JP2001171707A - キャップ - Google Patents
キャップInfo
- Publication number
- JP2001171707A JP2001171707A JP35504199A JP35504199A JP2001171707A JP 2001171707 A JP2001171707 A JP 2001171707A JP 35504199 A JP35504199 A JP 35504199A JP 35504199 A JP35504199 A JP 35504199A JP 2001171707 A JP2001171707 A JP 2001171707A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- fluid
- spout
- lid
- moving body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 50
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 17
- 235000008960 ketchup Nutrition 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 1
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 1
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 粘性の高い流動体でも吐出口付近に残存する
ことなく、また、容器を逆さにしても流動体が流出する
ことのないキャップを得る。 【解決手段】 容器12への押圧力を解除して容器12
内の圧力を下げると、スプリング34の付勢力によって
移動体30が小径部28内へ収納される。このとき、バ
ネ片40は小径部28の内周壁28Aによって付勢力と
抗する方向へ押縮められ、蓋部42がヒンジ部44を中
心に注ぎ口36へ近接する方向へ回動する。スカート部
32がストッパー20と当接すると、凸部42Aが注ぎ
口36と完全に係合する。これによって、容器12は密
閉される。このように、スプリング34が、移動体30
を小径部28内へ収納する方向へ付勢することで、凸部
42Aが注ぎ口36と係合している状態を維持すること
ができるので、容器12を逆さまにしても容器12を押
圧しない限り流動体14の流出はない。
ことなく、また、容器を逆さにしても流動体が流出する
ことのないキャップを得る。 【解決手段】 容器12への押圧力を解除して容器12
内の圧力を下げると、スプリング34の付勢力によって
移動体30が小径部28内へ収納される。このとき、バ
ネ片40は小径部28の内周壁28Aによって付勢力と
抗する方向へ押縮められ、蓋部42がヒンジ部44を中
心に注ぎ口36へ近接する方向へ回動する。スカート部
32がストッパー20と当接すると、凸部42Aが注ぎ
口36と完全に係合する。これによって、容器12は密
閉される。このように、スプリング34が、移動体30
を小径部28内へ収納する方向へ付勢することで、凸部
42Aが注ぎ口36と係合している状態を維持すること
ができるので、容器12を逆さまにしても容器12を押
圧しない限り流動体14の流出はない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流動体が充填され
た容器に用いられるキャップに関する。
た容器に用いられるキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】流動体(例えば、ケチャップ等)が充填
された軟質の容器の上部には、図7に示すように、開閉
用のキャップ70が取り付けられている。このキャップ
70の蓋72を開放して図示しない容器を押圧すると、
容器内部の流動体(図示省略)がキャップ70に設けら
れた吐出口78から吐出するようになっている。
された軟質の容器の上部には、図7に示すように、開閉
用のキャップ70が取り付けられている。このキャップ
70の蓋72を開放して図示しない容器を押圧すると、
容器内部の流動体(図示省略)がキャップ70に設けら
れた吐出口78から吐出するようになっている。
【0003】また、容器への押圧力を解除すると、容器
の内圧が下がり、吐出口78付近に位置する流動体が容
器の下方へ吸い込まれ、吐出口78付近には流動体が残
存しないようになっている。
の内圧が下がり、吐出口78付近に位置する流動体が容
器の下方へ吸い込まれ、吐出口78付近には流動体が残
存しないようになっている。
【0004】しかし、粘性の高い流動体の場合には、容
器への押圧力を解除しても、吐出口78付近に流動体が
残存する場合がある。このように、吐出口78付近に流
動体が残存した場合、ケチャップのように凝固点の高い
流動体の場合には、常温でも固化してしまう。
器への押圧力を解除しても、吐出口78付近に流動体が
残存する場合がある。このように、吐出口78付近に流
動体が残存した場合、ケチャップのように凝固点の高い
流動体の場合には、常温でも固化してしまう。
【0005】このため、キャップ70が完全に閉止でき
なり、容器が横転したとき等に流動体が容器から飛び出
してしまう恐れがある。
なり、容器が横転したとき等に流動体が容器から飛び出
してしまう恐れがある。
【0006】また、キャップ70にはスプリングヒンジ
80が設けられており、このスプリングヒンジ80によ
って蓋72を吐出口78側へ付勢している。しかし、ボ
ス82と吐出口78の密着力が低下すると、容器を逆さ
にしたとき、流動体が漏れてくる恐れがある。
80が設けられており、このスプリングヒンジ80によ
って蓋72を吐出口78側へ付勢している。しかし、ボ
ス82と吐出口78の密着力が低下すると、容器を逆さ
にしたとき、流動体が漏れてくる恐れがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、粘性の高い流動体でも吐出口付近に残存すること
なく、また、容器を逆さにしても流動体が流出すること
のないキャップを得ることを課題とする。
慮し、粘性の高い流動体でも吐出口付近に残存すること
なく、また、容器を逆さにしても流動体が流出すること
のないキャップを得ることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、軟質の容器には、流動体が充填されている。この容
器の口部には円筒状の本体が係合可能となっている。本
体には吐出口が設けられており、口部から流出した流動
体が吐出可能となっている。
は、軟質の容器には、流動体が充填されている。この容
器の口部には円筒状の本体が係合可能となっている。本
体には吐出口が設けられており、口部から流出した流動
体が吐出可能となっている。
【0009】また、本体には開閉手段が設けられてお
り、容器を押圧して内圧を上げると吐出口を開放させ、
容器への押圧力を解除して内圧を下げると吐出口を閉止
させる。この開閉手段はスプリングによって閉止方向へ
付勢される。
り、容器を押圧して内圧を上げると吐出口を開放させ、
容器への押圧力を解除して内圧を下げると吐出口を閉止
させる。この開閉手段はスプリングによって閉止方向へ
付勢される。
【0010】このように、スプリングによって開閉手段
は閉止方向へ付勢されるので、容器を逆さまにしても容
器を押圧しない限り流動体の流出はない。
は閉止方向へ付勢されるので、容器を逆さまにしても容
器を押圧しない限り流動体の流出はない。
【0011】請求項2に記載の発明では、本体の内周壁
に沿って移動体が移動可能となっている。この移動体は
吐出口を閉塞する。また、移動体には注ぎ口が形成され
ており、口部から流出した流動体が注ぎ口から吐出可能
となっている。さらに、移動体には注ぎ口を開閉する蓋
部が設けられている。
に沿って移動体が移動可能となっている。この移動体は
吐出口を閉塞する。また、移動体には注ぎ口が形成され
ており、口部から流出した流動体が注ぎ口から吐出可能
となっている。さらに、移動体には注ぎ口を開閉する蓋
部が設けられている。
【0012】この蓋部と移動体はバネ片によって連設さ
れており、このバネ片は本体の内周壁によって付勢力と
抗する方向へ押圧されて蓋部に注ぎ口を閉止させ、本体
から突出すると蓋部を注ぎ口から開放させる。一方、ス
プリングが移動体を蓋部が注ぎ口を閉止する方向へ付勢
している。
れており、このバネ片は本体の内周壁によって付勢力と
抗する方向へ押圧されて蓋部に注ぎ口を閉止させ、本体
から突出すると蓋部を注ぎ口から開放させる。一方、ス
プリングが移動体を蓋部が注ぎ口を閉止する方向へ付勢
している。
【0013】このように、バネ片が本体の内周壁によっ
て付勢力と抗する方向へ押圧され、本体から突出すると
蓋部を注ぎ口から開放させることで蓋部が注ぎ口から完
全に離れるため、流動体を容器から吐出させるときに流
動体が蓋部に付着することはない。
て付勢力と抗する方向へ押圧され、本体から突出すると
蓋部を注ぎ口から開放させることで蓋部が注ぎ口から完
全に離れるため、流動体を容器から吐出させるときに流
動体が蓋部に付着することはない。
【0014】また、通常、軟質の容器の場合、容器への
押圧力を解除すると、容器の内圧が下がり、注ぎ口付近
に位置する流動体が容器の下方へ吸い込まれるようにな
っているが、スプリングによって移動体を蓋部が注ぎ口
を閉止する方向へ付勢することで、さらに容器の内圧を
下げ、粘性の高い流動体であっても、注ぎ口付近に流動
体が残存しない。
押圧力を解除すると、容器の内圧が下がり、注ぎ口付近
に位置する流動体が容器の下方へ吸い込まれるようにな
っているが、スプリングによって移動体を蓋部が注ぎ口
を閉止する方向へ付勢することで、さらに容器の内圧を
下げ、粘性の高い流動体であっても、注ぎ口付近に流動
体が残存しない。
【0015】
【発明の実施の形態】図1に示すように、本形態に係る
キャップ10が取付けられた容器12は、軟質材料で形
成されており、手で押圧すると容器12は簡単に凹むよ
うになっている。
キャップ10が取付けられた容器12は、軟質材料で形
成されており、手で押圧すると容器12は簡単に凹むよ
うになっている。
【0016】図2に示すように、容器12の口部12A
には、雄ネジ部16が形成されており、この雄ネジ部1
6には雌ネジ部18が形成された円筒状のストッパー2
0が螺合されている。
には、雄ネジ部16が形成されており、この雄ネジ部1
6には雌ネジ部18が形成された円筒状のストッパー2
0が螺合されている。
【0017】ストッパー20の天面20Aには、孔部2
2が形成されている。一方、容器12内には流動体14
が充填されており、孔部22を通過可能となっている。
2が形成されている。一方、容器12内には流動体14
が充填されており、孔部22を通過可能となっている。
【0018】このストッパー20の外周壁には、円筒状
の本体24が嵌合可能となっており、本体24をストッ
パー20に嵌合させると、本体24に形成された当接面
24Aがストッパー20の天面20Aに当接する。
の本体24が嵌合可能となっており、本体24をストッ
パー20に嵌合させると、本体24に形成された当接面
24Aがストッパー20の天面20Aに当接する。
【0019】また、本体24の頂面には中径部31が凸
設されており、中径部31からは小径部28が突出して
いる。この小径部28の内側には、略円筒状の移動体3
0が設けられており、小径部28の軸方向に対して移動
可能となっている。
設されており、中径部31からは小径部28が突出して
いる。この小径部28の内側には、略円筒状の移動体3
0が設けられており、小径部28の軸方向に対して移動
可能となっている。
【0020】移動体30には円形のスカート部32が設
けられており、このスカート部32の外形寸法は、スト
ッパー20の天面20Aに形成された孔部22よりも若
干大きく中径部31の内周面に対してスライド可能とな
っている。このため、移動体30は容器12内へ落ち込
むことはなく、流動体14を小径部28側へ流出させな
い。
けられており、このスカート部32の外形寸法は、スト
ッパー20の天面20Aに形成された孔部22よりも若
干大きく中径部31の内周面に対してスライド可能とな
っている。このため、移動体30は容器12内へ落ち込
むことはなく、流動体14を小径部28側へ流出させな
い。
【0021】一方、移動体30の外周面には、スプリン
グ34が挿通されており、このスプリング34の一端側
はスカート部32の上面32Aに当接し、他端側は小径
部28と中径部31とをつなぐ天井部26の裏面に当接
している。このスプリング34によって、スカート部3
2がストッパー20側に付勢され、ストッパー20の天
面20Aに当接する。
グ34が挿通されており、このスプリング34の一端側
はスカート部32の上面32Aに当接し、他端側は小径
部28と中径部31とをつなぐ天井部26の裏面に当接
している。このスプリング34によって、スカート部3
2がストッパー20側に付勢され、ストッパー20の天
面20Aに当接する。
【0022】また、スカート部32の外形寸法は、中径
部31の内周壁31Aと略同一である。このため、移動
体30が小径部28の軸方向に対して移動するとき、ス
カート部32の外縁が内周壁31Aを摺動する。
部31の内周壁31Aと略同一である。このため、移動
体30が小径部28の軸方向に対して移動するとき、ス
カート部32の外縁が内周壁31Aを摺動する。
【0023】従って、ストッパー20の孔部22を通過
した流動体14がスカート部32の上面32A側へ流出
することはない。
した流動体14がスカート部32の上面32A側へ流出
することはない。
【0024】このため、スプリング34が汚れることは
なく、スプリング34が錆びたり、スプリング34の付
勢力が変動したりすることはない。また、スカート部3
2が内周壁31Aを摺動することで、移動体30が小径
部28の軸方向に対して移動するとき、軸芯がズレな
い。
なく、スプリング34が錆びたり、スプリング34の付
勢力が変動したりすることはない。また、スカート部3
2が内周壁31Aを摺動することで、移動体30が小径
部28の軸方向に対して移動するとき、軸芯がズレな
い。
【0025】また、移動体30には移動体30の軸芯と
平行に円筒状の注ぎ口36が形成されており、ストッパ
ー20の孔部22を通過した流動体14が流動可能とな
っている。
平行に円筒状の注ぎ口36が形成されており、ストッパ
ー20の孔部22を通過した流動体14が流動可能とな
っている。
【0026】さらに、移動体30には注ぎ口36より切
り下げられた位置に肩部38が形成されている。肩部3
8の縁部には、薄肉のヒンジ部44を備えたバネ片40
が注ぎ口36の高さまで立設している。このバネ片40
は自由状態で図4に示すように、肩部38から離れる方
向へ傾く。
り下げられた位置に肩部38が形成されている。肩部3
8の縁部には、薄肉のヒンジ部44を備えたバネ片40
が注ぎ口36の高さまで立設している。このバネ片40
は自由状態で図4に示すように、肩部38から離れる方
向へ傾く。
【0027】このバネ片40はスカート部32がストッ
パー20に当接するとき、小径部28の内周壁28Aに
よって付勢力と抗する方向へ押縮められつつ小径部28
に収納される。
パー20に当接するとき、小径部28の内周壁28Aに
よって付勢力と抗する方向へ押縮められつつ小径部28
に収納される。
【0028】また、バネ片40の先端部からは、蓋部4
2が略直角に延出しており、蓋部42の先端側には凸部
42Aが形成されている。この凸部42Aの移動軌跡上
には、注ぎ口36が配置されており、バネ片40が小径
部28に収納されたとき、凸部42Aが注ぎ口36へ係
合する。
2が略直角に延出しており、蓋部42の先端側には凸部
42Aが形成されている。この凸部42Aの移動軌跡上
には、注ぎ口36が配置されており、バネ片40が小径
部28に収納されたとき、凸部42Aが注ぎ口36へ係
合する。
【0029】蓋部42の外縁42B(図1参照)及び注
ぎ口36の外壁の一部は、小径部28の内周壁28Aを
摺動可能となっている。このため、移動体30が小径部
28の軸方向に対して移動するとき、ガタつかない。
ぎ口36の外壁の一部は、小径部28の内周壁28Aを
摺動可能となっている。このため、移動体30が小径部
28の軸方向に対して移動するとき、ガタつかない。
【0030】ここで、容器12を押圧して容器12内の
圧力を上げると、図3に示すように、移動体30が上方
へ移動して注ぎ口36が本体24から突出する。このと
き、バネ片40の上部側面が小径部28の内周壁28A
から離れ、バネ片40の付勢力によって蓋部42が注ぎ
口36から離間する方向へヒンジ部44を中心として回
動する。
圧力を上げると、図3に示すように、移動体30が上方
へ移動して注ぎ口36が本体24から突出する。このと
き、バネ片40の上部側面が小径部28の内周壁28A
から離れ、バネ片40の付勢力によって蓋部42が注ぎ
口36から離間する方向へヒンジ部44を中心として回
動する。
【0031】このヒンジ部44は肩部38の外縁より内
側に配置されている。このため、バネ片40が完全に小
径部28から突出しない状態で、注ぎ口36から凸部4
2Aが離れて、流動体14が注ぎ出せるようになる。
側に配置されている。このため、バネ片40が完全に小
径部28から突出しない状態で、注ぎ口36から凸部4
2Aが離れて、流動体14が注ぎ出せるようになる。
【0032】さらに容器12を押すと、図4に示すよう
に、移動体30が本体24から突出し、バネ片40のヒ
ンジ部44が小径部28から露出して蓋部42が注ぎ口
36から完全に離れる。
に、移動体30が本体24から突出し、バネ片40のヒ
ンジ部44が小径部28から露出して蓋部42が注ぎ口
36から完全に離れる。
【0033】このため、流動体14を容器12から吐出
させるときに、流動体14が蓋部42に付着することは
ない。また、移動体30の注ぎ口36が小径部28から
突出するので、流動体14の切れが良くなり、本体24
に液だれが生じることがない。
させるときに、流動体14が蓋部42に付着することは
ない。また、移動体30の注ぎ口36が小径部28から
突出するので、流動体14の切れが良くなり、本体24
に液だれが生じることがない。
【0034】一方、容器12への押圧力を解除して容器
12内の圧力を下げると、図6に示すように、スプリン
グ34の付勢力によって移動体30が小径部28内へ収
納される。
12内の圧力を下げると、図6に示すように、スプリン
グ34の付勢力によって移動体30が小径部28内へ収
納される。
【0035】このとき、バネ片40は小径部28の内周
壁28Aによって付勢力と抗する方向へ押縮められ、蓋
部42がヒンジ部44を中心に注ぎ口36へ近接する方
向へ回動する。スカート部32がストッパー20と当接
すると、凸部42Aが注ぎ口36と完全に係合する。こ
れによって、容器12は密閉される。
壁28Aによって付勢力と抗する方向へ押縮められ、蓋
部42がヒンジ部44を中心に注ぎ口36へ近接する方
向へ回動する。スカート部32がストッパー20と当接
すると、凸部42Aが注ぎ口36と完全に係合する。こ
れによって、容器12は密閉される。
【0036】このように、スプリング34が、移動体3
0を小径部28内へ収納する方向へ付勢することで、凸
部42Aが注ぎ口36と係合している状態を維持するこ
とができるので、容器12を逆さまにしても容器12を
押圧しない限り流動体14の流出はない。
0を小径部28内へ収納する方向へ付勢することで、凸
部42Aが注ぎ口36と係合している状態を維持するこ
とができるので、容器12を逆さまにしても容器12を
押圧しない限り流動体14の流出はない。
【0037】また、スプリング34を用いることで、さ
らに容器12内の圧力が下がるので、粘性の高い流動体
14であっても、注ぎ口36付近には流動体14が残存
しない。
らに容器12内の圧力が下がるので、粘性の高い流動体
14であっても、注ぎ口36付近には流動体14が残存
しない。
【0038】なお、流動体14の種類によってストッパ
ー20の天面20Aにバージンシールを貼ることもでき
る。また、ストッパー20と本体24とは別部品とした
が、一体成形でも良い。さらに、流動体14はケチャッ
プ等の食品でも良いし、化粧品等でも良い。
ー20の天面20Aにバージンシールを貼ることもでき
る。また、ストッパー20と本体24とは別部品とした
が、一体成形でも良い。さらに、流動体14はケチャッ
プ等の食品でも良いし、化粧品等でも良い。
【0039】次に、本形態に係るキャップ10の蓋部4
2の開閉方法について説明する。
2の開閉方法について説明する。
【0040】まず、蓋部42の開放方法について説明す
る。図1に示す容器12を手で押圧すると、その押圧力
によって、容器12内の圧力が上がり、図2及び図3に
示すように、スカート部32がストッパー20から離間
する方向へ移動し、付勢力と抗する方向へスプリング3
4が押縮められ、移動体30が本体24から突出する。
る。図1に示す容器12を手で押圧すると、その押圧力
によって、容器12内の圧力が上がり、図2及び図3に
示すように、スカート部32がストッパー20から離間
する方向へ移動し、付勢力と抗する方向へスプリング3
4が押縮められ、移動体30が本体24から突出する。
【0041】これによって、バネ片40が本体24から
突出し、蓋部42が注ぎ口36から開放される。次に、
図4に示すように、バネ片40が完全に本体24から突
出すると、蓋部42は完全に開放される。この状態で、
流動体14が注ぎ口36から吐出しても、流動体14が
蓋部42に付着することはない。
突出し、蓋部42が注ぎ口36から開放される。次に、
図4に示すように、バネ片40が完全に本体24から突
出すると、蓋部42は完全に開放される。この状態で、
流動体14が注ぎ口36から吐出しても、流動体14が
蓋部42に付着することはない。
【0042】次に、蓋部42の閉止方法について説明す
る。まず、容器12への押圧力を解除すると、図5に示
すように、付勢力と抗する方向へ押縮められたスプリン
グ34が図6に示すように復原する。
る。まず、容器12への押圧力を解除すると、図5に示
すように、付勢力と抗する方向へ押縮められたスプリン
グ34が図6に示すように復原する。
【0043】このとき、容器12内の圧力が下がり、注
ぎ口36付近に位置する流動体が容器12の下方へ吸い
込まれる。また、バネ片40は小径部28の内周壁28
Aによって押圧され、蓋部42が注ぎ口36へ近接する
方向へ除々に回動する。
ぎ口36付近に位置する流動体が容器12の下方へ吸い
込まれる。また、バネ片40は小径部28の内周壁28
Aによって押圧され、蓋部42が注ぎ口36へ近接する
方向へ除々に回動する。
【0044】次に、スプリング34がさらに復原して、
図2に示すように、スカート部32がストッパー20と
当接した状態で、バネ片40が完全に小径部28内へ収
納されると共に、蓋部42の凸部42Aが注ぎ口36と
完全に係合し、容器12が密閉される。
図2に示すように、スカート部32がストッパー20と
当接した状態で、バネ片40が完全に小径部28内へ収
納されると共に、蓋部42の凸部42Aが注ぎ口36と
完全に係合し、容器12が密閉される。
【0045】なお、本形態では、移動体30に注ぎ口3
6を形成し、蓋部42で開閉するようにしたが、小径部
28に直接開閉弁を設けて圧力により開閉させても良
い。
6を形成し、蓋部42で開閉するようにしたが、小径部
28に直接開閉弁を設けて圧力により開閉させても良
い。
【0046】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、請求項1
に記載の発明では、スプリングによって開閉手段は閉止
方向へ付勢されるので、容器を逆さまにしても容器を押
圧しない限り流動体の流出はない。請求項2に記載の発
明では、流動体を容器から吐出させるときに流動体が蓋
部に付着することはない。また、スプリングによって開
閉手段を閉止方向へ付勢することで、さらに容器の内圧
を下げ、粘性の高い流動体であっても、注ぎ口付近に流
動体が残存しない。
に記載の発明では、スプリングによって開閉手段は閉止
方向へ付勢されるので、容器を逆さまにしても容器を押
圧しない限り流動体の流出はない。請求項2に記載の発
明では、流動体を容器から吐出させるときに流動体が蓋
部に付着することはない。また、スプリングによって開
閉手段を閉止方向へ付勢することで、さらに容器の内圧
を下げ、粘性の高い流動体であっても、注ぎ口付近に流
動体が残存しない。
【図1】本形態に係るキャップが本体に嵌合された状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】本形態に係るキャップを用いた容器への押圧力
が解除されている状態を示す断面図である。
が解除されている状態を示す断面図である。
【図3】本形態に係るキャップを用いた容器を押圧して
内圧を上げた状態を示す断面図である。
内圧を上げた状態を示す断面図である。
【図4】本形態に係るキャップを用いた容器を押圧して
流動体を吐出させている状態を示す断面図である。
流動体を吐出させている状態を示す断面図である。
【図5】本形態に係るキャップを用いた容器への押圧力
を解除して直ぐの状態を示す断面図である。
を解除して直ぐの状態を示す断面図である。
【図6】本形態に係るキャップに用いられるスプリング
が復原し、蓋が注ぎ口側へ回動する状態を示す断面図で
ある。
が復原し、蓋が注ぎ口側へ回動する状態を示す断面図で
ある。
【図7】本形態に係るキャップを示す斜視図である。
10 キャップ 24 本体 28 小径部(開閉手段) 30 移動体(開閉手段) 34 スプリング(開閉手段) 36 注ぎ口(吐出口) 40 バネ片(開閉手段) 42 蓋部(開閉手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AA04 AA12 AB06 BA02 CA01 CB02 DA01 DB12 FA09 FB01 GA04 GB04 KB01 LA21 LB02 LB07 LC01 LC04 LD02
Claims (2)
- 【請求項1】 流動体が充填された軟質の容器に用いら
れ、 前記容器の口部に係合可能な円筒状の本体と、前記本体
に設けられ前記口部から流出した流動体が吐出可能な吐
出口と、前記本体に設けられ前記容器を押圧して内圧を
上げると前記吐出口を開放させ容器への押圧力を解除し
て内圧を下げると前記吐出口を閉止させる開閉手段と、
前記開閉手段を閉止方向へ付勢するスプリングと、を有
することを特徴とするキャップ。 - 【請求項2】 前記開閉手段が、前記本体の内周壁に沿
って移動可能に設けられ前記吐出口を閉塞する移動体
と、前記移動体に形成され前記口部から流出した流動体
が吐出可能な注ぎ口と、前記移動体に設けられ前記注ぎ
口を開閉可能な蓋部と、前記蓋部と前記移動体とを連設
し前記本体の内周壁によって付勢力と抗する方向へ押圧
されて蓋部に前記注ぎ口を閉止させ、本体から突出する
と蓋部を注ぎ口から開放させるバネ片と、前記移動体を
前記蓋部が前記注ぎ口を閉止する方向へ付勢するスプリ
ングと、を有することを特徴とする請求項1に記載のキ
ャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35504199A JP2001171707A (ja) | 1999-12-14 | 1999-12-14 | キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35504199A JP2001171707A (ja) | 1999-12-14 | 1999-12-14 | キャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001171707A true JP2001171707A (ja) | 2001-06-26 |
Family
ID=18441592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35504199A Pending JP2001171707A (ja) | 1999-12-14 | 1999-12-14 | キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001171707A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100484843C (zh) * | 2006-07-28 | 2009-05-06 | 陈学办 | 一种旋转压缩开启并能自动关闭的瓶盖 |
-
1999
- 1999-12-14 JP JP35504199A patent/JP2001171707A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100484843C (zh) * | 2006-07-28 | 2009-05-06 | 陈学办 | 一种旋转压缩开启并能自动关闭的瓶盖 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2002365879B2 (en) | Aerosol valve assembly | |
EP1371579B1 (en) | Valve mechanism for tube-type fluid container | |
JP4557624B2 (ja) | 定量注出器 | |
US20080169312A1 (en) | Dispenser with Sealed Dispensing Valve Unit | |
EP3546386B1 (en) | Flip-top cap for dispensing a flowable dental substance | |
US4877159A (en) | Pour dispenser | |
EP3314219B1 (en) | Measured dose dispenser | |
JP5281355B2 (ja) | ヒンジキャップ付き容器 | |
CA2524477A1 (en) | Valve closure | |
WO2002020356A3 (en) | A dispensing cap | |
CA2518870A1 (en) | Closing cap for a container | |
JP4047020B2 (ja) | 注出ノズル | |
JP2001171707A (ja) | キャップ | |
JP5179990B2 (ja) | 注出栓 | |
WO2008037910A8 (fr) | Dispositif de distribution de produit fluide. | |
JP6914601B2 (ja) | ポンプ式注出具 | |
CN115991341A (zh) | 调味品瓶及从容器分配物质的方法 | |
KR0175208B1 (ko) | 자동개폐캡 및 내용액 자동토출방법 | |
JP4610256B2 (ja) | 定量注出器 | |
JP6063254B2 (ja) | スクイズ容器 | |
JP2000062791A (ja) | 注出用ノズル及びそれを用いた袋体 | |
JPH0739816Y2 (ja) | 注出ポンプ付キャップ | |
JP2001171708A (ja) | キャップ | |
JP7370665B2 (ja) | 注出器 | |
JPH1170960A (ja) | 液体用容器 |