JP2001115676A - 機械式駐車装置 - Google Patents
機械式駐車装置Info
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 47
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- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 5
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 台車走行路を共有する隣り合う2台の搬送台
車が暴走衝突しないようにする。 【解決手段】 同一の台車走行路を走行する2台の搬送
台車10が所定距離まで近づいた際、このことを反射型
光電スイッチ38の投光ビームが反射テープ40に反射
することで検出する。この時の各搬送台車10の走行速
度と、隣り合う搬送台車10が互いに衝突しないように
減速停止する際の搬送台車10の減速停止モードの初期
速度とを台車制御装置で比較し、走行速度が減速停止モ
ードの初期速度を超えていない場合、正常速度とみなし
て各搬送台車10に対し減速停止モード実行信号を出力
する一方、走行速度が減速停止モードの初期速度を超え
ている場合、暴走状態とみなして暴走状態にある搬送台
車10に対し緊急停止指令を出力する。
車が暴走衝突しないようにする。 【解決手段】 同一の台車走行路を走行する2台の搬送
台車10が所定距離まで近づいた際、このことを反射型
光電スイッチ38の投光ビームが反射テープ40に反射
することで検出する。この時の各搬送台車10の走行速
度と、隣り合う搬送台車10が互いに衝突しないように
減速停止する際の搬送台車10の減速停止モードの初期
速度とを台車制御装置で比較し、走行速度が減速停止モ
ードの初期速度を超えていない場合、正常速度とみなし
て各搬送台車10に対し減速停止モード実行信号を出力
する一方、走行速度が減速停止モードの初期速度を超え
ている場合、暴走状態とみなして暴走状態にある搬送台
車10に対し緊急停止指令を出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両を搭載して
搬送する複数の搬器が同一搬送路に設けられた機械式駐
車装置の改良に関し、特に搬器の暴走防止対策に関する
ものである。
搬送する複数の搬器が同一搬送路に設けられた機械式駐
車装置の改良に関し、特に搬器の暴走防止対策に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】機械式駐車装置として、例えば特公平7
−39762号公報に開示されているように、両側に複
数の格納棚が列設された台車走行路を1台の搬送台車が
入出庫車両を搭載して走行するタイプのものがある。
−39762号公報に開示されているように、両側に複
数の格納棚が列設された台車走行路を1台の搬送台車が
入出庫車両を搭載して走行するタイプのものがある。
【0003】この公報例では、搬送台車の走行制御が制
御系の故障により不能になると、搬送台車が暴走して台
車走行路終端の壁面に衝突するおそれがあることから、
搬送台車の速度を台車走行路の終端停止位置よりも手前
の固定位置で検出し、この検出速度が設定速度を超えて
いる場合、搬送台車が暴走しているものとみなして搬送
台車に緊急停止信号を出力し、搬送台車を急減速して緊
急停止させるようにしている。
御系の故障により不能になると、搬送台車が暴走して台
車走行路終端の壁面に衝突するおそれがあることから、
搬送台車の速度を台車走行路の終端停止位置よりも手前
の固定位置で検出し、この検出速度が設定速度を超えて
いる場合、搬送台車が暴走しているものとみなして搬送
台車に緊急停止信号を出力し、搬送台車を急減速して緊
急停止させるようにしている。
【0004】一方、別の機械式駐車装置として、特開平
9−209602号公報や特開平9−209605号公
報に開示されているように、複数台の搬送台車が1つの
台車走行路を共有しているタイプのものもある。これら
公報例の機械式駐車装置では、当然、隣り合う搬送台車
は両者間に所定の距離を保つように速度制御されて互い
に衝突しないようにしているが、上記の前者の機械式駐
車装置のような暴走防止対策は施されていない。
9−209602号公報や特開平9−209605号公
報に開示されているように、複数台の搬送台車が1つの
台車走行路を共有しているタイプのものもある。これら
公報例の機械式駐車装置では、当然、隣り合う搬送台車
は両者間に所定の距離を保つように速度制御されて互い
に衝突しないようにしているが、上記の前者の機械式駐
車装置のような暴走防止対策は施されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の後者
のタイプの機械式駐車装置においても、前者のタイプの
機械式駐車装置のような暴走防止対策を施すことが安全
上望ましい。
のタイプの機械式駐車装置においても、前者のタイプの
機械式駐車装置のような暴走防止対策を施すことが安全
上望ましい。
【0006】しかし、後者のタイプの機械式駐車装置で
は、暴走防止対策を施すことで搬送台車が台車走行路終
端の壁面に衝突するのを回避することができるものの、
複数台の搬送台車が1つの台車走行路を共有しているの
で、隣り合う搬送台車同士が暴走により衝突するおそれ
があるという新たな問題が生ずる。しかも、各々の搬送
台車は走行しているため、台車走行路のどの場所で暴走
するか決まっておらず、上述の如き搬送台車の速度を台
車走行路の終端停止位置よりも手前の固定位置で検出す
るやり方では対処できない。
は、暴走防止対策を施すことで搬送台車が台車走行路終
端の壁面に衝突するのを回避することができるものの、
複数台の搬送台車が1つの台車走行路を共有しているの
で、隣り合う搬送台車同士が暴走により衝突するおそれ
があるという新たな問題が生ずる。しかも、各々の搬送
台車は走行しているため、台車走行路のどの場所で暴走
するか決まっておらず、上述の如き搬送台車の速度を台
車走行路の終端停止位置よりも手前の固定位置で検出す
るやり方では対処できない。
【0007】この発明はかかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、搬送路(例えば台車
走行路)を共有する隣り合う搬器(例えば搬送台車)が
暴走衝突しないようにしたことである。
であり、その目的とするところは、搬送路(例えば台車
走行路)を共有する隣り合う搬器(例えば搬送台車)が
暴走衝突しないようにしたことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明は、隣り合う搬器間の距離がある一定の距
離になったら、各々の搬器の自己速度を確認して搬器を
必要に応じて緊急停止させるようにしたことを特徴とす
る。
め、この発明は、隣り合う搬器間の距離がある一定の距
離になったら、各々の搬器の自己速度を確認して搬器を
必要に応じて緊急停止させるようにしたことを特徴とす
る。
【0009】具体的には、この発明は、車両を搭載して
搬送する複数の搬器が同一搬送路に設けられた機械式駐
車装置を対象とし、次のような解決手段を講じた。
搬送する複数の搬器が同一搬送路に設けられた機械式駐
車装置を対象とし、次のような解決手段を講じた。
【0010】すなわち、請求項1に記載の発明は、上記
各搬器に設けられ、隣り合う搬器が所定距離まで近づい
たことを検出する距離検出手段と、上記距離検出手段の
検出信号を入力してから上記隣り合う搬器が互いに衝突
しないように減速停止する際の搬器の減速停止モードが
予めプログラムされており、上記検出信号入力時の各搬
器の搬送速度と上記減速停止モードの初期速度とを比較
し、搬送速度が減速停止モードの初期速度を超えていな
い場合、正常速度とみなして各搬器に対し減速停止モー
ド実行信号を出力する一方、搬送速度が減速停止モード
の初期速度を超えている場合、暴走状態とみなして暴走
状態にある搬器に対し緊急停止指令を出力する制御手段
とを備えていることを特徴とする。
各搬器に設けられ、隣り合う搬器が所定距離まで近づい
たことを検出する距離検出手段と、上記距離検出手段の
検出信号を入力してから上記隣り合う搬器が互いに衝突
しないように減速停止する際の搬器の減速停止モードが
予めプログラムされており、上記検出信号入力時の各搬
器の搬送速度と上記減速停止モードの初期速度とを比較
し、搬送速度が減速停止モードの初期速度を超えていな
い場合、正常速度とみなして各搬器に対し減速停止モー
ド実行信号を出力する一方、搬送速度が減速停止モード
の初期速度を超えている場合、暴走状態とみなして暴走
状態にある搬器に対し緊急停止指令を出力する制御手段
とを備えていることを特徴とする。
【0011】上記の構成により、請求項1に記載の発明
では、隣り合う搬器が近づいて両者間の距離が所定距離
になると、このことが距離検出手段で検出され、この検
出信号が制御手段に入力される。制御手段は、上記検出
信号入力時の各搬器の搬送速度と減速停止モードの初期
速度とを比較し、搬送速度が減速停止モードの初期速度
を超えていない場合には、正常速度とみなして各搬器に
対し減速停止モード実行信号を出力し、隣り合う搬器は
互いに衝突しないように減速停止する。一方、搬送速度
が減速停止モードの初期速度を超えている場合には、上
記制御手段は、暴走状態とみなして暴走状態にある搬器
に対し緊急停止指令を出力し、暴走状態にある搬器は急
速に速度を落として緊急停止するので、隣の搬器に衝突
しない。
では、隣り合う搬器が近づいて両者間の距離が所定距離
になると、このことが距離検出手段で検出され、この検
出信号が制御手段に入力される。制御手段は、上記検出
信号入力時の各搬器の搬送速度と減速停止モードの初期
速度とを比較し、搬送速度が減速停止モードの初期速度
を超えていない場合には、正常速度とみなして各搬器に
対し減速停止モード実行信号を出力し、隣り合う搬器は
互いに衝突しないように減速停止する。一方、搬送速度
が減速停止モードの初期速度を超えている場合には、上
記制御手段は、暴走状態とみなして暴走状態にある搬器
に対し緊急停止指令を出力し、暴走状態にある搬器は急
速に速度を落として緊急停止するので、隣の搬器に衝突
しない。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、距離検出手段は、隣り合う搬器と干渉
しないように相手側の搬器に向かって突出する棒状部材
と、一方の搬器の棒状部材に設けられた検出センサと、
他方の搬器の棒状部材に設けられた被検出材とで構成さ
れ、隣り合う搬器が所定距離まで近づいた際、互いの棒
状部材が擦れ違って上記検出センサが被検出材を検出す
るようになっていることを特徴とする。
の発明において、距離検出手段は、隣り合う搬器と干渉
しないように相手側の搬器に向かって突出する棒状部材
と、一方の搬器の棒状部材に設けられた検出センサと、
他方の搬器の棒状部材に設けられた被検出材とで構成さ
れ、隣り合う搬器が所定距離まで近づいた際、互いの棒
状部材が擦れ違って上記検出センサが被検出材を検出す
るようになっていることを特徴とする。
【0013】上記の構成により、請求項2に記載の発明
では、距離検出手段の一実施形態が具体化される。
では、距離検出手段の一実施形態が具体化される。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、検出センサ及び被検出材は共に2つず
つ、時間差をもって動作するよう棒状部材に設けられて
いることを特徴とする。
の発明において、検出センサ及び被検出材は共に2つず
つ、時間差をもって動作するよう棒状部材に設けられて
いることを特徴とする。
【0015】上記の構成により、請求項3に記載の発明
では、距離検出手段が2段構えであることが具体化され
る。
では、距離検出手段が2段構えであることが具体化され
る。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、距離検出手段は、隣り合う搬器のうち
一方の搬器に設けられた反射型光電スイッチと、上記他
方の搬器に設けられた反射材とで構成され、上記反射型
光電スイッチの光軸は他方の搬器に対して所定の角度で
傾斜しており、隣り合う搬器が所定距離まで近づいた
際、投光部から投射された投光ビームが反射材に反射し
て受光部に受光されるようになっていることを特徴とす
る。
の発明において、距離検出手段は、隣り合う搬器のうち
一方の搬器に設けられた反射型光電スイッチと、上記他
方の搬器に設けられた反射材とで構成され、上記反射型
光電スイッチの光軸は他方の搬器に対して所定の角度で
傾斜しており、隣り合う搬器が所定距離まで近づいた
際、投光部から投射された投光ビームが反射材に反射し
て受光部に受光されるようになっていることを特徴とす
る。
【0017】上記の構成により、請求項4に記載の発明
では、距離検出手段の別の実施形態が具体化される。
では、距離検出手段の別の実施形態が具体化される。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、少なくとも一方の搬器には、衝突時の
衝撃を吸収緩和する緩衝手段が設けられていることを特
徴とする。
の発明において、少なくとも一方の搬器には、衝突時の
衝撃を吸収緩和する緩衝手段が設けられていることを特
徴とする。
【0019】上記の構成により、請求項5に記載の発明
では、万が一、隣り合う搬器が衝突するようなことがあ
っても、衝突時の衝撃が緩衝手段で吸収緩和され、搬送
台車及び車両に危害が及ばない。
では、万が一、隣り合う搬器が衝突するようなことがあ
っても、衝突時の衝撃が緩衝手段で吸収緩和され、搬送
台車及び車両に危害が及ばない。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面に基づいて説明する。
いて図面に基づいて説明する。
【0021】図6(a),(b)はこの発明の一実施形
態に係る機械式駐車装置としてのエレベータスライド式
駐車装置を示し、このエレベータスライド式駐車装置
は、車両CをパレットPに搭載して入出庫するタイプで
ある。
態に係る機械式駐車装置としてのエレベータスライド式
駐車装置を示し、このエレベータスライド式駐車装置
は、車両CをパレットPに搭載して入出庫するタイプで
ある。
【0022】図6(a),(b)において、1は地上に
設けられた乗入・乗出階、2は地下に構築された躯体で
あって、この躯体2の内部は格納階3を構成し、上記乗
入・乗出階1には、図示しないが、出庫車両Cが前進運
転で退出できるように入庫車両Cの向きを180°旋回
させる方向転換装置が設置されているとともに、車両C
が入退出するための入庫口と出庫口とを兼ねた入出庫兼
用の入出庫口4が設けられている。
設けられた乗入・乗出階、2は地下に構築された躯体で
あって、この躯体2の内部は格納階3を構成し、上記乗
入・乗出階1には、図示しないが、出庫車両Cが前進運
転で退出できるように入庫車両Cの向きを180°旋回
させる方向転換装置が設置されているとともに、車両C
が入退出するための入庫口と出庫口とを兼ねた入出庫兼
用の入出庫口4が設けられている。
【0023】上記格納階3は、上下に延びるリフト昇降
路5によって入出庫口4下方に連絡され、このリフト昇
降路5には、車両CをパレットPに搭載して搬出入する
搬出入リフト6が図示しない周知のチェーンスプロケッ
ト駆動機構により昇降可能に設置されている。上記格納
階3のほぼ中央には搬送路としての台車走行路7が1つ
設けられ、上記リフト昇降路5がこの台車走行路7に並
設されている。
路5によって入出庫口4下方に連絡され、このリフト昇
降路5には、車両CをパレットPに搭載して搬出入する
搬出入リフト6が図示しない周知のチェーンスプロケッ
ト駆動機構により昇降可能に設置されている。上記格納
階3のほぼ中央には搬送路としての台車走行路7が1つ
設けられ、上記リフト昇降路5がこの台車走行路7に並
設されている。
【0024】上記台車走行路7の両側には、車両Cをパ
レットPごと格納する複数の格納棚8が台車走行路7に
沿って全長に亘って前後2列に列設されている。この前
後2列の格納棚(いわゆるダブル棚)8が上下3段に設
けられ、上記搬出入リフト6が入出庫口4と上段の格納
棚レベルとの間を昇降するようになっている。
レットPごと格納する複数の格納棚8が台車走行路7に
沿って全長に亘って前後2列に列設されている。この前
後2列の格納棚(いわゆるダブル棚)8が上下3段に設
けられ、上記搬出入リフト6が入出庫口4と上段の格納
棚レベルとの間を昇降するようになっている。
【0025】上記台車走行路7の床面には2条の走行レ
ール9が敷設され、この2条の走行レール9には、車両
Cを搭載して搬送する搬器としての2台の搬送台車10
が最下段の格納棚レベルに対応して配置され、これら搬
送台車10は同一の台車走行路7に相互乗入れして当該
台車走行路7を共有し、互いに走行して車両Cをパレッ
トPごと搬送するようになっている。つまり、入出庫
時、上記各搬送台車10を台車走行路7で上下3段の格
納棚列に沿って走行させ、各搬送台車10と前後2列の
格納棚8との間で車両CをパレットPごと後述する移載
装置32のダブルクランクアーム31で移載し、また、
上記搬出入リフト6と搬送台車10との間で同様に車両
CをパレットPごと移載するようになっている。
ール9が敷設され、この2条の走行レール9には、車両
Cを搭載して搬送する搬器としての2台の搬送台車10
が最下段の格納棚レベルに対応して配置され、これら搬
送台車10は同一の台車走行路7に相互乗入れして当該
台車走行路7を共有し、互いに走行して車両Cをパレッ
トPごと搬送するようになっている。つまり、入出庫
時、上記各搬送台車10を台車走行路7で上下3段の格
納棚列に沿って走行させ、各搬送台車10と前後2列の
格納棚8との間で車両CをパレットPごと後述する移載
装置32のダブルクランクアーム31で移載し、また、
上記搬出入リフト6と搬送台車10との間で同様に車両
CをパレットPごと移載するようになっている。
【0026】図3に示すように、上記搬送台車10は矩
形に枠組まれたフレームからなる台車本体11を備え、
この台車本体11の四隅には車輪12が1つずつ回転自
在に取り付けられ、これら車輪12は上記走行レール9
に走行モータ13の起動により転動可能に乗架されてい
る。
形に枠組まれたフレームからなる台車本体11を備え、
この台車本体11の四隅には車輪12が1つずつ回転自
在に取り付けられ、これら車輪12は上記走行レール9
に走行モータ13の起動により転動可能に乗架されてい
る。
【0027】上記台車本体11には門型の枠組体からな
る前後一対の支柱14が櫓状の支持枠15に固定されて
立設され、この両支柱14間には、矩形に枠組まれたフ
レームからなる台車昇降台16が配置され、この台車昇
降台16は昇降駆動装置17によって上記両支柱14に
水平に支持されて昇降するようになっている。
る前後一対の支柱14が櫓状の支持枠15に固定されて
立設され、この両支柱14間には、矩形に枠組まれたフ
レームからなる台車昇降台16が配置され、この台車昇
降台16は昇降駆動装置17によって上記両支柱14に
水平に支持されて昇降するようになっている。
【0028】上記昇降駆動装置17は、一方(図3で右
側)の支持枠15上端寄りに設置された昇降モータ18
を備えてなり、この昇降モータ18の出力軸には駆動ス
プロケット19が固定され、従動スプロケット20がそ
の下方に配置されてエンドレスの駆動チェーン21によ
って上記駆動スプロケット19に駆動連結されている。
側)の支持枠15上端寄りに設置された昇降モータ18
を備えてなり、この昇降モータ18の出力軸には駆動ス
プロケット19が固定され、従動スプロケット20がそ
の下方に配置されてエンドレスの駆動チェーン21によ
って上記駆動スプロケット19に駆動連結されている。
【0029】上記従動スプロケット20には巻上げスプ
ロケット22が同軸に連結され、この巻上げスプロケッ
ト22の一方側(図3で左側)下方には第1スプロケッ
ト23が配置されている。さらに、この第1スプロケッ
ト23より台車本体11内寄りで支柱14上端には第2
及び第3スプロケット24,25が配置されている。
ロケット22が同軸に連結され、この巻上げスプロケッ
ト22の一方側(図3で左側)下方には第1スプロケッ
ト23が配置されている。さらに、この第1スプロケッ
ト23より台車本体11内寄りで支柱14上端には第2
及び第3スプロケット24,25が配置されている。
【0030】このような第2及び第3スプロケット2
4,25の配置は、台車昇降台16の四隅において同じ
で台車昇降台16の四隅に対応しており、この台車昇降
台16は四隅に連結された4条の吊りチェーン26によ
って昇降可能に吊り下げられている。これら4条の吊り
チェーン26は、一端が昇降モータ18側の支持枠15
に固定され、巻上げスプロケット22に掛け渡されてい
ることに関しては同じであるが、それより先は、昇降モ
ータ18に近い方で台車昇降台16の一方端(図3で右
端)を吊り下げている2本の吊りチェーン26は、一方
(図3で右側)の支柱14上端の第1〜3スプロケット
23,24,25に掛け渡されている一方、昇降モータ
18から遠い方で台車昇降台16の他方端(図3で左
端)を吊り下げている他の2本の吊りチェーン26は、
第1スプロケット23を経ない代わりに、上記両支柱1
4下方である台車本体11寄りの前後に配置された別の
第4及び第5スプロケット27,28を経て他方(図3
で左側)の支柱14上端の第2及び第3スプロケット2
4,25に掛け渡されている。
4,25の配置は、台車昇降台16の四隅において同じ
で台車昇降台16の四隅に対応しており、この台車昇降
台16は四隅に連結された4条の吊りチェーン26によ
って昇降可能に吊り下げられている。これら4条の吊り
チェーン26は、一端が昇降モータ18側の支持枠15
に固定され、巻上げスプロケット22に掛け渡されてい
ることに関しては同じであるが、それより先は、昇降モ
ータ18に近い方で台車昇降台16の一方端(図3で右
端)を吊り下げている2本の吊りチェーン26は、一方
(図3で右側)の支柱14上端の第1〜3スプロケット
23,24,25に掛け渡されている一方、昇降モータ
18から遠い方で台車昇降台16の他方端(図3で左
端)を吊り下げている他の2本の吊りチェーン26は、
第1スプロケット23を経ない代わりに、上記両支柱1
4下方である台車本体11寄りの前後に配置された別の
第4及び第5スプロケット27,28を経て他方(図3
で左側)の支柱14上端の第2及び第3スプロケット2
4,25に掛け渡されている。
【0031】上記従動スプロケット20の下方には2つ
の可動スプロケット29が上下動可能に配置され、上記
各吊りチェーン26がこれら2つの可動スプロケット2
9に掛け渡され、これら2つの可動スプロケット29に
はウエイト30が取り付けられている。
の可動スプロケット29が上下動可能に配置され、上記
各吊りチェーン26がこれら2つの可動スプロケット2
9に掛け渡され、これら2つの可動スプロケット29に
はウエイト30が取り付けられている。
【0032】そして、昇降モータ18の正転・逆転起動
により4条の吊りチェーン26を同期して巻上げ・巻戻
しし、台車昇降台16を昇降させるようになっている。
なお、台車昇降台16を上昇させると、吊りチェーン2
6が巻上げスプロケット22より上流側で弛むが、この
間、ウエイト30が下降してその下降ストロークが台車
昇降台16の上昇ストロークの1/2になり、吊りチェ
ーン26の垂れ過ぎによる巻付き事故を防止するように
している。
により4条の吊りチェーン26を同期して巻上げ・巻戻
しし、台車昇降台16を昇降させるようになっている。
なお、台車昇降台16を上昇させると、吊りチェーン2
6が巻上げスプロケット22より上流側で弛むが、この
間、ウエイト30が下降してその下降ストロークが台車
昇降台16の上昇ストロークの1/2になり、吊りチェ
ーン26の垂れ過ぎによる巻付き事故を防止するように
している。
【0033】上記台車昇降台16のほぼ中央には、本出
願人が先に出願して既に公知となっている2つのアーム
31a,31bからなるダブルクランクアーム31を備
えた移載装置32(特開平9−125733号公報参
照)が装備されており、この移載装置32で台車昇降台
16と上下3段の格納棚8の間、及び台車昇降台16と
搬出入リフト6との間で車両CをパレットPごと移載し
て入出庫するようになっている。また、台車昇降台16
の前後両端(図3で左右両端)には、複数のガイドロー
ラ33が支持フレーム34に支持されて幅方向に列設さ
れ、車両C(パレットP)の移載をスムーズに行うよう
になっている。
願人が先に出願して既に公知となっている2つのアーム
31a,31bからなるダブルクランクアーム31を備
えた移載装置32(特開平9−125733号公報参
照)が装備されており、この移載装置32で台車昇降台
16と上下3段の格納棚8の間、及び台車昇降台16と
搬出入リフト6との間で車両CをパレットPごと移載し
て入出庫するようになっている。また、台車昇降台16
の前後両端(図3で左右両端)には、複数のガイドロー
ラ33が支持フレーム34に支持されて幅方向に列設さ
れ、車両C(パレットP)の移載をスムーズに行うよう
になっている。
【0034】図1(a),(b)にも示すように、この
発明の特徴として、上記各搬送台車10には、隣り合う
搬送台車10が所定距離まで近づいたことを検出する距
離検出手段としての距離検出装置35が設置されてい
る。この距離検出装置35は、隣り合う搬送台車10の
互いに対面する側に設置され、図1及び図3で左側の搬
送台車10では、昇降モータ18側の支持枠15片側か
ら外側方に水平に突出する2本のフレーム36に取り付
けられ、図1及び図3で右側の搬送台車10では、昇降
モータ18側の支持枠15と反対側の支持枠15片側か
ら外側方に水平に突出する2本のフレーム36に取り付
けられている。
発明の特徴として、上記各搬送台車10には、隣り合う
搬送台車10が所定距離まで近づいたことを検出する距
離検出手段としての距離検出装置35が設置されてい
る。この距離検出装置35は、隣り合う搬送台車10の
互いに対面する側に設置され、図1及び図3で左側の搬
送台車10では、昇降モータ18側の支持枠15片側か
ら外側方に水平に突出する2本のフレーム36に取り付
けられ、図1及び図3で右側の搬送台車10では、昇降
モータ18側の支持枠15と反対側の支持枠15片側か
ら外側方に水平に突出する2本のフレーム36に取り付
けられている。
【0035】上記距離検出装置35は、隣り合う搬送台
車10と干渉しないように相手側の搬送台車10に向か
って水平に突出する棒状部材37を備え、図1及び図3
で左側の搬送台車10の棒状部材37は、右側の搬送台
車10の棒状部材37よりも若干下方で外側方寄りに配
置され、隣り合う搬送台車10が所定距離まで近づいた
際、互いに擦れ違うようになっている。
車10と干渉しないように相手側の搬送台車10に向か
って水平に突出する棒状部材37を備え、図1及び図3
で左側の搬送台車10の棒状部材37は、右側の搬送台
車10の棒状部材37よりも若干下方で外側方寄りに配
置され、隣り合う搬送台車10が所定距離まで近づいた
際、互いに擦れ違うようになっている。
【0036】上記2台の隣り合う搬送台車10のうち図
1及び図3で左側の搬送台車10の棒状部材37上面先
端には、検出センサとしての反射型光電スイッチ38が
ブラケット39に支持されて取り付けられ、ビーム投射
方向を台車走行路7内側方に向けている(図2参照)。
図1及び図3で右側の搬送台車10の棒状部材37下面
先端にも、検出センサとしての反射型光電スイッチ38
がブラケット39に支持されて取り付けられ、ビーム投
射方向を台車走行路7外側方に向けている(図2参
照)。
1及び図3で左側の搬送台車10の棒状部材37上面先
端には、検出センサとしての反射型光電スイッチ38が
ブラケット39に支持されて取り付けられ、ビーム投射
方向を台車走行路7内側方に向けている(図2参照)。
図1及び図3で右側の搬送台車10の棒状部材37下面
先端にも、検出センサとしての反射型光電スイッチ38
がブラケット39に支持されて取り付けられ、ビーム投
射方向を台車走行路7外側方に向けている(図2参
照)。
【0037】図1及び図3で左側の搬送台車10の棒状
部材37内側面には、被検出材としての反射テープ40
が貼着され、図1及び図3で右側の搬送台車10の棒状
部材37外側面にも、被検出材としての反射テープ40
が貼着されている。そして、図4(b)に示すように、
隣り合う搬送台車10が所定距離まで近づいた際、互い
の棒状部材37先端部分が擦れ違い、一方の搬送台車1
0側の反射型光電スイッチ38の投光部から投射された
光ビームが他方の搬送台車10側の反射テープ40で反
射して受光部に受光されることで反射テープ40を検出
し、隣り合う搬送台車10が所定距離まで近づいたこと
を検出するようになっている。
部材37内側面には、被検出材としての反射テープ40
が貼着され、図1及び図3で右側の搬送台車10の棒状
部材37外側面にも、被検出材としての反射テープ40
が貼着されている。そして、図4(b)に示すように、
隣り合う搬送台車10が所定距離まで近づいた際、互い
の棒状部材37先端部分が擦れ違い、一方の搬送台車1
0側の反射型光電スイッチ38の投光部から投射された
光ビームが他方の搬送台車10側の反射テープ40で反
射して受光部に受光されることで反射テープ40を検出
し、隣り合う搬送台車10が所定距離まで近づいたこと
を検出するようになっている。
【0038】図1及び図3で左側の搬送台車10の棒状
部材37上面基端寄りには、上記反射型光電スイッチ3
8とは異なる別の検出センサとしてのリミットスイッチ
41がブラケット42に支持されて取り付けられ、二股
に分岐したL型の作動レバー41aを上方に向けてい
る。図1及び図3で右側の搬送台車10の棒状部材37
上面中程にも、上記反射型光電スイッチ38とは異なる
別の検出センサとしてのリミットスイッチ41がブラケ
ット42に支持されて取り付けられ、二股に分岐したL
型の作動レバー41aを下方に向けている。
部材37上面基端寄りには、上記反射型光電スイッチ3
8とは異なる別の検出センサとしてのリミットスイッチ
41がブラケット42に支持されて取り付けられ、二股
に分岐したL型の作動レバー41aを上方に向けてい
る。図1及び図3で右側の搬送台車10の棒状部材37
上面中程にも、上記反射型光電スイッチ38とは異なる
別の検出センサとしてのリミットスイッチ41がブラケ
ット42に支持されて取り付けられ、二股に分岐したL
型の作動レバー41aを下方に向けている。
【0039】図1及び図3で左側の搬送台車10の棒状
部材37上面中程には、上記反射テープ40とは異なる
別の被検出材としての山型のストライカ43が先端頂部
を上方に向けてブラケット44に支持されて取り付けら
れている。図1及び図3で右側の搬送台車10の棒状部
材37上面先端寄りにも、上記反射テープ40とは異な
る別の被検出材としての山型のストライカ43が先端頂
部を下方に向けてブラケット44に支持されて取り付け
られている。そして、上記反射型光電スイッチ38が反
射テープ40を検出した後、図4(c)に示すように、
隣り合う搬送台車10がさらに近づくと、一方の搬送台
車10側のリミットスイッチ41の作動レバー41aが
他方の搬送台車10側のストライカ43に蹴られてリミ
ットスイッチ41が作動し、隣り合う搬送台車10がさ
らに近づいたことを検出するようになっている。これに
より、検出センサ及び被検出材は共に2つずつ、つま
り、反射型光電スイッチ38とリミットスイッチ41、
及び反射テープ40及びストライカ43は、時間差をも
って動作するよう棒状部材37に取り付けられ、隣り合
う搬送台車10が接近したことを2段階に亘って検出す
るようになっている。
部材37上面中程には、上記反射テープ40とは異なる
別の被検出材としての山型のストライカ43が先端頂部
を上方に向けてブラケット44に支持されて取り付けら
れている。図1及び図3で右側の搬送台車10の棒状部
材37上面先端寄りにも、上記反射テープ40とは異な
る別の被検出材としての山型のストライカ43が先端頂
部を下方に向けてブラケット44に支持されて取り付け
られている。そして、上記反射型光電スイッチ38が反
射テープ40を検出した後、図4(c)に示すように、
隣り合う搬送台車10がさらに近づくと、一方の搬送台
車10側のリミットスイッチ41の作動レバー41aが
他方の搬送台車10側のストライカ43に蹴られてリミ
ットスイッチ41が作動し、隣り合う搬送台車10がさ
らに近づいたことを検出するようになっている。これに
より、検出センサ及び被検出材は共に2つずつ、つま
り、反射型光電スイッチ38とリミットスイッチ41、
及び反射テープ40及びストライカ43は、時間差をも
って動作するよう棒状部材37に取り付けられ、隣り合
う搬送台車10が接近したことを2段階に亘って検出す
るようになっている。
【0040】図1及び図3で左側の搬送台車10の台車
本体11上には、緩衝手段としてのショックアブソーバ
45が棒状部材37側の端部両側に1基ずつ設置され
(図1及び図3では片側のみ現れる)、このショックア
ブソーバ45は、コイルスプリング46で付勢されてシ
リンダ47から突出するロッド48を上記棒状部材37
と同じ方向に突出させている。また、各ショックアブソ
ーバ45の下端には、板状のストッパ49が棒状部材3
7及びロッド48と同じ方向に突出され、その突出量は
ロッド48の突出量よりも少なく設定されている。
本体11上には、緩衝手段としてのショックアブソーバ
45が棒状部材37側の端部両側に1基ずつ設置され
(図1及び図3では片側のみ現れる)、このショックア
ブソーバ45は、コイルスプリング46で付勢されてシ
リンダ47から突出するロッド48を上記棒状部材37
と同じ方向に突出させている。また、各ショックアブソ
ーバ45の下端には、板状のストッパ49が棒状部材3
7及びロッド48と同じ方向に突出され、その突出量は
ロッド48の突出量よりも少なく設定されている。
【0041】図1及び図3で右側の搬送台車10の台車
本体11上には、突当て板50が棒状部材37側の端部
両側に1つずつ立設され(図1及び図3では片側のみ現
れる)、リミットスイッチ41が作動した後も、隣り合
う搬送台車10がさらに近づくと、一方の搬送台車10
の上記ショックアブソーバ45のロッド48先端及びス
トッパ49先端が他方の搬送台車10の突当て板50に
突き当たり、この際、ロッド48がコイルスプリング4
6のばね力に抗して収縮して衝突時の衝撃を吸収緩和す
るようになっている(図4(c),(d)参照)。
本体11上には、突当て板50が棒状部材37側の端部
両側に1つずつ立設され(図1及び図3では片側のみ現
れる)、リミットスイッチ41が作動した後も、隣り合
う搬送台車10がさらに近づくと、一方の搬送台車10
の上記ショックアブソーバ45のロッド48先端及びス
トッパ49先端が他方の搬送台車10の突当て板50に
突き当たり、この際、ロッド48がコイルスプリング4
6のばね力に抗して収縮して衝突時の衝撃を吸収緩和す
るようになっている(図4(c),(d)参照)。
【0042】図5に示すように、入出庫に伴う駐車装置
全般の動作制御は地上側の総合制御装置51により行わ
れるようになっており、上記搬送台車10にはこの総合
制御装置51とは別に、搬送台車10の走行動作及び昇
降動作を制御する台車専用の台車制御装置52が搭載さ
れ、上記総合制御装置51と台車制御装置52とは、共
に図示しないが、信号伝達装置により接続されている。
全般の動作制御は地上側の総合制御装置51により行わ
れるようになっており、上記搬送台車10にはこの総合
制御装置51とは別に、搬送台車10の走行動作及び昇
降動作を制御する台車専用の台車制御装置52が搭載さ
れ、上記総合制御装置51と台車制御装置52とは、共
に図示しないが、信号伝達装置により接続されている。
【0043】上記総合制御装置51による入出庫に伴う
駐車装置全般の動作制御とは、例えば入出庫口4の入出
庫扉(図示せず)に対する開閉指令、旋回装置(図示せ
ず)に対する旋回指令、搬出入リフト6に対する昇降指
令及び搬送台車10に対する走行指令等の入出庫指令で
ある。さらに、本例では、2台の搬送台車10が台車走
行路7を共有していることから、2台の搬送台車10の
位置情報を信号伝達装置(図示せず)により検出し、各
々の位置情報を総合制御装置51に入力してこれを基に
両搬送台車10の台車制御装置52に速度補正指令を出
力し、2台の搬送台車10が互いに衝突しないように所
定距離を保持するようになっている。上記信号伝達装置
とは、例えば走行レール9に送信装置を、搬送台車10
に受信装置をそれぞれ設け、各々の搬送台車10の位置
情報を光通信により総合制御装置51に入力するように
したもの等である。
駐車装置全般の動作制御とは、例えば入出庫口4の入出
庫扉(図示せず)に対する開閉指令、旋回装置(図示せ
ず)に対する旋回指令、搬出入リフト6に対する昇降指
令及び搬送台車10に対する走行指令等の入出庫指令で
ある。さらに、本例では、2台の搬送台車10が台車走
行路7を共有していることから、2台の搬送台車10の
位置情報を信号伝達装置(図示せず)により検出し、各
々の位置情報を総合制御装置51に入力してこれを基に
両搬送台車10の台車制御装置52に速度補正指令を出
力し、2台の搬送台車10が互いに衝突しないように所
定距離を保持するようになっている。上記信号伝達装置
とは、例えば走行レール9に送信装置を、搬送台車10
に受信装置をそれぞれ設け、各々の搬送台車10の位置
情報を光通信により総合制御装置51に入力するように
したもの等である。
【0044】一方、上記台車制御装置52には、搬送台
車10を走行させる走行モータ13、昇降駆動装置17
の昇降モータ18及び移載装置32の移載モータ(図示
せず)等が接続されているとともに、入出庫に必要な位
置情報や速度情報等各種の情報が入出庫情報として予め
プログラムされている。そして、この台車制御装置52
は、上記総合制御装置51からの入出庫指令を受け、上
記入出庫情報に基づいて走行モータ13等を起動・停止
させて搬送台車10の走行、昇降及びこれらの停止動作
等を制御し、各格納棚8と搬出入リフト6との間で車両
CをパレットPごと受け渡すようになっている。この
際、搬送台車10の現在位置及び走行速度は、走行モー
タ13の出力軸の回転数をロータリエンコーダ(図示せ
ず)で検出し、この検出信号を台車制御装置52に入力
して上記入出庫情報と照らし合わせることで割り出すよ
うになっている。
車10を走行させる走行モータ13、昇降駆動装置17
の昇降モータ18及び移載装置32の移載モータ(図示
せず)等が接続されているとともに、入出庫に必要な位
置情報や速度情報等各種の情報が入出庫情報として予め
プログラムされている。そして、この台車制御装置52
は、上記総合制御装置51からの入出庫指令を受け、上
記入出庫情報に基づいて走行モータ13等を起動・停止
させて搬送台車10の走行、昇降及びこれらの停止動作
等を制御し、各格納棚8と搬出入リフト6との間で車両
CをパレットPごと受け渡すようになっている。この
際、搬送台車10の現在位置及び走行速度は、走行モー
タ13の出力軸の回転数をロータリエンコーダ(図示せ
ず)で検出し、この検出信号を台車制御装置52に入力
して上記入出庫情報と照らし合わせることで割り出すよ
うになっている。
【0045】さらに、上記台車制御装置52には、上記
距離検出装置35の反射型光電スイッチ38及びリミッ
トスイッチ41が接続されているとともに、上記入出庫
情報以外に緊急停止情報がプログラムされている。この
緊急停止情報とは、上記反射型光電スイッチ38の検出
信号を入力してから隣り合う搬送台車10が互いに衝突
しないように減速停止する際の搬送台車10の減速停止
モードである。この減速停止モードは、隣り合う搬送台
車10が正常走行時における最大速度で互いに接近する
場合を想定して設定されているものである。上記総合制
御装置51が何らかの事情で故障して隣り合う搬送台車
10間を所定距離以下にするような指令が出た場合に
は、反射型光電スイッチ38の検出信号が台車制御装置
52に入力されると、台車制御装置52は、この検出信
号入力時の各搬送台車10の搬送速度と上記減速停止モ
ードの初期速度とを比較し、搬送速度が減速停止モード
の初期速度を超えていない場合、正常速度とみなして各
搬送台車10に対し減速停止モード実行信号を出力し、
隣り合う搬送台車10が互いに衝突しないように減速停
止するようになっている。一方、搬送速度が減速停止モ
ードの初期速度を超えている場合には、上記台車制御装
置52は、暴走状態とみなして暴走状態にある搬送台車
10に対し緊急停止指令を出力し、暴走状態にある搬送
台車10が急速に速度を落として緊急停止するようにな
っている。これにより、隣り合う搬送台車10が総合制
御装置51の故障により暴走しても、お互いに衝突する
事態を防止することができる。
距離検出装置35の反射型光電スイッチ38及びリミッ
トスイッチ41が接続されているとともに、上記入出庫
情報以外に緊急停止情報がプログラムされている。この
緊急停止情報とは、上記反射型光電スイッチ38の検出
信号を入力してから隣り合う搬送台車10が互いに衝突
しないように減速停止する際の搬送台車10の減速停止
モードである。この減速停止モードは、隣り合う搬送台
車10が正常走行時における最大速度で互いに接近する
場合を想定して設定されているものである。上記総合制
御装置51が何らかの事情で故障して隣り合う搬送台車
10間を所定距離以下にするような指令が出た場合に
は、反射型光電スイッチ38の検出信号が台車制御装置
52に入力されると、台車制御装置52は、この検出信
号入力時の各搬送台車10の搬送速度と上記減速停止モ
ードの初期速度とを比較し、搬送速度が減速停止モード
の初期速度を超えていない場合、正常速度とみなして各
搬送台車10に対し減速停止モード実行信号を出力し、
隣り合う搬送台車10が互いに衝突しないように減速停
止するようになっている。一方、搬送速度が減速停止モ
ードの初期速度を超えている場合には、上記台車制御装
置52は、暴走状態とみなして暴走状態にある搬送台車
10に対し緊急停止指令を出力し、暴走状態にある搬送
台車10が急速に速度を落として緊急停止するようにな
っている。これにより、隣り合う搬送台車10が総合制
御装置51の故障により暴走しても、お互いに衝突する
事態を防止することができる。
【0046】上述の如く台車制御装置52からの緊急停
止指令により搬送台車10は衝突しないように緊急停止
するはずであるが、万が一、停止が遅れて搬送台車10
同士がさらに接近した場合には、今度は、上記リミット
スイッチ41がOFF操作して走行モータ13の動力線
を強制的に切るようになっており、二重の安全対策を施
している。この際、一方の搬送台車10側のショックア
ブソーバ45が他方の搬送台車10側の突当て板50に
突き当たった後、ストッパ49が突当て板50に突き当
たるので、衝突時の衝撃を上記ショックアブソーバ45
で吸収緩和することができ、搬送台車10及び車両Cに
危害が及ばないようにすることができる。
止指令により搬送台車10は衝突しないように緊急停止
するはずであるが、万が一、停止が遅れて搬送台車10
同士がさらに接近した場合には、今度は、上記リミット
スイッチ41がOFF操作して走行モータ13の動力線
を強制的に切るようになっており、二重の安全対策を施
している。この際、一方の搬送台車10側のショックア
ブソーバ45が他方の搬送台車10側の突当て板50に
突き当たった後、ストッパ49が突当て板50に突き当
たるので、衝突時の衝撃を上記ショックアブソーバ45
で吸収緩和することができ、搬送台車10及び車両Cに
危害が及ばないようにすることができる。
【0047】上記の実施の形態では、隣り合う搬送台車
10から互いに対向して突出する棒状部材37に反射型
光電スイッチ38及び反射テープ40をそれぞれ取り付
け、一方の棒状部材37の反射型光電スイッチ38と他
方の棒状部材37の反射テープ40とで互いに接近した
ことを検出する距離検出装置35を構成したが、図7に
示すように、反射型光電スイッチ38を隣り合う搬送台
車10のうち一方の搬送台車10に棒状部材37を介す
ることなく直接に、しかも光軸が他方の搬送台車10に
対して所定の角度で傾斜するように取り付ける一方、反
射テープ40を他方の搬送台車10に取り付けて距離検
出装置35を構成してもよい。そして、隣り合う搬送台
車10が所定距離まで近づいていないときには、上記反
射型光電スイッチ38の投光部から投射された投光ビー
ムは上記反射テープ40に届かず、受光部に受光されな
い(図7(a)参照)。一方、隣り合う搬送台車10が
所定距離まで近づいた際、上記反射型光電スイッチ38
の投光部から投射された投光ビームは上記反射テープ4
0に反射して受光部に受光されるようになっている(図
7(b)参照)。
10から互いに対向して突出する棒状部材37に反射型
光電スイッチ38及び反射テープ40をそれぞれ取り付
け、一方の棒状部材37の反射型光電スイッチ38と他
方の棒状部材37の反射テープ40とで互いに接近した
ことを検出する距離検出装置35を構成したが、図7に
示すように、反射型光電スイッチ38を隣り合う搬送台
車10のうち一方の搬送台車10に棒状部材37を介す
ることなく直接に、しかも光軸が他方の搬送台車10に
対して所定の角度で傾斜するように取り付ける一方、反
射テープ40を他方の搬送台車10に取り付けて距離検
出装置35を構成してもよい。そして、隣り合う搬送台
車10が所定距離まで近づいていないときには、上記反
射型光電スイッチ38の投光部から投射された投光ビー
ムは上記反射テープ40に届かず、受光部に受光されな
い(図7(a)参照)。一方、隣り合う搬送台車10が
所定距離まで近づいた際、上記反射型光電スイッチ38
の投光部から投射された投光ビームは上記反射テープ4
0に反射して受光部に受光されるようになっている(図
7(b)参照)。
【0048】したがって、本例では、上記の実施の形態
と同様に、反射型光電スイッチ38の検出信号が台車制
御装置52に入力され、台車制御装置52は、この検出
信号入力時の各搬送台車10の搬送速度と上記減速停止
モードの初期速度とを比較し、搬送速度が減速停止モー
ドの初期速度を超えていない場合、正常速度とみなして
各搬送台車10に対し減速停止モード実行信号を出力
し、隣り合う搬送台車10が互いに衝突しないように減
速停止するようになっている。一方、搬送速度が減速停
止モードの初期速度を超えている場合には、上記台車制
御装置52は、暴走状態とみなして暴走状態にある搬送
台車10に対し緊急停止指令を出力し、暴走状態にある
搬送台車10が急速に速度を落として緊急停止するよう
になっている。これにより、隣り合う搬送台車10が総
合制御装置51の故障により暴走しても、お互いに衝突
する事態を防止することができる。
と同様に、反射型光電スイッチ38の検出信号が台車制
御装置52に入力され、台車制御装置52は、この検出
信号入力時の各搬送台車10の搬送速度と上記減速停止
モードの初期速度とを比較し、搬送速度が減速停止モー
ドの初期速度を超えていない場合、正常速度とみなして
各搬送台車10に対し減速停止モード実行信号を出力
し、隣り合う搬送台車10が互いに衝突しないように減
速停止するようになっている。一方、搬送速度が減速停
止モードの初期速度を超えている場合には、上記台車制
御装置52は、暴走状態とみなして暴走状態にある搬送
台車10に対し緊急停止指令を出力し、暴走状態にある
搬送台車10が急速に速度を落として緊急停止するよう
になっている。これにより、隣り合う搬送台車10が総
合制御装置51の故障により暴走しても、お互いに衝突
する事態を防止することができる。
【0049】なお、上記の実施の形態では、反射型光電
スイッチ38とリミットスイッチ41という2種類の検
出センサを用いたが、同一種の検出センサを用いてもよ
い。また、上記の2例とは異なるタイプの検出センサで
ある近接センサであってもよく、この場合には被検出材
は感応板となる。
スイッチ38とリミットスイッチ41という2種類の検
出センサを用いたが、同一種の検出センサを用いてもよ
い。また、上記の2例とは異なるタイプの検出センサで
ある近接センサであってもよく、この場合には被検出材
は感応板となる。
【0050】また、上記の実施の形態では、ショックア
ブソーバ45を隣り合う一方の搬送台車10に2基設置
したが、隣り合う搬送台車10に1基ずつ設置してもよ
い。
ブソーバ45を隣り合う一方の搬送台車10に2基設置
したが、隣り合う搬送台車10に1基ずつ設置してもよ
い。
【0051】さらに、上記の実施の形態では、隣り合う
搬送台車10が互いに衝突しない減速停止モードとし
て、隣り合う搬送台車10が正常走行時における最大速
度で互いに接近する場合を想定して設定したモードを採
用したが、隣り合う搬送台車10の互いの走行速度をみ
て相対速度を計算し、そこから停止に必要な距離を計算
してその都度設定速度を変更するようにした減速停止モ
ードであってもよい。
搬送台車10が互いに衝突しない減速停止モードとし
て、隣り合う搬送台車10が正常走行時における最大速
度で互いに接近する場合を想定して設定したモードを採
用したが、隣り合う搬送台車10の互いの走行速度をみ
て相対速度を計算し、そこから停止に必要な距離を計算
してその都度設定速度を変更するようにした減速停止モ
ードであってもよい。
【0052】さらにまた、上記の実施の形態では、搬器
がエレベータスライド式駐車装置の搬送台車10である
場合であったが、エレベータ式駐車装置において1つの
エレベータ昇降路に複数台のエレベータ昇降台を配置し
た場合には、当該エレベータ昇降台が搬器となる。ま
た、搬送台車10等の搬器も2台に限らず、駐車装置の
規模によってはそれ以上であってもよい。
がエレベータスライド式駐車装置の搬送台車10である
場合であったが、エレベータ式駐車装置において1つの
エレベータ昇降路に複数台のエレベータ昇降台を配置し
た場合には、当該エレベータ昇降台が搬器となる。ま
た、搬送台車10等の搬器も2台に限らず、駐車装置の
規模によってはそれ以上であってもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、隣り合う搬器が所定距離まで近づいたことを距離検
出手段で検出し、このときの各搬器の搬送速度と減速停
止モードの初期速度とを制御手段で比較し、搬送速度が
減速停止モードの初期速度を超えている場合、暴走状態
とみなして暴走状態にある搬器に対し緊急停止指令を出
力するようにしたので、暴走状態の搬器を隣の搬器に衝
突しないように緊急停止させることができる。
ば、隣り合う搬器が所定距離まで近づいたことを距離検
出手段で検出し、このときの各搬器の搬送速度と減速停
止モードの初期速度とを制御手段で比較し、搬送速度が
減速停止モードの初期速度を超えている場合、暴走状態
とみなして暴走状態にある搬器に対し緊急停止指令を出
力するようにしたので、暴走状態の搬器を隣の搬器に衝
突しないように緊急停止させることができる。
【図1】一実施形態における距離検出装置を示し、
(a)は距離検出装置を搬送台車側方から見た図、
(b)は平面図である。
(a)は距離検出装置を搬送台車側方から見た図、
(b)は平面図である。
【図2】一実施形態において隣り合う搬送台車の距離検
出装置の位置関係を示す側面図である。
出装置の位置関係を示す側面図である。
【図3】一実施形態において距離検出装置が設けられた
搬送台車の構成図である。
搬送台車の構成図である。
【図4】一実施形態において距離検出手順を示す工程図
である。
である。
【図5】一実施形態に係る機械式駐車装置としてのエレ
ベータスライド式駐車装置の制御ブロック図である。
ベータスライド式駐車装置の制御ブロック図である。
【図6】一実施形態に係る機械式駐車装置としてのエレ
ベータスライド式駐車装置を概略的に示し、(a)は格
納階の平面図、(b)はエレベータスライド式駐車装置
の縦断面図である。
ベータスライド式駐車装置を概略的に示し、(a)は格
納階の平面図、(b)はエレベータスライド式駐車装置
の縦断面図である。
【図7】距離検出装置の別の例を示し、(a)は距離検
出前の状態、(b)は距離検出状態である。
出前の状態、(b)は距離検出状態である。
7 台車走行路(搬送路) 10 搬送台車(搬器) 35 距離検出装置(距離検出手段) 37 棒状部材 38 反射型光電スイッチ(検出センサ) 40 反射テープ(被検出材、反射材) 41 リミットスイッチ(検出センサ) 43 ストライカ(被検出材) 45 ショックアブソーバ(緩衝手段) 52 台車制御装置(制御手段) C 車両
Claims (5)
- 【請求項1】 車両を搭載して搬送する複数の搬器が同
一搬送路に設けられた機械式駐車装置であって、 上記各搬器に設けられ、隣り合う搬器が所定距離まで近
づいたことを検出する距離検出手段と、 上記距離検出手段の検出信号を入力してから上記隣り合
う搬器が互いに衝突しないように減速停止する際の搬器
の減速停止モードが予めプログラムされており、上記検
出信号入力時の各搬器の搬送速度と上記減速停止モード
の初期速度とを比較し、搬送速度が減速停止モードの初
期速度を超えていない場合、正常速度とみなして各搬器
に対し減速停止モード実行信号を出力する一方、搬送速
度が減速停止モードの初期速度を超えている場合、暴走
状態とみなして暴走状態にある搬器に対し緊急停止指令
を出力する制御手段とを備えていることを特徴とする機
械式駐車装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の機械式駐車装置におい
て、 距離検出手段は、隣り合う搬器と干渉しないように相手
側の搬器に向かって突出する棒状部材と、 一方の搬器の棒状部材に設けられた検出センサと、 他方の搬器の棒状部材に設けられた被検出材とで構成さ
れ、 隣り合う搬器が所定距離まで近づいた際、互いの棒状部
材が擦れ違って上記検出センサが被検出材を検出するよ
うになっていることを特徴とする機械式駐車装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の機械式駐車装置におい
て、 検出センサ及び被検出材は共に2つずつ、時間差をもっ
て動作するよう棒状部材に設けられていることを特徴と
する機械式駐車装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の機械式駐車装置におい
て、 距離検出手段は、隣り合う搬器のうち一方の搬器に設け
られた反射型光電スイッチと、 上記他方の搬器に設けられた反射材とで構成され、 上記反射型光電スイッチの光軸は他方の搬器に対して所
定の角度で傾斜しており、隣り合う搬器が所定距離まで
近づいた際、投光部から投射された投光ビームが反射材
に反射して受光部に受光されるようになっていることを
特徴とする機械式駐車装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の機械式駐車装置におい
て、 少なくとも一方の搬器には、衝突時の衝撃を吸収緩和す
る緩衝手段が設けられていることを特徴とする機械式駐
車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29529799A JP2001115676A (ja) | 1999-10-18 | 1999-10-18 | 機械式駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29529799A JP2001115676A (ja) | 1999-10-18 | 1999-10-18 | 機械式駐車装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001115676A true JP2001115676A (ja) | 2001-04-24 |
Family
ID=17818792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29529799A Pending JP2001115676A (ja) | 1999-10-18 | 1999-10-18 | 機械式駐車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001115676A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015161155A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-07 | 新明和工業株式会社 | 駐車システム |
CN109074074A (zh) * | 2016-04-26 | 2018-12-21 | 洋马株式会社 | 作业车辆控制系统 |
KR101938071B1 (ko) * | 2017-06-14 | 2019-01-11 | 현대제철 주식회사 | 충돌방지장치 |
JP2019060163A (ja) * | 2017-09-27 | 2019-04-18 | 新明和工業株式会社 | 機械式駐車設備 |
CN116414091A (zh) * | 2023-03-23 | 2023-07-11 | 鞍钢股份有限公司 | 一种干法熄焦车的多边协同安全控制方法及控制系统 |
-
1999
- 1999-10-18 JP JP29529799A patent/JP2001115676A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015161155A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-07 | 新明和工業株式会社 | 駐車システム |
CN109074074A (zh) * | 2016-04-26 | 2018-12-21 | 洋马株式会社 | 作业车辆控制系统 |
KR101938071B1 (ko) * | 2017-06-14 | 2019-01-11 | 현대제철 주식회사 | 충돌방지장치 |
JP2019060163A (ja) * | 2017-09-27 | 2019-04-18 | 新明和工業株式会社 | 機械式駐車設備 |
JP7064839B2 (ja) | 2017-09-27 | 2022-05-11 | 新明和工業株式会社 | 機械式駐車設備 |
CN116414091A (zh) * | 2023-03-23 | 2023-07-11 | 鞍钢股份有限公司 | 一种干法熄焦车的多边协同安全控制方法及控制系统 |
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