JP2001145807A - カートリッジフィルター - Google Patents
カートリッジフィルターInfo
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- JP2001145807A JP2001145807A JP32916899A JP32916899A JP2001145807A JP 2001145807 A JP2001145807 A JP 2001145807A JP 32916899 A JP32916899 A JP 32916899A JP 32916899 A JP32916899 A JP 32916899A JP 2001145807 A JP2001145807 A JP 2001145807A
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- cartridge filter
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- cartridge
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一種類のカートリッジフィルターのみで、処
理量の多寡に充分対応できるようにすると共に、取付け
にあたってセンターシャフトを必要としない水処理用の
カートリッジフィルターを提供する。 【解決手段】 カートリッジフィルター本体1の長手方
向両端面に、カートリッジフィルター本体1同士を直接
繋げることのできる連結手段を設けるか、またはねじ溝
を形成したアダプター4を介して間接的に繋げることの
できる連結手段を設けた。
理量の多寡に充分対応できるようにすると共に、取付け
にあたってセンターシャフトを必要としない水処理用の
カートリッジフィルターを提供する。 【解決手段】 カートリッジフィルター本体1の長手方
向両端面に、カートリッジフィルター本体1同士を直接
繋げることのできる連結手段を設けるか、またはねじ溝
を形成したアダプター4を介して間接的に繋げることの
できる連結手段を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水処理用のカートリ
ッジフィルターに係り、特に浄水器等原水として水道水
を使用するものや、食品工業、半導体工業、薬品工業
等、水を使用する全ての分野において好適に使用可能な
カートリッジフィルターの連結構造に関するものであ
る。
ッジフィルターに係り、特に浄水器等原水として水道水
を使用するものや、食品工業、半導体工業、薬品工業
等、水を使用する全ての分野において好適に使用可能な
カートリッジフィルターの連結構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】残留塩素除去、有機物除去、濁質成分等
微粒子除去、細菌除去等の目的で水を使用する様々な分
野においてカートリッジフィルターが用いられている。
図7は従来のカートリッジフィルターの一例を示す一部
を切欠いた断面図、図8は当該従来型カートリッジフィ
ルターの使用状態の一例を示す断面図であり、図中30
はカートリッジフィルターを示す。当該カートリッジフ
ィルター30は多数の通水孔を具えた筒状をなすコア材
31の外周部に、たとえば活性炭繊維や粒状活性炭、あ
るいはこれらの混合物等からなる濾過層32を形成した
ものであり、その両端部にはシール用のガスケット33
を密嵌してある。
微粒子除去、細菌除去等の目的で水を使用する様々な分
野においてカートリッジフィルターが用いられている。
図7は従来のカートリッジフィルターの一例を示す一部
を切欠いた断面図、図8は当該従来型カートリッジフィ
ルターの使用状態の一例を示す断面図であり、図中30
はカートリッジフィルターを示す。当該カートリッジフ
ィルター30は多数の通水孔を具えた筒状をなすコア材
31の外周部に、たとえば活性炭繊維や粒状活性炭、あ
るいはこれらの混合物等からなる濾過層32を形成した
ものであり、その両端部にはシール用のガスケット33
を密嵌してある。
【0003】上記したカートリッジフィルター30は所
定長さのもの1本をハウジング34内にセットして使用
することができるのは勿論であるが、単位時間当たりの
処理量が多い場合には、当該処理量に見合うように所定
の長さを有するカートリッジフィルターの2倍ないし数
倍の長さを有するカートリッジフィルターを用いるか、
あるいは図8に示すようなシール部材としてのカップラ
ー35を介して所定長さのカートリッジフィルター30
同士を接続しなければならなかった。
定長さのもの1本をハウジング34内にセットして使用
することができるのは勿論であるが、単位時間当たりの
処理量が多い場合には、当該処理量に見合うように所定
の長さを有するカートリッジフィルターの2倍ないし数
倍の長さを有するカートリッジフィルターを用いるか、
あるいは図8に示すようなシール部材としてのカップラ
ー35を介して所定長さのカートリッジフィルター30
同士を接続しなければならなかった。
【0004】カップラー35はカートリッジフィルター
30の両端部に密嵌してあるガスケット33に喰い込ま
せてシールを図るだけのものであるため、ハウジング3
4内で複数本のカートリッジフィルター30を確実に取
付けるため、従来は、図8に示すように集水管36の下
端部にセンターシャフト37を連設し、当該センターシ
ャフト37の先端部に形成した雄ねじ部38にエンドキ
ャップ39に形成してある雌ねじをねじ込んでエンドキ
ャップ39をカートリッジフィルター30の下端部のガ
スケット33に密着させるようにしていた。
30の両端部に密嵌してあるガスケット33に喰い込ま
せてシールを図るだけのものであるため、ハウジング3
4内で複数本のカートリッジフィルター30を確実に取
付けるため、従来は、図8に示すように集水管36の下
端部にセンターシャフト37を連設し、当該センターシ
ャフト37の先端部に形成した雄ねじ部38にエンドキ
ャップ39に形成してある雌ねじをねじ込んでエンドキ
ャップ39をカートリッジフィルター30の下端部のガ
スケット33に密着させるようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
は単位時間当たりの処理量に見合うように所定の長さを
有するカートリッジフィルターの2倍ないし数倍の長さ
を有するカートリッジフィルターを複数種類製作しなけ
ればならなかった。また、ユーザー側においても長手方
向寸法を異にする複数種類のカートリッジフィルターを
管理しなければならず、在庫管理等にコストが掛かると
いう問題点があった。
は単位時間当たりの処理量に見合うように所定の長さを
有するカートリッジフィルターの2倍ないし数倍の長さ
を有するカートリッジフィルターを複数種類製作しなけ
ればならなかった。また、ユーザー側においても長手方
向寸法を異にする複数種類のカートリッジフィルターを
管理しなければならず、在庫管理等にコストが掛かると
いう問題点があった。
【0006】また、両端ガスケットシールタイプのカー
トリッジフィルター同士をカップラーを介して連結する
場合には、上記したようにセンターシャフトが不可欠で
あり、複数個のカートリッジフィルターの間にカップラ
ーを挟んだ状態でセンターシャフトの先端の雄ねじ部に
エンドキャップをねじ込む作業等が結構面倒であり、カ
ートリッジフィルターの交換に多くの手間を要するとい
う問題点があった。
トリッジフィルター同士をカップラーを介して連結する
場合には、上記したようにセンターシャフトが不可欠で
あり、複数個のカートリッジフィルターの間にカップラ
ーを挟んだ状態でセンターシャフトの先端の雄ねじ部に
エンドキャップをねじ込む作業等が結構面倒であり、カ
ートリッジフィルターの交換に多くの手間を要するとい
う問題点があった。
【0007】そこで、本発明は前記した従来のカートリ
ッジフィルターの不具合点を解消し、カートリッジフィ
ルター同士を直接またはアダプターを介して直列状に連
結できるようにして従来不可欠であったセンターシャフ
トを不要化すると共に、処理量に応じてカートリッジフ
ィルター本体の連結長さを調整できるようにして所定長
さを有する一種類のカートリッジフィルターのみでも、
処理量の多寡に充分対応できるようになしたカートリッ
ジフィルターを提供することを目的とするものである。
ッジフィルターの不具合点を解消し、カートリッジフィ
ルター同士を直接またはアダプターを介して直列状に連
結できるようにして従来不可欠であったセンターシャフ
トを不要化すると共に、処理量に応じてカートリッジフ
ィルター本体の連結長さを調整できるようにして所定長
さを有する一種類のカートリッジフィルターのみでも、
処理量の多寡に充分対応できるようになしたカートリッ
ジフィルターを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成を詳述すれば、請求項1に係る発明は、
筒状をなすカートリッジフィルター本体の一端面に処理
水の流路を兼ねることのできる筒状の雄ねじ部を突成す
ると共に、当該カートリッジフィルター本体の他端面に
雌ねじ部を形成し、一のカートリッジフィルター本体の
雌ねじ部内に、他のカートリッジフィルター本体の雄ね
じ部を螺着することによってカートリッジフィルター本
体同士を直列状に連結できるようにして、処理量に応じ
てカートリッジフィルター本体の連結長さを調整できる
ようにすると共に、ハウジングないし汎用パイプ内にお
いてセンターシャフトなしに取付けを可能としたことを
特徴とするカートリッジフィルターである。
の本発明の構成を詳述すれば、請求項1に係る発明は、
筒状をなすカートリッジフィルター本体の一端面に処理
水の流路を兼ねることのできる筒状の雄ねじ部を突成す
ると共に、当該カートリッジフィルター本体の他端面に
雌ねじ部を形成し、一のカートリッジフィルター本体の
雌ねじ部内に、他のカートリッジフィルター本体の雄ね
じ部を螺着することによってカートリッジフィルター本
体同士を直列状に連結できるようにして、処理量に応じ
てカートリッジフィルター本体の連結長さを調整できる
ようにすると共に、ハウジングないし汎用パイプ内にお
いてセンターシャフトなしに取付けを可能としたことを
特徴とするカートリッジフィルターである。
【0009】請求項2に係る発明は、筒状をなすカート
リッジフィルター本体の両端面に雌ねじ部を形成し、両
端に雄ねじ部を突成した筒状のアダプターを介してカー
トリッジフィルター本体同士を直列状に連結できるよう
にして、処理量に応じてカートリッジフィルター本体の
連結長さを調整できるようにすると共に、ハウジングな
いし汎用パイプ内においてセンターシャフトなしに取付
けを可能としたことを特徴とするカートリッジフィルタ
ーである。
リッジフィルター本体の両端面に雌ねじ部を形成し、両
端に雄ねじ部を突成した筒状のアダプターを介してカー
トリッジフィルター本体同士を直列状に連結できるよう
にして、処理量に応じてカートリッジフィルター本体の
連結長さを調整できるようにすると共に、ハウジングな
いし汎用パイプ内においてセンターシャフトなしに取付
けを可能としたことを特徴とするカートリッジフィルタ
ーである。
【0010】さらに、請求項3に係る発明は、筒状をな
すカートリッジフィルター本体の両端面に処理水の流路
を兼ねることのできる筒状の雄ねじ部を突成し、両端に
雌ねじ部を形成した筒状のアダプターを介してカートリ
ッジフィルター本体同士を直列状に連結できるようにし
て、処理量に応じてカートリッジフィルター本体の連結
長さを調整できるようにすると共に、ハウジングないし
汎用パイプ内においてセンターシャフトなしに取付けを
可能としたことを特徴とするカートリッジフィルターで
ある。
すカートリッジフィルター本体の両端面に処理水の流路
を兼ねることのできる筒状の雄ねじ部を突成し、両端に
雌ねじ部を形成した筒状のアダプターを介してカートリ
ッジフィルター本体同士を直列状に連結できるようにし
て、処理量に応じてカートリッジフィルター本体の連結
長さを調整できるようにすると共に、ハウジングないし
汎用パイプ内においてセンターシャフトなしに取付けを
可能としたことを特徴とするカートリッジフィルターで
ある。
【0011】本発明はこのように、カートリッジフィル
ターの両端部に、カートリッジフィルター同士を螺着に
より直接、または間接的に繋げることのできる連結手段
を設けたものであるから、従来のようなセンターシャフ
トを用いることなしにハウジング内、あるいは通常の送
水パイプ等の汎用パイプ内に取付けることが可能とな
る。また、所定長さを有する一種類のカートリッジフィ
ルターを連結することによって処理量に応じたスケール
アップ化ができるため、これまでのように長手方向寸法
を異にする複数種類のカートリッジフィルターを製作準
備する必要がなくなり、ユーザー側においても在庫管理
等のコストを低減することができる。
ターの両端部に、カートリッジフィルター同士を螺着に
より直接、または間接的に繋げることのできる連結手段
を設けたものであるから、従来のようなセンターシャフ
トを用いることなしにハウジング内、あるいは通常の送
水パイプ等の汎用パイプ内に取付けることが可能とな
る。また、所定長さを有する一種類のカートリッジフィ
ルターを連結することによって処理量に応じたスケール
アップ化ができるため、これまでのように長手方向寸法
を異にする複数種類のカートリッジフィルターを製作準
備する必要がなくなり、ユーザー側においても在庫管理
等のコストを低減することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明カートリッジフィル
ターの具体的構成を図示の実施形態に基づき詳細に説明
する。図1は本発明に係るカートリッジフィルターの一
実施形態を示す一部切欠断面図、図2は両端面に雌ねじ
部を形成した本発明に係るカートリッジフィルターの一
実施形態を示す一部切欠断面図、図3は両端面に雄ねじ
部を突成した本発明に係るカートリッジフィルターの一
実施形態を示す一部切欠断面図、図4は図1に示すカー
トリッジフィルターの使用例を示す断面図、図5は汎用
のパイプ内に本発明カートリッジフィルターを取付けた
状態を示す断面図、図6は図2に示すカートリッジフィ
ルターの使用例を示す断面図である。
ターの具体的構成を図示の実施形態に基づき詳細に説明
する。図1は本発明に係るカートリッジフィルターの一
実施形態を示す一部切欠断面図、図2は両端面に雌ねじ
部を形成した本発明に係るカートリッジフィルターの一
実施形態を示す一部切欠断面図、図3は両端面に雄ねじ
部を突成した本発明に係るカートリッジフィルターの一
実施形態を示す一部切欠断面図、図4は図1に示すカー
トリッジフィルターの使用例を示す断面図、図5は汎用
のパイプ内に本発明カートリッジフィルターを取付けた
状態を示す断面図、図6は図2に示すカートリッジフィ
ルターの使用例を示す断面図である。
【0013】図中1はカートリッジフィルター本体を示
し、当該カートリッジフィルター本体1は従来と同様に
多数の通水孔を具えた筒状をなすコア材2の外周部に濾
過層3を形成したものであり、被処理水は当該濾過層3
の外側からカートリッジフィルター本体1の内部へ向か
って流れる際に、濾過層3によって濁質成分等が捕捉さ
れると共に、濾過層3が活性炭からなるものである場合
は脱塩素反応によって残留塩素が取り除かれるようにな
っている。
し、当該カートリッジフィルター本体1は従来と同様に
多数の通水孔を具えた筒状をなすコア材2の外周部に濾
過層3を形成したものであり、被処理水は当該濾過層3
の外側からカートリッジフィルター本体1の内部へ向か
って流れる際に、濾過層3によって濁質成分等が捕捉さ
れると共に、濾過層3が活性炭からなるものである場合
は脱塩素反応によって残留塩素が取り除かれるようにな
っている。
【0014】本発明は、当該カートリッジフィルター本
体1の長手方向両端面に、カートリッジフィルター本体
1同士を直接繋げることのできる連結手段を設けるか、
またはねじ溝を具えたアダプター4を介して間接的に繋
げることのできる連結手段を設けたものであり、図1に
示す実施例は、カートリッジフィルター本体1,1同士
をアダプターを用いずに直接繋げることができるように
したものである。
体1の長手方向両端面に、カートリッジフィルター本体
1同士を直接繋げることのできる連結手段を設けるか、
またはねじ溝を具えたアダプター4を介して間接的に繋
げることのできる連結手段を設けたものであり、図1に
示す実施例は、カートリッジフィルター本体1,1同士
をアダプターを用いずに直接繋げることができるように
したものである。
【0015】すなわち、図1において5はカートリッジ
フィルター本体1の一端面に突成した処理水の流路を兼
ねることのできる筒状の雄ねじ部であり、6は当該カー
トリッジフィルター本体1の他端面に形成した雌ねじ部
である。この実施例の場合、一のカートリッジフィルタ
ー本体1の雌ねじ部6内に、他のカートリッジフィルタ
ー本体1の雄ねじ部5を螺着することによってカートリ
ッジフィルター本体1,1同士を直列状に直接連結で
き、被処理水の処理量に応じてカートリッジフィルター
の連結長さを調整することができる。
フィルター本体1の一端面に突成した処理水の流路を兼
ねることのできる筒状の雄ねじ部であり、6は当該カー
トリッジフィルター本体1の他端面に形成した雌ねじ部
である。この実施例の場合、一のカートリッジフィルタ
ー本体1の雌ねじ部6内に、他のカートリッジフィルタ
ー本体1の雄ねじ部5を螺着することによってカートリ
ッジフィルター本体1,1同士を直列状に直接連結で
き、被処理水の処理量に応じてカートリッジフィルター
の連結長さを調整することができる。
【0016】この実施例に係るカートリッジフィルター
の使用例を、図4について説明すれば、7は連結したカ
ートリッジフィルター本体1を収容するハウジングであ
り、8はハウジング7に設けた被処理水の入口部、9は
処理水の出口部である。
の使用例を、図4について説明すれば、7は連結したカ
ートリッジフィルター本体1を収容するハウジングであ
り、8はハウジング7に設けた被処理水の入口部、9は
処理水の出口部である。
【0017】連結したカートリッジフィルター本体1は
雄ねじ部5が下側、雌ねじ部6が上側となるようにして
ハウジング7内にセットするもので、カートリッジフィ
ルター本体1の最下端部に位置することとなる雄ねじ部
5にはキャップ10を螺着し、Oリング11でシールす
ると共に、カートリッジフィルター本体1の上端部に位
置する雌ねじ部6を、ハウジング7の出口部9に連設し
てある集水管12の下端部に突設した雄ねじ部13にね
じ込んでOリング14でシールを図るようにしたもので
ある。従って、この実施例によった場合はカートリッジ
フィルターの取付けにあたって従来不可欠であったセン
ターシャフトが一切不要となる。
雄ねじ部5が下側、雌ねじ部6が上側となるようにして
ハウジング7内にセットするもので、カートリッジフィ
ルター本体1の最下端部に位置することとなる雄ねじ部
5にはキャップ10を螺着し、Oリング11でシールす
ると共に、カートリッジフィルター本体1の上端部に位
置する雌ねじ部6を、ハウジング7の出口部9に連設し
てある集水管12の下端部に突設した雄ねじ部13にね
じ込んでOリング14でシールを図るようにしたもので
ある。従って、この実施例によった場合はカートリッジ
フィルターの取付けにあたって従来不可欠であったセン
ターシャフトが一切不要となる。
【0018】なお、図示する実施例とは逆に、連結した
カートリッジフィルター本体1を雄ねじ部5が上側、雌
ねじ部6が下側となるようにしてハウジング7内にセッ
トすることも当然可能であり、この場合には雌ねじ部6
内にOリングを介してプラグを螺着すると共に、雄ねじ
部5が螺着し得る雌ねじを集水管12の下端部に形成し
ておくものである。
カートリッジフィルター本体1を雄ねじ部5が上側、雌
ねじ部6が下側となるようにしてハウジング7内にセッ
トすることも当然可能であり、この場合には雌ねじ部6
内にOリングを介してプラグを螺着すると共に、雄ねじ
部5が螺着し得る雌ねじを集水管12の下端部に形成し
ておくものである。
【0019】次に、図2及び図6に示す実施例は、筒状
をなすカートリッジフィルター本体1の両端面に雌ねじ
部6,6を形成し、両端に雄ねじ部15,15を突成し
た筒状のアダプター4を介してカートリッジフィルター
本体1,1同士を直列状に連結できるようにしたもので
ある。なお、アダプター4の雄ねじ部15,15の付け
根付近にはOリング16,16を取付けておいてシール
を図るようにするのは云うまでもない。この実施例によ
った場合も、処理量に応じてカートリッジフィルター本
体1の連結長さを調整することができると共に、ハウジ
ング7内においてセンターシャフトなしに取付けること
ができるものである。
をなすカートリッジフィルター本体1の両端面に雌ねじ
部6,6を形成し、両端に雄ねじ部15,15を突成し
た筒状のアダプター4を介してカートリッジフィルター
本体1,1同士を直列状に連結できるようにしたもので
ある。なお、アダプター4の雄ねじ部15,15の付け
根付近にはOリング16,16を取付けておいてシール
を図るようにするのは云うまでもない。この実施例によ
った場合も、処理量に応じてカートリッジフィルター本
体1の連結長さを調整することができると共に、ハウジ
ング7内においてセンターシャフトなしに取付けること
ができるものである。
【0020】すなわち、図6は、図2に示すカートリッ
ジフィルター本体1,1同士をアダプター4を用いて連
結し、所要長さとしたものをハウジング7内に収容した
状態の一例を示すものであり、カートリッジフィルター
本体1の最下端の雌ねじ部6内に、プラグ17の雄ねじ
部18を螺着し、Oリング16でシールすると共に、カ
ートリッジフィルター本体1の上端の雌ねじ部6を、ハ
ウジング7の出口部9に連設してある集水管12の下端
部に突設した雄ねじ部13にねじ込んでOリング14で
シールを図るようにしたものである。
ジフィルター本体1,1同士をアダプター4を用いて連
結し、所要長さとしたものをハウジング7内に収容した
状態の一例を示すものであり、カートリッジフィルター
本体1の最下端の雌ねじ部6内に、プラグ17の雄ねじ
部18を螺着し、Oリング16でシールすると共に、カ
ートリッジフィルター本体1の上端の雌ねじ部6を、ハ
ウジング7の出口部9に連設してある集水管12の下端
部に突設した雄ねじ部13にねじ込んでOリング14で
シールを図るようにしたものである。
【0021】図3に示す実施例は、筒状をなすカートリ
ッジフィルター本体1の両端面に雄ねじ部5,5を突成
し、当該カートリッジフィルター本体1,1同士を、両
端に雌ねじ部を形成した筒状のアダプター(図示せず)
を介して直列状に連結できるようにしたものであり、こ
の実施例によった場合も、処理量に応じてカートリッジ
フィルター本体1の連結長さを調整することができるも
のである。
ッジフィルター本体1の両端面に雄ねじ部5,5を突成
し、当該カートリッジフィルター本体1,1同士を、両
端に雌ねじ部を形成した筒状のアダプター(図示せず)
を介して直列状に連結できるようにしたものであり、こ
の実施例によった場合も、処理量に応じてカートリッジ
フィルター本体1の連結長さを調整することができるも
のである。
【0022】上記した実施例はいずれも連結して所要長
さとなしたカートリッジフィルターを、汎用のパイプと
は異なった専用のハウジング7内にセットするようにし
たものであるが、本発明に係るカートリッジフィルター
は取付けにあたって、センターシャフトを必要としない
ものであるため、図5に示すように、当該専用のハウジ
ング以外の通常の送水パイプ等汎用のパイプ19内にセ
ットして使用することも可能である。
さとなしたカートリッジフィルターを、汎用のパイプと
は異なった専用のハウジング7内にセットするようにし
たものであるが、本発明に係るカートリッジフィルター
は取付けにあたって、センターシャフトを必要としない
ものであるため、図5に示すように、当該専用のハウジ
ング以外の通常の送水パイプ等汎用のパイプ19内にセ
ットして使用することも可能である。
【0023】すなわち、図5は、図1に示す実施例のカ
ートリッジフィルター本体1,1同士を連結したものを
汎用パイプ19内にセットしたときの状態を示すもので
あり、カートリッジフィルター本体1の上端面に位置す
る雄ねじ部5にキャップ10を螺着しOリングでシール
すると共に、カートリッジフィルター本体1の下端面に
位置する雌ねじ部6を汎用パイプ19の端部に嵌着して
あるフランジ部20に設けてある雄ねじ部21に螺着し
Oリングでシールするようにしたものである。
ートリッジフィルター本体1,1同士を連結したものを
汎用パイプ19内にセットしたときの状態を示すもので
あり、カートリッジフィルター本体1の上端面に位置す
る雄ねじ部5にキャップ10を螺着しOリングでシール
すると共に、カートリッジフィルター本体1の下端面に
位置する雌ねじ部6を汎用パイプ19の端部に嵌着して
あるフランジ部20に設けてある雄ねじ部21に螺着し
Oリングでシールするようにしたものである。
【0024】この実施例の場合、被処理水は汎用パイプ
19の入口部8からパイプ19内に入り、カートリッジ
フィルター本体1の濾過層3を通過するときに濁質成分
等が捕捉される。処理水はコア材2の中空部を通って、
汎用パイプ19の出口部9から各用途先に供給される。
19の入口部8からパイプ19内に入り、カートリッジ
フィルター本体1の濾過層3を通過するときに濁質成分
等が捕捉される。処理水はコア材2の中空部を通って、
汎用パイプ19の出口部9から各用途先に供給される。
【0025】なお、汎用パイプ19の出口部9に嵌着す
るフランジ部20に雌ねじを形成することによって、両
端面に雄ねじ部5,5を突成したカートリッジフィルタ
ー本体1,1同士を連結したものであっても、これら汎
用パイプ19内にセンターシャフトを必要としないで取
付けることも可能であるし、両端面に雌ねじ部6,6を
形成したカートリッジフィルター本体1,1同士を連結
したものであっても、ハウジングを用いずに汎用パイプ
19内に取付けることが可能である。
るフランジ部20に雌ねじを形成することによって、両
端面に雄ねじ部5,5を突成したカートリッジフィルタ
ー本体1,1同士を連結したものであっても、これら汎
用パイプ19内にセンターシャフトを必要としないで取
付けることも可能であるし、両端面に雌ねじ部6,6を
形成したカートリッジフィルター本体1,1同士を連結
したものであっても、ハウジングを用いずに汎用パイプ
19内に取付けることが可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明カートリッジフィルターは以上の
ように、カートリッジフィルター本体の長手方向両端面
に、カートリッジフィルター本体同士を螺着によって直
列状に連結することができる連結手段を設けたものであ
り、被処理水の処理量の多寡に応じてカートリッジフィ
ルターの連結長さを調整することができるものである。
従って、これまでのように、長手方向寸法を異にする複
数種類のカートリッジフィルターを製作準備する必要が
なくなり、ユーザー側においても在庫管理等に要する手
間やコストを削減することができる。
ように、カートリッジフィルター本体の長手方向両端面
に、カートリッジフィルター本体同士を螺着によって直
列状に連結することができる連結手段を設けたものであ
り、被処理水の処理量の多寡に応じてカートリッジフィ
ルターの連結長さを調整することができるものである。
従って、これまでのように、長手方向寸法を異にする複
数種類のカートリッジフィルターを製作準備する必要が
なくなり、ユーザー側においても在庫管理等に要する手
間やコストを削減することができる。
【0027】また、従来のカートリッジフィルターはハ
ウジング内に取付けるにあたってセンターシャフトを必
要とすることが多かったが、本発明による場合はセンタ
ーシャフトは一切不要であり、カートリッジフィルター
の交換に要する手間もその分軽減でき作業性がきわめて
良好になると共に、ハウジングのみならず、送水パイプ
等の汎用のパイプを利用して取付けることもでき、水処
理に要するコスト削減にも多大な効果が得られる。
ウジング内に取付けるにあたってセンターシャフトを必
要とすることが多かったが、本発明による場合はセンタ
ーシャフトは一切不要であり、カートリッジフィルター
の交換に要する手間もその分軽減でき作業性がきわめて
良好になると共に、ハウジングのみならず、送水パイプ
等の汎用のパイプを利用して取付けることもでき、水処
理に要するコスト削減にも多大な効果が得られる。
【図1】本発明に係るカートリッジフィルターの一実施
形態を示す一部切欠断面図である。
形態を示す一部切欠断面図である。
【図2】両端面に雌ねじ部を形成した本発明に係るカー
トリッジフィルターの一実施形態を示す一部切欠断面図
である。
トリッジフィルターの一実施形態を示す一部切欠断面図
である。
【図3】両端面に雄ねじ部を突成した本発明に係るカー
トリッジフィルターの一実施形態を示す一部切欠断面図
である。
トリッジフィルターの一実施形態を示す一部切欠断面図
である。
【図4】図1に示すカートリッジフィルターの使用例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図5】汎用のパイプ内に本発明カートリッジフィルタ
ーを取付けた状態を示す断面図である。
ーを取付けた状態を示す断面図である。
【図6】図2に示すカートリッジフィルターの使用例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図7】従来のカートリッジフィルターの一例を示す一
部を切欠断面図である。
部を切欠断面図である。
【図8】従来型カートリッジフィルターの使用状態の一
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
1:カートリッジフィルター本体 2:コア材 3:濾過層 4:アダプター 5:雄ねじ部 6:雌ねじ部 7:ハウジング 8:入口部 9:出口部 10:キャップ 11:Oリング 12:集水管 13:雄ねじ部 14:Oリング 15:雄ねじ部 16:Oリング 17:プラグ 18:雄ねじ部 19:汎用パイプ 20:フランジ部 21:雄ねじ部
Claims (3)
- 【請求項1】 筒状をなすカートリッジフィルター本体
の一端面に処理水の流路を兼ねることのできる筒状の雄
ねじ部を突成すると共に、当該カートリッジフィルター
本体の他端面に雌ねじ部を形成し、一のカートリッジフ
ィルター本体の雌ねじ部内に、他のカートリッジフィル
ター本体の雄ねじ部を螺着することによってカートリッ
ジフィルター本体同士を直列状に連結できるようにし
て、処理量に応じてカートリッジフィルター本体の連結
長さを調整できるようにすると共に、ハウジングないし
汎用パイプ内においてセンターシャフトなしに取付けを
可能としたことを特徴とするカートリッジフィルター。 - 【請求項2】 筒状をなすカートリッジフィルター本体
の両端面に雌ねじ部を形成し、両端に雄ねじ部を突成し
た筒状のアダプターを介してカートリッジフィルター本
体同士を直列状に連結できるようにして、処理量に応じ
てカートリッジフィルター本体の連結長さを調整できる
ようにすると共に、ハウジングないし汎用パイプ内にお
いてセンターシャフトなしに取付けを可能としたことを
特徴とするカートリッジフィルター。 - 【請求項3】 筒状をなすカートリッジフィルター本体
の両端面に処理水の流路を兼ねることのできる筒状の雄
ねじ部を突成し、両端に雌ねじ部を形成した筒状のアダ
プターを介してカートリッジフィルター本体同士を直列
状に連結できるようにして、処理量に応じてカートリッ
ジフィルター本体の連結長さを調整できるようにすると
共に、ハウジングないし汎用パイプ内においてセンター
シャフトなしに取付けを可能としたことを特徴とするカ
ートリッジフィルター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32916899A JP2001145807A (ja) | 1999-11-19 | 1999-11-19 | カートリッジフィルター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32916899A JP2001145807A (ja) | 1999-11-19 | 1999-11-19 | カートリッジフィルター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001145807A true JP2001145807A (ja) | 2001-05-29 |
Family
ID=18218416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32916899A Pending JP2001145807A (ja) | 1999-11-19 | 1999-11-19 | カートリッジフィルター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001145807A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019519358A (ja) * | 2016-04-25 | 2019-07-11 | ラット ゲーエムベーハRATH GmbH | 排気ガスまたはプロセスガスの濾過のためのフィルタ素子およびフィルタ素子の製造方法 |
CN115193182A (zh) * | 2022-07-11 | 2022-10-18 | 合肥九晟机电科技有限公司 | 一种气体吸附器 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48100254U (ja) * | 1972-02-28 | 1973-11-26 | ||
JPS5196158A (ja) * | 1974-12-04 | 1976-08-23 | ||
JPS5973015A (ja) * | 1983-09-01 | 1984-04-25 | Yagishita:Kk | 「ろ」過器 |
JPS59119391U (ja) * | 1983-01-31 | 1984-08-11 | 株式会社ヤギシタ | 吸着材充填濾過器 |
-
1999
- 1999-11-19 JP JP32916899A patent/JP2001145807A/ja active Pending
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