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JP2001170539A - 成膜装置 - Google Patents

成膜装置

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Publication number
JP2001170539A
JP2001170539A JP35908199A JP35908199A JP2001170539A JP 2001170539 A JP2001170539 A JP 2001170539A JP 35908199 A JP35908199 A JP 35908199A JP 35908199 A JP35908199 A JP 35908199A JP 2001170539 A JP2001170539 A JP 2001170539A
Authority
JP
Japan
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pressing
processing liquid
supply nozzle
liquid
pump
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Application number
JP35908199A
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English (en)
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JP2001170539A5 (ja
Inventor
Takahiro Kitano
高広 北野
Sukeaki Morikawa
祐晃 森川
Yukihiko Ezaki
幸彦 江崎
Nobukazu Ishizaka
信和 石坂
Norihisa Koga
法久 古閑
Kazuhiro Takeshita
和宏 竹下
Hirobumi Okuma
博文 大隈
Masami Akumoto
正己 飽本
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Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP35908199A priority Critical patent/JP2001170539A/ja
Priority to US09/736,397 priority patent/US6616760B2/en
Priority to KR1020000077532A priority patent/KR100755799B1/ko
Priority to TW89127029A priority patent/TW573237B/zh
Publication of JP2001170539A publication Critical patent/JP2001170539A/ja
Priority to US10/611,991 priority patent/US6872256B2/en
Publication of JP2001170539A5 publication Critical patent/JP2001170539A5/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばレジスト液の塗布装置において、供給
ノズルから基板表面に供給される処理液の吐出量の均一
性を高めること。 【解決手段】 ベローズポンプ8により供給ノズル6に
レジスト液を送液し、こうして供給ノズル6からウエハ
保持部2に略水平に保持されたウエハWの表面にレジス
ト液を吐出し、このウエハW表面にレジスト液の液膜を
形成する。レジスト液の供給系では、ベローズポンプ8
と供給ノズル6との間のレジスト液の供給流路76内の
圧力を圧力検出部77により検出し、この検出値に基づ
いて供給ノズル6からのレジスト液の吐出圧がほぼ一定
の圧力になるように、制御部Cにより前記ベローズポン
プ8のエアシリンダ82のロッド82aの押圧量を制御
する。これによりウエハWに吐出されるレジスト液の量
がほぼ一定となるので、安定した膜厚の液膜を形成する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体ウエ
ハ、LCD基板や露光マスク等の被処理基板上に樹脂等
を溶解させたものからなる液体、特にレジスト液を塗布
し、この液体の膜を形成する成膜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハやLCD基板等の被処理基
板の表面に回路パタ−ンを形成するためのマスクは、基
板表面にレジスト液を塗布した後、光、電子線あるいは
イオン線などをレジスト面に照射し、現像することによ
って得られる。このうちレジスト液を塗布する手法とし
てはスピンコーティング法が主流をなしている。この手
法は、例えば図12に示すように、真空吸着機能を備え
たスピンチャック11の上に基板例えば半導体ウエハ
(以下「ウエハ」という))Wを吸着保持し、ウエハW
の中心部にノズル12からレジスト液13を滴下した
後、ウエハWを高速で回転させることにより、レジスト
液13を回転遠心力によってウエハW全体に拡散させ、
ウエハWの全面に亘って略均一なレジスト液膜を形成す
るというものである。
【0003】ところで、近年回路パターンの線幅がます
ます微細化する傾向にあり、回路の線幅はレジスト膜の
膜厚と露光波長とに比例することから、レジスト膜の薄
膜化が要求されている。前記スピンコーティング法で
は、ウエハWの回転速度の高速化を図ることによりレジ
スト膜厚を薄くすることができ、このため例えば8イン
チウエハWの場合、200〜4000rpmという回転
数で高速回転させるようにしている。
【0004】しかしながらこのスピンコーティング法で
は、次の様な解決すべき課題がある。先ずこの手法では
ウエハWが大型化すると外周部での周速度が速くなるの
で、空気の乱流が引き起こされ、この乱流によりレジス
ト膜の膜厚が変動しやすくなり、これが原因となって露
光解像度が低下してしまう。このためこの手法では0.
4μm以下の膜厚では一定の塗膜を得ることが困難であ
り、数ギガ程度以上の半導体の製造には自ずと限界があ
る。
【0005】次にこの手法によれば、レジスト液がウエ
ハWの中心部から周縁部に向けて拡散していく過程にお
いて、レジスト液に含まれる溶剤が順次蒸発していく。
このため拡散方向に沿ってレジスト液の粘度が異なって
しまい、中心部と周縁部との間で形成されたレジスト膜
の厚さが異なるおそれがある。
【0006】またこの手法では、ウエハWを高速で回転
させるために、ウエハWの周縁部から飛散し無駄になる
レジスト液の量が多い。一例によれば、ウエハW上に供
給されたレジスト液のうち10%以下の量しかレジスト
液膜の形成に寄与していないことが分かっている。
【0007】さらにこの手法では、飛散するレジスト液
を受け止めるため、ウエハWをカップ内で回転させる必
要があるが、このカップに付着したレジスト液がパーテ
ィクルとなってウエハWを汚染するおそれがあり、この
ためカップを頻繁に洗浄する必要がある。
【0008】さらにまたこの手法では、ウエハWの回路
形成領域の外側の領域にもレジスト液が塗布されてしま
うが、この領域にレジスト液を残しておくと、後の工程
においてパーティクル発生の原因となるので、この領域
のレジスト液は、レジスト液塗布工程の直後にエッジリ
ムーバと呼ばれる専用の装置によって除去しなくてはな
らない。
【0009】このため本発明者らは、スピンコーティン
グ法に代わる手法として、例えば図13に実線で示すよ
うに、例えばレジスト液13をウエハW表面に吐出する
ためのノズルとウエハWとを相対的に、Y方向に所定ピ
ッチづつ間欠送りしながらX方向に往復させ、いわゆる
一筆書きの要領で、ウエハWに対してレジスト液13の
塗布を行う手法(以下「一筆書き方式」という)を検討
している。この際ウエハWに回路形成領域14の外側の
領域を覆うマスク部材を被せることにより、前記回路形
成領域14のみにレジスト液の塗布を行うようにしてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来スピンコ
ーティング法を採用したレジスト液の塗布装置では、図
14に示すように、レジスト液貯留タンク15内のレジ
スト液13をベローズポンプ16等の押圧式ポンプによ
り流路内に送り出し、フィルタ17等を介して、前記供
給ノズル11を通してウエハW表面に供給している。
【0011】この際前記ベローズポンプ16に、例えば
ウエハW5枚分のレジスト液13を貯めておき、ここか
ら1枚分のレジスト液13を押し出して、ノズル11を
介してウエハW表面に供給するようにしていた。
【0012】しかしながらこのようなレジスト液13の
供給系をそのまま前記一筆書き方式のコーティング法に
採用した場合、次のような問題の発生が考えられる。つ
まりスピンコーティング法では、ノズル11からウエハ
Wにレジスト液を吐出している時間は1〜4秒程度であ
るのに対し、一筆書き方式ではノズルをウエハW全体に
亘ってXY方向に相対的に移動させ、この間レジスト液
13を吐出し続けているので、吐出時間が例えば1分程
度とかなり長くなる。
【0013】ここでノズル11からのレジスト液13の
吐出圧はそのままウエハWに供給されるレジスト液の液
量に影響するので、膜厚の均一化を図るためには、レジ
スト液の吐出圧をほぼ一定に保つことが要求される。し
かしながら一筆書き方式のコーティング法では、既述の
ように吐出時間がかなり長くなるので、レジスト液をウ
エハWに供給している間中、一定の吐出圧を維持するこ
とは困難であり、これが原因となってウエハWに供給さ
れるレジスト液13の液量にばらつきが生じ、結果とし
てレジスト膜の膜厚の均一性が悪化するおそれがある。
【0014】本発明はこのような事情の下になされたも
のであり、その目的は、供給ノズルから基板に吐出され
る処理液の吐出量のばらつきを抑えることにより、安定
した膜厚を得ることができる成膜装置を提供することに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
基板保持部に略水平に保持された基板の表面に、供給ノ
ズルから処理液を吐出し、この基板表面に処理液の液膜
を形成する成膜装置において、前記処理液を前記供給ノ
ズルに送液するための、ポンプ本体と押圧部材とを備
え、押圧部材を引くことにより上流側からポンプ本体内
に処理液が送り込まれ、押圧部材を押圧することにより
ポンプ本体から下流側に処理液が送り出され、押圧部材
の押圧量により下流側に送り出される処理液の量が調整
される押圧式ポンプと、前記押圧式ポンプと供給ノズル
との間の処理液の流路内の圧力を検出する圧力検出部
と、前記圧力検出部からの検出値に基づいて前記押圧式
ポンプの押圧部材の押圧量を制御する制御部と、を備
え、前記押圧式ポンプと供給ノズルの間との処理液の流
路内の圧力に基づいて前記押圧式ポンプの押圧部材の押
圧量を制御し、前記供給ノズルから基板表面に供給され
る処理液の吐出量を制御することを特徴とする。
【0016】このような構成では、前記押圧式ポンプと
供給ノズルの間との処理液の流路内の圧力に基づいて前
記供給ノズルから基板表面に供給される処理液の吐出圧
がほぼ一定になるように前記押圧式ポンプの押圧部材の
押圧量を制御しているので、前記処理液の吐出量が処理
の間中揃えられ、安定した膜厚の液膜を形成することが
できる。
【0017】また本発明では、前記押圧式ポンプの押圧
部材の押圧量を検出するための変位計と、前記変位計か
らの検出値に基づいてアラーム発生部の動作を制御する
制御部と、を備え、前記押圧式ポンプの押圧部材の押圧
量が予め設定された基準範囲から外れたときに前記アラ
ーム発生部を作動させるように成膜装置を構成するよう
にしてもよく、この場合には供給ノズルの目詰まり等の
異常を早期に検知することができ、適切な対応措置をと
ることができて、再び安定した液膜の形成を行うまでの
復帰時間が短くて済む。
【0018】さらに本発明では、前記押圧式ポンプの押
圧部材の押圧量を検出するための変位計と、前記供給ノ
ズルを洗浄するための洗浄部と、前記供給ノズルを前記
洗浄部まで移動させる駆動機構と、前記変位計からの検
出値に基づいて前記駆動機構の動作を制御する制御部
と、を備え、前記押圧式ポンプの押圧部材の押圧量が予
め設定された基準範囲から外れたときに、前記供給ノズ
ルを前記駆動機構により洗浄部まで移動させ、供給ノズ
ルの洗浄を行うように成膜装置を構成するようにしても
よく、この場合には供給ノズルの目詰まり等の異常が発
生したときに、作業者の手を煩わせることなく速やかに
供給ノズルの洗浄を行うことができる。
【0019】さらにまた本発明では、前記供給ノズル
を、前記処理液の流路と、前記処理液の流路に接続さ
れ、処理液を細径の線状に吐出するための吐出孔と、前
記処理液の流路を塞ぐように設けられ、処理液から気泡
等を除去するためのフィルタと、を備えるように構成し
てもよく、この場合には前記気泡の存在が原因となる処
理液の吐出圧の変動等が抑えられ、基板に対して安定し
た処理液の供給を行うことができ、液膜の膜厚の均一性
の向上を図ることができる。この際前記フィルタは、多
孔質の樹脂より構成することが望ましい。
【0020】ここで本発明は、前記基板保持部と供給ノ
ズルとを、基板の面方向に沿って相対的に駆動させなが
ら、供給ノズルから処理液を吐出し、この基板表面に処
理液の液膜を形成するタイプの成膜装置に適用すること
ができる。
【0021】また本発明は、粘度の高い処理液とこの処
理液の溶剤とを混合して粘度の低い処理液を調整するた
めの混合槽を備え、この混合槽内の粘度が調整された処
理液を前記押圧式ポンプにより供給ノズルに送液するよ
うにしてもよく、この場合には粘度の制限を設けること
なく、粘度の高い処理液を用いることができるので、汎
用性が高められる。ここで処理液の例としてはレジスト
液が挙げられる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る成膜装置を、
被処理基板をなす半導体ウエハ(以下「ウエハ」とい
う)にレジスト液塗布するレジスト液塗布装置に適用し
た実施の形態の構成を示す縦断面図であり、図2はその
平面図を示すものである。
【0023】図1及び図2中2は、基板保持部をなすウ
エハ保持体であり、このウエハ保持体2は、フレーム3
内にY方向に移動可能に保持されている。フレーム3
は、例えば上方に解放するチャンネル状に形成された部
材であって、Y方向に長尺に形成されており、Y方向一
端側はレジスト液の塗布が行われるレジスト液塗布部
R、他端側はウエハWの受け渡しを行うウエハロード・
アンロード部Lとして構成されている。またフレーム3
は、前記レジスト液塗布部Rとウエハロード・アンロー
ド部Lとに亘って延設された一対のYレール31を備え
ており、前記ウエハ保持体2は、このYレール31上に
Yスライダ32を介してY方向に移動自在に保持され、
Y駆動モータ33によりボールねじ34を回転させるこ
とでナット35を介してY方向に位置決め自在に駆動さ
れるようになっている。
【0024】前記ウエハ保持体2は、カップ状に形成さ
れた本体21と、前記ウエハWを保持するウエハ吸着テ
ーブル22とを有し、前記本体21は、前記ウエハWの
下面に対向する位置に溶剤(シンナー溶液)を貯留する
ための液溜めチャンネル23を備えており、この液溜め
チャンネル23内に、液温及び液面高さコントロールさ
れた溶剤を満たし、この溶剤を蒸発させることによって
ウエハWの周囲を所定濃度の溶剤雰囲気に保つようにな
っている。
【0025】またウエハ吸着テーブル22は、上面にウ
エハWを保持する保持部24を備えており、この保持部
24には図示しない真空装置が接続されていて、ウエハ
Wを真空チャッキングできるようになっている。また保
持部24はZθ駆動機構25に接続されており、前記ウ
エハW保持体2が、ウエハロード・アンロード部Lに移
動した際に、Z位置決め・ノッチ合わせ部26がZθ駆
動機構25を作動させ、ウエハWの受け渡しを行うため
のZ方向動作と、ノッチ合わせを行うためのθ動作を行
わせるようになっている。さらにウエハ吸着テーブル2
2には、図示しないアジテーション発生部に接続され、
吸着保持したウエハWを振動させるための超音波振動子
27が固定されている。
【0026】さらにまた本体21の底面の、前記ウエハ
吸着テーブル22(ウエハW)を囲む四隅には、この本
体21内の気流を制御するための、図示しない排気装置
に接続された4つの強制排気口28a〜28dが形成さ
れている。これら強制排気口28a〜28dからの排気
流量は、夫々個別に制御されるようになっており、例え
ば2つの排気口28a、28bのみから排気を行わせる
ことにより、本体21中に一方向に偏った微弱な気流を
生じさせ、このことにより塗布したレジスト液から揮発
した溶剤の流れを制御し、これにより溶剤の過度の揮発
を抑制するようになっている。
【0027】またこのウエハ保持体2内には、マスク部
材4をウエハWの直上で保持すると共に、このマスク部
材4を図2に矢印Aで示す方向(X方向)に駆動し、こ
のウエハ保持体2内から挿脱するためのマスク部材駆動
機構41が設けられている。マスク部材4は、図3に示
すように、ウエハWの回路形成領域40以外の領域を覆
い、レジスト液がウエハWの周縁部に塗布されてしまう
のを防止するためのものであり、前記マスク部材駆動機
構41は、レジスト液で汚れたマスク部材4を図2に矢
印Aで示すように前記ウエハ保持体2及びフレーム3に
設けられた挿脱通路20,30を通してこのレジスト塗
布装置から取り出し、この図に42で示すマスク部材洗
浄装置に搬送するものである。なお図3中43は、ウエ
ハWに形成されたノッチである。
【0028】図中5は、前記ウエハ保持体2の上方を覆
うようにフレーム3に設けられた温度調節機能付き天板
であって、例えば線状のヒータ51が埋設され、所定の
温度で発熱するように構成されている。これにより天板
5は、前記ウエハWの周囲に満たされた溶剤雰囲気を維
持・コントロールする機能と、後述する供給ノズル6を
加熱し、このノズル6の目詰まりや吐出されたレジスト
液流の「切れ」を防止する機能を有する。
【0029】前記天板5は、前記レジスト液塗布部Rの
部分のみに、前記ウエハ保持体2をY方向に最大限移動
させた場合であってもこのウエハ保持体2を覆い続けら
れる程度にウエハ保持体2を覆うようになっている。ま
た天板5のY方向中途部には、供給ノズル6のX方向移
動を許容するためのスリット52が形成されており、こ
のスリット52はウエハWの幅に対応する長さでかつ前
記供給ノズル6の挿通を許容する幅で設けられている。
【0030】前記供給ノズル6は、前記フレーム3の上
端部にX方向に沿って架設されたリニアスライド機構5
3によって保持されている。このリニアスライド機構5
3は、Xレール54と、このXレール54にスライド自
在に設けられたスライダ55と、このスライダ55を駆
動させるためのボールねじ56と、このボールねじ56
を回転駆動するX駆動モータ57とを備えており、前記
供給ノズル6は、前記スライダ55によって、前記天板
5のスリット52に対応する位置に保持され、その下端
部をこのスリット52を通してウエハ保持体2内に延出
させている。前記X駆動モータ57及び前記Y駆動モー
タ33は、ノズル・ウエハ駆動部36により同期をとっ
て作動されるように構成されており、前記供給ノズル6
をウエハWの所定の経路に対向させつつ移動させるよう
になっている。
【0031】次に前記供給ノズル6におけるレジスト液
の供給系について図4により説明する。図中71は、例
えば粘度の高いレジスト液70を貯留するための高粘度
レジスト液槽であり、72はレジスト液の溶剤例えばシ
ンナー溶液を貯留するための溶剤槽であって、これら高
粘度レジスト液槽71内の粘度の高いレジスト液と、溶
剤槽72内のシンナー溶液は夫々ポンプP1,P2によ
り混合槽73に送液され、次いで混合槽73の下流側の
バッファ槽74にポンプP3により送液されるように構
成されている。
【0032】前記混合槽73は、所定量の粘度の高いレ
ジスト液と、所定量のシンナー溶液とを混合して所定粘
度のレジスト液を調整するための槽であり、撹拌機構を
備えている。バッファ槽74内のレジスト液は押圧式ポ
ンプ例えばベローズポンプ8により、フィルタ装置75
を介して供給ノズル6に送られ、このノズル6の後述す
る吐出孔60から吐出されるように構成されており、こ
れらバッファ槽74,フィルタ装置75,供給ノズル6
は供給流路76により接続されている。
【0033】本発明ではバッファ槽74の下流側に設け
られたベローズポンプ8のロッドの押圧量を調整するこ
とにより供給ノズル6から吐出されるレジスト液の吐出
圧を制御することに特徴があり、先ずベローズポンプ8
について説明する。このポンプは例えば図5に示すよう
に、たわみ管81と、エアシリンダ82と、送液部83
とを備えている。たわみ管81は軟質の樹脂で作られた
伸縮自在な蛇腹であり、たわみ管81の一端側は送液部
83のフランジ83aに締結され、他端側は盲板84の
フランジ84aを介して押圧部材をなすエアシリンダ8
2のロッド82aに接続されていて、エアシリンダ82
は、制御部Cによって制御される圧縮エア供給源80に
連通されている。
【0034】送液部83は、液溜め部85と、液溜め部
85の上流側と下流側に夫々設けられた1対のボールバ
ルブ86a,86bとを備えており、上流側ボールバル
ブ86a及び下流側ボールバルブ86bは、夫々セラミ
ックなどからなる硬質ボール87a,87bと、ストッ
パ88a,88bとを備えている。
【0035】図5(a)に示すように、ロッド82aを引
いてたわみ管81を伸ばすと、上流側のボールバルブ8
6aが開き、液溜め部85内に液が吸い込まれ、図5
(b)に示すように、ロッド82aを押圧してたわみ管8
1を縮めると、上流側ボールバルブ86aは閉じ、下流
側ボールバルブ86bが開き、液溜め部85から下流側
に液が押し出される。つまりこの例ではたわみ管81を
伸ばしたときにバッファ槽74からレジスト液が流れ込
み、たわみ管81を縮めると供給ノズル6に向けてレジ
スト液が送液される。
【0036】またこの例のべローズポンプ8はたわみ管
81と液溜め部85に5枚のウエハWにレジスト液を塗
布する場合に必要なレジスト液の液量以上の量のレジス
ト液が貯留され、エアシリンダ82のロッド82aのス
トローク量(押圧量)Lにより、液溜め部85から下流
側に押し出されるレジスト液の液量が制御されるように
なっている。この例ではたわみ管81と液溜め部85と
がポンプ本体に相当する。
【0037】続いて供給ノズル6について図6により説
明する。この供給ノズル6は、例えば上側が閉じられ、
下側が開口する円筒型の例えばポリエチレンテレフタレ
ート(PTFE)により形成された上側部材61と、上
側が開口し、下側が閉じられた円筒型の例えばPTFE
により形成された下側部材62とを組み合わせて構成さ
れており、夫々の部材61,62は所定の位置にねじ切
り部63が形成されていて上側部材61の外側から下側
部材62が螺合されるようになっている。
【0038】また上側部材61の上面には前記フィルタ
装置75よりのレジスト液を当該供給ノズル6に供給す
るための供給流路76の一端側が接続されており、下端
側には開口部を塞ぐように、例えば厚さ0.5mm程度
の樹脂例えばPTFE膜よりなるフィルタ64が設けら
れている。
【0039】ここで前記PTFE膜は多数の微小な孔を
有する多孔質の膜であるのでフィルタ64として用いる
ことができ、この例では例えば0.05μm〜10μm
程度、特に5μm程度の孔径を有するPTFE膜を用い
ることが望ましい。これにより後述するように、レジス
ト液に含まれる例えば5μm程度の大きさの気泡の透過
を妨げ、レジスト液のみを透過させることができる。
【0040】下側部材62にはねじ切り部63が形成さ
れている位置より直ぐ下側にフィルタ64の形状に相当
する段部65が形成されており、前記フィルタ64は上
側部材61の下端側と下側部材62の段部65とに挟ま
れた状態で固定されている。さらに下側部材62の下面
にはレジスト液をウエハW上に供給するための例えば口
径10μm〜200μm程度の大きさの吐出孔60が形
成されている。
【0041】これにより当該供給ノズル6に供給流路7
6を介して供給されたレジスト液は、上側部材61と下
側部材62との内側に形成された流路66内を、この流
路66を塞ぐように設けられたフィルタ64を通過し
て、吐出孔60を介してウエハW上に吐出されることに
なる。
【0042】またこの例では例えばフィルタ装置75と
供給ノズル6との間の供給流路76内の圧力を例えばダ
イヤフラム型ひずみ検出方式の圧力検出部77より検出
し、この検出値に基づいて制御部Cにより圧縮エア源8
0を介して前記ベローズポンプ8のエアシリンダ82の
ロッド82aの押圧量(ストローク量)Lが調整される
ようになっている。
【0043】また前記エアシリンダ82のロッド82a
のストローク量Lは例えば光を利用した変位計78によ
り検出され、この検出値に基づいて制御部Cによりアラ
ーム発生部79の動作が制御されるようになっている。
【0044】次に上述実施の形態の作用について述べ
る。先ずウエハ保持体2をウエハロード・アンロード部
Lに位置させ、保持部24を昇降させることにより図示
しないウエハ搬送用のメインアームからウエハ吸着テー
ブル22にウエハWを受け渡し、ウエハWを吸着保持す
る。続いてノッチ合わせ部26によりウエハWのノッチ
合わせを行った後、保持部24を下降させてウエハWを
ウエハ保持体2内に収容する。次いでウエハ保持体2を
レジスト液塗布部Rに位置させ、マスク部材駆動機構4
1によりマスク部材4をウエハ上で保持する。
【0045】一方レジスト液の供給系では、高粘度レジ
スト液槽71内の例えば粘度が0.05Pa・S程度の
レジスト液(高粘度レジスト液)及び、溶剤槽72内の
シンナー溶液は、夫々ポンプP1,P2により所定の液
量で混合槽73に送液され、ここで両者が混合されて、
所定の粘度例えば粘度が0.003Pa・S程度のレジ
スト液(低粘度レジスト液)70が調整される。そして
この混合槽73内のレジスト液70はポンプP3により
バッファ槽74に送液され、ここに貯留される。
【0046】バッファ槽74内のレジスト液70はベロ
ーズポンプ8のエアシリンダ82のロッド82aを所定
量引き、たわみ管81を所定の長さに伸ばすことによ
り、例えばウエハ5枚分の塗布に用いられるレジスト液
70の液量がたわみ管81と液溜め部85に送り込ま
れ、ここに貯留される。次いで前記エアシリンダ82の
ロッド82aを所定の押圧量で押圧することにより、ポ
ンプ8内のレジスト液70をフィルタ装置75を介して
供給ノズル6に送り、この供給ノズル6の吐出孔60か
らウエハW表面に所定の吐出圧で吐出する。
【0047】この際前記供給ノズル6の吐出孔60から
吐出されるレジスト液70の吐出圧を、レジスト液70
を吐出する間ほぼ一定に保つように、フィルタ装置75
と供給ノズル6の間の供給流路76内のレジスト液70
の圧力を圧力検出部77により検出し、この検出値に基
づいて制御部Cにより前記エアシリンダ82のロッド8
2aの押圧量を制御する。
【0048】つまりベローズポンプ8では、エアシリン
ダ82のロッド82aの押圧量によりたわみ管81の長
さが調整され、これによりポンプ8から押し出されるレ
ジスト液70の吐出圧(液量)が変化する。例えば前記
ロッド82aの押圧量を大きくして、たわみ管81を短
くすると、それだけ前記供給ノズル6の吐出孔60から
ウエハWの表面に吐出されるレジスト液70の吐出圧が
大きくなり、一方前記ロッド82aの押圧量を小さくす
ると、レジスト液70の吐出圧が小さくなる。また前記
供給流路76内の圧力は供給ノズル6からのレジスト液
の吐出圧に比例し、供給流路76内の圧力が大きいと前
記レジスト液の吐出圧が大きくなり、供給流路76内の
圧力が小さいとの吐出圧が小さくなる。
【0049】従って前記供給流路76内のレジスト液7
0の圧力を所定のタイミング例えば秒毎に検出し、こ
の検出値に基づいて圧縮エア供給源80から前記エアシ
リンダ82に供給されるエア量を制御してロッド82a
の押圧量を制御することにより、前記供給ノズル6の吐
出孔60からのレジスト液70の吐出圧をほぼ一定に制
御することができる。
【0050】さらにこの例では、前記エアシリンダ82
のロッド82aのストローク量Lを変位計78により所
定のタイミング例えば1秒毎に検出し、この検出値に基
づいて、ストローク量Lに異常があるときには、制御部
Cによりアラーム発生部79のスイッチが入り、異常の
発生を知らせるようになっている。
【0051】例えば図7に示すように、一定の圧力を得
るためには、前記エアシリンダ82のロッド82aのス
トローク変位量は時間に比例するものであるが、例えば
供給ノズル6の吐出孔60の目詰まり等の異常があると
きには、ストローク変位量は前記比例曲線から外れてし
まう。つまり吐出孔60の目詰まりの際には、吐出孔6
0が塞がれて供給流路76内の圧力が高まってしまうの
で、図7に点線で示すように、所定の圧力を得るために
必要なストローク変位量が設定値よりも少なくて済む。
これを吐出量との関係で見てみると、図8に示すよう
に、ノズルの吐出圧が一定であれば吐出量も一定である
が、ノズルの目詰まりの時には図に点線で示すように、
吐出量が時間と共に少なくなってくる。
【0052】従って予め一定の吐出圧を得るための前記
エアシリンダ82のロッド82aのストローク変位量の
時間変化の基準範囲を求めておき、一方変位計78によ
り実際のエアシリンダ82のロッド82aのストローク
量Lを時間毎に求め、これらを比較して実際のストロー
ク量Lが設定されたストローク量の基準範囲から外れて
いるときにはアラーム部79に作動信号を出力するよう
に制御部Cを構成することにより、前記供給ノズル6の
吐出孔60の目詰まり等の何らかの異常の発生が検知で
きる。
【0053】こうして供給流路76を介して供給ノズル
6に供給されたレジスト液70を、吐出孔60からほぼ
一定の吐出圧で、ウエハW表面に供給しつつ、所定の塗
布条件に基づいて供給ノズル6とウエハWとを相対移動
させることにより、レジスト液70を塗布する。つまり
例えば図3に示すように、供給ノズル6をY方向に所定
ピッチずつ間欠送りしながら、X方向に往復させ、こう
して供給ノズル6をウエハWに対して相対的にジグザグ
経路に移動させながら、ノズル6からウエハWにレジス
ト液70を吐出し、これによりウエハWの回路形成領域
40に均一な液膜を形成する。
【0054】ここで供給ノズル6からウエハW上に吐出
され、ここに着地したレジスト液70は、その粘度に応
じて一定の広がりを生じるので、この広がり量に対応し
て適正なY方向の送りピッチを設定することにより、ウ
エハWの回路形成領域40に満遍なく均一なレジスト膜
を形成することができる。
【0055】このようにしてレジスト液の塗布を行った
後、前記ウエハ吸着テーブル22に取着された超音波振
動子27を作動させ、ウエハWに対して超音波帯域での
振動を印加する。このことで塗布されたレジスト液膜に
アジテーションが加えられ、液膜の表面の平坦化が図ら
れる。
【0056】この後レジスト液70が付着したマスク部
材4をマスク部材洗浄装置42側へ排出し、次いで前記
ウエハ保持体2をレジスト液塗布部Rから前記ウエハロ
ード・アンンロード部Lにさせる。そして保持部24を
昇降させて図示しない主アームにウエハWを受け渡し、
当該レジスト液塗布装置からウエハWをアンロードす
る。
【0057】このように本発明の成膜装置では、既述の
ように、ウエハWに対して供給ノズル6から一定の吐出
圧(吐出量)でレジスト液70を吐出することができ
る。このためウエハW上にレジスト液70を途切れるこ
となく一定の線幅で連続的に吐出することができるの
で、ウエハW上に供給されるレジスト液70の液量がウ
エハWの回路形成領域40の全面に亘ってほぼ均一にな
り、これによりレジスト膜の膜厚の面内均一性が向上す
る。この際供給ノズル6の吐出孔60の径は10μm〜
200μm程度とかなり細径に形成されているので、膜
厚が薄く、膜厚の均一性の高いレジスト膜を形成するこ
とができる。
【0058】また異常事態の発生をアラームが知らせる
ようになっているので、異常事態を早期に検知すること
ができ、このような事態に早く対処できる。この例では
レジスト液70にシンナー溶液が混入されているが、既
述のように供給ノズル6の吐出孔60がかなり細径に形
成されているので、前記シンナー溶液が揮発し、目詰ま
りが起きやすくなっている。従って、例えば異常事態が
供給ノズル6の目詰まりである場合には、目詰まりを初
期段階のうちに発見することができ、目詰まりを解消し
て再び供給ノズル6からウエハW上にレジスト液70を
一定の線幅で連続的に吐出することができる。
【0059】仮にこのような異常事態発生の検知が遅れ
た場合には、目詰まりした供給ノズル6からウエハW上
にレジスト液70を供給することになるので、ウエハW
に対して一定の吐出圧でレジスト液70を吐出すること
ができなくなる。このためレジスト膜の膜厚の面内均一
性が悪化してしまい、レジスト液の塗布処理のスループ
ットが低下する。
【0060】また目詰まりの初期段階では供給ノズル6
の洗浄などを行わなくても目詰まりを解消することがで
きるか、または簡単な洗浄で済むので、ノズル6の洗浄
回数やトータルの洗浄時間を短縮することができ、この
点からもスループットの向上が図られる。
【0061】さらにこの例では、供給ノズル6内に流路
66を塞ぐように、PTFE膜からなるフィルタ64を
設けているので、ノズル6からウエハWにさらに安定し
たレジスト液70の供給を行うことができる。つまりレ
ジスト液70には、そもそも溶解していたガスが配管の
屈曲による圧力変化等のために5μm程度の大きさの気
泡が出現してくることがあり、このような気泡が供給ノ
ズル6の吐出孔60付近に存在すると、この気泡がクッ
ションとなってレジスト液70の吐出圧が小さくなった
り、気泡が潰れてなくなったときには吐出圧が一時的に
大きくなったりして、結果としてレジスト液70の吐出
圧が変動してしまう。
【0062】一方フィルタ64を設けると、このフィル
タ64によりレジスト液70から気泡が除去できるの
で、気泡が原因となるレジスト液70の吐出圧の変動が
抑えられ、安定したレジスト液の供給を行うことができ
る。この際この例では孔径が5μm程度のPTFE膜を
用いているので、圧力損失は抑えられる。
【0063】またこの例では、レジスト液の供給系にお
いて高粘度のレジスト液を混合槽内でシンナー溶液によ
り希釈しているので、従来は使用が困難であった高粘度
のレジスト液を用いることができる。これによりレジス
ト液の粘度制限をなくすことができ、この塗布方法の汎
用性が高められる。
【0064】この際混合槽73で粘度が調整されたレジ
スト液70を一旦バッファ槽74に送液し、ここから押
圧力の制御系を備えたベローズポンプ8により供給ノズ
ル6に供給するようにしているので、制御が容易であ
る。つまり混合槽73やバッファ槽74を設けずに、直
接高粘度レジスト液槽71と、溶剤槽72から夫々の薬
液を供給ノズル6に供給するようにすると、夫々のポン
プP1,P2が押圧力の制御系を備えることが必要であ
り、この場合には夫々のポンプP1,P2の同期をとら
なくてはならないので、制御が面倒だからである。
【0065】続いて本発明の他の例について図9により
説明するが、この例はベローズポンプ8のエアシリンダ
82のロッド82aのストロークの異常を検出し、異常
値が出た際に供給ノズル6の洗浄を行うシステムであ
る。例えばこの例ではウエハロード・アンロード部Lに
供給ノズル6を洗浄するための洗浄部67が設けられて
いると共に、供給ノズル6を保持するスライダ55が昇
降機構68により昇降自在に構成されている。前記洗浄
部91は例えば供給ノズル6を洗浄液69に所定時間浸
漬させて洗浄するようになっており、前記昇降機構68
はノズル・ウエハ駆動部36により動作が制御されるよ
うに構成されている。
【0066】そして前記エアシリンダ82のロッド82
aのストローク量Lを変位計78により所定のタイミン
グ例えば1秒毎に検出し、この検出値に基づいて、スト
ローク量Lが予め設定された基準範囲から外れたときに
は、制御部Cによりノズル・ウエハ駆動部36を介して
供給ノズル6を洗浄部67に移動させ、ノズル6の洗浄
が行われるように構成されている。
【0067】このような例では、自動的に供給ノズル6
の洗浄が行われるので、目詰まり等の異常事態が発生し
た場合であっても、作業者の手を煩わせることなくスム
ーズに異常事態を解消することができる。
【0068】次に上述の現像装置をユニットに組み込ん
だ塗布・現像装置の一例の概略について図10及び図1
1を参照しながら説明すいる。図10及び図11中、9
はウエハカセットを搬入出するための搬入出ステ−ジで
あり、例えば25枚収納されたカセットCが例えば自動
搬送ロボットにより載置される。搬入出ステ−ジ9に臨
む領域にはウエハWの受け渡しア−ム90がX,Y方向
およびθ回転(鉛直軸回りの回転)自在に設けられてい
る。更にこの受け渡しア−ム90の奥側には、例えば搬
入出ステ−ジ9から奥を見て例えば右側には塗布・現像
系のユニットU1が、左側、手前側、奥側には加熱・冷
却系のユニットU2,U3,U4が夫々配置されている
と共に、塗布・現像系ユニットと加熱・冷却系ユニット
との間でウエハWの受け渡しを行うための、例えば昇降
自在、左右、前後に移動自在かつ鉛直軸まわりに回転自
在に構成されたウエハ搬送ア−ムMAが設けられてい
る。但し図11では便宜上ユニットU2及びウエハ搬送
ア−ムMAは描いていない。
【0069】塗布・現像系のユニットにおいては、例え
ば上段に2個の現像ユニット91が、下段に2個の上述
の成膜装置を備えた塗布ユニット92が設けられてい
る。加熱・冷却系のユニットにおいては、加熱ユニット
や冷却ユニット、疎水化処理ユニット等が上下にある。
【0070】塗布・現像系ユニットや加熱・冷却系ユニ
ットを含む上述の部分をクリ−ントラックと呼ぶことに
すると、このクリ−ントラックの奥側にはインタ−フェ
イスユニット93を介して露光装置94が接続されてい
る。インタ−フェイスユニット93は例えば昇降自在、
左右、前後に移動自在かつ鉛直軸まわりに回転自在に構
成されたウエハ搬送ア−ム95によりクリ−ントラック
と露光装置94との間でウエハWの受け渡しを行うもの
である。
【0071】この装置のウエハの流れについて説明する
と、先ず外部からウエハWが収納されたウエハカセット
Cが前記搬入出ステ−ジ9に搬入され、ウエハ搬送ア−
ム90によりカセットC内からウエハWが取り出され、
既述の加熱・冷却ユニットU3の棚の一つである受け渡
し台を介してウエハ搬送ア−ムMAに受け渡される。次
いでユニットU3の一の棚の処理部内にて疎水化処理が
行われた後、塗布ユニット92にてレジスト液が塗布さ
れ、レジスト膜が形成される。レジスト膜が塗布された
ウエハWは加熱ユニットで加熱された後インタ−フェイ
スユニット93を介して露光装置94に送られ、ここで
パタ−ンに対応するマスクを介して露光が行われる。
【0072】その後ウエハWは加熱ユニットで加熱され
た後、冷却ユニットで冷却され、続いて現像ユニット9
1に送られて現像処理され、レジストマスクが形成され
る。しかる後ウエハWは搬入出ステ−ジ9上のカセット
C内に戻される。
【0073】以上において本発明では、前記ベローズポ
ンプ8と供給ノズル6の間との供給流路76内の圧力に
基づいて前記ベローズポンプの押圧量を制御し、前記供
給ノズル6からウエハW表面に供給されるレジスト液の
吐出量を制御する構成と、前記ベローズポンプ8の押圧
量が予め設定された基準範囲から外れたときに前記アラ
ーム発生部79を作動させる構成と、前記ベローズポン
プ8の押圧量が予め設定された基準範囲から外れたとき
に、前記供給ノズル6の洗浄を行う構成と、レジスト液
から気泡を除去するためのフィルタ74を備えた供給ノ
ズル6を用いる構成と、を夫々組み合わせるようにして
もよいし、別個に構成してもよい。
【0074】またレジスト液の供給系に、高粘度レジス
ト液のシンナー溶液による希釈を行う混合槽73の代わ
りに、スタティックミキサーと呼ばれるインラインミキ
サーを設け、ここで高粘度レジスト液とシンナー溶液と
を混合して所定の粘度の低粘度レジスト液を調整するよ
うにしてもよい。このインラインミキサーは配管の中に
右90度に旋回するネジッタ板と、左90度に旋回する
ネジッタ板とが交互に取り付けられ、この配管内に旋回
する流路を形成するものであり、ここに所定量の高粘度
レジスト液と所定量のシンナー溶液とが送液されると、
これらの溶液が前記流路内を流れながら撹拌混合され、
所定の粘度の低粘度レジスト液が調整される。このよう
に混合槽73の代わりにインラインミキサーを設けた場
合には、混合槽73からバッファ槽74に低粘度レジス
ト液を送液するポンプを設けなくても済むので、装置の
小型化及び低コスト化を図ることができる。
【0075】さらにレジスト液の供給系に、高粘度レジ
スト液のシンナー溶液による希釈を行う混合槽73を設
けず、直接低粘度レジスト液を押圧力制御を行うベロー
ズポンプ8を用いて供給ノズル6に供給するようにして
もよいし、バッファ槽74を設けず、混合槽74から直
接押圧力制御を行うベローズポンプ8を用いて供給ノズ
ル6に送液するようにしてもよい。この場合には、例え
ば混合槽73に所定量の高粘度レジスト液とシンナー溶
液とを供給して所定の粘度のレジスト液の調整を行った
後、ここへ高粘度レジスト液とシンナー溶液の送液を停
止した状態でベローズポンプ8により下流側にレジスト
液を送液するようにすればよい。
【0076】さらにまた高粘度レジスト液との溶剤とを
直接供給ノズル6に夫々押圧力制御を行うベローズポン
プを用いて供給するようにしてもよく、この場合には夫
々のベローズポンプが同期をとりながら制御される。
【0077】さらにまた本発明の押圧力制御を行う押圧
式ポンプとしてはベローズポンプに限られず、例えばダ
イアフラムポンプや回転式ポンプ等を用いるようにして
もよいし、押圧部材はエアシリンダに限らず、モータ等
によりロッドを押圧するものであってもよい。
【0078】さらにまた本発明では、ベローズポンプ8
と供給ノズル6との間にフィルタ装置75を設ける代わ
りに、バッファ槽74とベローズポンプ8との間にフィ
ルタ装置75を設ける構成としてもよく、この場合に
は、バッファ槽74で発生した泡をフィルタ装置75で
除去できるので、ベローズポンプ8内に前記泡が入り込
むことを抑えることができ、有効である。
【0079】さらにまた上述の例では、処理液としてレ
ジスト液を例にして説明したが、これに限定されるもの
ではなく、例えば層間絶縁膜材料や高導電性材料、低誘
電体材料、強誘電体材料、配線材料、有機金属材料、銀
ペースト等の金属ペースト等に適用することができる。
さらにまた供給ノズル6に設けられるフィルタ74とし
てPTFE膜に限らず、例えばナイロン等の樹脂を用い
るようにしてもよい。また基板としては、半導体ウエハ
に限らず、LCD基板や露光マスクなどであってもよ
い。さらに供給ノズル6とウエハWとは相対的に移動さ
れるものであって、例えば供給ノズル6を固定してウエ
ハWをXY方向に駆動するようにしてもよい。また供給
ノズル6やウエハ保持体2の駆動機構についても上述の
例に限定されるものではなく、例えばベルト駆動機構等
を用いてもよい。ここで本発明の中で略水平とは、ほぼ
水平な状態を含むということである。
【0080】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、押圧式ポンプ
と供給ノズルの間との処理液の流路内の圧力に基づいて
前記押圧式ポンプの押圧部材の押圧量を制御しているの
で、前記処理液の吐出量が処理の間中揃えられ、安定し
た膜厚の液膜を形成することができる。
【0081】請求項2の発明によれば、供給ノズルの目
詰まり等の異常を早期に検知することができ、請求項3
の発明によれば、供給ノズルの目詰まり等の異常が発生
したときに、作業者の手を煩わせることなく速やかに供
給ノズルの洗浄を行うことができる。
【0082】請求項4の発明によれば、処理液に含まれ
る気泡の存在が原因となる処理液の吐出圧の変動等が抑
えられ、基板に対して安定した処理液の供給を行うこと
ができ、液膜の膜厚の均一性の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の成膜装置の実施の形態の一例を示す断
面図である。
【図2】前記成膜装置を示す平面図である。
【図3】レジスト液の塗布経路を説明するための斜視図
である。
【図4】レジスト液の供給系を説明するための構成図で
ある。
【図5】ベローズポンプを説明するための断面図であ
る。
【図6】供給ノズルを説明するための断面図である。
【図7】ベローズポンプのストローク量の時間変化と、
供給ノズルからのレジスト液の吐出圧の時間変化とを示
す特性図である。
【図8】供給ノズルからのレジスト液の吐出量の時間変
化とを示す特性図である。
【図9】レジスト液の供給系のさらに他の例を示す構成
図である。
【図10】本発明の成膜装置を備えた塗布現像装置を示
す平面図である。
【図11】前記塗布現像装置を示す概観斜視図である。
【図12】従来のレジスト液の塗布装置を示す側面図で
ある。
【図13】一筆書き方式のレジスト液の塗布方法を示す
平面図である。
【図14】レジスト液の供給系を示す構成図である。
【符号の説明】
W 半導体ウエハ 2 ウエハ保持体 3 フレーム 4 マスク部材 5 天板 5a スリット 6 供給ノズル 60 吐出孔 64 フィルタ 69 洗浄部 71 高粘度レジスト液槽 72 溶剤槽 73 混合槽 74 バッファ槽 76 供給流路 77 圧力検出部 78 変位計 79 アラーム発生部 8 ベローズポンプ 82 エアシリンダ 82a ロッド
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月1日(2000.2.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図7】
【図8】
【図12】
【図13】
【図3】
【図4】
【図9】
【図14】
【図5】
【図6】
【図11】
【図10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江崎 幸彦 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番地 東京 エレクトロン九州株式会社熊本事業所内 (72)発明者 石坂 信和 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番地 東京 エレクトロン九州株式会社熊本事業所内 (72)発明者 古閑 法久 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番地 東京 エレクトロン九州株式会社熊本事業所内 (72)発明者 竹下 和宏 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番地 東京 エレクトロン九州株式会社熊本事業所内 (72)発明者 大隈 博文 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番地 東京 エレクトロン九州株式会社熊本事業所内 (72)発明者 飽本 正己 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番地 東京 エレクトロン九州株式会社熊本事業所内 Fターム(参考) 2H025 AA18 AB16 EA04 EA05 EA10 4F041 AA06 AB01 BA05 BA31 BA34 BA56 4F042 AA07 AB00 BA07 BA08 BA12 BA15 BA16 CB02 CB03 CB25 CC04 CC08 DH02 5F045 AF01 BB02 DP02 DP28 EB02 EB19 EF10 EF11 EM02 EM08 EM09 EM10 EN04 EN05 HA16 HA25 5F046 JA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板保持部に略水平に保持された基板の
    表面に、供給ノズルから処理液を吐出し、この基板表面
    に処理液の液膜を形成する成膜装置において、 前記処理液を前記供給ノズルに送液するための、ポンプ
    本体とポンプ本体を押圧する押圧部材とを備え、押圧部
    材を引くことにより上流側からポンプ本体内に処理液が
    送り込まれ、押圧部材を押圧することによりポンプ本体
    から下流側に処理液が送り出され、押圧部材の押圧量に
    より下流側に送り出される処理液の量が調整される押圧
    式ポンプと、 前記押圧式ポンプと供給ノズルとの間の処理液の流路内
    の圧力を検出する圧力検出部と、 前記圧力検出部からの検出値に基づいて前記押圧式ポン
    プの押圧部材の押圧量を制御する制御部と、を備え、 前記押圧式ポンプと供給ノズルの間との処理液の流路内
    の圧力に基づいて前記押圧式ポンプの押圧部材の押圧量
    を制御し、前記供給ノズルから基板表面に供給される処
    理液の吐出量を制御することを特徴とする成膜装置。
  2. 【請求項2】 基板保持部に略水平に保持された基板の
    表面に、供給ノズルから処理液を吐出し、この基板表面
    に処理液の液膜を形成する成膜装置において、 前記処理液を前記供給ノズルに送液するための、ポンプ
    本体と押圧部材とを備え、押圧部材を引くことにより上
    流側からポンプ本体内に処理液が送り込まれ、押圧部材
    を押圧することによりポンプ本体から下流側に処理液が
    送り出され、押圧部材の押圧量により下流側に送り出さ
    れる処理液の量が調整される押圧式ポンプと、 前記押圧式ポンプの押圧部材の押圧量を検出するための
    変位計と、 前記変位計からの検出値に基づいてアラーム発生部の動
    作を制御する制御部と、を備え、 前記押圧式ポンプの押圧部材の押圧量が予め設定された
    基準範囲から外れたときに前記アラーム発生部を作動さ
    せることを特徴とする成膜装置。
  3. 【請求項3】 基板保持部に略水平に保持された基板の
    表面に、供給ノズルから処理液を吐出し、この基板表面
    に処理液の液膜を形成する成膜装置において、 前記処理液を前記供給ノズルに送液するための、ポンプ
    本体と押圧部材とを備え、押圧部材を引くことにより上
    流側からポンプ本体内に処理液が送り込まれ、押圧部材
    を押圧することによりポンプ本体から下流側に処理液が
    送り出され、押圧部材の押圧量により下流側に送り出さ
    れる処理液の量が調整される押圧式ポンプと、 前記押圧式ポンプの押圧部材の押圧量を検出するための
    変位計と、 前記供給ノズルを洗浄するための洗浄部と、 前記供給ノズルを前記洗浄部まで移動させる駆動機構
    と、 前記変位計からの検出値に基づいて前記駆動機構の動作
    を制御する制御部と、を備え、 前記押圧式ポンプの押圧部材の押圧量が予め設定された
    基準範囲から外れたときに、前記供給ノズルを前記駆動
    機構により洗浄部まで移動させ、供給ノズルの洗浄を行
    うことを特徴とする成膜装置。
  4. 【請求項4】 基板保持部に略水平に保持された基板の
    表面に、供給ノズルから処理液を吐出し、この基板表面
    に処理液の液膜を形成する成膜装置において、 前記供給ノズルは、前記処理液の流路と、 前記処理液の流路に接続され、処理液を細径の線状に吐
    出するための吐出孔と、 前記処理液の流路を塞ぐように設けられ、処理液から気
    泡を除去するためのフィルタと、を備えたことを特徴と
    する成膜装置。
  5. 【請求項5】 前記フィルタは、多孔質の樹脂よりなる
    ことを特徴とする請求項4記載の成膜装置。
  6. 【請求項6】 前記基板保持部と供給ノズルとを、基板
    の面方向に沿って相対的に駆動させながら、供給ノズル
    から処理液を吐出し、この基板表面に処理液の液膜を形
    成することを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記
    載の成膜装置。
  7. 【請求項7】 粘度の高い処理液とこの処理液の溶剤と
    を混合して粘度の低い処理液を調整するための混合槽を
    備え、この混合槽内の粘度が調整された処理液を前記押
    圧式ポンプにより供給ノズルに送液することを特徴とす
    る請求項1,2,3,4,5又は6記載の成膜装置。
  8. 【請求項8】 前記処理液はレジスト液であることを特
    徴とする請求項1,2,3,4,5,6,又は7記載の
    成膜装置。
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