JP2001134505A - 電子メール受信確認装置およびその記録媒体 - Google Patents
電子メール受信確認装置およびその記録媒体Info
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- JP2001134505A JP2001134505A JP31305999A JP31305999A JP2001134505A JP 2001134505 A JP2001134505 A JP 2001134505A JP 31305999 A JP31305999 A JP 31305999A JP 31305999 A JP31305999 A JP 31305999A JP 2001134505 A JP2001134505 A JP 2001134505A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 分割された電子メールを全て受信したか否か
を確認し、分割された電子メールの一部を受信できなか
った場合、その電子メールの送信元に対して正常に受信
できなかったことを送信元に通知する電子メール受信確
認装置およびその記録媒体を提供すること。 【解決手段】 エラー検出処理部41は、分割された電
子メールをすべて受信できたか否かを判断し、エラー検
出処理部41が分割された電子メールのすべてを受信で
きなかったと判断した場合、エラー通知処理部42は、
その電子メールの送信元へ受信エラーが生じたことを通
知する。また、エラー検出処理部41が分割された電子
メールのすべてを受信できたと判断した場合は、ファイ
ル伸長処理部43およびファイル組立処理部44によ
り、分割された電子メールを1つの電子メールに復元す
る。
を確認し、分割された電子メールの一部を受信できなか
った場合、その電子メールの送信元に対して正常に受信
できなかったことを送信元に通知する電子メール受信確
認装置およびその記録媒体を提供すること。 【解決手段】 エラー検出処理部41は、分割された電
子メールをすべて受信できたか否かを判断し、エラー検
出処理部41が分割された電子メールのすべてを受信で
きなかったと判断した場合、エラー通知処理部42は、
その電子メールの送信元へ受信エラーが生じたことを通
知する。また、エラー検出処理部41が分割された電子
メールのすべてを受信できたと判断した場合は、ファイ
ル伸長処理部43およびファイル組立処理部44によ
り、分割された電子メールを1つの電子メールに復元す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数に分割された
電子メールを全て正常に受信したことを確認する電子メ
ール受信確認装置およびその記録媒体に関する。
電子メールを全て正常に受信したことを確認する電子メ
ール受信確認装置およびその記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、電子メールは身近なコミュニケー
ション手段として広く利用されている。また、電子メー
ルシステムにおいては、メール本文に、例えば、文書デ
ータ,画像データ,音声データ等のファイルを添付して
送信することができるが、ほとんどのメールサーバは、
1度に送信できる電子メールのサイズを、添付ファイル
も含めて、一定の容量(例えば1MB)に制限してい
る。このため、大きなサイズの電子メールを送信する場
合、送信者は、その電子メールを複数に分割して1回に
送信する電子メールのサイズを小さくし、何回かに分け
て送信する必要がある。
ション手段として広く利用されている。また、電子メー
ルシステムにおいては、メール本文に、例えば、文書デ
ータ,画像データ,音声データ等のファイルを添付して
送信することができるが、ほとんどのメールサーバは、
1度に送信できる電子メールのサイズを、添付ファイル
も含めて、一定の容量(例えば1MB)に制限してい
る。このため、大きなサイズの電子メールを送信する場
合、送信者は、その電子メールを複数に分割して1回に
送信する電子メールのサイズを小さくし、何回かに分け
て送信する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、受信側にお
いて複数に分割された電子メールを受信した場合、受信
者は、分割された電子メールを全て受信したか否かを、
逐一目視により確認しなければならなかった。しかしな
がら、受信側では、分割された個々の電子メールを連続
して受信できるとは限らず、例えば、分割された個々の
電子メールを受信している間に別の電子メールを受信し
てしまった場合、分割された電子メールを飛び飛びに受
信してしまうことになる。
いて複数に分割された電子メールを受信した場合、受信
者は、分割された電子メールを全て受信したか否かを、
逐一目視により確認しなければならなかった。しかしな
がら、受信側では、分割された個々の電子メールを連続
して受信できるとは限らず、例えば、分割された個々の
電子メールを受信している間に別の電子メールを受信し
てしまった場合、分割された電子メールを飛び飛びに受
信してしまうことになる。
【0004】このような場合、分割された電子メールの
全数をチェックする作業が煩雑となり、また、チェック
漏れ等が生じる可能性も高かった。また、従来は、分割
された電子メールを全数受信できなかった場合、受信者
が逐一、送信者に対して電子メールを正常に受信できな
かったことを連絡して、送信者に電子メールの再送を依
頼しなければならないという煩わしさがあった。
全数をチェックする作業が煩雑となり、また、チェック
漏れ等が生じる可能性も高かった。また、従来は、分割
された電子メールを全数受信できなかった場合、受信者
が逐一、送信者に対して電子メールを正常に受信できな
かったことを連絡して、送信者に電子メールの再送を依
頼しなければならないという煩わしさがあった。
【0005】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、分割された電子メールを全て受信したか否
かを確認し、分割された電子メールの一部を受信できな
かった場合は、正常に受信できなかったことを送信元に
通知して電子メールの再送を促す電子メール受信確認装
置およびその記録媒体を提供することを目的とする。
ものであり、分割された電子メールを全て受信したか否
かを確認し、分割された電子メールの一部を受信できな
かった場合は、正常に受信できなかったことを送信元に
通知して電子メールの再送を促す電子メール受信確認装
置およびその記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数に分割された電子メールの受信確認を行う電子
メール受信確認装置において、前記分割された電子メー
ルをすべて受信できたか否かを判断する判断手段と、前
記判断手段が前記分割された電子メールをすべて受信で
きなかったと判断した場合、受信エラーが生じたことを
該電子メールの送信元へ通知するエラー通知手段と、前
記判断手段が前記分割された電子メールをすべて受信で
きたと判断した場合、前記分割された電子メールを1つ
の電子メールに復元する復元手段とを具備することを特
徴としている。
は、複数に分割された電子メールの受信確認を行う電子
メール受信確認装置において、前記分割された電子メー
ルをすべて受信できたか否かを判断する判断手段と、前
記判断手段が前記分割された電子メールをすべて受信で
きなかったと判断した場合、受信エラーが生じたことを
該電子メールの送信元へ通知するエラー通知手段と、前
記判断手段が前記分割された電子メールをすべて受信で
きたと判断した場合、前記分割された電子メールを1つ
の電子メールに復元する復元手段とを具備することを特
徴としている。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の電子メール受信確認装置において、前記判断手段は、
前記分割された電子メールの一部を受信してから、次に
該電子メールの一部を受信するまでの時間を計測する計
時手段を有し、該計時手段により、前記分割された電子
メールの一部を受信してから、予め設定された時間を経
過しても次の該電子メールの一部を受信できなかった場
合は、前記分割された電子メールをすべて受信できなか
ったと判断することを特徴としている。
の電子メール受信確認装置において、前記判断手段は、
前記分割された電子メールの一部を受信してから、次に
該電子メールの一部を受信するまでの時間を計測する計
時手段を有し、該計時手段により、前記分割された電子
メールの一部を受信してから、予め設定された時間を経
過しても次の該電子メールの一部を受信できなかった場
合は、前記分割された電子メールをすべて受信できなか
ったと判断することを特徴としている。
【0008】請求項3に記載の発明は、複数に分割され
た電子メールの受信確認を行うプログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記分割
された電子メールをすべて受信できたか否かを判断する
ステップと、前記分割された電子メールをすべて受信で
きなかったと判断された場合、受信エラーが生じたこと
を該電子メールの送信元へ通知するステップと、前記分
割された電子メールをすべて受信できたと判断された場
合、前記分割された電子メールを1つの電子メールに復
元するステップとを有するプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体である。
た電子メールの受信確認を行うプログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記分割
された電子メールをすべて受信できたか否かを判断する
ステップと、前記分割された電子メールをすべて受信で
きなかったと判断された場合、受信エラーが生じたこと
を該電子メールの送信元へ通知するステップと、前記分
割された電子メールをすべて受信できたと判断された場
合、前記分割された電子メールを1つの電子メールに復
元するステップとを有するプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係る電子メール受信確認装置の一実施形態について説明
する。図1は、本実施形態の電子メール受信確認装置が
適用される通信システムの概略構成を示す図である。こ
の図において、1−1,1−2,……,1−mは、LA
N(Local Area Network)3に接続された通信端末、2
は同じくLAN3に接続されたメールサーバである。ま
た、4−1,4−2,……,4−nは、LAN6に接続
された通信端末、5は同じくLAN6に接続されたメー
ルサーバである。さらに、メールサーバ2,5は、それ
ぞれWAN(Wide AreaNetwork)またはインターネット
等のネットワーク7に接続している。
係る電子メール受信確認装置の一実施形態について説明
する。図1は、本実施形態の電子メール受信確認装置が
適用される通信システムの概略構成を示す図である。こ
の図において、1−1,1−2,……,1−mは、LA
N(Local Area Network)3に接続された通信端末、2
は同じくLAN3に接続されたメールサーバである。ま
た、4−1,4−2,……,4−nは、LAN6に接続
された通信端末、5は同じくLAN6に接続されたメー
ルサーバである。さらに、メールサーバ2,5は、それ
ぞれWAN(Wide AreaNetwork)またはインターネット
等のネットワーク7に接続している。
【0010】通信端末1−1,1−2,……,1−m
は、それぞれ、作成した電子メールを、メールサーバ2
を介してLAN3に接続された他の通信端末間とやりと
りする。また、通信端末1−1,1−2,……,1−m
は、メールサーバ2、ネットワーク7、メールサーバ5
を介して通信端末4−1,4−2,……,4−n間と
も、電子メールのやりとりを行う。同様に、通信端末4
−1,4−2,……,4−nも、それぞれ、作成した電
子メールを、メールサーバ5、ネットワーク7、およ
び、メールサーバ2を介して、LAN6に接続された他
の通信端末、または、通信端末1−1,1−2,……,
1−m間と、電子メールのやりとりを行う。
は、それぞれ、作成した電子メールを、メールサーバ2
を介してLAN3に接続された他の通信端末間とやりと
りする。また、通信端末1−1,1−2,……,1−m
は、メールサーバ2、ネットワーク7、メールサーバ5
を介して通信端末4−1,4−2,……,4−n間と
も、電子メールのやりとりを行う。同様に、通信端末4
−1,4−2,……,4−nも、それぞれ、作成した電
子メールを、メールサーバ5、ネットワーク7、およ
び、メールサーバ2を介して、LAN6に接続された他
の通信端末、または、通信端末1−1,1−2,……,
1−m間と、電子メールのやりとりを行う。
【0011】ここで、メールサーバ2,5のドメイン名
を、それぞれppp,qqqとする。また、図1に示された通
信端末1−1,1−2,1−mの各メールアドレスを、
それぞれ、aaa@ppp,bbb@ppp,ccc@ppp とする。さら
に、通信端末4−1,4−2,4−nの各メールアドレ
スを、それぞれ、xxx@qqq,yyy@qqq,zzz@qqq とする。
を、それぞれppp,qqqとする。また、図1に示された通
信端末1−1,1−2,1−mの各メールアドレスを、
それぞれ、aaa@ppp,bbb@ppp,ccc@ppp とする。さら
に、通信端末4−1,4−2,4−nの各メールアドレ
スを、それぞれ、xxx@qqq,yyy@qqq,zzz@qqq とする。
【0012】また、メールサーバ2,5は、それぞれ図
2に示す構成を有している。図2において、10は例え
ばLANアダプタ等の送受信装置であり、対応するLA
Nに接続され、当該対応するLANに接続された各通信
端末と通信を行う。ここで、対応するLANとは、メー
ルサーバ2の場合LAN3となり、メールサーバ5の場
合はLAN6となる。
2に示す構成を有している。図2において、10は例え
ばLANアダプタ等の送受信装置であり、対応するLA
Nに接続され、当該対応するLANに接続された各通信
端末と通信を行う。ここで、対応するLANとは、メー
ルサーバ2の場合LAN3となり、メールサーバ5の場
合はLAN6となる。
【0013】20は例えばハードディスク装置等の記憶
装置であり、上述した通信端末で作成されたメール本文
に添付される文書データ,画像データ,音声データ等の
ファイルが予め記憶されている。また、この記憶装置2
0内には、自装置と同じLAN(メールサーバ2であれ
ばLAN3、メールサーバ5であればLAN6)に接続
されている各通信端末毎のメールボックスが設けられて
いる。
装置であり、上述した通信端末で作成されたメール本文
に添付される文書データ,画像データ,音声データ等の
ファイルが予め記憶されている。また、この記憶装置2
0内には、自装置と同じLAN(メールサーバ2であれ
ばLAN3、メールサーバ5であればLAN6)に接続
されている各通信端末毎のメールボックスが設けられて
いる。
【0014】30は送信部であり、対応するLANに接
続された各通信端末からの指示に従った電子メールの作
成および送信処理、ならびに、上記各通信端末に対して
送信されてきた電子メールの受信処理を行う。送信部3
0は、図2に示す通り、送信制御部31と、ファイル圧
縮処理部32と、ファイル分割処理部33と、送信情報
付与処理部34とからなっている。
続された各通信端末からの指示に従った電子メールの作
成および送信処理、ならびに、上記各通信端末に対して
送信されてきた電子メールの受信処理を行う。送信部3
0は、図2に示す通り、送信制御部31と、ファイル圧
縮処理部32と、ファイル分割処理部33と、送信情報
付与処理部34とからなっている。
【0015】まず、送信制御部31は、対応するLAN
に接続された通信端末からの指示に従って当該通信端末
が送信する電子メールのメッセージを作成し、作成した
メッセージを指定された送信先メールアドレスに含まれ
るドメイン名のメールサーバへ送信する。また、各通信
端末が電子メールを送信する際に、その電子メールに添
付する文書データ,画像データ,音声データ等のファイ
ル名が指定された場合、指定されたファイルを記憶装置
20から読み出して作成したメッセージに添付し、ファ
イル圧縮処理部32へ渡す。以下、上記メッセージに添
付されたファイルを添付ファイルという。
に接続された通信端末からの指示に従って当該通信端末
が送信する電子メールのメッセージを作成し、作成した
メッセージを指定された送信先メールアドレスに含まれ
るドメイン名のメールサーバへ送信する。また、各通信
端末が電子メールを送信する際に、その電子メールに添
付する文書データ,画像データ,音声データ等のファイ
ル名が指定された場合、指定されたファイルを記憶装置
20から読み出して作成したメッセージに添付し、ファ
イル圧縮処理部32へ渡す。以下、上記メッセージに添
付されたファイルを添付ファイルという。
【0016】ファイル圧縮処理部32は、送信制御部3
1から渡された添付ファイルを圧縮する。ファイル分割
処理部33は、ファイル圧縮処理部32で圧縮された添
付ファイルをテキストデータに変換する。そして、メッ
セージのデータサイズと、添付ファイルを変換したテキ
ストデータのサイズとの合計サイズが、所定サイズを超
えた場合、それらのデータを予め設定されている所定サ
イズ毎に分割する。ここで、所定サイズとは、メールサ
ーバが1度に受信できるサイズであり、ここでは1MB
とする。また、以下、所定サイズ毎に分割された電子メ
ールの各々を分割電子メールと呼ぶ。
1から渡された添付ファイルを圧縮する。ファイル分割
処理部33は、ファイル圧縮処理部32で圧縮された添
付ファイルをテキストデータに変換する。そして、メッ
セージのデータサイズと、添付ファイルを変換したテキ
ストデータのサイズとの合計サイズが、所定サイズを超
えた場合、それらのデータを予め設定されている所定サ
イズ毎に分割する。ここで、所定サイズとは、メールサ
ーバが1度に受信できるサイズであり、ここでは1MB
とする。また、以下、所定サイズ毎に分割された電子メ
ールの各々を分割電子メールと呼ぶ。
【0017】送信情報付与処理部34は、ファイル分割
処理部33によって分割された各分割電子メールのヘッ
ダフィールドに、送信元識別情報と、メール識別情報
と、分割情報とを付与する。なお、以下では、送信元識
別情報、メール識別情報、および、分割情報をまとめて
送信情報と呼ぶ。そして、送信制御部31は、各々そう
新情報が付与された分割電子メールを、指定された送信
先メールアドレスに含まれるドメイン名のメールサーバ
へ送信する。
処理部33によって分割された各分割電子メールのヘッ
ダフィールドに、送信元識別情報と、メール識別情報
と、分割情報とを付与する。なお、以下では、送信元識
別情報、メール識別情報、および、分割情報をまとめて
送信情報と呼ぶ。そして、送信制御部31は、各々そう
新情報が付与された分割電子メールを、指定された送信
先メールアドレスに含まれるドメイン名のメールサーバ
へ送信する。
【0018】ここで、送信元識別情報とは、送信元の通
信端末を識別するための情報であり、例えば各通信端末
のメールアドレスとする。また、メール識別情報とは、
1つの電子メールを構成する全ての分割電子メール(以
下、一連の分割電子メールという)と、他の電子メール
とを区別するための情報であり、各分割電子メールに共
通した固有の情報が付与される。例えば1つの電子メー
ルを4分割してなる4つの分割電子メールには、それぞ
れ同じ情報(ここでは4桁の数字とする)が付与され
る。
信端末を識別するための情報であり、例えば各通信端末
のメールアドレスとする。また、メール識別情報とは、
1つの電子メールを構成する全ての分割電子メール(以
下、一連の分割電子メールという)と、他の電子メール
とを区別するための情報であり、各分割電子メールに共
通した固有の情報が付与される。例えば1つの電子メー
ルを4分割してなる4つの分割電子メールには、それぞ
れ同じ情報(ここでは4桁の数字とする)が付与され
る。
【0019】さらに分割情報は、一連の分割電子メール
の総数(すなわち元の電子メールの分割数)と、個々の
分割電子メールに固有に与えられる番号からなる情報で
あり、ここでは、(分割電子メール固有の番号)/(分
割数)という分数の形式で表されるものとする。例え
ば、1つの電子メールを3分割してなる3つの分割電子
メールには、それぞれ“1/3”,“2/3”,“3/
3”といった分割情報が付与される。
の総数(すなわち元の電子メールの分割数)と、個々の
分割電子メールに固有に与えられる番号からなる情報で
あり、ここでは、(分割電子メール固有の番号)/(分
割数)という分数の形式で表されるものとする。例え
ば、1つの電子メールを3分割してなる3つの分割電子
メールには、それぞれ“1/3”,“2/3”,“3/
3”といった分割情報が付与される。
【0020】次に40は電子メール受信確認装置であ
り、対応するLANまたはネットワーク7を介して他の
通信端末から、対応するLANに接続された通信端末に
宛てて送信されてきた電子メールを、送受信装置10を
介して受信する。この電子メール受信確認装置40は、
エラー検出処理部41と、エラー通知処理部42と、フ
ァイル伸長処理部43と、ファイル組立処理部44とか
らなっている。
り、対応するLANまたはネットワーク7を介して他の
通信端末から、対応するLANに接続された通信端末に
宛てて送信されてきた電子メールを、送受信装置10を
介して受信する。この電子メール受信確認装置40は、
エラー検出処理部41と、エラー通知処理部42と、フ
ァイル伸長処理部43と、ファイル組立処理部44とか
らなっている。
【0021】エラー検出処理部(判断手段)41は、一
連の分割電子メールを、受信できたか否かを判断する。
エラー通知処理部(エラー通知手段)42は、エラー検
出処理部41が一連の分割電子メールを受信できなかっ
たと判断した場合、その電子メールの送信元の通信端末
に対して受信エラーが生じたことを通知する。ファイル
伸長処理部43は、エラー検出処理部41が一連の分割
電子メールを受信できたと判断した場合、各分割電子メ
ールをそれぞれ伸長する。
連の分割電子メールを、受信できたか否かを判断する。
エラー通知処理部(エラー通知手段)42は、エラー検
出処理部41が一連の分割電子メールを受信できなかっ
たと判断した場合、その電子メールの送信元の通信端末
に対して受信エラーが生じたことを通知する。ファイル
伸長処理部43は、エラー検出処理部41が一連の分割
電子メールを受信できたと判断した場合、各分割電子メ
ールをそれぞれ伸長する。
【0022】ファイル組立処理部44は、ファイル伸長
処理部43によって伸長された一連の分割電子メールを
組み立て、元の電子メール(本文データと添付ファイ
ル)に復元する。そして、記憶装置20に設定された、
復元した電子メールの送信先通信端末のメールボックス
に格納する。なお、ファイル伸長処理部43およびファ
イル組立処理部44は、復元手段に相当する。
処理部43によって伸長された一連の分割電子メールを
組み立て、元の電子メール(本文データと添付ファイ
ル)に復元する。そして、記憶装置20に設定された、
復元した電子メールの送信先通信端末のメールボックス
に格納する。なお、ファイル伸長処理部43およびファ
イル組立処理部44は、復元手段に相当する。
【0023】次に図3および図4に示すフローチャート
に従って、図2に示した構成のメールサーバの動作につ
いて説明する。ここで、図3は送信部30の処理手順を
示すフローチャートであり、図4は電子メール受信確認
装置40の処理手順を示すフローチャートである。ま
た、以下では、通信端末1−1から通信端末4−1に対
して電子メールを送信する場合において、添付ファイル
が指定され、さらにその電子メールを分割して送信する
際の手順について説明する。
に従って、図2に示した構成のメールサーバの動作につ
いて説明する。ここで、図3は送信部30の処理手順を
示すフローチャートであり、図4は電子メール受信確認
装置40の処理手順を示すフローチャートである。ま
た、以下では、通信端末1−1から通信端末4−1に対
して電子メールを送信する場合において、添付ファイル
が指定され、さらにその電子メールを分割して送信する
際の手順について説明する。
【0024】まず、図3を参照して通信端末1−1が通
信端末4−1に対して電子メールを送信する際の、メー
ルサーバ2の動作について説明する。通信端末1−1か
らの指示基づいて作成されたメッセージに対し、通信端
末1−1からそのメッセージに添付するファイルが指定
されると、ステップSa1において、送信制御部31
が、指定された添付ファイルを記憶装置20から読み出
し、作成されたメッセージと共にファイル圧縮処理部3
2に渡す。
信端末4−1に対して電子メールを送信する際の、メー
ルサーバ2の動作について説明する。通信端末1−1か
らの指示基づいて作成されたメッセージに対し、通信端
末1−1からそのメッセージに添付するファイルが指定
されると、ステップSa1において、送信制御部31
が、指定された添付ファイルを記憶装置20から読み出
し、作成されたメッセージと共にファイル圧縮処理部3
2に渡す。
【0025】次にステップSa2へ進み、ファイル圧縮
処理部32が渡された添付ファイルを圧縮する。そし
て、ステップSa3で、ファイル分割処理部33は、圧
縮された添付ファイルをテキストデータに変換する。さ
らにステップSa4で、ファイル分割処理部33は、添
付ファイルを変換したテキストデータとメッセージデー
タとを統合した後、予め指定されたサイズ(1MB)単
位に分割する。ここでは、メッセージと添付ファイルと
からなる電子メールが、4つの分割電子メールに分割さ
れたものとする。そして、ステップSa5へ進み、送信
情報付与処理部34が、各分割電子メールのヘッダ(フ
ィールド)に、送信情報を付与する。
処理部32が渡された添付ファイルを圧縮する。そし
て、ステップSa3で、ファイル分割処理部33は、圧
縮された添付ファイルをテキストデータに変換する。さ
らにステップSa4で、ファイル分割処理部33は、添
付ファイルを変換したテキストデータとメッセージデー
タとを統合した後、予め指定されたサイズ(1MB)単
位に分割する。ここでは、メッセージと添付ファイルと
からなる電子メールが、4つの分割電子メールに分割さ
れたものとする。そして、ステップSa5へ進み、送信
情報付与処理部34が、各分割電子メールのヘッダ(フ
ィールド)に、送信情報を付与する。
【0026】ここでは、通信端末1−1が電子メールを
送信するので、各分割電子メールに付与される送信元識
別情報は、通信端末1−1のメールアドレス(aaa@pp
p)となる。また、分割情報として、各分割電子メール
に対し、それぞれ、“1/4”,“2/4”,“3/
4”,“4/4”という情報が付与される。さらに、メ
ール識別情報として“0001”という共通した情報
が、各分割電子メールのそれぞれに付与されるものとす
る。そして、ステップSa6へ進み、送信制御部31
は、送信情報が付与された一連の分割電子メールを、通
信端末4−1に宛ててメールサーバ5へ順次送信し、処
理を終了する。
送信するので、各分割電子メールに付与される送信元識
別情報は、通信端末1−1のメールアドレス(aaa@pp
p)となる。また、分割情報として、各分割電子メール
に対し、それぞれ、“1/4”,“2/4”,“3/
4”,“4/4”という情報が付与される。さらに、メ
ール識別情報として“0001”という共通した情報
が、各分割電子メールのそれぞれに付与されるものとす
る。そして、ステップSa6へ進み、送信制御部31
は、送信情報が付与された一連の分割電子メールを、通
信端末4−1に宛ててメールサーバ5へ順次送信し、処
理を終了する。
【0027】次に、メールサーバ5が、LAN6に接続
されている通信端末4−1に宛てて送信されてきた電子
メールを受信する時の処理手順について、図4および図
5を参照して説明する。ここで、図5は、メールサーバ
5において各分割電子メールの受信状態を説明するため
の説明図である。なお、以下の説明では、メールサーバ
5は、LAN6に接続された各通信端末に宛てて送信さ
れてきた電子メールを、上述した通信端末1−1から通
信端末4−1宛てに送信されてきた4つの分割電子メー
ルも含め、以下の順序で受信するものとする(図5参
照)。
されている通信端末4−1に宛てて送信されてきた電子
メールを受信する時の処理手順について、図4および図
5を参照して説明する。ここで、図5は、メールサーバ
5において各分割電子メールの受信状態を説明するため
の説明図である。なお、以下の説明では、メールサーバ
5は、LAN6に接続された各通信端末に宛てて送信さ
れてきた電子メールを、上述した通信端末1−1から通
信端末4−1宛てに送信されてきた4つの分割電子メー
ルも含め、以下の順序で受信するものとする(図5参
照)。
【0028】通信端末1−1から送信された、4分割
された電子メールのうち3番目の分割電子メール。(送
信元識別情報:aaa@ppp,メール識別情報:0001,
分割情報:3/4) 通信端末1−2から送信された、3分割された電子メ
ールのうち2番目の分割電子メール。(送信元識別情
報:bbb@ppp,メール識別情報:0006,分割情報:
2/3) 通信端末1−1から送信された、4分割の電子メール
のうち1番目の分割電子メール。(送信元識別情報:aa
a@ppp,メール識別情報:0001,分割情報:1/
4) 通信端末1−1から送信された、4分割の電子メール
のうち4番目の分割電子メール。(送信元識別情報:aa
a@ppp,メール識別情報:0001,分割情報:4/
4) 通信端末4−2から送信された、3分割された電子メ
ールのうち1番目の分割電子メール。(送信元識別情
報:yyy@qqq,メール識別情報:0003,分割情報:
1/3) 通信端末1−1から送信された、4分割の電子メール
のうち2番目の分割電子メール。(送信元識別情報:aa
a@ppp,メール識別情報:0001,分割情報:2/
4) 通信端末1−2から送信された、3分割の電子メール
のうち3番目の分割電子メール。(送信元識別情報:bb
b@ppp,メール識別情報:0006,分割情報:3/
3) 通信端末4−2から送信された、3分割の電子メール
のうち2番目の分割電子メール。(送信元識別情報:yy
y@qqq,メール識別情報:0003,分割情報:2/
3) 通信端末4−2から送信された、3分割の電子メール
のうち3番目の分割電子メール。(送信元識別情報:yy
y@qqq,メール識別情報:0003,分割情報:3/
3)
された電子メールのうち3番目の分割電子メール。(送
信元識別情報:aaa@ppp,メール識別情報:0001,
分割情報:3/4) 通信端末1−2から送信された、3分割された電子メ
ールのうち2番目の分割電子メール。(送信元識別情
報:bbb@ppp,メール識別情報:0006,分割情報:
2/3) 通信端末1−1から送信された、4分割の電子メール
のうち1番目の分割電子メール。(送信元識別情報:aa
a@ppp,メール識別情報:0001,分割情報:1/
4) 通信端末1−1から送信された、4分割の電子メール
のうち4番目の分割電子メール。(送信元識別情報:aa
a@ppp,メール識別情報:0001,分割情報:4/
4) 通信端末4−2から送信された、3分割された電子メ
ールのうち1番目の分割電子メール。(送信元識別情
報:yyy@qqq,メール識別情報:0003,分割情報:
1/3) 通信端末1−1から送信された、4分割の電子メール
のうち2番目の分割電子メール。(送信元識別情報:aa
a@ppp,メール識別情報:0001,分割情報:2/
4) 通信端末1−2から送信された、3分割の電子メール
のうち3番目の分割電子メール。(送信元識別情報:bb
b@ppp,メール識別情報:0006,分割情報:3/
3) 通信端末4−2から送信された、3分割の電子メール
のうち2番目の分割電子メール。(送信元識別情報:yy
y@qqq,メール識別情報:0003,分割情報:2/
3) 通信端末4−2から送信された、3分割の電子メール
のうち3番目の分割電子メール。(送信元識別情報:yy
y@qqq,メール識別情報:0003,分割情報:3/
3)
【0029】まず最初にメールサーバ5は、ステップS
b1において、電子メールを受信したか否かを判断し、
上述したの分割電子メール(図5の「1番目」の分割
電子メール)を受信すると、ステップSb1の判断結果
がYESとなってステップSb2へ進む。そして、ステ
ップSb2において、エラー検出処理部41は、ステッ
プSb1で受信した分割電子メールが、既に受信してい
る電子メールの一部であるか否かを判断する。ここで、
メールサーバ5は、送信元識別情報“aaa@ppp”、メー
ル識別情報“0001”の分割電子メールを初めて受信
したので、判断結果はNOとなり、ステップSb3へ進
む。
b1において、電子メールを受信したか否かを判断し、
上述したの分割電子メール(図5の「1番目」の分割
電子メール)を受信すると、ステップSb1の判断結果
がYESとなってステップSb2へ進む。そして、ステ
ップSb2において、エラー検出処理部41は、ステッ
プSb1で受信した分割電子メールが、既に受信してい
る電子メールの一部であるか否かを判断する。ここで、
メールサーバ5は、送信元識別情報“aaa@ppp”、メー
ル識別情報“0001”の分割電子メールを初めて受信
したので、判断結果はNOとなり、ステップSb3へ進
む。
【0030】そして、ステップSb3で、新規に受信し
た分割電子メールに対応する、タイマ(計時手段)を設
定する。ここでは、送信元識別情報“aaa@ppp”、か
つ、メール識別情報“0001”の分割電子メールに対
応するタイマ(以下、このタイマをaaa,0001タイマとい
う)を設定する。ここで、本実施形態のタイマは、ある
分割電子メールを受信してから、同じ送信元識別情報お
よびメール識別情報を有する次の分割電子メールを受信
するまでの時間を計測するものである。なお、この計時
処理は、例えば、デーモンプロセスで処理するようにし
てもよい。
た分割電子メールに対応する、タイマ(計時手段)を設
定する。ここでは、送信元識別情報“aaa@ppp”、か
つ、メール識別情報“0001”の分割電子メールに対
応するタイマ(以下、このタイマをaaa,0001タイマとい
う)を設定する。ここで、本実施形態のタイマは、ある
分割電子メールを受信してから、同じ送信元識別情報お
よびメール識別情報を有する次の分割電子メールを受信
するまでの時間を計測するものである。なお、この計時
処理は、例えば、デーモンプロセスで処理するようにし
てもよい。
【0031】次に、ステップSb4へ進み、新規に受信
した分割電子メールに対応するカウンタを設定する。よ
ってここでは、送信元識別情報“aaa@ppp”、かつ、メ
ール識別情報“0001”の分割電子メールに対応する
カウンタ(以下、このタイマをaaa,0001カウンタとい
う)を設定する。ここで、本実施形態のカウンタは、一
連の分割電子メールをそれぞれ受信した回数をカウント
するためのものであり、初期値を“0”とする。
した分割電子メールに対応するカウンタを設定する。よ
ってここでは、送信元識別情報“aaa@ppp”、かつ、メ
ール識別情報“0001”の分割電子メールに対応する
カウンタ(以下、このタイマをaaa,0001カウンタとい
う)を設定する。ここで、本実施形態のカウンタは、一
連の分割電子メールをそれぞれ受信した回数をカウント
するためのものであり、初期値を“0”とする。
【0032】次にステップSb5へ進み、ステップSb
1で受信した分割電子メールに対応するカウンタ、すな
わち、ステップSb4で設定したaaa,0001カウンタのカ
ウント値を、1つインクリメントする。さらに、ステッ
プSb6へ進み、ステップSb1で受信した分割電子メ
ールに対応するタイマ、すなわち、ステップSb4で設
定したaaa,0001タイマを一旦リセットしてから、再度計
時を開始する。
1で受信した分割電子メールに対応するカウンタ、すな
わち、ステップSb4で設定したaaa,0001カウンタのカ
ウント値を、1つインクリメントする。さらに、ステッ
プSb6へ進み、ステップSb1で受信した分割電子メ
ールに対応するタイマ、すなわち、ステップSb4で設
定したaaa,0001タイマを一旦リセットしてから、再度計
時を開始する。
【0033】そして、ステップSb7へ進むと、エラー
検出処理部41は、ステップSb1で受信した分割電子
メールが有する送信元識別情報、および、メール識別情
報によって特定される電子メールを構成する、全ての分
割電子メールを受信したか否かを判断する。具体的に
は、まず、ステップSb1で受信した分割電子メールに
付与された分割情報に含まれている分割数(分割情報の
分母の値)と、当該分割電子メールに対応するカウンタ
のカウント値とを比較する。そして、両者の値が一致し
ていれば、上記全ての分割電子メールを受信したと判断
し、分割数よりカウント値の方が小さければ、上記全て
の分割電子メールを受信していないと判断する。
検出処理部41は、ステップSb1で受信した分割電子
メールが有する送信元識別情報、および、メール識別情
報によって特定される電子メールを構成する、全ての分
割電子メールを受信したか否かを判断する。具体的に
は、まず、ステップSb1で受信した分割電子メールに
付与された分割情報に含まれている分割数(分割情報の
分母の値)と、当該分割電子メールに対応するカウンタ
のカウント値とを比較する。そして、両者の値が一致し
ていれば、上記全ての分割電子メールを受信したと判断
し、分割数よりカウント値の方が小さければ、上記全て
の分割電子メールを受信していないと判断する。
【0034】ここでは、分割数“4”に対してaaa,0001
カウンタのカウント値が“1”なので(図5中,(ア)
参照)、判断結果はNOとなりステップSb9へ進む。
ステップSb9へ進むと、エラー検出処理部41は、現
在受信中の各分割電子メールに対応するタイマの計測値
をそれぞれ読み取る。この時点では、送信元識別情報
“aaa@ppp”、メール識別情報“0001”の電子メー
ルのみを受信しているので、aaa,0001タイマの計測値の
みを読み取る。
カウンタのカウント値が“1”なので(図5中,(ア)
参照)、判断結果はNOとなりステップSb9へ進む。
ステップSb9へ進むと、エラー検出処理部41は、現
在受信中の各分割電子メールに対応するタイマの計測値
をそれぞれ読み取る。この時点では、送信元識別情報
“aaa@ppp”、メール識別情報“0001”の電子メー
ルのみを受信しているので、aaa,0001タイマの計測値の
みを読み取る。
【0035】そして、ステップSb10へ進み、読み取
った計測値が所定時間を超えた(タイムアウトになっ
た)か否かを判断する。ここで、上述した所定時間は、
通信端末が分割された電子メールの各データを受信する
に際し、受信エラーが発生したか否かを判断するための
値であり、予め通信端末のユーザまたはネットワーク管
理者等によって適宜設定される値である。
った計測値が所定時間を超えた(タイムアウトになっ
た)か否かを判断する。ここで、上述した所定時間は、
通信端末が分割された電子メールの各データを受信する
に際し、受信エラーが発生したか否かを判断するための
値であり、予め通信端末のユーザまたはネットワーク管
理者等によって適宜設定される値である。
【0036】すなわち、本実施形態では、ある分割電子
メールを受信してから、上記所定時間が経過しても、そ
の分割電子メールと同じ送信元識別情報およびメール識
別情報を持った次の分割電子メールを受信できなかった
場合、一連の分割電子メールを全て受信できなかった
(受信エラーが発生した)と判断する。なお、上記所定
時間として、ここでは5分間という値が設定されている
ものとする。また、この時点では、前述したステップS
b6において、aaa,0001タイマの計時を開始してから5
分間が経過していない(すなわち、タイムアウトになっ
ていない)ものとする。よって、ステップSb10にお
ける判断結果はNOとなり、ステップSb1へ戻る。
メールを受信してから、上記所定時間が経過しても、そ
の分割電子メールと同じ送信元識別情報およびメール識
別情報を持った次の分割電子メールを受信できなかった
場合、一連の分割電子メールを全て受信できなかった
(受信エラーが発生した)と判断する。なお、上記所定
時間として、ここでは5分間という値が設定されている
ものとする。また、この時点では、前述したステップS
b6において、aaa,0001タイマの計時を開始してから5
分間が経過していない(すなわち、タイムアウトになっ
ていない)ものとする。よって、ステップSb10にお
ける判断結果はNOとなり、ステップSb1へ戻る。
【0037】ステップSb1に戻ると、エラー検出処理
部41は、電子メールを受信したか否かを判断し、もし
電子メールを受信していなかった場合は、判断結果がN
Oとなって、ステップSb9へ進み、以下、電子メール
を受信するまで、ステップSb9→Sb10(→Sb1
1)→Sb1→Sb9の処理を繰り返し行う。なお、ス
テップSb11の処理内容については後述する。
部41は、電子メールを受信したか否かを判断し、もし
電子メールを受信していなかった場合は、判断結果がN
Oとなって、ステップSb9へ進み、以下、電子メール
を受信するまで、ステップSb9→Sb10(→Sb1
1)→Sb1→Sb9の処理を繰り返し行う。なお、ス
テップSb11の処理内容については後述する。
【0038】そして、ステップSb1で、前述したの
分割電子メール(図5の「2番目」の分割電子メール)
を受信すると、ステップSb2へ進み、の分割電子メ
ールが受信中の電子メールであるか否かを判断する。こ
こでは、送信元識別情報“bbb@ppp”、メール識別情報
“0006”の分割電子メールを受信するのは初めての
ため、判断結果がNOとなり、ステップSb3およびS
b4において、それぞれbbb,0006タイマおよびbbb,0006
カウンタを設定する。
分割電子メール(図5の「2番目」の分割電子メール)
を受信すると、ステップSb2へ進み、の分割電子メ
ールが受信中の電子メールであるか否かを判断する。こ
こでは、送信元識別情報“bbb@ppp”、メール識別情報
“0006”の分割電子メールを受信するのは初めての
ため、判断結果がNOとなり、ステップSb3およびS
b4において、それぞれbbb,0006タイマおよびbbb,0006
カウンタを設定する。
【0039】そして、ステップSb5で、bbb,0006カウ
ンタのカウント値を1つインクリメントし、ステップS
b6で、bbb,0006タイマの計測値を一旦クリアした後、
計時を再開する。なお、aaa,0001タイマは、の分割電
子メールを受信した時点から継続して計時を行ってい
る。次に、ステップSb7で、送信元識別情報“bbb@pp
p”、メール識別情報“0006”の分割電子メールを
全て受信したか否かを判断する。ここでは、当該分割電
子メールを初めて受信したので、判断結果はNOとなり
ステップSb9へ進む。
ンタのカウント値を1つインクリメントし、ステップS
b6で、bbb,0006タイマの計測値を一旦クリアした後、
計時を再開する。なお、aaa,0001タイマは、の分割電
子メールを受信した時点から継続して計時を行ってい
る。次に、ステップSb7で、送信元識別情報“bbb@pp
p”、メール識別情報“0006”の分割電子メールを
全て受信したか否かを判断する。ここでは、当該分割電
子メールを初めて受信したので、判断結果はNOとなり
ステップSb9へ進む。
【0040】そして、ステップSb9で、aaa,0001タイ
マとbbb,0006タイマの計測値をそれぞれ読み取った後、
ステップSb10で、タイムアウトになったタイマがあ
るか否かを判断する。ここでは、aaa,0001タイマおよび
bbb,0006タイマとも、タイムアウトになっていないもの
として、判断結果がNOとなりステップSb1へ戻るも
のとする。
マとbbb,0006タイマの計測値をそれぞれ読み取った後、
ステップSb10で、タイムアウトになったタイマがあ
るか否かを判断する。ここでは、aaa,0001タイマおよび
bbb,0006タイマとも、タイムアウトになっていないもの
として、判断結果がNOとなりステップSb1へ戻るも
のとする。
【0041】ステップSb1に戻ると、エラー検出処理
部41は、再び電子メールを受信したか否かを判断し、
次に前述したの分割電子メール(図5の「3番目」の
分割電子メール)を受信するとステップSb2へ進む。
ステップSb2に進むと、現時点において、送信元識別
情報“aaa@ppp”、メール識別情報“0001”の分割
電子メールを既に受信しているので、判断結果がYES
となり、ステップSb5へ進む。
部41は、再び電子メールを受信したか否かを判断し、
次に前述したの分割電子メール(図5の「3番目」の
分割電子メール)を受信するとステップSb2へ進む。
ステップSb2に進むと、現時点において、送信元識別
情報“aaa@ppp”、メール識別情報“0001”の分割
電子メールを既に受信しているので、判断結果がYES
となり、ステップSb5へ進む。
【0042】ステップSb5では、aaa,0001カウンタの
カウント値を1つインクリメントしてカウント値を
“2”とし(図5中,(イ)参照)、次いでステップS
b6において、aaa,0001タイマの計測値を一旦クリアし
た後、再度計時を開始する。なお、bbb,0006タイマは、
の分割電子メールを受信した時点から継続して計時を
行っている。そして、ステップSb7へ進み、送信元識
別情報“aaa@ppp”、メール識別情報“0001”の分
割電子メールを全て受信したか否かを判断する。ここで
は、当該分割電子メールを全て受信していないので、ス
テップSb9へ進み、aaa,0001タイマとbbb,0006タイマ
の計測値をそれぞれ読み取る。
カウント値を1つインクリメントしてカウント値を
“2”とし(図5中,(イ)参照)、次いでステップS
b6において、aaa,0001タイマの計測値を一旦クリアし
た後、再度計時を開始する。なお、bbb,0006タイマは、
の分割電子メールを受信した時点から継続して計時を
行っている。そして、ステップSb7へ進み、送信元識
別情報“aaa@ppp”、メール識別情報“0001”の分
割電子メールを全て受信したか否かを判断する。ここで
は、当該分割電子メールを全て受信していないので、ス
テップSb9へ進み、aaa,0001タイマとbbb,0006タイマ
の計測値をそれぞれ読み取る。
【0043】次にステップSb10において、タイムア
ウトになったタイマがあるか否かを判断する。ここで
は、aaa,0001タイマおよびbbb,0006タイマとも、タイム
アウトになっていないものとして、ステップSb1へ戻
るものとする。
ウトになったタイマがあるか否かを判断する。ここで
は、aaa,0001タイマおよびbbb,0006タイマとも、タイム
アウトになっていないものとして、ステップSb1へ戻
るものとする。
【0044】以上のようにして、引き続き、前述した
,の分割電子メール(それぞれ、図5の「4番
目」,「5番目」の分割電子メール)を順次受信してい
く。なお、この間、aaa,0001タイマ、bbb,0006タイマ、
および、新たに設定されるyyy,0003タイマはタイムアウ
トにならなかったものとして説明を続ける。
,の分割電子メール(それぞれ、図5の「4番
目」,「5番目」の分割電子メール)を順次受信してい
く。なお、この間、aaa,0001タイマ、bbb,0006タイマ、
および、新たに設定されるyyy,0003タイマはタイムアウ
トにならなかったものとして説明を続ける。
【0045】次に、ステップSb1においての分割電
子メール(図5の「6番目」の分割電子メール)を受信
すると、ステップSb2へ進み、受信した分割電子メー
ルが、現在受信中の分割電子メールの一部であるか否か
を判断する。ここで、送信元識別情報“aaa@ppp”、メ
ール識別情報“0001”の分割電子メールを、既に受
信しているので、判断結果はYESとなりステップSb
5へ進む。
子メール(図5の「6番目」の分割電子メール)を受信
すると、ステップSb2へ進み、受信した分割電子メー
ルが、現在受信中の分割電子メールの一部であるか否か
を判断する。ここで、送信元識別情報“aaa@ppp”、メ
ール識別情報“0001”の分割電子メールを、既に受
信しているので、判断結果はYESとなりステップSb
5へ進む。
【0046】ステップSb5では、aaa,0001カウンタの
カウント値を1つインクリメントしてカウント値を
“4”とし(図5中,(ウ)参照)、ステップSb6
で、aaa,0001タイマの計測値を一旦クリアした後、再度
計時を開始する。そして、ステップSb7において、送
信元識別情報“aaa@ppp”、メール識別情報“000
1”の分割電子メールを全て受信したか否かを判断す
る。ここで、aaa,0001カウンタのカウント値と、前述し
たの分割電子メールが有する分割情報に含まれる分割
数とが一致するので、エラー検出処理部41は、送信元
識別情報“aaa@ppp”、メール識別情報“0001”の
分割電子メールを、4つ全て受信したと判断する。よっ
て、ステップSb7の判断結果はYESとなり、ステッ
プSb8へ進む。なお、この時点でaaa,0001タイマおよ
びaaa,0001カウンタによる計時および計数が終了する。
カウント値を1つインクリメントしてカウント値を
“4”とし(図5中,(ウ)参照)、ステップSb6
で、aaa,0001タイマの計測値を一旦クリアした後、再度
計時を開始する。そして、ステップSb7において、送
信元識別情報“aaa@ppp”、メール識別情報“000
1”の分割電子メールを全て受信したか否かを判断す
る。ここで、aaa,0001カウンタのカウント値と、前述し
たの分割電子メールが有する分割情報に含まれる分割
数とが一致するので、エラー検出処理部41は、送信元
識別情報“aaa@ppp”、メール識別情報“0001”の
分割電子メールを、4つ全て受信したと判断する。よっ
て、ステップSb7の判断結果はYESとなり、ステッ
プSb8へ進む。なお、この時点でaaa,0001タイマおよ
びaaa,0001カウンタによる計時および計数が終了する。
【0047】ステップSb8に進むと、エラー検出処理
部41は、送信元識別情報“aaa@ppp”、メール識別情
報“0001”の電子メールを構成する4つの分割電子
メールを、ファイル伸長処理部43に渡す。これにより
ファイル伸長処理部43が、受け取った4つの分割電子
メールをそれぞれ伸張し、さらにファイル組立処理部4
4によって伸長された4つの分割電子メールを組み立て
る。この時、添付ファイルについては、テキストファイ
ルから元のデータ形式のファイルに変換される。これに
より、上記4つの分割電子メールが元の1つの電子メー
ルに復元される。そして、ファイル組立処理部44は、
復元した電子メールを記憶装置20に設定されている通
信端末4−1用のメールボックス保存する。
部41は、送信元識別情報“aaa@ppp”、メール識別情
報“0001”の電子メールを構成する4つの分割電子
メールを、ファイル伸長処理部43に渡す。これにより
ファイル伸長処理部43が、受け取った4つの分割電子
メールをそれぞれ伸張し、さらにファイル組立処理部4
4によって伸長された4つの分割電子メールを組み立て
る。この時、添付ファイルについては、テキストファイ
ルから元のデータ形式のファイルに変換される。これに
より、上記4つの分割電子メールが元の1つの電子メー
ルに復元される。そして、ファイル組立処理部44は、
復元した電子メールを記憶装置20に設定されている通
信端末4−1用のメールボックス保存する。
【0048】次に、例えば前述したの分割電子メール
(図5の「5番目」の分割電子メール)を受信してか
ら、の分割電子メール(図5の「8番目」の分割電子
メール)を受信するまでの間に、yyy,0003タイマがタイ
ムアウトになった場合(受信エラーが生じた場合)につ
いて説明する。すなわち、エラー検出処理部41が、ス
テップSb1において前述したの分割電子メール(図
5の「7番目」の分割電子メール)を受信した後、ステ
ップSb10の処理を行った時に、yyy,0003タイマがタ
イムアウトになっていたとする。
(図5の「5番目」の分割電子メール)を受信してか
ら、の分割電子メール(図5の「8番目」の分割電子
メール)を受信するまでの間に、yyy,0003タイマがタイ
ムアウトになった場合(受信エラーが生じた場合)につ
いて説明する。すなわち、エラー検出処理部41が、ス
テップSb1において前述したの分割電子メール(図
5の「7番目」の分割電子メール)を受信した後、ステ
ップSb10の処理を行った時に、yyy,0003タイマがタ
イムアウトになっていたとする。
【0049】この場合、エラー検出処理部41は、送信
元識別情報“yyy@qqq”、メール識別情報“0003”
に関する分割電子メールの受信エラーが発生したものと
判断する。そして、ステップSb11に進み、エラー通
知処理部42に対して受信エラーが発生した電子メール
の送信元識別情報(この場合、通信端末1−2のメール
アドレス“yyy@qqq”)を指示する。
元識別情報“yyy@qqq”、メール識別情報“0003”
に関する分割電子メールの受信エラーが発生したものと
判断する。そして、ステップSb11に進み、エラー通
知処理部42に対して受信エラーが発生した電子メール
の送信元識別情報(この場合、通信端末1−2のメール
アドレス“yyy@qqq”)を指示する。
【0050】すると、エラー通知処理部42は、メール
識別情報“0003”の分割電子メールについて、受信
エラーが発生したことと、当該電子メールの再送を依頼
する旨の電子メールを生成する。そして、送受信装置1
0を介してエラー検出処理部41から指示されたメール
アドレス(通信端末4−2)に宛てて送信する。このよ
うに、本実施形態においては、分割電子メールの受信エ
ラーが発生した場合、自動的に受信エラーの発生報告
と、受信エラーを起こした電子メールの再送を要求する
電子メール(以下、エラー通知メールという)が、メー
ルの送信者に対して送信されることになる。
識別情報“0003”の分割電子メールについて、受信
エラーが発生したことと、当該電子メールの再送を依頼
する旨の電子メールを生成する。そして、送受信装置1
0を介してエラー検出処理部41から指示されたメール
アドレス(通信端末4−2)に宛てて送信する。このよ
うに、本実施形態においては、分割電子メールの受信エ
ラーが発生した場合、自動的に受信エラーの発生報告
と、受信エラーを起こした電子メールの再送を要求する
電子メール(以下、エラー通知メールという)が、メー
ルの送信者に対して送信されることになる。
【0051】なお、エラー通知処理部42がエラー通知
メールを、電子メールの送信元に送信する際、エラー通
知メールのヘッダに、エラー通知メールであることを示
す情報と当該エラー通知メールの送信元の情報、およ
び、受信エラーが発生した電子メールの送信元識別情報
とメール識別情報を付加しておき、このエラー通知メー
ルを受信したメールサーバが、そのヘッダから、エラー
通知メールであることを認識すると、ヘッダ内の送信元
識別情報およびメール識別情報に基づいて、その送信元
のメールボックスから、受信エラーが発生したメールを
読み出して、エラー通知メールの送信元へ再送するよう
にしてもよい。
メールを、電子メールの送信元に送信する際、エラー通
知メールのヘッダに、エラー通知メールであることを示
す情報と当該エラー通知メールの送信元の情報、およ
び、受信エラーが発生した電子メールの送信元識別情報
とメール識別情報を付加しておき、このエラー通知メー
ルを受信したメールサーバが、そのヘッダから、エラー
通知メールであることを認識すると、ヘッダ内の送信元
識別情報およびメール識別情報に基づいて、その送信元
のメールボックスから、受信エラーが発生したメールを
読み出して、エラー通知メールの送信元へ再送するよう
にしてもよい。
【0052】また、上記の場合において、さらにエラー
通知メールのヘッダ内に、受信エラーが発生した分割電
子メールの分割情報を追加して、送信元のメールサーバ
から受信エラーが発生した分割電子メールのみを再送す
るようにしてもよい。
通知メールのヘッダ内に、受信エラーが発生した分割電
子メールの分割情報を追加して、送信元のメールサーバ
から受信エラーが発生した分割電子メールのみを再送す
るようにしてもよい。
【0053】また、前述した図2に示す電子メール受信
確認装置40の機能を実現するためのプログラムを、コ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録
媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに
読み込ませ、実行することにより、電子メールの受信確
認処理を行うようにしてもよい。
確認装置40の機能を実現するためのプログラムを、コ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録
媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに
読み込ませ、実行することにより、電子メールの受信確
認処理を行うようにしてもよい。
【0054】ここで、上記「コンピュータシステム」と
は、OSや周辺機器等のハードウェアを含み、さらにW
WWシステムを利用している場合であれば、ホームペー
ジ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。ま
た、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フ
ロッピーディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−R
OM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵される
ハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネ
ット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介して
プログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の
間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサー
バやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮
発性メモリのように、一定時間プログラムを保持してい
るものも含むものとする。
は、OSや周辺機器等のハードウェアを含み、さらにW
WWシステムを利用している場合であれば、ホームペー
ジ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。ま
た、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フ
ロッピーディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−R
OM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵される
ハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネ
ット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介して
プログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の
間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサー
バやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮
発性メモリのように、一定時間プログラムを保持してい
るものも含むものとする。
【0055】また、上記プログラムは、前述した機能の
一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述
した機能をコンピュータシステムに既に記録されている
プログラムとの組み合わせで実現できるものであっても
良い。
一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述
した機能をコンピュータシステムに既に記録されている
プログラムとの組み合わせで実現できるものであっても
良い。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
分割された電子メールをすべて受信できたか否かを判断
して、すべて受信できなかったと判断した場合は、その
電子メールの送信元へ受信エラーが生じたことを通知
し、また、すべて受信できたと判断した場合は、分割さ
れた電子メールを1つの電子メールに復元するので、複
数に分割された電子メールの受信確認が容易且つ確実に
行うことができる。また、複数に分割された電子メール
の一部を受信できなかった場合に、その電子メールの送
信者に対して電子メールの再送を依頼するといった手間
を省くことができる。
分割された電子メールをすべて受信できたか否かを判断
して、すべて受信できなかったと判断した場合は、その
電子メールの送信元へ受信エラーが生じたことを通知
し、また、すべて受信できたと判断した場合は、分割さ
れた電子メールを1つの電子メールに復元するので、複
数に分割された電子メールの受信確認が容易且つ確実に
行うことができる。また、複数に分割された電子メール
の一部を受信できなかった場合に、その電子メールの送
信者に対して電子メールの再送を依頼するといった手間
を省くことができる。
【図1】 本発明に係る電子メール受信確認装置の一実
施形態が適用される通信システムの概略構成を示す図で
ある。
施形態が適用される通信システムの概略構成を示す図で
ある。
【図2】 同実施形態を具備したメールサーバの構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】 同メールサーバが電子メールを送信する際の
処理手順を示すフローチャートである。
処理手順を示すフローチャートである。
【図4】 同メールサーバが電子メールを受信する際の
処理手順を示すフローチャートである。
処理手順を示すフローチャートである。
【図5】 同メールサーバにおける電子メールの受信状
態を説明するための説明図である。
態を説明するための説明図である。
1−1,1−2,……,1−m、4−1,4−2,…
…,4−n 通信端末 2,5 メールサーバ 3,6 LAN 7 ネットワーク 10 送受信装置 20 記憶装置 30 送信部 31 送信制御部 32 ファイル圧縮処理部 33 ファイル分割処理部 34 送信情報付与処理部 40 電子メール受信確認装置 41 エラー検出処理部 42 エラー通知処理部 43 ファイル伸長処理部 44 ファイル組立処理部
…,4−n 通信端末 2,5 メールサーバ 3,6 LAN 7 ネットワーク 10 送受信装置 20 記憶装置 30 送信部 31 送信制御部 32 ファイル圧縮処理部 33 ファイル分割処理部 34 送信情報付与処理部 40 電子メール受信確認装置 41 エラー検出処理部 42 エラー通知処理部 43 ファイル伸長処理部 44 ファイル組立処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA11 JA31 JB14 KA04 KB11 KC28 KC29 KC59 LA11 MC06 5K030 GA17 HA06 HB19 KA02 KA21 LA01 MB01
Claims (3)
- 【請求項1】 複数に分割された電子メールの受信確認
を行う電子メール受信確認装置において、 前記分割された電子メールをすべて受信できたか否かを
判断する判断手段と、 前記判断手段が前記分割された電子メールをすべて受信
できなかったと判断した場合、受信エラーが生じたこと
を該電子メールの送信元へ通知するエラー通知手段と、 前記判断手段が前記分割された電子メールをすべて受信
できたと判断した場合、前記分割された電子メールを1
つの電子メールに復元する復元手段とを有することを特
徴とする電子メール受信確認装置。 - 【請求項2】 前記判断手段は、 前記分割された電子メールの一部を受信してから、次に
該電子メールの一部を受信するまでの時間を計測する計
時手段を有し、 該計時手段により、前記分割された電子メールの一部を
受信してから、予め設定された時間を経過しても次の該
電子メールの一部を受信できなかった場合は、前記分割
された電子メールをすべて受信できなかったと判断する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子メール受信確認
装置。 - 【請求項3】 複数に分割された電子メールの受信確認
を行うプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体であって、 前記分割された電子メールをすべて受信できたか否かを
判断するステップと、 前記分割された電子メールをすべて受信できなかったと
判断された場合、受信エラーが生じたことを該電子メー
ルの送信元へ通知するステップと、 前記分割された電子メールをすべて受信できたと判断さ
れた場合、前記分割された電子メールを1つの電子メー
ルに復元するステップとを有するプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31305999A JP2001134505A (ja) | 1999-11-02 | 1999-11-02 | 電子メール受信確認装置およびその記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31305999A JP2001134505A (ja) | 1999-11-02 | 1999-11-02 | 電子メール受信確認装置およびその記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001134505A true JP2001134505A (ja) | 2001-05-18 |
Family
ID=18036727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31305999A Pending JP2001134505A (ja) | 1999-11-02 | 1999-11-02 | 電子メール受信確認装置およびその記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001134505A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009523330A (ja) * | 2005-10-31 | 2009-06-18 | マイクロソフト コーポレーション | モバイル装置とコンピューティング装置との間のボイスインスタントメッセージング |
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US7685240B2 (en) | 2005-03-15 | 2010-03-23 | Canon Kabushiki Kaisha | E-mail communication apparatus, e-mail communication method and program |
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JP2010186496A (ja) * | 2010-05-18 | 2010-08-26 | Canon Inc | 電子メール通信装置及び電子メール通信方法並びにプログラム |
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-
1999
- 1999-11-02 JP JP31305999A patent/JP2001134505A/ja active Pending
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JP7331957B2 (ja) | 2020-01-30 | 2023-08-23 | 日本電気株式会社 | メール中継装置、メール中継方法、およびメール中継プログラム |
US12021808B2 (en) | 2020-01-30 | 2024-06-25 | Nec Corporation | Mail-relaying device, mail-relaying method, and mail-relaying program |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040224 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040706 |