JP2001162443A - タップ加工治具 - Google Patents
タップ加工治具Info
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- JP2001162443A JP2001162443A JP34800799A JP34800799A JP2001162443A JP 2001162443 A JP2001162443 A JP 2001162443A JP 34800799 A JP34800799 A JP 34800799A JP 34800799 A JP34800799 A JP 34800799A JP 2001162443 A JP2001162443 A JP 2001162443A
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- chuck
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Abstract
する。 【構成】タップ加工治具はドリル専用ホルダのドリルチ
ャックで取付可能なチャック把持部20、これが一体と
なっている固定コレット21、これと同軸で進退自在な
可動コレット22とを備え、固定コレット21と可動コ
レット22はガイド部材により連結し、かつ可動コレッ
ト22を固定コレット21側へコイルスプリング32に
より引っ張り方向へ付勢する。可動コレット22の先端
側にはタップ取付用チャック部27を設け、ここにタッ
プ12を取付ける。
Description
ップ加工するためのタップ加工治具に関する。
うに、まず、旋盤の主軸チャック1に取付けたワーク2
に対して、芯押し台3側のスピンドル4へドリル専用ホ
ルダ5のテーパー付シャンク6を取付け、その先端側の
ドリルチャック7へ取付けたドリル8にてワーク2へ下
穴9を穿設する。その後、このドリル専用ホルダ5をス
ピンドル4から外して、タップ専用ホルダ10に交換
し、そのテーパー付シャンク11をスピンドル4へ取付
け直してから、先端のタップ12をワーク2の下穴9へ
食い込ませてタップ加工するようになっている。
法では、ドリル専用ホルダ5及びタップ専用ホルダ10
がそれぞれテーパー付シャンク6,11を有するため、
それぞれを芯押し台3のスピンドル4へ取付けなければ
ならず、タップ専用ホルダ10をドリル専用ホルダ5の
ドリルチャック7へ取付けることができない。したがっ
て、それぞれを芯押し台3のスピンドル4へ取付け直し
て使用する必要があり、ドリル専用ホルダ5とタップ専
用ホルダ10の交換に多くの手間がかかった。さらに、
タップ加工時に芯押し台3を手動で往復させるので、ワ
ーク2に形成したネジ溝の精度を上げにくいという問題
もあった。本願発明は係る問題点の解決を目的とする。
本願発明に係るタップ加工治具は、旋盤へ取付けられて
いるドリル専用ホルダのチャックへ取付けられるチャッ
ク把持部と、このチャック把持部が一体に設けられた筒
状の固定コレットと、この固定コレットと同軸上でかつ
ガイド部材を介して進退自在であって一端にタップ取付
部を設けた可動コレット、とを備えるとともに、可動コ
レットを固定コレット側へ引っ張る方向にバネ付勢した
ことを特徴とする。
トと固定コレットのいずれかに対してタッピングの進行
状況を表示する目盛りを設けることもできる。
コレットにチャック把持部を有するので、ここをドリル
専用ホルダのドリルチャックへ取付けることができる。
したがって、従来のように下穴加工後、ドリル専用ホル
ダを交換することなく、そのままでドリルチャックへタ
ップ加工治具を取付けることができ、工具交換における
段取りに手間取らなくなった。
する可動コレットとを備え、かつ可動コレットを固定コ
レット側へ引っ張り方向に付勢するバネを設けたので、
タップ加工時には可動コレットがバネの張力に抗してワ
ーク側へ進み、タップ加工が終了すると逆転により可動
コレットはバネの復元力で速やかに後退してワークから
抜け出す。したがって、従来のように手動で芯押し台を
往復させる必要がないので、ネジ溝の精度を上げやす
い。なお、可動コレット又は固定コレットに他方側との
離隔量を表示する目盛りを設ければ、タップ加工の進行
状況をこの目盛りにより容易に確認できる。
説明する。図1は本実施例に係るタップ加工治具の外観
図、図2はその2−2線相当断面図、図3は旋盤加工方
法を説明する図である。なお、前記従来例と同じ部分に
ついては同一符号を用い説明を省略する。
工治具13は、略三角形断面をなしてドリルチャック7
により把持可能なチャック把持部20(図1中にA部と
して右側面形状を併せて示す)、このチャック把持部2
0を一端部へ一体に形成した筒状の固定コレット21、
この固定コレット21に対して同一軸上を進退動自在で
ある同様に略筒状をなす可動コレット22、この可動コ
レット22の一端側へ一体に突出形成されたジョイント
部23、このジョイント部23へ取付けられるタップ取
付用チャック部27を備える。
側にてタップ12を固定するとともに、他端側から突出
するジョイント突起25を一体に備え、このジョイント
突起25をジョイント部23の先端側から軸心方向に形
成された穴24へ嵌合して側方からピン26で固定する
ことにより可動コレット22に対して着脱自在になって
いる。
は、固定コレット21側に一端を固定され、かつ互いに
軸線方向と平行に設けられた複数のガイド28の他端側
を摺動自在に嵌合するガイド穴29を有し、このガイド
28に案内されながら固定コレット21に対して進退動
自在である。
2の各軸心部には、軸穴30,31が形成され、ここに
引っ張り状態でコイルスプリング32が挿入され、その
両端を側方から差し込まれたピン33,34に係止する
ことにより、可動コレット22を固定コレット21側へ
移動付勢するようになっている。
ト22の側面には目盛り35が設けられ、固定コレット
21側から延出する指針36により固定コレット21と
の離隔量を把握できるようになっている。
おいて、ドリル専用ホルダ5のドリル8による下穴加工
が終了すると、ドリル専用ホルダ5のドリルチャック7
を緩めてドリル8を取り外し、代わりにタップ加工治具
13のチャック把持部20をドリルチャック7に取付け
て固定する。チャック把持部20は略三角形断面をなし
てドリルチャック7による固定を可能にしているため、
タップ加工治具13はドリル専用ホルダ5のドリルチャ
ック7へ取付けられる。
27にはタップ12を取付け、この状態で、主軸チャッ
ク1と一体に回転するワーク2へ向かって移動させ、タ
ップ12の先端をワーク2の下穴9へ押し込むと、タッ
プ加工が開始される。
の下穴9内へ食い込んでいくので、可動コレット22は
コイルスプリング32の弾力に抗してガイド28に案内
されながら前進し、固定コレット21から次第に離れ
る。
ともに、目盛り35と指針36から目視把握できるの
で、可動コレット22の離隔量により容易にタップ加工
の進行状況を認識できる。そこで、これら目盛り35と
指針36の表示から所定のネジ切り量に達したことを確
認するとタップ加工を正確に停止できる。
レット22がワーク2から送り出され、かつコイルスプ
リング32により引っ張られているので、速やかに可動
コレット22が固定コレット21側へ後退し、タップ1
2はワーク2から抜け出す。
を移動させる必要がなく、ワーク2の逆転に応じてタッ
プ12が送り出されるから、タップ加工したネジ溝に無
理な力が加わらず、ネジ溝を高精度で形成できる。
ば、チャック把持部20を設けたことにより、ドリル専
用ホルダ5を芯押し台3から取り外すことなく、そのま
までドリル専用ホルダ5のドリルチャック7へ取付けで
きるので、従来のように工具変換の段取りに時間がかか
らなくなる。
ず、種々に応用・変形が可能であり、例えば、コイルス
プリング32の代わりに、板バネ等適宜のバネを使用可
能である。また、固定コレット21と可動コレット22
を内外筒式に嵌合すれば、ガイド28を省略できる。さ
らに、目盛り35を固定コレット21側に設け、指針を
可動コレット22側へ設けることもできる。
リル専用ホルダ、7:ドリルチャック、8:ドリル、
9:下穴、10:タップ専用ホルダ、12:タップ、1
3:タップ加工治具、20:チャック把持部、21:固
定コレット、22:可動コレット、27:タップ取付用
チャック部、32:コイルスプリング、35:目盛り
Claims (2)
- 【請求項1】 旋盤へ取付けられているドリル専用ホル
ダのチャックへ取付けられるチャック把持部と、このチ
ャック把持部が一体に設けられた筒状の固定コレット
と、この固定コレットと同軸上でかつガイド部材を介し
て進退自在であって一端にタップ取付部を設けた可動コ
レット、とを備えるとともに、可動コレットを固定コレ
ット側へ引っ張る方向にバネ付勢したことを特徴とする
タップ加工治具。 - 【請求項2】 前記可動コレット又は固定コレットのい
ずれか側にタッピングの進行状況を表示する目盛りを設
けたことを特徴とする請求項1に記載したタップ加工治
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34800799A JP3750909B2 (ja) | 1999-12-07 | 1999-12-07 | タップ加工治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34800799A JP3750909B2 (ja) | 1999-12-07 | 1999-12-07 | タップ加工治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001162443A true JP2001162443A (ja) | 2001-06-19 |
JP3750909B2 JP3750909B2 (ja) | 2006-03-01 |
Family
ID=18394116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34800799A Expired - Fee Related JP3750909B2 (ja) | 1999-12-07 | 1999-12-07 | タップ加工治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3750909B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-12-07 JP JP34800799A patent/JP3750909B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3750909B2 (ja) | 2006-03-01 |
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