[go: up one dir, main page]

JP2001182238A - 建築物の外囲上構成物の支持部材 - Google Patents

建築物の外囲上構成物の支持部材

Info

Publication number
JP2001182238A
JP2001182238A JP37298899A JP37298899A JP2001182238A JP 2001182238 A JP2001182238 A JP 2001182238A JP 37298899 A JP37298899 A JP 37298899A JP 37298899 A JP37298899 A JP 37298899A JP 2001182238 A JP2001182238 A JP 2001182238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
building
support
support member
component
inclined surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP37298899A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Sasaki
史朗 佐々木
Yoshinari Funato
良成 船戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Tetsupan KK
Original Assignee
Nippon Tetsupan KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Tetsupan KK filed Critical Nippon Tetsupan KK
Priority to JP37298899A priority Critical patent/JP2001182238A/ja
Publication of JP2001182238A publication Critical patent/JP2001182238A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/60Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules
    • F24S25/61Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules for fixing to the ground or to building structures
    • F24S25/615Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules for fixing to the ground or to building structures for fixing to protruding parts of buildings, e.g. to corrugations or to standing seams
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/20Solar thermal
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/47Mountings or tracking

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築物の屋根等の外囲体上に外囲上構成物を
構成するに際し、外囲上構成物を固定せしめるために建
築物の外囲体上に固定される建築物の外囲上構成物の支
持部材を提供する。 【解決手段】 山部11と谷部12と傾斜面13とを形成され
た外囲体1が傾斜面13の裏面側に突出する段部13aをタ
イトフレームの係合部に係合して施工された建築物の外
囲体1上に外囲上構成物4を固定するための支持部材3
として、下側開口の断面略コ字状の構成物支持部31の下
端に山部11のフラットな支持面11aに支持される被支持
面32を形成し、被支持面32から傾斜面13に沿って下方に
傾斜しその下端を裏面側に屈曲してタイトフレーム位置
で傾斜面13の段部13aに係合される係合部33を形成し、
係合部33を傾斜面13及び段部13aに押圧せしめるために
構成物支持部31の対向する両側面を貫通するボルト34a
に螺合されるナットを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の屋根等の
外囲体上に各種外囲上構成物を構成するに際し、前記各
種外囲上構成物を固定せしめるために建築物の外囲体上
に固定される建築物の外囲上構成物の支持部材に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】建築物の屋根等の外囲体上には、雪止
め,エアコンの室外機,太陽熱温水器,太陽光を電気エ
ネルギに変換するための太陽電池,避雷針,テレビのア
ンテナ等の各種外囲上構成物が構成されることが多い。
【0003】前記各種外囲上構成物は、建築物の屋根等
の外囲体上に取付金具を固定し、この取付金具に各種外
囲上構成物を固定することによって建築物の外囲体上に
固定される。
【0004】このように各種外囲上構成物を建築物の外
囲体上に固定するには、取付金具を建築物の外囲体上に
固定するのであるが、取付金具を建築物の外囲体上に直
接ボルト・ナットやドリルビスによって固定すると外囲
体を穿孔したことにより雨仕舞が低下するので、図6及
び図7の従来の建築物の外囲上構成物を固定するための
取付金具を外囲体に固定した状態を示す正断面説明図に
示すように、例えば側方への接続を側縁部で馳締めで行
った馳部6aが表面側に突出している外囲体6を使用して
構成される建築物であれば、外囲体6に穿孔すること無
く取付金具5を固定することができるのである。
【0005】このような取付金具5としては、例えば図
6に示す如く下側が開口せしめられている断面略コ字状
の一方の下縁部が内側に屈曲されて外囲体6の馳部6aの
所定位置に係合せしめられる係合部5aが形成されている
と共に他方の下縁部に設けられているネジ孔5bに前記係
合部5aが係合する側と反対側の馳部6aにその先端が当接
せしめられるボルト5cが螺合されている態様や、図7に
示す如く下側が開口せしめられている断面略コ字状の両
下縁部の一部が内側に屈曲されて外囲体6の馳部6aを挾
持せしめる挾持片5gが形成され、断面略コ字状の両下縁
部の残りの部分が外囲体6の山部上に載置される部分を
形成されていると共に、断面略コ字状の対向する両側面
を貫通するボルト5eとこのボルト5eに螺合されるナット
5fとより成る締結部材5dを備えている態様を示すことが
できる。
【0006】しかしながら、上記したいずれの態様も取
付金具5を外囲体6の馳部6aに係合せしめたり馳部6aを
挾持せしめたりすることによって固定されるものであ
り、外囲体6は通常0.6〜1.0mmという薄板材より製造さ
れているので、外囲体6に固定された取付金具5に外囲
上構成物を固定した状態で吹き上げ荷重や馳部6aの長手
方向と直交する方向への荷重を受けると馳部6aが容易に
変形してしまうため容易に傾いたり外囲体6の山部上か
ら浮き上がったりするという欠点があった。
【0007】更に前記した前者の取付金具5は、一方の
下縁部の内側に屈曲された係合部5aの端縁が外囲体6の
馳部6aの所定位置に押し付けられまた係合部5aの対向す
る位置でボルト5cの先端を外囲体6の馳部6aに押し付け
られているので、馳部6aと係合部5a及びボルト5cとの接
触部は線状及び点状の接触となるため大きな集中荷重が
生じて、外囲体6の表面に形成されているメッキ層や塗
膜が傷付いて腐食が生じ易くなるという欠点があった。
【0008】また前記した後者の取付金具5は、両下縁
部の内側に屈曲された挾持片5g,5gの端縁が外囲体6の
馳部6aに押し付けられているので、この挾持片5gと馳部
6aとは線状で接触することになりこの接触部に大きな集
中荷重が生じて外囲体6の表面に形成されているメッキ
層や塗膜が傷付いて腐食が生じ易くなるという欠点があ
った。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の欠点を解消し、建築物の屋根等の外囲体上に各種外
囲上構成物を構成するに際し、前記各種外囲上構成物を
固定せしめるために建築物の外囲体上に強固に固定され
しかも外囲体の表面に形成されているメッキ層や塗膜を
傷付けない建築物の外囲上構成物の支持部材を提供する
ことを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる課
題を解決すべく鋭意検討した結果、幅方向と平行なフラ
ットな支持面を有する山部と谷部とを連続する傾斜面に
裏面側に突出された段部が形成されている折板製の外囲
体が該段部でタイトフレームの係合部に係合されている
と共に両側縁の山部に形成されている接合部で接合され
て側方に順次固定された建築物の外囲体上に固定されて
使用され、外囲上構成物を固定される支持部材であっ
て、下側開口の断面略コ字状に形成されている構成物支
持部の下端に外囲体の前記支持面に支持される被支持面
が形成されており、該被支持面から外囲体の前記傾斜面
に沿って下方に傾斜しその下端が内側に屈曲されてタイ
トフレーム位置で外囲体の傾斜面の前記段部に引掛けて
係合される係合部が形成されており、該係合部を外囲体
の傾斜面及び段部に押圧せしめるために該構成物支持部
の対向する両側面を貫通するボルトと該ボルトに螺合さ
れるナットとより成る締結部材を備えていれば、上記課
題を解決することができることを究明して本発明を完成
したのである。
【0011】そして、構成物支持部及び係合部のそれぞ
れの側面に略全高さに亘ってリブが設けられていると、
剛性が向上して構成物支持部及び係合部に変形が生じ難
くなるので係合部の剛性向上により外囲体との固定が強
固になりまた構成物支持部の剛性向上により外囲上構成
物の荷重にも充分耐える強度を維持することができる効
果を奏し、更にリブがその幅が構成物支持部の幅の略1
/4で且つ構成物支持部の側面の中心線を挟んで対称と
なる位置に該幅を隔てて形成されていると、剛性向上の
バランスが良いためより効果的に前記効果を奏すること
ができることも究明して本発明を完成したのである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明に係る建
築物の外囲上構成物の支持部材について詳細に説明す
る。図1は建築物の外囲体である屋根材上に本発明に係
る建築物の外囲上構成物の支持部材の1実施例を介して
外囲上構成物である雪止め金具を取り付けた状態を示す
斜視説明図、図2は図1における雪止め金具を取り付け
る前の状態を示す正断面説明図、図3は図2における側
断面説明図、図4は本発明に係る建築物の外囲上構成物
の支持部材の他の実施例を外囲体に固定した状態を示す
正断面説明図、図5は図4における側断面説明図であ
る。
【0013】図面中、1は幅方向と平行なフラットな支
持面11aを有する山部11と谷部12とを連続する傾斜面13
に後述するタイトフレーム2の係合部2aに係合される裏
面側に突出された段部13aが形成されている折板製の外
囲体であり、少なくとも幅方向両側縁に山部11,11が形
成されていると共に両側縁の山部11,11に接合部11b,1
1bが形成されている態様の外囲体1を使用して側方に隣
接する外囲体1,1同士が接合部11b,11bで馳締めで側
方に順次固定されて接合された建築物の外囲が施工され
るのであるが、後述する本発明に係る建築物の外囲上構
成物の支持部材3は、傾斜面13の段部13a及びこの段部1
3aから傾斜面13の山部11に至る部位を押圧するように挾
持せしめるものであるので、この段部13aが形成されて
いる態様であれば、図示した如き形状に限定されること
なく各種形状を採用することができる。
【0014】2は前記外囲体1の段部13aと係合せしめ
られる係合部2aが形成されており外囲体1を支持固定せ
しめるタイトフレームであり、外囲体1の山部11のフラ
ットな支持面11aの裏面に当接して後述する本発明に係
る建築物の外囲上構成物の支持部材3及びこの支持部材
3に固定される外囲上構成物4の荷重を受けることがで
きるように形成されており、また係合部2aは外囲体1の
段部13aの上側で係合されることによって外囲体1の吹
き上げが防止されるので、図2及び図4に示す如く外囲
体1の段部13aの上側における略裏面全面に当接する部
分が形成されている態様や、図示しないが段部13aの上
側裏面のみと当接する係合部2aが外側に突出せしめられ
ている態様を示すことができる。
【0015】3は雪止め,エアコンの室外機,太陽熱温
水器,太陽光を電気エネルギに変換するための太陽電
池,避雷針,テレビのアンテナ等の各種外囲上構成物4
を建築物の外囲体1上に固定せしめるための本発明に係
る建築物の外囲上構成物の支持部材(以下、単に支持部
材3と言うことがある)である。
【0016】この支持部材3は、外囲上構成物4が直接
に又は架台等を介して固定される下側開口の断面略コ字
状に形成されている構成物支持部31の下端に外囲体1の
山部11に形成されているフラットな支持面11aに当接し
て支持される被支持面32が形成されており、更にこの被
支持面32から外囲体1の傾斜面13に沿って下方に傾斜し
その下端が内側に屈曲されてタイトフレーム2位置で外
囲体1の傾斜面13の段部13aに引掛けて係合される係合
部33が形成されていると共に、係合部33を外囲体1の傾
斜面13及び段部13aに押圧せしめるために構成物支持部3
1の対向する両側面を貫通するボルト34aとこのボルト34
aに螺合されるナット34bとより成る締結部材34を備えて
いる。
【0017】この締結部材34は、ボルト34aにナット34b
を螺合させて断面略コ字状の構成物支持部31の両側の側
面間の間隔を狭めることによって係合部33を外囲体1の
傾斜面13及び段部13aに押圧せしめて外囲体1の段部13a
及びこの段部13aから山部11に至る傾斜面13の部位を挾
持せしめて外囲体1に支持部材3を固定するためのもの
である。
【0018】構成物支持部31は、固定すべき外囲上構成
物4に応じて、例えば図1〜図3に示す場合には、外囲
上構成物4が山形鋼より成る雪止め金具であって側面及
び上面に山形鋼の一方の平板が挿入される溝が形成され
ていると共に上面に他方の平板を押圧保持せしめる押圧
保持部材が回転自在に枢着されており、また図4及び図
5に示す示す場合には、外囲上構成物4を直接固定でき
るように又は外囲上構成物4が固定されるH形鋼等の架
台等を安定した状態に固定できるように上面が略フラッ
トな面に形成されており、必要に応じて外囲上構成物4
又は架台等を構成物支持部31に固定するためのボルトを
挿通されるボルト穴が穿設されている。
【0019】また、構成物支持部31及び係合部33のそれ
ぞれの側面に略全高さに亘ってリブ35が設けられている
と、剛性が大きくなって構成物支持部31及び係合部33に
変形が生じ難くなるので、係合部33の剛性向上により締
結部材34によって係合部33を外囲体1の段部13a及びこ
の段部13aから山部11に至る傾斜面13の部位に挾持させ
たときの状態が維持されて外囲体1との固定が強固にな
り、また構成物支持部31の剛性向上により外囲上構成物
4の荷重にも充分耐える強度を維持することができる効
果を奏し、更にリブ35がその幅w1が構成物支持部31の
幅の略1/4で且つ構成物支持部31の側面の中心線を挟
んで対称となる位置に同じ幅w1を隔てて形成されてい
ると、剛性向上のバランスが良いため支持部材3に種々
の力が作用してもより効果的に前記効果を奏することが
できて好ましい。
【0020】また係合部33は、前記締結部材34によって
係合部33を外囲体1の段部13a及びこの段部13aから山部
11に至る傾斜面13の部位に挾持させた施工状態におい
て、外囲体1の段部13aに引掛けると共に段部13aから山
部11に至る傾斜面13の部位に面で当接するので、外囲体
1のメッキ層や塗装を傷付け難く、その結果外囲体1が
腐食することがないため外囲体1の耐久性を低下させる
ことがないのである。
【0021】このような本発明に係る建築物の外囲上構
成物の支持部材3を外囲体1に固定するには、締結部材
34を緩めた状態にして係合部33,33間の間隔を開いた状
態にして、タイトフレーム2の位置の直上の外囲体1上
に配置し、被支持面32を外囲体1の山部11のフラットな
支持面11aに支持させる。
【0022】次いで、締結部材34のナット34bをボルト3
4aに締め付けて、係合部33を外囲体1の段部13a及びこ
の段部13aから山部11に至る傾斜面13の部位に挾持させ
て固定する。
【0023】このような作業を、建築物の外囲体1上に
構成すべき外囲上構成物4の設置位置に対応する所定の
位置について行った後、外囲上構成物4を外囲体1上に
固定した支持部材3に直接固定したり、外囲上構成物4
をH形鋼の如き架台等を介して外囲体1上に構成する場
合には例えば側方に及び/又は上下(前後)方向に間隔
を隔てた位置で前記作業を行って外囲体1に固定した支
持部材3,3間に架台等を横架固定しこの架台等に外囲
上構成物4を固定したりする。
【0024】
【発明の効果】以上に詳述した如く本発明に係る建築物
の本発明に係る建築物の外囲上構成物の支持部材は、幅
方向と平行なフラットな支持面を有する山部と谷部とを
連続する傾斜面に裏面側に突出された段部が形成されて
いる折板製の外囲体がその段部でタイトフレームの係合
部に係合されていると共に両側縁の山部に形成されてい
る接合部で接合されて側方に順次固定された建築物の外
囲体上に固定されて使用されるものであって、下側開口
の断面略コ字状に形成されている構成物支持部の下端に
外囲体の前記フラットな支持面に支持される被支持面が
形成されているので、構成物支持部の上部に固定され支
持される外囲上構成物の荷重はフラットな支持面の裏面
に当接している剛性の大きなタイトフレームで受けるこ
とになるため高い強度を有している。
【0025】また、被支持面から外囲体の傾斜面に沿っ
て下方に傾斜しその下端が内側に屈曲されてタイトフレ
ーム位置で剛性の大きなタイトフレームの係合部に段部
で係合されている外囲体の傾斜面の段部に引掛けて係合
される係合部が形成されているので、吹き上げ荷重や馳
部の長手方向と直交する方向への荷重に対しても高い強
度を有している。
【0026】更に、構成物支持部の対向する両側面を貫
通するボルトとこのボルトに螺合されるナットとより成
る締結部材を備えているので、この締結部材であるボル
トにナットを螺合して締め付けるだけで対向する係合部
間の間隔を狭めてこの係合部を外囲体の傾斜面及び段部
に押圧せしめるという簡単な作業によって熟練工でなく
ても迅速に建築物の外囲体上に固定することができる。
【0027】そして、外囲体とはタイトフレームの位置
の直上で外囲体の山部のフラットな支持面と段部から山
部に至る傾斜面の部位に当接し且つ係合部が外囲体の傾
斜面の段部に引掛けて係合されるものであるので、その
当接状態が面接触であるから応力集中が防止され単位面
積当りに作用する応力が小さくなるため、外囲体の表面
に形成されているメッキ層や塗膜を傷付けて外囲体に腐
食を生じさせる危険も非常に少ない。
【0028】これに加えて、構成物支持部及び係合部の
それぞれの側面に略全高さに亘ってリブが設けられてい
ると、剛性が向上して構成物支持部及び係合部に変形が
生じ難くなるので係合部の剛性向上により外囲体との固
定が強固になりまた構成物支持部の剛性向上により外囲
上構成物の荷重にも充分耐える強度を維持することがで
き、更にリブがその幅が構成物支持部の幅の略1/4で
且つ構成物支持部の側面の中心線を挟んで対称となる位
置該幅を隔てて形成されていると、剛性向上のバランス
が良いためより前記効果を高めることができる。
【0029】このように種々の効果を奏する本発明に係
る建築物の外囲上構成物の支持部材は、その工業的価値
の非常に大きなものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】建築物の外囲体である屋根材上に本発明に係る
建築物の外囲上構成物の支持部材の1実施例を介して外
囲上構成物である雪止め金具を取り付けた状態を示す斜
視説明図である。
【図2】図1における雪止め金具を取り付ける前の状態
を示す正断面説明図である。
【図3】図2における側断面説明図である。
【図4】本発明に係る建築物の外囲上構成物の支持部材
の他の実施例を外囲体に固定した状態を示す正断面説明
図である。
【図5】図4における側断面説明図である。
【図6】従来の建築物の外囲上構成物を固定するための
取付金具の1例を外囲体に固定した状態を示す正断面説
明図である。
【図7】従来の建築物の外囲上構成物を固定するための
取付金具の他の例を外囲体に固定した状態を示す正断面
説明図である。
【符号の説明】
1 外囲体 11 山部 11a フラットな支持面 11b 接合部 12 谷部 13 傾斜面 13a 段部 2 タイトフレーム 2a 係合部 3 本発明に係る支持部材 31 構成物支持部 32 被支持面 33 係合部 34 締結部材 34a ボルト 34b ナット 35 リブ w1 リブの幅 4 外囲上構成物 5 従来の取付金具 5a 係合部 5b ネジ孔 5c ボルト 5d 締結部材 5e ボルト 5f ナット 5g 挾持片 6 外囲体 6a 馳部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅方向と平行なフラットな支持面(11a)
    を有する山部(11)と谷部(12)とを連続する傾斜面(13)に
    裏面側に突出された段部(13a)が形成されている折板製
    の外囲体(1)が該段部(13a)でタイトフレーム(2)の係
    合部(2a)に係合されていると共に両側縁の山部(11,11)
    に形成されている接合部(11b,11b)で接合されて側方に
    順次固定された建築物の外囲体(1)上に固定されて使用
    され、外囲上構成物(4)を固定される支持部材であっ
    て、下側開口の断面略コ字状に形成されている構成物支
    持部(31)の下端に外囲体(1)の前記支持面(11a)に支持
    される被支持面(32)が形成されており、該被支持面(32)
    から外囲体(1)の前記傾斜面(13)に沿って下方に傾斜し
    その下端が内側に屈曲されてタイトフレーム(2)位置で
    外囲体(1)の傾斜面(13)の前記段部(13a)に引掛けて係
    合される係合部(33)が形成されており、該係合部(33)を
    外囲体(1)の傾斜面(13)及び段部(13a)に押圧せしめる
    ために該構成物支持部(31)の対向する両側面を貫通する
    ボルト(34a)と該ボルト(34a)に螺合されるナット(34b)
    とより成る締結部材(34)を備えていることを特徴とする
    建築物の外囲上構成物の支持部材(3)。
  2. 【請求項2】 構成物支持部(31)及び係合部(33)のそれ
    ぞれの側面に、略全高さに亘ってリブ(35)が設けられて
    いる請求項1に記載の建築物の外囲上構成物の支持部材
    (3)。
  3. 【請求項3】 リブ(35)が、その幅(w1)が構成物支持
    部(31)の幅の略1/4で且つ構成物支持部(31)の側面の
    中心線を挟んで対称となる位置に該幅(w1)を隔てて形
    成されている請求項2に記載の建築物の外囲上構成物の
    支持部材(3)。
JP37298899A 1999-12-28 1999-12-28 建築物の外囲上構成物の支持部材 Withdrawn JP2001182238A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37298899A JP2001182238A (ja) 1999-12-28 1999-12-28 建築物の外囲上構成物の支持部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37298899A JP2001182238A (ja) 1999-12-28 1999-12-28 建築物の外囲上構成物の支持部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001182238A true JP2001182238A (ja) 2001-07-03

Family

ID=18501386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP37298899A Withdrawn JP2001182238A (ja) 1999-12-28 1999-12-28 建築物の外囲上構成物の支持部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001182238A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009052278A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Roof System Co Ltd 折板屋根用取付け金具
JP2009180006A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Gantan Beauty Ind Co Ltd 外設部材、及び外設構造
JP2011001734A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Gantan Beauty Ind Co Ltd 外設部材の支持構造及び外設構造
US12203496B2 (en) 2020-07-09 2025-01-21 Rmh Tech Llc Mounting system, device, and method
US12231081B2 (en) 2018-03-21 2025-02-18 Rmh Tech Llc PV module mounting assembly with clamp/standoff arrangement
AU2023200121B2 (en) * 2014-09-29 2025-03-20 Rmh Tech Llc A mounting bracket adapted to be secured to a trapezoidal rib of a building surface
US12305397B2 (en) 2020-03-16 2025-05-20 Rmh Tech Llc Mounting device for a metal roof
US12320375B2 (en) 2018-12-14 2025-06-03 Rmh Tech Llc Mounting device for nail strip panels

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009052278A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Roof System Co Ltd 折板屋根用取付け金具
JP2009180006A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Gantan Beauty Ind Co Ltd 外設部材、及び外設構造
JP2011001734A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Gantan Beauty Ind Co Ltd 外設部材の支持構造及び外設構造
AU2023200121B2 (en) * 2014-09-29 2025-03-20 Rmh Tech Llc A mounting bracket adapted to be secured to a trapezoidal rib of a building surface
AU2023200121C1 (en) * 2014-09-29 2025-07-03 Rmh Tech Llc A mounting bracket adapted to be secured to a trapezoidal rib of a building surface
US12231081B2 (en) 2018-03-21 2025-02-18 Rmh Tech Llc PV module mounting assembly with clamp/standoff arrangement
US12320375B2 (en) 2018-12-14 2025-06-03 Rmh Tech Llc Mounting device for nail strip panels
US12305397B2 (en) 2020-03-16 2025-05-20 Rmh Tech Llc Mounting device for a metal roof
US12203496B2 (en) 2020-07-09 2025-01-21 Rmh Tech Llc Mounting system, device, and method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3767287B2 (ja) 太陽電池パネルの固定装置
JP4451481B2 (ja) 太陽電池モジュール用架台、及び取付構造
JP2004300865A (ja) 太陽電池付き建築用板
JP2001182238A (ja) 建築物の外囲上構成物の支持部材
JP4311341B2 (ja) 機能パネルの取付構造
CN219451305U (zh) 一种固定支座、金属屋面系统及光伏屋面系统
CN216196057U (zh) 一种屋面板组件
JP3327741B2 (ja) フラット状外囲体における雪止杆取付構造
CN215990639U (zh) 一种滑动支撑结构及屋面结构
JPH11222986A (ja) 縦葺き屋根への付設構築物用の取付金具
JP2002021275A (ja) 太陽光発電屋根
JPH0348986B2 (ja)
CN216196076U (zh) 一种用于转接的夹具及屋面系统
JP2001262850A (ja) カーポートの屋根
JP2018040241A (ja) 太陽電池モジュールの取付構造及び取付具
JP3082024B2 (ja) 縦葺き外装材保持用部材及び建築物の外装構造
JP2018031114A (ja) 屋根上設置物の取付構造
JP2000096777A (ja) 外囲体及びパネル取付金具
JP3489822B2 (ja) 断熱外装構造
JP4377632B2 (ja) 壁用出隅部材
JP3422983B2 (ja) 屋根板連結構造
CN114045988A (zh) 一种屋面板组件
JPH0420064B2 (ja)
JPH0321696B2 (ja)
JP3445185B2 (ja) パネル板材の枠材における組成連結構造

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070306