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JP2001173730A - 無段変速機用ベルト - Google Patents

無段変速機用ベルト

Info

Publication number
JP2001173730A
JP2001173730A JP35580099A JP35580099A JP2001173730A JP 2001173730 A JP2001173730 A JP 2001173730A JP 35580099 A JP35580099 A JP 35580099A JP 35580099 A JP35580099 A JP 35580099A JP 2001173730 A JP2001173730 A JP 2001173730A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
continuously variable
variable transmission
projection
concave portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35580099A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Kimura
孝雄 木村
Kunitaka Tawara
邦孝 俵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP35580099A priority Critical patent/JP2001173730A/ja
Publication of JP2001173730A publication Critical patent/JP2001173730A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレメントのプーリへの巻掛け時や、隣合う
エレメント間の凹部と突起との噛み合い時の騒音及び振
動の低減を図れる無段変速機用ベルトを提供することに
ある。 【解決手段】 帯状を成す無端キャリア2に複数のエレ
メント3が支持され、各エレメントの一方の面F1に突
起6を他方の面F2に隣接するエレメント3の突起6が
係合する凹部7を形成し、凹部7及び突起6のベルト幅
方向Y2と対向する内外の各内側面fb,各外側面fg
をベルト径方向Y1及びベルト長さ方向Xにそれぞれ略
平行な面として形成すると共に、凹部側面又は突起側面
の少なくとも一方にクラウニング処理を施した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無段変速機(CV
T)で用いられ、一対のV字溝付プーリ間に巻掛けられ
るスチール製の無段変速機用ベルトに関する。
【0002】
【従来の技術】車両等の回転力伝達系内に配備される変
速機の一つとして無段変速機(CVT)が知られてお
り、この無段変速機(CVT)は入力軸と出力軸とにそ
れぞれ配設された一対のV溝付プーリ間にスチール製の
無段変速機用ベルトを巻掛けし、各V溝付きプーリの各
ベルト巻掛け半径を切り換えることで、入力軸と出力軸
との間の回転比を増減調整するようにしている。この無
段変速機用ベルトは無端帯状を成した無端キャリアを備
え、この無端キャリアに多数の薄板片状のエレメントを
相対移動可能に取付けて形成される。各エレメントはそ
の一方の対向面に突起が他方の対向面には凹部が形成さ
れ、凹部に突起が嵌合することで互いに隣合うエレメン
ト相互間の変位を規制するようにしている。
【0003】このような無段変速機用ベルトが回転移動
する場合、ベルト各部は一対のプーリ間の直線移動部と
プーリ巻掛け部である屈曲移動部とに交互に移動し、そ
の際、図8(a),(b)に示すように、各エレメント
100の主部101と薄片部102とはそれらの間の境
部(ロッキングエッジとも称される)aを支点に相互に
傾斜角θの傾斜変位を繰り返し、互いに対向する凹部1
03と突起104が相互に嵌合、離脱を繰り返してい
る。ここで突起104は円錐状の外面に、凹部103は
突起104に均一隙間を保って嵌合するような円錐状の
内面を有した凹穴に形成され、相互の嵌合、離脱を可能
とする。このように、突起104と凹部103とは傾斜角
θの傾斜変位時に、相互の離脱作動や、相対変位時の干渉
が生じない範囲において、両者間の最深部の隙間t1や
凹部103の内面と突起104の外面との側部隙間t2
は小さい方が、相対的なずれ規制の機能を発揮する上で
好ましい。
【0004】ところで、エレメント100は直線移動部
を移動中には互いのエレメント基準線Lが一致する位置
で各主部101の対向面f1,f2が相互に当接し(図
8(a)中の右側2つのエレメント参照)、突起104
と凹部103とは図8(b)に示すように当接せず、相
互の最深部の隙間t1や凹部103の内面と突起104
の外面との側部隙間t2がほぼ一定に保持されることと
なる。ところが、無段変速機用ベルトが直線移動部より
屈曲移動部に達して、V溝付プーリに巻掛けられるとす
る。この場合、隣合う一対のエレメント100は個体差
やプーリとの当たり面の相違、特に、巻掛け半径の変更
時等には相互にベルト長さ方向Xと直交する方向であっ
てベルト径方向Y1及びベルト幅方向(図8(a),
(b)で紙面垂直方向)に相対的にずれる。この場合、
相対的なずれにより円錐状の外面を有した突起104の
先端が円錐状の内面を有した凹部103に当接した状態
で相対的に変位し、屈曲移動部より直線移動部へ移動す
る際に、更に、摺動変位を行い、各エレメント100の
相互の位置決めが適正に成される。なお、上述と同様の
エレメントを備えた無段変速機用ベルトの一例が特許登
録第2700334号公報に開示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図8(a),(b)の
無段変速機用ベルトや特許登録第2700334号公報
等に開示の無段変速機用ベルトは、上述のように、各エ
レメント100の凹部103と他のエレメント100の
突起104とが嵌合することにより隣合う各エレメント
相互のずれを許容しつつ相互の噛み合い時には位置規制
を行えるようにしている。しかし、上記公報に記載のエ
レメントの突起及び凹部の形状は軸対称であるため、無
段変速機用ベルトが直線移動部から屈曲移動部に達する
際に各エレメントの相対変位に伴い、凹部及び突起のベ
ルト幅方向のクリアランスを変位する。このため、エレ
メントのプーリへの巻掛け時の衝突に伴う騒音や振動の
レベルが比較的大きく、しかも、各エレメントがプーリ
から離脱する際の凹部103と突起104との噛み合い
衝突で発生する騒音や振動のレベルも比較的大きく、こ
れらの低減を図ることが望まれている。
【0006】本発明は、上述の課題を解決するものであ
って、エレメントのプーリへの巻掛け時や、隣合うエレ
メント間の凹部と突起との噛み合い時の騒音及び振動の
低減を図れる無段変速機用ベルトを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、無端帯状のキャリアに複数の
エレメントが支持され、各エレメントの一方の面に突起
を他方の面に隣接するエレメントの突起が係合する凹部
をそれぞれ形成した無段変速機用ベルトにおいて、前記
凹部及び前記突起のベルト幅方向と対向する内外の各側
面をベルト径方向及びベルト長さ方向にそれぞれ略平行
な面として形成すると共に、前記凹部側面又は突起側面
の少なくとも一方にクラウニング処理を施している。こ
のように、凹部及び突起のベルト幅方向と対向する内外
の各側面をベルト径方向及びベルト長さ方向にそれぞれ
略平行な面として形成すると、各エレメントが相対変位
しても各凹部及び突起のベルト幅方向の隙間(クリアラ
ンス)は略一定となる。このため、各エレメントのプー
リへのスムーズな巻掛けを確保した上で、エレメントの
ベルト幅方向の相対位置のずれを少なくしてエレメント
のプーリへの衝突に伴う騒音や振動を低減でき、しか
も、凹部側面又は突起側面の少なくとも一方にクラウニ
ング処理を施したので、各エレメントのプーリからの離
脱時における各突起と各凹部との噛み合いがスムーズに
行われ、噛み合い時の衝突に伴い発生する騒音及び振動
をも低減させ、耐久性を向上できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の適用された無段変
速機用ベルトを図1乃至図7を用いて説明する。この無
段変速機用ベルト1は無段変速機(CVT)に用いら
れ、たとえば、図6に示すような、無段変速機の入力軸
ISと一体の入力プーリP1、出力軸OSと一体の出力
プーリP2とに巻掛けされ、各プーリのV溝へのベルト
巻掛け半径を切り換えることで、入力軸ISと出力軸O
Sとの間の回転比を増減調整するようにしている。無段
変速機用ベルト1は一対の無端帯状を成す無端キャリア
2とこれらに相対移動可能に取り付けられた多数のエレ
メント3とで形成され、これらの各部は入出力プーリP
1、P2間を移動する直線移動部E1と、入出力プーリ
P1、P2に巻掛けされる屈曲移動部E2とに交互に回
転移動可能なように形成される。
【0009】図2に示す無端キャリア2は複数のスチー
ル薄板を重ねて断面が矩形で帯状を成した積層体を用
い、その帯状の積層体を環状に連続形成して、可撓性を
有したリングとして形成される。エレメント3は図3
(a)〜(c)に示すように、略三角形片状の主部4
と、その主部のベルト内周縁よりベルト内周側(図3
(a)で下側)に延出する薄肉厚の薄片部5と、主部4
と薄片部5の間の直状の境部(ロッキングエッジとも称
される)aとを備える。
【0010】主部4は一定の厚さの片状体で、表裏(こ
こではベルト回転移動方向である図1で左側を表として
説明する)に対向面F1、F2を互いに平行状態を保つ
ように形成され、これにより隣合う他のエレメントと密
に重なるようにしている。主部4の正面視での左右には
切り込み401が形成され、中央部の表裏には突起6及
び凹部7が形成される。切り込み401は無端キャリア
2を相対変位可能に嵌挿するような矩形の切り込みとし
て形成される。
【0011】凹部7は、図5(a),(b)に示すよう
に、エレメント3に対しベルト長さ方向Xに向けて凹設
され、その中心にエレメント中心線Lが位置するように
形成される。凹部7は、全体として最深部側より開口側
に向けて拡大する矩形凹穴に形成され、最深部にはエレ
メント3の裏側の対向面F2と平行な略矩形の底面fc
が形成される。凹部7の内周壁のうち、ベルト長さ方向
Xと直交するベルトの径方向Y1であってベルトの内周
側(図5(a)で下側)は最深部より開口に向けて降下
する傾斜平面としてのベルト内周側内面fa’に形成さ
れ,ベルトの外周側(図5(a)で上側)は最深部より
開口に向けて上昇する傾斜平面としてのベルト外周側内
面faに形成される。凹部7の内周壁のうちベルト長さ
方向Xと直交するベルト幅方向Y2と対向する左右の各
内側面fb,fbは、ベルトの径方向Y1(図5(b)
で紙面垂直方向)及びベルト長さ方向Xにそれぞれ略平
行な平面、即ち、図3(c)、図5(b)に示すよう
に、裏側の対向面F2と直交する面として形成される。
【0012】一方、突起6は図4、図5(a),(b)
に示すように、エレメント3に対しベルト長さ方向Xに
向けて突設され、その中心にエレメント中心線Lが位置
するように形成され,外周壁全体として頂部より基端部
に向けて拡大する矩形突起に形成される。突起6の頂部
にはエレメント3の表側の対向面F1と略平行で、上述
の底面fcより小さい略矩形平面である頂面fdが形成
される。突起6の外周壁のうち、ベルトの径方向Y1で
あってベルトの内周側(図5(a)で下側)には頂部よ
り基端部に向けて降下し、上述のベルト内周側内面f
a’より小さい傾斜平面としてのベルト内周側外面f
e’が形成され,ベルトの外周側(図5(a)で上側)
には頂部より基端部に向けて上昇し、上述のベルト外周
側内面faより小さな傾斜平面としてのベルト外周側外
面feが形成される。突起6の外周壁のうちベルト長さ
方向Xと直交するベルト幅方向Y2と対向する左右の各
外側面fg,fgは、ベルトの径方向Y1及びベルト長
さ方向Xにそれぞれ略平行な平面、即ち、図3(c)に
示すように、表側の対向面F1と直交する面として形成
される。しかも、各外側面fg、fgは上述の左右の各
内側面fb,fbより小さな面として形成される。
【0013】なお、上述の突起6の外周面であるベルト
内周側外面fe’,ベルト外周側外面fe及び左右の各
外側面fgはそれぞれ平面として形成されるが、これら
の各平面は完全平面に対してわずかに平面中央側が突出
し、周縁側が後退するような、いわゆる、クラウニング
処理が施されている。詳しくは、図7に示すように、突
起6のベルト外周側外面fe及びベルト内周側外面f
e’の曲率半径rを、エレメント3の各切り込み401
と無端キャリア2との最大ずれ角α、及び、突起のベル
ト幅方向Y2の長さWで定まるr=W/(2sinα)
とし、突起の外周面fg,fgの曲率半径Rを前記ずれ
角α及び突起のベルト径方向Y1の長さhで定まるR=
h/(2sinα)に設定している。このようなクラウ
ニング処理が施されることで突起6のベルト内周側外面
fe’,ベルト外周側外面fe及び左右の各外側面fg
が、凹部7側の内周壁側である、ベルト内周側内面f
a’,ベルト外周側内面fa及び左右の各内側面fbに
当接した際、互いが平面中央寄りで当接することがで
き、相対的にスムーズな摺動を確保でき、耐久性を確保
できる。
【0014】次に、主部4より延出する薄片部5は、図
3(a),(b)に示すように、境部aの直下に傾斜角
θ(たとえば、ここでは5°)で傾斜面F3が形成さ
れ、その下方に軽量化を図りやすい二又状部が延出形成
される。ここでの傾斜角θは隣合う各エレメント3が入
出力プーリP1、P2に巻掛けされる屈曲移動部E2を
移動する際に、相互に各エレメント3が境部aを支点と
して傾斜変位し(図1中の左側2つのエレメント参
照)、互いの薄片部5を密に当接し合う状態で各プーリ
に巻掛けされ、移動できるように適宜設定されている。
【0015】ここで、図5(a)に示すように、凹部7
と突起6とが互いのエレメント中心線Lを一致させた状
態で噛み合う場合において、ベルトの径方向Y1の隙
間、即ち、ベルト内周側内面fa’とベルト内周側外面
fe’との側部隙間tb’、及び、ベルト外周側内面f
aとベルト外周側外面feとの側部隙間tbは,凹部7
と突起6との噛み合い離脱時の干渉を防止し,相対変位
をスムーズに行わせるように、所定の量が設定される。
これに対し、図5(b)に示すように、凹部7と突起6
とが互いのエレメント中心線Lを一致させた状態で噛み
合う場合において、ベルト幅方向Y2と対向する隙間、
即ち、左右の各内側面fb,fbと左右の各外側面f
g,fgとの各側部隙間thは、凹部7と突起6との噛
み合い離脱時においてベルト幅方向Y2に相対的にずれ
ることを考慮しないことより、比較的小さな量が設定さ
れる。
【0016】上述のような無段変速機用ベルト1が入出
力プーリP1、P2間を回転移動する際の作動を説明す
る。まず、直線移動部E1の各エレメント3は一対の無
端キャリア2に支持され、各主部4の表裏側の各対向面
F1,F2が平行に形成されていること、及び、突起6
と凹部7が嵌合することにより、互いに隣合う各エレメ
ントが密な状態でベルト長さ方向Xと直交するベルトの
径方向Y1及びベルト幅方向Y2へのずれなく直状に整
列して移動できる。
【0017】直線移動部E1より各エレメント3が順次
プーリP1あるいはP2に巻掛けされ、屈曲移動部E2
に達したとする。この場合、隣合う各エレメント3がそ
れぞれ境部aを支点として順次傾斜変位し、互いの薄片
部5を密に当接し合う状態に達し、隣合う各エレメント
3の突起6と凹部7とは境部aを支点として相対的に回
動して図5(b)に示すように、噛み合い完了位置(p
2)より初期位置(p1)側に相互に離脱変位し、各エ
レメント3が順次プーリP1あるいはP2にスムーズに
巻掛けされる。この際、凹部7及び突起6の内外の各側
面間の側部隙間th(クリアランス)は、各エレメント
3の想定変位に関わらず略一定であるため、ベルト幅方
向Y2の相対位置のずれが少なく、エレメント3のプー
リP1あるいはP2への衝突に伴う騒音や振動を低減で
き,耐久性を向上できる。
【0018】次に、屈曲移動部E2より直線移動部E1
に達し、各エレメント3が順次プーリP1あるいはP2
より離脱する。この場合、隣合う各エレメント3がそれ
ぞれ境部aを支点として順次傾斜変位し、互いに隣合う
各エレメント3の薄片部5が離れ、主部4の前後の対向
面F1,F2が順次重ね合わされ複数のエレメントが無
端キャリアに係止された状態で直状に整列する。この
際、噛み合い終了位置(p2)における、互いに噛み合
う突起6と凹部7との間の側部隙間th(クリアラン
ス)を比較的小さくしていると共に、突起6の側面にク
ラウニング処理を施しているため、突起6及び凹部7の
衝突エネルギの低減を図れ、この分各エレメント3がプ
ーリP1あるいはP2から離脱する際の各突起6と各凹
部7との噛み合い衝突により発生する騒音及び振動をも
低減させ,耐久性を向上できる。
【0019】図1の無段変速機用ベルト1は一対の無端
キャリア2で各エレメント3を支持するように構成され
ていたが、場合により、単一の無端キャリアで各エレメ
ントを支持するように構成した無段変速機用ベルトを用
い、これに本発明を適用しても良く、この場合も図1の
無段変速機用ベルト1と同様の作用効果が得られる。
【0020】
【発明の効果】以上、実施形態と共に詳細に説明したよ
うに、本発明の無段変速機用ベルトによれば、凹部及び
突起のベルト幅方向と対向する内外の各側面をベルト径
方向及びベルト長さ方向にそれぞれ略平行な面により形
成すると共に、前記凹部側面又は前記突起側面の少なく
とも一方にクラウニング処理を施したため、ベルトが直
線移動部から屈曲移動部へ移行する時に、突起及び凹部
のクリアランスは規制されて一定となり、各エレメント
のプーリへの衝突に伴う騒音や振動を低減することがで
きるし、各エレメントのプーリからの離脱時における突
起と凹部との噛み合いをスムーズに行わせ、噛み合い時
の衝突に伴い発生する騒音及び振動を低減させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である無段変速機用ベルト
の要部拡大断面図である。
【図2】図1の無段変速機用ベルトの部分切欠斜視図で
ある。
【図3】図1の無段変速機用ベルトのエレメントの拡大
図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面
図である。
【図4】図1の無段変速機用ベルトのエレメントの要部
拡大切欠斜視図である。
【図5】図4中のエレメントと図示しない隣合うエレメ
ントの要部拡大断面図で、(a)はA−A線断面図、
(b)はB−B線断面図である。
【図6】図1の無段変速機用ベルトが一対のプーリに巻
掛けされた状態の概略側面図である。
【図7】図1の無段変速機用ベルトのクラウニング処理
に伴う曲率半径設定図である。
【図8】従来の無段変速機用ベルトを示し、(a)は要
部拡大断面図を、(b)は噛み合い完了時の部分切欠断
面図である。
【符号の説明】
1 無段変速機用ベルト 2 無端キャリア 3 エレメント 6 突起 7 凹部 fb 内側面 fg 外側面 th 側部隙間 F1 一方の面(表側の面) F2 他方の面(裏側の面) X ベルト長さ方向 Y1 ベルトの径方向 Y2 ベルト幅方向

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無端帯状のキャリアに複数のエレメントが
    支持され、各エレメントの一方の面に突起を他方の面に
    隣接するエレメントの突起が係合する凹部をそれぞれ形
    成した無段変速機用ベルトにおいて、前記凹部及び前記
    突起のベルト幅方向と対向する内外の各側面をベルト径
    方向及びベルト長さ方向にそれぞれ略平行な面として形
    成すると共に、前記凹部側面又は突起側面の少なくとも
    一方にクラウニング処理を施したことを特徴とする無段
    変速機用ベルト。
JP35580099A 1999-12-15 1999-12-15 無段変速機用ベルト Pending JP2001173730A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006183800A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Daihatsu Motor Co Ltd 乾式複合ベルト
JP2007508502A (ja) * 2003-10-13 2007-04-05 ロベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミト ベシュレンクテル ハフツング プッシュベルト
JP2008151266A (ja) * 2006-12-18 2008-07-03 Toyota Central R&D Labs Inc 動力伝達用無端ベルト

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