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JP2001146377A - 可変速式乗客コンベアのパレット - Google Patents

可変速式乗客コンベアのパレット

Info

Publication number
JP2001146377A
JP2001146377A JP33166699A JP33166699A JP2001146377A JP 2001146377 A JP2001146377 A JP 2001146377A JP 33166699 A JP33166699 A JP 33166699A JP 33166699 A JP33166699 A JP 33166699A JP 2001146377 A JP2001146377 A JP 2001146377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
pallet
speed
boarding
variable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33166699A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuya Fujino
篤哉 藤野
Tomio Hayano
富夫 早野
Ritsu Teramoto
律 寺本
Akio Yasuai
昭男 安相
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Industry and Control Solutions Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Mito Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Mito Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP33166699A priority Critical patent/JP2001146377A/ja
Publication of JP2001146377A publication Critical patent/JP2001146377A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗客の搭乗可能限界に設けられる側方板の下
方に生じるギャップを少なくすることができる可変速式
乗客コンベアのパレットの提供。 【解決手段】 乗降部の速度が低速で、中間部の速度が
高速な可変速式乗客コンベアに設けられ、当該乗客コン
ベアの進行方向に対して直交する方向の側方に位置する
乗客の搭乗可能限界に、側方板41を有する可変速式乗
客コンベアのパレットにおいて、第1の搭乗部を形成す
るメインパレット20が、上記進行方向に対して直交す
る両側方に位置させた脚部24と、これらの脚部24に
渡される底板21と、この底板21上に設けた強度部材
22とを備えるとともに、底板21の上記進行方向に対
して直交する方向の寸法である幅寸法を、上記両側方に
位置する側方板41間の幅寸法よりも大きく設定し、強
度部材22の上記進行方向と直交する方向の寸法である
幅寸法を、側方板41間の幅寸法よりも小さく設定して
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動く歩道等の可変
速式乗客コンベアに備えられる伸縮式のパレットに係
り、特に乗客の安全性を向上させることができるパレッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】乗客の水平方向の移動を補助する動く歩
道等の乗客コンベアでは、輸送が長距離となると移動に
長時間を要することから、進行方向の中間部における速
度を速くし、また、安全のため乗降部の速度を相対的に
遅くする可変速式乗客コンベアが従来から多数提案され
ている。本願発明は、このような可変速式乗客コンベア
に備えられるパレットを対象としている。
【0003】このような可変速式乗客コンベアのパレッ
トには、一般に、速度変化に伴って進行方向に対するパ
レット間隔を伸縮させることが求められる。そのため、
当該パレットを第1の搭乗部すなわちメインパレット
と、第2の搭乗部すなわちサブパレットとにより全体を
構成し、乗降部付近などの低速部ではメインパレット内
にサブパレットを収納させるように収縮させ、進行方向
の中間部などの高速部ではメインパレットからサブパレ
ットを引き出すように伸展させる技術が開発されてい
る。
【0004】例えば、特公昭49−31470号公報、
特開平8−268673号公報には、薄板状の部品を多
数交互に並べてメインパレットとサブパレットとを構成
する構成が開示されている。
【0005】また、特開平9−208165号公報に
は、メインパレット下部の空間にサブパレットを収納す
る構成が開示されている。
【0006】また、特開平9−323881号公報に
は、隣り合うメインパレットの対向するくし歯、すなわ
ち噛み合い爪の噛み合わせ位置を進行方向に直交する幅
方向で異なる位置に形成する技術が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した特公昭49−
31470号公報に示されるように、単純な形状の薄板
を多数並べてパレットを形成したものでは、パレット下
部に底板を配置できないために、パレット上から機構部
に物が落ちたり、薄板の変形を生じたりして安全性の点
で十分とはいえない。また、特開平8−268673号
公報に示されるように底板の機能も兼ね備えた薄板を設
ける構成では、部品点数が膨大となり、製作費が著しく
高くなる問題がある。
【0008】また、特開平9−208165号公報に示
されるように、通常の底板を備えたメインパレット下部
にサブパレットを収納する構成においては、上述した2
つの公知技術に比べて、パレット上から機構部への物の
落下や薄板の変形を防止でき、また部品点数を抑えるこ
とが可能であるものの、当該可変速式乗客コンベアの進
行方向に対して直交する方向の側方部分に、メインパレ
ットの底板の厚さに相当するギャップを生じてしまい、
このギャップに乗客の傘の先端等が入り込む懸念があ
り、この点で十分に安全とは言い難い。
【0009】図5は、この特開平9−208165号公
報に示される従来技術における考え方を示すパレットの
側面図、図6は図5に示す従来技術に備えられる側方板
付近を拡大して示した説明図である。
【0010】図5に示す従来技術のパレットは、メイン
パレット50と、このメインパレット50の下方に収納
可能なサブパレット60とにより構成されている。図5
に示すようにパレット60を伸展させた際、図6に示す
ように、当該乗客コンベアの進行方向に対して直交する
方向の側方に位置する乗客の搭乗可能限界に設けられる
側方板70の下側に、サブパレット60の端部が位置す
るようになっている。側方板70の下端とサブパレット
60の上面との隙間、すなわち側方のギャップSは、メ
インパレット50を形成する底板51の厚さ寸法にほぼ
等しいほど大きくなってしまう。
【0011】また、上述した別の従来技術である特開平
9−323881号公報に示されるように、第1のパレ
ットのメインパレットのくし歯と、隣接される第2のパ
レットの対向するくし歯とが突き合わされるように、進
行方向に沿って直線状に配置されたものでは、パレット
が最も縮小した場合でも、対向するくし歯、すなわち噛
み合い爪の端部のそれぞれが先端に近づくにしたがって
低くなるテーパ形状をしていることから、これらの噛み
合い爪の突き合わせによって、当該乗客コンベアの進行
方向に直交する方向から見るとほぼ逆三角形の隙間を生
じ、この逆三角形の隙間に乗客の傘の先端などが入り込
む懸念があり、この点で十分に安全とは言い難い。
【0012】本発明は、上記した従来技術における実状
に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、乗客の搭
乗可能限界に設けられる側方板の下方に生じるギャップ
を少なくすることができる可変速式乗客コンベアのパレ
ットを提供することにある。
【0013】また、第2の目的は、当該パレットを最も
収縮させた状態にした際、当該パレットのメインパレッ
トの噛み合い爪と、隣り合う他のパレットのメインパレ
ットの噛み合い爪の端部どうしによって形成される隙間
を小さくすることができる可変速式乗客コンベアのパレ
ットを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本願の請求項1に係る発明は、乗降部の速度
が低速で、中間部の速度が高速な可変速式乗客コンベア
に設けられ、第1の搭乗部と第2の搭乗部を有し、上記
低速部では上記第1の搭乗部のみで乗客の搭乗面を形成
し、上記高速部では上記第1の搭乗部と上記第2の搭乗
部とで乗客の搭乗面を形成するとともに、上記可変速式
乗客コンベアの進行方向に対して直交する方向の側方に
位置する乗客の搭乗可能限界に、側方板を有する可変速
式乗客コンベアのパレットにおいて、上記第1の搭乗部
が、上記進行方向に対して直交する両側方に位置させた
脚部と、これらの脚部に渡される底板と、この底板上に
設けた強度部材とを備えるとともに、上記底板の上記進
行方向に対して直交する方向の寸法である幅寸法を、上
記両側方に位置する上記側方板間の幅寸法よりも大きく
設定し、上記強度部材の上記進行方向と直交する方向の
寸法である幅寸法を、上記側方板間の幅寸法よりも小さ
く設定した構成にしてある。
【0015】このように構成した請求項1に係る発明で
は、第1の搭乗部すなわちメインパレットの幅方向の強
度を強度部材によって確保できるので底板の厚さ寸法を
小さく設定でき、これにより乗客の搭乗可能限界に位置
する側方板の下方に生じるギャップ、すなわち、メイン
パレットの底板の厚さに相応するギャップを少なくする
ことができる。
【0016】上記第1の目的を達成するために、本願の
請求項2に係る発明は、乗降部の速度が低速で、中間部
の速度が高速な可変速式乗客コンベアに設けられ、第1
の搭乗部と第2の搭乗部を有し、上記低速部では上記第
1の搭乗部のみで乗客の搭乗面を形成し、上記高速部で
は上記第1の搭乗部と上記第2の搭乗部とで乗客の搭乗
面を形成するとともに、上記可変速式乗客コンベアの進
行方向に対して直交する方向の側方に位置する乗客の搭
乗可能限界に、側方板を有する可変速式乗客コンベアの
パレットにおいて、上記第2の搭乗部の乗客の搭乗面が
表面に波板を備えるとともに、この波板のうちの、上記
側方板に対向する部分の高さのみを、他の部分の高さに
比べて高く設定した構成にしてある。
【0017】このように構成した請求項2に係る発明で
は、第2の搭乗部すなわちサブパレットの端部の上面と
側方板との距離を接近させることができることから、側
方板の下方に生じるギャップを少なくすることができ
る。
【0018】上記第1の目的を達成するために、本願の
請求項3に係る発明は、乗降部の速度が低速で、中間部
の速度が高速な可変速式乗客コンベアに設けられ、第1
の搭乗部と第2の搭乗部を有し、上記低速部では上記第
1の搭乗部のみで乗客の搭乗面を形成し、上記高速部で
は上記第1の搭乗部と上記第2の搭乗部とで乗客の搭乗
面を形成するとともに、上記可変速式乗客コンベアの進
行方向に対して直交する方向の側方に位置する乗客の搭
乗可能限界に、側方板を有する可変速式乗客コンベアの
パレットにおいて、上記第1の搭乗部の乗客の搭乗面の
うちの、上記側方板に対向する部分の厚さのみを、他の
部分の厚さに比べて薄く設定した構成にしてある。
【0019】このように構成した請求項3に係る発明で
は、側方板に対向する薄くした部分の上面が側方板に接
近するように当該搭乗面を高めに形成することにより、
第2の搭乗部すなわちサブパレットの上面の位置を高め
にすることができ、このサブパレットの上面と側方板の
下端との間に生じるギャップを少なくすることができ
る。
【0020】上記第2の目的を達成するために、本願の
請求項4に係る発明は、乗降部の速度が低速で、中間部
の速度が高速な可変速式乗客コンベアに設けられ、第1
の搭乗部と第2の搭乗部を有し、上記低速部では上記第
1の搭乗部のみで乗客の搭乗面を形成し、上記高速部で
は上記第1の搭乗面と上記第2の搭乗部とで乗客の搭乗
面を形成するとともに、上記第1の搭乗部と上記第2の
搭乗部の表面に設けられる波板と、当該パレットに隣接
される他のパレットの第1の搭乗部の端部に設けられる
噛み合い爪に対向可能なように、上記第1の搭乗部の端
部に噛み合い爪を備えた可変速式乗客コンベアのパレッ
トにおいて、上記第2の搭乗部の表面に設けられる波板
の1ピッチ内に、上記第1の搭乗部の上記噛み合い爪
と、当該パレットに隣接される他のパレットの第1の搭
乗部の噛み合い爪とを配置可能にさせ、しかも、これら
の噛み合い爪の先端部分を上記可変速式乗客コンベアの
進行方向に対して直交する方向に並設可能にさせた構成
にしてある。
【0021】このように構成した請求項4に係る発明で
は、第2の搭乗部すなわちサブパレットの波板の1ピッ
チ内に、第1の搭乗部すなわちメインパレットの噛み合
い爪と、他のパレットのメインパレットのかみ合い爪と
を互い違いに並設させることができ、すなわち、当該パ
レットを最も収縮させた状態にしたときに、当該パレッ
トのメインパレットの噛み合い爪のテーパ部分に連なる
最大高さ部分と、他のメインパレットの噛み合い爪のテ
ーパ部分に連なる最大高さ部分とがほぼ一致するよう
に、これらの噛み合い爪どうしを位置させることがで
き、これにより、当該可変速式乗客コンベアの進行方向
に直交する方向から見ると、これらの噛み合い爪の上端
部によって形成される形状がほぼ一直線となり、したが
って、これらの噛み合い爪の端部どうしによって形成さ
れる同方向の隙間をほぼ0に等しい程度まで小さくする
ことができる。
【0022】上記第2の目的を達成するために、本願の
請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明において、
上記波板の1ピッチ内であって、上記第1の搭乗部の上
記噛み合い爪と、当該パレットに隣接される他のパレッ
トの第1の搭乗部の噛み合い爪とが並設される部分に、
上記噛み合い爪のそれぞれの上記進行方向に対して直交
する方向への揺動を規制するガイドを設けた構成にして
ある。
【0023】このように構成した請求項5に係る発明で
は、当該パレットの第1の搭乗部の噛み合い爪と、当該
パレットに隣接される他のパレットの第1の搭乗部の噛
み合い爪とが並設される状態となったときでも、それぞ
れの噛み合い爪の揺動がガイドによって規制されるの
で、これらの噛み合い爪どうしの衝合を防止できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下本発明の可変速式乗客コンベ
アのパレットの実施形態を図に基づいて説明する。なお
以下の図は、本発明の内容をわかりやすく説明するため
に、特に断りなく部分的な拡大、縮小、及び省略をおこ
なっている。また、省略部分については、公知の技術が
適用できるものとする。
【0025】図1は本発明の請求項1,2に相応する可
変速式乗客コンベアのパレットの第1実施形態を示す側
面図である。ここで同図1は、第1の搭乗部すなわちメ
インパレットの底板部分を、底板と強度部材とに分割し
た構成を示している。パレット10は、メインパレット
20と、第2の搭乗部すなわちサブパレット30とによ
り構成される。メインパレット20は、表面に形成され
る波板23と、その底部を形成する底板21による搭乗
部を、脚部24が支え、車輪25により走行する。サブ
パレット30も同様に、表面に形成される波板33と、
その底部を形成する底板31による搭乗部を脚部34が
支える構成になっている。
【0026】サブパレット30は、サブパレット支持軸
36によりメインパレット20に取り付けられ、ターミ
ナルエンドにおける方向反転時にはサブパレット支持軸
36を支点に回転するようになっている。また、サブパ
レット30の先端部には、ローラ35が備えられ、この
ローラ35が、隣接する他のパレットのメインパレット
20に備えられるサブパレット案内レール26内を前後
に走行するようになっている。
【0027】また、当該乗客コンベアの進行方向に対し
て直交する方向の両側方には、乗客の搭乗可能限界位置
に側方板41を設けてある。
【0028】この第1実施形態と、前述した図5,6に
示した従来技術との相違点は、底板部分が、より薄い底
板21と、例えば曲げ板から成る強度部材22とで分割
構造にした点である。
【0029】この分割構造について図2に基づいて説明
する。図2は図1に示した第1実施形態に備えられる側
方板の付近を拡大して示した説明図である。同図2に示
すメインパレット20は、進行方向と直交する方向の幅
方向に位置する側方板41間に、例えば1000mmの
長さ寸法を有し、一般には乗客2人以上の荷重を支持す
ることが要求される。特に、本願発明が対象としている
可変速式乗客コンベアの伸縮式のパレット10において
は、サブパレット30をメインパレット20内に収納す
るために、メインパレット20に許容最大荷重がかけら
れた場合にも、サブパレット30の伸縮動作に支障を生
じるたわみが発生してはならないとされる。
【0030】波板23は、メインパレット20上の乗客
や乗客の持ち物などが降り場位置などで挟み込まれるこ
とを防止するために設けられるものであり、進行方向に
対しては強度を有するが、進行方向に対して直交する方
向の幅方向に対しては強度部材の役割を果たさない。そ
のため、メインパレット20の底板21が、幅方向の強
度を支える必要がある。
【0031】ここで、可変速機能を備える乗客コンベア
では、高速時に活用されるサブパレット30があり、こ
のサブパレット30の幅が両側方の側方板41間の幅よ
りも小さい場合には、サブパレット30と側方板41間
に上下方向の大きな隙間が生じ、安全上の問題となる。
そのため、サブパレット30の幅寸法は、両側方の側方
板41間の幅寸法以上である必要があり、このサブパレ
ット30をその内部に収納するメインパレット20の幅
寸法は、サブパレット30以上に必要であることから、
両側方の側方板41間の幅寸法よりも大きくなる。
【0032】しかし、メインパレット20の幅寸法が両
側方の側方板41の幅寸法より大きい場合に、前述した
許容最大荷重を支持させるために底板21の厚さを大き
くすると、前述した図5,6の側方のギャップSのよう
に、パレット10の伸展時にサブパレット30の上面と
側方板41の下端との間に、メインパレット20の底板
21の厚さにほぼ相当する大きなギャップSが生じてし
まう。ギャップSが安全上の許容値、例えば5mmを超
えると、靴先や物が挟まれたり、鉛筆などの落下物が内
部の機構部まで落下する不具合を招く。
【0033】この第1実施形態では、メインパレット2
0の幅方向のたわみは、幅方向中央部で最大となり、両
側部ではほとんじ生じないことに着目し、前述したよう
に底板部分を、荷重を支持し、たわみを抑制する強度部
材22と、側方板41の外部の脚部24に渡すための底
板21とに分割したものである。また、強度部材22の
幅寸法を両側方の側方板41間の幅寸法よりも小さく設
定してあるとともに、底板21の幅寸法を側方板41間
の幅寸法よりも大きく設定してある。
【0034】メインパレット20への荷重は、一旦強度
部材22で受けられ、底板21を介して脚部24へ伝え
られる。このとき、特に幅方向の中央部で問題となる最
大のたわみ量は、強度部材22の設計強度で抑制できる
ので、底板21は強度部材22と脚部24とで生じるせ
ん断力のみを担えばよく、したがって、前述した図5,
6に示すような底板51のみでたわみを抑える非分割構
造に比べて当該底板21の厚さを小さく設定することが
できる。
【0035】また、メインパレット20の幅方向のたわ
みは、幅方向中央部で最大となり、両側部ではほとんど
生じない特性をサブパレット30の構造に活かし、側方
板41に対向するサブパレット30の波板33の部分の
高さのみを、他の部分の高さに比べて高く設定してあ
る。
【0036】このように構成した第1実施形態にあって
は、メインパレット20の幅方向の強度を強度部材22
によって確保できるので底板21の厚さ寸法を小さく設
定でき、これにより乗客の搭乗可能限界に位置する側方
板41の下方に生じるギャップSO、すなわち、メイン
パレット20の底板21の厚さに相応するギャップSO
を少なくすることができ、これにより傘等の先端が挟ま
れる事故を防止でき、乗客に対する安全性を向上させる
ことができる。
【0037】また、側方板41に対向する波板33の部
分の高さのみを、他の波板33の部分の高さに比べて高
く設定したので、サブパレット30の端部の上面と側方
板41との距離を接近させることができる。したがっ
て、上述とは別の観点によりギャップSOを少なくする
ことができ、傘等の先端が挟まれる事故を防止でき、乗
客に対する安全性を向上させることができる。
【0038】さらにこの第1実施形態では、強度部材2
2を曲げ板によって形成してあるので、この底板部分の
軽量化を実現できる。
【0039】なお、上記した第1実施形態では、底板部
分を強度部材22と薄い底板21との分割構造にしてあ
るが、このように構成する代わりに、例えば底板部分を
非分割構造としたまま、メインパレットの乗客の搭乗面
のうちの、側方板41に対向する部分の厚さのみを、他
の部分の厚さに比べて薄く設定した構成にしてもよい。
この構成は、本願の請求項3に係る発明に相応する。
【0040】このように構成したものでは、側方板41
に対向する薄くした部分の上面が側方板41に接近する
ように当該メインパレットの搭乗面を高めに形成するこ
とにより、サブパレットの上面の位置を高めにすること
ができ、したがって、上述した第1実施形態において述
べたのとは別の観点から、このサブパレットの上面と側
方板の下端との間に生じるギャップを少なくすることが
でき、傘等の先端が挟まれる事故を防止でき、乗客に対
する安全性を向上させることができる。
【0041】次に、パレットが縮小し、サブパレット3
0がメインパレット20内に収納される降り場付近の安
全性を向上させるための本発明の請求項4に係る第2実
施形態について、図3,4に基づいて説明する。図3は
第2実施形態の要部を示す側面図で、降り場付近でのパ
レットの噛み合い部を示している。図4は図3に示す第
2実施形態の要部を示す平面図である。
【0042】なお、これらの図3,4において、当該可
変速式乗客コンベアは図の右から左に進行するものとす
る。ここで、説明を分かりやすくするために、第1のパ
レットには前述した対応するものの符号に「−1」を付
加し、第2のパレットには前述した対応するものの符号
に「−2」を付加してある。
【0043】図3は可変速式乗客コンベアの減速に伴
い、第2のメインパレット20−2の噛み合い爪27−
2が第1のサブパレット30−1の波板33−1部分を
走行し、第1のサブパレット30−1が第2のメインパ
レット20−2内に収納され、第2のメインパレット2
0−2の噛み合い爪27−2と第1のメインパレット2
0−1の噛み合い爪27−1とが、噛み合った状態が示
されている。この後、第1のメインパレット20−1と
第2のメインパレット20−2は噛み合った状態のま
ま、端部に爪42を備える降り場の下部まで移動する。
【0044】可変速機能を有しない乗客コンベアと同様
に、メインパレット20−1,20−2の波板23−
1,23−2と、降り場の爪42とは、メインパレット
20−1,20−2上の乗客や、乗客の持ち物を降り場
位置ですくい上げて、乗客や、乗客の持ち物が機械に挟
まれることを未然に防ぐ役割を果たす。同様に、例えば
サブパレット30−1の波板33−1と、メインパレッ
ト20−2の噛み合い爪27−2とは、乗客や乗客の持
ち物を減速時にすくい上げる役割を果たす。
【0045】特に、この第2実施形態では、図4に示す
ように、サブパレット20−1の表面に設けられる波板
23−1の1ピッチ内に、メインパレット20−1の噛
み合い爪27−1と、隣接されるメインパレット20−
2の噛み合い爪27−2とを配置可能にさせ、しかも、
これらの噛み合い爪27−1,27−2の先端部分を当
該乗客コンベアの進行方向に対して直交する方向に並設
可能に構成してある。
【0046】このように構成した第2実施形態では、パ
レットの収縮時にメインパレット20−1の噛み合い爪
27−1と、隣接されるメインパレット20−2の噛み
合い爪27−2とを互い違いに並設させることができ、
すなわち、パレットを最も収縮させたときに、メインパ
レット20−1の噛み合い爪27−1のテーパ部分に連
なる最大高さ部分と、隣接されるメインパレット20−
2の噛み合い爪27−2のテーパ部分に連なる最大高さ
部分とが進行方向と直交する方向から見て、ほぼ一致す
るように、これらの噛み合い爪27−1,27−2どう
しを位置させることができ、これにより当該乗客コンベ
アの進行方向に直交する方向から見ると、これらの噛み
合い爪27−1,27−2の上端部によって形成される
形状が図3に示すようにほぼ一直線となり、これらの噛
み合い爪27−1,27−2の端部どうしによって形成
される隙間をほぼ0に等しい程度まで小さくすることが
できる。仮に、これらの噛み合い爪27−1,27−2
の端部の接近に伴って形成される隙間部分に、乗客の靴
先とか、傘等が入り込んだとしても、これらの噛み合い
爪27−1,27−2が噛み合う動作がおこなわれる間
に、それぞれのテーパ部分の相対的な動きを介して乗客
の靴先とか、傘等が押し上げられるので、それらが降り
場の爪42に巻き込まれるおそれがなく、乗客に対する
優れた安全性を確保することができる。
【0047】なお、上述した第2実施形態の構成に加え
て、例えば図4に示すような波板23−1の1ピッチ内
であって、メインパレット20−1の噛み合い爪27−
1と、隣接されるメインパレット20−2の噛み合い爪
27−2とが並設される部分に、噛み合い爪27−1,
27−2のそれぞれの当該乗客コンベアの進行方向に対
して直交する方向への揺動を規制するガイドを設けた構
成にしてもよい。この構成は、本願の請求項5に係る発
明に相応する。
【0048】このように構成したものでは、メインパレ
ット20−1の噛み合い爪27−1と、隣接されるメイ
ンパレット20−2の噛み合い爪27−2とが並設され
る状態となったときでも、それぞれの噛み合い爪27−
1,27−2の揺動が規制されるので、これらの噛み合
い爪27−1,27−2どうしの衝合を防止でき、当該
爪27−1,27−2の破損、及びメインパレット20
−1,20−2等の破損を防止でき、優れた耐久性を確
保することができる。
【0049】また、噛み合い爪27−1,27−2どう
しの衝合を防止できることから、ガイド部分の寸法は必
要となるものの、これらの噛み合い爪27−1,27−
2が配置される1ピッチの寸法を最小に抑制することが
でき、安全性の高い構造とすることができる。
【0050】上述したガイドは、例えば波板23−1の
高さよりも低く設定すると都合がよい。このように設定
したものでは、乗客の靴等の接触による当該ガイドの破
損を防止でき、上述とは別の観点で優れた耐久性を確保
できる。
【0051】なお、上述した第1,第2実施形態による
構成、及びこれらの第1,第2実施形態とは異なる上述
した構成は、メインパレット20、サブパレット30の
構造が可変速機能を有しない乗客コンベアの構造と比較
的類似しているので、底板21,31、波板23,3
3、ローラ25、側方板41、降り場の爪42等の多数
の部品を、可変速機能を有しない乗客コンベアと共用さ
せることができる。このため、可変速機能を有しない乗
客コンベアの部品を転用させることができ、これにより
製作費を比較的安くすることができる。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に係る発明
によれば、メインパレットすなわち第1の搭乗部の幅方
向の強度を強度部材によって確保できるので、この強度
部材とともに分割形成される底板の厚さ寸法を小さく設
定でき、これにより乗客の搭乗可能限界に位置する側方
板の下方に生じるギャップを従来よりも少なくすること
ができ、従来に比べて乗客に対する安全性を向上させる
ことができる。
【0053】また、請求項2に係る発明によれば、サブ
パレットすなわち第2の搭乗部の波板のうちの、側方板
に対向する部分の高さのみを、他の部分の高さに比べて
高く設定したので、第2の搭乗部の端部の上面と側方板
との距離を接近させることができ、これにより乗客の搭
乗可能限界に位置する側方板の下方に生じるギャップを
従来よりも少なくすることができ、従来に比べて乗客に
対する安全性を向上させることができる。
【0054】また、請求項3に係る発明によれば、側方
板に対向する搭乗面の薄くした部分の上面が側方板に接
近するようにメインパレットすなわち第1の搭乗部を高
めに形成することにより、サブパレットすなわち第2の
搭乗部の上面の位置を高めにすることができ、これによ
り、第2の搭乗部の上面と側方板の下端との間に生じる
ギャップを従来よりも少なくすることができ、従来に比
べて乗客に対する安全性を向上させることができる。
【0055】また、請求項4に係る発明によれば、当該
パレットを最も収縮させたときに、当該パレットのメイ
ンパレットすなわち第1の搭乗部の噛み合い爪のテーパ
部分に連なる最大高さ部分と、隣接される他のパレット
の第1の搭乗部の噛み合い爪のテーパ部分に連なる最大
高さ部分とがほぼ一致するように、これらの噛み合い爪
どうしを位置させることができ、これにより、当該可変
速式乗客コンベアの進行方向に直交する方向から見る
と、これらの噛み合い爪の上端部によって形成される形
状がほぼ一直線となり、したがって、これらの噛み合い
爪どうしによって形成される同方向の隙間をほぼ0に等
しい程度まで小さくすることができ、これにより乗客の
靴先とか、傘等が挟まれる懸念がなく、従来に比べて乗
客に対する安全性を向上させることができる。
【0056】また、請求項5に係る発明によれば、それ
ぞれの噛み合い爪の揺動が規制されるので、これらの噛
み合い爪どうしの衝合を防止でき、当該噛み合い爪の破
損、及びメインパレットすなわち第1の搭乗部等の破損
を防止でき、優れた耐久性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1,2に相応する可変速式乗客
コンベアのパレットの第1実施形態を示す側面図であ
る。
【図2】図1に示した第1実施形態に備えられる側方板
の付近を拡大して示した説明図である。
【図3】本発明の第2実施形態の要部を示す側面図であ
る。
【図4】図3に示す第2実施形態の要部を示す平面図で
ある。
【図5】特開平9−208165号公報に示される従来
技術における考え方を示すパレットの側面図である。
【図6】図5に示す従来技術に備えられる側方板付近を
拡大して示した説明図である。
【符号の説明】
10 パレット 20 メインパレット 20−1 メインパレット 20−2 メインパレット 21 底板 21−1 底板 21−2 底板 22 強度部材 22−1 強度部材 22−2 強度部材 23 波板 23−1 波板 23−2 波板 24 脚部 25 車輪 26 サブパレット案内レール 27 噛み合い爪 27−1 噛み合い爪 27−2 噛み合い爪 30 サブパレット 30−1 サブパレット 31 底板 31−1 底板 33 波板 33−1 波板 34 脚部 35 ローラ 36 サブパレット支持部 41 側方板 42 爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 早野 富夫 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所昇降機グループ内 (72)発明者 寺本 律 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 安相 昭男 茨城県ひたちなか市堀口832番地の2 日 立システムプラザ勝田 日立水戸エンジニ アリング 株式会社内 Fターム(参考) 3F321 AA04 AA10 BA01 BA06 CB02 CB11 CB13 GA16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗降部の速度が低速で、中間部の速度が
    高速な可変速式乗客コンベアに設けられ、第1の搭乗部
    と第2の搭乗部を有し、上記低速部では上記第1の搭乗
    部のみで乗客の搭乗面を形成し、上記高速部では上記第
    1の搭乗部と上記第2の搭乗部とで乗客の搭乗面を形成
    するとともに、上記可変速式乗客コンベアの進行方向に
    対して直交する方向の側方に位置する乗客の搭乗可能限
    界に、側方板を有する可変速式乗客コンベアのパレット
    において、 上記第1の搭乗部が、上記進行方向に対して直交する両
    側方に位置させた脚部と、これらの脚部に渡される底板
    と、この底板上に設けた強度部材とを備えるとともに、 上記底板の上記進行方向に対して直交する方向の寸法で
    ある幅寸法を、上記両側方に位置する上記側方板間の幅
    寸法よりも大きく設定し、 上記強度部材の上記進行方向と直交する方向の寸法であ
    る幅寸法を、上記側方板間の幅寸法よりも小さく設定し
    たことを特徴とする可変速式乗客コンベアのパレット。
  2. 【請求項2】 乗降部の速度が低速で、中間部の速度が
    高速な可変速式乗客コンベアに設けられ、第1の搭乗部
    と第2の搭乗部を有し、上記低速部では上記第1の搭乗
    部のみで乗客の搭乗面を形成し、上記高速部では上記第
    1の搭乗部と上記第2の搭乗部とで乗客の搭乗面を形成
    するとともに、上記可変速式乗客コンベアの進行方向に
    対して直交する方向の側方に位置する乗客の搭乗可能限
    界に、側方板を有する可変速式乗客コンベアのパレット
    において、 上記第2の搭乗部の乗客の搭乗面が表面に波板を備える
    とともに、この波板のうちの、上記側方板に対向する部
    分の高さのみを、他の部分の高さに比べて高く設定した
    ことを特徴とする可変速式乗客コンベアのパレット。
  3. 【請求項3】 乗降部の速度が低速で、中間部の速度が
    高速な可変速式乗客コンベアに設けられ、第1の搭乗部
    と第2の搭乗部を有し、上記低速部では上記第1の搭乗
    部のみで乗客の搭乗面を形成し、上記高速部では上記第
    1の搭乗部と上記第2の搭乗部とで乗客の搭乗面を形成
    するとともに、上記可変速式乗客コンベアの進行方向に
    対して直交する方向の側方に位置する乗客の搭乗可能限
    界に、側方板を有する可変速式乗客コンベアのパレット
    において、 上記第1の搭乗部の乗客の搭乗面のうちの、上記側方板
    に対向する部分の厚さのみを、他の部分の厚さに比べて
    薄く設定したことを特徴とする可変速式乗客コンベアの
    パレット。
  4. 【請求項4】 乗降部の速度が低速で、中間部の速度が
    高速な可変速式乗客コンベアに設けられ、第1の搭乗部
    と第2の搭乗部を有し、上記低速部では上記第1の搭乗
    部のみで乗客の搭乗面を形成し、上記高速部では上記第
    1の搭乗面と上記第2の搭乗部とで乗客の搭乗面を形成
    するとともに、上記第1の搭乗部と上記第2の搭乗部の
    表面に設けられる波板と、当該パレットに隣接される他
    のパレットの第1の搭乗部の端部に設けられる噛み合い
    爪に対向可能なように、上記第1の搭乗部の端部に噛み
    合い爪を備えた可変速式乗客コンベアのパレットにおい
    て、上記第2の搭乗部の表面に設けられる波板の1ピッ
    チ内に、上記第1の搭乗部の上記噛み合い爪と、当該パ
    レットに隣接される他のパレットの第1の搭乗部の噛み
    合い爪とを配置可能にさせ、しかも、これらの噛み合い
    爪の先端部分を上記可変速式乗客コンベアの進行方向に
    対して直交する方向に並設可能にさせたことを特徴とす
    る可変速式乗客コンベアのパレット。
  5. 【請求項5】 上記波板の1ピッチ内であって、上記第
    1の搭乗部の上記噛み合い爪と、当該パレットに隣接さ
    れる他のパレットの第1の搭乗部の噛み合い爪とが並設
    される部分に、上記噛み合い爪のそれぞれの上記進行方
    向に対して直交する方向への揺動を規制するガイドを設
    けたことを特徴とする請求項4記載の可変速式乗客コン
    ベアのパレット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100702764B1 (ko) * 2004-09-10 2007-04-03 아네스토 이와타 가부시키가이샤 압축기체 용기 및 압축기체 장치
ES2281305A1 (es) * 2006-12-28 2007-09-16 Thyssenkrupp Norte, S.A. Dispositivo de seguridad para sistemas de transporte.
JP2012091878A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Hitachi Ltd 乗客コンベアおよびその踏段

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