JP2001188423A - 画像形成装置の転写装置 - Google Patents
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Abstract
写手段のインピーダンスに依らず、常に最適な転写バイ
アスを印加することができるようにして転写不良やドラ
ムメモリ等の画像乱れの発生を防止すること。 【解決手段】転写材先端が転写ニップ部に介在している
ときの転写電流値に応じて転写電圧を決定するシーケン
スを具備しており、ユーザの指定によって上記シーケン
スにより転写電圧を決定する場合と、上記シーケンスに
依らず転写電圧を決定する場合とを有する。またユーザ
が指定した転写材先端余白部で上記シーケンスを実施す
る。また転写材先端が転写ニップ部に突入したことを転
写電流値の変化から検出し、その時から所定時間後より
上記シーケンスを開始する。
Description
記録法・磁気記録法などその他従来公知の適宜の作像プ
ロセス手段により電子写真感光体・静電記録誘電体、磁
気記録磁性体等の第1の画像担持体上に形成された可転
写像を紙・プラスチックシート等の第2の画像担持体に
転写する装置に関する。
画像担持体上に第2の画像担持体を重ねて該第2の画像
担持体の背面に転写手段により電荷を付与して可転写像
を第2の画橡担持体に転写する画像形成装置の転写装置
に関する。
装置の一例を示す概略図である。この転写装置はローラ
転写方式のものである。
転ドラム型の電子写真感光体(以下、感光ドラムと記
す)である。この感光ドラム1は矢印の時計方向に所定
の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動され
て、その外周面に不図示の電子写真プロセス機器の作動
により目的の画像情報に対応した可転写像(顕像)とし
てのトナー像が形成される。
電性弾性ローラ(以下、転写ローラと記す)である。こ
の転写ローラ5は感光ドラム1に並行に配列し、感光ド
ラム1に対して転写部位において所定の押圧力をもって
圧接させて転写ニップ部Nを形成させて配設してあり、
感光ドラム1の回転に順方向の矢印の反時計方向に感光
ドラム1の回転周速にほぼ対応した所定の周速度で回転
駆動される。
る。この転写材Pは不図示の給紙部から給送され、所定
の制御タイミングにて感光ドラム1と転写ローラ5との
圧接部である転写ニップ部Nに搬送される。すなわち、
感光ドラム1上のトナー像の画像形成位置と転写材Pの
先端の書き出し位置が合致するようにセンサ8にて転写
材Pの先端を検知し、タイミングを合わせている。
された転写材Pは転写ニップ部Nで一定の加圧力で挟持
搬送され、電源9によりローラ芯金を介して転写ローラ
5に印加されたバイアス電圧の作用によって転写材Pの
裏面にトナーとは逆極性の電荷が付与され、この電荷に
よって感光ドラム1上のトナー像が転写材Pへ転写され
る。
針等により除かれ、転写材Pは転写されたトナー像を載
せて不図示の定着器に送り込まれ、トナー像は転写材P
に永久定着される。
1面は転写残りのトナーを不図示のクリーニング装置で
払拭されて清浄面化され再び画像形成に供される。
圧に関して、環境条件が変化しても常に良好な転写性能
を得ることのできる自動転写電圧制御方式(Active Tra
nsfer Voltage Control 、以下、ATVC方式と称す
る)を先に提案した(特開平2−123385号公
報)。
工程に先立って感光ドラム1を回転(前回転)させ、こ
の前回転時に転写ローラ5にバイアス電圧を印加し、こ
のときの出力電流値を電流計10で測定し、この測定値
をコントローラ11にフィードバックする。そして、上
記出力電流値が所定の値となるように電源9のバイアス
電圧をコントローラ11により調整して、その調整され
た電圧をそのままの値、或はそれを係数等で補正した値
の定電圧を転写時に転写ローラ5に印加するもので、転
写ローラ5のインピーダンスが環境により大きく変動し
ても、常に適正な定電圧特性の転写バイアスを得ること
ができる。
ム1と転写ローラ5を直接接触させた状態での電流値を
所定値になるように、転写ローラ5に印加する定電圧バ
イアスを調整していたため、 1)転写材Pのインピーダンスが高い場合(例えば厚手
の紙を用いる場合や一旦プリントした転写材Pの裏面に
プリントしようとする場合)、 2)転写ローラ5のインピーダンスが低い場合などに転
写不良を生じるという不具合があった。
バイアス電圧を印加する電源の電圧一電流特性曲線図を
用いて説明する。
写ローラ5を直接接触させて回転させたときの転写ロー
ラ5のバイアス電圧Vと出力電流Iの関係を示す曲線で
あり、ここでは前回転中に出力電流Iaを得るような電
圧Vaが求められ、画像形成工程中の転写工程において
は、この電圧Vaが転写ローラ5の定電圧バイアスとし
て用いられる。
れ、該転写材−1が転写ニップ部Nの感光ドラム1と転
写ローラ5の間に挟まれた状態でのV−I曲線は曲線P
1のようになるので、定電圧バイアスVaが加えられる
とき転写電流I1となる。問題となるのは転写電流I1
が十分な量確保されるか否かであるが、図8に示すよう
に、臨界転写電流値Itよりも転写電流I1は大きいの
で、この場合は良好な転写が行われる。
材、例えば厚手の紙(転写材−2)が用いられるような
場合には、V−I特性は曲線P2となってV軸により近
づくために、バイアス電圧Vaでは転写電流はI2しか
流れず、I2<Itとなって転写不良を生ずることにな
る。
5のインピーダンスが曲線Aよりも小さい場合のV−I
特性を示すもので、このとき前回転中の所定電流値Ia
に対応する電圧はVa’となり、転写時に印加される定
電圧バイアスはVa’となる。すると、転写材−1にお
いても転写電流は臨界転写電流値Itを下回るようにな
り、転写不良を生ずることになる。
ラ5を使用した場合、実際には曲線A’に対応するもの
として図中の曲線P1、P2はV軸よりやや遠ざかる曲
線として表わされるが、図中の曲線P1およびP2との
差は少ないので説明の簡略化のため省略した。
電荷の十分な供給、つまり電流値I1、I2を臨界転写
電流値It以上に確保することが必要なことであるが、
従来のATVC方式では前回転時の電流値Iaと転写時
の電流値I1(またはI2)が一定の比例関係にあるこ
とを前提にしているために、転写材Pのインピーダンス
が変化したり、転写ローラ5のインピーダンスが変化す
ると、上述のように転写不良が生じることを免れなかっ
た。
課題として、転写不良を生じさせないようにした転写装
置を得ることを目的とした方法が特開平4−25127
6号公報等に記載されている。
よって形成される転写ニップ部に転写材Pが挿入された
状態(特に転写材Pの先端が転写ニップ部に挟持されて
いる状態)における電源9の出力電流を電流計10で測
定し、この測定電流をコントローラ40にフィードバッ
クして、上記出力電流が所定の値となるように電源9の
バイアス電圧を制御することにより、転写材Pおよび転
写ローラ5等のインピーダンスの如何にかかわらず、転
写不良を防止している。
材−2が進行方向先端から距離Leを転写ニップ部Nの
感光ドラム1と転写ローラ5に挟まれて移動する間に、
電流計10により電源9からの出力電流が測定される。
この測定結果はコントローラ11に送られ、距離Le中
の電流値I2が得られる。コントローラ11はこの電流
値I2が転写不良を生ずる臨界電流値Itよりも小さい
と判断し、出力電圧を上昇させて転写に十分な電流値I
1を得るようにする。
コントロールするコントローラ11の制御により、転写
材−2の先端からの距離Lに応じた出力電圧Vと出力電
流Iの推移の様子をそれぞれ図9の(a)と(b)に示
す。
先端が感光ドラム1と転写ローラ5によって形成される
転写ニップ部Nに突入したタイミングで印加される電圧
Vaに関しては予め決められた一定値を用いるか、或は
前述したATVC方式により求められた電圧値を用い
る。そして、転写材−2の先端距離Leが転写ニップ部
Nに挿入されている時の電流値I2が臨界転写電流値I
tより小さいことから転写不良の発生が防止できる十分
な電流値I1になるようコントローラ40により電源9
の出力電圧をコントロールし、転写材先端からの距離L
e以降の印加電圧をVbに引き上げる。これによって転
写不良の発生を防止している。
来例の場合、転写材Pの先端が感光ドラム1と転写ロー
ラ5によって形成される転写ニップ部Nに挟持搬送され
ている時に転写電流が適正な値となるようにバイアス電
圧を補正しているが、上記転写材Pの先端にトナー像が
形成されていない状態を前提としている。また、転写材
Pが一定のインピーダンスであることを前提としてい
る。よって転写材Pの先端のみインピーダンスが高い状
態の転写材Pにトナー像を転写する場合、転写材先端に
て転写電流を臨界転写電流値Itより大きく確保するた
めに補正された印加電圧でバイアス電圧を印加されるた
め、高インピーダンスの先端以外の転写材位置では転写
材P上のトナー像が形成されていない場所に相当する感
光ドラム1上には過剰に電流が流れてしまうことがあ
る。
電流が流れ込み、もはや次の帯電時に暗部電圧を確保す
るまで帯電しきれず、部分的に次に形成される画像が濃
くなったり薄くなったりすることがある(ドラムメモ
リ)。
て、転写材先端の印字状態によってインピーダンスの差
が生じてしまうことを図10を用いて説明する。
て感光ドラム1と転写ローラ5に挟持されており、トナ
ー像を転写する状態にあるときの転写ローラに印加する
バイアス電圧と出力電流の関係を示す図であり、トナー
像を形成しない場合(べた白)の転写材−3を転写ニッ
プ部に挟持した状態での転写電圧V3に対して流れる電
流値はI3となる。
字の場合、同一の転写材−3であってもV−I特性が異
なり、インピーダンスが増加する。この結果、同様のバ
イアス電圧V3を印加した場合には、I3’の電流しか
流れなくなる。この結果、転写材−3よりインピーダン
スの高い転写材−4(べた白印字時)に比べて、電流検
知による方式だけでは見かけ上は転写材−3の方がさら
にインピーダンスの高い転写材であると認識してしま
う。
材の先端にトナー像を転写する場合には、高インピーダ
ンスの転写材であると判断し、バイアス電圧を高めに設
定する。この結果、先端以外の低印字率の転写材位置相
当部では、感光ドラム31に過剰に電流が流れる。
先端のインピーダンスにより転写制御を決定するので、
転写材先端の印字の有無によって制御電圧が異なってし
まう可能性があった。
転写材や幅の狭い高インピーダンスの転写材等では、先
端の電流検知では十分な電流値であると判断され、印加
電圧を決定するため、後続の転写材位置の高インピーダ
ンス位置や、幅の狭い高インピーダンスの転写材ではや
はり転写不良を免れるのは難しかった。
増加するに従い、転写材先端が転写ニップ部Nに挟持さ
れている状態で電流値を検知する時間に転写材が移動す
る距離が長くなるため、転写材先端が転写ニップ部Nに
挟持されている状態での電流値モニターによる制御方式
においては、先端の印字率が無視できなくなってきた。
ターのタイミングをドラム上のトナー画像先端と転写材
先端の同期を取るためのセンサ8からの信号に頼ってい
たが、転写ニップ部Nに挟持される転写材の先端のより
少ない領域でより正確に転写電流をモニターして転写電
圧を決定するためには、転写材先端が転写ニップ部Nに
突入した瞬間をより正確に検出する必要がある。
当接した状態で所定電流Iaが流れるように制御した時
の出力電圧Vaに対して、実際に転写材Pが転写ニップ
部Nに挟持され転写のためのバイアス印加を行う電圧V
は通常「V>Va」の関係がある。
接当接されている状態であまり大きな電流を流してしま
うと、ドラムメモリが起こってしまうからである。この
ため通常は転写材が転写ニップ部Nに突入する瞬間より
若干遅れたタイミングで所定電圧Vを印加する。
検知からの時間で転写ローラ5への所定バイアスVを印
加開始する場合、転写材先端の検知を精密に行うにはコ
ストがかかり、複雑な手段が必要となっていた。このた
め、転写材の先端検知にはある程度の誤差が含まれてお
り、さらに転写材の種類やカール状態等によってもセン
サ8で検知してから転写材が転写ニップ部に到達するま
での時間にはある程度のばらつきを含んでいた。
する前にドラムメモリの発生する可能性のある印加電圧
Vを印加してしまうことがないよう、転写材が転写ニッ
プ部に確実に突入してから所定電圧Vを印加するように
していた。
部に突入した状態での電源9に流れる電流値のモニター
も、上記所定電圧Vを印加した後、所定時間検知してい
た。このため、転写材が転写ニップに突入してから電流
モニターを行うまでの時間にばらつきが大きくなってお
り、プロセススピードが早くなるに従い、電流モニター
を行う転写材先端の範囲が広くなってしまっていた。
ついて、転写材や転写手段のインピーダンスに依らず、
常に最適な転写バイアスを印加することができるように
して、上記従来装置で問題の転写不良やドラムメモリ等
の画像乱れの発生を防止することを目的とする。
徴とする画像形成装置の転写装置である。
体上に第2の画像担持体を重ねて該第2の画像担持体の
背面に転写手段により電荷を付与して可転写像を第2の
画像担持体に転写する画像形成装置の転写装置におい
て、上記転写手段にバイアス電圧を印加する電源と、上
記第1の画像担持体と第2の画像担持体が重なった状態
における上記電源の出力電流を測定する電流検知器と、
上記出力電流が所定範囲の値となるように上記電流検知
器の測定値に応じて上記電源を制御し、上記転写手段に
印加するバイアス電圧を変化させるコントローラとを具
備しており、上記第1の画像担持体と第2の画像担持体
が重なった状態において、上記電流検知器の検知電流に
従って上記転写手段に印加するバイアス電圧を変化させ
る場合と、上記電流検知器の検知電流に依らず、上記転
写手段に印加するバイアス電圧を設定する場合とを有す
ることを特徴とする画像形成装置の転写装置。
ションパネル上の設定を受信して、上記第1の画像担持
体と第2の画像担持体が重なった状態において、上記電
流検知器の検知電流に従って上記転写手段に印加するバ
イアス電圧を変化させる場合と、上記電流検知器の検知
電流に依らず、上記転写手段に印加するバイアス電圧を
設定する場合とを選択することを特徴とする(1)記載
の画像形成装置の転写装置。
信号を受信し、その信号に応じて、上記第1の画像担持
体と第2の画像担持体が重なった状態において、上記電
流検知器の検知電流に従って上記転写手段に印加するバ
イアス電圧を変化させる場合と、上記電流検知器の検知
電流に依らず、上記転写手段に印加するバイアス電圧を
設定する場合とを選択することを特徴とする(1)記載
の画像形成装置の転写装置。
体上に第2の画像担持体を重ねて該第2の画像担持体の
背面に転写手段により電荷を付与して可転写像を第2の
画像担持体に転写する画像形成装置の転写装置におい
て、上記転写手段にバイアス電圧を印加する電源と、上
記第1の画像担持体と第2の画像担持体が重なった状態
における上記電源の出力電流を測定する電流検知器と、
上記出力電流が所定範囲の値となるように上記電流検知
器の測定値に応じて上記電源を制御し、上記転写手段に
印加するバイアス電圧を変化させるコントローラとを具
備しており、上記第1の画像担持体と第2の画像担持体
が重なった状態において、上記電源を制御するための上
記電流検知器の電流測定を実施する第2の画像担持体範
囲が可変であることを特徴とする画像形成装置の転写装
置。
ションパネル上の設定を受信して、上記第1の画像担持
体と第2の画像担持体が重なった状態において、上記電
源を制御するための上記電流検知器の電流測定を実施す
る第2の画像担持体範囲を上記オペレーションパネルの
設定に応じて決定することを特徴とする(4)記載の画
像形成装置の転写装置。
信号を受信し、その信号に応じて、上記第1の画像担持
体と第2の画像担持体が重なった状態において、上記電
源を制御するための上記電流検知器の電流測定を実施す
る第2の画像担持体範囲を決定することを特徴とする
(4)記載の画像形成装置の転写装置。
体上に第2の画像担持体を重ねて該第2の画像担持体の
背面に転写手段により電荷を付与して可転写像を第2の
画像担持体に転写する画像形成装置の転写装置におい
て、上記転写手段にバイアス電圧を印加する電源と、上
記第1の画像担持体と第2の画像担持体が重なった状態
における上記電源の出力電流を測定する電流検知器と、
上記出力電流が所定範囲の値となるように上記電流検知
器の測定値に応じて上記電源を制御し、上記転写手段に
印加するバイアス電圧を変化させるコントローラとを具
備しており、上記第2の画像担持体の先端部が上記第1
の画像担持体と重なったことを上記電流検知器の測定値
によって検出し、この時間をTとするとき、上記第1の
画像担持体と第2の画像担持体が重なった状態におい
て、上記電源を制御するための上記電流検知器の電流測
定を開始するタイミングが上記時間Tから所定時間後で
あることを特徴とする画像形成装置の転写装置。
写像を形成した第1の画像担持体上に第2の画像担持体
を重ねて該第2の画像担持体の背面に転写手段により電
荷を付与して可転写像を第2の画像担持体に転写する画
像形成装置の転写装置において、上記転写手段に定電圧
特性のバイアス電圧を印加する電源と、上記第1の画像
担持体と第2の画像担持体が重なった状態における上記
電源の出力電流を測定する電流検知器と、上記出力電流
が所定の値となるように上記電流検知器の測定値に応じ
て上記電源を制御し上記転写手段に印加するバイアス電
圧を変化させるコントローラとを具備しており、ユーザ
の指定によっては上記バイアス電圧を変化させるコント
ローラのシーケンスを不採用とすることを特徴とする画
像形成装置の転写装置、を要旨とする。
像担持体が重なった状態における上記電源の出力電流を
測定する第2の画像担持体先端の可転写像がない余白部
の領域をユーザの指定によって可変としたことを特徴と
する画像形成装置の転写装置、を要旨とする。
に突入したことを出力電流の変化から検出し、この検出
により上記バイアス電圧を変化させるコントローラのシ
ーケンスを行うための転写電流モニターのタイミングを
決定することを特徴とする画像形成装置の転写装置、を
要旨とする。
手段との間に第2の画像担持体が介在する状態で、電源
の出力電流を電流検知器で測定し、この測定電流をコン
トローラにフィードバックして、上記出力電流が所定の
値となるように電源のバイアス電圧を制御することによ
り、第2の画像担持体等のインピーダンスの如何にかか
わらず、転写不良を確実に防止でき、常に良質画像を得
ることができるシーケンスを有するが、転写材の種類や
印字パターン、サイズに応じてユーザが指定した内容に
より上記シーケンスを採用するか否かを決定するアルゴ
リズムを有する。
や、先端のみ他に比べてインピーダンスが異なる転写材
や幅の狭い高インピーダンスの転写材が転写された場合
でも、それぞれの場合に応じて最適な転写制御方式を採
用することで、転写不良、ドラムメモリ等の問題を防止
した、画像乱れのない転写装置が提供される。
と転写手段によって形成される転写部(転写ニップ部)
に挟持された状態でバイアス印加電源の出力電流を測定
する際、転写材先端の可転写像を形成しない余白部の領
域をユーザの指定によって可変とする。これにより、転
写材先端の余白部が大きい場合には、該余白部における
より長い時間の電流検知を行うことにより、転写材のイ
ンピーダンスをより正確に検知することが可能になるた
め、転写不良、ドラムメモリ等の問題を防止する最適な
転写電圧を印加することが容易になる。
が発生しない程度のバイアス電圧印加を行った状態で転
写材が転写部に突入したときの電流値変化を検出し、所
定値以上の電流値変化を検出した場合に、転写材先端が
転写部に到達したと認識する。よって、実際に転写部に
転写材先端が突入したことを直接的に電流値変化によっ
て検出するため、転写材の種類やカール状態によらな
い、確実な検出が可能となり、この後に所定電圧Vを印
加することによってドラムメモリ等を防止した電圧印加
が可能になる。
を検出した後、所定時間内、あるいは所定間隔で電流値
をモニターすることで、より短時間に転写材を転写部に
挟持した状態での電流値測定を実施することが可能にな
るため、より短い転写材先端の余白部を使用することで
正確なインピーダンスを検出することができる。
を印加中に転写材先端が転写部に到達した場合の電流値
変化を観察し、その電流値変化によって電流モニター回
数を決定する。特に適正電圧がはっきりわかるような条
件の時にはモニター回数を減らし、境界条件に近い場合
にはより電流モニター回数を増加して、検出精度を高め
ることが可能になる。
例の画像形成装置は、電子写真プロセス利用、ローラ転
写方式のレーザービームプリンタである。
型の電子写真感光体(感光ドラム)であり、OPC、ア
モルファスSe、アモルファスSi等の感光材料がアル
ミニウムやニッケルなどのシリンダ状の基盤上に形成さ
れている。
駆動され、まず、その表面は帯電装置としての帯電ロー
ラ2によって一様帯電される。次に、レーザースキャナ
ー3から出力される、画像情報に応じてON/OFF制
御されたレーザビーム3aによる走査露光が施され、静
電潜像が形成される。この静電潜像は現像装置4で現
像、可視化される。現像方法としては、ジャンピング現
像法、2成分現像法、FEED現像法などが用いられ、
イメージ露光と反転現像とを組み合わせて用いられるこ
とが多い。
は、前述した図8の場合と同様に転写手段としての転写
ローラ5により、転写ニップ部Nに所定のタイミングで
搬送された第2の画像担持体としての転写材P上に転写
される。
・Fe等の芯金5a上に、カーボン・イオン導電性フィ
ラ等により抵抗調整し、その抵抗値を1×106 〜1×
10 10(Ω)とした導電性スポンジ弾性体層5bを形成
した、硬度20〜70度(ASKER-C /1kg荷重時)の
弾性スポンジローラや、弾性ソリッドローラが用いられ
る。
と転写材Pの先端の書き出し位置が合致するようにセン
サ8にて転写材Pの先端を検知し、タイミングを合わせ
ている。所定のタイミングで転写ニップ部に搬送された
転写材Pは感光ドラム1と転写ローラ5により一定の加
圧力で挟持搬送され、電源9により転写ローラ5に印加
されたバイアス電圧の作用によって転写材Pの裏面にト
ナーとは逆極性の電荷が付与され、この電荷によって感
光ドラム1上のトナー像が転写材Pへ転写される。
ドラム1面から分離されて定着装置6へと搬送され、ト
ナー像が永久画像として定着される。
の残留トナーはクリーニング装置7により感光ドラム1
表面より除去される。そして表面清掃された感光ドラム
1は繰り返して作像に供される。
図2を用いて説明する。
金5aおよび弾性層5bを介して印加され、電源9から
の出力電流値Iは電流計10によって検出することがで
きる。この検出電流値の値はコントローラ11へフィー
ドバックされ、コントローラ11により必要に応じて電
源9のバイアス電圧値を変更、決定することができる。
のアルゴリズムを以下に示す。
この前回転時に転写ローラ5に電源9よりバイアス電圧
を印加し、このときの出力電流値を電流計10で測定
し、この測定値をコントローラ11にフィードバックす
る。
なるように電源9のバイアス電圧をコントローラ11に
より調整して、その調整された電圧をそのままの値、或
はそれを係数等で補正した値の定電圧Vaを転写時に転
写ローラ5に印加する(ATVC方式)。
形成される転写ニップ部Nに突入された状態で、転写材
Pの先端Leの領域において、例えば電源9より上記
a)の方法によって決定されたバイアスVaを印加し、
このときの出力電流値を電流計10で測定し、この測定
値をコントローラ11にフィードバックする。
値の値に応じて、バイアス電圧Vaを補正するか否かを
決定し、補正する場合には補正量をどの程度にするか、
予め決められたテーブルに照らし合わせたり、決められ
た算出方式によって算出することで補正電圧を決定す
る。
を転写材先端のLe以外の領域に対して転写時に転写ロ
ーラ5に印加する。
ると共に、本実施例では、上記b)の転写材先端での補
正設定を行うか否かをユーザが設定可能にしている。こ
れは転写材の種類や、印字パターン、サイズ等によって
上記b)の補正設定をむしろ行わない方が良かったり、
補正設定によってバイアス電圧を変更したいにも係わら
ず、補正できないことがあるからである。
の差は前述(図10)したのでここでは省略する。
下に説明する。
写ローラ5の幅W0と同等か若干広い幅を有している。
材の両端(幅W1およびW2)では感光ドラム1と転写
ローラ5が直接当接している。よって転写材P6を搬送
し、転写した場合には、感光ドラム1と転写ローラ5が
直接当接している領域から電流が流れやすくなり、仮に
転写材P5のインピーダンスより転写材P6のインピー
ダンスの方が大きい場合であっても、電源9より供給さ
れる出力電流が転写材P6を搬送した時の方が大きくな
ることがある。
界転写電流値Itより大きな電流を供給するために印加
電圧を増加させる必要があるような転写材P6のような
転写材では、見かけ上の電流値が臨界転写電流値より大
きいため補正設定されないことがある。
b)の補正設定のためのアルゴリズムを使用するか否か
を予めオペレーションパネル12やホストコンピュータ
13等で設定することにより、上記のような転写材や印
字パターンの場合にユーザが転写不良やドラムメモリが
発生しない転写バイアスを選択できるようにする。
トを用いて説明する。図3のフローチャートによれば、
まずユーザがb)の補正設定のためのアルゴリズムを使
用するか否かを画像形成装置に具備されたオペレーショ
ンパネル等により指定する(ステップ1)。どちらかの
設定がデフォルト設定されていても良い。
認する。もし転写材先端での上記b)の補正設定の実施
を行う指定がある場合には、転写材先端が転写ニップ部
Nに突入した時点で電流値の変化を測定する(ステップ
2→3)。
のの値がどの程度になったかを確認し、補正が必要な範
囲であるかどうかを判断する(ステップ4→5)。
要かをテーブルを用いる、予め決められた計算式によっ
て算出する等の方法により決定する(ステップ6)。
には補正しないバイアスを決定バイアスとする。
があった場合には、ユーザによって予め指定されている
バイアス設定があるかどうかを確認する(ステップ2→
8))。
合には、指定された設定バイアスを優先し、印加バイア
スとする(ステップ9→10)。
合には補正を全く加えないバイアスが設定されたと判断
する。
するバイアスを転写バイアスとして、感光ドラム上のト
ナー像を転写材上に転写する(ステップ8または11ま
たは12)。
に様々な転写材に対応可能な画像形成装置で設定可能な
バイアスであり、ユーザが普段使用する転写材に合わせ
て設定しておくことができる。この設定バイアスは特に
設定してなくても良いし、複数設定してあってもよい。
プ部Nに突入している時の電流値変化によって印加バイ
アスの補正設定を行う場合と、行わない場合をユーザが
選択できるようになっているため(ステップ2)、転写
材先端のみインピーダンスが異なる場合や、先端から印
字パターンがある場合や、様々なサイズの転写材にトナ
ー像を転写する場合等に対してより最適な転写条件で感
光ドラム上のトナー像を転写材に転写することが可能と
なる。
写材を用意し、以下に示すような実験を行った。
ミニウムシリンダー上に有機半導体を形成したものを用
い、周速100mm/secで回転させ、帯電ローラ2
により暗部電位−600Vに一様帯電させた。次いで、
画像露光3aにより明部電位−150Vを得るように
し、画像露光3aを適宜パターンとして潜像を形成した
後、現像装置4により反転現像を行って明部にトナーを
付与させ顕像(トナー像)を得た。トナーの体積平均粒
径は6.5μm、平均荷電量は10μC/gのものを用
いた。
ンレス製の芯金5aの上にNBR系のイオン導電性ゴム
を弾性層5bとして形成してある。抵抗は約108 Ωで
アスカーC硬度60°、外径20mmとしたものを用い
た。この転写ローラ5を総圧1000gで感光ドラム1
に押しつけ、約1mm幅の転写ニップ部Nを形成した。
材(インピーダンスの低い順に転写材A、転写材B、転
写材C)にトナー像を転写して、その画像を評価した。
ジンを10mmとしてこの範囲に全く印字しない場合
(パターンA)と、先端2mmから7mmまでにトナー
像をべた黒状に印字した場合(パターンB)とで評価を
行った。
り、Ia=4μAに応じてVa=1.2kVを得た。ま
た、転写材が転写ニップ部Nに突入するタイミングで上
記ATVCで得られた電圧に対して、係数で補正した電
圧 Va’=2.0×Va=2.4kV を印加した。
件で転写材の先端Le=5mmが転写ニップ部Nに突入
した時の電流値変化からバイアス補正を行った。
写ニップ部Nに挟持されている間の電流値をモニター
し、その平均値を算出して、検出電流Ieとした。
アスを+800Vして設定する。
とき印加バイアスを+550Vして設定する。
とき印加バイアスを+340Vして設定する。
とき印加バイアスを+160Vして設定する。
アスを補正せずに設定する。
た場合の補正結果、および画像評価結果を表1に示す。
条件で補正されたかを示す。
びドラムメモリ(表中のメモリ1)について行った。ド
ラムメモリとは、転写電流が局所的に感光ドラム1へ流
れすぎたために次の帯電ローラ2による帯電で暗部電位
一600Vまで帯電できずに次の画像で濃いめになって
しまう現象である。表中の「○」が問題ないレベル、
「△」が許容レベル、「×」が劣悪レベルを示す。
場合の転写不良(表中の不良2)、ドラムメモリ(表中
のメモリ2)についても評価結果を示す。
材に関しては転写バイアスの補正設定を行うことによ
り、転写不良のない良好な画像を得ることができるが、
先端にべた黒部を印字した実験2では高インピーダンス
であると判断して転写バイアスを増加させているが、こ
の結果、ドラムメモリが顕著に現れている。むしろこの
場合には補正設定を行わない方が良好な画像が得られて
いることがわかる。
時に臨界転写電流以上になるようにバイアスをプラス側
に補正することに主眼を置いたが、転写材先端が転写ニ
ップ部に介在中の電流値が大きすぎる場合には逆に転写
バイアスを減少させる補正を行っても良い。
写ニップ部Nに突入した状態でバイアス印加のための電
源9からの出力電流の値に応じて、転写の印加バイアス
を変更するシーケンスをユーザが指定するか否かを選べ
ることにより、より幅広い転写材や印字パターン等に対
応して画像乱れのない良好な転写が可能になる。
いて画像形成装置全体の構成は前記第1の実施例で示し
た図1と同様であり、転写材先端が転写ニップ部Nに突
入した状態での構成および電流測定方法も第1の実施例
で示した図2と同様であるため再度の説明を省く。
さに応じて転写材先端が転写ニップ部N中に介在する時
の電流測定の時間あるいは回数を変更する。
用いて説明する。前記第1の実施例でも示したように、
転写材上に形成するトナー像の濃度によって転写電流は
大きく影響される。このため、転写材先端が転写ニップ
部Nに介在している時に電流値を測定する場合、転写材
先端の余白部を利用することによりトナー像の影響を受
けることがなくなるため、より正確に転写材のインピー
ダンスに応じた転写電流測定を行うことが可能になる。
いることは、より有効に余白部を使用した電流検知が可
能になることを示している。
に、ユーザが先端余白指定を画像形成装置のオペレーシ
ョンパネル12上で行うか、もしくはホストコンピュー
タ13側で設定した余白部の長さのデータを画像形成装
置側に伝達して設定するか等により、先端余白部をユー
ザが指定する(ステップ1)。
否かの判断を行い、指定がある場合には、先端余白の大
きさに応じて転写材先端が転写ニップ部Nに介在してい
る最中の電流測定の時間あるいは回数を設定する(ステ
ップ2→3)。すなわち先端余白が多いほど、上記電流
測定に要する時間や検知回数を増加させることにより、
より正確な電流値を検出する。特に転写材Pが転写ニッ
プ部Nに突入した過渡的瞬間の電流値よりもある程度転
写材が搬送された状態の方が安定した電流測定となる。
このことは前述した従来例でも図9を用いて示したよう
に転写材先端が転写ニップ部に突入した際の電流値はI
1からI2まで過渡的に変化する。よって転写材先端が
ある程度進んだ状態の方が電流値I2に漸近的に近づく
ため正確な検出となる。
がある程度得られる最小の余白部を使用する等、既定の
電流測定時間あるいは測定回数を設定する(ステップ2
→9)。
形成装置が転写材先端のどの位置からトナー像を形成さ
せるのかわからないため、前記第1の実施例で示したよ
うに転写材先端が転写ニップ部Nに介在しているときの
電流値測定を実施しないことをユーザが指定できるよう
にしたり、逆にユーザからの指定がない限り上記電流値
測定のシーケンスを実施しない等のアルゴリズムであっ
ても良い。
るいは測定回数で転写材先端が転写ニップ部に介在した
状態で転写ローラに流れる電流を測定する(ステップ
4)。
ップ5〜8、10)は前記第1の実施例と同様であるの
で説明を省く。
じて出来る限り測定精度の高い電流検知を採用すること
で前記第1の実施例で示した補正設定がより有効にな
り、転写不良、ドラムメモリ等の画像問題をより解消す
ることが可能になる。
で、電流測定に寄与する余白部の長さLeに応じて転写
電流値の測定結果がどの程度ばらつくかを確認した。
転写材を用意し、それぞれ全面べた白印字時の平均転写
電流値を測定した結果、それぞれの転写材に対して、平
均電流Ia、Ib、Icという電流値を検出した。
部Nに突入した際に測定した電流値を各転写材に対して
Leの距離を振って確認した。
ップ部に突入した瞬間から20msec後から開始し1
0msec毎に測定した電流値を流動平均(逐次平均)
した結果を検出電流値とした。
電流測定回数が異なり、例えば電流測定に使用する転写
材先端の余白部の長さが5mmの場合、転写材先端が転
写ニップ部に突入した瞬間から20msec後の先端2
mmの位置から電流測定を開始し、10msec毎(1
mm毎)に先端余白部5mmまで計4回の測定を行っ
て、その平均電流値を検出電流値とした。
白部の長さを変更して測定した検出電流値と上記転写材
全体に亘って測定した電流値の平均値Ia、Ib、Ic
との差(偏差)を求めた結果、表2のようになった。
0回の測定を行い、その標準偏差(σ)を算出した。よ
って偏差およびσの値が小さいほど、転写材のインピー
ダンスをより正確に検知したことになる。
位はμAである。
ための余白部が長いほど、より電流測定の精度が高くな
り、かつばらつきが小さくなることがわかる。
差が顕著になることから、転写不良を起こしやすい高イ
ンピーダンスの転写材で、補正設定を行う場合、出来る
限り電流測定のための余白部を多くした方が良いことが
わかる。
部の長さを指定してプリントすることで、その余白長さ
に応じて、転写材先端が転写ニップ部に介在している時
の電流値測定の時間あるいは回数を出来る限り増加させ
ることにより、より高精度の電流検知を行うことが可能
になる。その結果、転写バイアスの補正を正確に行うこ
とができるため、転写不良やドラムメモリ等の画像乱れ
の少ない良質の画像形成が達成できる。
体の構成は前記第1の実施例で示した図1と同様であ
り、転写材先端が転写ニップにに突入した状態での構成
および電流測定方法も第1の実施例で示した図2と同様
であるため再度の説明を省く。
に突入した瞬間の転写電流の変化から転写材先端が転写
ニップ部に突入したことを検知し、この検知した瞬間を
基準にして電流値モニターを行うタイミングを決定す
る。
図6において横軸は転写材先端が転写ニップ部Nに突入
してからの時間であり、縦軸は転写ローラ5に電圧を印
加する電源9の出力電流の測定値である。まず、転写材
先端が転写ニップ部Nに到達する前には、上記ATVC
方式によって与えられた所定電流Iaを流すための電圧
Vaが転写ローラ5に印加されている。この所定電流I
aは、ドラムメモリを起こさない経度の電流値に設定し
ておくのが望ましい。
に突入すると、転写ローラ芯金5aと感光ドラム1のア
ルミシリンダ間のインピーダンスが転写材Pのインピー
ダンス分だけ増加するために、転写電流が減少する。こ
の時、転写電流値をモニターしておき、所定の電流値I
at以下(この電流値IatはATVC時の制御電圧V
aに依存して変化する値であっても良い)になった場合
には、転写材Pが転写ニップ部Nに到達したと判断す
る。
補正設定のための電流測定開始のタイミングを該基準時
間T1からの経過時間△Tによって設定する。
に到達したことを転写ニップ部での電流を直接測定する
ことにより検出するため、転写材の厚みやカール状態等
に依存せず、転写材先端が転写ニップ部Nに確実に到達
したことを検出できる。
転写材先端検知では、センサ8にて転写材先端を検知し
た後、所定時間後に転写材Pが転写ニップ部Nに到達し
たと見込んで転写バイアスを印加していたため、ドラム
メモリ等を回避する目的で転写材の厚みや先端カール状
態等も考慮して確実に転写ニップ部に到達してから転写
バイアスを印加するよう、センサ8による転写材先端検
知から余裕を持った時間経過後に転写バイアスを印加し
ていた。このため、前記第1の実施例で示した補正設定
の開始も遅れがちになっていた。
補正設定の開始時期が遅れると、補正設定を行う転写材
先端にトナー画像が形成される可能性が高くなってしま
い、この場合、第1の実施例で示したようにトナー像の
有無等によって測定される転写電流に影響してしまう。
達したことを転写電流で直接検出するため、上記のよう
な遅れが全くなくなる。よって転写バイアスの補正設定
のために使用する転写材先端の距離を出来る限り小さく
抑えることが可能になる。
ニップに転写材が突入した瞬間の転写電流は過渡的に変
化するため、電流測定誤差が大きくなりがちになる。
転写ニップに到達したと検知してから所定時間△T経過
後に補正設定のための電流測定を開始することにより、
転写電流がより安定した領域で測定することになるた
め、測定精度の高い測定を行うことが可能になる。
を印加中に転写材先端が転写ニップ部に到達した場合の
電流値変化を少なくとも2回以上の電流値測定によって
観察し、その電流値変化の大きさによって電流モニター
回数を決定する。特に電流変化率が大きい場合やほとん
ど変わらない場合等、補正設定の条件が明確な時には転
写材先端が転写ニップ部に介在している状態での電流モ
ニターの回数を減らすことで、より少ない余白部だけで
十分な補正設定を行うことができる。
ニター回数を増加することで、検出精度を高めることが
可能になる。
像の形成は、第1の画像担持体として電子写真感光体を
用いた電子写真プロセスに限られるものではなく、その
他、第1の画像担持体として静電記録誘電体を用いた静
電記録プロセス、第1の画像担持体として磁気記録磁性
体を用いた磁気記録プロセスなど、第1の画像担持体に
トナー像を形成担持させる作像手法であればよい。
限定されるものではなく、本発明はコロナ転写方式、ベ
ルト転写方式、転写ドラム方式等のいずれにも適用でき
ることは言うまでもない。
は中間転写ベルトや中間転写ドラムのような中間転写材
も含まれる。
画像形成装置の転写装置について、転写材や転写手段の
インピーダンスに依らず、常に最適な転写バイアスを印
加することができて転写不良やドラムメモリ等の画像乱
れの発生を防止することができる。
の関係図
写ローラ(転写手段)、9・・・電源、10・・・電流
計、11・・・コントローラ
Claims (7)
- 【請求項1】可転写像を形成した第1の画像担持体上に
第2の画像担持体を重ねて該第2の画像担持体の背面に
転写手段により電荷を付与して可転写像を第2の画像担
持体に転写する画像形成装置の転写装置において、 上記転写手段にバイアス電圧を印加する電源と、上記第
1の画像担持体と第2の画像担持体が重なった状態にお
ける上記電源の出力電流を測定する電流検知器と、上記
出力電流が所定範囲の値となるように上記電流検知器の
測定値に応じて上記電源を制御し、上記転写手段に印加
するバイアス電圧を変化させるコントローラとを具備し
ており、 上記第1の画像担持体と第2の画像担持体が重なった状
態において、上記電流検知器の検知電流に従って上記転
写手段に印加するバイアス電圧を変化させる場合と、上
記電流検知器の検知電流に依らず、上記転写手段に印加
するバイアス電圧を設定する場合とを有することを特徴
とする画像形成装置の転写装置。 - 【請求項2】画像形成装置に具備されたオペレーション
パネル上の設定を受信して、上記第1の画像担持体と第
2の画像担持体が重なった状態において、上記電流検知
器の検知電流に従って上記転写手段に印加するバイアス
電圧を変化させる場合と、上記電流検知器の検知電流に
依らず、上記転写手段に印加するバイアス電圧を設定す
る場合とを選択することを特徴とする請求項1記載の画
像形成装置の転写装置。 - 【請求項3】画像形成装置がコンピュータからの信号を
受信し、その信号に応じて、上記第1の画像担持体と第
2の画像担持体が重なった状態において、上記電流検知
器の検知電流に従って上記転写手段に印加するバイアス
電圧を変化させる場合と、上記電流検知器の検知電流に
依らず、上記転写手段に印加するバイアス電圧を設定す
る場合とを選択することを特徴とする請求項1記載の画
像形成装置の転写装置。 - 【請求項4】可転写像を形成した第1の画像担持体上に
第2の画像担持体を重ねて該第2の画像担持体の背面に
転写手段により電荷を付与して可転写像を第2の画像担
持体に転写する画像形成装置の転写装置において、 上記転写手段にバイアス電圧を印加する電源と、上記第
1の画像担持体と第2の画像担持体が重なった状態にお
ける上記電源の出力電流を測定する電流検知器と、上記
出力電流が所定範囲の値となるように上記電流検知器の
測定値に応じて上記電源を制御し、上記転写手段に印加
するバイアス電圧を変化させるコントローラとを具備し
ており、 上記第1の画像担持体と第2の画像担持体が重なった状
態において、上記電源を制御するための上記電流検知器
の電流測定を実施する第2の画像担持体範囲が可変であ
ることを特徴とする画像形成装置の転写装置。 - 【請求項5】画像形成装置に具備されたオペレーション
パネル上の設定を受信して、上記第1の画像担持体と第
2の画像担持体が重なった状態において、上記電源を制
御するための上記電流検知器の電流測定を実施する第2
の画像担持体範囲を上記オペレーションパネルの設定に
応じて決定することを特徴とする請求項4記載の画像形
成装置の転写装置。 - 【請求項6】画像形成装置がコンピュータからの信号を
受信し、その信号に応じて、上記第1の画像担持体と第
2の画像担持体が重なった状態において、上記電源を制
御するための上記電流検知器の電流測定を実施する第2
の画像担持体範囲を決定することを特徴とする請求項4
記載の画像形成装置の転写装置。 - 【請求項7】可転写像を形成した第1の画像担持体上に
第2の画像担持体を重ねて該第2の画像担持体の背面に
転写手段により電荷を付与して可転写像を第2の画像担
持体に転写する画像形成装置の転写装置において、 上記転写手段にバイアス電圧を印加する電源と、上記第
1の画像担持体と第2の画像担持体が重なった状態にお
ける上記電源の出力電流を測定する電流検知器と、上記
出力電流が所定範囲の値となるように上記電流検知器の
測定値に応じて上記電源を制御し、上記転写手段に印加
するバイアス電圧を変化させるコントローラとを具備し
ており、 上記第2の画像担持体の先端部が上記第1の画像担持体
と重なったことを上記電流検知器の測定値によって検出
し、この時間をTとするとき、上記第1の画像担持体と
第2の画像担持体が重なった状態において、上記電源を
制御するための上記電流検知器の電流測定を開始するタ
イミングが上記時間Tから所定時間後であることを特徴
とする画像形成装置の転写装置。
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