JP2001199458A - プラスチックキャップ - Google Patents
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Abstract
プにおいて、開栓初期における開栓トルクを低減させ、
易開栓性を向上させたキャップを提供するにある。 【解決手段】 頂板部とその周縁部から垂下したスカー
ト状側壁とから成るキャップ本体と、スカート状側壁の
下端に破断可能な橋絡部を介して連結されている周状バ
ンドとから構成され、該周状バンドの内面には、容器首
部のラチェット爪と係合し得るラチェット片が周方向に
間隔をおいて複数形成されているプラスチックキャップ
において、前記ラチェット片は閉栓時に容器首部のラチ
ェット爪を乗り越えるときの抵抗力が異なる複数種のラ
チェット片から成り、該複数種のラチェット片が周方向
に分散して形成されていることを特徴とするプラスチッ
クキャップ。
Description
絡部を介して周状バンドが接続され、開封に際して周状
バンドが切り離されることにより開封明示機能(タンパ
ーエビデント性)が達成されるキャップに関するもの
で、より詳細には周状バンドの容器口部への係止が両者
のラチェットを介して行われるキャップにおいて、開栓
トルクの異常な上昇を抑制し、易開栓性を向上させるた
めの改良に関する。
能(タンパーエビデント性)を利用するプラスチックキ
ャップは今日では一般的であり、このキャップにおける
周状バンドの係止乃至固定には、前述したラチェット方
式の他に、周状バンドに設けられたフラップ片を上方に
折り返した状態で容器首部のあごの下に係合させる方
式、周状バンドに設けられたフィンを径内方且つ斜め方
向に突出した状態で容器首部のあごの下に係合させる方
式などが知られている。
は、容器首部のラチェット爪と周状バンドの内側のラチ
ェット片との周方向の係合によって周状バンドの容器口
部に対する固定が行われるので、橋絡部を破断するのに
必要な垂直方向へのストロークが比較的短くて済むとい
う利点を有する。
部とその周縁部から垂下したスカート状側壁とから成る
キャップ本体と、スカート状側壁の下端に破断可能な橋
絡部を介して連結されているタンパーエビデントバンド
とから構成され、該タンパーエビデントバンドの内面に
は、容器首部のラチェット爪と係合し得るラチェット片
が周方向に間隔をおいて複数形成されているラチェット
式タンパーエビデントキャップにおいて、 前記タンパ
ーエビデントバンドの内面上方部分には、前記ラチェッ
ト爪よりも上方の容器首部外周に形成されている突起と
係合し得る係止突起が径方向に突出しており、該係止突
起は、前記ラチェット片の周方向先端部を基準としてキ
ャップ開栓方向上流側であって且つ前記ラチェット爪と
は重ならない位置に配置されていることを特徴とするタ
ンパーエビデントキャップが記載されている。
(閉栓)においては、キャップの閉栓角度が大きくなる
につれて、容器口部とキャップ頂板部内面の密封部との
係合の程度が大きくなり、従って一定の締まり角度以上
では角度が大きくなるにつれて閉栓トルクが大きくな
る。また、密封に必要な閉栓トルクの制御は、マグネッ
トクラッチ方式或いはサーボモーター方式等により行っ
ている。
は、密封保持に必要な一定トルクでの閉栓が行われてい
る場合、開栓に際してキャップの締結状態が固く、いわ
ゆる開けにくいという事態をしばしば発生することがあ
る。この現象は、ラチェット式キャップに認められる特
有の現象であるが、これを防止するための対策は特に講
じられていなかった。
のタンパーエビデントキャップにおいて、開栓初期にお
ける開栓トルクを低減させ、易開栓性を向上させたキャ
ップを提供するにある。
とその周縁部から垂下したスカート状側壁とから成るキ
ャップ本体と、スカート状側壁の下端に破断可能な橋絡
部を介して連結されている周状バンドとから構成され、
該周状バンドの内面には、容器首部のラチェット爪と係
合し得るラチェット片が周方向に間隔をおいて複数形成
されているプラスチックキャップにおいて、前記ラチェ
ット片は閉栓時に容器首部のラチェット爪を乗り越える
ときの抵抗力が異なる複数種のラチェット片から成り、
該複数種のラチェット片が周方向に分散して形成されて
いることを特徴とするプラスチックキャップが提供され
る。本発明のプラスチックキャップにおいては、 1.前記ラチェット片が周状バンドの内面に接続する付
け根部と付け根部から内方且つ開栓方向に延びる片状係
止部とから成り、前記ラチェット片の内抵抗力の小さい
ラチェット片は、片状係止部側の付け根の径方向厚みが
他のラチェット片に比して小さくなるように形成されて
いること、 2.前記抵抗力の小さいラチェット片は、抵抗力の大き
いラチェット片を基準にして、前記付け根の部分におい
て60乃至90%の厚みを有すること、 3.前記周状バンドはラチェット片直上に径内方への環
状突起部を有し、ラチェット片の上部は前記環状突起部
と一体化されていること、 が好ましい。
周縁部から垂下したスカート状側壁とから成るキャップ
本体と、スカート状側壁の下端に破断可能な橋絡部を介
して連結されている周状バンドとから構成され、該周状
バンドの内面には、容器首部のラチェット爪と係合し得
るラチェット片が周方向に間隔をおいて複数形成されて
いるが、前記ラチェット片として、閉栓時に容器首部の
ラチェット爪を乗り越えるときの抵抗力が異なる複数種
のラチェット片を周方向に分散して設けたことが特徴で
ある。このように、閉栓時に容器首部のラチェット爪を
乗り越えるときの抵抗力が異なる複数種のラチェット片
を周方向に分散して形成することにより、開栓初期にお
ける開栓トルクを低減させ、易開栓性を向上させること
ができる。
への配置の一例を説明するための図7において、周状バ
ンド2の内面には、周方向に一定の間隔をおいて、ラチ
ェット片10が配置されている。このラチェット片10
は、周状バンド2の内面に接続する付け根部11と、こ
の付け根部から内方且つ開栓方向に延びる片状係止部1
2とから成る。片状係止部12の外面と周状バンド2の
内面とは、片状係止部12の先端側から付け根部11ま
で閉栓方向に延びる溝13により分離されている。
り越えるときの抵抗力(以下単に抵抗力と呼ぶことがあ
る)の小さいラチェット片10aと、この抵抗力の大き
いラチェット片10bとを、周状バンド2の内面に周方
向に分散して設ける。図7に示す具体例では、抵抗力の
小さいラチェット片10aは、片状係止部側の付け根1
2aの径方向厚みt1 が他のラチェット片10bの径
方向厚みt0に比して小さくなるように形成されている また、抵抗力の小さいラチェット片10aと、抵抗力の
大きいラチェット片10bとは交互に設けれている。
手段は、特に限定されないが、一般的にいって、 i.抵抗力の大きいラチェット片10bに比して、片状
係止部12の厚みを小さくすると共に、片状係止部12
と周状バンド内面との間の溝13を開栓方向と反対方
向、つまり閉栓方向に深く形成する、 ii. 抵抗力の大きいラチェット片10bに比して、片状
係止部12と周状バンド2の内面との間の溝13を閉栓
方向に深く形成すると共に、周状バンド2の内面側に外
方に凹んだ溝15を形成する、 iii.上記i及びiiの組合せで溝13を形成する、 等の手段で行われる。
小さいラチェット片10aと、抵抗力の大きいラチェッ
ト片10bとを、周状バンド2の内面に周方向に分散し
て設けることにより、十分な密封性を保持しつつ、開栓
初期における開栓トルクを低減させ、易開栓性を顕著に
向上させることができ、この事実は後述する実施例及び
比較例の記載から明らかとなる。
栓)においては、キャップの閉栓角度が大きくなるにつ
れて、容器口部とキャップ頂板部内面の密封部との係合
の程度が大きくなり、従って一定の締まり角度以上では
角度が大きくなるにつれて閉栓トルクが大きくなるもの
であり、この傾向はラチェット式キャップにおいても同
様に当てはまる。しかしながら、ラチェット式キャップ
では、閉栓に際して容器口部のラチェット爪とキャップ
のラチェット片とが係合するため、この係合の度ごとに
トルクが段階的に大きくなるという現象がある。
チェット方式のキャップについて、締まり角度とトルク
との関係を示したものであり、一定間隔の締まり角度ご
とにトルクの山及び裾が現れており、このトルクの山の
値及び裾の値は締まり角度が増大するにつれて増大して
いることがわかる。尚、図1の曲線(ロ)はラチェット
片を設けていない通常のキャップにおける締まり角度と
トルクとの関係を示したものである。
のことが理解される。即ち、曲線(イ)における裾のト
ルク値は、通常のキャップ(曲線(ロ))と同様に、容
器口部とキャップ頂板部内面の密封部との係合に伴うト
ルク値を表しており、締まり角度の増大に伴って大きな
値となっている。また、曲線(イ)におけるピーク値
(山の高さ−裾の高さ)は、容器口部のラチェット爪と
キャップのラチェット片とが係合に伴うトルク値を表し
ており、やはり締まり角度の増大に伴って大きな値とな
っている。これは、締まり角度の増大に伴って、両者の
係合幅(係合高さ)が増大するためである。以上のよう
に、ラチェット方式のキャップにおける閉栓トルクは、
密封部でのトルクと、ラチェット片でのトルクとが重畳
したものである。
部のラチェット爪とキャップのラチェット片との係合状
態を考察すると、トルクによる閉栓レリーズ方式を採用
しているため、キャップのラチェット片が容器口部のラ
チェット爪を乗り越えた非係合状態で閉栓しているとは
考えられず、キャップのラチェット片が容器口部のラチ
ェット爪を乗り越える手前の係合状態で閉栓が終了して
いると信じられる。
容器首部のラチェット爪53は径外方向にほぼ直立して
いる係止面55と、閉栓方向に向けて次第に径が増大す
るように傾斜したスライド面56と、両者の接続部に形
成された曲率先端部57とから形成されているが、キャ
ップのラチェット片10は、容器口部のラチェット爪5
3を乗り越える手前の両者の係合トルクの大きい状態、
即ちラチェット爪の曲率先端部57がラチェット片の肉
厚の大きい内面部位14と係合した状態で停止してい
る。即ち、容器首部のラチェット爪53とキャップのラ
チェット片内面との係合トルク値は、両者の回転角度に
よって変化し、図1の曲線(イ)に示すとおり、両者の
係合が開始された位置(谷の部分)からキャップの回転
が進むにつれて閉栓トルク値が次第に増大してピークに
達し、ピークを通り過ぎた後では閉栓トルク値も次第に
低下していることが分かる。
せ、更には開栓に必要なエネルギーをも減少させること
を目的とするものであり、この目的は、抵抗力の小さい
(付け根部における径方向厚みの小さい)ラチェット片
10aと、抵抗力の大きい(付け根部における径方向厚
みの大きい)ラチェット片10bとを、周状バンド2の
内面に周方向に分散して設けることにより達成されるも
のである。図13は、抵抗力の小さい(付け根部におけ
る径方向厚みの小さい)ラチェット片10aと、抵抗力
の大きい(付け根部における径方向厚みの大きい)ラチ
ェット片10bとを、周状バンド2の内面に周方向に分
散して設けた本発明によるキャップと、このような分散
構造を有しない通常のラチェット方式のキャップとにつ
いて、締まり角度と閉栓トルクとの関係を示したもので
あり、図13において、本発明のキャップは実線で、従
来のキャップは破線で示されている。図13から、本発
明のキャップでは、閉栓トルクの最大値を示す山(II
I)の一つ手前に閉栓トルクのピーク値の低い山(II)
が存在することが分かる。この点については、後に説明
する。
閉栓トルク特性を有するラチェット方式キャップの開栓
角度−開栓トルクの関係を示す図2において、開栓角度
が比較的小さい範囲に認められる第一のピークAと、開
栓角度がそれよりも大きい範囲に認められる第二のピー
クBとが認められる。第二のピークBは、キャップのラ
チェット片の係止部12が容器首部50の直立係止面5
5と係合して、周状バンド2の回転が阻止され、キャッ
プ本体1と周状バンド2との間の橋絡部が破断されるト
ルクに相当するものである。一方、第一のピークAは、
図3に示すラチェット爪とラチェット片との係合状態か
ら、開栓方向に両者の係合状態を解除するのに必要なト
ルク(ピーク高さ)やエネルギー(ピーク面積)を示す
ものである。この第一のピークAのトルク値が大きく、
またこのピークの面積が大きいほど、開栓に際してキャ
ップが固く、また粘り強くて開けにくいということにな
るが、本発明のキャップではピーク値であるトルク値も
またまたその面積も低く抑制されていることが明らかで
ある。
爪53が確実にキャップのラチェット片10を乗り越え
るような第一のラチェット片Iと、容器首部のラチェッ
ト爪53がキャップのラチェット片10との間で回転角
度の比較的浅い状態で確実に係止する第三のラチェット
片IIIとの間に、第2のラチェット片IIが存在すると考
える。図13の破線の閉栓トルク特性を有するキャップ
では、第二のラチェット片IIの閉栓トルクのピーク値は
第一のラチェット片Iの閉栓トルクピーク値と、第三の
ラチェット片IIIの閉栓トルク値とのほぼ中間にあるの
で、閉栓に際して容器首部のラチェット爪53が第二の
ラチェット片IIを乗り越えて、第三のラチェット片III
の閉栓トルクの大きい部分(図13の破線の山(III)
のピーク値に近い位置)と係合して、初期開栓トルクが
大きい状態で停止する可能性がある。これに対して、第
二のラチェット片IIが抵抗力の小さいラチェット片10
aであれば、容器口部のラチェット爪53と第二のラチ
ェット片IIとの係合時のトルクが第一のラチェット片I
の閉栓トルクとほぼ同じか或いはそれ以下のレベルに抑
制できるので、容器首部のラチェット爪53は、この第
二のラチェット片IIを容易に乗り越えて、次ぎに来る第
三のラチェット片IIIの閉栓トルクの比較的小さい部分
(図13の実線の山(III)のピーク値よりもかなり下
の位置)と確実に係合して停止させることができる。こ
のため、本発明によれば、第一の開栓トルクAのピーク
高さも、ピーク面積も小さくすることが可能となり、開
栓のし易さが顕著に向上するものである。
おける閉栓時における抵抗力の低減は、既に指摘したと
おり、抵抗力の大きいラチェット片10bに比して、片
状係止部側の付け根の径方向厚みをラチェット片10b
に比して小さくなるように形成することにより達成され
る。このラチェット片の構成では、抵抗力の小さいラチ
ェット片10aでも、また抵抗力の大きいラチェット片
10bでも、ラチェット片内面14の寸法及び形状が一
定となり、容器首部のラチェット爪53に対する当接精
度が高く、しかも成形も容易であるという利点が奏され
るものである。
では、図8に示すように、付け根部11に対して開栓方
向側に、付け根部11に隣接して、周状バンド2の内面
よりも外方に凹んだ溝15を有していることが好まし
い。このような溝15を設けると、既に指摘したとお
り、付け根におけるラチェット片の径方向厚みを小さく
できると共に、ラチェット片10aが容器首部のラチェ
ット爪53と係合したとき、ラチェット片10aの外面
16が周状バンド2の内面に当たるのが防止され、閉栓
時のトルクを下げるのに有効に作用する。
ト片10aは、抵抗力の大きいラチェット片10bを基
準にして、片状係止部側の付け根部における径方向厚み
が60乃至90%、特に70乃至85%の厚みを有する
ことが好ましい。即ち、ラチェット片10aの厚みが上
記範囲を上回ると、キャップの閉栓途中において閉栓ト
ルクを下げるという効果が十分でなく、一方、上記範囲
を下回ると開栓時において、このラチェット片の強度が
十分でなく、容器首部のラチェット爪との係合の際座屈
を生じやすくなりやすい。
上に径内方への水平段差部(環状突起部)を有し、ラチ
ェット片の上部が前記水平段差部と一体化されているキ
ャップに特に有利に適用することができる。周状バンド
2がキャップの開栓に際して、キャップ本体から切り離
され、容器首部に残留するものであることは既に指摘し
たが、この切り離された周状バンド2は容器から内容物
を注ぎ出す際、容器首部から離脱して注ぎ出した内容物
中に落下するおそれがある。前記水平段差部の径方向内
側に設けられた係止用突起は、容器首部に設けられた径
外方への突起部と係合して、容器首部からの離脱を防止
するものである。一方、このタイプのキャップでは、ラ
チェット片10の上部が前記環状突起部と一体化されて
いることが、ラチェット片の強度の点でも、またラチェ
ット片の成形性の点でも好ましいが、このようなラチェ
ット片の構造では、ラチェット片の動きがどうしても固
くなるのを避け得ない。本発明によれば、抵抗力の小さ
いラチェット片を周状バンドに分散して設けることによ
り、ラチェット片の動きをより円滑に行わせることがで
きる。
に説明するが、本発明はこの例に限定されるものでは決
してない。添付図面において、図4は本発明のプラスチ
ックキャップの一例の側断面図であり、図5は図4のキ
ャップの底面図であり、図6は図4のキャップの側面図
であり、図7は図4のキャップにおけるラチェット片を
拡大して示す拡大一部底面図であり、図8は図4のキャ
ップに設けるラチェット片の変形を拡大して示す拡大一
部底面図であり、図9は図4のキャップが容器首部に締
結されている状態を示す拡大側断面図であり、図10は
キャップを開栓した時の周状バンドと容器首部との位置
関係を示す部分断面を示す図であり、図11はキャップ
本体から切り離された周状バンドの落下位置を示す図で
あり、図12は周状バンドの上端面に形成されている突
起を拡大して示す図である。図13は実施例及び比較例
のキャップの締まり角度と閉栓トルクとの関係を示すグ
ラフである。
プ本体1と、タンパーエビデントバンド(周状バンド)
2とから成る。キャップ本体1は、頂板部5と、頂板部
5の周縁部から垂下したスカート状側壁6とから構成さ
れている。頂板部5の内面には、環状の密封部7が設け
られており、環状の密封部7内に容器首部の上端が嵌合
し、シール性が確保されるようになっている。また環状
の密封部7を設ける代わりに、ライナー材乃至パッキン
を頂板部5の内面に設けることにより、シール性を確保
することもできる。またスカート状側壁6の内面には、
ネジ山8が設けられており、ネジ係合により、キャップ
が容器首部に締結されるようになっている。
に配置され、周状バンド2の上端面とスカート状側壁6
の下端面とは、周方向に適当な間隔をおいて複数設けら
れている破断可能な橋絡部9を介して連結されている。
図4によく示されている様に、周状バンド2は、上記橋
絡部9が連結されている上端部では、スカート状側壁6
の下端部のほぼ延長線上にあるが、この上端部より若干
下がった位置で内周面及び外周面に水平段差部2a,2
bが形成され、外側に広がった状態で垂下している。図
5から明らかな通り、周状バンド2の内周面には、適当
な間隔をおいて複数のラチェット片10が形成されてお
り、これらのラチェット片10は、キャップを開栓する
ときの旋回方向(図5中、矢線Aで示す)を指向してい
る。このラチェット片10は、上端部が上記水平段差部
2aに固定されており(図4参照)、また図5に示され
ている如く、その付け根は、周状バンド2の内周面に固
定されている。尚、周状バンド2に適当な強度とラチェ
ット片10が形成される内側空間が確保される限り、周
状バンド2の外周面に水平段差部2bを形成する必要は
なく、例えば周状バンド2の外周面は、上端部からほぼ
ストレートな形状で下方に垂下していてもよい。
を説明するための図7において、周状バンド2の内面に
は、周方向に一定の間隔をおいて、ラチェット片10が
配置されている。このラチェット片10は、周状バンド
2の内面に接続する付け根部11と、この付け根部から
内方且つ開栓方向に延びる片状係止部12とから成る。
片状係止部12の外面と周状バンド2の内面とは、片状
係止部12の先端側から付け根部11まで閉栓方向に延
びる溝13により分離されている。
ト爪を乗り越えるときの抵抗力が小さいラチェット片1
0aと、この抵抗力の大きいラチェット片10bとを、
周状バンド2の内面に周方向に分散して設ける。ラチェ
ット片の内、抵抗力の小さいラチェット片10aは、片
状係止部側の付け根の径方向厚みが他のラチェット片1
0bに比して小さくなるように形成されている必要があ
り、このため図7に示すラチェット片10aの具体例で
は、ラチェット片10bに比して、片状係止部12の厚
みを小さくすると共に、溝13をも閉栓方向に深く形成
している。図7に示す具体例では、抵抗力の小さいラチ
ェット片10aと、抵抗力の大きいラチェット片10b
とが交互に設けれている。一例として、周状バンド2の
内面に設けるラチェット片10の数が等間隔に16であ
り、この内、抵抗力の小さいラチェット片10aの個数
が8個、抵抗力の大きいラチェット片10bの個数が8
個であって、これらは交互に設けられている。一方、容
器首部に設けるラチェット爪53(図10参照)の数は
6個及び周状バンドの撓み防止用突起部58(これにつ
いては後述する)は2個であって、合計で等間隔に8個
であり、360/16=22.5度回転する度に、全て
のラチェット爪53がラチェット片10と係合するタイ
ミングとなっている。
の個数や、周状バンド2に設けるラチェット片10の個
数は上述した例に限定されるものではなく、ラチェット
爪53の個数は一般に2乃至16個、周状バンド2に設
けるラチェット片10の個数は一般にラチェット爪の個
数の1乃至3倍であってもよく、一定の回転角度毎に全
てのラチェット爪53がラチェット片10と係合するタ
イミングとなっているものであればよい。抵抗力の小さ
いラチェット片10aと抵抗力の大きいラチェット片1
0bとの分散配置は、 小抵抗力ラチェット片−大抵抗力ラチェット片 の交互配置であることが好ましいが、この他に 小抵抗力ラチェット片−小抵抗力ラチェット片−大抵抗
力ラチェット片 のように、小抵抗力ラチェット片10aが2個以上並ん
だ配置となっていてもよい。
0として説明する場合もあるが、本発明におけるラチェ
ット片10は、小抵抗力ラチェット片10aと大抵抗力
ラチェット片10bとの分散配置となっていることが理
解されるべきである。
を示す図8において、図7に示すラチェット片10aと
同様に、ラチェット片10bに比して、片状係止部12
と周状バンド2の内面との間の溝13をも閉栓方向に深
く形成しているが、この具体例では、片状係止部12は
薄肉に形成されていず、その代わりに、周状バンド2の
内面側に外方に凹んだ溝15が形成されている。このよ
うな溝15を設けると、既に指摘したとおり、ラチェッ
ト片10aが容器首部のラチェット爪53と係合したと
き、ラチェット片10aの外面16が周状バンド2の内
面に当たるのが防止され、閉栓時のトルクを下げるのに
有効に作用する。
る図9において、容器首部50は、その外周面上方にネ
ジ山51を有しており、さらに下方にはサポートリング
52が形成されている。即ち、ネジ山51と、スカート
状側壁6の内面に形成されているネジ山8とのネジ係合
により、容器首部にキャップが締結される。
ング52の付け根部上面に、適当な間隔をおいて、複数
個のラチェット爪53が設けられている。ラチェット爪
53の配置の一例を示す図10において、容器首部50
には、等間隔に配置された3個のラチェット爪53から
なる群が軸対称に2群設けられており、それらの2群の
間に周状バンドの撓み防止用突起58が設けられてい
る。この撓み防止用突起58はキャップのラチェット片
が乗り越えられるような山形状を有するものであり、容
器を成形する割型からの型抜きを容易にする目的と、こ
のような突起が存在しない場合に生じるキャップの周状
バンドの開栓時の撓み変形を防止する目的とを有するも
のである。さらに、サポートリング52の上方には、周
状バンド2を係止し、首部50からの脱落を防止するた
めの周状突起54が形成されている。この突起54は、
容器の内容液を注出する際に、切り離された周状バンド
2の容器首部50からの脱落を有効に防止し得る限りに
おいて、必ずしも周状に連続したものである必要はな
く、例えば周方向に一定間隔で形成されているようなも
のであってもよい。
器首部との位置関係を図10の部分断面に示す。即ち、
このキャップを開栓すると、周状バンド2の内周面に形
成されているラチェット片10の周方向先端が、容器首
部のラチェット爪53に当接係合し、これにより、周状
バンド2はそれ以上旋回することがない。一方、キャッ
プ本体1は、そのまま開栓方向へ旋回し上昇するため、
周状バンド2とキャップ本体1との橋絡部9が破断す
る。従って、周状バンド2は、キャップ本体1から切り
離されて容器首部50に残存し、キャップ本体1は容器
首部50から取り除かれることになる。
周状バンド2の内周面側水平段差部2aに径方向内側に
突出した係止用突起20が設けられる。この係止用突起
20は、図11を併せて参照すれば理解されるように、
容器首部50に形成されている周状突起54と係合する
ものである。即ち、キャップの開栓を行うと、上記で説
明した通り、キャップ本体1は容器首部50から取り除
かれるが、周状バンド2は、キャップ本体1から切り離
されて容器首部50上に残存する。この状態で容器を傾
けると、残存している周状バンド2も容易に脱落してし
まうが、係止用突起20が周状突起54と係合するた
め、その脱落が有効に防止されるのである。
0を、ラチェット片10の周方向先端を基準として開栓
方向上流側に偏った位置であって、開栓時にラチェット
爪53とは重ならないような位置に配置する。即ち、図
11(A)に示されている様に、キャップの開栓が行わ
れ、周状バンド2がキャップ本体1から切り離された状
態では、ラチェット片10の周方向先端が容器首部のラ
チェット爪53に当接係合している。従って、このラチ
ェット片10の周方向先端位置を基準として、ラチェッ
ト爪53とは重ならないような位置を容易に設定するこ
とができる。例えば、図5に示されているように、この
例のキャップでは、ラチェット片10の付け根部乃至そ
の近傍に係止用突起20が設けられており、このような
位置では、ラチェット爪53とは重ならないことにな
る。この結果として、キャップ本体1から切り離された
周状バンド2は、係止用突起20が設けられていない場
合と同様に落下することになる。
1から切り離されたPPバンド2の落下位置を示す。図
11(A)に示されている様に、係止用突起20がラチ
ェット爪53上に乗らないで落下すれば、周状バンド2
は、その内周面水平段差部2aがラチェット爪53に当
接するまで落下する。従って、この場合、一度開封され
たキャップ本体1を再び装着すると、周状バンド2の上
端面とスカート状側壁6の下端面との間隔は、図中pで
示される。一方、図11(B)に示されている様に、係
止用突起20がラチェット爪53上に乗ってしまうと、
係止用突起20の高さをqとして、再び装着されたスカ
ート状側壁6の下端面と周状バンド2の上端面との間隔
は、p−qとなってしまう。
に際して、係止用突起20がラチェット爪53上に乗っ
てしまった場合には、再度装着されたキャップ本体1と
切り離されて残存している周状バンド2との間隔が狭く
なってしまう。先にも説明した通り、この間隔が狭い
と、キャップが開封されたものであるか否かを直ちに判
別することができず、タンパーエビデント性の低下を免
れない。しかるに、切り離された周状バンド2は常に図
11(A)の状態になるため、再度装着されたキャップ
本体1と切り離された周状バンド2との間隔が十分に確
保され、タンパーエビデント性が損なわれることがない
という利点がある。
けた時に、切り離された周状バンド2が容器首部50か
ら簡単に脱落しないようにするために設けられるもので
あるから、一般的には、適当な間隔をおいて複数設ける
ことが望ましい。これにより、どのような方向に容器首
部50を傾けた場合にも、切り離された周状バンド2の
脱落を防止することができる。
図6に示されている様に、周状バンド2の上端面上に小
間隔をおいて2個の上方突起30,30を周方向対象位
置の2箇所に設け、且つこれら上方突起30が形成され
ている部分に対応するスカート状側壁6の下端面に、該
突起30の外形にほぼ沿った形状の凹部31を形成して
おくことが望ましい。このような上方突起30及び凹部
31を形成しておくことにより、バージンのキャップを
容器首部50に装着する場合における橋絡部9の破断を
有効に防止することができ、またキャップの開栓をスム
ーズに行うことができる。
ている部分を拡大して示す図12において、周状バンド
2の上端面40に形成されている上方突起30は、その
開栓方向側の立ち上がり面30aを直立面とし、閉栓方
向側の立ち上がり面30bを傾斜面とし、突起先端部3
0cは水平面とするのがよく、従って、スカート状側壁
6の下端面41に形成される凹部31の形状も、このよ
うな突起30の形状に対応するように設定される。
に装着する(キャッピング)ために、閉栓方向に旋回し
てキャップを容器首部50上に押し込んでいくと、先ず
周状バンド2の内周面が容器首部50に設けられている
ラチェット爪53上を乗り越えていく。このために、周
状バンド2には抵抗力が作用するが、キャップ本体1に
は抵抗力は作用せず、この抵抗力は橋絡部9に集中し、
その破断が生じ易くなる。しかるに、上方突起30と凹
部31を形成しておけば、上方突起30の直立面30a
に、キャップ本体1の凹部31の対応面が当接し、これ
により、周状バンド2を閉栓方向に強制的に旋回させる
ことができる。即ち、橋絡部9に集中する上記抵抗力を
緩和することができ、橋絡部9の破断を防止することが
可能となる。
軸方向の荷重が加わり、この軸方向荷重によっても橋絡
部9の破断を生じ易くなる。しかるに、上方突起先端部
30cがスカート状側壁6の下端面に当接することによ
り、このような軸方向荷重を緩和することができ、やは
り橋絡部9の破断を有効に防止することができる。
傾斜面30bが、凹部31の対応面との当接によって下
方に押し下げられる。従って、キャップの開栓、即ち橋
絡部9の破断をスムーズに行い、キャップの開栓を容易
に行うことが可能となる。
間部分において、周状バンド2の上端面40とスカート
状側壁6の下端面41とは、容易に破断される程度に連
結されていることが好ましい。これにより、例えばキャ
ップの閉栓、或いは開栓に際して上方突起30が外側に
拡がることなどによる上方突起30と凹部31との位置
ズレが有効に防止され、上述した突起30と凹部31と
の組み合わせによる作用が安定して発現する。
aと非薄肉化ラチェット片10bとを、周状バンド2の
内周面に分散配置した構造をとることにより、開栓初期
における開栓トルクを低減させ、易開栓性を顕著に向上
させることができる。図13は、下記の寸法を有する上
記実施例のキャップ(曲線1)及び薄肉化ラチェット片
10aを配置せず、非薄肉化ラチェット片10bのみか
ら形成されている以外は実施例と同様の比較例のキャッ
プ(曲線2)について、締まり角度と閉栓トルクとの関
係をプロットしたものである。 キャップ径 28mm キャップ高さ 18mm 周状バンドの高さ 5mm ラチェット片の配置 16個等間隔配置 薄肉化ラチェット片 8個 非薄肉化ラチェット 8個 交互配置 薄肉化ラチェット片厚み比 82% 容器首部のラチェット爪の個数 8個等間隔配置 (撓み防止用突起部2個を含む) 図13から、薄肉化ラチェット片の部分では閉栓トルク
値が、前段の非薄肉化ラチェット片の部分での閉栓トル
ク値とほぼ同等か或いはそれより低い値に抑えられてお
り、薄肉化ラチェット片の乗り越えが容易に行われるこ
とを示している。一方、一次開栓トルクの測定でも、比
較例の開栓トルクは16Kgfcmであるのに対して、実施
例の開栓トルクは11Kgfcm(図2の第一のピークA)
であり、実際に開栓トルクが減少していることが分かっ
た。
非薄肉化ラチェット片とを、周状バンド2の内周面に分
散配置した構造をとることにより、開栓初期における開
栓トルクを低減させ、易開栓性を顕著に向上させること
ができる。
示すグラフである。
との関係を示すグラフである。
合状態を示す説明図である。
図である。
て示す拡大一部底面図である。
拡大して示す拡大一部底面図である。
態を示す拡大側断面図である。
部との位置関係を示す部分断面を示す図である。
落下位置を示す図である。
拡大して示す図である。
閉栓トルクとの関係を示すグラフである。
Claims (4)
- 【請求項1】 頂板部とその周縁部から垂下したスカー
ト状側壁とから成るキャップ本体と、スカート状側壁の
下端に破断可能な橋絡部を介して連結されている周状バ
ンドとから構成され、該周状バンドの内面には、容器首
部のラチェット爪と係合し得るラチェット片が周方向に
間隔をおいて複数形成されているプラスチックキャップ
において、前記ラチェット片は閉栓時に容器首部のラチ
ェット爪を乗り越えるときの抵抗力が異なる複数種のラ
チェット片から成り、該複数種のラチェット片が周方向
に分散して形成されていることを特徴とするプラスチッ
クキャップ。 - 【請求項2】 前記ラチェット片が周状バンドの内面に
接続する付け根部と付け根部から内方且つ開栓方向に延
びる片状係止部とから成り、前記ラチェット片の内抵抗
力の小さいラチェット片は、片状係止部側の付け根の径
方向厚みが他のラチェット片に比して小さくなるように
形成されていることを特徴とする請求項1記載のプラス
チックキャップ。 - 【請求項3】 前記抵抗力の小さいラチェット片は、抵
抗力の大きいラチェット片を基準にして、前記付け根の
部分において60乃至90%の厚みを有することを特徴
とする請求項2に記載のプラスチックキャップ。 - 【請求項4】 前記周状バンドはラチェット片直上に径
内方への環状突起部を有し、ラチェット片の上部は前記
環状突起部と一体化されていることを特徴とする請求項
1乃至3の何れかに記載のプラスチックキャップ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000005341A JP4510971B2 (ja) | 2000-01-14 | 2000-01-14 | プラスチックキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2000005341A JP4510971B2 (ja) | 2000-01-14 | 2000-01-14 | プラスチックキャップ |
Publications (2)
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JP2001199458A true JP2001199458A (ja) | 2001-07-24 |
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006182351A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-13 | Toyoda Gosei Co Ltd | キャップ装置 |
JP2008273531A (ja) * | 2007-04-25 | 2008-11-13 | Japan Crown Cork Co Ltd | 容器蓋 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05178358A (ja) * | 1991-12-25 | 1993-07-20 | Japan Crown Cork Co Ltd | ピルフアープルーフ特性を有する合成樹脂製キャップ及び容器 |
JPH08301318A (ja) * | 1995-05-08 | 1996-11-19 | Shibasaki Seisakusho:Kk | 閉止装置及び合成樹脂製キャップ |
JPH09150846A (ja) * | 1995-11-28 | 1997-06-10 | Japan Crown Cork Co Ltd | ラチェット式タンパーエビデントキャップ |
-
2000
- 2000-01-14 JP JP2000005341A patent/JP4510971B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2008273531A (ja) * | 2007-04-25 | 2008-11-13 | Japan Crown Cork Co Ltd | 容器蓋 |
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