生や高齢者等の事
故の場合には、その責任問題が大きく、マスコミ等で取
り上げられ、対応に苦慮している。
ニング、練習、競技(試合)の数々の場面で、多くの障
害や外傷が起き易い。特に、小、中学生や高齢者等の事
故の場合には、その責任問題が大きく、マスコミ等で取
り上げられ、対応に苦慮している。
【0003】その中でも、特に自己管理の必要なセルフ
トレーニングや、それに類する運動の場合、Over
Do(やりすぎ)による外傷や障害等を回避しなければ
ならない。
トレーニングや、それに類する運動の場合、Over
Do(やりすぎ)による外傷や障害等を回避しなければ
ならない。
【0004】以前には、全日本ゲートボール競技大会会
場で、プレーヤーが興奮の余り心臓発作を起こしたり、
死亡したりしている。又、ゴルフ場でも、プレーヤーが
同じ様な事で死亡しており、怪我や故障だけでは済まな
いケースが相当数発生しているが、余り報道されていな
い。
場で、プレーヤーが興奮の余り心臓発作を起こしたり、
死亡したりしている。又、ゴルフ場でも、プレーヤーが
同じ様な事で死亡しており、怪我や故障だけでは済まな
いケースが相当数発生しているが、余り報道されていな
い。
【0005】もともとスポーツや運動は、先に述べた様
に過負荷を体にかけながら行なうのが原則であるため、
何が起きても不思議ではないといえる。しかし、一度事
故が起きれば、水面下では主権者や考案者、学校当局
等、様々な所に責任問題が課されるので、安全性には特
に注意をする必要がある。
に過負荷を体にかけながら行なうのが原則であるため、
何が起きても不思議ではないといえる。しかし、一度事
故が起きれば、水面下では主権者や考案者、学校当局
等、様々な所に責任問題が課されるので、安全性には特
に注意をする必要がある。
【0006】又、現状では、運動やスポーツに対する国
の監督官庁が3つもあることにも問題があると考えらえ
る。文部省が日本体育協会のスポーツ全般を、厚生省が
老人スポーツ振興(ゲートボール等)を、そして労働省
が社会人アマチュアスポーツ選手をそれぞれ監督してい
て、責任があまり明確ではない。
の監督官庁が3つもあることにも問題があると考えらえ
る。文部省が日本体育協会のスポーツ全般を、厚生省が
老人スポーツ振興(ゲートボール等)を、そして労働省
が社会人アマチュアスポーツ選手をそれぞれ監督してい
て、責任があまり明確ではない。
【0007】上記のような事情なので、主催者側や指導
者側は、特に運動の強度や運動量の設定を実際には20
%〜30%程度、割引いて指導し、事故が起きないよう
にしているのが実情である。
者側は、特に運動の強度や運動量の設定を実際には20
%〜30%程度、割引いて指導し、事故が起きないよう
にしているのが実情である。
【0008】健康と適度な運動とは密接な相互関係にあ
る。しかし、高齢化社会となり、年齢からくる筋力及び
体力の低下が原因で、立ったり、座ったりすることすら
苦痛になったり、歩行も十分できない人が増えて来てい
ることや、健康体でも怪我や故障で治療中のために運動
不足で、筋力が低下する人、又、各種の障害のために運
動に容易に参加できない人達が増加しつつあるので、リ
ハビリテーション(機能回復)運動が盛んに行なわれて
いる。
る。しかし、高齢化社会となり、年齢からくる筋力及び
体力の低下が原因で、立ったり、座ったりすることすら
苦痛になったり、歩行も十分できない人が増えて来てい
ることや、健康体でも怪我や故障で治療中のために運動
不足で、筋力が低下する人、又、各種の障害のために運
動に容易に参加できない人達が増加しつつあるので、リ
ハビリテーション(機能回復)運動が盛んに行なわれて
いる。
【0009】しかし、このリハビリテーション運動は、
身体に何らかの負荷(自己の体重、機械、重り等)をか
けて、心肺機能の向上、筋力、柔軟性、持久力のアップ
を図るものである。
身体に何らかの負荷(自己の体重、機械、重り等)をか
けて、心肺機能の向上、筋力、柔軟性、持久力のアップ
を図るものである。
【0010】実際、若い人のみならず高齢の方にとって
も、運動といえば、最近新聞紙上で発表された「お年寄
りも体が不自由でも座ったままでゆったりテンポでみん
なの体操」という記事や、戦後続いているラジオ体操第
一及び第二を見てもわかるように、基本的には、運動姿
勢が立ち姿勢であり、中には椅子に座って行なう体操も
あるが、全体的に体重が負荷になる運動である。
も、運動といえば、最近新聞紙上で発表された「お年寄
りも体が不自由でも座ったままでゆったりテンポでみん
なの体操」という記事や、戦後続いているラジオ体操第
一及び第二を見てもわかるように、基本的には、運動姿
勢が立ち姿勢であり、中には椅子に座って行なう体操も
あるが、全体的に体重が負荷になる運動である。
【0011】一般的には、年をとると共に足や腰の衰え
や、肩の関節周辺の動き等の悪さが目立つ。それは、何
をするにしても、人が二本の足で重力に逆らって立って
いることにより、足腰が年齢とともに弱って来るためで
ある。
や、肩の関節周辺の動き等の悪さが目立つ。それは、何
をするにしても、人が二本の足で重力に逆らって立って
いることにより、足腰が年齢とともに弱って来るためで
ある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】身体に負荷をかける従
来の運動方法は、自己の体重すら負担になっている寝た
きり老人や、自宅から自力で外出できない人達などには
不適なものである。
来の運動方法は、自己の体重すら負担になっている寝た
きり老人や、自宅から自力で外出できない人達などには
不適なものである。
【0013】また、従来、それらの者にとって、寝た
り、ただ横になって行なう運動は、単調な割には体に負
荷がかなりかかるので、体がつらくて、飽きがすぐに来
てしまい、あまり真剣に取り組めるものではない。つま
り、自宅から自力で動けない要介護者などにとって、少
なくとも運動機能や心肺機能の衰退を遅らせるリハビリ
テーションの機会すらほとんどない。
り、ただ横になって行なう運動は、単調な割には体に負
荷がかなりかかるので、体がつらくて、飽きがすぐに来
てしまい、あまり真剣に取り組めるものではない。つま
り、自宅から自力で動けない要介護者などにとって、少
なくとも運動機能や心肺機能の衰退を遅らせるリハビリ
テーションの機会すらほとんどない。
【0014】しかも、従来のリハビリテーション用の器
具は大型で重く、持ち運びが手軽にできない上に、扱い
ようによってはとても危険で、補助者がいないと扱えな
いものも多い。又、操作も複雑で、お年寄が1人で安全
に扱うことはできない。
具は大型で重く、持ち運びが手軽にできない上に、扱い
ようによってはとても危険で、補助者がいないと扱えな
いものも多い。又、操作も複雑で、お年寄が1人で安全
に扱うことはできない。
【0015】そこで、本発明の目的は、自力でかつ自分
の意志で、簡単に自宅でリハビリテーション運動がで
き、楽しみながら安価でかつ長続き可能に使用でき、そ
して単純な操作性と構造を持つ安全な軽負荷トレーニン
グ器具を提供することを目的としている。
の意志で、簡単に自宅でリハビリテーション運動がで
き、楽しみながら安価でかつ長続き可能に使用でき、そ
して単純な操作性と構造を持つ安全な軽負荷トレーニン
グ器具を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、ボード
と、このボード下に設けられた転動体とからなり、軽負
荷の外力で前記転動体が転動可能とされ、身体の一部を
前記ボード上に乗せた状態で、前記身体の一部により前
記ボードに前記軽負荷を与えながら前記身体の一部の伸
張及び屈曲の反復トレーニングを行なえ、かつ所定の場
所へ持ち運び可能に構成された、軽負荷トレーニング器
具に係るものである。
と、このボード下に設けられた転動体とからなり、軽負
荷の外力で前記転動体が転動可能とされ、身体の一部を
前記ボード上に乗せた状態で、前記身体の一部により前
記ボードに前記軽負荷を与えながら前記身体の一部の伸
張及び屈曲の反復トレーニングを行なえ、かつ所定の場
所へ持ち運び可能に構成された、軽負荷トレーニング器
具に係るものである。
【0017】本発明の軽負荷トレーニング器具によれ
ば、動力を使う高価で大型のマシンや、重くて持ち運び
が困難な機器ではなく、安価で、簡単に持ち運べるよう
な小型軽量であり、又、単純な操作性をもつので、老人
などでも自宅で安全に1人でも扱えるようになる。そし
て、自力で(つまり自分の意志で)動きをコントロール
でき、更に重要関節部位の可動域内(Range of Motion
−R.O.M.) で運動でき、身体に痛みがある場合には本人
が痛みを感じない範囲で自分で器具の動きを止めること
ができる。
ば、動力を使う高価で大型のマシンや、重くて持ち運び
が困難な機器ではなく、安価で、簡単に持ち運べるよう
な小型軽量であり、又、単純な操作性をもつので、老人
などでも自宅で安全に1人でも扱えるようになる。そし
て、自力で(つまり自分の意志で)動きをコントロール
でき、更に重要関節部位の可動域内(Range of Motion
−R.O.M.) で運動でき、身体に痛みがある場合には本人
が痛みを感じない範囲で自分で器具の動きを止めること
ができる。
【0018】又、トレーニングの姿勢は、本来人間が一
番楽な姿勢である寝たり、横になったりしたままでトレ
ーニングができるので、体重等はほとんど負荷にならな
い。この場合でも、転動体の存在によって、自由に身体
の伸張、屈曲を行なえるために、飽きることなしにトレ
ーニングが可能となる。
番楽な姿勢である寝たり、横になったりしたままでトレ
ーニングができるので、体重等はほとんど負荷にならな
い。この場合でも、転動体の存在によって、自由に身体
の伸張、屈曲を行なえるために、飽きることなしにトレ
ーニングが可能となる。
【0019】そして、このトレーニング器具は、肩、
肘、手首、腰部、膝、足首等の関節にかかわる靱帯、
腱、筋肉等の柔軟性を向上させ、関節部位の可動域を拡
大する、つまり衰え始めた筋肉をリフレッシュし、その
衰退を阻止することができる。
肘、手首、腰部、膝、足首等の関節にかかわる靱帯、
腱、筋肉等の柔軟性を向上させ、関節部位の可動域を拡
大する、つまり衰え始めた筋肉をリフレッシュし、その
衰退を阻止することができる。
【0020】又、怪我や故障でリハビリテーション中の
人の運動不足による筋力低下の防止や、競技者のウォー
ミングアップ、クーリングダウン、インターバルエクサ
サイズ等にも役立つ。
人の運動不足による筋力低下の防止や、競技者のウォー
ミングアップ、クーリングダウン、インターバルエクサ
サイズ等にも役立つ。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図面の参照下に具体的に説明する。
態を図面の参照下に具体的に説明する。
【0022】まず、図1は、本発明に基づくキャスター
付無負荷エクササイズボード1の斜視図であり、図2は
その平面図、図3はその底面図、図4はその側面図であ
る。
付無負荷エクササイズボード1の斜視図であり、図2は
その平面図、図3はその底面図、図4はその側面図であ
る。
【0023】ボード2には、キャスター3と、流れ止め
取付け穴5と、ヘルプ棒フック用穴4とが設けられてい
る。流れ止め取付け穴5はボード2の長辺の中央端付近
に設けられており、ヘルプ棒フック用穴4はボード2の
平面の各隅付近に設けられている。また、キャスター3
はボード2の底面の4隅に設けられている。
取付け穴5と、ヘルプ棒フック用穴4とが設けられてい
る。流れ止め取付け穴5はボード2の長辺の中央端付近
に設けられており、ヘルプ棒フック用穴4はボード2の
平面の各隅付近に設けられている。また、キャスター3
はボード2の底面の4隅に設けられている。
【0024】流れ止め取付け穴5はボード2を貫通して
いて、流れ止めの手段が取り付けられるようになってい
る。そして、ここに流れ止めの手段を取付けてエクササ
イズボード1の動きを制御する。又、ヘルプ棒フック用
穴4はボード2を貫通しておらず、図5に示すヘルプ棒
19のフック18がかかるだけの穴となっている。
いて、流れ止めの手段が取り付けられるようになってい
る。そして、ここに流れ止めの手段を取付けてエクササ
イズボード1の動きを制御する。又、ヘルプ棒フック用
穴4はボード2を貫通しておらず、図5に示すヘルプ棒
19のフック18がかかるだけの穴となっている。
【0025】このように構成されたキャスター付無負荷
エクササイズボード1を用い、要介護者などの使用者が
リハビリテーション運動を1人で行なう時は、エクササ
イズボード1に身体の一部を載置し、エクササイズボー
ド1に軽く力を加え、キャスター3の転動によって反復
運動させる。例えば、前後又は左右へ直線的に往復動さ
せて、リハビリテーション運動を行なう。
エクササイズボード1を用い、要介護者などの使用者が
リハビリテーション運動を1人で行なう時は、エクササ
イズボード1に身体の一部を載置し、エクササイズボー
ド1に軽く力を加え、キャスター3の転動によって反復
運動させる。例えば、前後又は左右へ直線的に往復動さ
せて、リハビリテーション運動を行なう。
【0026】しかし、助手が居て、2人以上で行なう時
は、助手が図5に示すような先端にフック18のついた
ヘルプ棒19を用い、ボード2の平面にあるヘルプ棒フ
ック用穴4にフック18を差し込み、エクササイズボー
ド1の反復移動を要介護者にかわってヘルプ棒19によ
り制御し、安全なリハビリテーション運動を行なう。
は、助手が図5に示すような先端にフック18のついた
ヘルプ棒19を用い、ボード2の平面にあるヘルプ棒フ
ック用穴4にフック18を差し込み、エクササイズボー
ド1の反復移動を要介護者にかわってヘルプ棒19によ
り制御し、安全なリハビリテーション運動を行なう。
【0027】又、ヘルプ棒19は伸び縮みできるような
構造にして、要介護者等の使用者が1人の時でも扱える
ようにもできる。
構造にして、要介護者等の使用者が1人の時でも扱える
ようにもできる。
【0028】なお、キャスター付無負荷エクササイズボ
ード1の上には乗らない方がよいが、それは、エクササ
イズボード1が不意に移動してころんで怪我をしたり、
部品を破損しないようにするためである。このリハビリ
テーション運動は無負荷又は軽負荷のため、1人で楽に
簡単にできるが、やり過ぎると酷使症候群をおこす恐れ
がある。もし、エクササイズボード1に細工をする(例
えば手や足を固定する物をつける)と、キャスター付軽
負荷エクササイズボード1がひっくり返ったり、手足が
エクササイズボード1上からはずれてしまう時に、無理
な負荷が手足に加わってしまうことになり、怪我をす
る。もしキャスター付軽負荷エクササイズボード1が制
御できず、流れて困る時には、流れ止め取付け穴5にひ
もを通してつけ、流れを防止できる。
ード1の上には乗らない方がよいが、それは、エクササ
イズボード1が不意に移動してころんで怪我をしたり、
部品を破損しないようにするためである。このリハビリ
テーション運動は無負荷又は軽負荷のため、1人で楽に
簡単にできるが、やり過ぎると酷使症候群をおこす恐れ
がある。もし、エクササイズボード1に細工をする(例
えば手や足を固定する物をつける)と、キャスター付軽
負荷エクササイズボード1がひっくり返ったり、手足が
エクササイズボード1上からはずれてしまう時に、無理
な負荷が手足に加わってしまうことになり、怪我をす
る。もしキャスター付軽負荷エクササイズボード1が制
御できず、流れて困る時には、流れ止め取付け穴5にひ
もを通してつけ、流れを防止できる。
【0029】なお、ヘルプ棒フック用穴4及び流れ止め
取付け穴5は、エクササイズボード1を助手や本人が有
効かつ安全に制御できるのであれば、設置の位置、個数
等は制限されない。又、流れ止めの手段は、ひもの他
に、ロープやチェーン等の手段に変えることも可能であ
る。
取付け穴5は、エクササイズボード1を助手や本人が有
効かつ安全に制御できるのであれば、設置の位置、個数
等は制限されない。又、流れ止めの手段は、ひもの他
に、ロープやチェーン等の手段に変えることも可能であ
る。
【0030】さらに、ヘルプ棒フック用穴4及び流れ止
め取付け穴5は、穴である必要はなく、ボルトや環状の
サドル等でも用いることができる。
め取付け穴5は、穴である必要はなく、ボルトや環状の
サドル等でも用いることができる。
【0031】エクササイズボード1の形状は、本実施の
形態のような長方形に限らず、正方形や円形、菱形等、
安全で有効であればどの形でもよい。なお、一例として
図1〜図4の場合は、幅300mm、奥行170mm、
厚さ35mmのボードを用いることができる。軽負荷エ
クササイズボード1の材質は、木、プラスチック、合
板、ステンレス、鉄等であって、限定されずに用いるこ
とができる。キャスター3はダブル車輪やナイロン車輪
等、エクササイズボード1が滑らかに移動できるなら
ば、種類や数は限定されない。エクササイズボード1の
サイズや重量も、軽負荷ならば自由に変えられる。又、
ボード2には、カウンターやタイマー等を付属させても
よい。なお、2人で協力する時に使用するフック18付
きヘルプ棒19であるが、材質、長さ、形状は問わな
い。又、伸縮自在でもよい。なお、一例として長さ50
0mmのものを図5に示す。
形態のような長方形に限らず、正方形や円形、菱形等、
安全で有効であればどの形でもよい。なお、一例として
図1〜図4の場合は、幅300mm、奥行170mm、
厚さ35mmのボードを用いることができる。軽負荷エ
クササイズボード1の材質は、木、プラスチック、合
板、ステンレス、鉄等であって、限定されずに用いるこ
とができる。キャスター3はダブル車輪やナイロン車輪
等、エクササイズボード1が滑らかに移動できるなら
ば、種類や数は限定されない。エクササイズボード1の
サイズや重量も、軽負荷ならば自由に変えられる。又、
ボード2には、カウンターやタイマー等を付属させても
よい。なお、2人で協力する時に使用するフック18付
きヘルプ棒19であるが、材質、長さ、形状は問わな
い。又、伸縮自在でもよい。なお、一例として長さ50
0mmのものを図5に示す。
【0032】さらに、運動回数については、運動のやり
すぎからくる酷使症候群を避けるため、各部位とも、最
初は10回×3セットから始める。そして、セットの間
に1分間位の休憩をとる。これがクリアできたら、次に
20回×3セット、30回×3セット、40回×3セッ
ト、50回×3セットと順次増やして行く。
すぎからくる酷使症候群を避けるため、各部位とも、最
初は10回×3セットから始める。そして、セットの間
に1分間位の休憩をとる。これがクリアできたら、次に
20回×3セット、30回×3セット、40回×3セッ
ト、50回×3セットと順次増やして行く。
【0033】又、時間で設定する場合は、各部位とも1
回を2分から始め、それがクリアできたら、3分、4
分、5分へと増やして行く。しかし、最大でも5分以上
続けて、同じ運動を行なわないようにするのがよい。そ
して、1つの部位の運動が終わったら、1分間位の休憩
をとる。
回を2分から始め、それがクリアできたら、3分、4
分、5分へと増やして行く。しかし、最大でも5分以上
続けて、同じ運動を行なわないようにするのがよい。そ
して、1つの部位の運動が終わったら、1分間位の休憩
をとる。
【0034】なお、この運動は、1日に上限を2〜3回
とする。なお、風邪を引いている時など体調が悪い時は
休むようにする。最後に、1回の運動が全て終わった
ら、おしりをつき、図6のように両膝17を立てて、両
腕7で膝17をかかえこみ、1分間静かにする。
とする。なお、風邪を引いている時など体調が悪い時は
休むようにする。最後に、1回の運動が全て終わった
ら、おしりをつき、図6のように両膝17を立てて、両
腕7で膝17をかかえこみ、1分間静かにする。
【0035】そして、このリハビリテーション運動を行
なう身体の部位は、腰部11の周辺や膝17の関節、足
15の関節、及び肩12の関節、そして、図7のように
肘8や手9の関節21、首20等とする。
なう身体の部位は、腰部11の周辺や膝17の関節、足
15の関節、及び肩12の関節、そして、図7のように
肘8や手9の関節21、首20等とする。
【0036】図6〜図15からわかる様に、キャスター
付無負荷エクササイズボード1の上には、手9や足15
が乗る為、軽負荷ではあるが、各部位の固体としての重
量(負荷)は少しある。それで、過負荷運動に対して
「軽負荷」という表現をするが、この軽負荷(又は無負
荷)が特徴である。
付無負荷エクササイズボード1の上には、手9や足15
が乗る為、軽負荷ではあるが、各部位の固体としての重
量(負荷)は少しある。それで、過負荷運動に対して
「軽負荷」という表現をするが、この軽負荷(又は無負
荷)が特徴である。
【0037】なお、実測したデータによると、寝た状態
で1本の腕7をエクササイズボード1に乗せると、50
0g〜2.5kgとなり、1本の脚14を乗せると、
2.0kg〜10.0kgとなる。これによると、腕7
や脚14の重さは個人差が大きく、負荷も多少かわる。
で1本の腕7をエクササイズボード1に乗せると、50
0g〜2.5kgとなり、1本の脚14を乗せると、
2.0kg〜10.0kgとなる。これによると、腕7
や脚14の重さは個人差が大きく、負荷も多少かわる。
【0038】また、トレーニングの姿勢も寝た状態だけ
でなく、可能ならば正座をしてもよい。
でなく、可能ならば正座をしてもよい。
【0039】例えば、図6に示すように、床16に仰向
けになった人体の足15の下にエクササイズボード1を
置き、エクササイズボード1を人体に沿って前後(B)
のようにゆっくりと反復移動させると、これに連係して
膝17が(A)のように反復移動し、それと共に足首2
1や股関節13等も動く。なお、この運動は、脚14を
両方そろえて行なってもよいし、片方ずつ行なってもよ
い。これは、主に膝17のリハビリテーション運動とな
る。
けになった人体の足15の下にエクササイズボード1を
置き、エクササイズボード1を人体に沿って前後(B)
のようにゆっくりと反復移動させると、これに連係して
膝17が(A)のように反復移動し、それと共に足首2
1や股関節13等も動く。なお、この運動は、脚14を
両方そろえて行なってもよいし、片方ずつ行なってもよ
い。これは、主に膝17のリハビリテーション運動とな
る。
【0040】次に、図7のように、仰向けになった人体
の上半身の手9の下にエクササイズボード1を置き、こ
れを腰11付近から頭6の上付近にかけて(C)のよう
にゆっくり大きく旋回反復移動させると、これと連係し
て(D)に示すように肘8や肩12が反復移動する。こ
れは、主に肩12や肘8のリハビリテーション運動とな
る。
の上半身の手9の下にエクササイズボード1を置き、こ
れを腰11付近から頭6の上付近にかけて(C)のよう
にゆっくり大きく旋回反復移動させると、これと連係し
て(D)に示すように肘8や肩12が反復移動する。こ
れは、主に肩12や肘8のリハビリテーション運動とな
る。
【0041】次に、図8のように、仰向けになった人体
の足15を両方共そろえ、その下にエクササイズボード
1を置き、腰11を中心として(E)のように体の左右
にゆっくり大きく旋回反復移動させると、これと連係し
て脚14全体が(F)のように反復移動する。これは、
主に腰11のリハビリテーション運動となる。
の足15を両方共そろえ、その下にエクササイズボード
1を置き、腰11を中心として(E)のように体の左右
にゆっくり大きく旋回反復移動させると、これと連係し
て脚14全体が(F)のように反復移動する。これは、
主に腰11のリハビリテーション運動となる。
【0042】同じように、図9では、仰向けになった人
体の片足15の下にエクササイズボード1を置き、腰1
1を中心として(G)のように片足ずつ体の外側に向か
ってゆっくり大きく旋回反復移動させると、これと連係
して脚14全体が(H)のように反復移動する。これ
は、主に股関節13のリハビリテーション運動となる。
体の片足15の下にエクササイズボード1を置き、腰1
1を中心として(G)のように片足ずつ体の外側に向か
ってゆっくり大きく旋回反復移動させると、これと連係
して脚14全体が(H)のように反復移動する。これ
は、主に股関節13のリハビリテーション運動となる。
【0043】次に、図10は、図11及び図12の運動
を側面からみたものである。図10では、人が床16に
正座し、すこし前かがみになりながら伸ばした手9をエ
クササイズボード1の上に乗せて、ゆっくりと反復移動
を行なう。
を側面からみたものである。図10では、人が床16に
正座し、すこし前かがみになりながら伸ばした手9をエ
クササイズボード1の上に乗せて、ゆっくりと反復移動
を行なう。
【0044】そして、図11のように、エクササイズボ
ード1に手9を両方置いて(I)のように正座したまま
横へ平行に直線反復移動をさせると、これと連係して
(J)のように肘8が反復移動し、それと共に肩12や
手首21等が動く。これは、主として肩12や肘8のリ
ハビリテーション運動となる。
ード1に手9を両方置いて(I)のように正座したまま
横へ平行に直線反復移動をさせると、これと連係して
(J)のように肘8が反復移動し、それと共に肩12や
手首21等が動く。これは、主として肩12や肘8のリ
ハビリテーション運動となる。
【0045】又、図12も図11と同様で、エクササイ
ズボード1に両手9を置いて、正座したまま体を中心に
円を描くように大きくゆっくりと、(K)のように体側
までエクササイズボード1を旋回させて反復移動を行な
う。これに連係して(L)のように、肘8が反復移動
し、それと共に肩12も動く。これは、主として腕7全
体のリハビリテーション運動となる。
ズボード1に両手9を置いて、正座したまま体を中心に
円を描くように大きくゆっくりと、(K)のように体側
までエクササイズボード1を旋回させて反復移動を行な
う。これに連係して(L)のように、肘8が反復移動
し、それと共に肩12も動く。これは、主として腕7全
体のリハビリテーション運動となる。
【0046】次に、図13は、図14の運動を側面から
みたものである。図13では、人が床16に正座し、す
こし前かがみになりながら伸ばした手9をエクササイズ
ボード1の上に乗せて、ゆっくりと反復運動を行なう。
みたものである。図13では、人が床16に正座し、す
こし前かがみになりながら伸ばした手9をエクササイズ
ボード1の上に乗せて、ゆっくりと反復運動を行なう。
【0047】そして、図14のように、エクササイズボ
ード1に手9を置いて(N)のように体の側方で前後に
反復移動させると、これと連係して(M)のように肘8
が反復移動し、それと共に手首21や肩12が動く。こ
れは、主として肘8のリハビリテーション運動になる。
ード1に手9を置いて(N)のように体の側方で前後に
反復移動させると、これと連係して(M)のように肘8
が反復移動し、それと共に手首21や肩12が動く。こ
れは、主として肘8のリハビリテーション運動になる。
【0048】図15では、仰向けに寝ている人の頭6の
下にエクササイズボード1を置く。そして(O)のよう
に、エクササイズボード1を体を中心に左右にゆっくり
旋回反復移動させる。これと連係して、首20及び頭6
が反復移動する。これは、主として首20のリハビリテ
ーション運動となる。
下にエクササイズボード1を置く。そして(O)のよう
に、エクササイズボード1を体を中心に左右にゆっくり
旋回反復移動させる。これと連係して、首20及び頭6
が反復移動する。これは、主として首20のリハビリテ
ーション運動となる。
【0049】上記の各部位より、脚14と腕7を選んで
リハビリテーション運動を実施した。
リハビリテーション運動を実施した。
【0050】まず、条件として、過負荷は全く考えず
に、心拍数と回数、或いは、心拍数と時間を基本に運動
量を設定した。
に、心拍数と回数、或いは、心拍数と時間を基本に運動
量を設定した。
【0051】過去の実験データから判断すると、人が寝
た状態で安静にして測定した1分間の心拍数や、寝たま
まで何か運動した時の心拍数は、起き上がって椅子に座
ったり、あるいは立ったりして運動した時の心拍数より
上がらないのが特長であった。これは、寝た状態であれ
ば、エクササイズボード1のような補助器具を使った運
動を行なっても、心臓に負担をかけないことを実証し
た。
た状態で安静にして測定した1分間の心拍数や、寝たま
まで何か運動した時の心拍数は、起き上がって椅子に座
ったり、あるいは立ったりして運動した時の心拍数より
上がらないのが特長であった。これは、寝た状態であれ
ば、エクササイズボード1のような補助器具を使った運
動を行なっても、心臓に負担をかけないことを実証し
た。
【0052】実際に、寝た状態で測定した心拍数は70
/minであったが、エクササイズボード1に脚を乗せ
て運動(図8参照)を開始した後に測定した心拍数はM
ax(最高)で90/minまで上昇した。又、図7の
ように腕の運動の時は心拍数のMax(最高)は80/
minであった。しかし、椅子に座ったり、立った姿勢
でエクササイズボード1を使わないで同じ動作を同じ回
数行なって測定した時には、心拍数が脚の時で20〜4
0/minも多くなり、腕の時でも10〜20/min
も多くなった。
/minであったが、エクササイズボード1に脚を乗せ
て運動(図8参照)を開始した後に測定した心拍数はM
ax(最高)で90/minまで上昇した。又、図7の
ように腕の運動の時は心拍数のMax(最高)は80/
minであった。しかし、椅子に座ったり、立った姿勢
でエクササイズボード1を使わないで同じ動作を同じ回
数行なって測定した時には、心拍数が脚の時で20〜4
0/minも多くなり、腕の時でも10〜20/min
も多くなった。
【0053】この結果から、エクササイズボード1を使
ったリハビリテーション運動の方が、補助器具を何も使
わないよりも、老人などにとって負担が少なく、軽い負
荷のみでリハビリテーション運動を行なえ、安全性も高
いことがわかった。又、心拍数を増やさないので、弱っ
ている心肺機能に負担をさらにかけることもなくなり、
リハビリテーション運動を身体の安全を図りつつ行なえ
るようになった。また、無負荷運動であるから、筋力ア
ップには大してならないが、運動機能や心肺機能の衰退
を遅らせる効果は十分にあり、これがこのエクササイズ
ボード1とその使用の特長である。
ったリハビリテーション運動の方が、補助器具を何も使
わないよりも、老人などにとって負担が少なく、軽い負
荷のみでリハビリテーション運動を行なえ、安全性も高
いことがわかった。又、心拍数を増やさないので、弱っ
ている心肺機能に負担をさらにかけることもなくなり、
リハビリテーション運動を身体の安全を図りつつ行なえ
るようになった。また、無負荷運動であるから、筋力ア
ップには大してならないが、運動機能や心肺機能の衰退
を遅らせる効果は十分にあり、これがこのエクササイズ
ボード1とその使用の特長である。
【0054】次に、本発明の他の好ましい実施の形態を
図16〜図31の参照下に具体的に説明する。
図16〜図31の参照下に具体的に説明する。
【0055】まず、図16は、キャスター付軽負荷エク
ササイズボード51の斜視図であり、図17はその平面
図、図18はその側面図である。
ササイズボード51の斜視図であり、図17はその平面
図、図18はその側面図である。
【0056】ボード52には、キャスター3と、流れ止
め取付け穴5と、手足を載せるための手足載置部26
と、ヘルプ棒フック用穴4とが設けられている。流れ止
め取付け穴5はボード52の長辺の中央端凹状部29底
付近に設けられており、ヘルプ棒フック用穴4はボード
52の平面の各隅付近に設けられている。また、キャス
ター3はボード52の底面の4隅に設けられている。
又、手足載置部26は、ボード52の上面中央付近を凹
状にくり抜いたもので、運動中に、そこに置いた手足が
容易にボード52から飛び出さないようにする。
め取付け穴5と、手足を載せるための手足載置部26
と、ヘルプ棒フック用穴4とが設けられている。流れ止
め取付け穴5はボード52の長辺の中央端凹状部29底
付近に設けられており、ヘルプ棒フック用穴4はボード
52の平面の各隅付近に設けられている。また、キャス
ター3はボード52の底面の4隅に設けられている。
又、手足載置部26は、ボード52の上面中央付近を凹
状にくり抜いたもので、運動中に、そこに置いた手足が
容易にボード52から飛び出さないようにする。
【0057】流れ止め取付け穴5はボード52を貫通し
ていて、流れ止めの手段が取り付けられるようになって
いる。そして、ここに流れ止めの手段を取付けてエクサ
サイズボード51の動きを制御する。又、ヘルプ棒フッ
ク用穴4はボード2を貫通しておらず、図5に示すヘル
プ棒19のフック18がかかるだけの穴となっている。
なお、凹状部29は角を丸くしてもよいし、深さや幅も
自由に変えてよい。
ていて、流れ止めの手段が取り付けられるようになって
いる。そして、ここに流れ止めの手段を取付けてエクサ
サイズボード51の動きを制御する。又、ヘルプ棒フッ
ク用穴4はボード2を貫通しておらず、図5に示すヘル
プ棒19のフック18がかかるだけの穴となっている。
なお、凹状部29は角を丸くしてもよいし、深さや幅も
自由に変えてよい。
【0058】このように構成されたキャスター付無負荷
エクササイズボード51を用い、要介護者などの使用者
がリハビリテーション運動を1人で行なう時は、エクサ
サイズボード51の手足載置部26に片手や片足、又は
頭といった身体の一部を載置し、エクササイズボード5
1に軽く力を加え、キャスター3の転動によって反復運
動させる。例えば、前後又は左右へ直線的に往復動させ
て、リハビリテーション運動を行なう。
エクササイズボード51を用い、要介護者などの使用者
がリハビリテーション運動を1人で行なう時は、エクサ
サイズボード51の手足載置部26に片手や片足、又は
頭といった身体の一部を載置し、エクササイズボード5
1に軽く力を加え、キャスター3の転動によって反復運
動させる。例えば、前後又は左右へ直線的に往復動させ
て、リハビリテーション運動を行なう。
【0059】しかし、助手が居て、2人以上で行なう時
は、助手が図5に示すような先端にフック18のついた
ヘルプ棒19を用い、ボード52の平面にあるヘルプ棒
フック用穴4にフック18を差し込み、エクササイズボ
ード51の反復移動を要介護者にかわってヘルプ棒19
により制御し、安全なリハビリテーション運動を行な
う。
は、助手が図5に示すような先端にフック18のついた
ヘルプ棒19を用い、ボード52の平面にあるヘルプ棒
フック用穴4にフック18を差し込み、エクササイズボ
ード51の反復移動を要介護者にかわってヘルプ棒19
により制御し、安全なリハビリテーション運動を行な
う。
【0060】又、ヘルプ棒19は伸び縮みできるような
構造にして、要介護者等の使用者が1人の時でも扱える
ようにもできる。
構造にして、要介護者等の使用者が1人の時でも扱える
ようにもできる。
【0061】なお、キャスター付無負荷エクササイズボ
ード51の上には乗らない方がよいが、それは、エクサ
サイズボード51が不意に移動してころんで怪我をした
り、部品を破損しないようにするためである。このリハ
ビリテーション運動は無負荷又は軽負荷のため、1人で
楽に簡単にできるが、やり過ぎると酷使症候群をおこす
恐れがある。もし、エクササイズボード51に細工をす
る(例えば手や足を固定する物をつける)と、キャスタ
ー付軽負荷エクササイズボード51がひっくり返った
り、手足がエクササイズボード51上からはずれてしま
う時に、無理な負荷が手足に加わってしまうことにな
り、怪我をする。もしキャスター付軽負荷エクササイズ
ボード51が制御できず、流れて困る時には、流れ止め
取付け穴5にひもを通してつけ、流れを防止できる。
又、どの方向からでも指や足をかけられる溝や取手等を
設けてもよい。
ード51の上には乗らない方がよいが、それは、エクサ
サイズボード51が不意に移動してころんで怪我をした
り、部品を破損しないようにするためである。このリハ
ビリテーション運動は無負荷又は軽負荷のため、1人で
楽に簡単にできるが、やり過ぎると酷使症候群をおこす
恐れがある。もし、エクササイズボード51に細工をす
る(例えば手や足を固定する物をつける)と、キャスタ
ー付軽負荷エクササイズボード51がひっくり返った
り、手足がエクササイズボード51上からはずれてしま
う時に、無理な負荷が手足に加わってしまうことにな
り、怪我をする。もしキャスター付軽負荷エクササイズ
ボード51が制御できず、流れて困る時には、流れ止め
取付け穴5にひもを通してつけ、流れを防止できる。
又、どの方向からでも指や足をかけられる溝や取手等を
設けてもよい。
【0062】なお、ヘルプ棒フック用穴4及び流れ止め
取付け穴5は、エクササイズボード51を助手や本人が
有効かつ安全に制御できるのであれば、設置の位置、個
数等は制限されない。又、流れ止めの手段は、ひもの他
に、ロープやチェーン等の手段に変えることも可能であ
る。
取付け穴5は、エクササイズボード51を助手や本人が
有効かつ安全に制御できるのであれば、設置の位置、個
数等は制限されない。又、流れ止めの手段は、ひもの他
に、ロープやチェーン等の手段に変えることも可能であ
る。
【0063】さらに、ヘルプ棒フック用穴4及び流れ止
め取付け穴5は、穴である必要はなく、ボルトや環状の
サドル等でも用いることができる。
め取付け穴5は、穴である必要はなく、ボルトや環状の
サドル等でも用いることができる。
【0064】エクササイズボード51の形状は、本実施
の形態のような長方形に限らず、正方形や円形、菱形
等、安全で有効であればどの形でもよい。又、角を丸く
したり、側面に緩衝材を設けてもよい。なお、一例とし
て図16〜図18の場合は、幅300mm、奥行170
mm、厚さ35mmのボードを用いることができる。軽
負荷エクササイズボード51の材質は、木、プラスチッ
ク、合板、ステンレス、鉄等であって、限定されずに用
いることができる。キャスター3はダブル車輪やナイロ
ン車輪等、エクササイズボード51が滑らかに移動でき
るならば、種類や数は限定されない。エクササイズボー
ド51のサイズや重量も、軽負荷ならば自由に変えられ
る。又、ボード52には、カウンターやタイマー等を付
属させてもよい。なお、2人で協力する時に使用するフ
ック18付きヘルプ棒19であるが、材質、長さ、形状
は問わない。又、伸縮自在でもよい。なお、一例として
長さ500mmのものを図5に示す。
の形態のような長方形に限らず、正方形や円形、菱形
等、安全で有効であればどの形でもよい。又、角を丸く
したり、側面に緩衝材を設けてもよい。なお、一例とし
て図16〜図18の場合は、幅300mm、奥行170
mm、厚さ35mmのボードを用いることができる。軽
負荷エクササイズボード51の材質は、木、プラスチッ
ク、合板、ステンレス、鉄等であって、限定されずに用
いることができる。キャスター3はダブル車輪やナイロ
ン車輪等、エクササイズボード51が滑らかに移動でき
るならば、種類や数は限定されない。エクササイズボー
ド51のサイズや重量も、軽負荷ならば自由に変えられ
る。又、ボード52には、カウンターやタイマー等を付
属させてもよい。なお、2人で協力する時に使用するフ
ック18付きヘルプ棒19であるが、材質、長さ、形状
は問わない。又、伸縮自在でもよい。なお、一例として
長さ500mmのものを図5に示す。
【0065】次に、図19は、他のキャスター付無負荷
エクササイズボード61の斜視図であり、図20はその
平面図、図21はその側面図である。
エクササイズボード61の斜視図であり、図20はその
平面図、図21はその側面図である。
【0066】ボード62には、キャスター3と、流れ止
め取付け穴5と、手足をそれぞれ載せるための手足載置
部26を2ケ所と、ヘルプ棒フック用穴4とが設けられ
ている。流れ止め取付け穴5はボード62の長辺の中央
端付近に設けられており、ヘルプ棒フック用穴4はボー
ド62の平面の各隅付近に設けられている。また、キャ
スター3はボード62の底面の4隅に設けられている。
又、2ヶ所設けられた手足載置部26は、ボード62の
上面を凹状に繰り抜いたもので、運動中に、そこに置い
た手足が容易にボード62より飛び出さないようにす
る。
め取付け穴5と、手足をそれぞれ載せるための手足載置
部26を2ケ所と、ヘルプ棒フック用穴4とが設けられ
ている。流れ止め取付け穴5はボード62の長辺の中央
端付近に設けられており、ヘルプ棒フック用穴4はボー
ド62の平面の各隅付近に設けられている。また、キャ
スター3はボード62の底面の4隅に設けられている。
又、2ヶ所設けられた手足載置部26は、ボード62の
上面を凹状に繰り抜いたもので、運動中に、そこに置い
た手足が容易にボード62より飛び出さないようにす
る。
【0067】流れ止め取付け穴5はボード62を貫通し
ていて、流れ止めの手段が取り付けられるようになって
いる。そして、ここに流れ止めの手段を取付けてエクサ
サイズボード61の動きを制御する。又、ヘルプ棒フッ
ク用穴4はボード62を貫通しておらず、図5に示すヘ
ルプ棒19のフック18がかかるだけの穴となってい
る。なお、凹状部29は角を丸くしてもよく、深さや幅
や数も自由に変えられる。
ていて、流れ止めの手段が取り付けられるようになって
いる。そして、ここに流れ止めの手段を取付けてエクサ
サイズボード61の動きを制御する。又、ヘルプ棒フッ
ク用穴4はボード62を貫通しておらず、図5に示すヘ
ルプ棒19のフック18がかかるだけの穴となってい
る。なお、凹状部29は角を丸くしてもよく、深さや幅
や数も自由に変えられる。
【0068】このように構成されたキャスター付無負荷
エクササイズボード61を用い、要介護者などの使用者
がリハビリテーション運動を1人で行なう時は、エクサ
サイズボード61の手足載置部26に両手あるいは両足
といった身体の一部を載置し、エクササイズボード61
に軽く力を加え、キャスター3の転動によって反復運動
させる。例えば、前後又は左右へ直線的に往復動させ
て、リハビリテーション運動を行なう。
エクササイズボード61を用い、要介護者などの使用者
がリハビリテーション運動を1人で行なう時は、エクサ
サイズボード61の手足載置部26に両手あるいは両足
といった身体の一部を載置し、エクササイズボード61
に軽く力を加え、キャスター3の転動によって反復運動
させる。例えば、前後又は左右へ直線的に往復動させ
て、リハビリテーション運動を行なう。
【0069】しかし、助手が居て、2人以上で行なう時
は、助手が図5に示すような先端にフック18のついた
ヘルプ棒19を用い、ボード62の平面にあるヘルプ棒
フック用穴4にフック18を差し込み、エクササイズボ
ード61の反復移動を要介護者にかわってヘルプ棒19
により制御し、安全なリハビリテーション運動を行な
う。
は、助手が図5に示すような先端にフック18のついた
ヘルプ棒19を用い、ボード62の平面にあるヘルプ棒
フック用穴4にフック18を差し込み、エクササイズボ
ード61の反復移動を要介護者にかわってヘルプ棒19
により制御し、安全なリハビリテーション運動を行な
う。
【0070】又、ヘルプ棒19は伸び縮みできるような
構造にして、要介護者等の使用者が1人の時でも扱える
ようにもできる。
構造にして、要介護者等の使用者が1人の時でも扱える
ようにもできる。
【0071】なお、キャスター付無負荷エクササイズボ
ード61の上には乗らない方がよいが、それは、エクサ
サイズボード61が不意に移動してころんで怪我をした
り、部品を破損しないようにするためである。このリハ
ビリテーション運動は無負荷又は軽負荷のため、1人で
楽に簡単にできるが、やり過ぎると酷使症候群をおこす
恐れがある。もし、エクササイズボード61に細工をす
る(例えば手や足を固定する物をつける)と、キャスタ
ー付軽負荷エクササイズボード61がひっくり返った
り、手足がエクササイズボード61上からはずれてしま
う時に、無理な負荷が手足に加わってしまうことにな
り、怪我をする。もしキャスター付軽負荷エクササイズ
ボード61が制御できず、流れて困る時には、流れ止め
取付け穴5にひもを通してつけ、流れを防止できる。
又、どの方向からでも指や足をかけられる溝や取手等を
設けてもよい。
ード61の上には乗らない方がよいが、それは、エクサ
サイズボード61が不意に移動してころんで怪我をした
り、部品を破損しないようにするためである。このリハ
ビリテーション運動は無負荷又は軽負荷のため、1人で
楽に簡単にできるが、やり過ぎると酷使症候群をおこす
恐れがある。もし、エクササイズボード61に細工をす
る(例えば手や足を固定する物をつける)と、キャスタ
ー付軽負荷エクササイズボード61がひっくり返った
り、手足がエクササイズボード61上からはずれてしま
う時に、無理な負荷が手足に加わってしまうことにな
り、怪我をする。もしキャスター付軽負荷エクササイズ
ボード61が制御できず、流れて困る時には、流れ止め
取付け穴5にひもを通してつけ、流れを防止できる。
又、どの方向からでも指や足をかけられる溝や取手等を
設けてもよい。
【0072】なお、ヘルプ棒フック用穴4及び流れ止め
取付け穴5は、エクササイズボード61を助手や本人が
有効かつ安全に制御できるのであれば、設置の位置、個
数等は制限されない。又、流れ止めの手段は、ひもの他
に、ロープやチェーン等の手段に変えることも可能であ
る。
取付け穴5は、エクササイズボード61を助手や本人が
有効かつ安全に制御できるのであれば、設置の位置、個
数等は制限されない。又、流れ止めの手段は、ひもの他
に、ロープやチェーン等の手段に変えることも可能であ
る。
【0073】さらに、ヘルプ棒フック用穴4及び流れ止
め取付け穴5は、穴である必要はなく、ボルトや環状の
サドル等でも用いることができる。
め取付け穴5は、穴である必要はなく、ボルトや環状の
サドル等でも用いることができる。
【0074】エクササイズボード61の形状は、本実施
の形態のような長方形に限らず、正方形や円形、菱形
等、安全で有効であればどの形でもよい。又、角を丸く
したり、側面に緩衝材を設けてもよい。なお、一例とし
て図19〜図21の場合は、幅300mm、奥行170
mm、厚さ35mmのボードを用いることができる。軽
負荷エクササイズボード61の材質は、木、プラスチッ
ク、合板、ステンレス、鉄等であって、限定されずに用
いることができる。キャスター3はダブル車輪やナイロ
ン車輪等、エクササイズボード61が滑らかに移動でき
るならば、種類や数は限定されない。エクササイズボー
ド61のサイズや重量も、軽負荷ならば自由に変えられ
る。又、ボード62には、カウンターやタイマー等を付
属させてもよい。なお、2人で協力する時に使用するフ
ック18付きヘルプ棒19であるが、材質、長さ、形状
は問わない。又、伸縮自在でもよい。なお、一例として
長さ500mmのものを図5に示す。
の形態のような長方形に限らず、正方形や円形、菱形
等、安全で有効であればどの形でもよい。又、角を丸く
したり、側面に緩衝材を設けてもよい。なお、一例とし
て図19〜図21の場合は、幅300mm、奥行170
mm、厚さ35mmのボードを用いることができる。軽
負荷エクササイズボード61の材質は、木、プラスチッ
ク、合板、ステンレス、鉄等であって、限定されずに用
いることができる。キャスター3はダブル車輪やナイロ
ン車輪等、エクササイズボード61が滑らかに移動でき
るならば、種類や数は限定されない。エクササイズボー
ド61のサイズや重量も、軽負荷ならば自由に変えられ
る。又、ボード62には、カウンターやタイマー等を付
属させてもよい。なお、2人で協力する時に使用するフ
ック18付きヘルプ棒19であるが、材質、長さ、形状
は問わない。又、伸縮自在でもよい。なお、一例として
長さ500mmのものを図5に示す。
【0075】次に、図22は、他のキャスター付無負荷
エクササイズボード71の斜視図であり、図23はその
側面図である。
エクササイズボード71の斜視図であり、図23はその
側面図である。
【0076】ボード72には、キャスター3と、流れ止
め取付け穴5と、取り外しが可能な足のせ板23と、足
のせ板はめ込み部24とが設けられている。流れ止め取
付け穴5はボード72の側面の短辺中央付近に設けられ
ている。また、キャスター3はボード72の底面の4隅
に設けられている。又、足のせ板はめ込み部24はボー
ド72の上面の任意の場所に設けてあり、そのスリット
に足のせ板23がはまっている。
め取付け穴5と、取り外しが可能な足のせ板23と、足
のせ板はめ込み部24とが設けられている。流れ止め取
付け穴5はボード72の側面の短辺中央付近に設けられ
ている。また、キャスター3はボード72の底面の4隅
に設けられている。又、足のせ板はめ込み部24はボー
ド72の上面の任意の場所に設けてあり、そのスリット
に足のせ板23がはまっている。
【0077】流れ止め取付け穴5はボード72の側面を
一部を貫通していて、流れ止めの手段が取り付けられる
ようになっている。そして、ここに流れ止めの手段を取
付けてエクササイズボード71の動きを制御する。又、
足のせ板23は、この斜面に載った足を支える。
一部を貫通していて、流れ止めの手段が取り付けられる
ようになっている。そして、ここに流れ止めの手段を取
付けてエクササイズボード71の動きを制御する。又、
足のせ板23は、この斜面に載った足を支える。
【0078】このように構成されたキャスター付無負荷
エクササイズボード71を用い、要介護者などの使用者
がリハビリテーション運動を1人で行なう時は、エクサ
サイズボード71の足のせ板23の斜面付近に足等の身
体の一部を載置し、エクササイズボード71に軽く力を
加え、キャスター3の転動によって反復運動させる。例
えば、前後又は左右へ直線的に往復動させて、リハビリ
テーション運動を行なう。
エクササイズボード71を用い、要介護者などの使用者
がリハビリテーション運動を1人で行なう時は、エクサ
サイズボード71の足のせ板23の斜面付近に足等の身
体の一部を載置し、エクササイズボード71に軽く力を
加え、キャスター3の転動によって反復運動させる。例
えば、前後又は左右へ直線的に往復動させて、リハビリ
テーション運動を行なう。
【0079】なお、キャスター付無負荷エクササイズボ
ード71の上には乗らない方がよいが、それは、エクサ
サイズボード71が不意に移動してころんで怪我をした
り、部品を破損しないようにするためである。このリハ
ビリテーション運動は無負荷又は軽負荷のため、1人で
楽に簡単にできるが、やり過ぎると酷使症候群をおこす
恐れがある。もし、エクササイズボード71に細工をす
る(例えば手や足を固定する物をつける)と、キャスタ
ー付軽負荷エクササイズボード71がひっくり返った
り、手足がエクササイズボード71上からはずれてしま
う時に、無理な負荷が手足に加わってしまうことにな
り、怪我をする。もしキャスター付軽負荷エクササイズ
ボード71が制御できず、流れて困る時には、流れ止め
取付け穴5にひもを通してつけ、流れを防止できる。
又、足をかけられる溝を設けてもよい。
ード71の上には乗らない方がよいが、それは、エクサ
サイズボード71が不意に移動してころんで怪我をした
り、部品を破損しないようにするためである。このリハ
ビリテーション運動は無負荷又は軽負荷のため、1人で
楽に簡単にできるが、やり過ぎると酷使症候群をおこす
恐れがある。もし、エクササイズボード71に細工をす
る(例えば手や足を固定する物をつける)と、キャスタ
ー付軽負荷エクササイズボード71がひっくり返った
り、手足がエクササイズボード71上からはずれてしま
う時に、無理な負荷が手足に加わってしまうことにな
り、怪我をする。もしキャスター付軽負荷エクササイズ
ボード71が制御できず、流れて困る時には、流れ止め
取付け穴5にひもを通してつけ、流れを防止できる。
又、足をかけられる溝を設けてもよい。
【0080】なお、流れ止め取付け穴5は、エクササイ
ズボード71を助手や本人が有効かつ安全に制御できる
のであれば、設置の位置、個数等は制限されない。又、
流れ止めの手段は、ひもの他に、ロープやチェーン等の
手段に変えることも可能である。
ズボード71を助手や本人が有効かつ安全に制御できる
のであれば、設置の位置、個数等は制限されない。又、
流れ止めの手段は、ひもの他に、ロープやチェーン等の
手段に変えることも可能である。
【0081】さらに、流れ止め取付け穴5は、穴である
必要はなく、ボルトや環状のサドル等でも用いることが
できる。
必要はなく、ボルトや環状のサドル等でも用いることが
できる。
【0082】エクササイズボード71や足のせ板23等
の形状は、本実施の形態のような長方形に限らず、正方
形や円形、菱形等、安全で有効であればどの形でもよ
い。又、角を丸くしたり、側面に緩衝材を設けてもよ
い。なお、一例として図22及び図23の場合は、幅3
00mm、奥行170mm、厚さ35mm以上のボード
72を用いることができる。軽負荷エクササイズボード
71や足のせ板23の材質は、木、プラスチック、合
板、ステンレス、鉄等であって、限定されずに用いるこ
とができる。キャスター3はダブル車輪やナイロン車輪
等、エクササイズボード71が滑らかに移動できるなら
ば、種類や数は限定されない。エクササイズボード71
のサイズや重量も、軽負荷ならば自由に変えられる。
又、ボード72には、カウンターやタイマー等を付属さ
せてもよい。又、足のせ板はめ込み部24は、足のせ板
23が確実に固定できるならば、位置やはめ込む深さや
幅やはめ込み角度を自由に変えられる。さらに、足のせ
板23の裏の空間を利用したり、ボード72を大型化し
て箱状にして物品を入れることもできる。
の形状は、本実施の形態のような長方形に限らず、正方
形や円形、菱形等、安全で有効であればどの形でもよ
い。又、角を丸くしたり、側面に緩衝材を設けてもよ
い。なお、一例として図22及び図23の場合は、幅3
00mm、奥行170mm、厚さ35mm以上のボード
72を用いることができる。軽負荷エクササイズボード
71や足のせ板23の材質は、木、プラスチック、合
板、ステンレス、鉄等であって、限定されずに用いるこ
とができる。キャスター3はダブル車輪やナイロン車輪
等、エクササイズボード71が滑らかに移動できるなら
ば、種類や数は限定されない。エクササイズボード71
のサイズや重量も、軽負荷ならば自由に変えられる。
又、ボード72には、カウンターやタイマー等を付属さ
せてもよい。又、足のせ板はめ込み部24は、足のせ板
23が確実に固定できるならば、位置やはめ込む深さや
幅やはめ込み角度を自由に変えられる。さらに、足のせ
板23の裏の空間を利用したり、ボード72を大型化し
て箱状にして物品を入れることもできる。
【0083】次に、図24は、他のキャスター付無負荷
エクササイズボード81の斜視図であり、図25はその
側面図である。
エクササイズボード81の斜視図であり、図25はその
側面図である。
【0084】ボード82には、キャスター3と、流れ止
め取付け穴5と、クッション27とが設けられている。
流れ止め取付け穴5はボード82の側面の短辺中央付近
に設けられている。また、キャスター3はボード82の
底面の4隅に設けられている。そして、クッション27
はボード82の上面に固定されている。
め取付け穴5と、クッション27とが設けられている。
流れ止め取付け穴5はボード82の側面の短辺中央付近
に設けられている。また、キャスター3はボード82の
底面の4隅に設けられている。そして、クッション27
はボード82の上面に固定されている。
【0085】流れ止め取付け穴5はボード82の側面を
一部を貫通していて、流れ止めの手段が取り付けられる
ようになっている。そして、ここに流れ止めの手段を取
付けてエクササイズボード81の動きを制御する。又、
クッション27はここに載置される手足がボード82の
角や堅い表面に直接触れないようにする。
一部を貫通していて、流れ止めの手段が取り付けられる
ようになっている。そして、ここに流れ止めの手段を取
付けてエクササイズボード81の動きを制御する。又、
クッション27はここに載置される手足がボード82の
角や堅い表面に直接触れないようにする。
【0086】このように構成されたキャスター付無負荷
エクササイズボード81を用い、要介護者などの使用者
がリハビリテーション運動を1人で行なう時は、エクサ
サイズボード81のクッション27の上面に手や足や頭
といった身体の一部を載置し、エクササイズボード81
に軽く力を加え、キャスター3の転動によって反復運動
させる。例えば、前後又は左右へ直線的に往復動させ
て、リハビリテーション運動を行なう。
エクササイズボード81を用い、要介護者などの使用者
がリハビリテーション運動を1人で行なう時は、エクサ
サイズボード81のクッション27の上面に手や足や頭
といった身体の一部を載置し、エクササイズボード81
に軽く力を加え、キャスター3の転動によって反復運動
させる。例えば、前後又は左右へ直線的に往復動させ
て、リハビリテーション運動を行なう。
【0087】なお、キャスター付無負荷エクササイズボ
ード81の上には乗らない方がよいが、それは、エクサ
サイズボード81が不意に移動してころんで怪我をした
り、部品を破損しないようにするためである。このリハ
ビリテーション運動は無負荷又は軽負荷のため、1人で
楽に簡単にできるが、やり過ぎると酷使症候群をおこす
恐れがある。もし、エクササイズボード81に細工をす
る(例えば手や足を固定する物をつける)と、キャスタ
ー付軽負荷エクササイズボード81がひっくり返った
り、手足がエクササイズボード81上からはずれてしま
う時に、無理な負荷が手足に加わってしまうことにな
り、怪我をする。もしキャスター付軽負荷エクササイズ
ボード81が制御できず、流れて困る時には、流れ止め
取付け穴5にひもを通してつけ、流れを防止できる。
ード81の上には乗らない方がよいが、それは、エクサ
サイズボード81が不意に移動してころんで怪我をした
り、部品を破損しないようにするためである。このリハ
ビリテーション運動は無負荷又は軽負荷のため、1人で
楽に簡単にできるが、やり過ぎると酷使症候群をおこす
恐れがある。もし、エクササイズボード81に細工をす
る(例えば手や足を固定する物をつける)と、キャスタ
ー付軽負荷エクササイズボード81がひっくり返った
り、手足がエクササイズボード81上からはずれてしま
う時に、無理な負荷が手足に加わってしまうことにな
り、怪我をする。もしキャスター付軽負荷エクササイズ
ボード81が制御できず、流れて困る時には、流れ止め
取付け穴5にひもを通してつけ、流れを防止できる。
【0088】なお、流れ止め取付け穴5は、エクササイ
ズボード81を助手や本人が有効かつ安全に制御できる
のであれば、設置の位置、個数等は制限されない。又、
流れ止めの手段は、ひもの他に、ロープやチェーン等の
手段に変えることも可能である。
ズボード81を助手や本人が有効かつ安全に制御できる
のであれば、設置の位置、個数等は制限されない。又、
流れ止めの手段は、ひもの他に、ロープやチェーン等の
手段に変えることも可能である。
【0089】さらに、流れ止め取付け穴5は、穴である
必要はなく、ボルトや環状のサドル等でも用いることが
できる。
必要はなく、ボルトや環状のサドル等でも用いることが
できる。
【0090】エクササイズボード81の形状は、本実施
の形態のような長方形に限らず、正方形や円形、菱形
等、安全で有効であればどの形でもよい。又、角を丸く
したり、側面に緩衝材を設けてもよい。なお、一例とし
て図24及び図25の場合は、幅300mm、奥行17
0mm、厚さ35mmのボード82を用いることができ
る。軽負荷エクササイズボード81の材質は、木、プラ
スチック、合板、ステンレス、鉄等であって、限定され
ずに用いることができる。キャスター3はダブル車輪や
ナイロン車輪等、エクササイズボード81が滑らかに移
動できるならば、種類や数は限定されない。エクササイ
ズボード81のサイズや重量も、軽負荷ならば自由に変
えられる。又、ボード82には、カウンターやタイマー
等を付属させてもよい。
の形態のような長方形に限らず、正方形や円形、菱形
等、安全で有効であればどの形でもよい。又、角を丸く
したり、側面に緩衝材を設けてもよい。なお、一例とし
て図24及び図25の場合は、幅300mm、奥行17
0mm、厚さ35mmのボード82を用いることができ
る。軽負荷エクササイズボード81の材質は、木、プラ
スチック、合板、ステンレス、鉄等であって、限定され
ずに用いることができる。キャスター3はダブル車輪や
ナイロン車輪等、エクササイズボード81が滑らかに移
動できるならば、種類や数は限定されない。エクササイ
ズボード81のサイズや重量も、軽負荷ならば自由に変
えられる。又、ボード82には、カウンターやタイマー
等を付属させてもよい。
【0091】なお、クッション27であるが、クッショ
ンの表面の素材は限定しないし、クッションの形状及び
クッション内の構造や素材(例えばオイル、エアー等)
の限定もしない。さらに、ボード82から取り外せても
よくて、ボード82への固定方法も自由に変えられる。
又ボード82の上面に固定するクッションも、分割して
取り付けるようにしてもよい。さらに、クッション27
にへこみを設けて、載置した手足が容易にクッション2
7から飛び出さないようにできる。
ンの表面の素材は限定しないし、クッションの形状及び
クッション内の構造や素材(例えばオイル、エアー等)
の限定もしない。さらに、ボード82から取り外せても
よくて、ボード82への固定方法も自由に変えられる。
又ボード82の上面に固定するクッションも、分割して
取り付けるようにしてもよい。さらに、クッション27
にへこみを設けて、載置した手足が容易にクッション2
7から飛び出さないようにできる。
【0092】次に、図26は、他のキャスター付無負荷
エクササイズボード91の斜視図であり、図28はその
平面図、図27はその側面図である。
エクササイズボード91の斜視図であり、図28はその
平面図、図27はその側面図である。
【0093】ボード92には、キャスター3と、ベルト
25とが設けられている。ベルト25はボード92の側
面長辺の中央上面付近から反対の側面へ向ってボード9
2の上面を弧を描くように設けられており、キャスター
3はボード92の底面の4隅に設けられている。なお、
ベルト25は手や足が容易に入るが、はずれにくいもの
とする。
25とが設けられている。ベルト25はボード92の側
面長辺の中央上面付近から反対の側面へ向ってボード9
2の上面を弧を描くように設けられており、キャスター
3はボード92の底面の4隅に設けられている。なお、
ベルト25は手や足が容易に入るが、はずれにくいもの
とする。
【0094】このように構成されたキャスター付無負荷
エクササイズボード91を用い、要介護者などの使用者
がリハビリテーション運動を1人で行なう時は、エクサ
サイズボード91のベルト25の中に手や足といった身
体の一部をくぐらせて載置し、エクササイズボード91
に軽く力を加え、キャスター3の転動によって反復運動
させる。例えば、前後又は左右へ直線的に往復動させ
て、リハビリテーション運動を行なう。
エクササイズボード91を用い、要介護者などの使用者
がリハビリテーション運動を1人で行なう時は、エクサ
サイズボード91のベルト25の中に手や足といった身
体の一部をくぐらせて載置し、エクササイズボード91
に軽く力を加え、キャスター3の転動によって反復運動
させる。例えば、前後又は左右へ直線的に往復動させ
て、リハビリテーション運動を行なう。
【0095】なお、キャスター付無負荷エクササイズボ
ード91の上には乗らない方がよいが、それは、エクサ
サイズボード91が不意に移動してころんで怪我をした
り、部品を破損しないようにするためである。このリハ
ビリテーション運動は無負荷又は軽負荷のため、1人で
楽に簡単にできるが、やり過ぎると酷使症候群をおこす
恐れがある。なお、エクササイズボード91に手や足を
固定する物をつけたが、ボード92のサイズが小さいの
で非力な人が操作し易く、キャスター付軽負荷エクササ
イズボード91がひっくり返りにくい。さらに手足がエ
クササイズボード91上からはずれにくいので、無理な
負荷を手足に加わえない。
ード91の上には乗らない方がよいが、それは、エクサ
サイズボード91が不意に移動してころんで怪我をした
り、部品を破損しないようにするためである。このリハ
ビリテーション運動は無負荷又は軽負荷のため、1人で
楽に簡単にできるが、やり過ぎると酷使症候群をおこす
恐れがある。なお、エクササイズボード91に手や足を
固定する物をつけたが、ボード92のサイズが小さいの
で非力な人が操作し易く、キャスター付軽負荷エクササ
イズボード91がひっくり返りにくい。さらに手足がエ
クササイズボード91上からはずれにくいので、無理な
負荷を手足に加わえない。
【0096】エクササイズボード91の形状は、本実施
の形態のような長方形に限らず、正方形や円形、菱形
等、安全で有効であればどの形でもよい。又、角を丸く
したり、側面に緩衝材を設けてもよい。なお、一例とし
て図26〜図28の場合は、幅200mm、奥行120
mm、厚さ70mmのミニサイズのボードを用いること
ができる。軽負荷エクササイズボード91の材質は、
木、プラスチック、合板、ステンレス、鉄等であって、
限定されずに用いることができる。キャスター3はダブ
ル車輪やナイロン車輪等、エクササイズボード91が滑
らかに移動できるならば、種類や数は限定されない。エ
クササイズボード91のサイズや重量も、ミニサイズで
軽負荷ならば自由に変えられる。又、ボード92には、
カウンターやタイマー等を付属させてもよい。又、指や
足をかける溝や取手を設けてもよい。なお、ベルト25
は手足を確実に固定できれば、取付位置や本数、厚さや
幅、材質等を自由に変えられる。
の形態のような長方形に限らず、正方形や円形、菱形
等、安全で有効であればどの形でもよい。又、角を丸く
したり、側面に緩衝材を設けてもよい。なお、一例とし
て図26〜図28の場合は、幅200mm、奥行120
mm、厚さ70mmのミニサイズのボードを用いること
ができる。軽負荷エクササイズボード91の材質は、
木、プラスチック、合板、ステンレス、鉄等であって、
限定されずに用いることができる。キャスター3はダブ
ル車輪やナイロン車輪等、エクササイズボード91が滑
らかに移動できるならば、種類や数は限定されない。エ
クササイズボード91のサイズや重量も、ミニサイズで
軽負荷ならば自由に変えられる。又、ボード92には、
カウンターやタイマー等を付属させてもよい。又、指や
足をかける溝や取手を設けてもよい。なお、ベルト25
は手足を確実に固定できれば、取付位置や本数、厚さや
幅、材質等を自由に変えられる。
【0097】次に、図29は、さらに他のキャスター付
無負荷エクササイズボード101の斜視図であり、図3
0はその平面図、図31はその側面図である。
無負荷エクササイズボード101の斜視図であり、図3
0はその平面図、図31はその側面図である。
【0098】ボード102には、キャスター3と、仕切
板30と、複数の手足載置部26とが設けられている。
仕切板30はボード102の長辺の上面中央付近に設け
られた仕切板はめ込み部にはまっており、手足載置部2
6はボード102の平面に凹状の溝として4ヶ所設けら
れている。また、キャスター3はボード102の底面の
4隅その他に設けられている。なお、手足載置部26は
ボード102の上面を4ヶ所、凹状にくりぬいたもの
で、運動中にそこに置いた手足が容易にボード102か
ら飛び出さないようにする。なお、凹状部は角を丸くし
てもよいし、深さや幅は自由に変えてよい。
板30と、複数の手足載置部26とが設けられている。
仕切板30はボード102の長辺の上面中央付近に設け
られた仕切板はめ込み部にはまっており、手足載置部2
6はボード102の平面に凹状の溝として4ヶ所設けら
れている。また、キャスター3はボード102の底面の
4隅その他に設けられている。なお、手足載置部26は
ボード102の上面を4ヶ所、凹状にくりぬいたもの
で、運動中にそこに置いた手足が容易にボード102か
ら飛び出さないようにする。なお、凹状部は角を丸くし
てもよいし、深さや幅は自由に変えてよい。
【0099】このように構成されたキャスター付無負荷
エクササイズボード101を用い、要介護者などの使用
者がジム等でリハビリテーション運動を複数の人数で同
時に行なう時は、エクササイズボード101の手足載置
部26に手や足といった身体の一部を載置し、助手にエ
クササイズボード101に軽く力を加えてもらい、キャ
スター3の転動によって反復運動をする。例えば、前後
又は左右へ直線的に往復動をし、リハビリテーション運
動を行なう。
エクササイズボード101を用い、要介護者などの使用
者がジム等でリハビリテーション運動を複数の人数で同
時に行なう時は、エクササイズボード101の手足載置
部26に手や足といった身体の一部を載置し、助手にエ
クササイズボード101に軽く力を加えてもらい、キャ
スター3の転動によって反復運動をする。例えば、前後
又は左右へ直線的に往復動をし、リハビリテーション運
動を行なう。
【0100】即ち、助手が居て、2人以上の複数の人数
で行うときは、助手がボード102の平面上にある仕切
板はめ込み部28に仕切板30を差し込み、エクササイ
ズボード101の反復移動を要介護者にかわって制御
し、安全なリハビリテーション運動を行う。
で行うときは、助手がボード102の平面上にある仕切
板はめ込み部28に仕切板30を差し込み、エクササイ
ズボード101の反復移動を要介護者にかわって制御
し、安全なリハビリテーション運動を行う。
【0101】なお、キャスター付無負荷エクササイズボ
ード101の上には乗らない方がよいが、それは、エク
ササイズボード101が不意に移動してころんで怪我を
したり、部品を破損しないようにするためである。この
リハビリテーション運動は無負荷又は軽負荷のために楽
に簡単にできるが、やり過ぎると酷使症候群をおこす恐
れがある。もし、エクササイズボード101に細工をす
る(例えば手や足を固定する物をつける)と、キャスタ
ー付軽負荷エクササイズボード101がひっくり返った
り、手足がエクササイズボード101上からはずれてし
まう時に、無理な負荷が手足に加わってしまうことにな
り、怪我をする。
ード101の上には乗らない方がよいが、それは、エク
ササイズボード101が不意に移動してころんで怪我を
したり、部品を破損しないようにするためである。この
リハビリテーション運動は無負荷又は軽負荷のために楽
に簡単にできるが、やり過ぎると酷使症候群をおこす恐
れがある。もし、エクササイズボード101に細工をす
る(例えば手や足を固定する物をつける)と、キャスタ
ー付軽負荷エクササイズボード101がひっくり返った
り、手足がエクササイズボード101上からはずれてし
まう時に、無理な負荷が手足に加わってしまうことにな
り、怪我をする。
【0102】エクササイズボード101の形状は、本実
施の形態のような長方形に限らず、正方形や円形、菱形
等、安全で有効であればどの形でもよい。又、角を丸く
したり、側面に緩衝材を設けてもよい。なお、一例とし
て図29〜図31の場合は、複数の人数で行うので幅3
00mm以上、奥行170mm以上、厚さ35mm以上
の大型のボードを用いることができる。軽負荷エクササ
イズボード101及び仕切板30の材質は、木、プラス
チック、合板、ステンレス、鉄等であって、限定されず
に用いることができる。キャスター3はダブル車輪やナ
イロン車輪等、エクササイズボード101が滑らかに移
動できるならば、種類や数は限定されない。エクササイ
ズボード101のサイズや重量も、ミニサイズで軽負荷
ならば自由に変えられる。又、ボード102には、カウ
ンターやタイマー等を付属させてもよい。
施の形態のような長方形に限らず、正方形や円形、菱形
等、安全で有効であればどの形でもよい。又、角を丸く
したり、側面に緩衝材を設けてもよい。なお、一例とし
て図29〜図31の場合は、複数の人数で行うので幅3
00mm以上、奥行170mm以上、厚さ35mm以上
の大型のボードを用いることができる。軽負荷エクササ
イズボード101及び仕切板30の材質は、木、プラス
チック、合板、ステンレス、鉄等であって、限定されず
に用いることができる。キャスター3はダブル車輪やナ
イロン車輪等、エクササイズボード101が滑らかに移
動できるならば、種類や数は限定されない。エクササイ
ズボード101のサイズや重量も、ミニサイズで軽負荷
ならば自由に変えられる。又、ボード102には、カウ
ンターやタイマー等を付属させてもよい。
【0103】又、指や足をかける溝や取手を設けてもよ
い。なお、仕切板はめ込み部28は強度が保てれば、は
め込み深さ幅、そしてはめ込み位置は限定されないもの
とする。又、手足載置部26も幅や深さや位置や数は自
由に変えられるものとする。
い。なお、仕切板はめ込み部28は強度が保てれば、は
め込み深さ幅、そしてはめ込み位置は限定されないもの
とする。又、手足載置部26も幅や深さや位置や数は自
由に変えられるものとする。
【0104】以上のように、本実施の形態の軽負荷トレ
ーニング器具によれば、動力を使う高価で大型のマシン
や、重くて持ち運びが困難な機器ではなく、安価で、簡
単に持ち運べるような小型で軽量であり、又、単純な操
作性をもつので、老人などが自宅で安全に1人でも扱え
る。
ーニング器具によれば、動力を使う高価で大型のマシン
や、重くて持ち運びが困難な機器ではなく、安価で、簡
単に持ち運べるような小型で軽量であり、又、単純な操
作性をもつので、老人などが自宅で安全に1人でも扱え
る。
【0105】そして、老人などが、自力で(つまり自分
の意志で)コントロールでき、更に重要関節部位の可動
域内(Range of Motion −R.O.M.) で運動できるので、
身体に痛みがある場合には、本人が痛みを感じない範囲
で自分で器具の動きを止めることができる。
の意志で)コントロールでき、更に重要関節部位の可動
域内(Range of Motion −R.O.M.) で運動できるので、
身体に痛みがある場合には、本人が痛みを感じない範囲
で自分で器具の動きを止めることができる。
【0106】又、トレーニングの姿勢は本来人間が一番
楽な姿勢である寝たり、横になったりしたままでトレー
ニングができるので、体重等はほとんど負荷にならな
い。
楽な姿勢である寝たり、横になったりしたままでトレー
ニングができるので、体重等はほとんど負荷にならな
い。
【0107】
【発明の作用効果】本発明は、上述した如く、ボード
と、このボード下に設けられた転動体とからなり、軽負
荷の外力で前記転動体が転動可能とされ、身体の一部を
前記ボード上に乗せた状態で、前記身体の一部により前
記ボードに前記軽負荷を与えながら前記身体の一部の伸
張及び屈曲の反復トレーニングを行なえ、かつ所定の場
所へ持ち運び可能に構成された、軽負荷トレーニング器
具を用いることにより、動力を使う高価で大型のマシン
や、重くて持ち運びが困難な機器ではなく、安価で、簡
単に持ち運べるような小型で軽量であり、又、単純な操
作性をもつもので、自宅で安全に1人でも扱えるように
なり、そして、自力でつまり自分の意志でコントロール
でき、更に重要関節部位の可動域内で運動でき、身体に
痛みがある場合には、本人が痛みを感じない範囲で自分
で器具の動きを止めることができる。
と、このボード下に設けられた転動体とからなり、軽負
荷の外力で前記転動体が転動可能とされ、身体の一部を
前記ボード上に乗せた状態で、前記身体の一部により前
記ボードに前記軽負荷を与えながら前記身体の一部の伸
張及び屈曲の反復トレーニングを行なえ、かつ所定の場
所へ持ち運び可能に構成された、軽負荷トレーニング器
具を用いることにより、動力を使う高価で大型のマシン
や、重くて持ち運びが困難な機器ではなく、安価で、簡
単に持ち運べるような小型で軽量であり、又、単純な操
作性をもつもので、自宅で安全に1人でも扱えるように
なり、そして、自力でつまり自分の意志でコントロール
でき、更に重要関節部位の可動域内で運動でき、身体に
痛みがある場合には、本人が痛みを感じない範囲で自分
で器具の動きを止めることができる。
【0108】又、トレーニングの姿勢は本来人間が一番
楽な姿勢である寝たり、横になったりしたままでトレー
ニングができるので、体重等はほとんど負荷にならな
い。
楽な姿勢である寝たり、横になったりしたままでトレー
ニングができるので、体重等はほとんど負荷にならな
い。
【0109】そして、このトレーニング器具は、肩、
肘、手首、腰部、膝、足首等の関節にかかわる靱帯、
腱、筋肉等の柔軟性を向上させ、関節部位の可動域を拡
大する、つまり衰え始めた筋肉をリフレッシュし、その
衰退を阻止することができる。
肘、手首、腰部、膝、足首等の関節にかかわる靱帯、
腱、筋肉等の柔軟性を向上させ、関節部位の可動域を拡
大する、つまり衰え始めた筋肉をリフレッシュし、その
衰退を阻止することができる。
【0110】又、怪我や故障でリハビリテーション中の
人の運動不足による筋力低下の防止や、競技者のウォー
ミングアップ、クーリングダウン、インターバルエクサ
サイズ等にも役立つ。
人の運動不足による筋力低下の防止や、競技者のウォー
ミングアップ、クーリングダウン、インターバルエクサ
サイズ等にも役立つ。
【図1】本発明の実施の形態によるキャスター付軽(又
は無)負荷エクササイズボードの斜視図である。
は無)負荷エクササイズボードの斜視図である。
【図2】同、エクササイズボードの平面図である。
【図3】同、エクササイズボードの底面図である。
【図4】同、エクササイズボードの側面図である。
【図5】同、ヘルプ棒の側面図(a)と正面図(b)で
ある。
ある。
【図6】同、エクササイズボードを用いたリハビリテー
ション運動における仰向け状態の人体の側面図である。
ション運動における仰向け状態の人体の側面図である。
【図7】同、仰向け状態の人体の平面図である。
【図8】同、エクササイズボードを用いた別のリハビリ
テーション運動における仰向け状態の人体の平面図であ
る。
テーション運動における仰向け状態の人体の平面図であ
る。
【図9】同、エクササイズボードを用いた別のリハビリ
テーション運動における仰向け状態の人体の平面図であ
る。
テーション運動における仰向け状態の人体の平面図であ
る。
【図10】同、エクササイズボードを用いた別のリハビ
リテーション運動における正座をした状態の人体の側面
図である。
リテーション運動における正座をした状態の人体の側面
図である。
【図11】同、正座をした状態の人体の平面図である。
【図12】同、エクササイズボードを用いた別のリハビ
リテーション運動における正座をした状態の人体の平面
図である。
リテーション運動における正座をした状態の人体の平面
図である。
【図13】同、エクササイズボードを用いた別のリハビ
リテーション運動における正座をした状態の人体の側面
図である。
リテーション運動における正座をした状態の人体の側面
図である。
【図14】同、正座をした状態の人体の平面図である。
【図15】同、エクササイズボードを用いた別のリハビ
リテーション運動における仰向け状態の人体の平面図で
ある。
リテーション運動における仰向け状態の人体の平面図で
ある。
【図16】同、別のキャスター付軽(又は無)負荷エク
ササイズボードの斜視図である。
ササイズボードの斜視図である。
【図17】同、別のエクササイズボードの平面図であ
る。
る。
【図18】同、別のエクササイズボードの側面図であ
る。
る。
【図19】同、別のキャスター付軽(又は無)負荷エク
ササイズボードの斜視図である。
ササイズボードの斜視図である。
【図20】同、別のエクササイズボードの平面図であ
る。
る。
【図21】同、別のエクササイズボードの側面図であ
る。
る。
【図22】同、別のキャスター付軽(又は無)負荷エク
ササイズボードの斜視図である。
ササイズボードの斜視図である。
【図23】同、別のエクササイズボードの側面図であ
る。
る。
【図24】同、別のキャスター付軽(又は無)負荷エク
ササイズボードの斜視図である。
ササイズボードの斜視図である。
【図25】同、別のエクササイズボードの側面図であ
る。
る。
【図26】同、別のキャスター付軽(又は無)負荷エク
ササイズボードの斜視図である。
ササイズボードの斜視図である。
【図27】同、別のエクササイズボードの側面図であ
る。
る。
【図28】同、別のエクササイズボードの平面図であ
る。
る。
【図29】同、さらに別のキャスター付軽(又は無)負
荷エクササイズボードの斜視図である。
荷エクササイズボードの斜視図である。
【図30】同、さらに別のエクササイズボードの平面図
である。
である。
【図31】同、さらに別のエクササイズボードの側面図
である。
である。
1、51、61、71、81、91、101・・・キャ
スター付軽(又は無)負荷エクササイズボード 2、52、62、72、82、92、102・・・ボー
ド 3・・・キャスター 4・・・ヘルプ棒フック用穴 5・・・流れ止め取り付け穴 6・・・頭 7・・・腕 8・・・肘 9・・・手 10・・・胴 11・・・腰 12・・・肩 13・・・股関節 14・・・脚 15・・・足 16・・・床 17・・・膝 18・・・フック 19・・・ヘルプ棒 20・・・首 21・・・足首 22・・・人体 23・・・足のせ板 24・・・足のせ板はめ込み部 25・・・ベルト 26・・・手足載置部 27・・・クッション 28・・・仕切板はめ込み部 29・・・凹状部 30・・・仕切板
スター付軽(又は無)負荷エクササイズボード 2、52、62、72、82、92、102・・・ボー
ド 3・・・キャスター 4・・・ヘルプ棒フック用穴 5・・・流れ止め取り付け穴 6・・・頭 7・・・腕 8・・・肘 9・・・手 10・・・胴 11・・・腰 12・・・肩 13・・・股関節 14・・・脚 15・・・足 16・・・床 17・・・膝 18・・・フック 19・・・ヘルプ棒 20・・・首 21・・・足首 22・・・人体 23・・・足のせ板 24・・・足のせ板はめ込み部 25・・・ベルト 26・・・手足載置部 27・・・クッション 28・・・仕切板はめ込み部 29・・・凹状部 30・・・仕切板
Claims (1)
- 【請求項1】 ボードと、このボード下に設けられた転
動体とからなり、軽負荷の外力で前記転動体が転動可能
とされ、身体の一部を前記ボード上に乗せた状態で、前
記身体の一部により前記ボードに前記軽負荷を与えなが
ら前記身体の一部の伸張及び屈曲の反復トレーニングを
行なえ、かつ所定の場所へ持ち運び可能に構成された、
軽負荷トレーニング器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000048550A JP2001204849A (ja) | 1999-11-19 | 2000-02-25 | 軽負荷トレーニング器具 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32890899 | 1999-11-19 | ||
JP11-328908 | 1999-11-19 | ||
JP2000048550A JP2001204849A (ja) | 1999-11-19 | 2000-02-25 | 軽負荷トレーニング器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001204849A true JP2001204849A (ja) | 2001-07-31 |
Family
ID=26573026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000048550A Pending JP2001204849A (ja) | 1999-11-19 | 2000-02-25 | 軽負荷トレーニング器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001204849A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003000752A (ja) * | 2001-01-11 | 2003-01-07 | Ya Man Ltd | トレーニングマシン |
JP2004057565A (ja) * | 2002-07-30 | 2004-02-26 | Masaaki Sawada | 上肢の機能回復訓練用具 |
JP2012090681A (ja) * | 2010-10-25 | 2012-05-17 | Hiroto Taura | トレーニング器具 |
-
2000
- 2000-02-25 JP JP2000048550A patent/JP2001204849A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003000752A (ja) * | 2001-01-11 | 2003-01-07 | Ya Man Ltd | トレーニングマシン |
JP2004057565A (ja) * | 2002-07-30 | 2004-02-26 | Masaaki Sawada | 上肢の機能回復訓練用具 |
JP2012090681A (ja) * | 2010-10-25 | 2012-05-17 | Hiroto Taura | トレーニング器具 |
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