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JP2006043406A - 健康器具 - Google Patents

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JP2006043406A
JP2006043406A JP2004346936A JP2004346936A JP2006043406A JP 2006043406 A JP2006043406 A JP 2006043406A JP 2004346936 A JP2004346936 A JP 2004346936A JP 2004346936 A JP2004346936 A JP 2004346936A JP 2006043406 A JP2006043406 A JP 2006043406A
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Japan
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user
foot
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plate
health device
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JP2004346936A
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English (en)
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Hidekazu Sano
英一 佐野
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Kaneko Seisakusho KK
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Kaneko Seisakusho KK
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Abstract

【課題】把持部を把持することにより身体を垂下させることにより、身体のストレッチを行うとともに、腰部及び足部にかかる負担を軽減しながら腰部や背部の筋繊維や関節を伸ばした状態で腰部の回転運動をすることができ、かつ、ふくらはぎのストレッチ運動及び大腰筋のトレーニングを行うことができる。
【解決手段】脚部15と、脚部15に固定されたフレーム部11とを備え、上記フレーム部11に形成され、利用者が両手で把持して身体を垂下させうる把持部12と、利用者が上記把持部12を両手で把持して身体を垂下させた場合に足を載置しうると共に、回動可能に形成された足載置部13とを有する健康器具であって、上記利用者が把持部12を把持して身体を垂下させると共に足載置部13上に足を載置した状態で、足の位置を水平方向において変移させることにより腰を水平方向に捻ることができるように形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、健康器具に係り、特に、両手を所定高さにある把持部を把持して、身体を伸ばした状態で腰部を水平方向に回転させ、腰背筋のケアおよび鍛錬をすることができる健康器具に関する。
人間の身体において腰部は、日常生活の中で様々な身体動作を行う場合の中心部である。また、スポーツ選手にとっても、腰部の筋繊維の強化は、すべてのスポーツに共通する重要な課題である。そして、腰部を中心とする体の左右方向への反転する捻り運動は、腰背筋のストレッチ効果が高く、腰痛の解消、腰痛の防止、腰背筋の強化に効果的であることが知られている。
このような観点から、従来より、フレームを手で把持し、旋回部材を足で旋回させて、腰を水平方向に回転せしめて腰の運動をする運動器具が存在する(特許文献1)。
また、一方、過去において、いわゆる「ぶら下がり健康法」があり、自分の身長以上の高さに設置されたバーを把持することにより、身体を垂下させて腰背筋から足の筋肉までを自然にストレッチさせることも腰痛防止、腰痛解消に効果的であることが知られている。
従ってこのような観点から、ぶら下がり運動を行いながら歩行運動、足ふみ運動、揺動運動あるいは開閉運動を行うことができる健康器具も存在する(特許文献2)。
実公昭55−54527号 特開2002−759号
ここで、特許文献1にかかる技術は、旋回部材を足で旋回させて、腰を水平方向に回転せしめて腰の運動をすることができるものであるが、同文献第13図に示すように、旋回部材32上に立ち、両手で左右フレーム8,8を握りながら腰をねじるものであり、利用時において利用者の体重は、通常に起立した状態と同様に、全て腰および足にかかる。
従って、腰に全体重がかかった状態で腰を左右方向に捻った場合には、腰痛等、腰に何らかの障害を有している利用者の場合には、腰に負担がかかりすぎ、却って、腰を痛めてしまう場合があった。
また、特許文献2にかかる発明は、ぶら下がり運動を行いながら歩行運動、足ふみ運動、揺動運動あるいは開閉運動を行うことができるものであるが、上記運動は腰部を回転するものではないため、腰部の回転運動を行うことができなかった。
また、上記歩行運動、足踏み運動は足腰の強化には繋がるが、ふくらはぎの延伸のみを目的とした運動を安全に行うことはできなかった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、把持部を把持することにより身体を垂下させることにより、身体のストレッチを行うとともに、腰部及び足部にかかる負担を軽減しながら腰部や背部の筋繊維や関節を伸ばした状態で腰部の回転運動をすることができ、かつ、ふくらはぎのストレッチ運動及び大腰筋のトレーニングを行うことができる健康器具の提供を図ることにある。
このような技術的課題解決のため、請求項1の記載の発明にあっては、脚部15と、脚部15に固定されたフレーム部11とを備え、上記フレーム部11に形成され、利用者が両手で把持して身体を垂下させうる把持部12と、利用者が上記把持部12を両手で把持して身体を垂下させた場合に足を載置しうると共に、回動可能に形成された足載置部13とを有する健康器具10であって、上記利用者が把持部12を把持して身体を垂下させると共に足載置部13上に足を載置した状態で、足の位置を水平方向において変移させることにより腰を水平方向に捻ることができるように形成されていることを特徴とする。
したがって、請求項1記載の発明にあっては、利用者は上記足載置部13に足を載置し、把持部12を腕で把持し、身体を垂下させた状態において、上記足載置部13を回動させることにより、足の位置を水平方向において変移させることにより、腕で体重を支持した状態で腰を水平方向に連続して反転させて捻ることができる。
請求項2記載の発明は、上記フレーム部11は、高さ調整が可能に形成され、利用者が上記把持部12を把持して身体を垂下させた場合に、上記足載置部13上に足を略伸ばした状態で載置しうるように高さ調整しうることを特徴とする。
したがって、請求項2記載の発明にあっては、上記フレーム部11は、利用者の身長によらず、足を伸ばした状態で腰部の水平回転運動を行うことができるようフレーム部11の高さを調整することができる。
請求項3記載の発明は 上記フレーム部11は、上記脚部15に左右一対に立設された支柱部16,16と、これらの支柱部16,16の上端部の間に形成された把持部12とを有し、上記把持部12は、上記足載置部13の直上に配置されていることを特徴とする。
したがって、請求項3記載の発明にあっては、利用者は上記把持部12を把持して身体を垂下させた場合には、利用者の足は上記足載置部13上に自然に乗るように構成されている。
請求項4記載の発明にあっては、上記足載置部13は、足載置板18と、この足載置板18を回動可能に支持する軸部19とを備え、上記足載置板18は通常人の肩幅よりも大きい長さ寸法に形成された基板20と、この基板20に設けられた一対の足乗せ部21、21とを有することを特徴とする。
したがって、請求項4記載の発明にあっては、利用者は上記一対の足乗せ部21、21に両足を乗せて足載置板18を軸部19を中心に回動させることができる。
請求項5記載の発明は、上記足載置板18は上記フレーム11の左右方向に亘って配置される長方形状板材により形成され、上記軸部19は足載置板18の長さ方向の中間部に設けられ、上記足乗せ部21,21は、上記軸部19を介して等間隔に離間した位置に配置され、上記足載置板18の長さ方向に沿って幅間隔を軸部19からの距離が等間隔に調整可能に足載置板18に固定されていることを特徴とする。
従って、請求項5記載の発明にあっては、上記軸部19が足載置板18の長さ方向中間部に設けられていると共に、上記足載置板18上の一対の足乗せ部21,21は上記軸部19を介して等間隔に離間した位置に配置されていることから、利用者は把持部12を把持した状態で上記足乗せ部21,21に両足をそれぞれ乗せた場合には、上記軸部19が結果的に利用者の身体の中心軸部に位置する。
請求項6記載の発明は、上記足載置部43は足載置板55と、上記足載置板55を回動可能に支持する載置板保持台44とを備え、上記足載置板55は通常人の肩幅よりも大きい長さ寸法に形成された回転基板45と、この回転基板45に設けられた一対の足乗せ部46,46とを有することを特徴とする。
したがって、請求項6記載の発明にあっては、利用者は上記一対の足乗せ部46,46に両足を乗せて足載置板55を上記回転基板45の中心部56を中心に回動させることができる。
請求項7記載の発明は、上記載置板保持台44は、上記フレーム部11の左右方向に亘って配置される直方体箱状により形成され、上記回転基板45は、平板円形状に形成され、上記載置板保持台44の略中央部に配置され、上記足乗せ部46,46は、上記回転基板45の中心部56から等間隔に離間した位置に配置されていることを特徴とする。
従って、請求項7記載の発明にあっては、上記回転基板45が上記載置板保持台44の略中央部において形成されていると共に、上記回転基板45上の一対の足乗せ部46,46は上記回転基板45の中心部56を中心として等間隔に離間した位置に配置されていることから、利用者は把持部12を把持した状態で上記足乗せ部46,46に両足をそれぞれ乗せた場合には、上記回転基盤部45の中心部56が結果的に利用者の身体の中心軸部に位置する。
請求項8記載の発明は、上記足乗せ部21,21,46,46には磁気発生部22、57が設けられていることを特徴とする。したがって、請求項8記載の発明にあっては、利用者が足乗せ部21,21,46,46に足を載置することにより、上記磁気発生部22、57から発生する磁気により足の血行がよくなる
請求項9記載の発明は、上記足載置板18はアクチュエータ38により駆動され、上記軸部19を中心に所定角度において反転して回動することを特徴とする。従って、請求項9記載の発明にあっては、アクチュエータ38により上記足載置板18が自動的に回動する。
請求項10記載の発明は、上記足載置板55はアクチュエータ58により駆動され、上記回転基板45の中心部56を中心に所定角度において反転して回動することを特徴とする。
したがって、請求項10記載の発明にあっては、アクチュエータ58により上記足載置板55が自動的に回動する。
請求項11記載の発明は、上記足載置板18は、足乗せ部21,21上に載置された利用者の足の力により駆動され、上記軸部19を中心に反転して回動することを特徴とする。したがって、請求項11載の発明にあっては、利用者自らの力により足載置板18を駆動する。
請求項12記載の発明は、上記足載置板55は、足乗せ部46,46上に載置された利用者の足の力により駆動され、上記回転基板45の中心部56を中心に反転して回動することを特徴とする。
したがって、請求項12記載の発明にあっては、利用者自らの力により足載置板55を駆動する。
請求項13記載の発明は、上記足載置板18は、上記軸部19を中心に約200度回動しうるように構成されていることを特徴とする。
従って、請求項13記載の発明にあっては、例えば、両足が平行に足載置板18の足乗せ部21,21上に置かれた場合には、足載置板18を回動させることにより足を前後方向に至るまで位置を変えることができる。
請求項14記載の発明は、上記足載置板55は、上記回転基板45の中心部56を中心に約200度回動しうるように構成されていることを特徴とする。
従って、請求項14記載の発明にあっては、例えば、両足が平行に足載置板55の足乗せ部46,46上に置かれた場合には、足載置板55を回動させることにより足を前後方向に至るまで位置を変えることができる。
請求項15記載の発明は、上記脚部15には、ふくらはぎ延伸装置47が設けられ、上記ふくらはぎ延伸装置47には、利用者が足を載置しうる踏み板部48、48と、上記踏み板部48、48を昇降可能に支持しうる踏み板支持部49が設けられ、上記踏み板部48は、利用者がかかとを下降させることより、ふくらはぎを延伸できるように形成されていることを特徴とする。
したがって、請求項15記載の発明にあっては、利用者はかかとを下降させることにより上記踏み板部48を傾斜させることができ、ふくらはぎを延伸することができる。
請求項16記載の発明は、上記フレーム部11は、利用者が上記踏み板部48,48に足を載置しふくらはぎを延伸させた場合に、略腰位置において、両手で身体を支持しうる把持部50が設けられていることを特徴とする。
したがって、請求項16記載の発明にあっては、利用者は上記把持部50を把持することができ、かかとを降下させ上記ふくらはぎ延伸装置47でふくらはぎのストレッチを行う場合にあっても、安定した動作で安全にストレッチ運動を行うことができる。
請求項17記載の発明は、上記踏み板部48,48後部には、利用者のかかとを固定しうるかかと固定部51,51が設けられていることを特徴とする。したがって、請求項17記載の発明にあっては、利用者はふくらはぎを下降させることによりストレッチ運動を行う場合であっても、かかとが下方にずれることなく、安定した動作でふくらはぎのストレッチ運動を行うことができる。
請求項18記載の発明は、上記踏み板部48,48の前後方向中間部には、上記踏み板部48,48の前部及び後部を互いに上下逆方向に昇降可能に軸支しうる軸部52が設けられ、上記踏み板部48,48後部には、未使用時には上記踏み板部48,48を載置面23に対し略平行位置で支持しうるとともに、利用者が上記踏み板部48,48に足を載置しかかとを下降させた場合には、つま先が上昇するように形成されている踏み板支持部49が形成されていることを特徴とする。
したがって、請求項18記載の発明にあっては、利用者がかかとを下降させた場合にあっては、上記軸部52を軸中心に上記踏み板部48,48後部が下降しうるとともに、利用者がかかとを下降させない状態においては、上記踏み板部48,48は上記軸部52を軸中心に載置面23に対し略平行状態に上昇する。
請求項19記載の発明は、上記踏み板支持部49は、オイルダンパーにより形成されていることを特徴とする。したがって、請求項19記載の発明にあっては、利用者はかかとを下降することにより踏み板部48,48を昇降させる場合にあっても、上記オイルダンパーによる緩衝を利用して緩慢な動作で、上記踏み板部48,48の昇降動作を行うことができる。
請求項20記載の発明は、上記踏み板部48,48には、磁気発生部64,64が設けられていることを特徴とする。したがって、請求項20記載の発明にあっては、利用者が踏み板部48,48に足を載置することにより、上記磁気発生部64,64から発生する磁気により足の血行がよくなる。
請求項21記載の発明は、上記踏み板部48,48前部には、上記踏み板部48,48前部を下方に付勢しうる弾性部材74が形成されていることを特徴とする。
したがって、請求項21記載の発明にあっては、利用者が上記踏み板部48,48後部を下方に降下させた場合であっても、上記踏み板部48,48の前部は下方へ付勢されているため、利用者がかかとを上記踏み板部48,48から足を移動させた場合には、上記踏み板部48,48は上記弾性部材74により下方へ付勢され、上記踏み板部48,48は上記載置面に対し、略平行状態となる。
請求項22記載の発明は、上記把持部12下方には、利用者が膝で蹴り上げることができるように形成されている蹴り上げ具71が設けられていることを特徴とする。したがって、請求項22記載の発明にあっては、利用者は上記蹴り上げ具71を膝で蹴り上げることができる。
請求項23の発明は、上記脚部15の左右には夫々副支柱部26,26が立設され、上記蹴り上げ具71は、上記把持部12より吊り下げられた長さ調整が可能な吊り下げ部72により垂下されるとともに、上記蹴り上げ具71は、上記副支柱部26,26間において夫々設けられた蹴り上げ具支持部73,73により支持されていることを特徴とする。
したがって、請求項23記載の発明にあっては、身長や、身体の筋力、または身体の柔軟性など、利用者の所望する高さにおいて上記蹴り上げ具71を垂下させることができる。
また、上記蹴り上げ具71は、蹴り上げ支持部73,73とにより支持されていることから、利用者が上記蹴り上げ具71を蹴り上げた場合であっても、上記蹴り上げ具71が大きく位置をずれることなく、利用者は何度でも反復して上記蹴り上げ具71の蹴り運動を連続して行うことができる。
本発明は、上記のように構成されているので、以下の効果を奏する。
請求項1記載の発明によれば、利用者が両手で把持して身体を垂下させうる把持部12と、上記身体を垂下させた状態で足を載置しうる足載置部13とを有することから、利用者は腕で上記把持部12を把持することにより、体重を腕で支持することが可能となり、体重を腰部や足のみにかけることなく、腰部や背部の回転運動や捻り運動を行うことができる。
その結果、腰部に負担をかけることなく腰背筋をストレッチさせる運動を行うことができ、特に、腰痛が発生しているような場合には、腰部を保護しつつリハビリを行うことが可能となる。
また、利用者は両手で把持部12を把持した状態で腰部を含む下半身のみを回転させるものであることから、上半身は両手で固定されているため、単に、立って腰部を捻る場合等に比して、確実に筋肉に適度な負荷をかけた状態で限界まで腰部を捻ることができことから、有効な腰部水平回転運動を行うことができる。
また、請求項1記載の発明によれば、身体を垂下させた状態で腰を捻ることができることから、身体全体が垂下することにより重力により腰の周囲の筋肉は足側へ移動して腰部は細くなり、その結果、両足を床面に付いた状態のように体重を腰で支持する場合とは異なり、腰の周囲には腰骨を支持する筋肉がない状態で腰を回転させることができることから、腰背筋そのものがリラックスしており、腰背筋のストレッチ効果を挙げやすい。
請求項2記載の発明によれば、上記フレーム部11は利用者が上記把持部12を把持して身体を垂下させた場合に、上記足載置部13上に足を略伸ばした状態で載置しうるように高さ調整しうることから、利用者は各自の身長にあわせて上記フレーム部11の高さを調整することができ、また、利用者が運動しようとする部位、および腰背筋の障害の症状に合わせて腕にかかる荷重と足や腰部にかかる荷重との、それぞれにかかる負担の割合を変えることができる。
請求項3記載の発明によれば、上記把持部12は、上記足載置部13の直上において、配置されていることから、利用者は、上記把持部12を腕で把持し、身体を真下に垂下させた状態で足載置部13上に足を載置することができることから、体をまっすぐ伸ばした状態で腰の回転運動をすることができ、腰部や背部の筋繊維や関節が伸び、ウエスト部を一番細くした状態において腰部の回転運動をすることができるため、腰部や背部の関節や筋繊維を伸ばした状態で捻りを加えることにより、腰部をはじめとする身体の柔軟を高める運動を行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、利用者は一対の足乗せ部21,21に両足をそれぞれ乗せることにより上記軸部19を中心に足載置板18を回動させて腰背筋の左右回転ストレッチ運動を行うことができることから、上記足乗せ部21,21が足を乗せる際の目印となり、利用者は容易に腰の水平回転運動を行うことができる。
請求項5記載の発明にあっては、上記足載置板18上の一対の足乗せ部21,21は上記軸部19を介して等間隔に離間した位置に配置されていることから、利用者は把持部12を把持した状態で上記足乗せ部21,21に両足をそれぞれ乗せた場合には、上記軸部19が結果的に利用者の身体の中心軸部に位置するようになり、利用者が足載置板18を回転させた場合には、容易に身体の中心軸を中心に腰を水平方向の回転運動を行うことができる。
また、利用者の肩幅や、運動する部位に合わせて足乗せ部21、21の位置を足載置板18の長さ方向に沿って大きく又は小さく変更することができることから、利用者は、腰痛等の症状に合わせた腰部の回転運動や、腰部のストレッチを行う部位にあわせた回転運動を行うことができる。
請求項6記載の発明によれば、利用者は一対の足乗せ部46,46に両足をそれぞれ乗せることにより足載置板55を回動させて腰背筋の左右回転ストレッチ運動を行うことができることから、上記足乗せ部46、46が足を乗せる際の目印となり、利用者は容易に腰の水平回転運動を行うことができる。
請求項7記載の発明にあっては、上記回転基板上の一対の足乗せ部46,46は上記回転基板45の中心部56を介して等間隔に離間した位置に配置されていることから、利用者は把持部12を把持した状態で上記足乗せ部46,46に両足をそれぞれ乗せた場合には、上記回転基板45の中心部56が結果的に利用者の身体の中心軸部に位置するようになり、利用者が回転基板部45を回転させた場合には、容易に身体の中心軸を中心に腰を水平方向の回転運動を行うことができる。
請求項8記載の発明によれば、利用者が上記足乗せ部21,21,46,46に足を載置することにより、上記磁気発生部22、57により発生する磁気により、足の血行促進を図ることができ、その結果、足の筋肉繊維は腰背筋につながっていることから、足の血行がよくなった場合にはその反射的効果として腰背筋の血行も良好なものとなる。
請求項9記載の発明にあっては、アクチュエータ38により上記足載置板18が自動的に回動することから、利用者は足の力を使うことなく、腰の水平回転運動を行うことができる。
従って、利用者が足に障害を持つ場合や、重度の腰痛により足の力により腰部の水平回転運動を行うことができない場合であっても自動的に腰のストレッチ運動を行うことができる。
請求項10記載の発明にあっては、アクチュエータ58により上記足載置板55が自動的に回動することから、利用者は足の力を使うことなく、腰の水平回転運動を行うことができる。
従って、利用者が足に障害を持つ場合や、重度の腰痛により足の力により腰部の水平回転運動を行うことができない場合であっても自動的に腰のストレッチ運動を行うことができる。
また、一般の健常者にあっても、自力で腰の水平回転を行う場合には、アクチュエータにより自動的に足載置板が回転するため、腰の筋肉を自ら使用する必要がなく、腰を完全にリラックスさせた状態で、よりソフトであってかつ効果的な腰のストレッチを行うことができる。
請求項11記載の発明にあっては、上記足載置板18は、足乗せ部21,21上に載置された利用者の足の力により駆動され、上記軸部19を中心に反転して回動することを特徴とする。
従って、請求項11記載の発明にあっては、利用者自らの足の力により足載置板18を回動させて腰部の回転運動を行うように構成されていることから、利用者は足の筋肉も動かすことにより腰部の回転を行い、足から腰部にかけて自ら負荷をかけた状態で腰部の水平回転運動を行うことができる。
その結果、請求項11記載の発明にあっては、利用者が軽度の腰痛であった場合や、健常者であって腰部のストレッチを希望するような場合には効果的に腰部の水平回転運動を行うことができる。
請求項12記載の発明にあっては、上記足載置板55は、足乗せ部46,46上に載置された利用者の足の力により駆動され、上記回転基板45の中心部56を中心に反転して回動することを特徴とする。
従って、請求項12記載の発明にあっては、利用者自らの足の力により足載置板55を回動させて腰部の回転運動を行うように構成されていることから、利用者は足の筋肉も動かすことにより腰部の回転を行い、足から腰部にかけて自ら負荷をかけた状態で腰部の水平回転運動を行うことができる。
その結果、請求項12記載の発明にあっては、利用者が軽度の腰痛であった場合や、健常者であって腰部のストレッチを希望するような場合には効果的に腰部の水平回転運動を行うことができる。
請求項13記載の発明にあっては、例えば、両足が平行に足載置板18の足乗せ部21,21上に置かれた場合には、足載置板18を回動させることにより足を前後方向に至るまで位置を変えることができる。
その結果、請求項13記載の発明にあっては、確実な腰部水平回転運動を行うことができ、良好なストレッチ効果を得ることができる。
請求項14記載の発明にあっては、例えば、両足が平行に足載置板55の足乗せ部46,46上に置かれた場合には、足載置板55を回動させることにより足を前後方向に至るまで位置を変えることができる。
その結果、請求項14記載の発明にあっては、確実な腰部水平回転運動を行うことができ、良好なストレッチ効果を得ることができる。
請求項15記載の発明にあっては、利用者はかかとを下降させることにより、ふくらはぎのストレッチ運動をすることができ、また利用者はかかとを上昇させることにより、ふくらはぎの収縮運動をおこなうことができる。
あわせて、上記かかとの上昇下降運動を続けることにより、上記ふくらはぎから送り出される血流を活発にして下半身の血流をよくすることにより、ひいては全身の血流をくまなく巡らせることが可能となる。
請求項16記載の発明にあっては、利用者は上記把持部50を把持することにより、利用者が所望する負荷においてふくらはぎのストレッチ運動をすることができることから、例えばふくらはぎに怪我を生じている者や、高齢者などであっても、緩慢な動作で安全にふくらはぎのストレッチ運動をすることができる。
請求項17記載の発明にあっては、利用者はかかとを上記かかと固定部51,51に固定させることにより、上記踏み板部48、48の後部を下方に傾斜させた場合にあっても、かかとが下方にずれることなくふくらはぎのストレッチ運動を行うことができる。
請求項18記載の発明にあっては、上記踏み板部48,48は上記踏み板部48,48の前後方向中間部において軸部52により回動可能に軸支されていることから、かかとが下降した場合には、つま先が同一移動分上昇し、利用者は身体を上下方向に大きく移動させることなく土踏まずを中心としてかかとの昇降運動のみに専念することができ、効果的なふくらはぎのストレッチ運動を行うことができる。
請求項19記載の発明にあっては、踏み板支持部49は、オイルダンパーにより形成されていることから、利用者はゆっくりとふくらはぎの延伸動作を行うことができ、ふくらはぎに過度の負担をかけることなくふくらはぎのストレッチ運動を緩慢な動作で行うことができる。したがって、怪我によりふくらはぎのリハビリを行っている者や高齢者が運動する際にも安全にふくらはぎのストレッチ運動を行うことができる。
請求項20記載の発明にあっては、利用者が上記踏み板部48,48に足を載置することにより、上記磁気発生部64,64により発生する磁気により、足の血行促進を図ることができ、ふくらはぎのストレッチ運動に加えて、下半身の血行促進を大いに良好なものとし、結果として全身に巡る血流量を増大させることができる。
請求項21の発明にあっては、利用者が上記踏み板部48,48後部を下方に降下させた場合であっても、上記踏み板部48,48の前部は下方へ付勢されているため、利用者がかかとを上記踏み板部48,48から足を移動させた場合には、上記踏み板部48,48は下方へ付勢され、上記踏み板部48,48は上記載置面に対し、略平行状態となる。したがって、利用者は上記踏み板部48,48前部が下方へ降下する付勢力に抗して、上記踏み板部48,48後部を下方へ下げる運動を行うことにより、運動強度の高いふくらはぎのストレッチ運動を行うことができる。
請求項22記載の発明にあっては、上記蹴り上げ具71を膝で蹴り上げることが可能となり、利用者は遊び心をもって、飽きずに反復して大腰筋の運動をすることが可能となる。上記大腰筋は、スポーツの基本的な動作に深いかかわりを持つ筋肉であり、また、上記筋肉を鍛えることにより、高齢者の歩行能力の衰えを抑止することも可能となる。
請求項23記載の発明にあっては、身長や、身体の筋力、または身体の柔軟性など、利用者の所望する高さにおいて上記蹴り上げ具71を垂下させることができる。
したがって、上記大腰筋の運動を行うことにより、膝が上がるようになってきたら、上記蹴り上げ具71のボールの高さを上方へあげていくことにより、大腰筋を鍛える強度をあげることができる。
また、上記蹴り上げ具71は、蹴り上げ支持部73,73とにより支持されていることから、利用者が上記蹴り上げ具71を蹴り上げた場合であっても、上記蹴り上げ具71が大きく位置をずれることなく、利用者は何度でも反復して上記蹴り上げ具71の蹴り運動を連続して行うことができる。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づき、本発明にかかる健康器具10を詳細に説明する。
本実施の形態に係る健康器具10は、図1に示すように、脚部15と、脚部15に固定されたフレーム部11とを備え、上記フレーム部11に形成され、利用者が両手で把持して身体を垂下させうる把持部12と、利用者が上記把持部12を両手で把持して身体を垂下させた場合に足を載置しうると共に、回動可能に形成された足載置部13とを有する健康器具10であって、上記利用者が把持部12を把持して身体を垂下させると共に足載置部13上に足を載置した状態で、足の位置を水平方向において変移させることにより腰を水平方向に捻ることができるように形成されている。
また、本実施の形態に係る健康器具10にあっては、上記フレーム部11は、高さ調整が可能に形成され、利用者が上記把持部12を把持して身体を垂下させた場合に、上記足載置部13上に足を略伸ばした状態で載置しうるように高さ調整できるように構成されている。
また、本実施の形態に係る健康器具10にあっては、上記フレーム部11は、上記脚部15に左右一対に立設された支柱部16,16と、これらの支柱部16,16の上端部の間に形成された把持部12とを有し、上記把持部12は、上記足載置部13の直上に配置されている。
また、本実施の形態に係る健康器具10にあっては、上記足載置部13は、足載置板18と、この足載置板18を回動可能に支持する軸部19とを備え、上記足載置板18は通常人の肩幅よりも大きい長さ寸法に形成された基板20と、この基板20に設けられた一対の足乗せ部21、21とを有する。
また、本実施の形態に係る健康器具10にあっては、上記足載置板18は上記フレーム11の左右方向に亘って配置される長方形状板材により形成され、上記軸部19は足載置板18の長さ方向の中間部に設けられ、上記足乗せ部21,21は、上記軸部19を介して等間隔に離間した位置に配置され、上記足載置板18の長さ方向に沿って幅間隔を軸部19からの距離が等間隔に調整可能に足載置板18に固定されている。
また、本実施の形態に係る健康器具10にあっては、上記足載置部43は足載置板55と、上記足載置板55を回動可能に支持する載置板保持台44とを備え、上記足載置板55は通常人の肩幅よりも大きい長さ寸法に形成された回転基板45と、この回転基板45に設けられた一対の足乗せ部46,46とを有する。
また、本実施の形態に係る健康器具10にあっては、上記載置板保持台44は、上記フレーム部11の左右方向に亘って配置される直方体箱状により形成され、上記回転基板45は、平板円形状に形成され、上記載置板保持台44の略中央部に配置され、上記足乗せ部46,46は、上記回転基板45の中心部56から等間隔に離間した位置に配置されている。
また、本実施の形態に係る健康器具10にあっては、上記足乗せ部21,21,46,46には磁気発生部22、57が設けられている。
また、本実施の形態に係る健康器具10にあっては、上記足載置板18はアクチュエータ38により駆動され、上記軸部19を中心に所定角度において反転して回動するように構成されている。
また、本実施の形態に係る健康器具10にあっては、上記足載置板55はアクチュエータ58により駆動され、上記回転基板45の中心部56を中心に所定角度において反転して回動されるように構成されている。
また、本実施の形態に係る健康器具10にあっては、上記足載置板18は、足乗せ部21,21上に載置された利用者の足の力により駆動され、上記軸部19を中心に反転して回動されるように構成されている。
また、本実施の形態に係る健康器具10にあっては、上記足載置板55は、足乗せ部46,46上に載置された利用者の足の力により駆動され、上記回転基板45の中心部56を中心に反転して回動されるように構成されている。
また、本実施の形態に係る健康器具10にあっては、上記足載置板18は、上記軸部19を中心に約200度回動しうるように構成されている。
また、本実施の形態に係る健康器具10にあっては、上記足載置板55は、上記回転基板45の中心部56を中心に約200度回動しうるように構成されている。
また、本実施の形態に係る健康器具10にあっては、上記脚部15には、ふくらはぎ延伸装置47が設けられ、上記ふくらはぎ延伸装置47には、利用者が足を載置しうる踏み板部48、48と、上記踏み板部48、48を昇降可能に支持しうる踏み板支持部49が設けられ、上記踏み板部48は、利用者がかかとを下降させることより、ふくらはぎを延伸できるように形成されている。
また、本実施の形態に係る健康器具10にあっては、上記フレーム部11は、利用者が上記踏み板部48,48に足を載置しふくらはぎを延伸させた場合に、略腰位置において、両手で身体を支持しうる把持部50が設けられている。
また、本実施の形態に係る健康器具10にあっては、上記踏み板部48,48後部には、利用者のかかとを固定しうるかかと固定部51,51が設けられている。
また、本実施の形態に係る健康器具10にあっては、上記踏み板部48,48の前後方向中間部には、上記踏み板部48,48の前部及び後部を互いに上下逆方向に昇降可能に軸支しうる軸部52が設けられ、上記踏み板部48,48後部には、未使用時には上記踏み板部48,48を載置面23に対し略平行位置で支持しうるとともに、利用者が上記踏み板部48,48に足を載置しかかとを下降させた場合には、つま先が上昇するように形成されている踏み板支持部49が形成されている。
また、本実施の形態に係る健康器具10にあっては、上記踏み板支持部49は、オイルダンパーにより形成されている。
また、本実施の形態に係る健康器具10にあっては、上記踏み板部48,48には、磁気発生部64,64が設けられている。
また、本実施の形態に係る健康器具10にあっては、上記踏み板部48,48前部には、上記踏み板部48,48前部を下方に付勢しうる弾性部材74が形成されている。
また、本実施の形態に係る健康器具10にあっては、上記把持部12下方には、利用者が膝で蹴り上げることができるように形成されている蹴り上げ具71が設けられている。
また、本実施の形態に係る健康器具10にあっては、上記脚部15の左右には夫々副支柱部26,26が立設され、上記蹴り上げ具71は、上記把持部12より吊り下げられた長さ調整が可能な吊り下げ部72により垂下されるとともに、上記蹴り上げ具71は、上記副支柱部26,26間において夫々設けられた蹴り上げ具支持部73,73により支持されている。
本実施例に係る健康器具10は、図1に示すように、フレーム部11に形成された把持部12を腕で把持し、足載置部13に足を載置させ、足で上記足載置部13を回動させることにより、身体を垂下させた状態で腰を捻るように用いられる。
図1に示すように、健康器具10は、載置面23に載置される脚部15と、脚部15に固定されたフレーム部11と、利用者が上記把持部12を両手で把持して身体を垂下させた場合に足を載置しうると共に、回動可能に形成された足載置部13とを有している。
上記フレーム部11は、上記脚部15の側方部材33,33から立設された支柱部16,16と、上記支柱部16,16上端に配置された把持部12とを有している。
上記フレーム部11は、断面中空の棒状パイプにより形成され、上記脚部15は、略四角形状に棒状パイプにより形成され、上記脚部15の両側方部材33,33において、上記脚部15の前端部34からそれぞれ略2/3の長さ寸法の位置に一対の支柱部16,16が立設され、略1/3の長さ寸法の位置に一対の副支柱部26、26が載置面23に対し垂直方向に立設される。
上記副支柱部26、26は、図1に示すように、全体略L字状に形成され、高さ方向柱部35は配置された場合に利用者の腰の高さ位置に相当する長さ寸法に形成されると共に、上記高さ方向柱部35の上端部から、上記支柱部16,16に対して略直角に折曲固定されることにより腰位置把持部27、27が延設されている。
上記一対の支柱部16,16は、全体コ字状であって、平均的利用者が腕を伸ばした程度の高さ寸法に形成され、上記支柱部16、16の上端部は、前端部34方向に若干折曲され、上記支柱部16、16上端間には棒状の把持部12が形成されている。
上記支柱部16、16は、上記脚部15に固定された支柱部下段部31、31と、上記支柱部下段部31、31の上端部に係合され上記把持部12が設けられた、支柱部上段部30、30とにより構成される。
上記支柱部上段部30、30は、上記支柱部下段部31、31の径寸法よりも小さい径寸法に形成され、上記支柱部上段部30、30を、上記支柱部下段部31、31に挿入することにより、上記支柱部下段部31、31と上記支柱部上段部30、30とが互いに接合されている。
上記支柱部上段部30、30は上記支柱部下段部31、31の上端において設けられた調整ネジ部29、29により係合され、上記調整ネジ部29、29を挿入することにより、上記支柱部上端部30、30は、上記支柱部下段部31、31の上端に係合固定されるように構成されている。
また、上記支柱部下段部31、31の上端部には、左右双方の支柱部下段部31,31を連結する連結部37が配設されている。
本実施例にあっては、上記支柱部上段部31の径寸法が、上記支柱部下段部30の径寸法よりも小さい場合を例に説明しているが、上記支柱部上段部31の径寸法が、上記支柱部下段部30の径寸法よりも大きく形成され、上記支柱部下段部30が、上記支柱部上段部31の径方向内方に挿入して係合されてもよい。
上記フレーム部11の材質は、鉄、アルミ等の金属又はステンレス、チタン等の合金、もしくは合成樹脂製であってもよい。
上記フレーム部11のうち、上記把持部12、上記腰位置把持部27には、ゴム素材や発泡素材からなる、滑り止めカバー36が設けられている。
図1、図2に示すように、足載置部13は、上記脚部15の側方部材33,33間に設けられ、上記側方部材33、33に長さ方向の両端部が固定された長方形状の載置部支持板28と、上記載置部支持板28に軸部19を介して回動可能に固定された足載置板18とにより構成されている。
上記足載置板18は、平均的日本人である利用者の肩幅よりも大きい長さ寸法に形成された略長方形の板状からなる基板20と、上記基板20の長さ方向両端部において、上記基板の長さ方向に対し直角に配置された一対の足乗せ部21,21とを有する。
上記基板20は、長さ方向および幅方向の中間部位において軸部19により載置部支持板28に回動可能に固定されている。上記基板20は、上記脚部15の側方部材33,33の間隔寸法よりも短い長さ寸法に形成され、上記脚部15の内方において、回動可能に形成されている。
上記基板20の幅方向中心部には、軸部19の両側部には、上記基板20の長さ方向に沿って延設されたスリット部24,24が夫々設けられ、上記一対の足乗せ板21,21は上記基板20の上面部において、上記スリット部24,24に直交するように配置され、図示外のクランプ機構からなるロック部を備え、上記スリット部24,24内をスライド可能に係合固定されている。
従って、利用者は、利用時には、自分の腰部の状況に合わせて希望の幅間隔に上記一対の足乗せ部21,21を設定し、上記ロック部により上記スリット部24,24に対して固定した状態で、上記足乗せ部21,21上に双方の足を乗せて使用する。
また、本実施例にあっては、図2、図3に示すように、上記足乗せ部21,21の中央には、永久磁石により構成された磁気発生部22,22が設けられている。この磁気発生部22,22は上記足乗せ部21,21の長さ方向および幅方向の中央部に配置されていることから、利用者が足を乗せた場合には、土踏まずの、いわゆる涌泉穴に磁気を照射しうるように構成されており、利用者の足から磁気エネルギーを補充できる。
さらに、本実施例にあっては、上記足乗せ部21,21の前端部および後端部には、利用者のその他の足のツボを物理的に刺激しうる複数の突起部25が形成されている。
このように構成された足載置板18は図2乃至図4に示すように、載置部支持板28に平行な状態の初期位置から図4に示す最大回動位置との間で、左右方向に略100度、全体として200度回動するように構成されている。
また、図7〜図10は本実施例にかかる第二の実施例を示す。図7に示すように、本実施例にかかる健康器具70にあっては、上記足載置部43は、上記脚部15の側方部材33,33間に設けられ、上記側方部材33,33間の長さ寸法と略同寸法の幅寸法に形成された載置板保持台44と、上記載置板保持台44によって、回動可能に固定された足載置板55とにより構成されている。
上記足載置板55は、平均的日本人である利用者の肩幅よりも大きい直径寸法に形成された平板円形状からなる回転基板45と、上記回転基板45の径方向両端部において、上記回転基板45の中心軸56を対象点として、略平行に配置された一対の足乗せ部46,46とを有する。
上記回転基板45は、上記回転基板45の中心部56の下部に設けられた回転基板軸部(図示せず)を軸中心として上記載置板保持台44によって回動可能に軸支されている。 上記回転基板45は、上記載置板保持台44の上面幅寸法よりも短い直径寸法に形成され、上記脚部15の内方において、回動可能に形成されている。
図7に示すように、上記載置板保持台44は、上記フレーム部11の左右方向に亘って配置される上記脚部15の側方部材33,33間において、直方体箱状に形成され、上記載置板保持台44の長さ寸法は、上記脚部15の前端部34と上記支柱部16、16下端部間と略同寸法に形成されている。上記載置板保持台44の高さ寸法は、平均的な身長の利用者が上記載置板保持台44上に設けられた足乗せ部46,46に足を載置した状態で、上記把持部12を把持して身体を垂下させうる高さ寸法に形成されている。
また、本実施例にあっては、図7に示すように、上記足乗せ部46,46の長さ方向中央には、永久磁石により構成された磁気発生部57、57が設けられている。この磁気発生部57,57は上記足乗せ部46,46の長さ方向および幅方向の中央部に配置されていることから、利用者が足を乗せた場合には、土踏まずの、いわゆる涌泉穴に磁気を照射しうるように構成されており、利用者の足から磁気エネルギーを補充でき、血行を促すように構成されている。
このように構成された足載置板55により支持されている足乗せ部46,46は、図7に示すように、側方部材33,33に対し略平行な状態の初期位置から図8に示す最大回動位置との間で、左右方向に略100度、全体として200度回動するように構成されている。
また、本実施例にあっては、図7に示すように、上記脚部15には、ふくらはぎ延伸装置47が設けられ、上記ふくらはぎ延伸装置47には、利用者が足を載置しうる踏み板部48,48と、上記踏み板部48,48を昇降可能に支持しうる踏み板支持部49が設けられている。
上記ふくらはぎ延伸装置47は、上記脚部15の後端部59内方に設けられ、上記踏み板部48,48は、上記脚部15内方において、上記後端部59上に設けられた略直方体形状の延伸装置フレーム部62上端部に設けられている。
上記踏み板部48,48は、一般利用者の足の大きさよりも広い大きさに形成された平板状部材が同一の高さ位置において長さ方向において2個並列して形成され、上記踏み板部48,48後端部には、利用者のかかとを固定しうるかかと固定部51,51が夫々設けられている。
上記かかと固定部51,51は、内面側が利用者のかかとと略同形の彎曲状に形成され、上記踏み板部48,48は、上記踏み板部48,48の前方に向かう凹部を有して形成されている。
上記延伸装置フレーム部62は、上記踏み板部48,48の幅寸法よりも広い幅寸法に形成され、上記踏み板部48,48の前後方向中間部には、上記踏み板部48,48の前部及び後部を互いに上下逆方向に昇降可能に軸支しうる軸部52が設けられる。
上記軸部52は、上記延伸装置フレーム部62のかかと固定部側の上端部幅方向に沿って設けられ、上記踏み板部48,48は、上記延伸装置フレーム部62に設けられた軸部52を軸中心として上記踏み板部48,48の後部を昇降可能に軸支されている。
上記踏み板部48,48後部には、未使用時には上記踏み板部48,48を載置面23に対し略平行位置で支持しうるとともに、利用者が上記踏み板部48,48に足を載置しかかとを下降させた場合には、つま先が上昇するように形成されている踏み板支持部49が形成されている。
上記踏み板支持部49は、本実施例においては、上記オイルダンパー53により形成されている。
上記オイルダンパー53は、円筒状のダンパー本体部53aと、上記ダンパー本体部53aから軸方向両端に突出するアーム部53b,53bとを備えている。
上記踏み板支持部49は、上記2枚の踏み板48,48の後部側結合部の裏面において一端部が回動可能な蝶番部材64により軸支され、上記踏み板支持部49の踏み板部48,48側他端部は、上記踏み板部48,48下方に設けられ、上記延伸フレーム部下端部に設けられた蝶番部材65により回動可能に軸支されている。
図9に示すように、上記フレーム部11は、一般的な身長の利用者が上記踏み板部48,48に足を載置しふくらはぎを延伸させた場合に、略腰の高さ位置において身体を支持しうるパイプフレーム状の把持部50が設けられている。
上記把持部50は、全体形状略コ字状に形成され、上記支柱部16,16における利用者の略腰位置から上記脚部15の後端部59側へ上記脚部15と略平行に延設され、上記脚部15の後端部側形状と略同形に形成されている。
図10に示すように、上記踏み板部48,48前部には、上記蝶番部材65との間に、上記踏み板部48,48前部を下方に付勢しうるコイルスプリング74が設けられている。
したがって、利用者が上記踏み板部48,48後部をかかとで下方に降下させた場合、上記踏み板部48,48は上記軸部52を介して、上記踏み板部48,48の前部を上方へ上昇させることとなるが、上記コイルスプリング74の付勢力により上記踏み板部48、48の前部は下方へ降下し、上記踏み板部48,48は上記載置面23に対し、略平行状態となる。
本発明にかかる上記弾性部材74は、コイルスプリングにより形成されているが、ゴム状弾性部材などにより形成されてもよい。
図7、図8に示すように、上記把持部50と上記延伸装置フレーム部62の後端部59側との間には把持部支持柱66が設けられている。
図7、図9に示すように、上記把持部50には、利用者が上記把持部を把持するのに容易なゴム素材からなる、滑り止めカバー67が設けられている。また、上記滑り止めカバー67は、発泡素材、樹脂素材、エラストマーなどによって形成されてもよい。
また、本実施例にあっては、図7に示すように、上記踏み板部48,48の中央には、永久磁石により構成された磁気発生部63,63が設けられている。上記磁気発生部63,63は、上記踏み板部48,48の長さ方向および幅方向の中央部に配置されていることから、利用者が足を乗せた場合には、土踏まずの、いわゆる涌泉穴に磁気を照射しうるように構成されており、上記磁気により足の血行促進を図ることができる。
本件発明にかかる他の実施例として、図11に示すように上記把持部12下方には、利用者が膝で蹴り上げることができるように形成されている蹴り上げ具71が設けられている。
上記蹴り上げ具71は、上記把持部12より吊り下げられた長さ調整が可能な吊り下げ部72により垂下されるとともに、上記蹴り上げ具71は、上記副支柱部26,26間において夫々設けられた蹴り上げ具支持部73,73により支持されている。
本件発明にかかる、上記蹴り上げ具71は、ハンドボール球程度の径寸法のボール状円形部材により形成されており、利用者が上記蹴り上げ具71を膝で蹴り上げた場合であっても、膝が痛くならない程度のゴム弾性を有する。
上記吊り下げ部72は、紐状部材により形成されており、上記支柱部16,16上端部に設けられた把持部12の幅方向略中央部において取り外し可能に結合されている。また、上記紐状部材を結びつけることにより、上記吊り下げ部72の長さ調整可能に形成されている。
また、上記副支柱部26、26に設けられた蹴り上げ具支持部73,73は、上記副支柱部26,26上部において、取り外し可能に係合されている。
本件発明に係る、上記蹴り上げ具支持部73、73は、ゴム弾性を有するゴム紐により形成されているが、上記蹴り上げ具支持部73,73は、コイルバネや、ゴム弾性を有する紐状部材により形成されてもよい。
上記蹴り上げ具71は、上記副支柱部26,26に設けられた蹴り上げ具支持部73,73により、上記副支柱部26,26の夫々に対し略均等に付勢されていることから、上記蹴り上げ具71を、上記把持部12の下方において保持することができる。したがって、上記蹴り上げ具71は、上記吊り下げ部72と上記蹴り上げ具支持部73,73とにより、保持されている。
例えば、利用者が上記蹴り上げ具71を膝で蹴り上げることにより、上記蹴り上げ具71の定位置から移動した場合であっても、上記夫々の蹴り上げ具支持部73,73の弾性力により、上記副支柱部26,26間の左右方向略中央部に付勢保持され、上記吊り下げ部72により、利用者が所望する高さ寸法に上記蹴り上げ具71の高さ位置に保持することが可能となる。
以下、添付図面に示す実施例に基づき、本発明に係る健康器具10の作用について詳細に説明する。
上記健康器具10は、図5に示すように、利用者42が上記支柱部16上方に設けられた把持部12を両手で把持した状態で、足載置部13に足を載置しながら上記足載置部13を回動させることにより、身体を垂下させた状態で腰部の水平回転運動をすることができる。
即ち、利用者は図2に示す状態から、左右いずれかの方向(本実施例においては左側方向)に足をねじり始め、図3の示す、基板20が載置板支持部27に対して45度の位置になるような右足が前方に進出し、左足が後退する中間の状態を経由して、最終的に、基板20が載置支持部27に対して略直交し、右足が最も前出すると共に左足が最も後退しそれぞれ前後方向において一列となる状態位置に至るまで回動し、この状態を最終位置として、反転し、図3に示す中間位置を介して図に示す初期位置に戻る。
その後、反対方向にねじり始め、上記同様に図2に相当する中間位置を介して、最終的には、左足が最も前出し右足が最も後退して前後方向において一列となる状態位置に至るまで回動し、これを最終位置として反転する。
このような反転動作を所望の時間、繰り返すことにより、腰部の水平反転回動運動を容易に行うことができ、腰背筋の水平方向におけるストレッチを、手軽に、かつ、腰部に負担をかけることなく行うことができる。
即ち、利用者は、上記支柱部16の上端に設けられた上記把持部12を手で把持し身体を垂下させることにより腰部・背部、腹部等の筋繊維や関節を伸ばすことができ、上記筋繊維等が伸ばされた状態において、回動可能な足載置部13に足を載置しながら左右方向に交互に身体を捻ることにより、腰部等に自分の体重による負担をかけることなく、腰部等の筋繊維をさらに伸ばすことが可能となる。
すなわち、上記のような状態で利用者の腰部が左右方向に反転しながら捻られた場合には、腰背筋に対しては身体左右方向における緊張と弛緩とが交互に加えられることから、筋肉繊維の疲労が除去されると共に血行が良好になり、腰背筋の凝りや痛みを次第に解消させることができる。
上記腰部の回動運動を体操として行う場合には、起立した状態で、手を大きく水平方向に振りながら上半身を左右方向に反転させて捻ることにより腰に対して上半身の回転力による負荷をくわえ、腰背筋に緊張と弛緩とを与えるものである。
このような体操を自力で行うことは、老人や身体に障害のあるものにとっては場合によっては困難な場合があり、また、体操そのものに操体法としてのコツがあることから、適切な指導者に指導を受けつつ行わなければ効果がない場合があり、また、腰背筋に負担をかけすぎることにより症状を悪化させる場合もある。
しかしながら、本実施例に係る健康器具10にあっては、利用者は上記足載置部13に足を載置させた状態で身体を捻ることにより容易に腰部の回動動作が行うことができる。
なお、健常者や、身体の強化を図る利用者は、肩や腰部等にウェイトを装着した状態で身体を垂下させることにより、自重のみで身体を垂下させた場合よりも、さらに身体を上下方向に伸ばすことができ、上記状態で腰部の回転運動をすることにより、さらに身体の上下方向における引き延ばし効果を高めることができる。
上記把持部12は、利用者の体格に応じて、利用者が足載置部13に足を乗せ、把持部13を手で把持して身体を垂下させた状態で腰部の回動運動が可能な高さに調整が可能であり、上記支柱部上段部30上端に設けられた把持部12は、上記支柱部下段部31に設けられた調整ネジ部29により、上記支柱部上段部30との係合状態を解除することにより上記支柱部上段部30が上下動作可能となり、上記支柱部上段部30の上方に設けられた上記把持部12の高さを変えることができる。
これにより、利用者は各個人による身長等の体格差によらず身体を垂下させた状態で足載置部13に足を載置させた状態で身体を回動させることができる。
本実施例にあっては、図1に示すように、上記把持部13の高さは利用者が身体を垂下させうる高さに調整しうる場合を例に説明しているが、利用者が中腰の状態で腰部の回動運動をしうる高さに調整してもよい。また、必要に応じて、略腰部の高さに設けられた腰位置把持部27を把持することにより、腰部の回動運動をしてもよい。
利用者は、自分の症状、希望に応じて肩幅程度もしくはそれ以上に足を広げ、上記足載置部13を構成する一対の足乗せ板21に足を載置し、腰部の回動運動をおこなうものであるが、本実施例に係る健康器具10にあっては、上記一対の足乗せ板21は、上記基板20に設けられたスリット部24にスライド可能に固定されている。
従って、利用者は、上記一対の足乗せ板21を基板20の長さ方向に沿って移動させることが可能となり、利用者の体格、希望に合わせて上記一対の足乗せ板の左右位置を変えることができる。
また、利用者は、上記一対の足乗せ板21間を肩幅程度の寸法のみならず、利用者が運動を行いたい部位により、肩幅の幅よりも足間を広げて運動してもよいし、足を略揃えた状態で運動してもよい。
本実施例にあっては、利用者が自分の足の力で基板20を軸部19を中心として回動させる場合を例に説明したが、上記実施例に限定されず、基板20が適宜のアクチュエータにより自動的に反転回動するように構成されていてもよい。
図6に示す実施例に係る健康器具40にあっては、脚部15の後端一方側部には、基板20を反転駆動させうるアクチュエータ部38が設けられている。このアクチュエータ部38は、アクチュエータとしての電動ステップモータを有すると共に、右側支柱部26aには、上記アクチュエータの駆動又は停止状態、及び回動速度を操作する操作部39が設けられている。
上記アクチュエータ部38と足載置部13との間にはパネル41が設けられ、このパネル40の下方には上記ステップモータと上記軸部19との間を接合して、ステップモータの駆動力を軸部19へ伝達するベルト(図示せず)が設けられている。
従って、本実施例にあっては、利用者が上記操作部39を適宜操作することにより、ステップモータにより構成されたアクチュエータ部を駆動させ、駆動力により軸部19を回動させて所望の所定角度分、上記基板20を連続して反転動させることができる。
本実施例にあっては、利用者は自らの足の力により上記基板20を回動させる必要がなくいことから、利用者が重度の腰痛であったような場合、もしくは足に障害を有していたような場合であっても、腰部の水平回転運動を行うことができる。
また健常者であっても、本実施例に係る健康器具40を利用することにより、上記把持部12を把持して身体を垂下させた状態で、足の力を使うことなく、完全にリラックスして腰部の水平回転運動を行うこともできる。
また、図7〜図10は本実施例にかかる第二の実施例を示す。図7に示すように、本実施例にかかる健康器具70にあっては、上記足載置部43は、上記脚部15の側方部材33,33間に設けられ、上記側方部材33,33間の長さ寸法と略同寸法の幅寸法に形成された載置板保持台44と、上記載置板保持台44によって、回動可能に固定された足載置板55とにより構成されている。
上記足載置板55は、平均的日本人である利用者の肩幅よりも大きい直径寸法に形成された平板円形状からなる回転基板45と、上記回転基板45の径方向両端部において、上記回転基板45の中心軸56を対象点として、略平行に配置された一対の足乗せ部46,46とを有する。
上記回転基板45は、上記回転基板45の中心部56の下部に設けられた回転基板軸部(図示せず)を軸中心として上記載置板保持台44によって回動可能に軸支されている。 上記回転基板45は、上記載置板保持台44の上面幅寸法よりも短い直径寸法に形成され、上記脚部15の内方において、回動可能に形成されている。
図7に示すように、上記載置板保持台44は、上記フレーム部11の左右方向に亘って配置される上記脚部15の側方部材33,33間において、直方体箱状に形成され、上記載置板保持台44の長さ寸法は、上記脚部15の前端部34と上記支柱部16、16下端部間と略同寸法に形成されている。上記載置板保持台44の高さ寸法は、平均的な身長の利用者が上記載置板保持台44上に設けられた足乗せ部46,46に足を載置した状態で、上記把持部12を把持して身体を垂下させうる高さ寸法に形成されている。
また、上記載置板保持台44を構成する、上記脚部15の後端部59側に形成されている後端部側面部61において、上記載置板保持台44の上端面の後端部側面部61側端部から上記載置面23に対し斜方向の側面部が形成されている。
また、本実施例にあっては、図7に示すように、上記足乗せ部46,46の長さ方向中央には、永久磁石により構成された磁気発生部57、57が設けられている。この磁気発生部57,57は上記足乗せ部46,46の長さ方向および幅方向の中央部に配置されていることから、利用者が足を乗せた場合には、土踏まずの、いわゆる涌泉穴に磁気を照射しうるように構成されており、利用者の足から磁気エネルギーを補充でき、血行を促すように構成されている。
このように構成された足載置板55により支持されている足乗せ部46,46は、図7に示すように、側方部材33,33に対し略平行な状態の初期位置から図8に示す最大回動位置との間で、左右方向に略100度、全体として200度回動するように構成されている。
また、本実施例にあっては、図7に示すように、上記脚部15には、ふくらはぎ延伸装置47が設けられ、上記ふくらはぎ延伸装置47には、利用者が足を載置しうる踏み板部48,48と、上記踏み板部48,48を昇降可能に支持しうる踏み板支持部49が設けられている。
上記ふくらはぎ延伸装置47は、上記脚部15の後端部59内方に設けられ、上記踏み板部48,48は、上記脚部15内方において、上記後端部59上に設けられた略直方体形状の延伸装置フレーム部62上端部に設けられている。
上記踏み板部48,48は、一般利用者の足の大きさよりも広い大きさに形成された平板状部材が同一の高さ位置において長さ方向において2個並列して形成され、上記踏み板部48,48後端部には、利用者のかかとを固定しうるかかと固定部51,51が夫々設けられている。
上記かかと固定部51,51は、内面側が利用者のかかとと略同形の彎曲状に形成され、上記踏み板部48,48は、上記踏み板部48,48の前方に向かう凹部を有して形成されている。
上記延伸装置フレーム部62は、上記踏み板部48,48の幅寸法よりも広い幅寸法に形成され、上記踏み板部48,48の前後方向中間部には、上記踏み板部48,48の後部を昇降可能に軸支しうる軸部52が設けられる。
上記軸部52は、上記延伸装置フレーム部62のかかと固定部側の上端部幅方向に沿って設けられ、上記踏み板部48,48は、上記延伸装置フレーム部62に設けられた軸部52を軸中心として上記踏み板部48,48の後部を昇降可能に軸支されている。
上記踏み板部48,48後部には、未使用時には上記踏み板部48,48を載置面23に対し略平行位置で支持しうるとともに、利用者が上記踏み板部48,48に足を載置しかかとを下降させる場合には、上記踏み板部48,48後部を下降しうるように形成されている踏み板支持部49が形成されている。
上記踏み板支持部49は、本実施例においては、上記オイルダンパー53により形成されている。
上記オイルダンパー53は、円筒状のダンパー本体部53aと、上記ダンパー本体部53aから軸方向両端に突出するアーム部53b,53bとを備えている。
上記踏み板支持部49は、上記2枚の踏み板48,48の後部側結合部の裏面において一端部が回動可能な蝶番部材64により軸支され、上記踏み板支持部49の踏み板部48,48側他端部は、上記踏み板部48,48下方に設けられ、上記延伸フレーム部下端部に設けられた蝶番部材65により回動可能に軸支されている。
図9に示すように、上記フレーム部11は、一般的な身長の利用者が上記踏み板部48,48に足を載置しふくらはぎを延伸させた場合に、略腰の高さ位置において身体を支持しうるパイプフレーム状の把持部50が設けられている。
上記把持部50は、全体形状略コ字状に形成され、上記支柱部16,16における利用者の略腰位置から上記脚部15の後端部59側へ上記脚部15と略平行に延設され、上記脚部15の後端部側形状と略同形に形成されている。
図10に示すように、上記踏み板部48,48前部には、上記蝶番部材65との間に、上記踏み板部48,48前部を下方に付勢しうるコイルスプリング74が設けられている。
したがって、利用者が上記踏み板部48,48後部をかかとで下方に降下させた場合、上記踏み板部48,48は上記軸部52を介して、上記踏み板部48,48の前部を上方へ上昇させることとなるが、上記コイルスプリング74の付勢力により上記踏み板部48、48の前部は下方へ降下し、上記踏み板部48,48は上記載置面23に対し、略平行状態となる。
本発明にかかる上記弾性部材74は、コイルスプリングにより形成されているが、ゴム状弾性部材などにより形成されてもよい。
図7、図8に示すように、上記把持部50と上記延伸装置フレーム部62の後端部59側との間には把持部支持柱66が設けられている。
図7、図9に示すように、上記把持部50には、利用者が上記把持部を把持するのに容易なゴム素材からなる、滑り止めカバー67が設けられている。また、上記滑り止めカバー67は、発泡素材、樹脂素材、エラストマーなどによって形成されてもよい。
また、本実施例にあっては、図7に示すように、上記踏み板部48,48の中央には、永久磁石により構成された磁気発生部63,63が設けられている。上記磁気発生部63,63は、上記踏み板部48,48の長さ方向および幅方向の中央部に配置されていることから、利用者が足を乗せた場合には、土踏まずの、いわゆる涌泉穴に磁気を照射しうるように構成されており、上記磁気により足の血行促進を図ることができる。
本件発明にかかる他の実施例として、図11に示すように上記把持部12下方には、利用者が膝で蹴り上げることができるように形成されている蹴り上げ具71が設けられている。
上記蹴り上げ具71は、上記把持部12より吊り下げられた長さ調整が可能な吊り下げ部72により垂下されるとともに、上記蹴り上げ具71は、上記副支柱部26,26間において夫々設けられた蹴り上げ具支持部73,73により支持されている。
本件発明にかかる、上記蹴り上げ具71は、ハンドボール球程度の径寸法のボール状円形部材により形成されており、利用者が上記蹴り上げ具71を膝で蹴り上げた場合であっても、膝が痛くならない程度のゴム弾性を有する。
上記吊り下げ部72は、紐状部材により形成されており、上記支柱部16,16上端部に設けられた把持部12の幅方向略中央部において取り外し可能に結合されている。また、上記紐状部材を結びつけることにより、上記吊り下げ部72の長さ調整可能に形成されている。
また、上記副支柱部26、26に設けられた蹴り上げ具支持部73,73は、上記副支柱部26,26上部において、取り外し可能に係合されている。
本件発明に係る、上記蹴り上げ具支持部73、73は、ゴム弾性を有するゴム紐により形成されているが、上記蹴り上げ具支持部73,73は、コイルバネや、ゴム弾性を有する紐状部材により形成されてもよい。
上記蹴り上げ具71は、上記副支柱部26,26に設けられた蹴り上げ具支持部73,73により、上記副支柱部26,26の夫々に対し略均等に付勢されていることから、上記蹴り上げ具71を、上記把持部12の下方において保持することができる。したがって、上記蹴り上げ具71は、上記吊り下げ部72と上記蹴り上げ具支持部73,73とにより、保持されている。
例えば、利用者が上記蹴り上げ具71を膝で蹴り上げることにより、上記蹴り上げ具71の定位置から移動した場合であっても、上記夫々の蹴り上げ具支持部73,73の弾性力により、上記副支柱部26,26間の左右方向略中央部に付勢保持され、上記吊り下げ部72により、利用者が所望する高さ寸法に上記蹴り上げ具71の高さ位置に保持することが可能となる。
また、図8に示すように、利用者は上記支柱部上方に設けられた把持部12を両手で把持した状態で、上記載置板保持台44により回動可能に軸支された足載置板55上の足乗せ部46,46に足を載置しながら上記足載置板55を回動させることにより、身体を垂下させた状態で腰部の水平回転運動を行うことができる。
また、図9に示すように、利用者は上記脚部15後端部59に設けられたふくらはぎ延伸装置47によって、ふくらはぎの伸長、収縮運動によるストレッチ運動を行うことができる。
上記ふくらはぎは第二の心臓とも言われるほど身体における重要度が高い部位であり、上記部位をストレッチさせることにより、ふくらはぎから送り出される血流を増大させ、下半身の血流をよくし、ひいては全身の血行促進に大いに役立つこととなるものである。
ここで、利用者は上記ふくらはぎ延伸装置47上端部に設けられた踏み板部48,48に足を載置し、略腰位置に設けられた把持部59を把持する。
図9、図10を示すように、上記踏み板部48,48は、上記踏み板部48,48の前後方向中間部に設けられた軸部52を介して、上記踏み板部48,48の後部を下降させることができる。このことにより上記踏み板部48,48の後部を下へ、上記踏み板部48,48の前部を上昇させ、上記踏み板部48,48に載置されている利用者のかかとを後方へ傾斜させると共に下方へ降下させ、つま先は上方へ傾斜させると共に上昇させ、結果として、上記踏み板部48,48上に足を載置した利用者のふくらはぎを伸ばすことができる。
また、図9、図10に示すように、上記踏み板部48,48の裏面側には、未使用時には上記踏み板部48,48を載置面23に対し略平行位置で支持しうるとともに、利用者が上記踏み板部48,48に足を載置しかかとを下降させる場合には、上記踏み板部48,48後部を下降しうるように形成されている踏み板支持部49が設けらており、上記踏み板支持部49は、オイルダンパー53により形成されていることから、利用者は緩慢な動作で上記踏み板部48、48の後部の昇降運動を行うことができる。
図9に示すように、利用者は上記踏み板部48,48の後部を下降させる場合には、上記踏み板部48,48の後部裏面と、上記延伸装置フレーム部下端部間において夫々回動可能に軸支されたオイルダンパー53のアーム部53b,53bの長さ寸法が収縮され、上記足踏み部48,48の後部を下方へ降下させることにより利用者のかかとを下方へ傾斜させ、上記足踏み部48,48の前部を上方へ上昇させることにより、利用者のつま先は上方へ傾斜される。
図9、図10に示すように、上記踏み板部48,48の後部を後方へ傾斜させた場合には、上記足踏み部48,48上に載置した利用者の足は、上記足踏み部48,48後部に設けられたかかと固定部51,51により利用者のかかと部分が係止されることから、利用者は上記足のずれに悩まされることなくふくらはぎのストレッチ運動に専念することが可能となる。
本実施例に係る健康器具70にあっては、上記載置板保持台44内部には、上記回転基板45を反転駆動させうるアクチュエータ部58が設けられている。このアクチュエータ部58は、アクチュエータとしての電動ステップモータを有すると共に、上記アクチュエータの駆動又は停止状態、及び回動速度を制御できる操作部69が設けられている。
上記載置板保持台44内部には、上記アクチュエータ部58に設けられた電動ステップモータの回転を、上記回転基板45に同期回転させる伝達するベルト(図示せず)が設けられている。
従って、本実施例にあっては、利用者が上記操作部69を適宜操作することにより、ステップモータにより構成されたアクチュエータ部58を駆動させ、駆動力により上記回転基板45を回動させて所望の所定角度分、上記回転基板45を連続して200度の間で反転動させることができる。
本実施例にあっては、利用者は自らの足の力により上記回転基板45を回動させる必要がないことから、利用者が重度の腰痛であったような場合、もしくは足に障害を有していたような場合であっても、腰部の水平回転運動を行うことができる。
また健常者であっても、本実施例に係る健康器具70を利用することにより、上記把持部12を把持して身体を垂下させた状態で、足の力を使うことなく、完全にリラックスして腰部の水平回転運動を行うこともできる。
本実施例にあっては、上記回転基板45が適宜のアクチュエータ58により自動的に反転回動するように構成されている場合を例に説明したが、上記実施例に限定されず利用者が自分の足の力で回転基板部45を中心部56を中心として回動できるように構成されていてもよい。
本実施例にあっては、図10に示すように、上記踏み板部48,48前部を下方に付勢しうる弾性部材74が形成されていることから、図9に示すように利用者が上記踏み板部48,48後部を下方に降下させた場合であっても、利用者がかかとを上記踏み板部48,48から足を移動させた場合には、上記踏み板部48,48の前部は下方へ付勢され、上記踏み板部48,48は上記載置面に対し、略平行状態となる。
また、利用者は上記踏み板部48,48前部が下方へ降下する付勢力に抗して、上記踏み板部48,48後部を下方へ下げる運動を行うこととなることから、運動効果の高いふくらはぎのストレッチ運動を行うことができる。
本願発明に係る健康器具80にあっては、図11に示すように、上記把持部12下方には、利用者が膝で蹴り上げることができるように形成されている蹴り上げ具71が設けられていることから、利用者は上記蹴り上げ具71を膝で蹴り上げることができ、大腰筋のトレーニングを行うことができる。
上記大腰筋は、腿を前方に振り出したり、高く上げたりするのに大いに関与し、走る・跳ぶ・蹴るなど、スポーツの基本的に必要な重要な筋肉であるにも関わらず、いわゆる見えない筋肉であることから、一般的な腹筋運動などによってはトレーニングを行い難い箇所である。
本実施例においては、上記蹴り上げ具71は、ハンドボール球程度の径寸法のボールにより形成されており、利用者が上記蹴り上げ具71を膝で蹴り上げた場合であっても、膝が痛くならない程度のゴム弾性を有する。
したがって、単に大腰筋の筋肉トレーニングをする場合と比較して、利用者は上記把持部12下方に設けられたボールを膝で蹴り上げるという動作を伴うことから、興味を持って飽きずに反復して大腰筋のトレーニングを行うことができる。
また、上記蹴り上げ具71は、上記把持部12より吊り下げられた長さ調整が可能な吊り下げ部72により垂下されていることから、身長や、身体の筋力、または身体の柔軟性など、利用者の所望する高さにおいて上記蹴り上げ具71を垂下させることができる。
例えば、利用者が上記膝の蹴り上げ運動を繰り返し反復して行うことにより、利用者の大腿菌の筋力や、柔軟性が向上された場合にあっては、上記紐状に形成されている吊り下げ部72の長さを短くすることにより、上記蹴り上げ具71を上方位置へ上げ、利用者はより膝を高い位置に上げる運動を行うことができる。
上記蹴り上げ具71は、上記副支柱部26,26に設けられたゴム弾性を有するゴム状の蹴り上げ具支持部73,73により、上記副支柱部26,26の夫々に対し略均等に付勢されていることから、図11に示すように、利用者が上記蹴り上げ具71を膝で蹴り上げることにより、上記ゴム状の蹴り上げ具支持部73,73は伸長され、上記蹴り上げ具71の定位置から移動される。
この場合、上記蹴り上げ具71がその定位置からずれた場合であっても、上記蹴り上げ具71は上記夫々の蹴り上げ具支持部73,73の弾性力により、上記副支柱部26,26間の左右方向略中央部に付勢保持され、上記吊り下げ部72により、利用者が所望する高さ寸法に上記蹴り上げ具71の高さ位置に保持されることから、利用者は何度でも反復して上記蹴り上げ具71の蹴り運動を連続して行うことができる。
本件発明は、直立状態であって、腕で身体を保持しながら腰部の回転運動をすることができ、かつふくらはぎのストレッチ及び大腰筋のトレーニングができる健康器具に適用できるものである。
図1は、本発明に係る健康器具の一実施例を示す全体斜視図である。 図2は、本発明に係る健康器具の一実施例を示す平面図である。 図3は、本発明に係る健康器具の一実施例に係り、足載置部を半ば回動させた状態を示す平面図である。 図4は、本発明に係る健康器具の一実施例に係り、足載置部を完全に回動させた状態を示す平面図である。 図5は、本発明に係る健康器具の一実施例に係り、利用者が実際に利用している状態を示す斜視図である。 図6は、本発明に係る健康器具の第二の実施例を示す斜視図である。 図7は、本発明に係る健康器具の第二実施例を示す斜視図である。 図8は、本発明に係る健康器具の第二実施例に係り、利用者が実際に利用している状態を示す斜視図である。 図9は、本発明に係る健康器具の第二実施例に係り、利用者がふくらはぎ延伸装置を実際に利用している状態を示す全体斜視図である。 図10は、本発明に係る健康器具の第二実施例に係り、ふくらはぎ延伸装置を示す側面図である。 図11は、本発明に係る健康器具の第二実施例に係り、利用者が蹴り上げ具を実際に利用している状態を示す全体斜視図である。
符号の説明
10 健康器具
11 フレーム部
12 把持部
13 足載置部
15 脚部
16 支柱部
17 棒状部
18 足載置板
19 軸部
20 基板
21 足乗せ部
22 磁気発生部
23 載置面
24 スリット部
25 突起部
26 副支柱部
27 腰位置把持部
28 載置部支持板
29 調整ネジ部
30 支柱部上段部
31 支柱部下段部
33 側方部材
34 前端部
35 高さ方向柱部
36 滑り止めカバー
37 連結部
38 アクチュエータ
39 操作部
40 健康器具
41 パネル
42 利用者
43 足載置部
44 載置板保持台
45 回転基板部
46 足乗せ部
47 ふくらはぎ延伸装置
48 踏み板部
49 踏み板支持部
50 把持部
51 かかと固定部
52 軸部
53 オイルダンパー
53a ダンパー本体部
53b アーム部
55 足載置板
56 中心部
58 アクチュエータ
59 後端部
60 突起部
61 後端部側面部
62 延伸装置フレーム部
63 磁気発生部
64 蝶番部材
65 蝶番部材
66 把持部支持柱
67 滑り止めカバー
69 操作部
70 健康器具
71 蹴り上げ具
72 吊り下げ部
73 蹴り上げ具支持部
74 弾性部材
80 健康器具

Claims (23)

  1. 脚部と、脚部に固定されたフレーム部とを備え、上記フレーム部に形成され、利用者が両手で把持して身体を垂下させうる把持部と、利用者が上記把持部を両手で把持して身体を垂下させた場合に足を載置しうると共に、回動可能に形成された足載置部とを有する健康器具であって、
    上記利用者が把持部を把持して身体を垂下させると共に足載置部上に足を載置した状態で、足の位置を水平方向において変移させることにより腰を水平方向に捻ることができるように形成されていることを特徴とする健康器具。
  2. 上記フレーム部は、高さ調整が可能に形成され、利用者が上記把持部を把持して身体を垂下させた場合に、上記足載置部上に足を略伸ばした状態で載置しうるように高さ調整しうることを特徴とする請求項1記載の健康器具。
  3. 上記フレーム部は、上記脚部に左右一対に立設された支柱部と、これらの支柱部の上端部の間に形成された把持部とを有し、上記把持部は、上記足載置部の直上に配置されていることを特徴とする請求項2記載の健康器具。
  4. 上記足載置部は、足載置板と、この足載置板を回動可能に支持する軸部とを備え、上記足載置板は通常人の肩幅よりも大きい長さ寸法に形成された基板と、この基板に設けられた一対の足乗せ部とを有することを特徴とする請求項3記載の健康器具。
  5. 上記足載置板は上記フレームの左右方向に亘って配置される長方形状板材により形成され、上記軸部は足載置板の長さ方向の中間部に設けられ、
    上記足乗せ部は、上記軸部を介して等間隔に離間した位置に配置され、上記足載置板の長さ方向に沿って幅間隔を軸部からの距離が等間隔に調整可能に足載置板に固定されていることを特徴とする請求項4記載の健康器具。
  6. 上記足載置部は足載置板と、上記足載置板を回動可能に支持する載置板保持台とを備え、
    上記足載置板は通常人の肩幅よりも大きい長さ寸法に形成された回転基板と、この回転基板に設けられた一対の足乗せ部とを有することを特徴とする請求項3記載の健康器具。
  7. 上記載置板保持台は、上記フレームの左右方向に亘って配置される直方体箱状により形成され、上記回転基板は平板円形状に形成され、上記載置板保持台の略中央部に配置され、
    上記足乗せ部は、上記回転基板の中心部から等間隔に離間した位置に配置されていることを特徴とする請求項6記載の健康器具。
  8. 上記足乗せ部には磁気発生部が設けられていることを特徴とする請求項5もしくは請求項7記載の健康器具。
  9. 上記足載置板はアクチュエータにより駆動され、上記軸部を中心に所定角度において反転して回動することを特徴とする請求項5記載の健康器具。
  10. 上記足載置板はアクチュエータにより駆動され、上記回転基板の中心部を中心に所定角度において反転して回動することを特徴とする請求項7記載の健康器具。
  11. 上記足載置板は、足乗せ部上に載置された利用者の足の力により駆動され、上記軸部を中心に反転して回動することを特徴とする請求項5記載の健康器具。
  12. 上記足載置板は、足乗せ部上に載置された利用者の足の力により駆動され、上記回転基板の中心部を中心に反転して回動することを特徴とする請求項7記載の健康器具。
  13. 上記足載置板は、上記軸部を中心に約200度回動しうるように構成されていることを特徴とする請求項1〜5、8、9、11記載の健康器具。
  14. 上記足載置板は、上記回転基板の中心部を中心に約200度回動しうるように構成されていることを特徴とする請求項1〜3、6〜8、10,12記載の健康器具。
  15. 上記脚部には、ふくらはぎ延伸装置が設けられ、
    上記ふくらはぎ延伸装置には、利用者が足を載置しうる踏み板部と、上記踏み板部を昇降可能に支持しうる踏み板支持部が設けられ、
    上記踏み板部は、利用者がかかとを下降させることより、ふくらはぎを延伸できるように形成されていることを特徴とする請求項5、7〜14記載の健康器具。
  16. 上記フレーム部は、利用者が上記踏み板部に足を載置しふくらはぎを延伸させた場合に、略腰位置において、両手で身体を支持しうる把持部が設けられていることを特徴とする請求項15記載の健康器具。
  17. 上記踏み板部後部には、利用者のかかとを固定しうるかかと固定部が設けられていることを特徴とする請求項16記載の健康器具。
  18. 上記踏み板部の前後方向中間部には、上記踏み板部の前部及び後部を互いに上下逆方向に昇降可能に軸支しうる軸部が設けられ、
    上記踏み板部後部には、未使用時には上記踏み板部を載置面に対し略平行位置で支持しうるとともに、利用者が上記踏み板部に足を載置しかかとを下降させた場合には、つま先が上昇するように形成されている踏み板支持部が形成されていることを特徴とする請求項17記載の健康器具。
  19. 上記踏み板支持部は、オイルダンパーにより形成されていることを特徴とする請求項15〜18記載の健康器具。
  20. 上記踏み板部には、磁気発生部が設けられていることを特徴とする請求項15〜19記載の健康器具。
  21. 上記踏み板部前部には、上記踏み板部前部を下方に付勢しうる弾性部材が形成されていることを特徴とする請求項18〜20記載の健康器具。
  22. 上記把持部下方には、利用者が膝で蹴り上げることができるように形成されている蹴り上げ具が設けられていることを特徴とする請求項5、7、8〜14、18〜21記載の健康器具。
  23. 上記脚部の左右には夫々副支柱部が立設され、上記蹴り上げ具は、上記把持部より吊り下げられた長さ調整が可能な吊り下げ部により垂下されるとともに、
    上記蹴り上げ具は、上記副支柱部間において夫々設けられた、蹴り上げ具支持部により支持されていることを特徴とする請求項22記載の健康器具。
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