JP2001121783A - シート排出装置 - Google Patents
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
能にして排紙経路の開放を行うようにすると、装置本体
の上面および側面にソータや両面ユニット等を接続した
場合においてジャム処理を行うとき、ソータや両面ユニ
ット等を移動させてからカバーを開閉させなければなら
ず、ジャム処理に手間取ったり、装置自体の機構が複雑
となってしまう問題点等を解決する。 【解決手段】 プリンタ本体1の上部に設けられ、排出
されたシートを積載する排紙トレイ14と、排紙トレイ
14にシートを排出する排紙ローラ対13と、排紙ロー
ラ対13に至る排紙経路30とを具備するシート排出装
置において、排紙ローラ対13の下部に、プリンタ本体
1に対して開閉可能な排紙カバー15を有し、カバー1
5を開けたとき、排紙経路30が開放される。
Description
関し、より詳しくは、レーザビーム等のプリンタ、複写
機、普通紙ファクシミリ等の画像形成装置に用いられる
シート排出装置に関するものである。
画像形成装置における定着装置からシート排出装置の排
紙ローラ対までの排紙経路で発生したミスフィード紙の
除去方法等のジャム処理方法に関しては、さまざまなも
のが発明・考案され実施されている。その最も一般的と
思われる従来例では、排紙トレイとは反対側にプリンタ
本体に対して開閉可能なカバーを設け、このカバーの開
閉によってミスフィード紙の除去等のジャム処理を可能
としている。
してミスフィード紙の除去等のジャム処理の作業性を改
善したプリンタとして、特開平7−84421号や特開
平7−125356号公報等に記載されているものが挙
げられる。
されている排紙装置には、同公報の図5において従来の
満杯検出手段が示されている。その従来の満杯検出手段
は、前記同公報の図5に示されているように、排紙ロー
ラ対近傍に揺動可能に設けられていて、排紙トレイ上に
排出されたシートの高さ(量)に応じて揺動するフィラ
ーと、このフィラーの位置を検知するフォトインタラプ
タとからなる。プリント時に画像形成処理を受けたシー
トは、排出コロ、用紙排出経路を経て排紙トレイの上に
ページ順に順次積み重ねられていく。満杯検出手段は、
排紙トレイにおいて積載されたシートがあふれ、シート
の排出が不能となったり、整列やページ順が乱れること
を防止するために設けられており、排紙トレイ上に積載
されたシートの最上位置が予め定められた高さに到達し
たことをフィラーとフォトインタラプタとで検知して、
シートの満杯検出が行われる。
7−84421号公報記載の画像形成装置(複写機)
は、いわゆるクラムシェルタイプであり、ミスフィード
紙の除去等のジャム処理時には二分割されたうちの上部
本体が大きく傾くため、転写紙の仕分け装置や原稿読取
装置などのいわゆる周辺機器を画像形成装置(複写機)
本体の上部に装着することができないという問題点があ
る。また、通常、プリンタ本体内の定着装置に対して作
像エンジンと反対方向に装着される両面ユニットなどに
ついても、その装着は困難である。したがって、これら
の周辺機器を装着した場合、それら周辺機器装置を丸ご
とプリンタ本体から移動退避させた後から、プリンタ本
体に配設されているジャム処理用のカバーを開けなけれ
ばならないなど、操作が煩雑であるばかりか、装置自体
の機構が複雑となっている問題点もある。
ンタにおいても、その構成上、排紙ローラ対の上ローラ
が開閉カバーに支持されることになるため、その開閉カ
バーの開閉動作によって周辺機器の装着が困難となるこ
とは上記と同様である。つまり、装置本体の上面および
側面のカバーを開閉可能にして排紙経路の開放を行うよ
うにすると、装置本体の上面および側面にソータや両面
ユニット等を接続した場合においてジャム処理を行うと
き、ソータや両面ユニット等を移動させてからカバーを
開閉させなければならず、ジャム処理に手間取ったり、
装置自体の機構が複雑となってしまう問題点がある。
満杯検出手段では、排紙部(シート排出装置)における
ミスフィード紙の除去等のジャム処理を行う際、フィラ
ーがその障害となり、ミスフィード紙でフィラー自身を
破損してしまったり、さらにはフィラーのエッジ部等で
オペレータの指などを傷つけるおそれもあった。
てなされたものであり、請求項毎の目的を挙げれば以下
のとおりである。請求項1記載の発明の目的は、排紙手
段の下部に、装置本体に対して開閉可能なカバーを有
し、カバーを開けたとき、排紙経路が開放されるよう
に、その開閉方法を工夫したことで、装置本体の上部や
背面に例えばソータや両面ユニット等の周辺機器を装着
することを可能とし、またそれら周辺機器を装置本体に
対して移動退避させるために手間取ったり、装置自体の
機構を複雑にしたりすることなくミスフィード紙除去等
のジャム処理作業を容易にすることにある。
上下一対のローラからなり、上側のローラを装置本体に
設け、下側のローラをカバーに設けることにより、ミス
フィード紙除去等のジャム処理作業をより一層容易にす
ることにある。
排紙手段の上方に設けられた軸を支点として揺動可能に
構成することにより、カバーの開閉方向を上側とし、請
求項1または2記載の発明の目的に加えて、ミスフィー
ド紙除去等のジャム処理の作業スペースを大きく確保す
ることにある。
一部をカバーに形成することにより、請求項1、2また
は3記載の発明の目的に加えて、ミスフィード紙除去等
のジャム処理作業の確実化を図ることにある。
手段の移動体を、排紙トレイ上のシートに当接する当接
位置から移動して十分離れた退避位置に保持可能にする
ことにより、請求項1、2、3または4記載の発明の目
的に加えて、ミスフィード紙の除去等のジャム処理を行
う際、移動体がその障害となり、ミスフィード紙で移動
体(フィラー)自身を破損してしまったり、さらには移
動体(フィラー)のエッジ部等でオペレータの指などを
傷つけたりするおそれもなくすることを目的とする。
手段の移動体を、ミスフィード紙除去等のジャム処理作
業時に必ず行うカバーの開動作に連動して退避位置へ移
動するように構成することにより、請求項5記載の発明
の目的に加えて、ミスフィード紙除去等のジャム処理の
操作・作業効率を高めることにある。
手段の移動体を、カバーの閉動作に連動して当接位置へ
移動するように構成することにより、請求項5または6
記載の発明の目的に加えて、カバーの開放角度に関係な
く、ミスフィード紙除去等のジャム処理の操作・作業効
率を高めることにある。
手段の移動体を、排紙トレイ上のシートに当接する当接
位置から移動して十分離れた退避位置に保持可能にする
ことにより、ミスフィード紙の除去等のジャム処理を行
う際、移動体がその障害となり、ミスフィード紙で移動
体(フィラー)自身を破損してしまったり、さらには移
動体のエッジ部等でオペレータの指などを傷つけたりす
るおそれもなくすることを目的とする。
ために、請求項1記載の発明では、装置本体の上部に設
けられ、排出されたシートを積載する排紙トレイと、前
記装置本体に設けられ、前記排紙トレイにシートを排出
する排紙手段と、前記装置本体に設けられ、前記排紙手
段に至る排紙経路とを具備するシート排出装置におい
て、前記排紙手段の下部に、前記装置本体に対して開閉
可能なカバーを有し、前記カバーを開けたとき、前記排
紙経路が開放される、という構成を採っている。
シート排出装置において、前記排紙手段は上下一対のロ
ーラからなり、上側のローラを前記装置本体に設け、下
側のローラを前記カバーに設けた、という構成を採って
いる。
2記載のシート排出装置において、前記カバーは、前記
排紙手段の上方に設けられた軸を支点として、揺動可能
である、という構成を採っている。
たは3記載のシート排出装置において、前記カバーに
は、前記排紙経路の一部が形成されている、という構成
を採っている。
3または4記載のシート排出装置において、前記排紙ト
レイ上のシートの高さに応じて移動可能な移動体を備え
たシート検出手段を有し、前記移動体を、前記排紙トレ
イ上のシートに当接する当接位置から移動して十分離れ
た退避位置に保持可能にした、という構成を採ってい
る。
シート排出装置において、前記移動体は、前記カバーの
開動作に連動して前記退避位置へ移動する、という構成
を採っている。
6記載のシート排出装置において、前記移動体は、前記
カバーの閉動作に連動して前記当接位置へ移動する、と
いう構成を採っている。
トを積載する排紙トレイと、この排紙トレイ上のシート
の高さに応じて移動可能な移動体を備えたシート検出手
段とを具備するシート排出装置において、前記移動体
を、前記排紙トレイ上のシートに当接する当接位置から
移動して十分離れた退避位置に保持可能にした、という
構成を採っている。
本発明の実施の形態(以下、単に「実施形態」という)
を説明する。各実施形態等に亘り、同一の機能および形
状等を有する部材や構成部品等については、同一符号を
付すことによりその説明を省略する。図において一対で
構成されていて特別に区別して説明する必要がない部材
や構成部品は、説明の簡明化を図る上から、その片方を
適宜記載することでその説明に代えるものとする。ま
た、図および説明の簡明化を図るため、図に表されるべ
き部材や構成部品であっても、その図において特別に説
明する必要がない部材や構成部品は適宜断わりなく省略
することがある。 (第1の実施形態)以下、本発明の第1の実施形態につ
いて図1〜図3を参照して説明する。図3において、符
号1は、画像形成装置の一例としてのプリンタにおける
装置本体としてのプリンタ本体を示す。このプリンタ
は、シートの一例としての転写紙Pを給送するカセット
給紙部9および手差し給紙部10と、カセット給紙部9
や手差し給紙部10から給送されてきた転写紙Pに画像
形成を行う画像形成部2と、画像形成部2から給送され
てきた画像形成済みの転写紙Pに定着処理を行う定着装
置11と、定着装置11から給送されてきた定着済みの
転写紙Pを排紙・排出するシート排出装置50とを具備
する。図1および図3において、プリンタ本体1の右側
がオペレータ位置であり、以下、プリンタ本体1の右側
を前面というときがある。
給紙分離パッド9bおよび給紙カセット底板(図示せ
ず)等が配設されている。手差し給紙部10にも、手差
し給紙ローラ(図示せず)や手差しトレイ10a等が配
設されている。カセット給紙部9および手差し給紙部1
0の給紙経路下流側には、画像形成部2の動作とタイミ
ングをとって転写紙Pを画像形成部2に給送するレジス
トローラ対8が設けられている。
ドラム3と、感光体ドラム3の周りにそれぞれ配設され
た、帯電ローラ4等を備えた帯電装置、図示しない露光
装置、現像ローラ5等を備えた現像装置,転写ローラ6
等を備えた転写装置、クリーニング部材等を備えた感光
体クリーニングユニット7および除電装置(図示せず)
等を具備する周知の構成を有する。定着装置11は、画
像形成済みの転写紙Pを介して圧接する加熱手段を備え
た加熱ローラ11aおよびバネ等の付勢手段により付勢
された加圧ローラ11b等を具備する周知の構成を有す
る。
感光体ドラム3に静電潜像を形成した後、この静電潜像
をトナーにより可視像化し、この可視像を転写紙Pに転
写し、加熱加圧のための定着装置11に通紙・定着させ
てシート排出装置50に排紙・排出するプリンタ例とし
て説明するが、画像形成方式としては、勿論前記プリン
タ例に限定されない。
ように、プリンタ本体1の上部・上面に設けられ、排出
された転写紙Pを積載する排紙トレイ14と、プリンタ
本体1に設けられ、排紙トレイ14に転写紙Pを排出す
る排紙手段としての排紙ローラ対13と、プリンタ本体
1に設けられ、排紙ローラ対13に至る排紙経路30
と、排紙ローラ対13の下部に設けられ、プリンタ本体
1に対して開閉可能な排紙カバー15とを具備してい
る。
成され、プリンタ本体1に取り付け・固定されている。
排紙トレイ14の基部には、排紙カバー15をロックす
るための嵌合孔14aが一体形成されている。排紙ロー
ラ対13は、上下一対のローラ、すなわち上側のローラ
としての上ローラ13aおよび下側のローラとしての下
ローラ13bからなり、外周部がゴム等の弾性部材でそ
れぞれできている。排紙ローラ対13は、図2にその一
部を示すように、例えば各外周部が4つの部分に分割し
て設けられた串刺し状のローラからなる。上ローラ13
aは、軸を持ってプリンタ本体1側に回転自在に支持・
取り付けされる態様で設けられており、下ローラ13b
は、軸を持って排紙カバー15側に回転自在に支持・取
り付けされる態様で設けられている。この実施形態で
は、上ローラ13aを駆動ローラで構成し、下ローラ1
3bを駆動ローラである上ローラ13aと圧接して回転
する従動ローラで構成している。下ローラ13bは、下
ローラ13bを回転自在に支持する図示しない軸受けを
介して上ローラ13aに付勢する向きに設けられたバネ
等の付勢手段(図示せず)により、図1に実線で示すよ
うに上ローラ13aに圧接する。
く示すように、転写紙Pを排出・案内する排紙経路30
の一部が形成されたガイド部12と、排紙ローラ対13
の上方に設けられた中心軸16を支点として排紙カバー
15を揺動可能に支持するための、排紙カバー15の両
側端部に形成され中心軸16に固定された開閉ヒンジ部
17と、排出された転写紙Pの後端部を積載するための
積載部19と、排出された転写紙Pの後端を整合するた
めのシート後端整合部20と、転写紙Pの積載の支障と
ならないように積載部19の両側端部に設けられ、排紙
トレイ14の嵌合孔14aと選択的に嵌合することによ
り、排紙カバー15を排紙トレイ14にロックするロッ
ク爪18とからなり、これらは適宜の合成樹脂により一
体的に成型されている。
を前記軸受けを介して回転自在に支持するとともに、区
切るように設けられている。ガイド部12における図1
の左側部分は、曲面ひれ状をなしていて、排紙経路30
の一部を形成している。排紙ローラ対13の上方・上面
には概略筐体状の上面カバー1aが、排紙経路30の背
面側である図1における左側には側面カバー1bが、そ
れぞれ取り付け・固定されている。上面カバー1aおよ
び側面カバー1bは、適宜の合成樹脂で形成されてい
る。中心軸16の両端部は、プリンタ本体1に設けられ
た上面カバー1aの図1における紙面の手前側および奥
側の前後壁に設けられた図示しない軸受けに回動自在に
支持されている。
下ローラ13bとともに、排紙ローラ対13の上方に設
けられた中心軸16を支点として、揺動可能に構成され
ていて、図1において実線で示す閉位置と、図1におい
て開放角θの範囲で揺動変位する仮想線で示す開放位置
との間で開閉自在になされている。排紙カバー15の開
閉ヒンジ部17の回転中心は、排紙ローラ対13の上方
の排紙トレイ14側に位置しており、排紙カバー15と
一体成型されたロック爪18によってプリンタ本体1側
の排紙トレイ14にその弾性を利用して固定することが
できる。このロック爪18を解除するときは、ロック爪
18の上部に突出形成された操作取っ手部18aを図1
中の矢印時計回りに引き起こして、操作取っ手部18a
の基部を弾性変形させることにより、ロック爪18の嵌
合孔14aから容易に取り外すことができ、これによっ
て、排紙カバー15を下ローラ13bごと開放位置まで
開放することができるから、排紙カバー15を開けたと
き、排紙経路30が開放されることとなる。
状態において、後述するフィラー22のクリック爪25
と類似の保持手段や、排紙カバー15を開放位置に保持
するためのいわゆるマグネットキャッチャーあるいはマ
ジックファスナー(商品名)等の保持手段を排紙カバー
15やプリンタ本体1の適宜の部位に設けることによ
り、ミスフィード紙除去等のジャム処理作業をより一層
容易にすることが望ましい。
や手差し給紙部10から給送された転写紙Pは、レジス
トローラ対8でタイミングをとられて画像形成部2の感
光体ドラム3と転写ローラ6との間に向けて給送され、
画像形成部2でトナー像を担持され、次いで定着装置1
1の加熱ローラ11a、加圧ローラ11bを通る間に熱
と圧力を付与されてトナー像が定着される。次いで、定
着を終えた転写紙Pは、定着装置11の排紙経路下流近
傍に配設された搬送ローラ対29により送られ、ガイド
部12を備えた排紙経路30により案内されつつ排紙ロ
ーラ対13により、図1において略上向きの排紙経路3
0から右斜め上方向に搬送方向を変換されて搬送され、
プリンタ本体1上面の排紙トレイ14上に排出・積載さ
れる。
ーラ対29、排紙経路30や排紙ローラ対13を通過す
るときなどにおいて、ミスフィード等の発生によりジャ
ムが生じた際には、排紙カバー15の両側端部の操作取
っ手部18aを前述したように操作することにより、ロ
ック爪18による排紙トレイ14と排紙カバー15との
ロック状態を解除し、中心軸16を揺動中心として図1
中の矢印仮想線方向(反時計回り)に排紙カバー15を
下ローラ13bごと揺動させて開けて、前記保持手段等
で排紙カバー15を開放位置に保持すると、排紙経路3
0の周りのスペースが大きく開放されることとなり、こ
の状態でジャム処理が行われる。
スフィード紙除去等のジャム処理作業を容易かつ確実に
行うことができるとともに、下ローラ13bを排紙カバ
ー15に設けたことにより、前記ジャム処理作業をより
一層容易にすることが可能となった。また、排紙カバー
15を、排紙ローラ対13の上方に設けられた中心軸1
6を支点として揺動可能に構成したことにより、排紙カ
バー15の開閉方向を上側とすることができ、これによ
りミスフィード紙除去等のジャム処理の作業スペースを
大きく確保することもできた。
す。この変形例1は、第1の実施形態のプリンタ本体1
に、周辺機器の一例としての転写紙仕分け装置60と、
両面ユニット70とを装着した構成を有することが主に
相違する。
するソータとも呼ばれていて、用紙後処理装置に属する
物である。転写紙仕分け装置60は、複数頁の原稿の画
像に対応して画像形成された複数枚の転写紙Pを原稿の
頁の順番通りに各ビントレイごとに丁合い動作するソー
トモードや、1枚の原稿の画像に対応して画像形成され
た複数枚の転写紙Pを所要枚数のグループごとに各ビン
トレイに区分し排紙するグループモード等を行える構成
・機能を有する。両面ユニット70は、転写紙Pの一方
の面に画像形成された転写紙Pを反転して他方の面に画
像形成すべく転写紙Pを反転する反転モードを行える構
成・機能を有する。なお、周辺機器としては、転写紙仕
分け装置60や両面ユニット70の他に、原稿読取装置
等も含まれる。
リンタ本体を示す。変形例1のプリンタ本体1Aは、プ
リンタ本体1と比較すると、搬送ローラ対29近傍の排
紙経路30から分岐して両面ユニット70へと転写紙P
を通紙・案内するためのユニット接続排紙路40を有す
ること、搬送ローラ対29に搬送されてきた転写紙Pを
排紙経路30またはユニット接続排紙路40へと切り換
えるための分岐爪41を有すること、排紙経路30から
分岐して転写紙仕分け装置60へと転写紙Pを通紙・案
内するためのソータ接続排紙路35を有すること、排紙
経路30に搬送されてきた転写紙Pを排紙ローラ対13
またはソータ接続排紙路35へと切り換えるための分岐
爪36を有すること、および両面ユニット70で転写紙
Pの先端と後端とが逆転(反転)された転写紙Pをレジ
ストローラ対8に通紙・案内するための反転搬送路42
を有することが主に相違する。転写紙仕分け装置60
は、仕分け・分配される転写紙Pを積載する複数のビン
トレイ61a、61b、61c、61dと、ソータ接続
排紙路35に接続され、転写紙Pを通紙・案内するため
のソータ搬送路65と、ソータ搬送路65の上流部およ
び中流部に設けられた搬送ローラ対62A、62Bと、
転写紙Pを各ビントレイ61a、61b、61c、61
dに順次搬送するためのビン排紙ローラ対66a、66
b、66c、66dと、仕分けされる転写紙Pを各ビン
トレイ61a、61b、61c、61dに選択的に導く
ためにその進路を変える可動の偏向爪(図示せず)等と
を具備している。転写紙仕分け装置60は、図の簡明化
を図るため、簡略化して示している。
40に接続され、転写紙Pを通紙・案内するための搬送
路71と、搬送路71に配設され、一方の面に画像形成
された転写紙Pを順次搬送するための搬送ローラ対74
A、74B、74Cと、一方の面に画像形成された転写
紙Pの先端と後端とを逆転(反転)させるための反転路
72と、一方の面に画像形成された転写紙Pを反転路7
2へ搬送する方向に回転するとともに、転写紙Pの後端
を先頭にして反転搬送路42へ搬送する方向に回転する
反転ローラ対75等を具備している。
路40、反転搬送路42、搬送路71および反転路72
は、適宜の合成樹脂や板金等で形成される。分岐爪3
6、41や反転切換爪73は、例えばソレノイド等から
なる駆動手段とバネ等からなる付勢手段との組み合わせ
で選択的に駆動されるように構成される。
した転写紙Pは、それぞれの動作モードに従い、各分岐
爪41、36の選択的な変位動作を経て、転写紙仕分け
装置60側または両面ユニット70側の前記各搬送経路
に導かれる。
施形態と同様の利点が得られる他、下ローラ13bを排
紙カバー15に設けたことにより、プリンタ上部(上面
カバー1a)および背面(側面カバー1b)を前述した
ジャム処理等のために開閉する必要がなくなり、そのた
めの開閉スペースを設ける必要をなくすことができた。
つまり、転写紙仕分け装置60や両面ユニット70など
の周辺機器をプリンタ本体1Aに装着した場合でも、そ
れらをプリンタ本体1Aから移動退避させることなく、
かつ前面(オペレーション側)からミスフィード紙の除
去等のジャム処理作業を行うことが可能となったわけで
ある。 (第2の実施形態)図5〜図7に、本発明の第2の実施
形態を示す。図5において、符号150は、第2の実施
形態におけるシート排出装置を示す。シート排出装置1
50は、図1等に示したシート排出装置50と比較し
て、図5〜図7に示すように、排紙トレイ14上の転写
紙Pの高さに応じて移動可能な移動体としてのフィラー
22および支軸27等を備えたシート検出手段の一例と
してのシート満杯検出手段28を有すること、排紙カバ
ー15の中心軸16に代えて、支軸27を中心軸16と
同じ位置に設けて同支軸27回りに排紙カバー15を揺
動可能にしたこと、フィラー22を、排紙トレイ14上
の最上面の転写紙Pに当接する当接位置(例えば、図5
において実線で示す)から移動して十分離れた退避位置
(図5において仮想線で示す)に保持可能にしたこと、
排紙カバー15の開動作に連動してフィラー22を退避
位置へ移動する連動機構を有すること、排紙カバー15
の閉動作に連動してフィラー22を当接位置へ移動する
連動機構を有すること、および上面カバー1aの外端部
に突起26を形成したことが主に相違する。
詳しく示すように、棒状の支軸27と、支軸27の一端
部に一体的に形成され、弓状に湾曲した薄片形状を有す
るフィラー22と、支軸27の他端部に取り付け・固定
された薄板状の光遮蔽板23と、光遮蔽板23を挟む態
様で設けられたセンサ手段としてのフォトインタラプタ
24とから主に構成されている。シート満杯検出手段2
8は、光遮蔽板23の端部がフォトインタラプタ24に
おける発光素子および受光素子の光路を光遮蔽すること
で、排紙された転写紙Pの量が予め定められた設定高さ
の最上位置にフィラー22が達したこと、つまり転写紙
P(シート)の満杯状態を検知するようになっている。
支軸27の両端部は、プリンタ本体1に設けられた上面
カバー1aの図5における紙面の手前側および奥側の前
後壁等に配設された複数の軸受け部材により、回動自在
に支持されている。
ー1aの突起26と選択的に係合するクリック爪25が
一体形成されている。支軸27とフィラー22とは、適
宜の合成樹脂で一体成型されている。フィラー22を排
紙トレイ14から離れる方向、つまり上方へ大きく移動
させて退避位置を占めさせると、クリック爪25がプリ
ンタ本体1側における上面カバー1aの突起26に引っ
掛かって弾発的に係合し、その位置で固定・保持され
る。この引っ掛かり・係合は、樹脂同士の弾性を利用し
たものなので、この状態からフィラー22を排紙トレイ
14側、つまり下方へ軽く押し下げることで、定位置で
ある当接位置に簡単に戻すことができる。
両側の開閉ヒンジ部17は、図7に示すように、排紙ロ
ーラ対13の上方に設けられたフィラー22の支軸27
に所定角度回動可能に支持されていて、排紙カバー15
は支軸27を支点として揺動可能になされている。つま
り、フィラー22の揺動中心および排紙カバー15の揺
動中心は、同一の位置に配置された支軸27となってい
る。排紙カバー15には、フィラー22を退避位置まで
確実に押し上げるためのフィラー押し上げ部21が一体
形成されている。図7では、図を見やすくするために、
フィラー22の支軸27の中心に対して、排紙カバー1
5の開閉ヒンジ部17の中心を故意にずらして示してい
るが、前述したとおり、両者は一点鎖線で示す同一の支
軸27の中心回りに揺動可能に配置されている。前記の
構成のとおり、排紙カバー15は、下ローラ13bとと
もに、排紙ローラ対13の上方に設けられた支軸27を
支点として、揺動可能に構成されていて、図5において
実線で示す閉位置と、図5において開放角θの範囲で揺
動変位する仮想線で示す開放位置との間で開閉自在にな
されている。
て符号aで示すように長めにすることで、排紙カバー1
5を開放する際に、排紙カバー15の一部分であるシー
ト後端整合部20等がフィラー22にぶつかり、排紙カ
バー15と一緒に押し上げることで、フィラー22を退
避位置に移動して保持させるができる。排紙カバー15
の開動作時において、排紙カバー15を開放位置に保持
する保持手段を排紙カバー15側に設けておけば、フィ
ラー22側のクリック爪25は特別必要としなくても良
いわけである。このような保持手段としては、フィラー
22側のクリック爪25と類似のクリック爪を設けてプ
リンタ本体1側の突起とクリック・係合させたり、前述
したようなマグネットキャッチャーあるいはマジックフ
ァスナー(商品名)等を排紙カバー15やプリンタ本体
1の適宜の部位に設けたりする例を挙げることができ
る。
およそ180°以下であれば、排紙カバー15を定位置
である閉位置に戻すことで、クリック爪25等の保持構
造を持たない場合のフィラー22も自重によって元の当
接位置に戻ることができる。クリック爪25等の保持構
造を持っている場合のフィラー22でも、その保持状態
を手動で簡単に解除することができるから、自重によっ
て元の当接位置に容易に戻すことができる。しかしなが
ら、排紙カバー15の開放角θがおおよそ180°以上
の場合では、図5および図6を参照して説明しただけの
構成例では、排紙カバー15の開動作と連動して退避位
置に保持されたフィラー22は、この後、排紙カバー1
5を閉めただけでは、フィラー22や排紙カバー15の
自重が開放側に作用してしまっているので、そのまま勝
手には元の位置に戻ることができない。そこで、図7に
示すように、排紙カバー15の閉動作に連動してフィラ
ー22を当接位置へ移動する連動機構を創作した。図7
において、支軸27の右端部側には、板状のストッパ3
4が固着されている。排紙カバー15の開閉ヒンジ部1
7の右端部には、ストッパ34に対応してそれと係合す
る位置に係合ストッパ33が固定されている。フィラー
22と排紙カバー15の相対的な揺動・回転角度を予め
定められた角度ωとなるように設定することで、排紙カ
バー15を閉位置に戻す操作と連動してフィラー22も
元の当接位置に戻ることとなる。
に動作を説明する。転写紙Pが定着装置11出口近傍の
搬送ローラ対29、排紙経路30や排紙ローラ対13を
通過するときなどにおいて、ミスフィード等の発生によ
りジャムが生じた際には、排紙カバー15の両側端部の
操作取っ手部18aを前述したように操作することによ
り、ロック爪18による排紙トレイ14と排紙カバー1
5とのロック状態を解除し、支軸27を揺動中心として
図5中の矢印仮想線方向(反時計回り)に排紙カバー1
5を下ローラ13bごと揺動させて開けると、排紙カバ
ー15の一部分であるシート後端整合部20やフィラー
押し上げ部21等がフィラー22にぶつかり、排紙カバ
ー15と一緒にフィラー22が押し上げられて、すなわ
ち排紙カバー15の開動作に連動してフィラー22が退
避位置へと移動する。このとき、フィラー22のクリッ
ク爪25が上面カバー1aの突起26に引っ掛かり・係
合することで、フィラー22が退避位置に保持されると
ともに、排紙カバー15も前記保持手段等により開放位
置に保持されることとなる。これにより、排紙経路30
の周りのスペースが大きく開放されることとなり、この
状態でジャム処理が行われる。
段による排紙カバー15の開放位置における保持状態を
解除した後、排紙カバー15を支軸27を揺動中心とし
て図5における時計回りに下ローラ13bごと揺動・降
下すべく操作する。そして、排紙カバー15が閉位置を
占める手前付近で排紙カバー15から手を離すと、排紙
カバー15および下ローラ13bの自重の作用によって
揺動・降下し、ロック爪18が嵌合孔14aに嵌合し、
排紙カバー15がプリンタ本体1側の排紙トレイ14に
ロック・固定されることとなる。上記したように排紙カ
バー15が揺動・降下するとき、排紙カバー15側の係
合ストッパ33が支軸27側のストッパ34と接触・係
合することにより、排紙カバー15の揺動・降下する際
の力が支軸27側に伝達される。これにより、フィラー
22のクリック爪25と上面カバー1aの突起26との
引っ掛かり・係合が解除されて、排紙カバー15の閉動
作に連動してフィラー22が当接位置へと移動すること
となる。
1の実施形態の利点に加えて、以下の利点が得られる。
すなわち、ミスフィード紙の除去等のジャム処理を行う
際、フィラー22がその障害となり、ミスフィード紙で
フィラー22自身を破損することがなくなるとともに、
さらにはフィラー22のエッジ部等でオペレータの指な
どを傷つけたりするおそれもなくなった。また、フィラ
ー22を、ミスフィード紙除去等のジャム処理作業時に
必ず行う排紙カバー15の開動作に連動して退避位置へ
移動するように構成したことにより、ミスフィード紙除
去等のジャム処理の操作・作業効率を高めることができ
た。また、フィラー22を、排紙カバー15の閉動作に
連動して当接位置へ移動するように構成したことによ
り、排紙カバー15とフィラー22との相対角度を常に
一定以下に保つことができるので、排紙カバー15の開
放角度にとらわれることなく、すなわち排紙カバー15
の開放角度に関係なく、排紙カバー15の閉動作にフィ
ラー22を連動させることができたから、ミスフィード
紙除去等のジャム処理の操作・作業効率をさらに高める
ことができた。
態の変形例1と同様に、転写仕分け装置60や両面ユニ
ット70を装着でき、その場合、変形例1と同様の利点
が得られることはいうまでもない。
の開動作に連動してフィラー22を退避位置へ移動する
連動機構や、排紙カバー15の閉動作に連動してフィラ
ー22を当接位置へ移動する連動機構は、その利点を望
まなくても良いのであれば、必ずしも必要なく、それら
の両方ともまたは何れか一方を除去した構成であっても
構わない(請求項5〜請求項7参照)。また、第2の実
施形態のような簡素な構造を望まなくても良いのであれ
ば、排紙カバー15とフィラー22とを揺動可能に支持
する支軸27の共通化を止めて、排紙カバー15とフィ
ラー22とを独立して揺動可能に支持する支軸を2本設
けても構わない。
施形態および変形例等に限定されず、第2の実施形態の
構成から閉位置と開放位置との間で開閉可能な排紙カバ
ー15を除去して、排紙カバーをプリンタ本体1側に取
り付け・固定した構成であってもよい。すなわち、排出
されたシートを積載する排紙トレイと、この排紙トレイ
上のシートの高さに応じて移動可能な移動体を備えたシ
ート検出手段とを具備するシート排出装置において、移
動体としてのフィラー22を、排紙トレイ14上の転写
紙Pに当接する当接位置から移動して十分離れた退避位
置に保持可能にした構成であってもよい(請求項8参
照)。この場合、フィラー22自体に手を触れないでフ
ィラー22を持ち上げ操作できるように、フィラー22
の側面に操作用の取っ手等を突出形成することが望まし
い。
び変形例等に限定されず、ミスフィード紙除去等のジャ
ム処理の操作・作業効率を高めることをそれ程望まなく
てもよいのであれば、例えば、フィラー22を退避位置
(図5において仮想線で示す)に保持可能にしたり、排
紙カバー15を開放位置に保持したりすることも、必ず
しも必要な構成ではないといえる。換言すれば、フィラ
ー22を退避位置に移動・変位可能にしたり、排紙カバ
ー15を開放位置に移動・変位可能にしたりするだけの
構成であっても構わない。
号公報の図4や、特開平11−222344号公報の図
1に示されているタイプの画像形成装置等に好ましく適
用できるものである。以上述べたとおり、本発明を実施
例を含む特定の実施形態等について説明したが、本発明
の構成は、上述した各実施形態および変形例等に限定さ
れるものではなく、これらを適宜組み合わせて構成して
もよく、本発明の範囲内において、その必要性および用
途等に応じて種々の実施形態や実施例を構成し得ること
は当業者ならば明らかである。
従来装置の有する問題点を解消して新規なシート排出装
置を提供することができる。主要な請求項毎の効果を挙
げれば以下のとおりである。請求項1記載の発明によれ
ば、排紙手段の下部に、装置本体に対して開閉可能なカ
バーを有し、カバーを開けたとき、排紙経路が開放され
るようにその開閉方法を工夫したことにより、装置本体
の上部や背面に例えばソータや両面ユニット等の周辺機
器を装着することが可能となり、またそれら周辺機器を
装置本体に対して移動退避させるために手間取ったり、
装置自体の機構を複雑にしたりすることなく、かつ、装
置の前面であるオペレーション側(オペレータの操作
側)からミスフィード紙除去等のジャム処理作業を容易
にすることができる。
上下一対のローラからなり、上側のローラを装置本体に
設け、下側のローラをカバーに設けたことにより、ミス
フィード紙除去等のジャム処理作業をより一層容易にす
ることができる。
排紙手段の上方に設けられた軸を支点として揺動可能に
構成することにより、カバーの開閉方向を上側とし、請
求項1または2記載発明の効果に加えて、ミスフィード
紙除去等のジャム処理の作業スペースを大きく確保する
ことができる。
一部をカバーに形成したことにより、請求項1、2また
は3記載の発明の効果に加えて、ミスフィード紙除去等
のジャム処理作業の確実化を図ることができる。
手段の移動体を、排紙トレイ上のシートに当接する当接
位置から移動して十分離れた退避位置に保持可能にした
ことにより、請求項1、2、3または4記載の発明の効
果に加えて、ミスフィード紙の除去等のジャム処理を行
う際、移動体がその障害となり、ミスフィード紙で移動
体自身を破損することがなくなるとともに、移動体のエ
ッジ部等でオペレータの指などを傷つけたりするおそれ
もない。
手段の移動体を、ミスフィード紙除去等のジャム処理作
業時に必ず行うカバーの開動作に連動して退避位置へ移
動するように構成したことにより、請求項5記載の発明
の効果に加えて、ミスフィード紙除去等のジャム処理の
操作・作業効率を高めることができる。
手段の移動体を、カバーの閉動作に連動して当接位置へ
移動するように構成したことにより、請求項5または6
記載の発明の効果に加えて、カバーと移動体との相対角
度を常に一定以下に保つことができるので、カバーの開
放角度にとらわれることなく、カバーの閉動作に連動し
て移動体を当接位置へ移動することができ、ミスフィー
ド紙除去等のジャム処理の操作・作業効率をさらに高め
ることができる。
手段の移動体を、排紙トレイ上のシートに当接する当接
位置から移動して十分離れた退避位置に保持可能にした
ことにより、ミスフィード紙の除去等のジャム処理を行
う際、移動体がその障害となり、ミスフィード紙で移動
体自身を破損することがなくなるとともに、移動体のエ
ッジ部等でオペレータの指などを傷つけたりするおそれ
もない。
周りの断面図である。
の斜視図である。
装置の一例を示す概略的な一部断面正面図である。
装置に、転写紙仕分け装置および両面ユニットを装着し
た装置の概略的な一部断面正面図である。
周りの断面図である。
シート満杯検出手段の構成例を拡大して示す要部の斜視
図である。
位置に移動させる連動機構の要部を示す斜視図である。
ラ 14 排紙トレイ 15 排紙カバー 16 軸としての中心軸 22 移動体としてのフィラー 25 クリック爪 26 突起 27 軸としての支軸 28 シート検出手段としてのシート満杯検出手段 30 排紙経路 33 係合ストッパ 34 ストッパ 50、150 シート排出装置 P シートとしての転写紙 θ 排紙カバーの開放角
Claims (8)
- 【請求項1】装置本体の上部に設けられ、排出されたシ
ートを積載する排紙トレイと、前記装置本体に設けら
れ、前記排紙トレイにシートを排出する排紙手段と、前
記装置本体に設けられ、前記排紙手段に至る排紙経路と
を具備するシート排出装置において、 前記排紙手段の下部に、前記装置本体に対して開閉可能
なカバーを有し、 前記カバーを開けたとき、前記排紙経路が開放されるこ
とを特徴とする用紙排出装置。 - 【請求項2】請求項1記載のシート排出装置において、 前記排紙手段は上下一対のローラからなり、上側のロー
ラを前記装置本体に設け、下側のローラを前記カバーに
設けたことを特徴とするシート排出装置。 - 【請求項3】請求項1または2記載のシート排出装置に
おいて、 前記カバーは、前記排紙手段の上方に設けられた軸を支
点として、揺動可能であることを特徴とするシート排出
装置。 - 【請求項4】請求項1、2または3記載のシート排出装
置において、 前記カバーには、前記排紙経路の一部が形成されている
ことを特徴とするシート排出装置。 - 【請求項5】請求項1、2、3または4記載のシート排
出装置において、 前記排紙トレイ上のシートの高さに応じて移動可能な移
動体を備えたシート検出手段を有し、 前記移動体を、前記排紙トレイ上のシートに当接する当
接位置から移動して十分離れた退避位置に保持可能にし
たことを特徴とするシート排出装置。 - 【請求項6】請求項5記載のシート排出装置において、 前記移動体は、前記カバーの開動作に連動して前記退避
位置へ移動することを特徴とするシート排出装置。 - 【請求項7】請求項5または6記載のシート排出装置に
おいて、 前記移動体は、前記カバーの閉動作に連動して前記当接
位置へ移動することを特徴とするシート排出装置。 - 【請求項8】排出されたシートを積載する排紙トレイ
と、この排紙トレイ上のシートの高さに応じて移動可能
な移動体を備えたシート検出手段とを具備するシート排
出装置において、 前記移動体を、前記排紙トレイ上のシートに当接する当
接位置から移動して十分離れた退避位置に保持可能にし
たことを特徴とするシート排出装置。
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- 1999-10-29 JP JP30813799A patent/JP3998877B2/ja not_active Expired - Fee Related
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