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JP2001140661A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

内燃機関の制御装置

Info

Publication number
JP2001140661A
JP2001140661A JP32676799A JP32676799A JP2001140661A JP 2001140661 A JP2001140661 A JP 2001140661A JP 32676799 A JP32676799 A JP 32676799A JP 32676799 A JP32676799 A JP 32676799A JP 2001140661 A JP2001140661 A JP 2001140661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
intake
intake air
air amount
accuracy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32676799A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeaki Obata
武昭 小幡
Takezo Yamaguchi
武蔵 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP32676799A priority Critical patent/JP2001140661A/ja
Publication of JP2001140661A publication Critical patent/JP2001140661A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸入空気量制御の精度に応じたアイドル回転
速度のフィードバック制御を実行可能とする。 【解決手段】 吸入空気量制御の精度を悪化させる要因
を検出する吸気量制御精度悪化要因検出手段Aと、機関
アイドル運転時の回転速度を所定のアイドル目標回転速
度に保持するために、前記アイドル目標回転速度と機関
回転速度との誤差に基づいて、機関吸入空気量のフィー
ドバック制御を行うアイドル回転速度フィードバック制
御手段Cと、前記吸入空気量制御の精度を悪化させる要
因が検出された場合に、前記フィードバック制御の制御
ゲインを補正する制御ゲイン補正手段Bと、要求される
機関吸入空気量に基づいて吸気弁の開閉時期を算出する
吸気弁開閉時期算出手段Dとからなる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開閉時期を可変と
した吸気弁を備えた内燃機関の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の内燃機関の制御装置としては、例
えば、特開平10−311231号公報に記載されたよ
うな、内燃機関の吸気弁を電磁力により駆動し、吸気弁
の開閉時期を可変とするシステムが公知である。このシ
ステムでは、スロットルバルブを設けないことで吸気管
内圧力を大気圧に近い状態とし、吸気弁の開弁時期で吸
入空気量の制御を行うことによって、従来のスロットル
バルブで吸入空気量制御を行う機関と比較して吸気損失
(ポンピングロス)を低減し、燃料消費量を低下させる
ことが可能である。
【0003】また、特開昭61−169642号公報に
記載されたような、機関アイドル運転時の回転速度を所
定の回転速度に保持するために、所定の目標回転速度と
機関回転速度との誤差に基づいて、機関吸入空気量のフ
ィードバック制御を行うシステムも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の開閉時期を可変
とした吸気弁においては、例えば、バルブスプリングの
特性変化や、摺動部等の汚れやつまりなどによるフリク
ションの変化、また、電磁力の磁気切れの変動等によ
り、開弁あるいは閉弁の動作を開始してから終了するま
での動作時間が各気筒間で変動し、また、一つの気筒で
吸気行程毎に変動してしまうようなアクチュエータの動
作時間の変動が発生してしまう場合がある。このような
動作時間の変動が生じた場合には、要求空気量に対して
実際の空気量に誤差が生じることになる。
【0005】また、吸気弁の開閉時期は、クランク角度
の単位あるいは時間の単位を用いて所定の分解能を持っ
た量子化された値に基づいて演算することになるが、例
えば、吸気弁の開閉時期で空気量制御を行うことを考え
ると、クランク角度に対しての吸気弁開閉時期の位置に
よって空気量制御の精度が異なり、要求空気量に対する
実際の空気量の誤差が吸気弁開閉時期の位置によって異
なる。つまり、吸気弁開閉時期の1分解能に対応する空
気量変化が吸気弁開閉時期によって異なり、具体的に
は、吸気弁開閉時期が、ピストンが上死点あるいは下死
点近くにある時期である場合には、吸気弁開閉時期の分
解能に対する空気量制御の精度が高く、一方、吸気弁開
閉時期が、ピストンが上死点あるは下死点から遠い位置
にある時期である場合には、吸気弁開閉時の分解能に対
する空気量制御の精度が低くなる。
【0006】このような要因で要求空気量に対する空気
量制御の誤差が大きくなるような状況において、機関ア
イドル運転時の回転速度を所定値に保持するための空気
量のフィードバック制御を行った場合には、空気量制御
の誤差によって回転変動量が大きくなる恐れがあり、こ
のような場合には制御ゲインを下げることが必要とな
る。
【0007】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、吸気弁の開閉時期を可変とした吸気弁を有
し、吸気弁の開閉時期に基づいて機関に吸入される空気
量の制御を行う機関において、吸入空気量制御の精度を
鑑みてアイドル空気量のフィードバック制御を行うこと
が可能な内燃機関の制御装置を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明請求項1記載の内燃機関の制御装置では、図
1のクレーム対応図に示すように、開閉時期を可変とし
た吸気弁を備え、吸気弁の開閉時期に基づいて機関に吸
入される空気量の制御を行う機関において、吸入空気量
制御の精度を悪化させる要因を検出する吸気量制御精度
悪化要因検出手段Aと、機関アイドル運転時の実際の回
転速度を所定のアイドル目標回転速度に保持するため
に、前記アイドル目標回転速度と実際の機関回転速度と
の誤差に基づいて、要求機関吸入空気量のフィードバッ
ク制御を行うアイドル回転速度フィードバック制御手段
Cと、前記吸入空気量制御の精度を悪化させる要因が検
出された場合に、前記フィードバック制御の制御ゲイン
を補正する制御ゲイン補正手段Bと、前記要求される機
関吸入空気量に基づいて吸気弁の開閉時期を算出する吸
気弁開閉時期算出手段Dと、からなることを特徴とす
る。
【0009】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
内燃機関の制御装置において、前記吸気量制御精度悪化
要因検出手段Aは、前記吸気弁の開弁あるいは閉弁の開
始から終了までの時間の変動を検出し、この時間変動が
大きいほど吸入空気量制御の精度を悪化させる度合いが
大きいと判断する動作時間変動検出手段を有することを
特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明では、前記要求機関吸
入空気量は、内燃機関が回転速度を維持していくのに必
要な吸入空気量であることを特徴としている。
【0011】請求項4記載の発明では、請求項2記載の
内燃機関の制御装置において、前記動作時間変動検出手
段は、複数の気筒を有する内燃機関の気筒間で吸気弁の
動作時間に変動があることを検出する手段を有すること
を特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明では、請求項2記載の
内燃機関の制御装置において、前記動作時間変動手段
は、各気筒の吸気弁の動作時間が燃焼毎に変動している
ことを検出する手段を有することを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明では、請求項1記載の
内燃機関の制御装置において、前記吸気量制御精度悪化
要因検出手段Aは、前記吸気弁の開弁時期あるいは閉弁
時期が所望の時期に対して偏差があることを検出し、こ
の偏差が大きいほど吸入空気量制御の精度を悪化させる
度合いが大きいと判断する手段を有することを特徴とす
る。
【0014】請求項7記載の発明では、請求項1記載の
内燃機関の制御装置において、前記吸気量制御精度悪化
要因検出手段Aは、前記吸気弁の開弁時期あるいは閉弁
時期が、ピストン位置が上死点あるいは下死点から遠い
位置にある時期にあるほど吸入空気量制御の精度を悪化
させる度合いが大きいと判断する手段を有することを特
徴とする。
【0015】請求項8記載の発明では、請求項1ないし
7記載の内燃機関の制御装置において、前記制御ゲイン
補正手段Bは、前記吸気量制御精度悪化要因検出手段A
が吸入空気量制御の精度を悪化させる要因を検出した場
合に、この要因によって吸入空気量制御の精度を悪化さ
せる度合いが大きいほど制御ゲインを小さくする手段を
有することを特徴とする。
【0016】請求項9記載の発明では、前記開閉時期を
可変とした吸気弁は、開弁側及び閉弁側に各々駆動する
複数の電磁ソレノイドと、開弁側及び閉弁側に各々付勢
する複数の弾性体とを含んで構成される吸気弁駆動手段
により駆動されることを特徴としている。
【0017】
【作用】請求項1記載の発明にあっては、開閉時期を可
変とした吸気弁を備え、この吸気弁の開閉時期に基づい
て機関に吸入される空気量の制御を行う機関において、
吸入空気量制御の精度を悪化させる要因が検出される。
この吸入空気量制御の精度を悪化させる要因が検出され
た場合に、機関アイドル運転時の実際の回転速度を所定
のアイドル目標回転速度に保持するための要求される機
関吸入空気量のフィードバック制御における制御ゲイン
が補正される。そして、アイドル回転速度のフィードバ
ック制御による吸入空気量を含めた要求吸入空気量に基
づいて吸気弁の開閉時期が決定される。これにより、吸
入空気量制御の精度を悪化させる要因が検出された場合
に、アイドル回転速度のフィードバック制御量が補正さ
れ、吸入空気量制御の精度に応じたアイドル回転速度の
フィードバック制御を実行することができる。
【0018】請求項2記載の発明にあっては、吸気弁の
開弁あるいは閉弁の開始から終了までの動作時間の変動
を検出することによって、吸入空気量制御の精度を悪化
させる要因の検出を行い、前記時間変動が大きいほど吸
入空気量制御の精度を悪化させる度合いが大きいと判断
する。これにより、吸気弁を動作させるアクチュエータ
の動作変動に起因した、開弁あるいは閉弁の開始から終
了までの時間変動による吸入空気量制御の精度悪化を検
出することができる。
【0019】請求項3の発明にあっては、前記要求機関
吸入空気量は内燃機関が回転速度を維持していくのに必
要な吸入空気量となり、所定の目標回転速度に機関が運
転される。
【0020】請求項4記載の発明にあっては、複数の気
筒を有する内燃機関の気筒間で吸気弁の動作時間に変動
があることを検出することによって吸入空気量制御の精
度を悪化させる要因の検出を行う。これにより、気筒間
で吸気弁の動作時間に変動があることに起因した吸入空
気量制御の精度悪化を検出することができる。
【0021】請求項5記載の発明にあっては、各気筒の
吸気弁の動作時間が燃焼毎に変動していることによって
吸入空気量制御の精度を悪化させる要因の検出を行う。
これにより、各気筒の吸気弁の動作時間が燃焼毎に変動
していることに起因した吸入空気量制御の精度悪化を検
出することができる。
【0022】請求項6記載の発明にあっては、吸気弁の
開弁時期あるいは閉弁時期が所望の時期に対して偏差が
あることを検出し、この偏差が大きいほど吸入空気量制
御の精度を悪化させる度合いが大きいと判断する。これ
により、吸気弁を動作させるアクチュエータの動作変動
に起因して、開弁時期あるいは閉弁時期が所望の時期か
らずれることによる吸入空気量制御の精度悪化を検出す
ることができる。
【0023】請求項7記載の発明にあっては、吸気弁の
開弁時期あるいは閉弁時期が、ピストン位置が上死点あ
るいは下死点から遠い位置にある時期にあるほど、吸入
空気量制御の精度を悪化させる度合いが大きいと判断さ
れる。これにより、吸気弁の開弁時期あるいは閉弁時期
が、ピストン位置が上死点あるいは下死点から遠い位置
にある時期にあることに起因した吸入空気量制御の精度
悪化を検出することができる。図2は、吸気弁の開時期
をピストンが上死点にある時期に固定し、吸気弁の閉時
期によって機関吸入空気量の制御を行う場合に、吸気弁
閉時期と機関吸入空気量との関係を示した図である。吸
気弁閉時期をある所定の分解能を持った値に基づいて制
御した場合に、吸気弁閉時期が上死点あるいは下死点か
ら遠い位置にある場合には閉時期の1分解能に対する吸
入空気量の変化量が大きくなり、吸入空気量制御の精度
が悪化する。
【0024】請求項8記載の発明にあっては、吸入空気
量制御の精度を悪化させる要因が検出された場合に、そ
の要因によって吸入空気量制御の精度を悪化する度合い
が大きいほど、機関アイドル運転時の回転速度を所定の
アイドル目標回転速度に保持するための機関吸入空気量
のフィードバック制御における制御ゲインが小さくなる
ように補正される。これにより、吸入空気量制御の精度
が悪くなるような場合においても、機関アイドル時の吸
入空気量のフィードバック制御によって回転変動量が大
きくなること防止することができる。
【0025】請求項9の発明にあっては、吸気弁駆動手
段を構成する電磁ソレノイドや弾性体に製造時のバラツ
キがあって吸入空気量制御の制度を悪化させることがあ
っても、機関アイドル時の吸入空気量のフィードバック
制御によって回転変動が生じない。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
【0027】(実施の形態1)図3は実施の形態1の直
列4気筒4サイクル内燃機関の構成を示す図である。図
において、101は吸気管113内の空気流量を計測す
るエアーフローセンサ、102は電子制御式スロットル
バルブ制御装置でありECU(エンジンコントロールユ
ニット)112からの駆動信号でスロットルバルブ11
4を駆動する。103は吸気コレクタである。104は
吸気弁であり、ECU112からの駆動信号に基づい
て、電磁アクチュエータ105により駆動される(電磁
アクチュエータ105の構造は後述する)。106は排
気弁であり、ECU112からの駆動信号に基づいて、
電磁アクチュエータ107により駆動される。108は
インジェクタ、109は点火プラグであり、ECU11
2からの駆動信号でそれぞれ駆動・点火される。110
は排気管、111は空燃比センサである。また、図示し
ていないセンサとしてクランク角センサがある。このク
ランク角センサはクランク軸あるいはこれと連動するカ
ム軸に直接あるいはギア等を介して間接的に接続され、
クランク位置(クランク角度)や、これに基づいて内燃
機関の回転速度を算出する。その他、エンジン冷却水温
を計測するセンサや、吸気温度を計測するセンサ、アク
セル開度を計測するセンサ、車両の速度を計測するセン
サなどを備える。
【0028】図4は電磁アクチュエータ105の細部を
説明する図である。図において、201はエンジンのシ
リンダヘッドであり、このシリンダヘッド201に設置
されたバルブガイド218内に前記吸気弁104が摺動
可能に設けられている。この吸気弁104の軸部の一端
にはバルブリテーナ203が固定されている。このバル
ブリテーナ203とシリンダヘッド201との間にはバ
ルブスプリング204が圧縮されて装着されており、こ
のため吸気弁104はシリンダヘッド201のポート2
01aを閉じる方向(閉弁方向)に付勢される。なお、
201bはポート201aの周縁部にはめ込まれたバル
ブシート、202bはバルブフェースであり、閉弁時に
互いに密着することで燃焼室の気密が保持される。
【0029】シリンダヘッド201には装置の筐体であ
る筒部材205、下部材206、上部材207が固定さ
れていて、その内部には電磁石208,209が下部材
205と上部材206にそれぞれ固定された状態で設け
られている。
【0030】電磁石208,209にはそれぞれ電気コ
イル208a,209aが巻着されており、これら各電
気コイル208a,209aには駆動回路によりそれぞ
れ電流が流される。その場合には、電磁石208,20
9の吸引面208b,209bが吸引力を発生すること
になる。
【0031】電磁石208,209の中心部にはシャフ
ト210が摺動可能に貫通して設置されている。このシ
ャフト210の中間部分の、電磁石208の吸引面20
8bと電磁石209の吸引面209bとの間には、磁性
体からなる可動板211が固定されている。また、シャ
フト210のシリンダヘッド201と反対側の端部には
スプリングシート214が固定されており、筐体の上部
材207に固定されたスプリングカバー216との間に
圧縮されて設置された開弁スプリング215の作用によ
り、シャフト210は開弁方向(図の下向き)に付勢さ
れている。
【0032】シャフト210は吸気弁104の軸部と同
軸上に設けられており、シャフト210のシリンダヘッ
ド201側の端部は吸気弁104の軸の頂面202aと
対向している。そのため、電気コイル208aに電圧を
印加し、電気コイル209aには電圧を印加しないとき
に、シャフト210に開弁方向(図の下向き)の力が作
用して、シャフト210が吸気弁104を押し、吸気弁
104を開弁することになり、逆に、電気コイル208
aに電圧を印加せず、電気コイル209aに電圧を印加
するときには、シャフト210が閉弁方向(図の上向
き)に移動して、吸気弁104はポート201aを塞ぐ
まで閉弁方向に変位することになる。このようにして、
電磁石208,209の吸引動作により、吸気弁104
の開閉を可能にしている。
【0033】217はシャフト210の変位を計測する
位置センサであり、例えばポテンショメータを使用して
シャフト210の変位を検出する。
【0034】図5はマイクロコンピュータを中心とした
制御回路(ECU112)の構成を示す図であり、この
制御回路は、外部との情報の入出力、種々の演算を行う
ものである。CPU301は演算を実行し、ROM30
2は後述する制御プログラムや各種データ等を記憶して
いる。RAM303はプログラム実行中に一時的に情報
の記憶を行う。I/Oインターフェース304は外部の
センサ等からの情報の入力や、外部のアクチュエータを
駆動するための信号の出力を行う。
【0035】以下に、上記制御プログラムによる内燃機
関の制御方法を、フローチャート等の図面に基づいて説
明する。
【0036】図6は、本実施の形態の制御方法を説明す
る基本フローチャートであり、例えば10msec毎に
実行される。ステップ601において機関アイドル時の
目標回転速度を算出し、ステップ602において機関回
転速度を前記目標回転速度に維持するためのフィードフ
ォワード制御による目標吸入空気量を算出する。ステッ
プ603において、吸入空気量制御の精度を悪化させる
要因の検出を行い、ステップ604において、図外のク
ランク角センサからの信号により検出した機関回転速度
を前記目標回転速度に維持するためのフィードバック制
御における制御ゲインの補正を行い、ステップ605に
おいてフィードバック制御による目標吸入空気量を算出
する。そして、ステップ606において吸気弁104の
開閉時期を算出し、ステップ607においてスロットル
バルブ開度を算出して処理を終了する。
【0037】図7は、図6においてアイドル時の目標回
転速度の算出を行うステップ601における処理を示す
フローチャートである。ステップ701において図外の
冷却水温センサの出力値により機関の冷却水温TWを検
出し、ステップ702において前記機関冷却水温TWに
基づいてテーブルデータを参照することによってアイド
ル目標回転速度tNeを算出する。ここで、テーブルデ
ータはあらかじめそのデータをROM302に記憶させ
ておき、図8に示すように機関冷却水温TWが低い場合
にはアイドル目標回転速度tNeは大きくなるような特
性で設定される。また、テーブルデータを用いずに、演
算式によって算出してもよい。
【0038】図9は、図6においてフィードフォワード
制御の目標吸入空気量の算出を行うステップ602にお
ける処理を示すフローチャートである。ステップ901
においてアイドル目標回転速度tNeを読み込み、ステ
ップ902において前記アイドル目標回転速度tNeに
基づいてテーブルデータ参照することによってフィード
フォワード制御の目標吸入空気量QFFを算出する。こ
こで、テーブルデータはあらかじめそのデータをROM
302に記憶させておき、実機実験等で所定の回転速度
を維持するために必要な空気量を計測したものを図10
に示すように設定しておく。また、テーブルデータを用
いずに、演算式によって算出してもよい。
【0039】図11は、図6において吸入空気量制御の
精度を悪化させる要因の検出を行うステップ603にお
ける処理を示すフローチャートである。吸気弁104の
リフト量を測定する位置センサ217を用い、ステップ
1101において各気筒の閉弁時間Tn(n=1,…,
4)を測定し、ステップ1102において1サイクルで
の全気筒の閉弁時間(T1,T2,T3,T4)の平均
Tavを算出する。ステップ1103においてTn−T
av(n=1,…,4)の絶対値をとり、それらの最大
値を吸気弁104の動作時間の変動量FLとする。な
お、本実施の形態では吸気弁104の閉弁時間の変動量
FLに基づいて吸入空気量制御の精度を悪化させる要因
の検出を行うこととしたが、吸気弁104の開弁時間の
変動量に基づいて検出を行ってもよい。また、各気筒の
吸気弁104の閉弁時間Tnの分散の大きさによって変
動量を演算してもよい。
【0040】図12は、図6においてフィードバック制
御の制御ゲインの補正を行うステップ604における処
理を示すフローチャートである。ステップ1201にお
いて、前記吸気弁104の動作時間変動量FLを読み込
み、ステップ1202において前記吸気弁104の動作
時間変動量FLに基づいてテーブルデータを参照するこ
とによって制御ゲインKを算出する。ここで、テーブル
データはあらかじめそのデータをROM302に記憶さ
せておき、図13に示すように、吸気弁104の動作時
間変動が大きいほど制御ゲインKが小さくなるように設
定される。なお、本実施の形態では吸気弁104の閉弁
時間の変動量に基づいて制御ゲインKを補正している
が、吸気弁104の開弁時間の変動量に基づいて制御ゲ
インを補正するようにしてもよい。また、制御ゲインK
は、以下のような演算式を用いて算出してもよい。 K=K0 −m×FL(K0 ,mは正の定数) …式1
【0041】図14は、図6においてフィードバック制
御による目標吸入空気量の演算を行うステップ605に
おける処理を示すフローチャートである。ステップ14
01においてアイドル目標回転速度tNeを読み込み、
ステップ1402において機関回転速度Neを検出し、
ステップ1403において制御ゲインKを読み込む。そ
して、ステップ1404においてフィードバック制御に
よる目標吸入空気量QFBを算出する。ここでは、アイ
ドル目標回転速度tNeとクランク角センサからの信号
に基づいて求められた実際の機関回転速度Neとの誤差
に基づいて積分フィードバック制御によって目標吸入空
気量QFBを算出することとしているが、比例制御等他
の制御方法による演算を行ってもよい。
【0042】図15は、前述の図6において吸気弁10
4の開閉時期の算出を行うステップ606での処理を示
すフローチャートである。ここでは、排気弁106は下
死点に開弁して、上死点に閉弁するものとし、吸気弁1
04の開時期は上死点に固定し、吸気弁104の閉時期
を調整して吸気量制御する例を挙げる。
【0043】ステップ1501においてフィードフォワ
ード制御の目標吸入空気量QFFとフィードバック制御
の目標吸入空気量QFBを読み込み、ステップ1502
において前記目標吸入空気量に基づいてスロットルバル
ブ114の開口面積Aを算出する。ここでは、時間当た
りの体積流量で表わされた目標吸入空気量に対して、ソ
ニック流量でのスロットルバルブ114の通過空気量と
スロットルバルブ114の開口面積Aとの関係を表す係
数を乗算してスロットルバルブ114の開口面積Aを算
出する。ステップ1503において、スロットルバルブ
114の開口面積A、機関回転速度Ne、内燃機関の排
気量Vを用いてスロットルバルブ114の開口面積A
を、機関回転速度Neと内燃機関の排気量Vとで除算し
た値ANVを算出し、ステップ1504において図16
に示すように、体積流量比(行程容積に対する新気量の
標準状態での体積)のテーブルデータを参照して目標体
積流量比tQHOを算出する。ここで、図16のテーブ
ルデータは、例えば吸気弁104の開時期を上死点、吸
気弁104の閉時期を下死点とした場合の機械式吸排気
弁を有する機関に相当する特性に設定されている。そし
て、ステップ1505において目標吸気管内圧力tPm
an(例えば−50mmHgの一定値)を読み込み、ス
テップ1506においてスロットルバルブ114より下
流側におけるその吸気管内圧力で吸入することができる
最大体積流量比QHOmaxを算出する。これは、QH
Omaxの値を吸気管内圧力に応じてあらかじめ定めて
おいた図17に示すテーブルデータを参照することによ
って行う。そして、ステップ1507においてtQHO
とQHOmaxとに基づいて吸気弁104の開弁時期を
計算する。目標吸気管内圧力を所定の負荷として設定す
るのは、図外のエバポシステムのキャニスターから吸気
された燃料を吸気管113内へパージする必要があるか
らである。
【0044】図18は、前述の図6においてスロットル
バルブ開度の算出を行うステップ607での処理を示す
フローチャートである。ステップ1801において前記
目標体積流量比tQHOを読み込み、ステップ1802
において前記目標吸気管内圧力tPmanを読み込む。
吸気管内圧力を一定(例えば−50mmHg)とした場
合、スロットルバルブ114の開口面積Aを機関回転速
度Neと内燃機関の排気量Vとで除算した値A/(Ne
・V)と体積流量比QHOとは比例関係となるので、ス
テップ1803において、図19に示すテーブルデータ
に基づいてA/(Ne・V)とQHOの比例係数Cを算
出し、ステップ1804においてtQHOにCを乗算し
て、スロットルバルブ114の開口面積Aを機関回転速
度Neと内燃機関の排気量Vとで除算した値ANVeを
算出し、ステップ1805においてANVeに機関回転
速度Neと内燃機関の排気量Vとを乗算してスロットル
バルブ114の開口面積Atを算出する。ステップ18
06においてはスロットルバルブ114の開口面積At
から図20のテーブルデータを参照してスロットルバル
ブ開度を算出する。
【0045】(実施の形態2)本実施の形態は、実施の
形態1の吸気量制御精度悪化要因検出処理(図6のステ
ップ603)を、図21のフローチャートに示すように
変更したものであり、吸気弁104のリフト量を測定す
る位置センサ217を用い、ステップ2101において
各気筒の閉弁時間Tn(n=1,…,4)を測定し、ス
テップ2102において例えば10サイクル分の各気筒
の吸気弁104の閉弁時間の平均値Tavn(n=1,
…,4)を算出し、ステップ2103においてTn−T
avn(n=1,…,4)の絶対値をとり、それらの最
大値を吸気弁104の動作時間の変動量FLとする。な
お、本実施の形態では吸気弁104の閉弁時間の変動量
に基づいて吸入空気量制御の精度を悪化させる要因の検
出を行うこととしたが、吸気弁104の開弁時間の変動
量に基づいてもよい。また、各気筒の閉弁時間Tnの分
散の大きさによって変動量を演算してもよい。
【0046】(実施の形態3)本実施の形態は、実施の
形態1の吸気量制御精度悪化要因検出処理(図6のステ
ップ603)を、図22のフローチャートに示すように
変更したものであり、ステップ2201において、全気
筒の吸気弁104の閉時期の平均値IVCavを算出す
る(例えば10燃焼分の平均値)。
【0047】(実施の形態4)本実施の形態は、実施の
形態1のフィードバック制御ゲイン補正処理(図6のス
テップ604)を、図23のフローチャートに示すよう
に変更したものであり、ステップ2301において、前
記吸気弁104の閉時期の平均値IVCavを読み込
み、ステップ2302において、図24に示すように、
前記吸気弁104の閉時期の平均値IVCavに基づい
てテーブルデータを参照することによって制御ゲインK
を算出する。ここで、テーブルデータはあらかじめその
データをROM302に記憶させておき、吸気弁104
の閉時期が上死点あるいは下死点から遠い時期にある場
合には制御ゲインが小さくなるように設定される。な
お、本実施の形態では吸気弁104の閉時期に基づいて
制御ゲインを補正しているが、これは、主に吸気弁10
4の閉時期によって機関吸入空気量の制御を行うことを
前提としており、吸気弁104の開時期によって機関吸
入空気量の制御を行うような場合においては、吸気弁1
04の開時期に基づいて制御ゲインを補正してもよい。
また、制御ゲインKは、以下のような演算式を用いて算
出してもよい。 K=K1 +n×COS(2π×IVCav/IVC0 ) … 式2 (K1 ,n,IVC0 は正の定数)
【0048】
【発明の効果】以上、説明してきたように、請求項1記
載の発明にあっては、開閉時期を可変とした吸気弁を備
え、この吸気弁の開閉時期に基づいて機関に吸入される
空気量の制御を行う機関において、吸入空気量制御の精
度を悪化させる要因が検出された場合、アイドル回転速
度のフィードバック制御量が補正され、吸入空気量制御
の精度に応じたアイドル回転速度のフィードバック制御
を実行することができる。
【0049】請求項2記載の発明にあっては、吸気弁を
動作させるアクチュエータの動作変動に起因した、開弁
あるいは閉弁の開始から終了までの時間変動による吸入
空気量制御の精度悪化を検出することができる。
【0050】請求項3記載の発明にあっては、前記前記
要求機関吸入空気量は内燃機関が回転速度を維持してい
くのに必要な吸入空気量であるので、所定の目標回転速
度で確実に機関を運転させることができる。
【0051】請求項4載の発明にあっては、気筒間で吸
気弁の動作時間に変動があることに起因した吸入空気量
制御の精度悪化を検出することができる。
【0052】請求項5載の発明にあっては、各気筒の吸
気弁の動作時間が燃焼毎に変動していることに起因した
吸入空気量制御の精度悪化を検出することができる。
【0053】請求項6載の発明にあっては、吸気弁を動
作させるアクチュエータの動作変動に起因して、開弁時
期あるいは閉弁時期が所望の時期からずれることによる
吸入空気量制御の精度悪化を検出することができる。
【0054】請求項7載の発明にあっては、吸気弁の開
弁時期あるいは閉弁時期が、ピストン位置が上死点ある
いは下死点から遠い位置にあることに起因した吸入空気
量制御の精度悪化を検出することができる。
【0055】請求項8載の発明にあっては、吸入空気量
制御の精度が悪くなるような場合においても、機関アイ
ドル時の吸入量のフィードバック制御によって回転変動
量が大きくなることを防止することができる。
【0056】請求項9の発明にあっては、吸気弁駆動手
段を構成する電磁ソレノイドや弾性体に製造時のバラツ
キがあって吸入空気量制御の制度を悪化させることがあ
っても、機関アイドル時の吸入空気量のフィードバック
制御によって回転変動が大きくなることを防止する事が
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクレーム対応図である。
【図2】吸気弁閉時期と機関吸入空気量との関係を示す
図である。
【図3】実施の形態1の内燃機関の構成を示す図であ
る。
【図4】実施の形態1の電磁アクチュエータの細部を説
明する図である。
【図5】実施の形態1の制御回路(ECU)の構成を示
す図である。
【図6】実施の形態1の制御方法を示す基本フローチャ
ートである。
【図7】実施の形態1のアイドル目標回転速度算出処理
を示すフローチャートである。
【図8】アイドル目標回転速度算出テーブルである。
【図9】実施の形態1のフィードフォワード制御分目標
吸入空気量算出処理を示すフローチャートである。
【図10】フィードフォワード制御分目標空気量算出テ
ーブルである。
【図11】実施の形態1の吸気量制御精度悪化要因検出
処理を示すフローチャートである。
【図12】実施の形態1のフィードバック制御ゲイン補
正処理を示すフローチャートである。
【図13】制御ゲイン算出テーブルである。
【図14】実施の形態1のフィードバック制御分目標吸
入空気量算出処理を示すフローチャートである。
【図15】実施の形態1の吸気弁開閉時期算出処理を示
すフローチャートである。
【図16】目標体積流量比算出テーブルである。
【図17】最大体積流量比算出テーブルである。
【図18】実施の形態1のスロットルバルブ開度算出処
理を示すフローチャートである。
【図19】(A/Ne・V)/QHO係数C算出テーブ
ルである。
【図20】スロットルバルブ開度算出テーブルである。
【図21】実施の形態2の吸気量制御精度悪化要因検出
処理を示すフローチャートである。
【図22】実施の形態3の吸気量制御精度悪化要因検出
処理を示すフローチャートである。
【図23】実施の形態4のフィードバック制御ゲイン補
正処理を示すフローチャートである。
【図24】制御ゲイン算出テーブルである。
【符号の説明】
A 吸気量制御精度悪化要因検出手段 B 制御ゲイン補正手段 C アイドル回転速度フィードバック制御手段 D 吸気弁開閉時期算出手段 101 エアーフローセンサ 102 電子制御式スロットルバルブ制御装置 103 吸気コレクタ 104 吸気弁 105 電磁アクチュエータ 106 排気弁 107 電磁アクチュエータ 108 インジェクタ 109 点火プラグ 110 排気管 111 空燃比センサ 112 ECU 113 吸気管 114 スロットルバルブ 201 シリンダヘッド 201a ポート 201b バルブシート 202a 頂面 202b バルブフェース 203 バルブリテーナ 204 バルブスプリング 205 筒部材 206 下部材 207 上部材 208 電磁石 208a 電気コイル 208b 吸引面 209 電磁石 209a 電気コイル 209b 吸引面 210 シャフト 211 可動板 214 スプリングシート 215 開弁スプリング 216 スプリングカバー 217 位置センサ 218 バルブガイド 301 CPU 302 ROM 303 RAM 304 I/Oインターフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 41/20 320 F02D 41/20 320 41/22 320 41/22 320 45/00 301 45/00 301C 312 312C Fターム(参考) 3G084 BA03 BA04 BA09 BA23 CA03 DA11 EB13 FA07 FA10 FA11 FA20 FA26 FA29 FA33 3G092 BA01 BA02 BA03 DA03 DC01 FA05 GA04 HA01X HA05X HA06X HA13X HD05X HE01X HE08X 3G301 HA19 JA04 KA07 LA01 LA07 ND05 ND42 PA01A PA07A PA11A PD02A PE01A PE08A PE10A

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉時期を可変とした吸気弁を備え、吸
    気弁の開閉時期に基づいて機関に吸入される空気量の制
    御を行う機関において、 吸入空気量制御の精度を悪化させる要因を検出する吸気
    量制御精度悪化要因検出手段と、 機関アイドル運転時の実際の回転速度を所定のアイドル
    目標回転速度に保持するために、前記アイドル目標回転
    速度と実際の機関回転速度との誤差に基づいて、要求機
    関吸入空気量のフィードバック制御を行うアイドル回転
    速度フィードバック制御手段と、 前記吸入空気量制御の精度を悪化させる要因が検出され
    た場合に、前記フィードバック制御の制御ゲインを補正
    する制御ゲイン補正手段と、 前記要求される機関吸入空気量に基づいて吸気弁の開閉
    時期を算出する吸気弁開閉時期算出手段と、 からなることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記吸気量制御精度悪化要因検出手段
    は、前記吸気弁の開弁あるいは閉弁の開始から終了まで
    の時間の変動を検出し、この時間変動が大きいほど吸入
    空気量制御の精度を悪化させる度合いが大きいと判断す
    る動作時間変動検出手段を有することを特徴とする請求
    項1記載の内燃機関の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記要求機関吸入空気量は、内燃機関が
    回転速度を維持していくのに必要な吸入空気量であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の内燃機関の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記動作時間変動検出手段は、複数の気
    筒を有する内燃機関の気筒間で吸気弁の動作時間に変動
    があることを検出する手段を有することを特徴とする請
    求項2記載の内燃機関の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記動作時間変動手段は、各気筒の吸気
    弁の動作時間が燃焼毎に変動していることを検出する手
    段を有することを特徴とする請求項2記載の内燃機関の
    制御装置。
  6. 【請求項6】 前記吸気量制御精度悪化要因検出手段
    は、前記吸気弁の開弁時期あるいは閉弁時が所望の時期
    に対して偏差があることを検出し、この偏差が大きいほ
    ど吸入空気量制御の精度を悪化させる度合いが大きいと
    判断する手段を有することを特徴とする請求項1記載の
    内燃機関の制御装置。
  7. 【請求項7】 前記吸気量制御精度悪化要因検出手段
    は、前記吸気弁の開弁時期あるいは閉弁時期が、ピスト
    ン位置が上死点あるいは下死点から遠い位置にある時期
    にあるほど吸入空気量制御の精度を悪化させる度合いが
    大きいと判断する手段を有することを特徴とする請求項
    1記載の内燃機関の制御装置。
  8. 【請求項8】 前記制御ゲイン補正手段は、前記吸気量
    制御精度悪化要因検出手段が吸入空気量制御の精度を悪
    化させる要因を検出した場合に、この要因によって吸入
    空気量制御の精度を悪化させる度合いが大きいほど制御
    ゲインを小さくする手段を有することを特徴とする請求
    項1ないし6記載の内燃機関の制御装置。
  9. 【請求項9】 前記開閉時期を可変とした吸気弁は、開
    弁側及び閉弁側に各々駆動する複数の電磁ソレノイド
    と、開弁側及び閉弁側に各々付勢する複数の弾性体とを
    含んで構成される吸気弁駆動手段により駆動されること
    を特徴とする請求項1乃至請求項8記載の内燃機関の制
    御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010163122A (ja) * 2009-01-19 2010-07-29 Advics Co Ltd 前後加速度制御装置
CN101876281A (zh) * 2008-11-14 2010-11-03 通用汽车环球科技运作公司 一种估算发动机冷却剂热损失的方法和系统

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