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JP2001160486A - 有機elディスプレイの製造方法及び有機elディスプレイ - Google Patents

有機elディスプレイの製造方法及び有機elディスプレイ

Info

Publication number
JP2001160486A
JP2001160486A JP34412499A JP34412499A JP2001160486A JP 2001160486 A JP2001160486 A JP 2001160486A JP 34412499 A JP34412499 A JP 34412499A JP 34412499 A JP34412499 A JP 34412499A JP 2001160486 A JP2001160486 A JP 2001160486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
organic
insulating film
wiring
display
connection hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34412499A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Hirano
貴之 平野
Naoki Sano
直樹 佐野
Tatsuya Sasaoka
龍哉 笹岡
Shin Asano
慎 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP34412499A priority Critical patent/JP2001160486A/ja
Publication of JP2001160486A publication Critical patent/JP2001160486A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストの削減が可能でかつ歩留まりと
信頼性の向上を達成することが可能な有機ELディスプ
レイの製造方法及び有機Elディスプレイを提供する。 【解決手段】 TFT2に接続された配線4を基板1上
に形成し、この配線4を覆う状態でスピンコート法によ
って感光性ポリイミドからなる平化絶縁膜5を形成す
る。次いで、この平坦化絶縁膜5に、リソグラフィー法
によって接続孔6を形成する。その後、この接続孔6を
介して配線4に接続される有機EL素子を、平坦化絶縁
膜5上に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機ELディスプ
レイの製造方法及び有機ELディスプレイに関し、特に
は、配線を覆う平坦化絶縁上に有機EL素子を形成する
有機ELディスプレイの製造方法及びこれによって形成
される有機ELディスプレイに関する。
【0002】
【従来の技術】有機材料のエレクトロルミネッセンス(e
lectroluminescence:以下ELと記す)を利用した有機
EL素子は、陽極と陰極との間に、有機正孔輸送層や有
機発光層を積層させた有機層を設けてなり、低電圧直流
駆動による高輝度発光が可能な発光素子として注目され
ている。
【0003】このような有機EL素子を用いた表示装置
のうち、各画素に有機EL素子を駆動するための薄膜ト
ランジスタ(thin film transistor:以下TFTと記
す)を設けてなるアクティブマトリックス型の表示装置
を製造するには、先ず、基板上にTFTを形成した後、
これを覆う状態で基板上に平坦化絶縁膜を形成する。次
に、この平坦化絶縁膜に接続孔を形成した後、この接続
孔を介してTFTに接続させる状態で有機EL素子を形
成する。
【0004】平坦化絶縁膜としては、例えば特開平 10-
189252に開示されるように、ポリイミドのような樹脂材
料をスピンコート法によって塗布したものや、酸化シリ
コン系材料膜や窒化シリコン系材料膜をCVD(chemica
l vapor deposition)法によって成膜した後にエッチバ
ックしたものが用いられている。また、このような平坦
化絶縁膜に接続孔を形成するには、リソグラフィー法に
よって形成したレジストパターンをマスクに用いて平坦
化絶縁膜をエッチングしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
有機ELディスプレイの製造方法及びこのようにして得
られた有機ELディスプレイは、単なる樹脂材料や、酸
化シリコン系材料または窒化シリコン系材料を用いて平
坦化絶縁膜が形成されている。このため、この平坦化絶
縁膜に接続孔を形成する場合には、上述したようにリソ
グラフィー法によって平坦化絶縁膜上にエッチングの際
にマスクとなるレジストパターンを形成し、このレジス
トパターンをマスクに用いて平坦化絶縁膜をエッチング
し、さらにエッチングが終了した後には平坦化絶縁膜上
からレジストパターンを除去するといった、多段階の工
程を経なければならない。
【0006】これは、有機ELディスプレイの製造工程
を複雑にし製造コストを増加させる要因になると共に、
有機ELディスプレイの歩留まりを低下させ、かつ信頼
性を低下させる要因になっている。
【0007】そこで本発明は、製造工程数の削減を図る
ことで、製造コストの削減が可能でかつ歩留まりと信頼
性の向上を達成することが可能な有機ELディスプレイ
の製造方法及び有機ELディスプレイを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために成された本発明の有機ELディスプレイの製造
方法は、次のように行うことを特徴としている。先ず、
配線が形成された基板上に感光性組成物からなる平化絶
縁膜を形成し、次いでこの平坦化絶縁膜にリソグラフィ
ー法によって接続孔を形成する。その後、この接続孔を
介して配線に接続される有機EL素子を基板の上方に形
成する。
【0009】このような有機ELディスプレイの製造方
法では、感光性組成物からなる平坦化絶縁膜に、リソグ
ラフィー法によって接続孔を形成する構成にしたこと
で、平坦化絶縁膜上へのレジストパターンの形成工程
や、このレジストパターンをマスクに用いた平坦化絶縁
膜のエッチング工程を行うことなく、平坦化絶縁膜に対
して直接的に接続孔がパターン形成されることになる。
このため、平坦化絶縁膜への接続孔の形成工程を簡略化
することができる。
【0010】また、本発明の有機ELディスプレイは、
基板上に形成された配線と、この配線を覆う状態で基板
上に形成された平坦化絶縁膜と、この平坦化絶縁膜に形
成された接続孔を介して配線に接続された有機EL素子
とを備えており、特に、平坦化絶縁膜が、感光性組成物
からなる平坦化絶縁膜にリソグラフィー処理によって接
続孔を形成してなることを特徴としている。
【0011】このような構成の有機ELディスプレイ
は、接続孔を形成するための平坦化絶縁膜上へのレジス
トパターンの形成工程や、このレジストパターンをマス
クに用いた平坦化絶縁膜のエッチング工程を行うことな
く、感光性組成物からなる平坦化絶縁膜に対してリソグ
ラフィー処理によって接続孔が形成されたものとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の有機ELディスプ
レイの製造方法及び有機ELディスプレイの詳細を図面
に基づいて説明する。図1及び図2は、本発明をアクテ
ィブマトリックス型の有機ELディスプレイに適用した
場合の製造方法の一例を示す断面工程図であり、以下に
この図を用いて本発明の各実施の形態を製造方法から順
に説明する。
【0013】(第1実施形態)先ず、図1(1)に示すよ
うに、透明ガラスからなる基板1上に、TFT2を形成
し、このTFT2を覆う状態で層間絶縁膜3を形成す
る。次に、この層間絶縁膜3にここでは図示を省略した
接続孔を形成した後、この接続孔を介してTFT2に接
続される配線4を層間絶縁膜3上に形成する。この配線
4は、TFT2間または、TFT2と後の工程で形成さ
れる有機EL素子とを接続するためのものであり、例え
ば1.0μm程度の高さのアルミニウム配線として形成
される。この配線4の形成が、基板1の上部における凹
凸の最大の要因になる。
【0014】次に、図1(2)に示すように、配線4の形
成による凹凸を平坦化するために、上部に配線4が形成
された層間絶縁膜3上に、配線4を覆う状態で平坦化絶
縁膜5を形成する。この平坦化絶縁膜5は、ポジ型の感
光性ポリイミドからなる。また、層間絶縁膜3上への平
坦化絶縁膜5の形成は、この感光性ポリイミドを回転数
3200rpmでスピンコート法によって塗布することで行わ
れる。また、塗布後、直ちにホットプレート上にて90
℃,10分のプリベークを行う。そして、プリベーク後
における平坦化絶縁膜5の塗布膜厚を2.4μm程度と
し、この平坦化絶縁膜5によって配線4を覆うこととす
る。
【0015】以上の後、露光装置を用いて平坦化絶縁膜
5に対してパターン露光を行い、露光部分を現像液に対
して可溶にする。このパターン露光においては、例えば
近接(プロキシミティ)露光装置を用い、露光量を50
0mJとする。
【0016】次に、パターン露光後の平坦化絶縁膜5に
対して回転式スプレー現像装置を用いて現像処理を行
い、露光部を現像液に溶解させて除去する。この際、現
像液として、TMAH(tetramethylammonium hydroxid
e)2.38%水溶液(例えば東京応化製MND−3)
を用い、現像時間を3分程度にする。
【0017】以上の一連のリソグラフィー処理によっ
て、平坦化絶縁膜5を所定形状にパターニングし、配線
4に達する接続孔6を形成する。
【0018】その後、平坦化絶縁膜5を構成する感光性
ポリイミドのイミド化(環化)を進めるための本焼成を
クリーンベーク炉にて行う。この際、窒素雰囲気中にて
170℃で60分の焼成後、350℃で30分の焼成を
行う。これによって、平坦化絶縁膜5を、例えば、図3
の化学式に示す構成のポリイミドを主体としたものにす
る。尚、本焼成後における平坦化絶縁膜5の膜厚は2.
0μm程度となり、この平坦化絶縁膜5によって配線4
が覆われる。この際、平坦化絶縁膜5表面の平坦性(凸
部と凹部の最大高低差)は、約0.3μmになる。
【0019】以上のようにして、平坦化絶縁膜5に接続
孔6を形成した後、以下のようにして、この平坦化絶縁
膜5上に有機EL素子を形成する。尚、ここでは、一例
として上面発光型の有機EL素子を形成する場合を説明
するが、本発明はこれに限定されることはなく、基板1
側から光を取り出す下面発光型を形成する場合にも適用
される。
【0020】先ず、図1(3)に示すように、平坦化絶
縁膜5上に、金属(例えばCr)からなる下部電極7
を、接続孔6を介して配線4に接続させる状態で形成す
る。この下部電極7は、有機EL素子の陽極として用い
られることとする。
【0021】この下部電極7を形成するには、先ず、D
Cスパッタ法によって、膜厚200nmのクロム(C
r)膜を成膜する。この際、例えば、スパッタガスとし
てアルゴン(Ar)用い、スパッタ雰囲気内圧力を0.
2Pa、DC出力を300Wに設定して成膜を行う。次
に、通常のリソグラフィー技術を用いて形成したレジス
トパターンをマスクに用いてクロム膜をエッチングし、
これによって所定形状にパターニングされたクロムから
なる下部電極7を得る。
【0022】クロム膜のエッチングには、硝酸第二セリ
ウムアンモニウムと過塩素酸との混合水溶液系のエッチ
ング液、例えばETCH−1〔三洋化成工業(株)製商
品名〕を用いたウェットエッチングを行うことで、高精
度にかつ再現性良いエッチング加工を行うこととする。
ただし、さらに加工精度が要求される場合には、ドライ
エッチングを行うこととする。クロム膜のドライエッチ
ングを行う場合には、例えばエッチングガスとして塩素
(Cl2)と酸素(O2)の混合ガスを用いる。この際特
に、RIE(reactive ion etching)を行うことで、高
精度の加工が可能になると共に、エッチング側壁の形状
を制御することが可能になる。例えば、所定のエッチン
グ条件でエッチングすることによって、エッチング側壁
をテーパ形状にすることができるため、この下部電極7
と以降の工程で形成する上部電極との間のショートを低
減できる。
【0023】次に、図1(4)に示すように、下部電極7
上に開口部8aを有し、かつ下部電極7の周縁を覆おう
形状の絶縁層8を形成する。この絶縁層8を構成する材
料に特に限定はないが、ここでは例えば酸化シリコン
(SiO2)を用いることとする。
【0024】この絶縁層8を形成するには、先ず、例え
ばスパッタリングによって膜厚200nmの酸化シリコ
ン膜を形成し、次に通常のリソグラフィー技術を用いて
この酸化シリコン膜上にレジストパターンを形成する。
その後、このレジストパターンをマスクに用いて酸化シ
リコン膜をエッチングすることで、下部電極7上に開口
部8aを有し、かつその周縁を覆う形状の絶縁層8を得
る。この際のエッチングとしては、例えばフッ酸とフッ
化アンモニウムとの混合水溶液を用いたウェットエッチ
ング、またはドライエッチングを行うことができる。
尚、この絶縁層8は、必要に応じて形成されれば良く、
この絶縁層8を設けることによって、下部電極7と以降
の工程で形成する上部電極との間のショートを防止する
ことが可能になる。また、この絶縁層8を設けた場合に
は、絶縁層8の開口部8aが有機EL素子の発光部分と
なる。
【0025】次に、図2(1)に示すように、必要に応じ
て絶縁層8が形成された基板1を真空蒸着装置(図示省
略)内に搬入し、マスクA上からの真空蒸着によって、
各下部電極7上をそれぞれ独立した状態で覆う形状の有
機層9を形成する。この際、絶縁層8の縁部分も有機層
9で覆われるようにマスクAを設計することで、下部電
極7が有機層9で完全に覆われるようにする。また、こ
の有機層9は、ここでの図示を省略した有機正孔注入
層、有機正孔輸送層、電子輸送層を兼ねた有機発光層を
下層から順に積層してなる。
【0026】このような構成の有機層9の一例として
は、有機正孔注入層としてMTDATA〔4,4',4"-トリ
ス(3-メチルフェニルフェニルアミノ)トリフェニルア
ミン〕を30nmの膜厚に形成し、有機正孔輸送層とし
てα−NPD〔ビス(N-ナフチル)-N-フェニルベンジ
ジン〕を20nmの膜厚に形成し、有機発光層としてA
lq3(8−キノリノールアルミニウム錯体)を50n
mの膜厚50nmに形成して用いる。
【0027】また、有機層9の真空蒸着においては、そ
れぞれの材料0.2gを抵抗加熱用の各ボートに充填し
て真空蒸着装置の所定の電極に取り付け、蒸着雰囲気内
を1.0×10-4Paにまで減圧した後、各ボートに電
圧を印加することで、各ボート内の材料を順次蒸着させ
る。また、マスクAには、金属マスクを用いることとす
る。
【0028】次に、図2(2)に示すように、マスクを
取り除いた真空蒸着によって、基板1の上方の全面に、
有機層9及び絶縁層8を覆う上部電極10を形成する。
この上部電極10は、有機EL素子の陰極として用いら
れるもので、例えばマグネシウムと銀との合金(Mg:
Ag)で構成される。この上部電極10の膜厚は、例え
ば10nmであることとする。尚、この上部電極10の
真空蒸着は、有機層9の真空蒸着を行った真空蒸着装置
内にて連続して行われる。
【0029】このような上部電極10の真空蒸着におい
ては、マグネシウム0.1g、銀0.4gを各ボートに
充填して真空蒸着装置の所定の電極に取り付け、蒸着雰
囲気内を1.0×10-4Paにまで減圧した後、各ボー
トに電圧を印加することで、ボート内のマグネシウム及
び銀を共蒸着させる。この際、マグネシウムと銀の成膜
速度の比が、9:1程度になるようにする。
【0030】次に、図2(3)に示すように、上部電極
10上に、透明電極膜11を成膜する。ここでは、この
透明電極膜11として、室温成膜で良好な導電性を示す
インジウム亜鉛酸化物(In−Zn−O)系の透明導電
性材料を用いることとする。このような材料からなる透
明電極膜11の成膜は、例えばDCスパッタ法によって
行うこととする。この際の成膜条件の一例としては、ス
パッタガスにアルゴン(Ar)と酸素(O2)との混合
ガス(体積比Ar:O2=1000:5)を用い、スパ
ッタ雰囲気内圧力を0.3Pa、DC出力を40Wに設
定し、膜厚200nmの透明電極膜11を成膜する。
【0031】以上のようにして、下部電極(陽極)7、
有機層9、上部電極(陰極)10及び透明電極膜11を
順次積層してなる複数の有機EL素子12を形成する。
これらの有機EL素子12は、平坦化絶縁膜5に形成さ
れた接続孔6及び配線4を介して各TFT2に接続され
たものとなる。
【0032】また、以上のようにして、各有機EL素子
12にこれを駆動するためのTFT2を接続してなるア
クティブマトリックス型の有機ELディスプレイが得ら
れる。この有機ELディスプレイは、感光性組成物(感
光性ポリイミド)からなる平坦化絶縁膜5に対してリソ
グラフィー処理を施すことによって形成された接続孔6
を有するものになる。
【0033】以上説明した有機ELディスプレイの製造
方法では、感光性組成物からなる平坦化絶縁膜5に、リ
ソグラフィー法によって接続孔6を形成する構成にした
ことで、平坦化絶縁膜5上へのレジストパターンの形成
工程や、このレジストパターンをマスクに用いた平坦化
絶縁膜5のエッチング工程を行うことなく、平坦化絶縁
膜5に対して直接的に接続孔6を形成することが可能に
なる。このため、平坦化絶縁膜5への接続孔6の形成工
程を削減して簡略化することができる。したがって、有
機ELディスプレイの製造コストの削減が可能になり、
かつ歩留まりと信頼性の向上を達成することが可能にな
る。また、上述のように、レジストパターンの除去工程
が削減できることから、環境に対する負荷を軽減するこ
ともできる。
【0034】しかも、上述の製造方法においては、TF
T2及び配線4の形成によって凹凸が形成された基板1
上に、スピンコート法によって感光性ポリイミドを塗布
している。このことから、比較的平坦性に優れているC
VD法によって成膜された絶縁膜よりも良好な平坦性を
有する平坦化絶縁膜5を形成することが可能になる。そ
して、このような平坦化絶縁膜5の上方に有機EL素子
12が形成されることから、有機EL素子12を構成す
る下部電極7、有機層9、上部電極10及び透明電極膜
11の膜厚を均一化することができる。この結果、下部
電極7、上部電極10及び透明電極膜11の段切れを防
止することができる。また、特に有機層9の膜厚が均一
化されることで、発光部における発光強度の均一化を図
ることができる。
【0035】さらに、平坦化絶縁膜5を形成するために
基板1上に塗布する感光性ポリイミドをポジ型としたこ
とで、リソグラフィーによって平坦化絶縁膜5に形成さ
れる接続孔6の側壁をテーパ形状とすることができる。
このため、接続孔6を介して配線4と有機EL素子12
の下部電極7との良好なコンタクトを図ることが可能に
なる。
【0036】しかも、このようにして得られた有機EL
ディスプレイは、ポリイミドを主体とした電気的絶縁性
が良好な平坦化絶縁膜5によってTFT2と有機EL素
子12とが分離されていることから、TFT2と有機E
L素子12とを接続孔6以外の部分において確実に絶縁
分離することが可能になる。
【0037】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態を説明する。本第2実施形態と上述の第1実施形態
との異なるところは、平坦化絶縁膜5’の構成にあり、
その他の構成要素は同様であることとする。以下に、本
発明の第2実施形態を製造方法から順に説明する。
【0038】先ず、図1(1)に示すように、第1実施形
態と同様にして、基板1上に、TFT2を形成し、この
TFT2を覆う状態で層間絶縁膜3を形成し、さらに、
ここでは図示を省略した接続孔を形成した後、この接続
孔を介してTFT2に接続される配線4を層間絶縁膜3
上に形成する。
【0039】次に、図1(2)に示すように、配線4の形
成による凹凸を平坦化するために、配線4が形成された
層間絶縁膜3上に、配線4を覆う状態で平坦化絶縁膜
5’形成する。この平坦化絶縁膜5’は、ポジ型の感光
性ポリベンゾオキサゾールからなる。また、層間絶縁膜
3上への平坦化絶縁膜5’の形成は、この感光性ポリベ
ンゾオキサゾールを回転数4000rpmでスピンコート法に
よって塗布することで行われる。また、塗布後、直ちに
ホットプレート上にて120℃,4分のプリベークを行
う。そして、プリベーク後における平坦化絶縁膜5’の
塗布膜厚を3.7μm程度とし、この平坦化絶縁膜5’
によって配線4を覆うこととする。
【0040】以上の後、露光装置を用いて平坦化絶縁膜
5’に対してパターン露光を行い、露光部分を現像液に
対して可溶にする。このパターン露光においては、例え
ば近接(プロキシミティ)露光装置を用い、露光量を2
00mJとする。
【0041】次に、パターン露光後の平坦化絶縁膜5’
に対して回転式スプレー現像装置にて現像処理を行い、
露光部を現像液に溶解させて除去する。この際、現像液
として、TMAH2.38%水溶液(例えば東京応化製
MND−3)を用い、現像時間を40秒程度にする。
【0042】以上の一連のリソグラフィー処理によっ
て、平坦化絶縁膜5’を所定形状にパターニングし、配
線4に達する接続孔6を形成する。
【0043】その後、平坦化絶縁膜5’を構成する感光
性ポリベンゾオキサゾールの環化を進めるための本焼成
をクリーンベーク炉にて行う。この際、窒素雰囲気中に
て150℃で30分の焼成後、320℃で30分の焼成
を行う。これによって、平坦化絶縁膜5’を、例えば、
図4の化学式に示す構成のポリベンゾオキサゾールを主
体としたものにする。尚、本焼成後における平坦化絶縁
膜5’の膜厚は2.9μm程度となり、この平坦化絶縁
膜5’によって配線4が覆われる。この際、平坦化絶縁
膜5’表面の平坦性(凸部と凹部の最大高低差)は、約
0.2μmになる。
【0044】また、以上のようにして平坦化絶縁膜5'
に接続孔6を形成した後、第1実施形態と同様の手順に
て平坦化絶縁膜5’上に有機EL素子12を形成する。
【0045】以上によって、各有機EL素子12にこれ
を駆動するためのTFTを接続してなるアクティブマト
リックス型の有機ELディスプレイが得られる。この有
機ELディスプレイは、感光性組成物(感光性ポリベン
ゾオキサゾール)からなる平坦化絶縁膜5’にリソグラ
フィー処理によって形成された接続孔6を有するものに
なる。
【0046】このような有機ELディスプレイの製造方
法では、感光性組成物からなる平坦化絶縁膜5’に、リ
ソグラフィー法によって接続孔6を形成する構成にした
ことで、第1実施形態の製造方法と同様に、平坦化絶縁
膜5’に対して直接的に接続孔6を形成することが可能
になるため、有機ELディスプレイの製造コストの削減
が可能になり、かつ歩留まりと信頼性の向上を達成する
ことが可能になる。
【0047】また、TFT2及び配線4の形成によって
凹凸が形成された基板1上に、スピンコート法によって
感光性ポリベンゾオキサゾールを塗布していることか
ら、良好な平坦性を有する平坦化絶縁膜5’を形成する
ことが可能になる。そして、第1実施形態と同様に、こ
のように平坦化が良好な平坦化絶縁膜5’の上方に有機
EL素子12が形成されることから、下部電極7、上部
電極10及び透明電極膜11の段切れの防止、及び発光
部における発光強度の均一化を図ることができる。
【0048】さらに、平坦化絶縁膜5’を形成するため
に基板1上に塗布する感光性ポリベンゾオキサゾールを
ポジ型としたことで、リソグラフィーによって平坦化絶
縁膜5’に形成される接続孔6の側壁をテーパ形状とす
ることができる。このため、第1実施形態と同様に、接
続孔6を介して配線4と有機EL素子12の下部電極7
との良好なコンタクトを図ることが可能になる。
【0049】しかも、このようにして得られた有機EL
ディスプレイは、ポリベンゾオキサゾールを主体とした
電気的絶縁性が良好な平坦化絶縁膜5’によって、TF
T2と有機EL素子12とを接続孔6以外の部分におい
て確実に絶縁分離することが可能になる。
【0050】また、平坦化絶縁膜5’がポリベンゾオキ
サゾールで構成されることで、平坦化絶縁膜5’の吸水
率を低く抑えることが可能になり、平坦化絶縁膜5’か
らの水分放出による有機層9の劣化を防止することがで
きる。
【0051】以上説明した第1実施形態及び第2実施形
態においては、本発明をアクティブマトリックス型の有
機ELディスプレイに適用した場合を説明した。しか
し、本発明は、単純マトリックス型の有機ELディスプ
レイにも適用可能である。
【0052】この場合、例えば、基板上に形成される配
線4は、有機EL素子の下部電極を兼ねるもの、または
有機EL素子の下部電極の一部を兼ねるものであっても
良い。すなわち、基板上に、有機EL素子の下部電極と
して、ある程度の高さを有する配線が基板上に形成され
た場合、この配線によって基板表面に形成された凹凸を
平坦化するために、上述の第1実施形態または第2実施
形態で説明したようにして平坦化絶縁膜5,5’及び接
続孔6を形成する。これによって、第1実施形態または
第二実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、感
光性組成物からなる平坦化絶縁膜にリソグラフィー法に
よって形成した接続孔を設ける構成にしたことで、平坦
化絶縁膜への接続孔の形成工程が簡略化され、有機EL
ディスプレイの製造工程数の削減を図ることが可能にな
る。したがって、有機ELディスプレイの製造コストの
削減を図ることが可能になると共に、歩留まりの向上と
信頼性の向上とを達成することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明するための断面工程
図(その1)である。
【図2】本発明の実施の形態を説明するための断面工程
図(その2)である。
【図3】接続孔が形成された平坦化絶縁膜を構成するポ
リイミドの一例を示す化学式である。
【図4】接続孔が形成された平坦化絶縁膜を構成するポ
リベンゾオキサゾールの一例を示す化学式である。
【符号の説明】
1…基板、2…TFT、4…配線、5,5’…平坦化絶
縁膜、6…接続孔、7…下部電極、12…有機EL素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹岡 龍哉 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 浅野 慎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 3K007 AB05 AB18 BA06 CB01 DA00 DB03 EB00 FA01 FA03 5C094 AA21 AA31 AA42 AA43 AA44 BA03 BA27 CA19 DA09 EA05 FB01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線が形成された基板上に感光性組成物
    からなる平坦化絶縁膜を形成する工程と、 前記平坦化絶縁膜に、リソグラフィー法によって接続孔
    を形成する工程と、 前記接続孔を介して前記配線に接続される有機EL素子
    を前記基板の上方に形成する工程とを行うことを特徴と
    する有機ELディスプレイの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の有機ELディスプレイの
    製造方法において、 前記平坦化絶縁膜の形成をスピンコート法によって行う
    ことを特徴とする有機ELディスプレイの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の有機ELディスプレイに
    おいて、 前記感光性組成物はポジ型であることを特徴とする有機
    ELディスプレイの製造方法。
  4. 【請求項4】 基板上に形成された配線と、当該配線を
    覆う状態で前記基板上に形成された平坦化絶縁膜と、当
    該平坦化絶縁膜に形成された接続孔を介して前記配線に
    接続された有機EL素子とを備えた有機ELディスプレ
    イにおいて、 前記平坦化絶縁膜は、感光性組成物からなる平坦化絶縁
    膜にリソグラフィー処理によって前記接続孔を形成して
    なることを特徴とする有機ELディスプレイ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の有機ELディスプレイに
    おいて、 前記配線は、前記基板上に形成された薄膜トランジスタ
    に接続されていることを特徴とする有機ELディスプレ
    イ。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の有機ELディスプレイに
    おいて、 前記配線は、前記有機EL素子の下部電極に接続されて
    いるか、または当該下部電極を兼ねることを特徴とする
    有機ELディスプレイ。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の有機ELディスプレイに
    おいて、 前記平坦化絶縁膜は、ポリイミドを主体とすることを特
    徴とする有機ELディスプレイ。
  8. 【請求項8】 請求項4記載の有機ELディスプレイに
    おいて、 前記平坦化絶縁膜は、ポリベンゾオキサゾールを主体と
    することを特徴とする有機ELディスプレイ。
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