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JP2001129698A - スライドロック装置 - Google Patents

スライドロック装置

Info

Publication number
JP2001129698A
JP2001129698A JP30792999A JP30792999A JP2001129698A JP 2001129698 A JP2001129698 A JP 2001129698A JP 30792999 A JP30792999 A JP 30792999A JP 30792999 A JP30792999 A JP 30792999A JP 2001129698 A JP2001129698 A JP 2001129698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide
screw member
screw
die height
lock device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30792999A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Sugawara
菅原政善
Hideaki Bando
板東英明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aida Engineering Ltd
Original Assignee
Aida Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aida Engineering Ltd filed Critical Aida Engineering Ltd
Priority to JP30792999A priority Critical patent/JP2001129698A/ja
Priority to US09/666,639 priority patent/US6530313B1/en
Priority to KR1020000060436A priority patent/KR100636331B1/ko
Priority to GB0026324A priority patent/GB2356592B/en
Priority to CN00130339A priority patent/CN1129524C/zh
Publication of JP2001129698A publication Critical patent/JP2001129698A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/28Arrangements for preventing distortion of, or damage to, presses or parts thereof
    • B30B15/287Arrangements for preventing distortion of, or damage to, presses or parts thereof preventing unintended ram movement, e.g. using blocking devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/10Brakes specially adapted for presses
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49462Gear making
    • Y10T29/49464Assembling of gear into force transmitting device
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49716Converting

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】スライド調整によりダイハイトを調整した場合
においても、調整必要な部材がスライド調整と連動し、
容易にロックすることができるスライドロック装置。 【解決手段】スライドにねじ部材を立設し、該ねじ部材
を昇降するねじ部材昇降手段を設け、該ねじ部材昇降手
段はスライド調整機構部と連動して前記ねじ部材を昇降
するとともに、クラウン下面には切欠き部を有するプレ
ートと、プレートを移動させる移動手段と、プレートを
摺動自在に指示するブロックと、が有り、前記ねじ部材
上端には張出部を設け、張出部の下面とプレートの上面
が当接位置関係をとる場合、スライドはロックされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス機械のスラ
イドが不意に落下することを防止する、スライドロック
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プレス機械において金型の保全や調整を
行う場合、作業しやすいように、上型が取付けられてい
るスライドを上死点とし、上下金型間を最大にする。こ
こで、金型の保全や調整を行う。この場合、工具や身体
の一部又は全部を上下金型間に入れることが多い。この
場合において、スライド駆動を停止させるブレーキの緩
み等により、スライドが不意に落下し、作業者の安全が
脅かされることがまれにある。そこで、このスライドの
不意の落下を防止するスライドロック装置が従来から提
案されている。
【0003】例えば、特開平10−29100では、ス
ライドの両側にねじ杆が複数設けられ、回動手段により
ねじ杆が上下動するとともに、ロック手段によりスライ
ドがロック及びアンロックするスライドロック装置が開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に開示される
従来スライドロック装置では、ダイハイトの変化による
上死点位置の変化に対応し難い。例えば、通常プレス機
械では、ダイハイトを小さくすると上死点位置は下が
る。上死点が下がった場合に従来スライドロック装置で
スライドを上死点にてロックするには、ねじ杆を上死点
位置の下降量と同量だけ下降させなければならない。同
様に、ダイハイトを大きくした場合は、上死点位置は上
がるので、ねじ杆を上昇させなければならない。
【0005】しかし、従来スライドロック装置では、ダ
イハイトを調整するスライド調整機構部との連携は設け
られていない。よって、ダイハイトが変化した場合は、
目視手動にてねじ杆の上昇及び下降を行わなければなら
いため、作業が煩雑となるばかりでなく、ロックのかけ
忘れ等の不具合が発生することが懸念される。
【0006】よって、本発明の目的は、ダイハイトを調
整した場合でも、煩雑な操作なくスライドをロックでき
るスライドロック装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、プレ
ス機械のスライドが不意に落下することを防止するスラ
イドロック装置において、前記スライドに立設するねじ
部材と、ダイハイトの調整に応じて前記ねじ部材を昇降
させるねじ部材昇降手段と、前記ねじ部材をロック位置
にてロックするロック手段と、を有し、前記ロック手段
は、前記ねじ部材と遊嵌する切り欠き部を有するプレー
トと、該プレートをロック位置に移動させる移動手段
と、ロック位置において下面が前記プレートの上面と当
接するように前記ねじ部材上端に形設された張出部と、
を有することを特徴とするスライドロック装置である。
【0008】かかる発明は、スライドに立設したねじ部
材の上端に張出部を設け、その張出部と当接することで
スライドをロックするプレートが設けられている。プレ
ートは移動可能であるので、通常のプレス運転時は張出
部と当接しないように待避している。スライドをロック
する場合は、スライドを上死点にした後、張出部下方の
ロック位置までプレートを移動する。すると、張出部下
面とプレート上面は当接可能な位置関係となる。よっ
て、スライドが不意に落下した場合は、張出部下面とプ
レート上面が当接することで、ねじ部材を介して、スラ
イドの落下を防ぐことができる。
【0009】また、ダイハイトの調整に応じて、ねじ部
材は上昇及び下降する。よって、スライド上死点におけ
る張出部の位置は、常にロック位置にあるように調整さ
れる。従って、ダイハイトの調整後のねじ部材の調整は
行う必要がない。よって、安全にかつ確実にスライドを
ロックすることができる。
【0010】請求項2の発明は、前記ねじ部材昇降手段
は、前記ねじ部材の回転を防止する回転防止手段と、内
径部にねじ部を有し、該ねじ部は前記ねじ部材のねじ部
と螺合するウォームホイールと、該ウォームホイール外
形部に螺合するウォームシャフトと、ダイハイトを調整
するスライド調整機構部とに連結し、該スライド調整機
構部の駆動力を前記ウォームシャフトに伝達する駆動力
伝達手段と、を有することを特徴とする、請求項1に記
載のスライドロック装置である。
【0011】かかる発明は、ダイハイトを調整するスラ
イド調整機構の駆動力によりウォームシャフトを駆動
し、内径部がねじ部材に螺合するウォームホイールを回
動することで、ダイハイト調整に連動してねじ部材を昇
降可能とした。このような構成のねじ部材昇降手段を有
することで、かかる発明は、請求項1の発明による効果
に加えて、構造が簡単で、安価に製作することができる
スライドロック装置を得ることができる。
【0012】請求項3の発明は、前記ねじ部材昇降手段
は、前記ねじ部材の回転を防止する回転防止手段と、内
径部にねじ部を有し、該ねじ部は前記ねじ部材のねじ部
と螺合するウォームホイールと、該ウォームホイール外
形部に螺合するウォームシャフトと、該ウォームシャフ
トを駆動するモータと、ダイハイトを電気的に計測する
ダイハイト計測手段と、前記ねじ部材の位置を電気的に
計測するねじ部材位置検出手段と、前記ダイハイト計測
手段により計測した値に対応して前記ねじ部材を昇降さ
せる制御装置と、を有することを特徴とする、請求項1
に記載のスライドロック装置である。
【0013】かかる発明は、ダイハイトを電気的に計測
するダイハイト計測手段で検出した値及びねじ部材の位
置を検出するねじ部材位置検出手段により検出された値
に基いて制御されるモータにより、ウォームシャフトを
駆動する。従って、内径部がねじ部材に螺合するウォー
ムホイールをウォームシャフトにより回動することで、
ダイハイト調整に連動してねじ部材を昇降可能とした。
ここで、ねじ部材の昇降とダイハイト調整機構を別駆動
とすることができるので、ねじ部材を単独で昇降するこ
ともできる。従って、請求項1の発明による効果に加え
て、かかる発明は、スライド上死点位置以外において
も、ねじ部材をロック位置まで上昇させることにより、
スライドをロックすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図を用いて説
明する。図1及び図2において、プレス機械1はクラウ
ン2,コラム3,ベッド4を有し、夫々図示しないタイ
ロッドで締結されている。ベッド4にはボルスタ5が設
けられ、ボルスタ5と対向してスライド7が設けられて
いる。スライド7は、コラム3に設けられたスライドガ
イド6により昇降自在に支持されている。なお、図1は
スライド下死点の状態を示す。
【0015】クラウン1の内部には図示しないスライド
駆動機構部が設けられている。スライド7はコンロッド
8を介してスライド駆動機構部と連結されている。コン
ロッド8とスライド7の連結部8aの下部には、スライ
ド調整機構部30が設けられている。なお、本実施例で
は、連結部8a及びスライド調整機構部30は左右2個
所ずつ合計4個所設けられている。
【0016】スライド調整機構部30にはスクリュー3
1と、内径部がスクリュー31に螺合するウォームホイ
ール32が設けられている。ウォームホイール32の外
形部はウォームスクリュー33と螺合している。ウォー
ムスクリュー33はカップリング9を介してギヤボック
ス10の出力軸10aと連結されている。一方、ギヤボ
ックス10の入力軸10bには、シャフト11がカップ
リング14を介して連結されている。シャフト11には
大プーリ12が固設されている。スライド調整機構部を
駆動するモータ13の駆動軸に設けられた小プーリ15
と大プーリ12にはベルト16が掛けられている。
【0017】ここで、ダイハイトHを調整するには、モ
ータ13を起動させ、ベルト16を介してシャフト11
を回動する。すると、駆動力がギヤボックス10の入力
軸10bに伝達される。伝達された駆動力は出力軸10
aから出力され、ウォームシャフト33を回動し、ウォ
ームホイール32を回動する。つまり、1本のシャフト
11は2基のギヤボックス10の入力軸10aに駆動力
を伝達し、前記駆動力は4個所ある出力軸10aに出力
されるので、4個所のウォームシャフト33は同期して
回動される。よって、4基のウォームホイール33は同
期して回動するので、スライド7は微量に上下に昇降
し、ダイハイトHは調整される。
【0018】一方、クラウン2下面及びスライド7側面
には、左右夫々に1組のスライドロック装置50が設け
られている。図3にスライドロック装置の要部詳細を示
す。
【0019】図3において、スライド7は下死点にあ
る。スライド7の内側面にブラケット51が設けられて
いる。ブラケット51の上面にはブロック52a,52
bが設けられている。ブロック52aには、ウォームシ
ャフト53及びウォームホイール54が設けられ、ウォ
ームシャフト53はウォームホイール54の外形部と螺
合している。一方、ねじ部材55はブラケット51とブ
ロック52a,52bを上下方向に貫通するように立設
するとともに、ねじ部材55のねじ部55aはウォーム
ホイール54の内径部と螺合している。また、ねじ部材
55にはねじ部材の回転を防止する回転防止手段が設け
られている。回転防止手段はねじ部材55に設けられた
キー溝55b及びブロック52に固設されたキー(図示
せず)により形成される。
【0020】また、図4において、ウォームシャフト5
3及び前述のギヤボックス10の出力軸10aには、夫
々スプロケット56,57が固設されている。そしてス
プロケット56,57にはチェーン58が掛けられてい
る。また、ブラケット51には、チェーン58の張りを
調整する張り調整装置59が設けられている。張り調整
装置59は左右に移動可能である。また、張り調整装置
にはスプロケット59aが設けられている。スプロケッ
ト59aはチェーン58と噛合している。従って、張り
調整装置59を左右に移動させることで、チェーン58
の張りは調整される。
【0021】一方、図3において、クラウン2の下面に
は、ブロック72a,72bが固設されている。ブロッ
ク72a,72b間には、プレート73が左右に摺動自
在に設けられている。また、クラウン2下面には、プレ
ート73の移動手段としてシリンダ74が設けられてい
る。シリンダ74のロッド74aはプレート73と接続
されている。ブロック72a,72bには、張出部71
の直径より大きい穴が設けられている。プレート73に
は、ねじ部材55の直径より大きく、張出部71の直径
よりも小さい切欠き部73aが設けられている。
【0022】次に、図5(A),(B)及び図6を用い
て、スライドロックの動作を説明する。スライドロック
をする場合は、まず、スライドを上死点にする。図6は
スライドが上死点にある場合を示す。このとき、張出部
71の下面がプレート73の上面より上方になるよう
に、予め調節しておく。
【0023】スライドを上死点にした後、プレート73
をシリンダ74によりロック位置、つまり、プレート7
3の上面と張出部71の下面が当接可能な位置まで移動
させる。図5(A),(B)にプレート73がロック位
置に移動する様子を示す。このとき、プレート73の切
欠き部73aは、ねじ部材55の直径より大きいので、
切欠き部73aとねじ部材55は遊嵌する。しかし、切
欠き部73aは張出部71より小さいので、スライドが
不意に落下した場合は、張出部71の下面とプレート7
3の上面は当接する。従って、スライドの不意の落下を
未然に防ぐことができる。
【0024】また、ダイハイトを調整した場合は、スラ
イド上死点位置が変化する。この場合にスライドをロッ
クするには、張出部71の位置がロック位置になる様に
ねじ部材55を昇降させなければならない。この動作に
ついて以下に説明する。
【0025】ダイハイトを調整する場合、前述したよう
に、モータ13の駆動力はシャフト11,ギヤボックス
10を介して出力軸10aに出力され、スライド調整機
構部30に伝達される。ここで、モータ13により駆動
力が伝達されると、出力軸10aが回動するとともにス
プロケット57が回動する。そして、チェーン58を介
してスプロケット56,ウォームスクリュー53及びウ
ォームホイール54が回動する。ここで、ねじ部材55
は、キーにより回転が防止されているとともに、ねじ部
55aがウォームギヤ54の内径部と螺合している。よ
って、ウォームホイール54の回動により、ねじ部材5
5は上昇又は下降する。
【0026】ゆえに、ダイハイトを調整することにより
スライド上死点位置が変更された場合においても、ダイ
ハイトの調整、すなわちスライド7の上下位置の微量な
調整と同期してねじ部材55が上昇又は下降する。よっ
て、ダイハイトの調整にかかわらず、スライドはロック
可能である。
【0027】次に、本発明における他の実施例を図7に
示す。本実施例は、前述の実施例におけるねじ部材55
を昇降する駆動力を、専用のモータ91に置換するとと
もに、ねじ部材55の昇降位置を電気的に検出するねじ
部材位置検出手段としてエンコーダ92を設けたもので
ある。また本実施例では、ダイハイト計測手段としてエ
ンコーダ96(図2)がスライド7内に設けられてい
る。エンコーダ96は、シャフト11が回転した回数を
検出し、その値を制御装置95によりダイハイトHに換
算する。
【0028】図7において、ブロック52a,52bの
側面には、ねじ部材55の昇降用モータ91が設けられ
ている。モータ91の駆動軸にはスプロケット93が設
けられている。スプロケット93とウォームシャフト5
3に固設されたスプロケット56にはチェーン94が掛
けられている。
【0029】一方、ブロック52aの上面にはエンコー
ダ92が設けられている。エンコーダ92の軸は、ウォ
ームシャフト53とフレキシブルシャフト(図示せず)
により連結されている。
【0030】エンコーダ92はウォームシャフト53が
回転した回数を読み取る。その値は、制御装置95によ
りねじ部材55の上下方向の位置に換算される。また、
制御装置95には、ダイハイト計測手段により計測され
た値が送られてくる。制御装置95では、ねじ部材55
の位置とダイハイトを比較演算し、スライド上死点位置
にて張出部71がロック位置になる様に、モータ91に
信号を送る。すると、モータ91が起動し、ねじ部材5
5は昇降動作する。よって、ダイハイト調整によりスラ
イド上死点位置が変更された場合においても、スライド
7をロックすることができる。なお、他の動作は、前述
の実施例と同様のため説明を省略する。
【0031】また、モータ91を制御装置95を介さず
に起動することにより、ダイハイト調整に関わらずねじ
部材55を単独で昇降動作することができる。よって、
スライド7の位置にかかわらず張出部71をロック位置
に移動することができる。
【0032】以上より、本実施例では、ダイハイト調整
と同期してねじ部材55を昇降することができるととも
に、任意のスライド位置においてもスライドをロックす
ることができる。
【0033】ここで、以上の実施例中のウォームシャフ
ト53,ウォームホイール54は、ベベルギヤを用いる
ことも可能である。つまり、駆動力をねじ部材55の昇
降動作に変換できる機構であれば、その形態は問わな
い。また、各部のチェーン,スプロケットにおいても、
タイミングベルト,プーリを用いることは可能である。
すなわち、駆動力を伝達するという目的を達成できれ
ば、その形態は問わない。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、スライドに立
設したねじ部材の上端に設けた張出部下面と、ねじ部材
と遊嵌する切欠き部を有するプレートの上面が当接する
位置、すなわちロック位置に前記プレートを移動させる
ことで、スライドをロックすることができる。ゆえに、
金型の保守、点検等の際に、身体の全部又は一部が危険
区域に侵入する際に、スライドの不意の落下を防ぐこと
ができる。また、ダイハイト調整によりスライド上死点
位置が変化した場合においても、ダイハイトの変化に同
期してねじ部材が昇降するので、容易にスライドロック
操作を行うことができる。
【0035】請求項2の発明によれば、ねじ部材の昇降
機構とスライド調整機構を機械的に連結し、構造簡単に
同期させることにより、請求項1の発明の効果に加え
て、製作が容易で、安価に製造できるスライドロック装
置を提供することができる。
【0036】請求項3の発明によれば、ねじ部材の昇降
の駆動源と、スライド調整機構部の駆動源を夫々に設け
るとともに、ねじ部材位置検出手段とダイハイト検出手
段を設け、夫々検出した値に基いてねじ部材の昇降用駆
動源を制御することにより、請求項1の発明の効果に加
えて、ねじ部材を単独で昇降することができるという効
果を得る。よって、スライドが任意の位置においても、
スライドをロックすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる本装置を取付けたプレス機械の
全体正面図
【図2】図1のXからの矢視図である、スライド内上面
【図3】本発明の要部詳細図
【図4】図3のYからの矢視図である、スライド内上面
【図5】図3のI−I断面図
【図6】本発明の要部詳細図
【図7】本発明の他の実施例の要部詳細図
【符号の説明】
1はプレス機械、2はクラウン、3はコラム、4はベッ
ド、5はボルスタ、6はスライドガイド、7はスライ
ド、8はコンロッド、8aは連結部、9はカップリン
グ、10はギヤボックス、10aは出力軸、10bは入
力軸、11はシャフト、12は大プーリ、13はモー
タ、14はカップリング、15は小プーリ、16はベル
ト、30はスライド調整機構部、31はスクリュー、3
2はウォームホイール、33はウォームスクリュー、5
0はスライドロック装置、51はブラケット、52はブ
ロック、53はウォームシャフト、54はウォームホイ
ール、55はねじ部材、71は張出部、72a,72b
はブロック、73はプレート、74はシリンダ、74a
はロッド、91はモータ、92はエンコーダ、93はス
プロケット、94はチェーン、95は制御装置、96は
エンコーダ、である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレス機械のスライドが不意に落下するこ
    とを防止するスライドロック装置において、前記スライ
    ドに立設するねじ部材と、ダイハイトの調整に応じて前
    記ねじ部材を昇降させるねじ部材昇降手段と、前記ねじ
    部材をロック位置にてロックするロック手段と、を有
    し、前記ロック手段は、前記ねじ部材と遊嵌する切り欠
    き部を有するプレートと、該プレートをロック位置に移
    動させる移動手段と、ロック位置において下面が前記プ
    レートの上面と当接するように前記ねじ部材上端に形設
    された張出部と、を有することを特徴とするスライドロ
    ック装置。
  2. 【請求項2】前記ねじ部材昇降手段は、前記ねじ部材の
    回転を防止する回転防止手段と、内径部にねじ部を有
    し、該ねじ部は前記ねじ部材のねじ部と螺合するウォー
    ムホイールと、該ウォームホイール外形部に螺合するウ
    ォームシャフトと、ダイハイトを調整するスライド調整
    機構部とに連結し、該スライド調整機構部の駆動力を前
    記ウォームシャフトに伝達する駆動力伝達手段と、を有
    することを特徴とする、請求項1に記載のスライドロッ
    ク装置。
  3. 【請求項3】前記ねじ部材昇降手段は、前記ねじ部材の
    回転を防止する回転防止手段と、内径部にねじ部を有
    し、該ねじ部は前記ねじ部材のねじ部と螺合するウォー
    ムホイールと、該ウォームホイール外形部に螺合するウ
    ォームシャフトと、該ウォームシャフトを駆動するモー
    タと、ダイハイトを電気的に計測するダイハイト計測手
    段と、前記ねじ部材の位置を電気的に計測するねじ部材
    位置検出手段と、前記ダイハイト計測手段により計測し
    た値に対応して前記ねじ部材を昇降させる制御装置と、
    を有することを特徴とする、請求項1に記載のスライド
    ロック装置。
JP30792999A 1999-10-29 1999-10-29 スライドロック装置 Pending JP2001129698A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30792999A JP2001129698A (ja) 1999-10-29 1999-10-29 スライドロック装置
US09/666,639 US6530313B1 (en) 1999-10-29 2000-09-21 Slide locking mechanism
KR1020000060436A KR100636331B1 (ko) 1999-10-29 2000-10-13 슬라이드 로킹 메커니즘
GB0026324A GB2356592B (en) 1999-10-29 2000-10-27 Slide locking mechanism
CN00130339A CN1129524C (zh) 1999-10-29 2000-10-27 滑块锁紧装置

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