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JP2001156731A - 無線データ通信における情報提供方法、情報送信装置、および情報受信装置 - Google Patents

無線データ通信における情報提供方法、情報送信装置、および情報受信装置

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Publication number
JP2001156731A
JP2001156731A JP34079399A JP34079399A JP2001156731A JP 2001156731 A JP2001156731 A JP 2001156731A JP 34079399 A JP34079399 A JP 34079399A JP 34079399 A JP34079399 A JP 34079399A JP 2001156731 A JP2001156731 A JP 2001156731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
information
client
unit
content
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34079399A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromitsu Sumino
宏光 角野
Takemoto Suzuki
偉元 鈴木
Hidetoshi Ueno
英俊 上野
Norihiro Ishikawa
憲洋 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP34079399A priority Critical patent/JP2001156731A/ja
Publication of JP2001156731A publication Critical patent/JP2001156731A/ja
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線データ通信通信において、時間の経過に
伴って変化する情報をサーバ主導でクライアントに対し
て提供しつつ、ネットワークリソースを節約すること。 【解決手段】 パケットをサーバ100主導でクライア
ント200にプッシュ型送信する。パケットには、サー
バ100からクライアント100に提供すべき情報の内
容を示すコンテンツデータが含まれており、上述したよ
うに、コンテンツデータのメディアには複数の種類があ
る。その際、各メディアに生成されたコンテンツデータ
の再生態様を指定するアレンジ情報は、コンテンツデー
タよりも少ない頻度で送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マイクロブラウ
ザを備える携帯端末にストリームデータを配信する際に
用いて好適な、無線データ通信における情報提供方法、
情報送信装置、および情報受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット上のサーバから情
報の提供を受けるための装置として携帯電話やPHSな
どの携帯通信機器が提案されている。この種の携帯通信
機器は、提供を受ける情報の内容を示すコンテンツデー
タをインターネットからダウンロードして再生するため
のマイクロブラウザを備えており、携帯通信機器の使用
者は、例えばモバイルコンピュータなどの他装置を用い
なくてもインターネット接続およびブラウジングができ
るようになっている。具体的には、携帯通信機器の使用
者は、マイクロブラウザを用いて、例えばURL(Unif
orm Resource Locator)を入力し、所望する情報をサー
バに対して要求する。これに応じて、サーバが要求され
た情報に対応するコンテンツデータを送信する。このよ
うな対話型(プル型)のプロトコルに従って、マイクロ
ブラウザ上に所望するコンテンツが再生される。そし
て、外出時でも所望する情報の提供を受けることができ
るという利便性から、今後さらに携帯通信機器が普及す
ることが予想される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな携帯通信機器の普及に伴って、情報の提供を受ける
要求が多様化しており、従来のブラウジングだけでは、
使用者の要求を満たすことが困難となってきた。例え
ば、競馬や野球などのライブ中継を見るためにマイクロ
ブラウザをテレビのように使用するといった要求や、ニ
ュース速報や災害情報・交通情報などを受信するために
使用するといった要求が考えられる。そして、このよう
な情報は、時間の経過に伴って提供する情報の内容が変
化したり、情報の連続性が要求される。しかしながら、
上述したようなプル型のプロトコルでは、刻々と変化す
る情報について逐一要求を行わなければならず、使用者
にとって不便であるばかりでなく、要求を行うための通
信のオーバーヘッドも大きいという問題が生じる。この
ような問題を解決するためにサーバから一方的にデータ
を送信する、いわゆるプッシュ型の送信を行う場合であ
っても、多量のデータを連続して送信し続けなければな
らず、やはり通信のオーバーヘッドが大きいという問題
が生じる。
【0004】また、上記例のような情報を提供するため
には、単なるテキスト情報だけではなく、映像、音声な
どの複数種類の媒介形式(メディア)を組み合わせるこ
とが望ましいが、各メディアについての再生態様を指示
するデータを各メディアに関するコンテンツデータと併
せて送信しなければならず、このようなデータを連続し
て送信すると、全体としてデータ量が膨大となり、ネッ
トワークリソースを浪費するという問題も生じる。
【0005】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、時間の経過に伴って変化する情報
をサーバ主導でクライアントに対して提供でき、かつネ
ットワークリソースを節約することができる無線データ
通信における情報提供方法、情報送信装置、および情報
受信装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載の発明は、サーバからクライア
ントに対して所定の単位毎にデータを送信することによ
り、時間の経過に伴って変化する情報を提供する無線デ
ータ通信における情報提供方法であって、前記所定の単
位毎に送信する単位データであって、前記クライアント
における前記データの再生態様を指示するアレンジ情報
データを含む第一種類の単位データあるいは、前記情報
の内容を示すコンテンツデータを含み前記アレンジ情報
データを含まない第二種類の単位データを前記サーバに
おいて生成する単位データ生成段階と、生成した前記第
一種類の単位データおよび前記第二種類の単位データを
所定のタイミングで前記サーバから前記クライアントに
送信する送信段階とを備え、前記所定のタイミングは、
前記アレンジ情報データが前記クライアントに送信され
る頻度が、前記コンテンツデータが前記クライアントに
送信される頻度よりも少なくなるタイミングであること
を特徴とする。請求項2に記載の発明は、請求項1に記
載の無線データ通信における情報提供方法において、前
記所定のタイミングは、前記サーバにおいて任意に設定
されることを特徴とする。請求項3に記載の発明は、請
求項1に記載の無線データ通信における情報提供方法に
おいて、前記単位データ生成段階は、前記情報の内容を
表す媒介形式の異なる複数種類の前記コンテンツデータ
を生成し、前記アレンジ情報データは、前記媒介形式に
関する情報を含むことを特徴とする。
【0007】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の無線データ通信における情報提供方法において、前記
単位データは、前記アレンジ情報をヘッダ部に含めるよ
うに規定されていることを特徴とする。請求項5に記載
の発明は、請求項1に記載の無線データ通信における情
報提供方法において、前記単位データは、前記アレンジ
情報をデータ部に含めるように規定されていることを特
徴とする。請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の
無線データ通信における情報提供方法において、前記第
一種類の単位データは、前記コンテンツデータを含まな
いデータであることを特徴とする。請求項7に記載の発
明は、請求項1に記載の無線データ通信における情報提
供方法において、前記第一種類の単位データは、複数の
前記アレンジ情報を含むデータであることを特徴とす
る。
【0008】請求項8に記載の発明は、クライアントに
対して所定の単位毎にデータを送信することにより、時
間の経過に伴って変化する情報を提供する無線データ通
信における情報送信装置であって、前記所定の単位毎に
送信する単位データであって、前記クライアントにおけ
る前記データの再生態様を指示するアレンジ情報データ
を含む第一種類の単位データあるいは、前記情報の内容
を示すコンテンツデータを含み前記アレンジ情報データ
を含まない第二種類の単位データを生成する単位データ
生成手段と、生成した前記単位データを所定のタイミン
グで前記クライアントに送信する送信手段とを備え、前
記所定のタイミングは、前記アレンジ情報データが前記
クライアントに送信される頻度が、前記コンテンツデー
タが前記クライアントに送信される頻度よりも少なくな
るタイミングであることを特徴とする。請求項9に記載
の発明は、請求項8に記載の無線データ通信における情
報送信装置において、前記所定のタイミングは、当該情
報送信装置において任意に設定されることを特徴とす
る。請求項10に記載の発明は、請求項8に記載の無線
データ通信における情報送信装置において、前記単位デ
ータ生成手段は、前記情報の内容を表す媒介形式の異な
る複数種類の前記コンテンツデータを生成し、前記アレ
ンジ情報データは、前記媒介形式に関する情報を含むこ
とを特徴とする。
【0009】請求項11に記載の発明は、サーバからネ
ットワークを介して所定の単位毎にデータを受信するこ
とにより、時間の経過に伴って変化する情報の提供を受
ける無線データ通信における情報受信装置であって、前
記所定の単位毎に送信する単位データであって、前記ク
ライアントにおける前記データの再生態様を指示するア
レンジ情報データを含む第一種類の単位データあるい
は、前記情報の内容を示すコンテンツデータを含み前記
アレンジ情報データを含まない第二種類の単位データを
受信する受信手段と、受信した前記単位データに含まれ
る前記アレンジ情報データに基づいて、前記コンテンツ
データを再生する再生手段とを備え、前記受信手段が前
記アレンジ情報データを受信する頻度は、前記コンテン
ツデータを送信する頻度よりも少ないことを特徴とす
る。請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の無
線データ通信における情報受信装置において、前記受信
手段は、前記情報の内容を表す媒介形式の異なる複数種
類の前記コンテンツデータを受信し、前記アレンジ情報
データは、前記媒介形式に関する情報を含み、前記再生
手段は、前記媒介形式に関する情報に基づいて前記複数
種類のコンテンツデータを同期させて再生することを特
徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について説明する。
【0011】[1.実施形態の構成] [1−1.全体構成]図1は、実施形態の全体構成を示す
図である。本実施形態は、サーバ100からクライアン
ト200に対して、ネットワーク300を介してデータ
を送信するように構成されている。本実施形態では、ク
ライアント200は携帯電話であり、ネットワーク30
0はパケット交換方式の移動通信網である。クライアン
ト200とネットワーク300とは基地局310との無
線通信によって行われる。クライアント200は、後に
詳しく説明するように、マイクロブラウザを備えてお
り、サーバ100から連続的に送信されたコンテンツデ
ータを再生できるように構成されている。本実施形態に
おいて、コンテンツデータとは、例えば映像や音声など
の時間の経過に伴って変化する情報をデータ化したもの
である。なお、本実施形態における情報を表す媒介形式
(メディア)には、本来的に時間の経過に伴って変化す
る音声や映像などの動的な情報をデータ化したものに限
らず、提供すべき情報の内容が時間の経過に伴って変化
する場合に、その内容を表すテキストや画像などの静的
な情報も含むものとする。コンテンツデータの符号化形
式については、例えば動画であればMPEG(Moving P
icture Experts Group)であったり、音声であればAD
PCM(Adaptive Differential Pulse Code Modulatio
n)など、周知のものを用いればよい。また、本実施形
態では、ネットワーク300はパケット網であり、ネッ
トワーク300上において所定の単位毎に送信するため
の単位データはパケットである。なお、本実施形態にお
けるプロトコルおよびデータフォーマットにつては、後
に詳しく説明する。
【0012】[1−2.機能構成]以下、上述したような
通信を実現するためのサーバ100およびクライアント
200の機能構成について説明する。
【0013】[1−2−1.サーバの機能構成]図2は、
サーバ100の機能構成を示す図である。図2に示すよ
うに、サーバ100は、ネットワーク300との間でデ
ータの送受信を行うための送受信部101と、データの
生成および送受信を制御する制御部102の他、アレン
ジ情報管理部103、アレンジ情報記憶部104、メデ
ィア管理部105、データベース106A、106B、
106C……(特定しない場合はデータベース106と
記す)、データベースインターフェイス107、カメラ
108−1・マイク108−2・アンテナ108−3…
…など外部からデータ入力を行うための入力部108、
入力インターフェイス109、およびバッファ110を
備えている。
【0014】アレンジ情報管理部103は、アレンジ情
報記憶部104に記憶されているアレンジ情報をクライ
アント200に送信するための管理を行うものであり、
メディア管理部105は各種メディアに関するコンテン
ツデータをクライアント200に送信するための管理を
行うものである。本実施形態では、予めサーバ100の
データベース106に蓄積されているコンテンツデータ
および、入力部108から逐次外部入力されるコンテン
ツデータを用いる。なお、本実施形態で用いるアレンジ
情報およびコンテンツデータのより詳細な内容について
は、後に詳しく説明する。バッファ110は、クライア
ント200に送信するためのコンテンツデータをバッフ
ァリングするものであり、バッファリングされたデータ
は、制御部102によってパケット化された後、クライ
アント200に送信される。
【0015】[1−2−2.クライアントの機能構成]図
3は、クライアント200の機能構成を示す図である。
図3に示すように、クライアント200は、ネットワー
ク300との間でデータの送受信を行うための送受信部
201、受信したデータをバッファリングするバッファ
202、データの生成および送受信を制御する制御部2
03、受信したデータ中のアレンジ情報に基づいてコン
テンツデータの再生態様を制御するアレンジ制御部20
4、コンテンツデータのメディアを識別するメディア識
別部205、およびコンテンツデータを再生する再生部
206を備えている。再生部206は、上述したマイク
ロブラウザ上にテキストおよび画像を表示するための機
能の他、音声を出力するための機能を備えている。
【0016】[1−3.データフォーマット]次に、図4
を参照しながら、サーバ100からクライアント200
へ送信するデータフォーマットについて説明する。図4
は、本実施形態におけるパケットのデータフォーマット
を示す図であり、この図に示すように、パケットは、送
信するデータに関する諸情報が記述されるヘッダ部、お
よび、送信するデータの内容自体が記述されるデータ部
を備えている。
【0017】ヘッダ部には、送信するデータの種類(図
中Typeと記している)を示す情報が記述される。本実施
形態では、送信するデータの種類には、コンテンツデー
タのメディア種類およびアレンジ情報を含んでいるか否
かを区別するものがある。本実施形態では、コンテンツ
のメディア種類には、上述したように、テキスト、静止
画像、動画像、音声がある。
【0018】データ部には、コンテンツデータ(図中コ
ンテンツBodyと記している)あるいはアレンジ情報が記
述される。アレンジ情報が示すコンテンツデータ再生態
様の内容には、識別子、再生開始時刻、アクション時
間、リピート要求、表示方法などがあり、以下各内容に
ついて説明する。識別子は、アレンジする対象を識別す
る情報であり、以下に説明するアレンジ内容で再生する
対象となるコンテンツデータを示している。より具体的
には、識別子はコンテンツデータのメディア種類を示し
ており、同時に再生するメディア種類の数だけ、サーバ
100からクライアント200に対してアレンジ情報が
送信されるようになっている。再生開始時刻は、アレン
ジの対象となるデータの再生を開始する時刻を示す情報
である。各メディア毎に再生時刻が指定され、これに基
づいて再生されることにより、メディア間の同期をとる
ことが可能となる。アクション時間は、動画あるいは音
声の再生時間や、テキストのブリンクあるいは反転時間
などを示す情報である。リピート要求は、再生回数や時
間間隔を示す情報である。表示方法は、ウィンドウサイ
ズや表示位置、カラー指定、縮小・拡大表示などを指定
するデータである。このようなアレンジ情報の内容は、
この情報に基づいてコンテンツデータを再生することに
よって、複数種類のメディアを同期させて再生するため
の関連性を示す情報となる。
【0019】ところで、本実施形態では、図4中P1に
示すようにアレンジ情報およびコンテンツデータをデー
タ部に含むパケット(以下、P1パケットと記す)と、
P2に示すようにコンテンツデータを含みアレンジ情報
を含まないパケット(以下P2パケットと記す)とを用
いる。そして、アレンジ情報が含まれたP1パケットを
サーバ100からクライアント200へ送信する頻度
を、P2パケットを送信する頻度よりも少なくする。す
なわち、サーバ100は、P1パケットに含まれるアレ
ンジ情報がクライアント200へ送信される頻度が、P
1パケットあるいはP2パケットに含まれるコンテンツ
データがクライアント200へ送信される頻度よりも少
なくするように、パケットを送信するタイミングを設定
する。P1パケットの例のようなコンテンツデータと、
そのデータを再生する態様を示すデータをあわせたパケ
ットを常に送信すると、従来技術においても述べたよう
に、全体として通信にかかるデータ量が多くなってしま
い、ネットワークリソースを浪費するからである。
【0020】[1−4.プロトコルスタック]次に、本実
施形態におけるプロトコルスタックについて説明する。
図5は、上述したようなデータ通信を行うために本実施
形態で用いているプロトコルスタックを示す図である。
図中「下位レイヤ」は、ネットワーク300の物理層・
データリンクを示しており、「汎用プロトコル」は、例
えばインターネットプロトコル(Internet Protocol:
IP)やWAP(Wireless Application Protocol)な
ど、様々なネットワークにおいてブラウジングを行うこ
とができる汎用のものを示している。図中「メディア」
は、上述した各種メディアを扱うアプリケーション層を
示しており、「アレンジ情報」は、上述したアレンジ情
報を送信するためのプロトコルを示している。なお、
「アレンジ情報」は、メディアおよび汎用プロトコルの
いずれにも含まれるように構成されている。
【0021】本実施形態では、図5に示すプロトコルに
従って、データベース106に蓄積された各種メディア
のコンテンツデータあるいは、入力部108から外部入
力されたコンテンツデータがサーバ100において生成
され、これにアレンジ情報が付加されてクライアント2
00に送信される。クライアント200はアレンジ情報
を検出するとともにアレンジ制御を行う。そして、アレ
ンジ情報に基づいてコンテンツデータが再生される。な
お、図5においては、サーバ100およびクライアント
200内において、それぞれ二つのプロトコルスタック
が示されているが、アレンジ情報の扱いについて理解を
容易にするための表現であり、各装置内において一度下
位レイヤを通して信号伝送が行われることを示すもので
はない。
【0022】[2.実施形態の動作]次に、本実施形態の
動作について説明する。
【0023】[2−1.概要動作]まず、本実施形態の概
要動作について説明する。本実施形態は、上述したパケ
ットをサーバ100主導でクライアント200にプッシ
ュ型送信する。パケットには、サーバ100からクライ
アント100に提供すべき情報の内容を示すコンテンツ
データが含まれており、上述したように、コンテンツデ
ータのメディアには複数の種類がある。その際、各メデ
ィアに生成されたコンテンツデータの再生態様を指定す
るアレンジ情報を含むP1パケットは、アレンジ情報を
含まないP2パケットよりも少ない頻度で送信される。
【0024】次に、図6に示すシーケンスを参照しなが
ら、実施形態の動作について説明する。まず、サーバ1
00とクライアント200との間においてコネクション
の確立を行う(S1)。コネクションが確立すると、サ
ーバ100は、コンテンツデータおよびアレンジ情報を
含んだP1パケット(図4参照)をクライアント100
に送信し、情報提供サービスを開始する(S2)。P1
パケットを送信すると、アレンジ情報を含まないP2パ
ケット(図4参照)を連続してプッシュ型送信する(S
3〜S6)。このとき、サーバ100は、クライアント
200からの要求の有無にかかわらずパケットを送信す
る。本実施形態では、クライアント200がアレンジ情
報を要求する場合があり、図6に示すシーケンスでは、
ステップS7においてクライアント200はサーバ10
0に対してアレンジ情報を要求している。要求を受けた
サーバ100は、次に送信すべきコンテンツデータおよ
び要求されたアレンジ情報を含んだP1パケットをクラ
イアント200に送信し(S8)、その後アレンジ情報
を含まないP2パケットを送信する(S9)。ステップ
S2〜S6、S8、S9でサーバからクライアント20
0に送信しているパケットは、予めデータベース106
に蓄積されているデータから生成している場合もあれ
ば、入力部108から外部入力されたデータから逐次生
成している場合もある。また、アレンジ情報を送信する
タイミングは、サービス開始時およびクライアント20
0から要求があった場合に限らない。後に具体例をあげ
て様々な場合について言及する。
【0025】[2−2.サーバの動作]次に、図7に示す
フローチャートを参照しながらサーバ100の動作につ
いて説明する。図7に示す処理は、サーバ100におい
て所定周期で実行される。まず、クライアント200に
対してデータを配信すべきタイミングであるか否かを判
定する(S101)。データを配信すべきタイミングに
ついては、後に図8および図9を参照しながら具体例を
あげて説明するが、あらかじめ設定されているスケジュ
ールに従う場合もあれば、外的な要因によって決定され
る場合もある。
【0026】ステップS101の判定において、データ
を配信すべきタイミングではないと判定した場合は(S
101;No)、図7に示す処理を終了する。一方、デ
ータを配信するタイミングであると判定した場合は(S
101;Yes)、配信すべきコンテンツデータをバッ
ファ110にバッファリングし(S102)、コンテン
ツデータとともにアレンジ情報を送信するか否かを判定
する(S103)。アレンジ情報を送信するタイミング
の送信タイミングについても、後に図8および図9を参
照しながら具体例をあげて説明する。
【0027】ステップS103の判定においてアレンジ
情報を送信するタイミングであると判定した場合は(S
103;Yes)、コンテンツデータおよびアレンジ情
報を含むP1パケットを生成し(S104)、アレンジ
情報を送信するタイミングではないと判定した場合は
(S103;No)、コンテンツデータを含むP2パケ
ットを生成する(S105)。そして、ステップS10
4あるいはステップS105において生成したパケット
をクライアント200に送信して(S106)、図7に
示す処理は終了する。
【0028】[2−3.具体例]次に、図8および図9を
参照しながら、本実施形態の具体例について説明する。
図8は、本具体例における情報提供サービスの番組表で
あり、図9は、本具体例におけるタイムチャートであ
る。本具体例では、サーバ100から送信すべきコンテ
ンツを送信する時間帯が、あらかじめ番組として設定さ
れている。図8に示す番組例では、時刻t100から時
刻t200までの時間帯は番組Aを構成するコンテンツ
を送信し、時刻t200から時刻t300までの時間帯
は番組Bを構成するコンテンツを送信し、時刻t300
以降の時間帯は番組Cを構成するコンテンツを送信する
ように設定されている。番組の内容としては、例えば、
データベース106に蓄積されたデータを用いたタウン
ガイドやナビゲーションといった情報番組や教育番組の
他、入力部108からライブ入力されるデータを用いた
交通情報やスポーツ・競馬などの中継番組、蓄積とライ
ブ入力の両方のデータを用いる災害・ニュース速報やオ
ークション・株価情報などの情報番組などが考えられ
る。あるいは、番組中に映画の予告などのコマーシャル
をスケジューリングしてもよい。
【0029】また、一つの番組内においても、時間帯に
よってアレンジの内容が異なり、図8に示す具体例で
は、番組Aの時間帯において、時刻t100から時刻t
110の時間帯はアレンジ情報A1で再生すべきコンテ
ンツを送信し、時刻t110から時刻t120の時間帯
はアレンジ情報A2で再生すべきコンテンツを送信し、
時刻t120から時刻t200の時間帯はアレンジ情報
A3で再生すべきコンテンツを送信するように番組が設
定されている。
【0030】次に、アレンジ情報を送信するタイミング
について、以下に例示する。 サービスの開始時 サーバ100とクライアント200のコネクションが確
立したときや、クライアント200からサーバ100に
対してサービス開始要求が送信されたときにアレンジ情
報を送信する場合である。図9では、時刻t101にお
いてコネクションが確立されてクライアント200から
サーバ100に対してサービス開始要求が送信されてお
り、サーバ100は、サービス開始にあたり、時刻t1
01が属する時間帯のアレンジ情報A1をクライアント
200に送信する。なお、ここで送信されるパケット
は、時刻t101において送信すべきコンテンツデータ
とアレンジ情報A1とを含んだP1パケットである。
【0031】番組のスケジューリングに従う 本具体例では、図8に示したように番組が設定されてい
るので、このスケジューリングに従ってアレンジ情報を
送信する。スケジューリングには、送信するメディアに
関するスケジューリングと、アレンジに関するスケジュ
ーリングがある。たとえば、送信するメディアが、ある
時間帯はテキストであり、次の時間帯には動画である場
合には、動画を送信するための切り換え前に動画用のア
レンジ情報を送信する。また、メディアが変更されない
場合であっても、アレンジを変更する場合がある。たと
えばテキストを表示するフォントの変更や表示位置の変
更をする場合には、アレンジを変更する直前にアレンジ
情報を送信する。図9では、時刻t110までの時間帯
にはアレンジ情報A1による再生が予定されているが、
時刻t110以降の時間帯は、アレンジ情報A2による
再生が予定されている。サーバ100は、切り換え時で
ある時刻t110においてアレンジ情報A2をクライア
ント200に送信し、クライアント200は、このアレ
ンジ情報に基づいて表示A2を開始する。
【0032】所定の時間間隔で送信する ところで、本具体例では、同じアレンジが適用されてい
る時間帯であっても、アレンジ情報を所定の時間間隔で
送信している。これは、アレンジ情報を含んだP1パケ
ットをクライアント200が正常に受信できなかった場
合に備えて行う送信である。本実施形態では、クライア
ント200は携帯通信装置であるので、無線区間におけ
るデータの欠落や誤りが生じやすいからである。クライ
アントは変更すべきアレンジ情報を受信すると、コンテ
ンツの再生態様を変更するので、で説明した変更タイ
ミングにおいて送信されたアレンジ情報を正常に受信で
きなかった場合には、クライアント200では、サーバ
100側に設定されているスケジューリング通りにコン
テンツを再生できないことになる。
【0033】そこで、本具体例では、変更タイミングに
アレンジ情報を送信した後も、所定の時間間隔で同じア
レンジ情報を送信するようにしている。これにより、ク
ライアント200はいったんアレンジ情報の受信に失敗
しても、その後再送されるアレンジ情報を受信できるよ
うになる。このような場合は、クライアント200側で
アレンジが変更されるタイミングがサーバ100側に設
定されているスケジューリングよりも遅れることにな
る。なお、本実施形態では、クライアント200は携帯
通信装置であり、コンテンツの再生はマイクロブラウザ
で行うので、サーバ100は、多少のデータの欠落や誤
りは許容されるようなコンテンツデータおよびアレンジ
情報を設定している。
【0034】図9に示す例では、時刻t120において
サーバ100から送信されたアレンジ情報は、クライア
ント200には正常に送信されていない。しかしなが
ら、所定の時間s後の時刻t121に送信されたアレン
ジ情報A3をクライアント200が受信している。従っ
て、サーバ100側のスケジューリングによれば、時刻
t120から表示A3となるところを、クライアント2
00におけるアレンジの態様は、時刻t121から表示
A3となっていることがわかる。
【0035】外部からの入力による 本具体例では、図8に示した番組によるコンテンツの送
信の他に、外部からの入力によるコンテンツ送信も行う
ようになっている。入力部108(図2参照)から入力
された画像や音声などを送信する場合である。入力デー
タの送信トリガは任意に設定可能であるが、例えば、カ
メラ108−1が監視カメラである場合に、例えば訪問
者や侵入者などあらかじめ設定した所定の映像を受信し
たときにコンテンツとして送信を開始するようにしても
よい。あるいは、アンテナ108−3からニュース速報
などのリアルタイム性のある情報を受信したときにコン
テンツとして送信を開始するようにしてもよい。このよ
うに外部入力が発生すると、サーバ100はコンテンツ
データを生成するとともに、このコンテンツを再生する
ためのアレンジ情報を生成してコンテンツデータとアレ
ンジ情報とをクライアント200に送信する。図9に示
す例では、時刻t122において入力部108からコン
テンツのライブ入力が発生している。サーバ100は、
アレンジ情報A3’を生成してクライアント200に送
信し、クライアント200は、アレンジ情報A3を受信
すると、アレンジを表示A3’に変更する。
【0036】クライアントからアレンジ情報のリクエ
ストが届いたとき 上述したタイミングは、サーバ100が主体的にアレン
ジ情報を送信するものであるが、クライアント200側
でアレンジ情報を必要と判断した場合は、サーバ100
に対してアレンジ情報要求を行うことができる。例え
ば、受信したアレンジ情報に誤りが検出された場合にア
レンジ情報要求を行うようにしてもよいし、クライアン
ト200側で所定の期間の経過を監視しており、前回ア
レンジ情報が送信されてから所定の期間が経過したにも
かかわらず新たなアレンジ情報が送信されない場合に
は、アレンジ情報要求を行うようにしてもよい。図9に
示す例では、時刻t103においてクライアント200
がアレンジ情報要求を行っており、これに応じてサーバ
100がアレンジ情報をクライアント200に送信して
いる。
【0037】その他、サーバ100がメディアの内容
およびアレンジを変更するとき 上述したタイミングの他、サーバ100から送信するコ
ンテンツのメディアを変更する必要が生じた場合や、ア
レンジの内容を変更する場合が生じたときにアレンジ情
報を新たに送信する。例えば、送信中の番組用のコンテ
ンツデータに不具合があり、他の番組に振り返る場合な
どである。あるいは、例えば、サーバ100がクライア
ント200の位置情報を利用したサービス(地図上にク
ライアント200の存在位置を表示するなど)を提供す
るような場合には、サーバ100がネットワーク300
からクライアント200の位置情報を取得して、クライ
アント200が存在するエリアが変更されたときにコン
テンツやアレンジを変更するようにしてもよい。
【0038】[3.実施形態の効果]このように、本実施
形態では、必要に応じてアレンジ情報を送信し、常にコ
ンテンツデータとあわせて送信する訳ではないので、全
体的なデータ送信量を削減することができ、ネットワー
クリソースを節約することが可能となる。また、ネット
ワーク環境が良好ではなく、アレンジ情報が欠落するこ
とがあっても、所定の期間毎にアレンジ情報を送信した
り、クライアント側でアレンジ要求をすることもできる
ので、サーバ100側が意図するアレンジを行うことが
できる。
【0039】[4.変形例]なお、本発明は既述した実施
形態に限定されるものではなく、以下のような各種の変
形が可能である。
【0040】上記実施形態では、アレンジ情報を送信す
る場合には、パケットのデータ部にアレンジ情報とコン
テンツデータとを含めて送信するようにしていたが、図
10に示すように、データ部にはコンテンツデータを含
まずに、アレンジ情報のみを送信するパケットを用いて
もかまわない。図10に示す例では、一つのパケットに
複数(n個)のアレンジ情報を含めている。このような
場合は、各アレンジ情報にアレンジ対象となるコンテン
ツデータのIDやメディア種類などの識別子を付しても
よい。これにより、複数送信回数分をあらかじめ送信す
ることができ、通信におけるデータ量をより一層削減す
ることができる。
【0041】あるいは、クライアント200に複数のメ
ディアを同時に再生させる場合は、各メディア毎にアレ
ンジ情報を生成して、図10に示すように同時に送信す
るようにしてもよい。このようにすれば、クライアント
200がアレンジ情報を受信した後にサーバ100から
送信されるメディアを同期させて再生できるので、複数
種類のメディアを一つのアプリケーションとして同期さ
せてアレンジできるようになる。なお、上記実施形態で
は、アレンジ情報はパケットのデータ部に含めるように
しているが、図11に示すように、アレンジ情報をヘッ
ダ部に含めるようにしてもよい。この場合には、上記実
施形態のように、コンテンツデータとアレンジ情報とを
同時に送信するようにしてもよいし、データ部にはコン
テンツデータを含まずに送信するようにしてもよい。い
ずれの形式のパケットを用いた場合であっても、アレン
ジ情報が送信される頻度が、コンテンツデータが送信さ
れる頻度よりも少なくなるようなタイミングで、サーバ
100からクライアント200に送信できればよい。
【0042】上記実施形態では、アレンジ情報の内容の
例として、再生態様をあげているが、これに限らず、コ
ンテンツ再生に必要な他の情報を含めるようにしてもか
まわない。例えば、コンテンツデータの再生順序を管理
する情報を含めておき、クライアント200はコンテン
ツデータを受信したときに、アレンジ情報として送信さ
れた順序と受信したパケットの順序が異なる場合には、
アレンジ情報に規定されている順序で再生するようにし
てもよい。
【0043】上記実施形態では、ネットワーク300を
パケット交換方式の移動通信網とし、パケットを所定の
単位のデータとして説明しているが、これに限らず、ネ
ットワーク300の方式に応じて単位データはデータフ
レームであってもよい。また、必ずしもクライアント2
00が携帯通信機器である必要はなく、ネットワーク3
00とは有線で接続されていてもかまわない。
【0044】上記実施形態においては、クライアントと
サーバは1対1で構成されているが、1対多の構成でも
かまわない。このような場合は、サーバ100側に設定
されているスケジューリングに従って、複数のクライア
ントに対してパケットを同報送信すればよい。なお、ク
ライアントを特定するためのアドレス情報(例えばIP
アドレス)は、あらかじめクライアント毎に固定的に付
与されていてもよいし、通信の開始時に動的にクライア
ントに付与するようにしてもよい。サーバ100は、あ
らかじめクライアント毎のアドレス情報を記憶しておい
てもよいし、上記実施形態で説明したコネクション確立
時にクライアント200からサーバ100へ通知するよ
うにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
モバイル通信において、時間の経過に伴って変化する情
報をサーバ主導でクライアントに対して提供でき、かつ
ネットワークリソースを節約することができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の全体構成を示す図である。
【図2】 サーバの機能構成を示すブロック図である。
【図3】 クライアントの機能構成を示すブロック図で
ある。
【図4】 実施形態におけるデータフォーマットを示す
図である。
【図5】 実施形態におけるプロトコルスタックを示す
図である。
【図6】 実施形態の動作を説明するシーケンス図であ
る。
【図7】 サーバの動作を説明するフローチャートであ
る。
【図8】 実施形態の具体例を説明する図である。
【図9】 実施形態の具体例を説明する図である。
【図10】 データフォーマットの変形例を示す図であ
る(その1)。
【図11】 データフォーマットの変形例を示す図であ
る(その2)。
【符号の説明】
100……サーバ、 101……送受信部、 102……制御部、 103……アレンジ情報管理部、 104……アレンジ情報記憶部、 105……メディア管理部、 106A、B、C……データベース、 107……データベースインターフェイス、 108……入力部、 108−1……カメラ、 108−2……マイク、 108−3……アンテナ、 109……入力インターフェイス、 110……バッファ、 200……クライアント、 201……送受信部、 202……バッファ、 203……制御部、 204……アレンジ制御部、 205……メディア識別部、 206……再生部 300……ネットワーク、 310……基地局。
フロントページの続き (72)発明者 上野 英俊 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 石川 憲洋 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 Fターム(参考) 5B089 GA11 GA25 GB04 HA13 JA33 JB22 KA07 5K067 AA34 BB04 DD27 EE02 EE10 FF31 HH22 5K101 KK18 LL12 MM07 NN06 NN37 RR13 UU19

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバからクライアントに対して所定の
    単位毎にデータを送信することにより、時間の経過に伴
    って変化する情報を提供する無線データ通信における情
    報提供方法であって、 前記所定の単位毎に送信する単位データであって、前記
    クライアントにおける前記データの再生態様を指示する
    アレンジ情報データを含む第一種類の単位データあるい
    は、前記情報の内容を示すコンテンツデータを含み前記
    アレンジ情報データを含まない第二種類の単位データを
    前記サーバにおいて生成する単位データ生成段階と、 生成した前記第一種類の単位データおよび前記第二種類
    の単位データを所定のタイミングで前記サーバから前記
    クライアントに送信する送信段階とを備え、 前記所定のタイミングは、前記アレンジ情報データが前
    記クライアントに送信される頻度が、前記コンテンツデ
    ータが前記クライアントに送信される頻度よりも少なく
    なるタイミングであることを特徴とする無線データ通信
    における情報提供方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の無線データ通信におけ
    る情報提供方法において、 前記所定のタイミングは、前記サーバにおいて任意に設
    定されることを特徴とする無線データ通信における情報
    提供方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の無線データ通信におけ
    る情報提供方法において、 前記単位データ生成段階は、前記情報の内容を表す媒介
    形式の異なる複数種類の前記コンテンツデータを生成
    し、 前記アレンジ情報データは、前記媒介形式に関する情報
    を含むことを特徴とする無線データ通信における情報提
    供方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の無線データ通信におけ
    る情報提供方法において、 前記単位データは、前記アレンジ情報をヘッダ部に含め
    るように規定されていることを特徴とする無線データ通
    信における情報提供方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の無線データ通信におけ
    る情報提供方法において、 前記単位データは、前記アレンジ情報をデータ部に含め
    るように規定されていることを特徴とする無線データ通
    信における情報提供方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の無線データ通信におけ
    る情報提供方法において、 前記第一種類の単位データは、前記コンテンツデータを
    含まないデータであることを特徴とする無線データ通信
    における情報提供方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の無線データ通信におけ
    る情報提供方法において、 前記第一種類の単位データは、複数の前記アレンジ情報
    を含むデータであることを特徴とする無線データ通信に
    おける情報提供方法。
  8. 【請求項8】 クライアントに対して所定の単位毎にデ
    ータを送信することにより、時間の経過に伴って変化す
    る情報を提供する無線データ通信における情報送信装置
    であって、 前記所定の単位毎に送信する単位データであって、前記
    クライアントにおける前記データの再生態様を指示する
    アレンジ情報データを含む第一種類の単位データあるい
    は、前記情報の内容を示すコンテンツデータを含み前記
    アレンジ情報データを含まない第二種類の単位データを
    生成する単位データ生成手段と、 生成した前記単位データを所定のタイミングで前記クラ
    イアントに送信する送信手段とを備え、 前記所定のタイミングは、前記アレンジ情報データが前
    記クライアントに送信される頻度が、前記コンテンツデ
    ータが前記クライアントに送信される頻度よりも少なく
    なるタイミングであることを特徴とする無線データ通信
    における情報送信装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の無線データ通信におけ
    る情報送信装置において、 前記所定のタイミングは、当該情報送信装置において任
    意に設定されることを特徴とする無線データ通信におけ
    る情報送信装置。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の無線データ通信にお
    ける情報送信装置において、 前記単位データ生成手段は、前記情報の内容を表す媒介
    形式の異なる複数種類の前記コンテンツデータを生成
    し、 前記アレンジ情報データは、前記媒介形式に関する情報
    を含むことを特徴とする無線データ通信における情報送
    信装置。
  11. 【請求項11】 サーバからネットワークを介して所定
    の単位毎にデータを受信することにより、時間の経過に
    伴って変化する情報の提供を受ける無線データ通信にお
    ける情報受信装置であって、 前記所定の単位毎に送信する単位データであって、前記
    クライアントにおける前記データの再生態様を指示する
    アレンジ情報データを含む第一種類の単位データあるい
    は、前記情報の内容を示すコンテンツデータを含み前記
    アレンジ情報データを含まない第二種類の単位データを
    受信する受信手段と、 受信した前記単位データに含まれる前記アレンジ情報デ
    ータに基づいて、前記コンテンツデータを再生する再生
    手段とを備え、 前記受信手段が前記アレンジ情報データを受信する頻度
    は、前記コンテンツデータを送信する頻度よりも少ない
    ことを特徴とする無線データ通信における情報受信装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の無線データ通信に
    おける情報受信装置において、 前記受信手段は、前記情報の内容を表す媒介形式の異な
    る複数種類の前記コンテンツデータを受信し、 前記アレンジ情報データは、前記媒介形式に関する情報
    を含み、 前記再生手段は、前記媒介形式に関する情報に基づいて
    前記複数種類のコンテンツデータを同期させて再生する
    ことを特徴とする無線データ通信における情報受信装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001292270A (ja) * 2000-04-07 2001-10-19 Nec Corp 通信端末装置
JP2003091447A (ja) * 2001-09-18 2003-03-28 Fujitsu Ltd データ同期システム、データ同期方法、データセンタ及びクライアント端末
JP2007116715A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Lg Electronics Inc コンテンツを提供するための移動通信端末機およびその方法

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