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JP2001112648A - 混練機 - Google Patents

混練機

Info

Publication number
JP2001112648A
JP2001112648A JP29270199A JP29270199A JP2001112648A JP 2001112648 A JP2001112648 A JP 2001112648A JP 29270199 A JP29270199 A JP 29270199A JP 29270199 A JP29270199 A JP 29270199A JP 2001112648 A JP2001112648 A JP 2001112648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hopper
main body
motor
rice cake
outside
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29270199A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Ito
正吉 伊東
Hiroshi Shimizu
寛 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MK Seiko Co Ltd
Original Assignee
MK Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MK Seiko Co Ltd filed Critical MK Seiko Co Ltd
Priority to JP29270199A priority Critical patent/JP2001112648A/ja
Publication of JP2001112648A publication Critical patent/JP2001112648A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 「こねる」、「練る」等の調理を行う混練機
にモータ冷却と材料冷却とを行う機能を備え、モータの
加熱を防止すると共に、コシの強い餅をつくことを目的
とするものである。 【構成】 本体にファン装置19を備え、ホッパー13
とホッパー取り付け口14との隙間Sから吸気し、本体
内の熱気を含んで排気口20より排気する通風経路Rを
本体内部に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、「こねる」、「練る」
等の調理を行う混練機に関し、特に蒸した後の餅米をつ
き上げるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から家庭で簡単に餅を作るための装
置として、特に重労働を要する「つく」作業を簡易化さ
せる混練機が知られており、普及している。この種の装
置は、本体に着脱されるホッパーに蒸し終えた餅米を投
入すると、ホッパーの内底部に突出した回転軸に取り付
けられる回転翼がモータの駆動によって回転し、餅米を
ホッパー内で「こねる」、「たたく」等の作用を加えな
がら餅としてつき上げるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
装置を用いて餅をつき上げる場合に次のような課題があ
った。 .餅を冷却しながらつく。 餅を冷却しながらつき上げると、べたべたせず、コシが
強くおいしい餅を作ることができ、また、小餅などに成
形する場合にも表層と内面との温度差が小さくなること
で、冷えて固まっても表面にひび割れができにくいとい
われている。 .モータの過負荷による停止を防ぐ。 餅など粘性の高いものを混練する場合には、回転抵抗が
大きいためモータが過負荷の状態となり、発熱して自身
の安全装置によって停止してしまうことがあった。特に
装置を連続使用した場合にはその可能性が高かった。こ
のような課題を解決するために、本体内に冷却ファンを
備えたものが知られているが、両方の課題を同時に解決
したものはなかった。すなわち、実公昭61−3260
3号では前記課題しか解決できず、実公昭62−42
79号では前記課題しか解決できなかった。そこで本
発明は、冷却ファンが1つで上記課題を解決することを
目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、材料が投入されるホッパーと、該ホ
ッパーを着脱自在に収容する本体と、前記ホッパーの底
部に突出する回転軸と、該回転軸に装着される回転翼
と、前記回転軸を回転駆動するモータとを備え、モータ
の駆動により回転翼を回転し、ホッパー内に投入した材
料を混練する混練機において、前記本体にファン装置を
備え、前記ホッパーが収容された状態で本体上面のホッ
パー取り付け口とホッパー開口縁外側との隙間から本体
内に外気を導入し、本体内の熱気と合わせてと前記ファ
ン装置により本体外部に排気する通風経路を形成したも
のである。前記ホッパーは本体に収容された状態で、該
ホッパーの開口縁が前記本体上面のホッパー取り付け口
の開口縁よりも上方で且つ、外側に位置するように構成
されている。
【0005】
【作用】本発明によれば、本体に備えたファン装置を駆
動することにより、モータから発生する熱が外部に排出
されることで、間接的にモータ自体の温度上昇を防ぐこ
とができる。ファンの吸い込みはホッパーと本体との隙
間から行われるため、外気はホッパーの周囲を通過しな
がら本体内に取り込まれることとなり、その過程におい
てホッパーは冷やされ、結果的に餅の温度を低下させる
こととなる。また、ホッパーの取り付け状態は、ホッパ
ーの開口縁が前記本体上面のホッパー取り付け口の開口
縁よりも上方で且つ、外側に位置するように構成されて
いるので、餅から発生する蒸気がホッパーと本体の隙間
から本体内部に引き込まれることがない。
【0006】
【実施例】以下、図面を用いて本発明一実施例について
説明する。図1は本発明一実施例の混練機を示す内部断
面図である。尚、ここでの混練機は主に餅をつきあげる
機能のみを有する装置である。1は混練機本体で、天面
及び底面を除く4面を構成する胴板2に天板3と底板4
を取り付けた箱型の形状をなしている。本体1の内底部
には、ベース5が取り付けられており、モータ6と軸受
7を固定支持している。これは、装置のメンテナンスを
しやすくすることを目的としている。8は軸受7に支持
される回転軸で、下端に大プーリ9を備え、モータ6の
出力軸10の先端に備えられる小プーリ11とVベルト
12によって連係されて、モータ6の回転が減速伝達さ
れる。
【0007】13は材料が投入されるホッパーで、上方
から下方にかけて小径となる円形のすり鉢状をなし、底
部外周縁に前記本体1内のベース5に着脱自在で取り付
けるための係合爪18を備え、内底部中心に前記回転軸
8が貫通する孔15を備えている。また、上面開口縁
は、カーリング加工され、内面は餅がスムーズに取り出
せるようにフッ素樹脂コーティングが施されている。
【0008】このホッパー13は、前記本体1の天板3
に開口したホッパー取り付け口14から本体内に収容さ
れ、前記ベース5に成型した切り起こし部16に係合爪
18をバヨネット結合することで本体内に装着される。
また、ホッパー13は、本体内に装着された状態で、そ
の上面開口部が天板3よりも高さH程度上方になり、そ
の上面開口部の開口径r1が天板3のホッパー取り付け
口14の開口径r2よりも大きくなり、しかもその外周
面とホッパー取り付け口14との間に隙間Sが生ずるよ
うに形成されている。このとき高さHは、ホッパー13
を本体1に取り付ける際にホッパーの開口縁を持って本
体1内に収容できるように指が十分に挟まらない位にす
るとよい。また、開口径r1は、上面から見たときにホ
ッパー取り付け口14との隙間Sが見えない程度にする
とよい。
【0009】ホッパー13を本体に取り付けた状態で、
回転軸8はホッパー13底面の孔15から貫通し、ホッ
パー内に突出する。17はこの回転軸8に取り付けられ
る回転翼であり、表面は餅がスムーズに取り出せるよう
にフッ素樹脂コーティングが施されている。回転翼17
は、回転軸に対して着脱自在であるので、形状の異なる
回転翼を差し替えることでさまざまな混練調理を行うこ
とができる。例えば、餅をつく場合の回転翼の他に、パ
ン、うどんの生地づくり用の回転翼や豆をつぶす場合の
回転翼を備え、調理の内容に応じて差し替えて用いるも
のである。
【0010】19は本体1の胴板2の内側面に形成した
排気口20に設けられるファン装置で、本体内にこもっ
た熱気を外部に排出するものである。ファン装置19
は、回転羽根21と、それを駆動するモータ22とから
なり、回転羽根21は異物の進入を防ぐために格子状の
カバー23で覆われている。このファン装置19によ
り、ホッパー13とホッパー取り付け口14との隙間S
から外気を導入し、胴板2の排気口20から排気する通
風経路Rが形成されることになり、ファン装置19を駆
動することにより本体内の熱気だけでなく、ホッパー1
3自体の熱を低下させることができる。
【0011】尚、24は本体胴板2の前面に設けられる
電源スイッチ、25は豆をつぶす場合や保管する際にホ
ッパーの上面開口部を閉塞する蓋である。
【0012】続いて、本発明における動作を餅をつく場
合について説明する。まず、回転軸8に回転翼17を取
り付け、ホッパー13に蒸し終えた餅米を入れて、ホッ
パー13をベース5の切り起こし部16にバヨネット結
合して本体に装着する。この状態で電源スイッチ24を
ONするとモータ6及びファン装置19が駆動し、餅を
つき上げるのである。
【0013】このとき、モータ6の回転力は前説したよ
うな伝達手段により、回転軸8に伝わり回転翼17を回
転して餅米を混練するが、回転抵抗の高い餅米の混練に
よってモータ6は加熱し、過加熱になるとモータ内の安
全装置によって停止してしまう恐れがある。ファン装置
19はこのモータの発熱を抑制する役割を持ち、モータ
の加熱によって上昇する本体1内の空気を外部に排出
し、結果的にモータ6の温度上昇を防いでいる。
【0014】また、ファン装置19の駆動により、ホッ
パー13と天板3のホッパー取り付け口14との隙間S
から外気が吸気されることとなり、ホッパー13の周囲
には冷えた外気が作用して、結果的にホッパー13内の
餅が冷やされ、コシが強く、固まってもひび割れのない
理想的な餅をつき上げることができるのである。このと
き、ホッパーの開口径r1がホッパー取り付け口の開口
径r2よりも大きいので、外気を吸気する際に餅から発
生する蒸気を吸い込むことがなく、効率を損なわない。
【0015】こうして、餅を混練しユーザが餅の状態を
見てつき上がりを確認し、電源スイッチ23をOFFし
て作業は終了する。仮に、連続して餅を混練する場合で
もモータ6の温度は従来に比べ格段に低下しているの
で、待機時間を設けることなく使用することが可能であ
る。
【0016】尚、モータ6を停止させた後もファン装置
19だけを所定時間継続して回転させておけばモータの
冷却作用を更に向上させることができる。また、つき上
がりを目視で確認することはユーザの経験に頼るところ
が大きいので、所定の時間に達したらブザーでつき上が
りを報知するようにしてもよい。このとき、一度モータ
を停止させてしまうと餅の負荷が大きくてモータが回転
できなくなってしまうため、ブザーを鳴らすだけでモー
タ及びファン装置は停止させないことが望ましい。
【0017】更に、ブザーによる報知を所定時間毎に行
い、且つ時間の経過に伴いそのブザーの鳴らし方を変化
させていくことでもよい(例えば経過時間分の回数ブザ
ーを鳴らす等)。こうすれば、ユーザは遠くにいながら
経過時間が分かり、モータの止め時が認識できるように
なる。いずれの場合でも、つき過ぎを防止するために、
最大つき時間に達したらモータを停止するようにするこ
とが望ましい。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上のように構成し、本体内に
排気用ファンを備え、前記ホッパーが収容された状態で
本体上面のホッパー取り付け口とホッパー開口縁外側と
の隙間から本体内に外気を導入し、本体内の熱気と合わ
せてと前記排気用ファンにより本体外部に排気する通風
経路を形成したものであるから、モータの冷却とホッパ
ー及び餅の冷却が一つのファンで兼用でき、効率的であ
るとともに、低コストでモータの過熱防止及び餅を冷や
しながら混練することのメリットを達成することが可能
となる。
【0019】また、ホッパーは本体に収容された状態
で、該ホッパーの開口縁が前記本体上面のホッパー取り
付け口の開口縁よりも上方で且つ、外側に位置するよう
に構成されているので、ホッパーから立ち上る蒸気を隙
間から吸い込むことなく、湿気を含んだ空気によりファ
ン装置を故障させたりすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の混練機を示す内部断面図であ
る。
【図2】同混練機の一部拡大図である。
【符号の説明】
1 本体 13 ホッパー 14 ホッパー取り付け口 S 隙間 R 通風路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材料が投入されるホッパーと、該ホッパ
    ーを着脱自在に収容する本体と、前記ホッパーの底部に
    突出する回転軸と、該回転軸に装着される回転翼と、前
    記回転軸を回転駆動するモータとを備え、モータの駆動
    により回転翼を回転し、ホッパー内に投入した材料を混
    練する混練機において、 前記本体にファン装置を備え、前記ホッパーが収容され
    た状態で本体上面のホッパー取り付け口とホッパー開口
    縁外側との隙間から本体内に外気を導入し、本体内の熱
    気と合わせて前記ファン装置により本体外部に排気する
    通風経路を形成したことを特徴とする混練機。
  2. 【請求項2】 上記請求項1記載の混練機において、前
    記ホッパーは本体に収容された状態で、該ホッパーの開
    口縁が前記本体上面のホッパー取り付け口の開口縁より
    も上方で且つ、外側に位置するように構成したことを特
    徴とする混練機。
JP29270199A 1999-10-14 1999-10-14 混練機 Pending JP2001112648A (ja)

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JP29270199A JP2001112648A (ja) 1999-10-14 1999-10-14 混練機

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018504940A (ja) * 2015-02-13 2018-02-22 キム、ホンデKIM, Hong Bae 食品加工調理機器
WO2018175369A1 (en) * 2017-03-21 2018-09-27 Sunbeam Products, Inc. Hand mixer with softening function
US11484153B2 (en) 2017-03-21 2022-11-01 Sunbeam Products, Inc. Hand mixer with softening function

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