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JP2001184795A - 適応等化器を内蔵した情報検出回路およびこれを用いた光ディスク装置 - Google Patents

適応等化器を内蔵した情報検出回路およびこれを用いた光ディスク装置

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Publication number
JP2001184795A
JP2001184795A JP36748399A JP36748399A JP2001184795A JP 2001184795 A JP2001184795 A JP 2001184795A JP 36748399 A JP36748399 A JP 36748399A JP 36748399 A JP36748399 A JP 36748399A JP 2001184795 A JP2001184795 A JP 2001184795A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
interpolation
output
equalizer
tap coefficient
Prior art date
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Pending
Application number
JP36748399A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Honma
博巳 本間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP36748399A priority Critical patent/JP2001184795A/ja
Priority to US09/746,879 priority patent/US6671244B2/en
Publication of JP2001184795A publication Critical patent/JP2001184795A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/0016Arrangements for synchronising receiver with transmitter correction of synchronization errors
    • H04L7/002Arrangements for synchronising receiver with transmitter correction of synchronization errors correction by interpolation
    • H04L7/0029Arrangements for synchronising receiver with transmitter correction of synchronization errors correction by interpolation interpolation of received data signal
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/033Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop
    • H04L7/0334Processing of samples having at least three levels, e.g. soft decisions

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ループディレイが短くかつ経時変化に追従する
広いマージンを持ったデジタルPLL回路を備えた情報
検出装置、光ディスク装置の提供。 【解決手段】再生信号をチャネルクロックよりも高い周
波数のクロックでA/D変換し、A/D変換出力を同じ
クロックでデジタル等化し、デジタル等化出力から補間
回路を応用したPLL回路によりリサンプリングを行
い、またA/D変換出力をデジタル等化器と同じだけ遅
延させてから第2の補間回路によってリサンプリング
し、第2の補間回路の補間位置は、PLL回路の情報を
用し、等化前後の補間情報をタップ係数コントローラに
入力して仮のタップ係数を生成し、この仮のタップ係数
をレート補正回路によってデジタル等化器の動作レート
に変換してフィードバックし、等化器出力の補間出力を
2値化回路に入力して情報検出を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高密度記録された
情報を再生する装置に関し、特にPLL(PhaseLocked
Loop;位相同期ループ)追従性能の向上および情報検
出性能の向上を図る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、マルチメディア化の進展により、
映像情報を含めた大量の情報を処理することが必要とさ
れている。さらに、これらの情報を記録するためのスト
レージ装置の大容量化の要求が急速に増大している。光
ディスク装置あるいはHDD装置の記憶容量を増加させ
るためには記録密度を上げる必要があり、これに伴い、
エラーレートの低減、信頼性の確保が重要課題となって
きている。
【0003】「PRML(Partial Response Maximum
Likelihood)」と呼ばれる再生方式は、分解能が低下
した高密度記録再生波形に対しても高い再生性能を有し
ているため、ファイル装置等への搭載が相次いでなされ
ている。
【0004】パーシャルレスポンス(Partial Respons
e)波形等化と最尤(Maximum Likelihood)検出を組み
合わせたこのPRML方式は、再生チャネルを考慮した
最尤検出器の特性を最大限に引き出すために、再生信号
を波形等化によって補正後、最尤検出することはよく知
られるところである。
【0005】PRML方式については、例えば文献「19
94年、テレビジョン学会年次大会(ITE'94)予稿集、287
〜288頁」等の記載等が参照される。
【0006】光ディスク、磁気ディスクいずれに関して
も、高密度記録された情報を再生する場合には、符号間
干渉が大きくなり、再生振幅が低下してしまう。
【0007】従って、磁気ディスクではSNR(信号対
雑音比)が小さく、光ディスクでは再生信号の高い周波
数成分のCNR(搬送波対雑音比)が小さくなり、検出
情報の誤り率が上昇してしまう。
【0008】最尤検出方式は、決まった状態遷移を有す
る再生チャネルの特性を利用して情報の検出を行ってお
り、検出器に入力される例えば8bit程度の量子化ビ
ット数の振幅情報列に対して、再生チャネルの特性から
考えられる全ての時系列パタンの中から誤差の二乗平均
が最小になるものを選択することでSNRあるいはCN
Rが小さくても低い誤り率で情報を検出することができ
るのである。
【0009】実際の回路上で、上述の処理を行うこと
は、回路規模および動作速度の点で困難であるため、通
常は、例えば文献(「IEEE Transaction on Communicat
ion, VOL.COM-19,Oct,1971」)に示されている「ビタビ
アルゴリズム」と呼ばれるアルゴリズムを用いてパスの
選択を漸化的に行うことにより実現している。
【0010】ビタビ検出器と、それ以降に接続されるデ
ィジタル回路群は、同期回路であるため、同期したクロ
ック信号が必要である。通常は、再生信号自信からこの
クロック信号を抽出しているが、ディスク装置の再生信
号は、スピンドルの回転むらやディスクの微少な傾きに
よって、同期クロックの周波数は若干変化するため、こ
の変化に追従するために、PLL(Phase Locked Loo
p;位相同期ループ)と呼ばれるクロック抽出回路が必
要となる。
【0011】そしてビタビ検出器等を用いる場合、従来
のアナログPLL回路とPRML検出器による構成で
は、定常位相誤差が発生してしまい、エラーレートが上
昇してしまうため、アナログ・ディジタル変換(A/D
変換)後のサンプルデータ(ディジタルデータ)を用い
て位相比較を行い、位相同期ループを構成することが一
般的である。上記した構成のPLL回路は、例えば特開
平8−321140号公報あるいは特開平9―2047
40号公報に記載されている。
【0012】このうち特開平8−321140号公報に
記載されるPLL回路では、ループフィルタ(LPF;
低域通過フィルタ)の出力をD/A変換器(DAC)に
よって一旦アナログ信号に変換してアナログ方式のVC
O(電圧制御発振器)に供給し、PLLクロックを生成
している。この場合、アナログVCO回路は、特性差が
大きく、同じ性能のPLL回路を構成することが困難で
ある。
【0013】これに対して、例えば特開平10―274
35号公報には、再生信号のチャネルクロックに同期し
ていないシステムクロックでA/D変換を行い、補間回
路によって所望の位相のサンプル列を生成し直す再生方
法が記載されている。この方法を用いることで、PLL
回路を含めた再生系を全てディジタル化することが可能
となる。
【0014】また、信号の経時劣化を適応的に補正して
検出性能を高める技術として自動等化あるいは適応等化
方式がある。逐次型の適応等化アルゴリズムとして、例
えば文献(猪瀬博、宮川洋共著、「PCM通信の進
歩」)に詳しく記載されているが、特に、「Zero Forc
ing(ゼロフォーシング)法」、「Mean Square(二乗
平均)法」、「Modified Zero Forcing(修正ゼロフォ
ーシング)法」などが一般的である。適応等化技術は、
装置の初期調整が不要となるなどその効果は大きい。適
応等化を実現するための回路には乗算器と積分器が多数
含まれており、回路規模の点で問題が大きかったが、近
年の半導体プロセス技術の進歩によって、ほぼ解消され
ている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、高密
度記録した再生信号は、符号間干渉の影響によりSNR
が劣化するため、PLLにとっても、等化器により周波
数特性の補正をした方がより良い追従性能を得ることが
できる。
【0016】等化器の配置方法によって、2種類の構成
が知られているが、それぞれ利点と問題点を合わせ持っ
ている。
【0017】第1の構成として、アナログ等化器によっ
て、ある等化を行ってから、A/D変換し、PLL動作
を行わせるという最も一般的な構成では、等化特性の調
整の自動化が困難であるという問題点がある。このた
め、ヘッド、メカ(機構)、媒体など経時劣化および動
作する環境条件に起因する再生信号の特性変化に追従す
ることができない。従って、あらかじめ信号検出系に広
めのマージンを割り当てる必要がある。
【0018】これに対して、図21に示すように、再生
信号を入力とするA/D変換器1の出力と、PLL回路
(位相比較器41、LPF42、DAC44、VCO4
5からなる)の間に、ディジタル等化器2を挿入し、等
化前後の情報を用いて、等化器2の係数を自動的に修正
するタップ係数コントローラ6を備え、適応等化器を配
置する構成が知られている。
【0019】しかしながら、かかる構成では、等化性能
を上げるためには、タップ数を増やす必要があり、出力
遅延が増加する。
【0020】また、等化器2内の乗算器(不図示)に高
速動作が要求されるため、回路のパイプライン化が必要
となり、ここでも出力遅延が増加する。
【0021】このため、等化器2による遅延は、10段
を超えることは珍しくない。
【0022】一方、第2の構成では、入力される信号に
対して適応的に系が追従するため確かに経時劣化、動作
環境などに対して強くなる。しかし、出力遅延の長い等
化器が挿入された分、PLLのループディレイが増加
し、追従特性を損なってしまう、という問題点がある。
【0023】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、ループディレイ
が短くかつ経時変化に追従する広いマージンを持ったデ
ィジタルPLL回路を提供することにある。
【0024】また本発明の他の目的は、ループディレイ
が短くかつ経時変化に追従する広いマージンを持ったデ
ィジタルPLL回路と、ビタビ検出に適したチャネル特
性に自動追従する等化器を兼ね備えた情報検出装置を提
供することにある。
【0025】さらに本発明の他の目的は、ループディレ
イが短くかつ経時変化に追従する広いマージンを有する
ディジタルPLL回路を備え、装置の信頼性を向上する
光ディスク装置を提供することにある。これ以外の本発
明の目的、特徴、利点は以下の説明から、当業者には直
ちに明らかとされるであろう。
【0026】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明に係る情報検出回路は、再生信号のチャネルクロック
よりも高い周波数のクロックでサンプリングするA/D
変換器と、前記A/D変換器から出力(「A/D変換情
報」という)を等化する等化器と、前記等化器の出力値
列から補間値を生成する第1の補間回路と、前記A/D
変換情報を前記等化器の出力遅延量と同等の遅延量遅延
させる遅延回路と、前記遅延回路の出力値列から補間値
を生成する第2の補間回路と、前記第1の補間回路の出
力から再生信号のチャネルクロックに位相同期した補間
値を生成し得る補間位置情報を生成するとともに、前記
第1の補間回路と前記第2の補間回路に対して、前記補
間位置情報をフィードバックする補間位置生成回路と、
前記第1の補間回路の出力を2値化して再生データ列を
生成する2値化回路と、前記第1の補間回路の出力と前
記第2の補間回路の出力を入力とするタップ係数コント
ローラと、前記タップ係数コントローラの出力タップ係
数を前記等化器用に変換するレート補正回路と、を備
え、前記レート補正回路の出力を前記等化器のタップ係
数にフィードバックする。
【0027】本発明に係る情報検出回路は、再生信号の
チャネルクロックよりも高い周波数のクロックで前記再
生信号をサンプリングするA/D変換器と、前記A/D
変換器から出力(「A/D変換情報」という)を等化す
る第1の等化器と、前記第1の等化器の出力値列から補
間値を生成する第1の補間回路と、前記A/D変換情報
を前記第1の等化器出力遅延量と同等の遅延量を遅延さ
せる遅延回路と、前記遅延回路の出力値列から補間値を
生成する第2の補間回路と、前記A/D変換情報を等化
する第2の等化器と、前記第2の等化器の出力列から補
間値を生成する第3の補間回路と、前記第1の補間回路
の出力から再生信号のチャネルクロックに位相同期した
補間値を生成し得る補間位置情報を生成するとともに、
前記第1、第2、及び第3の補間回路に対して、前記補
間位置情報を供給する補間位置生成回路と、前記第1の
補間回路の出力と前記第2の補間回路の出力を入力とす
る第1のタップ係数コントローラと、前記第1のタップ
係数コントローラの出力タップ係数を前記第1の等化器
用に変換する第1のレート補正回路と、前記第3の補間
回路の出力と前記第2の補間回路の出力を入力とする第
2のタップ係数コントローラと、前記第2のタップ係数
コントローラの出力タップ係数を前記第2の等化器用に
変換する前記第2のレート補正回路と、前記第3の補間
回路出力を2値化して再生データ列を生成出力する2値
化回路と、を備え、前記第1のレート補正回路から出力
されるタップ係数が前記第1の等化器にフィードバック
入力され、前記第2のレート補正回路から出力されるタ
ップ係数が前記第2の等化器にフィードバック入力され
る。
【0028】本発明に係る情報検出回路は、再生信号の
チャネルクロックよりも高い周波数のクロックで前記再
生信号をサンプリングするA/D変換器と、前記A/D
変換器から出力(「A/D変換情報」という)を等化す
る第1の等化器と、前記第1の等化器の出力値列から補
間値を生成する第1の補間回路と、前記A/D変換情報
を前記第1の等化器の出力遅延量と同等の遅延量遅延さ
せる遅延回路と、前記遅延回路の出力値列から補間値を
生成する第2の補間回路と、前記A/D変換情報を等化
する第2の等化器と、前記第2の等化器の出力列から補
間値を生成する第3の補間回路と、前記第1の補間回路
の出力から再生信号のチャネルクロックに位相同期した
補間値を生成し得る補間位置情報を生成するとともに、
前記第1、第2、第3の補間回路に対して前記補間位置
情報を供給する補間位置生成回路と、入力される等化器
選択信号により前記第1の補間回路の出力と前記第3の
補間回路の出力を選択出力するセレクタと、前記等化器
選択信号により等化方式が可変され、前記セレクタの出
力と、前記第2の補間回路の出力とを入力とするタップ
係数コントローラと、前記タップ係数コントローラの出
力を、前記第1又は第2の等化器用に変換するレート補
正回路と、前記等化器選択信号により、前記レート補正
回路からの出力値を出力するか保持するかを選択制御す
る第1、及び第2のレジスタと、前記第3の補間回路の
出力を2値化して再生データ列を生成出力する2値化回
路と、を備え、前記第1及び第2のレジスタから出力さ
れるタップ係数が、前記第1及び第2の等化器にそれぞ
れフィードバック入力される。本発明において、前記2
値化回路がビタビ検出器より構成される。
【0029】本発明に係る情報検出回路においては、前
記レート補正回路を通さずに、直接、前記タップ係数コ
ントローラから出力されるタップ係数を前記等化器に供
給する構成としてもよい。
【0030】本発明に係る光ディスク装置は、上記情報
検出回路を備える。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。本発明は、その好ましい一実施の形態において、
再生信号チャネルクロックよりも高い周波数のサンプリ
ングクロックでA/D変換するA/D変換器(1)と、
前記A/D変換器からのディジタル出力を前記A/D変
換器と同じサンプリングクロックで等化する等化器
(2)と、等化器(2)のディジタル等化出力をリサン
プリングして補間信号を出力する第1の補間回路(3)
と、第1の補間回路(3)の補間信号から補間位置信号
を生成し、第1の補間回路(3)への補間位置入力端に
出力して位相同期ループを形成し、位相比較器、ループ
フィルタ、周波数変換回路よりなる補正位置生成回路
(4)を備え、A/D変換器(1)の出力をディジタル
等化器と同じだけ遅延回路(5)で遅延させてからリサ
ンプリングする第2の補間回路(3′)と、を備え、前
記第2の補間回路の補間位置は、前記補正位置生成回路
からの補間位置情報が入力され、第1の補間回路(3)
の出力と第2の補間回路(3′)の出力とを入力とする
タップ係数コントローラ(6)と、前記タップ係数コン
トローラから出力されるタップ係数を等化器用に変換し
たタップ係数を等化器に供給するレート補正回路(7)
と、を備え、第1の補間回路の出力を2値化回路(8)
に入力して、情報検出を行う。
【0032】本発明においては、再生信号をチャネルク
ロックよりも高い周波数のサンプリングクロックでA/
D変換器でディジタル信号に変換し、A/D変換出力
を、等化器にて同じサンプリングクロックでディジタル
等化する。この等化器に出力から、PLL回路(特開平
10―27435号公報等参照)を用いて、補間による
リサンプリングを行う。
【0033】また、A/D変換出力を等化器と同じだけ
遅延させてから第2の補間回路によってリサンプリング
する。ただし、第2の補間回路の補間位置情報は、PL
L回路から出力される補間位置情報を用いる。
【0034】等化前後(等化器の入力信号と出力信号)
の補間情報を、それぞれタップ係数コントローラに入力
して仮のタップ係数を生成する。
【0035】この仮のタップ係数を、レート補正回路に
よって等化器の動作レートに変換して、等化器にフィー
ドバックする。
【0036】等化器の出力を入力とする補間回路からの
補間出力は、2値化回路に入力され、再生データ列とし
て出力される。
【0037】本発明においては、適応等化器構成を2系
統とし、タップ係数コントローラとレート補正回路を2
系統備えてもよい。あるいは、適応等化器構成を2系統
とし、タップ係数コントローラとレート補正回路を切り
替える構成としてもよい。
【0038】本発明に係る情報検出回路においては、サ
ンプリングクロックがチャネルクロックに近い場合、前
記レート補正回路を通さずに、直接、前記タップ係数コ
ントローラから出力されるタップ係数を前記等化器に供
給する構成としてもよい。
【0039】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく、本発明の実施例について添付図面を参
照して以下に詳細に説明する。
【0040】図1は、本発明の第1の実施例の構成を示
す図である。図1を参照すると、再生信号はA/D変換
器1に入力され、A/D変換器1では、チャネルクロッ
クよりも高い周波数のサンプリングクロックでサンプリ
ングして、ディジタル信号よりなるサンプリング情報x
iを出力し、等化器2は、サンプリング情報xiを入力
してサンプリングクロックで動作させる。
【0041】等化器2の出力yiは、位相情報がずれた
サンプル列である。補間回路3は、等化器2の出力yi
をリサンプリング(再サンプリング)し、補間値を出力
する。
【0042】補間回路3でリサンプルした後のデータz
i(等化後補間値)は、補間位置生成回路4に入力さ
れ、補間位置生成回路4では、補間位置情報を生成し、
生成した補間位置情報を補間回路3にフィードバックす
る。
【0043】補間回路3と補間位置生成回路4は、いわ
ゆるPLL(位相同期ループ)構成のフィードバックル
ープを構成している。
【0044】これによって、チャネルクロックレートに
同期したサンプル情報列が再生成できる。
【0045】またA/D変換器1の出力情報を、ディジ
タル等化器2と同じタイミング出力となる遅延量をもつ
遅延回路5で補正し、その出力uiから補間回路3′に
よって補間情報を生成する。ただし、補間回路3′での
補間位置は、補間位置生成回路4から補間回路3へフィ
ードバックされる補間位置情報と同じ値を用いる。
【0046】以上より、等化器2の入力および出力に対
するそれぞれの補間情報wi、uiが生成されることに
なる。
【0047】これら2つの情報をタップ係数コントロー
ラ6に入力することで、仮のタップ係数値αiが生成さ
れる。
【0048】この仮のタップ係数は、チャネルクロック
で等化器が動作する場合に有効であるが、本発明の一実
施例では、チャネルクロックよりも早い周波数のクロッ
クで等化器2が動作している。
【0049】そこで、サンプリングクロックとチャネル
クロックの比に相当する部分を補正する必要がある。こ
の補正を行うのがレート補正回路7である。
【0050】レート補正回路7で補正された真のタップ
係数βiは、等化器2にフィードバック入力されて、適
応等化器を構成する。
【0051】また補間回路3の出力は、2値化回路8に
入力されて再生データ列を出力する。続いて各構成要素
の構成例を説明する。
【0052】図2は、本発明の一実施例における等化器
2の構成の一例を示す図である。図2を参照すると、等
化器2は、4つの1クロック遅延器21と、5つの乗算
器22と、加算器23と、から構成されている5タップ
のトランスバーサルフィルタよりなる。本発明の一実施
例において、等化器2は、周波数特性を可変できればよ
く、図2に示した構成に限定されるものでなく、他のフ
ィルタ構成でもよいことは勿論である。
【0053】図3は、本発明の一実施例における補間回
路3の構成の一例を示す図である。補間回路3′も、補
間回路3と同一の構成とされている。図3を参照する
と、1クロック遅延器31を備え、1時点前(1クロッ
ク前)の情報yi-1と現時点の情報yiとを用いて線形補
間をしている。補間位置をk(0<k≦1)とすると、
次式(1)の操作で実現できる。
【0054】 zi=yi-1+k(yi−yi-1) …(1)
【0055】すなわち1クロック遅延器31の出力y
i-1と現在のサンプル信号yiとが減算器32に入力され
て減算器32から信号(yi−yi-1)が出力され、この
信号(yi−yi-1)を乗算器33でk倍した信号k(y
i−yi-1)が、加算器34でy i-1)と加算され、補間
値出力zi出力される。なお、本発明の一実施例におい
て、より高次の補間を行なうようにしてもよい。
【0056】図4は、本発明の一実施例における補間位
置生成回路4の構成の一例を示す図である。図4を参照
すると、入力情報ziは、位相比較器41により、位相
情報θiに変換される。位相情報θiは、ローパスフィ
ルタ(LPF)42により積分されて周波数情報Viが
生成される。Viは時間経過に対してゆっくりと追従す
るが、このViから、周波数変換回路43は、補間位置
情報を生成する。
【0057】図17は、周波数変換回路43から出力さ
れる補間位置情報の信号波形の一例を示す図である。補
間位置情報は、図17に示すように、鋸波上の関数であ
って、波形の傾きが周波数の関数となる。従って、周波
数ずれ量が少ない時には傾きが小さく、周波数ずれ量が
大きい場合には傾きが大きい。サンプリング周波数が再
生チャネル周波数よりも高いため、補間位置が不連続に
なる部分で同期回路の動作を止めることで、この差を吸
収している。
【0058】図18は、補間回路3の入力yi、出力z
i、補間位置生成回路4の出力である補間位置情報、お
よびタイミング制御信号の関係を示す信号波形図であ
る。
【0059】図18に示すように、補間位置が徐々にず
れていって補間できなくなると、タイミング制御信号が
Lowレベルとなって、回路動作を一旦止めている。こ
の回路の動作タイミングを制御する信号を、周波数変換
回路43で生成している。
【0060】このタイミング制御信号は、図面上は図示
されていないが、補間位置生成回路4に接続される回路
群(例えば補間回路3、3′)の回路動作を制御する。
【0061】図5は、本発明の一実施例における補間位
置生成回路4内の位相比較器41の構成の一例を示す図
である。図5を参照すると、入力情報(等化後補関値)
ziは、絶対値回路411に入力されてその絶対値が出
力され、1クロック遅延器412で遅延され、連続する
2つの時点の入力情報絶対値|zi|、|zi-1|が比較
器(CMP)413に入力され、大きさが比較される。
また現在の入力情報絶対値|zi|は乗算器414では
マイナス符号が付与され、−|zi|と、一時点前の入
力情報絶対値|zi-1|がセレクタ415に入力され、
セレクタ415は、比較器413の比較結果に基づき一
方を選択することで、小さい方に符号を付け直して、セ
レクタ415より出力する。
【0062】また、1クロック遅延器417と排他的論
理和回路418によって、入力補間値ziの符号が変化
するタイミング信号(パルス幅は1クロック遅延器41
7の遅延時間に等しい)を生成して、セレクタ415の
出力にゲートをかける。かかる構成により、入力情報列
が、0レベルを遷移する時の位相情報を取り出すことが
できる。
【0063】図6は、本発明の一実施例における補間位
置生成回路4内のループフィルタ(低域通過フィルタL
PF)42の構成の一例を示す図である。図6を参照す
ると、入力位相情報θiは、加算器421と1クロック
遅延器422によって積分されて、周波数情報が生成さ
れ、この積分結果を乗算器423でβ倍したものに、入
力位相θiを、乗算器424でα倍した値を加算器42
5で加算して周波数情報Viとして出力することによっ
て、周波数と位相を同時に制御することができる。
【0064】図7は、本発明の一実施例における補間位
置生成回路4内の周波数変換回路43の構成の一例を示
す図である。周波数変換回路43は、入力周波数情報V
iから、図17に示す鋸波形の信号(補間位置情報)を
生成する回路である。
【0065】図7を参照すると、加算器431および1
クロック遅延器433からなる積分回路内に、Nを法と
するMod関数(余り算出回路)432を挿入して構成
されている。また、加算器431出力を、Nを閾値とし
て比較器434で比較することで、比較器434から
は、図17に示した不連続タイミング又は動作タイミン
グ制御信号が生成される。
【0066】図8は、本発明の一実施例におけるタップ
係数コントローラ6の構成の一例を示す図である。等化
後の入力情報(等化後補間値)ziは、等化誤差判定回
路61に入力されて、毎サンプルごとに、等化誤差情報
を出力する。完全に等化ができればこの値は0になる。
【0067】等化誤差情報は、遅延回路62によってタ
イミングを補正した後、乗算器64に入力される。
【0068】等化前の入力情報(等化前補間値)wi
は、1クロック遅延器63によって1時刻ずつずれた入
力情報を生成してこれを乗算器64に入力する。
【0069】乗算器64の出力は、それぞれ、乗算器6
5によってΔ倍のゲインを乗じて積分器66に入力され
る。すなわち、等化前情報と誤差情報の相関が計算され
て、相関が最も小さくなるように、係数が修正される適
応等化器が構成される。
【0070】図20(a)、図20(b)には、符号間
干渉が見られる光ディスク再生信号を、PR(1)適応
等化器に入力した場合の、等化器の前後のアイパタンが
それぞれ示されている。
【0071】図20に示すように、信号を入力すること
で、徐々に、2値(振幅レベルは±A)に収束していく
ことがわかる。Δの値によって、収束する速度を調整す
ることができる。
【0072】図9は、本発明の一実施例におけるタップ
係数コントローラ6内の等化誤差判定回路61(図8参
照)の構成の一例を示す図である。図9に示す構成で
は、±Aのレベルに2値等化するための誤差判定回路が
示されている。
【0073】入力値zi(補間値)に対して、等化レベ
ルAを入力とする減算器612と加算器613で、それ
ぞれ、zi−A、およびzi+Aを生成し、補間値を入
力とする比較器611の出力(補間値の極性を示す信
号)を選択信号とするセレクタ614で、補間値の極性
に合わせてどちらかを選択出力する。
【0074】図10は、本発明の一実施例におけるレー
ト補正回路7の構成の一例を示す図である。まず、レー
ト補正回路7の必要性について説明する。
【0075】図19(A)には、光ディスク媒体面上に
記録されている1Tマークを読み出した場合の波形すな
わちヘッド媒体の応答特性を示している。さまざまなマ
ークパタンの再生波形は、基本的に1Tマークの応答波
形の重ね合せで表現できるため、1Tの応答波形で考察
を進める。図19(A)中の黒丸(●)が本来のチャネ
ルクロックf0でサンプリングした場合であり、白丸
(○)がチャネルクロックよりも高いサンプリングレー
トf1でサンプリングした場合である。波形中央を基準
にした場合には、白丸と黒丸のタイミング差は、波形中
央から離れるに従って増加し、δ、2δ、3δとずれて
いく。
【0076】ここで、T(チャネルクロックf0の周
期)およびδ(チャネルクロックとサンプリングクロッ
クのタイミング差)は、次式(2)の関係にある。
【0077】
【0078】次に、等化器2の応答特性を図19(B)
に示す。等化器のタップ係数がそのまま応答波形の振幅
値となる。図19(B)中の、黒丸の(αi)は本来の
チャネルクロックで適応等化して収束したタップ係数値
とする。図19(A)の黒丸サンプル値列を、タップ係
数αiの等化器2に通すと、適正な適応等化波形が得ら
れる。しかしながら、等化器はチャネルクロックよりも
早い周波数で動作させる場合、このままのタップ係数で
は、不正な等化波形となってしまう。
【0079】そこで、等化器をチャネルクロックよりも
早い周波数で動作させる本発明の一実施例においては、
タップ係数コントローラから得られた係数値αiを、チ
ャネルクロックとサンプリングクロックの比分だけ補正
する。それが図19(B)の白丸(○)で示すタップ係
数βiである。
【0080】この変換は、αiを補間することで行う。
線形補間する場合には、次式(3)となる。
【0081】
【0082】図10は、上式(3)を回路として構成し
た一例を示す図でありm減算器71および乗算器72お
よび加算器73によって構成できる。例えばβ1は、α1
とα 0を入力とする減算器711の出力(α0−α1)に、
乗算器721でδをかけたものに、加算器731でα1
加算して得られる。β2は、α2とα1を入力とする減算
器712の出力(α1−α2)に、乗算器722で2δをか
けたものに、加算器732でα2を加算して得られる。
【0083】補間関数を必要に応じて、さらに高次にす
るとより、正確なレート補正が可能となる。ただし、δ
が小さい時には、線形補間で充分代用できる。
【0084】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図11は、本発明の第2の実施例の構成を示す図
である。図11において、図1に示した要素と同一又は
同等の要素には同一の参照符号が付されている。高次の
PR応答波形を利用したビタビ検出器では分解能が低く
なるように波形等化するほうが高い検出性能となる。し
かしながら、このような波形からクロックを抽出するこ
とは困難であるため、クロックのジッタが大きいなりビ
タビ検出器の本来の検出性能を発揮することができな
い。従って、PLL用の等化器とビタビ検出器用の等化
器を別々に持つこことが好ましい。
【0085】本発明の第2の実施例は、2系統の適応等
化器を含んでいる。図11を参照すると、本発明の第2
の実施例においては、A/D変換器情報を等化器2で等
化し、PLLをかけて適応等化する構成は、前記実施例
と同じであるが、さらに、等化器2′によって等化器2
とは別の等化を行い、補間回路3″で補間値を生成す
る。
【0086】ただし、この時の補間位置情報は、等化器
2の出力情報から生成した値を用いる。補間回路3″の
出力はタップ係数コントローラ6′に入力され、レート
補正回路7′でレート補正がなされて等化器2′のタッ
プ係数値情報がフィードバックされる。補間回路3″の
出力は同時にビタビ検出器8′に入力されて再生データ
列を生成する。
【0087】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図12は、本発明の第3の実施例の構成を示す図
である。図12において、図1に示した要素と同一又は
同等の要素には同一の参照符号が付されている。前記第
2の実施例は、2系統の適応等化器を備えて構成されて
いる。この場合、タップ係数コントローラ回路は、多数
の乗算器と積分器で構成されているため、回路規模が大
きくなる。
【0088】そこで本発明の第3の実施例においては、
タップ係数コントローラ6とレート補正回路7を、2系
統の適応等化器でタイムシェアすることで、回路規模の
削減が可能となる。等化器2の補間出力(補間回路3の
出力)と、等化器2′の補間出力(補間回路3′の出
力)をセレクタ10によって切り替えてタップ係数コン
トローラ6に入力する。
【0089】また、レート補正回路7の出力を2系統に
分けてそれぞれレジスタ9とレジスタ9′に入力する。
それぞれのレジスタ出力は等化器2および等化器2′に
接続される。
【0090】等化器選択信号によって、いずれか1系統
の等化器の適応補正が実行される。ただし、タップ係数
コントローラ6は、等化器選択信号によって、内部状態
を変える必要がある。
【0091】図13は、本発明の第3の実施例における
タップ係数コントローラ6の構成の一例を示す図であ
る。
【0092】図13を参照すると、タップ係数コントロ
ーラ6は、等化器選択信号を選択信号として入力するセ
レクタ67を備え、このセレクタ67で、等化誤差判定
器61の出力と、別の等化を行う等化誤差判定器61′
の出力を選択可能としている点が、図8に示した構成と
相違している。
【0093】次に、本発明の第4の実施例について説明
する。図14は、本発明の第4の実施例の構成を示す図
である。本発明の第4の実施例の基本構成は、図1を参
照して説明した前記実施例と同様とされている。本発明
の第4の実施例においては、さらに、再生データ列の検
出性能を高めるために、2値化回路8′として、ビタビ
検出器を用いている。
【0094】次に、本発明の第5の実施例について説明
する。図15は、本発明の第5の実施例の構成を示す図
である。再生信号のチャネルクロックの周波数変動が比
較的小さい場合には、サンプリングレートをチャネルク
ロックにかなり近づけることができる。すなわち、サン
プリングレートをチャネルクロックのタイミング差δ
(上式(5)参照)が0に非常に近い場合には、レート
補正を無視することが可能である。図15を参照する
と、本発明の第5の実施例においては、レート補正回路
(図1の7)が省略されており、タップ係数コントロー
ラ6の出力で直接等化器2のタップ係数を制御してい
る。
【0095】次に、本発明の第6の実施例について説明
する。図16は、本発明の第6の実施例をなす光ディス
ク装置の構成の一例を示す図である。本発明の第6の実
施例に係る光ディスク装置においては、前記第1乃至第
5の実施例において説明した、適応等化器を内蔵した情
報検出回路を、備えている。
【0096】図16を参照すると、光ディスク媒体15
に集光したレーザースポットをサーボ回路13により正
確に位置決めして追従させる。レーザーはLDパワー制
御回路12により一定に制御されている。サーボ回路1
3およびLDパワー制御回路12は、光ディスクコント
ローラ11によって制御される。
【0097】光ディスク媒体15からの反射光は、媒体
面上の物理状態によって記録ピットの情報が光ヘッド1
4で読み出せる。光ヘッド14から出力される再生信号
は、A/D変換器1でディジタル情報に変換する。A/
D変換器1から出力されるディジタル情報はディジタル
等化器2によって波形等化され、補間回路3において適
正な情報(補間値)に補正された後、タップ係数コント
ローラ6でタップ係数が生成され、タップ係数はレート
補正回路7でディジタル等化器2用に変換されてディジ
タル等化器2にフィードバックされる。かかる構成によ
り、適応的な等化を実現することができる。補間回路3
の出力は、補間位置生成回路4に入力されて再び補間回
路3にフィードバックされ、かかる構成により、PLL
ループが形成される。また、補間回路3の出力は2値化
回路8に入力されて再生データ列を生成し、光ディスク
コントローラ11に入力される。
【0098】なお上記各実施例に示した各構成は、本発
明を説明するために図面に例示したものであり、本発明
を限定するためのものではなく、本発明は、上記実施例
の構成に限定されず、本発明の原理に準ずる範囲内の各
種変形を含むことは勿論である。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明によれ
ば、ループディレイが短く、かつ信号品質の変化に対し
て適応的に追従するディジタルPLL回路を実現するこ
とができる、という効果を奏する。
【0100】その理由は、本発明においては、チャネル
クロックと異なるクロックでサンプリングし補間によっ
て理想的なサンプル値列を再生成するサンプル補間PL
L方式と、適応等化器とを融合する回路構成としたこと
による。
【0101】さらに本発明に係る光ディスク装置によれ
ば、装置の信頼性の向上に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例におけるディジタル化等
化器の構成の一例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例における補間回路の構成
の一例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例における補間位置生成回
路の構成の一例の例である。
【図5】本発明の第1の実施例における補間位置生成回
路内の位相比較器の構成の一例を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例における補間位置生成回
路内のLPFの構成の一例を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施例における補間位置生成回
路内の周波数変換器の構成の一例を示す図ある。
【図8】本発明の第1の実施例におけるタップ係数コン
トローラの構成の一例を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施例におけるタップ係数コン
トローラ内の等化誤差判定回路の構成の一例を示す図で
ある。
【図10】本発明の第1の実施例におけるレート補正回
路の構成の一例を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施例の構成を示す図であ
る。
【図12】本発明の第3の実施例の構成を示す図であ
る。
【図13】本発明の第3の実施例におけるタップ係数コ
ントローラの構成の一例を示す図である。
【図14】本発明の第4の実施例の構成を示す図であ
る。
【図15】本発明の第5の実施例の構成を示す図であ
る。
【図16】本発明の第6の実施例の構成を示す図であ
る。
【図17】本発明の実施例における補間位置変換器の動
作を説明するための図である。
【図18】本発明の実施例において補間回路を用いたP
LL回路の動作タイミングを示す図である。
【図19】本発明の実施例におけるレート補正回路の入
出力対応関係を示す図である。
【図20】本発明の実施例を説明するための図であり、
適応等化前後のアイパタン図である。
【図21】従来の情報検出回路の構成の一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 A/D変換器 2、2′ 等化器 3、3′、3″ 補間回路 4 補間位置生成回路 5、62 遅延回路 6、6′ タップ係数コントローラ 7、7′ レート補正回路 8 2値化回路 21、31、412、417、422、433、63
1クロック遅延器 22、33、414、423、424、64,65、7
2 乗算器 23、34、421、425、431、73 加算器 41 位相比較器 42 LPF(低域通過フィルタ) 43 周波数変換回路 411 絶対値回路 413 比較回路 415、416、614、10、67 セレクタ回路 418 排他的論理和回路 432 余り算出回路 434、611 コンパレータ 61、61′ 等化誤差判定 66 積分器 612、71 減算器 8′ ビタビ検出器 9,9′ レジスタ 11 光ディスクコントローラ 12 レーザーパワー制御回路 13 アクチュエーターサーボ回路 14 光ヘッド 15 光ディスク 44 D/A変換器 45 VCO(電圧制御発振器)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生信号のチャネルクロックよりも高い周
    波数のクロックで前記再生信号をサンプリングするA/
    D変換器と、 前記A/D変換器からの出力(「A/D変換情報」とい
    う)を等化する等化器と、 前記等化器の出力値列から補間値を生成する第1の補間
    回路と、 前記A/D変換情報を前記等化器の出力遅延量と同等の
    遅延量遅延させて出力する遅延回路と、 前記遅延回路の出力値列から補間値を生成する第2の補
    間回路と、 前記第1の補間回路の出力から再生信号のチャネルクロ
    ックに位相同期した補間値を生成し得る補間位置情報を
    生成し、前記補間位置情報を前記第1の補間回路と前記
    第2の補間回路とに対して供給する補間位置生成回路
    と、 前記第1の補間回路の出力を2値化して再生データ列を
    生成出力する2値化回路と、 前記第1の補間回路からの補間値出力と前記第2の補間
    回路からの補間値出力とからタップ係数を生成するタッ
    プ係数コントローラと、 前記タップ係数コントローラから出力されるタップ係数
    を前記等化器用に変換するレート補正回路と、を備え、 前記レート補正回路で前記等化器用に変換されたタップ
    係数が前記等化器にフィードバック入力される、ことを
    特徴とする情報検出回路。
  2. 【請求項2】再生信号のチャネルクロックよりも高い周
    波数のクロックで前記再生信号をサンプリングするA/
    D変換器と、 前記A/D変換器からの出力(「A/D変換情報」とい
    う)を等化する第1の等化器と、 前記第1の等化器の出力値列から補間値を生成する第1
    の補間回路と、 前記A/D変換情報を前記第1の等化器の出力遅延量と
    同等の遅延量を遅延させて出力する遅延回路と、 前記遅延回路の出力値列から補間値を生成する第2の補
    間回路と、 前記A/D変換情報を等化する第2の等化器と、 前記第2の等化器の出力値列から補間値を生成する第3
    の補間回路と、 前記第1の補間回路の出力から再生信号のチャネルクロ
    ックに位相同期した補間値を生成し得る補間位置情報を
    生成し、前記補間位置情報を前記第1、第2、及び第3
    の補間回路に対して供給する補間位置生成回路と、 前記第1の補間回路からの補間値出力と前記第2の補間
    回路からの補間値出力とからタップ係数を生成する第1
    のタップ係数コントローラと、 前記第1のタップ係数コントローラから出力されるタッ
    プ係数を前記第1の等化器用に変換する第1のレート補
    正回路と、 前記第3の補間回路からの補間値出力と前記第2の補間
    回路からの補間値出力からタップ係数を生成する第2の
    タップ係数コントローラと、 前記第2のタップ係数コントローラから出力されるタッ
    プ係数を前記第2の等化器用に変換する前記第2のレー
    ト補正回路と、 前記第3の補間回路出力を2値化して再生データ列を生
    成出力する2値化回路と、を備え、 前記第1のレート補正回路から出力されるタップ係数が
    前記第1の等化器にフィードバック入力され、前記第2
    のレート補正回路から出力されるタップ係数が前記第2
    の等化器にフィードバック入力される、ことを特徴とす
    る情報検出回路。
  3. 【請求項3】再生信号のチャネルクロックよりも高い周
    波数のクロックで前記再生信号をサンプリングするA/
    D変換器と、 前記A/D変換器からの出力(「A/D変換情報」とい
    う)を等化する第1の等化器と、 前記第1の等化器の出力値列から補間値を生成する第1
    の補間回路と、 前記A/D変換情報を前記第1の等化器の出力遅延量と
    同等の遅延量遅延させて出力する遅延回路と、 前記遅延回路の出力値列から補間値を生成する第2の補
    間回路と、 前記A/D変換情報を等化する第2の等化器と、 前記第2の等化器の出力値列から補間値を生成する第3
    の補間回路と、 前記第1の補間回路の出力から再生信号のチャネルクロ
    ックに位相同期した補間値を生成し得る補間位置情報を
    生成し、前記補間位置情報を前記第1、第2、及び第3
    の補間回路に対して供給する補間位置生成回路と、 入力される等化器選択信号により前記第1の補間回路の
    出力と前記第3の補間回路の出力を選択出力するセレク
    タと、 前記等化器選択信号により等化方式が可変され、前記セ
    レクタの出力と、前記第2の補間回路の出力とを入力と
    しタップ係数を生成するタップ係数コントローラと、 前記タップ係数コントローラから出力されるタップ係数
    を、前記第1又は第2の等化器用に変換するレート補正
    回路と、 前記等化器選択信号により、前記レート補正回路からの
    出力値を出力するか保持するかを選択制御する第1、及
    び第2のレジスタと、 前記第3の補間回路の出力を2値化して再生データ列を
    生成出力する2値化回路と、を備え、 前記第1、及び第2のレジスタから出力されるタップ係
    数が、それぞれ、前記第1、及び第2の等化器に、フィ
    ードバック入力される、ことを特徴とする情報検出回
    路。
  4. 【請求項4】再生信号を所定のサンプルレートでサンプ
    リングするA/D変換器と、 前記A/D変換器からの出力(「A/D変換情報」とい
    う)を等化する等化器と、 前記等化器の出力値列から補間値を生成する第1の補間
    回路と、 前記A/D変換情報を前記等化器の出力遅延量と同等の
    遅延量遅延させて出力する遅延回路と、 前記遅延回路の出力値列から補間値を生成する第2の補
    間回路と、 前記第1の補間回路の出力から再生信号のチャネルクロ
    ックに位相同期した補間値を生成し得る補間位置情報を
    生成し、前記補間位置情報を前記第1の補間回路と前記
    第2の補間回路とに対して供給する補間位置生成回路
    と、 前記第1の補間回路の出力を2値化して再生データ列を
    生成出力する2値化回路と、 前記第1の補間回路からの補間値出力と前記第2の補間
    回路からの補間値出力とからタップ係数を生成するタッ
    プ係数コントローラと、を備え、 前記タップ係数コントローラから出力されるタップ係数
    が直接前記等化器にフィードバック入力される、ことを
    特徴とする情報検出回路。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3のいずれか一に記載の情
    報検出回路であって、前記レート補正回路を通さずに、
    直接、前記タップ係数コントローラから出力されるタッ
    プ係数を前記等化器に供給する構成としたことを特徴と
    する情報検出回路。
  6. 【請求項6】前記各補間回路が、入力される現在の信号
    値と1又は複数サンプルクロック前の信号値と、入力さ
    れる前記補間位置情報とに基づき、線形補間して導出す
    るか、もしくは、より高次の補間を行って前記補間値を
    導出する構成とされている、ことを特徴とする請求項1
    乃至5のいずれか一に記載の情報検出回路。
  7. 【請求項7】前記補間位置生成回路が、入力情報を位相
    情報に変換する位相比較器と、前記位相比較器の出力を
    入力とするローパスフィルタと、前記ローパスフィルタ
    の出力である周波数情報から前記補間位置情報を生成す
    る周波数変換回路と、を備えた、ことを特徴とする請求
    項1乃至5のいずれか一に記載の情報検出回路。
  8. 【請求項8】前記周波数変換回路が、周波数のずれ量に
    対応した傾きの鋸波状の補間位置信号を出力する手段
    と、 前記補間位置信号が不連続になる部分で回路の動作を止
    めるためのタイミング制御信号を出力する手段とを備え
    た、ことを特徴とする請求項7記載の情報検出回路。
  9. 【請求項9】前記レート補正回路が、前記タップ係数コ
    ントローラから出力されるタップ係数値を、前記チャネ
    ルクロックと前記サンプリング用のクロックのタイミン
    グ差(δ)の1次もしくはより高次の次数で補正してな
    るタップ係数を出力する構成とされている、ことを特徴
    とする請求項1乃至8のいずれか一に記載の情報検出回
    路。
  10. 【請求項10】請求項1乃至9のいずれか一に記載の情
    報検出回路であって、前記2値化回路がビタビ検出器よ
    りなる、ことを特徴とする情報検出回路。
  11. 【請求項11】再生信号をチャネルクロックよりも高い
    周波数のサンプリングクロックでアナログ・ディジタル
    変換して出力するA/D変換器と、 前記A/D変換器からのディジタル出力を前記A/D変
    換器と同じサンプリングクロックで等化する等化器と、 前記等化器のディジタル等化出力を、補間位置信号に基
    づき、再サンプリングして補間信号を出力する第1の補
    間回路と、 前記第1の補間回路の補間信号を入力する位相比較器、
    ループフィルタ、周波数変換回路よりなり、前記周波数
    変換回路から、前記再生信号のチャネルクロックに位相
    同期し得る補間位置信号を出力して、前記第1の補間回
    路の補間位置信号入力端に供給し、位相同期用のループ
    を構成してなる補正位置生成回路と、 前記A/D変換器の出力を遅延回路で前記等化器の信号
    遅延分相当遅延させた信号を再サンプリングして補間信
    号を出力する第2の補間回路と、 を備え、 前記第2の補間回路の補間位置信号として前記補正位置
    生成回路からの補間位置信号が入力され、 前記第1の補間回路の補間信号出力と前記第2の補間回
    路の補間信号出力とを入力とし、タップ係数を生成出力
    するタップ係数コントローラと、 前記タップ係数コントローラから出力されるタップ係数
    を前記等化器用に変換し、前記等化器に供給するレート
    補正回路と、 前記第1の補間回路の出力を2値化して再生データを出
    力する2値化回路と、 を備えたことを特徴とする再生装置。
  12. 【請求項12】光ディスクの再生系に、請求項1乃至1
    0いずれか一に記載の情報検出回路を備えたことを特徴
    とする光ディスク装置。
  13. 【請求項13】ディスク記録媒体からヘッドを介して読
    み出された再生信号を、請求項1乃至10のいずれか一
    の情報検出回路の前記A/D変換器に入力してなる、こ
    とを特徴とする再生装置。
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