JP2001120312A - スライドファスナー用スライダーの引手 - Google Patents
スライドファスナー用スライダーの引手Info
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- Buckles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ファスナーの開閉の際、弾性体から形成した
引手に無理な力が加わらず、しかも常時揺動することな
く胴体上へ倒伏し安定した状態で保持する。 【解決手段】 胴体1の上面に引手取付部4としてカバ
ー体5を取り付け、半環状の弾性体から形成された引手
2を胴体1よりも長い長方形の連結体3の前後端の横バ
ー22に固定し、連結体3の中央に横バー22を設けて
カバー体5内に内装した自動停止爪杆10に挿通し、引
手2は前後端の固定部25の近傍にくびれ部26を設け
て容易に弾性変形させ、また固定部25から離れた位置
に掴持部27を設けて摘み易いように形成し、連結体3
は胴体1上に配される中央部分を低く両端の固定部25
側が高く水平状を呈するよう段差を設けたスライダーの
引手に特徴があり、引手のわずかな持ち上げ引っ張りに
より停止爪杆を浮上でき摺動させることができ、引手は
常時胴体上へ倒伏し安定した状態を保持する。
引手に無理な力が加わらず、しかも常時揺動することな
く胴体上へ倒伏し安定した状態で保持する。 【解決手段】 胴体1の上面に引手取付部4としてカバ
ー体5を取り付け、半環状の弾性体から形成された引手
2を胴体1よりも長い長方形の連結体3の前後端の横バ
ー22に固定し、連結体3の中央に横バー22を設けて
カバー体5内に内装した自動停止爪杆10に挿通し、引
手2は前後端の固定部25の近傍にくびれ部26を設け
て容易に弾性変形させ、また固定部25から離れた位置
に掴持部27を設けて摘み易いように形成し、連結体3
は胴体1上に配される中央部分を低く両端の固定部25
側が高く水平状を呈するよう段差を設けたスライダーの
引手に特徴があり、引手のわずかな持ち上げ引っ張りに
より停止爪杆を浮上でき摺動させることができ、引手は
常時胴体上へ倒伏し安定した状態を保持する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トレーニングウ
エア、ジャケットなど主に前あき衣服の前立に用いるス
ライドファスナー用スライダーの引手であって、引手は
弾性体から形成され、スライダーの胴体上へ倒伏するよ
うに付勢し、衣服を着用中むやみに引手が揺動すること
なく安定した状態を保持できるスライドファスナー用ス
ライダーの引手に関するものである。
エア、ジャケットなど主に前あき衣服の前立に用いるス
ライドファスナー用スライダーの引手であって、引手は
弾性体から形成され、スライダーの胴体上へ倒伏するよ
うに付勢し、衣服を着用中むやみに引手が揺動すること
なく安定した状態を保持できるスライドファスナー用ス
ライダーの引手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図16に示すようにスライダーの
引手をスライダー胴体の摺動方向と同一方向に枢支した
連結体に固定した弾性部材から形成し、弾性部材は弾性
部材自体と連結体とを停止位置において、スライダーと
概ね同一面の前後方向に弾性的に移動し保持でき、連結
体はスライダーに枢支した第1端部と弾性部材に固定さ
れている第2端部とを有し、弾性部材は連結体の第2端
部から離れた位置に配される自由端部を有し、弾性部材
の自由端部と連結体の第2端部とは停止位置においてス
ライダーの相対向する端部に配し、しかも連結体の第1
端部は連結体の第2端部と弾性部材の自由端部との間に
配するスライドファスナー用スライダーが米国特許第
5、101、538号明細書に開示されている。
引手をスライダー胴体の摺動方向と同一方向に枢支した
連結体に固定した弾性部材から形成し、弾性部材は弾性
部材自体と連結体とを停止位置において、スライダーと
概ね同一面の前後方向に弾性的に移動し保持でき、連結
体はスライダーに枢支した第1端部と弾性部材に固定さ
れている第2端部とを有し、弾性部材は連結体の第2端
部から離れた位置に配される自由端部を有し、弾性部材
の自由端部と連結体の第2端部とは停止位置においてス
ライダーの相対向する端部に配し、しかも連結体の第1
端部は連結体の第2端部と弾性部材の自由端部との間に
配するスライドファスナー用スライダーが米国特許第
5、101、538号明細書に開示されている。
【0003】また図17に示すように、スライダーの胴
体の上面における中央縦方向にピンを取り付け、このピ
ンに2枚の板状の引手を左右に回動できるように軸支
し、板状の引手はピンに挿通したコイル状スプリングに
よって、常時胴体上へ倒伏するように形成し、板状の引
手の基部に停止爪を突設して、スライダーの停止時には
停止爪がファスナーエレメント間に嵌入してスライダー
を摺動させることができない。スライダーを摺動させる
ときは、左右の引手を起立させ停止爪をファスナーエレ
メント間から脱却させて摺動させるスライドファスナー
用スライダーが米国特許第2263393号明細書に開
示されている。
体の上面における中央縦方向にピンを取り付け、このピ
ンに2枚の板状の引手を左右に回動できるように軸支
し、板状の引手はピンに挿通したコイル状スプリングに
よって、常時胴体上へ倒伏するように形成し、板状の引
手の基部に停止爪を突設して、スライダーの停止時には
停止爪がファスナーエレメント間に嵌入してスライダー
を摺動させることができない。スライダーを摺動させる
ときは、左右の引手を起立させ停止爪をファスナーエレ
メント間から脱却させて摺動させるスライドファスナー
用スライダーが米国特許第2263393号明細書に開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前項で述べた図16に
示したスライドファスナー用スライダーの引手は、スラ
イダーを前後に摺動させスライドファスナーを閉鎖させ
るには、リング状の弾性部材の引手を前方へ引っ張らな
ければならず、その際自由端部と連結体に固定した第2
端部との間で、弾性部材を約180度近い捻転を行って
前方へ引っ張らなければならない。またスライドファス
ナーを分離開口させるためには、後方へ引っ張るとやは
り自由端部と連結体に固定した第2端部との間で、約1
80度に近い捻転をさせて引っ張らないと後方へ摺動さ
せることができない。したがってリング状の弾性部材は
連結体に固定した第2端部に捻転による荷重が加わり損
傷するおそれがあり長期の使用に耐えられないなど問題
点がある。
示したスライドファスナー用スライダーの引手は、スラ
イダーを前後に摺動させスライドファスナーを閉鎖させ
るには、リング状の弾性部材の引手を前方へ引っ張らな
ければならず、その際自由端部と連結体に固定した第2
端部との間で、弾性部材を約180度近い捻転を行って
前方へ引っ張らなければならない。またスライドファス
ナーを分離開口させるためには、後方へ引っ張るとやは
り自由端部と連結体に固定した第2端部との間で、約1
80度に近い捻転をさせて引っ張らないと後方へ摺動さ
せることができない。したがってリング状の弾性部材は
連結体に固定した第2端部に捻転による荷重が加わり損
傷するおそれがあり長期の使用に耐えられないなど問題
点がある。
【0005】図17に示したスライドファスナー用スラ
イダーの引手は、金属製で硬く柔軟性がないからトレー
ニングウェア、ジャケットなどに使用したとき違和感が
あり、特に肌に触るような衣服の開口部に用いるのは不
向きである。しかもスライダーを摺動させるには、左右
の引手を必ず起立状態に維持しなければならないから、
スライドファスナーの開閉操作が面倒であるなど問題点
がある。
イダーの引手は、金属製で硬く柔軟性がないからトレー
ニングウェア、ジャケットなどに使用したとき違和感が
あり、特に肌に触るような衣服の開口部に用いるのは不
向きである。しかもスライダーを摺動させるには、左右
の引手を必ず起立状態に維持しなければならないから、
スライドファスナーの開閉操作が面倒であるなど問題点
がある。
【0006】この発明は、上述の問題点を考慮して発明
されたものであり、この発明のうち請求項1記載の発明
は、スライダーの胴体に連結体により取り付けた弾性体
の引手をスライダーの摺動方向と直交する方向あるいは
前方へわずかな回転量によって回動させて引っ張ること
により、スライドファスナーを開閉させる。その際、弾
性体の捻転度合は少なくて開閉操作ができ、引手の捻転
による損傷を防ぎ、長期の使用に耐え、かつ引手は常時
ぶらぶら揺動することなく安定した状態で胴体上へ圧接
して保持し、使用者に不快感を与えないスライドファス
ナー用スライダーの引手を提供することが主たる目的で
ある。
されたものであり、この発明のうち請求項1記載の発明
は、スライダーの胴体に連結体により取り付けた弾性体
の引手をスライダーの摺動方向と直交する方向あるいは
前方へわずかな回転量によって回動させて引っ張ること
により、スライドファスナーを開閉させる。その際、弾
性体の捻転度合は少なくて開閉操作ができ、引手の捻転
による損傷を防ぎ、長期の使用に耐え、かつ引手は常時
ぶらぶら揺動することなく安定した状態で胴体上へ圧接
して保持し、使用者に不快感を与えないスライドファス
ナー用スライダーの引手を提供することが主たる目的で
ある。
【0007】請求項2乃至5記載の発明は、それぞれ請
求項1記載の発明の目的に加え、スライダーの胴体に取
り付ける弾性体から形成された引手の形態を特定するこ
と、たとえば、半環状、環状、短冊形、板状などの形態
に特定することによって、各種タイプのスライダーに適
応した弾性体の引手を提供することが目的である。
求項1記載の発明の目的に加え、スライダーの胴体に取
り付ける弾性体から形成された引手の形態を特定するこ
と、たとえば、半環状、環状、短冊形、板状などの形態
に特定することによって、各種タイプのスライダーに適
応した弾性体の引手を提供することが目的である。
【0008】請求項6乃至8記載の発明は、それぞれ請
求項1記載の発明の目的に加え、スライダーの胴体に弾
性体から形成された各種形態の引手をスライダーの摺動
操作の際、摘み易く扱い易い各種の弾性体の引手を提供
することが目的である。
求項1記載の発明の目的に加え、スライダーの胴体に弾
性体から形成された各種形態の引手をスライダーの摺動
操作の際、摘み易く扱い易い各種の弾性体の引手を提供
することが目的である。
【0009】請求項9、10および11記載の発明は、
請求項1記載の発明の目的に加え、弾性体の引手をスラ
イダーの胴体に取り付けるときに用いる連結体の形態を
特定して、連結体を胴体に対し体裁よく、しかも安定し
た状態に保持でき、かつ操作のし易い形態に形成し、ま
た弾性体の引手を強固に固定できる引手の連結体を提供
することが目的である。
請求項1記載の発明の目的に加え、弾性体の引手をスラ
イダーの胴体に取り付けるときに用いる連結体の形態を
特定して、連結体を胴体に対し体裁よく、しかも安定し
た状態に保持でき、かつ操作のし易い形態に形成し、ま
た弾性体の引手を強固に固定できる引手の連結体を提供
することが目的である。
【0010】請求項12、13および14記載の発明
は、それぞれ請求項1記載の発明の目的に加え、弾性体
から形成された引手を各種タイプの自動停止機構を備え
たスライダーに適応できるよう連結体の形態を特定し、
弾性体の引手を備えた自動停止装置付スライダーを簡易
に作製できる自動停止装置付スライダーを提供すること
が目的である。
は、それぞれ請求項1記載の発明の目的に加え、弾性体
から形成された引手を各種タイプの自動停止機構を備え
たスライダーに適応できるよう連結体の形態を特定し、
弾性体の引手を備えた自動停止装置付スライダーを簡易
に作製できる自動停止装置付スライダーを提供すること
が目的である。
【0011】請求項15記載の発明は、請求項1記載の
発明の目的に加え、弾性体から形成された各種タイプの
引手の素材材質を特定することによって、簡単かつ容易
に各種タイプの引手を作製できる弾性体の引手を提供す
ることが目的である。
発明の目的に加え、弾性体から形成された各種タイプの
引手の素材材質を特定することによって、簡単かつ容易
に各種タイプの引手を作製できる弾性体の引手を提供す
ることが目的である。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、この発明のうち請求項1記載の発明は、スライダー
の胴体1の上面に引手2を取り付けるための取付部4を
設け、この取付部4に対し適宜形状の環状の連結体3を
配置し、配置された連結体3は中央部分に横バー22を
設け、この横バー22を取付部4に挿通して取り付け、
取り付けられた連結体3の前端および後端、または前端
のみに弾性体から形成された引手2を固定し固定部25
を形成し、弾性体から形成された引手2を常時胴体1の
面上、すなわち上面または側面上へ倒伏するように付勢
したスライドファスナー用スライダーの引手を主な構成
とするものである。特に連結体を自動停止機構を備えた
スライダーに用いると、連結体の前後左右にわずかな傾
倒によって停止機構を作動させることができる。なおこ
こで引手2を常時胴体1の面上へ倒伏する形とは、引手
2が胴体1の上面あるいは側面上において略平行になる
ように配される状態をいう。
め、この発明のうち請求項1記載の発明は、スライダー
の胴体1の上面に引手2を取り付けるための取付部4を
設け、この取付部4に対し適宜形状の環状の連結体3を
配置し、配置された連結体3は中央部分に横バー22を
設け、この横バー22を取付部4に挿通して取り付け、
取り付けられた連結体3の前端および後端、または前端
のみに弾性体から形成された引手2を固定し固定部25
を形成し、弾性体から形成された引手2を常時胴体1の
面上、すなわち上面または側面上へ倒伏するように付勢
したスライドファスナー用スライダーの引手を主な構成
とするものである。特に連結体を自動停止機構を備えた
スライダーに用いると、連結体の前後左右にわずかな傾
倒によって停止機構を作動させることができる。なおこ
こで引手2を常時胴体1の面上へ倒伏する形とは、引手
2が胴体1の上面あるいは側面上において略平行になる
ように配される状態をいう。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、弾性体から形成された引手2は、全体
が略半環状に形成し、引手2の半環状の端部を胴体1上
の取付部4に取り付けた連結体3の前端および後端に配
設した横バー22に、それぞれ水平状に固定して固定部
25を形成したスライドファスナー用スライダーの引手
である。なおここで略半環状の引手2とは、半円のリン
グ形のみでなくC字形、耳形などの形状も含むものであ
る。
明の構成に加え、弾性体から形成された引手2は、全体
が略半環状に形成し、引手2の半環状の端部を胴体1上
の取付部4に取り付けた連結体3の前端および後端に配
設した横バー22に、それぞれ水平状に固定して固定部
25を形成したスライドファスナー用スライダーの引手
である。なおここで略半環状の引手2とは、半円のリン
グ形のみでなくC字形、耳形などの形状も含むものであ
る。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、弾性体から形成された引手2は、全体
が略環状に形成し、環状の引手2の対向部分に連結体3
に取り付けるための取付舌片28を内向状に引手2の内
縁に突設し、この取付舌片28を胴体1上の取付部4に
取り付けた連結体3の前端および後端に設けた横バー2
2に水平状に固定して固定部25を形成したスライドフ
ァスナー用スライダーの引手である。なおここで略環状
の引手2とは、リング形のみでなくハート形などの形状
も含むものである。
明の構成に加え、弾性体から形成された引手2は、全体
が略環状に形成し、環状の引手2の対向部分に連結体3
に取り付けるための取付舌片28を内向状に引手2の内
縁に突設し、この取付舌片28を胴体1上の取付部4に
取り付けた連結体3の前端および後端に設けた横バー2
2に水平状に固定して固定部25を形成したスライドフ
ァスナー用スライダーの引手である。なおここで略環状
の引手2とは、リング形のみでなくハート形などの形状
も含むものである。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、弾性体から形成された引手2は、全体
が短冊形に形成し、短冊形の引手2の中央部分を切欠し
て透孔、すなわち抜け穴状に形成して胴体1上に設けた
取付部4が現出するように形成し、短冊形の引手2の一
端を胴体1上の取付部4に取り付けた連結体3の前端に
設けた横バー22に固定して固定部25を形成し、引手
2の他端はフリーに形成したスライドファスナー用スラ
イダーの引手である。
明の構成に加え、弾性体から形成された引手2は、全体
が短冊形に形成し、短冊形の引手2の中央部分を切欠し
て透孔、すなわち抜け穴状に形成して胴体1上に設けた
取付部4が現出するように形成し、短冊形の引手2の一
端を胴体1上の取付部4に取り付けた連結体3の前端に
設けた横バー22に固定して固定部25を形成し、引手
2の他端はフリーに形成したスライドファスナー用スラ
イダーの引手である。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、弾性体から形成された引手2は、全体
が板状を呈し、板状の引手2の端部は胴体1上の取付部
4に取り付けた連結体3の前端に設けた横バー22に固
定して固定部25を形成し、この固定部25の上端から
胴体1上の取付部4の上面を被覆する形に引手2を延設
したスライドファスナー用スライダーの引手である。
明の構成に加え、弾性体から形成された引手2は、全体
が板状を呈し、板状の引手2の端部は胴体1上の取付部
4に取り付けた連結体3の前端に設けた横バー22に固
定して固定部25を形成し、この固定部25の上端から
胴体1上の取付部4の上面を被覆する形に引手2を延設
したスライドファスナー用スライダーの引手である。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、弾性体から形成された引手2は、胴体
1上の取付部4に取り付けた連結体3に固定し、固定部
25の近傍に、くびれたまたは凹状のくびれ部26を形
成して引手2に柔軟性を付与したスライドファスナー用
スライダーの引手である。
明の構成に加え、弾性体から形成された引手2は、胴体
1上の取付部4に取り付けた連結体3に固定し、固定部
25の近傍に、くびれたまたは凹状のくびれ部26を形
成して引手2に柔軟性を付与したスライドファスナー用
スライダーの引手である。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、弾性体から形成された引手2は、胴体
1上の取付部4に取り付けた連結体3に固定し、固定部
25の斜め前方へ空隙が拡大する掴持部27を形成して
摘み易いように形成したスライドファスナー用スライダ
ーの引手である。
明の構成に加え、弾性体から形成された引手2は、胴体
1上の取付部4に取り付けた連結体3に固定し、固定部
25の斜め前方へ空隙が拡大する掴持部27を形成して
摘み易いように形成したスライドファスナー用スライダ
ーの引手である。
【0019】請求項8記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、弾性体から形成された引手2は、胴体
1上の取付部4に取り付けた連結体3に固定し、固定部
25から離れた引手2部分に拡径状または肉厚状の掴持
部27を形成して摘み易いように形成したスライドファ
スナー用スライダーの引手である。
明の構成に加え、弾性体から形成された引手2は、胴体
1上の取付部4に取り付けた連結体3に固定し、固定部
25から離れた引手2部分に拡径状または肉厚状の掴持
部27を形成して摘み易いように形成したスライドファ
スナー用スライダーの引手である。
【0020】請求項9記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、弾性体から形成された引手2を固定す
る連結体3は、取付部4よりも長く長方形あるいは長円
形の環状の枠体20に形成し、この連結体3を胴体1の
上面に形成した取付部4に対し、縦方向すなわち摺動方
向に配置されるように取り付けたスライドファスナー用
スライダーの引手である。
明の構成に加え、弾性体から形成された引手2を固定す
る連結体3は、取付部4よりも長く長方形あるいは長円
形の環状の枠体20に形成し、この連結体3を胴体1の
上面に形成した取付部4に対し、縦方向すなわち摺動方
向に配置されるように取り付けたスライドファスナー用
スライダーの引手である。
【0021】請求項10記載の発明は、請求項1記載の
発明の構成に加え、弾性体から形成された引手2を固定
する連結体3は、胴体1の上面の縦方向すなわち摺動方
向に配置される枠体20の中央部分が低く、枠体20の
前後端側が段差をもって高く水平状に延設し、端部に横
バー22を形成したスライドファスナー用スライダー引
手である。
発明の構成に加え、弾性体から形成された引手2を固定
する連結体3は、胴体1の上面の縦方向すなわち摺動方
向に配置される枠体20の中央部分が低く、枠体20の
前後端側が段差をもって高く水平状に延設し、端部に横
バー22を形成したスライドファスナー用スライダー引
手である。
【0022】請求項11記載の発明は、請求項1記載の
発明の構成に加え、弾性体から形成された引手2を固定
する固定部25における連結体3に、内向または外向の
扁平な取付片23を横バー22に突設し、この取付片2
3を弾性体から形成された引手2に埋装したスライドフ
ァスナー用スライダーの引手である。
発明の構成に加え、弾性体から形成された引手2を固定
する固定部25における連結体3に、内向または外向の
扁平な取付片23を横バー22に突設し、この取付片2
3を弾性体から形成された引手2に埋装したスライドフ
ァスナー用スライダーの引手である。
【0023】請求項12記載の発明は、請求項1記載の
発明の構成に加え、弾性体から形成された引手2を固定
した連結体3は、中央部分に横設した横バー22を胴体
1の上面に取り付けた引手取付用のカバー内に内装した
自動停止爪杆10に挿通し、自動停止爪杆10を引手2
の持ち上げ、あるいは引っ張り操作によって、浮上でき
るように形成したスライドファスナー用スライダーの引
手である。
発明の構成に加え、弾性体から形成された引手2を固定
した連結体3は、中央部分に横設した横バー22を胴体
1の上面に取り付けた引手取付用のカバー内に内装した
自動停止爪杆10に挿通し、自動停止爪杆10を引手2
の持ち上げ、あるいは引っ張り操作によって、浮上でき
るように形成したスライドファスナー用スライダーの引
手である。
【0024】請求項13記載の発明は、請求項1記載の
発明の構成に加え、弾性体から形成された引手2を固定
した連結体3は、中央部分に2本の横バー22を間隔を
おいて横設し、そのうちの1本は胴体1の上面に取り付
けた引手取付用のカバー体5内に内装した自動停止爪杆
10に挿通し、他の1本は引手取付用のカバー体5内を
摺動できる摺動体14に挿通し、自動停止爪杆10を引
手2の持ち上げ、あるいは引っ張り操作によって、浮上
できるように形成したスライドファスナー用スライダー
の引手である。
発明の構成に加え、弾性体から形成された引手2を固定
した連結体3は、中央部分に2本の横バー22を間隔を
おいて横設し、そのうちの1本は胴体1の上面に取り付
けた引手取付用のカバー体5内に内装した自動停止爪杆
10に挿通し、他の1本は引手取付用のカバー体5内を
摺動できる摺動体14に挿通し、自動停止爪杆10を引
手2の持ち上げ、あるいは引っ張り操作によって、浮上
できるように形成したスライドファスナー用スライダー
の引手である。
【0025】請求項14記載の発明は、請求項1記載の
発明の構成に加え、弾性体から形成された引手2を固定
した連結体3は、中央部分に1本の横バー22を横設
し、この横バー22を胴体1の上面に取り付けたカバー
体5の両側壁の下端に横方向に設けたガイド用の摺動溝
32に遊嵌し、頂部に板スプリング34を突設し、下端
の一方側に停止爪11を突設し、他方側に胴体1に設け
た凹欠部33に遊嵌できる突出部35を突設し、停止爪
11と突出部35との間にカム面36を設けた自動停止
爪杆10をカバー体5に内装し、横バー22をカム面3
6に摺接し、自動停止爪杆10を引手2の持ち上げ、あ
るいは引っ張り操作によって、浮上できるように形成し
たスライドファスナー用スライダーの引手である。
発明の構成に加え、弾性体から形成された引手2を固定
した連結体3は、中央部分に1本の横バー22を横設
し、この横バー22を胴体1の上面に取り付けたカバー
体5の両側壁の下端に横方向に設けたガイド用の摺動溝
32に遊嵌し、頂部に板スプリング34を突設し、下端
の一方側に停止爪11を突設し、他方側に胴体1に設け
た凹欠部33に遊嵌できる突出部35を突設し、停止爪
11と突出部35との間にカム面36を設けた自動停止
爪杆10をカバー体5に内装し、横バー22をカム面3
6に摺接し、自動停止爪杆10を引手2の持ち上げ、あ
るいは引っ張り操作によって、浮上できるように形成し
たスライドファスナー用スライダーの引手である。
【0026】請求項15記載の発明は、請求項1記載の
発明の構成に加え、弾性体から形成された引手2は、引
手2の素材材質に、天然ゴム、合成ゴム、熱可塑性エラ
ストマーを用いて一体成形して形成した柔軟性を備えた
スライドファスナー用スライダーの引手である。
発明の構成に加え、弾性体から形成された引手2は、引
手2の素材材質に、天然ゴム、合成ゴム、熱可塑性エラ
ストマーを用いて一体成形して形成した柔軟性を備えた
スライドファスナー用スライダーの引手である。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明のスライドファス
ナー用スライダーの引手の実施の形態について、図面を
参照しながら具体的に説明する。
ナー用スライダーの引手の実施の形態について、図面を
参照しながら具体的に説明する。
【0028】この発明のスライドファスナー用スライダ
ーの引手は、各実施形態に共通する構成は、ともにスラ
イダーの胴体1の上面の中央長手方向に設けた引手取付
部4に弾性体から形成された引手2を取り付けるのに、
適宜形状の環状の連結体3を取付部4に沿った縦方向ま
たは直交する横方向にわずかに回動または揺動できるよ
うに取り付け、この連結体3の前端および後端、または
前端に弾性体から形成された適宜形状の引手2を固定
し、引手2がむやみに揺動できないように、常時胴体1
の面上へすなわち上面および側面上へ倒伏するように付
勢したスライダーの引手に特徴がある。
ーの引手は、各実施形態に共通する構成は、ともにスラ
イダーの胴体1の上面の中央長手方向に設けた引手取付
部4に弾性体から形成された引手2を取り付けるのに、
適宜形状の環状の連結体3を取付部4に沿った縦方向ま
たは直交する横方向にわずかに回動または揺動できるよ
うに取り付け、この連結体3の前端および後端、または
前端に弾性体から形成された適宜形状の引手2を固定
し、引手2がむやみに揺動できないように、常時胴体1
の面上へすなわち上面および側面上へ倒伏するように付
勢したスライダーの引手に特徴がある。
【0029】図1〜4に示す第1実施形態のスライドフ
ァスナー用スライダーの引手は、自動停止装置付スライ
ダーに設置したものであり、スライダーの胴体1の上面
の中央長手方向に引手取付部4としてのカバー体5を設
置し、カバー体5は胴体1の設けた取付柱6に支軸18
によって軸支し、この支軸18に対し後端に停止爪11
を下方へ突出した停止爪杆10をカバー体5内で軸支す
る。停止爪杆10は停止爪11の上方に凹部12を横設
し、停止爪杆10の前端に胴体1内に配設したコイルス
プリング19を弾接し停止爪11が常時爪孔8からファ
スナーエレメントをガイドするガイド溝9に突出するよ
うに形成する。
ァスナー用スライダーの引手は、自動停止装置付スライ
ダーに設置したものであり、スライダーの胴体1の上面
の中央長手方向に引手取付部4としてのカバー体5を設
置し、カバー体5は胴体1の設けた取付柱6に支軸18
によって軸支し、この支軸18に対し後端に停止爪11
を下方へ突出した停止爪杆10をカバー体5内で軸支す
る。停止爪杆10は停止爪11の上方に凹部12を横設
し、停止爪杆10の前端に胴体1内に配設したコイルス
プリング19を弾接し停止爪11が常時爪孔8からファ
スナーエレメントをガイドするガイド溝9に突出するよ
うに形成する。
【0030】連結体3は引手取付部4としてのカバー体
5よりも幅広く、しかも縦方向においては胴体1よりも
長く長方形を呈する環状の枠体20から形成され、枠体
20は胴体1上に載置でき、枠体20の両側に縦バー2
1、前端および後端に横バー22を配し、枠体20の中
央に1本の横バー22を架設して連結体3を形成する。
この中央に配した横バー22をカバー体5内に設置した
停止爪杆10に形成した凹部12に挿通する形でカバー
体5に取り付け、カバー体5に取り付けられた引手2を
操作することによって、前傾、後傾、また左右に傾倒
し、傾倒はごくわずかで中央の横バー22が、停止爪杆
11がカバー体5内で可動できる範囲内で揺動する。連
結体3の枠体20は中央部分が胴体1の上面に接するた
め低く、両端側が高く水平状に延びるように屈曲して段
差を設け、したがって枠体20の極端な傾倒はできない
よう、枠体20が胴体1に接触することによって傾倒を
抑制する。そして連結体3の枠体20はアルミニウム合
金、亜鉛合金などを用いてダイカスト成形によって成形
するのがよい。なお連結体3の形状は長方形のみならず
長円形その他適宜の形状でもよく、また連結体3の大き
さは必ずしも胴体1よりも長い必要はなく、大型スライ
ダーにあっては胴体よりも短くてもよい。
5よりも幅広く、しかも縦方向においては胴体1よりも
長く長方形を呈する環状の枠体20から形成され、枠体
20は胴体1上に載置でき、枠体20の両側に縦バー2
1、前端および後端に横バー22を配し、枠体20の中
央に1本の横バー22を架設して連結体3を形成する。
この中央に配した横バー22をカバー体5内に設置した
停止爪杆10に形成した凹部12に挿通する形でカバー
体5に取り付け、カバー体5に取り付けられた引手2を
操作することによって、前傾、後傾、また左右に傾倒
し、傾倒はごくわずかで中央の横バー22が、停止爪杆
11がカバー体5内で可動できる範囲内で揺動する。連
結体3の枠体20は中央部分が胴体1の上面に接するた
め低く、両端側が高く水平状に延びるように屈曲して段
差を設け、したがって枠体20の極端な傾倒はできない
よう、枠体20が胴体1に接触することによって傾倒を
抑制する。そして連結体3の枠体20はアルミニウム合
金、亜鉛合金などを用いてダイカスト成形によって成形
するのがよい。なお連結体3の形状は長方形のみならず
長円形その他適宜の形状でもよく、また連結体3の大き
さは必ずしも胴体1よりも長い必要はなく、大型スライ
ダーにあっては胴体よりも短くてもよい。
【0031】引手2は弾性体から形成され、弾性体には
生ゴム、合成ゴム、熱可塑性エラストマーの材質の弾性
体を用いて一体成形する。成形の際、連結体3における
枠体20の前端の横バー22、後端の横バー22を同時
に弾性体に埋装して、引手2と連結体3とを強固に固定
することによって固定部25を形成し、強固な固定部2
5を形成するには、前後端の横バー22の一部を圧延し
た外向の舌片状の取付片23を突設して埋装する。引手
2の形状は耳形の半環状を呈し、枠体20の前後端の横
バー22に固定した両固定部25の近傍に引手2の径が
くびれたまたは凹状のくびれ部26を設けて引手2の動
作に柔軟性を持たせ、また両固定部25から離れた引手
2部分に引手2の径が太くなる拡径状または肉厚状の掴
持部27を設けて摘み易くを形成し、さらに前端の固定
部25の斜め前方へ空隙が拡大する掴持部27を設けて
引手2を摘み易いように形成する。
生ゴム、合成ゴム、熱可塑性エラストマーの材質の弾性
体を用いて一体成形する。成形の際、連結体3における
枠体20の前端の横バー22、後端の横バー22を同時
に弾性体に埋装して、引手2と連結体3とを強固に固定
することによって固定部25を形成し、強固な固定部2
5を形成するには、前後端の横バー22の一部を圧延し
た外向の舌片状の取付片23を突設して埋装する。引手
2の形状は耳形の半環状を呈し、枠体20の前後端の横
バー22に固定した両固定部25の近傍に引手2の径が
くびれたまたは凹状のくびれ部26を設けて引手2の動
作に柔軟性を持たせ、また両固定部25から離れた引手
2部分に引手2の径が太くなる拡径状または肉厚状の掴
持部27を設けて摘み易くを形成し、さらに前端の固定
部25の斜め前方へ空隙が拡大する掴持部27を設けて
引手2を摘み易いように形成する。
【0032】弾性体の引手2と一体化された連結体3と
を胴体1に取り付けるには、胴体1の上面に後口側から
アリ溝的な凹溝7を設け、この凹溝7内で前後に滑動で
きる摺動体14を嵌入し、摺動体14は底部の両側に突
出する突条部を設けて凹溝7に摺動自在に嵌入する。そ
して摺動体14と、カバー体5を取り付けた取付柱6と
の間にコイルスプリングを介在させて摺動体14を後口
側へ弾発させる。また摺動体14の上面には二つ山の凹
陥部16が設けられ、枠体20の中央に設けた横バー2
2は停止爪杆10に設けた凹部12に挿入し、カバー体
5は前方を取付柱6に支軸18によって軸支し、カバー
体5の後方は開口状態に形成して摺動体14を胴体1の
後口側から挿入できるように形成し、摺動体14の先端
に連結体3の中央に設けた横バー22を当てがいながら
横バー22を停止爪杆10の凹部12に挿入するように
摺動体14を押し込み、横バー22が凹部12に挿入さ
れた状態で凹溝7の入り口に設けた封止突起13を圧潰
して凹溝7の一部を封鎖し、摺動体14が凹溝7から脱
出するのを阻止するとともに、連結体3の枠体20が胴
体1の上面に載置して自動停止装置付スライダーを組み
立てる。
を胴体1に取り付けるには、胴体1の上面に後口側から
アリ溝的な凹溝7を設け、この凹溝7内で前後に滑動で
きる摺動体14を嵌入し、摺動体14は底部の両側に突
出する突条部を設けて凹溝7に摺動自在に嵌入する。そ
して摺動体14と、カバー体5を取り付けた取付柱6と
の間にコイルスプリングを介在させて摺動体14を後口
側へ弾発させる。また摺動体14の上面には二つ山の凹
陥部16が設けられ、枠体20の中央に設けた横バー2
2は停止爪杆10に設けた凹部12に挿入し、カバー体
5は前方を取付柱6に支軸18によって軸支し、カバー
体5の後方は開口状態に形成して摺動体14を胴体1の
後口側から挿入できるように形成し、摺動体14の先端
に連結体3の中央に設けた横バー22を当てがいながら
横バー22を停止爪杆10の凹部12に挿入するように
摺動体14を押し込み、横バー22が凹部12に挿入さ
れた状態で凹溝7の入り口に設けた封止突起13を圧潰
して凹溝7の一部を封鎖し、摺動体14が凹溝7から脱
出するのを阻止するとともに、連結体3の枠体20が胴
体1の上面に載置して自動停止装置付スライダーを組み
立てる。
【0033】スライダーの操作は、ファスナーチェンを
閉鎖させるときは、引手2の掴持部27に指先を差し込
んで前方へ引っ張ると、弾性体の引手2は図3に示すよ
うにくびれ部26によって起こされ、弾性体を固定した
固定部25を回動させようとする力と引手2を持ち上げ
る力とが作用し、その作用によって連結体の縦バー21
を胴体1の上面へわずかに浮き上がらせ、同時にカバー
体5内の停止爪杆10も浮き上がり、停止爪11をガイ
ド溝9から脱出することによりスライダーを前方へ摺動
させることができる。なお停止爪11が多少ガイド溝9
に突出していても、停止爪杆10の形態によってファス
ナーエレメントによりコイルスプリング19を圧縮して
前方へ摺動させることができる。
閉鎖させるときは、引手2の掴持部27に指先を差し込
んで前方へ引っ張ると、弾性体の引手2は図3に示すよ
うにくびれ部26によって起こされ、弾性体を固定した
固定部25を回動させようとする力と引手2を持ち上げ
る力とが作用し、その作用によって連結体の縦バー21
を胴体1の上面へわずかに浮き上がらせ、同時にカバー
体5内の停止爪杆10も浮き上がり、停止爪11をガイ
ド溝9から脱出することによりスライダーを前方へ摺動
させることができる。なお停止爪11が多少ガイド溝9
に突出していても、停止爪杆10の形態によってファス
ナーエレメントによりコイルスプリング19を圧縮して
前方へ摺動させることができる。
【0034】スライダーを停止し、引手2の掴持部27
から指を離すと弾性体の復元力によって、引手2は胴体
1の面上へ倒伏し、同時に連結体3も胴体1上面へ当接
し停止爪杆10はコイルスプリング19の弾力によっ
て、停止爪11をガイド溝9へ突出させ、ファスナーエ
レメント間に挿入してスライダーを自動的に停止させ、
引手2は胴体1に倒伏し当接した状態で保持され、引手
2がぶらぶら揺動することがないように保持する。
から指を離すと弾性体の復元力によって、引手2は胴体
1の面上へ倒伏し、同時に連結体3も胴体1上面へ当接
し停止爪杆10はコイルスプリング19の弾力によっ
て、停止爪11をガイド溝9へ突出させ、ファスナーエ
レメント間に挿入してスライダーを自動的に停止させ、
引手2は胴体1に倒伏し当接した状態で保持され、引手
2がぶらぶら揺動することがないように保持する。
【0035】次にファスナーチェンを分離開口させる場
合は、引手2の掴持部27を摘んで引手2をわずかに持
ち上げ、後方へ引っ張ると弾性体の引手2は持ち上げる
力によって固定部25を回動させ、その作用によって連
結体3は縦バー21を胴体1の上面へわずかに浮き上が
らせ、同時に停止爪杆10も浮き上がり停止爪11をガ
イド溝9から脱出してスライダーを後方へ摺動させるこ
とができる。
合は、引手2の掴持部27を摘んで引手2をわずかに持
ち上げ、後方へ引っ張ると弾性体の引手2は持ち上げる
力によって固定部25を回動させ、その作用によって連
結体3は縦バー21を胴体1の上面へわずかに浮き上が
らせ、同時に停止爪杆10も浮き上がり停止爪11をガ
イド溝9から脱出してスライダーを後方へ摺動させるこ
とができる。
【0036】以上説明したとおり、スライダーは半環状
の弾性体から形成された引手2を弾性体の弾力に抗して
わずかに持ち上げ操作すればスライダーを摺動させるこ
とができ、また引手2から手を離すと、弾性体の弾力に
よって引手2は胴体1の面上へ自動的に倒伏し、しかも
引手2は外力が作用しない限り胴体1上に保持され、ぶ
らぶら揺動することがなく安定した状態で保持される。
の弾性体から形成された引手2を弾性体の弾力に抗して
わずかに持ち上げ操作すればスライダーを摺動させるこ
とができ、また引手2から手を離すと、弾性体の弾力に
よって引手2は胴体1の面上へ自動的に倒伏し、しかも
引手2は外力が作用しない限り胴体1上に保持され、ぶ
らぶら揺動することがなく安定した状態で保持される。
【0037】図5に示す第2実施形態のスライダーの引
手について説明すると、連結体3は前例と同一形態であ
り、胴体1より長く長方形を呈する環状の枠体20から
形成され、枠体20は両側に縦バー21、前端と後端に
横バー22を配し、枠体20の中央に1本の横バー22
を架設して連結体3を形成し、この連結体3の前端およ
び後端の横バー22に水平状に半環状の弾性体から形成
した引手2を取り付け、横バー22には扁平状の取付片
23が突設され、取付片23は弾性体の引手2内に埋装
して固定し固定部25を形成する。
手について説明すると、連結体3は前例と同一形態であ
り、胴体1より長く長方形を呈する環状の枠体20から
形成され、枠体20は両側に縦バー21、前端と後端に
横バー22を配し、枠体20の中央に1本の横バー22
を架設して連結体3を形成し、この連結体3の前端およ
び後端の横バー22に水平状に半環状の弾性体から形成
した引手2を取り付け、横バー22には扁平状の取付片
23が突設され、取付片23は弾性体の引手2内に埋装
して固定し固定部25を形成する。
【0038】この連結体3は図面に示すように自動停止
装置付スライダーに装備され、胴体1の上面に配したカ
バ−体5内に立設した取付柱6の上面に板バネ17を載
置し、その下側に停止爪11を下方へ突設した停止爪杆
10を配し、胴体1と停止爪杆10との間に連結体3の
中央に配した横バー22を挿通して組み付け、停止爪杆
10の停止爪11は爪孔8からガイド溝9に突出させ、
ファスナーエレメント間に嵌入させてスライダーを自動
的に停止させる。
装置付スライダーに装備され、胴体1の上面に配したカ
バ−体5内に立設した取付柱6の上面に板バネ17を載
置し、その下側に停止爪11を下方へ突設した停止爪杆
10を配し、胴体1と停止爪杆10との間に連結体3の
中央に配した横バー22を挿通して組み付け、停止爪杆
10の停止爪11は爪孔8からガイド溝9に突出させ、
ファスナーエレメント間に嵌入させてスライダーを自動
的に停止させる。
【0039】このタイプのスライダーは、引手2の掴持
部27をわずかに持ち上げると、横バー22は胴体1の
上面に配した板バネ17を圧しわずかに浮き上がらせ、
同時にカバー体5内の停止爪杆10を浮き上がらせスラ
イダーを前後いずれかの方向へ摺動させることができ
る。
部27をわずかに持ち上げると、横バー22は胴体1の
上面に配した板バネ17を圧しわずかに浮き上がらせ、
同時にカバー体5内の停止爪杆10を浮き上がらせスラ
イダーを前後いずれかの方向へ摺動させることができ
る。
【0040】図6に示す第3実施形態のスライダーの引
手について説明すると、連結体3は胴体1よりも長く長
方形を呈する環状の枠体20から形成され、枠体20は
両側に縦バー21、前端と後端に横バー22を配し、枠
体20の中央に2本の横バー22を間隔をおいて架設し
て連結体3を形成し、この連結体3の前端および後端の
横バー22に跨ってコ字形を呈する弾性体から形成され
た引手2を水平状に取り付け、横バー22は弾性体の引
手2に埋設されて固定部25を形成し、固定部25から
離れた胴体1に平行する引手2部分に拡径状の掴持部2
7が形成され、また固定部25の近傍にくびれ部26が
形成されている。
手について説明すると、連結体3は胴体1よりも長く長
方形を呈する環状の枠体20から形成され、枠体20は
両側に縦バー21、前端と後端に横バー22を配し、枠
体20の中央に2本の横バー22を間隔をおいて架設し
て連結体3を形成し、この連結体3の前端および後端の
横バー22に跨ってコ字形を呈する弾性体から形成され
た引手2を水平状に取り付け、横バー22は弾性体の引
手2に埋設されて固定部25を形成し、固定部25から
離れた胴体1に平行する引手2部分に拡径状の掴持部2
7が形成され、また固定部25の近傍にくびれ部26が
形成されている。
【0041】この連結体3は図7に示すように自動停止
装置付スライダーに装備され、胴体1上を摺動する摺動
体14を備え、摺動体14の上面には二つ山の凹陥部1
6が形成され、摺動体14は図示はされていないが前方
の取付柱6との間にコイルスプリングが配され必要時に
摺動できるように形成されている。停止爪杆10は前方
の取付柱6に基部を支軸18によって軸支し、先端に停
止爪11、その上方に凹部12が形成され、支軸18の
前端にはコイルスプリング19が配され、停止爪11を
常時爪孔8からガイド溝9に突出する形態に形成されて
いる。
装置付スライダーに装備され、胴体1上を摺動する摺動
体14を備え、摺動体14の上面には二つ山の凹陥部1
6が形成され、摺動体14は図示はされていないが前方
の取付柱6との間にコイルスプリングが配され必要時に
摺動できるように形成されている。停止爪杆10は前方
の取付柱6に基部を支軸18によって軸支し、先端に停
止爪11、その上方に凹部12が形成され、支軸18の
前端にはコイルスプリング19が配され、停止爪11を
常時爪孔8からガイド溝9に突出する形態に形成されて
いる。
【0042】そして連結体3の中央に配した2本の横バ
ー22は前端側の横バー22を停止爪杆10の凹部12
に挿通し、後端側の横バー22を摺動体14の凹陥部1
6に挿入する形で胴体1に後付け操作によって取り付
け、自動停止機構を備えたスライダーに組み立てられて
いる。組み立てられたスライダーは、引手2の掴持部2
7を摘み持ち上げるとくびれ部26によって連結体3の
中央の2本の横バー22をわずかに持ち上げ、同時に停
止爪杆10も浮上させ停止爪11をガイド溝9から脱出
させてスライダーを自由に摺動させることができる。
ー22は前端側の横バー22を停止爪杆10の凹部12
に挿通し、後端側の横バー22を摺動体14の凹陥部1
6に挿入する形で胴体1に後付け操作によって取り付
け、自動停止機構を備えたスライダーに組み立てられて
いる。組み立てられたスライダーは、引手2の掴持部2
7を摘み持ち上げるとくびれ部26によって連結体3の
中央の2本の横バー22をわずかに持ち上げ、同時に停
止爪杆10も浮上させ停止爪11をガイド溝9から脱出
させてスライダーを自由に摺動させることができる。
【0043】図8、9に示す第4実施形態のスライダー
の引手について説明すると、連結体3は胴体1よりも長
い長方形の環状の枠体20から形成され、枠体20は両
側に縦バー21、前端と後端に横バー22を配し、枠体
20の中央に1本の横バー22を架設して連結体3を形
成する。この連結体3の前端と後端の横バー22に、前
方が拡大し後方が狭小する略環状を呈する弾性体が形成
された引手2を取り付ける。枠体20に取り付ける引手
2は対向部分に内方へ向けて突出する取付舌片28を設
け、この取付舌片28に前後端の横バー22を埋装して
固定部25を形成し、固定部25の近傍にくびれ部2
6、離れた位置に拡径状の掴持部27が形成されてい
る。
の引手について説明すると、連結体3は胴体1よりも長
い長方形の環状の枠体20から形成され、枠体20は両
側に縦バー21、前端と後端に横バー22を配し、枠体
20の中央に1本の横バー22を架設して連結体3を形
成する。この連結体3の前端と後端の横バー22に、前
方が拡大し後方が狭小する略環状を呈する弾性体が形成
された引手2を取り付ける。枠体20に取り付ける引手
2は対向部分に内方へ向けて突出する取付舌片28を設
け、この取付舌片28に前後端の横バー22を埋装して
固定部25を形成し、固定部25の近傍にくびれ部2
6、離れた位置に拡径状の掴持部27が形成されてい
る。
【0044】この連結体3も前例と同様に枠体20の中
央に設けた横バー22を各種タイプの自動停止機構を備
えたスライダーの停止爪杆10に挿通して自動停止装置
付スライダーを組み立てる。スライダーの操作は胴体1
の左右に張り出した弾性体の引手2を図9に示すように
両方の掴持部27を上方へ持ち上げて操作してもよく、
またいずれか一方の掴持部27を摘み持ち上げて操作し
て、連結体3がわずかに浮上することによって、停止爪
11がガイド溝9から脱出しスライダーを自由に摺動さ
せることができる。
央に設けた横バー22を各種タイプの自動停止機構を備
えたスライダーの停止爪杆10に挿通して自動停止装置
付スライダーを組み立てる。スライダーの操作は胴体1
の左右に張り出した弾性体の引手2を図9に示すように
両方の掴持部27を上方へ持ち上げて操作してもよく、
またいずれか一方の掴持部27を摘み持ち上げて操作し
て、連結体3がわずかに浮上することによって、停止爪
11がガイド溝9から脱出しスライダーを自由に摺動さ
せることができる。
【0045】図10、11に示す第5実施形態のスライ
ダーの引手について説明すると、連結体3は前例と同
様、胴体1よりも長い長方形の環状の枠体20から形成
され、枠体20は両側に縦バー21、前端と後端に横バ
ー22を配し、枠体20の中央に1本の横バー22を架
設して連結体3を形成する。この連結体3の前端の横バ
ー22に短冊形の弾性体から形成された引手2を取り付
けるが、引手2は中央部分が切欠して引手取付部4およ
び連結体3の枠体20の一部が現出するように透孔29
が設けられ、この形態の引手2を胴体1の面上に配置す
るため、横バー22に水平状に固定されている。前端の
横バー22には扁平状の取付片23が外方へ向けて突設
し、弾性体の引手2を強固に固定する形に形成され、引
手2に形成された固定部25の近傍にはくびれ部26が
形成され、引手2の先端には肉厚状の掴持部27が形成
されている。
ダーの引手について説明すると、連結体3は前例と同
様、胴体1よりも長い長方形の環状の枠体20から形成
され、枠体20は両側に縦バー21、前端と後端に横バ
ー22を配し、枠体20の中央に1本の横バー22を架
設して連結体3を形成する。この連結体3の前端の横バ
ー22に短冊形の弾性体から形成された引手2を取り付
けるが、引手2は中央部分が切欠して引手取付部4およ
び連結体3の枠体20の一部が現出するように透孔29
が設けられ、この形態の引手2を胴体1の面上に配置す
るため、横バー22に水平状に固定されている。前端の
横バー22には扁平状の取付片23が外方へ向けて突設
し、弾性体の引手2を強固に固定する形に形成され、引
手2に形成された固定部25の近傍にはくびれ部26が
形成され、引手2の先端には肉厚状の掴持部27が形成
されている。
【0046】この連結体も前例と同様に枠体20の中央
に設けた横バー20を各種タイプの自動停止機構を備え
たスライダーの停止爪杆10に挿通して自動停止装置付
スライダーを組み立てる。スライダーの操作は胴体1に
取り付けられた引手2掴持部27を図11に示すように
持ち上げると、ガイド溝9に突出している停止爪11も
ガイド溝9が脱出しスライダーを摺動させることができ
る。引手2は固定部25の近傍にくびれ部26が形成さ
れ柔軟に折れ曲がり横バー22をわずかに浮上させる作
用がある。引手2は常時胴体1の面上に倒伏させ、ぶら
ぶら揺動することのない体裁のよいスライダーに仕上げ
ることができる。
に設けた横バー20を各種タイプの自動停止機構を備え
たスライダーの停止爪杆10に挿通して自動停止装置付
スライダーを組み立てる。スライダーの操作は胴体1に
取り付けられた引手2掴持部27を図11に示すように
持ち上げると、ガイド溝9に突出している停止爪11も
ガイド溝9が脱出しスライダーを摺動させることができ
る。引手2は固定部25の近傍にくびれ部26が形成さ
れ柔軟に折れ曲がり横バー22をわずかに浮上させる作
用がある。引手2は常時胴体1の面上に倒伏させ、ぶら
ぶら揺動することのない体裁のよいスライダーに仕上げ
ることができる。
【0047】図12に示す第6実施形態のスライダーの
引手について説明すると、連結体3は第5実施形態と同
一形状であり、枠体20の前端の横バー22に弾性体か
ら形成された引手2を取り付けるが、この引手2の形態
は、横バー22に設けた扁平状の取付片23に弾性対の
引手2を分厚く固定して固定部25を形成し、分厚い固
定部25の上端から胴体1上の引手取付部4としてのカ
バー体5を被覆する状態で短冊形の板状の引手2を延設
することにより、外方からの衝撃を引手2によって吸収
することができる。引手2は固定部25との境界にくび
れ部26が形成され、先端には肉厚状の掴持部27が形
成されている。
引手について説明すると、連結体3は第5実施形態と同
一形状であり、枠体20の前端の横バー22に弾性体か
ら形成された引手2を取り付けるが、この引手2の形態
は、横バー22に設けた扁平状の取付片23に弾性対の
引手2を分厚く固定して固定部25を形成し、分厚い固
定部25の上端から胴体1上の引手取付部4としてのカ
バー体5を被覆する状態で短冊形の板状の引手2を延設
することにより、外方からの衝撃を引手2によって吸収
することができる。引手2は固定部25との境界にくび
れ部26が形成され、先端には肉厚状の掴持部27が形
成されている。
【0048】連結体3は枠体20の中央に設けた横バー
22を自動停止機構の停止爪杆10の凹部12に挿通し
て自動停止装置付スライダーに組み立てる。なお枠体2
0の後端の横バー22を胴体1に近接する状態に枠体2
0を小型化し体裁のよいスライダーに仕上げることもで
きる。引手2の操作も前例と同様である。
22を自動停止機構の停止爪杆10の凹部12に挿通し
て自動停止装置付スライダーに組み立てる。なお枠体2
0の後端の横バー22を胴体1に近接する状態に枠体2
0を小型化し体裁のよいスライダーに仕上げることもで
きる。引手2の操作も前例と同様である。
【0049】図13〜15に示す第7実施形態のスライ
ダーの引手について説明すると、連結体3は胴体1より
も長い長方形の環状の枠体20から形成され、枠体20
は平角状に形成した縦バー21を両側に、前後端に横バ
ー22を架設し、この横バー22の中央部分に上方へ突
出する膨大頭部30を設け、前後端の横バー22の外側
に取付片23を突設し、枠体20は中央部分が低く両端
側が高く水平状に延びるように屈曲して段差を設け、胴
体1の上面へ安定した状態で載置できるように形成す
る。
ダーの引手について説明すると、連結体3は胴体1より
も長い長方形の環状の枠体20から形成され、枠体20
は平角状に形成した縦バー21を両側に、前後端に横バ
ー22を架設し、この横バー22の中央部分に上方へ突
出する膨大頭部30を設け、前後端の横バー22の外側
に取付片23を突設し、枠体20は中央部分が低く両端
側が高く水平状に延びるように屈曲して段差を設け、胴
体1の上面へ安定した状態で載置できるように形成す
る。
【0050】連結体3の前後端の横バー22に弾性体か
ら形成された引手2を耳形状に配し、引手2は横バー2
2の取付片23を埋装して固定部25を形成し、この両
固定部25の近傍にくびれ部26を、また固定部25か
ら離れた引手2部分に拡経状または肉厚状の掴持部27
を設け、さらに前端の固定部25の斜め前方へ空隙が拡
大する掴持部27を設けて引手2を摘み易いように形成
する。
ら形成された引手2を耳形状に配し、引手2は横バー2
2の取付片23を埋装して固定部25を形成し、この両
固定部25の近傍にくびれ部26を、また固定部25か
ら離れた引手2部分に拡経状または肉厚状の掴持部27
を設け、さらに前端の固定部25の斜め前方へ空隙が拡
大する掴持部27を設けて引手2を摘み易いように形成
する。
【0051】一方胴体1の上面に設置する引手取付部4
としてのカバー体5は、両側壁31の下端縁部に横バー
22が前後に摺動できる間隙をもった摺動溝32を設
け、胴体1は上面の前後にカバー体5を取り付けるため
の取付柱6を立設し、前方の取付柱6の基部に自動停止
爪杆10の突出部35が遊嵌できる凹陥状の凹欠部33
を設け、後方の取付柱6の基部に停止爪11が嵌挿でき
る爪孔8を設け、自動停止爪杆10はスチール板を倒コ
字状に屈折して頂部にスプリング片34を切り起こして
斜設し、下端の一方に爪孔8に嵌挿できる停止爪11を
突設し、他方に凹欠部33に遊嵌できる突出部35を突
設し、停止爪11と突出部35との間に山形状に切欠し
たカム面36を設けて横バー22の膨大頭部30が摺接
できるように形成する。
としてのカバー体5は、両側壁31の下端縁部に横バー
22が前後に摺動できる間隙をもった摺動溝32を設
け、胴体1は上面の前後にカバー体5を取り付けるため
の取付柱6を立設し、前方の取付柱6の基部に自動停止
爪杆10の突出部35が遊嵌できる凹陥状の凹欠部33
を設け、後方の取付柱6の基部に停止爪11が嵌挿でき
る爪孔8を設け、自動停止爪杆10はスチール板を倒コ
字状に屈折して頂部にスプリング片34を切り起こして
斜設し、下端の一方に爪孔8に嵌挿できる停止爪11を
突設し、他方に凹欠部33に遊嵌できる突出部35を突
設し、停止爪11と突出部35との間に山形状に切欠し
たカム面36を設けて横バー22の膨大頭部30が摺接
できるように形成する。
【0052】スライダーの組み立ては、胴体1の取付柱
6間に連結体3の横バー22を載置し、その上方から自
動停止爪杆10を載置した後、カバー体5を取付柱6間
に被せると同時に、横バー22を摺動溝32に配し、カ
バー体5を取付柱6にかしめ固定してスライダーを組み
立てる。そして組み立てられたスライダーは、引手2の
掴持部27を摘み持ち上げて引っ張ると引手2はくびれ
部26で弾性変形し、その後摺動溝32に沿って連結体
3も摺動し横バー22の膨大頭部30が自動停止爪杆1
0のカム面36に作用し、自動停止爪杆10を浮上させ
停止爪11も浮上するので、スライダーは自由に摺動さ
せることができる。
6間に連結体3の横バー22を載置し、その上方から自
動停止爪杆10を載置した後、カバー体5を取付柱6間
に被せると同時に、横バー22を摺動溝32に配し、カ
バー体5を取付柱6にかしめ固定してスライダーを組み
立てる。そして組み立てられたスライダーは、引手2の
掴持部27を摘み持ち上げて引っ張ると引手2はくびれ
部26で弾性変形し、その後摺動溝32に沿って連結体
3も摺動し横バー22の膨大頭部30が自動停止爪杆1
0のカム面36に作用し、自動停止爪杆10を浮上させ
停止爪11も浮上するので、スライダーは自由に摺動さ
せることができる。
【0053】以上説明したとおり、この発明のスライダ
ーの引手は、連結体3の枠体20に設けた横バー22を
自動停止機構の停止爪杆10に装着する実施例について
説明したが、弾性体から形成された引手2を取り付けた
連結体3を自由スライダーに装備させることもできる。
この場合、胴体1の上面に枠体20に設けた横バー22
を挿通できる突起状の取付部4を設ければよい。枠体2
0は胴体1の上面に配されるので、弾性体から形成され
た引手2は、常時胴体1上へ倒伏され体裁のよい自由ス
ライダーに仕上げることができる。
ーの引手は、連結体3の枠体20に設けた横バー22を
自動停止機構の停止爪杆10に装着する実施例について
説明したが、弾性体から形成された引手2を取り付けた
連結体3を自由スライダーに装備させることもできる。
この場合、胴体1の上面に枠体20に設けた横バー22
を挿通できる突起状の取付部4を設ければよい。枠体2
0は胴体1の上面に配されるので、弾性体から形成され
た引手2は、常時胴体1上へ倒伏され体裁のよい自由ス
ライダーに仕上げることができる。
【0054】
【発明の効果】この発明のスライドファスナー用スライ
ダーの引手は、以上説明したとおりの構成であり、この
構成によって下記の効果を奏する。
ダーの引手は、以上説明したとおりの構成であり、この
構成によって下記の効果を奏する。
【0055】この発明のうち請求項1記載の発明は、胴
体の上面に引手取付部を設け、取付部に対し適宜形状の
環状の連結体を縦方向に配し、連結体は中央に横バーを
設け、横バーを取付部に挿通して取り付け、連結体の前
後端または前端に弾性体から形成した引手を固定し固定
部を形成し、引手を常時胴体の面上へ倒伏する形に付勢
したことによって、胴体に取り付けた弾性体の引手を摘
みスライダーの摺動方向と直交する方向あるいは前方へ
わずかな回転量で引っ張ると、容易にスライダーを摺動
させることができる。また操作の際弾性体の捻転度合は
少なくて捻転による損傷を防ぎ長期の使用に耐えられ
る。さらに引手は常時ぶらぶら揺動することがなく、体
裁よく安定した状態で胴体上に保持できるから、衣服用
として好適である効果がある。
体の上面に引手取付部を設け、取付部に対し適宜形状の
環状の連結体を縦方向に配し、連結体は中央に横バーを
設け、横バーを取付部に挿通して取り付け、連結体の前
後端または前端に弾性体から形成した引手を固定し固定
部を形成し、引手を常時胴体の面上へ倒伏する形に付勢
したことによって、胴体に取り付けた弾性体の引手を摘
みスライダーの摺動方向と直交する方向あるいは前方へ
わずかな回転量で引っ張ると、容易にスライダーを摺動
させることができる。また操作の際弾性体の捻転度合は
少なくて捻転による損傷を防ぎ長期の使用に耐えられ
る。さらに引手は常時ぶらぶら揺動することがなく、体
裁よく安定した状態で胴体上に保持できるから、衣服用
として好適である効果がある。
【0056】請求項2乃至5記載の発明は、それぞれ請
求項1記載の発明の効果に加え、弾性体から形成された
引手の形態を、半環状、環状、短冊形、板状に形成し
て、それぞれ連結体に固定したことによって、それぞれ
の形態の引手に基づき各種タイプのスライダー、またス
ライドファスナーの使用製品に最適な引手を容易に供給
できるなどの効果がある。
求項1記載の発明の効果に加え、弾性体から形成された
引手の形態を、半環状、環状、短冊形、板状に形成し
て、それぞれ連結体に固定したことによって、それぞれ
の形態の引手に基づき各種タイプのスライダー、またス
ライドファスナーの使用製品に最適な引手を容易に供給
できるなどの効果がある。
【0057】請求項6乃至8記載の発明は、それぞれ請
求項1記載の発明の効果に加え、弾性体から形成された
引手を固定した固定部の近傍にくびれたまたは凹状のく
びれ部、また固定部の斜め前方へ空隙が拡大する掴持
部、さらに固定部から離れた部分に拡径状または肉厚状
の掴持部をそれぞれ設けたことによって、スライダーの
摺動操作の際、弾性体の引手を容易に弾性変形させるこ
とができ、また引手を容易に摘むことができるから、操
作が簡便に行える効果がある。
求項1記載の発明の効果に加え、弾性体から形成された
引手を固定した固定部の近傍にくびれたまたは凹状のく
びれ部、また固定部の斜め前方へ空隙が拡大する掴持
部、さらに固定部から離れた部分に拡径状または肉厚状
の掴持部をそれぞれ設けたことによって、スライダーの
摺動操作の際、弾性体の引手を容易に弾性変形させるこ
とができ、また引手を容易に摘むことができるから、操
作が簡便に行える効果がある。
【0058】請求項9乃至11記載の発明は、請求項1
記載の発明の効果に加え、弾性体から形成された引手を
固定する連結体は、取付部よりも長く長方形あるいは長
円形の環状に形成し、また連結体は胴体の縦方向に配さ
れる中央部分が低く、前後端側が段差をもって高く水平
状に延設して横バーを形成し、さらに横バーに内向また
は外向の扁平な取付片を設けたことによって、弾性体の
引手を固定した連結体を胴体に体裁よく操作のし易い状
態に配置することができ、連結体は胴体の上面に安定し
た状態で保持することができ体裁もよい。また横バーの
埋装が容易にでき連結体と引手を強固に固定でき長期の
使用に耐えられるなどの効果がある。
記載の発明の効果に加え、弾性体から形成された引手を
固定する連結体は、取付部よりも長く長方形あるいは長
円形の環状に形成し、また連結体は胴体の縦方向に配さ
れる中央部分が低く、前後端側が段差をもって高く水平
状に延設して横バーを形成し、さらに横バーに内向また
は外向の扁平な取付片を設けたことによって、弾性体の
引手を固定した連結体を胴体に体裁よく操作のし易い状
態に配置することができ、連結体は胴体の上面に安定し
た状態で保持することができ体裁もよい。また横バーの
埋装が容易にでき連結体と引手を強固に固定でき長期の
使用に耐えられるなどの効果がある。
【0059】請求項12乃至14記載の発明は、請求項
1記載の発明の効果に加え、連結体の中央に設けた横バ
ーをカバー体内の自動停止爪杆に挿通し、または連結体
の中央に設けた2本の横バーの1本をカバー体内の自動
停止爪杆に挿通し、他の1本をカバー体内を摺動する摺
動体に挿通し、あるいは連結体の中央に設けた横バーを
カバー体の下端の摺動溝に遊嵌するとともに、頂部にス
プリング片、下端に停止爪と突出部を設け、停止爪との
間に形成したカム面に摺接したことによって、弾性体か
ら形成された引手を固定した連結体を各種タイプの自動
停止機構を備えたスライダーに容易に適応させることが
でき、体裁のよい安全な引手を備えた自動停止装置付ス
ライダーを簡易に作製できるなどの効果がある。
1記載の発明の効果に加え、連結体の中央に設けた横バ
ーをカバー体内の自動停止爪杆に挿通し、または連結体
の中央に設けた2本の横バーの1本をカバー体内の自動
停止爪杆に挿通し、他の1本をカバー体内を摺動する摺
動体に挿通し、あるいは連結体の中央に設けた横バーを
カバー体の下端の摺動溝に遊嵌するとともに、頂部にス
プリング片、下端に停止爪と突出部を設け、停止爪との
間に形成したカム面に摺接したことによって、弾性体か
ら形成された引手を固定した連結体を各種タイプの自動
停止機構を備えたスライダーに容易に適応させることが
でき、体裁のよい安全な引手を備えた自動停止装置付ス
ライダーを簡易に作製できるなどの効果がある。
【0060】請求項15記載の発明は、請求項1記載の
発明の効果に加え、弾性体から形成された引手は、天然
ゴム、合成ゴム、熱可塑性エラストマーから形成したこ
とによって、各種タイプの弾性体の引手を容易に弾性変
形ができる素材から簡単に成形でき、効率のよい弾発性
が発揮できる効果があるなど、この発明が奏する効果は
きわめて顕著である。
発明の効果に加え、弾性体から形成された引手は、天然
ゴム、合成ゴム、熱可塑性エラストマーから形成したこ
とによって、各種タイプの弾性体の引手を容易に弾性変
形ができる素材から簡単に成形でき、効率のよい弾発性
が発揮できる効果があるなど、この発明が奏する効果は
きわめて顕著である。
【図1】第1実施形態のスライドファスナー用スライダ
ーの引手を備えたスライダーの斜視図である。
ーの引手を備えたスライダーの斜視図である。
【図2】同上スライダーの平面図である。
【図3】同上スライダーの背面図である。
【図4】同上スライダーの図2におけるA−A線断面図
である。
である。
【図5】第2実施形態のスライドファスナー用スライダ
ーの引手を備えたスライダーの縦断面図である。
ーの引手を備えたスライダーの縦断面図である。
【図6】第3実施形態のスライドファスナー用スライダ
ーの引手を備えたファスナーチェンの平面図である。
ーの引手を備えたファスナーチェンの平面図である。
【図7】同上スライダーの縦断面図である。
【図8】第4実施形態のスライドファスナー用スライダ
ーの引手を備えたスライダーの平面図である。
ーの引手を備えたスライダーの平面図である。
【図9】同上スライダーの背面図である。
【図10】第5実施形態のスライドファスナー用スライ
ダーの引手を備えたスライダーの平面図である。
ダーの引手を備えたスライダーの平面図である。
【図11】同上スライダーの側面図である。
【図12】第6実施形態のスライドファスナー用スライ
ダーの引手を備えたスライダーの縦断面図である。
ダーの引手を備えたスライダーの縦断面図である。
【図13】第7実施形態のスライドファスナー用スライ
ダーの引手を備えたスライダーの斜視図である。
ダーの引手を備えたスライダーの斜視図である。
【図14】同上スライダーにおける連結体に引手を固定
した状態を示す斜視図である。
した状態を示す斜視図である。
【図15】同上スライダーの縦断面図である。
【図16】公知のスライダーの斜視図である。
【図17】他の公知のスライダーの斜視図である。
1 胴体 2 引手 3 連結体 4 取付部 5 カバー体 10 停止爪杆(自動) 11 停止爪 14 摺動体 22 横バー 23 取付片 25 固定部 26 くびれ部 27 掴持部 28 取付舌片 29 透孔 32 摺動溝 33 凹欠部 34 スプリング片 35 突出部 36 カム面
Claims (15)
- 【請求項1】 スライダーの胴体1の上面に引手取付部
4を設け、取付部4に対し適宜形状の環状の連結体3を
配し、連結体3は中央部分に横バー22を設け、該横バ
ー22を取付部4に挿通して取り付け、連結体3の前後
端または前端に弾性体から形成した引手2を固定し固定
部25を形成し、引手2を常時胴体1の面上へ倒伏する
形に付勢してなることを特徴とするスライドファスナー
用スライダーの引手。 - 【請求項2】 弾性体から形成された引手2は、全体が
略半環状に形成し、その端部を連結体3の前端および後
端に設けた横バー22にそれぞれ水平状に固定して固定
部25を形成してなる請求項1記載のスライドファスナ
ー用スライダーの引手。 - 【請求項3】 弾性体から形成された引手2は、全体が
略環状に形成し、環状の引手2の対向部分に取付舌片2
8を内向状に突設し、取付舌片28を連結体3の前後端
の横バー22に水平状に固定して固定部25を形成して
なる請求項1記載のスライドファスナー用スライダーの
引手。 - 【請求項4】 弾性体から形成された引手2は、全体が
短冊形に形成し、短冊形の中央部分を切欠し透孔29を
設けて取付部4が現出する形に形成し、引手2の一端を
連結体3の前端の横バー22に固定して固定部25を形
成し、他端を自由に形成してなる請求項1記載のスライ
ドファスナー用スライダーの引手。 - 【請求項5】 弾性体から形成された引手2は、全体が
板状を呈し、引手2の端部は連結体3の前端に設けた横
バー22に固定して固定部25を形成し、固定部25の
上端から取付部4の上面を被覆する形に延設してなる請
求項1記載のスライドファスナー用スライダーの引手。 - 【請求項6】 弾性体から形成された引手2は、連結体
3に固定した固定部25の近傍にくびれたまたは凹状の
くびれ部26を形成してなる請求項1記載のスライドフ
ァスナー用スライダーの引手。 - 【請求項7】 弾性体から形成された引手2は、連結体
3に固定した固定部25の斜め前方へ空隙が拡大する掴
持部27を形成してなる請求項1記載のスライドファス
ナー用スライダーの引手。 - 【請求項8】 弾性体から形成された引手2は、連結体
3を固定した固定部25から離れた部分に拡径状または
肉厚状の掴持部27を形成してなる請求項1記載のスラ
イドファスナー用スライダーの引手。 - 【請求項9】 弾性体から形成された引手2を固定する
連結体3は、取付部4よりも長く長方形あるいは長円形
の環状に形成し、該連結体3を取付部4に対し縦方向に
配して取り付けてなる請求項1記載のスライドファスナ
ー用スライダーの引手。 - 【請求項10】 弾性体から形成された引手2を固定す
る連結体3は、胴体1の上面の縦方向に配される中央部
分が低く、その前後端側が段差をもって高く水平状に延
設し、横バー22を形成してなる請求項1記載のスライ
ドファスナー用スライダーの引手。 - 【請求項11】 弾性体から形成された引手2を固定す
る固定部25における連結体3に、内向または外向の扁
平な取付片23を横バー22に突設し、該取付片23を
弾性体の引手2に埋装してなる請求項1記載のスライド
ファスナー用スライダーの引手。 - 【請求項12】 弾性体の引手2を固定した連結体3
は、中央部分に横設した横バー22を胴体1の上面に取
り付けたカバー体5内に内装した自動停止爪杆10に挿
通し、自動停止爪杆10を浮上可能に形成してなる請求
項1記載のスライドファスナー用スライダーの引手。 - 【請求項13】 弾性体の引手2を固定した連結体3
は、中央部分に2本の横バー22を間隔をおいて横設
し、1本は胴体1の上面に取り付けたカバー体5内に内
装した自動停止爪杆10に挿通し、他の1本はカバー体
5内を摺動できる摺動体14に挿通し、自動停止爪杆1
0を浮上可能に形成してなる請求項1記載のスライドフ
ァスナー用スライダーの引手。 - 【請求項14】 弾性体の引手2を固定した連結体3
は、中央部分に1本の横バー22を横設し、該横バー2
2を胴体1上に取り付けたカバー体5の両側壁の下端に
横設した摺動溝32に遊嵌し、頂部にスプリング片34
を突設し、下端の一方に停止爪11、他方に胴体1の凹
欠部33に遊嵌できる突出部35を設け、停止爪11と
突出部35との間にカム面36を設けた自動停止爪杆1
0をカバー体5に内装し、横バー22をカム面36に摺
接し、自動停止爪杆10を浮上可能に形成してなる請求
項1記載のスライドファスナー用スライダーの引手。 - 【請求項15】 弾性体から形成された引手2は、天然
ゴム、合成ゴム、熱可塑性エラストマーから形成してな
る請求項1記載のスライドファスナー用スライダーの引
手。
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