JP2001168285A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
- Publication number
- JP2001168285A JP2001168285A JP34613999A JP34613999A JP2001168285A JP 2001168285 A JP2001168285 A JP 2001168285A JP 34613999 A JP34613999 A JP 34613999A JP 34613999 A JP34613999 A JP 34613999A JP 2001168285 A JP2001168285 A JP 2001168285A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating film
- analog
- forming
- capacitor
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B12/00—Dynamic random access memory [DRAM] devices
- H10B12/01—Manufacture or treatment
- H10B12/09—Manufacture or treatment with simultaneous manufacture of the peripheral circuit region and memory cells
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D1/00—Resistors, capacitors or inductors
- H10D1/60—Capacitors
- H10D1/68—Capacitors having no potential barriers
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D84/00—Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers
- H10D84/80—Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers characterised by the integration of at least one component covered by groups H10D12/00 or H10D30/00, e.g. integration of IGFETs
- H10D84/811—Combinations of field-effect devices and one or more diodes, capacitors or resistors
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B12/00—Dynamic random access memory [DRAM] devices
- H10B12/30—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
- H10B12/31—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor
- H10B12/315—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor with the capacitor higher than a bit line
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 例えば、ロジック回路とDRAMセル回路が
混載される構成の半導体装置自体と比較して、工程数の
実質的な増加を引き起こさないで、アナログ容量素子を
付設する構成の半導体装置の提供。 【解決手段】 DRAMセル部に対して、付け加わるア
ナログ容量素子を、下部電極5はゲート電極4と、接続
孔の側壁絶縁膜9は容量絶縁膜10と、上部電極12は
ビット線と、それぞれ共通の材料・パターニングにより
作製する構造とする。
混載される構成の半導体装置自体と比較して、工程数の
実質的な増加を引き起こさないで、アナログ容量素子を
付設する構成の半導体装置の提供。 【解決手段】 DRAMセル部に対して、付け加わるア
ナログ容量素子を、下部電極5はゲート電極4と、接続
孔の側壁絶縁膜9は容量絶縁膜10と、上部電極12は
ビット線と、それぞれ共通の材料・パターニングにより
作製する構造とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログ回路用容
量素子を内在する半導体装置、例えば、デジタル回路に
アナログ回路用容量素子を付加した構成の半導体装置と
その製造方法に関する。より具体的には、デジタル回路
は、ロジック回路にDRAMを搭載したDRAM混載ロ
ジック回路であり、このDRAM混載ロジック回路に、
アナログ回路に使われる印加電圧依存性の小さい容量素
子(アナログ容量素子)が付設される構成の半導体装置
と、この半導体装置に含まれるアナログ容量素子の製造
工程に特徴とする製造方法に関する。
量素子を内在する半導体装置、例えば、デジタル回路に
アナログ回路用容量素子を付加した構成の半導体装置と
その製造方法に関する。より具体的には、デジタル回路
は、ロジック回路にDRAMを搭載したDRAM混載ロ
ジック回路であり、このDRAM混載ロジック回路に、
アナログ回路に使われる印加電圧依存性の小さい容量素
子(アナログ容量素子)が付設される構成の半導体装置
と、この半導体装置に含まれるアナログ容量素子の製造
工程に特徴とする製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置は、同一のチップ上に
必要となる複数種の回路素子を搭載して、すべての機能
を達成する混載型回路を構成することが求められてい
る。例えば、ロジック回路にDRAMを搭載した製品
(DRAM混載ロジック回路)、あるいはロジック回路
にフラッシュメモリを搭載した製品(フラッシュ混載ロ
ジック回路)は、個々の用途・目的に応じて、数多く設
計されている。
必要となる複数種の回路素子を搭載して、すべての機能
を達成する混載型回路を構成することが求められてい
る。例えば、ロジック回路にDRAMを搭載した製品
(DRAM混載ロジック回路)、あるいはロジック回路
にフラッシュメモリを搭載した製品(フラッシュ混載ロ
ジック回路)は、個々の用途・目的に応じて、数多く設
計されている。
【0003】このDRAM混載ロジック回路の一部に
は、デジタル回路の構成に利用される素子以外に、通常
アナログ回路に使われる印加電圧依存性の小さい容量素
子(アナログ容量素子)の形成が必要なものがある。こ
のアナログ容量素子には、容量の印加電圧依存性が非常
に小さいことが要求されるので、シリコン基板とゲート
電極で構成されるいわゆるMOSキャパシタは、本質的
に電圧依存性を持つため、アナログ容量素子として用い
ることはできない。また、DRAMのメモリセルを構成
するキャパシタも、例えば、図8に示すように、印加電
圧の依存性は必ずしも小さくなく、アナログ容量素子に
用いることはできない。
は、デジタル回路の構成に利用される素子以外に、通常
アナログ回路に使われる印加電圧依存性の小さい容量素
子(アナログ容量素子)の形成が必要なものがある。こ
のアナログ容量素子には、容量の印加電圧依存性が非常
に小さいことが要求されるので、シリコン基板とゲート
電極で構成されるいわゆるMOSキャパシタは、本質的
に電圧依存性を持つため、アナログ容量素子として用い
ることはできない。また、DRAMのメモリセルを構成
するキャパシタも、例えば、図8に示すように、印加電
圧の依存性は必ずしも小さくなく、アナログ容量素子に
用いることはできない。
【0004】従って、アナログ容量素子を付設する一部
のDRAM混載ロジック回路を製造する際には、デジタ
ル回路を構成する通常の容量素子とは別に、アナログ回
路に専ら用いられる構造の容量素子を形成することが必
要となる。
のDRAM混載ロジック回路を製造する際には、デジタ
ル回路を構成する通常の容量素子とは別に、アナログ回
路に専ら用いられる構造の容量素子を形成することが必
要となる。
【0005】例えば、従来のアナログ容量素子を有する
DRAM混載ロジック回路製品は、図9に模式的に示す
ような素子構造を採っていた。以下に、簡単にその構成
と、製造方法を説明する。図9に示すように、アナログ
容量素子は、容量絶縁膜10を下部電極5および上部電
極12で挟むMIM型平板容量素子の構成をとる。他の
素子との絶縁を図るため、例えば、拡散層領域3及び素
子分離2を有する半導体基板1上にゲート電極4と同層
でアナログ容量素子の下部電極5が形成される。その下
部電極5上に容量絶縁膜10及び上部電極12が形成さ
れ、全体は層間絶縁膜8内に埋め込まれる。一方、DR
AMセル部において、ビット線11は層間絶縁膜8の
上、ならびに蓄積電極14は第2層間絶縁膜16の上に
形成されている。これらDRAMセル部の電極は、いず
れもアナログ容量素子よりも上方に存在する構造となっ
ている。
DRAM混載ロジック回路製品は、図9に模式的に示す
ような素子構造を採っていた。以下に、簡単にその構成
と、製造方法を説明する。図9に示すように、アナログ
容量素子は、容量絶縁膜10を下部電極5および上部電
極12で挟むMIM型平板容量素子の構成をとる。他の
素子との絶縁を図るため、例えば、拡散層領域3及び素
子分離2を有する半導体基板1上にゲート電極4と同層
でアナログ容量素子の下部電極5が形成される。その下
部電極5上に容量絶縁膜10及び上部電極12が形成さ
れ、全体は層間絶縁膜8内に埋め込まれる。一方、DR
AMセル部において、ビット線11は層間絶縁膜8の
上、ならびに蓄積電極14は第2層間絶縁膜16の上に
形成されている。これらDRAMセル部の電極は、いず
れもアナログ容量素子よりも上方に存在する構造となっ
ている。
【0006】次に、図10〜図14に示す工程順断面図
を参照して、図9に示す構造を形成する工程を簡単に説
明する。
を参照して、図9に示す構造を形成する工程を簡単に説
明する。
【0007】まず、素子分離2を有するシリコン基板1
上に、ゲート絶縁膜とする、例えば7nm程度のシリコ
ン酸化膜、及び、シリコン酸化膜上に、ゲート電極4に
用いる、例えば150nm程度のゲートポリシリコン膜
15を積層する。次に、アナログ容量素子の容量絶縁膜
10に用いる、例えば50nm程度のシリコン酸化膜、
ならびに、上部電極12に用いる、例えば150nm程
度のドープトポリシリコン膜を順次成膜する。その後、
最上層のドープトポリシリコン膜およびシリコン酸化膜
をパターニングして、図10に示すように、アナログ容
量素子の上部電極12および容量絶縁膜10に加工す
る。
上に、ゲート絶縁膜とする、例えば7nm程度のシリコ
ン酸化膜、及び、シリコン酸化膜上に、ゲート電極4に
用いる、例えば150nm程度のゲートポリシリコン膜
15を積層する。次に、アナログ容量素子の容量絶縁膜
10に用いる、例えば50nm程度のシリコン酸化膜、
ならびに、上部電極12に用いる、例えば150nm程
度のドープトポリシリコン膜を順次成膜する。その後、
最上層のドープトポリシリコン膜およびシリコン酸化膜
をパターニングして、図10に示すように、アナログ容
量素子の上部電極12および容量絶縁膜10に加工す
る。
【0008】次いで、図11に示すように、ゲートポリ
シリコン膜15をパターニングして、DRAMセル部の
ゲート電極4、アナログ容量素子の下部電極5をそれぞ
れ形成する。その後、ゲート電極4をマスクに利用し
て、FETのドレインならびにソース領域にn型不純
物、例えばリンをイオン注入して、拡散層領域3を形成
する。
シリコン膜15をパターニングして、DRAMセル部の
ゲート電極4、アナログ容量素子の下部電極5をそれぞ
れ形成する。その後、ゲート電極4をマスクに利用し
て、FETのドレインならびにソース領域にn型不純
物、例えばリンをイオン注入して、拡散層領域3を形成
する。
【0009】次に、図12に示すように、作製済みのア
ナログ容量素子を覆う、層間絶縁膜8として、例えば拡
散層領域3からの高さが600nm程度になるように
(上部電極12からの高さが250nm程度になるよう
に)絶縁膜を全面に積層する。その後、前記層間絶縁膜
8に、フォトリソグラフィの技術を用いて、ビット線と
その下層にある拡散層領域3との間で電気的接続を得る
ための接続孔7をエッチング形成する。この接続孔7の
深さは、600nm程度になっている。
ナログ容量素子を覆う、層間絶縁膜8として、例えば拡
散層領域3からの高さが600nm程度になるように
(上部電極12からの高さが250nm程度になるよう
に)絶縁膜を全面に積層する。その後、前記層間絶縁膜
8に、フォトリソグラフィの技術を用いて、ビット線と
その下層にある拡散層領域3との間で電気的接続を得る
ための接続孔7をエッチング形成する。この接続孔7の
深さは、600nm程度になっている。
【0010】図13に示すように、接続孔7に側壁絶縁
膜9を形成した後、層間絶縁膜8全面に、例えば、平坦
表面において100nm程度の膜厚を有するドープトポ
リシリコン膜、続いて、例えば、100nm程度の膜厚
を有するタングステンシリサイド膜を形成する。前記接
続孔7は、ドープトポリシリコン並びにタングステンシ
リサイド膜により埋め込まれ、その後にフォトリソグラ
フィの技術を用いてパターニングを行い、不要なドープ
トポリシリコン並びにタングステンシリサイド膜をエッ
チング除去してビット線11を形成する。
膜9を形成した後、層間絶縁膜8全面に、例えば、平坦
表面において100nm程度の膜厚を有するドープトポ
リシリコン膜、続いて、例えば、100nm程度の膜厚
を有するタングステンシリサイド膜を形成する。前記接
続孔7は、ドープトポリシリコン並びにタングステンシ
リサイド膜により埋め込まれ、その後にフォトリソグラ
フィの技術を用いてパターニングを行い、不要なドープ
トポリシリコン並びにタングステンシリサイド膜をエッ
チング除去してビット線11を形成する。
【0011】次に図14に示すように、ビット線11と
蓄積電極14を層間分離するため、第2層間絶縁膜16
を、層間絶縁膜8上に、ビット線11の上面からの高さ
が300nm程度になるように形成する。蓄積電極14
とその下層の拡散層領域3との接続を得るため、エッチ
ングにより、第2層間絶縁膜16と層間絶縁膜8を貫く
キャパシタ接続孔17を開孔する。従って、このキャパ
シタ接続孔17の深さは1100nm程度になってい
る。
蓄積電極14を層間分離するため、第2層間絶縁膜16
を、層間絶縁膜8上に、ビット線11の上面からの高さ
が300nm程度になるように形成する。蓄積電極14
とその下層の拡散層領域3との接続を得るため、エッチ
ングにより、第2層間絶縁膜16と層間絶縁膜8を貫く
キャパシタ接続孔17を開孔する。従って、このキャパ
シタ接続孔17の深さは1100nm程度になってい
る。
【0012】その後、前記キャパシタ接続孔17側壁
に、例えば50nm程度の膜厚を有する側壁絶縁膜13
を形成した後、全面に、平坦表面における膜厚は、例え
ば700nm程度のリンドープポリシリコン膜を成膜す
る。前記キャパシタ接続孔17は、リンドープポリシリ
コンで埋め込まれ、次いで、パターニングを行って蓄積
電極14にエッチング加工・形成して、図9に示す構造
を作製する。
に、例えば50nm程度の膜厚を有する側壁絶縁膜13
を形成した後、全面に、平坦表面における膜厚は、例え
ば700nm程度のリンドープポリシリコン膜を成膜す
る。前記キャパシタ接続孔17は、リンドープポリシリ
コンで埋め込まれ、次いで、パターニングを行って蓄積
電極14にエッチング加工・形成して、図9に示す構造
を作製する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来は、この図9に示
す素子構成例のように、アナログ容量素子を形成する工
程と、その後にDRAMセル部を形成する工程とに分け
て、その製造がなされている。それに伴い、工程数が増
すことに加え、例えば、アナログ容量素子の容量絶縁膜
ならびに上部電極の積層、そのエッチングを実施した後
に、ゲートのエッチング加工を施すが、その際、表面に
はアナログ容量素子の凸部があるため、表面は平坦では
ないものであった。つまり、ゲートのエッチング加工前
に、レジストのパターニングを行うが、その際、表面が
平坦ではないため、従前のDRAMセルにおけるレジス
トのパターニングと全く同じ条件を利用できないものと
なる。あるいは、素子分離2の構造を、基板表面を平坦
とするように形成して、ゲートのエッチング加工前に、
レジストのパターニングを容易にするという利点が多分
に損なわれるものであった。これらの点を改善して、例
えば、DRAM混載ロジック回路にアナログ容量素子を
付設する際にも、工程数の実質的な増加を伴わず、加え
て、素子分離の構造を、基板表面を平坦とするように選
択した利点を生かすことができる素子構成が望まれるも
のである。
す素子構成例のように、アナログ容量素子を形成する工
程と、その後にDRAMセル部を形成する工程とに分け
て、その製造がなされている。それに伴い、工程数が増
すことに加え、例えば、アナログ容量素子の容量絶縁膜
ならびに上部電極の積層、そのエッチングを実施した後
に、ゲートのエッチング加工を施すが、その際、表面に
はアナログ容量素子の凸部があるため、表面は平坦では
ないものであった。つまり、ゲートのエッチング加工前
に、レジストのパターニングを行うが、その際、表面が
平坦ではないため、従前のDRAMセルにおけるレジス
トのパターニングと全く同じ条件を利用できないものと
なる。あるいは、素子分離2の構造を、基板表面を平坦
とするように形成して、ゲートのエッチング加工前に、
レジストのパターニングを容易にするという利点が多分
に損なわれるものであった。これらの点を改善して、例
えば、DRAM混載ロジック回路にアナログ容量素子を
付設する際にも、工程数の実質的な増加を伴わず、加え
て、素子分離の構造を、基板表面を平坦とするように選
択した利点を生かすことができる素子構成が望まれるも
のである。
【0014】本発明は、上記の課題を解決するものであ
り、本発明の目的は、アナログ回路用容量素子を内在す
る半導体装置、例えば、アナログ容量素子を付設する、
ロジック回路とDRAMセル回路が混載される構成の半
導体装置において、アナログ容量素子の付設に伴い、ロ
ジック回路とDRAMセル回路が混載される構成の半導
体装置自体と比較して、工程数の実質的な増加を引き起
こさない素子構成を提供することにある。より具体的に
は、アナログ容量素子を構成する容量絶縁膜ならびに容
量絶縁膜の上下に設ける電極を形成する際、成膜工程な
らびにそのエッチング加工に付随するレジストパターニ
ング工程を、実質的な工程数を増すことなく実施できる
素子構成と、その構成におけるアナログ容量素子を作製
する方法を提供することにある。さらには、基板内に設
ける素子分離の構造がもたらし、基板表面の平坦化の利
点を損なわない素子構成の提供をも目的とする。
り、本発明の目的は、アナログ回路用容量素子を内在す
る半導体装置、例えば、アナログ容量素子を付設する、
ロジック回路とDRAMセル回路が混載される構成の半
導体装置において、アナログ容量素子の付設に伴い、ロ
ジック回路とDRAMセル回路が混載される構成の半導
体装置自体と比較して、工程数の実質的な増加を引き起
こさない素子構成を提供することにある。より具体的に
は、アナログ容量素子を構成する容量絶縁膜ならびに容
量絶縁膜の上下に設ける電極を形成する際、成膜工程な
らびにそのエッチング加工に付随するレジストパターニ
ング工程を、実質的な工程数を増すことなく実施できる
素子構成と、その構成におけるアナログ容量素子を作製
する方法を提供することにある。さらには、基板内に設
ける素子分離の構造がもたらし、基板表面の平坦化の利
点を損なわない素子構成の提供をも目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記の課題
を解決すべく、鋭意、検討・研究を進めたところ、アナ
ログ容量素子を構成する上部電極を構成する導電性材料
として、ビット線あるいは蓄積電極の形成に利用する導
電性材料を採用することが可能であり、また、ビット線
の接続孔側壁に設ける側壁絶縁膜あるいは蓄積電極のキ
ャパシタ接続孔側壁に設ける側壁絶縁膜の材料として、
アナログ容量素子を構成する容量絶縁膜に利用される材
料を採用することが可能であることを見出した。更に、
アナログ容量素子は、DRAMセルとの間で絶縁される
限り、必ずしも、層間絶縁膜中に埋め込まれる構造を採
らなくとも、半導体装置自体の動作特性に実質的な差異
を引き起こさないことを見出した。例えば、DRAMセ
ルのキャパシタ部を、蓄積電極を前記キャパシタの下部
電極として、第二層間絶縁膜より上に作製する際には、
蓄積電極の側部を絶縁分離する、第3の絶縁膜が利用さ
れ、仮に、アナログ容量素子をこの第3の絶縁膜で覆う
構成とすれば、層間絶縁膜内にアナログ容量素子を埋め
込む構成と遜色のない電気的な分離が可能であることに
想到した。これらの知見に基づき、本発明者は新たな素
子構成を創出した結果、アナログ容量素子を、下部電極
をゲート電極と同一の層とするとともに、容量絶縁膜
と、ビット線が形成される接続孔側壁に設ける側壁絶縁
膜、あるいは蓄積電極のキャパシタ接続孔側壁に設ける
側壁絶縁膜を同じ層とし、アナログ容量素子の上部電極
に、ビット線形成に利用される導電性材料、あるいは蓄
積電極の形成に利用する導電性材料と同一の層を用いる
構成とした際、アナログ容量素子は、容量のバイアス依
存性はないものとなり、また、DRAMセル部自体の特
性にも差異を生じさせないことを見出した。加えて、前
記の構成を採用すると、工程数の実質的な増加を伴うこ
となく、アナログ容量素子を付設することが可能となる
ことを確認し、さらに、この構成上の特徴は、アナログ
容量素子を内在する半導体装置において、より広い範囲
に応用が可能であることを見出し、本発明を完成するに
至った。
を解決すべく、鋭意、検討・研究を進めたところ、アナ
ログ容量素子を構成する上部電極を構成する導電性材料
として、ビット線あるいは蓄積電極の形成に利用する導
電性材料を採用することが可能であり、また、ビット線
の接続孔側壁に設ける側壁絶縁膜あるいは蓄積電極のキ
ャパシタ接続孔側壁に設ける側壁絶縁膜の材料として、
アナログ容量素子を構成する容量絶縁膜に利用される材
料を採用することが可能であることを見出した。更に、
アナログ容量素子は、DRAMセルとの間で絶縁される
限り、必ずしも、層間絶縁膜中に埋め込まれる構造を採
らなくとも、半導体装置自体の動作特性に実質的な差異
を引き起こさないことを見出した。例えば、DRAMセ
ルのキャパシタ部を、蓄積電極を前記キャパシタの下部
電極として、第二層間絶縁膜より上に作製する際には、
蓄積電極の側部を絶縁分離する、第3の絶縁膜が利用さ
れ、仮に、アナログ容量素子をこの第3の絶縁膜で覆う
構成とすれば、層間絶縁膜内にアナログ容量素子を埋め
込む構成と遜色のない電気的な分離が可能であることに
想到した。これらの知見に基づき、本発明者は新たな素
子構成を創出した結果、アナログ容量素子を、下部電極
をゲート電極と同一の層とするとともに、容量絶縁膜
と、ビット線が形成される接続孔側壁に設ける側壁絶縁
膜、あるいは蓄積電極のキャパシタ接続孔側壁に設ける
側壁絶縁膜を同じ層とし、アナログ容量素子の上部電極
に、ビット線形成に利用される導電性材料、あるいは蓄
積電極の形成に利用する導電性材料と同一の層を用いる
構成とした際、アナログ容量素子は、容量のバイアス依
存性はないものとなり、また、DRAMセル部自体の特
性にも差異を生じさせないことを見出した。加えて、前
記の構成を採用すると、工程数の実質的な増加を伴うこ
となく、アナログ容量素子を付設することが可能となる
ことを確認し、さらに、この構成上の特徴は、アナログ
容量素子を内在する半導体装置において、より広い範囲
に応用が可能であることを見出し、本発明を完成するに
至った。
【0016】すなわち、本発明の半導体装置は、アナロ
グ回路用容量素子を内在し、側壁絶縁膜を設ける接続孔
にコンタクトが形成される構成を有する半導体装置であ
って、前記アナログ回路用容量素子は、絶縁体層上に設
ける下部電極と、絶縁材料からなる容量絶縁膜と、前記
容量絶縁膜上に設ける上部電極から構成され、前記下部
電極が配置される絶縁体層上に層間絶縁膜が形成され、
また、前記容量絶縁膜は、前記層間絶縁膜を除去して形
成される前記上部電極上の開口部を被覆して形成され、
前記側壁絶縁膜を設ける接続孔は、少なくとも前記層間
絶縁膜を貫通し、前記層間絶縁膜上に開孔する形状であ
り、前記アナログ回路用容量素子の下部電極は、前記層
間絶縁膜に被覆される他の配線と同じ導電性材料からな
り、前記アナログ回路用容量素子の上部電極は、前記接
続孔に形成されるコンタクトならびに前記コンタクトと
連結される配線等と同じ導電性材料からなり、前記容量
絶縁膜は、前記接続孔の側壁絶縁膜の絶縁材料からなる
ことを特徴とする半導体装置である。
グ回路用容量素子を内在し、側壁絶縁膜を設ける接続孔
にコンタクトが形成される構成を有する半導体装置であ
って、前記アナログ回路用容量素子は、絶縁体層上に設
ける下部電極と、絶縁材料からなる容量絶縁膜と、前記
容量絶縁膜上に設ける上部電極から構成され、前記下部
電極が配置される絶縁体層上に層間絶縁膜が形成され、
また、前記容量絶縁膜は、前記層間絶縁膜を除去して形
成される前記上部電極上の開口部を被覆して形成され、
前記側壁絶縁膜を設ける接続孔は、少なくとも前記層間
絶縁膜を貫通し、前記層間絶縁膜上に開孔する形状であ
り、前記アナログ回路用容量素子の下部電極は、前記層
間絶縁膜に被覆される他の配線と同じ導電性材料からな
り、前記アナログ回路用容量素子の上部電極は、前記接
続孔に形成されるコンタクトならびに前記コンタクトと
連結される配線等と同じ導電性材料からなり、前記容量
絶縁膜は、前記接続孔の側壁絶縁膜の絶縁材料からなる
ことを特徴とする半導体装置である。
【0017】なかでも、周辺回路にアナログ容量素子部
を有する半導体記憶装置、例えば、DRAMに適用する
と本発明は好ましいものである。従って、本発明の半導
体装置は、アナログ容量素子部およびロジック回路混載
DRAMセル部を含む半導体装置であって、前記DRA
Mセル部MOSFETのゲート電極と前記アナログ容量
素子の下部電極が同一の導電性材料層から形成され、前
記DRAMセル部MOSFETのソース領域と層間絶縁
膜上に設けるビット線間の電気的な接続をとるコンタク
トを設ける接続孔側壁を被覆する側壁絶縁膜と前記アナ
ログ容量素子の容量絶縁膜が同一の絶縁性材料層から形
成され、前記層間絶縁膜上に設けるビット線ならびコン
タクトと前記アナログ容量素子の上部電極が同一の導電
性材料層から形成され、前記アナログ容量素子は、基板
上に形成される絶縁材料からなる素子分離上部に設けら
れ、前記アナログ容量素子の下部電極は前記層間絶縁膜
ならびに容量絶縁膜により被覆される構造をとることを
特徴とする半導体装置である。
を有する半導体記憶装置、例えば、DRAMに適用する
と本発明は好ましいものである。従って、本発明の半導
体装置は、アナログ容量素子部およびロジック回路混載
DRAMセル部を含む半導体装置であって、前記DRA
Mセル部MOSFETのゲート電極と前記アナログ容量
素子の下部電極が同一の導電性材料層から形成され、前
記DRAMセル部MOSFETのソース領域と層間絶縁
膜上に設けるビット線間の電気的な接続をとるコンタク
トを設ける接続孔側壁を被覆する側壁絶縁膜と前記アナ
ログ容量素子の容量絶縁膜が同一の絶縁性材料層から形
成され、前記層間絶縁膜上に設けるビット線ならびコン
タクトと前記アナログ容量素子の上部電極が同一の導電
性材料層から形成され、前記アナログ容量素子は、基板
上に形成される絶縁材料からなる素子分離上部に設けら
れ、前記アナログ容量素子の下部電極は前記層間絶縁膜
ならびに容量絶縁膜により被覆される構造をとることを
特徴とする半導体装置である。
【0018】あるいは、本発明の半導体装置は、アナロ
グ容量素子部およびロジック回路混載DRAMセル部を
含む半導体装置であって、前記DRAMセル部MOSF
ETのソース領域と層間絶縁膜上に設けるビット線が、
前記層間絶縁膜を貫通し、その側壁を側壁絶縁膜された
接続孔に設けるコンタクトを介して電気的な接続をとら
れ、前記層間絶縁膜上に設けるビット線を被覆する第二
層間絶縁膜が形成され、前記DRAMセル部MOSFE
Tのゲート電極と前記アナログ容量素子の下部電極が同
一の導電性材料層から形成され、前記DRAMセル部M
OSFETのドメイン領域と第二層間絶縁膜上に設ける
蓄積電極間の電気的な接続をとるコンタクトを設けるキ
ャパシタ接続孔側壁を被覆する側壁絶縁膜と前記アナロ
グ容量素子の容量絶縁膜が同一の絶縁性材料層から形成
され、前記第二層間絶縁膜上に設ける蓄積電極ならびコ
ンタクトと前記アナログ容量素子の上部電極が同一の導
電性材料層から形成され、前記アナログ容量素子は、基
板上に形成される絶縁材料からなる素子分離上部に設け
られ、前記アナログ容量素子の下部電極は前記層間絶縁
膜ならびに容量絶縁膜により被覆される構造をとること
を特徴とする半導体装置である。
グ容量素子部およびロジック回路混載DRAMセル部を
含む半導体装置であって、前記DRAMセル部MOSF
ETのソース領域と層間絶縁膜上に設けるビット線が、
前記層間絶縁膜を貫通し、その側壁を側壁絶縁膜された
接続孔に設けるコンタクトを介して電気的な接続をとら
れ、前記層間絶縁膜上に設けるビット線を被覆する第二
層間絶縁膜が形成され、前記DRAMセル部MOSFE
Tのゲート電極と前記アナログ容量素子の下部電極が同
一の導電性材料層から形成され、前記DRAMセル部M
OSFETのドメイン領域と第二層間絶縁膜上に設ける
蓄積電極間の電気的な接続をとるコンタクトを設けるキ
ャパシタ接続孔側壁を被覆する側壁絶縁膜と前記アナロ
グ容量素子の容量絶縁膜が同一の絶縁性材料層から形成
され、前記第二層間絶縁膜上に設ける蓄積電極ならびコ
ンタクトと前記アナログ容量素子の上部電極が同一の導
電性材料層から形成され、前記アナログ容量素子は、基
板上に形成される絶縁材料からなる素子分離上部に設け
られ、前記アナログ容量素子の下部電極は前記層間絶縁
膜ならびに容量絶縁膜により被覆される構造をとること
を特徴とする半導体装置である。
【0019】前記DRAMセル部MOSFETのゲート
電極と前記アナログ容量素子の下部電極に利用される同
一の導電性材料層がドープトポリシリコン膜の層を含む
構成とすると好ましい。
電極と前記アナログ容量素子の下部電極に利用される同
一の導電性材料層がドープトポリシリコン膜の層を含む
構成とすると好ましい。
【0020】あるいは、本発明の半導体装置は、アナロ
グ容量素子部およびロジック回路混載DRAMセル部を
含む半導体装置であって、前記DRAMセル部MOSF
ETのソース領域と層間絶縁膜上に設けるビット線が、
前記層間絶縁膜を貫通し、その側壁を側壁絶縁膜された
接続孔に設けるコンタクトを介して電気的な接続をとら
れ、前記層間絶縁膜上に設けるビット線を被覆する第二
層間絶縁膜が形成され、前記DRAMセル部MOSFE
Tのビット線と前記アナログ容量素子の下部電極が同一
の導電性材料層から形成され、前記DRAMセル部MO
SFETのドメイン領域と第二層間絶縁膜上に設ける蓄
積電極間の電気的な接続をとるコンタクトを設けるキャ
パシタ接続孔側壁を被覆する側壁絶縁膜と前記アナログ
容量素子の容量絶縁膜が同一の絶縁性材料層から形成さ
れ、前記第二層間絶縁膜上に設ける蓄積電極ならびコン
タクトと前記アナログ容量素子の上部電極が同一の導電
性材料層から形成され、前記アナログ容量素子は、前記
層間絶縁膜上に設けられ、前記アナログ容量素子の下部
電極は前記第二層間絶縁膜ならびに容量絶縁膜により被
覆される構造をとることを特徴とする半導体装置であ
る。
グ容量素子部およびロジック回路混載DRAMセル部を
含む半導体装置であって、前記DRAMセル部MOSF
ETのソース領域と層間絶縁膜上に設けるビット線が、
前記層間絶縁膜を貫通し、その側壁を側壁絶縁膜された
接続孔に設けるコンタクトを介して電気的な接続をとら
れ、前記層間絶縁膜上に設けるビット線を被覆する第二
層間絶縁膜が形成され、前記DRAMセル部MOSFE
Tのビット線と前記アナログ容量素子の下部電極が同一
の導電性材料層から形成され、前記DRAMセル部MO
SFETのドメイン領域と第二層間絶縁膜上に設ける蓄
積電極間の電気的な接続をとるコンタクトを設けるキャ
パシタ接続孔側壁を被覆する側壁絶縁膜と前記アナログ
容量素子の容量絶縁膜が同一の絶縁性材料層から形成さ
れ、前記第二層間絶縁膜上に設ける蓄積電極ならびコン
タクトと前記アナログ容量素子の上部電極が同一の導電
性材料層から形成され、前記アナログ容量素子は、前記
層間絶縁膜上に設けられ、前記アナログ容量素子の下部
電極は前記第二層間絶縁膜ならびに容量絶縁膜により被
覆される構造をとることを特徴とする半導体装置であ
る。
【0021】さらに、上記のいずれの構成においても、
前記素子分離が、シリコン酸化物からなる絶縁領域であ
り、その表面は、実質的に基板表面と高さを一致する平
坦面に形成されると好ましい。また、前記容量絶縁膜に
は、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、あるいは、シリ
コン酸化膜とシリコン窒化膜との積層構造膜を選択する
と好ましい。前記アナログ容量素子の上部電極に利用さ
れる導電性材料層がドープトポリシリコン膜の層を含む
構成とすると好ましい。
前記素子分離が、シリコン酸化物からなる絶縁領域であ
り、その表面は、実質的に基板表面と高さを一致する平
坦面に形成されると好ましい。また、前記容量絶縁膜に
は、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、あるいは、シリ
コン酸化膜とシリコン窒化膜との積層構造膜を選択する
と好ましい。前記アナログ容量素子の上部電極に利用さ
れる導電性材料層がドープトポリシリコン膜の層を含む
構成とすると好ましい。
【0022】また、本発明の半導体装置の製造方法は、
アナログ容量素子部およびロジック回路混載DRAMセ
ル部を含む半導体装置の製造方法であって、基板上に絶
縁材料からなる素子分離構造を形成する工程、前記DR
AMセル部MOSFETのゲート電極と前記アナログ容
量素子の下部電極に利用する第一の導電性材料層を形成
する工程、前記DRAMセル部MOSFETのゲート電
極と前記素子分離上部に配置する前記アナログ容量素子
の下部電極を前記第一の導電性材料層を加工して形成す
る工程、前記DRAMセル部MOSFETのソース領域
ならびにドレイン領域にイオン打ち込み法により所定の
不純物濃度分布を持つ拡散層領域を形成する工程、前記
ソース領域ならびにドレイン領域上にそれぞれソース電
極ならびにドレイン電極を形成する工程、前記DRAM
セル部MOSFETのゲート電極と前記アナログ容量素
子の下部電極を被覆する層間絶縁膜を形成する工程、前
記層間絶縁膜上に設けるビット線とソース電極間の電気
的な接続をとるコンタクトを設ける接続孔ならびに、前
記アナログ容量素子の下部電極上の所定範囲に開口を形
成する工程、前記接続孔側壁を被覆する側壁絶縁膜と前
記アナログ容量素子の容量絶縁膜に用いる絶縁性材料層
を形成する工程、前記絶縁性材料層上に、前記アナログ
容量素子の容量絶縁膜形状と一致するエッチングマスク
を形成する工程、前記絶縁性材料層を垂直異方性の高い
エッチング手段でエッチングして、前記エッチングマス
クで保護される形状に前記アナログ容量素子の容量絶縁
膜を加工するとともに、前記接続孔底部の前記絶縁性材
料層を除去する工程、前記アナログ容量素子の容量絶縁
膜上に所定の形状に形成される上部電極、ならびに、前
記側壁を側壁絶縁膜で被覆された接続孔に設けるコンタ
クトと所定の形状に形成されるビット線に利用される第
二の導電性材料層を形成する工程、所定の形状に形成さ
れる前記アナログ容量素子の上部電極、ならびに、所定
の形状に形成される前記ビット線を前記第二の導電性材
料層を加工して形成する工程を含むことを特徴とする半
導体装置の製造方法である。
アナログ容量素子部およびロジック回路混載DRAMセ
ル部を含む半導体装置の製造方法であって、基板上に絶
縁材料からなる素子分離構造を形成する工程、前記DR
AMセル部MOSFETのゲート電極と前記アナログ容
量素子の下部電極に利用する第一の導電性材料層を形成
する工程、前記DRAMセル部MOSFETのゲート電
極と前記素子分離上部に配置する前記アナログ容量素子
の下部電極を前記第一の導電性材料層を加工して形成す
る工程、前記DRAMセル部MOSFETのソース領域
ならびにドレイン領域にイオン打ち込み法により所定の
不純物濃度分布を持つ拡散層領域を形成する工程、前記
ソース領域ならびにドレイン領域上にそれぞれソース電
極ならびにドレイン電極を形成する工程、前記DRAM
セル部MOSFETのゲート電極と前記アナログ容量素
子の下部電極を被覆する層間絶縁膜を形成する工程、前
記層間絶縁膜上に設けるビット線とソース電極間の電気
的な接続をとるコンタクトを設ける接続孔ならびに、前
記アナログ容量素子の下部電極上の所定範囲に開口を形
成する工程、前記接続孔側壁を被覆する側壁絶縁膜と前
記アナログ容量素子の容量絶縁膜に用いる絶縁性材料層
を形成する工程、前記絶縁性材料層上に、前記アナログ
容量素子の容量絶縁膜形状と一致するエッチングマスク
を形成する工程、前記絶縁性材料層を垂直異方性の高い
エッチング手段でエッチングして、前記エッチングマス
クで保護される形状に前記アナログ容量素子の容量絶縁
膜を加工するとともに、前記接続孔底部の前記絶縁性材
料層を除去する工程、前記アナログ容量素子の容量絶縁
膜上に所定の形状に形成される上部電極、ならびに、前
記側壁を側壁絶縁膜で被覆された接続孔に設けるコンタ
クトと所定の形状に形成されるビット線に利用される第
二の導電性材料層を形成する工程、所定の形状に形成さ
れる前記アナログ容量素子の上部電極、ならびに、所定
の形状に形成される前記ビット線を前記第二の導電性材
料層を加工して形成する工程を含むことを特徴とする半
導体装置の製造方法である。
【0023】あるいは、本発明の半導体装置の製造方法
は、アナログ容量素子部およびロジック回路混載DRA
Mセル部を含む半導体装置の製造方法であって、基板上
に絶縁材料からなる素子分離構造を形成する工程、前記
DRAMセル部MOSFETのゲート電極と前記アナロ
グ容量素子の下部電極に利用する第一の導電性材料層を
形成する工程、前記DRAMセル部MOSFETのゲー
ト電極と前記素子分離上部に配置する前記アナログ容量
素子の下部電極を前記第一の導電性材料層を加工して形
成する工程、前記DRAMセル部MOSFETのソース
領域ならびにドレイン領域にイオン打ち込み法により所
定の不純物濃度分布を持つ拡散層領域を形成する工程、
前記ソース領域ならびにドレイン領域上にそれぞれソー
ス電極ならびにドレイン電極を形成する工程、前記DR
AMセル部MOSFETのゲート電極と前記アナログ容
量素子の下部電極を被覆する層間絶縁膜を形成する工
程、前記層間絶縁膜に、前記ソース電極上部に接続孔を
設け、コンタクトを介して電気的な接続をとる所定の形
状のビット線を前記層間絶縁膜上に形成する工程、前記
ビット線を被覆する第二層間絶縁膜を形成する工程、前
記第二層間絶縁膜上に設ける蓄積電極とドレイン電極間
の電気的な接続をとるコンタクトを設けるキャパシタ接
続孔ならびに、前記アナログ容量素子の下部電極上の所
定範囲に開口を形成する工程、前記キャパシタ接続孔側
壁を被覆する側壁絶縁膜と前記アナログ容量素子の容量
絶縁膜に用いる絶縁性材料層を形成する工程、前記絶縁
性材料層上に、前記アナログ容量素子の容量絶縁膜形状
と一致するエッチングマスクを形成する工程、前記絶縁
性材料層を垂直異方性の高いエッチング手段でエッチン
グして、前記エッチングマスクで保護される形状に前記
アナログ容量素子の容量絶縁膜を加工するとともに、前
記キャパシタ接続孔底部の前記絶縁性材料層を除去する
工程、前記アナログ容量素子の容量絶縁膜上に所定の形
状に形成される上部電極、ならびに、前記側壁を側壁絶
縁膜で被覆されたキャパシタ接続孔に設けるコンタクト
と所定の形状の形成される前記蓄積電極に利用される第
三の導電性材料層を形成する工程、所定の形状に形成さ
れる前記アナログ容量素子の上部電極、ならびに、所定
の形状に形成される前記蓄積電極を前記第三の導電性材
料層を加工して形成する工程を含むことを特徴とする半
導体装置の製造方法である。
は、アナログ容量素子部およびロジック回路混載DRA
Mセル部を含む半導体装置の製造方法であって、基板上
に絶縁材料からなる素子分離構造を形成する工程、前記
DRAMセル部MOSFETのゲート電極と前記アナロ
グ容量素子の下部電極に利用する第一の導電性材料層を
形成する工程、前記DRAMセル部MOSFETのゲー
ト電極と前記素子分離上部に配置する前記アナログ容量
素子の下部電極を前記第一の導電性材料層を加工して形
成する工程、前記DRAMセル部MOSFETのソース
領域ならびにドレイン領域にイオン打ち込み法により所
定の不純物濃度分布を持つ拡散層領域を形成する工程、
前記ソース領域ならびにドレイン領域上にそれぞれソー
ス電極ならびにドレイン電極を形成する工程、前記DR
AMセル部MOSFETのゲート電極と前記アナログ容
量素子の下部電極を被覆する層間絶縁膜を形成する工
程、前記層間絶縁膜に、前記ソース電極上部に接続孔を
設け、コンタクトを介して電気的な接続をとる所定の形
状のビット線を前記層間絶縁膜上に形成する工程、前記
ビット線を被覆する第二層間絶縁膜を形成する工程、前
記第二層間絶縁膜上に設ける蓄積電極とドレイン電極間
の電気的な接続をとるコンタクトを設けるキャパシタ接
続孔ならびに、前記アナログ容量素子の下部電極上の所
定範囲に開口を形成する工程、前記キャパシタ接続孔側
壁を被覆する側壁絶縁膜と前記アナログ容量素子の容量
絶縁膜に用いる絶縁性材料層を形成する工程、前記絶縁
性材料層上に、前記アナログ容量素子の容量絶縁膜形状
と一致するエッチングマスクを形成する工程、前記絶縁
性材料層を垂直異方性の高いエッチング手段でエッチン
グして、前記エッチングマスクで保護される形状に前記
アナログ容量素子の容量絶縁膜を加工するとともに、前
記キャパシタ接続孔底部の前記絶縁性材料層を除去する
工程、前記アナログ容量素子の容量絶縁膜上に所定の形
状に形成される上部電極、ならびに、前記側壁を側壁絶
縁膜で被覆されたキャパシタ接続孔に設けるコンタクト
と所定の形状の形成される前記蓄積電極に利用される第
三の導電性材料層を形成する工程、所定の形状に形成さ
れる前記アナログ容量素子の上部電極、ならびに、所定
の形状に形成される前記蓄積電極を前記第三の導電性材
料層を加工して形成する工程を含むことを特徴とする半
導体装置の製造方法である。
【0024】あるいは、本発明の半導体装置の製造方法
は、アナログ容量素子部およびロジック回路混載DRA
Mセル部を含む半導体装置の製造方法であって、基板上
に絶縁材料からなる素子分離構造を形成する工程、前記
DRAMセル部MOSFETのゲート電極に利用する第
一の導電性材料層を形成する工程、前記DRAMセル部
MOSFETのゲート電極を前記第一の導電性材料層を
加工して形成する工程、前記DRAMセル部MOSFE
Tのソース領域ならびにドレイン領域にイオン打ち込み
法により所定の不純物濃度分布を持つ拡散層領域を形成
する工程、前記ソース領域ならびにドレイン領域上にそ
れぞれソース電極ならびにドレイン電極を形成する工
程、前記DRAMセル部MOSFETのゲート電極を被
覆する層間絶縁膜を形成する工程、前記層間絶縁膜に、
前記ソース電極上部に接続孔を設け、前記ソース電極と
電気的な接続をとるコンタクト及びビット線、ならびに
前記アナログ容量素子の下部電極に利用される第二の導
電性材料層を形成を前記層間絶縁膜上に形成する工程、
所定の形状に形成する前記アナログ容量素子の下部電極
ならびに所定の形状に形成するビット線を、前記第二の
導電性材料層を加工して形成する工程、前記前記アナロ
グ容量素子の下部電極ならびにビット線を被覆する第二
層間絶縁膜を形成する工程、前記第二層間絶縁膜上に設
ける蓄積電極とドレイン電極間の電気的な接続をとるコ
ンタクトを設けるキャパシタ接続孔ならびに、前記アナ
ログ容量素子の下部電極上の所定範囲に開口を形成する
工程、前記キャパシタ接続孔側壁を被覆する側壁絶縁膜
と前記アナログ容量素子の容量絶縁膜に用いる絶縁性材
料層を形成する工程、前記絶縁性材料層上に、前記アナ
ログ容量素子の容量絶縁膜形状と一致するエッチングマ
スクを形成する工程、前記絶縁性材料層を垂直異方性の
高いエッチング手段でエッチングして、前記エッチング
マスクで保護される形状に前記アナログ容量素子の容量
絶縁膜を加工するとともに、前記キャパシタ接続孔底部
の前記絶縁性材料層を除去する工程、前記アナログ容量
素子の容量絶縁膜上に所定の形状に形成される上部電
極、ならびに、前記側壁を側壁絶縁膜で被覆されたキャ
パシタ接続孔に設けるコンタクトと所定の形状の形成さ
れる前記蓄積電極に利用される第三の導電性材料層を形
成する工程、所定の形状に形成される前記アナログ容量
素子の上部電極、ならびに、所定の形状に形成される前
記蓄積電極を前記第三の導電性材料層を加工して形成す
る工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法で
ある。
は、アナログ容量素子部およびロジック回路混載DRA
Mセル部を含む半導体装置の製造方法であって、基板上
に絶縁材料からなる素子分離構造を形成する工程、前記
DRAMセル部MOSFETのゲート電極に利用する第
一の導電性材料層を形成する工程、前記DRAMセル部
MOSFETのゲート電極を前記第一の導電性材料層を
加工して形成する工程、前記DRAMセル部MOSFE
Tのソース領域ならびにドレイン領域にイオン打ち込み
法により所定の不純物濃度分布を持つ拡散層領域を形成
する工程、前記ソース領域ならびにドレイン領域上にそ
れぞれソース電極ならびにドレイン電極を形成する工
程、前記DRAMセル部MOSFETのゲート電極を被
覆する層間絶縁膜を形成する工程、前記層間絶縁膜に、
前記ソース電極上部に接続孔を設け、前記ソース電極と
電気的な接続をとるコンタクト及びビット線、ならびに
前記アナログ容量素子の下部電極に利用される第二の導
電性材料層を形成を前記層間絶縁膜上に形成する工程、
所定の形状に形成する前記アナログ容量素子の下部電極
ならびに所定の形状に形成するビット線を、前記第二の
導電性材料層を加工して形成する工程、前記前記アナロ
グ容量素子の下部電極ならびにビット線を被覆する第二
層間絶縁膜を形成する工程、前記第二層間絶縁膜上に設
ける蓄積電極とドレイン電極間の電気的な接続をとるコ
ンタクトを設けるキャパシタ接続孔ならびに、前記アナ
ログ容量素子の下部電極上の所定範囲に開口を形成する
工程、前記キャパシタ接続孔側壁を被覆する側壁絶縁膜
と前記アナログ容量素子の容量絶縁膜に用いる絶縁性材
料層を形成する工程、前記絶縁性材料層上に、前記アナ
ログ容量素子の容量絶縁膜形状と一致するエッチングマ
スクを形成する工程、前記絶縁性材料層を垂直異方性の
高いエッチング手段でエッチングして、前記エッチング
マスクで保護される形状に前記アナログ容量素子の容量
絶縁膜を加工するとともに、前記キャパシタ接続孔底部
の前記絶縁性材料層を除去する工程、前記アナログ容量
素子の容量絶縁膜上に所定の形状に形成される上部電
極、ならびに、前記側壁を側壁絶縁膜で被覆されたキャ
パシタ接続孔に設けるコンタクトと所定の形状の形成さ
れる前記蓄積電極に利用される第三の導電性材料層を形
成する工程、所定の形状に形成される前記アナログ容量
素子の上部電極、ならびに、所定の形状に形成される前
記蓄積電極を前記第三の導電性材料層を加工して形成す
る工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法で
ある。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の半導体装置は、アナログ
容量素子を、容量絶縁膜とそれを上下から挟む上部電極
と下部電極から構成されるMIM構造とし、この容量絶
縁膜に利用される絶縁性材料を、例えば、ソース電極と
ビット線との間の電気的接続をとるために利用されるコ
ンタクト用の接続孔側壁を被覆する側壁絶縁膜、あるい
は、ドレイン電極と蓄積電極との間の電気的接続をとる
ために利用されるコンタクト用のキャパシタ接続孔側壁
を被覆する側壁絶縁膜に利用するものである。この構成
を採用することで、アナログ容量素子の下部電極と上部
電極を、例えば、ゲート電極、ビット線とそのコンタク
ト、蓄積電極とそのコンタクトに利用される三種の導電
性材料層から選択する二種を利用して、アナログ容量素
子を形成することができる。従って、アナログ容量素子
の電極形状の加工などに付随する、マスクパターンの変
更のみで、実質的な工程数を増加させることなく、ロジ
ック回路混載DRAMセル部を含む半導体装置にアナロ
グ容量素子部を付設することが可能となる。
容量素子を、容量絶縁膜とそれを上下から挟む上部電極
と下部電極から構成されるMIM構造とし、この容量絶
縁膜に利用される絶縁性材料を、例えば、ソース電極と
ビット線との間の電気的接続をとるために利用されるコ
ンタクト用の接続孔側壁を被覆する側壁絶縁膜、あるい
は、ドレイン電極と蓄積電極との間の電気的接続をとる
ために利用されるコンタクト用のキャパシタ接続孔側壁
を被覆する側壁絶縁膜に利用するものである。この構成
を採用することで、アナログ容量素子の下部電極と上部
電極を、例えば、ゲート電極、ビット線とそのコンタク
ト、蓄積電極とそのコンタクトに利用される三種の導電
性材料層から選択する二種を利用して、アナログ容量素
子を形成することができる。従って、アナログ容量素子
の電極形状の加工などに付随する、マスクパターンの変
更のみで、実質的な工程数を増加させることなく、ロジ
ック回路混載DRAMセル部を含む半導体装置にアナロ
グ容量素子部を付設することが可能となる。
【0026】以下に、本発明の半導体装置の構成とその
製造方法に関して、図を参照しつつ、ロジック回路混載
DRAMセル部を含む半導体装置にアナログ容量素子部
を付設する構成を例にとり、より具体的に説明する。
製造方法に関して、図を参照しつつ、ロジック回路混載
DRAMセル部を含む半導体装置にアナログ容量素子部
を付設する構成を例にとり、より具体的に説明する。
【0027】図1は、本発明の半導体装置構成の第一の
例を模式的に示す図である。本発明の半導体装置は、ロ
ジック回路混載DRAMセル部を主な構成部とし、アナ
ログ容量素子部が、同一基板上に形成されるものであ
る。図1は、この構成中、本発明の構成をより明確に示
すように、DRAMセル部とアナログ容量素子部の部分
構成を模式的に示している。この第一の例においては、
アナログ容量素子の容量絶縁膜10に利用される絶縁性
材料を、DRAMセル部MOSFETのソース電極上に
形成するビット線用のコンタクトを設ける接続孔7の側
壁を被覆する側壁絶縁膜9に利用している。
例を模式的に示す図である。本発明の半導体装置は、ロ
ジック回路混載DRAMセル部を主な構成部とし、アナ
ログ容量素子部が、同一基板上に形成されるものであ
る。図1は、この構成中、本発明の構成をより明確に示
すように、DRAMセル部とアナログ容量素子部の部分
構成を模式的に示している。この第一の例においては、
アナログ容量素子の容量絶縁膜10に利用される絶縁性
材料を、DRAMセル部MOSFETのソース電極上に
形成するビット線用のコンタクトを設ける接続孔7の側
壁を被覆する側壁絶縁膜9に利用している。
【0028】図2に、アナログ容量素子の下部電極を形
成する工程を示す。アナログ容量素子は、基板上のMO
SFET素子間の分離を行う、素子分離(酸化膜)2の
上部に形成されている。この例では、Si基板1に素子
分離(酸化膜)2は埋め込まれる形状に形成されてお
り、化学的機械研磨を施し、素子分離(酸化膜)2とS
i基板1の表面が平坦な平面とされている。MOSFE
Tのゲート絶縁膜を所定の膜厚で形成し、その上にゲー
ト電極4に用いる第一の導電性材料層を積層する。パタ
ーニングさいたエッチングマスクを用いて、前記第一の
導電性材料層をエッチングし、ゲート電極4ならびにア
ナログ容量素子の下部電極5を所定形状に形成する。前
記ゲート電極4の両側に例えば、n型不純物のリンなど
をイオン打ち込み、n型不純物の活性化熱処理を施し、
ソース領域、ドレイン領域に利用する拡散層領域3を形
成する。例えば、前記第一の導電性材料層には、通常ゲ
ートに用いるポリシリコンを利用しする。ゲート電極4
と同じ第一の導電性材料層を利用する、アナログ容量素
子の下部電極5は、n型不純物のイオン打ち込みを行
い、その表面にn型不純物が高濃度添加される領域を形
成することができる。なお、拡散層領域3上、所定の部
分には、ゲート絶縁膜を除去し、ソース電極ならびにド
レイン電極を形成する。
成する工程を示す。アナログ容量素子は、基板上のMO
SFET素子間の分離を行う、素子分離(酸化膜)2の
上部に形成されている。この例では、Si基板1に素子
分離(酸化膜)2は埋め込まれる形状に形成されてお
り、化学的機械研磨を施し、素子分離(酸化膜)2とS
i基板1の表面が平坦な平面とされている。MOSFE
Tのゲート絶縁膜を所定の膜厚で形成し、その上にゲー
ト電極4に用いる第一の導電性材料層を積層する。パタ
ーニングさいたエッチングマスクを用いて、前記第一の
導電性材料層をエッチングし、ゲート電極4ならびにア
ナログ容量素子の下部電極5を所定形状に形成する。前
記ゲート電極4の両側に例えば、n型不純物のリンなど
をイオン打ち込み、n型不純物の活性化熱処理を施し、
ソース領域、ドレイン領域に利用する拡散層領域3を形
成する。例えば、前記第一の導電性材料層には、通常ゲ
ートに用いるポリシリコンを利用しする。ゲート電極4
と同じ第一の導電性材料層を利用する、アナログ容量素
子の下部電極5は、n型不純物のイオン打ち込みを行
い、その表面にn型不純物が高濃度添加される領域を形
成することができる。なお、拡散層領域3上、所定の部
分には、ゲート絶縁膜を除去し、ソース電極ならびにド
レイン電極を形成する。
【0029】図3は、アナログ容量素子の下部電極5を
被覆する層間絶縁膜6の形成と、層間絶縁膜6に開口部
を形成する工程を示す。DRAMセル部において、ビッ
ト線を形成するため、一旦ゲート電極5を被覆する膜厚
の層間絶縁膜6を形成する。ゲート電極5と同様に、下
部電極5も層間絶縁膜6により被覆される。次いで、層
間絶縁膜6に、ソース領域(拡散層領域3の一つ)上の
ソース電極表面に開口する接続孔7を形成する。このエ
ッチングに際し、下部電極5の所定領域にも開口部を形
成する。
被覆する層間絶縁膜6の形成と、層間絶縁膜6に開口部
を形成する工程を示す。DRAMセル部において、ビッ
ト線を形成するため、一旦ゲート電極5を被覆する膜厚
の層間絶縁膜6を形成する。ゲート電極5と同様に、下
部電極5も層間絶縁膜6により被覆される。次いで、層
間絶縁膜6に、ソース領域(拡散層領域3の一つ)上の
ソース電極表面に開口する接続孔7を形成する。このエ
ッチングに際し、下部電極5の所定領域にも開口部を形
成する。
【0030】図4は、アナログ容量素子の容量絶縁膜を
形成し、所定形状のエッチングマスクを施す工程を示
す。前記開口部の形成後、層間絶縁膜6上に、アナログ
容量素子の容量絶縁膜に利用する絶縁性材料膜を堆積す
る。この際、ソース領域上に設けられている接続孔7の
側壁ならびに底部も前記絶縁性材料膜で被覆される。次
いで、アナログ容量素子の容量絶縁膜の所望の形状に合
わせて、エッチングマスクとするレジストパターン8を
形成する。
形成し、所定形状のエッチングマスクを施す工程を示
す。前記開口部の形成後、層間絶縁膜6上に、アナログ
容量素子の容量絶縁膜に利用する絶縁性材料膜を堆積す
る。この際、ソース領域上に設けられている接続孔7の
側壁ならびに底部も前記絶縁性材料膜で被覆される。次
いで、アナログ容量素子の容量絶縁膜の所望の形状に合
わせて、エッチングマスクとするレジストパターン8を
形成する。
【0031】図5は、エッチングによる、所定形状のア
ナログ容量素子容量絶縁膜10を形成する工程を示す。
前記レジストパターン8をマスクとして、異方性の高い
エッチング手段を用いて、基板面と垂直方向のエッチン
グを行い、層間絶縁膜6上の絶縁性材料膜を除去する。
この際、接続孔7底部に堆積している絶縁性材料膜も同
時に除去される。異方性の高いエッチング手段を利用す
るので、基板面と垂直な側壁に堆積する絶縁性材料膜は
残留する。この側壁に残る絶縁性材料膜は、接続孔7の
側壁絶縁膜9として使用される。レジストパターン8を
剥離し、基板表面を洗浄する。
ナログ容量素子容量絶縁膜10を形成する工程を示す。
前記レジストパターン8をマスクとして、異方性の高い
エッチング手段を用いて、基板面と垂直方向のエッチン
グを行い、層間絶縁膜6上の絶縁性材料膜を除去する。
この際、接続孔7底部に堆積している絶縁性材料膜も同
時に除去される。異方性の高いエッチング手段を利用す
るので、基板面と垂直な側壁に堆積する絶縁性材料膜は
残留する。この側壁に残る絶縁性材料膜は、接続孔7の
側壁絶縁膜9として使用される。レジストパターン8を
剥離し、基板表面を洗浄する。
【0032】その後、前記接続孔7内にソース電極と層
間絶縁膜6上に形成するビット線との電気的接続をとる
コンタクトを形成する。例えば、ドープトポリシリコン
を所定膜厚堆積し、引き続きビット線11の最上層を構
成するタングステンシリサイドを所望の膜厚積層する。
層間絶縁膜6上、ならびにアナログ容量素子の容量絶縁
膜10上にも、前記コンタクトおよびビット線11に利
用される第二の導電性材料層が積層される。次いで、図
1に示すように、フォトリソグラフィ技術を用いて、第
二の導電性材料層をパターニングして、所定形状のビッ
ト線11ならびに容量絶縁膜10上に設ける、所定形状
のアナログ容量素子上部電極12を形成する。
間絶縁膜6上に形成するビット線との電気的接続をとる
コンタクトを形成する。例えば、ドープトポリシリコン
を所定膜厚堆積し、引き続きビット線11の最上層を構
成するタングステンシリサイドを所望の膜厚積層する。
層間絶縁膜6上、ならびにアナログ容量素子の容量絶縁
膜10上にも、前記コンタクトおよびビット線11に利
用される第二の導電性材料層が積層される。次いで、図
1に示すように、フォトリソグラフィ技術を用いて、第
二の導電性材料層をパターニングして、所定形状のビッ
ト線11ならびに容量絶縁膜10上に設ける、所定形状
のアナログ容量素子上部電極12を形成する。
【0033】この後、前記ビット線11ならびにアナロ
グ容量素子の上部電極12を被覆する第二層間絶縁膜1
6を形成する。以後、図9に示す、従来の半導体装置と
同様に、ドレイン領域上に、キャパシタ接続孔17、コ
ンタクトおよび蓄積電極14を形成し、さらに、DRA
Mセル部のキャパシタを作製する。これら、第二層間絶
縁膜16を形成する工程以降は、従来のこの種の半導体
装置を製造する工程に準じて行うことができる。
グ容量素子の上部電極12を被覆する第二層間絶縁膜1
6を形成する。以後、図9に示す、従来の半導体装置と
同様に、ドレイン領域上に、キャパシタ接続孔17、コ
ンタクトおよび蓄積電極14を形成し、さらに、DRA
Mセル部のキャパシタを作製する。これら、第二層間絶
縁膜16を形成する工程以降は、従来のこの種の半導体
装置を製造する工程に準じて行うことができる。
【0034】以上に説明する通り、アナログ容量素子の
容量絶縁膜に利用する絶縁性材料膜を、ソース電極と層
間絶縁膜6上に形成するビット線との電気的接続をとる
コンタクトを形成する接続孔7の側壁絶縁膜に利用する
ことにより、工程数の実質的な増加を伴わず、アナログ
容量素子を付設することが可能となる。なお、アナログ
容量素子の容量絶縁膜に利用する絶縁性材料膜は、基板
面に対して垂直な接続孔7の側壁を被覆する必要があ
り、等方的な気相成長法で成膜される絶縁性材料膜、例
えば、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、あるいはシリ
コン酸化膜とシリコン窒化膜の積層構造などを用いると
好ましい。前記の等方的な気相成長法で成膜される絶縁
性材料膜を用いると、アナログ容量素子の下部電極上、
層間絶縁膜の開口部における側壁においても、均一な膜
厚で積層がなされるので、好ましいものである。
容量絶縁膜に利用する絶縁性材料膜を、ソース電極と層
間絶縁膜6上に形成するビット線との電気的接続をとる
コンタクトを形成する接続孔7の側壁絶縁膜に利用する
ことにより、工程数の実質的な増加を伴わず、アナログ
容量素子を付設することが可能となる。なお、アナログ
容量素子の容量絶縁膜に利用する絶縁性材料膜は、基板
面に対して垂直な接続孔7の側壁を被覆する必要があ
り、等方的な気相成長法で成膜される絶縁性材料膜、例
えば、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、あるいはシリ
コン酸化膜とシリコン窒化膜の積層構造などを用いると
好ましい。前記の等方的な気相成長法で成膜される絶縁
性材料膜を用いると、アナログ容量素子の下部電極上、
層間絶縁膜の開口部における側壁においても、均一な膜
厚で積層がなされるので、好ましいものである。
【0035】加えて、図9に示す従来の構成において
は、図11に示すように、ゲート電極をパターニングで
形成する際、アナログ容量素子の容量絶縁膜10および
上部電極12が、第一の導電性材料層であるゲートポリ
シリコン膜15上に形成される。このアナログ容量素子
部は、ゲートポリシリコン膜15上に突起状として存在
するため、平坦性を損なうものとなり、微細なパターニ
ングをより困難なものとする可能性を持つ。一方、本発
明の半導体装置では、ゲート電極を形成する際にパター
ニングは、平坦性の高いゲートポリシリコン膜15が積
層された時点で実施されるため、アナログ容量素子を付
設しないDRAMなどと、微細なパターニングの容易さ
は遜色のないものである。
は、図11に示すように、ゲート電極をパターニングで
形成する際、アナログ容量素子の容量絶縁膜10および
上部電極12が、第一の導電性材料層であるゲートポリ
シリコン膜15上に形成される。このアナログ容量素子
部は、ゲートポリシリコン膜15上に突起状として存在
するため、平坦性を損なうものとなり、微細なパターニ
ングをより困難なものとする可能性を持つ。一方、本発
明の半導体装置では、ゲート電極を形成する際にパター
ニングは、平坦性の高いゲートポリシリコン膜15が積
層された時点で実施されるため、アナログ容量素子を付
設しないDRAMなどと、微細なパターニングの容易さ
は遜色のないものである。
【0036】図6は、本発明の半導体装置構成の第二の
例を模式的に示す図である。この例では、アナログ容量
素子の容量絶縁膜10に用いる絶縁性材料層は、前記接
続孔7内にドレイン電極と第二層間絶縁膜16上に形成
する蓄積電極との電気的接続をとるコンタクトが形成さ
れるキャパシタ接続孔17の側壁絶縁膜にも利用されて
いる。このキャパシタ接続孔17は、第二層間絶縁膜1
5および層間絶縁膜7を貫通するため、前記の接続孔7
よりも有意に深いものとなる。また、アナログ容量素子
の容量絶縁膜10が形成される、下部電極部の開口部に
段差もより大きなものとなる。キャパシタ接続孔17の
側壁における被覆性、ならびに下部電極部の開口部側壁
における膜厚の均一性の点から、等方的な気相成長法で
成膜される絶縁性材料膜、例えば、シリコン酸化膜、シ
リコン窒化膜、あるいはシリコン酸化膜とシリコン窒化
膜の積層構造などを用いると好ましい。この第二の例
も、上記の第一の例と、同様の利点を有するものであ
る。なお、蓄積電極14形成後、この上にさらに、DR
AMセル部のキャパシタを作製する。これら、蓄積電極
14を形成する工程以降は、従来のこの種の半導体装置
を製造する工程に準じて行うことができる。
例を模式的に示す図である。この例では、アナログ容量
素子の容量絶縁膜10に用いる絶縁性材料層は、前記接
続孔7内にドレイン電極と第二層間絶縁膜16上に形成
する蓄積電極との電気的接続をとるコンタクトが形成さ
れるキャパシタ接続孔17の側壁絶縁膜にも利用されて
いる。このキャパシタ接続孔17は、第二層間絶縁膜1
5および層間絶縁膜7を貫通するため、前記の接続孔7
よりも有意に深いものとなる。また、アナログ容量素子
の容量絶縁膜10が形成される、下部電極部の開口部に
段差もより大きなものとなる。キャパシタ接続孔17の
側壁における被覆性、ならびに下部電極部の開口部側壁
における膜厚の均一性の点から、等方的な気相成長法で
成膜される絶縁性材料膜、例えば、シリコン酸化膜、シ
リコン窒化膜、あるいはシリコン酸化膜とシリコン窒化
膜の積層構造などを用いると好ましい。この第二の例
も、上記の第一の例と、同様の利点を有するものであ
る。なお、蓄積電極14形成後、この上にさらに、DR
AMセル部のキャパシタを作製する。これら、蓄積電極
14を形成する工程以降は、従来のこの種の半導体装置
を製造する工程に準じて行うことができる。
【0037】図7は、本発明の半導体装置構成の第三の
例を模式的に示す図である。この例では、アナログ容量
素子の容量絶縁膜10に用いる絶縁性材料層は、前記接
続孔7内にドレイン電極と第二層間絶縁膜16上に形成
する蓄積電極との電気的接続をとるコンタクトが形成さ
れるキャパシタ接続孔17の側壁絶縁膜にも利用されて
いる。このキャパシタ接続孔17は、第二層間絶縁膜1
5および層間絶縁膜7を貫通するため、前記の接続孔7
よりも有意に深いものとなる。キャパシタ接続孔17の
側壁における被覆性、ならびに下部電極部の開口部側壁
における膜厚の均一性の点から、等方的な気相成長法で
成膜される絶縁性材料膜、例えば、シリコン酸化膜、シ
リコン窒化膜、あるいはシリコン酸化膜とシリコン窒化
膜の積層構造などを用いると好ましい。
例を模式的に示す図である。この例では、アナログ容量
素子の容量絶縁膜10に用いる絶縁性材料層は、前記接
続孔7内にドレイン電極と第二層間絶縁膜16上に形成
する蓄積電極との電気的接続をとるコンタクトが形成さ
れるキャパシタ接続孔17の側壁絶縁膜にも利用されて
いる。このキャパシタ接続孔17は、第二層間絶縁膜1
5および層間絶縁膜7を貫通するため、前記の接続孔7
よりも有意に深いものとなる。キャパシタ接続孔17の
側壁における被覆性、ならびに下部電極部の開口部側壁
における膜厚の均一性の点から、等方的な気相成長法で
成膜される絶縁性材料膜、例えば、シリコン酸化膜、シ
リコン窒化膜、あるいはシリコン酸化膜とシリコン窒化
膜の積層構造などを用いると好ましい。
【0038】一方、この第三の例では、アナログ容量素
子の下部電極5は、層間絶縁膜6上、ビット線11とそ
のコンタクトの形成に利用される第二の導電性材料層を
用いている。従って、ビット線11を形成するまでの工
程は、アナログ容量素子を付設しないDRAMなどを製
造する工程と本質的に同じものである。また、上述の図
6に示す第二の例と同じく、蓄積電極14を形成する工
程以降は、従来のこの種の半導体装置を製造する工程に
準じて行うことができる。
子の下部電極5は、層間絶縁膜6上、ビット線11とそ
のコンタクトの形成に利用される第二の導電性材料層を
用いている。従って、ビット線11を形成するまでの工
程は、アナログ容量素子を付設しないDRAMなどを製
造する工程と本質的に同じものである。また、上述の図
6に示す第二の例と同じく、蓄積電極14を形成する工
程以降は、従来のこの種の半導体装置を製造する工程に
準じて行うことができる。
【0039】本発明の半導体装置においても、アナログ
容量素子は、実質的に平行平板電極からなる容量素子に
構成されているため、容量の印加電圧依存性を示さない
ものとなる。具体的には、アナログ容量素子の上部電極
は、段差を有する部分をも被覆する構造であるが、この
段差部は、接続孔7あるいはキャパシタ接続孔17にお
ける側壁と同様にほぼ垂直に形成される。そのため、ア
ナログ容量素子は、実質的に開口部底に形成される平行
平板電極からなる容量素子として動作するものとなる。
容量素子は、実質的に平行平板電極からなる容量素子に
構成されているため、容量の印加電圧依存性を示さない
ものとなる。具体的には、アナログ容量素子の上部電極
は、段差を有する部分をも被覆する構造であるが、この
段差部は、接続孔7あるいはキャパシタ接続孔17にお
ける側壁と同様にほぼ垂直に形成される。そのため、ア
ナログ容量素子は、実質的に開口部底に形成される平行
平板電極からなる容量素子として動作するものとなる。
【0040】その他、本発明の半導体装置においては、
例えば、層間絶縁膜6や第二層間絶縁膜16の材料・膜
厚など、アナログ容量素子自体を構成しない材料層、構
造などは、通常のDRAMセル部に用いるものと何ら変
わりないものである。従って、層間絶縁膜6や第二層間
絶縁膜16に設ける接続孔7、キャパシタ接続孔17を
形成する工程、前記接続孔7、キャパシタ接続孔17内
に作製するコンタクトを形成する工程なども、通常のD
RAMセル部に用いるものと何ら変わりないものであ
る。より具体的には、図9に示す従来の構成において
は、アナログ容量素子の作製後、層間絶縁膜により被覆
する際、層間絶縁膜の膜厚は、通常のDRAMセル部に
用いる膜厚より厚くするが、本発明の半導体装置では、
通常のDRAMセル部に用いる膜厚と実質的に同じとで
きる。それに付随して、接続孔7やキャパシタ接続孔1
7の深さが増すことなく、ホール形成のエッチングのプ
ロセス精度向上、コンタクトを形成するドープトポリシ
リコン層の低抵抗化など、プロセス技術の改良をも本質
的に必要としない。
例えば、層間絶縁膜6や第二層間絶縁膜16の材料・膜
厚など、アナログ容量素子自体を構成しない材料層、構
造などは、通常のDRAMセル部に用いるものと何ら変
わりないものである。従って、層間絶縁膜6や第二層間
絶縁膜16に設ける接続孔7、キャパシタ接続孔17を
形成する工程、前記接続孔7、キャパシタ接続孔17内
に作製するコンタクトを形成する工程なども、通常のD
RAMセル部に用いるものと何ら変わりないものであ
る。より具体的には、図9に示す従来の構成において
は、アナログ容量素子の作製後、層間絶縁膜により被覆
する際、層間絶縁膜の膜厚は、通常のDRAMセル部に
用いる膜厚より厚くするが、本発明の半導体装置では、
通常のDRAMセル部に用いる膜厚と実質的に同じとで
きる。それに付随して、接続孔7やキャパシタ接続孔1
7の深さが増すことなく、ホール形成のエッチングのプ
ロセス精度向上、コンタクトを形成するドープトポリシ
リコン層の低抵抗化など、プロセス技術の改良をも本質
的に必要としない。
【0041】以上のDRAMに適用した例に示すよう
に、コンタクトの形成は、層間絶縁膜の上に設ける導電
性材料層、すなわち、電極や配線と、層間絶縁膜に被覆
される電極層などを連結する際に行われる。その際、層
間絶縁膜下に、他の導電性材料層が既に設けられている
場合、コンタクト孔における絶縁分離をより確実なもの
とする目的で、側壁絶縁膜の被覆がなされる。本発明の
構成は、この層間絶縁膜の下、およびその上にそれぞれ
独立に形成される二種の導電性材料層と、コンタクト孔
に被覆する側壁絶縁膜を利用して、アナログ容量素子を
構成するものである。従って、上述のDRAMに適用し
た例のみならず、コンタクト孔の側壁に側壁絶縁膜の被
覆を必要とする、あるいは、装置の特性上、側壁絶縁膜
の被覆がより好ましい半導体装置において、より一般的
に利用され得る手段である。加えて、本発明が目的とす
る、電圧依存性を示さないアナログ容量素子の容量絶縁
膜に利用可能な絶縁材料は、膜厚が薄い場合にも十分に
高い絶縁性を示し、側壁絶縁膜にも好適な材料となる。
に、コンタクトの形成は、層間絶縁膜の上に設ける導電
性材料層、すなわち、電極や配線と、層間絶縁膜に被覆
される電極層などを連結する際に行われる。その際、層
間絶縁膜下に、他の導電性材料層が既に設けられている
場合、コンタクト孔における絶縁分離をより確実なもの
とする目的で、側壁絶縁膜の被覆がなされる。本発明の
構成は、この層間絶縁膜の下、およびその上にそれぞれ
独立に形成される二種の導電性材料層と、コンタクト孔
に被覆する側壁絶縁膜を利用して、アナログ容量素子を
構成するものである。従って、上述のDRAMに適用し
た例のみならず、コンタクト孔の側壁に側壁絶縁膜の被
覆を必要とする、あるいは、装置の特性上、側壁絶縁膜
の被覆がより好ましい半導体装置において、より一般的
に利用され得る手段である。加えて、本発明が目的とす
る、電圧依存性を示さないアナログ容量素子の容量絶縁
膜に利用可能な絶縁材料は、膜厚が薄い場合にも十分に
高い絶縁性を示し、側壁絶縁膜にも好適な材料となる。
【0042】
【実施例】以下に、具体例により、本発明の半導体装置
ならびにその製造工程について、より詳しく説明する。
なお、これら具体例は、本発明における好ましい態様で
はあるが、本発明は、これらに限定されるものではな
い。
ならびにその製造工程について、より詳しく説明する。
なお、これら具体例は、本発明における好ましい態様で
はあるが、本発明は、これらに限定されるものではな
い。
【0043】(実施例1)本実施例1は、図1に示す本
発明の第一の例の構成をとる半導体装置である。なお、
アナログ容量素子部およびロジック回路混載DRAMセ
ル部を含む半導体装置であるが、構造と工程上の特徴を
明らかにするため、アナログ容量素子部とDRAMセル
部に限定して、以下に説明する。
発明の第一の例の構成をとる半導体装置である。なお、
アナログ容量素子部およびロジック回路混載DRAMセ
ル部を含む半導体装置であるが、構造と工程上の特徴を
明らかにするため、アナログ容量素子部とDRAMセル
部に限定して、以下に説明する。
【0044】アナログ容量素子の下部電極5は、DRA
Mセル部MOSFETのゲート電極4と同一のもので形
成されている。また、前記容量素子の容量絶縁膜10
は、前記DRAMセル部に設けるビット線用コンタクト
ホール(接続孔7)の側壁絶縁膜9と同一のもので形成
されている。そして、前記容量素子の上部電極12は前
記DRAMセル部にあるビット線11と同一のもので形
成されている。
Mセル部MOSFETのゲート電極4と同一のもので形
成されている。また、前記容量素子の容量絶縁膜10
は、前記DRAMセル部に設けるビット線用コンタクト
ホール(接続孔7)の側壁絶縁膜9と同一のもので形成
されている。そして、前記容量素子の上部電極12は前
記DRAMセル部にあるビット線11と同一のもので形
成されている。
【0045】次に、本実施例1の構造を得るための工程
を、図2〜図6に示す工程順断面図に従って説明する。
先ず、図2に示すように、素子分離酸化膜2を有するシ
リコン基板1上に、例えば7nmの膜厚を有するゲート
絶縁膜、ならびに、例えば150nm程度の膜厚を有す
るゲート電極4、容量素子の下部電極5を形成する。ゲ
ート電極4をマスクに利用して、例えば、リンをイオン
注入して拡散層領域3を形成する。
を、図2〜図6に示す工程順断面図に従って説明する。
先ず、図2に示すように、素子分離酸化膜2を有するシ
リコン基板1上に、例えば7nmの膜厚を有するゲート
絶縁膜、ならびに、例えば150nm程度の膜厚を有す
るゲート電極4、容量素子の下部電極5を形成する。ゲ
ート電極4をマスクに利用して、例えば、リンをイオン
注入して拡散層領域3を形成する。
【0046】次に、図3に示すように、例えば、拡散層
領域3(基板面)からの高さが400nm程度になるよ
うに層間絶縁膜6を全面に形成する。従って、ゲート電
極4上では、高さが250nm程度になるように層間絶
縁膜6が被覆する。フォトリソグラフィの技術を用い
て、ビット線11と下層にある拡散層領域3と電気的接
続を得るための接続孔7を形成する。層間絶縁膜6を貫
通するこの接続孔7の深さは、400nm程度となる。
また、同時にアナログ容量素子の下部電極5上にも開口
部を形成する。
領域3(基板面)からの高さが400nm程度になるよ
うに層間絶縁膜6を全面に形成する。従って、ゲート電
極4上では、高さが250nm程度になるように層間絶
縁膜6が被覆する。フォトリソグラフィの技術を用い
て、ビット線11と下層にある拡散層領域3と電気的接
続を得るための接続孔7を形成する。層間絶縁膜6を貫
通するこの接続孔7の深さは、400nm程度となる。
また、同時にアナログ容量素子の下部電極5上にも開口
部を形成する。
【0047】ゲート電極4と接続孔7との接触マージン
(絶縁)を確保するためにまず全面に、例えば50nm
程度の膜厚を有するシリコン酸化膜を形成する。その後
に図4に示すように、アナログ容量素子の下部電極5上
に当たる、所望の位置にレジストパターン8を形成し、
シリコン酸化膜のエッチングを行う。
(絶縁)を確保するためにまず全面に、例えば50nm
程度の膜厚を有するシリコン酸化膜を形成する。その後
に図4に示すように、アナログ容量素子の下部電極5上
に当たる、所望の位置にレジストパターン8を形成し、
シリコン酸化膜のエッチングを行う。
【0048】これにより、図5に示すように接続孔7に
は50nm程度の膜厚を有する側壁絶縁膜9が残され、
アナログ容量素子の下部電極5上には同じく50nm程
度の膜厚を有する容量絶縁膜10が形成される。
は50nm程度の膜厚を有する側壁絶縁膜9が残され、
アナログ容量素子の下部電極5上には同じく50nm程
度の膜厚を有する容量絶縁膜10が形成される。
【0049】次に、全面に例えば100nm程度の膜厚
を有するドープトポリシリコン膜及び100nm程度の
膜厚を有するタングステンシリサイド膜を形成する。前
記接続孔7の底には、ドープトポリシリコンが埋め込ま
れる。この後、フォトリソグラフィの技術を用いてパタ
ーニングを行い、ビット線11及びアナログ容量素子の
上部電極12を形成することにより、図1に示す構造を
得る。
を有するドープトポリシリコン膜及び100nm程度の
膜厚を有するタングステンシリサイド膜を形成する。前
記接続孔7の底には、ドープトポリシリコンが埋め込ま
れる。この後、フォトリソグラフィの技術を用いてパタ
ーニングを行い、ビット線11及びアナログ容量素子の
上部電極12を形成することにより、図1に示す構造を
得る。
【0050】この例では、容量絶縁膜10をシリコン酸
化膜としたが、側壁絶縁膜9に依存するものなので、例
えばシリコン窒化膜を用いることもできる。あるいは、
シリコン酸化膜とシリコン窒化膜の積層構造(どちらが
上でも構わない)を用いる構成を採用しても構わない。
化膜としたが、側壁絶縁膜9に依存するものなので、例
えばシリコン窒化膜を用いることもできる。あるいは、
シリコン酸化膜とシリコン窒化膜の積層構造(どちらが
上でも構わない)を用いる構成を採用しても構わない。
【0051】(実施例2)本実施例2は、図6に示す本
発明の第二の例の構成をとる半導体装置である。アナロ
グ容量素子の下部電極5は、DRAMセル部MOSFE
Tのゲート電極4と同一のもので形成されている。ま
た、前記容量素子の容量絶縁膜10は、前記DRAMセ
ル部に設ける蓄積電極用コンタクトホール(キャパシタ
接続孔17)の側壁絶縁膜13と同一のもので形成され
ている。そして、前記容量素子の上部電極12は前記D
RAMセル部にある蓄積電極14と同一のもので形成さ
れている。
発明の第二の例の構成をとる半導体装置である。アナロ
グ容量素子の下部電極5は、DRAMセル部MOSFE
Tのゲート電極4と同一のもので形成されている。ま
た、前記容量素子の容量絶縁膜10は、前記DRAMセ
ル部に設ける蓄積電極用コンタクトホール(キャパシタ
接続孔17)の側壁絶縁膜13と同一のもので形成され
ている。そして、前記容量素子の上部電極12は前記D
RAMセル部にある蓄積電極14と同一のもので形成さ
れている。
【0052】ビット線11を形成した後、第二層間絶縁
膜16を、例えば、500nm程度積層する。フォトリ
ソグラフィの技術を用いて、蓄積電極14と下層にある
拡散層領域3と電気的接続を得るためのキャパシタ接続
孔7を形成する。層間絶縁膜6と第二層間絶縁膜16を
貫通するこのキャパシタ接続孔7の深さは、1000n
m程度となる。また、同時にアナログ容量素子の下部電
極5上にも開口部を形成する。
膜16を、例えば、500nm程度積層する。フォトリ
ソグラフィの技術を用いて、蓄積電極14と下層にある
拡散層領域3と電気的接続を得るためのキャパシタ接続
孔7を形成する。層間絶縁膜6と第二層間絶縁膜16を
貫通するこのキャパシタ接続孔7の深さは、1000n
m程度となる。また、同時にアナログ容量素子の下部電
極5上にも開口部を形成する。
【0053】ゲート電極4とキャパシタ接続孔17との
接触マージン(絶縁)を確保するためにまず全面に、例
えば50nm程度の膜厚を有するシリコン酸化膜を形成
する。その後に、アナログ容量素子の下部電極5上に当
たる、所望の位置にレジストパターンを形成し、シリコ
ン酸化膜のエッチングを行う。
接触マージン(絶縁)を確保するためにまず全面に、例
えば50nm程度の膜厚を有するシリコン酸化膜を形成
する。その後に、アナログ容量素子の下部電極5上に当
たる、所望の位置にレジストパターンを形成し、シリコ
ン酸化膜のエッチングを行う。
【0054】これにより、キャパシタ接続孔17には5
0nm程度の膜厚を有する側壁絶縁膜13が残され、ア
ナログ容量素子の下部電極5上には同じく50nm程度
の膜厚を有する容量絶縁膜10が形成される。
0nm程度の膜厚を有する側壁絶縁膜13が残され、ア
ナログ容量素子の下部電極5上には同じく50nm程度
の膜厚を有する容量絶縁膜10が形成される。
【0055】次に、全面に例えば100nm程度の膜厚
を有するドープトポリシリコン膜及び100nm程度の
膜厚を有するタングステンシリサイド膜を形成する。前
記キャパシタ接続孔17の底には、ドープトポリシリコ
ンが埋め込まれる。この後、フォトリソグラフィの技術
を用いてパターニングを行い、蓄積電極14及びアナロ
グ容量素子の上部電極12を形成することにより、図6
に示す構造を得る。
を有するドープトポリシリコン膜及び100nm程度の
膜厚を有するタングステンシリサイド膜を形成する。前
記キャパシタ接続孔17の底には、ドープトポリシリコ
ンが埋め込まれる。この後、フォトリソグラフィの技術
を用いてパターニングを行い、蓄積電極14及びアナロ
グ容量素子の上部電極12を形成することにより、図6
に示す構造を得る。
【0056】(実施例3)本実施例3は、図7に示す本
発明の第二の例の構成をとる半導体装置である。アナロ
グ容量素子の下部電極5は、DRAMセル部MOSFE
Tのビット線11と同一のもので形成されている。ま
た、前記容量素子の容量絶縁膜10は、前記DRAMセ
ル部に設ける蓄積電極用コンタクトホール(キャパシタ
接続孔17)の側壁絶縁膜13と同一のもので形成され
ている。そして、前記容量素子の上部電極12は前記D
RAMセル部にある蓄積電極14と同一のもので形成さ
れている。
発明の第二の例の構成をとる半導体装置である。アナロ
グ容量素子の下部電極5は、DRAMセル部MOSFE
Tのビット線11と同一のもので形成されている。ま
た、前記容量素子の容量絶縁膜10は、前記DRAMセ
ル部に設ける蓄積電極用コンタクトホール(キャパシタ
接続孔17)の側壁絶縁膜13と同一のもので形成され
ている。そして、前記容量素子の上部電極12は前記D
RAMセル部にある蓄積電極14と同一のもので形成さ
れている。
【0057】接続孔7に、側壁絶縁膜9を形成した後、
層間絶縁膜6上の全面に、例えば100nm程度の膜厚
を有するドープトポリシリコン膜及び100nm程度の
膜厚を有するタングステンシリサイド膜を形成する。前
記接続孔7の底には、ドープトポリシリコンが埋め込ま
れる。この後、フォトリソグラフィの技術を用いてパタ
ーニングを行い、ビット線11及びアナログ容量素子の
下部電極10を形成する。以降、実施例2に記載する工
程に準じて、容量素子の容量絶縁膜10および上部電極
12を形成することにより、図7に示す構造を得る。
層間絶縁膜6上の全面に、例えば100nm程度の膜厚
を有するドープトポリシリコン膜及び100nm程度の
膜厚を有するタングステンシリサイド膜を形成する。前
記接続孔7の底には、ドープトポリシリコンが埋め込ま
れる。この後、フォトリソグラフィの技術を用いてパタ
ーニングを行い、ビット線11及びアナログ容量素子の
下部電極10を形成する。以降、実施例2に記載する工
程に準じて、容量素子の容量絶縁膜10および上部電極
12を形成することにより、図7に示す構造を得る。
【0058】
【発明の効果】例えば、DRAM混載ロジックの製品の
一部には、印加電圧依存性の小さい容量素子の形成が必
要なものがあるが、従来、容量素子の形成工程を通常の
DRAM用プロセスに新たに付け加えるひとつの手段と
して、下部電極をゲート電極と同一の層で形成し、その
上に新たに容量絶縁膜と上部電極とを形成する方法が採
られている。本発明の半導体装置では、印加電圧依存性
の小さい容量素子に用いる容量絶縁膜を、DRAM用プ
ロセスに用いる接続孔などの側壁絶縁膜にも用い、DR
AMのビット線あるいはDRAMセルキャパシタ用蓄積
電極に用いる導電性材料層を、上部電極に用いる構成を
とる。従って、通常のDRAM用プロセスと対比する
と、従来のプロセスでは、容量絶縁膜の成膜及び上部電
極の成膜、ならびに容量絶縁膜と上部電極をパターニン
グする工程が増加している。一方、本発明の半導体装置
の構成を採用すると、容量絶縁膜と上部電極に用いる材
料層を成膜する工程は実質的に増加しない。加えて、容
量絶縁膜と上部電極をパターニングする工程も、別に設
ける必要がなく、工程数の実質的な増加がないものとで
きる。それに付随して、製造コストの実質的な増加を伴
わず、容量素子の付設が実現できる。また、本発明で
は、例えば、層間絶縁膜の形成に際し、上部電極を覆う
ように層間絶縁膜の厚さを増す必要がなく、通常のDR
AMセル部と比較して、プロセス自体は実質的に変わら
ない。従って、例えば、拡散層領域とビット線との電気
的接続を得るための接続孔の深さが深くならないので、
通常のDRAMセル部と同じく、低抵抗でかつ安定した
接触抵抗が得られるなど、得られる半導体装置は、アナ
ログ容量素子を設けない半導体装置と全く遜色のない、
高性能・高信頼性を保ったデバイスとなる。
一部には、印加電圧依存性の小さい容量素子の形成が必
要なものがあるが、従来、容量素子の形成工程を通常の
DRAM用プロセスに新たに付け加えるひとつの手段と
して、下部電極をゲート電極と同一の層で形成し、その
上に新たに容量絶縁膜と上部電極とを形成する方法が採
られている。本発明の半導体装置では、印加電圧依存性
の小さい容量素子に用いる容量絶縁膜を、DRAM用プ
ロセスに用いる接続孔などの側壁絶縁膜にも用い、DR
AMのビット線あるいはDRAMセルキャパシタ用蓄積
電極に用いる導電性材料層を、上部電極に用いる構成を
とる。従って、通常のDRAM用プロセスと対比する
と、従来のプロセスでは、容量絶縁膜の成膜及び上部電
極の成膜、ならびに容量絶縁膜と上部電極をパターニン
グする工程が増加している。一方、本発明の半導体装置
の構成を採用すると、容量絶縁膜と上部電極に用いる材
料層を成膜する工程は実質的に増加しない。加えて、容
量絶縁膜と上部電極をパターニングする工程も、別に設
ける必要がなく、工程数の実質的な増加がないものとで
きる。それに付随して、製造コストの実質的な増加を伴
わず、容量素子の付設が実現できる。また、本発明で
は、例えば、層間絶縁膜の形成に際し、上部電極を覆う
ように層間絶縁膜の厚さを増す必要がなく、通常のDR
AMセル部と比較して、プロセス自体は実質的に変わら
ない。従って、例えば、拡散層領域とビット線との電気
的接続を得るための接続孔の深さが深くならないので、
通常のDRAMセル部と同じく、低抵抗でかつ安定した
接触抵抗が得られるなど、得られる半導体装置は、アナ
ログ容量素子を設けない半導体装置と全く遜色のない、
高性能・高信頼性を保ったデバイスとなる。
【図1】本発明の半導体装置構成の第一の例を模式的に
示す断面図であり、アナログ容量素子の形成が終了した
時点での部分構成を示す図である。
示す断面図であり、アナログ容量素子の形成が終了した
時点での部分構成を示す図である。
【図2】図1に示す本発明の半導体装置構成の第一の例
において、アナログ容量素子の下部電極を形成する工程
を説明する模式的な断面図である。
において、アナログ容量素子の下部電極を形成する工程
を説明する模式的な断面図である。
【図3】図1に示す本発明の半導体装置構成の第一の例
において、アナログ容量素子の下部電極を被覆する層間
絶縁膜に、容量絶縁膜を積層するための開口部を形成す
る工程を説明する模式的な断面図である。
において、アナログ容量素子の下部電極を被覆する層間
絶縁膜に、容量絶縁膜を積層するための開口部を形成す
る工程を説明する模式的な断面図である。
【図4】図1に示す本発明の半導体装置構成の第一の例
において、積層されたアナログ容量素子の容量絶縁膜を
所定の形状にエッチング加工する際、エッチングマスク
を形成する工程を説明する模式的な断面図である。
において、積層されたアナログ容量素子の容量絶縁膜を
所定の形状にエッチング加工する際、エッチングマスク
を形成する工程を説明する模式的な断面図である。
【図5】図1に示す本発明の半導体装置構成の第一の例
において、エッチングマスクを利用し、アナログ容量素
子の容量絶縁膜を所定の形状にエッチング加工した後、
エッチングマスクを剥離後の形状を説明する模式的な断
面図である。
において、エッチングマスクを利用し、アナログ容量素
子の容量絶縁膜を所定の形状にエッチング加工した後、
エッチングマスクを剥離後の形状を説明する模式的な断
面図である。
【図6】本発明の半導体装置構成の第二の例を模式的に
示す断面図であり、アナログ容量素子の形成が終了した
時点での部分構成を示す図である。
示す断面図であり、アナログ容量素子の形成が終了した
時点での部分構成を示す図である。
【図7】本発明の半導体装置構成の第三の例を模式的に
示す断面図であり、アナログ容量素子の形成が終了した
時点での部分構成を示す図である。
示す断面図であり、アナログ容量素子の形成が終了した
時点での部分構成を示す図である。
【図8】DRAMメモリセルのキャパシタ容量の印加電
圧依存性の典型例を示す図である。
圧依存性の典型例を示す図である。
【図9】従来のアナログ容量素子を別工程で作製する半
導体装置構成の例を模式的に示す断面図である。
導体装置構成の例を模式的に示す断面図である。
【図10】図9に示す従来の半導体装置構成の例におい
て、アナログ容量素子の容量絶縁膜と上部電極を形成す
る工程を説明する模式的な断面図である。
て、アナログ容量素子の容量絶縁膜と上部電極を形成す
る工程を説明する模式的な断面図である。
【図11】図9に示す従来の半導体装置構成の例におい
て、ゲート電極およびアナログ容量素子の下部電極をパ
ターニングし、イオン打ち込みによる拡散層領域を形成
する工程を説明する模式的な断面図である。
て、ゲート電極およびアナログ容量素子の下部電極をパ
ターニングし、イオン打ち込みによる拡散層領域を形成
する工程を説明する模式的な断面図である。
【図12】図9に示す従来の半導体装置構成の例におい
て、層間絶縁膜を成膜し、接続孔を形成する工程を説明
する模式的な断面図である。
て、層間絶縁膜を成膜し、接続孔を形成する工程を説明
する模式的な断面図である。
【図13】図9に示す従来の半導体装置構成の例におい
て、接続孔側壁に側壁絶縁膜を形成し、ビット線を作製
する工程を説明する模式的な断面図である。
て、接続孔側壁に側壁絶縁膜を形成し、ビット線を作製
する工程を説明する模式的な断面図である。
【図14】図9に示す従来の半導体装置構成の例におい
て、第二層間絶縁膜を成膜し、キャパシタ接続孔を形成
する工程を説明する模式的な断面図である。
て、第二層間絶縁膜を成膜し、キャパシタ接続孔を形成
する工程を説明する模式的な断面図である。
1. シリコン基板 2. 素子分離 3. 拡散層領域 4. ゲート電極 5. 下部電極 6. 層間絶縁膜 7. 接続孔 8. レジストパターン 9. 側壁絶縁膜(接続孔) 10. 容量絶縁膜 11. ビット線 12. 上部電極 13. 側壁絶縁膜(キャパシタ接続孔) 14. 蓄積電極 15. ゲートポリシリコン膜 16. 第二層間絶縁膜 17. キャパシタ接続孔
Claims (8)
- 【請求項1】 アナログ回路用容量素子を内在し、側壁
絶縁膜を設ける接続孔にコンタクトが形成される構成を
有する半導体装置であって、 前記アナログ回路用容量素子は、絶縁体層上に設ける下
部電極と、絶縁材料からなる容量絶縁膜と、前記容量絶
縁膜上に設ける上部電極から構成され、前記下部電極が
配置される絶縁体層上に層間絶縁膜が形成され、また、
前記容量絶縁膜は、前記層間絶縁膜を除去して形成され
る前記上部電極上の開口部を被覆して形成され、 前記側壁絶縁膜を設ける接続孔は、少なくとも前記層間
絶縁膜を貫通し、前記層間絶縁膜上に開孔する形状であ
り、 前記アナログ回路用容量素子の下部電極は、前記層間絶
縁膜に被覆される他の配線と同じ導電性材料からなり、 前記アナログ回路用容量素子の上部電極は、前記接続孔
に形成されるコンタクトならびに前記コンタクトと連結
される配線等と同じ導電性材料からなり、 前記容量絶縁膜は、前記接続孔の側壁絶縁膜の絶縁材料
からなることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 アナログ容量素子部およびロジック回路
混載DRAMセル部を含む半導体装置であって、 前記DRAMセル部MOSFETのゲート電極と前記ア
ナログ容量素子の下部電極が同一の導電性材料層から形
成され、 前記DRAMセル部MOSFETのソース領域と層間絶
縁膜上に設けるビット線間の電気的な接続をとるコンタ
クトを設ける接続孔側壁を被覆する側壁絶縁膜と前記ア
ナログ容量素子の容量絶縁膜が同一の絶縁性材料層から
形成され、 前記層間絶縁膜上に設けるビット線ならびコンタクトと
前記アナログ容量素子の上部電極が同一の導電性材料層
から形成され、 前記アナログ容量素子は、基板上に形成される絶縁材料
からなる素子分離上部に設けられ、前記アナログ容量素
子の下部電極は前記層間絶縁膜ならびに容量絶縁膜によ
り被覆される構造をとることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項3】 アナログ容量素子部およびロジック回路
混載DRAMセル部を含む半導体装置であって、 前記DRAMセル部MOSFETのソース領域と層間絶
縁膜上に設けるビット線が、前記層間絶縁膜を貫通し、
その側壁を側壁絶縁膜された接続孔に設けるコンタクト
を介して電気的な接続をとられ、前記層間絶縁膜上に設
けるビット線を被覆する第二層間絶縁膜が形成され、 前記DRAMセル部MOSFETのゲート電極と前記ア
ナログ容量素子の下部電極が同一の導電性材料層から形
成され、 前記DRAMセル部MOSFETのドメイン領域と第二
層間絶縁膜上に設ける蓄積電極間の電気的な接続をとる
コンタクトを設けるキャパシタ接続孔側壁を被覆する側
壁絶縁膜と前記アナログ容量素子の容量絶縁膜が同一の
絶縁性材料層から形成され、 前記第二層間絶縁膜上に設ける蓄積電極ならびコンタク
トと前記アナログ容量素子の上部電極が同一の導電性材
料層から形成され、 前記アナログ容量素子は、基板上に形成される絶縁材料
からなる素子分離上部に設けられ、前記アナログ容量素
子の下部電極は前記層間絶縁膜ならびに容量絶縁膜によ
り被覆される構造をとることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項4】 アナログ容量素子部およびロジック回路
混載DRAMセル部を含む半導体装置であって、 前記DRAMセル部MOSFETのソース領域と層間絶
縁膜上に設けるビット線が、前記層間絶縁膜を貫通し、
その側壁を側壁絶縁膜された接続孔に設けるコンタクト
を介して電気的な接続をとられ、前記層間絶縁膜上に設
けるビット線を被覆する第二層間絶縁膜が形成され、 前記DRAMセル部MOSFETのビット線と前記アナ
ログ容量素子の下部電極が同一の導電性材料層から形成
され、 前記DRAMセル部MOSFETのドメイン領域と第二
層間絶縁膜上に設ける蓄積電極間の電気的な接続をとる
コンタクトを設けるキャパシタ接続孔側壁を被覆する側
壁絶縁膜と前記アナログ容量素子の容量絶縁膜が同一の
絶縁性材料層から形成され、 前記第二層間絶縁膜上に設ける蓄積電極ならびコンタク
トと前記アナログ容量素子の上部電極が同一の導電性材
料層から形成され、 前記アナログ容量素子は、前記層間絶縁膜上に設けら
れ、前記アナログ容量素子の下部電極は前記第二層間絶
縁膜ならびに容量絶縁膜により被覆される構造をとるこ
とを特徴とする半導体装置。 - 【請求項5】 請求項2に記載のアナログ容量素子部お
よびロジック回路混載DRAMセル部を含む半導体装置
の製造方法であって、 基板上に絶縁材料からなる素子分離構造を形成する工
程、 前記DRAMセル部MOSFETのゲート電極と前記ア
ナログ容量素子の下部電極に利用する第一の導電性材料
層を形成する工程、 前記DRAMセル部MOSFETのゲート電極と前記素
子分離上部に配置する前記アナログ容量素子の下部電極
を前記第一の導電性材料層を加工して形成する工程、 前記DRAMセル部MOSFETのソース領域ならびに
ドレイン領域にイオン打ち込み法により所定の不純物濃
度分布を持つ拡散層領域を形成する工程、 前記ソース領域ならびにドレイン領域上にそれぞれソー
ス電極ならびにドレイン電極を形成する工程、 前記DRAMセル部MOSFETのゲート電極と前記ア
ナログ容量素子の下部電極を被覆する層間絶縁膜を形成
する工程、 前記層間絶縁膜上に設けるビット線とソース電極間の電
気的な接続をとるコンタクトを設ける接続孔ならびに、
前記アナログ容量素子の下部電極上の所定範囲に開口を
形成する工程、 前記接続孔側壁を被覆する側壁絶縁膜と前記アナログ容
量素子の容量絶縁膜に用いる絶縁性材料層を形成する工
程、 前記絶縁性材料層上に、前記アナログ容量素子の容量絶
縁膜形状と一致するエッチングマスクを形成する工程、 前記絶縁性材料層を垂直異方性の高いエッチング手段で
エッチングして、前記エッチングマスクで保護される形
状に前記アナログ容量素子の容量絶縁膜を加工するとと
もに、前記接続孔底部の前記絶縁性材料層を除去する工
程、 前記アナログ容量素子の容量絶縁膜上に所定の形状に形
成される上部電極、ならびに、前記側壁を側壁絶縁膜で
被覆された接続孔に設けるコンタクトと所定の形状に形
成されるビット線に利用される第二の導電性材料層を形
成する工程、 所定の形状に形成される前記アナログ容量素子の上部電
極、ならびに、所定の形状に形成される前記ビット線を
前記第二の導電性材料層を加工して形成する工程を含む
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 請求項3に記載のアナログ容量素子部お
よびロジック回路混載DRAMセル部を含む半導体装置
の製造方法であって、 基板上に絶縁材料からなる素子分離構造を形成する工
程、 前記DRAMセル部MOSFETのゲート電極と前記ア
ナログ容量素子の下部電極に利用する第一の導電性材料
層を形成する工程、 前記DRAMセル部MOSFETのゲート電極と前記素
子分離上部に配置する前記アナログ容量素子の下部電極
を前記第一の導電性材料層を加工して形成する工程、 前記DRAMセル部MOSFETのソース領域ならびに
ドレイン領域にイオン打ち込み法により所定の不純物濃
度分布を持つ拡散層領域を形成する工程、 前記ソース領域ならびにドレイン領域上にそれぞれソー
ス電極ならびにドレイン電極を形成する工程、 前記DRAMセル部MOSFETのゲート電極と前記ア
ナログ容量素子の下部電極を被覆する層間絶縁膜を形成
する工程、 前記層間絶縁膜に、前記ソース電極上部に接続孔を設
け、コンタクトを介して電気的な接続をとる所定の形状
のビット線を前記層間絶縁膜上に形成する工程、 前記ビット線を被覆する第二層間絶縁膜を形成する工
程、 前記第二層間絶縁膜上に設ける蓄積電極とドレイン電極
間の電気的な接続をとるコンタクトを設けるキャパシタ
接続孔ならびに、前記アナログ容量素子の下部電極上の
所定範囲に開口を形成する工程、 前記キャパシタ接続孔側壁を被覆する側壁絶縁膜と前記
アナログ容量素子の容量絶縁膜に用いる絶縁性材料層を
形成する工程、 前記絶縁性材料層上に、前記アナログ容量素子の容量絶
縁膜形状と一致するエッチングマスクを形成する工程、 前記絶縁性材料層を垂直異方性の高いエッチング手段で
エッチングして、前記エッチングマスクで保護される形
状に前記アナログ容量素子の容量絶縁膜を加工するとと
もに、前記キャパシタ接続孔底部の前記絶縁性材料層を
除去する工程、 前記アナログ容量素子の容量絶縁膜上に所定の形状に形
成される上部電極、ならびに、前記側壁を側壁絶縁膜で
被覆されたキャパシタ接続孔に設けるコンタクトと所定
の形状の形成される前記蓄積電極に利用される第三の導
電性材料層を形成する工程、 所定の形状に形成される前記アナログ容量素子の上部電
極、ならびに、所定の形状に形成される前記蓄積電極を
前記第三の導電性材料層を加工して形成する工程を含む
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 請求項4に記載のアナログ容量素子部お
よびロジック回路混載DRAMセル部を含む半導体装置
の製造方法であって、 基板上に絶縁材料からなる素子分離構造を形成する工
程、 前記DRAMセル部MOSFETのゲート電極に利用す
る第一の導電性材料層を形成する工程、 前記DRAMセル部MOSFETのゲート電極を前記第
一の導電性材料層を加工して形成する工程、 前記DRAMセル部MOSFETのソース領域ならびに
ドレイン領域にイオン打ち込み法により所定の不純物濃
度分布を持つ拡散層領域を形成する工程、 前記ソース領域ならびにドレイン領域上にそれぞれソー
ス電極ならびにドレイン電極を形成する工程、 前記DRAMセル部MOSFETのゲート電極を被覆す
る層間絶縁膜を形成する工程、 前記層間絶縁膜に、前記ソース電極上部に接続孔を設
け、前記ソース電極と電気的な接続をとるコンタクト及
びビット線、ならびに前記アナログ容量素子の下部電極
に利用される第二の導電性材料層を形成を前記層間絶縁
膜上に形成する工程、 所定の形状に形成する前記アナログ容量素子の下部電極
ならびに所定の形状に形成するビット線を、前記第二の
導電性材料層を加工して形成する工程、 前記前記アナログ容量素子の下部電極ならびにビット線
を被覆する第二層間絶縁膜を形成する工程、 前記第二層間絶縁膜上に設ける蓄積電極とドレイン電極
間の電気的な接続をとるコンタクトを設けるキャパシタ
接続孔ならびに、前記アナログ容量素子の下部電極上の
所定範囲に開口を形成する工程、 前記キャパシタ接続孔側壁を被覆する側壁絶縁膜と前記
アナログ容量素子の容量絶縁膜に用いる絶縁性材料層を
形成する工程、 前記絶縁性材料層上に、前記アナログ容量素子の容量絶
縁膜形状と一致するエッチングマスクを形成する工程、 前記絶縁性材料層を垂直異方性の高いエッチング手段で
エッチングして、前記エッチングマスクで保護される形
状に前記アナログ容量素子の容量絶縁膜を加工するとと
もに、前記キャパシタ接続孔底部の前記絶縁性材料層を
除去する工程、 前記アナログ容量素子の容量絶縁膜上に所定の形状に形
成される上部電極、ならびに、前記側壁を側壁絶縁膜で
被覆されたキャパシタ接続孔に設けるコンタクトと所定
の形状の形成される前記蓄積電極に利用される第三の導
電性材料層を形成する工程、 所定の形状に形成される前記アナログ容量素子の上部電
極、ならびに、所定の形状に形成される前記蓄積電極を
前記第三の導電性材料層を加工して形成する工程を含む
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 前記容量絶縁膜には、シリコン酸化膜、
シリコン窒化膜、あるいは、シリコン酸化膜とシリコン
窒化膜との積層構造膜を選択することを特徴とする請求
項1〜4のいずれかに記載の半導体装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34613999A JP2001168285A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 半導体装置およびその製造方法 |
US09/729,799 US6384444B2 (en) | 1999-12-06 | 2000-12-06 | Semiconductor device including capacitive element of an analog circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34613999A JP2001168285A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001168285A true JP2001168285A (ja) | 2001-06-22 |
Family
ID=18381393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34613999A Pending JP2001168285A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6384444B2 (ja) |
JP (1) | JP2001168285A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010199584A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Co Ltd | システムオンチップアプリケーション用二重誘電体mimコンデンサ |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001196558A (ja) | 2000-01-13 | 2001-07-19 | Seiko Epson Corp | 半導体装置の製造方法およびその半導体装置 |
JP2001196559A (ja) | 2000-01-13 | 2001-07-19 | Seiko Epson Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
JP2001196560A (ja) | 2000-01-14 | 2001-07-19 | Seiko Epson Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
JP2001196561A (ja) * | 2000-01-14 | 2001-07-19 | Seiko Epson Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
KR100338826B1 (ko) * | 2000-08-28 | 2002-05-31 | 박종섭 | 커패시터의 전하저장전극 형성방법 |
US6803306B2 (en) * | 2001-01-04 | 2004-10-12 | Broadcom Corporation | High density metal capacitor using via etch stopping layer as field dielectric in dual-damascence interconnect process |
KR100843143B1 (ko) * | 2006-12-08 | 2008-07-02 | 삼성전자주식회사 | 반도체 소자 및 이의 제조 방법 |
KR101095724B1 (ko) * | 2010-02-05 | 2011-12-21 | 주식회사 하이닉스반도체 | 저장 캐패시터를 포함하는 반도체 장치 및 그의 형성 방법 |
KR101380309B1 (ko) * | 2012-05-23 | 2014-04-02 | 주식회사 동부하이텍 | 커패시터 및 그 형성 방법 |
JP2015179727A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体集積回路装置およびその製造方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4811076A (en) * | 1985-05-01 | 1989-03-07 | Texas Instruments Incorporated | Device and process with doubled capacitors |
US5833745A (en) * | 1995-11-15 | 1998-11-10 | Mitsubishi Materials Corporation | Bi-based ferroelectric composition and thin film, method for forming the thin film, and non-volatile memory |
US6075266A (en) * | 1997-01-09 | 2000-06-13 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device having MIS transistors and capacitor |
US6242299B1 (en) * | 1999-04-01 | 2001-06-05 | Ramtron International Corporation | Barrier layer to protect a ferroelectric capacitor after contact has been made to the capacitor electrode |
-
1999
- 1999-12-06 JP JP34613999A patent/JP2001168285A/ja active Pending
-
2000
- 2000-12-06 US US09/729,799 patent/US6384444B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010199584A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Co Ltd | システムオンチップアプリケーション用二重誘電体mimコンデンサ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20010003365A1 (en) | 2001-06-14 |
US6384444B2 (en) | 2002-05-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6177699B1 (en) | DRAM cell having a verticle transistor and a capacitor formed on the sidewalls of a trench isolation | |
KR100282238B1 (ko) | 다이나믹형 반도체 기억 장치 및 그 제조 방법 | |
US20110233722A1 (en) | Capacitor structure and method of manufacture | |
JP2004527920A (ja) | 垂直mosトランジスタを有するdramセル構成、およびこの構成を製作する方法 | |
JP2000196038A5 (ja) | ||
KR940009616B1 (ko) | 홀 캐패시터 셀 및 그 제조방법 | |
US6633061B2 (en) | SOI substrate, a semiconductor circuit formed in a SOI substrate, and an associated production method | |
US20010010387A1 (en) | Methods of fabricating integrated circuit devices including distributed and isolated dummy conductive regions | |
KR100273987B1 (ko) | 디램 장치 및 제조 방법 | |
JP2001168285A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JP2686228B2 (ja) | 半導体メモリセル及びその製造方法 | |
JPH03256358A (ja) | 半導体記憶装置およびその製造方法 | |
JP7643807B2 (ja) | 集積回路構造体および集積回路構造体を製造する方法(mimキャパシタ構造体) | |
JPH0669449A (ja) | ダイナミックramの配線構造およびその製造方法 | |
US7130182B2 (en) | Stacked capacitor and method for fabricating same | |
JP2000323685A (ja) | 半導体デバイスおよびメモリセルの製造方法 | |
US6559495B1 (en) | Semiconductor memory cell device | |
KR19990015384A (ko) | 복합 반도체 장치의 커패시터 제조 방법 | |
JP2002190580A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JP2000252422A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
KR20010014755A (ko) | 반도체 장치 커패시터와 그 제조 방법 | |
US20050009269A1 (en) | Semiconductor device and method of manufacturing semiconductor device | |
JPH10289984A (ja) | 半導体記憶装置及びその製造方法 | |
JP3153802B2 (ja) | 半導体記憶装置及びその製造方法 | |
JPH0322474A (ja) | 半導体装置の製造方法 |